保坂展人

ほさかのぶと



当選回数回

保坂展人の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第154回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  まず冒頭、お二人の大臣に伺いたい。  まず、竹中大臣に伺いたいと思うんですが、一月一日に日本にいないと、住民税が請求されずに、払わなくてもいい、毎年暮れに住民票を海外に移して、つまり一月一日海外にいれば、合法的に節税になるという御意見...全文を見る
○保坂委員 きょうこれから経済財政諮問会議に出席されるということで冒頭ということでしたけれども、九二年にアメリカに住民票を移されて、そして九四年六月にはまた藤沢に戻されて、同じ年にまた十月にアメリカに戻されて、そして九五年五月にはまた藤沢、そして九五年の十一月にアメリカ。一月一日...全文を見る
○保坂委員 これは、この厳しい状況の中でいかに国民は苦しんでいるのか。今から経済財政諮問会議に行かれるわけですから、みずからの胸に手を当てて、大臣の資質があるかどうか、しっかり問い返していただきたい。  続いて、武部大臣に伺います。  BSE問題で、閉会中審査のときに伺いまし...全文を見る
○保坂委員 これは重大な答弁なんですね。ちょっと長くて、最後のところはちゃんと明快におっしゃっていないんですけれども、魚粉の工場に立ち入って調べたら、動物由来たんぱくの反応が出たということですよね。ある程度、全部じゃない。ある割合で、二割ぐらいですか、二十カ所ですか。今おっしゃっ...全文を見る
○保坂委員 武部大臣、これはもう約束していただきたいんですけれども、大変な問題、これでずっと尾を引いて、大変な被害が広がっているでしょう、今、御存じのとおり。何があるのか、しっかりデータを出してほしいんですよ。この工場で実際にPCRとエライザと顕微鏡で検査したと今言っていますよね...全文を見る
○保坂委員 これは、業者にとってもちろん深刻なことはわかりますよ。しかし、生産農家や流通、そして飲食関係や一般消費者、みんな大変なわけです。ですから、このデータについてはしっかり出すということを、そういう姿勢を少し示されたと思いますが、委員長、これはぜひ委員会として求めてください...全文を見る
○保坂委員 それでは、外務省問題に移りたいと思います。  まず、今回、辻元清美議員から、一昨日でしょうか、鈴木宗男衆議院議員の外遊というか、ロシア中心ですけれども、外務省のラスプーチンと言われる佐藤主任分析官、これは、では官房長に伺いますが、この人と鈴木議員というのはどんな関係...全文を見る
○保坂委員 前回の辻元議員の質問に対して、これは外務省として鈴木議員に頼んで行ってもらった、こういう答弁をされているんですね。したがって同行は公務であり、費用は公費だったと、佐藤さんの方ですね、そういうふうに答弁されていますよね。これは幾らぐらいだったんですか。では、鈴木さんの方...全文を見る
○保坂委員 たくさんいろいろ行かれているんですが、アフリカ関係に大変頻繁に行かれているんですよね。平成十二年にモザンビークに行かれているようなんですが、このときにはケニアの大統領などとお会いになったというようなことは、これは政府特使として行かれているようですけれども、どうでしょう...全文を見る
○保坂委員 それで、外務大臣に、お疲れでしょうけれども、伺わなければいけないと思うんですね。  外務省改革の骨太方針、私は、これは太い骨にはちょっと思えないんですけれども、非常にまだまだしっかりした骨太と言えるものじゃないというふうには思いますけれども、しかし問題意識はうかがえ...全文を見る
○保坂委員 それ自体は大変いいことなんですよね。  それで、この透明性のところにはなお具体的に踏み込んでいまして、これは、やはりODAというのはお手盛りじゃいかぬ、そういう問題意識なんですよね、外部の人を登用するというのも。外部の方の参加により透明性をいろいろ高めていく仕組みの...全文を見る
○保坂委員 簡潔に答弁をお願いしたいのですが。  それでは、これは、川口大臣のそういう思いだということですね、今の答弁だと。  それで、私、きょう、ケニアのソンドゥ・ミリウ水力発電所の問題についてきちっとこれは聞いておきたいのですけれども、現地ケニア大使館はNGOの声に耳を傾...全文を見る
○保坂委員 現地の大使館は、九八年にケニア現地のNGOが調査を始めて、九九年三月以降何度も大使館を訪ねているが、門前払いを食った、まともに話は聞いてもらえなかった、受付で拒否されてしまった、こういうふうに聞いています。ちゃんと話を聞いてきたのですか、その時期、九八年、九九年。
○保坂委員 去年の六月に外務委員会でこの点を質問したのですが、外務省からそのときにもらったケニアのケニア・タイムスというのですか、その新聞記事を見ると、青木大使は、政治家とNGOによる敵対的な活動によってソンドゥ・ミリウ事業は危機に瀕している、アフリカ・ウォーター・ネットワークの...全文を見る
○保坂委員 大使館が何をやっているかというのは本当に大問題なんですよね。こういうことで、回答も延々来ないのに、こういう本当にお茶を濁すようなことをやってきているわけなんです。  この大事業、第一次円借款は動いて、そして、もうはるか以前に第二次が、これは交換公文が締結されるはずだ...全文を見る
○保坂委員 これは、ちょっとやそっと、とまったという話じゃないんですよ。交換公文が締結されないで、これは百億ですよ、第二次。百億円近くかけて第一次でつくっちゃったわけですよ、途中まで。とまったら、それこそ大笑いですよ。  借金はみんなケニアがかぶるといったって、ケニアの債務総額...全文を見る
○保坂委員 これはケニアも多いんですけれども、九八年の外務省の資料で、日本の重債務貧困国に対する公的債権の残高、大変これはアフリカが多いんですね。ODA債権が一兆四百億円、非ODA債権が千四百億円。そのうち、中近東・アフリカ諸国のODAが五千五百億、非ODAが千二百億で、これは五...全文を見る
○保坂委員 川口大臣にもう一回伺いますけれども、聖域なき構造改革、まあ最近は余り聞きませんけれども、そう言って小泉内閣が発足したわけですよね。そして、道路公団問題でさんざん見せ場をつくってやりましたよ、それは道路公団改革と言って。ODAの問題だって同じ質の問題を含んでいるじゃない...全文を見る
○保坂委員 不良債権処理の問題というのは、本当にあらゆるところでメスを入れて見なきゃいけないんですね。焦げついてしまったり延滞するようなことになって、そして全体としてダウンしちゃったら、これは戻ってこないわけですから、そういうことも含めて、これはぜひ今後論議していきたいと思います...全文を見る
○保坂委員 これは、ではもう一回大臣、今の一問目も含めてお聞きしたいんですが、財投から転換して自主運用へ、こうなったわけですね。  我々、三年ほど前、年金福祉事業団のいわゆる年金運用の失敗と焦げつきについて厳しく批判してきたんですね、これはだれが責任とるんですかと。そうしたら、...全文を見る
○保坂委員 この年金積立金というのは、もう世界でないわけですね、こんな積み立てられている国が。だから、もっと国民は本来なら安心して、政府はこれだけの期間年金は出せますよと、年金安定支給宣言でもやってほしいと思いますよ、私は。  しかし、年金局長と当時から議論をしていても、じゃ、...全文を見る
○保坂委員 財務大臣に伺いたいんですが、今坂口大臣が期せずして、私ずっと聞いているんですよ、これ。余りにも巨大な年金ファンドというのは、これは四十兆近くですよね、そのままいけば。四十兆近くやりますと言ったって、日本のマーケットの規模から見ても、これは余りにも巨大過ぎてどうしようも...全文を見る
○保坂委員 これは、年金積立金というのは国民から預かっているお金なんです。預かっているお金なんですよ。だから、それは国が、政府がしっかり預かってくれているということを信頼してこその将来設計があるわけですよね。  また、そういう年金の積立金の中で、グリーンピア問題も発生しています...全文を見る
○保坂委員 福田官房長官に伺います。  これは……(坂口国務大臣「ちょっと数字が違っている。ごめんなさい」と呼ぶ)はい、どうぞ。違うの。
○保坂委員 ちょっとまた数字がおかしいんですけれども、もう時間がないので、今、官房長官に聞きかけたので。  要するに、年金の積立金の相当部分が株式市場も含めた運用ということで、不安も出てきているわけです。  それから、こういった施設の赤字というのも、聞いてみてびっくりするんで...全文を見る
○保坂委員 社会保険庁が年金の積立金というのをいろいろ扱って、これは右肩上がりの時代だったらよかったんですよね。まさに、今、このデフレ時代で、いわば苦戦しているわけです、国民のこの積立金をどうやって保持するか。やはりこれまでのことを全部見直していただきたいわけ。  例えば、成人...全文を見る
○保坂委員 それで、前倒しして改革するというのはいいのですよ。  ただ、グリーンピアなんてあんな巨大なものを、一個だけ売却の話が済んだみたいでそれはよかったと思いますけれども、しかし、今自治体も国同様大きな大きな債務に大変圧迫されているわけですよ。だから、自治体に売るなんていっ...全文を見る
○保坂委員 年金積立金がしっかりと、もう一銭も漏らさず国が、政府がこれをしっかりやるという決意と情報公開がなければ、年金の不安というのはおさまりませんよ。それをしっかりやって、年金についてビジョンをしっかり示すという前提でそれをやっていただきたいということを求めて、私の質問を終わ...全文を見る
02月20日第154回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  一番手の自民党の浅野議員からの質問にもあった、これはNGOが問題提起をしたケニアのソンドゥ・ミリウ水力発電所事業について伺います。  調査段階も含めると、これは巨額なプロジェクトですね、百八十億円を超えています。そして、有償ですから、これ...全文を見る
○保坂委員 もう一回繰り返しますが、ケニアの側からそんな話はなかったとインタビューに答えているんじゃないですか、まさに官房副長官として公式に会ったときに。逆じゃないですか、さっきの答弁は。ケニアの側からもあったんでしょう、その話が。矛盾するじゃないですか。
○保坂委員 全く、その矛盾を指摘した質問に答えていないんですね。  このジャーナリストに対するインタビューでは、ケニアからそんな話はなかったと言っている。しかし、今のお話では、ケニアから出たときには、そういう、外務省の言うとおりやったと言っている。ここは、真実、これ以上やっても...全文を見る
○保坂委員 鈴木議員がケニアに副官房長官として行ったのは九九年なんですね。その年も五十万円の献金が入っていますね。翌年も入っている。これは指摘をしておきたいと思います。  そこで、ODAの、先ほどの同僚議員からの質問にもありましたけれども、巨額な資金が動くわけですね。これは国民...全文を見る
○保坂委員 これについては、借款契約の根回しを行ったところ、鈴木議員はノーだったと。そして、これについて、これは交換公文のときに話を聞いておらぬ、こういうふうに言ったという話なんですが、この鈴木議員の、今、鴻池組の話をしましたよね。あらゆるところのODAの、自民党の委員長代理だっ...全文を見る
○保坂委員 そうすると、先ほどもスズキホールの話を、個人の寄附といいながら外務省に預けたりということが答弁の中でありましたよね。これは今聞いていません。  この間、問題になっている、例えば佐藤主任分析官、鈴木議員と海外に同行しております、何回も。この同行をしている際に、出張費を...全文を見る
○保坂委員 今回、田中外務大臣が突然に更迭された。そして、この一連の事態の中で、NGO、そのピースウィンズ・ジャパンというのは結局排除されたわけで、田中外務大臣の指示のもとにまた戻ったわけです。そして、一連の展開の中で、外務大臣も更迭され、鈴木議員も議運の委員長をやめ、そして事務...全文を見る
○保坂委員 それなら、今NGOの存在も大事だ、そして田中外務大臣は、NGOをしっかりそこに参加させろということで、そこは正しい指示をしたわけです。なのに更迭をされるということに対して、鈴木議員はどういうふうに受けとめたんですか。
○保坂委員 それでは、ピースウィンズ・ジャパンが参加できなかったということについては、これはどういうふうに評価したんですか。そのことについて外務省の幹部と意見交換をしたり、そしてその後も意見交換をしてきたわけでしょう。このことについてははっきり答えてください。
○保坂委員 これでは、大西さんの言っていることと全く違うんですね。要するに、重家局長から電話がかかってきて、鈴木議員が大変怒っている、朝日新聞の記事を見て、とんでもない、こういう言い分と全く正反対、違うし、真相は明らかにならないんで、証人喚問を要求します。  鈴木議員にまずそう...全文を見る
○保坂委員 そういうのを間接話法というんじゃないですか。外務省を使って、自分がこういうふうに言っているということを伝えただけなんで、これはもう絶対に納得できません。  終わります。
02月21日第154回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きのうの参考人質疑におきまして、これは外務省の佐藤主任分析官について、田中眞紀子元外務大臣からお話がございました。ロシアの、国際情報局にいる方、何とその方に、一月二十九日、更迭された日に、その期に及んで、鈴木先生の許可がないとさわれないんで...全文を見る
○保坂委員 もう本当に一問だけですから、明快に答えていただきたいんですよ。  きのうは、一月二十九日、そしてこの方については鈴木先生の許可がないとだめなんだ、こういうふうに言ったというふうに田中元大臣は証言されているんですね。これを言ったのかどうか、それだけですよ、官房長。
○保坂委員 何らかの形で御説明をした方がいいということは、結局、鈴木議員のオーケーをとらなければいけない、そういう意味ですね。確認します。
○保坂委員 これは聞いていると、鈴木先生の許可というのは今もなお必要なのかという気がしてくるんですね。きのうの答弁をずっと聞いていても、外務省とそして鈴木議員は運命共同体なのか。外務省じゃなくて宗男省、こうなっているんじゃないか。  今なお必要なんですか。そういう呪縛はばっちり...全文を見る
○保坂委員 まだまだ呪縛が解けていないと思いますが、きょうは、ケニアのソンドゥ・ミリウのダムについて、中身に入りながら、時間がありませんので端的に答弁願いたいんです。  まず西田局長に伺いたいんですが、このケニアの案件、実際に事前通報をしてから着工までに時間がかかっているわけな...全文を見る
○保坂委員 資料の方を配っていただきたいんですが、では、再度西田局長に伺います。  やはりこのODAの問題については、大変金額の点、どのように各社それぞれ分担をして工事をされるのか、情報の公開がありません。特に二期工事分については金額等も定かではないんですが、ここについてやはり...全文を見る
○保坂委員 今お配りしたのは、国際協力銀行、JBICの資料で、きょうも参考人で副総裁来ていただいていますけれども、これでまずお聞きをしたいのは、これは発電の予定が二〇〇〇年三月だった。これは二〇〇〇年のたしか十月には第二期の工事をしなければいけなくて、かなりこれはおくれていますよ...全文を見る
○保坂委員 今度は西田局長に伺いますが、この段階では六十億なんですけれども、私ども調べると、第二期工事は百五億なんですね。四十億ふえている。どうしてふえているんですか。端的に答えてください。
○保坂委員 JBICの方にもう一度伺いますけれども、第一期工事の六十九億というのは、もうこれは確定された額で、このとおりなんですね、第一期工事は。ところが、第二期工事については、一期工事の追加分で二十億円、鴻池組というのが入っているんじゃないですか、このお配りした表にはないですが...全文を見る
○保坂委員 これはもう一回、じゃ局長に聞きますけれども、ケニアの国内の経済状態も余りよくないですね、現在。そして、おっしゃっているように延滞の危険もあるわけです。あるいはやはり削減を求めてくるかもしれないという懸念もある。私は、こういう有償援助、二国間援助というのは、もうほとんど...全文を見る
○保坂委員 時間稼ぎしないでくださいよ。  局長、二期工事の入札は、突っ走ってやっちゃったわけです。鈴木宗男さんが八月に行って、九月には事前通報しちゃったわけですよ。しちゃったら、これは本当は所定の手続が進むだろうということで、入札を終わっているわけですね。終わって、現在どうい...全文を見る
○保坂委員 じゃ外務大臣にもう本当に端的に伺いますが、この資料の二ページ目を見ると、合算すると六十億なんですよね。ただ、今皆さん方、JBIC、それから外務省の担当の皆さんの中で検討している数字は百五億なんですよ。それをこういう答弁ですり抜けて、しかも重債務国ですよ。これは本当にケ...全文を見る
○保坂委員 今の川口外務大臣の答弁は、やはり、役人の皆さんにあるいは国際協力銀行に任せているんだからそういう資料は出す必要がない、そういう答弁なんですよ。  私が資料として出しているのは、ここに第二期工事で六十億円とありますよね。ところが、本当に今動いているのは、第一期の追加分...全文を見る
○保坂委員 官房長官、お話しして、財務大臣にも伺いますけれども、今、ODAの問題というのは、これはなるべくいい事業で、相手国にも喜んでもらって、国民の大切な税金でそれこそ補てんするかもしれない危険を含んでいるわけですから、これは不良債権問題でもそうですよね、しっかり審査しなきゃい...全文を見る
○保坂委員 この調査は、政治献金の調査という小さな問題じゃないんです。やはり大事業ですから、これは六十億円なのか百五億円なのか、えらい違いですよね。そういうことについてもちゃんと明かしていただきたい。そういうことを要請いたします。  そして最後に、もう一度JBICの方に伺います...全文を見る
○保坂委員 もう一度官房長官に伺いますが、これは鈴木官房副長官が、当時のモイ大統領、ゴダナ外務大臣に会って、そしてケニアはやはり削減を求めないということを確認したんですね。応答要領も外務省の方でつくったというふうに言っていますよ。  削減を求めない、それなら日本はこれについて第...全文を見る
○保坂委員 本当に、こういう大き過ぎる計画がいろいろな意味で不透明、全く我々国会議員に資料も出てこないんですね。今の資料だって、恐らく初めて見る方も多いと思いますよ。そういうことをきっちり審査して議論しなければ、ODA改革なんてできない。  ですから、ぜひそこはODA全体の体質...全文を見る
03月05日第154回国会 衆議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  きのうの外務省の報告、大変厚いんですが、主に三種類ございました。コンゴの問題、北方四島の問題、そして最後にケニアの問題と。私は、ケニアのODAについて質問してまいりましたので、このケニアのODAについては随分、これは真っ白である、他の二...全文を見る
○保坂委員 ユネスコの選挙のためにODAの事業などをつける、やりますよという方向で工作するというのはいかがなものかなというふうに思いますけれども、中身に入っていきたいと思います。  実は、この報告書の中で、JBIC、国際協力銀行の資料が載っております。外務省に伺いますが、この報...全文を見る
○保坂委員 ここは大変重要なところなんです。政府の勉強会というのは、ソンドゥ・ミリウに対してこれをどのようにするのか、これを審査し判断していく席で配られた資料。その内訳が、きのう外務省が発表した八ページに書いてあります。  これは、放水などの工事で、鴻池、大成建設三十九億円、あ...全文を見る
○保坂委員 次に聞こうとしたことを答えてしまったんですが、これは大事なんです。政府の勉強会で出されたのが四種類の工事で八十億なんですね。そのうち、ケニアの負担分もありますから、通常八五%と言われていますよね。八十億の八五%であれば六十八億とかそのくらいでしょう。それがこのケニア・...全文を見る
○保坂委員 お認めいただいたわけですけれども、これは、この資料二の下の部分に、私、鴻池組に確認をしてまいりましたけれども、第一次の契約というのは七十二億円で契約をしたと。したがって、1—1と書いている四十九億と、その二期工事の1—1、二つあるんですよね、ややこしいんですが。第一次...全文を見る
○保坂委員 時間が限られていますので、私が調べたところ、当時の海外経済協力基金、九九年七月、鈴木官房副長官が行かれる直前ですが、飯島聡さんという方が、一期工事は土木工事であります、二期工事は、その土台の上に発電所や変電所をつくる、そういう工事だというふうにきっちり区分けをしている...全文を見る
○保坂委員 今の説明も初めて、何回も聞いているんですが、初めて聞きました。きちっとわかるように資料を提出していただくように、委員長に要請いたします。
○保坂委員 続けて聞きますけれども、きのうの調査報告書の中で、つまり第二期工事の入札に応札をした企業の名前が発表されました。私が不思議に思ったのは、この土木工事の二期、環境案件に指定された、つまり継続分だけ鴻池と大成建設、二社とも鈴木議員にも献金がある企業でございますが、全く競争...全文を見る
○保坂委員 公開入札で二社しか出てこないわけですから、それに決まるわけであります。こんないいかげんなこと、あるいは先ほど局長は全く答えていませんけれども、六十八億円と百五億円の差というのは大きいんです。どのように積み上がってきたのか、説明責任があると思いますので、それはきちっと出...全文を見る
○保坂委員 私は、外務省はムネオ省じゃないかと前回聞いたんですね。大分、脱ムネオ省の動きが進んで、これはよくないことだというふうに言っているじゃないですか、この報告書でも。鈴木議員の意向が突出した形で重視され、同議員の意向を推しはかり、無視し得ないものと、実現する方向に動かざるを...全文を見る
○保坂委員 全くかみ合わないですね、やりとりが。  これは、鴻池組がタンザニアにおいても、九〇年代だけで六件の無償供与、そして大変積極的に事業をされている。私たちは、ケニアの問題にももちろん注意と関心を払ってきました、人権上の問題が多々ありますので。しかし、やはりどこかで、ほう...全文を見る
○保坂委員 ちょっとはっきりしないですね。  小泉総理大臣、外務省が中心になってこれを調べた。今お聞きのように、経済協力局自身が自分のしたことを自分で調べているんですよ、これは。そういう調査はやはり深くない、広がらないということについて今多々指摘をしましたが、この自分で自分を調...全文を見る
○保坂委員 そうすると、外務省の変革とか改革という、川口大臣の言っていることが全部崩れちゃいますよ。外部からしっかりメスを入れたり評価しなければ、例えばこのソンドゥ・ミリウだって、NGOの問題に端を発したこの間のいろいろな議論がありますよ。NGOの議論なんて聞いたんですか。聞いて...全文を見る
○保坂委員 NGOの問題をこれだけ言われて、そしてまだおわかりじゃないのかなと思います。  時間がありません、小町官房長に伺います。官房長でいらっしゃるうちに一言お聞きしたいと思います。  二月二十一日に、佐藤分析官の異動については、鈴木議員との関係があって説明が必要と田中大...全文を見る
○保坂委員 川口大臣、どうも、改革の表紙はついているけれども、末端に行くと、個別具体的になると全部だめじゃないですか、これ。その佐藤分析官の、例えば鈴木議員と同行した旅費だって六百九十四万円かかっているだとか、さまざまなことが指摘されているんですよ。都合が悪いことは項目に含まない...全文を見る
○保坂委員 国会で出たじゃないですか。大臣、お願いします。
○保坂委員 全く調査不十分で、とても採決などできる環境じゃない。徹底的に審議を求めます。  終わります。
03月13日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  西田経済協力局長はもう来ていますか、お聞きをしたいと思いますけれども、例の外務省の調査報告書、こちらの、ケニアのソンドゥ・ミリウ、これは読んで大変疑問を深くいたしました。  まず伺いますが、一番頭のところに、「鈴木議員の意向が突出した...全文を見る
○保坂委員 手がたい答弁なんですけれども、もう一問行きます。  西田局長、証人喚問には、これは偽証罪の適用などの可能性、危険性があって、国会答弁も慎重にならざるを得ないわけです。ところが、この決算行政監視委員会、外務省は何をやっているかということをきちっと答弁してもらわなきゃい...全文を見る
○保坂委員 それでは、北野課長に伺います。  ぜひ真実をこの際明らかにしていただきたいというふうに思いますが、この鈴木議員が、今局長がおっしゃった自民党の経済協力特別委員長、委員長代理のときに、ODAの事業について、自分は聞いていない、この件について聞いていないと強く叱責された...全文を見る
○保坂委員 明快な答弁でしたね。  これは大変な問題ですよ。いろいろな事態が連日明らかになっていますけれども、これは、衛藤議員が委員長時代、鈴木議員が代理、このときに、円借款の根回しを行ったところ、衛藤委員長はわかりましたと了解をいただいたが、鈴木議員からは、こんな話は聞いてい...全文を見る
○保坂委員 この資料には最後に、これは、交換公文のことを聞いていない。つまり、各段階において鈴木チェックが必要だった。それを聞いていない、交換公文を。だから、円借款契約は急遽延期する、根回しをもう一回やり直す、こういうふうにあるんですよ。  調べてください、これは。局長、いかが...全文を見る
○保坂委員 外務大臣、新しい事実が出てきたら調査をすると予算委員会でおっしゃいましたよね。これは外務省に全部記録があるはずですから、調べてくださいよ、こういうやりとりがあったかどうか。大事なことですから。鈴木チェックを飛ばしたら急遽延期になるなんということがあったのかどうかですよ...全文を見る
○保坂委員 それでは、アフリカ審議官に伺いますが、参議院の予算委員会で、本日、ウガンダの件が出たようですね。これは九九年にウガンダに鈴木議員が行かれたときに、どういう手違いか、先方が出てこなかった。大統領も来なかったし、何か食事会も無礼があったということで鈴木議員が激怒をして、そ...全文を見る
○保坂委員 次の質問がありますから、いいです。  小田野さんに伺いますが、日本ないしアフリカ、ケニア、タンザニア、ほかの国で、鈴木議員と日本工営や鴻池組の関係者と食事をしたとか宴席を持ったとか、そういうところに参加されたこと、あるいは部下の方が参加した記録などはございますか。大...全文を見る
○保坂委員 招待されていたということは明らかにされました。来たかどうかについて、至急確認してください。答弁してください。  それともう一点、二つ聞きますから、いいですか、その確認してくださいということと、もう一点は、昨年、本院の外務委員会の視察がございました。鈴木議員は、与党筆...全文を見る
○保坂委員 北野課長にもう一度伺います。  その視察が終わってから、自由民主党の下村外務委員も参加をされていて、それを総括するような形で、外務委員会での、ソンドゥ・ミリウ計画がどういうものか、こういう議事録がございます。そこに、議事録の中に、この工事がおくれたので三十億円ほど余...全文を見る
○保坂委員 突然の質問じゃないですね。もう北野課長とは何回やりましたか。十回近く、かなり丁寧に、そしてどのような予算になっているかとやってきました。  それで、西田局長に伺います。  予算委員会で私が提出をいたしました表がございます。百五億円なのか、それともJBICの出した、...全文を見る
○保坂委員 これは委員長にお願いします。実は大変な問題を含んでいるんですね、これは。政府勉強会、ODAの案件を審査する勉強会で示されたJBICの資料では、この外務省の報告では八十億円なんですよ、総額。外務大臣も聞いてください。八十億円。そのうち八五%が円借款部分ですから、そうする...全文を見る
○保坂委員 委員長に要請したんです。予算委員会の答弁そのままされても、本当に時間がなくなっていくばかりなんですが。
○保坂委員 これは、今の答弁もおかしいんですよ。つまり、九九年に鈴木官房副長官が行ったときに提示した額が外務省の報告書にもあるんです。百五億円とあるんですよ。発言応答要領にもあるんです。翌年なんですよ、政府勉強会は。二〇〇〇年十月十六日と書いてあるんです。そこで八十億円、円借款供...全文を見る
○保坂委員 それでは、委員長に御判断いただく資料は私の方から出します。  そして、これはアフリカ審議官にもう一度伺いますが、鈴木議員が九二年に、これはケニアに選挙監視団で行かれたというときの行動の明細、日程表ですね。そして選挙監視団ですから報告書が存在するのではないかと思うので...全文を見る
○保坂委員 ぜひ委員長、今の資料要求も含めてお諮りいただいて、提出を、出す出すと言っていますから理事会で協議じゃないと思いますけれども、お出しいただいて、この問題、徹底的に掘り下げていきたいと思います。  終わります。
03月19日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  都市再生という、法律に都市再生という言葉が出てきているわけですけれども、都市に問題があるというのは論をまたないわけですが、扇大臣、どうでしょう、だれのための都市再生なんでしょうか、端的に。
○保坂委員 日本国民というのは、日本に住んでいる全部の人という意味なんでしょうか。私は、やはり都市に住んでいる住民ということが基本になろうかと思いますけれども。  それでは、国土交通省の方に伺いますが、今回の、例えば都市再生緊急整備地域、どういうイメージになっていくか。ポンチ絵...全文を見る
○保坂委員 今度は国土交通省に聞きますね。  この公共施設の概念の中に、道路、公園、広場、ありますね。その他政令で、例えば下水道、緑地、河川、こういうふうに盛られていますけれども、例えば下水道なども、それがあるということで公共施設に包含されるというものなんですかね。  必要要...全文を見る
○保坂委員 ちょっとそのところを詰めたいのですけれども、ポンチ絵を見ると、これだけでもちょっと足らないとは思うのですが、公園の絵などが出てきていますよね。今のお答えだと、公園ができる場合もあるけれども、必ずしも公園とは限らなくて、わかりやすいのは、道路という場合、当然道路はありま...全文を見る
○保坂委員 ちょっとその辺は答弁がずれちゃったですね。そういうことも議論したいんですが、私が聞いたのは、下水道ということが公共施設であるという、公園はない、道路と下水道だけというのでもオーケーかどうかというのを聞いた。ちょっとそれだけまず覚えておいてください。  次に、せっかく...全文を見る
○保坂委員 また話がずれちゃったんですが、要するに、公共施設であるということを位置づけるときに、公園、広場はわかりますね。ただ、下水道ということも、下水道が下にあるから公共施設であるというふうに今回は位置づけるんですかと、そう聞いているんです。それではお答えになっていないですよ、...全文を見る
○保坂委員 ちょっとゆっくりしゃべりますから、質問をよく聞いてお答えいただきたいと思います。  扇大臣にちょっと伺いたいんですけれども、これは大きな仕掛けになっていますね。小泉改革の目玉として、小泉総理大臣が都市再生本部長。本部長でやるとすれば、かなりの規模のことを想定、都市再...全文を見る
○保坂委員 続けて扇大臣に伺いますが、今回、ではこれをやろうということで、本部の方から指示があって、大臣のもとにおりてきますよね、案件が。その場合に大臣は、関係地方公共団体の声を聞いて、それに対して認定を三カ月以内に行うということが課せられています。この場合、これはだめよというこ...全文を見る
○保坂委員 これは、そのとおりぜひしていただきたいと思います。イエスと言うだけでしたら単なる通過儀礼に終わってしまいます。  そこで、この都市再生が小泉内閣の目玉ということで紹介されているのですけれども、これは民間事業者にこの事業を託していくということが今回可能になるわけですね...全文を見る
○保坂委員 それでは、都市再開発の関係に行きたいと思いますけれども、今回、この都市再生の方も大きな影響がありますが、割かし、私も東京・世田谷が地元なものですから、確かに狭隘で非常に立て込んだところが多いですよ。そして、再開発の話はあちこちにバブル時代にあって、また、今、とまってい...全文を見る
○保坂委員 では、国土交通省の方に伺いますが、例えば企業にもたくさんあって、十年前に、そごうといえば、それこそ民都機構も土地を買ったぐらいですから、押せ押せの拡大路線で、そして相当大規模なデパートということで各地に出店をしていましたよね。そういった企業が、そごうはありませんけれど...全文を見る
○保坂委員 ちょっと時間がなくなってきたので、本当はもっと議論したいのですけれども、例えば十年前のそごうが、出店をするというときに、ある程度公益性を主張できたかもしれない。しかし、出店そのものが、最終的には背任等で刑事訴追を受けるような事態、果たしてそういう開発が根拠あるものだっ...全文を見る
○保坂委員 委員長、ぜひ委員会としてこれを議論してほしいのですが、これはないぞというふうに私は思いますよね。だって、一兆五千億の政府保証ですよ。その政府の保証で銀行から金を借りて、いわば土地を買ってあげているわけですね。それは、まさに我々の、国民の税金で最後はどうするかという問題...全文を見る
○保坂委員 私が民間事業者の公益性というのをしつこく聞くのは、こういうことがあるんですよね。だって、民都機構から買ってもらったのでしょう。だけれども会社名を出してほしくないなどというのは、どういうことかと思うんですよね。  時間がないので伺います。一兆五千億、大変な金額ですよ。...全文を見る
○保坂委員 扇大臣、いかがですか。私の資料要求に対しては、支払い退職金については個人のプライバシーなので非公開というお答えを持ってこられたんですよ。しかし、一兆五千億の政府保証をつけて、これからもこれは動くわけですから、これはやはり情報公開をきちっとしてほしいと思います。  私...全文を見る
○保坂委員 それでは委員長に要請したいんですけれども、ただいまの民都機構の、これだけ、二百四件買っています。幾らでどこから買ったのか、速やかに当委員会に提出をしていただきたいという点。  さらに、会長、理事長、理事、それぞれの役員の年収、給与、そして退職金、そちらの方も一覧表で...全文を見る
○保坂委員 それでは、終わらせていただきます。どうも。
○保坂委員 社会民主党の保坂展人といいます。大変長時間お疲れさまでございます。  まず、田中参考人に伺いたいのですが、先ほど私、質疑の中で、民都機構について、ちょっと問題点があるのではないかという趣旨で御質問いたしました。  これは間違いでなければ、田中参考人は平成九年より民...全文を見る
○保坂委員 もう一問。  確かに、バブル崩壊で地価がどんどん下がるという中で、多分これは細川内閣のときに緊急に成立したわけですよね、この民都機構。それから土地を買えるようになっていったということで、これが厳格にきちっと、ある基準で獲得されたのかどうかという中に、これは調べてみる...全文を見る
○保坂委員 それでは、林参考人にお尋ねしたいと思うんですが、これは中曽根民活の流れというのがございましたね。御存じのようにそれがバブルを生んで、ある意味で今日の社会の犯罪の増発だとかさまざまな社会問題を生んでいるわけです。  今回、まちづくりの大きな哲学というものが、どうもうか...全文を見る
○保坂委員 伊藤参考人に伺いたいと思います。  今回の都市再開発の法案の中で、これは民間業者、第二種再開発事業ということで収用権が付与されていますね。私は、人生の幸せとは何かという問題が各所で問われてくるような紛争や衝突が多発しなければいいなというふうに思います。  例えば、...全文を見る
○保坂委員 もう一問だけ、今度は林参考人にお願いしますけれども、再開発事業者が比較的、比べれば規模としては大きな計画を立てますよね。それで、みずからが持っている敷地と隣接をする地権者、三十人なら三十人のところに対して働きかけをして三分の二以上に持っていく。  しかし、絶対だめだ...全文を見る
○保坂委員 長時間にわたりまして大変ありがとうございました。これにて終わりたいと思います。
03月22日第154回国会 衆議院 外務委員会 第4号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私は、ODAをめぐって、特にアフリカ、ケニアのソンドゥ・ミリウダム水力発電所のことについて、引き続きお聞きをしておきたいと思います。  ただいま外務大臣からもお話あったように、それは決算委員会の方で資料については要求をして、前向きに検...全文を見る
○保坂委員 ちょっと川口大臣に伺いますが、一番分厚い、三月四日の報告書の一番上についている、今私が読み上げた部分、「鈴木議員の意向が突出した形で重視され」という部分、これは前書きじゃないんですか、川口大臣の。これは、ソンドゥ・ミリウの部分については一切かかわらずに、それを除いてこ...全文を見る
○保坂委員 それは私がちょっと勘違いをしたかもしれませんが、北方四島のレポートが一番頭にあったので、その上に書かれているものは全体にかかっているのかなと思って読んだということはありますが、これは北方四島にかかわらず、こういった問題意識で調査をされたというのが今回の調査ですよね。
○保坂委員 では、続いて西田局長に伺いますが、例えば経済協力の特別委員会などで鈴木議員が一定のというか、かなり発言力を持って、例えば事業をおくらせたりとか手続を順延したりということがあったのではないかということを聞いてきましたけれども、外務省としては、要するに政府の政策や方針をそ...全文を見る
○保坂委員 そうですか。ということは、事業がおくれたということは、これは逆はどうですかね、ブレーキじゃなくてアクセルの方は。早く進めようという、これはいかがですか。
○保坂委員 ただ、おくらせることがあったということになると、アクセルを踏むこともあったのではないかというふうに私は推測をするわけですけれども、さらに伺います。  自由民主党の対外経済特別委員会ですか、こちらの方に、これは鈴木議員にかかわらず、歴代の委員長あるいは委員長代理などの...全文を見る
○保坂委員 これは調べていただけるということですが、それでは、説明に行ったことがあったかどうか、あるいはそれが一回か複数回か、そのくらいはいかがでしょうか。
○保坂委員 西田局長が局長になられる以前もこの事業は計画されて遂行されていますから、ぜひそこは調べていただきたいと思います。  そして今度は、九八年の七月に小渕内閣が成立をしました。そして、その時期に鈴木議員は官房副長官になって官邸に入られる。同時に、外務政務次官には武見敬三さ...全文を見る
○保坂委員 それでは、そのときの発言応答要領というのですかね、こちらの方を出していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○保坂委員 それでは、中東アフリカ審議官にお願いをします。  一つは、これはケニアやタンザニアなどのアフリカの国ないし日本でもいいんですけれども、鈴木議員が主催された会に、鴻池組、日本工営などの業者の方が参加されたのかということをお尋ねしましたところ、鴻池組の関係者については、...全文を見る
○保坂委員 そうすると、タンザニアの方の招待状に基づいて在留邦人の会に出席をされたということですけれども、こういった招待状とかはどなたがつくっておられるんでしょうか。
○保坂委員 私の方でとても気になるのは、では、これは中東アフリカ審議官に引き続きお願いをいたしますけれども、ケニア友好議連というのが発足をしておりますよね。九九年の五月です。友好議連の会長に鈴木議員が就任をされていますね。友好議連というのは、発足すると大体は、大使館にちょっとごあ...全文を見る
○保坂委員 もう少し率直に答えていただけますか。  これは、その当時、内閣官房副長官ですから、官邸を預かる官房長官の補佐役として、大変政府の要人なわけですね。その政府の要人がして友好議員連盟を設立するわけですから、これは、お会いになったかならないかとか、大使館の訪問を受けたか受...全文を見る
○保坂委員 ですから、議員としてやる活動でも、その議員が要人なわけですから、外務省としては、これはそれこそいろいろなフォローを考えるでしょう。あるいは、要請があればそれをするでしょう。要請などなかったんですか。全くノータッチということですか。
○保坂委員 それで、さらにお聞きしますが、本委員会のケニア視察が行われました。そしてその後、鈴木議員の方はタンザニアの方に向かわれていますね。その日程については詳細なものを出していただきましたので、これはこういう日程だったんだなということがわかりますけれども、さて、チャーター機で...全文を見る
○保坂委員 私、ちょっと勘違いをしていまして、小田野審議官は同行していないんですね。同行していると思ったんですね。それで聞こうと思ったら、外務省の控室の方から、その同行されていたのは経済協力局の黒木審議官ですというようなお話があって、それだったら委員会に来てくださいということで、...全文を見る
○保坂委員 それでは、黒木審議官、来ていただいていますね。黒木審議官は、当外務委員会、ケニアで待ち受けられた、これは当然だと思うのですが、その後、鈴木議員の日程等に同行はされなかったんでしょうか。
○保坂委員 そうすると、これは外務省の方の間違いということですかね。私、同行していたのはというお話があったので、ちょっと。では、そういう混乱があったのかもしれないですね。  では、小田野審議官に続けて聞きますが、これは、課長の方は公務で行ったということですね、アフリカ開発会議、...全文を見る
○保坂委員 これは何かおかしいと思うんですよ。要するに、公務であれば、これはわざわざ行かなければならないほどの公務であるわけですね。だから外務省から、アフリカまでの旅費は持ったということですね。そして、チャーター機を飛ばさなきゃいけないぐらいに鈴木議員も忙しいし、そしてまたその忙...全文を見る
○保坂委員 外務大臣、どう思いますか。  いや、外務省から行ったのが悪いと、私はそういう角度で言っているんじゃないのですよ。外務省の説明をそのままに受け取ると、これはたまたまその時期に、アフリカ開発会議ですか、重要な外交案件がありましたと。したがって、担当課長をつけて、むしろタ...全文を見る
○保坂委員 このチャーター機のチャーター代は幾らですか、審議官。
○保坂委員 大まかで、大まか幾らぐらいですか。全然相場がわからないのですか。
○保坂委員 五万ドルですか。スズキホールの七万ドルも驚いたけれども、五万ドルですか。これはあれですか、外務省は、こういう公務であってもチャーター機を飛ばすくらいの費用は出ないですね。どうですか、出るの。
○保坂委員 それでは、黒木さんと小田野さんに伺いますけれども、このチャーター機の旅程の中で、予算委員会でも言いましたけれども、タンザニアの中でつくられている無償援助の道路、マクユニ—ンゴロンゴロが、きのう入札があって、鴻池が落としましたという会話があるじゃないですか、佐藤大使との...全文を見る
○保坂委員 西田局長に伺います。  ちょっと、今の話は大変私も驚いたんですが、こればかりやっていられませんので次に移りたいと思いますけれども、事業がおくれたことで約三十億円、いわば予算が多くかかるようになったということについて先日もお尋ねをしたのですが、これについては即答はでき...全文を見る
○保坂委員 その三十億円という損害は、もうケニア電力公社に既に発生をしている、動かしがたい、こういうふうに考えていいですか。
○保坂委員 いや、そうすると、普通は工事というのは、早く終わったらいいのですが、大体工期ぴったりに終われば大体想定した額でおさまるでしょうけれども、いろいろな変動要因もありますけれども、しかし、一年半とか二年おくれれば当然費用は多くなるんじゃないですか。それが三十億円ということで...全文を見る
○保坂委員 私は、これは議論を整理してみると、特に、鈴木官房副長官がケニアへ行きました、そして債務削減はなしだよと言って念を押して、それを確認したという役割を、外務省の事務方の下準備のとおりに果たされたという話はそのとおりかなというふうに理解をしています。しかし、その債務削減はな...全文を見る
○保坂委員 日本政府は責任ないよということなのですね。責任がないよと言いながら、契約をしているのはみんな日本企業なわけですね。実際に、その責任がないと言いつつも、責任がないということでは通せない現状にあるというのは局長も御存じのとおりでしょう。  そうすると、こういう、最終的な...全文を見る
○保坂委員 それでは、せっかくですから黒木審議官にもう一度、ケニアに同行されたということで伺います。  私は何度も、今回現地、御当地の大使館は一体何をやってきたのだと。本日、青木大使がこちらに来られるのであればぜひ聞きたいと思っていたところなのですが、残念ながらきょうは都合がつ...全文を見る
○保坂委員 経済協力局長に伺います。  そもそも事の起こりは、私がこの間指摘したような、財務構造の問題に立ち至る前に環境の問題、特に、水量が著しく減ることで近隣住民の影響がないのかとか、そういう声がケニア現地でも上がってきたわけですね。もちろんそこに、かつて国会議員だった方がい...全文を見る
○保坂委員 済みません、もう時間になっているのですが、一問だけお許しいただいて。  外務大臣、十年ぐらい前に大臣は通産省の、まさにこのODAの専門の部局でお仕事をされていたと思うのですね。今、このソンドゥ・ミリウのことがいろいろ議論されています。もうここまで来たら、関係省庁と我...全文を見る
○保坂委員 終わります。
05月08日第154回国会 衆議院 外務委員会 第14号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  三月二十二日、当委員会でお話を伺いたいというふうに思っていたのです。きょうになって、先ほど青木大使は、お話を聞いていて、率直な実感が語られたようにお聞きをしました。  アフリカをやってきた外交官として、鈴木議員に対しては足を向けて寝ること...全文を見る
○保坂委員 続けてお話を伺いたいのですが、ソンドゥ・ミリウについて、青木大使は先ほども、また衆議院の当委員会の視察の際のニュース番組でもお見受けしたのですけれども、私が頼んだのですというふうにおっしゃっているわけですね。いつ、このソンドゥ・ミリウの件について鈴木議員に頼んだのか、...全文を見る
○保坂委員 今のお話を伺うと、青木大使は、九八年の五月でいらっしゃいますか、着任。(青木参考人「七月でございます」と呼ぶ)七月に着任をされる前、そして十月のアフリカ開発会議、しつこいようにお話をされた。このときに鈴木議員は、与党自民党の対外経済協力特別委員会ですか、自民党の部会で...全文を見る
○保坂委員 いや、これは杉浦副大臣にちょっと伺いたいんですけれども、もちろん私、指摘をするつもりでしたけれども、この委員会でもやりとりをしましたし、また予算委員会等他の委員会でも、この問題、鈴木議員が一貫して、九九年の官房副長官でケニアに行かれて、しかも日本で説明を受けるときでは...全文を見る
○保坂委員 全然答弁になっていないでしょう、それ。  では、もうちょっと詰めて、もう一回お答えいただきます。青木大使にもう一度伺いますけれども、外務省の報告書によると、九九年八月のユネスコの選挙当時、いろいろな方に要請をした、その中で鈴木議員は、官房副長官としてみずから手を挙げ...全文を見る
○保坂委員 大使、前大使ですけれども、このケニアのソンドゥ・ミリウのことについて、鈴木議員に会うたびにしつこいぐらいに要請をして、事実は、副長官がケニアにいらっしゃって、そしてモイ大統領とも会談をして、そしてそれぞれの部署部署の方たちと話を詰めて、かなり速やかに、九月には事前通報...全文を見る
○保坂委員 ちょっと西田局長に聞きたいんですけれども、何回もソンドゥ・ミリウのこの報告書をめぐって話を聞いてきました。国会、委員会でも聞きましたし、また部屋にも来ていただいたり、いろいろしましたけれども、今青木大使の言われること、これは、九九年の八月以前に、着任をするときに、これ...全文を見る
○保坂委員 もう一回青木大使にお聞きしますけれども、外務省の報告書というのは三本ですか、出たんですよね。その中の北方支援なんかについては、かなり資料、鈴木議員の不利な資料もどんどん出して、非常に異常な事態だった、こう言い切っているんですね。  このソンドゥ・ミリウについては結論...全文を見る
○保坂委員 影響力の行使はあったんじゃないですか。
○保坂委員 副大臣、これは大変大事な点が出たんですね。外務省の皆さんがつくられた報告書の、結論が大事なんです、報告書というのは。ごらんのように、特定議員の関与と言うとそれはどうかと思うけれども影響力の行使はあったと言われているじゃないですか。本件について熱心に鈴木さんの力をかりな...全文を見る
○保坂委員 すごくこの調査報告書が、杉浦副大臣、破綻してきているんですよ。——ちょっと、聞いてください、質問。ちょっと、後ろの方。  単純な話なんですよ、これは。特定の議員の関与ないし影響力の行使はなかった、つまり今青木大使が言われているのは、鈴木議員が陰となりひなたとなってこ...全文を見る
○保坂委員 結局今の答弁は、この調査報告書は、最初からこの二行の結論があってつくった報告書だったということをみずから明らかにしたようなものなんですね。だって、これはおわかりのように、鈴木さんの問題をめぐって国会での議論が再燃したわけですね、ことしになって。去年いろいろ私もやりまし...全文を見る
○保坂委員 報告書だけをやっていても明らかにならないので、ここはもう厳重に、ここの点は大きく違っているということを指摘をしておきます。  先ほど青木大使は、ケニア側によろしくと頼んだのは私なんですと。そして、ユネスコの選挙の際のお土産、これは先ほど同僚議員から指摘があったとおり...全文を見る
○保坂委員 青木大使が、鈴木議員について、非常に深いおつき合いというかお話される機会もたびたびあったと思うんですが、鴻池組の政治献金のことが先ほども出ましたけれども、鴻池組云々というふうによく言われるけれども、鴻池組というのは単なる応援団でこの事業とは関係がないんだというようなこ...全文を見る
○保坂委員 結局、事前通報は速やかにされたんですね。しかし、事前に通報がされて、その後最後まで、円借款まで行くはずなのに、これがいまだ締結をされていないという状況ですね。  しかし、先行して入札が行われるということはありました。ここがどういうことなんだろうかと、我々ももう一つ理...全文を見る
○保坂委員 一点だけ。先行入札でいいんじゃないかというふうに見解を示されたんですか。
○保坂委員 それでは、経済産業省と財務省の方に来ていただいています。その来ていただいたわけは、このソンドゥ・ミリウのダム、ダムではなくて流し込み式発電所ですか、これについては、第二期分百五億円を供与限度額とする、いわば九九年の八月、官房副長官当時の交渉ですか、もう百五億円というフ...全文を見る
○保坂委員 財務省、これは大事なことなんですね。ODAがどのように使われていくのか、そのいわば適正なチェックは行われるのか、まさに政府サイドとしてチェックをする際にですよ。  今言われたのは、この外務省の報告書についているJBICの出した第二期、これは円借款分の契約予定額、これ...全文を見る
○保坂委員 質問に対する答えになっていないんですね。  それで、経済産業省に一言伺いますけれども、こういうことはよくあるんですか。要するに、百五億円という枠であるけれども、実際には政府勉強会の数字は相当違うということはあるのか。今、為替レート云々とおっしゃったんですが、そうじゃ...全文を見る
○保坂委員 あと、青木大使に伺いたいんですね。  外務省の報告書を三回か四回読んでみました。それで、国際協力銀行のこの数字というのは一体どういうことなのかなと。いろいろ足し算したら八十億円なんですね。八五%はというと六十八億円になりますね。円借款の供与限度額というのは百五億円で...全文を見る
○保坂委員 ソンドゥ・ミリウ事業が大変大事な事業だ、こういうふうに青木大使はおっしゃっていますし、また、現地のマスコミにもさまざまな発言を、同僚議員からも出ましたけれども、されています。  ところで、先ほど、与党のKANUですか、モイ大統領率いる与党のKANUと連立政権を、ND...全文を見る
○保坂委員 IMFが融資凍結をしたということの大きな理由は、汚職停止法ですか、これが成立をしなかったことなどが挙げられていると思います。さらに、私の入手した新聞資料などによると、これは去年の六月の紙面なんですけれども、やはりケニアの政界の中で、いわゆる裏金というか、公共事業にまつ...全文を見る
○保坂委員 時間が来ましたので終わります。  私は、やはり汚職ということに世界各国から共通の厳しい目が向けられているということ、それから、先ほどの経過を、非常に外務省の調査、事実認識不十分だということ、これはしっかり事実を明らかにしていくことを求めて、終わりたいと思います。あり...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私も、タクシーの労働者の問題を取り上げたいと思っております。  一般質疑で、それぞれの立場からこの問題が出ているわけで、やはり国会議員として、いろいろな状況に接するに当たって、この二月一日から行われた規制緩和で、いわゆる市場の競争に需...全文を見る
○保坂委員 問題があると言っているんではなくて、今言われたように、確かに空車率というか、実車率が低くなっていて空車の時間が長くなっているということだと思います。  先ほどからも指摘が出ていましたけれども、タクシーの全国平均だと東京都が一番賃金的には高いんですね。しかし、その東京...全文を見る
○保坂委員 タクシーの運転手さんというのは、安全というものを担う特別な職業だと思います。長時間それだけ働いても、ほかの仕事をされている方よりも格段に低いという、条件が年々悪化してきているということを認めた答弁だったわけですけれども、しかし、全体で、この長期不況で失業率が上がって、...全文を見る
○保坂委員 そうすると、先ほど同僚議員から、大阪で、規制緩和の中でさまざまな運賃体系で申請があり、相当混乱を呼んでいるという話がございました。  規制緩和、つまり、市場の中で競争にゆだねて、働く側もあるいは事業主も、そして利用者も、それぞれお互いの利便性などを追求するという考え...全文を見る
○保坂委員 私は、混乱が生じていると申しましたのは、運賃体系のことではなくて、何か大阪で、タクシー乗り場で、本来ならそれはオープンで使えるものが、数社のドライバーがいわば談合をして、ほかの知らないドライバーを入れないというようなことで、それを知らずに入ってきた方が威迫を受けたり、...全文を見る
○保坂委員 これは細川先生の答弁でも言われたということで、ちょっと確認を局長にしたいんですけれども、情報公開法に基づいてというのは、まさか情報公開請求をしろという意味ではないですよね。したがって、国会の附帯決議がついているわけですから、それについても、速やかに、なるべく正確な議論...全文を見る
○保坂委員 扇大臣、よろしいですか、長時間、お疲れだと思いますが。このタクシーの問題。  私はタクシーで夜遅く帰ることもたびたびあるんですが、最近、やはりこの東京でも変化が生じてきているかなと思うことを、ちょっと気になるので申し上げたいと思うんです。  例えば、議員会館で、所...全文を見る
○保坂委員 もちろんマナーも大事だと思いますが、もっと大事なのはやはり生命だと思います。これで万が一のことがありますと、事故というのは最悪の場合は命がなくなってしまう。ドライバーの方ももちろんですけれども、客も同様です。ですから、命を乗せて運ぶというタクシーのあり方の問題を議論し...全文を見る
○保坂委員 今の数字を見ましても、急激な変化が起きる前の兆しであってはならないと思うんですね。今ふえ始めている、これがもっとすごいことにならない前に、やはりここはぜひ扇大臣を先頭にきちっと見ていただきたいと要請をいたします。  きょうは一般質疑なので、なかなか国会で交通事故の問...全文を見る
○保坂委員 国土交通省の方にも伺いますけれども、交通事故が高速道路上で起こる際に、故障した車をどうにかしようとして車外に出て、そして衝突をされたりひかれたりするケースは多々あると思うんですね。昨年例示したのは、例えば、車が壊れてしまっていても、電気系統を使わずに、何か引っ張ればト...全文を見る
○保坂委員 扇大臣、これは、三角じゃなくて、四角い話になっちゃっていると思うんですね。とにかく、法律が一回できて、規則ができてしまうとなかなか変えないんですね、日本の行政というのは。  しかも、今のお話は、三角停止板がいけないと言っているんじゃないんです。道路状況によってはそれ...全文を見る
○保坂委員 警察庁に一言だけ伺いますけれども、やはり交通安全、生命を守るということ、ですから、三角停止板もいいんです。しかし、これが使えない状況や、あるいはもっと緊急を要するときに、つまりそれ以外の方法もぜひ積極的に検討して、早期に道を開いていただきたい。いかがでしょうか。つまり...全文を見る
○保坂委員 当たり前の訴えがやはりなかなか行政に届かないという現実がございます。ぜひ今の答弁を踏まえて、道を開いていただきたいと思いますし、一刻も早い実現を、これはメーカーさんなどにもどんどんアイデアを出してもらって、実現できたらと思います。  もうお一人の宮沢陽一さん、この方...全文を見る
○保坂委員 先ほどの三苫さんの場合も、そして、宮沢さんの場合はこういった御本を御遺族が出されているんですけれども、読むと涙なくしては読めないんですね。人の命を救っていこうと、せっかくそういう仕事について、そういう見るも無残な形で。しかもひき逃げですよね。飲酒運転、ひき逃げ。最悪。...全文を見る
○保坂委員 時間が来ていますのでまとめます。  ちょっと誤解があるんですが、ひき逃げで逃げてしまって、その後、結局わかるんですね、その方は。飲んでいたこともちゃんと調書で言っている。しかし、現行犯で捕まっていないから、これは何の減点にもならない、減点ゼロなんですよね。しかも、一...全文を見る
○保坂委員 時間をオーバーしたことをおわびしますが、今の答弁にも問題点がございます。また別の機会、次の機会にきちっと議論をしたいと思います。  終わります。
05月22日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは道路運送車両法の改正案の中で、まず私は、不正改造の禁止ということがここにうたわれたことは大変いいことだと。ただ、これが本当に魂がここにこもってくるのかどうかがとても問題だと思います。  国土交通省の方に伺いますが、この不正改造...全文を見る
○保坂委員 今の局長の答弁を確認すると、要するに、不正マフラーなどで騒音を大きく出す、あるいは車高を極端に上げたり、それからシャコタンというんでしょうか、うんと下げてしまったり、あるいは車体からはみ出す幅広タイヤというのは何となくイメージできないんですが、これから取り上げる事案で...全文を見る
○保坂委員 私、これは実は、衆議院の法務委員会そして国土交通委員会で、こんなものが車検を通るのかという驚きの声を上げながら、議事録があるんですが、やはり通るんですね、これ。通るという答弁を二回、国土交通省からいただいているんですよ。  そして、刑事裁判では、これは平成十二年の十...全文を見る
○保坂委員 ちょっと、それは最後に聞きたかったんですね。今回考えておられるらしいのですが。もう少し国土交通省、準備してくださいね、質疑のやりとり。  実は、御両親は、何だったんだろうかということで、弁護人を通して、東弁の会長を通して、平成十三年の八月に、これは関東運輸局の東京陸...全文を見る
○保坂委員 そんなこと言わないでくださいよ。こういう車がパスするんですかと聞いてきたんだから、今のところ車検ではパスしちゃうんですよと答えてきたんだから、それはやはり違うと言ってくださいよ。現場の支局長が違うと言っているんですよ。どうですか。
○保坂委員 あっさりでしたね。そうなると、この裁判の判決も、誤った情報で下されたんじゃないかというおそれも出てくるんですね。  そこで、そういったことを踏まえて、もう一度警察庁に伺いますが、保安基準から見て、該当車はやはり違反車じゃないか。これは世田谷区の玉川署なんですが、玉川...全文を見る
○保坂委員 国土交通省の現場の陸運局の方はちゃんと答えてくれた。ほぼ同時に、やはり弁護人を通して玉川署に、私が今聞いた点なんですが、これは違反車両でしたか、保安基準に合致していましたかとか、フィルムはどうでしたかとかいうふうに、弁護士会を通して照会状というのを出しているんですね。...全文を見る
○保坂委員 きょうは法務副大臣にも来ていただきました。  私ども、法務委員会の方で、三年ほど前でしょうかね、片山隼君の交通事故をめぐって。当時の法務省も検察の現場も大転換をしまして。今まで被害者の方には情報を開示しないのは当たり前という姿勢があった。やはり被害者の方が、失ってし...全文を見る
○保坂委員 ちょっとこれは違法改造という問題から少し離れますけれども、先日やらせていただいた三角停止板の話の続きをちょっと深めさせていただきたいと思います。  扇大臣が乗っていらっしゃる車、トランクをあけるとそのまま三角停止板が出てくるということですね。しかし、それではだめなん...全文を見る
○保坂委員 ちょっと、実物を持ってきてみたんですが、実験してよろしいでしょうか。もしよろしかったら扇大臣、組み立ててみてください。私は二つ持ってきたので、どちらでもいいんですが。よろしければ実演というか、実験をしてみていただきたいんです。——簡単に組み立てられるようになっているん...全文を見る
○保坂委員 簡単だけれども、やったことがないとなかなかてこずるんですね、どうやるのかなと。これを高速道路上で——これはなかなかできないですね。(発言する者あり)いや、つまり、練習してきては意味がなくて、二十年、三十年車に乗ってきてもなかなか、そっちだったらできるんですけれども。 ...全文を見る
○保坂委員 では、扇大臣に伺います。  この三角停止板について、前回もやりとりさせていただいたのですけれども、今警察庁からの答弁は、国民の負担も考えながら国土交通省と連携してやっていきますということなんですけれども、これは二年間、毎回変わっていないのです。これで三回目、同じ答弁...全文を見る
○保坂委員 それでは、警察庁に伺いますけれども、今扇大臣がおっしゃるとおりだとは思います。ただ、状況によっては三角停止板が出せない。だって、けがをしていたりする場合もありますし、あるいは後ろのトランクが荷物でぎっしりだという場合もある。  発炎筒とおっしゃいましたけれども、夜間...全文を見る
○保坂委員 実は、教則本などに紹介をされていて、私もほとんど知らなかったのですが、点滅表示灯というのも一応使っていいということになっているそうなんですね。  この、ついに組み立てられなかった、もうちょっと練習してくればよかったですけれども、三角停止板以外に、点滅表示灯というのは...全文を見る
○保坂委員 ということは、障害のある方でなかなか外でこれを組み立てられないという場合に、点滅灯というのを車上につけることを認めているということですけれども、要は、危険だということを示せばいいわけなんですよ。  だから、規則とかを大幅に緩和して、トランクもそれからボンネットの上に...全文を見る
○保坂委員 扇大臣、今のは、結局は、障害のある方はこうやって上に紫のサイレンみたいなものをつけて危険を示す、こういう話なんですね。それは、いろいろな手段をちゃんとルール化して、事故の状況というのはわからないわけですから、硬直した発想ではなく安全を図っていただきたいし、努力していた...全文を見る
○保坂委員 高速道路で自動車事故でとまってしまった息子さんが、後ろから猛スピードで来た車に衝突をされて亡くなった。息子さんは帰ってこない。しかし、その後の過程で、三角停止板を置かないといういわば、つまり過失があるじゃないかというようなことで、二重に苦しいわけですね。御遺族の方は、...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○保坂議員 親族を加えるに当たりまして、私たちの願いは、口きき政治やあっせん利得政治の一掃であります。公共事業等をめぐって大変な不祥事が続出している、こういう事態を踏まえて、今御指摘のように、例えば親族で、経済活動、さまざまな社会活動、これがいたずらに侵害されるのじゃないかという...全文を見る
05月31日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○保坂議員 お答えいたします。  親族をどの範囲で含めるかどうかについては、野党の間でも大変議論がございました。ばっと投網をかけるようにということでいいのかどうかということで、極めて限定的に、配偶者、親子とか兄弟姉妹というところに限定したわけでございます。  そして、親族が親...全文を見る
○保坂議員 もちろん、私ども野党案でも該当いたします。とりわけ、実態として、政治家、公職にある者の資金の出し入れを管理し、これは政治資金規正法上の届け出をしているか否かにかかわらず、いわゆる裏金と呼ばれるものも含めて、粉飾処理あるいはさまざまな操作など任されるいわゆる金庫番、こう...全文を見る
○保坂議員 今回の法案は、いわゆるあっせん行為を行って、その報酬としてわいろを収受するということ、これについては、私ども野党案は、地方公共団体の議員や長であっても国会議員の私設秘書同様、このあっせん利得処罰法の保護法益を害する、これは言うまでもないことではないかと考えております。...全文を見る
06月05日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第10号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  まず、本日は、今回の予備費のテロ特措法に基づく部分について、ちょっと一問、まずお聞きをしていきたいと思います。  この中で、このテロ特措法に基づいての自衛隊の派遣があったわけですけれども、油の購入費というのがございますけれども、自衛隊...全文を見る
○保坂委員 これについても大問題なので論議をしたいんですが、本日は、防衛庁のリスト問題、大変重要な事柄でございまして、これについて大事な点をどうしても確かめておきたいと思います。  まず、新潟でとんでもない事態が起きていますよね。これは、市民オンブズマンの斎藤裕弁護士が、陸上自...全文を見る
○保坂委員 今の防衛庁の答弁を聞いていると、本当にあきれますよ、これはどういうことなのかと。我々が危惧しているのは、情報公開制度というのは公平になされなければいけなくて、国民の基本的な権利として、これは公平な窓口だと信じて公開請求するわけですよね。それをお酒の席で、何かあったよと...全文を見る
○保坂委員 長官に伺いますが、この趣旨にのっとっていたとお考えになりますか。法廷でですよ、情報公開請求をうちの依頼者が受けているようですがというような法廷が信頼を得ることができますか。情報公開制度が、ああ、こう使われていくんだな、とんでもない事態だといって憤然とされているわけです...全文を見る
○保坂委員 じゃ、長官に要望しますけれども、これはきちっと調べてください。お酒の席で、あったよというだけの軽い会話があったという説明で、到底信用できない。  もう一度、きちっと、どのような中身として知らされていたのか。事と次第によっては大変重大な、今後の情報公開制度、もう防衛庁...全文を見る
○保坂委員 今の飲み会はさすがにまずいという話が後ろから出たんじゃないですか。  もう一点、大事なことを伺います。  きょう、総務省の方に来ていただいていますけれども、今回の防衛庁のリスト問題というのは、情報公開の制度がどういう制度なのかということを、国民全体あるいはこの制度...全文を見る
○保坂委員 入念な準備をされたと思うんですが、それで、総務省にもう一問お聞きをしますが、情報公開請求の開示請求にあらわれた請求者に対して、例えば連絡をいろいろしなきゃいけないとか、そういうことがあるので、当然連絡先とか氏名、これは当然のことですけれども、その欄もあると思うんですが...全文を見る
○保坂委員 今大事な答弁だったんですね。応接というのは総務省からは指示がなかったと。  これは、きのう、私、どのように防衛庁の方が情報公開に当たって、さまざまな部署から来られるわけでしょう。どういう制度なのかということをきちっと理解するためにマニュアルがあるだろうと言ったら、こ...全文を見る
○保坂委員 つまり、応接記録というものをつくっているということがわかりました。  シンガポールから帰ってこられた中谷防衛庁長官が、実はこれは海上自衛隊だけの問題ではなかったと。まさに防衛庁のかなめであるところの内局みずからつくっていた。それから、空も陸もやっていたということで、...全文を見る
○保坂委員 二重被害というのがあってはいけませんよね。応接記録によって、それが公表されることで大変な被害をこうむるということは、もちろん避けなければいけないけれども、全部墨塗りになってしまったら、これは何が何だかわかりません。少なくとも固有名詞だとか会社名だとか、そういうところは...全文を見る
○保坂委員 委員長におかれましては、前回、外務省のODA問題で資料提出に対して大変な御努力をいただいたことを感謝いたしますとともに、今の問題について、応接記録でございます、つまり情報公開の窓口にあらわれた方の応接記録、そして、それぞれの部局が作成をしていた資料を当委員会に出してい...全文を見る
○保坂委員 それでは、防衛庁に伺いますが、今のところ、内局、そして最初に出た海上、そして陸上、航空、その他のところではこのリストの問題、これは作成されていないんでしょうか、あるいは現在調査中なんでしょうか。そこだけはっきり答弁していただきたいと思います。
○保坂委員 最後に、防衛庁長官に伺いますけれども、これはもう大変重大な事態で、しかも、最初は海上の三佐の方の個人的な思いつきで始めていたということであって、あくまでも個人的なことということだったんですが、その議論はもう否定しがたいぐらいのことになりました。  それで、当初、組織...全文を見る
○保坂委員 中間報告があったのかないのかということについて答弁がなかったんですが、これはぜひ明らかにしていただきたいということを要請して、私の質問を終わります。
06月05日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○保坂議員 お答えいたします。  今回、犯罪主体の範囲を、与党が国会議員の公設秘書に加えて私設秘書ということに限定しているのに対して、そもそも我々野党案どおりに、公職にある者のいわゆる政治活動を補佐するものというふうに、そこはしっかり地方議員や自治体の首長も含めようと。  実...全文を見る
06月06日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○保坂議員 お答えします。  与党の側の我々野党案に対する反論としていろいろなされておりますけれども、公職にある者、つまり、政治家そのものがあっせん利得行為の犯罪主体の中心の核でありまして、公設秘書が核にはなりません。公設秘書が核であってこの法律があるのではなくて、公職にある者...全文を見る
06月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私も、離島といえば、沖縄の島を二十代の初めのころ、二カ月ほどかけて島々をめぐっていく旅をいたしました。その豊かさを実感するとともに、離島の生活を都市並みに引き上げるということではなくて、むしろ島々の豊かさを大事にしながら、観光あるいはそ...全文を見る
○保坂委員 それは、こちらの弁護士法二十三条に基づく東京陸運支局長さんの名前で来た文書の中にあるんですが、その今のおっしゃった二点の理由は。  問題はタイヤなんですね。お配りした資料もごらんになっていただくといいんですけれども、タイヤは、フェンダーよりも外側に突出している場合は...全文を見る
○保坂委員 この資料をきちっと見ていただきたいんですが、これは自動車整備振興会、陸運局の外郭団体のつくった保安基準のチェックポイントから抜いたものですね。ここには十八条の中で、フェンダーから回転部分、つまりタイヤなどが突出していないこととあります。二つ、図が書いてありますね、側面...全文を見る
○保坂委員 何を言っているんだかさっぱりわからないですね。  この写真を見て、はみ出しているじゃないですか、今も御自分でも言っているように。これは、よく見て微妙だなどというものじゃないんです。横から見ればはみ出しているんですよ。はみ出しているのであれば、では、これは保安基準に適...全文を見る
○保坂委員 それは納得できないですね。  今、これは不正改造の問題が言われているんですよ。こういう車が、今局長が言ったのは、着色フィルム、後ろにフィルムを張ったり、ヘッドライトの位置ですよ、それで車検には通らないんだと。しかし、ヘッドライトがここにあって着色フィルムもなければこ...全文を見る
○保坂委員 委員長、ちゃんと答弁するようにぜひ求めていただきたいんです。  簡単な話ですよ。こういう車があったわけですよ。三回追突してその方は亡くなっているわけですよ。しかも、何で僕はこだわっているのかというと、これは違法改造車じゃなかったということで、司法の場では合法だという...全文を見る
○保坂委員 また、ずらす。もう簡単に議論しているんですから、着色フィルムやヘッドライトは関係ないんですよ。  問題は、いいですか、このタイプの車は今もあるわけですよ。このタイプの車、これは事故車と考えないでください。局長、この写真を見て、はい、これが持ち込まれた、通りますか、通...全文を見る
○保坂委員 東京陸運でこれだけの、国民が皆、車検をまじめに受けている人たちが驚くようなことが起きているわけですね。にもかかわらず、これを見て、これは通らないというのはもう明らかであるんですよ、側面から見て。しかし、なぜかこれは通ってしまった。  そこで、法務省の方にちょっと伺い...全文を見る
○保坂委員 それでは、警察庁に伺います。  今ちょっと長い時間をかけて、国土交通省の判断、前方から見て、側面から見てタイヤがはみ出すという議論をいたしました。  玉川署長さんも、これは世田谷区の玉川署がこの事件を扱ったわけですけれども、この車両は違法車両だったということを御遺...全文を見る
○保坂委員 ますますわからなくなってくるので、もう一回国土交通省に聞きますけれども、この事故について、遺族の方は、この該当車は、これは保安基準に違反した車ですよという検査票もつけて捜査官に渡したという証言を聞いているんですね。これはどうですか。この事故車、加害車両は保安基準から見...全文を見る
○保坂委員 つまり、結局、陸運の方は、これは違反しているよということを渡しているという答弁でした。  そして、もう一回法務省刑事局長に伺いますが、結局、五月二十三日に、このお手紙の後で、やはりこれは違反車であったと認めて行政処分を決めた、これは改造、届け出義務違反、整備不良等で...全文を見る
○保坂委員 では、警察の方、その八千円というのは反則金だったんですか。今紹介をした加害者に対して八千円というのは。いかがですか、どういう性格ですか。
○保坂委員 時間がだんだん迫ってきましたので、この交通事故がたまたまそういう不幸な事例である、ほかにも後にもないんだということであれば今後は心配ないわけですね。  ところが、やはり先ほど冒頭に言ったように、この間の不正車検問題、これは随分続々と報じられていますね。これを見ると、...全文を見る
○保坂委員 ユーザー車検の業者など一定の業者がこういう威迫行為を繰り返している、こういう調査報告や報道もございます。これは警察庁刑事局の方にお聞きをしたいんですが、そういった業者の中に暴力団の影、あるいは影響などの実態はどうでしょうか。
○保坂委員 念のためにお聞きしますが、冒頭のところで国土交通省と、この巨大タイヤの改造車が合格してしまうのかというやりとりをしましたが、この改造車の検査に当たった検査官は東京陸運の検査官だったと思います。今回、内部調査、自己申告、いろいろやられていますが、つまり、不正改造に目をつ...全文を見る
○保坂委員 ということは、やはり直観的に何かがつながっているのかなと思ったら、人的にはつながっていたということですね。  最後の質問になりますが、いわゆる外環道について、今、新しい段階が始まっていると聞いております。パブリックインボルブメント、言いにくいですけれどもね、PI方式...全文を見る
○保坂委員 ありがとうございました。終わります。      ————◇—————
06月28日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  今回の建築基準法の一部改正に当たって、実は、改正される前から規制緩和が着々と進んでいまして、私の活動する世田谷区などではマンション紛争が多発しています。  実は、先週の日曜日、東京都立大学の跡地に行ってまいりました。ここは世田谷区深沢...全文を見る
○保坂委員 もう少し大きな声でお願いします。  産業再生法の初適用ということで、利益を上げなければいかぬということでひた走っているわけですね。  例えば、当初、東京都立大学理工学部ですからかなり大きな建物群があった、これを半年かけて壊すという予定が、どうも三カ月に圧縮されたら...全文を見る
○保坂委員 具体的にお聞きしますが、先日、原議員は質問をしながら、地震でこれ以上揺れたら、ちょっと机の下に隠れなければいけないかなというぐらい、やはりこれは大きな地震だったと思います。その地震が体感できない振動というのは、国土交通省の方で、やはり相当の振動被害と見ていいんじゃない...全文を見る
○保坂委員 それでは、佐藤副大臣にちょっと伺いたいんですけれども。  現在、これは東京都立大学だけではないんですけれども、例えば東京都内にある官舎、国家公務員の官舎であるとかあるいは企業の社宅、こういうところが続々売却されております。長い間周辺の環境と調和しながら、例えばこの場...全文を見る
○保坂委員 例えば、今、高層マンションに少し人気が出てきて、海辺ですとか川沿いなどに、東京でもできていますよね。諸外国を見ても、高層住宅は高層住宅で、ある地域でまとまってある、住宅地は住宅地で、低層の住宅地が穏やかに広がっているというのが、大体町並みですよね。  それが、駒沢公...全文を見る
○保坂委員 これは、御承知のように、自然にできたわけじゃないんですよね。マンション紛争あるいは日照権裁判、あるいは太陽を取り戻せというような住民運動、さまざまな声が建築基準法の中にも入ってきて、こういった規制として機能してきたんだと思います。  そこで、前回の原議員とのやりとり...全文を見る
○保坂委員 それと、前回、国立のマンション紛争の問題で議論がなされました。その際の議論を少し整理していただきたいと思います。  条例の拘束力あるいは効力の問題をめぐって議論があったと思いますが、まず基本的なことから伺いますが、地方自治体のつくる条例の根拠法並びに憲法上の根拠は。
○保坂委員 言わずもがなのことを聞いたんですが、憲法には当然、自治体が法律の範囲内で条例を制定することができるとうたってありますし、また、地方自治法においてはさらに、例えば、二年以下の懲役、禁錮、百万円以下の罰金、拘留、科料などの罰則も含めて、これをかけることができる。この間話題...全文を見る
○保坂委員 局長、一般的なことを聞いていないんですね。まちづくり条例や景観条例は、先ほどお互いのやりとりで確認した、地方自治法に法的な根拠を持つ条例ですねと。これに対して、いや、それは違うというなら違うと言ってください。
○保坂委員 そうすると、原議員と扇大臣とのやりとりで、いろいろなことをおっしゃっていると思うんですが、やや誤解を招くのかなと思うのは、今のまちづくり条例というのは任意で、自動車の任意保険と同じで、入っても入らなくてもいいというようなものなんですよということを言われているんですね、...全文を見る
○保坂委員 では、扇大臣、もう一点。  確かに国立市の場合はいろいろ議論が分かれるところだと思いますよ。しかし、いわゆる建築基準法に基づく地区計画、ここが入っている条例は縛れるんですよ、高さ規制などを。ただ、入っていない条例があるわけですね、景観条例だとか。そういうことについて...全文を見る
○保坂委員 私が申し上げたいのは、いわゆる古い鎌倉とか京都とか、あるいは倉敷とか、さまざまな景観、これは、景観というのはみんなのものであって、しかも今生きている私たちだけのものではない。過去の先人たちの残したものであるし、また、子々孫々伝えていくべき景観等がありますよね。そういう...全文を見る
○保坂委員 質問時間もだんだん終わりに近づいてまいりました。  扇大臣に最後にまたお聞きしたいんですが、これは文芸春秋だと思いますが、安倍寧さんという方が「蟻七匹のマンション戦記」、こういう記事を書かれているんですね。この方は、劇団四季の取締役でいらっしゃいまして、音楽評論家の...全文を見る
○保坂委員 終わります。ありがとうございました。
07月03日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第12号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  本日は、防衛庁のリスト問題について、去る六月五日、当委員会で質疑をさせていただいたことを踏まえてお尋ねをしたいと思います。  防衛庁のリスト問題、かなり深刻な不安を投げかけました。一言で言うと、請求をしたら、逆に調査をされてしまう。そ...全文を見る
○保坂委員 私、今回、防衛庁の方からお出しいただいた三等海佐の作成されたリストのうち、特にこれは問題があるなというふうに思ったのは、やはりこのベストランキング表ですね。  多分、「軍」と書いてありますから、軍事ジャーナリストか軍事評論家だと思いますけれども、その方が九十五件だ、...全文を見る
○保坂委員 総務大臣、冒頭からお見えになっていただいたので、こういった開示請求者のベストランキング表というのは、やはり情報公開法の精神、理念に反するというふうに私は思うのですが、大臣の見解を問いたいと思います。
○保坂委員 私、この防衛庁のリスト問題ということで表面化した問題が、防衛庁の一人の三等海佐の問題というふうに語られましたけれども、もうちょっと構造的なものなのかなと考えました。  そして、前回の質疑でお尋ねをしたように、実はマニュアル、手引ですね、この中に、例えば何か応対をした...全文を見る
○保坂委員 それでは、もう一つ伺います。  同じ札幌の七月十七日の資料の中で、これはお配りできていませんけれども、ここには、本日は都合が悪いのであすの十時に伺うという事務連絡的な業務日報なんですが、秘密保全検査巡視〇九二五、こういうふうにあるんですが、これはどういうことでしょう...全文を見る
○保坂委員 その情報公開室、何人も国民の権利として情報公開請求できるというところに、秘密保全という視点でどういうやりとりがあったのか、これはきょうはこれ以上言いませんけれども、もう一点、九月十二日の札幌地連のものを見ると、これは情報公開の請求者だと思いますけれども、郵便局を退職後...全文を見る
○保坂委員 長官に伺いますけれども、私は、今回、個人の発意で始まったことと当初言われましたけれども、実はこの方はきっとまじめに仕事をされた方なのではないのかなというふうにも思えるんですね。応接記録をつくりなさいとあり、そこにこういう記載があるのであれば、今のベストランキングという...全文を見る
○保坂委員 長官、端的に伺いますが、この、郵便局を退職後ゴルフ場の役員、そしてまた息子の話等々書かれるのは、やはり不適切な記載でないかと思うんですね。見解を求めたいと思います。
○保坂委員 総務大臣いかがですか、同じ質問。応接記録にそういった、郵便局退職後ゴルフ場役員等々のことを記載するというのはいかがなものかと思うのですが、いかがですか。
○保坂委員 きょう総務大臣に来ていただいたのは、実は前回の質疑の中で、私も急遽質問を用意して、全部の資料を当たれなかったものですから、まず防衛庁のつくったこちらの手引を見て、ばあっと見て、そこに応接記録というものがあるので、これは何だろう、これが恐らく何か今回のこととちょっと結び...全文を見る
○保坂委員 やはり総務省としてはもっと正確に答弁をしていただかないと、これは議論が、防衛庁だけが独走したという話になっちゃうんですね。  もう時間がありませんので総務大臣にお聞きをいたしますが、総務省のこの手引に、応接記録という形でやはりあるわけですね、その言葉が、今局長が言わ...全文を見る
○保坂委員 これはちょうど二十四時間ほど前に、総務省としてこれは把握すべきじゃないかといって聞いているんですね。私の調べでも、例えば外務省なんてかなり詳しく出していますよ。応対録という形ですけれどもね。外務省なんかは、開示決定にかかわる決裁書を起案する際に必ず応対録をつけろとやっ...全文を見る
○保坂委員 それでは、時間がなくなりましたので、防衛庁長官に一点だけ。  前回、六月五日に、新潟の斎藤弁護士のかかわる件において改めて調査を要望したと思います。先刻の議論では、翌日に指示をされたということですが、これは報告書には掲載されていませんね。これからその結果をきちっとお...全文を見る
○保坂委員 質問を終わるに当たって委員長にお願いをしたいのですが、先ほど総務省に求めましたけれども、情報公開の手引の中に応接記録などの記載がどのように各省庁あるのかということを総務省として把握をして、私、その資料をぜひお願いをしたいということを求めたいと思うのですが、いかがですか...全文を見る
○保坂委員 それでは終わります。どうもありがとうございました。
07月05日第154回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  まず一点だけ、今回の制度変更に絡んで、これは非常に目立つ例ということで自民党の方からも挙げられましたけれども、東京十八区と二十二区の府中市と三鷹市を入れかえる、こういう変更があったわけで、これは、私、ちょうど隣の選挙区でございますから、...全文を見る
○保坂委員 実は、私は、東京六区、世田谷区のちょうど三分の二、区議会議員選挙あるいは都議会議員選挙よりも行動範囲が狭いという選挙区で、先ほど金田議員が六百キロの選挙区を紹介されましたけれども、しかし、それでも人口においては、一票の格差ではベストスリーに位置をしているというところで...全文を見る
○保坂委員 実は、今回の五増五減案に、私ども社民党は党内で議論をして、これは賛成をしようという方向でございます。  ただ、少なくとも無条件に賛成をするというわけではなくて、現在、現行法とこの制度がある以上は、この審議会の答申というものを尊重せざるを得ないだろうという立場でありま...全文を見る
○保坂委員 議事録を探してきたら、ちょうど、これは九四年の、片山大臣が、ある時期、短い時期でしたけれども、自民党が野党に下ったときに、政治改革に関する参議院の特別委員会で、冒頭、力説されているんですね。政治改革、なかんずく選挙制度改革は民主主義の土俵づくりだ、これについては、与野...全文を見る
○保坂委員 ということは、もちろん、国会の運営ですから、今後、大事な制度変更、選挙制度をめぐる問題は、与党が数が多いからといって、異論があるのに、時によっては押し切る、こういうことは、政治家片山大臣としては、心情としてはこれはいかぬ、こういう認識でございますか。
○保坂委員 その審議を尽くす過程が問題なんですね。  若松副大臣の方にも同じ質問をしたいと思うんですけれども、今、自民党の各委員から、それぞれの個々の、確かに六百キロといったら大変ですわね、そしていろいろな矛盾点が出てきた。やはり、法律の裏に隠れるなんという言葉が出てくるという...全文を見る
○保坂委員 今回の選挙制度の五増五減ですね、そこで、法にのっとって、審議会が大変汗をかいていただいて出された答申、しかし、大臣がおっしゃるように、答申自体に百点のものはない。一部、ある地域を見れば、これは一体どういうことだということが起きているのも事実なんですね。  そういうこ...全文を見る
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第4号
議事録を見る
○保坂分科員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは、防衛庁の情報公開請求者に対するリスト問題が発生してから一連の質問を長官にもお聞きしてきたところですが、幾らか気になる点をさらに追加的にお聞きしていきたいと思います。  まず、六月五日に当委員会の場で、新潟のケース、情報公開...全文を見る
○保坂分科員 防衛庁長官に伺いますが、いかがでしょう。今の宇田川局長の答弁だと、要するに、当該の訴えられた当事者が情報公開請求があったことは知っていたが、内容については知らなかったんだからよかったんじゃないか、こういうことをおっしゃっているわけです。  私の指摘は、情報公開請求...全文を見る
○保坂分科員 宇田川局長に伺いますけれども、これは当事者には、日本酒の会という名前なんですかね、群馬県の温泉地で飲み会の打ち合わせの際に、連隊で変わったことはなかったのかという元駐屯地司令の問いに対して、元三佐が、そういえば開示請求がございましたというようなことで伝えたということ...全文を見る
○保坂分科員 宇田川局長にもう一回問いますが、今後自衛隊の情報公開請求が、まさにこれは民事の損害賠償請求ですから、そういうことまでありましたよというのが、当時の部下であり上司でありという関係で、当事者に漏れていくということはやはり改めるべきだというふうに指摘しますけれども、いかが...全文を見る
○保坂分科員 きょうは若松副大臣にもおいでいただきました。  実は私、総務省のこの間のこの問題に対する答弁に大変深い疑問を持っています。はっきり言って、だまされたのかなというぐらいに思っていますよ。  なぜかといえば、これは中谷長官にも応接記録のことを申し上げました。応接記録...全文を見る
○保坂分科員 これで話が終わるのでしたら別にそんなに、ちょっとひどいなとは思いますけれども、今、うんとひどいなと思っているんですよ、実は。  どうしてかといえば、私、七月二日に部屋に総務省の方が来られて、ひょっとすると、総務省のこのガイドラインにもあったので、防衛庁だけが応接記...全文を見る
○保坂分科員 若松副大臣に伺いますが、私、いろいろなやりとりを委員会等でさせていただいていますけれども、今回の防衛庁リスト問題の、総務省のこのマニュアルの話ですね、大変不自然だと思うんです、実は。  防衛庁が応接記録という言葉を独創的につくったかどうかというのは大変な大問題でし...全文を見る
○保坂分科員 もう一回、じゃ、総務省、局長に伺いますが、例えば、これは数が膨大になるんであれば、一部でも結構ですから。防衛庁の方は要求に応じて、プライバシーのところを黒塗りをしながら出してくれたわけですよね。それをもって今後のあり方について議論をしたいわけで、ぜひ、こういったもの...全文を見る
○保坂分科員 それでは中谷防衛庁長官に伺いますが、したがって、私は、防衛庁の中に大変な大きな問題があったことは事実だけれども、あながち防衛庁だけが厳しく問われるという質の問題ではなくて、やはり情報公開の制度とは何かということをこの際みんなで考えるいい機会になったんだろうというふう...全文を見る
○保坂分科員 もう一度長官に伺いますが、一点だけ、禁止規定ですね。応接記録の問題から入りましたけれども、かかる今回の事態を招いたようなことは、そこは踏み込んではならないのだという禁止規定をマニュアルに盛り込んでいくべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○保坂分科員 それをぜひお願いしたいと思います。  この間新聞に出てきたものの中で、海幕の監理部総務課情報公開室のつくられた情報公開の講習の表がございます。この表の中には、弁護士、オンブズマンだとか、政治だと議員秘書とか軍事問題研究者などが、なぜか軍事問題研究者は政治のジャンル...全文を見る
○保坂分科員 それで、そのことは今どういう評価なんでしょうか。こういう講習があったことと三佐のつくったリストは相関関係があるというふうにだれもが思うのではないかと思いますが、その点の反省、振り返りはないんでしょうか。
○保坂分科員 では、残り少ない時間なんですが、若松副大臣にぜひおわかりいただきたいんですが、今回、情報公開法の運用をめぐって議論がされています。情報公開法は、自社さ政権時代に私なども加わりまして大変熱い議論が交わされました。国民の知る権利を明記するかどうか。そして、運用に当たって...全文を見る
○保坂分科員 終わります。ありがとうございました。
07月24日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  当委員会で交通事故の問題を大分やらせていただきました。きょうは、この問題と公団住宅の問題、二つやらせていただきたいと思います。  まず最初に、新聞を見ておりましたら、国土交通省は車の保安基準を、これは継ぎはぎだらけでなかなか現実と整合...全文を見る
○保坂委員 端的に答弁してください、時間がありませんので。  警察庁の方に伺いますが、お配りした資料の中に、これは教習所とか、あるいは免許の更新のときにいただく教則本なんですが、教則本を見ると、高速道路でやむなく停車する場合には停止表示器材を車の後方に置かなければなりませんと。...全文を見る
○保坂委員 この資料の右側につけておいた道路交通法の施行規則の方には両方書いてあるわけですね。要するに、一と二があって、二の方は点滅式のこれが紹介されているわけですよ。しかし、こういうものを私も知らなかったし、恐らくごらんになる方というのは、どうでしょう、初めてという方が多いんじ...全文を見る
○保坂委員 国土交通省というのは本当に交通事故をなくしたいと思っているんでしょうかね。本当に、高速道路で車がとまってしまったときにそういう若い方が亡くなった、その遺族の方が、三角停止板を組み立てられなかったということで過失があると言われて、二重三重に悔しい思いをしているということ...全文を見る
○保坂委員 それでは、そういう報告を警察庁の方は国土交通省陸運局の方から当時受けておりましたか。
○保坂委員 前回と少し答弁が変わったんですね。いわばこれだと思いますけれども、平成十一年の十月一日に陸運支局長から玉川警察署の捜査員に対して、これは保安基準に適合しない旨の報告があった。しかし、その報告は交通事故原因と関連がないのではないかということで外したということなんです。し...全文を見る
○保坂委員 ですから、今聞いているのは、事故から相当年月もたって、そして今わかってきた。そして、遺族のもとにも、こういう点は違反だということがわかった。今局長のそういう説明でも、もう少し全体像を被害者の遺族に伝えて、しっかりと情報をお渡しして、真実を全部開陳した上でやっていくべき...全文を見る
○保坂委員 では、重ねて伺いますけれども、これからもどういう事情だったのかということをきちっと、二度とこういうひどい事故がないために、遺族の方に説明していただけますか。それだけ答えてください。
○保坂委員 強く求めたいと思います。  それでは、実は、つい先日、私は千葉県の柏にある光ケ丘団地というところに行ってまいりました。  この光ケ丘団地というのは、どうも今の都市公団の、当時の公団住宅のパイオニア的な、一番新しい時期にできた団地だったそうです。したがって、建てかえ...全文を見る
○保坂委員 ですから、公団サイドで建てかえようということになって、住んでおられる方に、実はこういうふうに建てかえますよという案を示して、建てかえが始まったわけですね。  そこで、そこに住んでおられた皆さんが説明を受けたのは、優先入居ということです、優先入居。建てかえ後、分譲住宅...全文を見る
○保坂委員 そのとおりなんですね。優先入居というのは、一般の人に先立って入居していただく。  しかし、その優先ということは、時間的な順番が優先ということだけでは必ずしもなかったと思います。恐らく、ここに住んでおられた方たちは、ずっと長いことこの団地を暮らしの場としてはぐくんでき...全文を見る
○保坂委員 いろいろな契約がありますよね。携帯電話の契約とかいろいろな契約がありますが、不動産契約というのは、やはり人生の中で相当大きな契約ですよね。一回あるかないかという契約だと思います。そのときに、値下げはしないと、しかもそれは、ディベロッパーなどではなくて公団ですよ。公団住...全文を見る
○保坂委員 では、もう一回、絞って伺います。  公団で、この光ケ丘で生まれて育ったり、あるいは長いこと住んできて、建てかえがあるんなら、そして公団さんが値下げはしませんとはっきりおっしゃるんだから、いろいろ経済情勢は悪いけれども、そこで踏み切ろうと思って入居していった戻り入居の...全文を見る
○保坂委員 短くしてください。  申しわけないという気持ちはありませんということなんですね。残念だということです。  これ、扇大臣、ちょっとどう思いますか。  千葉日報という千葉の新聞がありまして、書いてありますよ。「「団地ができた当時から住み始め四十五年。せっせと植木を植...全文を見る
○保坂委員 住宅局長に伺います。  これは、公団はやはり信用されているんですね、今でも。だから、その公団が値下げしませんと言ったら、値下げはしないんだな、これは契約書までつくる必要ないなと思う住民の気持ちは当然だと私は思います。しかし、その値下げしませんというのは、今はというの...全文を見る
○保坂委員 ぜひ、公団が何か言ったら、言ったことは全部括弧で今はというのが入っているなどという、そういうふうなことになっちゃいけないと思うんで、私は、この住民と最後まで争うというのはいかがかと思いますよ。本当に誠心誠意心を尽くして、やはりこの団地を愛している皆さんなんですから、し...全文を見る
○保坂委員 終わりますが、やはり魚道というのは魚が上がるためであって、それを大変な金額をかけてつくっている。私が指摘すると、全部、じゃ、これ、そういうものをつけますということになりかねないんで、やはりきちっと生態系を見てやっていただきたいということを申し上げて、終わります。
09月20日第154回国会 衆議院 外務委員会 第27号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  去る九月十七日の小泉総理大臣のピョンヤン訪問で実現した日朝首脳会談で、中断していた国交正常化交渉が再開されることを日朝共同宣言で合意されたことを、大変重いスタートでありますけれども、大きな歴史の一歩ということで評価をしたいと思います。 ...全文を見る
○保坂委員 信じがたい残酷な結果を告げられたわけですけれども、今回の経過、この犯罪行為をだれがどのように計画し、実行して、その責任者はだれだったのか、一日も早く真相の究明を進めていかなければならないと思います。  きょう、日本側のリストにはなかった五人目の生存者の方が、佐渡で十...全文を見る
○保坂委員 今回の首脳会談に至る経過について質問をしたいと思います。これは田中局長にいたします。  これまで十一回にわたる国交正常化協議の中断後、北朝鮮の姿勢に大きな変化が見られたということを報道されておりますけれども、昨年のアメリカでのテロ事件の発生の後、平松北東アジア課長が...全文を見る
○保坂委員 韓国の反応について外務大臣に伺いたいと思いますけれども、今回の首脳会談の直後、南北を隔てる二つの鉄道の工事が始まって、地雷等除去されているというニュースが入ってきています。  二〇〇〇年の南北首脳会談以降、両国の関係あるいは会談での合意事項は必ずしも順調に推移したわ...全文を見る
○保坂委員 この共同宣言の中身に入りたいと思いますけれども、今回の宣言では、これは村山総理の談話、ここを基調にして書かれるということを総理も事前に言っておられましたけれども、アジアの人々という村山談話の部分、これは「朝鮮の人々」というふうになっているんですね。  これはちょっと...全文を見る
○保坂委員 朝鮮の人々というときに、今北朝鮮の人々と言われましたけれども、例えば、みずからの意思によらずに、日本本土及び、例えばサハリンであるとかあるいは旧満州、中国の東北部などに移動させられた人々、在日の方も多いんですが、これらの人々も含んでのことなんでしょうか。
○保坂委員 これは正確な統計は難しいかもしれないんですが、南北朝鮮に分断をされる前、日本が植民地として支配をしていた朝鮮から、みずからの意に反して日本本土及び本土以外に移動をさせられた人の数というのはどのぐらいなんでしょうか。
○保坂委員 時間がありませんので次に進みますが、この宣言に「在日朝鮮人の地位」という部分がございます。また、「文化財」という言葉も出てまいります。これらの議論を日本政府は今後どのようにしていこうというふうに考えていらっしゃるんでしょうか。
○保坂委員 先ほども冒頭出ましたけれども、在日の朝鮮学校の生徒の方に、あるいは学校に嫌がらせの電話などがあり、大阪の府知事がこれは大変人権上問題があるというメッセージを出したり、森山法務大臣もそれについて触れているようでございます。  外務大臣の所見を伺いたいと思います。
○保坂委員 田中局長にさらに伺います。  この宣言に「すべての国際的合意」とありますが、この国際合意の中に、一九九二年一月の南北朝鮮の朝鮮半島非核化宣言も含まれているのかどうか。これは、外務省がまとめられた資料によると、総理はそのことも含めて発言をされているようですが、先方から...全文を見る
○保坂委員 ちょっと外務大臣に伺いますが、これも含めて国際合意を遵守するということが、本当に事実としてきちっとこれが履行されるならば、朝鮮半島が非核地帯ということになり、また我が国も非核三原則を国是とする国として、いわば、朝鮮半島、南北朝鮮と日本とが非核地域ということになる可能性...全文を見る
○保坂委員 そういった懸念が残っているということは私もよくわかります。ですから萌芽と申し上げたわけですけれども、ぜひそういった萌芽が生まれる方向で努力をしていきたいというふうに思います。  今、六カ国間協議のお話が出ました。この共同宣言によりますと、「この地域の関係各国の間に、...全文を見る
○保坂委員 時間が近づいてきましたので、最後の質問にします。  大変困難なこの交渉、交渉を始めるまでにも大変大きな問題が山積みしていると思います。しかし、この交渉をしっかりと進めて正常化というゴールにもし至ったとすれば、あるいは至る過程で、今六者間の話もありましたけれども、日韓...全文を見る
○保坂委員 では、最後に外務大臣に、そういった今まで質問させていただいた諸課題を含めまして、今後の交渉あるいは交渉に至る努力、いつごろどのように始められるのか伺って、終わります。
○保坂委員 終わります。
11月12日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私の方からも、この法案について、ここは見逃せないなという部分について質問をしていきたいと思います。  まず、管理組合の位置づけなんですが、先ほどからの議論にもありましたとおり、区分所有法で管理組合という明確な定義がないという中で、実際...全文を見る
○保坂委員 今の質問を法務省の方にも繰り返し聞きたいんですが、ちょっと加えさせていただきます。  管理組合がないマンションについての周知と同時に、管理組合が、これは、中には意見の相違から例えば分裂をしてしまって、双方が意見の正当性を争って訴訟に持ち込むなどのことも考えられなくは...全文を見る
○保坂委員 続いて、法務省に伺っていきたいと思いますが、今回、いわばインターネットなどの普及を踏まえて、従来の書面に加えて、電磁的な記録によって、例えば議事録を作成したり、あるいは議決も行えるというような改正の内容だと思います。  基本に立ち返ってちょっとお尋ねをするんですが、...全文を見る
○保坂委員 つまり、反対の方がいても、書面で反対者の意思表示も含めて決議ができるというふうに変わったということだと思うんですが。  そこで、では、そういった書面で、それで議決をしましょうという、そのもののいわば方針決定というのは、これは集会によらなくてはならないのでしょうか。
○保坂委員 そうすると、集会を基本に管理組合が運営をされていくという基本的な理念があると思うんですね。いろいろな場合に、書面や書面に準用して電磁的な記録ということで対応するということはわかるんですけれども、しかし、今おっしゃったように、書面で決議する場合に、反対の方も含めて書面で...全文を見る
○保坂委員 最初の答弁を伺っていると、書面で、つまり、集会は一切開かれずに、議論すべきことがされずに進んでいくのではないかという危惧を覚えたので質問をしたんです。今の答弁であれば、何人かでも、あるいは一人でも書面ではなくて集会を開くようにということであれば、これは集会で、これは書...全文を見る
○保坂委員 では、続けて、十七条の共用部分。ここのところで、四分の三から二分の一に変更されているということと、これまでの、改良を目的とし著しく多額の費用を要しないことという要件が、形状または効用の著しい変更を伴わないものというふうに、いわば簡素化されているというか、ハードルが低く...全文を見る
○保坂委員 わかりました。  それでは、ちょっとここで具体的な事例、建てかえのことに入っていく前に、都市基盤整備公団にお願いをして来ていただきましたので、マンション、集合住宅の実態の一つを示すものとしてちょっと具体的なケースで伺いたいと思います。  三十年か四十年かという議論...全文を見る
○保坂委員 住んで間もなくして雨漏りが続発をしたり、いろいろ苦情が絶えなかったと。実際にこれは大規模な改修に十年目にして入ってみて、はがしてみたら、本来コンクリートがあるべきところになかったりとか、大きな穴があいていたりとか、工事中の飲み物の缶が出てきたりとか、何だこれはというこ...全文を見る
○保坂委員 この大規模な施工不全というか手抜きというか、こういうことによって、要するに修繕するために転居しなければいけませんよね。あるいは建てかえももちろんなんですが、こういったことで大幅にその期間住居を移したり、あるいはさまざまな引っ越しの費用だとかがかかってくる。こういうこと...全文を見る
○保坂委員 公団の分譲というのはこれまで大変信頼があったわけですね。そして、これは都市景観賞というのも受賞されているんですね。当時話題のいわば作品だった。こういったマンションにこれだけの、四十三億円ですか、出費を余儀なくされている。これは、公団だからこれを出すこともできたんだろう...全文を見る
○保坂委員 扇大臣に伺いたいのですけれども、これは公団としても、都市景観賞までとった、そういったニュータウンの分譲住宅ですから、まさかいわば構造がそれほどひどいとは、これは公団も本来は被害者の立場なのかなというふうに思うんですね。一番の被害者は入居された方ですね。引っ越さなくても...全文を見る
○保坂委員 ぜひお願いをしたいと思います。  公共住宅というものに対する信頼をこれほど損ねる事態はないんです。そして、もう一つは、特殊法人のあり方がこれだけ厳しく問われているときに、扇大臣がおっしゃるように、本当にこれは公団が全部被害を受けましたということだけに簡単にまとめられ...全文を見る
○保坂委員 時間に限りがありますので法案に戻りますけれども、建てかえの際に民間業者に一たん権利を移して、再建した後買い戻す方式もとられていると思います。今日の大変な経済不況の中で、どの開発業者も余り、業績がよくないどころか、株価を一々示すまでもない状況になっております。  法務...全文を見る
○保坂委員 法務省に伺いたいのは、そういう場合に、多数の開発業者に対する債権が、所持者がいるわけですよね。やはりこういった住宅という、なくなればこれはまさに仮住まいに入って、戻るべきところが進まなくなっちゃったというときに、先取り特権等をきちっと付与するということでそういったこと...全文を見る
○保坂委員 この点も、もう少し議論を深めなければいけないというふうに思っています。  国土交通省に伺いますが、今後十年間で百万戸近く出てくると言われる三十年以上のマンション、これは、マンション建替え円滑化方策検討委員会で書かれている資料によると、昭和五十年以前の六割程度が容積率...全文を見る
○保坂委員 それらのマンションの紛争等も総合設計制度を通して運用するというお考えもあるようですけれども、やはりかなりふえてくるんじゃないかということを本日は指摘をしておきたいと思います。  マンションの建てかえというのは、いずれ、どのような形であれ、やらなければいけないことだと...全文を見る
○保坂委員 それでは、扇大臣に最後に伺います。  今局長がお答えになったことですけれども、これは、経済的に困窮したり、高齢だったり、障害があったり、病気だったり、そういう方が大変困るケースが想定されるわけです。非常にまじめにこのことに取り組むとすれば、何も財産がないのでマンショ...全文を見る
○保坂委員 もう少し議論したいところですが、時間になりました。さらに深めていただきたいということを申し上げて、終わります。どうもありがとうございました。
11月13日第155回国会 衆議院 外務委員会 第4号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  本日は、先日、党首討論の席で土井党首と小泉総理大臣との間で、わずかながらの時間ですが、議論されたことを一つ一つ確かめていきたいと思います。  先日、党首討論の席で、土井党首は国連憲章の五十一条を引きまして、国連憲章の五十一条ができていく前...全文を見る
○保坂委員 アメリカといえども例外ではないというふうに思います、そういう趣旨だと理解いたしました。  条約局長に伺いたいんですが、私が今引用したとおり、国連憲章五十一条は、加盟国が攻撃を受けたときに個別的、集団的自衛権が認められるけれども、先制攻撃はこれを禁じている、こういう内...全文を見る
○保坂委員 続けて条約局長に伺いますが、一八三七年の十二月二十九日に、大変昔の話ですけれども、カロライン号事件という事件が起きた。アメリカとカナダの国境のナイアガラ川の河口に停泊をしていたカロライン号が攻撃を受けた。これがその後四、五年にわたって、当時、イギリスからのアメリカ国籍...全文を見る
○保坂委員 答弁は簡潔にお願いしたいんですが。  確かにかなり昔の話ですが、しかし、このカロライン条項というものは、ナチスドイツのいわば戦犯法廷でも連合国側が厳しくこれを出してナチスドイツ側の主張を退けたということでも有名だと思いますし、今条約局長の答弁にあった、自衛の手段が差...全文を見る
○保坂委員 外務大臣に伺います。  今、幾つかの例を引いて、国際法上の先制攻撃あるいは予防戦争にかかわる事例を挙げてまいりました。国際法上、武力攻撃が既に発生しているというふうにみなされるのは、一国でもちゅうちょするなら大変な危機、防衛の可能性が危うきに瀕するという場合を除いて...全文を見る
○保坂委員 となると、いわゆるブッシュ・ドクトリン、ことしの六月の陸軍士官学校卒業式での演説で出てきて、また九月十九日の国家安全保障戦略に盛り込まれている、脅威の兆候があれば、必要に応じて自衛権を行使して、先制攻撃を行ってこれを撃破し予防することによって抑止効果を強化していくとい...全文を見る
○保坂委員 外務大臣に聞きたいんですね。  もうアメリカでは、九月十一日のテロ以降、キッシンジャーさんなども、これまでの国際法上のルールというのは変更しなきゃいけないんだということも言っておられるし、アメリカの議会でもこういった議論が相当されていますよね。  先制攻撃権、自衛...全文を見る
○保坂委員 決議については後ほど触れますので、もう少しブッシュ・ドクトリンとイラク攻撃の論拠について外務大臣に伺っていきたいと思います。  この目的が、大量破壊兵器の開発をしている、これを除去しなければいけない、これを根こそぎ消し去らなければならないというのは、国際社会の完全な...全文を見る
○保坂委員 それでは中東アフリカ局長に伺いたいと思いますが、イラクのバース党、つまりフセイン政権は、イスラム原理主義の、例えばアルカイダなどのグループや他の原理主義集団とも余り良好な関係ではないはずなんですね。したがって、大量破壊兵器をそれらの危険なグループに渡していくような可能...全文を見る
○保坂委員 続けて局長に伺いますけれども、私たちは、もちろんイラクのフセイン政権がいい政権だとは考えていません。しかし、湾岸戦争のときにクウェートを占領して支配をして、国際社会のイラクに対する一定の世論ができ上がったという状況と今回は違うだろうというふうに思っています。  いろ...全文を見る
○保坂委員 外務大臣に決議のことをお聞きしたいと思います。  アラブ諸国は、十日にカイロで緊急外相会議を開いて、安保理決議が自動的に対イラク武力行使には結びつかないとの安保理の保証を尊重するとした上で、イラクにこれを受諾するようにと共同声明を発表したというふうに伝えられています...全文を見る
○保坂委員 今の副大臣の後段の御意見は、私も同感です。それは必要なことだと思います。  ただ、問題は、パウエル長官自身がここで発言されているように、日々、このところエスカレートしているように見えます報道等を見ると、国連の決議、今もう期限が迫っていますよね、イラクが恐らく受諾をす...全文を見る
○保坂委員 そういう一致団結して対応すべきなんですが、そうでなくなってしまったときに、先ほどから、前段から触れている国際法秩序も含めまして、大きな悪い意味での変化が起きてしまうんじゃないかということを危惧しています。  テロ特措法は、あの九月十一日のテロ事件に基づいて、国連決議...全文を見る
○保坂委員 ということは、私が指摘をしました、あの去年のテロ特措法を、今回武力攻撃が——私、ちょっと誤解していただいては困るんですが、戦争に必ずなるだろう、もうとめようがないなんということを言っているんじゃないんですよ、これは何とかとめなければいけないと、茂木副大臣のおっしゃると...全文を見る
○保坂委員 答弁はありましたけれども、どのようにもとれる答弁で、もっとはっきり示していただきたいということを御指摘させていただいた上で、本日は時間になりましたので、終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
11月15日第155回国会 衆議院 外務委員会 第5号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  三人の参考人の皆さん、きょうはありがとうございます。長時間ですが、最後になりますので、よろしくお願いします。  私は、この間、きょうの議論もそうですけれども、大変今深刻なところに来ていると考えておりまして、これはイラク問題であると同時...全文を見る
○保坂委員 続いて伺います。  イラクが軍事大国化した、これはイラン・イラク戦争の際にイラク側をアメリカが支援をして、兵器、その中には生物化学兵器の原料などもあったという報道などもあります。一九八三年十二月にレーガン大統領の特使としてフセイン大統領と会談をしたのは今の国防長官の...全文を見る
○保坂委員 次に水口参考人に伺いたいと思うのですが、参考人がおっしゃるように、アメリカは余りにも強い軍事力とパワー、つまり対抗するパワーはどこにもない、そういった中で、先ほど言われたような、国連初めさまざまな機関が動かなくなるぐらいの力を持っているわけです。  さて、今回、イラ...全文を見る
○保坂委員 私どもが一番心配をするのは、フセイン政権がどのような問題を持っていても、イラクの一人一人の民衆というか、子供や老人等、そのような人たちが大量に戦争の犠牲になるというようなことがあってはならないし、湾岸戦争も、残念ながら劣化ウラン弾などが使われて、報告によれば、かなりの...全文を見る
○保坂委員 それでは、松井参考人に伺います。  キューバ危機のことがアメリカの議会で随分この間語られたというふうに伝えられています。ブッシュ大統領は、当時ケネディ大統領が意図的なごまかしや攻撃的な脅威というのはアメリカは絶対許さないんだということで、この決議を議会が承諾すること...全文を見る
○保坂委員 それでは、大野参考人に再びお聞きいたしますけれども、イラクは第二の産油量を誇る国だと思います。石油資源が非常に豊富で、したがってアフガニスタンなどと大分状況が違って、医療水準や教育水準もかなり高いというようなことも聞いております。  実は今回、アメリカ国内でも、戦争...全文を見る
○保坂委員 一番最初の大野参考人のお話の中で、一番関心の高い、九月十一日のテロ事件、そしてそれに関連する、現在も頻発をしている世界各国のテロ事件とイラク政府との、フセイン政権との関与、関係性について述べられたと思うんですが、イラク北部に、アルカイダと連携をしている、あるいはアルカ...全文を見る
○保坂委員 もう一点確かめておきたいのは、イラク・バース党なりフセイン政権と、イスラム原理主義勢力との関係なんですね。恐らく大きな距離があって、例えば生物化学兵器あるいは大量破壊兵器などを彼らにフセイン政権は拡散させていく、手渡していくというような危険性、可能性というのは実際にあ...全文を見る
○保坂委員 ありがとうございました。  大変困難な局面ですが、日本も力を尽くして、世界の破局などというような入り口を開かないように、戦乱ではなく交渉でこの事態を解決することを願うということを申し上げて、感謝をしながら終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
11月27日第155回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  本日は、公益法人のあり方、とりわけ、昨年六月に、社民党、我が党の福島瑞穂参議院議員が、清水達雄参議院議員の支援団体である全宅連、全宅保証、全政連、この関係について質問をしております、三位一体ではないかと。ここにきちっと、それらの実態の調...全文を見る
○保坂委員 私の質問をよく聞いてくださいよ。これは共通役員名簿という形になっているんですね。つまり同じ方が理事であり、監事であり、名誉会長であり、相談役であり、参与だと、こういう実態なんですよ。これは名簿があるんです。この実態を御存じですねと聞いているんです。知らないなら知らない...全文を見る
○保坂委員 昨年調査を求められて、この野党四党のヒアリングでも調査をしたというふうにおっしゃっているんですね。当然名簿は提出してもらおうという話になるでしょう。そんなこともしていないんですか。  ちょっと続けて聞きます。  公益法人とは何かという議論になってくると思うんですね...全文を見る
○保坂委員 きのうこちらの会館に私ども出向きまして、こちらの全政連の方の会則も見せていただきました。これは自由党の一川議員が指摘されたんですが、これが全国不動産政治連盟の会則なんですね。これの最高決議機関は大会ですよね。大会が最高の機関だとして、大会の構成員というところ、十九条を...全文を見る
○保坂委員 確かに日にちが違って開かれるようになりました。しかし、現在のところ、本当にこれが変わったんだろうか。公益法人というのは、やはり特定の業界をすべからく代表して理事などが構成されるものではないと思いますし、また、いわゆる政治決定にかかわる一定の活動があるにしても、特定政党...全文を見る
○保坂委員 これは私どもが調べたところ、藤田和夫さんその人なんですね。下部組織でもその方が全部を兼ねられている。そしてまた、公益法人で宅建の講習を管理している財団法人の不動産流通近代化センター、あるいは不動産物件情報を公刊している財団法人東日本不動産流通機構の代表は、それではどな...全文を見る
○保坂委員 さらに、不動産取引の紛争防止を図る財団法人不動産適正取引推進機構、こちらの理事長は国土交通省の元事務次官ですが、この理事にも藤田さんが就任しているという事実はありますか。どういう経緯で就任しているんですか。
○保坂委員 この適取というのは、大変大切な役割をされる、紛争処理に当たる機関だと思います。  ところで、不良債権処理が、今これは日本経済の最大の懸案事項で、なかなかこれはうまくいかないわけですけれども、振り返ってみますと、この議論が一番沸騰した住専の問題というのがございました。...全文を見る
○保坂委員 預金保険機構にも来ていただいております。  この不良債権、どういうふうに処理をされたのかということを振り返ってみますと、調べてみると、日住金の貸付先に株式会社不動商事、代表は藤田さんなんですね。貸付先十二位でリストに載っているようです。この貸付残高は幾らだったんでし...全文を見る
○保坂委員 二点続けてお聞きしますが、その後の回収状況あるいは債務者であるこの不動商事の社長の、何か受けている制限などはございますか。
○保坂委員 では、国土交通省にお尋ねします。  これら関係団体の代表を幾つも兼ねられている、そして、公的資金導入という、大変あの当時議論を呼んだ貸付先の一つで、今具体的には答えられないという答弁がありましたけれども、公益法人の代表として国土交通省が大臣認可をこの藤田氏の就任に次...全文を見る
○保坂委員 先ほど幾つか挙げていった中で、不動産紛争取引防止を図るいわゆる適取という不動産適正取引推進機構、ここの理事にも同氏が就任しているということについて、副大臣はどのように考えられますか。
○保坂委員 三者一体で、この全宅連の定款の方にも業界の要望事項を関係省庁に上げていくということがうたわれているんですが、このところ、国土交通省あるいは省庁再編の前の建設省で受けてきた全宅連などの主な要望事項、この十年間、あるいは五年間でもいいです、主なるもの、印象に残るものを国土...全文を見る
○保坂委員 きょうは総務省の選挙部長にも来ていただいているんですが、これは報道によれば、選挙が終わって三カ月後に、報奨金という形で党員を集めたところに対しての支払いがあったという報道があるんですが、一般論で構いませんけれども、選挙の際のいわゆる買収等、事後に報酬が支払われた場合ど...全文を見る
○保坂委員 国土交通省の方に伺いますけれども、同じ方が政治連盟のトップでもあり、また例えば東京でいえば自民党の宅建支部の代表も務めているんですね。至るところに顔が見えて、そして全宅連、全宅保証、そして政治連盟、これはやはり三位一体じゃないとどうしても動いていかない、そういうような...全文を見る
○保坂委員 では、最後に副大臣にお聞きして終わりますが、私ども、やはり自民党というのは大変幅広い政党だと思います。歴史もある。そして、日本の各種業界の声を吸い上げるというシステムも持っている政党だと思います。しかし、業界丸ごとそこに入らなければ、要するに、政治団体にも保証協会とい...全文を見る
○保坂委員 終わります。ありがとうございました。
11月27日第155回国会 衆議院 法務委員会 第13号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私も、今の木島委員のことを質問しようと思っていました。しかし、中身についてやられたので、法務大臣に、まず大もとの見解を伺いたいと思うんです。  人権救済の申し立てをするというのは、刑務所内というなかなか外部と交信することが不可能な世界...全文を見る
○保坂委員 それでは、刑事局長そして矯正局長にも伺っていきたいんですが、今回、名古屋刑務所でこういった事態が起きていることが、捜査によってこれから明かされる、また公判によって事実が認定をされていくという事態になったわけですが、それ以前にもたくさんの訴えがあったんですね。  私の...全文を見る
○保坂委員 先ほど、個別具体的なケースについてはまだお答えできません、いずれは公判廷で明らかになりますと言われているので、今制度の問題を言っているんです。  矯正局長に聞きます。つまり、施設内で起きたこのようなことについて、例えば暴行を受けた、あるいは大変な人権侵害を受けた、あ...全文を見る
○保坂委員 今までこうだったという話はわかったんですが、もう一度、刑事局長にお聞きしますけれども、これは捜査の機密ということがあると思いますね。あってはならないことですが、刑務所の中でも犯罪が刑務官によって行われたかもしれない。行われた容疑が非常に高くて今捜査は始まっているわけで...全文を見る
○保坂委員 つまり、あり得ないんだということが起きているわけですね。それはあり得ないということで、法令上定められているからとか秘密は漏らさないんだからということをそのまま、やはりこれだけの事態が起きて、またそういう従来のルールでやっていこうということにはならないと私は思います。 ...全文を見る
○保坂委員 大臣に伺いますけれども、すべてうまくいっていると言うんですね。どうしてこういうことが起きるんでしょうか。  今のように、情願の機能はしっかり機能してしっかりと目を光らせていると。やはり僕は、情願という言葉自体がどうかなと思いますけれどもね。情けで願うでしょう。やはり...全文を見る
○保坂委員 大臣に情願なんですよね。ですから、この機能が本当に動いているのであれば、このような、つまり名古屋刑務所の今問題になった、きょう冒頭大臣が述べられたような事態は防げたはずだということを指摘します。  そして、きょうは死刑の問題を久しぶりに議論させていただきたいと思いま...全文を見る
○保坂委員 これはもう政治家同士で大臣に伺いたいんですよ。この袴田さんの件については、東京拘置所にも行っていろいろ話をしました。そしてまた、長いことの拘禁だけではないんですね。確定してからの緊張があります。そうですよね、確定死刑囚ですから緊張があります。そういう中で、朝起きたり、...全文を見る
○保坂委員 もう一人、今度は波崎事件、冨山さんという死刑囚の問題についても、この際伺いたいと思います。  「死刑廃止論」を著した方で有名な最高裁判事だった団藤重光さんがインタビューに答えて言っているんです。この波崎事件の上告棄却のときにいろいろ迷った、裁判長が上告棄却の宣告をし...全文を見る
○保坂委員 適切な判断がなかなか矯正施設の中で行われないんですね。これは、今矯正局長も言われたように、そこまでのことができないシステムになっているんですよ。  だから、例えば八十五歳にしてそれだけ異状を訴えても、確かに拘置所の中の医療的な施設はありますよ。ただ、例えば歯医者にし...全文を見る
○保坂委員 最後に、私ども国会の中で、超党派で死刑廃止を推進する議員連盟をつくっております。一方で、我が国で死刑制度を維持する、そういった声も世論調査などでかなり高い数字になっているということを存じ上げた上で、国際潮流はやはり死刑廃止の方向に向かっている。  森山法務大臣も、こ...全文を見る
○保坂委員 この議論は、ぜひこれから深めていきたいんですが、あと一問で終わりますが、死んでおわびをするというのも一つの考え方です。しかし、生きて償いをする、そして、苦しいけれども生きて責任をとり続ける、あるいは、やれることをすべてやるということも一つの考え方だと思います。  そ...全文を見る
○保坂委員 時間になりましたので、終わりたいと思います。  ぜひ、この問題、今回は名古屋刑務所の中での事件ですけれども、拘置所の二人の方の処遇については緊急だということを申し上げて、終わりたいと思います。どうもありがとうございました。      ————◇—————
12月04日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  本日は、去る十一月十二日、当委員会において、都市公団のマンションの大規模建てかえの問題について幾つか質問をさせていただきました。扇大臣からは、公団にとっては初めての事件、大過失であると、いろいろ答弁を聞いていても、まだまだこれは厳しく調べな...全文を見る
○保坂委員 時間がないので簡単に答弁していただきたいんですが。  これは週刊朝日が取り上げてきているんですが、前回の質疑でも、業者が悪かったんだ、バブル時代で、業者の中で手抜きがあったことに対してチェックが行き届かなかった、そういった観点からの答弁があったと思うんですが、欠陥発...全文を見る
○保坂委員 扇大臣に伺います。  今のやりとりでも、非常にゆっくりしたテンポだなというふうに思います。これだけ大失態、大過失というふうに言われた、そして大臣もみずから資料を持って、これは厳しくやりますとおっしゃいました。私も待ちたいと思いますが、どのぐらい待てばよろしいでしょう...全文を見る
○保坂委員 もう答弁は求めませんが、公団の方には、バブル時代に工事を急ぎ過ぎた、今回はその調査や事後処理について、これは逆に急いでいただきたい。工事を急ぎ過ぎてずさんになるのは困るけれども、調査や事後対策がおくれ過ぎて、いろいろ、今大臣がおっしゃったような被害が拡大をしたり、ひい...全文を見る
○保坂委員 ここに、全宅連の三十周年、それから全宅保証の二十五周年で、多分、会館が落成したときの記念誌だと思いますけれども、これは全政連はないんですね、全宅連と全宅保証なんですが、この中に、これは九一年、平成三年とありますね。全政連、参議院議員選挙に際し、清水達雄氏支持を機関決定...全文を見る
○保坂委員 私は、今回議論するに当たって、行革担当ということで根本副大臣にもきょう来ていただきました。  これは橋本内閣当時だと思いますけれども、公益法人にかかわる閣議決定が平成八年九月二十日ですか、なされています。その閣議決定の中では、公益法人としては、特定団体の構成員やまた...全文を見る
○保坂委員 では、また後ほど伺います。  国土交通省の方に伺いたいんですが、全宅保証は、事業目的に、消費者、つまり契約をしてお住まいになる消費者ですね、こちらの保護の方も挙げているんですね。業界の円滑な事業の活性化とかそういうことも挙げていますけれども、消費者保護、これも一つの...全文を見る
○保坂委員 時間が本当に限られていますので、御協力をお願いします。  今、いろいろお話がありました。しかし、総括してみると、不動産関係の人が、関係という領域の中でくくられる人たちが、理事になっている。  外部から一名の方というのは、これは、監事をされているのは、建設省のOBで...全文を見る
○保坂委員 これは、役所のOBが入ったら、こういう閣議決定という、これは立派なものですよ、こういうふうに改革をしていくという一つの高い志をきちっと履行する監視役じゃなくて、何か一緒にそこにただいる、こういう感じなのかなと思いますが。  ちょっと、私、疑問に思うのは、前回、別の委...全文を見る
○保坂委員 そうすると、やはり、国土交通大臣の認可という枠内に入るといって、役所としては手続をしてきたということをおっしゃったんだろうというふうに思います。  この五年間、例えば全宅連の政策要求、要望事項で、例えば土地税制や住宅金融公庫の改善というようなことについて要望があった...全文を見る
○保坂委員 法務省にも来ていただきました。  これは新聞報道なので、率直にお答えいただきたいと思うんですが、五人の不動産業者の会員の方が、全政連の会長である方らを告発したという報道がございます。内容は、これは全宅連の方ですね、全宅連の会長選挙に立候補するに当たって、東京の不動産...全文を見る
○保坂委員 では、続けて聞きますが、一般論だけおっしゃるというのであれば、いわゆる背任及び横領、あるいは規正法の不記載あるいは虚偽記載というのは、どういう構成要件になっているんですか。本当に簡単にで結構です。
○保坂委員 それでは、再び根本副大臣に聞きたいんですが、今、小泉内閣は改革ということを、スタート時点から改革断行とか改革なくして成長なしとか、改革という言葉は何百回と我々の耳に届いたと思うのですね。  例えば、今話題にしているような公益法人が、長い経過があれども、客観的に、公益...全文を見る
○保坂委員 時間が押してまいりました。  きょう、朝から、扇大臣にも何人かの委員からの質問がございました。私は、公益法人のあり方、特に業者になろうとすると、どうしても保証の制度は必要なんです。保証の制度を使わないと、やはり五百万なり一千万という負担をしなければいけない。保証の制...全文を見る
○保坂委員 これにて終わります。ありがとうございました。
12月12日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  私は、冒頭、本日は扇大臣や石原行革担当大臣に来ていただいていますけれども、本来は推進委員会の委員の皆さんに来ていただいて、ちょうちょうはっし、どこがずれていたのか、どこが対立だったのか、あるいはどこが共有だったのかという話をぜひ聞かせて...全文を見る
○保坂委員 今井前委員長は、これまで、経済界の重鎮でもありますし、大手銀行の公的資金導入の是非を審議した金融危機管理審査委員会、佐々波委員会ですね、これの委員を務めたり、あるいは、中央省庁再編のための改革再編会議、顧問会議の座長を務められたり、数々、現職もやられております。  ...全文を見る
○保坂委員 石原大臣は、委員長が辞任し、中村委員らも反対して、極めて遺憾だ、そして、この内容で政治的に果たしてもつのか心配だというふうにおっしゃっていますよね。これはどういう意味なんでしょうか。
○保坂委員 私は、これは、小泉内閣の一番の旗印である改革という、その中身を問う場面が一年たって今来ていると思うんですね。  小泉総理自身が、このところ、丸投げということをよく言われています。今回の問題について、扇大臣に次に聞いていきたいんですけれども、そもそも、民間のこの七人の...全文を見る
○保坂委員 続けて大臣に聞いていきますので、ぜひちょっと短目にお願いします。  これは、丸投げと俗に言われる状態じゃないんでしょうか。
○保坂委員 議会で多数の与党が首班指名して、小泉総理が今、内閣総理大臣。しかし、その与党の中から、大変、この意見書の後、例えば村岡兼造議員は、高速道路建設推進議員連盟の会長でいらっしゃいますが、この混乱にはあきれ果ててもうコメントもできない、相手にする必要はないと。あるいは、古賀...全文を見る
○保坂委員 まず仕分けをしなければならないところから始まったというのもよくわかりましたし、国土交通省を挙げてこの大変重い荷物を、しかも、さまざまな声を聞いてこれから法案化をしなければいけない、こういう作業に入るということで、国会でこれはびしびし我々もチェックを入れていきますし、議...全文を見る
○保坂委員 この意見書には、私、丸ごと今読み上げたんですけれども、確かにそう書いてあるんですね。そして、一番最後の方にも、改革関連法案、関連政令・省令の作成に対し、本委員会は、委員会設置法に基づき適切に監視機能を発揮する、こう書いてあるんですね。  どういうふうに発揮させますか...全文を見る
○保坂委員 自民党の山崎幹事長は、対立した点、まとまらなかった点については基本的に政府・与党が取りまとめていきたい、民営化推進委員会の役割は既に済んだ、こういう発言もされているんですね。でも、法律には監視をすると書いてあるんですが。  扇大臣は、どういうふうにこの委員会の、今フ...全文を見る
○保坂委員 昨今の報道にも、この委員会の意見書が新しい道路建設についてかなり厳しいハードルを出していると。そして、今後の道路建設については、新しい仕組みを構築して、当事者負担のルールを定めることが必要だ、あるいは、新会社発足までの間、各公団は、本委員会において取りまとめた基準によ...全文を見る
○保坂委員 私たちは、この民営化推進委員会の意見もちゃんと聞きたい。そして、そこにすべてのことを丸投げするつもりもありませんし、また役所の方も、国土交通省の方のいろいろな内部の議論もそういった意見とあわせて、これは相当深い議論が国会で必要だと思います。閉会中も含めてそういった努力...全文を見る