降矢敬義

ふるやけいぎ



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降矢敬義の1971年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第65回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○降矢政府委員 先生のお話をまつまでもなく、中央防災会議がこの問題の統括をやっておりますので、私はけさ次長をして、政府としてどういうことにするのかということを問い合わせさしております。いまお話がありましたようなことでございますが、私のほうではぜひ派遣をして、でき得れば、河角先生も...全文を見る
02月12日第65回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○政府委員(降矢敬義君) お答え申し上げます。  ただいま御指摘がございました地下街の問題は、火災になりました場合に煙と暗黒との戦いということになります。消防施設のほうにおきましては、消防機関に排煙車その他の機材を大都市を中心に準備しておりますが、施設そのものの消火体制につきま...全文を見る
02月16日第65回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○政府委員(降矢敬義君) 私の知る限りのことをちょっと申し上げますと、たとえば震度五というとまあ一般に強震といわれているわけですが、それは壁に割れ目が入り、あるいは墓石とか石どうろうが倒れたり、石がきや煙突が破損する程度というふうにいわれております。それから震度六は一般に烈震とい...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 現在関東の地震につきましては、火災の当時の規模とか死者の程度はわかっておりますが、いま先生の御質問のような点については、詳細の資料を持ち合わせておりませんので、いずれかの機会に述べさしていただきたいと思います。
○政府委員(降矢敬義君) 承知しました。
○政府委員(降矢敬義君) いまの御質問は東大の名誉教授の河角先生が鎌倉地方の地震のことを調べているときに、いろんな資料を収集いたしまして、それから統計学的な手法でいろいろ研究した結果、いま言われましたような六十九年周期説というものをお出しになったと私は承知しております。
○政府委員(降矢敬義君) 定説かどうかは私存じませんけれども、地震の専門家でありますので、一応の目安として、そういうことで今後対策を進めるということになっております。
○政府委員(降矢敬義君) 河角先生のおっしゃっていることは、風速十二メートルで、冬季かなり現在石油ストーブ類を使っておるわけでございます。それで石油ストーブ類、大体三百万世帯が使っておるという状況でありまして、そこでこれを前提にして四十三年の十勝沖地震のときに石油ストーブ、それか...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) ただいま御指摘の石油ストーブの問題は、震災のときの発火源として非常に心配でありまして、いわゆるJIS規格におきまして三十八年ころからいろいろ検討がありまして、四十二年に転倒した場合に石油が漏れる量をある程度規制するということことをやりましたが、さらに四十...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) ちょっと補足の資料がわかりましたので答弁させていただきたいと思います。  先ほどの関東南部の地震の震度でありますが、各地の震度でありますが、河角博士の資料によりますと、横浜は七、川崎六、小田原七、鎌倉七、千葉五、浦和六、こういうような結果になっておりま...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) ただいま建築基準法上の関係からの防火、防災の規定でありますが、消防のほうといたしましても、建設省とこの改正問題については、しばしば連絡協議をしているわけございまして、建築基準法上、いまのような防火シャッター——煙を感知して、防火シャッターによって煙道とな...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) いま御指摘のように、スプリンクラーの設置は遡及いたしません。ただ簡易消火器とか電気火災警報器とか、あるいは非常警報設備あるいは誘導灯、こういうものについては遡及をするようにしております。  われわれといたしまして、地下街の火災で一番心配なのは、一たび火...全文を見る
02月17日第65回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○政府委員(降矢敬義君) いまの先生の御趣旨ごもっともでございまして、要するにいまの新建材、いまの状態であれば、煙及びガスによるいわゆる煙死という状況が非常に多うございますので、この月末から始まります春の火災予防運動におきまして、煙というものを中心にぜひPRをしていただきたいとい...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) ただいまお話しのありました病院で、たとえば佐野市の両毛病院、これは患者がマッチを所持しておって、それがどうも放火をしたということでございます。それから、最近ございました小島病院につきましては、まだはっきりいたしていないようでございますが、推定では放火では...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) ただいま厚生省のほうからお話ありましたほかに、先ほど御指摘ありましたような煙の問題がございまして、したがってこの病院等の性格にかんがみましても、やはり早く発見をして、早く避難をする、また避難をさせるということが大事でございますので、いわゆる煙感知器――自...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 消防施設の関係では、特に先ほど申し上げました自動火災報知器あるいは誘導灯というようなものにつきましては、既存のものにもさかのぼって設置を義務づけるという措置を講じまして、そういうことによって、少なくとも先ほど申し上げましたような見期発見、早期避難というこ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) ただいまお話がありましたように、都市におけるいろんな施設の面を、私たちは全体としての防災という面からぜひ考えなきゃいかぬ、こう思っております。したがって都市計画、それからそれを踏まえた都市づくりの中で、そういう新しい建物というものを道路とか緑地とか、そう...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 前段の水の問題につきましては、一時そういう風評もありまして、調べましたところが、やはり事前の消防水利の統制が必ずしもうまくいかず、消火せんをそれぞれ一時に使ったために水位が下がったようでありましてその後調整をやりました結果回復しております。これはやはりふ...全文を見る
02月18日第65回国会 衆議院 地方行政委員会消防に関する小委員会 第1号
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○降矢政府委員 お手元に配付してございます「四十五年中の火災の概況」について御説明申し上げます。  「八分ごとに出火」という見出しにしてありますが、これは一日百七十五件の火事で、四・四人が死亡し、二億二千万円が灰になっておるのが四十五年の状況でございます。  出火件数は、一か...全文を見る
02月19日第65回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○降矢政府委員 最近の火災の多くなった原因としては、要するに一つは火を使う機会がかなり多くなってまいりました。石油ストーブあるいはガスこんろその他の器械器材というものがかなり普及してまいりました。と同時に、部屋が御案内のとおり戦前と違いましてかなり気密性の高いものになってまいりま...全文を見る
○降矢政府委員 御指摘のように建材の試験は、不燃、難燃あるいは準不燃というようなものについて試験をして、それを調べることになっております。  消防庁としてはこれは建築基準法並びにその政令の改正をしまして、四十四年の改正のときにわが消防庁としても、消防研究所の研究成果というものを...全文を見る
○降矢政府委員 具体のしろものについて一々試験するわけでございますが、その試験の認定の基準をつくるときに、わがほうの意見を反映させております。
○降矢政府委員 御指摘のように、消防力の問題、人の問題ともに不足をしておりまして、これの対策といたしまして、一つは器材の機械化をぜひはかっていかなければならぬ。たとえば最近では四十五メートルくらい届くスクァートという機械も開発されまして、三人くらいでそれを操作できるようなものもで...全文を見る
○降矢政府委員 御指摘のように、自動火災報知器、煙感知器その他につきまして、四十四年の四月から施行いたしましたが、その規定は古い既存の建物にも遡及適用いたしました。ただ、御指摘のように、その適用をしながらいつまでという最終期限を、ことしの三月三十一日までということで二年間の猶予期...全文を見る
○降矢政府委員 御指摘の問題、私も承知しております。正直にいいまして、私も最近かわりましたわけですが、この規定につきましては先生と同じ考えを持っております。ところがいろいろ事情を聞きますと、これをつくるときも非常なすったもんだあったようでございまして、私は正直に申し上げて検討を命...全文を見る
○降矢政府委員 わがほうでは、そういう資料を実は持ち合わせておりません。
○降矢政府委員 御指摘の寿司由楼の火災に伴う惨事でございますが、これは結局早期発見、早期通報がきわめておくれた。その一つの要因として自動火災警報器の未設置ということが考えられると思います。  それからもう一つは、非常に古い木造の三階建ての建物でございまして、火の回りが非常に早か...全文を見る
○降矢政府委員 あの火災の現場におきまして、直ちに火災の原因についての調査を消防当局と警察当局で始めましたが、まだその結論を見出すに至っておらないという状況であります。
○降矢政府委員 火災の原因につきましては、その後の防火体制あるいは予防体制ということを考えます上にもきわめて重要なことでございますので、われわれとしては現地の消防機関のほうに対しましては、ぜひ明らかになるようにつとめていただきたいということを、私も消防庁の本部長に直接お会いしたと...全文を見る
○降矢政府委員 火災原因の想定ということになりますときわめてむずかしい問題でありまして、その点は現地の消防当局のほうもまだ明らかにいたしておりませんし、私たちも承知いたしておりません。
○降矢政府委員 鋭意努力してもわからない場合も火災の場合しばしばございますので、おそらく可能性としてはあるとお答えせざるを得ないと思います。
○降矢政府委員 火災による事故でございますから、まず第一点には火を出さないということについて、管理体制というものを旅館業者がとるということだろうと思います。この点につきましては、各家庭についても全く同様でございますが、特に不特定多数の人が出入りする場所でございますから、特に夜間の...全文を見る
○降矢政府委員 論理的にはまさにおっしゃるとおりだと思います。しかし、御存じのとおり火災の原因の八四%は失火でございます。しかも、御案内のとおり、たばこによる被害がその中の一三%、これは毎年一番多い。そこで、いまお話しのような事態を想定するにいたしましても、失火の問題というのは、...全文を見る
○降矢政府委員 自動火災報知器の設置状況は、地域的には八割ぐらいやっているところもございますが、全国的には大体五割から六割ぐらいだろうというように考えております。  それから、第二の問題につきましては、これはいまのところそういう話は聞いておりませんけれども、業界を十分指導いたし...全文を見る
○降矢政府委員 文化財につきましては、とにかく火を出して焼かないということでありますので、私ども考え方といたしましては、文化財の防火デーというようなものを特に設けまして、防災器具等の点検その他のことを常にやるという運動の展開、あるいはその設備として、先ほど申し上げましたが、自動火...全文を見る
○降矢政府委員 寿司由楼の火災を契機にして、さらにこの前業界がいろいろ相談されました中には、夜間の見回りということを取り上げております。結局人の問題に帰着するわけでありまして、いまお話がありましたような考え方は、まさに中高年齢層の問題としても考えていい問題であると私は思いますので...全文を見る
○降矢政府委員 石油コンビナートという地域ははっきりいたしませんが、われわれとしては、石油化学工場所在地の市町村とか、あるいは石油精製工場の所在の市町村とか、こういうものを一体としてとらえた場合に、石油コンビナート地帯というようなこと、あるいは輸送基地とかいうものも考えてコンビナ...全文を見る
○降矢政府委員 川崎、四日市、堺、泉北、五井、市原、岩国、大竹、鶴崎、新居浜、水島、徳山、鹿島というところでございます。
○降矢政府委員 コンビナート地帯の防災ということになりますと、陸と海の問題がございまして、御案内のとおり海上の船舶火災、それから地上の危険物施設に伴う火災、こういうものをかかえるものだけでも想定いたしまして考えますと、現在の自営消防組織の企業側の問題あるいは海上保安庁の防災、防衛...全文を見る
○降矢政府委員 水島地区を調べてみますと、倉敷及び海上保安庁、それに企業の側におけるものを含めますと五隻でございます。
○降矢政府委員 どの程度ということになりますと、われわれが最近経験した横浜の「ていむず丸」の爆発事故というものを考えますと、相当大きな消火艇というのは、「ひりゅう」とか「みやこどり」とかという百トン以上の消火艇でも、あのくらいの時間をかけてようやく鎮火するような程度でございます。...全文を見る
○降矢政府委員 私たちはそういう意味で、従来の消防力基準あるいは自衛消防力につきましてもっと強化をする、消火艇の強化あるいは自衛消防組織におきましても従来の化学消防車の強化をする、あるいはいまの御指摘にありました港湾におきまして、重要港湾というようなものにつきましては消防艇の強化...全文を見る
○降矢政府委員 アルキルアルミニウムは、いま御指摘のように、空気に触れても水に触れても発火するものでございまして、したがって、これについては消防の危険物の規制ということで、現在、たとえばタンクローリーのあのタンクにつきましても、通常のものよりももっと厚いものによって装備をするとい...全文を見る
○降矢政府委員 これは少なくともいまの考えている基準においては、最大限のものを規制として要求しているところでございます。
○降矢政府委員 現在もう一つの規制の考え方といたしまして、今回消防法の一部改正を提案いたしておりますが、その中で、今度は第一石油類の部類から、特殊引火物という項目を設けまして、その項の中にアルキルアルミニウムを入れまして、そして指定数量、いわゆる危険物施設として規制をするための最...全文を見る
○降矢政府委員 水島地区におきまして調べたところ、企業側におきまして百七十四キロリットル、それから公設のほうは十キロリットル、こういうことになっております。
○降矢政府委員 御指摘のように、この化学、あわ消火剤というものは十分ではございません。そこで、先ほど申し上げましたように、自営消防のほうの基準の強化ということは、機械、化学車とともに、それを使用するに必要なあわ薬剤の充実が必要になってきます。現在一分間に五百リットルの基準で考えて...全文を見る
02月23日第65回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
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○政府委員(降矢敬義君) 先般、お手元に御配付申し上げました「消防法の一部を改正する法律案関係資料」の新旧対照表がまん中ごろについておりますので、この新旧対照表に基づまして御説明を申し上げたいと思います。新旧対照表はちょうどこのまん中ごろに書いてありますが、上段が新になっておりま...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 防火対象物に対する査察の問題でありますが、これは各消防署がそれぞれ計画を立てまして、最近の状況では計画的な査察を実施しておるというふうに承知しております。問題は、要するに査察をしたあとの改善の追跡をどういうふうにやるか、この点がこの査察の一つの私はまだ十...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 八条の二はかなり実際の使用の状況が、いろんな施設がいろんな要するに使用の状況がありまして、したがって共同防火管理者をきめるということにいたしましても管理者がそれぞれ違うものでございますので、なかなか一律的にいかない、こういうことで、この罰則を設けてないよ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) この防火対象物の防火管理者というのは、要するにその対象施設に対して社会的な責任から当然自分の施設をある程度守る。御案内のとおりにこの施設は不特定多数の人が絶えず出入りするような施設を考えておるわけでございまして、むしろ本来ならばそういう社会的な責任におい...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘のとおりであると思います。消防計画を防火管理者がつくられた場合に、消防がいろいろ指導、サゼッションを与えてやるわけでございますけれども、問題は要するにその施設施設の具体的な計画が一番大事でございますし、それから、同時に私はやはり早期発見と早期避難と...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 寿司由楼の場合に、例の煙感知器を主体にいたしました自動火災報知器がまだついてなかった。したがってそのために早期通報、避難がおくれたというふうに見られます。この点につきましては、すべて四十四年四月一日から施行しながら既存の建物につきましても遡及をしまして、...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 従来は位置、構造、設備の変更があれば全体が使用を禁じられておりまして、全体として完成検査を受けたときに使用を許すと、こういうことになっておりました。
○政府委員(降矢敬義君) 守られていたと私は思うのです。
○政府委員(降矢敬義君) 年度によって違いますが、昭和四十四年では、一月から十二月まで百八十七件でございます。
○政府委員(降矢敬義君) 丙種の危険物取扱者につきましては、われわれがいま考えていますのは、灯油、重油、ガソリンあるいは潤滑油というようなものを一括いたしまして、要するにそういうものの取り扱いについて、予防及び火災を起こした場合の取り扱いというものの基礎的な知識をどうしても修得し...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) いま簡単なというのは程度問題でございますけれども、ねらいは予防と防火の場合の処置、それを基本的に知っていただく、こういう趣旨の試験をやるつもりでございます。
○政府委員(降矢敬義君) この試験をやるためには、事前にやはり県で、あるいは県の指定する適当な機関、たとえば危険物安全協会というのが財団法人でできているところがたくさんありますので、そういうところで事前に十分講習会をやりまして、その上で試験をやるというかっこうにいたしたいと思いま...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) コンビナート地帯の自衛消防力につきましては、われわれももっと強化をしなきゃならぬと考えております。これにつきましては、現在政令その他に基準がありますが、たとえば現在危険物の指定数量の二十四倍以上のところには三台の化学消防車を義務づけておりますけれども、こ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 公務災害ということは、これは御案内のとおり市町村なりそういう職員についてで考えておりまして、なおこの消防団の公務災害関係につきましては協力者の規定がございますので、あれが当然適用されるものと考えております。
○政府委員(降矢敬義君) 消防団の関係の公務災害の基金につきましては、現在あの会計は黒字でございまして、これはいいか悪いか別でありますけれども、少なくとも黒字でございまして、健全な運営をやっているようでございます。
○政府委員(降矢敬義君) まあ消防団員の基金には会計が二つございまして、公務災害のほうは、私がいま申し上げたように、私の記憶では約五億くらいの黒字でありますが、もう一つ、退職報償金のほうが、予想外の消防団の退職によりまして、借り入れで支払わなきゃならぬ状態になっておりまして、それ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 資金上の赤として、二十億くらいございます。
○政府委員(降矢敬義君) これは四十五年度から五カ年計画で解消するように、その解消分につきまして掛け金の引き上げを行ないました。それからもう一つ、本年の予算におきましても、国として健全化運営資金として五千万円の補助金を今度出すことにして、現在御審議をいただいているところでございま...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) いわゆる危険物を移送するパイプラインは、危険物、いわゆる配管でありまして、危険物施設の一部となっております。ただ、現在の配管の規制をする規定につきましてはまだ十分でない点がございますので、われわれはああいう長距離のパイプラインというものについては、これを...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 宮城県の小島病院におきまして重傷の精神病患者が六名なくなりました。あそこは従来からも、消防法上要求をされておる自動火災報知器とかその他のものを整備しておりますし、かつまた消防署のほうでも二回、十二月にも査察をしております。また避難訓練につきましても、従来...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 宮廷関係の建物につきまして、宮城は、あそこの皇宮警察と、それから東京消防庁の間で数年前から、万一の場合に備えた消防計画、それから進入路その他も含めました諸計画を準備しております。残念なことには、葉山、並びに那須の御用邸もそうでありますが、現地の消防機関と...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 火災になりました場合の、要するにその責任というのは、あれは放火でございますから、要するに建物の管理の第一次責任者がおそらく私は責任者であると思います。消防の側としては、いま申し上げたような事前の事情がございまして、もちろんそのふだんコミュニケーション必ず...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) ロスの震災につきましては、いま私のほうからも政府の一員として参加して調査しておるわけでございますが、私は、またこちらに帰ってきてからさらに教訓を得たいと思いますけれども、一つは、一体どこで何が起きたかという情報をどういうふうにして早くキャッチするか、こう...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) ただいま資料を持ち合わしておりませんけれども、現行の消防力基準に合わせますと、大体六割くらいだろうということでございます。
○政府委員(降矢敬義君) 承知いたしました。  それからなお厚生省の点は、私、連絡いたしまして、厚生省のほうから御提出させるようにいたしたいと思います。
○政府委員(降矢敬義君) 新建材につきましては、現在こういう建物の廊下とか教室というものの内装に使うことは、建築基準法で、一定の施設については、あるところは不燃——たとえば廊下とかあるいは階段とかあるいは教室というものは不燃材料でやらなければならぬというふうに規定されておりますが...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 確かに一般的にはどうもそういう傾向があるようでございます。多少調べてみたんですが、たとえば東京消防庁におきましては、昭和四十三年には応募者数が千八百七十一人で、採用された者が、試験をやりますので八百二十五人、これは応募率が二・三倍、四十四年が千五百三十二...全文を見る
02月25日第65回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○政府委員(降矢敬義君) 昨年の四月、大阪の爆発事件を契機にいたしまして、いま御指摘のような道路の掘さく工事と関連いたしまして、地下埋設物、特にガス管の破損問題ということが再び起こらないようにということで、地方連絡会議というものを地元に設けさせまして、そして消防機関もこれに参加す...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 実はその点は十分な資料を持ち合わせておりませんので、いずれわかりました程度でまた御報告させていただきたいと思っております。
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘のように、責任という問題になりますと、道路の工事をやっておる。その際におそらくガス管の破損を生じたものと思います。したがって、破損した者はもとよりでありますけれども、道路の管理というものと道路工事というものについて責任を持っておる者が管理という面で...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 最初の御質問で、至るところで道路の掘さく工事をやっておりますが、いま御指摘のような狭い細いガス管でありましても、やはり相当の事故を起こすわけでありまして、工事をする際、請負をする者と、それを管理する者との間で、特に地下埋設物というものについて、具体の工事...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘のとおりだろうと私も思います。それで、大阪のガス爆発事故を契機にいたしまして、建設省におきましても地下埋設物の図面をつくる作業をすでに始めておりまして、もちろんそれはまず太いものから始まるわけでございますが、考え方として、そういうこまかいところまで...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) まず、火災発生件数において毎年ふえてきております。四十四年は五万六千七百九十七件でありますが、四十五年は六万三千七百八十七件ということでありまして、火災の発生件数がだんだんふえてまいっております。その中で建物の火災というものが大体六割を占めております。こ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘のように、不特定多数のものが出入りするようなホテル、旅館、映画館等につきましては、それ自体が予防措置を講ずる、それ自体が早期発見、早期通報をするというような意味で、自動火災報知機、あるいは避難設備等を義務づけておりますが、それは今回の改正とは関係あ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 新建材といわれるものの規制でございますが、これは建設省におきまして、建築基準法に基づいて規制をすることにしたのであります。それには、もちろんガス及び煙の量というものも試験の基準に入れておりまして、そうしてその種類は不燃材料――全然燃えない材料ということで...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 私もこの職につきまして、火災の原因をお聞きいたしますと、やはり不明というものがかなりあるのでございまして、その点私も疑問に思ってお聞きいたしましたが、結局、従来からのいろんな検査の方法、あるいは火災原因の探求というものはかなり進んでおりますけれども、先生...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 公有物件の火災保険につきましては、ただいま御指摘のありましたように、地方自治法の二百六十三条の二だったと思いますけれども、特別に規定がございまして、地方団体が連合して火災保険を行なえるという規定がございまして、それで、私有のものであれば私有物件共済会とい...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 立ち入り検査につきましては、私のほうにおきましても、特に消防大学校、あるいは各府県にございます消防学校において統一的なポイントというものを指導をして、有効な立ち入り検査ができるようにやっておるわけでございますが、御指摘のように、特別の機械ということになり...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 家庭まで立ち入りをするだけの余裕がございませんので、おそらくそうだろうと思います。
○政府委員(降矢敬義君) 特に消防法がガス会社までそういうことを指導しているということは、私は聞いておりません。
○政府委員(降矢敬義君) 私の答弁がまずかったわけでありまして、保安サービスということで、そういうことを指導しております。
○政府委員(降矢敬義君) 火災の問題につきましては、言うまでもございませんが、その建物を使っておる者あるいは所有者自身が、特に公衆の出入りする建物の所有者、管理者という者がそこから火事を出さないということが一番の社会的な責任だと思っております。そのために、消防法におきましても特定...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 四十三年の決算におきまして、現在ただいま御指摘のように千二十億の決算でありまして、一般財源が八百九十三億という、特定財源が百二十六億であると、こういうことになっておるわけでございます。で、確かに基準財政需要額にはかなり織り込んでおるのでございますが、全体...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘の出勤手当と一般にいわれているものだろうと思いますが、これは大体火災の警戒に当たる場合と消火に当たる場合、それからその他訓練に参加する場合がございますが、いずれの場合におきましても、一回、本年の地方交付税の単位費用の中には、四十五年七百円、本年、四...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) これは経過を申し上げたほうがよろしいかと思いますが、三十五年からのことでございます。三十五年百円でございます。三十七年百五十円、三十八年二百円、四十年三百五十円、四十一年四百二十円、それで一年おきまして四十三年五百円、さらに一年おいて四十五年七百円、こう...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 第一の点で、千二百円にしたらどのくらいになるかということでありますが、これは市町村の条例でやるものですから、私たちは、少なくともこういう基準ができましたので、ぜひ私は千円台に上げてもらいたい、千円の声を聞かしてもらいたいという気持ちを持っておりますし、ま...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 手当に関連して援助というお話でございますが、どういうことでお話がありましたかはちょっとわかりにくいのでございますが、手当につきましては、低いところもあるし、あるいは基準以上に出しておるところもございますので、この基準以上に出しているところをどうのこうのと...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 消防庁におきましては、助言と勧告、指導ということを法律の権限に基づいてやっておりますし、府県につきましてもそういうことでございますし、また反面、御案内のとおり、消防法におきましては、市町村の消防は市町村が責任を持って管理をするという規定がございますので、...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 合併をいたしまして、常設消防を置いた場合において、いままでいろいろ町村の、本年から常備消防を置きたいという話を聞きますと、やはり出張所あるいは支所というふうなものをそういう旧町村に置くということで常備化を進めていく考え方が多いわけでございます。もちろん、...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 消防団のあり方について政務次官からお話がありましたが、さらに補足さしていただきますと、消防団の問題につきましては、身分の問題と、それから消防団の機材の問題がございます。  機材のほうから申し上げますと、われわれも最近の新しい機材を消防団にしなければいけ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 来年のことをいまから申し上げるわけにはまいりませんが、この出動手当というのは、先ほどちょっと申し上げましたように、火災の警戒あるいは火災の場合の消火、あるいは水防活動、あるいは訓練活動、そういうものに一回ごとに支払うものでございまして、大体平均して四・五...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 退職金の額の引き上げは今回は行なっておりません。
○政府委員(降矢敬義君) 御趣旨の点は、一月の末に予算が地方交付税の関係もきまりましたときに、主管課長会議を開きまして、そういう御趣旨のことをお話ししてございます。またさらに、こういうふうになったということで条例措置等についても、これを、これこそ基準にしてやるようにという、いま別...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) この地域は引き続きさらに拡大をしてやっていくという考え方でございます。  それから財政措置につきましては、消防庁のほうと林野庁のほうと二つの経費がございまして、消防施設等整備補助金としては三千五百六十四万八千円が消防庁でございます。それから森林保険特別...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 私たち、ことしも相当考えたのでございますが、こういう結果に相なったわけでございます。私たちの考え方は、ぜひふやしてまいりたいという考え方でございます。
○政府委員(降矢敬義君) 概要でございますか。
○政府委員(降矢敬義君) こういう地域につきましては、先ほど申し上げました消防施設補助金としての施設補助を行ないましたほか、林野庁のほうにおきましても、森林監視員その他の人を配置するということをやっておるようでございますけれども、詳細は、いま手元に資料がございませんので、もし必要...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) この点は消防研究所におきまして研究しておるものでございまして、昨年でありますか、散布する薬剤、それから散布するときの機材、つまりヘリコプターで運ぶものですから、ある特殊な機材を開発いたしたわけであります。それで小実験を昨年やりました。その結果、非常に結果...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) この森林火災に消火薬剤を散布するときに大体一回ニトン程度の水を運ぶ機材を用意してやっているわけであります。そうしますと、相当大型のヘリコプターでないと、ぶら下げていくものですから、普通のヘリコプターではとてもできません。したがいまして、やはり自衛隊の持っ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 防火管理者を置くべき建物というのは相当の大きな建物でありますから、しかも、不特定多数の人間が常時出入りする建物でありますから、したがって、いま御指摘のように、私はやはり社会的責任において十分建物の特別な防災措置を講ずべきものだろうと考えております。法律の...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 従来はそういう体制になっておったわけでございますが、問題は、要するに、防火管理者というのは具体の建物ごとについて具体の人を防火管理者というふうに選任する行為が当然あるわけでございまして、いろいろ事前に防火管理者を置かなければならぬ、どうするということは、...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) まさにいま御指摘のように、運用上従来そうやっておりました。ところが、その運用が必ずしも守られない。反面、また、すべて直ちに告発をして罰則にかけるか、それも一案でありますけれども、いま大臣が御答弁のように、置かせるということが一番大事なことでございます。置...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 確かにそういう御心配がないとは言えないと思いますが、実はこの規定が置かれましてから相当の年月がたっておるわけでございまして、にもかかわらず、たとえば先般の水戸の中央ビルというふうなところにおいては、複合ビルではございますけれども、そういう管理者がいなかっ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 人口急増市町村の消防力でありますが、これは大都市周辺の市町村であります。これにつきましては、例の消防力の常備化というものを逐次進めてまいっておりまして、従来人口基準が十万であったものをだんだん下げてまいりまして、最近三万以上の市町村というものを一つのめど...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 消防力の過去十年間の推移でありますが、御案内のとおり、町村の合併その他いろいろ状況が推移しておりまして、個々の市町村について、いまお手元に御配付したような資料をつくるということはちょっと困難でございます。ただ、全国的に見ますと、先ほど申し上げたとおり、お...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 消防力基準は、現在のものは三十六年にきめられましたが、二つ問題が私はあろうと思いまして、検討さしておるところでございます。一つは、消防の機材、ポンプ車、化学車その他にいたしましても、従来の性能に比較いたしまして数段進歩しております。低い水準の機材というも...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) これは実はなかなかむずかしい問題があるわけでございまして、つまり、この前から先生の御議論もございましたが、一つコンビナート地帯というものをかかえる町村について一体企業側の社会的責任というものをどこまで求めるのか。全部それを公設消防でまかなうとすればものす...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 私は特別の理由があるとは思いません。ただちょっと申し上げますと、消防ポンプ車というのはもう消防ポンプオンリーという考え方でありますし、化学消防車といえば要するに消火剤を出して油火災その他に対処する機能だけを考えました化学消防車という頭のようであります。私...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) いま御質問ありました二点につきましては、私たちいま手元に資料がございませんので、いずれ厚生省とお打ち合わせをいたしまして、厚生省のほうで作成をしてここに出させていただきたいと思います。
○政府委員(降矢敬義君) 承知いたしました。
○政府委員(降矢敬義君) これは、四十五年の両毛病院の火災、あるいは有馬観光ホテルの火災等を契機にいたしまして、実は会議を招集をいたして、いま御質問がありましたようなことについて具体的にいろいろ指示をいたしました。と同時に、厚生省と一緒になりまして、消防庁それから県の建築関係、衛...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘のように、年々火災がふえ、死傷者もふえていくことは残念なことであります。消防法の抜本的な改正ということになりますと、体制の問題からおそらく議論があると思いますが、私たちは現在の消防の体制、市町村を中心にした消防の体制というものは少しも変える必要がな...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) いまお話がありましたように、われわれも何とか火災の減少、死傷者の減少を念願しているわけでございます。そういう意味におきまして、いま御指摘のありました防火教育といいますか、防災教育というものも、実は行政局のほうでやっておられますコミュニティ活動の中にこの防...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 灯油で申し上げますと、灯油は第二石油類でございますので、指定数量としてそれ以上扱うものは五百リットルでございますので、大体ドラムかん二つ程度でございます。
○政府委員(降矢敬義君) 現在は制度的にはございません。実際はやっておりますが、制度的にはございません。で、今回、その制度をつくることにいたしました。
○政府委員(降矢敬義君) これは、危険物につきましての講習は、一つは都道府県知事が行なう講習を考えております。しかしそれでは足りないので、消防本部を置く市町村においてもこれをするようにしております。それからもう一つは、危険物保安協会というものが法人の形で各地に設立されておりますの...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 現在そういう路線指定あるいは報告義務というものはございません。
○政府委員(降矢敬義君) 路上における危険物の安全輸送という問題は、ひとりタンク・ローリの問題だけじゃございませんで、劇毒物とか、あるいは高圧ガスとか、あるいはいまの危険物とかいろいろなものが現在タンク・ローリ式のものによって運搬されております。この点については、実は御指摘のよう...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 全国的にそういう調査を実はしたことがございませんので、どのくらい置いていないのかということは承知しておりません。
○政府委員(降矢敬義君) 防火対象物の施設の数は、四十五年四月一日で三十四万五千でございます。しかし、このうちどのくらいどうなのかということについて抽出調査もいままでしたことがないようでございまして、その点は承知しておりません。
○政府委員(降矢敬義君) 実はこの問題については、私の考え方はこういうことでございます。冒頭申し上げましたとおり、市町村消防であります。したがって、市町村消防の任務ということと、それから少なくとも現行の規定におきましては、何ものにも干渉されずに自分で全部責任を持ってやるというのが...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 現在まで市町村において講習をいたしますが、その際も業態別に実務の面で講習をする。たとえば具体の建物について、大体業種ごとに分けまして、こういう施設であればこういうような消防計画、こういうような消火設備、こういうような避難の経路というような実務的な講習を現...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) そのようでございます。
○政府委員(降矢敬義君) いわゆる再教育というかっこうで、現在も実施しております。
○政府委員(降矢敬義君) お説のとおりだと思います。
○政府委員(降矢敬義君) この点につきまして、手元にある資料によりますと、四十三年の有馬温泉の火災を契機にして温泉地、観光地の旅館、ホテルについて一斉点検をやりまして、そのときに改善命令を相当出しております。その結果、約半年後の結果を見ますと、当時四割ちょっとぐらいが改善されてお...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘の疑問は私どもも同様に持ちました。で、一番端的な問題はやはり資金の問題ではなかろうかと、こういうふうに考えております。もちろん管理者、所有者の考え方もございますが、考え方が非常によくとも、直ちに、資金的な問題でこれを実施できないという事情もあるよう...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 査察につきましては、従来からも計画的に定期的にやる。で、査察のポイントにつきましてもそれぞれ指示をいたしまして、いま御指摘のような方向でやらせるように指導をしておるわけでございます。その点は今後とも当然そういう態度で査察をやるということにさせております。...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) この点につきましては、全く同じような考えを持って心配しているところでございますが、これに対して実は消防の常備化というものをやはり急速に進めなきゃいかぬのでありまして、四十六年度も、関係の市町村では三百九十ぐらいの市町村が常備の体制に入るという計画を持って...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 防火対象物に消防用器具の設置を義務づけたわけでございますが、その際、たとえば排煙設備とかあるいはスプリンクラーのように、建物の構造自体を相当直さなければどうしてもつけられないものがございます。そういうものにつきましては、この十七条の二ということで、一応除...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) たとえば電気火災警報機あるいは避難器具、それから早期に知らせるための非常警報設備、あるいは消火器具、こういうものについてはさかのぼったわけですけれども、先ほど申し上げましたようにスプリンクラー等については、相当の配管工事までも要するものでございますので、...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 原因不明というものが非常に多いように感じられますが、実際は、先ほど申しましたように多くは失火というものによって――大体八二%でありまして、四十四年について見ますと、不明というのは約八・六%、五万六千件のうち四千八百件ぐらいでありますが、また発火源のほうか...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) いまの基準につきましては、三十六年に制定されまして、一面には非常に基準が高いという面があります。それは先ほど申し上げましたとおり、性能の高い機材が開発されたにもかかわらずある程度古い機材を前提にされておる、それから道路交通事情が非常によくなって応援体制と...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 従来救急業務につきましては、たてまえは、御案内のとおり人口を基準にして、人口三万以上の市町村というものをまず頭に置いて指定基準を考えておりました。多少、人口とそれから交通事故件数というものも基準の中に入れておったわけでございます。しかしながら、もとより人...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) この点につきましては、車について従来も補助を出しておりました、それが一点であります。  運営費自体につきましては、市町村の経常経費でございますので、これは市につきましては普通交付税で措置をする、町村につきましては、まだ全体的な普及がございませんので、特...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 私のところでは消防研究所で研究員がこのテーマについて研究もし、従来からいろんなものに発表をしております。そういう意見は新建材を認定するための基準をつくるときには建設省並びに通産省に研究の成果を反映するように申し入れをしておりますし、また三者協議をして新建...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 地下街の問題、地下街の火災の問題は、いまの消防活動としては一番むずかしい問題でありまして、煙とガス、暗黒といいますか、煙と暗黒の戦いと言われておるようでございまして、消防活動としても、現地の消防機関としても一番難渋するところでございます。で、この点につき...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 石油コンビナート地帯の防災対策、特に防火対策等につきましてわれわれいま指導しておりますのは、消防審議会の答申に基づいて、石油コンビナート地帯の防災対策ということで要綱をつくりました。それは地域防災会議というものの中にコンビナート防災対策部会というものを新...全文を見る
02月26日第65回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○降矢政府委員 お答え申し上げます。  救急の活動の面から見ますと、一般的に救急事故というものについて、われわれとしては、火災とか風水害とか、こういう関係で外見的にわかるような分類をやっておりますが、いわゆる一酸化ガスによる中毒かどうかということになりますと、救急隊員においては...全文を見る
○降矢政府委員 消防庁といたしまして、救急を扱っておりますが、いまお話のあるようなことは、死亡の原因につながる問題でございまして、私のほうで調査するということは差し控えたいと思います。
03月12日第65回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○政府委員(降矢敬義君) 市町村の消防計画の中で、特に危険が多くて、人命の事故を伴いやすいという区域を危険区域というふうに指定していまして、特に警防を重視しているわけでございますが、その個所は、東京が二百六十、横浜は八十四、京都が九十二、大阪が二十二、神戸が二百八十九、北九州が九...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) これは具体の都市におきまして、それぞれどういう区域をどう認定するかということでございますが、個所の問題は、大阪は確かにほかの都市に比べて少のうございますが、市街地の面積全体に対する割合といたしまして見ますと、大阪は危険区域の面積が二・四平方キロございまし...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 危険物施設の増加状況でございますが、これは昭和三十四年の三月と昭和四十五年の三月を比較いたしますと、製造所は四十五年、三千四百五十九で一・三七倍でございます。それから貯蔵所でありますが、これは十九万二千百五十五で、三・〇四倍になっております。それから取り...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 昭和石油の川崎製油所の火災でありますが、これは四十五年二月の二十六日に十時ごろに発火いたしまして、損害額が約七億でございます。出火の原因は、ポンプの修理中にポンプのボルトをゆるめたところ熱い油、三百二十二度摂氏が噴出して着火、発災したものでございます。こ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 消防審議会におきましては、答申といたしまして、六十九年周期説というようなものを前提にいたし、かつ大正の関東大地震というものを想定いたしまして、一応の答申をしているわけでございます。地震の予知の問題につきましては、あるいは起こるかどうかという可能性につきま...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) その点につきましては、都市の防災化対策といたしまして総合的な防災都市計画の樹立とこれに基づく都市改造の推進、この場合、中心となる事項といたしまして、防災の観点からする都市計画の基本構想の樹立、防災及び消火、避難を目的とする総合的な都市改造計画の策定、それ...全文を見る
03月17日第65回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○政府委員(降矢敬義君) 答申におきましては、地震発生の予想時点といたしまして一九七八年を予想いたしまして、その規模その他は関東大地震程度ということを前提にして審議をしたわけでございます。
○政府委員(降矢敬義君) お答え申し上げます。  河角先生のおっしゃった三万件というのは、一応、現在石油ストーブを使っておる約三百万世帯のうちの七割がそういう冬の時点に使っておるだろうということを前提にして、十勝沖地震の十和田湖における出火、石油ストーブからの出火率をそのまま前...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 石油ストーブの自動消火装置についてはいろんな考え方があるようでございまして、それに基づくいろんなしかけもあるようでございます。いずれにいたしましても、通産省のJISの規格におきましては、そういうものを四十六年の十月から採用するということを聞いておるわけで...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 石油ストーブにつきましての自動消火装置というものを徹底することによって、いまお話しがありましたような点を最終の前提として考えていきたい、こう考えております。
○政府委員(降矢敬義君) 現在起きた場合にどういうふうな対策をやるかというお尋ねでございますが、東京消防庁といたしましては、もとより東京都防災会議のもとに各部門と連絡をしてやるわけでございますが、人命の安全確保という観点からいたしますと、東京消防庁としては、火災の発火点数というも...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 東京都の計画では、現在のところは一人一平米という計画で、最大の距離を大体十二キロぐらい、一日十二キロぐらいの歩行距離を考えているようでございますが、この点については現在、歩行距離についてももっと短いものにしなければならぬということで検討しております。たと...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 墨田区で申し上げますと皇居前広場、十一号埋め立て地、七号埋立て地……。
○政府委員(降矢敬義君) はい。
○政府委員(降矢敬義君) はい。それから夢の島、それから葛飾区の北部の一帯ということになっております。  それから江東区で申し上げますと南砂町、夢の島、辰巳の埋め立て七号地、東雲十一号埋め立て地、こういうことになっております。
○政府委員(降矢敬義君) 広さその他につきましては、いま手元に資料がございませんので、資料を提出いたしたいと思います。
○政府委員(降矢敬義君) いまの計画では一人一日十二キロというものを最大の距離として想定しているわけでございますが、これは先ほど申し上げましたとおり、多少長過ぎるという議論がございまして、そういう意味でもっと距離を短縮して、そうして避難個所をふやしたいというのが現在検討しておる計...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 現在の消防力をもってして消防だけで避難地を確保するということにいたしましても、先ほど河角先生のお話もありましたとおり、延焼火災の出火点がかなり江東地区においては残りますので、そういう意味で非常にむずかしいということでございまして、東京都の消防庁自体として...全文を見る
03月23日第65回国会 衆議院 地方行政委員会消防に関する小委員会 第2号
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○降矢政府委員 この前御要望がありました消防に関する資料並びに問題点についてお手元に御配付申し上げておりますので、資料につきましては総務課長から説明させていただきたいと思います。
○降矢政府委員 「当面の問題」としてこのようにまとめてみました。  第一番は、大震火災対策、これは当面の応急分の対策としてどういう問題があるかということでありますが、大震火災からの人命の安全を確保するため、避難地、避難路周辺の火災は早期に鎮圧する必要がある。このため、航空消防活...全文を見る
05月14日第65回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○政府委員(降矢敬義君) ただいま武内先生からお話ありましたように、われわれもこういう痛ましい事件に対しまして心から哀悼をささげるとともに、これを契機にして一そう林野火災対策、わが消防庁所管の問題について努力をしてまいりたいと思っております。  御質問のございました点でございま...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) そうでございます。
○政府委員(降矢敬義君) 地方公務員が公務による災害を受けた場合には、地方公務員災害補償法によりまして、この場合は遺族の方に対する年金、それから葬祭料等が支給されることになるわけでございます。
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘のとおりでございまして、消防庁長官告示がございまして、それが消防職員の表彰規程がございまして、それに基づきまして先ほど申し上げましたとおり特別功労章というものを差し上げますとともに、それに伴いまして賞じゅつ金というものを差し上げることになっているわ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 第一番目には、先ほど申し上げましたとおり、消防表彰規程によります殉職者賞じゅつ金というものが消防団員の場合にも当然適用されることになっております。それから第二は、公務災害でございますので、その点につきましては消防団員等公務災害補償等共済基金法というのがご...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 公務災害につきましては、月の給料を日額に直しまして、それによって一定の倍率をかけて計算するという方式があるわけでございます。それは国家公務員、地方公務員を通じまして、同じような方式によって公務災害の補償をいたす、こういうことになっております。それから殉職...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 消防団員につきましては御案内のとおり給料というものはございません、非常勤でございますから。そこで消防団員の  いわゆる計算の基礎額になる金額につきましては、それぞれ政令でその点をきめてございまして、本年度これを改定いたしまして、従来は最低千八百円であり...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 四十五年度におきましては、最低が千八百円でございました。それで、四十六年度におきましては、これを二千円にするということで、政令を改正する必要がございます。で、予算の段階ではそういう話をいたしまして、政令を改正をして、こういうふうにするという考え方でござい...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 武内先生御指摘の額はいわゆる出動手当の額でございまして、出動手当につきましては、四十五年は御指摘のとおり、七百円でございました。で、四十六年にはこれを五百円上げまして千二百円にいたすことにいたしました。そして、これは、いわゆる団員の報酬とは関係ございませ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 消防団員につきましては、少し御説明させていただきたいと思いますが、非常勤でございますので、報酬というかっこうで、交付税の措置におきまして四十五年度におきましては報酬ということで、団長は二万円、副団長は一万五千円、それから分団長が一万円、団員は五千円という...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) この基礎額の計算につきましては、公務員に準じて仮定の基礎額を政令で定めるわけでございますが、ただいまお話しありましたように、表にいたしまして差し上げたいと思いますのでそれで御了承願いたいと思います。
○政府委員(降矢敬義君) 四十四年の十一月に消防審議会の御答申をいただきまして、いま御指摘のようなところが答申の中心の課題ということと理解しております。  第一番に御指摘がありました組織の点でありますが、この点は、県におきましてはわれわれのほうは林野庁との間に研究会を設けまして...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) その点につきましては、いま承知しておりません。
○政府委員(降矢敬義君) 現地の消防署長でございます。
○政府委員(降矢敬義君) 先ほど申し上げましたとおり、私たち承知しておりませんが、現場の事情によって全体の指揮下に入る場合と、それから独自の行動を起こす場合とがあると思います。
○政府委員(降矢敬義君) そのとおりでございます。
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘のとおり、先ほど申し上げましたように、県は地域防災計画に基づいて訓練をするときには、たとえば市町村の消防だけということでなしに、林野庁あるいは自衛隊等と、あるいは警察というふうなものと連絡をして合同訓練をしておるということが実情でございます。
○政府委員(降矢敬義君) 大体年一回ぐらいというふうに聞いております。
○政府委員(降矢敬義君) 林野火災につきましては、御案内のとおり、広域にわたりますので、その市町村だけでおやりになるということはあまり実際的でございませんので、実際は県のほうが音頭をとりまして、ある広域的な地域における火災設定をやって、関係機関を糾合してやるというのが実際のやり方...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘のとおりでございます。山林の火災防御につきましては、一つは教育でございまして、これは消防大学校及び各府県等にございます消防学校におきまして、火災防御の警防という科目の中で実施いたしておるわけでございまして、これにつきます関係指導要領といたしましては...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) いま御指摘のような点につきましては、もっとこれを契機にしてプログラムその他について検討いたしたいと思います。
○政府委員(降矢敬義君) 資料としても提出いたしたいと思います。
○政府委員(降矢敬義君) いま初任給のかさ上げをしている給与体系をとっているところはかなり多うございますが、一面またいわゆる皇宮警察官等の給与体系に準じているところもございます。途中でクロスするところに若干比較をしまして下がるようなところもございます。この点につきましては全国消防...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) その点につきましては、先ほども御質問がございました本年予算の際に改善をはかったわけでございますが、なおわれわれとしてそれは十分とは思っておりません。今後来年の問題としてもさらに考えてまいりたいという考え方を持っております。その方向につきましては、ことしは...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) その点につきましては、要するに公務員の災害補償の問題は全般としては人事院で例の勧告を出してやっているわけでございます。この基準につきましても、勤務年限その他は全体として均衡をとる必要はございます。したがいまして、いまこういうような問題点は、人事院のほうに...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 現在の賞じゅつ金は、御案内のとおり、いわゆる職務としてやっておる者についてのいわゆる部内といいますか、部内の表彰、それに伴う賞じゅつ金という考え方であります。したがって、先生のおっしゃるような、とっさの場合の協力者に対して賞じゅつ金ということになれば、い...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 承知いたしました。
○政府委員(降矢敬義君) ただいまのお話は、おそらく賞じゅつ金とは別に、いわゆる保険というかっこうで何か救済というか、そういうことを考えられぬか。これはおそらく団体生命保険のようなものでございまして、日本消防協会のほうではそういうことでいま現在二万人ぐらいそういうことに加入してお...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 現在手元にあるものを整理しまして提出いたします。
○政府委員(降矢敬義君) 自衛隊の出動の問題につきましては、早期出動ということで自衛隊とも打ち合わせをいたしまして、地方のほうにもそういう旨を最近流したわけでございますが、いずれにいたしましても、これは運用上なお検討をして、御指摘のような早く出動をするということについてさらに自衛...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 航空消防につきまして五ヵ年計画というのは、もう少し様子を見させていただきます。それと申しますのは、この航空機自体の所有の問題からいたしまして考えなけりゃいけませんので、いまの実用段階に、まあさしあたっては、私は自衛隊が相当の数を持っておりますし、それを中...全文を見る
05月18日第65回国会 衆議院 地方行政委員会消防に関する小委員会 第3号
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○降矢政府委員 市町村の要望全体をどういうふうに見るかということでありますが、いまお話がありましたように、県におきまして、全体の関連を見まして、要望に対しまして、大体こちらが予算としてあらかじめわかっている額がありますので、それに対して一割増くらいのところでまとめまして、私らのと...全文を見る
○降矢政府委員 人数でありますか。
○降矢政府委員 都の職員でございます。
○降矢政府委員 ただいま御指摘がございました問題につきましては、先般の小委員会におきましても中井先生の御指摘のあったことでございまして、一つは機械化の問題でございます。この点につきまして特に無線の御指摘がございましたが、ことし四十六年度予算におきましても、消防無線といたしましては...全文を見る
○降矢政府委員 ただいま御指摘がありましたように、林野火災は、件数あるいは損害、死者の数におきましても、一般の建物火災に比べまして非常にふえる割合が高うございます。これは火災の原因そのものが、しばしばいわれますように、たばこ、たき火等が中心でございまして、しかもそれが大体、御案内...全文を見る
○降矢政府委員 第一点についてでありますが、消防審議会の答申にあります資機材の整備充実でございます。これは消防庁としては、この答申を受けまして、四十五年度から、資機材の点では、林野火災用の消防無線あるいは防火水槽というものを新しく補助対象に取り上げますとともに、林野工作車、一般に...全文を見る
○降矢政府委員 こういう山火事等が広域化するのに対しまして、その地域の市町村だけでこれを防備するということは、火事が大きくなれば非常に無理でございます。ブロック単位に持っていくかどうかということは別にいたしまして、少なくとも府県がどういうような任務を負うかということをまず考えてみ...全文を見る
○降矢政府委員 空中消火の段階は、消防研究所において四十四年から二年間やりましたが、まだ、それを実用化する、これならば絶対だいじょうぶだというような研究のところまで到達しておりませんので、そういう意味では、いまお話しになられたとおりでございますけれども、研究所としても、今年さらに...全文を見る
○降矢政府委員 ただいま御指摘のありました水の問題は、全くそのとおりでございます。私たちとしては、一つは林野用の防火水槽につきまして特別に項目をつくって補助対象にしておりますが、そのほかに、自然水利の問題、あるいは防火水槽につきましても、たとえば林野工作車には組み立て式の防火水槽...全文を見る
○降矢政府委員 新建材の規制の問題につきましては、建築基準法及びそれに基づく諸法令によりまして、特に煙とガスの量を測定して、不燃材料あるいは難燃材料ということをきめまして、それで一定の施設につきましては必ず不燃材料を使わなければならぬ、あるいは難燃材料を使わなければならぬというふ...全文を見る
○降矢政府委員 ただいま門司先生から御指摘がありましたところでありますが、消防庁として、確かに率直に言いまして、姿勢において十分でない、つまり先生が強くなれとおっしゃられましたが、そういう点は私は痛感しているところでございまして、たとえば建物等の問題にいたしましても、レイアウト自...全文を見る
05月20日第65回国会 衆議院 地方行政委員会 第30号
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○降矢政府委員 ただいま御質問の中で御指摘がございましたように、消防の任務といたしまして、消防組織法の第一条にありますように、消防は、その施設及び人員を活用して、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、水火災又は地震等の災害を防除し、及びこれらの災害に因る被害を軽減す...全文を見る
○降矢政府委員 消防組織法第一条にも「水火災又は地震等の災害を防除し、及びこれらの災害に因る被害を軽減すること」とございまして、市町村の消防というものは住民の生活に直結した場において災害が起きました場合には、火災である、あるいは水害である、地震である、その他の災害であっても、これ...全文を見る
○降矢政府委員 消防審議会の答申は地震対策に対しましてまず第一番に口火を切ったということでありまして、あの答申自体は国全体が一体となって処理すべきことを全部網羅しているわけです。したがいまして、政府におきましては、中央防災会議におきまして、あの答申を基礎にして各省がそれぞれ自分の...全文を見る
○降矢政府委員 いま御指摘がありましたようにばらばらではないのでありまして、あの答申をもとにしまして、中央防災会議であの答申を受けて国全体としてやるべきことをまとめておる、それは近くまとまる予定でございまして、それに基づきましてそれぞれただいま、治安の問題ならば警察が担当する、通...全文を見る
○降矢政府委員 御指摘のように地方公務員災害補償法によりまして、一番若い二十一歳の方につきまして、遺族補償一時金として百六十万支給されることになります。  給与の改善につきましては、この災害補償とも関係するわけでございまして、われわれとして、全国の消防長の会議がございまして、そ...全文を見る
○降矢政府委員 ただいまの点は全く御指摘のとおりでございます。本年度予算におきまして従来五万一千五百個に対しまして五千個さらに追加をして五万六千五百個にしたわけでございますが、そういうことによって支給のおくれを取り戻すという努力を払ったわけでございますが、さらに努力をしてまいる考...全文を見る
○降矢政府委員 消防表彰規程におきまして災害の現場に急行するという際に死亡をされたという事故に対しましての取り扱いでございますが、表彰規程におきまして特別功労章以下表彰の項目がございますが、これはやはり中心は災害の現場において災害活動に従事したというところに中心を置いてこの表彰の...全文を見る
○降矢政府委員 災害現場において、一身の危険を顧みず防災作業に従事して殉職されたというものに対しまして、賞じゅつ金制度があるわけでございますが、いまの場合、災害途中の場合は賞じゅつ金でなくて報賞金という制度で現在処理しておるわけでございます。したがって、その金額はごくわずかなわけ...全文を見る
○降矢政府委員 消防庁におきましては、消防小六法と防災小六法と二つございまして、予防関係のほうには、予防の面から必要な政省令や、あるいはいま御指摘のような建築基準法その他を全部入れているわけでございます。消防小六法のほうは主として消防活動、消防組織の方面に焦点を合わせて編集してあ...全文を見る
○降矢政府委員 消防機器でございますが、消防ポンプ車は六四%、はしご車は一〇一%、化学消防車が二五二%、消防艇が二七%、職員の数は五一%ということであります。ただ、この消防力の基準の比較におきまして、消防力の基準のほうの資料が四十年の資料になっておりまして、比較いたしました数のほ...全文を見る
○降矢政府委員 御指摘がございましたように、数字は確かにそうなっておりますが、これは三十六年の、消防力の基準という、その当時制定したものによって各都市ごとにはじいた結果でございます。現在しかしながら、はしご車ということになれば高層ビルというものを当然考えなければいけませんし、化学...全文を見る
○降矢政府委員 はしご車、化学車等の相手になるもの、これは高層ビルあるいは地下街、コンビナート、こういうものでございまして、それは御案内のように非常に進展しているわけでございますから、そういうものを踏まえた基準をやはり考えなければならぬと思っております。反面、消防ポンプの機能も、...全文を見る
○降矢政府委員 整備促進法の中身は、御案内のとおり補助する対象の施設と補助の割合、あとは手続的な規定でございます。実際の補助する対象につきましては、政令で書いてありますものも、もうすでにやめて、これに書いてないものに補助対象としてつけているものもございます。そういう意味で整備をす...全文を見る
○降矢政府委員 基準のほうの改定はお説のとおりでございます。  それから補助率の改定の問題は、過疎地帯の場合にはいろいろな事情からああいう三分の二の補助率になっております。私どもできればそれは先生のお考えどおりが望ましいと思いますが、反面、長年の予算折衝で、今般もやりましたけれ...全文を見る
○降矢政府委員 御指摘のように、大きな山火事あるいはコンビナート、港湾内のタンカー火災、あるいはもう少し大きくなりますと大地震というようなことになりました場合に、現在の市町村の消防のみでそれに対応し得るかどうかということになりますと、少なくとも小さい市町村におきましてはかなりの無...全文を見る
○降矢政府委員 確かにいまの建築基準法のたてまえは、先ほど建設省のお答えがあったようでございますが、具体の問題になりますと、その専門家を参加させて設計をしなければおそらく不可能だろうと私は思います。そこで、そういうようなことになりますと、最後に申されましたように、総合的に全体を考...全文を見る
○降矢政府委員 新建材の規制の問題につきましては、消防研究所と建築研究所あるいは通産省の研究所と一緒になりまして、一つは不燃の問題、燃えないという問題と同時に煙の発生量というものを建材の認定基準にしまして、御案内のとおり不燃あるいは難燃あるいに準不燃というような区分をいたしまして...全文を見る
○降矢政府委員 新建材の問題は結局内装に使う場合に制限するという問題と関連してくるわけでございます。したがいまして、建材につきましても、不燃、こういうものは燃えない、たとえば石綿のスレートとかあるいは石こうのパーライトとか、こういうもの、その次は準不燃材料として、石こうボードある...全文を見る
○降矢政府委員 タンクローリーは御案内のとおり移動貯蔵所ということで、その貯蔵の一形態としてこれを規制するということでありまして、しかもタンクローリーにつきましては外見上きわめて明瞭であります。同時に平ボデーの場合にはいろいろなものをいろいろな時期に運んでいるわけでございまして、...全文を見る
○降矢政府委員 ただいまの御指摘の問題は、実はわれわれ自身も、中小都市にはしご車をぜひ持ってもらいたいという場合に常に問題になるところでございまして、持っておっても進入道路がはっきりしていない、あるいは入れない、そこにおける地盤が悪い、そこに大きな建物ができる。結局これは建築する...全文を見る
○降矢政府委員 お話がありましたように、山林火災が起きますと、とにかく最初に出動して最後まで防火に当たるのは市町村の消防でございます。ただ、この点につきましては、一つは、従来指摘されておりますように、機材の開発が非常におくれております。山に入り、しかもかなり水の不便なところで防火...全文を見る
○降矢政府委員 補助の額は、四十六年度二十四億五千八百万円でございまして、そのとおりでございます。
○降矢政府委員 消防団の報酬につきましては四十五年度に引き上げまして、たとえば団員の場合、四十四年は年報酬二千円でございましたのを四十五年には五千円に、二・五倍引き上げたわけでございます。班長につきましては三千円を六千円というふうに二倍に引き上げました。したがいまして、実績を見ま...全文を見る
○降矢政府委員 先生御指摘のような問題は、私たちも問題意識として持ったわけでございます。ただトラックで物を運ぶ場合に、そのトラックはドラムかんで運んだり、あるいはきょうは石油を運んだと思えば、また翌日は別のものを運ぶということで、タンクローリーのようにその施設そのものが一定のもの...全文を見る
○降矢政府委員 御指摘のとおりに、運んでおるものが危険物であるから、したがってそれの取り扱いについて専門的な知識を有する人が乗っておるべきだという発想でございます。ただ一般のトラック業者におきましては、何を運ぶかそもそも特定されておりませんが、タンクローリーの場合には特定されてお...全文を見る
○降矢政府委員 今回同乗義務を規定するにつきましても、実は二年ないし三年くらい前だと思いますが、そのころから業界を指導しまして、具体的には約半分くらいはこういうふうな資格者、つまりいまでいえば甲種または乙種の取り扱い資格を持つ者が運輸手ないしは同乗しておったわけでございます。そう...全文を見る
○降矢政府委員 消防法にいう危険物というのは「別表に掲げる発火性又は引火性物品をいう。」ということでございまして、いま御指摘のように毒物、劇物とは別表には書いてございません。おっしゃるとおり、引火点の高いものをさしております。
○降矢政府委員 この問題は全く私たちと同じ見解でありまして、法律はどうなっているか、いまお話があったようなことでありますが、現実に行動を起こしているのはみな現場の市町村でありまして、私は市川署に行きまして署長にも、あのときの事故も最近つぶさに聞いてまいりましたし、結局消防署といた...全文を見る
○降矢政府委員 私たちとしてはまことに望むところでございまして、むしろ私は市川市の消防署長の話を聞きまして、私のほうからも積極的にやりたい、こう思っておるくらいでございます。
○降矢政府委員 あの点につきましてはいろいろ議論がございましたが、政府全体としてはまず道路公団が救急を実施するという方向で意見が固まりまして、もちろん市町村が全然知らないというわけじゃございません、当然協力いたしますが、まず公団のほうが実施する体制を整備するということで方向がきま...全文を見る
○降矢政府委員 公団が実施するという方向において、あと車の整備とか、そのための隊員の教育とか、そういうものを向こうがやりまして、そして実施に移る、こういうことでございます。
○降矢政府委員 この点についてはどうも話し合いの段階でははっきりいたしませんでした。それは向こうの整備の態勢ということがあるのでございますので、向こうとしてはどうもいつまでという期限を切ることだけではいまできかねるという話でございました。
○降矢政府委員 まことに仰せのとおりでございます。ただ、救急につきまして道路公団がいままでやっていないのをやるということでありまして、この間市町村が従来どおりこの救急業務を引き受けるということでございます。私たちはあの問題について多少いろいろなもたもたしたことがございましたことは...全文を見る
○降矢政府委員 一つは救急車の補助の問題であります。救急車につきましては日本消防協会あるいは私のほうの補助ということで、車の台数をふやすということが一つであります。  その次に地方公付税の単位費用の中に、従来ももちろん交付税は入れておりますが、四十五年度で標準団体で八百九十三万...全文を見る
○降矢政府委員 救急病院の指定につきましては、御案内のとおり病院のほうの申し入れによって指定するというしかけになっておりまして、したがって私たちと厚生省のほうで相談をいたしまして、ぜひ救急病院になってもらうようにいろいろ話をしておるわけでございますが、この点は特に財政的にどうとい...全文を見る
○降矢政府委員 ただいまのお説もっともで、そのとおりでございまして、私も厚生省の方面と協議いたしまして、さらにこの指定救急病院の増加につきまして、いままでどおり努力してまいる考えでございます。
○降矢政府委員 消防職員は一般職の公務員でございます。これに対する現在の給与表の適用状況は、ただいま御指摘がありましたように行政職の俸給表を適用いたしまして、その際、初任給を一号ないし二号引き上げているというのがかなりございます。それからもう一つの形は、御案内のとおり公安職の俸給...全文を見る
○降矢政府委員 ただいま御指摘のような状況につきましては、いま私も手元に資料はございませんので詳しくは承知しておりませんが、特殊勤務手当につきましては各団体におきましてその部内の均衡という問題もございまして、必ずしも均一にはなっておらないわけでございます。しかしながら、やはり消防...全文を見る
○降矢政府委員 われわれ財政の措置といたしまして、交付税措置があるわけでございますが、被服費あるいはいま言ったその他の事務用品といいますか、その他のそういうものについて、需用費というところで、ある程度計算をしておるわけでございます。ただ、あとは具体の市町村における運用の問題でござ...全文を見る
○降矢政府委員 私、就任して、あまりなりませんので、いま林委員の御指摘のようなことは直接に聞いておりません。今後私、自分で調査をいたしまして、そういう点について運転者の安全ということを検討させていただきたい、こう思います。
○降矢政府委員 なくなられた十八名の方の過半数以上が四十歳以上の方で、消防のベテランでございます。しかも、あの地方は非常に山火事が多くて、山火事に対する処理方法も非常に練達の士でありました。あのとき私も現地に参りましたが、稜線から下りまして、そしてもう一つ防火線を設定する作業に従...全文を見る
○降矢政府委員 最初にお話がありました、第一小隊の方がすぐ出ましたのは、先遣隊として出まして、そしてそれが山の稜線の防火線に配置されたわけでございまして、この方はなくなっておらないわけでございます。なくなられましたのは第二小隊のほうでございます。  それから第二の、消火器ジェッ...全文を見る
○降矢政府委員 そのとおりでございます。
○降矢政府委員 消防職員の人命の安全ということにつきまして特に意を用いなければならぬわけでございますが、いまお話しになりましたようないろいろなケースにつきましては、結局新しい化学薬品あるいは危険物、こういうものに対して防火作業に従事する場合に、自分の身を守るためにいろいろな防毒面...全文を見る
○降矢政府委員 外国の事例がどうなっているかということでございますが、私はその点つまびらかにしておりませんので、いずれまた調べまして報告さしていただきたいと思います。  いま御指摘の問題につきましては消防の任務からいたしまして、従来とも警察官と同じように団結権を認めないというこ...全文を見る
08月10日第66回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第1号
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○説明員(降矢敬義君) 本年四月の呉の火災に際しまして、空からの消火というものをある程度試みたわけでございますが、この問題は、すでに三年前から消防研究所を中心に検討してまいったわけでございます。  一つは消火薬剤の問題、それからそれの散布のしかた、それからヘリコプターを使っての...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) 飛行機を、あるいはヘリコプターをどの程度備えたらいいのかということでありますが、率直に言ってまだそこまでの検討をいたしておりません。と申しますのは、ヘリコプターにつきましては、いま大都市で東京、大阪それから神戸、京都その他名古屋も来年あたり考えておりますが...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) 一つの大きなビジョンということになれば、まさにそうだろうと思います。しかしこれには、もう少し詳しく申し上げますと、薬剤散布の機械のほかに訓練の問題がございます。  先般、東京湾の埋め立て地で、ある実験をやりましたときに、ある報道関係のヘリコプターが約百メ...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) 林野の火災につきまして、それが防止のためいろいろな措置がありますが、いま御質問のありました火災に対しての防御措置というものを、あの火災を契機にして私たちさらに考えている点を申し上げますと、一つは、いま先ほど御指摘ありましたような空からの消火というものをぜひ...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) ただいまの問題は林野火災というものに対しまして出火防止、それから出火をした場合の消火、こういうものを含めました林野火災対策というものにつきまして、私たちは全国的に大体多発地帯というものは過去の経験から見ますと約百カ所と推定されます。これは林野庁ともいろいろ...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) 山が開放されましてレジャーのために人が山に入る、その結果、森林火災を起こしやすい。現にたばこの投げ捨てによる火災が山において起きておる。たとえば山菜ブームで都市の人が日曜に山に行って、そのまま山菜をとりながら、たばこを捨てるということで現に小さな火事を起こ...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) ことしの二月のロスの地震をきっかけにいたしまして、消防審議会が四十五年の三月に出しました答申というものを中心に中央防災会議が開かれまして、中央防災会議におきまして、ことしの五月の二十五日に大都市震災対策推進要綱というものを決定いたしました。これは各般にわた...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) 東京都の防災会議におきまして、御指摘のように広域避難地というものを四十六カ所指定したわけでございますが、そこに行く道のりというものは長いところでは十二キロぐらい確かにございます。それでは、実際の地震が起きた場合の避難の道程としては長過ぎまして、したがって、...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) 広域避難地につきましては理想的なものをつくれるかという御質問でございますが、いずれにいたしましても、現在都が指定しておる以上の避難地を必要とすることは大体識者の指摘するところでございまして、これはそういう目標に向かって、しかも、先ほど申し上げました新しい都...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) 消防力の基準は、御指摘のように約十年間制定してからたったわけでございまして、その間に消防機器の性能が非常に向上したということ、それからもう一つは、地方における道路その他の状況によりまして、消防活動の実態がかなり変わってまいりました。そういう反面、石油貯蔵所...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) たとえば消防ポンプについて申し上げますと、充足率は六四%になっております。それからたとえば、反面、化学車というようなことになりますと、これは二五〇%というふうになっておりまして、したがって充足されておるものもあり、化学車のようにばく大に、基準が古うございま...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) この消防力基準を六月に制定いたしまして、この示達をいろんな機会を通じて行ないました。そこで、現在十月末を目途にいたしまして、各市町村を単位とする一もちろん県でそれを締めくくるわけでございますが、五カ年計画というものをこの基準に基づいてそれぞれつくってもらう...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) 政務次官の御答弁に補足させていただきたいと思いますが、実は正直に申しまして、私たちも特別立法の制定というようなことは何も聞いておりません。新聞を見ましても、書いてあるのはちょっと小さく一カ所書いてあるだけであります。  要するに、私たちは、先ほど申し上げ...全文を見る
09月09日第66回国会 参議院 逓信委員会 閉会後第1号
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○説明員(降矢敬義君) 消防無線の件につきましては先ほど郵政省のほうからお話がありましたとおり、四十一年以来補助金をお組みいたしまして県と消防庁の間はつなぎました。先生の御心配の点は、県と第一線の市町村との間でございます。私たちも実はその点に関心を持っておりまして、いま郵政省のほ...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) 東京都の消防庁は、二十三区とそれから三多摩の市から全部委託を受けまして東京消防庁で全部それをやっているわけでございまして、その関係の消防無線につきましては消防ポンプ車あるいは救急車、本庁にある基地局、それから方面本部につながる無線関係はすべて完備しておりま...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) これはたいへんむずかしい御質問でございまして、東京都の防災会議で被害想定を立てておるわけでございまして、冬のときとか夏のときとか、あるいはそのときの風速とか、そういう点を前提にした被害想定を立てておりまして、冬のたとえば十二・五メートル程度の風速の場合には...全文を見る
09月16日第66回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第2号
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○説明員(降矢敬義君) 救急事故がございましたときに、出かけていって、どういう病院に運ぶかということについては、いろんな考え方がございまして、もよりの病院に運ぶとか、あるいは本人がどうしてもという場合には、そこの病院に運ぶとか、あるいは特殊な施設があればそういう医療施設に運ぶとか...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) ただいまお話がございましたように、救急隊員が経験を積んで、その事故現場を見て、自分の所見として救急指令センターに事故者の症状を報告するわけでございまして、救急指令センターにおきましては、一定の病院の病棟、医者の状況、こういうものが一目わかっておりますので、...全文を見る
○説明員(降矢敬義君) 最初の、集団的に傷病者が発生した場合の救急体制でございますが、これは昭和四十年の六月に消防庁、厚生省、警察庁、日本医師会等の関係機関が協議いたしまして、都道府県及び市町村に協力体制の通達を出しておりますが、基本的な考え方は、災害対策基本法に基づく地域防災計...全文を見る
11月12日第67回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○降矢政府委員 昨日の十五時三十三分に、川崎市生田緑地公園内の実験場におきまして、がけくずれのため、ここに書いてありますとおり、十五名の死亡者と十名の負傷者を出しました。これは、科学技術庁を中心にいたします政府のローム層斜面崩壊実験の最中に起きた事故でございまして、私たち関係者と...全文を見る
○降矢政府委員 この実験は、四十四年から同じ場所で続けておりまして、実験のたびに、この生田の緑地公園の事務所には連絡していることは確認いたしましたが、ただいまのこの実験に際しまして、消防署あるいは警察署に事前に常に連絡しておったかどうかということについては、きのうの段階、いまの段...全文を見る
○降矢政府委員 私は、いまの段階で、こういう実験について、法律的にどういう手続を踏んでどうするかということは承知しておりません。ただ、私たちが、火災の実験あるいは先般の空中消火の実験を埋め立て地でやりました際は、東京消防庁のほうからも、万一の場合の消火に備えまして、あのときにはヘ...全文を見る
○降矢政府委員 政府機関といわず、こういう危険を予想されるわれわれの火災実験にいたしましてもそうでありますが、それにつきましては、確かに、制度的にそれを事前にどうするという制度はないと思います。ただ、いま先生御指摘のような、こういう危険を伴うものについて、何かの意味でチェックする...全文を見る
○降矢政府委員 御指摘のように、建設省の調査では、急傾斜でがけくずれのあるようなところは一万五千カ所くらいあるだろうといわれておりますが、いまのような急傾斜の地帯について、防止、安全対策を講ずるということは、御案内のとおり、公共投資の方面で計画を立ててやるということになっておりま...全文を見る
○降矢政府委員 その点につきましては、この実験を始めましたのは四十四年からでございまして、四十五年、四十六年と、いわば本実験の下準備的な調査並びに研究をやってきたわけでございます。それは、各省みな一緒になって、科学技術庁の一つのプロジェクトの中でそれぞれ分担してやってまいりました...全文を見る
○降矢政府委員 第一点の、危険が発生するおそれが予想されておったという御発言に対してでございますが、この点は、実は、私は少なくともまだ承知しておりません。この点につきましては、実は問題でございまして、第三者の専門委員の方々に御調査を願って、はっきり結論をつけてもらわなければならな...全文を見る
○降矢政府委員 一つは、犠牲になられた方々に対する措置でありますが、きのう科学技術庁に事故対策本部を設けて、そこを中心に至急進めることにいたしました。その考え方は、科学技術庁長官が御発言になっておられますように、十分遺憾ないようにいたしたいという考え方で、この事故対策本部を中心に...全文を見る
○降矢政府委員 消防独自でいろいろな火災実験を野外でやっておりますが、そういうときには、先ほど御答弁申し上げたとおり、現地の消防にも全部連絡をして、警戒体制をとっていただいてやっているのが実際でございます。ただ、今回の場合、非常に残念なことには、わが研究所の職員は参加するというか...全文を見る
○降矢政府委員 御指摘のとおり、このプロジェクトには消防研究所も参加をしてやったわけでございまして、この原因の究明が出ますれば、われわれとしてどういうようなところを反省し、またどうすべきかというところがはっきりいたすと思います。私は、御指摘までもなく、とにかく、当然、現在のこの事...全文を見る
○降矢政府委員 この点につきましては、この職務の直接の監督者である消防研究所長というものが、研究員の出張について、あるいはそれに伴う職務の執行について、私の委任を受けるというかっこうで全部処理しております。
○降矢政府委員 いま、私は、承知している時間で十五時三十三分と申し上げました。川崎の消防署では三十二分と言っているようでございますが、その点は再確認させていただきたいと思います。ただ、私たちが、登戸の稲田消防署におきまして、現場に到着をしたときの時間が、現場報として三時四十二分と...全文を見る
○降矢政府委員 私が現場に参りまして、それから病院に行きまして間もなく、遺族の方の御対面がございました。その前後から、遺体の処理については、科学技術庁が中心になりまして、現地で各省のそれぞれの方々が来ておりますので、至急本省と連絡をして、どこに安置所を設けてどうするか——私はそれ...全文を見る
○降矢政府委員 私としては、当然、御指摘のような方向で最善の努力を尽くすべきものというふうに考えております。
○降矢政府委員 私たちは防災の仕事を担当しております。したがって、どんな場合でも、人命の安全を脅かすというようなことは事前に防止するということが、私たち消防の最大の任務だと心得ておりまして、今回のようなこういう実験におきましても、そういう点について今後十分に配慮をして、消防の本来...全文を見る
○降矢政府委員 御指摘の野火のような場合には、火災予防条例というものを、消防法に基づいて市町村で制定しておりまして、それに従って規制しています。規制しておりますが、一般の例を言いますと、特に、御案内のように、火災警報発令中はこれを禁止をする。それから、そういう場合にも、なお特に野...全文を見る
○降矢政府委員 火災予防条例において対象としておる行為は、かりにだれがやろうと、消防の見地から火災が発生しやすいのでございますから、その点は、役所であろうと何であろうと、つまり、役所のあるブランチがやろうと、事前に許可を受ける、こういうことにしてあるわけでございます。
○降矢政府委員 私が所管している法律の中では、消防法を中心に規定がされておりまして、こういうような事例について事前に通知をしなければならぬという規定はございません。だから、あと、一般通達のような形態という問題でこれをどういうふうに考えるかということになろうかと存じております。
11月13日第67回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号
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○降矢政府委員 この計画に従いまして、わがほうの職員が参加をするという決裁は、私がいたしました。
○降矢政府委員 十月三十日でございます。
12月21日第67回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
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○政府委員(降矢敬義君) お手元に「昭和四十六年版消防白書の概要」というのを御配付申し上げておりますので、それに従いまして御説明申し上げます。  まず、昭和四十五年中の火災の実態でありますが、出火件数は六万三千九百五件でありまして、前年より一二・五%増加しております。四十三年対...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) なるほど最初の白書の中に消防としてあらゆる災害にこのように対処しておるということは決して浮き彫りになっておりません。御指摘のとおりでございます。ただ私たちは、その点は私は私なりに反省をしているところでございまして、そうかといって、いまの社会的な変化の激し...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) ただいまの問題は、都市における災害消防活動の問題でありまして、私が就任した当時に例の新しい都市計画法が施行になりまして、あの審議会で具体の地域における都市計画が行なわれるような状況になりました。当時、あの審議会のメンバーには消防出身つまり消防機関の方々は...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 四十六年の九月まで集計したのがございまして、九月までの火災件数は今年は四万九千二百七十四件であります。それに対して昨年の一月から九月までの火災件数は四万九千七百五十二件で、一%減っているというかっこうになっております。
○政府委員(降矢敬義君) 出火原因の中でたばこが一番多いのでありまして、これをどうするかと。私は、来年の予算要求をしているのでありますが、たばこといいましても、実は都市の方にそういうつまり投げたばこという行為が非常に多いわけでありまして、たとえば、私は山形の生まれでありますが、い...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 火災件数の中で一番多いのが建物の火災でございまして、これは都市構造からいえば、つまり工場とそれから住宅が混在をしておるということが一つございます。それからその次は、やはりまだ木造密集住宅地域がかなりございまして、これは各都市におきまして、そういうところは...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 消防サイドからあの問題にどういう活動をしたかということを申し上げたいと思います。  一つは、乗り組み員の救助の問題であります。これは結局ヘリコプターで救出いたしましたが、このために照明が必要であります、夜間やりましたもんですから。消防としては例の夜間の...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) この事件が起こりまして、直ちに私たちは山形、秋田を中心に一つの通達を流しまして、もちろん無線電話で事前連絡してあるわけでありますが、それに基づいて、たとえば山形県におきましては、あすこの沿岸の市町村と県が一緒になって同じような警戒体制というものを直ちにと...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 港に大型タンカーが、流出いたしまして、全国でも私たちはこれをコンビナート対策という側面からとらえておりまして、いま御指摘のありましたような火災というものをまず想定いたしまして、これに対応する消防艇あるいはあわ消火剤、オイルフェンスと、こういうものを装備す...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) ただいまお話ありましたように、現在標準的なはしご車は三十一メートルが限度でございます。したがいまして、それ以上のものにつきましてははしご車はもう役に立たないわけでございます。そこで、私たちは建設省と協議をいたしまして、建築基準法と消防法の両方からその建物...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 林野火災につきましては、昭和四十四年十一月に消防審議会から答申をいただいております。それをまず具体化いたしましたのが、林野火災多発地帯というのが全国で大体百地帯くらい、過去の経験、現在に至るまでの統計をとりますとそれが発見されますので、その百の地帯につき...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 石油パイプラインにつきましては、いま話題に上がっていますものは、国鉄が一つ継続使用ということで横浜を起点とした八王子を通って高崎に行くライン、もう一つは石油業界が会社をつくりまして、千葉からやはり高崎地方に至るライン、それからもう一つは、成田空港が開設さ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 今度の火災件数の中で特にふえましたのは、森林火災あるいは都市火災といわれるものでありますが、建物火災はふえ方は四十五年と四十四年で五・八%程度でございます。そこで全体として火災が減るか減らぬかということでありますが、私は火災はそう急激に減ってくるというこ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 最近は、においはつけております。
○政府委員(降矢敬義君) このプロパンガスは、実は消防法上の危険物になっていないのです。それでプロパンガスは二種類ありまして、七十戸以上を対象にした共同供給のやつはガス事業法の適用を受けるわけでございます。七十戸以下の、端的にいえばボンベのものは、これはLPガスの販売規制に関する...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 消防法におきまして、石油タンクについてたとえば一定の保安距離をとるとか、あるいは石油タンク自体について保安設備を、いろいろなものをいま要求しております。いま御指摘のLPガスタンクのほうはガス事業法あるいは高圧ガス事業法の規定でありまして詳細は私は存じてお...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 実は私のうちへも、おしめ屋さんではありませんけれども、どういう人かわからぬ人が売りに来た例がございまして、消火器は国家検定をいたしまして、そうしてそれは性能が合格しておる、これならばだいじょうぶだということで販売をしておるわけでございまして、検定しないも...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 値段は、型がありまして、普通、十型とか四型とか二型、だんだん小さくなるのでございますが、私から値段を言うことだけはいろいろな値段があるようでございますからひとつごかんべん願いたいと思います。
○政府委員(降矢敬義君) 御指摘のように、ことしの寿司由楼の火災あるいは仙台の精神病院の火災等がございまして、あのときにいろいろ指摘されました事項は、一つは寿司由楼の場合でありますと、必要とされる煙感知器をあと一週間でつける準備をしておったときに焼けてしまったというようなこと、あ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) おそらく関東大地震程度の規模の地震がくれば、東京消防庁が想定するような水道管が寸断をして、消火せんも使えるものはごく少なくなるだろうと思っております。私たちは、したがって、一つは防火水槽を耐震性にする。耐震性の防火水槽というものも最近開発されましたのでそ...全文を見る
○政府委員(降矢敬義君) 酸欠症は、主として地下の地層と非常に関係しているようでございまして、地下鉄工事をするときに最近使われます圧気工法——圧力を加えてそして穴の中主掘っていくという方法でありますが、それによりまして中の空気がある程度外に出るわけでございますが、そのときに、その...全文を見る