不破哲三

ふわてつぞう



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不破哲三の1972年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第68回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○不破委員 私は、まず最初に、昨日発表されました政府の日中問題に関する統一見解に関して、総理の御見解を伺いたいと思います。  二月の二十八日に、総理が、台湾は中華人民共和国の領土であるという趣旨の発言をこの予算委員会で行ないました。私はこの発言を聞いていて、これはほんとうに責任...全文を見る
○不破委員 私の質問したのは、台湾の蒋介石の政権のほうが、台湾は中華民国の領土であると主張しているその主張について、佐藤総理は理解をされるのかどうか、こういう点であります。
○不破委員 承知はしているが理解はされない、あるいは認識はされない、こう伺ってよろしいでしょうか。
○不破委員 そうしますと、政府が統一見解で言われた、中華人民共和国が台湾が中華人民共和国の領土であると主張していることを理解している、その理解と、いま福田外相が言われた、中華民国政府が台湾は中華民国の領土であるということを主張していることを理解している、この理解の間には基本的な違...全文を見る
○不破委員 つまり、いまの福田外相の答弁を伺いますと、昨日肯定的、否定的、いろいろ議論がありましたが、台湾の主張は主張として、北京政府の主張は主張として、双方そういう主張として理解しているというのが佐藤内閣の統一見解の真意である、総理は、そういうふうに伺ってよろしいでしょうか。
○不破委員 この答弁に明らかなように、政府がきのう説明された統一見解は、佐藤総理が先日の二月二十八日のこの席で、佐藤総理自身の認識の問題として、台湾は中華人民共和国の領土であると言われたこととは全く違うものであることがこれで明らかになったと思います。この点で、総理は昨日も、精神は...全文を見る
○不破委員 確かにその点は非常に違う点であります。台湾の中華民国政府とは、政府はこれから国交正常化の交渉をするまでもなく、現在国交を結んでいるわけでありますから、その点は第三項に書かれていないのは当然であります。  それならば伺いますが、中華人民共和国と国交正常化の交渉をする際...全文を見る
○不破委員 私の質問について身もふたもないということで、否定はされませんでしたから、この点は事実認められたものだと考えます。それでは次の質問に移ります。  この政府の統一見解においては、「従来の経緯、国連において中華人民共和国政府が中国を代表することとなったこと等から、」という...全文を見る
○不破委員 それはちょっと統一見解の読み違いだと思いますが、「従来の経緯、国連において」云々のことばは、中国側の主張を述べたものではなくて、政府の地の文章であります。政府が従来の経過、これはポツダム、カイロその他であることは、きのう福田さんから詳しく答弁がありましたが、政府が従来...全文を見る
○不破委員 そうしますと、これはわが国は、国連中心主義の外交を基本とし、国連の決議を尊重する、こういう立場からいって、国連で中華人民共和国が中国を代表する立場に立った現状では、もういままでのように中華民国政府は中国を代表する政府とは見れない、こういうように考えられておられる、こう...全文を見る
○不破委員 この統一見解には、ただ、重大な影響があるということを認識している。そういう程度のことを書いているわけではないわけであります。「中華人民共和国政府が中国を代表することとなった」ということを、政府自身の認識として地の文章の中で書かれているわけであります。そうしますと、それ...全文を見る
○不破委員 どうも直接台湾の政府のことを言いますと、答えがされにくいようでありますから、少し形を変えて伺いたいと思います。  ここで政府が言われている「中華人民共和国政府が中国を代表する」と、その中国の中には台湾は入っているでしょうか。
○不破委員 うしろから四行目です。
○不破委員 そうしますと、現在台湾に住んでいる千三百万人の中国の国民を含めて、その住民を代表しているのは少なくとも国連においては中華人民共和国政府だ、こういう立場を政府はとっておられるわけですね。
○不破委員 そうしますと、その立場を主張するならば、中国を代表する唯一の政府が中華人民共和国政府だという立場とこれは全く同じだと思いますが、その点はどうでしょうか。
○不破委員 そうしますと、そこまで言われるのならあと言ってもいいと思うのですけれども、中華民国、台湾の蒋介石政府は、もう福田さんの認識の中でも中国を代表する政府ではない、自分の施政権下にある台湾の住民すら中華人民共和国政府が代表しているということを福田さん言われたわけですから、中...全文を見る
○不破委員 そうすると、福田さんのきのうの流儀で言いますと、否定はしないが理解するにとどめるということでしょうか。
○不破委員 それでは次の問題に移りたいと思います。  政府は、台湾が中華人民共和国の領土であるという主張を認識してこれから日中国交正常化の交渉に当たるという意思を、きのうこの統一見解の中で表明されました。これがその他のいろいろな問題に関してどういう影響を及ぼすかという問題、これ...全文を見る
○不破委員 私も厳格に区別して質問しているわけであります。中国の主張を理解しようとされる以上、ここに書かれているように、理解し認識して交渉に当たろうとされる以上、この主張が政府がいままでとってきたいろいろな問題にどのような影響を与えるか、このことを理解しなければ、理解したことにな...全文を見る
○不破委員 いままでの外相及び総理の答弁を伺っていまして、私は、二十八日に総理の見解を伺ったときに、これがもし真剣に責任ある立場で言われたのであるならば、当然これは中国政策の変更を伴うものだというふうに考えましたが、きょうの答弁を伺っていますと、その点では何らの変更がない。しかも...全文を見る
○不破委員 その何が不足して何を補っているのかが問題であります。通常戦力の足りない分を補っているのか。それとも、核抑止力がそもそも足りないから、それを補っているのか。どちらが在日米軍の性格であり役割りであるのか、この点であります。
○不破委員 そうしますと、在日米軍は核抑止力の任務もになっているというのが御見解ですか。
○不破委員 在日米軍が核抑止力になっているということは、きわめて重大な発言だと思うのであります。総理はたしか非核三原則というものを何べんも繰り返されたことがあります。一体、核を持たないはずの在日米軍がこの性格を問われて、外相が核抑止力であると言われるとすると、これは非核三原則につ...全文を見る
○不破委員 重ねて伺いますが、総理に伺いたいと思うのですが、それならば、在日米軍は通常戦力である、通常戦力としてわが国の防衛を補完しているというのが政府の御見解ですか。
○不破委員 つまり私が聞いたのは、アメリカの本国やグアムにいる米軍部隊の問題ではなくて、安保条約に基づいて日本に配備されている米軍の性格であります。これは通常戦力だ、核は持っていない、そういう意味では核抑止力でないというのが政府の御見解だと思います。ところが、一昨年の一月にアメリ...全文を見る
○不破委員 サイミントン委員会というところは、これは非常に日本の問題が四日間にわたって詳細に論じられたところでありまして、外務大臣が、この文書を外務省でみずから翻訳して発行していながら、読んだことがないというのはたいへん驚きました。  これには明瞭に書いてあります。この文章が意...全文を見る
○不破委員 ところが、この通常戦力であるべき部隊が、今日なお沖繩で核の投下訓練を続けているという事実があります。この問題については、私は昨年の沖繩国会で、沖繩の伊江島において沖繩にある第十八戦術戦闘航空団のF105やF4Cが模擬爆弾BDU8を使って核の投下訓練をやっているという問...全文を見る
○不破委員 十一月に質問しまして、いままで五カ月たっているわけであります。五カ月の間に肯定の回答も否定の回答もない。やっていなければ、これは否定の回答がすぐ来るはずであります。これは事実行なわれていることを米側自身が行動によって認めているということになると思うのですが、重大なこと...全文を見る
○不破委員 そうしますと、外相は、五月十五日以後は模擬爆弾によるものにせよ、核の投下訓練は沖繩で行なわれないということを約束されるわけですか。
○不破委員 五月十五日の前に申し入れをする、それでアメリカに必ずやめるということを約束させる、そういうことをやるということですか。
○不破委員 この点はきわめて重大な問題なんです。つまりいま福田外相が模擬爆弾と非核三原則はどうもつながりが少し切れているということを言われました。それからまた安保の事前協議条項にも模擬爆弾ならば、これは核そのものがその中に入っていないわけでありますから、これは安保の事前協議条項を...全文を見る
○不破委員 なお重ねて念のために申し上げたいのでありますが、この核の模擬爆弾による演習については、佐藤内閣がいまから三年前に国会で答弁しているわけであります。それがどこで問題になったかというと、これは本土の幸沢の射爆場に関連をして、核の模擬爆弾による演習が許されるかどうか、こうい...全文を見る
○不破委員 二千ポンドというのはどういう根拠から出た数字ですか。
○不破委員 私どもの調査によって明らかになったことですと、いまアメリカが戦術核空軍つまり戦術核戦力として持っている主要なものが戦闘爆撃機による核爆撃でありますが、沖繩におるF4CとかあるいはF10とかこれが積める爆弾が四種類あります、核爆弾が。B43、B57、B61、B28と、こ...全文を見る
○不破委員 念のために重ねて伺いますが、第一に、三年前の政府答弁で明らかになったような、二千ポンドまでは核の模擬爆弾の訓練でも認めるという態度はこの際きっぱり取り消すということがまず第一の点であります。その点いかがでしょうか。
○不破委員 それでは、総理に伺っているのでありますが、少なくともきょうからは核の模擬爆弾による投下訓練は日本においては認めない、これが政府の政策であるということに理解してよろしいでしょうか。
○不破委員 第二点ですが、その警告や申し入れの結果、アメリカがそれを受け入れなかった場合、そのような核の投下訓練をやるような核部隊の存続は非核三原則の精神に立った立場から認めないというところまで決意を持って交渉する用意があるかどうか、その点が第二点であります。警告と申し入れで、相...全文を見る
○不破委員 それではこの投下訓練の問題については、政府が信頼に基づいて交渉した結果がここで報告されるのを待って、再び問題について検討、討論したいと思いますが、核の問題の第二の点について伺いたいと思います。  それは先ほども総理が言われた沖繩からの核の撤去の問題であります。この点...全文を見る
○不破委員 この点は質問しても政府側は承知しておらないそうでありますから、時間の点もありまして、結論だけ申し上げます。  この部隊は八つの部門からなっておりまして、その中で直接爆弾を管理している部門が二つからなっている、これがたいへん重要なんです。一つはコンベンショナル・ミュー...全文を見る
○不破委員 総理は、先ほども、われわれはアメリカを信頼しているというように言われましたが、たとえば昨年の核投下訓練について日本の政府自身が信頼しているアメリカに質問した問題についても、五カ月たっても何らの返事がないという程度の信頼関係であります。それでは国民は困るわけであります。...全文を見る
○不破委員 総理は先ほどこの問題について調査をした上でアメリカ側と折衝したいとたしか言われたと思いますが、外相は、五月十五日までは何にもやるつもりはない。またここで総理と外相の見解がいつも食い違うわけでありますが、一体総理はどう考えておられるのか、ひとつ総理の見解で内閣を統制して...全文を見る
○不破委員 そうすると、この核の管理をしている部隊があることが明らかになれば、その部隊の撤退あるいは撤去については交渉する、核そのものについては交渉しない、それで首相、外相の答弁は統一されるというのがいまの御見解ですか。
○不破委員 核の問題のもう一つの問題は、政府がいう非核三原則の問題であります。核撤去されるということは何回も政府がことばでは言われましたが、これは、現実のアメリカの部隊の配置の中できわめて疑わしいというのが、私がきょう指摘した問題であります。核の投下訓練をする部隊、これは、そのほ...全文を見る
○不破委員 日本の政府の閣僚で、アメリカ側に——総理はいつもノーと言われているとしても、将来、そういうことがあった場合、イエスの可能性がある、あるいは、これはまだイエスかノーかわからないというようなことをアメリカ側に言っているようなことは絶対ないでしょうか。私は、こういうものを読...全文を見る
○不破委員 それでは、私は伺いたいのでありますが、一昨年、安保条約の自動延長が決定されたときに、その直後に、佐藤内閣の、当時の防衛庁長官であった中曽根長官が、アメリカを訪問して、ロジャーズ国務長官やレアード国防長官と会談をしたことがあります。そのときに、中曽根長官から政府側に場告...全文を見る
○不破委員 ないと否定されるならいたし方ありませんが、私は、ここに、昭和四十五年九月、防衛庁長官中曽根康弘と署名の入った報告書を持っておりますけれども、この中で、そのときの会談の概要が記録をされております。  レアード国防長官とも、ロジャーズ国務長官とも、日本の国防政策、それか...全文を見る
○不破委員 総理は、個人的見解は自由だと言われましたが、これは、一個人がおふろ屋で自由な見解を述べたとか、あるいは一議員がアメリカへ行って、普通の市民を相手に自由な見解を述べたとか、そういう問題じゃないのであります。  第一に、当時、中曽根長官は防衛庁の長官であります。佐藤内閣...全文を見る
○不破委員 総理は、核の問題に対して、非常に重視していると言われましたが、きょうの答弁を聞いておりますと、これは、核政策に関して、非核三原則の貫徹に関して重視している総理の答弁とは思われないのであります。核の持ち込みというのは、だれがやるんでもない、アメリカがやるのであります。ア...全文を見る
○不破委員 私は、この点について政府に要求したいと思います。  まず、第一に、このレアード国防長官と中曽根防衛庁長官の当時の会談において、このように問題が話し合われたのかどうか。この点について、事実を明確にすることがまず第一であります。この点について、政府がしかるべく事情の調査...全文を見る
○不破委員 国会で決議をしたから、前に、核持ち込みを認めるような閣僚が、防衛庁の責任者にいたとしても、これは、いまさら問題にするに足りないという御見解ですか。
○不破委員 この点に関して、私は、先ほど、サイミントン委員会でのジョンソン次官の発言を読み上げましたが、いざというときは持ち込める可能性がある。その次にこういうことが書いてあるわけであります。核問題についての「協議の意味するところは、日本側は「イエス」または「ノー」のどちらにも決...全文を見る
○不破委員 くどいお答えに対してくどい質問を私もせざるを得ないわけでありますが、これは、事柄が総理が言われるように重大だからであります。ここには、核問題についての日米間の交渉の真相の一端があらわれているとわれわれ考えるからであります。一九六九年に、総理が日米共同声明を結んで帰られ...全文を見る
○不破委員 それでは、私は、次に、安保条約の性格の次の問題に移りたいと思います。  私は冒頭に、総理に対して、安保条約のもとでの在日米軍は日本の防衛の補完部隊かどうかということを伺いました。ところが、そのときに、アメリカ側が、安保条約のもとでアメリカは日本に日本の防衛に関連する...全文を見る
○不破委員 これは、先ほども言いましたが、外務省がわざわざ日本語に翻訳して、英語に弱い総理でも読めるように提供しているはずであります。総理が日米共同声明を結んで、その直後に、この日米共同声明の内容がアメリカの国会でどのように議論されているか、アメリカ側がこの内容をどのように受け取...全文を見る
○不破委員 総理はだいぶ先まで答弁をされましたが、私は、別に事前協議のイエスもまだ聞いていないのです。アメリカが在日米軍を何のつもりで日本に置いているか、これはアメリカの考えを聞くのが一番早いわけであります。アメリカが自分の国の軍隊を日本に置いている理由をアメリカで説明しているわ...全文を見る
○不破委員 総理ばかりか、外務大臣もこの議事録を読まれていないらしいですね。いま福田さんが説明されたようなことが、この議事録でやはり問題になっているわけです。これは日本政府が、いままで国風を納得させるための国内用の議論であったと、はっきりジョンソン次官は述べているわけであります。...全文を見る
○不破委員 それなら質問を変えましょう。  日本の在日米軍の中で、たとえば直接日本の防衛を任務とするものではなくて、第一義的に他国への行動を任務とするような部隊があるとしたら、それは総理は、安保条約に基づいて日本にいる適法な軍隊だとお考えですか。
○不破委員 まことにたよりない話でありますが、そうしますと、総理の安保条約や安保条約に基づく米軍の体制に対する理解は、安保条約第六条の数行しか出ていない。六〇年にあの数行を記憶されて、それ以外のことはほとんど研究をされないように思います。私はこのような——また悪口になるとあれです...全文を見る
○不破委員 これは重大な発言であります。六九年の当時にはこういう事態であった。六九年の共同声明でのイスエ、ノー問題についての解釈は、いま私が読み上げたような事態が起きたら、日本の政府はにべもなくノーと言わないで、できるだけイエスとなるように努力する、必ずイエスと言うのに近いという...全文を見る
○不破委員 そうすると、さっきの答弁は違うわけですね。六九年にはそういう事態があったと言われたのは違うわけですね。
○不破委員 つまり、六九年にはそういう約束をしたが、最近は情勢がよくなっているから、あの約束が生きてくることはまずあるまい、だから安心をしてくれ、そういう御答弁ですか。
○不破委員 問題は、起こったときにどういう約束をしているのかという問題であります。その点について、アメリカ政府と日本政府の間で一定の約束をされた、それがしかも総理自身のことばによって、そういう事態が起きたときには前向きに対処するということがアメリカで演説をされた、その演説の中身に...全文を見る
○不破委員 そうすると、ジョンソン国務次官が日米会談を経て、アメリカの国会に対して、この約束の中身はイエスもあればノーもあるが、必ずイエスに相当近い、全体としての文脈を読めばこれはイエスの方向だ、日本政府はできるだけイエスになるように検討の努力をする、こういうように説明しているの...全文を見る
○不破委員 それではもう一つ、共同声明に関連した問題で伺いたいと思います。  共同声明にはベトナムの問題について述べられておりました。沖繩の返還は、ベトナムでのアメリカの戦争に支障がないように返還させるという趣旨のことがうたわれておりました。このことに関しても、当時の国会でこれ...全文を見る
○不破委員 そうすると、政府は六〇年の安保国会以来の答弁を取り消されるわけでありますか。六〇年の安保国会では、戦闘作戦行動への補給もこれはその一部である、事前協議の対象になる、そういうように政府は答弁をされました。それから愛知外務大臣が、戦闘作戦行動であるB52の爆撃に対する給油...全文を見る
○不破委員 それは何月何日の答弁でしょうか。
○不破委員 どこの委員会ですか。
○不破委員 都合のいいところだけ引用されては因るのであります。いま資料を取り寄せておりますが、当時の六月の衆議院の内閣委員会でもこれが問題になっておりますし、大体安保国会で、六〇年に安保条約を日本で認めるのかどうかということが国会で論議になったときに、戦闘作戦行動をしておる部隊に...全文を見る
○不破委員 最後に一つの問題を伺います。  いまのベトナムの問題に関しては、要するに、ベトナムの戦争に沖繩の基地がそういう形で利用されるということはかまわぬというのが政府の答弁であり、いまの政府委員の答弁が総理の立場であるというように考えてよろしいんですね。そのあとで、最後に一...全文を見る
○不破委員 では、質問じゃなくて、いま資料が参りましたので一応読み上げますが、当時の岸総理大臣、よく御存じの当時の総理でありますが、何が事前協議の対象になるかということについて、「日本が一般的の補給基地として使われるということは対象にはならないと思う。然し戦闘作戦行動と密接不可分...全文を見る
10月31日第70回国会 衆議院 本会議 第4号
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○不破哲三君 私は、日本共産党を代表して、内外政策の幾つかの重要問題について、総理の所信をただしたいと思います。  まず、日中問題について言えば、日本共産党は、今回の田中首相の訪中によって中国との復交が実現したことを歓迎するものであります。特に、わが党の年来の主張であった一つの...全文を見る