保坂展人

ほさかのぶと



当選回数回

保坂展人の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
12月05日第139回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○保坂委員 社会民主党、市民連合の保坂展人です。  今回の裁判官と検察官の法案については一応賛成の立場なのですけれども、賛成をするに当たって、どうしてもここで語っておきたいということがありますので、聞いていただきたいと思います。  私は、恐らく日本全国広しといえども、十六歳か...全文を見る
○保坂委員 そこで、内申書というのも本人に明かされないもので、これも私の裁判は負けたのですが、御存じのように各自治体ではもう内申書に対しては公開だということで、大阪府などもそれを決めています。  さて、「日本の司法と行政」という有斐閣から出た。田中二郎という方が書かれた本が出て...全文を見る
○保坂委員 実は、裁判の社会的な効果、波及的な効果といいますか、地方裁判所、高等裁判所は判決が出ることがわかっていますから、勝った場合、負けた場合に備えて、勝った場合はこう言おう、負けた場合はこう言おうということで、原告並びに弁護人、そして支援者のいわば準備ができるわけなんですね...全文を見る
○保坂委員 内容ではなくて、判決があるということについて知らなければ、司法記者クラブというのは、御存じのように、どのクラブでもそうですけれども、十年もいる人はいないわけですね。大体は二年とか短い年月でかわっていくというと、突然の判決では記事が書けるわけはないのですね。ですから、判...全文を見る
○保坂委員 それは、非公式に流しているというふうに解釈いたします。  としますと、係争当事者に対して何らの告知もしない、ジャーナリズムに対しては事前の情報がある、そういうふうなことで、憲法八十二条の裁判の公開、この原則が全く守られていないのではないか。そして、現在情報公開の流れ...全文を見る
○保坂委員 それでは、昨日ですか、そういうことになったということで、一歩前進ということで喜びたいと思いますけれども、やはり一人の無力な個人が裁判を通して訴えたいということについて、その知る権利について十分これからさらに努力を続けていただきたいと思います。  終わります。
12月12日第139回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。よろしくお願いします。  これまで論議をされました著作権法の一部を改正する法律案につきまして、私も、アトランタ・オリンピックにアジアの代表で「花」という歌を持っていった喜納昌吉という友人がおりまして、プロデュースをやった関係から、アーチストの権...全文を見る
○保坂委員 大変誠実な御答弁をありがとうございました。  私、イギリスから帰ってきて、六月に日本経済新聞にかなり大きく、日本もこの二十四時間電話相談を特に法人が、利益を上げている法人がバックアップすべきではないかという呼びかけをしたのですが、残念ながら、問い合わせはゼロ社でした...全文を見る
○保坂委員 ありがとうございました。  通常国会でぜひ本格的にやらせていただきたいと思います。きょうはこれで終わります。
12月13日第139回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  人権擁護施策推進法につきましては、既に各党の皆さんの質疑の中で多くが語られましたので、私の方からは、本法案が部落差別解決を高く掲げた法案であること、審議会メンバーに部落差別の現状に直面されている当事者の方あるいは差別問題に精通された方を...全文を見る
○保坂委員 もう一つ、文部省の方に再質問があるのです。  いじめでそんなリンチに遭って顔じゅうはれて、行くとお金をとられるという状態では勉強に集中できないわけですね。当然学力が低下します。ですから、この生徒は学力的に非常に低い点しかとれなかった。仮にいじめられても、非常に高い点...全文を見る
○保坂委員 私も、この少年が九つもの学校を今か今かと待ちながら、合格になるかな合格になるかなと思いながら、結局は半年だめだったということで非常に傷ついているので、今後そういうことのないようにぜひお願いをしたいというふうに思います。  ところで、このオンブズマンの方が大変活躍をさ...全文を見る
○保坂委員 委員の権限についてはこれから聞くところだったのですけれども。  つまり、委員の権限について何が問題かといいますと、調査をする、そして調査をするに当たって誠実な回答を得ることが実は必要だと思うのですね。その誠実な回答がなかなか得られないというお話が、オンブズマンの方何...全文を見る
○保坂委員 殴る、けるの暴行のいじめに遭って、そして九つ、十という学校を落ち続けて、そういう若者が本当に救済されるためには、これは文部省が出していただいた。欠席を機械的に欠席とせずに出席と扱って、卒業までは持っていけるわけです。そのことについては、今私がお話ししているA君も卒業と...全文を見る
○保坂委員 時間がもう限られていますので、本当にいじめで苦しんだり心の傷を受けたり、そしてまた死の直前をさまよっている子が多いのですね。  今、私はA君という一人の少年を挙げながら、関係の機関の方にお答えいただきましたけれども、最後に法務大臣に、このいじめに悩む子供の救済、人権...全文を見る
○保坂委員 では、その約束をぜひ、抽象的な約束ではなくて、各機関の方々ともに、そして民間のボランティアあるいは民間団体の方の積極的な力も生かしながら、悩んでいる子供が一年後、二年後に救済されてももう人生に失望してしまうわけです。そこのところも、何か申し出があったら一週間とか十日以...全文を見る