野上浩太郎

のがみこうたろう

選挙区(富山県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

野上浩太郎の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第204回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 渡辺議員の御質問にお答え申し上げます。  農林水産物・食品の輸出拡大についてお尋ねがありました。  我が国の農林水産物・食品は、アジアを中心に諸外国で大変人気があり、昨年の輸出額は、新型コロナウイルスの影響にもかかわらず、過去最高となった二〇一九年...全文を見る
01月25日第204回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  私も今回の大雪に関しまして、一昨日、新潟県の方に参りまして、また、昨日、葉梨副大臣が秋田県の方に参りまして、現場の状況またお声を伺わせていただきました。  お話あったとおり、今回の大雪、本当に一気に集中的に降ったものですから、雪に慣れた...全文を見る
○野上国務大臣 今回、東北や北陸地方を中心に今御指摘の水稲育苗用ハウスの被害が発生をしているという報告を多く受けておりますし、私も新潟に参りました際に、青年農業者の方でありましたが、水稲育苗用ハウスで被害を受けて、雪が積もるんですが、雨なんかが降ると余計重さが増して、それで潰れて...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘ございましたとおり、令和三年産の生産量、今六百九十三万トンと見通しておりまして、大変厳しい需給環境にありますので、作付転換、これをしっかりと推進することが必要だと考えております。  このため、令和二年度第三次補正予算につきましては、新市場開拓用米、加工用米...全文を見る
○野上国務大臣 令和三年産の食用米につきまして、六・七万ヘクタールという大きな作付転換が必要なわけでありまして、これが実現できなければ需給と価格の安定が崩れかねない正念場だと考えておりまして、先般、このことを関係者の皆様と共有したいと考えまして、大臣談話も発表させていただきました...全文を見る
01月26日第204回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○野上国務大臣 今、農林水産行政への働きかけというお話がありましたので、私の方からお答えさせていただきたいと思いますが、農林水産省としましては、吉川元農林水産大臣がアキタフーズからの収賄の容疑で起訴されたことに関しまして、農林水産省としても、国民に疑念を持たれることがないように、...全文を見る
○野上国務大臣 私が申し上げましたのは、鶏卵行政の公正性につきましてしっかりと検証をしていくということを申し上げたわけであります。  吉川大臣と秋田代表が収賄罪の容疑で起訴されておりまして、今後、公判において事実の解明が図られることを踏まえれば、当該司法の手続を尊重することが必...全文を見る
○野上国務大臣 いや、ですから、吉川大臣とアキタフーズが収賄の件で起訴されたわけでありますから、アキタフーズの公判についてこれは影響があるということであります。
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今御指摘のありました吉川大臣の前任である齋藤元大臣の御答弁ですが、平成三十年二月二十三日の衆議院予算委員会第六分科会におきまして、堀越議員からの質問に対しまして、「世界に通用するものに前進をさせていくということは極めて重要だろうと思ってお...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今、韓国やアジア諸国についてのお話をいただきましたが、諸外国における採卵鶏に関する法制度につきましては、韓国では、これは平成三十年九月に施行された畜産法施行令において規定されておりますが、飼養密度に関する基準が一羽当たり五百平方センチメー...全文を見る
○野上国務大臣 お答えを申し上げます。  アキタフーズに幾らの補助金が出ているのかというお尋ねでありますが、これは個別企業に関する情報ですので、お答えは差し控えさせていただきたいと考えております。
01月27日第204回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  GoToイート事業につきましては、まず、昨年九月、十一月及び十二月に新型コロナウイルス感染症対策分科会からいただいた提言に沿いまして、都道府県が地域の感染状況を踏まえて飲食店の営業時間の短縮要請等と併せて食事券の販売一時停止等...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今申し上げましたように、GoToイート事業につきましては、節目節目で分科会からの提言を受けて、あるいは緊急事態宣言を受けて都道府県に検討の要請をしてまいりまして、そこで都道府県から明示的に判断がなされているということであります。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今申し上げましたように、現状でも三十二都道府県で食事券の一時停止等が行われております。それぞれの都道府県で、GoToイート事業についてはその地域の状況を踏まえた判断が明示的になされているということであります。
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  高病原性鳥インフルエンザでありますが、今シーズンは昨シーズンに発生のなかった西ヨーロッパですとかあるいは韓国でも多発しておりまして、我が国でも渡り鳥が運んでくるウイルスが多量にあって、環境中のウイルスが多量に存在している状況で...全文を見る
01月28日第204回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  農林水産省では、新型コロナウイルスの影響によりまして全国規模で在庫の滞留ですとか価格の低下を生じました国産農林水産物を対象にしまして、その販売促進を支援をする措置を第一次補正予算でもとっておりまして、この中で子供食堂や子供宅食...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) お話のございました我が国の真珠養殖は、これ、その生産技術が世界で高く評価をされておりまして、漁村地域の重要な産業であります。世界の真珠に対する需要はまだまだ拡大の余地がありまして、その真珠の輸出を拡大させていくことは漁村の活性化を進める上で極めて重要で...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  今般の大雪等による農林水産関係の被害はまだ全容は明らかになっておりません。まだ全容は明らかになっておりませんが、現時点で約七十五億円の被害額となっております。北陸地区及び東北地区を中心に、農業用ハウスの倒壊ですとか破損など、大...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産関係の被害ですね、今まだ全容は明らかになっていないんですが、約七十五億円ということであります。    〔理事馬場成志君退席、委員長着席〕  農業ハウスの倒壊、破損ですとか、今御指摘のあった果樹等の損傷、破損など、大きな被害をもたらしています...全文を見る
02月04日第204回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○野上国務大臣 米政策につきましては、毎年、米の需要が減少していくと見込まれる中で、この需給と価格の安定を図っていくためには、やはり今後も、国内の消費ですとか輸出の拡大を図りつつ、自らの経営判断によって需要に応じた生産、販売を着実に進めていくことが重要であると考えております。 ...全文を見る
02月08日第204回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  農林水産省では、新型コロナウイルスの影響によりまして、先生御指摘のとおり、全国規模で在庫が滞留をしましたり、あるいは価格が低下をしたりというような状況に対しまして、高級果実ですとか魚介類などを対象に、第一次補正予算でまずその販売促進を支援...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今お話があったとおり、やはり、食料供給を安定的に持続発展をさせるためには、農業を担う人材の育成、確保、これが重要でありまして、新しく農業を始める方に対しまして、就農準備段階ですとかあるいは経営開始直後における資金の交付ですとか、あるいは実...全文を見る
○野上国務大臣 高収益作物の次期作交付金についてのお尋ねでございまして、御党からも、昨年十二月八日に申入れをいただいております。  農林水産省におきましては、運用見直しによる交付金が減額又は交付されなくなる農業者であっても、追加対象にならなくなった方が今後も新たに農業機械等を導...全文を見る
○野上国務大臣 これまで報道のあった事案について、その政策判断はいずれも妥当なものであったと考えており、報道等を基に現段階で調査を行うことは考えておりませんが、捜査活動に関する協力要請があれば適切に対応してまいりたいとお答えをしてまいりました。  そういう中で、今般、吉川元大臣...全文を見る
○野上国務大臣 公判への影響等にも十分留意するといいますのは、あくまで一般論として申し上げれば、個別事件の捜査、公判に関連し得る事実関係を法廷外でつまびらかにすれば、関係者の名誉、プライバシーの保護の観点から問題があるのみならず、罪状隠蔽活動を招いたり、関係者の協力を得ることが困...全文を見る
○野上国務大臣 申し訳ありません、今すぐに、手元にないので、お答えすることができません。
○野上国務大臣 農林水産省としても、国民に疑念を持たれることがないように、今後の公判の影響等にも留意しつつ必要な説明を行っていきますが、養鶏、鶏卵行政の公正性について第三者による検証委員会を設置して第一回の委員会開催をしたわけでありますので、この養鶏、鶏卵行政の公正性につきまして...全文を見る
○野上国務大臣 今お話ございましたとおり、やはり、今後の公判への影響等に十分配慮しつつ進めていくことが重要だというふうに思っております。
02月10日第204回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  吉川元農林水産大臣と秋田アキタフーズ代表取締役が贈収賄の容疑で起訴されたことを受けまして、農水省としても、国民に疑惑を持たれないように、今般、養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会を設置をし、外部委員による検証をお願いしたところであります。 ...全文を見る
○野上国務大臣 御通告を受けまして、第三者委員会について、公開されているものがあるのかどうか、非公開で実施されたものがあるかどうかということを調べたわけでありますが、今御指摘のように、他省のものについての今御答弁を申し上げたところでございます。(今井委員「農水省はないんですね」と...全文を見る
○野上国務大臣 今手元にございませんので、これは調べて御答弁申し上げたいと思います。(発言する者あり)
○野上国務大臣 第三者委員会の近年の事例では、森林管理局の事案がございまして、森林管理局の事案では、職員が官製談合防止違反ですとか収賄容疑で逮捕、起訴された案件に関連して委員会が設置され、その議事概要を公開していると承知をしておりますが、これは、起訴事案に関する検証というよりは再...全文を見る
○野上国務大臣 この第三者委員会の委員の下で検証にどれほどの期間を要するかは、現時点では予断を持てないことから、具体的な期間をお示しすることは困難でありますが、公判への影響等にも十分留意しつつ、これは極力速やかに検証いただいて、調査結果として報告書を公表することができればと考えて...全文を見る
○野上国務大臣 今申し上げたように、極力速やかにとは思っておりますが、しかし、これは、今第三者委員会において養鶏、鶏卵行政の公正性についてしっかりと十分に幅広く検証いただくことが大事だと思っておりますので、その期間については予断することはできないというふうに考えております。
○野上国務大臣 第三者委員会で、今しっかりと養鶏、鶏卵行政の公正性について検証いただいているところであります。  迅速に行うことは当然であるというふうに思いますが、しかし一方で、拙速になってはいけない、しっかりとした調査はやらなきゃいけないと思っておりますので、時期については予...全文を見る
○野上国務大臣 この目標額には、農林水産物、食品の輸出額となっておりますので、輸入原料、原材料を使用しています加工食品も含まれるということになります。
○野上国務大臣 先ほど申し上げました食品の加工原料でありますが、輸入品もありますが、我が国の食品製造業の国産原料の調達割合は六六%でありますので、輸出されている加工食品も国産農林水産物が一定割合使われているということで、農林水産業の所得向上にもつながっていくものと考えております。...全文を見る
○野上国務大臣 各種の農業政策について幅広く審議を行っております食料・農業・農村政策審議会におきまして、六名の農業者の委員のうち、二名の家族経営の農業者の方のほか、小規模家族経営の声を代弁します全国農業協同組合中央会の会長に委員として参加をいただいております。  また、食料・農...全文を見る
○野上国務大臣 人気職業ランキングについても様々な調査があろうかと思いますが、例えば、民間の保険会社が二〇一九年度に児童を対象としたアンケート調査では、大人になったらなりたい職業の上位十位までを公表しております。例えば、男子ですと、一位がサッカー選手、二位が野球選手、三位が警察官...全文を見る
○野上国務大臣 済みません、今手元にある調査は、全国の幼児、児童、一年生から六年生を中心に千名を対象に実施をしたものであります。二〇二〇年の四月三十日に公表されたものでありますが、手元にありますのは十位までの順位のものでありまして、ちょっとその下のものがございませんで、申し訳ござ...全文を見る
○野上国務大臣 まず、例えば厚生労働省の職業安定業務統計によりますと、これは農業だけの数値ではないんですが、農林漁業全体について見ますと、二〇二〇年の有効求人倍率は一・三四倍となっておりまして、職業全体の一・〇八倍と比べるとやや高い状況になっておりますが、一方で、有効求職者数を見...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど先生からお話のありました、農業に対する印象等々、実は、二〇一七年に全国農業会議所もアンケートを実施しておりまして、やはり新規就農者は、思うように休暇が取れないとか、労働がきつい、所得が少ない、技術の未熟さといった様々な悩みを抱えている声があります。他方、自ら...全文を見る
○野上国務大臣 食料自給率が低下した要因というのは、食生活の多様化が進みまして、自給率の高い米の消費が減少する一方で、外国産の飼料や原料に依存する畜産物や油脂類の消費が増加したことがあると考えられますが、一方で、委員御指摘のとおり、これは生産面での取組のみならず、やはり国産農産物...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘の現金の授受の件に関する事実関係は承知いたしておりません。
○野上国務大臣 吉川元大臣と秋田元代表が贈収賄の容疑で起訴されている状況におきましては、秋田元代表と関連する現金の授受の事実関係について、農林水産省として調査を行うことは適当ではないと考えております。
○野上国務大臣 一部報道を受けました職員の聞き取りを行いましたところ、二〇一九年九月十八日と二〇一八年十月四日に、吉川元大臣と当時の生産局長、畜産部長や畜産部の関係課長が会食した際に、アキタフーズの関係者も同席したことが確認をされました。  これらの会食に出席した職員からは、政...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  OIEコードにつきましては、これは国内の産業界や消費者等の関係者に影響を及ぼしかねないことから、農林水産省では、OIEコードの作成又は改正について我が国の対応方針を決める前にOIE連絡協議会を開催をして、畜産関係の生産者団体、学識経験者、...全文を見る
○野上国務大臣 今申し上げましたが、この開催要項に基づいて日本養鶏協会から推薦していただき、臨時メンバーとして選定したものであります。
○野上国務大臣 御指摘の二〇一八年十二月十九日に、平成三十年度第二回のOIE連絡協議会を開催をいたしております。  概要は当省のウェブサイトに掲載して公表しておりますが、出席者からは、営巣の区域と止まり木について、汚卵やひびが入る等の課題があり、生食の食習慣のある日本では安全性...全文を見る
○野上国務大臣 今申し上げたように、様々な御意見をお聞きする中で決定をされていったということであります。
○野上国務大臣 去年の十二月の協議会のその御意見については、詳細は報告は受けておりませんが、政策の妥当性について申し上げますと、採卵鶏のアニマルウェルフェアに関するコメントの提出については、先ほども申し上げたとおり、生産者団体ですとか、消費者団体や学識者団体の方から、先ほど申し上...全文を見る
○野上国務大臣 今お話のありましたアニマルウェルフェアのOIEコードにつきましての妥当性は今申し上げたとおりでありますし、今御言及のありました鶏卵生産者安定経営対策事業につきましてでありますが、この事業もこれまで、三年間の業務期間ごとに、鶏卵の需給動向を踏まえて見直しを行ってきて...全文を見る
○野上国務大臣 お尋ねのEUでの状況でありますが、EUでは、一九九九年七月十九日付で施行されました採卵鶏の保護に関する最低基準を定める理事会指令におきまして、二〇一二年一月一日以降、バタリーケージでの鳥の飼養というのは禁止されていると承知をいたしております。
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今お話がありました、卵は物価の優等生だったという話もありましたが、鶏卵生産者経営安定対策事業につきましては、鶏卵対策は、価格が下落した場合にその価格の差額を補填をするというもの、さらには、更に下落した場合には空舎延長事業で対応して需給調整...全文を見る
02月12日第204回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  GoToイート事業につきましては、新型コロナ分科会から、各都道府県においてはステージ1又は2に相当すると判断される地域で実施することを基本としておりまして、ステージ3あるいは4に相当すると判断される地域では慎重に対応すべきとの提言がなされ...全文を見る
○野上国務大臣 令和三年産の作付につきましては、主産地を始め各産地におきまして、現在、集落座談会等を通じた検討も開始されたところでありまして、今後、営農計画が具体化されるものと承知をしております。  今お話ありましたとおり、この六・七万ヘクタールの作付転換、これは過去最大の転換...全文を見る
○野上国務大臣 先生御指摘のとおり、同じ都道府県の中にあっても、実需者と結びついて事前契約ですとか複数年契約等で安定した販売先をしっかりと確保している産地がある一方で、やはり在庫が積み上がっている産地もあって、産地によってその状況が異なっているということは認識をしております。 ...全文を見る
02月15日第204回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  私からも、令和二年、三年の大雪によりましてお亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。  今般の大雪による農林水産関係の被害額は約百八億円になっておりまして、東北地...全文を見る
02月17日第204回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○野上国務大臣 お答え申します。  先生も以前オランダに渡られまして、オランダの農業について調査をされた小冊子、拝読させていただきましたが、大変示唆に富んでおりまして、心から敬意を表したいというふうに思っております。  そういう中で、今お話あったとおり、オランダの農業につきま...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  JRAの厩務員が持続化給付金を不正受給したとの報道は承知をいたしております。  報道されている調教助手、厩務員につきましては、JRAが免許している調教師に雇用されておりまして、JRAと直接の雇用関係にはありませんが、農林水産省としまして...全文を見る
02月18日第204回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○野上国務大臣 私からも、今般の地震で被災された全ての皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  この地震によります農林水産関係の被害状況でありますが、福島県、宮城県におきまして、防災重点ため池二十二か所でのり面崩落等の被害、それから、林道施設三十四か所で舗装路面の亀裂等...全文を見る
02月19日第204回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  アニマルウェルフェアは、家畜を快適な環境下で飼育することにより家畜のストレスや疾病を減らす取組でありまして、その推進は重要な課題であると考えております。  アニマルウェルフェアの実現のためには、生産現場における総合的な取組が必要であるこ...全文を見る
○野上国務大臣 今お話ありましたとおり、第三者検証委員会におきまして、現在、養鶏、鶏卵行政の公正性につきまして検証いただいているところであります。  極力速やかに検証いただいて、調査結果として報告書を公表することができればと考えておりますが、第三者である委員の方々から成る委員会...全文を見る
○野上国務大臣 政府備蓄米の件につきましては、これは不作等によります主食用米の生産量の減少によりましてその供給が不足する事態に備えて、必要な数量の国産米を在庫として保有することを目的としているものというふうに承知いたしております。     〔山際委員長代理退席、委員長着席〕
○野上国務大臣 これは、不測の事態に備えるということでは意義のあることだと思います。
○野上国務大臣 新たな備蓄運営ということにつきましては、主食用米市場の関係者が予見可能な形で、市場に対してより透明性を確保した形で備蓄運営上必要な量の買入れや販売を計画的かつ確実に行うということで、透明性を確保できるという点で意義があると考えております。
○野上国務大臣 戸別補償制度の件についてでございますが、我が国におきまして実施されました旧戸別補償制度につきましては、全ての主食用米の農家を対象に交付金を支払うものでありまして、担い手の農地の集積が進みにくい面がある、また、十分な国境措置がある米への支援について、他の農作物の生産...全文を見る
○野上国務大臣 その二つの制度については、同時期に導入されたと認識をしております。
○野上国務大臣 その数字については議論等はしておるところでありますが、その数字については需要との関係で決まっておりますので、常にそれは検証してまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 実際の被援助国からの食糧援助に対する要望に対してどれだけ応えるかについては外務省の所管となっておりますが、国産米による海外食糧援助に当たっては、政府備蓄米を活用しました近年の実績は大体十万トン弱の援助を実施しておりまして、うち国産米は四万トンから五万トンというとこ...全文を見る
○野上国務大臣 検証は不断にやっておるところでありますが、またニーズの掘り起こしも進めてまいりたいと思いますが、いずれにしても、需要を踏まえて対応してまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 いずれにしましても、今の御指摘を踏まえまして、よく検討してまいりたいと考えております。
02月22日第204回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○野上国務大臣 近年の食料、農林水産業を取り巻く環境というのは、やはり生産者が減少する、高齢化をしてくるなど生産基盤も弱体化をしてきておりますし、地球温暖化が進んでおりますので、農産物の品質が低下をする、あるいは災害も激甚化をいたしております。新型コロナの影響も大変大きなものがあ...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今お話のありました営農型太陽発電でありますが、これは農地に支柱を立てて、その上部空間に太陽光パネルを設置をして、営農を適切に継続しながら発電を行うという取組であります。  営農型太陽発電は、再生可能エネルギーの導入だけではなくて、農業収...全文を見る
○野上国務大臣 今委員の御提案につきましては、全国の農地の四割で安定的に営農型太陽光発電が行われる前提ということになっておりますが、実際には、電力網への接続が可能かどうかですとか、あるいは天候不順による、発電量が減少して電力需給が不安定になることはないかといった様々な課題をクリア...全文を見る
○野上国務大臣 再生エネルギーの導入につきましては、重要な課題だと考えております。  先ほど来お話のあった営農型太陽光発電導入に当たりましては、これはやはり発電と営農が継続できるかという点が非常に重要でありまして、日照ですとか、土壌ですとか、作物の適切な組合せということもありま...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど来お話のありますアニマルウェルフェアについてでありますが、これはやはり、家畜を快適な環境の下で飼育するということ、家畜のストレスや疾病を減らす取組でありまして、その推進は極めて重要であると考えております。  先ほど来お話があるとおり、例えば採卵鶏のOIE協...全文を見る
○野上国務大臣 吉川元大臣と秋田元代表が贈収賄で起訴されたことを受けまして、農林水産省としても、国民に疑惑が持たれないように、今お話のありました検証委員会、これは公判等への影響にも配慮しつつ、養鶏、鶏卵行政の公正性について検証いただくものでありますが、これを設置をいたしました。二...全文を見る
02月25日第204回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今御質問のございました鶏卵生産者経営安定対策事業でございますが、この事業は、鶏卵価格が補填基準価格より下落した場合に、差額の九割に販売数量を乗じた補填金が支払われる。また、更に価格が下落した場合に、鶏舎を長期的に空けることにより需給改善を...全文を見る
○野上国務大臣 仮にこれらの支出を明らかにしますと、今申し上げたとおり、補填金単価が公表されておりますので、個別企業の販売数量ですとか成鶏出荷量など、個別企業の公表していない経営情報が推計され、その競争上の地位を害するおそれがありますので、これはお答えを差し控えさせていただいてお...全文を見る
○野上国務大臣 はい。  様々な、補助金の公表するものはございます。  この鶏卵事業につきましては、今申し上げましたとおり、このことを公表しますと経営情報が推計されますので、その競争上の地位を害するおそれがありますので、これはお答えを差し控えさせていただいているということでご...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今、当該企業の経営情報が推計をされて、その競争上の地位を害するおそれがあるということを申し上げましたが、それはどういうことかと申し上げますと、鶏卵事業につきましては、鶏卵価格が補填金基準より下落した場合に、差額の九割に販売数量を乗じた補填...全文を見る
○野上国務大臣 吉川大臣及び秋田元代表が贈収賄容疑で起訴された、今お話があったとおりでございますが、そのことを受けまして、農林水産省としては、国民に疑念を持たれることがないように、第三者の検証委員会を設置をしたところでございます。この委員会でしっかりと検証いただいて、その検証結果...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど申し上げたとおり、起訴を受けまして、今、検証委員会で検証しております。養鶏、鶏卵行政の公正性に関しての政策のプロセス等について、今、委員会で幅広く検証をお願いをしているところでございます。  第三者委員会では、今お話のあった鶏卵対策事業についても、これは政...全文を見る
02月25日第204回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○野上国務大臣 初めに、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明申し上げます。  農林水産業は、関連産業である食品産業とともに国民の皆様に食料を安定供給し、地域の経済やコミュニティーを支え、その営みを通じて国土の保全などの役割を果たしている、まさに国の基であり...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  お話しいただきましたとおり、昨年の十二月二十日に、私も、長崎県と佐賀県に参らせていただきまして、両県知事始め地元の皆さんと意見交換をさせていただきました。また、有明水産振興センターの方にも参りまして、タイラギを始めとした二枚貝類の人工稚魚...全文を見る
○野上国務大臣 お話ございましたとおり、食料の安定供給というのは国家の基本的な責務の一つでありまして、このため、今お話のあった基本法におきましても、食料の安定供給につきましては、国内の農業生産の増大を図るとともに、それを基本としながら、輸入及び備蓄を適切に組み合わせることにより確...全文を見る
○野上国務大臣 令和三年産の主食米につきましては、今お話あったとおり、過去最大規模の六、七万ヘクタールの転換ということが必要になっておりまして、それを関係者の皆さんと危機感を共有したいという思いで大臣談話を発表させていただいたところであります。  今、施策についてはお話あったと...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘のありました国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業であります。第三次補正予算で措置をさせていただきまして、学校給食ですとか子供食堂等に食材を提供する場合にも支援を実施することが可能となっているわけであります。  本事業では、一定以上の事業規模の取組を支援...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘のあったとおり、令和三年産の主食用米については、やはりこれは、六・七万ヘクタール、過去最大の作付転換が必要になってくるわけでございまして、これが実現できなければ、需給と供給の安定が崩れかねない正念場と考えておりまして、先ほども申し上げましたが、そのために、一...全文を見る
02月26日第204回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○野上国務大臣 今先生からお話がありましたとおり、今般の事例、発生事例数は十一事例ということで、件数としては千葉県だけが多発しているという状況にはないものの、過去最大の規模であります百万羽を超える大規模農場での発生が続いたことを受けまして、本当に緊張感を持った対応が必要であるとい...全文を見る
○野上国務大臣 鳥インフルエンザによって影響を受けた関連事業者への支援ということでありますが、まず、セーフティーネット貸付けといった低利融資等の活用が可能でありますのと、金融庁から融資機関に対しまして、影響を受けた関連事業者に対しては丁寧な経営相談や適切な融資対応に応ずるよう通知...全文を見る
○野上国務大臣 やはり、家畜伝染病が発生をする、大変大きな被害が発生するわけでありますが、農水省では、今答弁があったとおり、まずは経営再建に向けて発生県と連携をするということでありますが、例えば、豚熱の発生が続いた際にも、発生県ごとに豚熱の経営支援チームを組んで、可能な限り、廃業...全文を見る
○野上国務大臣 先生御指摘のとおり、輸入規制の撤廃というのは、政府にとりましても最重要課題の一つだというふうに考えております。  これまで、輸入規制を導入した五十四か国・地域のうち、三十九か国・地域で規制が撤廃をされてきたわけでありますが、しかし、委員の御地元の千葉県産の食品の...全文を見る
○野上国務大臣 今先生からお話があったとおり、国内市場が縮小していく一方で、海外の成長の市場を取り込んでいくということは非常に重要だと考えておりまして、これは農林漁業者の所得向上にもつながるというふうに考えております。  二〇三〇年に五兆円という目標を立てたわけでありますが、マ...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘のとおり、やはり日本産水産物、食品の魅力をしっかりと海外の消費者に伝えていくこと、極めて重要だと思います。  現在、日本産食材サポートセンターを活用したプロモーションなども実施しておりますが、JFOODOで海外の消費者向けの戦略的プロモーションを実施してお...全文を見る
○野上国務大臣 やはり、今、豪雨災害等が激甚化をしている、頻発をしている、こういう状況であろうと思います。それから、気候も大きく変化してきているのではないかと思います。そういう中で、どのようにして防災の取組を進めていく必要があるのかということは、それぞれのつかさつかさでしっかりと...全文を見る
○野上国務大臣 農林水産省は、やはり各産業の労働力人口が減少する中で、農業の就業人口当たりの事故死亡率が他産業よりも高い実態にあるということ、大変強い危機感を抱いております。やはり、農業が若者にとって魅力ある産業となる上でも、安心して働くことのできる環境を確保していくことは極めて...全文を見る
○野上国務大臣 本当に、先生には日頃から、これまでも議員連盟等々でも花卉の振興に大変な御尽力をいただいておりまして、感謝を申し上げたいと思います。  今、花卉は、緊急事態宣言以降、やはり業務用がかなり厳しい状況にありまして、平年より低い水準で推移しております。一方で、外出自粛等...全文を見る
○野上国務大臣 そもそも、農地に残土を搬入をして農地として利用しない場合は、これは農地転用に該当しますので農地転用許可を受ける必要があって、許可を受けずに行った場合は当然原状回復命令等の対象になるんですが、一方、先生御指摘のとおり、農地改良の名目で農地に残土を搬入をして、表面は耕...全文を見る
○野上国務大臣 御党からも昨年の十二月八日に要望書をいただいております。  今回の運用見直しによりまして交付金が減額又は交付されなくなる農業者の方々にとって、この追加措置の対象にならなかった方が今後新たに農業機械等を導入する場合には、令和二年度第三次補正予算で措置をした産地パワ...全文を見る
○野上国務大臣 准組合員の事業利用状況の在り方につきましては、現在、改正農協法の規定に基づきまして、農協の正組合員又は准組合員の事業利用に関する調査を行ってきているところでありまして、これまで二回調査を行っているわけでありますが、信用事業のうち貯金事業、また共済事業及び購買事業に...全文を見る
○野上国務大臣 今委員からお話のございましたJAさがみの取組につきましては、准組合員は農業の応援団という趣旨の下で、消費者と生産者との関係強化の好事例になっていると承知をいたしております。  先ほど申し上げましたとおり、准組合員の事業利用規制の在り方につきましては、現在調査を行...全文を見る
○野上国務大臣 野生鳥獣による被害というのは、これはやはり数字に表れる以上に、営農意欲に影響する等々、深刻な影響を及ぼしていると思います。いろんな方と話しておりますが、有害鳥獣の被害についての話題というのは非常に多いわけであります。  委員御指摘の、ICTを活用したスマート捕獲...全文を見る
○野上国務大臣 ナラ枯れ被害につきましては、令和二年においては被害箇所が拡大をするとともに、その被害量が大幅に増加をしていると承知をいたしております。  農林水産省では、森林の被害状況を踏まえまして、令和三年度予算におきまして、今御指摘のありました森林病害虫防除事業のうちナラ枯...全文を見る
○野上国務大臣 この生産緑地を含む都市農地は、やはり、農産物の供給はもとより、災害時の避難場所にもなりますし、あるいは農作業の体験の場等々にもなる。そういう意味では、生産緑地を指定して都市農地を有効活用していくということは大変重要なことだと思います。  このため、農林水産省にお...全文を見る
○野上国務大臣 やはり、職員が国家公務員倫理法違反で処分を受けるに至ったということから、省を代表する立場として自主返納をさせていただいたということでございます。
03月01日第204回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○野上国務大臣 まず、私からも、今般、当省の幹部職員が倫理規程違反で懲戒処分を受けるに至りましたことは、農林水産行政に対する国民の信頼を大きく損なうものでありまして、改めて国民の皆様に深くおわびを申し上げたいと思います。  一日でも早く国民の信頼を取り戻すために、再発防止と倫理...全文を見る
○野上国務大臣 先般答弁させていただいたものにつきましては、そのとおりでございます。
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  本事業に関しましては、価格差補填事業の補填単価ですとかあるいは空舎延長事業の規模別の取組羽数などの情報が事業実施主体に公表されております。  個別企業に対する本事業の補助金額を明らかにした場合、その価格差補填事業の契約数量ですとかあるい...全文を見る
○野上国務大臣 今先生御指摘のとおり、推計をしながら出す部分もございます。その推計については、やはり、例えばその関連の業界であれば様々な情報がありますので、そういうような状況の中でやはり推計は可能となってまいります。  そういう意味で、やはり相当程度の推計がなされるということだ...全文を見る
○野上国務大臣 アキタフーズグループに対する補助金額につきましては、そのような形で御答弁を申し上げてまいりましたが、今般、本委員会において公表するべきとの強い御要請があったことを踏まえまして、アキタフーズにお伝えをした上で、今回、補助金額をお答えをさせていただきます。  本事業...全文を見る
○野上国務大臣 推計されるので御答弁を控えさせていただいておったんですが、今般、本委員会で強い御要請があったことも踏まえまして、企業側に確認をした上で、伝えた上で、御答弁を申し上げさせていただいているということでございます。
○野上国務大臣 これまで御答弁を申し上げてきましたとおり、この鶏卵生産者安定対策事業につきましては、個別企業に関する補助金を明らかにしますと、当該個別企業が公表していない情報が推計をされて、その競争上の地位を害するおそれがあることから、お答えを差し控えさせていただいたという御答弁...全文を見る
○野上国務大臣 令和二年度におきますアキタフーズグループに対する補助金交付額、この実績を見ますと、令和元年度の一・三億円から二・一億円に増加をしておるわけであります。  その内訳を見ますと、そのうち、増加したのは空舎延長事業の分でありまして、三千六百万円から一・二億円にここが増...全文を見る
○野上国務大臣 まず、今般、このような事案が発生をいたしまして、農林水産行政の国民に対する信頼を大きく損なうことになりましたこと、改めておわびを申し上げたいというふうに思っております。  私自身も、幹部職員が倫理規程違反で処分を受けるに至ったということに対しまして、省を代表する...全文を見る
○野上国務大臣 私からも、今般、このような件になりまして、農林水産行政の信頼を大きく損なうことになりましたこと、改めておわびを申し上げたいと思います。  今回の調査は、報道にありましたアキタフーズ関係者との二回の会食を端緒に開始をしたものでありますので、当該会食へ参加した者はい...全文を見る
○野上国務大臣 食肉鶏卵課の課長補佐を調査したということでございます。
○野上国務大臣 これは養鶏と鶏卵の業界を所管するのが食肉鶏卵課ということでございまして、そこを調査したわけでありますが、これも倫理審査会からの指導を受けた上で調査をしたものでございます。
○野上国務大臣 これは養鶏と鶏卵の業界を所管する食肉鶏卵課を調べたということでございまして、これも倫理審査会からの指導を受けた上でやった調査でありまして、妥当だというふうに思っております。
○野上国務大臣 養鶏と鶏卵の業界を所管するのは食肉鶏卵課でございますが、畜産に関する部署につきましては管理職の調査をやっているということでございます。
○野上国務大臣 先ほど来申し上げているように、養鶏と鶏卵の業界を所管するのが食肉鶏卵課であり、そのところを調査をしたということでございますが、今の御指摘も踏まえまして検討してみたいと思います。
○野上国務大臣 本当に、当省の職員が倫理規程違反で懲戒処分を受けるに至ったことに対し、深くおわびを申し上げたいと思います。  倫理規程違反に対する調査におきましては、今官房長から申し上げたとおり、倫理委員会の指導に従ってやるものでありまして、部下を指導監督する立場にある幹部職員...全文を見る
○野上国務大臣 吉川元大臣また秋田元代表が贈収賄容疑で起訴されたことを受けまして、農林水産省としても、国民に疑念を持たれることがないように、公判への影響にも配慮しつつ、養鶏、鶏卵行政の公正性について検証いただくために検証委員会を設置をしたところでございます。ここで調査、検証を行っ...全文を見る
○野上国務大臣 枝元次官につきましては、自ら所属する組織のトップである大臣からの誘いを受けて会食に参加した等の事情はあるものの、部下を管理監督する立場にあった生産局長時代に国家公務員倫理法に違反をして利害関係者の負担で飲食を行った責任を取りまして、今般、国家公務員倫理法に基づき、...全文を見る
03月02日第204回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  今お話がありましたとおり、我が国で行われておりますバタリーケージ飼いでは、強い鳥が弱い鳥をつつくなどの闘争行動を防止することですとか、あるいは個体ごとの健康状態の点検がしやすくなるということ、また、鳥と排せつ物とを分離することによって寄生...全文を見る
○野上国務大臣 まず、今般、当省の幹部職員が倫理規程違反で懲戒処分に至りましたこと、深くおわびを申し上げたいと考えております。  今般の案件は、アキタフーズ関係者との会食へ参加した者はいずれも生産局長及び畜産部の管理職であったことを踏まえまして、これは国家公務員倫理審査会の指導...全文を見る
○野上国務大臣 国家公務員倫理審査会の指導を受けながら調査を行ってまいったということでございますが、これは、どういう範囲でやっていくかということをやり取りしながらやってきたということは事実でございます。
○野上国務大臣 具体的なやり取りについて申し上げることは控えさせていただきたいと思いますが、いずれにしても、そのような形で調査を進めてまいったということでございます。
○野上国務大臣 国家公務員倫理審査会とやり取りしながらといいますのは、調査範囲について区切るとか区切らないとか、それをあちらから指導いただくということではなくて、こちらとしてどのような形で進めていくかということも言いながら、それをやり取りしながら進めていくということでございます。
○野上国務大臣 ですから、指導を受けながらという話をさせていただきましたが、例えば対象の範囲ですとかそういうものにつきましてこちらからも提示をしておりますし、それについて了承もいただくということでございます。(発言する者あり)
○野上国務大臣 調査範囲につきましてこちらから提示をしまして、それについては異論がないということで、そして処分案については承認をいただいた、こういうことでございます。
○野上国務大臣 御指導をいただきながらという部分について、しっかりと伝わっていなかったことは申し訳ないと思いますが、先ほど申し上げましたとおり、その範囲につきましてこちらから提示をして、それには異論がないということで、そして処分案については了承をいただいたということでございます。
○野上国務大臣 より幅広く調査すべきという御意見をいただいていることを踏まえて、どのような追加的な調査が必要か検討してまいります。
03月03日第204回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(野上浩太郎君) まず、私からも、今般、当省の職員が倫理規程違反で懲戒処分に至るに至りましたこと、誠に申し訳なく、心からおわびを申し上げたいと思います。  やはり一日でも早く国民の信頼を取り戻すためにも、再発防止と倫理規程の遵守を徹底をして、国民の厳しい視線を意識しつ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  今回の調査では、アキタフーズ関係者との会食に参加していた者がいずれも生産局長及び畜産部の管理職であったことを踏まえまして、農林水産省として調査を行ったものであります。  他方、アキタフーズの関係で、養鶏・鶏卵行政の公正性につ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 米政策につきましては、主食用米の需要が毎年減少していきます中で、国内の消費拡大ですとか輸出拡大の取組を進めつつ、自らの経営判断によって需要に応じた生産、販売を進めていくことが基本であると思います。  このような中で、今先生からお話ありましたとおり、令...全文を見る
03月04日第204回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(野上浩太郎君) これからの日本の農林水産業にとりまして、今お話のありましたロボットですとかAIですとかIoTを活用したスマート農業の推進、大変重要だと思います。  今、全国で百四十八地区でスマート農業の実証プロジェクトに取り組んでいるところでありますが、御指摘のあり...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産物・食品分野におきます世界標準、主なものとしましては、ISOが定めるISO規格ですとか、あるいはFAO、WHOによって設立されました政府間機関でありますコーデックス委員会が定めるコーデックス規格がございます。  具体的には、ISO規格としまし...全文を見る
03月05日第204回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 私からも、今般、当省職員が倫理規程違反によりまして懲戒処分を受けるに至りましたこと、深くおわびを申し上げたいと思います。  お尋ねの、職員が国会議員と接触した場合における当該接触に関する記録の作成、保存につきましては、平成二十四年の閣僚懇談会で申し合...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先ほど次官からお話ありましたとおり、働きかけがないということで、そのような対応と認識をしていないということでございましたので、そのような報告はございませんでした。
○国務大臣(野上浩太郎君) この「政・官の在り方」を踏まえてのこの閣僚懇談会で申し合わされた対応ということでありますが、これについては作成をされたということは認識をしておりません。
03月08日第204回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のとおり、日本全体の漁獲量は近年減少傾向になっておりまして、令和元年では四百十九万トンとなっております。特に東北三県では、主力魚種であるサンマですとかサケを中心に漁獲量の減少が続いておりまして、漁船漁業については震災前に比べると七割の水揚げ量とな...全文を見る
03月09日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○野上国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し述べます。  まず、冒頭、新型コロナウイルス感染症や、この冬の大雪による被害、先月の福島県沖を震源とする地震などの災害により命を落とされた方々の御冥福をお祈りするとともに、罹患された方々、被災された方々に心...全文を見る
03月09日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産委員会の開催に当たりまして、私の所信の一端を申し述べます。  まず、冒頭、新型コロナウイルス感染症や、この冬の大雪による被害、先月の福島県沖を震源とする地震などの災害により命を落とされた方々の御冥福をお祈りするとともに、罹患された方々、被災さ...全文を見る
03月09日第204回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 今般の新型コロナウイルス感染拡大によりまして、生産者、食品関係事業者を含めて国民の皆様には大きな影響を与えているところでありますが、一方で、家庭内での食の機会が増えましたので、調理をしたり食材を取り寄せたりということで、食に対する関心が高まっていると考...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ございましたとおり、二〇二〇年の農林水産物・食品の輸出額ですが、九千二百二十三億円と八年連続で過去最高を更新をしまして、少額貨物などを含めますと九千八百六十六億円となりました。これは、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴いまして、輸出全体が対...全文を見る
03月10日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○野上国務大臣 EUなど世界各国が今、環境負荷の低減を目指した食料システムの構築に向けて戦略を打ち出しておりますが、そういう中で、我が国としても意欲的な目標を掲げて積極的に取り組む姿勢を示していくことが必要だと考えております。  こうした中で、我が国は欧米と比較しますと、温暖湿...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  国内の食市場が縮小する一方で、世界の食市場は今後大幅に拡大することが見込まれております。こういう中で、農林漁業者の所得向上を図り、また食料供給力の維持拡大を図るためには、農林水産物・食品の輸出促進によりまして海外のマーケットを獲得していく...全文を見る
○野上国務大臣 収入保険につきましては、令和元年の制度開始から加入が増加をしまして、令和三年は五万五千経営体になっております。引き続き、十万経営体の目標に向けて加入を伸ばしていきたいと考えております。  その際、地方自治体に対しまして、今お話がありましたとおり、地方創生臨時交付...全文を見る
○野上国務大臣 まず、女性の基幹的農業従事者でありますが、この三十年間で四割の水準に大きく減少しておりまして、また、農業委員ですとかJA役員など、地域をリードする女性の割合も極めて低い水準にあるところであります。  委員御指摘のとおり、今後の農業の発展、地域経済の活性化のために...全文を見る
○野上国務大臣 まず、今般、当省の幹部職員が倫理規程違反によりまして懲戒処分に至りましたこと、誠に申し訳なく、心から私からもおわびを申し上げたいというふうに思っております。  今お尋ねのありました、さきに行った倫理に関する調査におきましては、アキタフーズ関係者との会食に参加して...全文を見る
○野上国務大臣 今回の追加調査でありますが、私の監督の下、官房長を事務方のトップとして、また、元検察官である第三者委員会の座長にも御指導をいただきながら、服務、倫理を担当する部局におきまして、検査・監察部の協力も得て実施をしてまいります。
○野上国務大臣 公務員倫理に関します調査や処分に関する第三者性の確保につきましては、国家公務員倫理法上に位置づけられている第三者委員会であります国家公務員倫理審査会が担っているものと考えております。  他方、今回の追加調査におきましては、養鶏・鶏卵行政の公正性に及ぼした可能性の...全文を見る
○野上国務大臣 今回の追加調査につきましては、先ほど申し上げましたとおり、調査対象が約百五十人と多数に上ります。また、畜産事業者との会食等が確認された場合には、費用負担に関する事実関係については詳細な調査を行う必要がありますので、調査にはそれ相応の一定の期間は要するものと考えてお...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  吉川元大臣また秋田元代表が贈収賄容疑で起訴されたことを受けまして、農林水産省としても、国民に疑念を持たれることがないように、養鶏・鶏卵行政の公正性について検証いただくために養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会を設置したところであります。  ...全文を見る
○野上国務大臣 途中経過につきましては、今ほども申し上げましたが、座長の下で職員に対して厳格な調査を行う上で、今後の調査に影響があり得ること等から、第三者委員会として検証の途中経過については公表しないことを決定したと承知をしておりますが、予算委員会の理事会におきましては可能な範囲...全文を見る
○野上国務大臣 今回の追加調査につきましては、養鶏・鶏卵行政の公正性の検証の観点から、これまでの調査等で明らかになった課題に的確に対応しておりまして、幅広く十分な調査になっているものと考えております。  一方で、今回の追加調査で広範に課題が見られるようであれば、更なる調査を含め...全文を見る
○野上国務大臣 主食用米につきましては、食料・農業・農村政策審議会食糧部会におきまして、令和三年産の主食用米の生産量を六百九十三万トンとする見通しをお示しするなど、大変厳しい需給環境にあると考えております。  これは、人口減少等によりまして主食用米の需要が減少している中で、令和...全文を見る
○野上国務大臣 一時的な需給ギャップに対しましては、まずは産地における調整保管の取組で対応することが基本であると考えております。  その上で、現下の厳しい需給情勢を踏まえまして、国としましては、コロナ禍による需要減少に対する販売促進対策ですとか産地の調整保管への支援の拡充ですと...全文を見る
○野上国務大臣 やはり、主食用米の需要が毎年減少していくことが見込まれる中、産地ごとの実情に応じて、主食用米から麦、大豆、高収益作物、飼料用米等の需要のある作物への転換を図ることが重要と考えております。  飼料用米につきましては、飼料業界は年間約三十万トンの受入れが可能としてお...全文を見る
○野上国務大臣 御答弁申し上げます。  その前に、先ほどちょっと御答弁申し上げました飼料用米の受入れのトン数でありますが、百三十万トンのところを三十万トンと申し上げてしまいましたので、訂正を申し上げます。  令和三年産大麦の播種前契約のお話がございました。  播種前契約につ...全文を見る
○野上国務大臣 私も、昨年十二月に現地へ出張いたしました。国はあらゆる機会を通じて、現場の漁業者あるいは農業者、地域住民、関係自治体など様々な立場の皆さんの御意見を伺ってきているところでありまして、引き続き皆様の御意見を伺ってまいりたいと考えております。  また、令和元年十月に...全文を見る
○野上国務大臣 今お話のございましたアニマルウェルフェアでございますが、これは家畜を快適な環境下で飼育することによりまして家畜のストレスや疾病を減らす取組でありまして、その推進は大変重要な課題であると考えております。  このため、農林水産省では、OIEが示すアニマルウェルフェア...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど先生からも、村に人がいなくなってしまうんだという話もございました。やはり、各地域で人が住んで農業が行われまして、そして地域経済の発展が図られ、地域コミュニティーが維持をされて、国土の保全、水源の涵養、良好な景観の形成等々の多面的な機能を発揮されることが重要で...全文を見る
○野上国務大臣 農地というものは、農業の生産基盤としての場であるのみならず、農業を営むことを通じて農村で生活をするための役割も果たしていることから、農業の振興と農村地域の活性化をやはり一体として考えていく必要があると考えております。  農業、農村を次世代に継承していくためには、...全文を見る
○野上国務大臣 昨日会いました。
○野上国務大臣 昨日に限らず、今般起こっております一連の事態につきまして話はいたしております。
○野上国務大臣 豚熱が感染されている地域での捕獲イノシシのジビエ利用につきましてでありますが、今先生からお話があったとおり、これは、飼養豚へのウイルス伝播リスクを考える必要があり、また、厚労省のガイドラインにおいても豚熱を含む家畜伝染病の蔓延が確認された地域で捕獲した個体を食用に...全文を見る
○野上国務大臣 今お話がありましたとおり、野生イノシシの感染拡大によりまして、ジビエの処理加工施設の経営に大きな影響が生じていると承知をいたしております。  農林水産省としましては、まず、風評被害が生じないように、経口ワクチンを接種したイノシシ肉の安全性について広く周知を行うと...全文を見る
○野上国務大臣 今官房長からも話があったとおり、倫理の観点からの調査ということにつきましては、OBについては調査できないということでございます。
○野上国務大臣 歴代の今御指摘の役職者につきまして倫理の観点から調査できないというのは今申し上げたとおりでありますが、特に例えば富田元畜産部長ですね、既に退職をしておりまして、そのような調査を行うことはできません。  ただ、養鶏・鶏卵行政の公正性について、第三者の関与という点に...全文を見る
○野上国務大臣 先ほどから申し上げておるとおり、国家公務員倫理規程の観点から調査を行って処分することはできないということは今まで申し上げたとおりでありまして、退職後の事案について調査することは考えておりませんが、一方で、御指摘の第三者の観点という点については、養鶏・鶏卵行政の公正...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘の日中漁業協定でありますが、これまで中国との間では、この日中漁業協定に基づく交渉によりまして相互入漁の条件などを決定してきたわけでありますが、従来から議論してきた日本水域での中国漁船の漁獲量の削減等の問題に加えて、近年、日本海における中国漁船の違法操業の問題...全文を見る
○野上国務大臣 今お話がございましたとおり、収入保険では、過去の五年間の平均収入、五中五を基本として、補填の基準となる基準収入を設定しております。  本年、令和三年の収入保険の基準収入の算定に当たっては、これまで経験したことのないコロナの影響で収入が減少する、そういう収入減少が...全文を見る
○野上国務大臣 収入保険は、あらゆるリスクに対応できる制度であります。当初想定し得なかった、コロナの影響により収入が減少した場合にも補償可能な仕組みであります。  こうした収入保険の特徴、内容等につきましては、やはり農業者に積極的に伝えていくことが重要だと考えております。関係機...全文を見る
○野上国務大臣 しっかり情報提供してまいりたいと思います。
○野上国務大臣 東日本大震災発災から十年がたつわけであります。改めて、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々、そして本当に、これまでの十年間、御労苦を積み重ねてこられた皆様に心からお見舞いを申し上げたいというふうに思っております。  この農...全文を見る
○野上国務大臣 まず、令和二年から三年にわたる大雪におきましてお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げたいと思いますし、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げたいと思います。  私も、被害を確認するために、私は新潟県の方に参らせていただいて、状況を拝見させていただいたわけ...全文を見る
○野上国務大臣 農水省が各都道府県等からの報告をまとめました、一月末現在の主食用米の作付意向についてでありますが、前年の作付実績と比較しますと、前年並みが二十八県、減少傾向が十九県、増加傾向がゼロ県となっております。  主産県の多くが減少傾向とはなっているものの、一部の主産県で...全文を見る
○野上国務大臣 今御議論いただいておりました第三者検証委員会でありますが、養鶏・鶏卵行政の公正性に関して国民に疑念を持たれることがないように、幅広く十分な検証を行っていただきたいとお願いをしております。現在、委員会において徹底した検証作業を進めていただいております。  また、職...全文を見る
○野上国務大臣 さきに行った倫理に関する調査におきましては、吉川元大臣の在任期間中に生産局長、畜産部の室長級以上の管理職を務めた者、また、過去五年間、養鶏・鶏卵事業を担当した課長補佐以上の職員を対象に聴取を行ったところでありますが、その結果、平成三十年八月二日の富田元部長の案件以...全文を見る
○野上国務大臣 次官の認識につきましては今初めてお問合せいただきましたので私は確認をしておりませんが、次官につきましては、部下を監督管理する立場にあった生産局長時代に、国家公務員倫理規程に違反をして利害関係者の負担で飲食を行った責任を問い、国家公務員倫理法に基づいて、厳正な処分を...全文を見る
○野上国務大臣 枝元次官につきましては、自らの所属する組織のトップである大臣からの誘いを受けて会食に参加をして、部下を管理監督する立場にあった生産局長時代に、国家公務員倫理規程に違反し利害関係者の負担で飲食を行った責任を問い、国家公務員倫理法に基づき、厳正な処分を行ったところであ...全文を見る
○野上国務大臣 令和三年産の主食用米につきましては、全国で過去最大規模の六・七万ヘクタールの作付転換が必要となっておりまして、これが実現できなければ需要と供給の安定が崩れかねない正念場と考えております。  このことを関係者の皆様と共有したいと考えて、大臣談話も発表し、また、令和...全文を見る
○野上国務大臣 今お話がありましたとおり、昨年十一月の食料・農業・農村審議会食糧部会におきまして、令和三年産の主食用米の生産量ですが、六百九十三万トンとする見通しをお示ししております。  御指摘のとおり、一月に発令された二度目の緊急事態宣言ですとか、あるいは緊急事態宣言の一部解...全文を見る
○野上国務大臣 企業についての御議論でありますが、農業者の高齢化ですとか担い手不足が進行する地域におきましては農業生産を担う存在として期待できるものと考えておりまして、企業の農業参入を進めることも重要であります。  このため、平成二十一年の農地法改正でリース方式を完全に自由化し...全文を見る
○野上国務大臣 森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  森林は、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止等の多面的な機能を有しており、この二酸化炭素の吸収による地球温暖化の防止の機能の持...全文を見る
03月12日第204回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話しになられました輸入規制の撤廃でありますが、これまで最重要課題の一つとして政府一体となって取り組んでまいりまして、五十四の国・地域で規制があったわけでありますが、今、三十残り九が規制を撤廃をしたということであります。しかし、残りまだ十五の国・地域...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話のありました令和二年から三年の大雪でありますが、私も新潟県の方に参りまして現場の皆様のお声を聞かせていただきましたが、やはり現場では非常に大きな被害が発生をしておりました。農業ハウスの倒壊ですとか破損等々いろんな被害が発生をしていたわけであります...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) これまでもGoToイート事業につきましては、コロナ分科会の提言の考え方に沿って、各都道府県、地域の感染状況を踏まえて、飲食店の営業時間の短縮等と併せて食事券の販売一時停止を判断してきておりまして、再開及びその後の追加分の実施につきましても、都道府県が感...全文を見る
03月15日第204回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  食料の安定供給は国家の最も基本的な責務の一つでありまして、今お話ありましたとおり、昨年決定されました食料・農業・農村基本計画におきましては、令和十二年度にカロリーベースで四五%、生産額ベースで七五%に引き上げる目標を設定をして...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ございましたとおり、品目ごとの国内需要に応じて国内生産を拡大していくということが重要だと考えております。  水田という我が国の生産資源、これを最大限に活用をして、輸入の割合が高い麦、大豆あるいは飼料用作物等の生産活動拡大を図るために、現在、水田...全文を見る
03月16日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 山田先生には同じ富山県出身者として日頃から大変御指導いただいておりまして、ありがとうございます。今日もどうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  申すまでもなく、この農林水産業、これは、国民に食料安定供給をして、地域社会あるいはコミュニティー、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ありましたとおり、主食用米につきましては、人口減少等によってこの需要が減少していく中で、令和二年産については、需要減少に見合った作付面積の削減が進まなかったことに加えまして、新型コロナウイルスの影響等によって中食、外食向けを中心として需要が落ち込...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今統括官からも申し上げましたが、米政策につきましては、やはり主食用米の需要が毎年減少してまいります。コロナの影響もありますが、構造的に減少してまいるという状況がある中で、消費拡大を図る、あるいは輸出拡大を図りつつ、自らの経営判断によって需要に応じた生産...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、山田先生から御紹介いただきました取組、いずれも重要な取組だと思います。  米の輸出につきましては、海外需要の開拓に加えまして、大ロットで輸出用米の生産に取り組む産地の育成が重要でありまして、海外需要の開拓ですとかプロモーション等の取組に対する支援...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まず、今般、当省幹部職員が倫理規程違反によりまして懲戒処分に至りましたこと、心からおわびを申し上げたいと思います。  その上で、今、政治家の責任というお話でございました。当然、政治家自身がその責任を自覚をして、そして常に襟を正していかなければならない...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今般の事案を受けて、今、農林水産省で倫理に関する追加の調査、あるいは第三者検証委員会等々も今検証を進めていただいているところでございますが、これらのことを通じて徹底的に検証をして、そしてまた農政が信頼いただけるように全力尽くしてまいりたいと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) その作成過程ということではありませんが、やはり私自身は、ずっと申し上げてきたことの一つに、産業政策と地域政策、両輪でやっていくんだという思いがあります。ここをベースにしながら、新たな輸出の取組ですとか、あるいはみどりの食料システム戦略、そういう新たな取...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 様々な課題があるんですが、やはりいまだに残る風評払拭、これをどう払拭をしていくかというのは極めて大きな課題だと思っています。  今農水省では、平成二十九年に風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略、これに基づいてこの風評払拭に向けて取組を進めている...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 直接拝見はまだいたしておりません。
○国務大臣(野上浩太郎君) 私も昨年、大臣に就任させていただいて、まずは被災地、福島の方に行ってまいりました。現場の皆さんの声も聞いてまいりまして、徐々に明るい動きも出てきている一方で、しかし、まだまだ大変厳しい状況が残っている、それも実感をいたしておりますので、その方々が将来の...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはりこの食料の安定供給というのは国家の最も基本的な責務の一つでありまして、食料・農業・農村基本法におきましても、これ国内の農業生産の増大を図ることを基本としながら、これと輸入、備蓄を適切に組み合わせることにより確保をすることとしておりますが、国内農業...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産省では、従前より、食育の観点から、政府備蓄米を活用しまして、例えば学校給食における御飯食を推進してきました。また、最近、子供食堂、子供宅食等々、ここにつきましても御飯食の提供を行うということにしております。この五月からも、子供食堂に拡大をしてき...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり生活困窮者対策という意味ではこれは厚労省が所管をして、今政策を推進しております。  ただ、農水省としても様々な今政策を推進をしているところでございまして、先ほど申し上げましたが、フードバンクの食品の受入れ等の支援の対象も拡大をしました。また、子...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この行政手続のオンライン化でございますが、やはり農林漁業者の高齢化、労働力不足、あるいは自治体職員の減少が進んでおりますので、経営、営農指導といった本来の仕事に注力できる環境を整備するには、この行政手続、煩雑でありますので、これを効率的なものにして利便...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この処分につきましては、いわゆる国家公務員倫理規程に沿ってあの処分がなされた、あの厳正な処分がなされたというふうに考えております。  そこの会食の場で例えば第三者の関与があったのかどうか、あるいは政策的な影響があったのかどうか等々につきましては、これ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、第三者検証委員会におきまして、この養鶏・鶏卵行政の公正性について検証いただいているところでございます。
○国務大臣(野上浩太郎君) さきに行いました倫理に関する調査では、アキタフーズ関係者との会食に参加していた者がいずれも生産局長及び畜産部の管理職であったことを踏まえまして、吉川元大臣の在任期間中の畜産関係の幹部職員等を対象に調査を行ったところであります。  他方で、吉川元大臣と...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 吉川元大臣及び秋田元代表が贈収賄容疑で起訴されたことを受けまして、農林水産省としては、今お話しいただいております第三者委員会、養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会で幅広く検証を進めていただいているところであります。  座長の下で職員に対して厳格な調査を行...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 我が国の農林水産業につきましては、国内人口、これは二〇〇八年にピークを迎えまして減少し続けております。この結果、国内の市場規模も今後縮小していくことが見込まれているほか、農林水産就業者数が直近三十年で半減をいたしております。また、農業就業者につきまして...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、米国産の牛肉のセーフガードの話がございましたが、本年度の牛肉の輸入量というのが全体としては前年同期に比べて減少している中で、米国産は前年同期に比べて増加をしているところであります。  セーフガードの発動をするかどうかの見込みにつきましては、農林水...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生からお話あったとおり、GoToイート事業につきましては、昨年九月の分科会におきまして、各都道府県においてステージ1、2に相当すると判断される地域で実施することを基本とし、3、4に相当すると判断される地域では慎重に対応すべきと、そういう提言がなされ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) コロナのこの基本的対処指針におきましては、飲食を伴う懇親会等、大人数で長時間に及ぶ飲食といった場面での感染が起きやすいと、こういう飲食につながる人の流れを制限する必要があるとの評価がなされております。こういう評価も踏まえながら、GoToイート事業では、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ありましたとおり、飲食店につきましては、感染状況が厳しくなく時短制限もされていない地域であっても、この全国的な自粛ムードの影響を受けまして大変厳しい状況にあるとの話も伺っております。  農林水産省としては、引き続き、このGoToイートの食事券事...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 輸出物流の構築につきましては、先般、御党の山口代表に御提案いただきました内容も踏まえまして、輸出拡大実行戦略に基づいて今その方策について検討しているところであります。  港湾や空港の具体的な利活用等の方策、あるいは輸出のための集荷等の拠点となる物流施...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 牛マルキンは、御案内のとおり本来保険的な制度でありまして、生産者が負担金を支払うことが原則でありますが、今コロナの影響によりまして、枝肉価格、大幅な下落を踏まえまして、昨年四月からこの納付猶予を実施をしているところであります。  このような中で、昨年...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 吉川元大臣及び秋田元代表が贈収賄容疑で起訴されたことを受けまして、農林水産省として養鶏・鶏卵業界の公正性について検証いただくために養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会で幅広く十分に検証を進めていただいているところであります。  具体的には、養鶏・鶏卵行政...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 二〇二〇年のこの輸出額、九千二百二十三億円と八年連続で過去最高額を更新しまして、少額貨物などを含めると九千八百六十六円となりました。これは、世界的なコロナの拡大に伴いまして外食需要が減少して家庭食需要が拡大する中で、その需要の変化に対応した産品の輸出が...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先ほども申し上げましたが、日米貿易協定に基づく牛肉のセーフガードについての報道がなされていることは承知をいたしております。ただ、セーフガード発動するかどうかの見込みについて現在農林水産省として言及をすることは、市場に影響を与えることから発言は控えさせて...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 牛肉のセーフガードが発動した場合には米国と協議を行うこととされておりますが、現時点で仮定の質問にお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話のございました食料・農業・農村基本計画とこの農林水産業・地域の活力創造プランでありますが、政策についての基本的な考え方は同じものとなっておりますが、このうち、食料・農業・農村基本計画は、食料・農業・農村基本法の規定に基づきまして施策についての基本...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) これは、どちらが上位とか上下関係というものはないと認識をしています。
○国務大臣(野上浩太郎君) 基本的にはそのような考え方だと思います。
○国務大臣(野上浩太郎君) 日本の農業経営全体の約九八%、これが家族経営であります。こうした方々が地域の農業生産や美しく活力ある農村を支えていると認識をいたしております。  このため、経営規模の大小や法人か家族経営かの別を問わず、意欲ある担い手を幅広く育成支援するとともに、中小...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 中小・家族経営に対しましては、今申し上げました品目別対策ですとか多面的機能支払、中山間地直払い等によって幅広く支援してきたところでありますが、例えば中山間地直払いにつきましては、中山間地域におきまして農業生産活動を継続していけるよう加算措置を充実させた...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先ほど申し上げましたが、日本の農業経営の全体の九八%、これが家族経営でありますので、こうした方々がしっかりと地域の農業生産ですとか、あるいは農村を支えていけるようにしていくことは極めて重要だと考えております。  先ほど来申し上げてきたような支援策を行...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ありました産地交付金でありますが、国から配分する資金枠の範囲内で都道府県や地域ごとに対象作物や単価等を設定できる仕組みとしておりまして、地域の特色を生かした魅力的な産地づくりを支援をしているところであります。  例えば、これまで飼料用米あるいは...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) はい。  主食用米の需要は毎年減少していくと見込まれております。そういう中で、引き続き行政による生産数量目標の配分を行うこととした場合に、生産者自らが市場のニーズを捉えて需要に応じた生産を行う状況に導くことが難しく、また、生産数量目標の配分に基づいて...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 東日本大震災から十年がたったわけであります。この十年間の間、本当に大きな御労苦をされてこられた皆様方に、まず心からお見舞いを申し上げたいというふうに思っております。  私自身も就任後すぐに一市三町訪ねさせていただきまして、現場の皆様のお声を拝聴させて...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、この漁業センサスの数字、お話のあったとおりでございます。被災三県合計で二〇〇八年の一万六十二経営体から二〇一八年には六千百九経営体、約三九%減と。全国の減少率は三一%でありますので、八%の差があります。また、就業者数も、被災三県で二〇〇八年の二千百...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 済みません、ちょっと答弁の前に。  先ほど、被災三県の二〇〇八年の漁業就業者数、二万一千百四十四人と申し上げなければいけないところを二千百四十四人と言い間違えましたので、訂正をさせていただきます。  被災地の今お話のありました水産加工業につきまして...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 福島第一原発事故以来、本当に復興に向け懸命に取り組まれている農林漁業者の皆様、本当に御労苦と御心配をお掛けしているところであります。  私自身も、昨年参りました際に地元の漁協の皆様と話もさせていただきました。本格操業に向けての思いも聞かせていただいた...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 令和二年から三年までの冬期の大雪によりましてお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申しますとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。  令和二年からこの三年の冬期の大雪被害額、現時点で約百二十八億円となっておりますが、農業用ハ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この支援策、二月二日に公表させていただいたわけでありますが、その中で、農業用ハウスの被害に対しては、今回の被害の状況ですとかこれまでの災害における対応状況を勘案して、強い農業、強農の総合支援交付金の地域担い手育成支援タイプの優先採択により支援することと...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この強農の総合交付金の被災農業者支援型につきましては、これは、過去に例のないような甚大な気象災害等によりまして担い手の農業経営の安定化に支障を来す事態が発生しており、特に緊急に対応する必要がある場合に限って発動することといたしております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今回の雪害に対しましては、強農のいわゆる担い手育成タイプの優先採択を行いまして、被災した地域の担い手に対しまして、農業経営の改善に必要な農業ハウスの再建、修繕を支援することといたしましたが、この事業では、人・農地プランの中心経営体を支援対象としておりま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話のありました中心経営体の話でございますが、今お話のあったような対応とともに、この事業のほかにも、持続的生産強化対策事業の産地緊急支援対策等を講じているところでございますので、これは三戸以上の組織、三戸以上で組織されれば、その資材費を補助するという...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まず、小売事業者向けでありますが、二年の一月から十二月の計で対前年比一〇五%、それから中食・外食事業者向けにつきましては八八%、この販売数量の合計として九八%となっております。(発言する者あり)
○国務大臣(野上浩太郎君) 済みません。三年一月の数字ということでございます。この小売事業者向けは一〇七%、それから中食・外食向けは八七%、合計で九七%ということでございます。
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のとおり、一月に発令されました二度目の緊急事態宣言の発令の延長ですとか、その後の一部解除など、現在公表しています米の需要量を見通しを公表した昨年十一月から様々な状況の変化が生じております。  このような中で、その需要量見通しを見直したとしてもそ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 政府備蓄米につきましては、これ、不作等による主食用米の生産量の減少によりその供給が不足する事態に備えまして、必要な数量の国産米を保有するということを目的といたしております。需給状況に応じて買入れ数量を増減させるなど、国による需給操作や価格の下支えにつな...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 近年の食料あるいは農林水産業を取り巻く環境につきまして、生産者の減少あるいは高齢化、あるいは生産基盤の弱体化や地域コミュニティーの衰退が進んでいる、また、地球温暖化に伴う農産物の品質低下ですとか大規模災害の激甚化が顕在化をしているというふうに思います。...全文を見る
03月17日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○野上国務大臣 今御指摘のとおり、森林が有する生物多様性などの公益機能の発揮ですとか、あるいは広葉樹材を活用した家具、内装材また栽培キノコ原木等の需要への対応の観点からも、広葉樹も含めました多様で健全な森林の育成を進めるということは重要であると認識しております。  このために、...全文を見る
○野上国務大臣 今お話のありましたみどりの食料システム戦略でございますが、これは食料、農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するための新たな政策指針としまして現在精力的に検討を進めておりまして、その中で、今御指摘のあった有機農業の取組面積を耕地面積の二五%にま...全文を見る
○野上国務大臣 京都議定書で森林吸収量の算入対象となりますのは、一九九〇年時点で森林でなかった土地に一九九〇年以降に植林を行う、ここにあります新規植林及び再植林と、一九九〇年以降に間伐や主伐、再造林、保育等の森林整備等を行う森林経営が行われる森林となります。  我が国におきまし...全文を見る
○野上国務大臣 今月の十一日で東日本大震災発災から十年がたちました。  本当に、この十年間、様々な形で御労苦をされてこられた皆様に、まず心よりお見舞いを申し上げたいというふうに存じます。  私自身も、大臣に就任させていただいてすぐに、一市三町、御地元の方に入らせていただきまし...全文を見る
○野上国務大臣 今、放射性物質のお話がございました。この影響を受けました森林・林業の再生に向けまして、今、関係省庁等と連携して、放射性物質対策と一体となった森林整備、また今お話のあったシイタケ等々、特用林産物の産地再生等に向けて取り組んでいるところでございます。  令和三年三月...全文を見る
○野上国務大臣 間伐等特措法によりまして、平成二十年の法律制定後、一定以上の森林面積を有します市町村の約九割で本法に基づく特定間伐等促進計画が策定され、交付金による支援ですとか、あるいは森林整備事業による都道府県負担額の四分の一程度に地方債の起債特例などが充てられるなど、間伐の促...全文を見る
○野上国務大臣 我が国の森林は、人工林を中心にしまして二酸化炭素吸収源として貢献してきているところでありますが、人工林は高齢化してまいりますと単位面積当たりの吸収量が減少しますので、近年、森林吸収量は減少傾向で推移をしているわけであります。  このような中で、二〇五〇年カーボン...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘のありました林業事業者の就業条件につきましては、給与につきましては、日給制が全体の七割を占めるとともに、年間の平均給与も、今お話がありましたとおり、全産業より八十九万円低い三百四十三万円ということになっております。また、死亡災害件数も、十年前から約二割減少...全文を見る
○野上国務大臣 御提案のありました介護職員処遇改善交付金でございますが、現在では介護保険制度の下で措置されているものというふうに承知をしておりますが、同様の制度を持たない林業事業者に対してこのような仕組みを新たに設けることについては、財源ですとか具体の制度設計等々、様々な課題があ...全文を見る
○野上国務大臣 今先生から御指摘があったとおり、平成十年は三千三十七事業者だったものが、今八百十一事業者になっているわけであります。長期にわたって需要が低迷したこともあって、減少傾向で推移をしてきたと考えております。  やはり、優良な苗木を低コストで安定的に供給するということは...全文を見る
○野上国務大臣 国有林野事業につきましては、公益を重視して管理経営の一層の推進を図っていくとともに、やはり民有林に係る施策との連携を図るということが重要でありまして、その組織、技術力、資源を活用して林業の成長産業化を実現していくことに貢献していかなければならないと思います。  ...全文を見る
○野上国務大臣 森林吸収量は、主伐を行った場合でも、生産される木材を建築物等に利用していくことによりまして、木材製品による炭素貯蔵量を森林吸収量に計上することになっておりまして、木材利用を進めていくことが重要と考えております。  また、主伐後に成長が速く二酸化炭素の吸収効果の高...全文を見る
○野上国務大臣 森林の成長量は、例えば平均的な杉人工林ですと三、四十年生前後にピークとなりまして、吸収量につきましても若齢林の方が高い傾向にあります。仮に、老齢段階の森林の吸収量が一定程度あるとしても、この傾向は大きく変わらないものと考えております。  このため、将来の森林吸収...全文を見る
○野上国務大臣 森林の有します公益的機能を持続的に発揮させるためには、立地条件に応じた適切な伐採が行われることが重要であると考えております。  このために、森林法に基づきまして、今お話のありました保安林につきましては、指定目的に沿った指定施業要件を定め、さらに、その保安林を含む...全文を見る
○野上国務大臣 今お話のありました林業のグローバル戦略ということでありますが、林業、木材産業の成長産業化ということを考えていくときに、国産材の利用の促進と安定供給体制の構築が必要であります。  国内のことにつきましては今ほど来いろいろ御議論いただいたところでありますが、国産材の...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘のありました、京都議定書の第二約束期間における森林吸収源対策の取組でありますが、間伐につきましては、対象地の奥地化ですとか森林所有者の経営意欲の低下等によって目標面積を下回っているということであります。  一方で、第二約束期間から森林吸収量として新たに計...全文を見る
○野上国務大臣 外国資本による森林買収の状況でありますが、平成二十二年以降、毎年、都道府県を通じて調査を行っておりまして、直近の調査であります令和元年実績では、三十一件、百六十三ヘクタールの外国資本による森林買収を把握しております。北海道における取引件数が多いわけでありますが、取...全文を見る
○野上国務大臣 今長官から申し上げましたとおり、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けては、現在、政府全体としまして地球温暖化対策計画の見直し等の議論が進められているところでありますが、総理が所信表明演説で、CO2を吸収できるカーボンニュートラルを宣言したことにつきまして、農...全文を見る
○野上国務大臣 今お話がありましたとおり、二十二年の法施行以来、公共建築物における木造率というのは緩やかに上昇していると思いますが、民間建築物を含めた建築物全体における木造率は四割程度で横ばいをしておりますし、特に非住宅・中高層建築物における木造率が低いわけであります。  この...全文を見る
○野上国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  調整池からの排水につきましては、佐賀県の漁業者から漁場環境への影響を懸念する声があることを承知いたしております。  農林水産省の調査結果では、排水門からの排水の到達範囲は諫早湾の湾央部にとどまっておりますが、こうした漁業者の思いを踏まえ...全文を見る
○野上国務大臣 私も、先般、現地に参りましたときに、この話を聞かせていただきました。  諫早市におけるカモによる農作物の被害でありますが、これは、平成二十八年以降急増しておりますが、長崎県全体や九州各県においても増加をしているところでありまして、その原因は長崎県の調査等によって...全文を見る
○野上国務大臣 タイラギにつきましては、平成二十四年以降、潜水器漁が九期連続休漁となっていることですとか、人工稚貝によりますタイラギ資源の再生の取組に課題があるということを承知しております。  このため、タイラギ資源の再生に向けまして、引き続き、人工稚貝を大量に生産するための技...全文を見る
○野上国務大臣 現地に参りましたときも、様々なお声を聞かせていただきました。有明海再生に向けて全力で取り組んでまいらなきゃならないという思いは常に持ち続けております。
○野上国務大臣 私も、昨年十二月の二十日に長崎県と佐賀県に出張しまして、両県知事を始めとする地元関係者の方々とお会いして直接御意見をお伺いするとともに、先ほどお話がありましたタイラギにつきましても、有明海の水産センターに参りまして、生産技術の開発等々、その取組を拝見をさせていただ...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘の一堂に会する場につきましては、令和元年の開門派弁護団との意見交換の場におきまして、弁護団から、話合いをする場をつくっていただきたい旨の発言があったのに対し、江藤大臣からは、様々な立場の関係者がバランスよく参加するのであれば一堂に会して話し合うことがあっても...全文を見る
○野上国務大臣 本法律案の御提案に当たりまして、委員長及び委員各位の払われました御努力に深く敬意を表するものでございます。  政府といたしましては、有明海及び八代海等の状況に鑑み、本法案に異議はございません。本法律案が可決されました暁には、その適切な運用に努め、有明海及び八代海...全文を見る
○野上国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁と連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
03月22日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 令和三年度農林水産予算の概要を御説明します。  一般会計の農林水産予算の総額は二兆三千五十億円であり、その内訳は、公共事業費が六千九百九十五億円、非公共事業費が一兆六千五十五億円となっています。  以下、九つの重点事項について御説明します。  第...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のとおり、農林水産業や地域の将来を見据えた持続可能な食料システム、これをしっかりと構築していくことが急務の課題となっているというふうに考えております。このため、農林水産省では、今お話のありましたみどりの食料システム戦略、これは、食料・農林水産業生...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話のありました積ぷらにつきましては、サンマやサケの記録的な不漁がありましたり、コロナによる魚価の低迷ですとか、あるいは需要減退の影響によって支払額が増大するおそれがありました。このため、今お話があったとおり、令和二年度補正予算予備費におきまして七百...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 十九日の参議院の予算委員会での農林水産関係予算に対する財務大臣の発言につきましては承知をいたしておりますが、麻生財務大臣がどのような意図で発言されたかはコメントを差し控えさせていただきたいと思いますが、その上であえて申し上げれば、農林水産関係予算につき...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産政策につきましては、それは各党の党派ごとに様々な考え方があることは承知しておりますが、その時々の政権による予算についての評価をすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(野上浩太郎君) 鯨のお肉は好きです。召し上がります。
○国務大臣(野上浩太郎君) 私も田名部先生と同じような世代だと思いますので、認識は同じでございます。  この大型鯨類を対象とした捕鯨業、これ再開をして今年で三年目になるわけでありますが、再開した捕鯨業で捕獲した鯨肉、これは市場においても好意的に受け止められておりまして、新鮮でお...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 競馬につきましては、これ中央競馬、地方競馬とも、平成二十三年度以降は売得金が対前年度を上回って推移をしております。  令和元年度につきましては、JRAが三千二百五億円を国庫納付をする、また、地方競馬の各自治体への収益の配分額が五十六億円となっておりま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産省におきましては、米を利用した新製品ですとか食味の良い新品種の開発のためのいわゆる試験研究を推進することのほか、今ほど来御議論になっております、子供たちに御飯食の大切さを教える等の食育を推進することによって将来の米の需要拡大につなげるという観点...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先ほど、主食用米を国が買い上げて市場隔離するということ、これ、自らの経営判断による需要に応じた生産、販売を進めていく上でこれはそぐわないという答弁は政策統括官からさせていただいたところでありますが、生活困窮者の方々に向けた支援としましては、これは生活困...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 水田活用の直接支払交付金のうち、今お話のありました産地交付金につきましては、国から配分する資金枠の範囲内で都道府県や地域ごとに対象作物や単価等を設定できる仕組みとなっておりまして、地域の特色を生かした魅力的な産地づくりを支援しております。  それで、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 吉川大臣及び秋田元代表が贈収賄容疑で起訴されたことを受けて、農林水産省としては、養鶏・鶏卵行政の公正性について検証いただくために、養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会で今幅広く検証を進めていただいているところであります。  具体的には、養鶏・鶏卵行政の公...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 委員御指摘のとおり、日本酒ですとか焼酎ですとかワインといった、そういう国産酒をそのブランド価値を高めて輸出拡大に向けてPRを図っていくためには、テロワールの視点というのは非常に重要だと思います。その視点を推進していくためには、やはりその地域に根差した原...全文を見る
03月23日第204回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 小宮山議員の御質問にお答えいたします。  農林施策における、治水に資する新たな制度創設等の検討についてのお尋ねがありました。  流域全体での治水対策を進めていく上で、森林の有する水源涵養等の機能や、農地、農業水利施設が持つ洪水調節機能を適切に発揮し...全文を見る
03月23日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  森林は、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止等の多面的な機能を有しており、この二酸化炭素の吸収による地球温暖化の防...全文を見る
03月24日第204回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 政府備蓄米の交付につきましては先ほど御答弁させていただいたところでございますが、農林水産省におきましては、米以外の支援も重要だということでありまして、新型コロナの影響を受けました国産農林水産物を子供食堂へ提供する際の食材費の調達費ですとか資材費等への支...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 生活困窮者の方々に向けた支援としましては、今厚労大臣からお話のあったとおりでありますが、生活困窮者自立支援制度における子どもの学習・生活支援事業におきまして、これ子供食堂やフードバンク等と連携した取組がなされると、なされていると承知をいたしております。...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まず、米政策の基本的な考え方でありますが、やはり需要に応じた生産をしていくということがその基本だと考えております。  例えば、先ほどありました飼料用米の価格が下がってきていると、また、あっ、主食用米の価格が下がってきていると、そして飼料米の作付けが進...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 紙先生の今のお気持ちということは私も理解をさせていただくところではありますが、米のこのミニマムアクセスは、これ、平成五年に合意したガット・ウルグアイ・ラウンドの交渉の中で、全体のパッケージの一つとして、従来輸入がほとんどなかった品目について最低限度の市...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 世界の飢餓撲滅に貢献するためにも、我が国としては、国内で必要となる食料は可能な限り国内で増産をしていくということが重要であるということも考えております。  また、様々な技術的な支援も行っておりまして、途上国の食料生産を向上させるために、今、JICAへ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) お話ございましたとおり、この世界の飢餓撲滅に貢献するためにも、やはり国内で必要となる食料、これは可能な限り国内で生産をしていくということが重要であると考えております。  このために、輸入品からの代替が見込まれます小麦、大豆等の国産農産物の増産ですとか...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まず、この経営耕地面積の減少につきましては、これは主に荒廃農地の発生等によりまして生じている。また、販売農家や基幹的農業従事者等の減少につきましては、やはり高齢化や後継者不足による離農が主な原因と認識をいたしております。
03月25日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 我が国の森林につきましては、人工林を中心に二酸化炭素吸収源として貢献してきているところでありますが、人工林は、高齢化に伴いまして単位面積当たりの吸収量が減少することから、近年、森林吸収量は減少傾向で推移をしているところであります。  このような中で、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生から御指摘いただきましたとおり、我が国は、京都議定書の森林吸収量目標の達成に向けまして、本法によりまして支援措置等を実施をして、間伐を始めとする森林整備の実施を推進をしてきたところでございます。  間伐につきましては、第一約束期間で、今お話ござ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先生御指摘のとおり、一年間でやはり技能を習熟していくということはなかなか難しいという状況だと思いますので、今長官からも申し上げましたが、本年三月から試行試験を開始したところでありますが、通算三年となる技能実習二号の職種指定の追加を業界団体も目指す考えで...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 世界の森林は、途上国を中心にしまして今減少しています。劣化も続いていると思います。  その中で、政府としては、これまで培ってきました森林管理に関する知見ですとか技術を活用して、二国間協力や多国間協力等を通じた途上国への支援を積極的に行っているところで...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘のありました地球温暖化対策計画の見直しにつきましては、今現在、政府全体として検討が進められているところでございます。  我が国の森林は、人工林を中心に二酸化炭素吸収源として貢献してきているところでありますが、人工林、高齢級化をしておりますので...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり森林の持つ多面的な機能を十分に発揮させるためには、間伐ですとか主伐後の再造林、路網整備といった森林整備を促進することが極めて重要であると考えております。  このため、当初予算のみならず、緊急に対応が必要な国土強靱化やTPP等の補正予算、また非公...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 国際森林デーでありますが、これ、平成二十四年の十二月に開催されました国連総会におきまして、三月二十一日をこの国際森林デーに指定すると、そういう決議が行われたところでありますが。  農林水産省としても、この国際森林デーの趣旨を踏まえまして、関係団体と連...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生から御指摘のありましたSDGsでありますが、このSDGsにおきましては、森林に関する目標としては、例えば目標十五というものがありまして、陸の豊かさを守ろうというところに持続的な森林経営が掲げられているほか、実は森林、非常に多面的な機能がありますの...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり、森林の持っている多面的な機能をこれ持続的に発揮をさせていくためには、主伐後の再造林を適切に実施する必要があると考えております。  年間の再造林面積、今先生からお話あったとおり、最近は約三万ヘクタール程度でありますが、これを七万ヘクタールに拡大...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 森林整備といいますのは、先生今お話ありましたとおり、国土の保全、それから水源の涵養ですとか地球環境の保全、また公衆の保健ですとか地球温暖化の防止、林産物の供給等々、非常に多面的にわたる機能を有していると考えております。  間伐や主伐後の再造林、また路...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘のとおり、間伐等特措法に基づいて国が定める基本指針におきまして現在間伐の目標面積は定めているところでありますが、再造林や下刈りといった間伐以外の施業の面積は定めていないところであります。  間伐につきましては、人工林の齢級構成に応じて必要な面...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり森林の持っている公益機能、これ持続的に発揮するためには、立地に応じた適切な伐採そして造林がされることが重要と考えておりますし、これに関する基本的なルールにつきましては、現在森林法に基づきまして運用されているところでございます。  具体的には、保...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) はい。  やはり主伐後の再造林の実施割合が三、四割程度にとどまっていると。この要因としては、林業採算性の長期低迷ですとか、あるいは所有者の経営意欲が持てずにいるということもあると、こういうふうに考えております。  森林所有者に対してどのようにして経...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘の交付金につきましては、これは地域住民による森林の保全活動、管理活動を始めとした幅広い取組を支援するものでありまして、活動の実態を踏まえてできる限り多くの活動組織を支援するために、一定の上限額、今五百万という話ございましたが、これを設定をしている...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 自伐型林業につきましては、今先生からお話あったとおり、きめ細かな路面整備ですとか丁寧な間伐などにより、木材やチップ原料ですとか、あるいはバイオマス原料の搬出、販売に取り組んだり、あるいは林業とアウトドアのガイドをやって複合的な経営をしながら地域に密着を...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のとおり、近年、集中豪雨ですとか大規模な台風等々、災害も激甚化をしてきておりまして、そういう中で、山腹崩壊、あるいは土石流、さらには流木災害等の山地災害が全国で発災をしております。  こうした状況を踏まえまして、国土強靱化緊急三か年対策としまし...全文を見る
03月26日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
03月26日第204回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(野上浩太郎君) GoToイート事業についてでありますが、昨年の九月のコロナ感染対策分科会におきまして、各都道府県においてはステージ1と2に相当すると判断される地域で実施をすることと基本としておりまして、ステージ3と4に相当すると判断される地域では慎重に判断すべきとの提...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  今御指摘ありましたとおり、昨年来の新型コロナウイルスによりまして、海外では一部の国による食料の輸出規制が行われましたし、また、国内ではスーパーなどで米やパスタなど食料品が一時的に欠品するなど、食料安全保障の重要性がより一層意識...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり食料の安定供給を将来にわたって確保していくに当たりまして、凶作ですとかあるいは輸入の途絶等の不測時においても、これ国民が最低限度必要とする食料の供給を確保できるように、今、緊急事態食料安全保障指針を策定をしておりまして、事態の深刻度に応じてこれ講...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今申し上げた緊急事態食料安全保障指針を策定しているわけでございますが、特に、一人一日当たり二千キロカロリー、供給熱量がですね、これを下回ると予測される場合には最も深刻なレベル2としておりまして、米、大豆、芋など熱量効率の高い作物への生産転換ですとか既存...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 食料の安定供給はこれはやはり国家の基本的な責務の一つでありまして、近年、食料供給をめぐるリスクが多様化する中で、我が国農林水産業の生産基盤を強化をしてまさにその食料自給率の向上に努めること、これ極めて重要であると考えております。  昨年閣議決定されま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり、我が国のこの食料自給率低下をしてきた主な要因、様々な要因があろうかと思いますが、産業構造の変化とともに人口が増加をする都市部に人口が集中をするという様々なそういう社会変化の中で、食料消費面では、食生活の洋風化が進んで、国内生産で需要を賄える米の...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 日本の農業経営体の約九八%が家族経営でありますし、こうした方々が地域の農業生産あるいは美しく活力ある農村支えていると認識をしております。  このため、経営規模の大小や法人か家族経営かの別を問わず、意欲ある担い手を幅広く育成、支援をする、また、中小・家...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘ありましたとおり、様々な産業でSDGsや環境への対応というのが大変重要になってきております。農林水産業や地域の将来も見据えました持続可能な食料システムの構築も急務の課題となっています。  このため、昨年十月に、食料・農林水産業の生産性向上と持...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今後のやはり農業、農村の発展、また地域経済の活性化のためには、女性の力を発揮していただけるようにしていく必要があると認識をしております。  このため、農林水産省としては、女性が活躍できる環境を整備するとともに、地域農業の方針を策定する立場により多くの...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 観光農園につきましては、来年二月に、農林水産省がコロナ禍の影響について、本年二月にですね、コロナ禍の影響について聞き取り調査を行ったところ、回答いただいた全国八十一農園のうち約七割が臨時休業や密を避けての営業を行う等により売上げの大幅減少があったとして...全文を見る
03月30日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(野上浩太郎君) 調査はしっかりと進めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁と連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
04月02日第204回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 小熊議員の御質問にお答えいたします。  RCEP協定の影響及び生産基盤の強化についてのお尋ねがありました。  RCEPにおける我が国農林水産品の関税については、重要五品目、すなわち、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物について、関税削減、撤廃か...全文を見る
04月05日第204回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(野上浩太郎君) やはり国民に食料を安定的に供給をしていくためには、優良農地を確保するとともに、その農地の農業上の利用を図るということが必要だというふうに考えております。  そういう中で、今お話ありましたとおり、農業者の高齢化ですとかあるいは担い手不足が進行する地域に...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ありましたとおり、食料安全保障、今コロナの状況を踏まえて極めて重要な課題だと認識しております。特にその農地は、これ農業生産の基盤になりますので、これは食料安全保障、食料自給率向上の観点からこれは国として守っていく責任があると考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生おっしゃられましたとおり、食料の安定供給というのは、それはもう国家の最も基本的な責務の一つでありまして、我が国の農業の生産基盤を強化をしてこの食料自給率を図っていく、もう極めて重要なことであります。  食料・農業・農村基本計画におきましては、品...全文を見る
04月06日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○野上国務大臣 今国会に提出しました農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案の参照条文に誤りがございました。  法律案の関係資料に誤りがあったことにつきまして、深くおわびを申し上げます。  本件の原因は、印刷原稿の印刷業者への発注及び校正段階でのチェック漏れによるもの...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘の、三月十九日の金曜日に規制改革推進会議の農林水産ワーキング・グループにおきまして今のお話があったわけでありまして、酪農家が出荷先を自由に選択できる環境を整備した制度改革は一定の進展があるものの、指定団体への出荷が大宗を占める実態は変わっておらず、指定団体...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘のございました主要農作物種子法につきましては、昭和二十七年に、戦後の食料増産という目的のために、稲、麦類及び大豆の優良な種子の生産、普及を進めるために制定され、食料増産に貢献するものでありました。  しかし、その後、食料不足の解消や食生活の変化に伴う需要量...全文を見る
○野上国務大臣 まず、今般の次官通知の改正でありますが、今般の種苗法改正によりまして、都道府県において新品種を核とした産地づくりや地域ブランドづくりに取り組みやすくなることから、今後、稲、麦、大豆の種子の生産、供給についても積極的な役割が期待されるところでありまして、このような観...全文を見る
○野上国務大臣 品種開発に当たりましては、産学官が連携をして、高い品種開発力を発揮していくということが重要でありまして、その中で都道府県の公設試験場を活用することが期待されているわけであります。  令和二年度予算におきましては、都道府県の公設試に対しまして、品種開発に対する研究...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘のとおり、三月十九日にワーキング・グループのヒアリングが開催されたわけでありますが、会議では、酪農家が出荷先を自由に選択できる環境を整備した制度改革については一定の進展があるものの、指定団体への出荷が大宗を占める実態は変わっていない、また、指定団体が不公正な...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘の発言でありますが、一部の委員から、生乳流通事業者の競争を促す手法の一つとして、現在生乳流通の大宗を占める指定団体について、不公正な取引を防止する取組などを行ってもなお、なかなか適正な競争が成立しないのであれば分割することも検討すべきとの意見もあったと承知...全文を見る
○野上国務大臣 当日その会議で報告された事例でありますが、指定団体が取引先の乳業や運送会社に対して圧力をかけ、指定団体以外の事業者と取引させないようにしている事例ですとか、あるいは、指定団体が取引量の少ないチーズ工房に対してチーズ向け乳価よりも高い飲用向け乳価での取引を強制した事...全文を見る
○野上国務大臣 農研機構におきましては、今御指摘がありましたとおり、今年度から令和七年度までの間を第五期中期目標期間としております。この期間におきましては、研究開発の成果を最大化するために、研究組織の再編も含めた戦略的なマネジメントを行うということにいたしております。  戦略的...全文を見る
○野上国務大臣 農林水産省におきましては、これまで、甚大な自然災害が発生した場合には、災害状況を踏まえて、個別災害ごとにどのような支援が必要かを判断しながら対応してきております。  今般の大雪で措置をしましたいわゆる強農の地域担い手育成支援タイプの優先採択でありますが、これは北...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど来御議論になっております持続的生産強化対策事業でありますが、これは資材の共同購入費等を支援するものでありまして、自力施工が前提であるためにハウスの施工費等につきましては支援対象としておりませんが、地方自治体の中には、別途、ハウスの施工ですとか解体を業者やJA...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘のありました地理的表示の八丁味噌についてでありますが、令和元年の九月の行政不服審査会からの答申を受けまして、令和二年三月から第三者委員会を設置して、専門的な見地から登録要件等について更なる調査、検討を行っておりましたが、その報告書を三月十二日に受け取ったわ...全文を見る
○野上国務大臣 これまでの経緯につきましては、今事務方から御説明をさせていただいたとおりであります。法に従って進めてきたというふうに認識いたしております。  私としては、先ほども申し上げましたが、やはり、八丁味噌につきましては県組合と八丁組合が協力をして保護すべきと考えておりま...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど来申し上げておりますとおり、八丁味噌のGI登録の取消しを求めた行政不服審査請求等々につきましても、先ほど来申し上げたとおりの経緯で対応してまいりました。また、八丁組合あるいは県組合に対しての対応につきましても、一つ一つ丁寧に対応してきたというふうに考えており...全文を見る
○野上国務大臣 八丁味噌の発祥の地が愛知県岡崎市であることは異論のないところであります。  一方で、八丁組合二社が伝統的製法にこだわった生産を行っていることについては敬意を表したいと思いますが、他方、八丁味噌が昭和初期以来、岡崎市の八帖町以外の愛知県各地で生産されて、第三者委員...全文を見る
○野上国務大臣 政府備蓄米につきましては、不作等によります主食用米の生産量の減少によりまして、その供給が不足する事態に備えて、必要な数量の国産米を在庫として保有することを目的としているものであります。  需給の状況に応じて買入れ数量を増減させるなど、国による需給操作や価格の下支...全文を見る
○野上国務大臣 生活困窮者の方々に向けました支援策としましては、生活困窮者自立支援制度における例えば子どもの学習・生活支援事業におきまして、子供食堂やフードバンク等と連携した取組がなされております。  また、子供食堂やフードバンクの活動など、民間の取組も盛んになっておりますし、...全文を見る
○野上国務大臣 今、コロナ禍という中で、それぞれの方々、厳しい状況にあるということは認識を共有させていただきたいと思います。
○野上国務大臣 福祉政策の観点から、生活保護受給世帯に対して学校給食費の無償化等が従前より講じられているわけでありますが、新型コロナの影響による休校の状況等を踏まえて、一人親世帯ですとかあるいは生活困窮世帯に限って、お米等現物の支給ですとかあるいは商品券の配付を行っている自治体も...全文を見る
○野上国務大臣 新型コロナウイルスの状況に対して、様々なお立場の方が非常に厳しい状況に直面している、このことに対して、これまで説明してまいりました累次の政策を今、立案して実行しているところであります。このことをしっかりと着実に実行していくことが重要だと考えております。
○野上国務大臣 今お話がございました高収益作物次期作交付金の第四次公募でありますが、支援対象品目を、本年の緊急事態宣言が発令されました一月から三月までのいずれかの月で、売上げ、具体的には卸売市場での取扱金額が二割以上減少した品目としておるところであります。  具体的には、全国で...全文を見る
○野上国務大臣 やはり、農業者の皆様がしっかりと営農を継続していただくということが農水省の役割であること、これは十分承知をいたしております。  本事業につきましては、三月になって価格等が回復してきた品目もあります。それぞれの品目についての四月の平均価格、これがどうなるかは現時点...全文を見る
○野上国務大臣 四月の平均価格、これをしっかりと見極めてまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 有機JAS制度でありますが、登録認証機関が、認証を受けようとする事業者が提出した書類ですとか実地調査によって生産、管理のプロセスを確認して、有機JASに適合すれば認証を行う制度でありますが、現行の有機JASにおきましては、ゲノム編集技術の取扱いについては明確には規...全文を見る
○野上国務大臣 アニマルウェルフェアにつきましてのOIEの勧告につきましては今お話があったところでありますが、五つの自由とはアニマルウェルフェアを考える上での役立つ指針として同勧告に示されているものでありまして、これらの自由の確保を目指して、これを実現することによって、良好なアニ...全文を見る
○野上国務大臣 小泉大臣の御答弁でありますが、バタリーケージには止まり木に止まったり地面をつついたりといった鶏が本来備えている行動欲求を満たすことができないという課題があり、アニマルウェルフェアの行動発現の自由の観点からはこういった飼い方は推奨されるものではないと考える、一方で、...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど来、バタリーケージあるいはケージフリーのメリット、デメリットがそれぞれあるという話は御議論をいただいてきたところであります。  それぞれのメリット、デメリットにつきまして一概に科学的な優劣をつけるということは難しい中で、やはり、アニマルウェルフェアは飼養管...全文を見る
○野上国務大臣 農業法人に対する投資の円滑化に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農業法人に対する投資の円滑化に関する特別措置法においては、農業法人の自己資本の充実を通じ、農業の持続的な発展を図るため、農林水...全文を見る
04月07日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○野上国務大臣 御指摘のありました高収益作物次期作支援交付金でございますが、これまでの公募における支援対象は、昨年の緊急事態宣言等によってコロナによる影響を受けた生産者が行う次期作の取組であったことに対しまして、今回の第四次公募の支援対象は、本年の一月から三月までの緊急事態宣言の...全文を見る
○野上国務大臣 フードテック分野への投資でございますが、近年、植物性たんぱくを原料とする代替肉製品ですとか、コオロギなど、昆虫を原料とする昆虫食製品が発売されるなど、いわゆるフードテックが注目をされておりまして、御指摘があったとおり、近年では毎年二兆円を超える規模の投資が行われて...全文を見る
○野上国務大臣 やはり、フードテック分野が今注目を集めている背景には、今後も増加する世界の人口に対して持続的な地球環境を維持する観点からは、食肉の供給を安易に増加させていくことは困難であると考えられることから、食肉に代わるたんぱく質を確保する技術開発が求められているということもあ...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘をいただきました件につきまして、農林漁業やあるいは食品産業の分野におきましては、輸出を始めとした様々な新たな取組が行われておりまして、投資活用のニーズは十分に存在をしていると考えております。  一方で、御指摘がありましたとおり、投資分野としては、手堅い成...全文を見る
○野上国務大臣 今お話のありました、漁具の改修等々によって生産性を高めていく、そういう分野についての投資については極めて重要なものだと認識をしております。
○野上国務大臣 水産業につきましては、昨年十二月に漁業法が施行されまして、水産資源の適切な管理と成長産業化を両立させる、将来を担う若者にとって漁業を魅力ある産業としていくことが重要であると考えております。  今御言及もいただきましたが、例えば、ICTやデータを活用して効率的な養...全文を見る
○野上国務大臣 今御紹介いただきましたみどりの食料システム戦略でありますが、先般、中間取りまとめを行わせていただきましたが、その中で、有機農業の取組面積を耕地面積の二五%にまで拡大することを目標とさせていただきました。  有機農業を始め持続性に配慮した農産物や食品というのは海外...全文を見る
○野上国務大臣 まず冒頭、当省のBUZZMAFF等について御披露いただきまして、誠にありがとうございました。  農林水産省においては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた農林漁業者の皆様の生産基盤を守っていかなきゃならない、こういう思いで、第三次補正までにわたる補正予算等によ...全文を見る
○野上国務大臣 近年、農林水産、食品産業の分野におきましては、輸出の促進ですとかあるいはスマート農業の導入など、資本を必要とする新たな取組が行われてきておりまして、投資のニーズは増えてきていると考えております。  本法案提出の直接の契機の一つとしましては、昨年十一月に取りまとめ...全文を見る
○野上国務大臣 販路多様化緊急事業でありますが、これを広く御活用いただくために、緊急事態宣言発令中には、説明動画の公表ですとかウェブ会議の開催、あるいは関係省庁及び省内品目部局を通じた関係団体への周知に取り組んできたところであります。  また、三月十七日から第二次募集を実施して...全文を見る
○野上国務大臣 今、輸出目標五兆円というものを立てているわけでありますが、その達成のためにもいわゆるプロダクトアウトからマーケットインに転換していくことが必要だ、新たな市場を開拓していくことが必要だというふうに思います。輸出向け産品の生産、輸出にチャレンジする、非常にいろいろなリ...全文を見る
○野上国務大臣 農林水産品を輸出していくということについては、やはり、日本食の文化をしっかりと理解していただくということが重要だと思います。今、例えば、いろいろなプロモーションの中で、日本のシェフが行って、シェフの取組の中で紹介をするとか、SNSを通じての取組の紹介ですとか、そう...全文を見る
○野上国務大臣 RCEPにおきます我が国の農林水産品の関税につきましては、いわゆる重要五品目、すなわち米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物につきましては関税削減、撤廃から全て除外し、また、関税撤廃率は近年締結されました二国間EPA並みの水準といたしました。  したがいまして...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘をいただきました野菜調製品でございますが、RCEP協定におきましては長期の関税撤廃期間を確保したわけでありますが、その品目につきましては冷凍した野菜調製品と乾燥野菜ということになるんですが、冷凍した野菜調製品は、ゴボウ、ニンジン、タマネギなどといった野菜を...全文を見る
○野上国務大臣 今御答弁申し上げましたとおり、吉川元大臣及び秋田元代表が贈収賄容疑で起訴されたことを受けて、第三者委員会で幅広く今検証を進めていただいているところであります。  これはやはり、極力速やかに検証いただいて、調査結果として報告書を公表することができればと考えておりま...全文を見る
○野上国務大臣 今回の改正は、承認会社等の投資対象を、現行の農業法人から林業、漁業、食品産業の事業者等に拡大するものでありまして、元々の投資対象であった農業法人の農地の所有に係る制度に関しては、何ら変更を行うものではございません。
○野上国務大臣 本制度につきましては、民間金融機関等が設立する株式会社ですとか投資事業有限責任組合を対象としまして、国がこれらに対する資金供給の円滑化を図ることを通じて民間投資を促進するものでありますので、政府がその株式の大部分を出資する法人が投資事業を行います例えばA―FIVE...全文を見る
○野上国務大臣 今回の法案検討を行うに当たってはA―FIVEの検証に関する検討を行ったわけでありますが、先ほど御答弁申し上げました検討会の報告で、六次産業化の認定事業者に限定されていたのではないか、あるいは、手続も重層的だったのではないか、高コストな組織体制だったのではないか等々...全文を見る
○野上国務大臣 農林水産、食品産業分野の投資につきましては、一般的に事業規模が小さいために株式公開を行う事例は余り多くないものの、食品産業分野につきましては事業承継などに伴うMアンドAも行われており、また、フードテックなどのベンチャービジネスにつきましては株式上場等に至った例もあ...全文を見る
○野上国務大臣 緊急事態宣言が昨年発令された日だと認識をしております。
○野上国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
04月13日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 今国会に提出した農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案の参照条文に誤りがございました。法律案の関係資料に誤りがあったことについて、深くおわびを申し上げます。  本件の原因は、印刷原稿の印刷業者への発注及び校正段階でのチェック漏れによるもので...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 近年の食料・農林水産業を取り巻く状況は、生産者の減少や高齢化等の生産基盤の弱体化、地域コミュニティーの衰退が進みまして、また、地球温暖化に伴う農産物の品質低下や災害の激甚化が顕在化していることに加えまして、新型コロナを契機としたサプライチェーンの混乱等...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 原発事故以来、復興に向けて懸命に取り組まれておられる農林水産関係者の皆様には大変な御労苦と御心配をお掛けしているところでありまして、海洋放出によりまして風評被害が生じることを懸念されるお気持ちというのは当然のことであるというふうに思います。  政府と...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この後、決定の後、経産大臣が現場の方に行く、また水産庁等も現場の方に行くということで、今進めているところでございます。
○国務大臣(野上浩太郎君) 私自身も、昨年の秋に、大臣就任して初めての視察等々につきましては地元の福島県に参りまして、地元の漁協の会長始め皆さんと話をしてまいりました。また、全漁連の岸会長始め漁連の皆さんともこれまで話をしてまいりました。  今後とも、この漁業関係者の皆様には、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 私自身も、先ほど申し上げたとおり、漁業者の皆様との対話を重ねてまいりました。その中で、やはり本当にこれまでこの復興に向けまして大変な御努力をされている、御労苦と御心配をお掛けしているということは本当に強く感じております。また、そういう中で、その風評被害...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 国民への食料安定供給のために国内の農業生産の基盤でありますこの優良農地を確保していくということは、これ国の重要な責務であると考えております。荒廃農地につきましては、その解消が急務でありまして、再生利用及び発生防止の取組を進めておりますが、その一方、こう...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 第四次の食育推進基本計画では、今後五年間の重点事項としまして三つの柱を掲げました。一つ目は、国民の健康の視点から、生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進。二つ目は、社会、環境、文化の視点から、持続可能な食を支える食育の推進。三つ目は、横断的な視点から...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 食育におきます基本的な取組方針としまして、今お話のありました食に関する感謝の念というものを、感謝の念と理解というものを掲げております。世界の厳しい食料事情を理解をして、食事ができることに感謝の念を持ちつつ、国内では大量の食料が食べられないまま破棄されて...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘ありましたとおり、食品ロス量六百十二万トンのうち、食品産業から発生する事業系、この食品ロスは三百二十八万トンということになっておりますが、これも前年度に比べて七%減少しているところであります。  農林水産省では、食品ロスについて二〇三〇年まで...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 新型コロナウイルスの拡大によりまして、食育の大きな柱であります共食ですね、御家族とともに食事を取っていただく、あるいは地域の方々とともに食事を取っていただく、この共食が行いにくくなっております。その反面、国民の心身の健康への意識が高まっておりまして、在...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、令和三年産の主食用米でありますが、過去最大で六・七万ヘクタールの作付けの転換が必要となっています。これが実現できなければ、需要と供給の安定が崩れかねない正念場と考えております。大臣談話も発表させていただきました。  今お話があったとおり、令和三年...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘のありましたグリーン成長戦略でありますが、これは二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けまして、昨年十二月に経産省が中心となって関係府省と連携をして取りまとめられたものであります。食料・農業、農林水産業分野につきましても、重要分野の一つとして...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) グリーン成長戦略、これは二〇五〇年のカーボンニュートラル実現を目標とするものでありますが、一方で、先生御指摘のとおり、これ、カーボンニュートラルのみならず、生物多様性等の環境への負荷低減が重要であります。  農林水産省におきましては、化学農薬ですとか...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) このみどりの戦略において新しい技術をしっかりと活用していくということは重要な分野だと考えておりますが、一方で、先ほど高橋先生からお話のあった、地域の中で循環型の形をつくっていく、循環型農業をしっかりとつくっていくということは、これ重要な課題だと考えてお...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、海外におきましては環境に配慮した農産物ですとか食品への需要が高まっておりまして、この有機市場、食品市場が拡大をしておりますが、その中で我が国からの例えば有機茶などの輸出量も増加をしております。  今後、こうした海外の需要も更に伸びていくものだと考...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 中山間地域を始めとする農村地域では、少子高齢化や人口減少が都市部に先駆けて進行しておりまして、この地域コミュニティーの維持や多面的機能の発揮に支障が生じつつあると認識をいたしております。  こうしたことから、昨年三月に閣議決定しました食料・農業・農村...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今ほど来御議論のあります集落機能に着目した対策につきましては、食料・農業・農村基本計画の中で、地域コミュニティー機能の維持や強化を図るために、世代を超えた人々による地域のビジョンづくり、あるいは小さな拠点の形成の推進、地域コミュニティー機能の形成のため...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) その議論でありますが、三月十九日のワーキンググループでありました。農家が、あっ、酪農家が出荷先を自由に選択できる環境を整備した制度改革、これは一定の進展があるものの、指定団体への出荷が大宗を占める実態は変わっておらず、指定団体が不公正な取引を行っている...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) フードテックの重要性についての御質問であります。  近年の食料・農林水産業、これは、生産基盤の弱体化ですとか、あるいは温暖化によりまして激甚化、災害が激甚化をしておりますし、SDGsの達成目標等に対応していくことが求められているわけでありますが、こう...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農業法人に対する投資の円滑化に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  農業法人に対する投資の円滑化に関する特別措置法においては、農業法人の自己資本の充実を通じ、農業の持続的な発展を図る...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  農林水産物・食品の輸出に取り組みます他の先進国におきましては、主要品目ごとに生産から輸出に至る事業者を包括する団体を組織化しまして、輸出先国のニーズですとか、ナショナルブランドによる共同マーケティングや販路拡大等々を行っているところであり...全文を見る
○野上国務大臣 農福連携は、障害者等が農業分野で自信や生きがいを持って社会参画していく取組でありまして、障害者等の雇用、就業の機会の創出となるだけではなくて、農林分野におきましても新たな働き手の確保あるいは農業、農村の維持発展につながることが期待をされております。  農福連携を...全文を見る
○野上国務大臣 まず、養父市についてでありますが、養父市が中山間地域という大変厳しい条件の中で地域農業の振興に取り組んでおられることは高く評価したいと思います。  一方で、養父市に適用されている特例につきましては様々な意見があるものと承知をしておりますが、令和三年一月時点で、対...全文を見る
○野上国務大臣 今後、人口減少によりまして国内の食市場の規模が縮小すると見込まれる中で、世界の食市場の規模は大きく拡大すると見込まれておりますので、国内生産を維持、拡大するためにも、高品質といった日本産の強みを生かした輸出拡大が必要であると考えております。  また、国民に対する...全文を見る
○野上国務大臣 家畜伝染病発生時の殺処分につきましては、OIEコードに定めております人道的かつ迅速に殺処分を行うという観点を踏まえて、疾病ごとに防疫指針において、動物福祉に配慮した殺処分の方法で実施するよう規定されているところであります。  委員御指摘のとおり、現場での殺処分は...全文を見る
○野上国務大臣 採卵鶏の飼養方式につきまして、ケージフリーを推進していくべきではないか、こういうお尋ねでございます。  アニマルウェルフェアの観点から見て、今、我が国で広く行われておりますバタリーケージによる飼養管理方式につきましては、五つの自由との関連では、闘争行動を防止する...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  原発事故以来、復興に懸命に取り組まれておられる農林水産関係者の皆様には大変な御労苦と御心配をおかけしているところでありまして、海洋放出により風評被害が生じると懸念をされるお気持ちは当然のことであるというふうに考えております。  政府とし...全文を見る
○野上国務大臣 昨日、私からは、まず、原発事故以降、農林水産関係者の方々には復興に向け大変な御労苦をおかけしており、海洋放出された場合の風評被害を懸念し、反対される気持ちは十分理解できると申し上げました。当然のことであると考えております。  そして、このような状況に鑑みて、海洋...全文を見る
○野上国務大臣 昨日の関係閣僚会議で決定をされました基本方針の中でも、福島県の漁業また観光、商工業、農林業等につきまして、ALPS処理水の処分に伴い新たに生じ得る風評被害への懸念が示されていることを踏まえて対策を講じることとされています。  水産業について申し上げれば、福島県の...全文を見る
○野上国務大臣 福島県の水産業、そして日本の漁業、これは政府全体としてしっかりと対策を講じて支えてまいりたいと考えております。  具体的には、例えば、がんばる漁業復興支援事業による漁獲量の回復の支援ですとか、あるいは荷さばき施設などの共同利用施設の整備の支援により、生産段階の支...全文を見る
○野上国務大臣 公益財団法人海と渚環境美化・油濁対策機構におきまして海岸漂着物の組成を平成二十七年から三十年までの四年間調査しましたところ、プラスチック類のうち漁網等の網やロープは、外国から漂着したものも含めて一割から二割程度の調査結果であったとのことであります。  使用中の漁...全文を見る
○野上国務大臣 輸出につきましては、昨年、実行戦略を決定させていただいて、マーケットイン輸出への転換をする、海外市場で求められているスペックの産品を専門的、継続的に生産、販売する体制を整備することといたしました。  具体的には、日本の強みを最大限に生かす品目別の具体的な目標を設...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘の資料は、今ほど来御議論いただきましたとおり、畜産技術協会が生産現場におけるアニマルウェルフェアの取組を進めるために作成したものでありまして、農林水産省としても、これまで、講習会などの場でこの資料を活用するなどしてきたところであります。  今ほど来、バタリ...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘のPOEAでありますが、POEAを始めとした補助成分は、作物や害虫への付着性の向上等を目的として農薬の製剤に添加される物質であります。  農薬の登録に当たりましては、有効成分や補助成分を加えた製剤それぞれについて必要となる試験成績を求めて、農産物への残留で...全文を見る
○野上国務大臣 今申し上げたとおり、科学的知見に従って判断をしていくことだというふうに考えております。
○野上国務大臣 国家貿易により農林水産省が輸入する小麦につきましては、全て残留農薬等の検査を行っておりまして、厚労省が定める食品衛生の基準に適合するものを輸入、販売しております。  輸入した小麦のグリホサートの検査結果は全て基準値以内となっております。  このため、輸入小麦は...全文を見る
○野上国務大臣 畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  近年の経済連携協定の締結による関税削減等により畜産物の価格の低下が見込まれる一方、経済連携協定による輸出相手国の関税撤廃等により我が国の畜産物の輸出は着...全文を見る
04月20日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 農林漁業、食品産業の分野におきましては、輸出ですとか新しい生活様式に対応した業態転換、あるいはスマート農林水産業の新たな取組が行われてきておりまして、投資活用のニーズがあるものと認識をいたしております。  一方で、農林漁業等につきましては、投資分野と...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産関係者の皆様が特に懸念されておられますこの風評被害の影響については、実際に放出されるまでの二年間を使いまして政府全体としてしっかりと対策を講じて、支えていきたいと考えております。  具体的には、がんばる漁業復興支援事業による漁獲量の回復の支援...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 大和堆周辺では、今も話が出ましたが、外国漁船の数、昨年一年間で四千隻以上という数に上ります。大変多いことから、取締り船の数が限られる中で一隻ずつに立入検査や拿捕を行えば、その間に他の漁船の侵入を許してしまうという状況があります。こうしたことから、大和堆...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 水産庁では、現在、水産庁所有の官船八隻と民間の船を借り上げた用船三十七隻、合計四十五隻で漁業取締りを行っているところであります。  令和二年三月に新造の大型漁業取締官船二隻を就航させまして、イカ釣り漁業の始まる前の五月からこの二隻を含めて重点配備をし...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 我が国の水産資源につきましては、我が国のこの排他的経済水域の外側にも分布、回遊をするものが多いわけでありますので、諸外国とも協調して資源管理に取り組んでいくことが重要であります。  このため、例えばサンマにつきましては、北太平洋公海を条約水域とします...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 累次にわたって申入れを行っているところであります。  以上であります。
○国務大臣(野上浩太郎君) この本制度は、民間の投資主体がその経営判断として自ら成長分野を選定して投資を行う仕組みであります。そのため、多様な在り方に対応できる制度となっておりますが、投資主体がどのような組織体制とするかは、今いろいろ御議論ありましたとおり、民間の経営判断に委ねら...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今回の法改正では投資対象を拡大するわけでありますが、農業法人への投資につきましては、これは農林水産省が投資主体を承認をして適切に監督を行っていくという枠組みに変更はないところでありますので、これまで同様、投資事業計画の審査の段階において配当の基準等も含...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 現在、御指摘のとおり、輸入木材製品につきましては、北米や中国で木材需要が増大をしている背景がありまして、輸入量が減少して、我が国においても不足感が生じておりまして、国内販売価格も上昇していると認識をいたしております。  現状では、輸入材の代替として国...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘ございましたとおり、農地は農業生産の基盤でありますので、国として守っていく責任があると考えております。  昨年改定されました食料・農業・農村基本計画におきましては、令和十二年における食料自給率、今四五%と定めているわけでありますが、この達成の...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まさに今御指摘がありましたとおり、日本の農業経営体のこれは約九八%が家族経営でありますので、こうした方が地域農業を支えているということを認識しております。  経営規模の大小ですとか、あるいは法人か、あるいは家族経営かの別を問わず、やはり意欲ある担い手...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) はい。  今お話ありましたとおり、風評被害の発生を防ぐためには、科学的な根拠に基づくことはもちろん、漁業者を始めとする関係者の方々が少しでも安心できるような処分方法であることが重要であることと考えております。  風評被害の対策等も追加的な対策も検討...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) A―FIVEは、出資対象となります事業体に対しまして、地域金融機関等と共同で出資し設立したサブファンドを通じた間接出資、また直接出資を行ってきております。御指摘のとおり、官民ファンドは民間投資の、民間資金の呼び水効果として効果的に活用されることが求めら...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御紹介いただきましたとおり、A―FIVE、平成二十四年の設立当初、役員十名、それから職員三十六名、計四十六名の定員でスタートしまして、その後、早期に三百億円、将来的には一千億円超の投資を目指して、業務が本格化した二十七年度末には役員十一名、職員四十六...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産省としましては、このA―FIVEの収支改善等を図るために、サブファンドを通じた出資に加えまして、A―FIVEによる直接出資にも注力するなど運用面での見直しを行うとともに、役職員の削減ですとかオフィス移転等の経費削減の取組について、A―FIVEに...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) A―FIVEにつきましては既に新規投資は停止をしておりまして、令和七年の末を目途に回収業務を行っていくということとしております。今後、昨年五月に策定した改善計画がございますので、これに沿って既に投資を行った案件について必要な経営支援を実施をしまして回収...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 現行の投資円滑化法では、農業法人投資育成事業としまして、農林中央金庫等のJA系統が主体となったこのアグリビジネス投資育成が平成十四年以降百五十二件で四十九億六千万円、また、地銀等が主体となった二十二の投資事業有限責任組合、LPSですね、これが平成二十六...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 輸出対策の予算につきましては、今御紹介いただきましたとおり、二〇一三年度から二〇二〇年度までの八年間で当初、補正合わせまして、毎年大体五十億円から四百十九億円を措置をしまして進んでまいりました。具体的には、輸出先国の規制やニーズに対応した輸出産地の育成...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) まさにこの資料にありますとおり、農業者の所得向上ですとか雇用の拡大を目指していくということが重要であります。  輸出が例えば農林水産業の所得向上につながった事例としましては、宮城県で、輸出用に低価格で安定した品質の米を供給をするために多収性品種の導入...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この世界の農林水産の輸出市場、この資料のとおり、二〇〇一年からこの二〇一八年までに約三・五倍拡大しました。その一方で、日本の輸出額、これ約一・九倍となったということであります。  これは、国内の関係者も様々な形で輸出事業に取り組んでまいりましたが、輸...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この輸出促進には、やはり生産、加工、流通、海外での販売、これ各段階での支援を行うことが必要と考えております。  このため、輸出事業には、ここにありますとおり、様々な事業があるわけであります。産地の育成、海外需要の創出、輸出環境の整備、海外支援の展開等...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御答弁させていただきましたとおり、二〇一三年と二〇一九年の比較では農林水産物の輸入額、増加をしているわけであります。一方で、国内の農業総産出額を見ますと、二〇一三年は八・五兆円、二〇一九年では八・九兆円となっておりまして、四千億円以上増加をしておりま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先ほどお話ありましたとおり、今後、人口減少によりまして国内の食市場縮小していくと見込まれます中で、アジアを中心に世界の食市場の規模は大きく拡大すると見込まれておりますので、国内生産を維持拡大するためにも、この高品質といった日本産の強みを生かした輸出拡大...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) いや、ですから、その点につきましては、先ほど申し上げましたとおり、輸入額も増加をしておりますが、農業総産出額というのは二〇一三年から二〇一九年で四千億円以上増加をしておりますので、必ずしも国内農業が影響を受けるというわけではないと考えているということで...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ありましたとおり、この食料の安定供給というのは国家の最も基本的な責務でありますので、この国内農業の生産基盤を強化をして、輸入が多い農林水産物の国産品への切替え、これを進めていくことは重要であると考えておりますので、このため、今お話しいただきました...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 本法案は輸出を含めた新たな事業に取り組む事業者に対しまして出資という形で資金調達の後押しをするものでありますので、御指摘の投資事業有限責任組合による投資リスクにつきましては、資金面では組合員全体が負うと、また業務執行面では当該組合の無限責任組合員が投資...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この投資につきましては、これはあらかじめ当事者間で契約した投資契約に基づいて行われるものと考えておりますが、本法に限らず、一般的に、投資は、投資主体が投資先の議決権を保有をして資金を供給をする、そして経営に参画することによって投資先の成長を図ることを目...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) はい。  今般の改正によります承認会社による投資の目的は、農林漁業法人等の自己資本の充実を促進をしてその健全な成長発展を図ることにありますので、農林水産大臣の承認を受けた事業計画に基づいて投資が行われることから、これら農業生産の協業を助長し、共同の利...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 現在の投資円滑化法の仕組みは、民間金融機関等が設立します株式会社又は投資事業有限責任組合を対象としまして、これら投資主体が国の承認を受けることによって日本政策金融公庫からの出資を受けられる等の特例措置を講じることによって農業法人への民間投資の円滑化を図...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月21日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○野上国務大臣 畜産業につきましては、これから、輸出も含めまして拡大が見込まれます国内外の需要に応えるための増頭ですとか増産を含めた生産基盤の強化、また、酪農等の長時間労働の改善に向けまして省力化機械の導入等を進めていく必要があると考えております。  畜産業には畜舎等は必須の施...全文を見る
○野上国務大臣 農林水産省といたしましても、牛肉ですとか牛乳・乳製品の生産量の増加に向けまして、経営規模の大小にかかわらず、生産基盤の強化と生産の効率化を図ることが重要と考えております。  このために、中小規模経営も対象としました増頭、増産のための奨励金の交付ですとか、中小規模...全文を見る
○野上国務大臣 昨年十一月に輸出拡大実行戦略を取りまとめまして、マーケットインの輸出を促進していくということとしたわけでありますが、具体的には、日本の強みを最大限に生かす品目別の具体的な目標を設定する、また、マーケットインの発想で輸出にチャレンジする農林水産事業者を後押ししまして...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘がありましたとおり、我が国の畜産、酪農は中小規模の家族経営が大宗を占めていますので、そのことを踏まえまして、大規模な経営体に限らずに、家族経営を含めた多様な経営体を育成していくということが重要であると考えております。  今御披露いただきました畜産クラスター...全文を見る
○野上国務大臣 酪農ヘルパーは、酪農家にとって不可欠の存在でありまして、人材確保や定着促進が大きな課題だと認識しております。  農林水産省としても、これまで、学生インターンシップや技術研修等への支援ですとか特定技能外国人の活用の支援等を行ってきておりますが、令和三年度からは新た...全文を見る
○野上国務大臣 四月十三日の関係閣僚会議で決定しました基本方針の中では、農林水産業について、処理水の処分に伴い新たに生じ得る風評被害への懸念が示されているとした上で、政府全体として、将来生じ得る風評影響について、現時点で想定し得ない不測の影響が生じ得ることも考えられることから、A...全文を見る
○野上国務大臣 原発事故以来、復興に向けて懸命に取り組まれておられる農林水産関係者の皆様の御苦労、御心配は本当に大変なものでありまして、海洋放出による風評被害が生じることを懸念されるお気持ちは本当に当然のことだと思います。  先般、漁連の会長を始め漁業者の皆様からも様々な御要請...全文を見る
○野上国務大臣 農林水産省では、風評対策としまして、これまで、福島県農林水産業再生総合事業によりまして、放射性物質の検査ですとか、流通実態調査、商談会の開催といった販売促進、GAPの取得促進等々、様々な支援を行ってまいりました。流通事業者や消費者に対して、福島県産の食品の安全性あ...全文を見る
○野上国務大臣 様々な情報についてしっかり共有していくことは重要であると考えております。  今、十八日に開催されました福島評議会での状況の答弁があったところでありますが、福島県の副知事を始めとする地元関係者の皆様から、処理水の安全性等についての理解が深まるように、関係者への説明...全文を見る
○野上国務大臣 牛マルキンの算定方法につきましては、昨年五月に標準的販売価格をブロック別に算定するという見直しを行いました。  これは、従前から、マルキンの発動について県間に格差があって、単価についても大きな差が問題となっていた中で、コロナによる枝肉価格の下落に伴って、相対取引...全文を見る
○野上国務大臣 福島県の畜産、特に肉用牛につきましては、現在においても、東京市場における福島県産牛の枝肉価格が同市場の平均値に比べまして一割程度、一頭当たりにしますと十万円程度低い状況になっておりまして、これは原発事故の風評被害による影響も考えられることから、その払拭は重要な課題...全文を見る
○野上国務大臣 本法案によりまして、畜舎内の滞在時間等を制限することで、例えばまれに起きるような地震で畜舎が損傷しても倒壊はしない強度にまで構造等の基準を緩和することを考えておりまして、家畜の生命を軽んじているということではございません。
○野上国務大臣 まず、現在、主要な畜産物であります牛肉及び牛乳・乳製品の国内需給でありますが、令和元年度で見ますと、牛肉につきましては九十四万トンの需要に対しまして国内生産は三十三万トン、また、牛乳・乳製品につきましては生乳ベースで千二百四十万トンの需要に対して国内生産は七百三十...全文を見る
○野上国務大臣 先生御指摘のとおり、水田地域において、栄養価の高い、そして収量が高い、粗飼料としても濃厚飼料としても利用可能な飼料用トウモロコシの生産を進めることは重要と考えております。  我が国では飼料用トウモロコシの生産の中心は青刈りトウモロコシでありまして、令和二年の作付...全文を見る
○野上国務大臣 既存の建物に対します耐震対策につきましては、国土交通省におきまして、改正耐震改修促進法に基づきまして、要緊急安全確認大規模建築物等について耐震化の支援策が講じられていると承知をいたしております。  この支援の対象となる建物は、一般住宅や多数の者が利用する三階建て...全文を見る
○野上国務大臣 先般の四月六日のこの委員会におきましても、串田委員からの御質問の際に、私から、OIEの陸生動物衛生規約におけるアニマルウェルフェアに関する勧告において、五つの自由がアニマルウェルフェアを考える上で役立つ指標として示されていることを答弁させていただきました。  農...全文を見る
○野上国務大臣 建築コストの削減につきましては、既に建築基準法の基準で建築済みの畜舎について、新法に基づく基準で設計し直すことにより試算をしたわけでありますが、その結果、今先生からお話がありましたとおり、部材の強度の見直しによって、柱、鉄骨、生コンクリート等の畜舎の構造に係る部材...全文を見る
○野上国務大臣 農業者以外の議決権制限の緩和についての議論でありますが、農業、農村現場におきましては、法人の農地所有について、農業から撤退をしたり、あるいは農地を他用途に転売をしたり、産廃置場になるのではないか等々を心配する声があるところであります。  このため、農地所有適格法...全文を見る
○野上国務大臣 集落営農の課題は、もちろん法人化の推進だけで解決できるわけではなくて、将来にわたって集落営農を存続させるためには、例えば今、米、麦、大豆ということが中心でありますが、これに加えまして、高収益作物の導入による収益力の向上ですとか、集落営農同士の広域連携によって農作業...全文を見る
○野上国務大臣 ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
04月21日第204回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 小西議員の御質問にお答えいたします。  日米貿易協定に基づく牛肉セーフガードについてのお尋ねがありました。  米国産牛肉セーフガードについては、日米貿易協定に関する日米間の交換公文で規定されたルールに基づいて米国と引き続き協議を行っていくことになり...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 大塚議員の御質問にお答えいたします。  農林水産業分野に関するRCEP協定の評価についてのお尋ねがありました。  RCEP協定については、物品市場アクセス分野だけではなく、ルール分野なども含めて総合的に評価する必要があると考えております。  まず...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 紙議員の御質問にお答えいたします。  RCEPにおける農林水産物の影響試算の必要性についてのお尋ねがありました。  RCEPにおける我が国農林水産品の関税については、重要五品目、すなわち米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物について関税削減、撤廃...全文を見る
04月26日第204回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 選挙一つ一つについての具体的な言及は差し控えさせていただきますが、いずれにしても、一般論として、国政選挙の結果というものをしっかりと真摯に受け止めて、国民の負託に応えることができるよう全力を尽くしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林水産行政、どのような目標を立てて推進をしてきたのかというお尋ねでございます。  今お話ございましたとおり、この農林水産業・地域の活力創造プランですとか、あるいは食料・農業・農村基本計画等に基づきまして、この産業政策と地域政策、これを車の両輪としな...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農業、農村の所得につきましては、先生御言及いただいた平成二十五年の十二月に決定をされました農林水産業・地域の活力プランにおきまして、経済成長や六次産業化の市場規模の拡大を踏まえて農業、農村の所得を今後十年間で倍増させるということを目指すとされているわけ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農業をやはり成長産業としていくためには、その生産額を増大させるということ、あるいはその生産コストをやはり削減に取り組んでいくこと、こういうことなども通じて農業所得を増大させていくことが重要だと考えております。  海外の需要の獲得に向けた輸出の拡大につ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) コストカットと申しますのは、例えばスマート農業を今全力で推進をしているところでありますが、やはりスマート農業によっていろんな生産コストというのは下がっていきます。これはコストカットといいますか、効率化が図られていくということだというふうに思います。 ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり将来にわたって持続可能な農業をつくって、その農村地域を活性化をさせていくためには、やはり先ほど言った安定的な農業経営を育成をする必要があるというふうに思いますし、そのために例えば農地集積などを進めていくことも重要と考えておりますが、一方で、今先生...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 先生の問題意識として、例えば、今厳しい状況にある中山間地域で果たして、じゃ輸出の促進に取り組めるのかという問題意識もあろうかと思います。そういうところももちろんあろうかと思います。  今、中山間地域といいますのは、少子高齢化が進みまして人口も減少して...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今ほど来申し上げてまいりましたとおり、その一方で、例えば輸出促進ですとか、あるいは農業の担い手に農地を集積をしていく、あるいはそのスマート農業等で効率的な生産ができるようにしていくということ、これはこれで重要な側面だと思っております。  一方で、中山...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 昨年十月の高収益作物次期作支援交付金の運用見直しは、これはやはり生産者を始め関係者の方々にとっては想定していなかったことでもあり、現場に大変な混乱を生じさせたことは大変申し訳なく思います。  農林水産省では、全国各地で千三百回以上開催されました説明会...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 高収益作物次期作交付金は、四月三十日に成立しました第一次補正予算によって成立した事業でありまして、当時、新型コロナウイルスによる影響を受けました花卉、茶、野菜、果樹等の高収益作物の次期作に取り組む農業者に対して支援をしたものでありますが、事業を創設した...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 昨年の運用見直し以降、先ほども申し上げましたが、全国各地で開催をされました千三百回以上の説明会に職員を派遣させていただいたところであります。その中で、やはり、先生おっしゃったとおり、事業の詳細、運用についての御質問に対して、最初から全てを回答できなかっ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今先生から災害時の状況について御言及をいただいたわけでありますが、御指摘のあった農業共済及び収入保険のオンライン化申請についてでありますが、加入者となる農業者の利便性の向上ですとか、これは農業共済組合の業務の効率化自体を図っていくという観点もあります。...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 有機農業は自然循環を活用して行うものでありますので、環境への負荷の低減ですとか、あるいは生物多様性の保全、地球温暖化防止等に高い効果を示しますし、SDGsの達成にも貢献するものでありますが、議員御指摘のとおり、この有機農業に地域でまとまって取り組むこと...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり、自治体が地域をまとめてこの有機農業を推進していくためには、消費者のニーズを踏まえた生産振興や販路の確保ですとか、あるいは有機農産物の効率的な物流の構築など、本当に様々な取組が必要になってくると思います。  農林水産省では、先ほど申し上げました...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 二〇五〇年のカーボンニュートラルの実現、極めて重要な課題だと考えております。他方で、農地は農業生産の基盤でありまして、国民への食料の安定供給の観点から適切に確保していく必要があると考えておりまして、農林水産省としては、優良農地を確保しつつ再エネ導入を促...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農業用ため池の水上太陽光発電施設の設置につきましては、ため池が多い瀬戸内海沿岸を中心に取組が行われていると承知をしておりますが、このような取組は再生可能エネルギーの活用として期待をされているというふうに考えておりますが、一方で、水面に設置するための技術...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今輸出拡大について御答弁させていただいたところでありますが、今先生からお話あったCLTの利用促進、やはり国内のまず需要も促進を、拡大の促進をしていかなきゃならないということがあると思います。  今CLTは、公共建築物を始めとして余り木材が使われてこな...全文を見る
04月27日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 今回の緊急事態宣言では、ゴールデンウイークの短期集中対策としまして、飲食の対策を強化するとともに、一旦人の流れを止めるために、多数の者が利用する施設への休業要請を含む強力な措置を講ずることとしたところであります。  農林水産省では、農林水産業あるいは...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) GoToイート事業の食事券の利用期限につきましては、昨年十二月に決定をしました経済対策に基づいて六月末とされております。  五月十一日までを期限とする緊急事態宣言が発令をされたわけでありますが、五月以降の感染状況などまだ不確定な要素が多いことから、現...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 主食用米の需要は毎年減少していくと見込まれる状況にありますが、まず、このような中で引き続き行政による生産数量目標の配分を行うこととした場合、生産者自らが市場のニーズを捉えて需要に応じた生産を行う状況に導くのが難しく、また、生産数量目標の配分に基づいて決...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今答弁がありましたが、令和三年産の作付け転換に向けては、六月末の営農計画書の提出に向けて検討を進めているところでありまして、話あったとおり、水田リノベーション事業ですとか麦・大豆プロジェクトですとか水田活用直接支払交付金等々措置をして、作付け転換が進む...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この昨年の十月の財政審の資料でありますが、お話あったとおり、この米の、農業の総産出額が九兆五百五十八億円に占める米の割合は二割弱であるが、六割以上の農家が従事をして、直接的な補助金は麦、大豆等の土地利用型作物も含めると約六千億円が措置されているですとか...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり、米政策進める上で、現場、生産者としっかりとその理解を得ながら進めるということが極めて重要であります。先ほど来、様々な全国大会あるいはウエブ等々の交流等々も話をさせていただいておりますが、その現場、生産者の理解を得ながら進めるということに全力を挙...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) このアンケート、令和三年の一月から二月にかけて実施をしたわけでありますが、このアンケートにおきまして売上げが八割以上回復したと回答した業者の割合が四九%ということでございますので、依然としてこの売上げの回復が遅れていると認識をいたしております。また、売...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 福島第一原発の事故以降、農林水産物につきましては買い控えですとかあるいは価格の低下が生じてきたと認識しておりますし、流通段階でも福島県産から他の都道府県産への代替が進むなど、なかなかその販路が回復しない状態が続いております。  こうした中で、十三日に...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) ため池は、今お話あったとおり、全国で十六万あるわけでありますが、その大部分が江戸時代以前に築造されておるものでありますし、豪雨や地震に対して脆弱なものですとか、やはり劣化が進行しているもの、多数存在をしておりますので、その整備、改修が防災上重要な課題と...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策でありますが、その額は約十五兆円程度であります。そのうち、防災重点農業用ため池の防災・減災対策につきましては、事業費ベースでおおむね千八百二十億円の規模を見込んでおります。また、ため池の防災・減災対策、これ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 二〇二〇年度の米国産の牛肉の輸入量につきましては、今答弁あったような様々な理由から二〇一九年度に比べて増加をしておりますが、輸入業者からは、セーフガードの輸入基準数量を意識して調達を行ったと聞いております。  このように、セーフガードを措置しているこ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 米国産牛肉のセーフガードにつきましては、日米貿易協定に関する日米間の交換公文で規定されたルールに基づいて、米国と引き続き協議を行っていくこととしております。  まずは今回セーフガードの発動に至った要因等を分析をしながら協議を行っていくことになると考え...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) RCEPにおきましては、粘り強く交渉しました結果、中国に対してはパック御飯等、あるいは米菓、ホタテガイ、ブリ、しょうゆ、切り花、韓国に対しては菓子、インドネシアに対しては牛肉等の品目で関税撤廃獲得したところでありまして、今後、輸出拡大が期待をされると考...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) RCEPにおける我が国農林水産物の関税につきましては、先ほどお話ございましたとおり、重要五品目、すなわち米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物について関税削減、撤廃から全て除外をし、また、関税撤廃率は近年締結された二国間EPA並みの水準としました。ま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のございました外国資本による森林買収についてでありますが、これは平成二十一年頃から報道等各方面で取り上げられまして、水源林の買収が目的ではないかとの懸念が示されたものと承知しております。  このため、農林水産省としては、平成二十二年から外国資本...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今個別の品目、幾つか御言及いただきましたので、必要であればまた答弁をさせたいと思いますが、いずれにしても、RCEPにおける関税については、重要五品目は撤廃除外をして、関税撤廃率は近年締結された二国間EPA並みの水準としたと。  また、今いろいろ品目を...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) このフードバンク活動は、食品ロスの観点からも極めて重要でありますし、コロナの影響によって生活困窮者支援等の観点からもその役割はますます高まっていると思います。今般、そういう観点で、緊急対策として食品の受入れ、提供の拡大に取り組むフードバンクへの支援を行...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  近年の経済連携協定の締結による関税削減等により畜産物の価格の低下が見込まれる一方、経済連携協定による輸出相手国の関税撤廃等により我が国の畜産...全文を見る
05月07日第204回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 浜口議員の御質問にお答えいたします。  食料の安全保障と温暖化対策の観点から、食料自給率及び食品ロス削減についてのお尋ねがありました。  食料自給率の向上につきましては、輸入品からの代替が見込まれる小麦、大豆等の増産、加工食品や外食、中食向け原料の...全文を見る
05月11日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 近年の経済連携協定の締結に伴います関税削減による畜産、国産の畜産物の影響につきまして、影響試算では、輸入価格や為替が一定である等の前提を置いた上で、関税削減に伴い輸入畜産物の価格が下落することで国産畜産物の価格も下落すると見込んでおります。  一方で...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 畜産業においては、国内外の需要に応える供給を実現をしていかなきゃならない、また増頭、増産を進めて生産基盤強化に取り組む必要があります。特に酪農におきましては長時間労働が課題となっておりますので、省力化機械の導入によりましてこれを改善する必要があります。...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) お答え申し上げます。  畜産業においては、国内外の需要に対応するための増頭、増産ですとか、長時間労働の改善に向けた省力化機械の導入等に取り組む必要がありますが、畜舎は畜産業に必須の施設でありまして、増頭や搾乳ロボットなど省力化機械の導入を行う場合には...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 配合飼料価格につきましては、今先生からお話あったとおり、昨年来、中国におけるアフリカ豚熱からの飼養頭数の回復に伴ってトウモロコシ価格が高騰して配合飼料価格が上昇していると、畜産農家の方々から大変な御懸念をお持ちであるということ、承知いたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 本法律案は、今先生からもお話あったとおり、畜舎等の利用の方法等に一定の基準を設けることによりまして建築基準法の特例として構造等の技術基準を緩和するものでありまして、この利用基準と技術基準の組合せによって安全性を確保するものであります。  一方で、良好...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 現在、建築基準法におきましては、畜舎や住宅等を含めて全ての建築物に適用されるわけでありますが、建築物の建築等に関して最低の基準を定めて、それによって安全性を確保すると、建築基準法はこういう考え方を取っているわけでありますが、一方、畜舎については、平屋が...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ございましたとおり、全国で三月の平均気温が高温で、高温傾向で推移したことによりまして果樹について例年より開花が早まったことが影響して、四月十日から二十七日までに東北、関東、北陸地方等で発生した霜や低温によりまして花が枯れるといった被害が発生したと...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 主要な畜産物であります牛肉ですとか牛乳・乳製品の国内需要につきましては、これ、令和元年度で見ますと、牛肉については九十四万トンの需要に対して国内生産は三十三万トン、また牛乳・乳製品につきましては、生乳ベースで千二百四十万トンの需要に対して国内生産は七百...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 我が国の酪農、肉用牛の生産基盤、規模拡大が進展している一方で、やはり中小規模の家族経営が大勢を担うということになるわけでありますので、生産基盤の強化を図るに当たっては、引き続き意欲ある担い手の規模拡大を支援するとともに、この中小規模の家族経営の持続的な...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話あったとおり、建築基準法は、建築物の構造等に関して最低の基準を定めて、これにより安全を確保すると、こういう考え方を取っているわけでありますが、畜舎については、先ほど申し上げましたが、平屋が中心で構造が簡素なものが多い、あるいは、人の滞在時間が短い...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今ほど御議論いただいておりますとおり、新制度におけるいわゆるB基準でありますが、これは畜舎内の滞在時間の制限、あるいは畜舎における避難経路の確保等の厳しい利用基準ですね、ソフト基準と技術基準、ハード基準の組合せによりまして安全性を担保する仕組みでありま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) はい。  この制度では、利用に関する基準、そして技術に関する基準、これが相まって人命の安全性を確保するということにしておりまして、人命の安全を軽視するような緩和を行おうとしているわけではございません。  農家からの要望なども踏まえましてこの法律案を...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 我が国の畜産は、狭く山がちな国土条件の下で、自給飼料の生産面積が限られておりますので、輸入飼料に依存して発展してきたところであり、また近年では、旺盛な国内外の需要に応えるために生産基盤の強化に取り組んでおるところでありますが、こうした中、今後とも畜産業...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
05月12日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○野上国務大臣 農林水産省としましても、消費者庁と連携をしまして、適切な菌床の原産地表示につきまして地方自治体、JAあるいは全国森林連合会、種菌事業者で組織する団体等を通じて生産者に周知を図るとともに、消費者向けのチラシを作成して森林の保全に果たす役割について啓発を図るとともに、...全文を見る
○野上国務大臣 今先生からお話がありました水田リノベ事業でありますが、これは、令和二年度の第三次補正予算におきまして、産地と実需者の結びつきの下での生産者の低コスト生産等の取組等に支援をするということで実施したものであります。  本年一月から三月にかけてこの要望調査を行いまして...全文を見る
○野上国務大臣 需要に応じた米政策改革をしっかりと進めていくということ、これに資するような対策ができるようにしっかり検討を進めてまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 生食用バレイショにつきましては、輸入後直ちに加工されることを前提としたポテトチップ加工用とは異なりまして、輸入後に繁殖用として転用可能でありますので、それを経路として国内に病害虫が侵入するリスクが大きいことから、病害虫の侵入防止に向けて、科学的根拠に基づいて引き続...全文を見る
○野上国務大臣 企業の農業参入は重要と考えておりまして、平成二十一年の農地法改正でリース方式を完全に自由化したところであります。現に法改正前の約五倍のペースで参入が進んでいるところでありまして、これを更に推進していくことが重要と考えております。  一方、企業による農地所有につい...全文を見る
○野上国務大臣 今、農業者の高齢化が進んでおりまして、その中で耕作放棄地の発生も懸念しているところであります。その防止につきましては、例えば、多面的機能支払いですとか中山間直払い等によって地域の共同活動への支援を行いましたり、担い手への農地の集積、集約化、あるいは農地耕作条件改善...全文を見る
○野上国務大臣 今ほども申し上げましたが、企業の農業参入も重要と考えておりますが、その農地所有につきましては、農業、農村現場における先ほど申し上げたような懸念の声があることも事実でありますので、これは慎重に検討していく必要があると考えております。  今お話のありました農地に係る...全文を見る
○野上国務大臣 お話がありましたとおり、本年四月に、兵庫県農業会議と兵庫県の農地バンクであります兵庫みどり公社が合併しまして、公益財団法人ひょうご農林機構を設立しまして、農地集積等を推進する新しい体制がスタートされたと承知をいたしております。  農地集積を推進するためには、管内...全文を見る
○野上国務大臣 今御説明いただきました、渡辺昌メディカルライス協会理事長らが世界十九か国の米の消費量と新型コロナウイルス感染症の感染者数の関係を統計解析しまして、米消費量と新型コロナ感染者数の相関を五大陸を含む主要十九か国に対して統計分析したところ、強い負の相関関係があることを確...全文を見る
○野上国務大臣 米の消費拡大は極めて重要な課題でありまして、昨年三月に閣議決定されました食料・農業・農村基本計画におきまして、米飯学校給食の推進、定着や、米の機能性など米と健康に着目した情報発信ですとか、あるいは企業と連携した消費拡大運動の継続的展開などを通じまして、米消費が多く...全文を見る
○野上国務大臣 日本の有機農業でありますが、現在は野菜ですとか茶の取組面積が多くなっておりますが、今後、みどりの食料システム戦略で掲げました有機農業の目標達成に向けまして、大豆を始めとします土地利用型作物についても有機農業を拡大する必要があると考えております。  大豆につきまし...全文を見る
○野上国務大臣 配合飼料価格についてでありますが、今御指摘がありましたとおり、昨年来、中国におけるアフリカ豚熱からの豚の飼育頭数の回復に伴って飼料需要の増加がありまして、トウモロコシ価格等も高騰していることから大きく配合飼料価格が上昇しているわけであります。  このような場合に...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘いただきましたとおり、二〇二〇年農林業センサスにおきましては、個人経営体の数は百四万経営体となりまして、十年前と比べて六十万経営体、五年前と比べて約三十万経営体減少しているわけであります。一方、法人経営体数は三・一万経営体となりまして、十年前と比べて約九千...全文を見る
○野上国務大臣 農協の事業収支につきましては、今御指摘がありましたとおり、平成三十事業年度では全国の約二割の農協が経済事業で黒字でありますが、その他の農協は経済事業の赤字を信用・共済事業で補う構造となっておりまして、信用事業を始め環境が厳しさを増すと見込まれる中で、農協経営の持続...全文を見る
○野上国務大臣 現在、農業経営の法人化ですとか個人経営体の規模拡大が進展しているところでありますが、農協は、組合員のために、そのニーズに応えるために、生産資材の有利調達ですとか農畜産物の有利販売などのサービスを提供する役割を果たしていく必要があります。  農協におきましては、現...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘のとおり、個人経営体は減少しておりますし、法人経営体は増加している、こういう現状であります。  しかしながら、日本の農業経営体の約九六%は個人経営体であり、農協におきましては、やはり、経営規模の大小ですとか、法人経営体か個人経営体か、その別を問わずに、意欲...全文を見る
○野上国務大臣 株式会社化などの組織転換につきましては、平成二十七年の農協法改正によって規定が整備されておりますが、今事務方からもお話しさせていただきましたように、どのような組織にするかは農協で判断をいただくことでありますが、しかし、組織形態のいかんにかかわらず、全農や農協が例え...全文を見る
○野上国務大臣 係争中の訴訟に関わる具体的な対応についてお答えすることは差し控えさせていただきます。  いずれにしても、平成二十九年の大臣談話に沿った解決が図られるよう、引き続き関係省庁と連携して適切に対応してまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 係争中の訴訟に関わる具体的な対応についてお答えすることは差し控えさせていただきますが、その上で、一般論として申し上げれば、平成二十九年の大臣談話に沿った和解協議には当然国としても応じることになると考えております。
○野上国務大臣 四月二十八日の進行協議期日における福岡高裁の御提案内容については、裁判所が非公開の場である進行協議期日を設定したという趣旨に鑑み、お答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。  その上で、一般論として申し上げれば、平成二十九年の大臣談話に沿った和解を前...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘の一堂に会する場についてでありますが、令和元年の開門派弁護団との意見交換の場におきまして、同弁護団から話合いをする場をつくっていただきたい旨の発言があったことに対しまして、江藤前大臣から、様々な立場の関係者がバランスよく参加するのであれば一堂に会して話し合う...全文を見る
○野上国務大臣 四月二十八日の進行協議期日における福岡高裁の御提案内容につきましては、裁判所が非公開の場である進行協議期日を設定したという趣旨に鑑み、お答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。  いずれにしても、開門することは現実にも実現困難である上、多くの深刻な問...全文を見る
○野上国務大臣 そのような要請があったことは承知をいたしております。  係争中の訴訟に関わる具体的な対応についてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。  有明海の漁業をめぐっては、私も、昨年十二月に長崎県及び佐賀県へ出張しまして、両知事を始めとする地元関係者の...全文を見る
○野上国務大臣 農林水産省では従来から食育の観点から学校給食に対して政府備蓄米の無償交付を行ってまいりましたが、お話をいただきましたとおり、昨年五月から学校給食の補完機能を果たす子供食堂についても対象としたところであります。また、コロナ禍の下で、子供が子供食堂に集まりにくい中で、...全文を見る
○野上国務大臣 人・農地プランでありますが、御案内のとおり、地域の話合いに基づいて今後の地域農業の中心となる経営体あるいは将来の農地利用の在り方を明確化しようとするものであります。  このプランについて、真に地域の話合いによるものとなるように、令和元年の六月から実質化の取組を進...全文を見る
○野上国務大臣 先ほどの数字、令和二年三月末までの数字でございますが、現在、令和三年三月末までの状況を調査しているところでありますが、新型コロナの影響もあって実質化の取組に遅れが出ている状況であることは事実であると認識をしております。  人・農地プランの実質化の取組につきまして...全文を見る
○野上国務大臣 先ほど兵庫県の事例なども御議論があったところでありますが、具体的にどのように取り組んでいくかについては、そのような体制も含めて各都道府県におけるそれぞれの事情に応じて御判断をいただくべきものだと考えておりますが、農地集積等を推進する体制について検討される上で、兵庫...全文を見る
○野上国務大臣 農林水産省では、農林水産物や製品の優劣を競う共進会ですとか品評会等におきまして成績優秀な農林漁業者、あるいは食育や農林水産物・食品の輸出等の政策課題に対応して農林水産施策の推進に貢献した事業者又は団体に対して農林水産大臣賞を授与しております。  こうした枠組みの...全文を見る
○野上国務大臣 農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  金融システムの安定に係る国際的な基準においては、グローバルな金融システム上重要な金融機関について、当該システムの著しい混乱が生ずるおそれがあると認...全文を見る
05月18日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 宮崎先生には、日頃から土地改良事業の推進に御尽力いただいておりまして、ありがとうございます。  今お話ありましたとおり、土地改良長期計画につきましては本年三月に決定をしたわけでありますが、本計画につきましては、食料・農業・農村基本計画ですとかみどりの...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘のとおり、農業者が減少する、あるいは高齢化が進む中でどうやって将来にわたって農業経営を担う担い手あるいは労働力、育成確保していくか、重要な課題であります。特に、リンゴの果樹においては、摘果や収穫調整、出荷に労働時間の多くが集中することから、農作業...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農業用ため池の上にこの水上太陽光発電設備を設置するというのは瀬戸内海沿岸を中心に取組が行われていると承知しておりますが、この取組は、再生エネルギーの活用として期待されている一方で、やはり水面に設置する、しますので、技術的困難さがあったり、台風が来たらめ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) ため池への太陽光エネルギーの設備の設置でありますが、今先生おっしゃられたとおり、活用できるところは活用して再生エネルギーへの取組を進めていくということは重要であると思いますが、一方で、今申し上げたとおり、安全性ですね、めくれ上がったり、堤体への影響ある...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ございましたとおり、このみどりの食料システム戦略でありますが、生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現させるためのものでありまして、昨年十月から省内で精力的な検討を行ってまいりまして、年明けからは、二十二回にわたりまして実施をした生産者、事...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ございましたとおり、昨年の十月に検討指示をしまして、本年の五月十二日、先般ですね、策定をしたわけでありますが、その過程では、私や副大臣、政務官も参加をして、各品目の生産者ですとか若手の新規就農者ですとか、あるいは中山間、中小・家族経営等の生産者の...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘ありましたとおり、我が国が排出する温暖化効果ガスのうち、農林水産業に由来するものは約全体の四%となっているわけであります。  現在、農林水産省では、温室効果ガスの削減のために、例えば施設園芸等における省エネ機器ですとか水産業におけるLED集魚...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 二〇五〇年カーボンニュートラルに向けまして農山漁村におきましても導入をしていかなきゃならないわけですが、その際にはやはり地域の活力向上ですとか農林水産業の発展に資する形で導入をしていかなければならないと思います。  その際、農林水産業者、あるいは地域...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 荒廃農地でありますが、現在二十八・四ヘクタールあると、うち再生可能なものは九・一、困難なものが十九・二ヘクタールとなっておりまして、あっ、十九・二万ヘクタール、九・一万ヘクタール、十九・二万ヘクタールとなっておりまして、その発生防止と復旧による解消に努...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ありましたとおり、食料・農業・農村基本計画でありますが、これは、食料・農業・農村基本計画に基づきまして、基本法に基づきましておおむね五年ごとに閣議決定される政府の方針でありまして、食料、農業、農村に関する各施策の基本となるという性格を踏まえて、中...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 近年の食料・農林水産業を取り巻く状況でありますが、地球温暖化に伴いまして、農産物の品質低下があったり、大規模災害の激甚化が顕在していることですとか、あるいは、肥料原料やエネルギーにつきましては我が国は定常的に輸入に依存しているということに加えまして、今...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) このみどりの食料システム戦略でありますが、期待される効果の一つに持続的な産業基盤の構築を掲げたところであります。  御指摘のとおり、我が国の喫緊の農業の課題は構造的な生産者の減少あるいは高齢化への対応ということが一つあります。その背景の一つに、例えば...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話あったとおり、国連は二〇一九年から二〇二八年、これを家族の、家族農業の十年と定めております。各国が家族農業に関する施策を進めるとともに、その経験を他国と共有する、またFAO等の国連専門機関は各国による活動計画の策定、展開を先導すること等を求めてい...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今日の委員会でも、このみどりの食料システム戦略につきまして様々な御議論をいただいたわけであります。これまでにない新たな政策方針だというふうに思っております。生産者、事業者、所有者それぞれの理解と協働の上で実現をしていくものだと考えております。  様々...全文を見る
05月19日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○野上国務大臣 お答え申し上げます。  農林中金でございますが、今お話がありましたとおり、農協などの農林水産業者の協同組織を基盤とする金融機関としまして、これらの協同組織のために金融の円滑を図ることにより農林水産業の発展に寄与することを目的とする民間金融機関であります。  農...全文を見る
○野上国務大臣 貯金保険法に既に設けております金融危機対応制度でありますが、これは、我が国又は農水産業協同組合が業務を行っている地域の信用秩序の維持に極めて重大な支障が生ずるおそれがあると認められるときに措置することとしておりまして、例えば、不良債権等によります金融機関の財務状況...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会についてでありますが、吉川元大臣と秋田元代表の贈収賄容疑での起訴を受けまして、国民の皆様に疑念を持たれることがないように、養鶏・鶏卵行政の公正性につきまして第三者の委員の皆様に現在検証を進めていただいている...全文を見る
○野上国務大臣 お答え申し上げます。  金融システムの安定に係る国際的な基準におきましては、グローバルな金融システム上重要な金融機関につきまして、金融システムの著しい混乱が生ずるおそれがあると認められた場合に、その資産及び負債の秩序ある処理に関する措置を講じることができる仕組み...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘のとおり、令和元年十二月の規制改革推進会議農林水産ワーキング・グループの重点フォローアップ事項において、JAグループの信用事業の健全な持続性を確保するために、代理店方式の活用の更なる推進等、自己改革の実施状況について確認を行うとされたところであります。  ...全文を見る
○野上国務大臣 農協改革につきましては、農業者の所得向上を図るとの原点を踏まえて、これまで農協におきまして自己改革に取り組んでいるところでありますが、JAグループにおきましても引き続き自己改革に不断に取り組んでいくことを宣言しているところであります。  今後とも、農協におきまし...全文を見る
○野上国務大臣 農林中金によりますと、世界的な利ざや縮小など、資金運用環境の好転が見込まれない中で、農協等々の会員とも協議をした上で、奨励金を令和元年から四年かけて段階的に引き下げるとしたところと承知いたしております。  農協の事業収支は、取り巻く環境が厳しさを増すと見込まれる...全文を見る
○野上国務大臣 平成二十二年の開門を命ずる福岡高裁の判決が確定した後、国は開門義務の履行に向けまして諫早湾周辺の農業者また漁業者、地域住民の理解と協力を得るための努力を重ねてまいりましたが、必要な事前対策工事の着手すら行うことができませんでした。  また、平成二十二年の判決後に...全文を見る
○野上国務大臣 例えば、防災効果が失われることですとか、あるいは、調整池が塩水化することで農業用水としての利用が不可能となる上、塩害、潮風害が発生すること等でございます。
○野上国務大臣 各排水門の今後の操作に関する御提案でありますれば、これにお答えすることは、係争中の訴訟に関わる具体的な対応について臆測を呼ぶものとなるため、適切ではないと考えております。  私自身も昨年、現地の方に行きまして、現地の皆様のお声を聞かせていただきました。干拓地では...全文を見る
○野上国務大臣 今申し上げましたとおり、干拓農地の農業者の皆様からは調整池が塩水化することによって塩害や潮風害が発生するといった強い懸念が示されているところでありますが、各排水門の今後の操作に関する御提案であれば、それにお答えすることは、係争中の訴訟に関わる具体的な対応について臆...全文を見る
○野上国務大臣 今申し上げましたとおり、第二次募集で六百二十四件、百三十四億円の採択をしたところでございます。  また、先般、農林水産委員会で先生から御指摘のありました、商工会、商工会議所も含めて広く事業内容の周知を行った結果、事業内容が浸透しまして、一次募集に比べて優良な取組...全文を見る
○野上国務大臣 御指摘のとおりだと思いますので、そのような誤解が生じないように、しっかりと丁寧な周知に努めていくということが重要であると考えております。
○野上国務大臣 おっしゃる意味はよく分かります。ただ、感染拡大の状況は予断することができませんので、その状況はしっかり注視をしてまいりたいと考えております。
○野上国務大臣 今も答弁がありましたが、御指摘の一堂に会する場についてでありますけれども、これは、令和元年十月の意見交換の場におきまして、開門派弁護団の方々から、和解協議という文脈ではなくて、話合いをする場をつくっていただきたい旨の発言があったことに対しまして、江藤前大臣から、様...全文を見る
○野上国務大臣 近年の農協におけます貯貸率でありますが、すなわち貯金に対する貸出金の割合の動きを見てみますと、平成十年度に三一・六%だったところ、平成三十年度には二一%となっております。低下しているわけであります。  これにつきましては、貸出金がほぼ横ばいで推移する中で、農協の...全文を見る
○野上国務大臣 まだしっかりとは見ておりません。
○野上国務大臣 今お話がありましたとおり、輸入木材は、米国ですとか中国の影響で産地価格が高騰して、輸入量も減少しておるところであります。輸入木材の代替として国産材製品の引き合いも強くなっておりまして、今、国内の加工工場も既に稼働率を上げて対応しておりますが、生産が間に合わない品目...全文を見る
○野上国務大臣 今お話がありましたいわゆる代理店方式についてでありますが、農協が農産物の有利販売ですとか生産物の有利調達などの経済事業に重点を置いて事業を行えるようにするためには、農協の経営における金融事業の負担やリスクを極力軽くして、人的資源を経済事業にシフトできるようにするこ...全文を見る
○野上国務大臣 趣旨につきましては今申し上げたとおりでありますが、これは選択肢でありまして、選択できるように措置をしておりますので、それは農協自らが組合員の意向を踏まえて行うべきものであると認識いたしております。
○野上国務大臣 農林中金によりますと、世界的に利ざやが縮小しているなど、資金運用環境の好転が見込まれない中で、農協等の会員とも協議をした上で、奨励金を令和元年度から四年かけて段階的に引き下げることとしたと承知いたしております。  そのため、農協の事業収支は今後、取り巻く環境が厳...全文を見る
05月25日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  金融システムの安定に係る国際的な基準においては、グローバルな金融システム上重要な金融機関について、当該システムの著しい混乱が生ずるおそ...全文を見る
05月27日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○国務大臣(野上浩太郎君) 野村先生には、今ほど来お話しいただきましたとおり、農協改革始め、日頃から農政の推進に大変御尽力をいただいておりまして、感謝申し上げたいと思います。  農協改革につきましては、やはりこれは農業者の所得向上を図ることの原点を踏まえまして、これまで農協にお...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 金融安定理事会でございますが、このグローバルな金融システム上重要な銀行でありますG―SIBの候補行である七十六の金融機関を対象としまして、総資産等の規模や外貨建て資産等の国際活動など五つの基準と、今お話しいただきましたとおり、その基準に該当する具体的な...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今、この本法案に設けられております様々な措置につきまして御議論いただいたところでございますが、こうした措置が設けられることによりまして、農林中金が国際的な基準に対応した仕組みの下で、やはり、お話しいただきましたとおり、継続的にその役割を発揮をして、その...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 本法律案は、基本的に平成二十五年の預金保険法の改正の内容を踏まえたものとしておりますが、措置の対象となります金融機関の範囲と措置内容の一部が異なっております。  具体的には、措置の対象となる金融機関につきましては、本法案では、貯金保険法の対象である農...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり農協は、組合員からの信頼を確立するために、法令等を厳格に遵守しまして健全かつ適切な業務運営を努めることが重要でありまして、農林水産省におきましては、不祥事が発生した農協に対して、原因等について明らかにさせて、再発を防止する体制づくりを求めておりま...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘いただきましたとおり、金融システムの安定に係る国際的な基準におきましては、グローバルな金融システム上重要な金融機関につきまして、金融システムの著しい混乱が生ずるおそれがあると認められた場合に、その資産及び負債の秩序ある処理に関する措置を講ずるこ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林中金の令和二年の三月末現在の農業関連融資残高は約五千五百八十億円となっておりまして、これは、農協、信連と合わせたJAバンクにおける農業関連融資は約二兆五千八百四十九億円となっているところであります。  また、投資円滑化法に基づいて農林中金が約二〇...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農業の成長産業化、これを図るためには、農業者によります活発な事業展開を促していく必要があると考えております。一般的に、法人の場合には、積極的な事業展開を進めていくに当たりまして、融資以外に出資により資金を調達するケースがあるわけであります。ただ、一方で...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり法人につきましては、農業関係者による農地等に係る決定権の確保や農村現場の懸念払拭措置を講ずることが重要と考えております。具体的内容につきましては、農業現場の意見、懸念を踏まえつつ、年内を目途に取りまとめてまいりたいと考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今ほども御答弁申し上げましたが、やはり農業者、関係者によってやはり農地等に係る決定権の確保がある、あるいは農業、農村の現場の懸念、これまでもこの委員会でも様々な御議論をいただいてまいりましたが、この払拭措置を講ずることが重要と考えております。具体的な内...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御質問いただきました代理店化についてでありますが、これは平成二十六年六月の農林水産業・地域の活力創造プランにおきまして、単位農協から農林中金、農信連へ信用事業譲渡を行って、単位農協に農林中金、信農連の支店、代理店を置くといういわゆる代理店方式の活用を...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 農林中金によりますと、世界的な利ざやの縮小など資金運用環境の好転が見込まれない中で、農協等々の会員とも協議した上で、奨励金を令和元年度から四年掛けて段階的に引き下げていると、ところと承知をいたしております。  今お話ありましたとおり、農協の事業収支は...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 我が国の農業は、近年、人口減少に伴うマーケットの縮小ですとか農業者の減少、高齢化の進展など、厳しい状況に直面しておりまして、これに対応して生産基盤の強化や担い手の育成確保を進めることが重要であります。  農林水産省としては様々な取組を進めておりますが...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 金融システムの安定に係る国際的な基準におきましては、グローバルな金融システム上重要な金融機関につきまして、金融システムの著しい混乱が生ずるおそれがあると認められる場合に、その資産及び負債の秩序ある処理に関する措置を講ずることができる仕組みを整備すること...全文を見る
06月02日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○野上国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁と連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
06月03日第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○野上国務大臣 昨日二日でありますが、午後に、請求異議訴訟の差戻し審に関しまして福岡高裁において進行協議期日が行われたと承知しておりますが、進行協議期日の内容につきましては、裁判所が非公開の場である進行協議期日を設定した趣旨に鑑み、お答えすることは適切ではないと考えております。 ...全文を見る
○野上国務大臣 繰り返しになって恐縮なんですが、今回の期日におきまして、国が裁判所の御提案について裁判所とどのようなやり取りをしたかについてお答えすることは、係争中の訴訟の具体的な対応に関わる事項であり、適切ではないと考えておりますが、一般論として申し上げれば、国は訴訟の手続に従...全文を見る
○野上国務大臣 今申し上げましたのは、一般論として申し上げれば国は訴訟の手続に従って適切かつ誠実に対応しておりますと。
○野上国務大臣 前回、四月二十八日でありますが、この期日におきまして裁判所から今後の進行に関する御提案があったものと承知しております。  今回の期日におきまして国が裁判所の御提案について裁判所とどのようなやり取りをしたかについてお答えすることは、係争中の訴訟の具体的な対応に関わ...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘がありましたように、本年四月に連続して発生しました低温や霜によりまして、特に福島県の果樹で大きな被害が発生したと認識しております。  このような中で、農林水産省としても、今お話をいただきました福島県農林水産業再生総合事業の活用につきまして福島県と相談して...全文を見る
○野上国務大臣 近年、自然災害が頻発する中で被害を最小化するためには、やはり、過去の災害の教訓から学んで、事前の備えを徹底する必要があると考えております。  まず、農業者の皆様が、ビニールハウスなどの園芸施設の被害の程度に応じて補償する園芸施設共済や農業共済、また収入保険等に加...全文を見る
○野上国務大臣 気候変動法に基づく政府の気候変動適応計画につきましては、令和三年度に見直しが予定をされておりまして、この見直しに向けまして、今、農林水産省においても省の計画を見直すこととしております。  今後、生産現場の気候変動の影響等を十分に踏まえながら、実態に合った気候変動...全文を見る
○野上国務大臣 養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会におきましては、吉川元農林水産大臣が収賄容疑で起訴されたことを受けまして、養鶏・鶏卵行政の公正性につきまして、委員会を九回開催して、職員等約五十名の聴取を行うなど、約四か月間にわたって徹底した調査、検証を第三者の視点から行っていただ...全文を見る
○野上国務大臣 今申し上げましたとおり、第三者委員会では、徹底した調査、検証を第三者の視点から行っていただき、報告書を取りまとめていただいたわけであります。  一方で、様々な課題があると御指摘を受けているわけでありますので、その御指摘を真摯に受け止めて、透明性の向上に向けた改善...全文を見る
○野上国務大臣 この調査、検証につきましては、徹底した報告書を取りまとめていただいたと考えております。
○野上国務大臣 新農林水産省木材利用推進計画におきましては、森林土木分野の目標としまして、工事費一億円当たりの木材利用量を九十九立方メートルとしたほか、柵工等の工作物における木製の割合を一〇〇%としております。  これに対しまして、令和元年度の実績でありますが、近年の山地災害の...全文を見る
○野上国務大臣 第三者検証委員会の調査の結果、アニマルウェルフェアの国際基準策定プロセスにつきましては、秋田元代表から吉川大臣等への政策要望や働きかけ、また、吉川大臣及び西川元大臣からの担当部局への指示や働きかけがあったと確認をされました。  委員会の報告書では、このような指示...全文を見る
○野上国務大臣 今回の追加調査では、国家公務員倫理規程上問題のないものを含めて、期限を限らず過去に遡って、養鶏・鶏卵事業者を含む畜産事業者との会食の機会について幅広く把握したわけであります。  調査の結果、職員から申告のあった会食の中で最も時期が古いものは、平成二十二年度の会食...全文を見る
○野上国務大臣 今御議論いただいておりました我が国で広く行われているバタリーケージ飼いでありますが、細かくは申し上げませんが、アニマルウェルフェアの指針である五つの自由との関連では、苦痛、傷害及び疾病からの自由の点で優れていますが、止まり木や営巣の区域が設置されていないので、通常...全文を見る
○野上国務大臣 今御指摘のとおり、令和三年産の主食用米につきましては、過去最大規模の六・七万ヘクタールの作付が必要となるわけであります。四月末の作付意向では対前年で約三・七万ヘクタールの減少と見込まれておりまして、一定程度作付転換が進んでいると評価できますが、米の需給と価格の安定...全文を見る
○野上国務大臣 令和二年の作付面積でありますが、七・一万ヘクタールでございます。
○野上国務大臣 やはり主食用米の需要が毎年減少しておりますので、そういう中で、産地ごとの実情に応じて主食用米から需要のある作物への転換を推進することが重要と考えておりますが、その際、飼料用米でありますが、飼料業界では年間百三十万トンの受入れが可能としておりまして、水田フル活用のた...全文を見る
○野上国務大臣 需給状況に応じて買入れ数量を増減させるなど、国による需給操作や価格の下支えにつながる運用は例えば政府備蓄米制度の趣旨にも沿いませんし、また、自らの経営判断による需要に応じた生産、販売を進める米政策改革の考え方にもそぐわないものと考えております。  主食用米につき...全文を見る
○野上国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁と連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
06月07日第204回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまの高収益作物次期作支援交付金の運用見直しをめぐる混乱についての措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
06月08日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁と連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
○国務大臣(野上浩太郎君) 御指摘の点、重要な点だというふうに思っております。  環境省におきましては、これは全国的な野生鳥獣の管理を推進するために、全国のニホンジカですとかイノシシの個体数推定、また生息分布調査を実施されているところであります。さらに、令和二年度からはニホンジ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今の説明はこのアニマルウエルフェアのメンバーの選定、臨時メンバーの選定についての話でありまして、今申し上げましたとおり、職員の聴取によって、この日本養鶏協会に対して協会として専門的立場から発言できる有識者を推薦するよう依頼を行い、同協会からの推薦を受け...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 西川元大臣への聴取についてでありますが、今ほども話がありましたけれども、この第三者検証委員会、養鶏・鶏卵行政の公正性について検証いただくというもので、約四か月間にわたって始めていただいたわけでありますが、その報告書をいただいたときの座長の記者会見の中で...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 第三者検証委員会の報告書におきましては、日本政策金融公庫の養鶏業者への融資方針につきましては、吉川元大臣等から担当部局への見直し内容に係る指示や働きかけは認められず、秋田元代表から担当部局に対する要望活動が行われたものの、当該要望を受けた政策方針の変更...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今般、養鶏・鶏卵行政についての検証を行っていただいたところでありますが、その中で、養鶏・鶏卵行政につきましては、政官業の距離が近く、行政が政治や生産者からの働きかけを受けやすい構造にあると、こういう御指摘もいただいているわけであります。  やはり、こ...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今御指摘がありましたとおり、第三者検証委員会における職員からの聴取に当たりましては、事案当時の事務次官、生産局長及び経営局長並びに一部報道でアキタフーズとの関係が指摘された元職員は委員自らが聴取を行いまして、それ以外の聴取等につきましては、法曹資格を有...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今回の第三者検証委員会の公立性あるいは中立、公正性、中立性につきましては、六月三日の座長の会見におきまして、委員会の独立性、第三者性を確保する観点から、この検証を行うに当たって最初に意識して気を付けたことはこの独立性、第三者性を確保することであった、事...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) この検証委員会の報告書におきましては、西川元大臣からの働きかけが行われたものの、アニマルウエルフェアにつきましては、要望を受けた政策方針等の変更は認められず、その内容面において政策がゆがめられたと疑われる事実も確認できなかった、公庫融資につきましては、...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今申し上げましたとおり、やはり政治家自らが襟を正していくことが重要という点と、政治家からの働きかけについて農水省としてどう対応していくのか、これは仕組みも含めてしっかりつくっていかなきゃならないというふうに考えております。
○国務大臣(野上浩太郎君) 今般の低温や霜による果樹などの被害に対しましては、今ほど来御答弁いたしました様々な技術的な対策ですとか資材費の支援などが各県それぞれの状況に応じて適切に実施をされているところであります。  このような中で、お話のあった福島県では他県に比べて大きな被害...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 秋田元代表が吉川大臣に直接要請の申込みをせず西川元大臣を経由した理由については承知しておりませんが、養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会の検証調査は、吉川大臣、秋田元代表等の関係者からの指示又は働きかけによりまして当省における鶏卵、養鶏・鶏卵行政の公正性が...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今ほど来御答弁させていただいたとおり、この第三者委員会の調査の結果、この養鶏・鶏卵行政に関する西川元大臣から農林水産省への働きかけについては確認をされたということでありますが、これらの働きかけが行われたものの、アニマルウエルフェアにつきましては、先ほど...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今お話ありましたとおり、地域の方々に食事を提供する外食産業は、原材料を生産する農林水産業とともに地域経済を支える重要な産業であります。また、農林水産物の大きな需要先ともなっております。このため、委員御指摘のとおり、外食産業を活性化をして、そして国産食材...全文を見る
06月10日第204回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○国務大臣(野上浩太郎君) やはり豊富な森林資源を循環利用して林業の成長産業化を実現するためには、木材の最大の需要先である建築物における木材利用を促進することが重要であると考えております。  今般の改正案でも、この脱炭素社会の実現を位置付けることですとか、あるいは基本方針等の対...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) やはり、戦後造成されました人工林が本格的な利用期を迎える中で、木材利用を促進することは、森林資源の循環利用を進めるとともに、やはり燃料材よりも高値で取引される建築用材への利用の促進によりまして、山元への利用還元、利益還元と、それに伴う再造林の促進につな...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今般の輸入木材の不足に対しまして、御指摘のとおり、需要側から国産材の更なる供給量の増加を求める声がある一方で、国産材の供給側からは、今後の安定的な需要が確保されないと増産のための設備投資や労働力確保が難しいとの声も聞かれております。  このため、現在...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) 今回の事態を受けまして、今申し上げましたとおり、関係者で一定の信頼関係の下に輸入材からの転換も含めた国産材の需要を定着をさせまして、川上、川中、川下の相互利益の拡大を図りつつ、更なる国産材の安定供給体制を構築することが重要と考えております。  具体的...全文を見る
○国務大臣(野上浩太郎君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁と連携を図りつつ、今後最善の努力をしてまいる所存でございます。
12月10日第207回国会 参議院 本会議 第3号
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○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎です。  私は、自由民主党・国民の声を代表して、所信表明演説等に対して質問いたします。  十一月十日に第二次岸田政権が発足して、今日でちょうど一か月。岸田総理は、自民党総裁選のときから聞く力をアピールし、首相就任後には全閣僚に車座対話を重...全文を見る