野上浩太郎

のがみこうたろう

選挙区(富山県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

野上浩太郎の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第201回国会 参議院 本会議 第3号
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○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎です。  私は、自由民主党・国民の声を代表して、安倍内閣総理大臣の施政方針演説について質問いたします。  今から十三世紀ほど前、天平十八年、大伴家持が国守として越中富山の地に赴任しました。そして、美しい自然の中で家持は数多くの優れた歌を詠...全文を見る
10月30日第203回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 磯崎仁彦議員の御質問にお答え申し上げます。  農林水産業の課題についてのお尋ねがありました。  国民に対する食料の安定供給は、国家の最も基本的な責務の一つであります。将来にわたってこの責務を果たしていくためには、国の基である農林水産業を成長産業とし...全文を見る
11月04日第203回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  本事業は、四月三十日に成立しました第一次補正予算により創設した事業でありますが、創設した当初は、生産現場には新型コロナウイルスの影響が更に拡大、深刻化することへの不安が蔓延をしておりまして、営農を断念する農家が発生する懸念がございました。...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  高収益作物次期作支援金につきましては、これまで、第一次公募として、五月二十日から六月二日までの間、事業申請窓口を対象とした第一回目の事務費の申請を受け付けました。また、第二次公募として、六月三十日から七月三十一日までの間、また七月豪雨の被...全文を見る
○野上国務大臣 まず、千九百億円との報道があるということでございますが、本交付金の所要額につきましては、令和二年八月十九日付の事務連絡で、公募申請を行っている事業申請窓口と、今後公募申請を行う予定の事業申請窓口を通じて調査を行ったということは事実であります。  しかしながら、地...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  この高収益作物次期作支援交付金につきましては、今第三次公募を行っているところでありますが、更に今般、追加措置の公募も行うということになります。  今後、追加の財政措置が必要と判断される場合には、必要な財源をしっかりと確保してまいりたいと...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今回の追加措置は、お話がございましたとおり、交付金を見込んで既に機械等の投資を行った農業者に対して、こうした積極的な取組を行った農業者の経営に影響が生じ、取組が続けられなくなってしまうことがないように支援を行うものであります。  そうい...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  高収益作物次期作支援金につきましては、減収額を超えない範囲で交付金を支払うこととするなどの運用見直しに加えまして、今お話のありましたとおり、運用見直し前に、交付金を見込んで、コロナ禍においても積極的に機械や資材への投資を行った農業者の皆さ...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  令和二年度産の水稲の十月十五日現在の作況指数は九九となっておりまして、予想収量は七百二十三万トンとなることが見込まれております。予想収量は先月時点より減少をしたところでありますが、令和二年産米の生産量が七月の米の基本指針でお示しをしている...全文を見る
○野上国務大臣 委員御指摘のとおり、水産業、今お話があったサンマですとかアキザケですとか、不漁となっておりまして、大変厳しい状況にあることは承知をいたしております。  こうした不測の事態に備えまして、漁業共済ですとか、さらに、その上乗せを行う収入安定対策事業、積立ぷらす等々によ...全文を見る
11月05日第203回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  大和堆周辺水域におきまして、本年は十月三十一日で延べ三千九百七十八隻の外国漁船等に退去警告を行っておりますが、お話ありましたとおり、そのほとんどが中国漁船ということであります。  水産庁としては、本年三月に新造の大型漁船、漁...全文を見る
11月06日第203回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  福島県の海面漁業の水揚げ量及び水揚げ金額は、原発事故前の二〇一〇年の三万八千六百五十七トン、百九億五千九百万円に対して、二〇一九年は九千五百五十二トン、二十七億四千六百万円となっております。このうち、沿岸漁業の水揚げ量は震災前...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今の西村大臣が言われたとおり、これは様々な使い方があるということなんですが、一方で、飲食店の側で自らの経営判断で、千円あるいは千五百円、二千円、三千円と、それは設定をできるということになっております。こちらの方で例えば二千円、三千円ということで設定をす...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘のありましたEUやスイスでは、作付けする品目に関係なく、面積、農地面積に応じて支払われる直接支払ですとか条件不利地域支払などを実施されていると承知をしております。こうしたEUの共通農業政策は、我が国が米等で十分な国境措置を維持してきたのとは異な...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話のありました大和堆についてでありますが、同水域におきましては、本年は十一月五日までに延べ四千三十六隻の外国漁船等に退去警告を実施しておりまして、そのほとんどが中国漁船であります。  このような中で、九月二十九日には、大和堆西方の我が国排他的経済...全文を見る
11月10日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○野上国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣としての考え方の一端を申し述べます。  このたび、新たな内閣の発足に当たり、農林水産大臣を拝命いたしました。委員の皆様の御指導を賜りながら職責を果たしてまいりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  冒頭、新...全文を見る
11月11日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○野上国務大臣 おはようございます。  東日本大震災から十年がたとうといたしております。私も、大臣に就任させていただきまして最初の訪問を、まず福島県の一市三町、いわき市、楢葉町、富岡町、浪江町を訪問させていただきまして、内堀知事を始め首長の皆様方、あるいは農林水産関係者の皆様方...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘のありました高収益作物次期作支援交付金につきましては、第一次補正予算で創設した事業でありますが、新型コロナウイルスによる影響を受けました花卉、茶、野菜、果樹等の高収益作物の次期作に取り組む農業者に対し支援するものであります。  事業を創設した当初は、生産現...全文を見る
○野上国務大臣 運用見直しに伴いまして、交付金が減額又は交付されなくなる農業者のうち、既に機械や資材に投資して支出してしまった方につきましては、経営への影響が特に大きいことを踏まえて、こうした農業者の生産性の向上等を図ろうとする前向きな取組が続けられなくなってしまうことがないよう...全文を見る
○野上国務大臣 現在三次公募を行っているところでありますし、更に今般、追加措置の公募も行うことといたしておりますが、今後追加の財政措置が必要と判断される場合には、今般編成指示のありました令和二年度の第三次補正予算におきまして必要な財源をしっかり確保してまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 今お話のありましたスマート農業でありますが、担い手の高齢化などに対応するため、このスマート農業を推進していくということは極めて重要なことだと思っておりますし、全国百四十八カ所で今スマート農業の実証をやっております。  私も幾つか現場を回らせていただきましたが、あ...全文を見る
○野上国務大臣 鈴木先生には、日ごろから農林水産物・食品の輸出につきまして熱心にお取組をいただいて、御提言等々もいただいておりますことに心から敬意を表したいというふうに思います。  今お話がありましたとおり、二〇三〇年に五兆円という目標を達成するということは、御指摘のとおり、現...全文を見る
○野上国務大臣 米につきましては、先般、食料・農業・農村政策審議会の食糧部会におきまして令和三年産の主食用米の生産量を六百九十三万トンとする見通しをお示しするなど、厳しい需給環境にあると認識をしております。  米政策については、主食用米の需要が毎年減少すると見込まれる中で、国内...全文を見る
○野上国務大臣 今お話がありましたとおり、今、我が国の農林水産業は、そもそも、人口減少に伴うマーケットの縮小ですとか、あるいは高齢化の進展による担い手の不足ですとか、さまざまな課題を抱えておりまして、大きな節目に差しかかっていると思います。それに加えまして、今、コロナの影響が極め...全文を見る
○野上国務大臣 今先生から御指摘がありましたとおり、やはり、産地ごとの実情に応じて、需要のある作物への転換を推進していくということが大変重要だと考えております。特に、令和三年産の生産量、六百九十三万トンということの見通しになりましたので、主食用米からの大幅な作付転換を図っていただ...全文を見る
○野上国務大臣 十一月五日に、香川県三豊市の養鶏場におきまして、一昨年一月以来でありますし、今シーズンで初の発生がありました。また、八日に、香川県東かがわ市におきまして二例目が発生をいたしました。そして、本日未明、香川県三豊市の養鶏場におきまして三例目の疑似患畜が確認をされたとこ...全文を見る
○野上国務大臣 アニマルウエルフェアは、家畜を快適な環境下で飼育することにより家畜のストレスや疾病を減らす取組であり、その推進は重要な課題であると考えております。  このため、農林水産省では、アニマルウエルフェアの取組を普及させるため、OIEが示すアニマルウエルフェアに関する指...全文を見る
○野上国務大臣 運用見直しに伴いまして、交付金が減額又は交付されなくなる農業者の方々のうち、既に機械や資材に投資して支出した方につきましては、経営への影響が特に大きいことを踏まえて、前向きな取組が続けられなくなってしまうことがないように、この新たな措置を講じたところであります。 ...全文を見る
○野上国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、この制度につきましては、結果として非常に多くの御申請をいただいたところであります。  ただ、減収を要件にしていなかったことから、中には減収していない品目の申請も含まれておりまして、先ほどから申し上げましたとおり、コロナの影響を受けて...全文を見る
○野上国務大臣 今先生からお話がありましたとおり、食料、農林水産業、さまざまな課題があると思っております。自然災害や気候変動に伴う影響というものも大きくなってきておりますし、生産者が減少している、あるいは生産基盤が脆弱をしている、それによって農山漁村の地域コミュニティーも衰退をし...全文を見る
○野上国務大臣 まず一点目についてでありますが、私は、先ほども申し上げましたが、農業、農村の持続可能性を高めて食と環境を次世代に継承していくために、生産から流通、加工まで、あらゆる面で取組を進めていかなければならないと考えております。  御指摘のあった規制改革会議や国家戦略特区...全文を見る
○野上国務大臣 一昨日、東京都から公表がありました、東京都中央卸売市場の豊洲市場における新型コロナウイルス感染症の感染拡大が十二件あったということは報告を受けております。これまでに公表された市場関係者の感染の確認件数は累計で三十七名に上るということも承知をいたしています。  こ...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘のありました大和堆周辺水域におきまして、本年は十月三十一日までで延べ三千九百七十八隻の外国漁船等に退去警告を実施しておりまして、そのほとんどが中国漁船であります。  水産庁としましては、本年三月に新造の大型取締り船二隻を就航させ、イカ釣り漁業の漁期が始ま...全文を見る
○野上国務大臣 今先生から御指摘いただきましたとおり、十月三日に、福島県の一市三町、いわき市、楢葉町、富岡町、浪江町を回らせていただきました。  当日は、まず、小名浜魚市場を視察させていただいた後、福島県の水産海洋研究センターも視察をさせていただきまして、そこで内堀知事とお会い...全文を見る
○野上国務大臣 ALPS処理水の取扱いにつきましては、これまで、本年二月にALPS小委員会が報告書をまとめたことを踏まえまして、さまざまな方々と意見交換を重ねるとともに、福島県の農林水産業者を始め、広く国民の皆様から貴重な御意見をいただきつつ議論を積み上げているところと考えており...全文を見る
○野上国務大臣 私も十月十六日に全漁連の岸会長と面会をさせていただきまして、今先生が朗読していただきました要請書の受取をさせていただきました。海洋放出には絶対反対である、さらには、政府を挙げて議論を深め、慎重な判断を求める、こういう御発言もいただいたところであります。  原発事...全文を見る
○野上国務大臣 ALPS処理水の処分方法につきましてはまだ決定をしておりませんが、どのような処分方法であっても風評の発生が懸念されるというふうに思っております。  本年二月に公表されたALPS小委の報告書でも、処理水の処分によって生じる風評被害対策、細かくは申し上げませんが、そ...全文を見る
○野上国務大臣 まだ処理水の処分方法は決定をされておりませんので、先ほど申し上げた、特に風評対策が十分にとられる対策ということになると思いますが、先ほど申し上げたとおりの方針で、私自身もこれはしっかりと働きかけをしていきたいと考えております。
○野上国務大臣 私も、福島県に訪問させていただきまして、その際、県漁連の会長さんともお話をさせていただきました。本年二月には全ての海産魚介類の出荷制限が解除されて、いよいよ今後は本格操業の再開に向けた議論が高まっていくんだというお話を切々とお聞きをいたしました。  発災から九年...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど来申し上げております懸念につきましては、既に水産庁長官を通じて経産省には当然伝えておりますし、また、廃炉・汚染水対策チーム会合におきまして葉梨副大臣からもこのような観点で意見を述べてもらいました。私からも梶山経済産業大臣に申入れを行っているところであります。...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘のございました高収益作物次期作支援交付金につきましては、運用の見直しを行わざるを得ず、現場の皆様に御負担をおかけしており、大変申しわけなく思っております。御理解が得られるように丁寧に説明をしてまいりたいと思います。  また、GoToイートキャンペーンにつ...全文を見る
○野上国務大臣 やはり、国民に対する食料の安定供給は国家の最も基本的な責務の一つであります。そして、今般、コロナウイルスの発生を契機としてその重要性が更に高まってきていると考えております。  食料自給率につきましては、本年三月に閣議決定をされた新たな基本計画におきまして、令和十...全文を見る
○野上国務大臣 今ほど申し上げました、先生からも御指摘があった、国産の農産物をしっかりと生産していくのが大事だ、そのとおりだと思いますし、先ほど申し上げたとおり、輸入の多い農林水産物を国内生産に切りかえていく取組、先ほど具体的な取組も申し上げましたが、それを着実に進めてまいること...全文を見る
○野上国務大臣 今般の組織改編につきましては、二〇三〇年に五兆円の輸出目標達成のために、本年四月に農林水産物・食品輸出本部を設置をいたしました。輸出を拡大するとともに国内農業の生産基盤の強化をするということも極めて重要であると思っておりまして、これらの課題の解決を図るために体制の...全文を見る
○野上国務大臣 高収益作物次期作支援金につきましては、第一次補正予算で措置したものであります。コロナの影響を受けた花卉、茶、野菜、果樹等の高収益作物の次期作に取り組む農業者に対して支援をするものであります。  当初の状況は、これも先ほど申し上げておりますが、営農を断念するような...全文を見る
○野上国務大臣 政府備蓄米につきましては、不作等による米の生産量の減少によりましてその供給が不足する事態に備えて、必要な数量の国産米を在庫として保有するものであります。このため、需給操作や価格の下支えを目的として主食用米を国が買い上げて市場隔離することは、政府備蓄米制度の趣旨に沿...全文を見る
○野上国務大臣 今お話のありましたとおり、十一月五日に香川県三豊市の養鶏場におきまして一昨年一月以来の今シーズンの一例目、また、八日に東かがわ市で二例目、そして、本日未明に三豊市で三例目となる疑似患畜が確認をされたところであります。  三例目につきましては、けさから殺処分の防疫...全文を見る
○野上国務大臣 高収益作物次期作支援金につきましては、事業創設当初の状況につきましては、先ほど来お話を申し上げたとおり、コロナの影響が更に拡大、深刻化することで営農を断念する農家が発生する懸念があった中で、なるべく要件を厳しくせず申請がしやすい仕組みとするということで制度が始まっ...全文を見る
○野上国務大臣 これまでも申請手続をできる限り簡単でわかりやすいものにするよう配慮してまいりましたが、今回の追加措置によって、更に現場の負担が増加して対応できないということがあってはならないと考えております。  申請期間につきましては、現在、十一月三十日を期限に受け付けていると...全文を見る
○野上国務大臣 種苗法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  種苗法は、品種の育成の振興等を図り、もって農林水産業の発展に寄与することを目的として、新品種の保護のための品種登録に関する制度等を設けているところであります。  近...全文を見る
11月12日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○野上国務大臣 今般の法改正の狙いは何か、誰のための改正かというお問合せでありますが、優良な植物新品種が海外に流出しまして輸出の機会が失われましたのは、現在の種苗法が国内における権利保護を想定しておりまして、登録品種であっても海外への持ち出しをとめることができないこと、また、しっ...全文を見る
○野上国務大臣 今、自家増殖についての御質問がありましたが、今回の改正によって登録品種の自家増殖につきましては育成者権者の許諾を必要とすることとしておりますが、一般品種の自家増殖というのは自由であります。また、登録品種についても許諾を得れば自家増殖ができるため、自家増殖が一律禁止...全文を見る
○野上国務大臣 今お話がありましたとおり、優良な植物新品種、これは我が国の農業の強みでありますので、しっかりと保護をしていかなければならない。保護をしていくことによって、やはり品種開発の意欲も促進をしてまいりますし、よりよい品種の開発を通じて産地が形成される、地域農業も振興される...全文を見る
○野上国務大臣 まず、今回の種苗法改正でありますが、日本の強みである植物新品種の流出を防止することによって日本の輸出競争力を確保する、また、保護を通じて知的財産を守って、産地形成を後押しする、そして地域の農業の活性化に資するものでありますので、農業者のための改正だというふうに考え...全文を見る
○野上国務大臣 今、先生の方から、何かほかの手法で流出をとめることを検討していないのかという話でございましたが、登録品種が海外に流出するルートとしましては、市中に流通している種苗、それともう一つ農業者が増殖している種苗の二つが考えられると思いますが、市中に流通している登録品種につ...全文を見る
○野上国務大臣 今、先生の方から、UPOV条約、また国連の小農の権利宣言等々、資料で言及をいただいたわけでありますが、このUPOV条約は、自家増殖にも育成者権が及ぶことを原則とする、この資料のとおりでありますが、その一方で、合理的な範囲で、かつ育成者の正当な利益が保護されることを...全文を見る
○野上国務大臣 今先生の方から、種を中山間地域等々で、生産地としてその振興に役立てるべきではないか、こういう御趣旨の話がございましたが、これは御案内のとおりで、農作物の種子については、当然、適地適作が重要であります。病気に汚染されて、目的とした形質とか性質を発揮できなくなるという...全文を見る
○野上国務大臣 自家増殖についてのお尋ねでありますが、先ほど来、山形の紅秀峰の事例が話題となっておりますが、オーストラリアに流出して、同国で産地化をされて、我が国に逆に輸出をされてしまったという事例が起きておりますが、やはりこれは、これまでの管理が緩過ぎたということだと思っており...全文を見る
○野上国務大臣 今、葉梨副大臣からも話があったところでありますが、現行法でも自家増殖された登録品種の種苗を海外に持ち出すことは育成者権の侵害になります。そういう中で、登録品種の増殖の実態の把握ですとか疑わしい増殖の差止め、あるいは損害請求に必要な故意や過失の証明等々が困難であるこ...全文を見る
○野上国務大臣 今局長からも答弁しましたが、その周知をしていくということも当然重要なことであると思いますが、それを立証するということがなかなか困難であるというふうに思います。  現行法でも今種苗を持ち出すことは育成者権の侵害になるわけでありますが、実態を把握することですとか疑わ...全文を見る
○野上国務大臣 EUにおける新品種保護制度につきましては、今少し言及がありましたが、自家増殖についても原則として許諾が必要となっておりますが、確実に品種の開発者が必要な利益を回収するために、許諾料を徴収する仕組みがあることをもって穀物等の一部の品目で自家増殖を制限しないこととなっ...全文を見る
○野上国務大臣 今局長からも話がありましたが、農研機構ですとか都道府県、これは普及することを目的としておりますので、通常、高額の許諾料を徴収するということはあり得ないと考えております。民間の種苗会社もやはり農研機構ですとか都道府県の許諾料の水準は見ておりますので、これが著しく高額...全文を見る
○野上国務大臣 まず、今の有機農業の数字の報告がありましたが、我が国の有機農業の取組、全耕地面積の〇・五%で行われているということでありますが、国内の有機市場の市場規模は過去八年間で四割拡大をする、あるいは同期間に有機農業の取組面積も約四割拡大しているところであり、今後も更にこれ...全文を見る
○野上国務大臣 詳細には読んでおりません。
○野上国務大臣 国会での御審議についてはコメントは差し控えさせていただきますが、主要農作物種子法につきましては、昭和二十七年に、戦後の食料増産という国家的要請を背景にしまして、稲、麦、大豆の優良な種子の生産、普及を進める観点から制定されて、食料増産に貢献をしてきたものと考えており...全文を見る
○野上国務大臣 有機栽培についてのお尋ねでありますが、有機農業者でありましても流出のリスクということは変わらないため、自家増殖の許諾の例外とすることは適切でないとは考えております。しかしながら、有機栽培、有機農業者、自然農法に取り組む、これは非常に重要な取組だと思いますが、この農...全文を見る
○野上国務大臣 有機農業者の話につきましては先ほど御答弁申し上げましたが、流出のリスクが変わらないために、自家増殖の許諾の例外とすることは適切でないというふうに考えております。一般品種の利用が多いということも申し上げたとおりでありますが。  自家増殖できる例外品目を設けることに...全文を見る
○野上国務大臣 農水省では、昨年三月に、農業者が持続的に優良品種を利用していくための新品種の保護のあり方についての検討会を立ち上げまして、幅広い分野の有識者に参加いただいて、計六回にわたって検討を重ねてまいりました。  この検討会では、全農、全中に加えて農業者二名に委員として御...全文を見る
○野上国務大臣 まず、自家増殖については、一般品種を用いる場合には許諾は必要ありませんが、今お話のあった登録品種を用いる場合にも、ブランド米のような現在も種子や種苗を購入している場合ですとか、先ほど議論になりましたイチゴのように現在も増殖が許諾されている種苗を利用している場合には...全文を見る
11月12日第203回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 中根議員の御質問にお答えいたします。  農林水産品の市場アクセスについてのお尋ねがありました。  本協定において、日本側の農林水産品については、関税は日・EU・EPAと同じ内容を維持する、日・EU・EPAで設定された関税割当ては設けないなど、日・E...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 阿久津議員の御質問にお答えいたします。  牛肉等のセーフガードについてのお尋ねがありました。  EUに対する牛肉等のセーフガードについては、英国のEU離脱後は、英国を除くEU二十七カ国からの輸入実績によりその発動を判断することになります。  しか...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 笠井議員の御質問にお答えいたします。  日・EU・EPAの酪農産地への影響についてのお尋ねがありました。  日・EU・EPA発効後、EUからのチーズの輸入は、令和元年度は対前年度比六%増となっておりますが、これは同協定発効前の平成三十年度の対前年度...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 山尾議員の御質問にお答えいたします。  培養肉の扱いについてのお尋ねがありました。  一般論として申し上げると、交渉の議論の内容について申し上げることはできませんが、培養肉については、技術開発段階であり、食品としての貿易取引の実態がないことから、本...全文を見る
11月12日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、所管大臣としての考え方の一端を申し述べます。  この度、新たな内閣の発足に当たり、農林水産大臣を拝命いたしました。委員の皆様の御指導を賜りながら、職責を果たしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ...全文を見る
11月17日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○野上国務大臣 今回の法改正によりまして、育成者権者が海外持ち出し不可の条件を付した場合に正規に販売された種苗の持ち出しができなくなる結果、農業者個人の増殖種苗が狙われるということが懸念をされると考えております。  このため、今回の種苗法改正は、登録品種の自家増殖については育成...全文を見る
○野上国務大臣 これは、公共においても民間においても総力を挙げて取り組んでいくということであります。
○野上国務大臣 今お話のありました主要農作物種子法の廃止につきましては、戦後、不足していた食料の増産を図るために、稲、麦、大豆の原種の生産等に関する事務を全ての都道府県に一律に義務づけたことをやめて、官民の総力を挙げて多様なニーズに応じた種子供給体制を構築するために実施したもので...全文を見る
○野上国務大臣 今お話のございましたF1の野菜の種子ということですが、生物には異なる系統をかけ合わせることで両親よりもすぐれた性質を持つ品種が生まれる場合があり、F1品種はそうした植物の特性を利用した品種で、生育が旺盛で栽培しやすいですとか、収量が安定するですとか、あるいは形や品...全文を見る
○野上国務大臣 今般の改正案では、農林水産大臣が侵害が疑われる品種と品種登録審査において確認された登録品種の特徴を記録した特性表を比較しまして育成者権が及ぶ品種かどうかを判定する制度を措置しています。  この判定の結果は農林水産大臣の所見ということにすぎず、法的拘束力があるとい...全文を見る
○野上国務大臣 今、世界の種子市場におきましては、海外メジャーという話でありましたが、バイエルですとか、コルテバ・アグリサイエンスですとか、シンジェンタ等々の大企業が広域展開をしております。しかしながら、我が国におきましては、食用作物、果樹、野菜の品種につきましては、国内で開発さ...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘のありました八条四号の件でありますが、これは、官民の総力を挙げた種子の開発、供給体制を構築することで、我が国農業を成長産業にすることを目的とした項目であります。  農林水産省が全都道府県に対しまして令和二年九月末時点での知見の提供状況を調査いたしましたと...全文を見る
○野上国務大臣 主要農作物種子法につきましては、これまでも御答弁申し上げましたとおり、戦後の食料増産という目的のために、稲、麦、大豆等の優良な種子の生産、普及を進めるために制定されまして、食料増産に貢献するものでありました。  しかし、この後、都道府県に一律に種子供給を義務づけ...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘のございました、我が国の品種登録件数が減少しているという御指摘でございますが、これはやはり、国内の市場の縮小による見通しの悪化ですとか、あるいは開発した新品種の流出などによって品種開発意欲が減退をしているということもあると考えております。品種にまさる技術な...全文を見る
○野上国務大臣 やはり、公的機関と民間の部分につきましては、それぞれにそれぞれの強みがあるというふうに認識をしております。  公的機関は、生産現場のニーズに的確に対応できる強みがあると考えています。ブランド品種や地球温暖化に適応した品種の開発に取り組み、農業の成長産業化を進めて...全文を見る
○野上国務大臣 昨日は、玉木先生始め香川県選出の先生方には農水省にお越しをいただいて、今の現状につきまして率直な意見交換をさせていただきました。まことにありがとうございました。  農水省としても、先生方始め関係者の声をしっかりと受けとめて、まずは県市とも連携を図りながら防疫措置...全文を見る
○野上国務大臣 農研機構等に対しての許諾料のお話でありましたが、一般的に農研機構や都道府県は普及することを目的として品種を開発しておりますので、営農の支障となるような高額の許諾料を徴収することは通常ないと考えておりますが、また、現在も登録品種を利用している農業者の多くは作付ごとに...全文を見る
○野上国務大臣 公的試験研究機関の重要性につきましては、今先生御指摘のとおり、農業の成長産業化につきましては極めて重要であると考えております。  このため、農水省におきましては、これまで例えば育種基盤技術の開発ですとかニーズに応じた品種の開発ですとか育種素材の提供等々の試験研究...全文を見る
○野上国務大臣 今回の種苗法改正では、みずからが販売する種苗が海外へ持ち出されることを知っており、かつ持ち出しを手助けするといった行為が認められた場合には、刑事罰の対象となる可能性があります。  その上で、具体的にどのような者が処罰されるかについては個別具体の事案ごとに司法警察...全文を見る
○野上国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
11月17日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 現在、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けまして、農林水産分野の状況あるいは食品産業分野の状況、極めて厳しい状況にあると思います。需要の減少や価格の下落などの大きな影響が生じておりますし、ウイズコロナ、ポストコロナ社会の到来は、場所を問わない働き方とい...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 担い手の高齢化などに対応するためにロボットやAI等の先端技術を活用するスマート農業を推進しておりまして、現在、全国百四十八か所でスマート農業の実証を行っているところであります。  私自身も幾つか現場を回らせていただきましたが、あるカンショの産地に参り...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産省では、昨年四月に食料・農業・農村政策審議会の地球環境小委員会で取りまとめました脱炭素社会に向けた農林水産分野の基本的考え方の中に明記されました二〇五〇年のビジョンとして、農林水産業における化石燃料起源のCO2ゼロエミッションに即した施策を今進...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 経営継続補助金につきましては、第一回公募で採択する分に対して補助金を交付するために、令和二年度の第二次補正予算と他の予算からの流用、そして新型コロナウイルス感染症対策の予備費の活用によりまして六百四十一億円確保するとともに、今、第二回目の公募を実施をし...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘ありましたとおり、主食用米につきまして、食糧部会において令和三年度産の主食用米の生産量を六百九十三万トンとする見通しを示しておりまして、大変需給環境厳しい状況にあると考えております。  米政策につきましては、主食用米の需要が毎年減少すると見込...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり、人口減少によりまして主食用米の需要が毎年十万トン程度減少していく中で、行政が需給調整のためにかつてのように生産数量目標の配分をすることとした場合、やはり生産者自らが市場のニーズを捉えて創意工夫を発揮しながら生産を行う状況に導くのは難しいと考えて...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、戸別補償制度につきましてお話をいただいたところでありますが、これは、全ての主食用米の販売農家を対象とした結果、やはり需要が年々減少している主食用米への過剰作付けを招きまして、導入と同時に米価の下落を招いた、あるいは担い手の農地の集積ペースを遅らせた...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先ほども申し上げましたとおり、財務当局とこれはよく話をして、過去の実績を踏まえつつ予算の確保に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 安倍内閣におきましては、農地バンクによる農地の集積、集約化ですとか輸出促進などの産業政策の部分、それから日本型直接支払制度の創設などの地域政策、これを車の両輪として様々な取組を行ってきたと考えております。  私としても、まずはこの新型コロナウイルスに...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) GoToイート事業はポイント事業と食事券の事業がありまして、ポイント事業の方は、そのポイントの付与が上限に近づいているということでありますが、その使用自体は三月末まで使用ができるということであります。また、食事券の事業は、十二月一日がこの日本全国で一番...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) そこは感染の状況ですとか飲食店の状況を見ながら最終的に判断をしていくということになろうかと思います。
○国務大臣(野上浩太郎君) 持続化給付金につきましては、今中小企業庁からもお話ありましたとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして売上げが減少した事業者の事業継続を下支えするため支給するものであります。  したがって、その受給要件として、新型コロナウイルス感染症拡大の影...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 高収益作物次期作支援交付金につきましては、これは、売上げが減少するなど新型コロナウイルス感染症によって大きな影響を受けた花卉、茶、野菜、果樹等の高収益作物を対象に、次期作に前向きに取り組んでいただけるよう支援する事業であります。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ございましたとおり、農林水産業はやはり国、国民に食料を供給するという重要な役割を果たしておりますが、コロナ禍で一時、一部の食料輸出国が穀物の輸出制限を行うなど新たな供給リスクのおそれがある中で、この役割というものはますます強まってきていると考えて...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農業者の一層の高齢化あるいは減少が今後見込まれる中にありまして、やはり農業を職業として選択する人材を育成をしていくと、また定着させていく必要があります。  農水省としては、技術習得のための技術支援ですとか、就農準備段階、経営開始直後の資金の交付等を通...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、先生からありました家畜の排せつ物でございますが、畜産農家が自らの責任において適正に処理をしなければなりませんが、その際に、単に廃棄物として処理をするのではなくて、堆肥として土づくりに有効利用するなど、資源の循環を図っていくことが重要だと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) RCEP交渉の結果、日本側の農林水産品の関税につきましては、重要五品目については関税削減、撤廃からの除外を確保しました。  また一方、相手国側の関税につきましては、初めてのEPAとなります中国及び韓国につきまして、中国のホタテガイですとか切り花、韓国...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今ほど来お話ありましたとおり、国民に対する食料の安定供給というものは本当に最も基本的な国の責務であると思いますし、この食料安全保障の強化を図っていくということは極めて重要だと考えております。  今、世界の食市場の拡大については答弁があったところであり...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産分野におけるデジタルトランスフォーメーションにつきまして御答弁させていただきたいと思いますが、我が国全体においてこのデジタル技術活用の変革が求められております。  農林水産業、食品産業のデジタルトランスフォーメーションを実現することは不可欠だ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 我が国の農業、農村は、持続性に優れた水田ですとか、世界に評価をされる和牛肉の高品質な農林水産物ですとか、和食あるいは美しい農山漁村の風景など、成長の糧となる大きな潜在力を有していると考えています。その潜在力を最大限に引き出すことで実現をされる、競争力が...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 所信の中でも申し上げておりますが、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村を実現をしていきたいと、こういう話をさせていただいております。  これまで様々な取組を進めてまいりましたが、やはり産業政策と地域政策を車の両輪として取組を推進していくと、これが私...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 世界各国におきまして、自然環境ですとか地理的条件が異なる中で、自国の強みや潜在力を生かした多様な農業が展開されていると思いますが、例えば農産物輸出額で見ますと、世界第一位の米国に続きまして、またオランダが第二位となっております。米国ではその広大な農地を...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、アメリカの農業政策につきまして御説明をいただいたわけでありますが、農業者の経営安定につながる政策がやはり中心でありまして、農産物価格が低下した際の支援制度を長年にわたって講じてきておりますし、近年は収入の減少に応じた補填制度も導入されたと、今御説明...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 我が国の農産物に対する国境措置につきましては、今、舟山先生からもお話あったとおり、これまでのTPP11ですとか日EU・EPA、日米貿易協定等の各協定によりまして、関税の削減、撤廃等の割合が増加するなど縮小はしてきているものの、主食である米等については引...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 戸別所得補償制度につきましては、全ての主食用米の販売農家を対象とした結果、需要が年々減少している主食用米への過剰作付けを招き、導入と同時に米価の下落を招いた、また担い手への農地の集積ペースを遅らせた、十分な国境措置がある米への支援につきまして、他の農産...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 主食用米の過剰作付けというのは、二十三年産から二十四、二十五、二十六と三年産で増えているという認識であります。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘のとおり、二十二年度産からは減少しているということであります。二十二年度産からは減少して、今答弁申し上げたのは二十三年から二十六年は増加をしているということでありますが、二十二年度産からは減っていると、減っているということですね。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今申し上げたとおり、二十一年ですね、二十一年、二年、三年ということにつきましては、これは作付けは減っているということであります。(発言する者あり)
○国務大臣(野上浩太郎君) 御答弁申し上げているとおり、最初、この過剰作付けを招きと申し上げましたのは、二十三年から二十三、二十四、二十五、二十六と上がっていったということで答弁をしたんですが、先生御指摘のとおり、二十一年産から二十二年、二十二年産から二十三年ということにつきまし...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 導入当初の数字については下がっているということで訂正をさせていただきます。
○国務大臣(野上浩太郎君) だから、導入直後の状況につきましては、そういう状況ではなかったということであります。(発言する者あり)
○国務大臣(野上浩太郎君) 二十三年、二十四年、二十五年、二十六年のところについて御答弁申し上げたんですが、導入を契機にということにつきましてはそうではないということで、訂正をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、需給の状況が非常に厳しいというのは、その認識は一致をしております。
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり米政策につきましては、主食用米の需要が毎年減少していくと見込まれておりますので、その中で需要と価格の安定を図っていくことは重要で、今後とも国内の消費拡大と輸出拡大の取組を進めつつ、やはり自らの経営判断による、需要による、需要に応じた生産、販売を着...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 生産数量目標の配分につきましては今御答弁申し上げたとおりでありますが、そのインセンティブ措置等々につきまして、これは、需給見通し等につきましては一層小まめできめ細かな情報提供をしながら、事前契約や複数年契約による安定取引の推進をする、さらには、麦、大豆...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 高収益作物次期作支援交付金でございますが、これは第一次補正予算により創設した事業でありますけれども、新型コロナウイルスによる影響を受けた花卉、茶、野菜、果実等の高収益作物の次期作に取り組む農業者に対して支援をするものでありますが、事業を創設した当初は、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 制度設計が甘かったのではないかということでありますが、今となってみれば、結果として見直さざるを得なくなったことについて本当に関係者の皆様に申し訳なく思っておりますが、御理解をいただけるように、今追加措置も始まっておりますので、そのことも含めて丁寧に説明...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この農林水産物・食品の輸出に際しまして、我が国と輸出先国との食品安全の基準の違いが輸出の障害とならないように、日本国内で普及している食品添加物の安全性に対する輸出先国への認可申請ですとか、日本と同等の農薬の残留基準が設定されるよう輸出先国へインポートト...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今年度、四月から十月までの米国産牛肉の輸入量は十五万六千トンと、前年同期に比べて一〇四%となっております。一方、我が国の主要な牛肉輸入先国である豪州を含むTPP11からの輸入量が二十万二千トンと、対前年同月比でこれは八七%に減少しており、この結果、我が...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今申し上げましたとおり、四月から十月末までの米国からの牛肉の輸入量は対前年比一〇四%の水準となっておりますが、輸入量は時々の国内外の需給状況等によって左右されるものでありますので、今後の輸入動向を予断することは困難だと考えております。  したがって、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 例えば、今お話のありました再協議に関する規定等々を置くということにつきましては、これはTPPなどの協定において一般的に行われているものであります。  その上で、日米貿易協定では、日米両国が再協議を行うという規定ではなくて、米国側の意図として、将来の交...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話のありました米のミニマムアクセスにつきましては、これ、平成五年に合意したガット・ウルグアイ・ラウンドの交渉の中で、全体のパッケージの一つとして、従来輸入がほとんどなかった品目につきまして最低限度の市場参入機会を与える観点から、WTOの全ての加盟国...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 済みません、もう一回ちょっと。
○国務大臣(野上浩太郎君) そのMA米の大部分につきましては、国が一元的に輸入をして、加工用米や飼料用米等の主食用米以外の用途に限定して販売するなど、国産米の需給に影響を及ぼすことのないように運営を行っておりますので、それを前提として、主食用米の国内需要が減少していく中で、生産者...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) MA米の位置付けにつきましては、今ほど来答弁をしているとおりでありますので、その位置付けであると認識をしておりますが、それとその需給緩和に対応する政策というのはまた別だというふうに思っております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 系統外の話も今いただいたところでございますが、米政策につきましては、主食用米の需要が毎年減少していくと見込まれる中で、先ほど来申し上げますとおり、需給と価格の安定を図っていくためには、消費拡大ですとか輸出拡大等の取組を進めつつ、自らの経営判断による需要...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 政府備蓄米は、不作等による主食用米の生産量の減少によりましてその供給が不足する事態に備えて、必要な数量の国産米を在庫として保有するものでありますので、需給操作ですとか価格の下支えを目的として主食用米を国が買い上げて市場隔離することはこの趣旨に沿わず、ま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 水田活用の直接支払交付金につきましては、戦略作物助成におきまして、米粉用米ですとか加工用米、飼料用米、麦、大豆等の作付けに対して全国一律の単価で支援をするとともに、地域の裁量で支援内容を設定可能な産地交付金において、令和二年度から加工用米、輸出用米や高...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先ほど来申し上げておるとおり、水田の農業の基本的な考え方につきましては、これは需給に応じた生産、販売をしっかり進めていくということが基本だというふうに思っておりますし、それがしっかり達成できるように、どういうインセンティブ措置が必要になるか等々検討して...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 大和堆周辺水域におきます外国漁船等による違法操業を取り締まるために、本年十一月十六日で延べ四千百七十八隻の外国漁船に退去警告を実施しておりまして、そのほとんどが中国漁船ということであります。  我が国の排他的経済水域における外国漁船等の違法操業につき...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 九月三十日に策定、公表した資源ロードマップでありますが、科学的な資源調査・評価の充実、またTACによる管理の推進などによって、新たな資源管理システムの構築のための道筋を示すものでありますが、具体的には、令和五年までに資源評価対象魚種を二百種、あるいはT...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今申し上げましたとおり、しっかりと現場のお話に耳を傾けて、説明会も何度となく充実をさせてやってまいりたい、現場の理解を得ながら進めるということで進めてまいりたいと思います。
○国務大臣(野上浩太郎君) 有機農業は、化学的に合成された肥料及び農薬等を使用せず、農業生産に由来する環境負荷をできる限り低減した方法で行われる農業でありまして、生物多様性保全や地球温暖化防止等、SDGsの達成にも貢献する取組であります。  その有機農業の取組ですが、二〇一八年...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 学校給食におきまして有機食品を活用することは、農業が生物多様性の保全などSDGsの達成に貢献することを児童や生徒ですとかあるいは地域の住民の方々に理解をしていただくためにも重要な手法の一つだと考えております。基本方針におきましても、学校給食での有機食品...全文を見る
11月18日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○野上国務大臣 お答えいたします。  米政策につきましては、主食用米の需要が毎年減少していく中で、需給と価格の安定を図っていくためには、今後とも、国内の消費拡大あるいは輸出拡大の取組を進めつつ、みずからの経営判断による需要に応じた生産、販売を着実に推進していくことが重要であると...全文を見る
○野上国務大臣 女性の基幹的農業従事者は、今先生からお話があったとおり、一九九九年から二〇一九年の二十年間で百八万人から五十六万人まで減少して、女性の割合も四六%から四〇%に減少しております。また、農村においては男性に比べて女性の家事や育児の負担が重くなる傾向がありまして、特に子...全文を見る
○野上国務大臣 女性に地域農業や経営をリードしていただくためには、女性がスキルを身につけられるようにしたり、また、働きやすい農業、農村としていく必要があります。  その環境を整えるために、今先生からお話がありました、地域の女性のグループ活動ですとか研修会、また、託児、農作業支援...全文を見る
○野上国務大臣 家畜排せつ物につきましては、畜産農家みずからの責任におきまして適正に処理をしなければなりませんが、その際に、単に廃棄物として処理するのではなくて、堆肥として土づくりに有効活用するなど、資源の循環を図っていくことが重要であります。  また、畜産物の国内外の需要は今...全文を見る
○野上国務大臣 現在、輸出、二〇三〇年五兆円に向けまして、総理からの指示がありまして、年内に必要となる具体的な戦略を取りまとめるということで今作業を進めております。  輸出の考え方でありますが、高付加価値のものが売れるのか、又は価格を抑えた産品が売れるのか、これは、輸出する産品...全文を見る
○野上国務大臣 イノシシを始めといたしました野生鳥獣による農作物被害は、平成三十年度にイノシシで四十七億円、全体で百五十八億円でありまして、営農意欲の減退など、被害額として数字にあらわれる以上に深刻な影響を及ぼしているものと認識をいたしております。  被害の対策としましては、有...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  国立研究開発法人は、最先端の研究開発等を通じてイノベーションを促す、農林水産業の発展に貢献する重要な役割を果たしておりまして、国は法人に対して、運営費交付金、また御指摘のありました施設整備費補助金を措置しております。  このうち、運営費...全文を見る
○野上国務大臣 先生御指摘のとおり、国民に対する食料の安定供給の観点からも、将来にわたり農地を保全することは極めて重要であると認識をしております。そのためには、今お話があったとおり、農業者あるいは集落営農組織、土地改良区、また農業委員会等々、関係者による農地の利用に関する話合いな...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  令和二年産米の十月の相対取引価格、これは昨日の夕方公表をされましたが、全銘柄平均で六十キログラム当たり前年同月比で六百六十八円安の一万五千六十五円となりまして、引き続き動向を注視する必要があると考えているところであります。  仮に米価が...全文を見る
○野上国務大臣 主食用米につきましては、先般、食糧部会におきまして令和三年産の主食用米の生産量を六百九十三万トンとする見通しをお示ししたところでありますので、大変厳しい需給環境にあると認識をしております。  米政策につきましては、毎年需要が減少することが見込まれておりますので、...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたとおりの方針のもとでありますが、よく検討してまいりたい。申し上げたとおりでございます。
○野上国務大臣 WTO協定上、他の加盟国からの協議自体を拒むことはできませんが、日米両国間の植物検疫に関しても、両国の専門家が協議を重ねることによって多くの課題を解決してきましたが、他方、バレイショは畑作農業において重要な地位を占める作物でありまして、シストセンチュウといった防除...全文を見る
○野上国務大臣 今の先生の御懸念、あるいは農業者の皆さんの御懸念、これは十分承知をいたしておりますが、解禁要請を受けて間もないこともありまして、仮定の質問にはお答えは差し控えさせていただきたいと思いますが、しかし、まずは科学的根拠に基づく検疫協議の議論にしっかり対応してまいりたい...全文を見る
○野上国務大臣 今ほど来、主食用米と飼料用米との比較の話ですとか、あるいは代理受領の話、それにかかわる懸念の話等々を御議論いただいたわけでありますが、飼料米につきましては、お話があったとおり、標準単価を八万円としつつ、インセンティブが働くように、収量に応じて最大十・五万円までとい...全文を見る
○野上国務大臣 現地訪問につきましては、新型コロナウイルスに関する感染状況等も踏まえながら、私もぜひ現地訪問をしたいと考えております。
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  国はこれまで、長崎地裁及び福岡高裁において、裁判所の和解勧告を踏まえまして開門を前提としない和解協議に臨みましたが、和解には至りませんでした。  国としては、平成二十九年の大臣談話に沿って解決することがベストだと考えておりますが、それに...全文を見る
○野上国務大臣 引き続き、関係機関と連携を密にしながら、対策の徹底、強化に取り組んでまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 岡元地区につきましては、一部で水稲作付が計画されているものの、硫黄山の噴火以降水稲作付が困難な地域があるということも承知をいたしておりますが、農水省としましても、これまでも、他の地区におきまして、水質を監視して取水を制御する水質監視機器の設置などに対して支援を行っ...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  主食用米の需要が毎年減少しておりますので、そういう中で、産地ごとの実情に応じて、主食用米から飼料用米、輸出用米、麦、大豆、高収益作物等の需要のある作物への転換ということを推進することは重要だと考えております。  大臣所信について言及もい...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  やはり、米政策につきましては、今、需要が毎年主食用米は減少しておりますので、需給と価格の安定を図っていくためには、私は今後とも、消費拡大ですとか輸出拡大の取組を進めつつ、みずからの経営判断による需要に応じた生産、販売を着実に推進していくこ...全文を見る
○野上国務大臣 今お話がございましたとおり、平成二十五年十二月に、地域の活力創造プランにおきまして今後の農業、農村の所得を十年間で倍増させるということを目指していたわけでございますが、このうち、農業所得につきましては、平成二十五年で二・九兆円だったものが、直近の数字である平成三十...全文を見る
○野上国務大臣 特定水産動植物等の国内流通の適正化等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国において、違法に採捕された水産動植物が流通することにより、国内の水産資源が減少し、適正に操業を行う漁業者等の経営に影響を及ぼすおそれがあり...全文を見る
11月19日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○野上国務大臣 おはようございます。  今先生から示していただきましたとおり、近年、漁業法令に基づく適切な権限を有さない者による違法漁業が多発しておりまして、本年十二月一日に施行される改正漁業法の中で、生産段階における違法漁獲の防止に対応してきました。  一方で、御指摘のとお...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  本制度につきましては、生産者団体、あるいは加工・流通・小売団体、また自然保護団体、学識経験者、地方自治体等の代表を委員としました検討会を、昨年九月より約一年間にわたり、全七回開催をしてまいりました。また、これまでに、今申し上げたような方々...全文を見る
○野上国務大臣 ありがとうございます。  今先生からお話があったとおり、新型コロナウイルス感染症対策、まず感染予防をしっかりやっていく、同時に経済を回しながら、さらには生活の支援等々も行っていく、今お話しになったとおりだと思っております。  農水省としましても、これまで各分野...全文を見る
○野上国務大臣 ありがとうございます。  水産業は、国民の皆様に水産物を安定的に供給するということはもとよりでありますが、漁村地域を支える、そして水産加工業また関連産業を支える、極めて重要な産業だと考えております。  今先生から御紹介いただきましたとおり、私は富山県が地元であ...全文を見る
○野上国務大臣 改正漁業法の審議につきましては、七十年ぶりの本格的な改正ということもありまして、委員会でもさまざまな懸念や問題点について御議論をいただいたと思います。例えば資源管理、沿岸漁場の利用等について御指摘があったと聞いておりますが、これを受けまして、法律が成立した直後から...全文を見る
○野上国務大臣 本当に、先生がおっしゃられるとおり、この鳥獣被害、農作物の被害はもとよりでありますが、人命にかかわること、さらには、それを超えて、農山村に非常に大きな、深刻な状況になっていると思います。  私も連日、例えば農林関係の方ですとか地元の方もおられますし、例えば商工会...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  これまでの現地訪問におきましては、現地視察に加えまして、多くの関係者の皆様との意見交換を実施させていただいてまいりました。極めて重要なことだと思っております。  一方で、会場はどうしても密になりやすい状況になりましたり、御高齢の方の参加...全文を見る
○野上国務大臣 今御言及を賜りました私の出張等々でありますが、これもできる限り人数を絞って行わせていただいたところでございますが、諫早の方の訪問につきましては、各方面の関係者とお会いをして行うことに意義があると考えております。コロナの状況がありますので全く例年と同様というわけには...全文を見る
○野上国務大臣 平成二十二年の開門を命ずる福岡高裁の判決が確定した後、国は、開門義務の履行に向けまして、諫早湾周辺の農業者、漁業者あるいは地域住民の皆様の理解と協力を得るための努力を重ねてまいりましたが、必要な事前対策工事の着工を行えず、現実に開門することは大変困難な状況にありま...全文を見る
○野上国務大臣 開門によらない基金による和解を目指すということでございます。
○野上国務大臣 開門を行うことが事実上困難となっていく中にありましても、国は有明海の再生に向けて鋭意取り組んでまいったところでありますが、こうした姿勢を評価いただきまして、平成三十年には、福岡、佐賀、熊本三県の漁業団体から、福岡高裁が示した開門しない前提の和解協議を進めてほしいと...全文を見る
○野上国務大臣 国はこれまで、長崎地裁ですとかあるいは福岡高裁におきまして、裁判所の和解勧告も踏まえまして、開門を前提としない和解協議に臨みましたが、和解には至らなかったところであります。  そういう中でありますが、先ほど申し上げましたとおり、大臣談話に沿って解決することがベス...全文を見る
○野上国務大臣 繰り返しになって大変恐縮でございますが、国としては、有明海の再生に引き続き全力で取り組むことを通じて、開門によらない基金による和解につきまして幅広い賛同を得てまいりたいと思いますし、それに沿うような出口を探ってまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 開門につきましては、先ほど申し上げましたとおり、地元関係者にもさまざまな意見があると承知をしております。漁業者の中にも、開門してほしいという方がおられる一方で、開門してほしくないという方もおられると承知をいたしております。  今、国がイニシアチブをとって探るべき...全文を見る
○野上国務大臣 今、先生から三十年のときのやりとりを御紹介いただきました。私もはっきり覚えているところでございます。  先生御指摘のとおり、農林水産省の令和二年から五年間の定員合理化目標につきましては、他省より高い合理化率となっております。  農林水産業を取り巻く諸課題に対応...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  一般的に、感染が拡大した場合には、都道府県は飲食店に対して例えば時間短縮ですとか休業要請等を行うことが考えられます。  GoToイート事業につきましても、都道府県が新型コロナウイルス感染症対策分科会が示した感染状況のステージなども踏まえ...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今お話のありました太平洋クロマグロにつきましては、WCPFCにおきまして漁獲量の制限が決定をされまして、これを受けて我が国では平成三十年度からTAC制度を導入することになりました。その際に、クロマグロ漁獲の一定以上の削減に取り組む沿岸漁業...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今、ホッケにつきまして御指摘をいただいたところでございますが、ホッケは、いまだ資源が低水準である現在におきましても我が国周辺水域の漁業生産量で十四位に位置する重要な魚種でありまして、このロードマップにおきましても、TAC魚種拡大に向けて検...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  特定第一種水産動植物の指定に当たりましては、漁業関係法令違反の件数が高いこと、また、生産額が大きく、容易に流通過程に混入しやすいこと、漁獲量が減少していること等の基準で、違法かつ過剰な採捕が行われるリスクを勘案して対象魚種を指定することを...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  御指摘のとおり、本制度につきましては、生産者団体、加工・流通・小売団体、自然保護団体、学識経験者、地方自治体等の代表を委員としました検討会を昨年九月より約一年間にわたり実施をしまして、七回開催をしており、十分な議論を行ってきたところであり...全文を見る
○野上国務大臣 本法案に基づきます監督につきましては、これは水産庁が全体を総括するわけでありますが、従来の食品表示法に基づく表示の確認の例も踏まえまして、二つ以上の都道府県において業務を行う事業者に対しては地方農政局が行います。また、都道府県内で業務を行う事業者に対しては都道府県...全文を見る
○野上国務大臣 本法案によりまして、特定第一種水産動植物につきましては、漁業者等が付与した漁獲番号を事業者間で伝達をして、それに関する取引記録を作成及び保存することが義務づけられているわけであります。また、密漁品の混入等の疑義案件が生じた場合には、行政機関が関係事業者に立入検査を...全文を見る
○野上国務大臣 香川県三豊市の移動制限区域内の二つの農場におきまして鳥インフルエンザの六例目と七例目の疑いが生じまして、香川県の簡易検査を行っているところであり、本日六時ごろの判明が予定されているということであります。
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  中国公船が尖閣諸島周辺の我が国領海に侵入して、日本漁船に接近しようとする動きを繰り返していることにつきましてはまことに遺憾であると考えております。  中国公船が我が国の領海に侵入している間、現場海域におきましては海保の巡視船が中国公船に...全文を見る
○野上国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
11月24日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 米政策につきましては、主食用米の需要が毎年減少していくと見込まれる中でこの需給と価格の安定を図っていくためには、やはり今後とも、国内の消費拡大ですとか輸出拡大の取組を進めつつ、自らの経営判断による需要に応じた生産、販売を着実に推進していくことがやはり基...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、水田活用の直接支払交付金につきまして御質問いただきました。  令和三年度予算概算要求では、こうした交付金の基本的な枠組みは維持しつつ、前年度と同額の三千五十億円を要求しておりますが、加えて、国産の麦、大豆の需要を捉えた生産拡大と安定供給の実現に向...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 令和三年度の予算につきましては政策経費をしっかり確保していかなければならないわけでありますが、十一月十日に総理から経済対策の策定と第三次補正予算の編成の指示がありまして、来年度予算と一体で十五か月予算とする考えが示されたところであります。  農林水産...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先生御指摘のとおり、この農林水産関係予算につきましては、この数字のとおりだんだん漸減傾向にあるわけでありますが、このような中で政策実現を図っていくためには、一つにやはりめり張りの利いた効果的な予算の執行ということが重要だと考えております。  利用可能...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) もう、今先生がおっしゃられた農業に対する危機感あるいはこれからの進む方向性というものは本当にそのとおりだと思いますし、共有するものであります。  今般、三月に食料・農業・農村基本計画を改定をしたわけでありますが、その中でも産業政策と地域政策、車の両輪...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) ありがとうございます。エールと受け止めさせていただいておりますが。  富山の米に限らず、今お米の話がありましたが、やはり米の輸出を伸ばしていくということは、これは私は重要な施策の一つだと思っております。今、全体の米政策の話も御議論があったところであり...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話のありました林野関係の人員あるいは統計関係の人員の重要性についてもそのとおりだと思いますし、加えまして、今CSFですとかASF等に対する国内防疫や水際防疫、あるいは防災・減災の話、あるいは漁業取締りなどの諸課題、様々新たな課題というものが出てきて...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この食料・農業・農村基本計画、これは十年間の農政の指針として位置付けられておりまして、おおむね五年ごとで改定をされるということであります。  我が国の農業政策というのはこの基本計画に基づいて施策を展開をしているわけでありますが、先生の御指摘としては余...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農政に対する理解を不断に求めていくということは極めて重要だと思っております。  先ほど申し上げましたとおり、この食料・農業・農村基本計画、これは今後の大きな方向性について定めているわけでありますが、やはりその方向性に沿った予算要求もしっかりしていかな...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生御指摘のとおり、米国では、一階建て、二階建ての話もございましたが、おおむね五年ごとに農業法が策定をされて、同法に位置付けられた義務的経費はその連邦政府の年次予算に自動的に組み込まれていくということになっておりますので、我が国と、今の状況とは違う仕...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 詳細に読み込んだことはございませんでしたが、そのガイドラインについては承知をいたしておりましたし、今般、また御質問の御通告いただきましたので、しっかり読んでおります。
○国務大臣(野上浩太郎君) この新型コロナウイルスの感染拡大を受けまして、国内では業務用から家庭用への急激な需要の変化が起こりましたり、一部の食品で欠品が生じるということもありましたが、その後、消費者への落ち着いた購買行動を呼びかけるとともに、メーカーによる食品の増産努力等も通じ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 日本酒につきましては、先生今御指摘のとおり、国内外の出荷量も減っておりますし、その影響で酒造好適米についてもその需要が大幅に減少しているという状況であります。  このため、農水省では、需要拡大ですとか輸出促進に向けまして米穀周年供給・需要拡大支援事業...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 輸入規制の撤廃はこれまでも最重要課題の一つとして政府一体で取り組んでまいりまして、今お話ありましたとおり、三十六の国・地域において規制が撤廃をされたわけであります。残り十八か国・地域ということになりますが、この規制につきましても、科学的根拠に基づいて直...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生御指摘のふん尿処理システムにつきましては、生産局長から答弁しましたとおり、畜産環境対策総合支援事業や畜産クラスター事業の補助対象となるものであり、それぞれの事業の要件を満たす事業計画の申請があり、審査を経た上で採択されれば補助金が交付されることと...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) コロナの影響下におきまして、自然ですとか美しい景観を有する農山漁村地域への旅行ニーズは高いと思います。また、新しい生活様式を踏まえてリモートワークの滞在先としても関心が高いということが、これは民間の調査でも示されているところであります。  都市部のビ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 日本の農業経営体の約九八%は家族経営でありまして、こうした方々が地域の農業生産、農村を支えていると認識をしております。このため、従来からも、経営規模の大小や法人か家族経営かの別を問わずに意欲ある担い手を幅広く育成支援するとともに、中小・家族経営など多様...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 中小・家族経営に対しましては、今申し上げましたとおり、品目別の対策ですとか多面的、中山間地等々の直払い、幅広く支援をしてまいりましたが、また畜産クラスター事業ですとかあるいは産地パワーアップ事業につきましても、中小・家族経営の皆様にも活用しやすいよう、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生御指摘のとおり、国連は二〇一九年から二〇二八年を家族農業の十年と定めまして、各国が家族農業に関する政策を進めるとともに、その経験を他国と共有すること、また国連食糧農業機関等の国連専門機関は各国による活動計画の策定、展開を定めること、先導すること等...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) いずれにいたしましても、この基本計画で先ほど来議論のある方向性を明確化させていただきましたので、その方向性に沿ってしっかりと検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘ありましたとおり、国民に対する食料の安定供給というのは国家の最も基本的な責務の一つであると思っております。  食料自給率の達成に向けて全力を尽くしていかなければなりませんが、輸入品から代替が見込まれる小麦や大豆の増産ですとか、あるいは加工食品...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 申請者の皆様への支払が遅れていることにつきましては、大変申し訳なく思っております。  現在実施しております第三回公募の締切りについても、農業者の申請書の作成ですとかあるいは事業申請窓口の事務処理に要する負担に鑑みまして、当初の十一月三十日から十二月二...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この高収益作物次期作支援金につきましては、売上げが減少するなど、コロナの影響によって大きな影響を受けた花卉、茶、野菜、果樹等の高収益作物を対象に次期作に前向きに取り組んでいただけるよう支援する事業であります。  その事業を創設した当初は、コロナ禍によ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今局長が申し上げたとおりだと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) この見直しに至った経緯につきましては、今ほど来、真摯に説明をさせていただいているとおりでございます。
○国務大臣(野上浩太郎君) 営農型太陽光発電ですとか、あるいはバイオマスもそうですし、水とか土地とか地域の資源を使った再生可能エネルギーの地産地消の取組というのは極めて重要だと考えております。  このため農林水産省では、営農型太陽光発電の普及、展開ですとか、あるいは農山漁村再生...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 種苗法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  種苗法は、品種の育成の振興等を図り、もって農林水産業の発展に寄与することを目的として、新品種の保護のための品種登録に関する制度等を設けているところでありま...全文を見る
11月25日第203回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○野上国務大臣 農林水産省では、従前より、食育の観点から、政府備蓄米を活用しまして学校給食における御飯食を推進をしてまいりました。  最近、先生御指摘のとおり、子供食堂等が食育の一環として御飯食の提供を行いまして、学校給食の補完機能を果たす取組が見られるなど、その役割が再認識さ...全文を見る
11月25日第203回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  RCEPにおける我が国の農林水産品の関税につきましては、御指摘のとおり、重要五品目につきましては関税削減、撤廃から全て除外をしておりますし、関税撤廃率は通常の二国間EPA並みの水準でありますので、したがって、国内農林水産業への...全文を見る
11月26日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(野上浩太郎君) おはようございます。よろしくお願いいたします。  今お話ありましたとおり、優良な植物新品種が海外に流出をしまして輸出機会が失われましたのは、現在の種苗法では、国内における権利保護、これを想定しておりまして、登録品種であっても海外への持ち出しは止めるこ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり今御指摘のありました多くの不安の声ですとか、反対の理由、様々あろうかと思いますが、この自家増殖に対する懸念等々も非常に大きいというふうに思います。一般品種も含めてこの自家増殖が一律で禁止されてしまうのではないかという話ですとか、あるいはその高額な...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先生御指摘のとおり、やはりこの改正案におきましては、この自家増殖が一律に禁止されてしまうのではないかと、こういった懸念の声が多いと承知しています。  しかしながら、一般品種を用いる場合には許諾は必要なく、登録品種につきましても、育成者権者の許諾があれ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生から御指摘のあった、家庭菜園について自家増殖の対象になるんではないかと、こういう御指摘でありますが、この家庭菜園につきましては、これ趣味的な利用あるいは自家消費用であれば、これは自家増殖のこの対象にはならないということであります。
○国務大臣(野上浩太郎君) 種子法につきましては、昭和二十七年に、戦後の食料増産という目的のために、稲、麦、大豆の優良な品種の生産、普及を進めるために制定をされまして、食料増産に貢献するものでありました。  一方で、その後、米の供給不足の解消ですとか食生活の変化に伴う需要量減少...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 種子生産におけるその公的機関の役割の重要性については強く認識をいたしております。  公的品種の開発等々につきましても、種子の生産等々につきましても、先ほど申し上げたような認識の下でしっかりとその生産について支えてまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 現在御審議いただいている種苗法が改正されれば、その施行に当たりまして、必要に応じて所要の改正を本通知についても検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 現行の種苗法では国内における権利保護を念頭に置いておりまして、正規に購入した登録品種の海外への持ち出しは合法であります。しかしながら、先生御指摘のとおり、中国、韓国等に持ち出された登録品種が現地で増殖、産地化されまして、第三国へ輸出をされていることが問...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まず、一般品種を栽培している農業者、あるいは登録品種であっても種子を購入して栽培している農業者につきましては、これは経営規模にかかわらず、許諾料負担が法改正によって増えるということはありません。  また、登録品種を自家増殖せず種苗を作付けごとに購入し...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先ほども御質問あったんですが、この種苗法の改正に対するやはり大きな反対意見は、この自家増殖に対する懸念があるというふうに考えております。一般品種も含めて自家増殖、一律に禁止されるのではないかとか、あるいは高額の許諾料が課せられるのではないかとか、こうい...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘がありましたとおり、海外に優良な植物品種が流出をして輸出の機会が失われていると、こういう事態は何としても食い止めなきゃならないということで、この育成者権者の保護をしなければならない。  そのために、例えば、登録品種につきましては国内利用限定の...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 過去に農林水産省が、海外において品種登録を行うことが唯一の対策と見解を述べております。これは、現行の種苗法では購入した種苗の海外持ち出しを防止できないために、海外での無断栽培を防ぐためには海外で品種登録をするしかないということで申し上げたものであります...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 国から農研機構に対しましては、種苗の販売時に徴収している許諾料につきましては法改正を理由として高くしないこと、また、自家増殖を許諾制とした場合の許諾料につきましては、許諾手続に必要な事務経費等について負担していただくことはあり得るものの、農業者にとって...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今ほど来議論がありましたとおり、例えば山形県の紅秀峰の種苗等が流出をした、こういう事例が出てきたわけでありますが、現行法でもこの自家増殖されました登録品種の種苗を海外に持ち出すことは育成者権の侵害になりますが、登録品種の増殖実態の把握ですとか疑わしい増...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まず、この優良な品種の海外流出を防止するためには、各段階で、生産、流通等々で対策を講じることが重要であります。品種の開発者にあっては品種登録を海外でも適切に行うことや、あるいは種苗の流通業者にあっては販売条件の表示や伝達を適切に行うこと、また、生産者に...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生からも中国においての御経験をお話をいただいたわけでありますが、海外においては特に、この侵害者が証拠の隠滅を図りましたり、あるいは侵害のターゲットとなる品種を切り替えるということもありまして、まさにその対応がイタチごっことなることが想定をされますし...全文を見る
11月27日第203回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 山田議員の御質問にお答えいたします。  農林水産業及び消費者への影響についてお尋ねがありました。  本協定において、日本側の農林水産品については、関税は日EU・EPAと同じ内容を維持する、日EU・EPAで設定された関税割当ては設けないなど、日EU・...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 浅田議員の御質問にお答えいたします。  日英EPAによる対英輸出についてのお尋ねがありました。  我が国農林水産物・食品の輸出拡大に向け英国と粘り強く交渉した結果、英国側の関税については、牛肉、茶、水産物など主要な輸出関心品目について、関税撤廃を獲...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 大塚議員の御質問にお答えいたします。  ブルーチーズ、豚肉、地理的表示についてお尋ねがありました。  英国からの要求内容など、交渉経緯の詳細については差し控えさせていただきますが、ブルーチーズを含むソフト系チーズの合意内容につきましては、英国向けの...全文を見る
11月30日第203回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 柴田議員の御質問にお答えいたします。  A―FIVEについてのお尋ねがありました。  A―FIVEの早期解散の判断は、更なる損失の拡大を防ぐためのものでありますが、事業の実施状況を絶えず検証しつつ、損失が生ずる事態が発生した場合には、それを極力最小...全文を見る
12月01日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 今シャインマスカットの話が出ましたけれども、シャインマスカット、これ農業者にとっても栽培がしやすく、また高値で販売できるということもありますし、消費者にとっても薄皮で大変おいしいということで、農業者、これはまた消費者にとっても双方メリットがあるものだと...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり、海外流出を防ぐためには、できる限りの措置をするという観点からも、農業者が増殖している種苗を起点とする海外流出についても登録品種の自家増殖を許諾制とすることとしております。  これまでいろんな議論がございまして、例えば、自家増殖の見直しについて...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 海外流出の件も含めて申し上げますと、海外流出を防ぐためのやはりこれはできる限りの措置をやらなければならないということで、農業者が増殖している種苗を起点とする海外流出についても登録品種の自家増殖を許諾制とすることとしているわけでありまして、また、なかなか...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘のあったシンジェンタにつきましては、これ世界第三位の規模を持つ世界有数の種子のグローバル企業であるということは承知しております。世界市場ではそのほか、バイエルですとかコルテバ・アグリサイエンス等々、大企業が展開をしているわけでありますが、しかし...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産省は昨年、委託事業として有機事業者を対象にアンケート調査を実施しておりますが、これによりますと、自家増殖している品種の九割以上は一般品種との回答を得ております。一般品種につきましては、農業者は許諾も許諾料も必要ありませんので、自由な利用が可能で...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今般の改正によりまして、登録品種につきましては国内利用限定等の利用制限ができると、あるいは自家増殖につきましては許諾に基づいて行うというような制限が掛かることになりますので、農業者が安心して種苗を利用できるように、購入する種苗が登録品種であるか否かを識...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 新品種を活用してその産地の形成を図るということ、これ、都道府県によっては、栽培地の限定ですとか生産者の技術等を細かく管理をしてそのブランド価値の向上を図っております。  しかしながら、現行の種苗法では、これは育成者権者が譲渡された登録品種の種苗が育成...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 海外にやはり売り込んでいくときには、例えば品質やロットがしっかりそろっていくということが大事であると思っています。その品質ですとかロットがそろうためには、やはりそういうブランド化あるいは産地化が進むということが大事だと思っておりますので、海外で勝負でき...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) はい。  日本は今、協力覚書、十五の国と結んでいるところでありますが、中国や韓国との覚書の締結の見込みにつきましては、相手国との関係があるため具体的に申し上げることはできませんが、我が国の登録品種が中国や韓国において適切に保護される重要性も踏まえまし...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今般の改正につきましては、これは登録品種の自家増殖について育成者権者の許諾に基づき行うこととするものであり、禁止するものではございません。また、一般品種や在来品種については、農業者は許諾も許諾料も必要なく、これは自由に利用ができるものであります。  ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この農研、例えば農研機構は、従前から農業者への負担を掛けずに優れた新品種を普及させるということを基本姿勢としております。  国から農研機構に対しては、種苗の販売時に徴収している許諾料につきましては法改正を理由として高くしないこと、また、自家増殖を許諾...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 種苗法では、在来種はもとよりでありますが、流通を開始してから一年以上経過している品種は登録できません。また、一年以内のものであっても、そもそも種苗法では、育成者権者でなければ誰であっても登録ができないという状況であります。  また、在来種の、今お話の...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 公的機関の役割につきましては、今御指摘あったとおり、農業の成長産業化を進めていく上でも極めて重要な役割を担っていると考えております。  農水省では、公的機関に対しましてこれまで様々な支援措置を講じてきておりまして、例えば具体的には、育種基盤技術の開発...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 事務次官通知についてのお尋ねでありますが、主要農作物種子法は、これは昭和二十七年に、戦後の食料増産という目的のために、稲、麦、大豆の優良な種子の生産、普及を進めるために制定をされて、食料増産に貢献するものでありましたが、しかし、その後、様々な状況が変わ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この公的機関によります品種開発ですとか、あるいは伝統野菜等の種子生産について、これは極めて重要であると認識をしております。このため、公的機関の品種開発に対して様々な支援措置を講じてきたところであります。  ちょっと具体的に申し上げさせていただきますと...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 政府として今法律を検討しているということはございません。  また、議員立法に関する取扱いについては差し控えさせていただきますが、いずれにしても、この公的機関の品種開発ですとか、あるいは伝統野菜等の種子生産につきましては、これは極めて重要なものであると...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農業者が自家増殖を行う権利につきましては、ITPGR上、明示的に位置付けられていないと認識をしております。また、小農の権利宣言についても、国連加盟国を法的に拘束するものではありません。  今回の改正では、登録品種の自家増殖に育成者権者の許諾を必要とす...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 稲、麦、大豆に限らず、この種子の生産につきましては、今御指摘のあったウイルスによる病気の蔓延を防止をしたり、あるいは異品種の混入の防止をするということは、これは特に重要だと考えております。  このため、栽培管理に手間の掛かる原種圃ですとか原原種圃、採...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまは法案を御可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、世界は人口増加をしている中で食料需要が非常に増加をしている、あるいは、気候変動があったり大規模な災害がありましたり、新型コロナウイルスの感染があってロシアやウクライナの輸入規制などもございましたし、サバクトビバッタですとか豚熱などの病害虫や疾病など...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘ありましたとおり、今回のセンサスでは、個人経営体は百四万経営体に、また、基幹的農業従事者数は百三十六万人となりましたが、これは五年前のセンサスと比べますと、経営体では約三十万経営体が減少していると。それから、基幹的農業従事者につきましては、これは...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農村の保全につきましては、本年三月に閣議決定されました食料・農業・農村基本計画におきまして、農村に人が住み続けるための条件整備ということと同義であると考えておりますが、具体的には地域コミュニティー機能の維持強化ですとか、あるいは多面的機能の発揮の推進、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のとおり、農業生産のまさに基盤である農地、これはもう限られた国民のための資源でありますので、この荒廃農地の発生防止と解消によって有効活用を図っていくことが重要だと考えております。  農水省としましては、多面的支払あるいは中山間地直払い等々による...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり農業の現場で必要となる人材を確保していくことは極めて重要なことであると思います。  今先生御指摘あったように、農業で働く人材が不足している中で、この特定技能制度によります農業現場での外国人人材の円滑な受入れをしていく、様々な環境を整えて円滑に受...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 政府全体として、重要な課題であると思いますので適切に対応してまいりたいと思います。
○国務大臣(野上浩太郎君) 済みません、お答えできるところをお答えさせていただきたいと思いますが、近年、植物性のたんぱく質を原料とする代替肉製品ですとか、今お話のありましたバッタ等昆虫を原料とする昆虫食製品が展開をされておりますが、これは小売店や飲食店においても販売が開始されてお...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産省では、従前より、食育の観点から、政府備蓄米を活用して学校給食における御飯食を推進してきましたし、今お話しにありました子供食堂等々にも拡大をして実施をしているところであります。一方、生活困窮者の方々に向けた食料支援等の対策は、厚労省ですとか各地...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 企業の農地取得に関するお問合せでありますが、もう先ほどから御議論ありますとおり、農地は農業生産の基盤でありますし、同時に地域における貴重な資源でありまして、これは国として守っていく責任があると考えております。  こうした中で、平成二十一年には農地法改...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 本件につきましては、本年七月の成長戦略フォローアップにおきまして、特区の実績等を踏まえた上で、二〇二一年八月に迎える特例の期限に間に合うよう取扱いを検討するとされておりますので、これに沿って今後取扱いを検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 企業の農地取得についての考え方は、先ほど私申し上げたとおりであります。そのように考えておりますが、一方で、この特区の取扱いについては、これは成長戦略のフォローアップについて規定をされておりますので、これに従って検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 農研機構の遺伝資源センターでは、貴重な遺伝資源を次世代に引き継ぐとともに、研究開発の知的基盤として提供するために、今お話があったジーンバンク事業というものを実施をしております。  具体的には、様々な特性を有する遺伝資源を国内外から収集、保存をする。ま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農地面積は、令和二年度時点で四百三十七・二万ヘクタールでありますが、この二十年間で約四十六万ヘクタール減少しているわけであります。この主たる要因は、例えば宅地等への転用あるいは農地の荒廃等によるものだと考えております。  また、農地価格の下落の要因は...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農地の集積につきましては、先ほどの資料等々でもありますとおり、進んできているところがあるわけでございますが、一方で、なかなか農地が集積できない例えば中山間地等々がある。やっぱり多様な農業があるわけでありますので、そこをしっかり支えていくことが必要であり...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まさに流域全体でこの治水対策を進めていくという上で、農地の有する洪水防止機能を適切に発揮していくことは極めて重要だと思っております。農水省としても、農業者が地域の共同活動として取り組む、例えば田んぼダム等々の取組ですとか、水田の持つ貯水機能を活用した取...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、流域治水というお話がございましたが、国交省は遊水地に指定した農地に対しましては地役権を設定して補償を行うということとしています。これは、農地を遊水地として使用する権利を設定をして、治水目的の観点から補償を行っているものであります。  農水省として...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先生御指摘のとおり、定員合理化目標率については他府省より高い合理化率となっております。  農林水産業を取り巻く課題に対応するために、この資料にもありますとおり、毎年の定員の増員の要求をしておるところでありますが、農水省としては、やはり農林水産業の成長...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、輸入麦から国産麦への使用の転換あるいは保管に対する支援が必要ではないかというお話でございました。  私も先般、御地元の、愛媛県の皆様、関係者の皆様と話をさせていただいたところでありますが、今、統括官からお話しさせていただきましたとおり、今、精麦会...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり、今回の発生は例年、例年といいますか、これまでの発生に比べて早い時期での発生であったということがあります。それから、立て続けにもう三キロエリアあるいは十キロエリアの中で集中的に起こったということもありまして、極めて強い危機感を持って対応しておりま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話のありましたこの高病原性鳥インフルエンザに対する経営支援対策につきましては、一つには、家伝法に基づきまして、原則殺処分した鳥の評価額の全額が手当金として交付されるほか、移動制限や搬出制限による売上げの減少や掛かり増し経費については、これ国と県の支...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生御指摘のとおり、今、新型コロナウイルスの影響ですとか、あるいは不漁等々もあって、漁業者の皆様の経営状況、大変厳しい状況にある中で、この積立ぷらすのセーフティーネットとしての役割というのはこれまで以上に大きなものになってきていると考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 特定水産動植物等の国内流通の適正化等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国において、違法に採捕された水産動植物が流通することにより、国内の水産資源が減少し、適正に操業を行う漁業者等の経営に影響を及ぼす...全文を見る
12月03日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 今委員から御指摘がありましたとおり、近年、サケやサンマ、これはもう記録的な不漁になっております。私も連日、関係者の皆様、漁業者の皆様からもその厳しい状況、極めて厳しい状況、お聞きをしているところでございます。  その結果、今御指摘のあったように積立ぷ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話あったとおり、令和三年度の水産関係の概算要求におきましては、改正漁業法に基づく水産政策の改革もございますので、様々、今委員がおっしゃったような新たな管理システム、水産業の成長産業化、競争力のある加工・流通構造の確立、水産基盤の整備、漁業機能の再編...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 本年九月二十九日に、大和堆西方の我が国排他的経済水域におきまして漁業取締り船が北朝鮮の公船を確認したことから、我が国漁船に対しまして一時的に一部水域からの移動を要請したところであり、その後、長期にわたったわけでありますが、安全確保のめどが立ったことから...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘の報道があったことは承知しておりますが、捜査活動に関することであり、コメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、本件につきましては、吉川元農林水産大臣から報道各社に対しまして、当局から説明を求められることがあれば、現在入院治療中ではあります...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まさに、御指摘の点、捜査活動に関することでありますのでコメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、農水省としても、その捜査活動に関することにつきましては、協力要請があれば適切に対応してまいりたいというふうに考えております。(発言する者あり)
○国務大臣(野上浩太郎君) まさにその点につきましては捜査に関わる点につきますので、協力要請があれば適切に対応してまいりたいと思いますが、御指摘の政策についての判断については妥当なものと認識をしておりまして、それぞれ政策についてはしっかりと説明をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  近年、違法漁獲が多発をしておりまして、改正漁業法の中では、生産段階、この漁獲をする段階における違法漁獲の防止に対応してまいりましたが、この違法漁獲はこの漁獲物を正規流通に乗せて利益を得るために行われますので、改正漁業法の実効性...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今長官から今後の対応等々につきましても御答弁をさせていただきました。  漁業者の皆様が大和堆水域等々で安心して漁業ができるように、もう全力を尽くして関係省庁とともに連携をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今月一日に改正漁業法施行されたわけでありますが、密漁対策としまして生産段階におけるこの採捕に関する罰則の強化を行いましたが、やはり流通段階でのこの規制の、流通の防止を図っていくという必要があります。  また、国際社会におきましては、今御指摘のありまし...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) いわゆるPSM協定につきましては、今、六十七か国、我が国も含めてでありますが、六十七か国で締結をしておりまして、我が国としてもこの締結国を増加させていくということは重要であると考えております。  委員御指摘のとおり、令和元年の国連総会の持続的漁業決議...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今委員から御指摘のありましたIUU漁業指数でありますけれども、これは海外の民間企業とNGOが開発したものでありまして、二〇一九年の一月に公表されました。その結果によりますと、今お話ありましたとおり、我が国は全百五十二か国中、下位から十九位であったと承知...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まさに今回の法律で対応しております輸入規制というところではないかと思いますが、今回の法律でこの輸入規制、しっかりと対応してまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 当該水域は、昨年の八月二十四日に海上保安庁巡視船が小銃らしき武器を保有した北朝鮮公船らしき船舶に接近される事案が発生した水域でありまして、一時的に一部水域からの移動を要請したことについては、我が国漁船の安全を確保するため、やむを得ないものであったと考え...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今回の操業自粛による影響も含めまして漁業収入が減少した漁業者には、いわゆる漁業共済、積立ぷらすによる補填が行われており、また、外国漁船による操業の影響を受けている日本漁船に対しては、韓国・中国等外国漁船操業対策事業によりまして、外国漁船の操業状況の調査...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 私自身は面識はございません。また、パーティー券等々購入の実績もございません。
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のような報道があったことは承知しておりますが、そのこと自体につきましては、捜査活動に関することでもあり、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。  農林水産省としても、この捜査活動に関することにつきましては、協力要請があれば適切に対応し...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 捜査の件につきましては今申し上げたとおりでありますが、御指摘の政策等々についての判断につきましては妥当なものだと認識をしております。それぞれしっかりと説明をしてまいりたいと思いますが、いずれにせよ、農林水産行政について国民に疑念が持たれることがないよう...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今申し上げましたとおり、農林水産行政の政策につきましては、これはしっかりと説明をしてまいりたいと考えております。  また、御指摘の件については、現時点におきましては事実関係の詳細は承知しておらず、捜査活動に関することでもありますので、まずは捜査活動に...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 例えば、今御指摘のありましたアニマルウエルフェアの国際基準の策定につきましては、これ平成二十九年九月に第一次案がOIEから加盟国に提示をされました。その後、数次の修正を経て、現在まで検討が継続中であります。  農林水産省では、この検討に当たりまして、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 改正漁業法が施行されるわけでありますが、ナマコ、アワビ等の特定水産物の密漁に対しまして三年以下の懲役又は三千万円以下の罰金を科すということで、生産段階での違法漁業の防止のための措置を講じてきたところでありますが、やはり水揚げ以降の流通の過程においてこの...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘のあったような報道があったことは承知をしておりますが、捜査活動に関することでもあり、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。なお、農林水産省としても、捜査活動に関することについては、協力要請があれば適切に対応をしてまいりたいと考えており...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生から御指摘いただきました新型コロナウイルス感染症の影響によりまして休業を余儀なくされている沿岸漁業者等に対する支援としまして、第二次補正予算におきまして資源・漁場保全緊急支援事業を創設したところであります。  これは、例えば漁船による漁場の耕う...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 遊漁につきましては、これ、沿岸漁業者と同じ資源や漁場を利用しておりますので、資源管理への協力を求めていくことが必要と考えております。  遊漁に対する規制は、今お話ありましたとおり、都道府県の漁業調整規則において定められておりますが、今般の漁業法の改正...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) はい。  資源管理、適切に推進していくためには、やはり遊漁者に対して資源管理への協力を求めていくことが必要であると考えております。  しかしながら、遊漁者六百七十万人とも言われておりまして、その採捕量の把握、なかなか容易ではないわけでありますが、今...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 本法案によりまして、漁業者あるいは漁協には、あらかじめ漁業法等の規則を遵守して採捕する旨を届け出ることが義務付けられますので、行政機関が適法な漁業者をまず確認することができます。  また、先生今お話しいただきましたとおり、漁獲番号をこの事業者間で伝達...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
12月08日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○野上国務大臣 今お話のございました北海道の令和二年産のバレイショの作柄につきましては、春先の干ばつの影響によりまして生産量が少なくなったことから、ホクレンなどからは、種バレイショについても配付希望数量を賄えなくなっていると聞いているところであります。  このために、規格内だけ...全文を見る
○野上国務大臣 加工原料乳生産者補給金等につきましては、この補給金単価というものは、加工原料乳の生産地域の再生産が可能となるよう、生産コストの変動ですとか物価動向等を考慮して決める、また、集送乳調整金単価につきましては、あまねく集送乳の確保が可能となるように、集送乳に要するコスト...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘のありました事案でありますが、昨年冬からことしの春にかけて、北海道におきまして、一部の集乳業者の集乳停止によりまして生乳廃棄が生じた件につきましては、農林水産省としまして、当該集乳業者を始め、生産者が属する組織、あるいは生産者に対して聞き取りを行ったところ...全文を見る
○野上国務大臣 現在の制度では、補給金等を受け取る全ての事業者に年間販売計画の提出を求めるなど需給調整の実効性が担保できる仕組みとなっており、また、指定生乳生産者団体に集送乳調整金を交付することで、集送乳を安定的かつ確実に行う体制を整備しているところであります。  また、この改...全文を見る
○野上国務大臣 今お話のありましたとおり、例年、冬から春先につきましては、飲用の需要が落ち込むという一方で、乳牛は寒さに強いので生産量自体は増加する、その結果、生乳の需給は緩和する傾向にあるわけでありますが、加えて、今年度には新型コロナウイルスの影響があった。レストランやカフェ等...全文を見る
○野上国務大臣 我が国の畜産、酪農は、良質な畜産物の供給はもとよりでありますが、国土の保全ですとか、あるいは地域経済の活性化等々に対しても大切な役割を担っていると考えております。  一方で、国内外の需要に生産量が応えられていない状況であるですとか、あるいは近年も家畜の疾病が多発...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘いただきましたとおり、二〇二五年に二兆円、それから二〇三〇年に五兆円、こういう輸出目標を達成するために、先般、輸出拡大実行戦略を取りまとめたところでありますが、その中で、二十七の輸出重点品目を選定して、品目別に具体的な輸出目標を設定し、輸出産地の育成、展開...全文を見る
○野上国務大臣 これは大規模経営体に限らず、家族経営を含めた多様な経営体を育成していくということは重要であると考えております。
○野上国務大臣 まず、アニマルウエルフェアについてどのように取り組んでいくのか、しっかり取り組むべきだというお話でありますが、このアニマルウエルフェアにつきましては、家畜を快適な環境下で飼育することによりまして家畜のストレスや疾病を減らす取組でありまして、その推進は重要な課題であ...全文を見る
○野上国務大臣 今申し上げましたとおり、農林水産行政の施策については今後もしっかりと御説明をしてまいりたいと考えておりますが、本件につきましては、現時点で捜査活動に関することでもあることから、まずは捜査活動に関する協力要請があれば適切に対応してまいりたいと思いますが、いずれにせよ...全文を見る
○野上国務大臣 今お話のありました鶏卵生産者経営安定対策事業につきましては、これは令和二年度から新たな事業期間に入ることを契機に、より多くの生産者の事業加入による需給安定を図るための見直しを行ったものであることから、妥当なものであると認識をいたしておりますが、調査の件につきまして...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど申し上げたとおり、施策については、今申し上げたとおり、しっかりと説明をしてまいりたいと考えておりますが、本件については、現時点で捜査活動に関することでもありますから、まずは捜査活動に関する協力要請があれば適切に対応してまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 原発事故被災地の畜産農家におかれましては、安全な畜産物を生産できる環境の確保と、あるいは、原発事故による畜産物の風評被害の解消が重要であると考えております。  このため、原発事故の被災地域におきましては、今お話のありました家畜に給与する自給飼料の放射性物質の吸収...全文を見る
○野上国務大臣 今の件につきましては、私自身も福島県の皆様からよくお聞きをいたしております。  牛マルキンの算定方法につきましては、五月に標準的販売価格をブロック別に算定するという見直しを行いましたが、これは、相対取引価格の下落率が市場取引価格の下落率より大きくなっている県が見...全文を見る
○野上国務大臣 今お話がありましたとおり、飼養衛生管理基準につきましては全畜種で改正を行ったところでありまして、各農場において飼養衛生管理に係る責任者を選任をして、自己点検を実施するとしたところであります。  農水省としましても、畜産農家が本基準を遵守して、都道府県が生産者に対...全文を見る
○野上国務大臣 飼養衛生管理基準に応えるために、農場バイオセキュリティーの向上に必要な、今おっしゃられた防鳥ネットの話ですとか、あるいは動力噴霧器等の整備につきまして、これは消費・安全対策交付金によりまして整備費用の二分の一を支援しているところでありますので、都道府県に対しまして...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘ございましたとおり、豚熱ですとか鳥インフルエンザの発生農家の経営再開状況でありますが、豚熱の発生におきましては約八割弱、それから高病原性鳥インフルエンザの発生においては約九割の農家が経営を再開しているわけであります。  農水省としましては、発生農家の経営...全文を見る
○野上国務大臣 今申し上げましたように、このキャンペーンは一月三十一日までということになっておりますが、今先生、二月や三月あるいは年度末というお話もありましたので、今、補正の予算も含めて、必要な対策を検討してまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 主食用米につきましては、今お話のありましたとおり、令和三年産の生産量を六百九十三万トンとする見通しをお示しするなど、大変厳しい需給環境にあると認識をしております。  さらに、コロナウイルスの影響等により、中食、外食向けの需要が落ち込んでいる状況もありますので、こ...全文を見る
○野上国務大臣 GoToイート事業につきましては、今、第三次補正予算の中で、食事券の追加発行と実施期間の延長につきまして、予算が確保できるように調整を進めているところであります。  今お話のありましたオンライン予約事業につきましては、飲食業の速やかな需要喚起を図ってまいりました...全文を見る
○野上国務大臣 採卵鶏のアニマルウエルフェアに関する国際基準につきましては、平成二十九年の九月に第一次案がOIEから加盟国に提示をされまして、その後、数次の修正を経て、現在まで検討が継続中ということであります。  農林水産省では、この検討に当たりまして、養鶏の生産者団体、あるい...全文を見る
○野上国務大臣 はい、そのとおりです。
○野上国務大臣 今答弁のありましたとおり、そうしたことも含めて、捜査に関することでありますので、コメントは差し控えさせていただきたいと考えております。
○野上国務大臣 そのような件も含めて、捜査にかかわる件につきましては、差し控えさせていただきたいと考えております。
○野上国務大臣 先ほど来、農林水産行政の施策等々につきましては今後ともしっかりと説明してまいりたいと考えておりますが、本件につきましては、捜査活動に関することでありますので、まずは捜査活動に関する協力要請があれば適切に対応してまいりたいと思います。  いずれにしても、農林水産行...全文を見る
○野上国務大臣 第五次案につきまして、今後の話でありますので予断を持って申し上げることはいたしませんが、必要に応じて対応してまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 日本養鶏協会との面会につきまして、この十月に、日本の畜産ネットワークという団体の中のお一人として、就任の挨拶の際にいらっしゃったと承知をいたしております。
○野上国務大臣 それぞれ、例えば牛の関係の方、豚の関係の方、鳥の関係の方、おられまして、畜産の情勢等について懇談をしたと記憶しております。  詳細な記憶はないわけでありますので、事務方に確認したところ、アニマルウエルフェア等についても先方から発言があったと承知をしております。
○野上国務大臣 例えば、いろんな場面が想定されると思うんですが、例えば、そういう国際交渉では、テタテの場面がありましたり、その政務の場面がありましたり、さまざまな場面があります。大臣室は大臣の執務室でありますので、一般論としては大臣が一対一の省外の方と面会することはあり得ると考え...全文を見る
○野上国務大臣 私自身は、これまで、九月十六日に就任以来、そういう状況にはなっていないと認識しておりますが、しかし、今後どういう状況があるか、それはそれぞれの判断だというふうに考えております。
○野上国務大臣 先ほどから申し上げておりますとおり、捜査活動に関することにつきましてはコメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、農水省としても、捜査活動に関することについては、協力要請があれば適切に対応してまいりたいと思っております。  一方で、施策の妥当性については、...全文を見る
○野上国務大臣 家伝法における手当金につきましては、殺処分した鳥の所有者に対して、その評価額について原則として全額を交付するものでありますが、委員御指摘のとおり、逸失利益というものは含まれておりません。  一方で、発生農家の経営再開に向けた支援としては、これは家畜防疫互助支援事...全文を見る
○野上国務大臣 現在、防疫指針におきましては、相談窓口の設置等の具体的な対応に努めるよう規定する、あるいは精神保健主管部局等との連携を確認する、こういう通知をしているところであります。  蔓延防止のための防疫措置につきましては、都道府県の事務であり、これに付随する作業者の心身の...全文を見る
○野上国務大臣 牛マルキンの状況につきましては先ほど答弁したとおりでありますが、一方で、福島県の枝肉価格の低下につきましては、原発事故に伴う風評被害による影響があると考えられるわけでありますから、復興予算等も活用して、福島県と連携しながらその諸課題の解決に向けて取り組んでいくこと...全文を見る
○野上国務大臣 農林水産省といたしましては、復興予算の中で生産、流通、販売に至るまで総合的な支援をさせていただいておりますが、例えば、首都圏の販売店等における福島牛販売フェアの開催ですとか、あるいはテレビCMの放映、また、グルメガイドの発行など、福島牛のブランド再生の取組への支援...全文を見る
○野上国務大臣 私も酪農、畜産関係の皆さんといろいろ話をさせていただいておりますが、やはり、一つには就農の際の負担が非常に大きい、あるいは過重な労働負担がある、こういうことも軽減をしていかなければならないんだろうというふうに考えております。  その上で、まず、施設を承継する際の...全文を見る
○野上国務大臣 半径三キロ以内につきまして家禽の移動等を禁止する移動制限区域を設定しているわけでありますが、一方で、今先生からお話あった初生ひなにつきましては、これは、ふ卵後七十二時間以内に密閉の車両で運搬するなど外部からの感染リスクを回避する措置が可能でありますので、防疫指針に...全文を見る
○野上国務大臣 サプライチェーン全体について大きな影響が及んでいる、そのとおりだというふうに思います。  まずはその防疫措置を完了して、生産者の経営を再開すること自体が問題解決になりますので、先ほど来申し上げてきた支援を通じてしっかりと経営再開に向けて取り組んでまいりたいと思い...全文を見る
○野上国務大臣 鳥肉につきましては、全国各地において、生産者と処理加工業者との間で、長期契約に基づいて、生産、処理、販売まで一貫となったいわゆるインテグレーションによりまして、計画的で安定した生産が行われていると認識をしております。  そうした中で、国が調整をして他地域からブロ...全文を見る
○野上国務大臣 実際、鳥インフルエンザが発生した農場におきましては外国人技能実習生を受け入れている農場がありまして、実習生に従事させる業務がなくなっているという現場の声は承知をしているところであります。  技能実習生につきましては、実習期間中は我が国できちんとやはり実習されるこ...全文を見る
○野上国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
12月08日第203回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 第三次公募の締切りにつきましては、当初十一月三十日までとしておりましたが、追加措置の締切りと合わせて十二月二十五日までとしたところであります。  農水省としましては、現場の申請手続が円滑に進みますように、実施主体への説明会を重ねつつ、申請方法等を分か...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 本事業につきましては、平成二十七年からこれで六年目を迎えておりまして、一定の効果は上がってきていると承知しておりますが、一方で、今後より一層畜産業全体の体質強化を図っていくためには、畜産、酪農経営の大宗を占める中小規模の経営の皆さんあるいは家族経営の皆...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) そのような報道があったことは承知しておりますが、捜査活動に関することでもあり、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。その上で、農林水産省としても、捜査活動に関することについては、協力要請があれば適切に対応してまいります。  また、報道で指摘...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) アニマルウエルフェアにつきましては、今答弁もありましたが、私自身は、これは家畜を快適な環境下で飼育することによって家畜のストレスですとかあるいは疾病を減らす取組でありまして、その推進は重要な課題だと考えております。  今答弁あったように、農水省として...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 政策決定は妥当だったと考えておりますが、今委員御指摘があったように、アニマルウエルフェアにつきましては、家畜を快適な環境下で飼育することによって家畜のストレス、病傷等々を減らす重要な取組でありますので、しっかりと進めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 牛マルキンの生産者負担金の納付猶予につきましては、当面六か月ですね、すなわち四月から九月まで行われることとしておりましたが、肥育農家の資金繰りの観点、今先生御指摘の観点等々もあって、十月以降も延長することといたしております。  このような中で、最近の...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今シーズンの高病原性鳥インフルエンザの発生につきましては、既にこれで国内十九例目の発生となっております。先週の段階で殺処分した鶏の総羽数は二百万羽を超えておりますので、これは二〇〇三年以降で最大となるということでありまして、大変厳しい状況が続いていると...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 現在、農研機構におきましては、植物では多収米など、ゲノム編集技術を利用した品種改良を目指した研究が進められているところであります。  一方で、動物にあっては、平成二十七年度から二十九年度まで牛の遺伝子疾患の抑制等を目的とした研究を実施しておりましたが...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) このゲノム編集技術におきましては、自然界で起きている突然変異を狙った場所で起こすことのできる技術でありますが、これによって品種改良が効率化されることから、新たな病害虫や気候変動への対応など、農林水産業の課題解決あるいは発展に役立つことが期待をされており...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先ほどから御議論ありますとおり、報道の件につきましては承知をいたしておりますが、捜査活動に関することでもありコメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、農林水産省としても、捜査活動について協力要請があれば、これは適切に対応してまいりたいというふう...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 高齢化ですとかあるいは後継者不足を背景に離農が進んでおりまして、畜産農家戸数は減少しておりますが、これに対しまして、畜産の生産基盤を強化するためには、大規模経営体に限らず、これは家族経営も含めた多様な経営体を育成していくことが重要と考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のとおり、今、牛肉や豚肉の需要、これは増加傾向にありますが、我が国の畜産物の需要に対応できずに輸入が増加傾向で推移をしております。  このために、需要に応える供給を実現するためには、やはり生産基盤の強化を進める必要があると考えております。特に、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 加工原料乳生産者補給金等につきましては、この補給金単価は加工原料乳の生産地域の再生産が可能となるよう生産コストの変動や物価動向を考慮して、そしてもう一つの集送乳調整金単価につきましては、あまねく集送乳の確保が可能となるように集送乳に要するコストの変動や...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 捜査活動に関することについてはコメントは差し控えさせていただきますが、その上で、御指摘の件につきましては、アニマルウエルフェアに関するOIEへのコメントについては、その検討に当たっては、養鶏の生産者団体、消費者団体や学識経験者等の多くの方から出された意...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 有機畜産物の生産におきましては、今お話あったとおり、有機JAS圃場等において生産される有機飼料が必要になってまいります。今先生が御指摘のあったそういう事例もあると思いますし、例えば北海道の津別町では、七戸の酪農グループが有機JAS認証を取得した生乳の生...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。