不破哲三

ふわてつぞう



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不破哲三の1974年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第72回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○不破委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、内外政策の一連の問題について、総理並びに関係閣僚に質問をしたいと思います。  まず第一に、当面の物価インフレの問題であります。  いまさら私が申し上げるまでもなく、最近の物価の値上がりというものは、まさに狂乱、非常な事態であり...全文を見る
○不破委員 行政府をあずかる政府としての行動、これについて、では具体的に伺いたいと思うのです。  たとえば、昨年の国会で、生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律、これが成立をいたしました。そして昨年の七月六日から発効したわけであります。昨年の国会においても...全文を見る
○不破委員 灯油の件は、四条の発動ですか。
○不破委員 要するに、第四条を発動したことは一度もない。ただ、私、ちょっといまも気になりましたのは、この法律は売惜しみと買占めの防止法なんです。ところが、中曽根通産大臣は、売り惜しみと買いだめというように、ことばが変わってきた。これはいつのころからか変わってきたわけであります。田...全文を見る
○不破委員 この法律は緊急措置法なんですよ。つまり、あの事態は緊急事態だったから、緊急措置をとるために、われわれは政府に権限を与えたわけです。ところが、七月にこれができ上がってから今日まで半年たって、まだ準備不足で、これからおいおい取りかかるというものであるならば、そこが私が言う...全文を見る
○不破委員 当時、これが伝えられるようなパニックであったのか、それとも値段のつり上げのための業者の売り惜しみがあったのか、その点は調査されましたか。
○不破委員 私はこの答弁を聞いて、政府の調査能力というものに対してちょっと不信を強めざるを得ないのです。この事件が起きたときに、私どもの赤旗の記者が、一人の記者ですよ。政府のようにたくさんの調査官を持っていない。一人の赤旗の記者が、十一月二十四日に、このトイレットペーパーを生産し...全文を見る
○不破委員 しかし、いま伺ったコストの中でも、おそらくこれは業界からの情報だと思うのですけれども、二倍、三倍になったというものはないわけなんですね。ところが、底値と言って、言われませんでしたが、実際には夏の値段に比べても、今度の標準価格というのは二倍以上になっているのです。しかも...全文を見る
○不破委員 その価格調査官がこの点では非常に大事だと思うのですけれども、現在何人任命して、そのうち専任の調査官は何人ですか。
○不破委員 昨年の物特での議論でも、価格調査官というのは、立ち入り捜査をやるわけだから、特別の訓練も要れば特別の知識も要る、そういう点がずいぶん議論されたはずだし、政府側も一答弁したはずなんです。そうすると、しかし、そのことについて専門に当たって、専門のやり方を身につけた調査官と...全文を見る
○不破委員 いま総理は万全の体制と言われましたが、一体専任の調査官が一人もいないで、三百四十名、いま日本じゅうで。――今度閣議でふえれば二十四品目になるのですか、その品目の価格を追い、それぞれの品目については、それこそ何百何千という調査対象の事業所があるはずだと思うのですけれども...全文を見る
○不破委員 お役所の仕事というのはたいへんひまで、ふだんの仕事が全くない、それで価格調査に十分当たれるというのならわかりますよ。しかし、ふだんから忙しいはずであります。その忙しい人のところへ、ほかの仕事は全部取り上げないで、ただ兼任だ、やるんなら部下がやればいい。そうすると、価格...全文を見る
○不破委員 去年の十二月の物特では、専任の問題はすでに出て、政府は検討すると答弁しているんですよ。しかし、いまの話を聞きますと、またきょう言われたから検討する。実際に専任をするとなれば、予算措置が要るわけでしょう。今度の予算で、四十九年度の予算をきめるときにそのことを何にも考えな...全文を見る
○不破委員 つまり、価格調査官は少ないが、兼任だが、部下もいるし、出先に行けば協力者もいるから何とかなるというお話だったと思うのですけれども、私が言いたいのは、そういうことで、この法律で与えられた二十四にものぼる多数の品目に対する価格の引き下げ、それから買い占めの防止、これができ...全文を見る
○不破委員 田中総理がいま、いままではおそい、これからは早くやると重ねて言われました。これは非常に重要なことであり、約束を守ってもらいたいと思います。  それから、それを実際やるためには価格調査官の体制強化が必要であることも認めました、専門の価格調査官が必要だ。この問題は今度の...全文を見る
○不破委員 ここでもう総理はそういうことを検討するということを約束をしたのですから、この予算委員会の間じゅうに提出するということを、この委員会として政府に求めていただきたいと思いますが……。この予算委員会の間じゅうにこの価格調査官についての新しい体制を提案をするということを政府に...全文を見る
○不破委員 いまの保利さんの話は何重にもおかしいと思うのですね。田中総理の思想を保利さんから説明をしていただかないでも、御当人がおられるのですから、別に保利さんが出てくる必要はないのです。  それからまた、価格調査官の仕事は全職員でやるべきだと言われましたが、それなら、なぜ第七...全文を見る
○不破委員 何百品目になる話は一度もしてないのですよ。ちゃんと聞いてほしいのです。  いまの二十四品目を全部監視するのに兼任だけの三百四十一名ですかで足りるかという問題を提起をして、それで実態がどうかということまで、政府は当然行政管理庁あたりで調べられておるのじゃないかと思うの...全文を見る
○不破委員 この問題は、その政府の提案が出された時点で、また追加質問を続けたいと思います。そういう意味で保留いたします。  次に伺いたいのは、やはり物価の問題ですけれども、最近の物価高の非常な特徴というのは、大企業製品の値がどんどん上がる。いろいろ悪循環ということばがありますけ...全文を見る
○不破委員 大企業が製品価格を上げると、それで苦しむのは、国民はその日から苦しむわけなんです。ずうっといろいろ考えて、何年かたってから手を打たれたんでは、これはおそいわけです。この点でも、機を失せず手を打つという、スピードが問題であります。  特に私、問題にしたいのは、昨年の秋...全文を見る
○不破委員 抜け穴についてのうんちくを傾けられたということを言ったわけですが、それはそれとしまして、角度を変えて伺いましょう。  私は、この問題については、方法といいますか、対処策が、二つの面があると思うのです。つまり、不当な値上げで不当なもうけをあげたものをあとから吸い上げる...全文を見る
○不破委員 田中さんの勘はまんざらでないと思うのですけれども、私は、田中さんが言われるように、この機会の便乗値上げというのが非常に横行しておると思う。これは末端の便乗値上げだけではなくて、一番の大もとでその便乗値上げが行なわれておる。これが問題だと思うのです。さっき私は値上げの悪...全文を見る
○不破委員 処理量が八十万キロリットルとしましょうか。一キロリットル当たり千円上積みすると、かければすぐわかります。一日八億円の超過利潤であります。これが私の計算では千三百六十三円、これに八十万キロリットルをかけますと、一日の超過利潤が何と十億四千万円。二千八百九円に対して四千百...全文を見る
○不破委員 先ほどの石油の問題については、昨年十一月に公取でさえが、今度の石油危機を理由にした石油製品の値上げは、独禁法違反の疑いがあるということで臨検検査までやっているわけですね。ところが、そういう公取委員会の調査の対象というのは、話し合いでそれをやったかどうかという、つまりカ...全文を見る
○不破委員 総理は、昨年来物価問題について何べんも発言をされました。春には、秋には下がると言い、秋には、十二月におさまると言い、総理が総裁である自民党が、去年の十二月二十七日にこういう広告を全国に示して「来年三月を最初のメドに」物価は安定するという宣伝までしたのも周知のことであり...全文を見る
○不破委員 いまの田中総理の発言の中で、労働組合の問題ですけれども、われわれは、労働組合が特定の政党を支持することをきめて、組合員から強制資金を徴収するということに反対でありますから、そういう議論をわれわれに持ってきても、これは無用であります。  ただ、いまの発言の中で、労働組...全文を見る
○不破委員 それは速記録とあれを調べてください。その上で、労働組合は政治的活動をするなという発言があったら取り消してください。  それからいまの発言ですけれども、確かにすべての団体や個人が献金をする権利はある。しかし、国政との関係で疑惑を受けるような献金については、受け取らない...全文を見る
○不破委員 田中総理の話を聞いておりますと、田中総理が言う国民というのは、どうも国民協会のことではないかという疑惑を私は持ちますが、次の質問に移らしていただきます。  これは安保の問題であります。  安保の問題で具体的に伺いますが、去年の予算委員会の総括質問で、私はアメリカの...全文を見る
○不破委員 いま長官が読み上げられた中で、ミサイル搭載巡洋艦オクラホマシティーと言ったのは、第七艦隊の旗艦であります。つまり、いま第七艦隊の旗艦も横須賀を母港にしている。それから六隻からなる第十五駆逐船隊、これも横須賀を母港にしている。それにミッドウェー空母が横須賀を母港にしたわ...全文を見る
○不破委員 つまり、万全の体制がとられているということですね。いいですね、それで。
○不破委員 原潜は十年間入っているのですよ。とるべく用意をしているのですか。あのときには、万全の体制がとられたから入ってよろしいということになって、原潜を入れたんじゃないですか。正確に答えてください。
○不破委員 どういう監視体制ですか。長官がわからなければ、わかる方にお答え願いたいと思います。原子力潜水艦が入ってきたときに、どういう調査をして、それで万全だということをやっているのか。これは当時からきちんとした規則がきめられているはずであります。
○不破委員 そうしますと、しろうとが常識的に考えますと、年のうち半分も原潜が入っているということになると、その結果の中に多少異常が出ているのではないかと思いますが、その点はいかがですか。
○不破委員 それで、そのデータはかなり信頼の置けるものですか。
○不破委員 その分析はどこに依頼をされておりますか。
○不破委員 つまり、民間の会社に委託をしているわけですね。
○不破委員 それで、そのデータというのは、その民間の会社から科学技術庁に来たら、一定のチェックをするものですか。それとも、右から左へ吟味をしないで発表するものですか。
○不破委員 その日本分析化学研究所というのは、たしか去年汚職で問題になった研究所ではありませんか。
○不破委員 この研究所が汚職で、たしか科学技術庁の収賄事件がありまして、その研究所の責任ある役員が贈賄罪で起訴された、これは確かですね。そのときに、たとえばここにいままで委託をしていた東京都などは、直ちに委託をやめているわけです。それをあえて科学技術庁が、汚職が明らかになった研究...全文を見る
○不破委員 四十八年度は間に合わなかったかもしれないが、四十九年度は委託をしていませんか。
○不破委員 そうしますと、汚職で問題になり、当然研究内容にも疑惑が出てくるはずですけれども、それ以後頼んでいるからには、かなりきびしいチェックをしているんじゃないかと思いますが、その点はいかがですか。
○不破委員 いまお聞きのような事情でありますけれども、私どもは、この原子力潜水艦という、日本の安全に最もかかわる問題の基本的な分析が、民間の研究所に委託されているということ自体、非常に問題だと思っていたわけです。ところが、そこにあの汚職事件が起きた。大体科学研究所というのは、これ...全文を見る
○不破委員 それで、この日付が四十八年六月二十九日、この翌月収賄事件が発覚したわけであります。それだけでも十分疑惑を持つに足る。しかし、この研究内容の疑惑という問題は、ただそれだけの状況、問題で提起するわけにいきませんから、私どもも徹底した研究をいたしました。そうして科学技術庁に...全文を見る
○不破委員 あなたは問題の重大性を全然わかっていないと思うのです。私が提起しているのは、日本分析化学研究所が調査結果だといって政府に報告し、政府が信頼ができるといって国民に発表して、原潜入港あぶなくない、何十隻来てもだいじょうぶだと言ってきた数字が、机の上でつくり上げられた数字で...全文を見る
○不破委員 いま原子力局長が、立ち入り検査によってやられている調査の内容は、正確だということを確認したと言われました。これはきわめて重大であります。これからの調査によって、この結果がインチキであるということがわかれば、あなたは共犯者になるんですよ。わかって答弁しているんでしょうね...全文を見る
○不破委員 こういう人が原子力局長をやっているならば、こういう事態が起きるのも私はあたりまえだと思うんです。事務処理じゃないのです、問題は。一定の測定結果がある。ところが、それを報告に直すときに――これが重大なんですよ。一定の測定をした、異常放射能が出ているか出ていないかを調べる...全文を見る
○不破委員 田中総理に私、伺いたいのです。知が提起している問題がどれだけ重大な問題であるかということは、原子力局長にはわからなくても、田中総理にはおわかりだと思うのです。私は個々の例を言っているのじゃないのです。科学技術庁から提起された原子力潜水艦の寄港時の海水の分析、これが全部...全文を見る
○不破委員 総理に伺っているのです。
○不破委員 科学技術庁長府が、そういう重大な仕事が自分の仕事の中にありながら、何がやられているかもわからないのです。  まず、この原子力委員会承認の、科学技術庁がこれを指針にしてやっている調査書によりますと、定期調査があります。定期調査は海上保安庁、水産庁及び日本分析化学研究所...全文を見る
○不破委員 まあ、わかりやすいことばで言うと、全国の大気汚染、死の灰の調査ですね。それをやっているわけですね。もっとわかりやすく言ってください、国民が聞いているのですから。死の灰を核実験があると調査をする、その重要な部分がここに委託されているわけです。  それからまた、この研究...全文を見る
○不破委員 失礼しました。では訂正します。  あらためて運輸省に聞きますが、通産省及び通産省の管轄下の各電力会社は、どのような調査を委託しておりますか。
○不破委員 運輸大臣に伺います。原子力船開発事業団はどのような調査を委託していますか。
○不破委員 環境庁長官に伺いますが、環境庁はどのような調査を委託していますか。
○不破委員 環境庁です。
○不破委員 この研究所の事業報告によりますと、原子力船開発事業団は、むつについて土壌や海水や河川の土、海産生物その他の分析を依頼している。それから各電力会社は、たとえば東京電力は福島の原発、これの安全調査、あるいは日本原子力発電株式会社は敦賀の安全性の調査、関西電力は美浜の安全性...全文を見る
○不破委員 政府としてこの問題を調査をして報告をする、これは当然であります。しかし、いまの科学技術庁長官や原子力局長の答弁を聞いていると、原子力局長は、調べたけれどもだいじょうぶだったと、私がそう言えば共犯者になるぞと予告をしたにもかかわらず、あえてはっきり断定をされました。しか...全文を見る
○不破委員 それで、事は詐欺でありますから、その調査というのは迅速を要するわけであります。まあ、これは賢明な皆さんにはおわかりだと思いますが、迅速が重要だ。ですから、私が要望をしたいのは、たまたまあした、あさっては予算委員会の審議が中断する事態でもありますから、その調査を緊急にや...全文を見る
02月05日第72回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○不破委員 初めに総理に、ただいま森山長官が読み上げました報告、これがだれの責任で出された報告なのかということを伺いたいと思います。これは、内閣の責任で出された報告なのか、それとも科学技術庁長官の責任において出された報告なのか、その点を伺いたいと思います。
○不破委員 いま伺いました報告について、私はかなり多くの点で重大な疑義を持っております。  まず第一に、先日の予算委員会で私が提起しました日本分析化学研究所のデータの捏造という問題については、機器分析についても化学分析についても、これは事実であったということが報告されております...全文を見る
○不破委員 お聞きのように、打ち合わせ中だということであります。ところが、ここにはこういうやり方で切りかえると書いてあります。私もその報告をいただきましたから、理化学研究所に問い合わせて調べてみました。今回の日本分析化学研究所の立ち入り調査に参加した理研の所員の放射線室の岡野さん...全文を見る
○不破委員 そのように、ぼくも一週間でこれにかわる体制が報告されようとは思っていないのです。私が求めたのは、白か黒かをはっきりしろということであります。ところが、長官は、それに加えて、今後はこういう体制でやりますから、安心をしてくださいということを報告されたわけであります。そこに...全文を見る
○不破委員 この報告には、応急の措置なんて書いてないのです。読み上げますと、「従来この研究所に委託していた核種分析については、理化学研究所等、他の適当な機関に委託がえするとともに、あらためて早急に科学技術庁、海上保安庁等による現地におけるサンプル調査を実施する等、放射能監視につい...全文を見る
○不破委員 相呼応するように改正されたらたいへんなんです。あの分析研の穴を、あちこちへばらばらに委託することと、海上保安庁がサンプル調査すること、それで済ますような調査指針大網に変えられちゃったら、これはたいへんですよ。あなた、そのことわかりますか。科学技術庁の長官であり、原子力...全文を見る
○不破委員 万全というのは万全なんで、さらに万全というのはあり得ないのですよ。さらにが出てくる限りは万全じゃないのです。  次にいきましょう。もっと重大な問題がある。この捏造が明らかになったにもかかわらず、原子力潜水艦の安全はだいじょうぶだとあなたが言っているところなんです。 ...全文を見る
○不破委員 空中及び水中ではかっているのは、何をはかっていますか。
○不破委員 原子力潜水艦で一番問題なのは、第一次冷却水から出る放射性の亜鉛とコバルトだということを私は先ほど申し上げました。  この放射性の亜鉛とコバルトというのは、エネルギーが非常に低いのです。しかし、エネルギーが低くても危険なんです。だから、これに対して特別な核種分析をやる...全文を見る
○不破委員 あなたの説明のとおり、総エネルギーで異常値が出たときだけはかるというのでしょう。だから、ベータ線やガンマ線で、総エネルギーで異常値が出るというのはたいへんな事態なんです。そのときにだけ波高分析器を使う。そうすると、日常、寄港時とか非寄港時とか定期調査とか、そういうとき...全文を見る
○不破委員 結局、政府機関いろいろあるようでしたが、水産庁はだめだった。そうすると、海上保安庁の水路部だけでしょう。海上保安庁の水路部では、やはり定期調査だけやっているのじゃないですか。原潜寄港時の調査をやっていますか。
○不破委員 だんだん、そうやって事実が明らかになりますけれども、これが問題なんですよ。私、海上保安庁の水路部にも問い合わせてみましたが、あそこでは定期調査しかやっていない。原潜が寄港したときには、一切やっていないのです。原潜が寄港したときの調査は全部、海底土の分析も海水の分析も、...全文を見る
○不破委員 これは驚いた答弁ですよ。田中総理もおわかりだと思うのですけれども、原子力潜水艦の亜鉛やコバルトというものの核種分析をやっているのは、寄港時には日本分析化学研究所しかないのですよ。それなのに、そこがなくなっても多重防護をやっていますからだいじょうぶだ、一番の本丸を抜かれ...全文を見る
○不破委員 すると、いまの問題は、これが政府の最終見解でない、いままで万全だったとか、この対策で終わりだということじゃないというように理解していいですね。  じゃ、次に伺いますが、この問題の責任の問題であります。結果的に言えば、この問題は、原潜の問題や公害の問題、原発の問題など...全文を見る
○不破委員 そういういままでの政府の答弁を前提にして、私は、田中総理に四つの問題を提起したいと思うのです。  一つは、先ほどから議論をしておりましたように、原子力艦船の放射能の監視という問題は、きわめて重大な問題で、科学技術庁が作成し、一九六八年に原子力委員会が承認をして、これ...全文を見る