保坂展人

ほさかのぶと



当選回数回

保坂展人の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第140回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。質問させていただきます。  先週の大臣の所信を伺っていて、「国民一人一人が将来に夢や目標を抱き、創造性とチャレンジ精神を存分に発揮できる社会」あるいは「ゆとりの中で子供たちの生きる力をはぐくむ」とか、「個性を生かし、創造性や豊かな人間性をはぐく...全文を見る
○保坂委員 私、この発表が出たときに、当時ジャーナリストですから、そうした懸念をマスコミに発表したわけなんですが、ちょうど進学の時期を迎えて、数日前に埼玉県の中三のお母さんからお電話がありまして、いろいろお話を聞いてみると、やはり中二当時に担任の先生の心ない一言で傷ついて学校に行...全文を見る
○保坂委員 加えて、大臣に重ねて申し上げますが、子供たちにさまざまなチャンスをということが、掲げられている教育改革の趣旨だろうと思うのです。とするならば、中験も十五歳で受けて、中験でぜひ自分はやりたいという子はそれをやる。それ以外の子は、例えば試験を受けるというふうに聞いた途端、...全文を見る
○保坂委員 しつこいようですが、大変踏み込んで取り組んでいただいている部分は認めるのですね。  それで、今回の中験によって、それはもうがらっと変わって、あらゆる登校拒否の子供が中験を受けないと卒業できませんよということを文部省あるいは文部大臣はおっしゃりたいわけではないと私は理...全文を見る
○保坂委員 ありがとうございました。  ちょっと関連して、この教育改革というのは多様な教育機会を子供たちに与えようということだと思うのですが、例えば中験以外に通信制中学というのがございまして、東京では一橋中学がございます。例えばそこに中学生を紹介しようとすると、学齢期の子供はち...全文を見る
○保坂委員 続いてお願いしたいのですが、やはり学齢期の子供も、例えば訪問教育で非常に弾力化していただいて高校も範囲に加えていただいた、親たちも子供たちも喜んでいると思うのですね、何らかの選択で、この通信制中学もぜひ学齢期の子供もアクセスできる、入学できるというふうに改善の意図はご...全文を見る
○保坂委員 戦後の混乱期に加えて、今、戦後第二の混乱期だと私は認識しています。本当に大勢の若者が、十五歳から二十歳まで、高校中退を加えますと登校拒否体験は大体百万人いるのですね。これらの人たちが、高校においては、大検があり、私塾のバイパススクールもたくさんできてかなり弾力化されて...全文を見る
○保坂委員 文教政策の一番の主人公はやはり生徒であり、子供であり、あるいは子供たちがこれからの未来に向けてどう可能性を羽ばたかせていくのかということで、当事者の声というのはとても大切だと思うのです。ですから、次の機会に、いじめについて悩んでいる生の肉声をできれば録音テープで皆さん...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。  私たち社民党は、小さな声、あるいは弱い立場の人々に人間的で温かいまなざしを欠かさないという視点から質問をさせていただきます。  アジアの女性として初めてノーベル平和賞を受賞されたアウン・サン・スー・チーさんの率いるビルマの国民民主連盟、N...全文を見る
○保坂委員 続けて、大臣にお願いします。
○保坂委員 それでは、入管の方にお聞きしたいのですが、難民申請中の方が、申請をした際に自分が申請中であるということを他者に証明する手段といいますか、あるいは認定が一回不認定になって異議申し立て中の方が、例えば警察やあるいは入管に対して自分はこういう状態だというふうに示せる手段が何...全文を見る
○保坂委員 難民手続をしてから、認定、不認定の結論が出るまでに大変な時間がかかっているというふうに聞くわけでございます。これは迅速な処理をされているのかどうか。また、例えば東京入管だと担当者は何名で、それは本当に十分な体制であるのかどうか、この辺をちょっと伺いたいと思います。
○保坂委員 その難民条約に規定された国内の状況があって、難を逃れた方たちが日本に難民として申請をされる。将来の国のリーダーになる方たちも多数含まれていると思うのですが、こういう方たちが難民申請をするのだけれども、長い時間、結論が出ない。いわばその間、もちろん生活費の給付があるわけ...全文を見る
○保坂委員 一般的なことを闘いでいるのではなくて、アウン・サン・スー・チーさんのお話もしました、ビルマの状況の話もしました。その中で、難民申請があるという方について、結論が出ない場合に、ではどうすればいいですか。そのどうすればいいかということについてちょっとお答えください。
○保坂委員 なかなか結論が出ないわけですよ。出ない間、何も食べず物も飲まずにいることはできないわけですね。これについて前向きに受けとめる、要するに事実を事実としてきちっと受けとめる、そして異議申し立ての方も含めて、区別、差別をしないということはぜひお願いしたいと思います。答弁をお...全文を見る
○保坂委員 これはちょっと平行線で、こういう姿勢では法務大臣、やはり世界のまなざしにたえ得る行政とはとても言えないのではないかというふうに思います。追って、実際上やはり国際社会に恥ずかしくない措置をお願いして、ちょっと次の問題に移りたいと思います。  最高裁の裁判の公開に係る質...全文を見る
○保坂委員 とすると、もう一件なんですけれども、昨年六月二十一日に最高裁の第二小法廷で開かれました、いわゆる伊方原発に対して何かチラシかステッカーを張ったという事件があるわけですね。罰金二万円を争う事件なんです。この場合には通知が行われているのですが、大方の刑事事件では通知が行わ...全文を見る
○保坂委員 その決定と判決というのは初めて聞いたんですが、これは過去十年間、最高裁で決定が何件あって、そして判決が何件あったかとお答えになれますか。
○保坂委員 十二月の法務委員会で、最高裁判所も変わったという印象を受けたわけです。つまり、今までクローズで本人にすら知らせない、これをこれから新民訴法の規則において本人に知らせるようにしようというふうに聞いてほっとしたわけなんですが、いろいろ調べますと、今言われるように判決と決定...全文を見る
○保坂委員 最後になりますけれども、大臣の所信を伺っていて、最近の薬物事犯ですか、かなり多いし、しかも低年齢化しているということで、ここに朝日新聞の九六年十月二十九日、最近ですね、「薬物依存の民間リハビリ施設「東京ダルク」資金不足 廃止の危機」にとあるのですね。  これは調べて...全文を見る
○保坂委員 少し時間がオーバーして申しわけありませんでしたが、取り締まりについて、もちろん法を守るという精神できっちりやっていただくとともに、人権擁護とか矯正について、これもやはりしっかり、車の両輪で今後、大臣、法務省、やっていただくことを重ねてお願いして、終わりたいと思います。
02月26日第140回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○保坂委員 朝からずっと長い質疑の中でお疲れだと思いますけれども、なるべくダブらないように聞いていきたいと思います。  今回の国立学校設置法の一部を改正する法律案の中で、まず最初に出てくる、法律で定めるところを政令によって柔軟にやるようにするということなんですが、その動機として...全文を見る
○保坂委員 文部省の教育改革プログラムの最後の方にも、経済界との対話ということをこれからやっていくんだというのがあります。もちろん、教育界に閉じこもる論議よりは、経済界との対話というのはまさに必要だということは私も理解いたしますけれども、世の中は経済界だけではありません。ともする...全文を見る
○保坂委員 私は、この三、四年で二百人を超えるそういった中退をした若者に面接をしてヒアリングをしてきましたけれども、通信制に行っていますのが一番多いのですね。十四万近く今通信制の生徒がいるというふうに言われていますけれども、まず、その通信制の再入学した数はすぐおわかりだと思うので...全文を見る
○保坂委員 世の中に中退問題の専門家というのは余りいないわけでございますけれども、私のような者から見ると、ここ七、八年で随分変わったと思うのですね、この高校中退者をめぐる状況というのは。つまり一行ける場所が非常にふえた。  こちらのガイドマップの目次にしているのは、例えば大学の...全文を見る
○保坂委員 高校中退の問題だけではなく、先般来お話をしておりますいじめの問題にしても通底する部分があるのですが、今の子供たち、特に小学生、中学生の子供たちの中で大変自己評価が低下をしてきております。つまり、自分は自分であるとか、自分はすばらしい人間なんだというふうに思えずに、自分...全文を見る
○保坂委員 点数を見ますよね。  その次に、どこをごらんになりますか。
○保坂委員 ありがとうございました。  小杉大臣はやはり間違ったところもあったということで安心したのですけれども、皆さんそうだと思うのですね。私もそうでした。ここが問題なんじゃないかというふうにたどり着いたのですね。つまり、あっ間違えた間違えたと思うわけですね、子供は。自分で自...全文を見る
○保坂委員 いじめで悩んだりあるいは命を失う寸前の子供たちを救援するという趣旨のことを年末にお話しさせていただいて、これもまた大変重 要なんですけれども、より根本的には、いじめが起きない学校、そして一人一人を大切にする学校、あるいはその人間関係をつくっていくには、自己評価が低い...全文を見る
○保坂委員 短い時間でしたけれども、本当に我々、テストで、百点が当たり前じゃないですね。百点が、最高点が当たり前、間違えれば八十点、もっと間違えれば五十点、これがもう親の世代からインプットされているわけですね。そこから出直していくという教育改革をぜひ考えていかないといけない。 ...全文を見る
02月28日第140回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  本日は、今近々の身近な問題、たくさん議論されているわけですけれども、十年というスパンでいわゆる総合保養地域整備法、リゾート法について検証をするという趣旨で質問をさせていただきたいと思います。  ちょうど十年前といいますと、日本じゅうが...全文を見る
○保坂委員 九二年の七月から九月にかけての総務庁の調べで、ちょうど一九八八年、八九年に承認を受けた九県二千四十六施設の状況についての調査があるんですけれども、この調査の中で、未着工が千七百十五件、八三・八%、整備中が百十三件、五・五%、使用中が一〇・七%という数字が上がっておるわ...全文を見る
○保坂委員 このリゾートというのがたくさん一挙に開発を計画されて進展をしてきているわけですけれども、例えば宮崎・日南海岸のリゾートの場合は、フェニックスリゾートですか、二百二十年前に植林された保安林が伐採されるという問題があります。それから三重サンベルトゾーンですか、これはやはり...全文を見る
○保坂委員 九四年の九月の朝日新聞なのですけれども、環境庁として、リゾート構想を環境面から見直すことのガイドラインをつくるということをお決めになったという記事が出ているのです。これは先ほど来お話をしてきた開発優先のいわば事業機会あるいは投資の機会として一種の開発フィーバーがあった...全文を見る
○保坂委員 ただいまのお話を受けて、開発造成時に、もちろん、森林伐採あるいは動植物の生態系に深刻な影響があるという指摘もあります。それから、開発時の土砂が河川を通して沿岸に流出していく、いわば今日本じゅう、周辺の海が、大変豊かな海と言われた海が、海の砂漠と言われるいそ焼けと呼ぶの...全文を見る
○保坂委員 ただいまの環境庁の調査の報告を非常に興味深く、また速やかに出していただきたいと思います。  そして、これは国土庁の方から、「リゾートがつくる豊かな国土」という、こういったパンフレットが出ておりまして、いろいろな効用というか効果がうたわれている中で、リゾート開発で過疎...全文を見る
○保坂委員 日本の若者たちもたくさん海外に出て、例えばヨーロッパで若者同士で森の中のバンガローに泊まってゆっくり過ごすという中で、ああ何て豊かなんだろう、そういう体験をたくさん持っているわけです。それでは日本にその国の若者たちが来たときに、一週間、二週間と一緒に楽しく過ごせる場所...全文を見る
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○保坂分科員 私は、ちょうど丸四年前に、衆議院の外務委員会で子どもの権利条約が審議をされていたときに、参考のための意見を子供の状況を伝えるという役割でこちらに参ったことがあります。そこを思い起こして、この子どもの権利条約が批准をされてちょうど三年が経過したという視点に立って、この...全文を見る
○保坂分科員 この報告なのですけれども、条約の四十四条の六項で、この報告を「自国において公衆が広く利用できるようにする。」という規定があるわけなのですね。としますならば、これは外務省にお尋ねしたいのですが、何部印刷をされて、残部は何部あるのか。そして、例えば政府の刊行物として一般...全文を見る
○保坂分科員 後半の質問にお答えになっていないのですが、刊行物として頒布されたり、ホームページでというところはいかがですか。
○保坂分科員 それでは、その報告の内容の方に入らせていただきたいと思うのです。  各省庁が各分野でこの報告をつくられたというふうにお聞きいたしましたので、とりわけ子供の人権にかかわるところで、私が四年前に、衆議院の外務委員会での討議の参考のためにということで出した意見の中でも、...全文を見る
○保坂分科員 大変残念なことなのですが、今回の質問に先立って、朝日新聞のデータベースで、条約批准から体罰がどのくらいあったのかということをちょっと調べさせていただいたのです。そして、全部見出しを読み上げながら御見解を伺おうかと思ったのですが、読んでいるだけで私の持ち時間はすべて終...全文を見る
○保坂分科員 これは愉快な話題ではないのですけれども、実際に当事者にとってはもっと愉快ではないので、あえて触れなければいけないと思うのは、いわゆるわいせつ行為、先生による生徒に対するセクハラというのが、これまたふえているのですね、権利条約批准後。これがちょうど一九八六年から大体十...全文を見る
○保坂分科員 子どもの権利条約の批准によって、日本の学校現場が大きく変わった点というのは一点挙げられると思うのですけれども、それは、いわゆる髪型、中学生の丸刈りが極めて速い、かなりのスピードで減少したということが言えると思うのです。県によっては、九割丸刈りだったところがもうほとん...全文を見る
○保坂分科員 これは以前の赤松文部大臣が個人として、全員が丸刈りなのは私はちょっとどうかなと思うというようなことを御発言されたら、それが日本全国各地にわっと走ったのですね。小杉大臣としてはいかがでしょうか、好き嫌いということで言うと。難しいですか。
○保坂分科員 率直な御感想をいただきたかったのですが。確かに、校則を文部省がああしろこうしろと言うことは、そこを私は求めているわけではないのですけれども。  一方で一九九四年、今から三年前ですか、ちょうど批准直後の新聞記事に、福岡県の中学で、私は丸刈りになりたくないという少年が...全文を見る
○保坂分科員 私はジャーナリスト時代に、子どもの権利条約がどのぐらい子供に知られているかということについて、例えばテレビ番組などで複数、調査を番組と一緒にやったことがあるのです。これは批准直後でしたけれども、例えば五百人ぐらいの中学生に聞くと、名前を聞いたことがあるというのが三、...全文を見る
○保坂分科員 私は、東北の宮城県仙台市というところの生まれなのです。そして、そこの地元の新聞で河北新報という新聞があります。ちょうど一年前の今ごろに、中学二年生の子供が投書をしたのです。その投書というのが、こんな投書でした。  要するに、北国ですから、ガスファンヒーターのストー...全文を見る
○保坂分科員 というようなことを、議員になります前は、こういう国会とか政府の外側で、ジャーナリズムであったりあるいは民間団体であったりあるいは小さなお母さんたちの会であったりというところで耳にすることが大変多うございました。そういう非常に細かい、子供にとっては非常に大きな問題です...全文を見る
○保坂分科員 今度、子ども国会というのが開かれるというふうに聞いております。大変楽しみなんですけれども、その子供たちにこの政府報告を、このまま渡してもちょっと読みにくいと思いますので、子供語で翻訳をしてお渡しするというようなことをお考えにならないでしょうか。
○保坂分科員 条約の三年を検証するという趣旨で御質問させていただきましたけれども、例えば文部省が出されている教育改革プログラムの中でも、新しい時代に即応して、今までの常識ももう一回組みかえてみるという内容が含まれていると思います。例えば、養護施設に宿泊ボランティアで高校生が行くと...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○保坂分科員 社会民主党の保坂展人でございます。  本日は、今極めて我が国社会の中で薬物、覚せい剤を初めとしたさまざまな薬物が大人のみならず青少年にも広がっているという現実について、いろいろ伺っていくということでいきたいと思います。  私、先月沖縄に立ち寄る機会がございまして...全文を見る
○保坂分科員 私は、法務委員会で、先般、短い時間だったのですが、この問題を取り上げさせていただきまして、矯正局長から、この覚せい剤あるいはほかの薬物に依存してしまった人たちは、刑務所の中にいる間あるいは施設の中にいる間は物理的にできないわけですから断つわけですけれども、しかし、そ...全文を見る
○保坂分科員 ぜひ、そういうふうにお願いしたいと思うのですけれども、いろいろ調べておりましたら、こちらの方に厚生科学研究費補助金でつくられたレポート、平成四年から六年にかけて、これは薬物依存者に対する相談・治療・処遇並びにアフターケアのあり方に関する研究班の「総合研究報告書」とい...全文を見る
○保坂分科員 この薬物の問題は、大変な広がりという一例でいいますと、小学生が塾通いを夜遅くまでしていますね。そこの繁華街に若者が立って、ドリンク剤を元気出るよと言って小学生に渡す、ここに入っているという話が実際都心で起きているんですね。これはもちろん、学校現場やあるいはその取り締...全文を見る
○保坂分科員 先ほど冒頭に触れたのですが、昨年の十月二十九日の朝日新聞に、民間の薬物リハビリ施設がついに資金ショートでつぶれる寸前だという記事が出ているわけなのですが、そういった今の御答弁を伺うと、こういう記事が出たときにさっと……。  いろいろな知恵があろうかと思うのですが、...全文を見る
○保坂分科員 確かに、今御答弁にあるように、結城ダルクですか、こちらの方では援護寮として、そして神奈川県では横浜ダルクが作業所として、あるいは東京でもダルク女性ハウスがグループホームとして、それぞれの形の援助というか公的支援を受けているようなのです。  ただ、縦割り行政の弊害と...全文を見る
○保坂分科員 大変誠実なお答え、ありがとうございました。  私も、本で読みました。そして、いろいろ外でお会いすることもしました。しかし、その現場に行って、ここで寝起きしてこういうミーティングをやってそして薬を断っていくのかという現場に立って、やはり現場の、そこで十年重ねられてき...全文を見る
○保坂分科員 どうもありがとうございました。これにて終わります。
03月05日第140回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号
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○保坂委員 私は、五人の参考人の皆さんが実例としてお挙げになった、供託金を没収されたにもかかわらず当選をしてしまうという本人なわけです。  その立場からちょっと質問させていただきたいのですけれども、世の中いろいろ予想外のことが起こるものでございまして、私、選挙に出ようなんという...全文を見る
○保坂委員 菱山さん、お願いします。
○保坂委員 要するに、だれが見てもおかしいという当選者は、私の目から見れば、例えば汚職議員というふうに言われた方が堂々当選したり、あるいは厚生省の問題でも、かなり高い得票で落選された方が逮捕というようなことにもなっています。  当選後の私のこういった質問の機会というのは、実はき...全文を見る
○保坂委員 時間で、もう終わりますけれども、企業・団体献金の廃止について、やはりこれは五年間という、今経過中でございますけれども、しっかり国会の中でも議論を深めていきたいと思います。  そして、選挙の戦い方の御助言もいただいたわけなんですけれども、私は、この小選挙区比例代表並立...全文を見る
03月18日第140回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。  裁判官の忙しさについては私も質問を用意していたのですが、それぞれの委員の皆さんから既に尽くされているようなので、一点、最高裁の問題について質問をしたいと思います。  実は、何度がこの法務委員会で、最高裁の判決申し渡しの点について、あるいは...全文を見る
○保坂委員 そうしますと、五十年期限切れというのは毎年出てくるわけですけれども、これについてはどういう扱いをするのかということと、そういうボランティアというか、緊急避難的な扱いではなくて、例えば国立司法公文書館というようなものをきちっと立ち上げてやろうというお考えは最高裁の中では...全文を見る
○保坂委員 この問題については、もっと主体的にきっちり保存する方向でぜひ協議を、緊急避難的に受けとめているということですから、されていただくことを要望して、次のテーマに移りたいと思います。  民法についてなのですが、昨日私は、知人の、女性で国の研究機関に勤める公務員の方からお手...全文を見る
○保坂委員 それから、法務省の方でおつくりになったパンフレットにも、社会的な不利益を避けるのであれば、旧姓を通称として使用できれば十分ではありませんかということにお答えになっていて、いろいろな混乱が起きるのだということで、非常に丁寧に書いてあるのです。  もう一つ、非常に大きな...全文を見る
○保坂委員 これで終わりますが、十月から議員になって、それ以前の議事録を見てみますともっと突っ込んだやりとりがされているので、これが退却することのないよう、法務省の方でここまで来た議論をぜひ民法改正へ向けて進めていただきたいということを要望して、終わります。
04月02日第140回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。  今回の法案を見ながらいろいろまた資料を取り寄せて考えてみたのですけれども、まず、バブル経済が終わって企業の収益力が落ちてきたということで、基礎的な研究の部分についてそれほどの研究体制を構築することが難しくなった、大学に内在している知的な集積...全文を見る
○保坂委員 小杉大臣、お願いします。
○保坂委員 実は、民間企業の市場原理に即した活動ももちろん大事なんですが、同時に、やはりトータルな地球的な視野でこれを抑制していくあるいはコントロールしていくという研究も大切かと思います。ですから、ぜひそういうところへも道を開いていただきたいというふうに要望をしておきたいと思いま...全文を見る
○保坂委員 今の点で、確かにボランティア休暇はあるのですが、五日ということでは、私のお話しした趣旨にはなかなかそぐわないのではないかと思います。  それから、青年海外協力隊に五十何人参加されていらっしゃるということなのですが、民間NGOはさまざまな、歴史の浅い団体も大規模な活動...全文を見る
○保坂委員 さて、先週三月二十七日に、参議院議員の萱野さんも原告になっておられて、もう一人、貝沢さんという方で、いわゆる二風谷ダムというダムがございますけれども、このダムの土地そのものがアイヌ民族の聖地であったということで、これの土地収用委員会の裁決取り消し訴訟というのがあったわ...全文を見る
○保坂委員 十年前にそういったアイヌの方々のそれぞれの場を訪れた印象からいうと、本当に時間が長くかかりましたけれども、つい先日、参議院で審議がもう既に始まっているということを大変強く感慨を持って受けとめて、さらにお聞きをしたいと思うのです。  先ほどの懇談会の中でも、言葉の問題...全文を見る
○保坂委員 言葉というのは本当に民族にとっては一番の存在の核なわけですけれども、このことをアイヌ民族の子供たちがきちっとつかみ取っていくには、やはり学校の場においてきちっとしたプログラムが構築をされていく、世界の例を見れば、少数民族、先住民族の言葉の学習というプログラムは他の国で...全文を見る
○保坂委員 先週末、ウタリ協会の理事長にお尋ねをしましたところ、今言われた教室でも、子供たちが参加をすると本当に言葉をきちっと獲得をしていくんだというお話でした。ただ、その教室も数が限られていますし、身近な学校の中で、いろいろな形で制度的に難しい点は工夫をされて、やはりアイヌの子...全文を見る
○保坂委員 ぜひこの議論、今国会の中でまた再度、再々度と本当に近代史の節目ということで位置づけて、新たな多民族共生の社会に発展できるように願いながら、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
04月11日第140回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。  今回の法案を拝見をしまして、日本私学振興財団と私立学校教職員共済組合が統合されて、新しく私立学校振興・共済事業団を設立するという内容になっているわけなのですが、非常に簡単なことをお聞きしたいのですが、共済組合が組合員に対して持ってきた機能を...全文を見る
○保坂委員 変わらないということでしたら、これは組合員でよかったのじゃないでしょうか。またここだけ簡潔にお答えいただきたいのですが、なぜ組合員にしなくて加入者にせざるを得なかったのか。ここについてだけ簡潔にお願いいたします。
○保坂委員 これだけの分厚い資料があるのですけれども、これがなぜ厚くなったのかというのをよく読んでみますと、これは組合員を加入者に変えるというところがやたら多いのですね。ですから、これまで指摘されているように、共済組合の事業と振興財団の事業は本来相当異なるわけなので、これは組合員...全文を見る
○保坂委員 文部大臣、お願いします。
○保坂委員 ただいまの答弁を踏まえて、私の官の側が膨らむなんという懸念がないようにぜひお願いをしたいと思います。  さて、私立学校が日本の教育の中で大きな役割を果たしているということは、皆さん、いろいろな方が御指摘のとおりなのです。私は、五年前に、「高校サバイバル戦略」という一...全文を見る
○保坂委員 そうしますと、これだけ大きな、新聞報道、テレビなどで伝えられた事件ですから、当然、福岡県の教育委員会としても、被害者である陣内知美さんの遺族であるお父さんやお母さんに接触をして、あるいは事情を聞いてというようなことがあっただろうというふうに推測されますか。どうでしょう...全文を見る
○保坂委員 この九州の私立高校で女の子が亡くなった事件が二年前にあったことは御存じの方が多かろうと思います。  これを取材していく中で、思わぬ第二の事件が起きてきたのです。その事件と申しますのは、亡くなった女の子に対して暴力を加えた先生、これは逮捕されてずっと刑を受けているわけ...全文を見る
○保坂委員 この事件が公立学校で起きていた場合には、このような詐欺は起こり得なかったのではないかと思います。子供は私立の学校を危険だと思って選ぶわけではない。むしろ、私立の特色ある教育を受けようと、いろいろ選んで私立学校に行くわけですけれども、公立学校に行っている子供たちが守られ...全文を見る
○保坂委員 私は、教育、子供に関する本を書いてきた関係で、私立学校の生徒から多く相談を受けた体験があります。中に、珍しいのですが、先生から電話をいただいて、保坂さん、うちの子供が退学になりそうです、助けてくださいという電話だったのですね。翌日、先生と子供と親が来ました。大変いい子...全文を見る
○保坂委員 今現在悩んでいる子供、そして親にとって大変勇気づけられるお話をいただいたと思います。  私立から公立はもちろんですが、私立から私立への場合も子供をサポートするという視点で取り組んでいただきたいということを再度申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。
04月16日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第17号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  今現在、日本の医療費は二十七兆円と、国民所得の伸びをはるかに上回り、毎年一兆円を超えるペースの増加ということはここでたびたび御指摘されていると思います。莫大な負担であり、そして今日、医療保険制度財政が大ピンチである、そこの構造的、危機的...全文を見る
○保坂委員 大変な額の医療費が支出されて、その支出された医療費が、質として高度で、しかも心のこもった医療になって、そして病に伏したお年寄りも、またあるいは若くして病に倒れた方も、本当に最高の機会が与えられるというふうに必ずしもなっていないのじゃないかというふうに感じているところが...全文を見る
○保坂委員 それでは、時間が押し迫っていますので、再び小泉厚生大臣に伺いたいのです。  医療費のむだが指摘されている背景、先ほどの、しっくりこない、医療不信ということの背景には、たびたび指摘されているところの、診療報酬体系が出来高払いを基本としているところがやはり問題ではないか...全文を見る
○保坂委員 病院のベッドで最期を迎えるときに、生まれて、そして働いて、生きて本当によかったというふうな社会にしていくために、さらに奮闘をお願いして、私の質問を終えたいと思います。
04月18日第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。野村証券の酒巻社長に続けて質問をいたします。  酒巻さん、あなたはVIP口座があるということを以前から御存じてしたか。簡潔にお願いします。
○保坂委員 マスコミから今回知ったということで、当然社内調査されたわけなのでしょうが、そのVIP口座のすべてをお知りですか、それとも一部のみを把握しておられますか。
○保坂委員 それでは、あなたの把握されたVIP口座の中に、政治家、暴力団あるいは官僚の名前がありましたか。
○保坂委員 証券スキャンダル国会のときに本が何冊か出ております。これを読んでまた愕然とする思いなのですけれども、あのときに、損失補てんだとか一部特定の顧客に利益を確保するということは、つまり一般のそうでない投資家について損をさせるということが再三指摘されていたはずなのです、このこ...全文を見る
○保坂委員 自己勘定がマイナスになったということでは逃げられないと思いますね。株式市場が低迷して、そして一般投資家が離れているというのは、明らかに野村証券、あるいは他の証券会社もそうでしょうけれども、不正な取引、公正なルールにのっとっていないいわばルール違反が行われたということに...全文を見る
○保坂委員 前回の証券スキャンダルを受けて、野村の酒巻さんの前社長である田淵さんが辞任をされる、そこで責任をとられる、区切りをつけるということがあったかと思います。  しかし、今回このような、総会屋系親族企業に巨大な、これは一般庶民からとってみれば気の遠くなるような巨大な金銭が...全文を見る
○保坂委員 あなたの信頼していた二人の常務ですか、野村証券をよく知る方の話を何人からも伺うと、その常務の判断でこれだけのことができる会社ではないということをたびたび聞くわけです。酒巻さん、本当に御存じなかったのですか。勝手にやったことなのですか。あなたの責任、あなたの指導監督、あ...全文を見る
○保坂委員 では関連して、一月十日、野村新宿支店で、いわゆる事件性を帯びた株だと言われるTDFの株式が一瞬にして百七十万というもう莫大な数で動く、いわゆる異常な取引が行われたわけですが、この事件も、新宿支店の担当者の単純な行為だ、不届きな行為だというふうに言われているようですけれ...全文を見る
○保坂委員 そうなると、その異常な取引も一担当者の独断でできる。そしてまた常務の方も、これは、それそこ証券スキャンダルで日本の証券業界をもう解体しかねないことがその常務お二人の判断でできる。これではもう社会的な信頼を担保する企業とは言えないのではないでしょうか。  今回、酒巻さ...全文を見る
○保坂委員 日本の市場の健康な再生のために、今の酒巻参考人の御発言が真実であることを心から願って、私の質疑を終わりたいと思います。
04月18日第140回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  今回の、いわゆるスネークヘッドというところでいろいろな法改正が必要だという趣旨は十分理解をした上で、前回、二月に法務委員会でもお触れした点なんですけれども、このことが厳しく法改正されるとともに、我が国が批准をしているいわゆる難民条約との...全文を見る
○保坂委員 この難民条約の三十二条の1には次のようにあります。「締約国は、難民を、いかなる方法によっても、人種、宗教、国籍若しくは特定の社会的集団の構成員であること又は政治的意見のためにその生命又は自由が脅威にさらされるおそれのある領域の国境へ追放し又は送還してはならない。」これ...全文を見る
○保坂委員 そうすると、閣議了解という形で難民を一時上陸という形よりは、難民条約を批准して、いわば法的な基盤の整備をしてちゃんと受けとめますよということでは、まあ事態はいわば受け入れられる側にとってはよくなるというふうに想像するわけでありますけれども、いささかちょっと疑問が、いま...全文を見る
○保坂委員 重ねてお尋ねしたいんですが、定住促進センターの、閣議了解難民時代のそのセンターの趣旨と、難民条約に加入して法整備をされて認定を正式にされた方がやはり国内で受けられるケアというのは、質的には変わらないと思うんですが、どうですか、その点。一考の余地もないですか。法務省の方...全文を見る
○保坂委員 ごらんになったかもしれないんですが、けさ、NHKだと思いますけれども、ちょうど、群馬のあかつきの村ですか、やはりベトナムの方と思いますが、インドシナ難民で日本に来られて、人に会うのが怖くなってしまうという形で、精神的な傷を、トラウマを負いながら、非常に孤独な形で過ごし...全文を見る
○保坂委員 二月の法務委員会で、ビルマ難民について、申請をしてもなかなか結論が出ないんだということを指摘させていただきました。  その際に、先ほどの定住促進センターのことはずばりその例になってくると思うのですけれども、結論が出ないということに対しての答弁は、なるべく早く結論を出...全文を見る
○保坂委員 先般質問をさせていただいて、難民申請中の方の身分を提示するチケット、カードですかね、書面があった、ただ、認定を却下されてしまうと証明するべきものがなかったということに関して御指摘をさせていただいたところ、こちらにコピーをいただいていますけれども、「難民の認定をしない処...全文を見る
○保坂委員 二点ほど続けて伺いたいのですが、今回の法改正の際の、これは相愛だというふうに思いたい。しかし、それが杞憂でないと大変なことになるわけですけれども、いわゆる日本にいる外国人、例えば女性がだまされて暴力団に連れてこられて、シェルターといって、駆け込んで、保護する施設を運営...全文を見る
○保坂委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  難民認定について、三者協議でぜひよい形にしていただく中にちょっと提案させていただきたいのですけれども、例えば難民認定を申請する人に対して、あなたは認定を受けられた場合に、日本国内でこういう扱いを受けられますよ、保護も含めてこう...全文を見る
○保坂委員 ぜひ検討して、わかりやすく、日本の国は法の中で、国際社会のルールにものっとりながら、正当な事由のあるときにはこういった扱いも、難民として認定する道もあるんだということをお知らせいただきたいと思います。  最後に一点だけ。  帰化の数なんですけれども、帰化を申請する...全文を見る
○保坂委員 それじゃ、追加で一点だけ。  それは、申請者数を出していないという的確な理由というのはそうないというふうに判断してよろしいですか。
○保坂委員 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案について、ぜひ難民条約の趣旨、先ほど外務省さんからも国際社会での日本の立場ということでお話もありました。そして入管当局も、本当に少ない人数で大変なお仕事だと思いますけれども、ぜひ知恵を合わせて、正当な理由のある難民認定につ...全文を見る
04月22日第140回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私は、地雷という言葉を聞いたときに、ある一人の男性を思い出すわけです。この方は非戦闘員で、その方の住む村々に地雷が大量に敷設をされている。日本のNGOのメンバーと一緒に地雷を除去していく中で、不幸にも片足を飛ばされたわけです。しかし、そ...全文を見る
○保坂委員 日本政府は、この問題について、対人地雷の禁止ということでイニシアチブを国際社会の中でとっていくという立場、そしてまた、先般、対人地雷に関する東京会議ということで、まさにこのテーマを前面に掲げた会議も開催をされ、その議論の中で、それでは日本としてはどうするんですかという...全文を見る
○保坂委員 お話を聞いていてますますお聞きしたくなるのですけれども、四十カ国以上の国が、段階的最終的排除、だんだん時間をかけてなくそうということではなくて、即時全面禁止、そして生産、輸出、使用禁止、一時停止というのを一方的に決めて、あるいはその中には、それまで備蓄をしてきた地雷の...全文を見る
○保坂委員 日本語としてはつながっていたんですが、よくわからないんですね。リーダーシップをとっていくという姿勢を示すのであれば、やはり日本みずからが、大量にストック、百万個というふうに言われている地雷、これを廃棄をしていくという姿勢をぜひお示しいただきたいと思うのです。  具体...全文を見る
○保坂委員 非常に気になりますのは、この全面禁止に向けたプロセスの中で、日本政府としては、今現在、国際的な全面禁止の合意形成の過渡期、言われているところの過渡期には、従来の地雷、つまり自己破壊装置などついていない地雷の使用もあり得るというような立場なのか、いや、そうじゃないのか、...全文を見る
○保坂委員 この内容だと、せっかくの議論が起こりながら、地雷の問題について、これはもう核兵器の問題と並んで一つの極めて大きな問題で、日本が国際社会の中でリーダーシップをとり得る立場にありながら、大変この状況は残念だと思うのです。  一方で、民間の事例をちょっと御紹介をしたいと思...全文を見る
○保坂委員 こうして見てくると、地雷の問題は、いわゆる非戦闘員、一般市民の地雷被害をなくすという問題だけではなくて、やはり軍縮や軍備管理の問題でもあり、軍縮の会議に時間を費やしたり、いろいろなプロセスを設定しているうちに、これはもう大変な数で、恐らく今この瞬間にも地雷が炸裂して足...全文を見る
○保坂委員 重ねて、この問題について多くの国の中で意識転換が起こった、これはやはり日本政府の中でもぜひ起こしていく時期だということを申し上げて、せっかく多少の時間がありますので、本日の衆議院本会議で成立をいたしました入管法、難民認定法のことに絡んで、非常に原理原則的なことなのです...全文を見る
○保坂委員 時間がありませんので終わりますけれども、外務大臣にお願いしておきたいのは、難民申請中、実際今は時間がかかるわけです。そのときに、例えば風邪をこじらして肺炎になったり病気で倒れたりというときに大変な不安があり、また医療保険等は実際上日本の制度では入れない。これについてぜ...全文を見る
04月25日第140回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは、放送大学学園法の一部を改正する法律案に関連をして幾つか質問をさせていただきます。  実はCSの衛星放送で、デジタルではなくてアナワクだったのですが、CSの放送で、私は九四年、今から三年ほど前ですけれども、一年間、若者向けの討...全文を見る
○保坂委員 確かに放送大学のカリキュラムの中にということではいろいろ無理があろうかと思いますけれども、先ほど大臣が言われたように、実際に悩んでいる子が、深夜でもいいからそういう悩んでいる子たち同士の会話であるとか——私がやった番組で一番反響を呼んだのは、いじめている側が自分の過去...全文を見る
○保坂委員 その点は、入学者数はわかるわけですから、大きな受け皿になっているわけですから、ぜひ項目に加えていただきたいということを要望して、もう一点、さきに二月十九日の当委員会で伺ったことなんですが、通信制中学というのが、東西、大阪と東京にあるわけです。そのときに、大阪では学齢期...全文を見る
○保坂委員 前に中学検定の問題について文部省は改革の中で、十六歳から十五歳へというふうに規制を緩和された。この趣旨は、不登校ということの中で学びの意欲を持っている子供たちがチャレンジするそのチャンスを与える、広げるという趣旨だったろうと思うのですね。この趣旨にかんがみれば、例えば...全文を見る
○保坂委員 もう時間がないので終わりますけれども、映画で「学校」という夜間中学を描いた映画がございました。ここには、働く人やさまざまな経歴を持った人、そして不登校やいじめに遭った子供も、夜間中学で出会って人間的に再生していくというプロセスが感動的に描かれていましたけれども、ぜひそ...全文を見る
05月13日第140回国会 衆議院 本会議 第34号
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○保坂展人君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、児童福祉法等の一部を改正する法律案について、総理大臣並びに関係閣僚に質問をいたします。  いわゆる少子化社会に対して、既に、子供を産みにくい、そして育てにくい社会が到来をしていて、そこに転換の兆しが見えてこないことを深刻に受け...全文を見る
05月14日第140回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは、ごみの問題について伺ってみたいと思います。  ごみというと、これは今日の本当に深刻な問題なわけですけれども、一方で、岐阜で昨年あった町長の襲撃事件というような、大変アンダーグラウンドな非常に怖い事件が解決をされていないという...全文を見る
○保坂委員 そうすると、今お答えいただいたように、こういう情報ですから、強制的に出せということをするのではなくて、金銭を一定の額でペナルティーとして支払うことによって心理的な圧迫を課して、そして裁判所の決定に従わせるというふうに理解をしたいと思います。  ちょっと記憶にあるのは...全文を見る
○保坂委員 この処分組合の性格なんですけれども、正式に言えば、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合という長い名前なんですね。この処分組合というのは、東京都の多摩地区の二十六市と一町からのゴミを最終的に引き受ける一部事務組合という地方自治法で定められた特別地方公共団体であるというふう...全文を見る
○保坂委員 九六年の三月には、当時の菅厚生大臣が、この処分場の汚水漏れを住民とともに調査せよと都知事と二十七市町あてに通知をしているそうなんですが、調査をされていない。知る権利あるいは情報公開の問題に関しては、特に、漠然とした情報じゃなくて、まさにその地域に住んでいる、そしてまた...全文を見る
○保坂委員 暴力団ですらという言い方は適切かどうかわかりませんが、一日であきらめる。しかし、公共団体、つまり財源が二十六市や一町に及ぶというふうになると、どんどんどんどん負担させていけばいいのかということ。これは住民たちの健康、安全にもかかわる問題なんですね。ですから、こういうこ...全文を見る
○保坂委員 今おっしゃったいわゆる総会屋に対する罰則そのものも一年以下、五十万円というのも、これはもう全く軽いんじゃないかと思うんですね。  ことしもまた六月の末に各社横並びで株主総会が行われるということになろうかと思います。各社横並びで株主総会があるということ自体が、日本に総...全文を見る
○保坂委員 この半年、そういうことが、お役所のスキャンダルから政治家からそして企業と、毎日のようにこういうニュースが載るわけですね。子供たちにとっては、それこそ、お父さんが働いている会社、何か悪いことやっているんじゃないかというようなことをやはり言われる。未来の世代が本当に希望が...全文を見る
○保坂委員 終わります。
05月20日第140回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○保坂委員 大変貴重な御意見をありがとうございました。じゃ早速御質問させていただきたいと思います。  まず有馬先生にお願いしたいと思うんですけれども、非常に素朴なところからなんですが、やはり今の日本社会、いろいろなひずみがあります。その中で、子供の数がどんどん少なくなってきてい...全文を見る
○保坂委員 大変ありがとうございました。  では次に、宇井先生に伺いたいのですが、私ごとになりますが、二十五年前ですが、私は十六歳のときに宇井先生と、教育とは何か、大学の学問とは何かという対談をさせていただいたことを思い出しながらお話を聞いていたのですけれども、先ほどのお話の中...全文を見る
○保坂委員 続けて一点だけ、宇井先生にもう一度。  つまり、かつての宇井先生のような、あるいはダイオキシンなり花粉症なりアトピーなり、それぞれ、企業というよりは市民あるいは普通の人々に非常に密接な、要求を持つ環境問題のテーマはあると思うのですが、そういうことをやろうとする若い研...全文を見る
○保坂委員 時間がだんだんなくなってきましたけれども、浜林先生に伺いたいと思うのですけれども、非常にこれは大変な問題だと、とりわけ地方の大学でかなり大変なことになるのではないかと。どんな混乱が起きることが予想されるのか。そしてまた、任期制というものがかなり大幅に地方の大学に採用さ...全文を見る
○保坂委員 大変ありがとうございました。  終わります。
05月21日第140回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私、この任期制を中心とした法案を見ながら、そしていろいろな方の意見を聞きながら、やはり懸念を感じる点が多々あります。  冒頭にちょっと御紹介しておきたい事例があるのです。放送大学で起きた事例なんですけれども、御承知のように、放送大学で...全文を見る
○保坂委員 細かな事実経過を伺いたかったわけじゃなかったんですが、この深谷教授の場合には、人気がある、あるいは業績が多々広がっているということが理由になったのではないかと推察をされます。  それから、昨日の参考人の宇井純さんの場合に は、公害という分野で、必ずしも大学のアカデ...全文を見る
○保坂委員 昨日の有馬先生にも申し上げたんですけれども、本当に世代間の不公平感というのがやはり増大をしていると思います。四百、五百兆という借金の問題にしても、大学改革の問題にしても、やはり研究や教育をおろそかにし、その立場に安住してこられた方が少なからず大学にいたということがこの...全文を見る
○保坂委員 今のお答えでうまくいくのかどうか大変不安だと思います。それで、大学の教員ということで本当にそれだけの有為な人材がこれから選ばれていくのかどうかということで非常に懸念を表明しておきます。  次のテーマなのですけれども、これは労働法制の問題なのですが、労基法十四条に、「...全文を見る
○保坂委員 文部省の「大学の教員などの任期に関する概要」というペーパーにも同様の注が打ってあって、要するに「労働者側からはいつでも解約できる「雇用保障期間」として設定するならば適法」だというような認識、これは恐らく労働省と文部省の間ですり合わせられたのだと思いますけれども、これは...全文を見る
○保坂委員 そうすると、従来の労働省や労基法の指導あるいは最高裁の判決などには、そういうふうに労働者がいつでも職場をおりることができれば契約期間を定めていいというふうにあったとは思えないのですけれども、今後はそういうふうに方針を大転換したということですか。この任期制法案の中にそう...全文を見る
○保坂委員 そうすると、日本の社会が終身雇用制、これはいい悪い両面ありますけれども、いわゆる会社や役所に入れば雇用は安定している、やめる自由ももちろんあります、そういう部分がこれは大きく変わろうとしている。  そしてまた、今の労働省の見解はよくわからない部分があるのですけれども...全文を見る
○保坂委員 あえて今、雨宮局長に文部省にも任期制をというふうに申し上げたのは、やはり雇用の問題というのは大変重い問題、どういうふうにそこのところに立って任期制というものを提案なさって——そして現実に、冒頭に御紹介したものの中でも、どうもやはり文部省が施策として打ち出したこの任期制...全文を見る
○保坂委員 文部省は、このところ、教育改革プログラムということで打ち出されて、そして、この任期制もその一つということで現在質疑が行われていると思うのですが、若い学生、この前センター試験の問題もありましたけれども、改革ということが打ち出されていろいろなことが行われるのだけれども、ど...全文を見る
○保坂委員 最後に、先ほどの労基法の問題については大変重要な点を含んでいると思います。そして、先ほどの労働省の見解がそのままだとすれば、これは日本社会全体が相当ひっくり返るぐらいのことがこの先起こっても不思議ではないというぐらいの問題だということを申し上げて、時間が参りましたので...全文を見る
05月28日第140回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私はここのところ新聞を見るたびに極めて憂うつになるわけです。第一勧銀の巨額な融資、これは無担保で、しかも返ってこないだろうというお金として出されている。庶民が百万、二百万借りようと、なかなか出ないわけですね。  日本を代表する銀行で、...全文を見る
○保坂委員 実際にインサイダー取引というのが極めて行いやすい危険もあるわけで、そこは厳重にルールをつくっていかなければいけないということを申し上げた上で、もう一つ附帯決議があったのですけれども、要するに、現在の株主総会のあり方、各社横並びで行われるわけでございますけれども、今回、...全文を見る
○保坂委員 前回の商法の改正が、いわば株主総会が健全に機能していて、いわば発言も自由にできて、そして民主的な空間としてこれがあるということを、少なくともその方向に向かうのだということを前提に語られた議論、そして趣旨だったと思いますけれども、ことしもまた、恐らく各社横並びでこの株主...全文を見る
○保坂委員 野村証券も第一勧銀も、日本を代表する企業として大変世界的にも大きな影響を与えていると思います。ですから、市場の活性化ということで一方の蛇口をひねっても、こういう黒い部分、もう一つの蛇口をきちっと閉めなければ、これは世界に通用する市場あるいは企業あるいは経済ということに...全文を見る
○保坂委員 野村証券の事件に関しては日本版SECと言われている証券取引等監視委員会の告発というふうに言われているのですが、これはどの時点でこの情報を把握され、調査をされてきたのか、お答えできる範囲でお願いしたいのと、そして現在の体制で寄せられる情報に対して十分に機能することができ...全文を見る
○保坂委員 最後に、大臣にぜひ少し長目にお答えいただきたいのです。  といいますのは、私、大蔵委員会で酒巻前社長に参考人として質疑いたしました。いわゆるVIP口座というものが、お答えですと一方、その後は八千とかいうお答えもありましたけれども、そういうものがあり、そしてまた、具体...全文を見る
○保坂委員 いつもより長くお答えいただきましたが、もう一点だけ。  今回、捜査が今進展中だと思いますが、もし職務権限に絡む官僚の方の存在が浮き彫りになってきた場合には、ぜひ厳正な態度で臨んでいただきたい。これはしっかりやっていただきたいと思うのですが、そこの決意を一言お願いしま...全文を見る
○保坂委員 これで終わります。
05月29日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私は、二十一歳のときに、若者が教育や学校をいろいろ考えようと、かまぼこ板に青生舎、これを安アパートの玄関に打ち据えて、いわばそういう市民団体をつくったわけです。それから二十年間、アジアの人権にかかわる団体、あるいは子供、特にいじめの問題...全文を見る
○保坂委員 さまざまな市民活動があるわけで、その中には、国あるいは行政と、協力あるいは情報交換をすることでその目的が達成される活動もあります。  ただ、例えばの例なんですけれども、私、三多摩に住んでおりまして、私の家から出るごみも日の出の処分場というところに行くわけです。この日...全文を見る
○保坂委員 例えば認証の取り消しとか、そういうことがいわゆる決定として出てきたときに、市民活動の側からあらがう手段として、特別聴聞ですかというようなことが盛り込まれていると思うのです。「市民活動法人から請求があったときは、公開により行うよう努めなければならない。」というふうにある...全文を見る
○保坂委員 たびたび同僚議員からも語られているように、例えば、行政をチェックするオンブズマン活動、認証をする側の利益とその時点においては相反する、長期的な視野においてはいい問題提起だったということになるかもしれませんけれども、やはりその一%のところを担保するために、今後の議論の中...全文を見る
○保坂委員 最近、社用族というのも減ったようですけれども、しかし、そういう方たちのよくいらっしゃるお店では、ビールお願いしますと言うと、銘柄はというふうに聞かれるわけですね。その銘柄はという言葉の裏にあるのは、有名になっている言葉ですけれども、日本語で世界で通じる「ケーレツ」とい...全文を見る
○保坂委員 今回の、きょうここに至るまでに、多くの市民活動、民間活動のグループ、団体と意見交換をしてきたわけなんですが、その中で、大きく分けて極めて気になるというところで、一番最初のところに出てくる「不特定かつ多数のものの利益の増進」という項目が、こちら先ほど配られましたけれども...全文を見る
○保坂委員 与党案は、各党の立場、歴史、伝統あるいは思考回路、いろいろ多様に違う中で、一つの党の中でもかなりの違いがあると思うのですが、そこを乗り越えていろいろとすり合わせていく中でまとめられつつある。そして、この委員会の審議を、質疑を経て、より磨かれたものになって、そしてその市...全文を見る
○保坂委員 それでは続いて河村さんに伺いたいと思うのですが、もう本当にミスターNPOということで、情熱には本当に頭が下がる思い。それから、この与党案に対して先ほどからもずっとあふれるばかりの御指摘があるのは十分存じ上げた上で、日本共産党の案についてお触れになっていないので、つまり...全文を見る
○保坂委員 続いて、再び河村議員にお尋ねしたいのですが、先ほど与党案で言った点と同じなんですけれども、いわゆる立入検査に関して、やはり新進党案でもあるわけですね。この場合、職員は身分を示す証明書を携帯し提示するという形で立ち入れるということになるわけですけれども、先ほど事例を挙げ...全文を見る
○保坂委員 つまり、それだけで立入検査ができてしまうのですかということなんです。
○保坂委員 じゃもう一点だけ伺いたいのですが、それこそ情報をめぐって、これは例えば「もんじゅ」の事故あるいはこの間の動燃の事故、原子力施設に関する情報、あるいは先ほどのごみの環境問題、いわゆる公共と言われるところが情報の本物をなかなか出さないということで、現場、県とかそのレベルで...全文を見る
○保坂委員 請求があったときには公開審理ということがうたわれていますね。つまり、認可の取り消しにかかわる聴聞においては公開審理ということを考えておられる。法案に載っているわけですけれども。ここを、先ほど木島議員からの指摘もあったように、いわゆる認可をする都道府県がこれを主催するあ...全文を見る
○保坂委員 三つの議員立法が同時に出てくるというのはこれまでの国会の歴史の中でも極めて画期的なことだというふうに思います。これを市民団体もそれぞれの三法案に参加をしたり、あるいは意見を聞いたり、多分同じ顔ぶれでのシンポジウムを多々開催されたというふうに聞いています。そこの論議をぜ...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○保坂委員 昨日聞かせていただいたことの続きを、きょうも、時間が短いですが、行いたいと思います。  この与党案の限定列挙というところで、熊代議員の方からも、まあ九九%、ほとんど大方のものは当てはまり、選別されるような、これはいい、これはだめというような趣旨のものではないんだとい...全文を見る
○保坂委員 昨日私は、例えば、十年、十五年という長い視野に立てば非常にいい問題提起だったということが、一カ月とか二カ月という、その局面では、行政の判断と市民団体の声が場合によっては違う場合があるということを申し上げましたけれども、今回、二つの都道府県にまたがって事務所を置く市民活...全文を見る
○保坂委員 今回の与党三党でまとめるに当たって、やはり多々議論が重ねられたところの集約点が、いわば三年後の見直しということになるかと思うのです。そこのところを提案議員に再度お尋ねしたいのですけれども、その市民団体からの声を多数受けてきた中で、どこにポイントを置いて、どの点を中軸に...全文を見る
○保坂委員 一点だけ、事実確認なんですが、私の周辺には、不登校や登校拒否に悩んで、学校に行かない、行けないという子供たちが多いんですが、その子供たちの親たちが中心になって、ここ十年、さまざまな形のいわゆるフリースクールというものができたわけですね。昨日の御答弁で、いわゆる塾という...全文を見る
○保坂委員 昨日、新進党の河村議員にお尋ねした点なんですけれども、いわゆる公開審査のところの公平性を担保する。今、与党案の議論の中では、この三年の見直しの中に第三者機関ということも考えていいのではないかという辻元議員の答弁があったのですが、河村議員の方のお考え、新進党案に沿っては...全文を見る
○保坂委員 日本の場合、例えば入管のいわゆる難民認定の仕組み自体が、入管局に難民申請をして、これが却下になると異議申し立てをして、また入管局が答えを出すという、UNHCRなんかから見るととても特別なというか、いわゆる市民社会の成立が未成熟というようなことが指摘されているわけで、ぜ...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 文教委員会 第17号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私は、振り返ってみますと、図書館っ子、学校図書館っ子という言い方があるのかどうかわかりませんが、小学校の高学年から学校図書館で本を借り始めて、ピークが中学校でして、大体一日二冊借りて、電車通学だったので一日二冊読むということを続けて、多...全文を見る
○保坂委員 今の上山議員の御説明を聞いてさらにお尋ねをしたいと思うんですけれども、いわゆる司書の資格を持ってそれぞれの学校司書として非常に小まめに本の紹介をされたりとか、あるいは子どもたちと読書サークルをつくったりとか、画期的な活動をされている学校司書の皆さんの存在があると思いま...全文を見る
○保坂委員 これは、現在の学校司書の方たちがまずます安心して、しかもユニークな存在であり続けられるように、もう絶対にこの法改正の中で万が一でもその身分が脅かされるようなことがあってはならないというふうに重ねてお願いをしておきたいと思います。特に、PTAがお金を出し合ってお願いをし...全文を見る
○保坂委員 先ほど保健室の例を出しました。これは、文部省の方でも、いじめの対策に対して保健室が大変大きな役割を果たしているということを御指摘されて、したがって、養護教諭がいじめの解決の大きな役割を果たすようにという御提言が関係の審議会などからあったわけですが、この点に対して若干私...全文を見る
○保坂委員 それでは、くどいようですけれども、子供たちと本と、それこそきずなで結ばれて、そして本当に想像力の中で貴重な仕事をされてきた、これまでのいわば図書館の空白を支えてきた皆さんの御努力と現在の御苦労に深く敬意を払って、そしてその方たちの努力の上に、今回の法改正が、きちっと子...全文を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。今回の法案について、たくさん考えておいたのですが、私が質問しようとしていたことの大半がこれまでの質問の中で既にもう出ておりますので、予告のない部分が相当出てきますことをちょっとお許しいただきたいと思います。  これは再三語られたことですけれ...全文を見る
○保坂委員 ボランティアにはお金がかかるということを言いたいと思うのです。  というのは、この五月に、短い期間でしたけれども、イギリスで二十四時間電話相談の、子供のヘルプライン、チャイルドラインという名前のところの機構を、いろいろと教えていただきながら聞いてきたのです。年間の予...全文を見る
○保坂委員 それでは、田中議員にぜひお答えいただきたいのですが、これは心の問題だと思うのです。今まで競争社会の中で点をとる、あるいは人を抜くということに一生懸命やってきた。そして、今大臣が言われたように、教員の門がどんどん狭くなってくる。ますます点数主義になっていく風潮に対して、...全文を見る
○保坂委員 そうではなくて、準備というのは、つまり、何らかの制度面の準備をしろという意味ではなくて、今これから開始をするということに賛成なわけですけれども、その際に余りにも心の部分の準備が、準備というのは若者たちの体験がないからです。例えばいじめに悩んでいた子供たちの気持ちがわか...全文を見る
○保坂委員 ありがとうございました。  今の日本の教員を目指す若者たちは大変まじめで、そして非常に自己評価が低いのですね。これは教育の成果だと思うのです、成果というかマイナスの成果で、自分はあれもできていない、これもできていないのではないかということで非常にマイナス評価になりや...全文を見る
○保坂委員 先ほど大学の先生として秋葉議員にお答えいただきましたけれども、社会福祉施設の側に学生たちの受け入れを心のケアも含めて求めるのは難しいと思います。  とすれば、大学の指導担当の先生が、学生たちを連れていくに当たってかなり準備を周到にされていくことが必要だと思いますけれ...全文を見る
○保坂委員 いろいろ難しい問題はありますけれども、偏差値や点数一本やりの日本の学校が少しでも門が開いていくというか、外の風が入ってくるという意味で大変大事な始まりだと思いますということを申し上げて、私の質問を終えたいと思います。
06月03日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○保坂委員 私は、市民活動それ自身の中で、議員になる前、いろいろな体験をしてきました。その一つの市民活動に、ちょっと紹介させていただきたいのですが、大河内清輝君の亡くなったいじめの事件がございますけれども、それをきっかけに、東京の世田谷の地域の中で、いじめをどうやって子供たちの安...全文を見る
○保坂委員 幾つかさらに与党案そのものについて伺いたい点を聞いてみたいと思います。  大体、NGO、民間団体というのはいつも人手不足で、兼任、兼任ということが多いわけです。第二条の役員報酬を受け取る者が役員総数の三分の一以下であることという規定についてなんですけれども、例えばA...全文を見る
○保坂委員 この条文では社員や役員に対する報酬ということがあるのですが、これはいわゆる民間団体、NGOの職員に対する賃金と違うというふうに考えてよいのかどうか。そうすると、社員、役員と職員の兼任は可能になるのかどうかという点についていかがでしょうか。
○保坂委員 じゃ確認になるのですが、社員は議決権を持つ構成員のことであって、職員の人数というのは制限しているわけではない。三分の一条項の解釈というのは、社員としての無報酬性を述べているということであって、職員の無給という意味ではないと確認させていただいてよろしいですか。
○保坂委員 この場で再三、市民活動が活性化をしていくためにはやはり税制上の優遇措置が大きな課題である、そのために三年後の見直しということに向けて、これは各党それぞれの立場で言われていることだろうというふうに思うのですけれども、税制以外に、民間団体、市民団体というのは非常に限られた...全文を見る
○保坂委員 この場の議論をずっと通して、やはり日本に新しい市民活動の時代がもう来ているのだ、そして、市民活動が本当に小さな、社会的に見れば小さな領域のように見えても、いわばそれが触角のような働きをして、巨体では届かない部分について問題を摘出したり、あるいは事前にアラームを鳴らした...全文を見る
○保坂委員 冒頭にイギリスのチャイルドラインの例をお話をしましたけれども、確かに巨大なそういう電話相談組織を持っているのですが、実は、日本にイギリスのいじめ問題に関する関係者を呼んでいろいろな市民団体を回ってもらうと、非常にきめ細かく日本の市民活動というのはあるのですね。逆に、日...全文を見る
06月05日第140回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  時間がないので、端的にお尋ねいたしますけれども、参議院の席で、藤田副頭取、この方が記者会見の席で、今回の不祥事を九五年の十二月に知っていたというふうにおっしゃっていますよね。あなたはいつこの不祥事を藤田副頭取から聞かれたのでしょうか。
○保坂委員 あなたは、そうすると、平成七年の暮れに藤田副頭取からその不祥事について聞いていたということですか。(近藤参考人「いえ」と呼ぶ)違いますか。いっこのことについて聞かれたのですか。もう一度正確に答えてください。
○保坂委員 あなたはその話を聞いて、しかったのですか、それとも慰めたのですか、それともどうしようかと相談したのですか。端的に答えてください。
○保坂委員 これまでの時間がない中でも多数出ましたよね。この事件全体が、野村証券に関するこの事件の背後に第一勧銀がいたというのは、もう明らかになってきているわけです。このことを事実として知っていた人物が、これを全体の問題にしなかった方が何で頭取になるのですか。そんなでたらめな人事...全文を見る
○保坂委員 個々のことになかなか立ち入れないのですけれども、例えば九四年の六億円の融資のつけかえについても、これは、実質的な総会屋担当と言われた総務部次長が直接行ったというふうに伝えられています。なぜ総務部が融資を担当しなければいけないのですか。彼の上司は、そのときに、総務部出身...全文を見る
○保坂委員 一点伺いますが、その三十一億円で四大証券会社の株を取得をしたというときに、総務部を通して日興証券が窓口になったというのは事実ですか。イエスかノーか、短く答えてください。
○保坂委員 実は、第一勧銀は総会屋に大変評判がいい銀行ということが伝えられています。  毎年六月二十七日ですか、去年もありましたね、第一勧業銀行の株主総会はわずか二十七分で終わっています。二十七分ですよ。  総会屋は何人来ていたのですか。そして、そこに、伝えられているその小池...全文を見る
○保坂委員 参議院で宮崎参考人が、総会屋の定義を、総会に出て威圧をかけてその会社に対する発言力を強め、継続的に参加をするというような行動を起こす人たちが総会屋でありますというふ うに定義をしているわけですね。ですから、毎年小池氏も来ていて、ということは、この株主総会についてなん...全文を見る
○保坂委員 もう時間がないので最後の質問ですが、どんな弱みがあったのですか。何でそんなに、もう今まで出ているように、物すごい優遇ですよね。庶民がお金を借りようといったらなかなか貸してくれないのに、もうどんどん貸す。そして、今回の野村事件がなければ、これはそのままいったのですか、ず...全文を見る
○保坂委員 時間が来ました。  あなた、私財をなげうってやる気があるかということについてお答えいただけなかったということを確認して、私の質問を終わります。
06月11日第140回国会 衆議院 文教委員会高等教育に関する小委員会 第2号
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○保坂小委員 その就職活動についてなんですけれども、文部省はいろいろな文書で、今回もそうですね、いわゆる子供たちの個性を尊重しとか、自分探しの族とか、いろいろ最近はちょっとしゃれた文句も入ってきて、一人一人が多様に輝くとか、多様にということを言われていますね。このところ地下鉄の駅...全文を見る
○保坂小委員 保坂でございます。  小論文というスタイルが近年ふえているということについて、これはどういうメリットがあるのかということを、考えられていることを伺いたいのと、実際の高校生たちが、学部によっては小論文と面接のみで入れるというような大学もふえてきまして、そうすると、小...全文を見る
○保坂小委員 要するに、小論文が書けないから予備校で特別講座ができるわけですよ。そこへ教えに来てくれといって、行ったんですけれども、聞いてみると、本当に考える力というようなことを受けていないで、それで小論文と言われても困る。ですから、大学の側で多様な選択ということをするのと、やは...全文を見る
○保坂小委員 今の議論に関連するんですけれども、文部省がこの三年間言ってきていることは、自由にということで、個性をということで多様にということを言っているんですよ。ところが、今回のセンター入試の問題にしても、やはり浪人組が点が非常に低かったわけですよね。そんなことは今まであり得な...全文を見る
06月11日第140回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  今回の法案が、本当に会期末ぎりぎりでようやくこういう議論の場が持てたということに対して、御苦労された民主党の議員の皆さんに非常に感謝をしたいと思います。  坂上議員の声はいつも大きいのですけれども、この呼びかけについて、もうちょっと早...全文を見る
○保坂委員 それで外務省に聞くと、内容は法務省に聞いてくれ、こういうふうになるわけなんですが、どういう内容で、しかもこれはどうですか、今回この民法が閣法として出てこなかったということで、国際上非難を浴びるだけじゃないんですよ。実際上婚外子として生まれて現在いらっしゃる方たちが、明...全文を見る
○保坂委員 前回、これは三月十八日に、同じ濱崎さんの方から、この問題については、法制審のこの二分の一条項を変えるということに対しては、国連からのコメントが経緯の一つにあったというふうにはっきりお答えになっているのですね。ぜひお忘れなく、これはこのまま済まされない問題だということを...全文を見る
○保坂委員 例えば、今回の、婚姻ができる年齢が十八歳ですよね。つまり、婚姻に踏み切れば氏を変えることができる。しかし、未成年であるということは未成年なんですね、十八歳も。ここの辺はどういうふうに整合性を保たれますか。
○保坂委員 それで、同じ視点からなのですが、要するに、子どもの権利条約の中で、やはり子供の自己決定権、自分で自分のことを決める権利、市民的な権利ということをうたわれて、少しずつこの社会でも浸透しているわけですけれども、経過措置のところで、これは、民主党案が法制審案の部分よりも一歩...全文を見る
○保坂委員 大体、中学生以上になると親子関係はうまくいかないのですね、日本の場合。まあほかの国もそうだと思いますけれども。もう親子の会話はないに等しいのですよ、ほとんどの家庭で。サラリーマン、お父さんは忙しいし、お母さんもいらいらしているし。そういうときに、子供に氏を変えたことを...全文を見る
06月13日第140回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。当委員会では初めて質問をさせていただきます。  環境庁ができるというニュースを中学生のころでしたけれども聞いたときに、私は希望の灯がともったというふうに感じたのですね。公害という名で空がよどみ、ぜんそくが広がったり、あるいは水俣病ということ...全文を見る
○保坂委員 この計画自体が実際にとんざをしているわけです。例えば、マーケティングリサーチをされたようなんですが、このマーケティングリサーチの中には、失敗すると永続的な非採算部門になるという指摘であるとか、あるいは瀬戸大橋効果に頼るのは危険であるという指摘があるのですね。さらに、環...全文を見る
○保坂委員 地元調査で聞いた話では、これは本当に、永山社長の地元での力というか、これを過信をしたというような言葉も出てきたのですが、随分ずさんな計画なんですね。例えば、ホテル敷地の建物部分の三分の一は私有地なんですね。着工においては同意をした、建ててもいいですよと。しかし、賃貸料...全文を見る
○保坂委員 この設計は東京にある設計事務所が担当したようですけれども、公開入札だったのか随意契約だったのかという点について伺います。  さらに、二点目に、実際に事業を中断しているのはだれもが認めていることなんですけれども、この王子リゾートが、全体資本金五千万で、玉野市の出資がわ...全文を見る
○保坂委員 私たちが調査に行って非常に驚きましたのは、これは外装までは環境事業団がやります、それから内装工事からは王子リゾートがやりますよという区分だったはずが、行ってみると、各部屋になるはずの場所に、ユニットバス、これは金額では一億二千万以上になるそうですけれども、置かれている...全文を見る
○保坂委員 では、石井長官に伺いたいのです。  私どもが調査に行きましたところ、この王子リゾートの当事者能力を持つ方というのはいらっしゃらないのですね。きょう初めてホテルに入ったというある役員の方がおっしゃるには、三%、五%くらいでしょうかと、事業としてこれを約束どおり遂行する...全文を見る
○保坂委員 もう一点だけ御質問なのですが、どうしてこんなにずさんな事業が進行してしまったのかというところに対する調査をぜひお願いしたいのですが、長官、いかがでしょうか。ちょっと一言だけ、どうなさるか。
○保坂委員 私ども社民党は、リゾート法十年を検証するという市民との共同企画で、この問題が岡山県の方から問題提起されてきたわけでございます。私は、予算委員会で長官に、このリゾート法のガイドラインについて、環境庁がしっかりもう一度見直しを図っていただくということで、大変心強い答弁をい...全文を見る
06月13日第140回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  参考人同士のディベートというものができないようでございますから、先ほどの木島さんの問いかけに対して、長谷川参考人の一夫多妻ということに対して福島参考人の御意見があれば伺っておきたいと思います。
○保坂委員 続いて何点がやはり福島参考人にお尋ねをしたいんです。  社民党も、この選択的夫婦別姓を中心としたこの民法改正をぜひ今国会で進めたいという立場で極めて熱意を持ってやっていきたいと思っているわけですけれども、その中で、やはり先ほども話題に上っていました婚外子の差別につい...全文を見る
○保坂委員 それでは、続けてお尋ねをしたいんですけれども、少子化、子供が生まれてこない、あるいは産みにくい、育てにくいという社会に明らかに今日本はなっていて、私は厚生省の人口問題研究所の所長さんをお訪ねしたことがあるんですね。お話を聞きますと、日本の場合は、結婚すると比較的よく子...全文を見る
○保坂委員 続けて、これは、民法の改正を子供の立場から考えてみるといろいろまだ踏み込むべき点があるかと思うんですね。例えば、別姓夫婦の子供、名前が違う場合には、これは特別の事情がなければこれを変更することができないという条項ですとか、あるいは経過措置の部分でも、先日も申し上げたん...全文を見る
○保坂委員 時間が来ましたので終わりますけれども、私は、やはり、婚外子差別の条項を撤廃するということは本当に迫られていると思うのです。このことは、国際社会から言われて一生懸命言いわけをするということは、もう許されない段階に入ったと思います。法務省もだんだん元気がなくなってきて、そ...全文を見る
06月16日第140回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  今回のペルーの事件で、人質になられた方、そして解決のために努力をされた方に、本当に敬意を払うとともに、犠牲者の方々に、心から哀悼の意を表したいと思います。  今回の事件で、日本政府は発生以来、一貫して平和的解決を掲げてきたと思います。...全文を見る
○保坂委員 その平和的解決の部分の交渉はペルー政府も行う、両面でいたと思うのですね。そこの中で、当初ゲリラ側が四百人という莫大な要求から二十人まで下げてきている。ペルー政府の側もゼロから三というふうに、いわばにじり寄ってきた段階であったということを押さえておきたいと思います。 ...全文を見る
○保坂委員 時間がないのでちょっと先に進みますけれども、私、きょうは委員を差しかえということで入っていますので、きょう質問するに当たって、これを詳細に読まさせていただきました。  これだけ大きな事件、そしてまさにこの調査委員会の報告書を受けて、先ほどの、外務大臣の身の振り方まで...全文を見る
○保坂委員 これを見ますと、この報告書の内容としては、これはもう第一義的にはペルー政府の責任があるというふうに書いてあるのですね。何があるのかなというふうに読んでいきますと、MRTAは九五%崩壊をしたといいながら、これは報告書の九ページに当たるのですけれども、治安当局の把握してい...全文を見る
○保坂委員 持ち時間が少ないもので……。  これはそうすると、先ほど来の御答弁を聞いていますと、この報告書を読んでも、特にここという落ち度というのはなかった、確かに五ページのこれを見ていますと、最もテロが集中していたのは九一年、九二年でございますよね。その時期は大変な厳戒態勢を...全文を見る
○保坂委員 時間が来ましたので質問はもうこれで締めくくりますが、今回、例えば警備官の数をふやす、あるいは正門を中心にこれからこういった行事のときに武装した警備官を派遣すべきなんという議論もありますけれども、しかしこの種の、今回の事件のような、壁を破って周到に用意をして襲撃されると...全文を見る
06月17日第140回国会 衆議院 文教委員会 第20号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  きょう午前中からの質疑、大変内容の深い貴重な問題提起がされたと思います。時間が限られている中ですが、幾つか私の方からも問題をお尋ねをしたいと思います。  まず、この中教審の「審議のまとめ(その二)」に目を通させていただいたのですけれど...全文を見る
○保坂委員 日本の社会は横並びで画一的で、学校というのは特にそうなんですよね。これは中教審の今回のまとめでもたびたび出てくるところですが、横並び意識が強いからなかなか変わらない、そこのところを発想を転換して、教育においていろんな改革が今必要なんです。  だけれども、必要なところ...全文を見る
○保坂委員 先ほど紹介した伊那小学校では、これはもう長い伝統に支えられた実験校という位置づけで、制度的にも枠づけられていると思うんですが、いわばその全体は、今局長がおっしゃるような、指導要領に従って、だから放課後になっちゃいますよというのはわかるんですけれども、いいじゃないですか...全文を見る
○保坂委員 現場の先生、そして校長先生と話しても、自分たちは無力だというようなことをおっしゃるんですね。ただ、どうもこの辺にずれがあると思っていまして、いじめの問題や子供たちのいわゆる元気が、活力がないというようなことに対して、もっと子供を解放して新しいプログラムをやるということ...全文を見る
○保坂委員 やはり答弁の中にすべての学校がというのが出てきちゃうわけなのですが、すべての学校がというのが横並び意識だと思うのですね。やはりこれだけ言われていること、そして演劇のカリキュラムあるいはワークショップ形式で子供たちが意見や感情を出し合うということについては、すべての学校...全文を見る
○保坂委員 難しくても、ぜひ子供第一、やはりフリースクールに行っている子供だからといってサッカーや野球ができないということにならないように、ぜひそこは柔軟に考えていただきたいなと思います。  時間がどんどん押してしまっているのですが、大臣にちょっと一言だけお聞きしたいのですけれ...全文を見る
○保坂委員 ありがとうございました。突然聞いて、申しわけありません。  実は、大臣、違うのです。年の小さい子供というのは、ゼロ歳、一歳、二歳。これはもうある大手堅チェーンが「二歳で本が読める」という本を代表者の方が書かれまして、帯には「三歳からではおそすぎる」とあるのです。読む...全文を見る
○保坂委員 物事には、常にえっという極限がございまして、実はゼロ歳児教育よりもすごいのがあるのです。胎児教室というやつですよ。これは、おなかの大きいお母さんたちが集まって、円陣を組んで、文字盤をさわるのですね。「あ」という文字盤をさわって、赤ちゃんにこれが「あ」だよと教えていくと...全文を見る
○保坂委員 終わります。      ————◇—————
07月10日第140回国会 衆議院 文教委員会 第21号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。  現在、事実そのものがまだ確定をしていないという段階で、つい私たちは、この問題の根本原因は単純な、例えば学校である、あるいは家庭である、あるいは何であるというふうに片づけがちなのですが、私自身は、これは、率直にわからないものはわからないという...全文を見る
○保坂委員 一日学校が休講になりまして、翌日から期末テストが始まったわけです。そのときに校長先生の方から、平常心でという言葉が出たそうです。その平常心という言葉そのものを突き詰めていきますと、極めて、子供たち自身がこれはもう大声を出して叫びたい、あるいはもう泣きじゃくりたい、ある...全文を見る
○保坂委員 私は、七年前のちょうど今ごろ、神戸市の神戸高塚高校の校門の前で少女が圧死をするという事件のさなかに、まさにテストを終えて家路につく高校生たち一人一人にマイクを向けて、どう受けとめるのか、どういうふうに考えるのかというのを聞いてみました。その中で答えてくれた子が大勢いて...全文を見る
○保坂委員 そのオープンということの中には、学校で何があったのかということを率直にきちっと事実として出していただくということが必要かと思うのです。  それで、事は体罰の問題になるのですけれども、学校の校長先生は当初、体罰はないというふうに会見でおっしゃっていて、その後、七月四日...全文を見る
○保坂委員 その校長先生が保護者会で言ったということを市教委が承知をしたということではなくて、学校現場で体罰が起きれば、体罰の事故報告書ですか、そういうものを提出しなければいけないわけです。これをきちっとやっていたのでしょうかどうでしょうかという質問です。
○保坂委員 いろいろな報道によりますと、先ほど石井議員のお話にもありましたけれども、二階に恐怖の部屋と呼ばれる生徒指導室があって、これは、本当に大変だと思うのは、最近の体罰で、たたくというのではなくて足でけるという行為がふえてきているのですね。おなかをけられたというような証言が出...全文を見る
○保坂委員 文部省としていろいろ努力をされるということとは別に、子供同士が、例えばホームルームで、あるいは生徒会や児童会で、このことについて、もう本当にいろいろたまっている心の中のおりのようなものをちゃんと吐き出して、そして今、一言で言えばこの地域一帯には本当に不安と人間不信と絶...全文を見る
○保坂委員 実は、大河内清輝君が亡くなって、そこで大変衝撃的な遺書が残されたわけですね。そして、我々自身が非常に深く問われる、何をしてきたんだろうかと。  私は、ジャーナリズムの立場で自分自身がいじめにかかわって、過去何度か、しかも子供たち向けの本を書いてきたということで、非常...全文を見る
○保坂委員 ありがとうございました。終わります。
11月05日第141回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○保坂委員 社民党の保坂展人でございます。  時間が限られておりますので、やや早口になるかと思いますが、答弁の方も簡潔にお願いをしたいと思います。  午前午後と聞いておりまして、アリと砂糖というお話があったのですが、私に言わせれば、腐った肉、そこをどこまでも食い上げるピラニア...全文を見る
○保坂委員 それでは一言御確認しますが、やはり同じ日に同じ時刻に総並びであるという状況は好ましくない、こういうことでございますね。一言で。
○保坂委員 警察の方にもお聞きをしたいのですけれども、いろいろなところで読んだり、あるいは話を聞いたりしますと、要するに総会屋対策の警備上の問題で警察当局のそういった指導が過去あったというようなことも聞くのですけれども、これは事実いかがでしょうか。あったのならあった、ないのならな...全文を見る
○保坂委員 それでは、先ほど法務省に伺ったことと同じことを再度お尋ねしますけれども、確かに同じ日に同じ時刻に総会が各所で行われますと警備上も大変なんじゃないでしょうか。そして、先ほど申し上げた、日本の株主総会で総会屋がかくも絶大な影響力を持っているということを対外的に示す点におい...全文を見る
○保坂委員 そうすると警察は、企業が同じ時間に、去年、おととしまでずっとあるように、そういうことで構わない、こういうことですか。それで総会屋根絶ができるのですか。これははっきりしてください。
○保坂委員 ぜひこういった悪習慣は来年よりきれいになくなるということを望みたいわけでございます。  実は、今回続々と、私、議員になってまだちょうど一年なんですけれども、毎回事件なんですね。最近、日がわりメニューになってまいりました。もうどこの会社も皆さん捕まる捕まる。証券会社も...全文を見る
○保坂委員 いろいろ調べてみました。  「刑法概論」、大塚さんの本でございますけれども、  賄賂の目的物は、有形のものであると無形のものであるとを問わず、いやしくも人の需要または欲望をみたすに足りる一切の利益を含む。それゆえ、たとえば、菓子箱、謝礼金、金銭消費貸借契約による金...全文を見る
○保坂委員 文芸春秋の今月号ですね、いろいろ話題を呼んでいるわけで、これはもちろん政治家についても厳しく問われなければいけないと思いますが、私が今の文脈の中で注目をいたしましたのは、この百九十二ページに、平成四年当時、大蔵省の主計局総務課長だった田谷氏に宴席の席上、仙台の防潮堤工...全文を見る
○保坂委員 大蔵省、来ていただいているのでお答え願いたいのですけれども、今私の指摘した件について、これは大蔵省の信頼がここでも大きく揺らいでいるというふうに思うわけですが、これについて、この宴席はあったのか、この文芸春秋に出ている五回なら五回、こういったことを省内で調査されて、確...全文を見る
○保坂委員 これは在職当時のことですよね。在職、つまり退官された方がその後、別の会社でやったことじゃないわけですから、在職当時のことでなぜ調査しないのですか、理由を明らかにしてください。
○保坂委員 田谷、中島問題で、いろいろ大蔵省からも来ていただいて調査をしておりますけれども、それゆえ、この事件がきっかけで、省内で紀律保持委員会をつくられて、十九回開催をされたというふうに聞いております。その開催の中で、新たに明らかになった不祥事、あるいは正すべき点というのは何か...全文を見る
○保坂委員 四大証券、そして第一勧銀、そしてこの国会にも来ていただいた中には、みずから亡くなった方もいらっしゃるわけですね。これだけの事態の中で、第一勧銀の大蔵検査の中で接待が行われていたということが七月の末に明らかになっていますね。こういうことをどういうふうに受けとめていらっし...全文を見る
○保坂委員 じゃ、大蔵省に最後になりますけれども、こういった一連の不祥事、企業社会そのものに巣くっているやみの力、そして中央省庁の、大蔵の中にも極めて不適切な事態が発生をしていたということに対して、例えば公的な調査報告、きちっと文書でかくかくしかじかであったということを作成されて...全文を見る
○保坂委員 いや、これだけ重大な疑惑に対してまず襟を正すべき、つまり、企業や、総会屋はもちろんですけれども、ルールをこれから確立していこうというときに、まことに不謹慎な発言だと抗議をしておきます。きちっと調査をして、通産省でもこの泉井事件に対しては報告をつくっております。大蔵省、...全文を見る
○保坂委員 時間が参りましたので、終わります。
11月07日第141回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○保坂委員 社民党の保坂です。  佐高参考人に伺いたい。  以前、私、佐高さんの講演を、特に日本の企業風土、文化に絡んでお聞かせいただいたときに、とても印象に残っておりますのは、やはり社宅に絡んで、「運動会抜くなその子は課長の子」という川柳が詠まれたということを、社宅の女性の...全文を見る
○保坂委員 ここ一年、議員になってから毎日新聞を見ると、一体何人逮捕されたのだろうかと思うわけです。それは、例えば出会い頭のけんかとか衝動殺人とかいう記事もございます。しかし、ほとんどが企業あるいは官僚あるいは政治家絡みの不祥事のラッシュですよ。本当にもう四大証券事件がどのように...全文を見る
○保坂委員 それでは、時間がありませんので、最後にまた佐高参考人に伺いたいのですけれども、総会屋あるいはブラック、やみの勢力に対して歯どめをかけていく、あるいはそこに非常に弱みを見せてきた企業に今までのやり方では通りませんよというルールをいわば確認してもらうという趣旨の議論が本日...全文を見る
○保坂委員 両参考人、本当に長い時間ありがとうございました。  本当に正すべき企業倫理とともに政治倫理、そして官僚の論理、倫理、そこを本当に、すべてゼロから組み直す覚悟で取り組んでまいりたいと思います。  これで終わります。
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  まず紺谷参考人にお伺いをしたいのですけれども、先ほどの御意見、御説の中でいわゆる企業の問題が言われていますけれども、もちろん総会屋の跳梁ばっこもありますが、監督官庁、行政の怠慢ということを御指摘をされました。大蔵省がまさに何をしてきたの...全文を見る
○保坂委員 それでは、次に久保利さんに伺いたいのですが、今の紺谷参考人に伺ったのと同じこともぜひお答えをいただきたいのですけれども、先ほどの紺谷さんのお話にもあったように、例えば武富士の未公開株を銀行局長というまさに職務権限そのものの当事者が、その後退官してずっと人脈を引きながら...全文を見る
○保坂委員 時間になりましたので、終わりますけれども、やはり日本が今大きな転換点に立っている。私も、自分の内申書の問題で訴訟の当事者に十六歳のときになりまして、何と判決が出たのが三十二歳のときでございますから、これは裁判の迅速などという話じゃないわけで、もう当事者利益が全くない。...全文を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  一昨日の当委員会におきます審議の中で、私は、先ほどの話題に上がっていた、第一勧業銀行の大蔵検査のさなかに接待が行われていたという事実をただしました。これに関して、渡辺秘書課長の答弁の中で、私は、田谷・中島問題以降一連の不祥事、これに対して省...全文を見る
○保坂委員 先般、木島議員から、第一勧業銀行の調査についてのやりとりがありました。非常にずさんだと。しかし、その調査報告というのを大蔵省が、しかも金融ビッグバンを控えて、そしてこの商法改正、総会屋あるいは癒着した企業、社会的なルール、規範をきっちりはめていこうというときに、こうい...全文を見る
○保坂委員 これは、ことしの七月三十日の朝日新聞なんですが、渡辺秘書課長のコメント。これは新聞が違うように書いたというならそういうふうに言っていただいてもいいのですが、この例の接待の問題ですね、大蔵検査時の。「九四年であれば、倫理規定制定以前で、程度の問題。過剰であるかどうかは皆...全文を見る
○保坂委員 ちょっと短目に答えてください。  それでは、先ほど、その都度何かがあったときには記者会見しているんだ、調査する必要があれば調査するんだというふうなお答えでしたけれども、この大蔵検査時における接待の総額は幾らでしたか。お調べになったと思うので答えてください。
○保坂委員 それでは、法務省刑事局長に伺いたいのです。  これは民間、例えば海の家の問題とかでも、要するに日がわりメニューでそれこそ逮捕されているわけです。それでは、中央省庁の最も金融・証券の元締めであるところの大蔵省、今のお話だと大体見積もってお返しすると。お返しするとこれは...全文を見る
○保坂委員 一昨日も伺いましたが、大蔵省では紀律保持委員会をつくられているんですね。紀律保持委員会をつくられて、その責任者は、ことし前半、涌井官房長だったわけですね。この涌井官房長が泉井被告から絵を贈られた。そして、今まさにおっしゃったとおりお返しになったこの問題なんですけれども...全文を見る
○保坂委員 といいますと、平成七年十月に絵画を贈られた、そして大体一年たって返したということですね。違っていたら後で訂正してください。  そうすると、平成七年三月十三日に中島・田谷問題で訓告が出ていますね。そして平成七年三月十七日には武村大蔵大臣が訓令を出して紀律保持委員会をつ...全文を見る
○保坂委員 処分をされて一カ月ほどして絵を受け取ったということで確認できるんですね。  そうすると、その綱紀粛正というのは本当に意味があるんですか。その方が紀律保持委員会の責任者でしょう。何か紀律保持委員会の中でこれをやったんですか、調査あるいは議論。答えてください。
○保坂委員 時間が本当に短いので、もっともっと聞きたいのですけれども。  法務大臣に伺いたいのですけれども、今回の商法改正で、総会屋あるいは組織暴力あるいは企業の腐敗、こういったものを正していくんだということと関連して、これまでの大蔵省に対する幾多の疑念、そして強い疑問を示した...全文を見る
○保坂委員 それでは、威迫という概念について、この法改正で非常に気になっているのでお聞きをしたいのですけれども、威迫という概念、これは極めて言葉上からもなかなかあいまいな響きがある、脅迫まではいかないけれども威迫だ。具体的にこの威迫というのをどのような規定で考えておられるのか。 ...全文を見る
○保坂委員 それでは、時間が迫りましたので、もう一回先ほどの大蔵省に戻りますけれども、いろいろ疑念は挙げましたけれども、今後、きょうから情報公開に努めて、広く国民に不信の念一つでもないように、すべて公開をしていく、調査をしたら調査報告をつくって国民だれもが見れるという姿勢に転換さ...全文を見る
○保坂委員 全然理解できませんね。情報公開の時代で、そして、そんな記者会見したって、いる記者はわずかなわけです。新聞記事というのは、ほんの一握りなわけですからね。  そういうことで、本当に社会的にルールを新しくつくろうというこの法案の審査中に、やはり、少なくても、消極的でありま...全文を見る
11月19日第141回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○保坂委員 私、社会民主党の保坂展人でございます。  四月二十二日に当委員会におきまして、実は対人地雷の禁止条約について、当時の池田外務大臣に御質問をさせていただきました。今回小渕外務大臣が、政府の中にあったさまざまな慎重論、難しいのではないかという議論を乗り越えてこの条約の署...全文を見る
○保坂委員 今大臣が、それこそ世界の世論、あるいはこの条約はNGO、民間団体の力が非常に大きかったわけですけれども、そういった方向にいい決断をされていただいたと思います。  アメリカとの問題に絡んでのことなのですけれども、アメリカと日本は離れておりますが、日米安保ということで在...全文を見る
○保坂委員 小渕外務大臣に伺いたいのですが、日本は、この問題についてイニシアチブを世界から求められてきた。余り十分ではない形でしたけれども、この局面で非常にいい役割を果たしつつあると思うのですね。  この点に絡めますと、地雷禁止というのは、これ全部使うのをやめよう、生産もしない...全文を見る
○保坂委員 それでは、防衛庁に伺いたいのです。  例えば、この条約に日本が署名して、手続に入っていく、そして条約が発効した後に、在日米軍から対人地雷を輸送してくれというふうな依頼があった場合には、どうされますでしょうか。
○保坂委員 それで、先ほど議論のあった海上ヘリポートの問題、私の方からも少しお聞きしたいと思うのですけれども、実は六十三年の防衛白書に、NLP、夜間発着訓練でしょうか、これは主に厚木基地で訓練が行われていて、私もその近辺に住んでおりましたけれども、大変、夜眠れないという騒音被害が...全文を見る
○保坂委員 時間がもうなくなってきたので、簡潔にもう一度お答えいただきたいのですが、まず一点は実例はあるのかどうかということですね。  それから、コストが陸上飛行場に比べてうんと高くなるということについては変わらないのですね。コスト計算については、じゃ、どういうふうにクリアされ...全文を見る
○保坂委員 正確に言いますと、千五百掛ける六百という規模の実例があるかどうか、これをはっきり答えてください。  それからもう一つは、A案とB案ありますね、埋め立てではなくて。報告にもそのそれぞれの企画が出ているわけですから、それぞれの試算で幾らになるのですか。これは答えられるで...全文を見る
○保坂委員 あと一点だけ。  建造、そして維持、保守にかかる予算はどこから出されるのでしょうか。もう一回お願いします、防衛庁の方。要するに、つくりますね、そして維持し、保守するという総枠の予算はどちらから出される予定ですか。
○保坂委員 日本は島国ですから、海洋にあるスペースをつくるというのは夢の技術だと思います。しかし、それが軍事的につくられるということ自体に、これは民生用になかなか転換しないという問題も内に含んでいると思います。それで、こういった実例がない巨大な技術の場合に、やはり試行錯誤で、やっ...全文を見る
○保坂委員 いろいろ積み残しがありますが、時間のようなので、これでおしまいにします。ありがとうございました。
11月19日第141回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  本日は、委員長のお許しも得まして、実は私の知人で、長らく心理カウンセラーをされている三沢直子さんという方がいらっしゃるのですが、その方が、ちょうど一九八一年、今から十六年前でしょうか、小学校六年生、東京の子供ですけれども、一クラス分、家...全文を見る
○保坂委員 それでは、いつもお答えいただいているのですが、初中局長に、これはもうそのものの肉声で、どう思われたか。
○保坂委員 子供は生まれてきたときには環境を選べないわけで、恐らく、今小学校六年生、クラスもなかなか難しいというふうに言われています。学校の先生によってはもうまとめ切れない、授業を聞いている子もほとんどいなくなってしまうぐらいに荒れているクラスも出てきている。その中で、私、この絵...全文を見る
○保坂委員 実は今、産婦人科に行きますと、無料でどうぞということで、あなたのお子さんが英才児になるにはというような本をもらえるのですね。そういうところが多いのです。それをめくっていくと、やはり業者の英才児教室やあるいは通販のそういったセットを買うような営業につながっているわけなん...全文を見る
○保坂委員 どうもありがとうございました。ぜひ今の御決意と、そして本当にしなやかな連携で、子供第一の立場に立って新しい取り組みを進めていきたいものだと思います。  御質問を続けさせていただきますけれども、民間が主体になって、そして教育委員会だとかあるいは児童相談所だとか、いわゆ...全文を見る
○保坂委員 それでは、次の点に移りたいと思いますが、先ほどの教育課程審のいろいろな発表されたものの中で、ホームルームあるいは生徒会、児童会ですか、これに触れている部分があります。  要するに、日本の子供は自分の意見を言わないわけですね。君の意見はと言うと黙ってしまう。国際交流な...全文を見る
○保坂委員 前半で見ていただいた絵なんですけれども、これは多分、今日本の小学生、中学生が、個々、例えばA君、B君がいわゆる問題児なんだという問題ではなくて、時代そのもの、子供たちの生活基盤や日常基盤そのものがもう大きく変わったということを示したものだと思うのですね。そういう中で、...全文を見る
○保坂委員 もう時間が来てしまったのですが、教育課程審の中で、少なくとも個性化だとか自由な討論ということがせっかく出てきたわけですから、そこのところはもう一個、ブレーキというのですかね、障壁になっているものを外していただきたいのです。  最後に、いわゆる学習指導要領からは実験的...全文を見る
○保坂委員 それでは、内申書を使わない研究実験校もぜひやっていただきたいし、地方からもそういう声を上げていただきたいと思います。  私の質問、これで終わります。
11月27日第141回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  本日議題の裁判官及び検察官の報酬並びに俸給の引き上げに関する議題については、人事院勧告の完全実施を強く求めたいということを要望いたしまして、本日は、国籍法に絡んだ点について伺いたいと思います。  実は、十月十七日に最高裁でこのような判...全文を見る
○保坂委員 これはちょっとややこしい話なのですけれども、このお子さん自身が平成四年の九月十五日に生まれているわけですよね。ですから、事前には胎児認知ということができなかった。それでその後に、十一月に協議離婚されて、今度、十二月十八日から親子関係不存在確認調停の申し立てが始まるわけ...全文を見る
○保坂委員 それは、だめだとも言えないということですね。
○保坂委員 今回の最高裁判決は、胎児認知ができる子供と、そして事情によってできない子供。子供は親を選べないし、どういう形での出生を子供自身選択できない。これは当たり前のことですけれども。そうなると、やはり最高裁判決では、著しい差異は生じないというふうにしているわけですね。ですから...全文を見る
○保坂委員 お答えいただいてないのですけれども。  国籍法、これを改正するには大変手続が必要でしょう、議論も必要でしょう。しかし、どんどん子供は生まれてくるわけで、今回のケースと同じように生まれてくる子供も、ことしも来年もいるかもしれない。その場合にどう取り扱っていくのかという...全文を見る
○保坂委員 なかなか苦渋に満ちた御答弁で、やはり法務行政が今大きく転換しなければならないということを最高裁判決は示していると思うのですね。  これは、平成七年一月の、有名になったケースですが、アンデレ君の判決がございました。この場合には、日本人男性とフィリピン人の女性の間に生ま...全文を見る
○保坂委員 時間が参りましたので、最後にいたします。  これはぜひ法務大臣に伺いたいことなのですけれども、こうして最高裁が、こういった難しいケースについて、やはり生まれてくる子供に罪はないということで判決を出しているわけですね。判決が出たことを周知するのが法務省の役割ではないは...全文を見る
○保坂委員 ありがとうございました。  国籍法改正に向けて、やはりこれは基本的なルールを変えるべき時期が来ていると思います。ぜひ目指していただきたいと思います。  二番目の点につきましては、もし民法改正がおくれるのであれば、事実上差別状態になっている非嫡出子差別ですね、これに...全文を見る
11月28日第141回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○保坂委員 私も時間が短いので、社民党の保坂でございます、簡潔にお願いしたいと思います。  まず、証人の文芸春秋の手記の中に、当時、大蔵省の主計局総務課長だった田谷廣明氏と宴席で仙台の防潮堤の話をしたら、よい話だ、担当に話をしておくと答えて、例年の倍の予算がついた、こういうふう...全文を見る
○保坂委員 場所、日時が違うというのはどういうことでしょうか。
○保坂委員 いつですか、場所と時間。
○保坂委員 たびたび田谷氏は接待を受けていたようですが、こうした大蔵官僚の接待、これは大体、料亭で一人当たり接待するというのは幾らぐらいの費用が諸経費込みでかかるものなのでしょうか。一人当たりをお答えください。
○保坂委員 九月七日付の毎日新聞には、同じ防潮堤の件で、証人が、地元大物議員に口ききを頼んだ上で親しい大蔵省幹部に電話を入れた、そうしたら、電話を受けたその幹部の方が、なぜ最初から僕に頼まなかったのというふうに言って、その方はすぐに部下に電話を入れ、そして、その予定の景気対策の予...全文を見る
○保坂委員 これは、大蔵省の方に、この記事では、電話を入れて、電話を受けた大蔵省の方が、自分の部下に、なぜ自分に最初に話をしなかったのですかと言って部下に電話を入れたら、景気対策の予算がついたとあるのですが、これは事実ですか。
○保坂委員 そうすると、この電話を入れた大蔵省の方はだれですか。
○保坂委員 田谷さんには、大体何度ぐらい接待されていましたか。
○保坂委員 では、委員長のお許しを得て、こちらの備忘録の方なんですが、証人にちょっと一部お示しいただきたいと思います。
○保坂委員 まず、表紙をコピーしてあるのですが、一枚めくっていただきたいと思います。これは間違いないですね。
○保坂委員 そこでなんですが、中ほどのちょっと下のところを見てほしいのですが、「仙台防潮堤」とあって、私の手元に入った段階では、ここの仙台防潮堤の上のところはずっと黒く何カ所もつぶされているのですが、何かここで思い出される記憶ございますか。何が書かれていたんでしょうか。
○保坂委員 いきなり、この短い時間で出されて、全部ここで思い出して言えといっても難しいかと思うので、じっくり、これは全部で何枚かありますので、黒くつぶされている部分、九枚ほどありますので、これを後ほど私に文書で、抜けているところをお示し願えますか。(発言する者あり)委員会で結構で...全文を見る
○保坂委員 要するに、これは証人のものに間違いないとおっしゃいました。ですから、当然記憶もあるはずです。ところが、マジックで消されている部分があります。そこに該当する箇所を思い出して、あるいは原本と照合して、何が書かれていたのかを提出していただけますかということです。
○保坂委員 この委員会に出してください。
○保坂委員 速やかに。
○保坂委員 では、こういうふうに御返事されているので、確認していただけますか。
○保坂委員 では次に、証人は、平成七年十月、涌井官房長が再婚したのを聞いて、ピカソのデッサンをお贈りになったと書かれているのだけれども、これは事実ですか。
○保坂委員 そうすると、ピカソのものであることは間違いありませんか。ピカソのものは大変高いという、私ども調べたんですが、二十万程度では買えないということになっているんですが、どうですか。
○保坂委員 十月二十七日の宅配便で、約一年後に官房長から返送されたと。証人の手元にその絵はございますか。
○保坂委員 参考のために、当委員会に提出していただけますか。一時、どういう絵だったかということを見るために。
○保坂委員 では最後に、証人の弁護士の木下弁護士は三塚さんの顧問弁護もされているということを聞いたんですが、それは御存じありますか、三塚博さんの。
○保坂委員 委員会に一時見せていただければ。
○保坂委員 では、これで終わります。