保坂展人

ほさかのぶと



当選回数回

保坂展人の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  小嶋証人に聞きたいんですが、先ほどの同僚議員の質問に対して、伊藤公介議員以外に二人の政治家、一人は現職衆議院議員、元参議院議員のお二人に相談をした、こういうお答えでしたが、どんな相談を、いつ、どこでされたんですか。
○保坂(展)委員 そのお二人に政治献金などはございますか。
○保坂(展)委員 今回問題となっている確認機関、建築確認機関の民間開放の立て役者でその当時建設省の住宅局長だった小川忠男氏とのつき合い、ございますか。
○保坂(展)委員 先ほど出ました伊藤議員を囲んだ住宅政策研究会ですか、こちらの方に役所の人間も同席したと聞いていますけれども、具体的にどういう部署の方が同席したんですか。また、業界の要望を伝えるということですが、どういう要望を伝えたんですか。
○保坂(展)委員 伊藤議員は証人を、小嶋証人をまあ単なる一支援者と言っているようですけれども、日々連絡をとり、情報交換をしていた、極めて密接な間柄ではなかったんですか。
○保坂(展)委員 例えば、中国の大連に一緒に行かれたそうですが、その際の費用負担、どうされたんでしょう。
○保坂(展)委員 小嶋証人の方から多く負担したということはありませんか。
○保坂(展)委員 大成建設に免震の話をしに行くために伊藤議員に同行を頼んだと先ほどから話がありました。これはどうして同行を頼んだんですか。
○保坂(展)委員 十一月十五日に国土交通省課長と面談をした、その際にも伊藤議員以外に東日本住宅の方が同席されていた、これはどういう役回りで同席されていたのか。  この十五日の国交省への面談予約、いわばアポですね、これはだれがとられたんですか。
○保坂(展)委員 そうすると、国交省に行くのにだれから連絡があったんですか。自分からしたわけではないということですか。はっきり答えてください。
○保坂(展)委員 それ以後の話を聞きます。  それ以後、伊藤議員と電話もしくは面談でやりとりされましたか。
○保坂(展)委員 この問題が発覚をして、私ども、日本全体、ショックを受けているわけですが、残念なことに、森田設計事務所の森田さん、亡くなられました。その知らせを聞いて、小嶋証人、何を考え、どの点で思い詰められたのか、知っていることがあったら率直に話してください。
○保坂(展)委員 最後に、与党からも出ましたが、証人喚問で自分がしゃべれば立場を失う方がいるということを言われていました。これはどういう意味ですか。もう一度わかりやすく説明してください。
○保坂(展)委員 まあ納得できませんが、終わります。
01月19日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  四ケ所参考人に伺いたいと思います。  昨年の証人喚問で内河証人は、私の質問に対して、雑誌のインタビューの件ですが、鉄筋は幾ら、型枠は幾ら、コンクリが幾らと指示をしますという雑誌の記事に対して、これは私が直接言うことはありませんと証言...全文を見る
○保坂(展)委員 数値は示されたというふうにお聞きしました。  山口参考人に伺いますが、今、参考人の手元にもお配りをしました、前回、木村建設篠塚支店長がこの委員会に提出をした積算対比表について伺いたいというふうに思うんですね。  篠塚証人は、姉歯氏以外の設計に関しても、六十キ...全文を見る
○保坂(展)委員 同時に、もう一度、もう一問ですが、総研の指示でもあったんでしょうか。
○保坂(展)委員 四ケ所参考人に伺いますが、こちらの木村建設の方が出された積算対比表ですね、こちらの数字、この対比表を使っての打ち合わせということはございましたか。  また、ここに今の数値、体験的にと言われたどおりの数字が並んでいると思いますが、それについてお答えください。
○保坂(展)委員 前回の証人喚問で、総研の内河証人、セミナーで、繰り返しセミナーをやられていますが、使う資料を提出してほしい。で、年末に提出をしていただきました。それに関係をして、どうしてもきょう四ケ所参考人に聞いておきたいということがございます。  資料の方にとじ込んでありま...全文を見る
○保坂(展)委員 私が考えてということは、大学の講師の方、あるいは土木学会のコンクリート委員会の小委員会の委員の方が名前を書いて印鑑も押している。それでは、その推薦しますと書いた方、この名前で出てくる方は、この文書がつくられたことを御存じですか。
○保坂(展)委員 今、土木学会と言いましたが、こちらの方では、大変な迷惑を受けている、こういうふうにホームページ上で、報道されたことに対して抗議をされている。  というのは、この方は、まずこの委員会自体がもう解散した時点の推薦状である、さらに、土木学会としては個別の技術や企業に...全文を見る
○保坂(展)委員 今回のホテルでは、個人事業主の方以外にも大手の、この推薦状は私鉄の民間会社が幾つもこれからシリーズで建てようというときの最初の推薦状だったんです。この推薦状は、その施主に対して効果がありましたか。
○保坂(展)委員 その鉄道会社の方と参考人と顔を合わせて、この推薦状を渡すなり、あるいは確認するということはなかったんですか。
○保坂(展)委員 昨年の年末の時点で、こちらの大変分厚いホテルのセミナーの資料を委員会に出していただいたわけですね。これを見て非常に驚くのは、この推薦状も入っています。地震に強い、総研の建物は国内の地震でも残った、それから、免震の工法で建てられる。事実、こちらの方には何ページにも...全文を見る
○保坂(展)委員 きょう私がこの推薦状を重大だと思ってお聞きしたのは、こちらは、どれだけこの工法が早いか、早いだけじゃなくて、大手の鉄道関係の会社もみんな採用している。そして地震に強い。そしてさらに、大学の講師、そして土木学会という名前で、小委員会、推薦しますと、こういうふうにあ...全文を見る
○保坂(展)委員 この講師の方、名前の挙がっている方は、総研なんか聞いたこともない、自分は書いてない、こういうふうに言っているんですよ。どうですか。
○保坂(展)委員 最後に指摘しますけれども、この方の専門は鉄道なんですね、鉄道。建造物じゃないんですよ。ビルじゃないんです。ですから、全く専門外。そのことを御存じですか。
○保坂(展)委員 全く驚く話です。本当にあきれる話です。もう時間がありませんが、こういったことについて総研の果たしてきた役割、徹底的に検証したいと思います。  終わります。
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、北側大臣に耐震偽装について伺いたいと思います。  十二月に行われた証人喚問では、姉歯元建築士は、最初の偽装はグランドステージ池上という証言をされたと思います。ところが、グランドステージ池上よりも早く確認申請がなされ、また、...全文を見る
○保坂(展)委員 今の答弁で、つまり池上以前にもあったというふうに答弁を理解するわけですが、こちらの方は木村建設の施工ではなくて、また、元請設計の方も井上建築企画研究所というふうに聞いております。国交省はこれらの関係者から事情を聴取されているんでしょうか、お答えいただきたいと思い...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひこれは調べていただきたいと思います。  十二月の証人喚問の際に木村建設の方から、こういった積算対比表、墨塗りになっておりますけれども、こちらの方が篠塚東京支店長から提出をされたと思います。その際に、姉歯物件が鉄筋量が少ないことはわかりましたけれども、その墨...全文を見る
○保坂(展)委員 こちらの設計図書の方はなかなか集まらないということで調査がおくれているようですから、ぜひ早くやっていただきたいと思います。  先週の末に、東横インというホテルで大変な、いわば前代未聞の偽装工事が行われていたということが明らかになりました。この時代に、車いすの対...全文を見る
○保坂(展)委員 こちらのホテルなんですけれども、私も一回だけ泊まったことがありまして、部屋の中には、自分の心と向き合う、内観というんですか、こういう本が置いてあるんですね。女性が支配人で、大変評判もよかった。予約もとりにくかったそうで、しかしその一方で、こういうコスト削減の、い...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一つ、こういったホテルで、障害を持つ方たちのそういうせっかくできた施設をこうやって壊す、それに対する自覚がまだどうやら経営の側にないということについても、強く、これは人間として差別をされ、扱われていないという声に対して、大臣、どう思われますか。
○保坂(展)委員 終わります。
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  福岡で非姉歯物件が出てまいりました。この問題、どこまで広がりを持つのかということを考えるために、きょうは、東京郊外で旧住都公団、現在都市再生機構ですが、八九年から九二年まで、バブルのころですね、分譲されたマンションの中で、これは考えら...全文を見る
○保坂(展)委員 初代事務次官。この都市再生機構には、理事長も含めて理事の方、七名が国交省出身の方がいると聞いています。  そこで理事長に伺いたいんですが、この東京郊外のニュータウンで発生している大規模建てかえ工事、補修工事に公団、機構はこれまでに幾ら支出をされましたか。
○保坂(展)委員 私がちょうど三年半前に聞いたときには四十三億円、これはかなり大きな金額ですねと。  これが約三百億となったわけですが、これで終了じゃありませんよね。あと幾らかかるでしょうか。現在進行形なので答えられないとおっしゃると思うんですが、これは大づかみで五百億なのか、...全文を見る
○保坂(展)委員 率直にお答えいただきました。五百億ですからね、大変な金額なわけです。それも、それでおさまるかどうかわからない。  さて、理事長、これはだれが支払うのでしょうか。この五百億円、だれが支払うんですか。
○保坂(展)委員 理事長、幾ら回収しましたか、施工業者から。
○保坂(展)委員 三年半前の国土交通委員会で、当時の扇大臣は、週刊誌に出なかったら報告にも来ないのかといって、当時の総裁に対して、公団の責任、そして徹底的にこの調査、責任を追及するというふうに委員会で述べています。  その後、二〇〇三年の六月に、当時の総裁が文書厳重注意、公団も...全文を見る
○保坂(展)委員 文書厳重注意というのは、本人も呼ばずに文書だけが来るということで、それが重い処分かどうかというのは、明らかに軽い処分だろうと私は思います。  北側大臣に伺いたいんですが、これだけ大規模な瑕疵が発生した。この公団の、つまり現機構の抱えている問題について、現状どう...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひ取り急ぎ報告をいただきたいと思います。  この質問に当たって再び復習をしてみたんですが、こちらの日経アーキテクチュアという雑誌なんですが、「再計算書の誤りが招いた不信感」、こういう記事がございました。  そこで、理事長に伺います。  管理組合は〇二年春...全文を見る
○保坂(展)委員 三年半前にこの指摘を受けて、公団の中でワーキングチームを結成して、ワーキングチームで調査レポートをつくっているはずなんですね、これまでに。それも手元に来ないんですね、まだやっていますからということで。  そして先ほどの、五百億に近く、なんなんとするうち、三百億...全文を見る
○保坂(展)委員 確かに、私もさっき偽造と聞こえて、まさか偽造という答弁をいきなりされるというのも随分大胆だなと思って、恐らくなくしたということを言われているんだろうなと思っていたんですが。  北側大臣に伺いたいんですけれども、ぜひ国交省として、これだけ長期間やっているわけです...全文を見る
○保坂(展)委員 財務大臣、今のやりとりを聞いていて、何か感じるところあったら、どうぞ率直に。
○保坂(展)委員 私が今回この問題を取り上げたのは、理事長に最後に答弁いただきたいんです、もうデータとかはありません。  今、これだけ住宅、特に構造計算書の偽造事件、これは姉歯元建築士以外にも出たという中で、二〇〇〇年ですよ、この問題が表面化したのは。ニュータウンにおける四十六...全文を見る
○保坂(展)委員 北側大臣そして理事長に申し上げますが、これは文書厳重注意、それが出ましたということで終わっていい問題じゃありません。実態を早期に解明して、責任の所在も明確にしていただきたい。今後も追及していきたいと思います。  終わります。
02月14日第164回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きょう、まず多田参考人に伺いたいんですが、学校で事件が起きると、とかく学校は外部の人を締め出すという方策をとりがちで、そうではないんだ、むしろ地域の方にどんどん入ってきてもらってということで、むしろそこに力を入れる、私はとても共感をい...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、小宮参考人に伺いたいと思うんですが、不審者マップが差別を引き起こしかねない、まさにそのとおりだと思ってお聞きしました。  ちょっとお話をお聞きしながら、私、多分今から三、四年前に酒鬼薔薇事件の起きた町を訪ねるという機会がありました。自治会長さんが迎えてい...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、横矢参考人に伺いたいんですが、いろいろな形で、子供の安全ということでいろいろな声に対応していらっしゃる。そういう中で、私、この議論の中で大切なのは、やはり子供たち自身が、例えば強い仲間意識とか、あるいは友達を守るとか、だれが見えなくなったからどこへ行っちゃ...全文を見る
○保坂(展)委員 東京都世田谷区では、プレーパークといって、親たちが責任を持って運営をして、そこにお兄さん、お姉さん役が子供たちの間に入って、プレーリーダーというんですが、子供たちを見守りながら一緒に遊ぶ、こういうような試みがあることも紹介しておきたいと思います。  最後に森田...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。  気がついてみれば、国会というところは、千人を超える子供たちが毎日、多分きょうも列をなして来ているので、森田さんにも教わりながら、子供から直接、自分たちの安全ってどう彼ら、彼女らが考えているのか、ぜひ聞いてみたい。そしてまた、先生方に...全文を見る
02月21日第164回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  先日、十三日の質疑に触れた公団の欠陥マンションの問題で、再び理事長にお越しをいただきました。先日の答弁では、これまで建てかえ補修費におおよそ年度末見込みで三百億と答弁をしていただいたんですが、その後請求した資料によると、現地の事務所維...全文を見る
○保坂(展)委員 これは瑕疵ですから、旧公団、機構の方が払う。立てかえ払いで現在流動資産にこれを入れているということで、他方で、求償して回収できた額は約二十億というふうに聞いております。とすると、回収し切れない、未収に終わるということが当然予想されるわけですが、その場合どうします...全文を見る
○保坂(展)委員 先日、私、その問題の団地に行ってまいりました。驚いたんですね。実は、仲裁の手続、機構が申し立てているけれども、住民の側は協議に応じていない、したがって、交渉が実際上なされないというところで、おととし、このお配りをした資料、こうございますけれども、この高層棟、十四...全文を見る
○保坂(展)委員 話し合いができないというのは、これまでの公団、機構に対する不信なんですね。仲裁センターに機構は申し立てましたけれども、住民の方は、それは到底応じるわけにはいかない、こういうふうに主張をしている。そして、これら調査は、足場を組まないととれないわけですね。そういう調...全文を見る
○保坂(展)委員 はい。  誠意を持ってやってください。一言お聞きして終わります。
○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  北側大臣に伺います。姉歯元建築士の経歴なんですが、九〇年からこちらの国交省の姉歯建築士の件数が出ていますけれども、九〇年に一件、九五年に一件、九六年に一件と、極めて時期的に飛んでいるんですね。この時期に彼は何をしていたんでしょうか。ど...全文を見る
○保坂(展)委員 そのことを姉歯建築士自身に聞いたのかということを聞いたんですが、今度は北側大臣に、前回お聞きしたところですが、もう一度確認します。  九八年に二件偽装ということで姉歯物件が最初に登場します。その最初の偽造というのがグランドステージ池上ということで証人喚問では証...全文を見る
○保坂(展)委員 調査をされていると言いますけれども、もう一件の物件は、九七年の十二月に申請がなされて、三月に確認がおりている。増築部分についても、九八年の五月に申請は出ていて、六月に確認がおりていますよね。時期でいえばグランドステージ池上よりも確認の時期は早いというふうに私たち...全文を見る
○保坂(展)委員 実態を解明するに当たって、北側大臣に再び伺います。  大事じゃないですか、この調査は。近接する二つの時期に、第一号、どっちだったのか。そのうちの一つは木村建設ではない。それについて早く実態を把握する必要があるということを前回求めましたけれども、ぜひ答弁をお願い...全文を見る
○保坂(展)委員 十二月十四日、証人喚問のときですが、木村建設から、篠塚支店長からホテルに関するリスト、これは姉歯物件以外を墨塗りしたものでしたが、これはいわゆる篠塚リストと国交省でも呼んでいるものが提出されました。はて、その実態調査がいかにあるのか、ことしになってから何回も国土...全文を見る
○保坂(展)委員 再度の確認になりますが、現在の形だと、建防協ということでこちらの先生方にお願いをしている、特に予算はないというふうに聞いているんですが、しっかりこれはフル稼働で専門家の方がきちっと見ていただけるように、特定行政庁、先ほどやりとりのあったように、局長でも結構です、...全文を見る
○保坂(展)委員 もちろん、偽装がほかにもあったということは踏まえて私お聞きしたんですが、なぜか調査はそれからだということで、不思議に思っていました。  では、最後に確認しますが、先ほどの議論にも関連するんですけれども、国土交通省は特定行政庁に対して、偽装なしかどうかだけを問い...全文を見る
○保坂(展)委員 終わります。
02月22日第164回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○保坂(展)委員 杉浦法務大臣に伺います。  談合が国民や社会に与える損失は何なのか、また、厳しく摘発されなければいけない理由は何か、端的にお答えください。
○保坂(展)委員 法務大臣、私は昨日、法務省の発注した東京入管の庁舎及び宿舎、そして東京拘置所の建築工事の入札状況の資料を入手いたしました。  見て驚いたのは、予定価格、東京入管だと、一回目の入札が七十一億四千四百二十万に対して請負価格が七十一億八百五十万、極めて近い数字が出て...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほどのやりとりでも、談合がなければ建築工事の値段もよほど下がるんじゃないかと。この数字、非常に疑わしい。  杉浦大臣、新聞記事を見ますと、東京入管の場合は、これは電気事業の工事のようですが、入札前に談合情報ありと言われて、その指摘された業者が受注をしたという...全文を見る
○保坂(展)委員 新聞記事を調べますと、平成十五年八月には、東京地検公安部の改装工事にも談合情報が寄せられて入札が延期されたということがあり、また昨年には、名古屋刑務所の収容棟の建築工事にまた談合情報が寄せられたとの記事もございます。  これは、そのときは、電気工事の調査を今大...全文を見る
○保坂(展)委員 防衛庁長官にお尋ねします。  二年間の足踏み期間があるわけですね、退職してから。そして、二年後の就職については個人のプライバシーだということがこれまで言われてきました。しかし、やはりこれだけ大きな発注額を持っている業者に天下るに当たっては、これは防衛庁全部、施...全文を見る
○保坂(展)委員 つまり、二年間の期間を経た後はプライバシーだということでは通用しないということです。しっかり調べていただきたいということを要求して、終わります。
02月24日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  午前中も馬渡議員から、障害のある子が懸命に普通学級で学ぼうとしているのに心ない言葉が投げかけられた、こういうお話がありました。きょう、私は障害のある子が障害のない子供とともに学ぶにはというテーマで幾つか質疑をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○保坂(展)委員 文部科学委員会ですから学校の問題になるんですけれども、小坂大臣に伺いますが、世界の趨勢は障害児と健常児がともに学んでいくという、これは統合、インクルージョンといいましょうか、こういった方向性が文科省の調査協力会議やあるいは中教審の答申などでも議論されてきたという...全文を見る
○保坂(展)委員 今回予定されている学校教育法改正あるいは同施行令で、今も現実には、普通学級の中で子供たち、障害のある子も一緒に学んでいるケースは多々あるわけですけれども、より垣根が低くなって、より一緒に学びやすくなるという方向ならとてもよいのですけれども、逆にいろいろな基準が出...全文を見る
○保坂(展)委員 続けて初中局長に二点伺いたいのですが、では、現在、日本の小中学校でどのくらい障害のあるお子さんが障害がない健常児の子供たちと一緒に学んでいるか。数の把握ですね。一部の把握は出てきたということを聞いているんですが、何かどのぐらいの子供たちがという数字をお持ちでした...全文を見る
○保坂(展)委員 済みません、時間が限られているものですから。  今局長にお答えいただきましたけれども、小学校一年生、二年生ですか、小さなお子様たちの数は把握されているんですけれども、まだ全容はわかっていないし、財政措置もまだまだ足らないんですね。  文科省の調査協力会議、こ...全文を見る
○保坂(展)委員 残りの時間、大臣と副大臣に。  私たちは国会でチャイルドライン推進議員連盟というのを、馳先生とも一緒に、子供のことを超党派で取り組む活動を続けておるんですけれども、この中で知った二つの活動、一つはそのチャイルドラインですね。本当に子供がどうしようというときに、...全文を見る
○保坂(展)委員 文部大臣に、まず学校の先生が、あるいは教育委員会の関係者、教育行政も含めて、意味をまずわかっていただきたいということで、子供の危機というのは、一番最後は子供自身が力を持って、大きな声を出して危機を回避するというようなことができるように、まず大人、教育行政や先生た...全文を見る
○保坂(展)委員 子供の事件が相次いでいますけれども、学校の場で、今、いろいろな事情でなかなか子供たちは遊ぶということができませんので、学校の中で大きな声を出して、思い切り泣いたり笑ったりというような感情の表現ということも、私はイギリスにいじめ問題の取材で十年前に行ったときに、こ...全文を見る
02月24日第164回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  杉浦大臣、お疲れさまでございます。  先ほどからの就任直後の死刑問題での御発言をめぐるやりとりを聞いていて、私は、大変深く大臣が、命の重さ、この制度についてのさまざまな議論ということに思いをはせながら、苦悩していらっしゃるなという思...全文を見る
○保坂(展)委員 もちろん、一般論ではなくて、NGOの方たちや、あるいは宗教者の方たちとも、胸襟を開いて、いろいろ大臣自身も、あるいは法務省の方も議論をしていただきたい。もう一度お願いします。
○保坂(展)委員 私も、ストラスブルクにあるEU評議会の事務局次長とお会いをして、日本における状況、あるいはヨーロッパ、EU各国がどう見ているかなどを話してまいりましたので、そこはひとつこの先じっくり議論を、国内的にも国際的にもお願いをしたいと思います。  きょうは、予算委員会...全文を見る
○保坂(展)委員 資料の二枚目を見ていただきたいんですが、これはこちらにある「談合業務課」という本屋で売っている本ですね。こちらの方に記載をされている、あるゼネコンの担当者が、入管の工事のチャンピオンからは外れるわけですけれども、これで入れてくれやという際、聞き取ったメモだそうで...全文を見る
○保坂(展)委員 では、官房長でもいいです。
○保坂(展)委員 では、その数字のことについて刑事局長にもちょっと聞きたいんですけれども、平成十二年、岡山少年院、落札率九五・五九%、平成十三年、栃木刑務所九八・二八%、平成十四年、大阪少年鑑別所九九・五八%、平成十五年、松江刑務所九九・六八%、平成十五年、徳島刑務所九九・六八%...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣も刑事局長も高いという印象をお持ちだということなんですが、法務大臣、よろしいでしょうか。  先ほど、私、二件、これについて資料が、答弁の用意がないということで官房長にかわってやっていただきましたけれども、私の受けた説明では、談合情報が寄せられて、そのとおり...全文を見る
○保坂(展)委員 いえ、とりあえず大臣に聞いて、それから官房長。
○保坂(展)委員 官房長に答えていただきたいんですが、最後のページを見ていただきたいんです。これはきのう、大臣官房の方から、平成十三年度の指名競争入札リストでいただいたものですが、やはり一〇〇%が、一、二、三、四、五、六と並んでいるんですね、たまには並ぶかもしれないけれども。しか...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、法務大臣、ちょっと注意してくださいよ。予算委員会でやって、これは、わけても法務省で談合なんということはないでしょうねということで出してもらっているんですよ、あってはならないということで。御存じですよね。いろいろ数字を間違えた、ケアレスミスというのはありま...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣、どうでしょうか。先ほど高山委員からの指摘もありましたけれども、一円たりとも無駄にしないという時代に、指名入札というのがやはり一〇〇%、入札が成立しないということですね、東京拘置所もそうでしたけれども。本当にこれはきちっとやっているのかどうか。先ほどの九...全文を見る
○保坂(展)委員 防衛施設庁のOBについて、今回、二年間協会にいたわけですね。そこからそれぞれの関連企業に下った。それで、その二年がブロックになって、我々には資料は一切出せませんと言っていましたけれども、やはりこういう事態になったら出してきましたよ。  それで、少なくともほかの...全文を見る
○保坂(展)委員 一問だけ、入管関係で。局長さんはお見えですか。  入管で、このたび、クルド人の方がいわば難民認定の異議申し立て手続の却下後に、それからまた裁判で争う道もあったんですが、却下後にすぐ送還されてしまったというケースがございました。  これは人権団体等から私ども要...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、大変長時間お疲れでございました。  ちょっとさっき大声を上げましたけれども、私は、談合というのはいい談合と悪い談合がある、関係者からも聞いたことがあるんですね、不運にして捕まってしまう人がいるけれども、日本的なシステムだと。言ってみれば、説得力もあるんで...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、これで終わります。
02月27日第164回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  片山知事に伺いたいんですが、先ほどお話の中で、政府に誠意が欠けているんではないかというお言葉がありました。かつて自治省から大臣秘書官をやられて、中央省庁のさまざまな官僚の方と会うと、省益あるいは天下りの話とか、非常に視野の狭い話で、国...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一点続けて片山知事に伺いたいんですが、議会のあり方の問題についてお話がありました。公共事業の中でも必要なものももちろんありますけれども、私たちは、公共事業をチェックする議員の会という会で、全国方々に、道路であるとかダムであるとか、あるいは箱物であるとか、いろ...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、菊池公述人に伺いたいんです、時間も余りないんですけれども。  小泉政権は大分続いたわけです。そして、小泉政治を継承する路線がこのまま転換されずに続いた場合、どうなるのか。かつて警鐘を打ち鳴らしたとおっしゃっておりましたので、現時点でさらに警鐘を打ち鳴らし...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○保坂(展)分科員 社会民主党の保坂展人です。  まず、川崎大臣に伺いたいんですけれども、金融危機、九七年にございました。それ以来、雇用が大変な状況だということで、歴代政府は、雇用対策ということで、何度もの手当て、対策をしてきたと思いますが、おおよそ総額幾らぐらいの雇用対策をさ...全文を見る
○保坂(展)分科員 そうした予算の多くが雇用保険の中の三事業に振り向けられていると思います。この雇用保険という名称も、かつては失業保険と言っていました。雇用保険三事業を含んで雇用保険という名前になっていますが、これらの事業が果たして適正に行われているかどうかということで、幾つかテ...全文を見る
○保坂(展)分科員 理事長に重ねて伺いたいんですが、質問予告の際にデータを持ってきていただいたんですね。  平成十五年と平成十六年のデータ、私のしごと館入館者数は、平成十五年で二十八万七千、十六年で三十六万。こちらの紙はそうなんです。もう一つの方で、私のしごと館事業経費執行状況...全文を見る
○保坂(展)分科員 そうすると、本当に入場した実質人数というのはわからないんでしょうか。
○保坂(展)分科員 大臣にも後ほど御見解を伺いたいんですけれども、錦糸町にアビリティガーデンという施設がございます。こちらの施設の方で、かなり大がかりな計画だったと思いますが、AGネットセミナー、これは、衛星放送を使って全国百二十五カ所の会場でいわば能力開発のセミナーが受けられる...全文を見る
○保坂(展)分科員 大臣に伺いたいんですけれども、全国で百二十五カ所で見られるわけですね、現在あるものは。きのう聞いたところだと、今検討中で最終結論ではないそうなんですが、こういった十三億円もかけて立派な放送設備をつくって、百二十五カ所、地方で見られて、そしてまた、流れている番組...全文を見る
○保坂(展)分科員 先ほど、川崎大臣、しごと館の話をお聞きして、なかなか苦戦しているわけですね。大変大きな規模のものなんですね、これは。やめるといっても他の施設に転用のしようがないようなものです。恐らく、こういうものも、子供たち自身とか若者たち自身の企画やアイデアというものをもっ...全文を見る
○保坂(展)分科員 続いて、雇用促進住宅。これも私調べますと、大変歴史が古くて、炭鉱離職者の方たちの対策ということで、当時、私どもの先輩たちが炭鉱離職者対策ということで整備されてきたものが今大変な規模になっているわけですね、十四万という規模で。これまで一兆円近い公費が投入されて、...全文を見る
○保坂(展)分科員 厚労省、これはよくないことでしょう。どうですか、一言もないので。
○保坂(展)分科員 大臣、雇用促進住宅に労働局の方が十五年も住んでいる、そういう場合もあり得るんだという答弁ですが、指摘されて退去しているということは、やはりよくないということを認めているかと思って聞いたんですが、そのようでもないようですので、ちょっと大臣の見解、いかがですか。こ...全文を見る
○保坂(展)分科員 ちょっともう一言機構から聞いて、また大臣に伺います。  機構の方も五十二人いるんですね。機構は、この雇用促進住宅を預かっている、また具体的な管理は、雇用振興協会ですか、こちらの方にやらせているということですが、こちらの方もかなり長いこと、品川八潮、これは場所...全文を見る
○保坂(展)分科員 川崎大臣、雇用状況が厳しい中で、この雇用促進住宅を管理する、運営をしている側の機構の職員もこうやって入っていたんですね、今、出ましたけれども。そして厚労省関係のハローワークの方もいるというようなことで、やはり襟を正していただきたい。  そして同時に、この雇用...全文を見る
○保坂(展)分科員 やはり雇用促進住宅というのは一般の勤労者あるいは就職をしたい人に向けてのものなので、ここは機構の方も、しっかり反省して、そういうことのないようにしていただきたいんです。  続けて、たくさんの補助金がつくられた中で、これは厚労省の方に聞きましょうか、中小企業雇...全文を見る
○保坂(展)分科員 四四・二%回収しているということは、逆に、残余は未収であるということですね。  これはだれが被害者なんですか。この不正に対してだれが被害を受けたということで考えているんですか。
○保坂(展)分科員 この辺はちょっと厚労省の認識が一面的だと思うんですが、確かに事業主ですよね。しかし、雇用保険全体はやはり勤労者、働く人々を支えていく社会保障システムですから。つまり、その大事な公金からいわば不正に抜かれちゃった。大変な額です。これは、残りの額というのは、例えば...全文を見る
○保坂(展)分科員 大臣に伺いますが、これは、全くでたらめの社員の名前を書いて請求したら振り込まれちゃったという、この制度自体も非常にわきの甘さがあったんですね。これが不正に、今、かなり長いことやっていますけれども、全く回収できないものもあるわけですね。  ところが、警察は捜査...全文を見る
○保坂(展)分科員 これは厚労省にお聞きしますが、私は、厚生労働大臣管轄下の年金で大変広報が無駄になっているじゃないかというのを去年取り上げました。私が確認しただけで、国民年金のパンフレットだけで二百種類前後ですかね、同じ内容です。そういうことがあってはいけないでしょうということ...全文を見る
○保坂(展)分科員 川崎大臣にお願いですが、雇用保険の制度周知、周知はしなきゃいけないんですが、その広報費ということで、同じようなものを表紙を違えたりしてやっていては困るので、これはきちっと出していただいて、契約形態は随意なのか、ちゃんと競争入札をやっているのかも含めて、資料を出...全文を見る
○保坂(展)分科員 ちなみに、この雇用促進住宅というのを、私ども周囲の人に聞いても、ほとんど知らないんですね。こちらは、こういうパンフレットがありますが、これは答弁はどちらですかね、機構ですか。これはどのくらいつくっていますか、印刷は。幾らぐらいかかっているんですか。
○保坂(展)分科員 時間なので、最後に一問いいですかね。厚労省の方にお願いしたいんですが、先ほど、川崎大臣に冒頭答えていただいた、大変な額の予算が組まれて、雇用保険三事業の各種補助金などになりますね、項目化されて。ところが、これは廃止されてしまうものも結構ありましたね、ここの経年...全文を見る
○保坂(展)分科員 時間で終わります。ありがとうございました。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○保坂(展)分科員 社民党の保坂展人です。  きょうは、都市再生機構の方に主に聞いていきたいと思います。  きのうの新聞に、「構造計算書五十件紛失・不明」、こういうふうにあるわけですけれども、理事長に伺いたいんです。機構では構造計算書を、まずそのリストとして、どこに何があると...全文を見る
○保坂(展)分科員 理事長にもう一回聞きますけれども、姉歯問題以降、構造計算書を欲しいという求めがあって、これで捜していったところそういう事態がわかってきたということだと思いますけれども、二〇〇二年の段階で、この間議論している、東京郊外ニュータウンの団地の二棟の構造計算書がないと...全文を見る
○保坂(展)分科員 いや、気がつかなかったんですかという答弁が全然いただけていない。先ほど、責任者、きちっと不始末を処分するんですかというのも全く答弁がないんですね。その二点、どうですか。気がつかなかったのか、それから、高島平の責任者の不始末の処分はするのか、その二点だけ。
○保坂(展)分科員 小野理事長に引き続き。  さきの予算委員会で、この瑕疵団地の高層棟から、五階部分から出てきたこのセメント、コンクリ片ですかね。これを見ると、コンクリートというよりは少し、一般にはコンクリートというふうに見えないような。専門家に見てもらいますと、これはシャブコ...全文を見る
○保坂(展)分科員 小野理事長、前回の答弁で、予算委員会で、これは五十六年の耐震基準に基づくSRC構造ということもございまして、大規模地震時に倒壊、崩壊に至る、そういう状況にはないと私どもは考えていますというふうに答弁されているんですね。  ところが、阪神大震災で、じゃ、SRC...全文を見る
○保坂(展)分科員 住宅局長、いいんですか、これで。  私、こちらに、日本建築構造技術者協会の阪神・淡路大震災のアクションプログラム、提言ですね。こちらの方にも日本建築学会の資料がございまして、SRC、八二年以後のもので、倒壊三%、大破一一%、中破四%、小破七%、こう数字が出て...全文を見る
○保坂(展)分科員 局長、どうですか、今渡したので。答弁してください。
○保坂(展)分科員 小野理事長、こちら、タイルですね。タイルも落下しているんですね、その問題の建物から。これはたしか去年ですかね、築十五年のビルの外壁の傾斜部分からタイルが落下したということで、国交省が自治体に外壁調査を要請したりしている。これはかなり危ないです、落ちたら。落ちた...全文を見る
○保坂(展)分科員 今度は理事長、答えてください。  三百三十三億円、これまで投入された。少な目に見ても五百億以上、これは幾らということは言えないということですが、大変な巨費が投入されているわけですね。こちらの予算審議における我々が見る資料、これを見てみますと、機構の説明による...全文を見る
○保坂(展)分科員 ちょっとこれから大臣に伺いたいんですけれども、私の趣旨は、これだけの巨費が投じられているということについては、やはり国が出資している旧公団、機構、そして現に住民がいて、解決に向かっている方たちもいる、しかし、まだ全然その話し合いがつかなくて、まさに先ほどのこう...全文を見る
○保坂(展)分科員 前回、予算委員会で北側大臣に、ワーキングチームで旧公団、機構の方がこの案件を調査した、そのことをぜひ国会にもつまびらかにしてほしい、報告をしてほしいということで、できる限り、現在進行形ですがという答弁はいただきました、公開できるものはということで。いただいたの...全文を見る
○保坂(展)分科員 大臣からも早期解決をということをいただきました。ぜひ、我々も早期解決を願っていますから、機構の方もスピードアップをしていただきたい。  それで、技術担当の理事の方に来ていただいていますから、構造計算書をめぐっても、先ほど理事長が言われました、構造図からつくっ...全文を見る
○保坂(展)分科員 局長、いかがですか。
○保坂(展)分科員 理事長、いかがですか。そういう事実はないと言うけれども、ちゃんと阪神大震災で、建築学会でもこれは話題になっているんですね。ですから、理事長の前回の答弁を見て、専門家の方から、そういう認識だったのかという驚きの声も上がったんですよ。答えてください。
○保坂(展)分科員 間違えたときにはやはりきちっと認めてください、理事長。これはそんなこと言っていないですよ。この議事録を見る限り、五十六年の耐震基準に基づくSRC構造ではと、別に公団がとかいうことを前置きしていないので、今のやりとりでも、ないと思いますとおっしゃったんですから、...全文を見る
○保坂(展)分科員 では、最後に大臣に伺いますけれども、旧公団、現在の機構は建築確認申請を免除されているんですね。これは当然なんですよ。要するにプロ中のプロ、この人たちに任せればもう建築確認をいろいろチェックするようなことは必要ないですと、いわば最良の技術を持って、絶対大丈夫とい...全文を見る
○保坂(展)分科員 時間なので終わります。  ぜひ早期解決を、北側大臣もリーダーシップを振るってください。終わります。
○保坂(展)分科員 以後、気をつけます。済みません。
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私も、小泉総理に格差の問題をお尋ねしたいと思います。  先ほどのやりとりでもありましたけれども、総理は、我が党の福島みずほ議員に対して、貧困層を少なくするという対策とともに、成功者をねたむ風潮、能力のある者の足を引っ張る風潮ですか、...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一つ、成功者という言葉について、今度は総理自身どう考えていらっしゃるかということをお聞きします。  総理は、政治家の家に生まれて、若くして代議士になられ、永田町で変人と呼ばれながらも、三度総裁選に挑んで、総理大臣に就任され、やがて政権も五年になる。総理自身...全文を見る
○保坂(展)委員 成功者という言葉、反対の言葉で言うと失敗者ということになりますけれども、世の中には、多分、成功者あるいは失敗者以外にも、成功していない人、あるいはその途上の人、どうやら失敗に向かっている人、さまざま、それこそ人生いろいろだと思います。ただ、国民の多くは、みずから...全文を見る
○保坂(展)委員 いろいろな方がいるということですね。  先日、タクシードライバーの議論があったと思います。全産業労働者平均で、半額近い、年収三百万ぐらいですね、月収にすると二十五万ぐらいでしょうか。とにかく長時間タクシーに乗って、子供の学費もなかなか出せないという中で、ちょっ...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひそういう政策を進めていただきたいと思いますが、雇用とか労働の条件でかなり不利な立場にある人たちがここのところふえているわけですね。そういう人から見て、総理は総理の人生観で、チャンスがあって、一回や二回でくじけるなとおっしゃるのはわかります。  しかし、ねた...全文を見る
○保坂(展)委員 ということは、それは私が言いたかったことなんですが、要するに、成功した人や能力のある人に対して悔しく思ったり、何でうまくいっているんだ、おれもやらなきゃ、あるいは私もやらなきゃと思うことはいいことなわけですね。そういう意味では、ねたみとかそねみも人間の感情ですか...全文を見る
○保坂(展)委員 明るくて楽しい答弁だったと思いますが、世の中、うまくいっている人だけじゃない、つらくてピンチの、断崖絶壁の手前にいる人もいるということを考えて、ねたみ、そねみや、あるいは成功した側だけに視点を置かないで、今苦しい人たちにもしっかり目を当てて発言をしていただきたい...全文を見る
○保坂(展)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、平成十八年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算に対し、反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、小さくて効率的な政府を目指した改革の総仕上げ予算と言いながら、定率減税縮小、保険料の値上げ、高齢者医療費の窓口負担...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  小坂大臣にまず伺いたいんですけれども、二年前、二〇〇四年の知事会では、義務教育費は削減すべき優先度が最も低い九番のバッターだと呼ばれていた。ところが、去年の、先ほど来の議論で、繰り返しになりますけれども、義務教育費はむしろ廃止、削減の...全文を見る
○保坂(展)委員 当時、初中局長以下、文部省挙げて、この問題は省を挙げて異議申し立てしようということで、顔のない官僚じゃなくて、ちゃんと顔を出して、雑誌に寄稿したりしているわけですね。  これは、初中局長、いかがですか。あろうことか義務教育費が廃止、削減のトップバッターに押し出...全文を見る
○保坂(展)委員 何を言っているかよくわかんないんですけれども、もう一回、大臣に聞きますね。  例えば、公共事業のように、政官業のもたれ合い体質が強い分野ではなくて、教育や児童福祉という抵抗が少ない、特に義務教育の直接の受益者は子供たちである、選挙権もない、こういう政治的に弱い...全文を見る
○保坂(展)委員 質問に先立って、これは、初中局の教育企画課長さんが力を込めて書いている論文ですよ。大変よく書けて、すっきり、あ、なるほど、ここまで文科省きちっと言ったんだと大変高く評価しますが、それはもうよくないということですか、大臣。その立場、もう清算して、今一切知らぬ、こう...全文を見る
○保坂(展)委員 つまり、あるわけですよね。あるということを、そこは今大臣がどのように引き継がれているのかどうかちょっと、後ほどまた聞きますけれども。  総務省の方に来ていただいていると思うんですが、これはもう端的に、昨年、いわゆる国庫負担率の二分の一から三分の一という、これは...全文を見る
○保坂(展)委員 次にもう一回だけ総務省に聞いてから、また大臣に聞きます。  今の答弁だと、一つの区切りだった、去年はですよ。恒久的な結論だとは言わないですね、総務省はね。国と地方の財政のあり方についてもなお検討していくと。では、総務省、もう一回聞きますが、恒久的に検討していく...全文を見る
○保坂(展)委員 今二回やりとりをしたように、大臣、いかがでしょうかね。私たちは今の答弁を聞いて、一つの区切り、それはまたことし区切りがあるのかな、こういう感じにも受け取れるんですが、いかがですか。
○保坂(展)委員 当然それは議論はしなければいけない。それで、議論を深くしなければいけないと思います。  先ほど同僚議員からも出ていましたけれども、子供の数がずっと減っているわけですね。そうすると、教員需要も、人件費も、子供が減るんだから減るのかなと表面的には見えるわけですけれ...全文を見る
○保坂(展)委員 今、聞く前に数字を答えていただいたんですが、大臣にもう一度ぜひやっていただきたいということなんですけれども、いわばこの退職金の問題とかは、もうわかるわけですね、試算ができる。そうすると、義務教育の人件費をこれからこの国はどのぐらい準備、手だてをしなければいけない...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほど来、教員不足ということは客観的に予想できるし、もう始まっていることですね。  教員不足になっていく、そして、では財政の方は逼迫している。現に二〇〇三年の国庫負担金の教員一人当たりの比較を見てみると、一位は大阪で四百三十三万円で、最下位が鳥取で三百二十二万...全文を見る
○保坂(展)委員 市町村費負担教員と従来の県費教員の間で、同じ学校に行っていると条件がどうなのかとか、これはむしろ市町村費の負担教員の方がこれからメーンになっていくのかとか、非常に重要な問題をこの法案は含んでいると思います。  残念ながら時間になってしまいましたので、また続きを...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私は、この少子化時代にかえって教員が大量に不足してしまう、前回少し議論させていただきましたが、きょうは雑誌の論座という、これは去年の三月号ですけれども、苅谷剛彦さんの論考に使用されているデータを今お配りしていただいていますが、こちらの...全文を見る
○保坂(展)委員 今局長からそういう答弁をいただきました。  では、続けて聞いていきますけれども、図一の方です。やはり四十五歳前後が二万五千人ですか、ピークになっています。この図二の方を見ると、これは給料、諸手当はあと六年ほどすると今度はマイナスになっていくんだと。ただ、退職手...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと質問予告が、私が聞きたかったのは、単純にこれは足し算すればわかる話なんですが、結局、来年度以降、平成三十年まで、このシミュレーションによれば幾らなのかなということを聞いたんですが、その数字はないですか。
○保坂(展)委員 そうすると、十八年度から三十年度にかけて、教員の必要数というのは大体何人というふうに割り出されるのか。これも答弁お願いします。
○保坂(展)委員 この辺の数字を聞いたのは、特に教育の中で大きなウエートを占める教職員の人件費部分におけるしっかりした予測を立てていく必要があるんじゃないか、これは立てることができるんじゃないかということです。もちろん、給与水準の若干の変更であるとかいうことはあるかもしれませんけ...全文を見る
○保坂(展)委員 私の手元にある教職員一人当たりの国庫負担金の額で、大阪が一番高くて四百三十三万円で、一番低いのは鳥取で三百二十二万円で、百万ぐらい開きがあって、となると二百万ぐらい違うんじゃないかというデータがあったのでお尋ねしたんですが、今お答えになったのは比較的差がないとい...全文を見る
○保坂(展)委員 今数字を挙げていただいて、小学校だと、大阪だと二・一倍というような数字になっているということがわかりました。要するに、大都市圏を中心に大量退職の時代の今まさに渦中にあるということはこのデータからわかると思うんですが、そうやってその渦中というかピークをやり過ごして...全文を見る
○保坂(展)委員 では、馳副大臣に聞きたいんですけれども、先ほどデータをいろいろ確認していったのも、これは、教育は十年、十五年、まあ二十年ぐらいですかね、生まれた子がちょうど成人するぐらいまでのやはり見通しを最低限立てて、本当は百年とかなんでしょうけれども、しかし二十年ぐらいは、...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。  それはまさに同感で、ぜひ、これだけかかるんだということを先行して出して、それは幾らか幅はあると思いますけれども、その幅は幅としてあったにしても、ぎりぎり、これからの教育にこのぐらいのお金がかかるんだと。当然ですからね、かかるのは。そ...全文を見る
03月10日第164回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○保坂(展)委員 社民党、保坂展人です。  私は、裁判官の定員にかかわって、裁判員制度などに対応する体制についても聞く予定だったんですが、既に同僚委員から同種の質問がありましたので、そこは割愛いたしまして、短い時間ですので、先般の、大臣にもお聞きをした法務省の工事について、二、...全文を見る
○保坂(展)委員 官房長に、ぜひしっかり数字を出して、きょうは時間がありませんのでこのぐらいにしますけれども、さらにしっかり調べていただきたいということをお願いいたします。  きょうは公取にも来ていただいているんですが、改正独禁法の施行に伴って、捜索、差し押さえなどの強制力を伴...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一問、公取に聞きますが、昨年、道路公団の橋梁談合事件がありました。ここにも大量に、つまり発注先の企業、談合参加した企業に公団のOBの方がいらっしゃった。  これは端的に、短く答えていただきたいんですが、何かそれらの企業に対して、この事件を受けて措置をされま...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣に伺います。  今、道路公団の公団OBの方がゼネコンなどに、土木関係ですね、天下っている。事件を受けて、そういうところにもう窓口に来ちゃだめだということで命令を出したという話です。先ほど官房長に答えていただいたのは、法務省の中で施設の発注責任者だった、...全文を見る
○保坂(展)委員 全然違う意味で他省庁とは違うという姿勢を見せなきゃいかぬということなんです、私が言いたいのは。  続きは、またやります。
03月14日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、土居参考人に伺いたいんですけれども、総務省の一般財源化、これは改革であって、もし文科省が特定財源化にしがみつくと守旧派であるという議論はそもそも違うのではないかということを御指摘されたと思います。先ほどの話で、今後、地方交付税は...全文を見る
○保坂(展)委員 今回、三分の一になったことによって、地方によっては、これから返していくというよりは、またさらにここで借り増していくということも十分考えられるわけですね。  土居参考人の資料の中で、地方財政計画のバーチャルな部分、いわば地方財政計画として示されたものと、実態には...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、見城参考人にお願いします。  お示しになった新聞記事、「就学援助四年で四割増」ということで、中には学用品なども持ってこれない子も出てきていると。  私は、実は、一昨年六月に長崎県佐世保で起こった事件を取材に行って、関係する親や、あるいは教員や教育行政の...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、梶田参考人、そして渡邉参考人に伺いたいと思います。  この委員会で議論している、二分の一が三分の一になった、そして、昨年来の決着というのがいわば恒久的な決着なのか、それとも、一時的な小休止にすぎないのかというところで、これは大事な点だと思うんですけれ...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほど申し上げた総務省の一区切りというのは、これで終わりではなくて、さらに一般財源化に向けて一歩一歩進めるという気配ですね、これは考え過ぎかもしれませんが、話を聞いている限りはそういう脈があるな、こう感じたわけです。  私は、教育論としてこの問題に対抗していく...全文を見る
03月14日第164回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、本日のニュースで、防衛施設庁発注の土木建築工事で、元施設庁の技術審議官ら三人が追起訴され、そして、これらの工事を受注した業者らを略式起訴した、こういった報道を伺いました。この業者の方、どういった業者だったのかというのを答弁いただ...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、今刑事局長が答弁していただいた八社ですか、この中で、二〇〇〇年以降、法務省発注工事を受注していなかった会社というのはわかりますでしょうか。
○保坂(展)委員 そうしますと、鹿島、大林、大成、鉄建、五洋、りんかい日産、清水建設については工事発注実績はあったと。  官房長に伺いますけれども、例えば、東京拘置所の工事などは鹿島が筆頭でかなり多額の工事をしていたという記憶があるんですが、いかがですか。
○保坂(展)委員 今のことに留意した上で、あと何問かこの点に関して聞きます。  名古屋刑務所において談合があるんじゃないかという新聞報道がございました。これについて、事後にどう処理をされたのかという点と、落札率はいかばかりだったのかという点についてお答えください。
○保坂(展)委員 二〇〇〇年以降ということで、法務省の発注した、本省の分ですね、本省分の工事、データを出していただいているんですね。今官房長お答えになったように、この名古屋刑務所の方は、これは本省分ではなくて地方分というふうに聞いておりますけれども、九九・何という、九九%台という...全文を見る
○保坂(展)委員 いや、実は全部九九・何%というわけではないんですよ。これは、九〇%もあれば八五%もあれば、七〇を切るものも中にはあるわけですね。今の官房長の答弁だと全部がきれいにそろわなきゃいかぬのかなと思いますし、九九・五%とかというのは、ほとんど、異常に僅差ですよ、予定価格...全文を見る
○保坂(展)委員 これは指摘しておきますけれども、随意契約の場合、工事を見ると、見積もりを出して、翌日から始まっているんです。ところが、一般競争入札、指名競争入札でも、決まって翌日から始めるというのは、関係者というか経験者に聞くと、なかなか難しいらしいんですよ。やはり、受注するか...全文を見る
○保坂(展)委員 そのことはわかっているわけですよ。機械を入れたのが工事開始日だとは必ずしも思っていないんですが、入札をして、はい、落札をした、翌日からすべて動き出すというのはなかなか難しい。これは指摘しておきたいと思います。  先ほど官房長は、九九%以上にもなるんだというふう...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣にちょっと所見を伺いたいんですが、きょう、こういうことで、防衛施設庁の技術審議官、そしてスーパーゼネコン、関係各社ですね、その中の一社を除いては法務省の工事をやっているんですね。いわば、官庁工事の窓口になっている人はもしかしたら共通かもしれないということがあ...全文を見る
○保坂(展)委員 では、官房長に。  一人の方は日産建設ということがわかったのですが、他の三人の方はどこに就職されているのですか。
○保坂(展)委員 それでは法案の方に移らせていただきます。  まず、仮釈放中の方の中で殺人、強盗など重大な再犯事件の過去五年間の状況はどうなっているのか、局長にお願いします。
○保坂(展)委員 先ほど来、保護観察官の増員をめぐって、必要じゃないかという話も随分出ているようでございます。  私は、大臣に、ちょっとこの理念について二、三伺っていきたいのですが、取り寄せた資料の中で、昨年の六月二十八日の朝日新聞に元神戸保護観察所長の栗村典男さんという方が、...全文を見る
○保坂(展)委員 杉浦大臣のおっしゃっていること、ほぼすべて共感できる答弁なんです。  仮釈放中で重大な事件を起こしてしまう者もいる。ただ、他方で、相当ひどい犯罪をやったけれども、十年、二十年を経て、一つの企業をつくり、そして地域経済に貢献している人も多数います。あるいは、職人...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣に、一つの事件、あるいは非常に多くの注目を集めるような事件がこの先、多分起こらないとは言えない、多分起こるでしょう。起こったからといって、そうそう制度を変えていいわけはないと思うんですね。しっかりこの社会に根を張っている制度であれば、一定の改正は必要ですけれ...全文を見る
○保坂(展)委員 最後に官房長に、先ほどの件、教えていただけるかどうかという点と、業者の誓約書というのも見せていただけますか。先ほど、談合後の関係業者に誓約書を書かせたとおっしゃいましたが、その誓約書と、いわゆるOBの方の再就職先について教えていただけるかどうか。後ほどでも結構で...全文を見る
○保坂(展)委員 終わります。
03月15日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  法案に先立って、二点ほどお聞きしたいと思います。  これは、特区で株式会社立大学として認可されたLEC大学がございますが、関係者に先日お会いしまして、専任の助教授の給与が月五万円、パート扱い、あるいは、学生さんも、専門科目はビデオで...全文を見る
○保坂(展)委員 文科省から答弁があったように、いろいろ問題があるようでございます。これについては引き続き関心を持っていきたいと思いますので、よくない点は厳しく指導をしていただきたいというふうに思います。  続いて、養護教諭の現場から上がってきている声について、これは結核健康診...全文を見る
○保坂(展)委員 必要だからやっているというのはわかったんですが、その際に、配慮を欠かすべきではないということを指摘したわけです。この議論も引き続きしていきたいと思います。  本案に入りまして、先ほど藤村議員の方から出ておりましたけれども、市町村費負担教職員、これが導入をされる...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣に、今の点も踏まえて伺います。  市町村費の負担の教職員と県の従前の職員が、制度上、両方一緒に同じ学校に存在する、こういうことになります。その両者の間の差という問題もあり、それから今度は、今局長が答弁した市町村費職員を多くとれる市町村とそうでない自治体の差...全文を見る
○保坂(展)委員 施設整備費についても一点伺います。  参考人質疑で、財政のお話を随分我々も勉強いたしました。施設整備費について、補助金の五〇%が税源移譲されて、その埋め合わせに地方債の起債ということも充てられてくるだろうと思います。五十兆に及ぶ地方債のいわば償還ラッシュがこれ...全文を見る
○保坂(展)委員 質問としてもだんだん最後になってきましたので、小坂大臣に、本当に総括的に。  我々も、この法案、最終的には反対ということにしますけれども、ただ、これまでの議論で、与野党とも共通認識で、議論の土台というのはこの審議の中で出てきたんじゃないかというふうに思います。...全文を見る
○保坂(展)委員 馳副大臣にも伺います。  義務教育国庫負担金が不本意ながら三分の一に減額をされました。しかし、これは三分の一残ったという部分で、いわゆる補助金と負担金は違う。補助金は、まさに国が決めた事業に対して、自治体が国の裁量で出しているというお金である。負担金は、まさに...全文を見る
○保坂(展)委員 これまでの答弁を聞いていまして、やはり、総務省ないし財政当局の方の教育の見方というのは、教育も一つのパーツであると。そして、いわゆる三位一体の中で、本来は後回しにすべき、公共事業などがむしろ私は優先ではないかと思いますが、そちらの方は余り手がつかないで、この義務...全文を見る
○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案に対して反対討論をいたします。  社会民主党・市民連合を代表して、同法律案に反対の立場から討論を行います。  今回の法案の中心は、いわゆる三位一体...全文を見る
03月15日第164回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○保坂(展)委員 昨日に質問をいたしました点に引き続いて、まず法務大臣に基本的な見解を伺いたいのですが、例えば、談合等について議論してきているわけですが、法務省は、みずからのことについては、他省庁より厳しい基準あるいは姿勢でこの問題に臨んでいかなければいけない、こういう認識はござ...全文を見る
○保坂(展)委員 刑事局長に来ていただいています。  昨日も答弁いただきましたけれども、今回、防衛施設庁における官製談合事件がございました。官製談合といっても、役所のOBの方がかなり業者を束ねたり仕切ったりというようなことで、大きな役割を果たしていたと報道等で聞いています。この...全文を見る
○保坂(展)委員 今度は官房長に伺います。  一千万円以上の工事で一般競争入札に付されたもの、平成十四年度の中で四件の工事があり、そのうち三件が不落随契、つまり、入札が調わず随意契約に転じたということでございます。四十九億のうち四十二億ほど、金額でいって八六%、件数において七五...全文を見る
○保坂(展)委員 いろいろ調べてみますと、国土交通省では、二〇〇二年、平成十四年、この年でございますね、不落随契が二千六百一件、一七%。これは、国土交通省の港湾を除く工事、二千六百一件も不落随契があったということで、これは多過ぎるという議論が始まったということを、官房長、御存じだ...全文を見る
○保坂(展)委員 この不落随契となった工事、これは大阪少年鑑別所と東京入管第二庁舎の工事三件なんですが、この金額の大きな大阪少年鑑別所と東京入管の平成十四年度における不落随契になった建築工事のそれぞれの総額は幾らだったのか。
○保坂(展)委員 大臣に伺います。  要するに、入札をするはずだったけれども、結果として入札じゃなくて随契で、その後、追加工事とかで幾つかまとまって、二十五億と二十億というのは、結果として随意で行われている。  この不落随契の問題点として、落札率が高どまりしてしまうんじゃない...全文を見る
○保坂(展)委員 いや、国土交通省におくれをとるのではなくて、むしろ先にやってほしいということを先ほどから申し上げているんですが、新聞紙面で探して、いろいろちょっと探っておりましたら、これは二〇〇三年十月二日の中日新聞でしょうか、名古屋法務局の二人の職員が入札不正、こういう記事が...全文を見る
○保坂(展)委員 実害がなかったから戒告処分だというのは、いかがなものかというふうに思いますね。  いろいろ、工事件数も少ないし、落札率が高いからといって、それがイコール問題だということじゃないという答弁をずっといただいてきましたけれども、ここで官房長にもう一点聞きます。  ...全文を見る
○保坂(展)委員 偶然が多いんですよね。  では、続けて聞きますが、この平成十五年度一般競争入札のリストの中に、今申し上げた二工事がございます、松江刑務所、徳島刑務所。ところが、入札日は平成十六年の三月二十二日になっているんですね。翌年なんですね。これはなぜでしょうか。
○保坂(展)委員 ちょっと大臣、よろしいでしょうか。  かなり大変な思いで、誠実に対応していただいたと思います。この資料というのは、二〇〇〇年以降、一千万円以上の工事について、落札率、入札開始日、その状況、予定価格、請負価格、出してほしいということで、実は試行錯誤がありまして、...全文を見る
○保坂(展)委員 それは私の間違いでした。年度だということで、わかりました。  最後に、大臣に、私がずっと取り組んでおります袴田巌さんのことについて、一言だけ伺いたいと思うんですけれども、彼は冤罪を訴えています。そして、有名なプロボクサー事件で、プロボクシング界も挙げて応援をし...全文を見る
○保坂(展)委員 矯正局長はいらっしゃいますか。補足的に、何か努力できることがあったら答弁していただけますか。
○保坂(展)委員 引き続き議論をさせていただきたいと思います。よろしく。  終わります。      ————◇—————
03月16日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  麻生外務大臣に伺います。  沖縄にいるアメリカ海兵隊七千人あるいは八千人、これは、沖縄の基地負担軽減策のため日本側がアメリカ側にお願いをしたと昨日の外務委員会で照屋議員に答弁をされておりますが、実は、アメリカの世界戦略の中で、グアム...全文を見る
○保坂(展)委員 見解の相違は残しながら、今、抑止力と麻生大臣はおっしゃいましたけれども、沖縄県民の、基地、特に戦闘部隊の隊員が沖縄に滞在していることによって数々の事件が起きています、過去にも現在も。この戦闘部隊の大半が残る。そういう意味では人数は減るかもしれない、しかし、県民の...全文を見る
○保坂(展)委員 戦闘部隊だけがとは言いませんけれども、やはり戦闘部隊が中心になって問題を起こしている。これは、アメリカ大使館の安保部長のケビン・メア氏も、抑止力については、戦闘員は残し、普天間飛行場の機能は維持して抑止力は低下させないんだ、こう言っていますよね。ということは、戦...全文を見る
○保坂(展)委員 戦闘員そのものをまず移転してもらうということは考えなかったのかということです。
○保坂(展)委員 まあ見解の違いを残しながらですが。  移転費用の問題が先ほどから出ております。この移転費用の問題について、麻生大臣の答弁で、積算根拠をアメリカ側が日本側に示すような段階にまだ至っていない、こう答弁されております。先ほどから出ているように、あと二週間、今月末が期...全文を見る
○保坂(展)委員 移転費用について、百億ドル、そして日本側の負担は七十五億ドルだと報道によって流れてきておりますが、麻生大臣、これは事実ですか。
○保坂(展)委員 あと二週間でこれだけ大きなことを決めなければいけない。今、国会での審議、やりとりをさせていただいています。例えば日本政府が四〇%だ、五〇%だ、こういう報道もありますけれども、最終的に米側と決着する前に、国会に対して、あるいは国民に対して必ず説明しますか。
○保坂(展)委員 時間がございません。合意だけして、細かいところは積み残し、こういう心配はありませんか。
○保坂(展)委員 二十五億、いや、二十五円と今おっしゃいましたか。これは百億ドルあるいは何十億ドルという話ですよ。それについて合意をしたときに、あるいは合意をする以前に、今申し上げているのは、国会なり国民なりに対してきちっと説明をなさいますかということです。
○保坂(展)委員 それでは、合意の前に報告をするということで聞いてよろしいですか。
○保坂(展)委員 そうしないこともあるんですか。
○保坂(展)委員 額賀長官に、大変な額の負担ですね、いわば撤退そしてグアム移転の費用、この法的な根拠は現在ございますか。あるかないかでお答えください。
○保坂(展)委員 額賀長官に続いて聞きますけれども、中間報告の直後に申し入れに行かせていただきました。そのときに、閣僚は、地元との調整を完了することを確約するという取り決めがございますよね。ただ、先ほども出ました安倍官房長官の会見などで、日米協議が調い次第、それが最終合意だと。つ...全文を見る
○保坂(展)委員 先週の日曜日、岩国で民意が示されました。五〇%を超える投票率の中で、反対という方が大変多かったということはもう御存じのとおり。  この民意ということについてどう受けとめるかということなんですが、振り返ってみれば、SACOの合意も、九五年の沖縄における少女のあの...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほども紹介されましたけれども、シーファー大使が沖縄で二月に講演した際に、もし沖縄県民が反対し、もっとよい案があるのであれば真摯に耳を傾ける、その結果よい考えが出てきたらそれをとる可能性もある、こう言っているわけですね。  恐らくアメリカ側も、基地を抱える住民...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひ、政府が決めた結論を住民に理解していただく、これを説得するだけのそういう対話では結論は出ないということを申し上げて、終わりたいと思います。
03月17日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、法案に先立って、オリンピックの唯一の金メダルで荒川選手の活躍が本当によかったというこの余韻も冷めやらないうちに、日本スケート連盟の不祥事ということが伝えられております。  文部省所管の財団法人で、このスケート連盟が、国際大会な...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、幾つか具体的に馳副大臣に伺いたいと思います。  まず、この連盟が調査委員会を設置したということなんですけれども、この調査委員会の人的な構成はどうなっているか。外部の者を入れて客観的、公正にやるということを目指さなきゃいけないのでしょうけれども、調査委...全文を見る
○保坂(展)委員 馳大臣、その責任者はどなたになっているんでしょうか。
○保坂(展)委員 それでは、この調査委員会はいつから開催をして、どのような日程で、何をテーマにして、もちろん報道されたことがテーマになるんでしょうけれども、しかし、調査委員会は何をテーマにして、六月までというのはわかりましたけれども、どのぐらいの頻度で、もう既に始まっているのかど...全文を見る
○保坂(展)委員 まないたのコイが包丁を握るという言葉もありますけれども、連盟の中で起きた問題ですね。今大臣からお話があったように、補助金が、不正にという心配は直接にはないにしても、例えば、新聞報道によれば、この専務の方が直接決済をされていた。この専務の方も、調査委員会に入ってい...全文を見る
○保坂(展)委員 これも確認できないのですけれども、例えば、航空会社から協賛以外に無料航空券などが提供されて、これは役員の方がむしろ優先的に使っていたのじゃないかという話がございます。選手の方はエコノミーで役員はビジネス、本来逆だろうという話もございます。  こういった中で、連...全文を見る
○保坂(展)委員 そして、六月に調査結果が出るということなんですが、私は、もう少し文部科学省は踏み込んでいいのじゃないかというふうに思うんですね。なぜならば、所管法人として三年に一回の定期監査を行っているはずですし、毎年決算書も提出されているはずですね。そうすると、手元に材料はな...全文を見る
○保坂(展)委員 そうしたら、やはり連盟内部の調査、外部から公認会計士の方と弁護士の方が二人入ったようですけれども、どなたかということはこれは公表されていない。せめて、何を議論し、どんな調査をしたのかということをその都度公表する、あるいはまとめたペーパーでも出すということぐらいは...全文を見る
○保坂(展)委員 では、最後に大臣に、こういうことで選手の方の日々の努力が悪い影響を受けるようなことがあってはならないと思うんですね。  この点で、やはり六月までやるということですけれども、文科省の方で、さらにある資料を総合して、この点もしっかり調べなさいということを、私はそう...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、この法案にかかわることなんですが、昨年の秋に、国立美術館、博物館、文化財研究所の統合問題、及び市場化テストをやったらどうかという話がありまして、これは平山郁夫さんほか日本を代表する芸術家や作家、文化人あるいは学者の方が、効率性追求による文化芸術の衰退を非常...全文を見る
○保坂(展)委員 では、続けて文化庁にお尋ねしますが、市場化テストそのものが、これはやった方がいい分野もあるでしょう。しかし、美術館とか博物館に適用すると、この声明が言っているように、そのときの人気のある企画になだれ込む、したがって、そのことによって長期的に文化的に失うものが多い...全文を見る
○保坂(展)委員 小坂大臣に。  先ほどお聞きをして文化庁次長の方から答弁いただいたので、再び、この独法化の後の統合。私は、これは市場化テストにはふさわしくないと思いますし、この声明のとおりだというふうに思います。大臣の考えをお願いします。
○保坂(展)委員 文化庁の方に伺いますが、この市場化テストとは全く逆の発想なんですが、地方自治体の試みとして、博物館や美術館を完全無料化する、こういうところが出てきていて、やってみると、入場者が思いのほか、予想外にたくさんふえた、こういうことがありますが、思い切って無料化というこ...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、文化庁に。  五つ目の新美術館ですか、来年、六本木にかなり大規模な美術館がオープンすると聞いておりますけれども、これは公募型というんですか、ギャラリーとして使われる。  この国立の新しい建物の機能、これは従来、東京都美術館などがこのような役割をして...全文を見る
○保坂(展)委員 博物館、美術館についてお聞きをしました。  文化というのは、採算ということではかれば、採算というものは別の尺度が必要だ、お金の帳じりではないということを強く思います。この美術館もいい美術館になることを期待して、私の質問を終わります。
○保坂(展)委員 社会民主党・市民連合を代表して、独立行政法人に係る改革を推進するための文部科学省関係法律の整備に関する法律案に反対の立場から討論を行います。  反対する第一の理由は、本法案の対象となる独立行政法人には教育研究機関が多く含まれ、非公務員化がこれらの機構の行う活動...全文を見る
03月22日第164回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○保坂(展)委員 社民党、保坂展人です。  まず局長に伺いますが、現在、警察庁、法務省などで既に採取し保管してある指紋情報には、どのような類型がありますか。
○保坂(展)委員 法務大臣、それ以外にないんですか。
○保坂(展)委員 指紋情報に係る法案審議なんです。現在、警察庁、法務省で持っている指紋情報の類型を聞いているんです。非常に単純な質問です。大臣、答えてください。
○保坂(展)委員 法務大臣、ほかにないんですか、法務省。
○保坂(展)委員 指紋情報をこれから使うということで、既に警察、法務省で持っている類型すらすぐ出てこないというのはおかしいんですよ。  おおむね何人、その指紋情報はありますか。答えられますか。
○保坂(展)委員 局長答弁でいいですけれども、指紋による本人識別の確度について、現在の技術水準はいかがですか。例えば、本人の指紋がありますね。本人の指紋は二つなんだけれども、それは一致しないというふうに間違ってしまう本人拒否、他人の指紋と本人の指紋を一致したと誤ってしまう他人受け...全文を見る
○保坂(展)委員 十万分の一というのは本当に実証されるのかどうか、これから聞いていきますけれども。  自動化ゲートについて伺います。これは、外国人あるいは定住外国人のみならず、日本人も事前に登録をして使えると。法務省からいただいた説明のペーパーには、指紋データを登録するときにブ...全文を見る
○保坂(展)委員 外国の方がと言うのですが、私、何回もこれを読んでみましたけれども、局長、いいですか、この法案の中に、日本人の指紋情報の登録というのは該当条文はありますか、先ほど平岡委員からの質疑にもありましたけれども。日本人の登録というのはどこかで読めますか。
○保坂(展)委員 では、河野副大臣に伺いますが、日本人についての指紋登録には、該当部分は、今局長が答えたとおり、法文上はないんですよね。今、平岡委員の方から、本人がこれを消してくれ、もう自動化ゲートを使わないというときには削除するとおっしゃいましたけれども、そういうふうに別に特段...全文を見る
○保坂(展)委員 では河野副大臣、永遠に保存されるということもあり得るわけですか。望まなければ、死亡時にも削除されないと。
○保坂(展)委員 死亡しても削除されない可能性もある。そして、これは便利ですから、ETCのようにすぐ通過、通関できるとなれば、皆さん、それは便利だということで登録する可能性がありますよね。非常に問題だ。  もう一点、先ほど平岡委員の質問との関係で、入管法六十一条の九関係で局長か...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、ちょっと、答弁あいまいですよね。普通はならないだろうとか、常識的にはということでは審議できないですよ。やはり、六十一条九を見る限り、いろいろな例外条項はありますけれども、提供することができると書いてあるわけです。  例えば、大臣に聞きます。入管法に絡んで...全文を見る
○保坂(展)委員 では、法務大臣。大臣、いいですか。私が読む限りはこれはあり得ると思っているんです、この条文を見て。しかし、平岡委員、私が聞いても、ないと当局はおっしゃる。  では、ここで、これはない、六十一条九を適用して、例えば顔写真や指紋データ情報を外国入管当局に請求されて...全文を見る
○保坂(展)委員 与党の方は審議をなるべく短くしたいと言っていますから、もうこれ以上できませんよ。これは重大な問題ですから、今、早く調整して、答弁を要求します。
○保坂(展)委員 大臣、違うんですよ。限定して、こういう場合はこうします、そういうことを聞いていないです。原則を聞いているんです。もうこういうことは提供しない、請求もしないと断言できますかと聞いてるんですよ。それを答弁できないのなら、答弁できるまで待ちます。
○保坂(展)委員 そんなこと聞いてないですよ。入管業務という限定をつけていないんです。ですから、例えば外国の警察、あるいは日本の警察でもいいです、そういうことで、では相互のやりとりは一切ないというふうに断言できますか。
○保坂(展)委員 そうすると、大臣、今、六十一条の九ではそうだということですが、私が聞いているのは、この指紋、顔情報というセンシティブな情報のやりとりが今後どうあるのかということなので、六十一条の九も外して、こういう情報のストックが始まったら、要するに、この情報を海外からとる、あ...全文を見る
○保坂(展)委員 指紋情報、顔写真情報、今回プールするんでしょう。そのプールする情報を何らかの形で海外に出す、あるいは同様の情報を海外からとるということはないのかと聞いているんですよ。(三浦政府参考人「つまり、外国人の指紋をと」と呼ぶ)日本人なり外国人なり、両方です。
○保坂(展)委員 大臣、おわかりだと思いますけれども、自動化ゲートに関してはという狭い枠をつくるんです、今の答弁。私はこれは大変重要だと思うので、あるのかないのか、これははっきり答弁してほしいんですね。(三浦政府参考人「自動化ゲートですか」と呼ぶ)  自動化ゲートじゃなくて、指...全文を見る
○保坂(展)委員 質問通告がなくても、質問通告というか質問取りのときに、私、この懸念について話しましたよ。US—VISITとのデータ連動はどうなっているのか、捜査共助の関係はどうなるのかと言いました。  これは、もう政府が法案を提出している以上、しっかり答えてもらわなきゃ困りま...全文を見る
○保坂(展)委員 大変重大なので、このことをあいまいにしながら法案の審議、これはしっかりクリアをしていただくということを前提条件として申し上げておきたいと思います。  終わります。
03月24日第164回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、鷲見先生の方に伺いたいんですが、先ほど資料を使ってお述べになったお話の中で、指紋の照合の確度についてなんですけれども、こちらの二十七社が参加した公開試験があり、これは九九%以上の精度とあります。そして、あるいは一万人に一人くらい...全文を見る
○保坂(展)委員 続いてなんですが、エラーの率なんですけれども、例えば十万分の一しかエラーしないというようなことは技術的に可能なのか、その場合、先生が今おっしゃったような長蛇の列となってしまうというふうになる、技術的に十万分の一というのは可能なのかどうかという点と、あと、こちらの...全文を見る
○保坂(展)委員 では、もう一点だけなんですが、銀行などで指紋を使わずに静脈の方を使っているというのは、どうも指紋というと指紋採取に対するやはり抵抗感があるということかと思うんですが、静脈による認証でこのシステムを仮に考えるとすると、コストとか技術の面ではどうなんでしょうか。
○保坂(展)委員 次に、鹿野参考人に伺いたいと思います。  一つは、この委員会の議論の中で、自動化ゲートという中で、定住外国人と日本人の指紋も採取をされ、データとして登録をされていく。入管法の六十一条の九が新設をされて、海外の入管当局から求めがあった場合、一定の条件をつけてです...全文を見る
○保坂(展)委員 阿部参考人に、今の点もお聞きしたいんですが、それにちょっと加えて、US—VISITが発足したときに、ブラジルなどで対抗措置がとられたというのがございますよね。日本に観光客をたくさん受け入れようと、七百万人以上の方、私も体験しましたけれども、指紋を撮影されて、トラ...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一点なんですが、先ほど上陸防止施設、私も八年ほど前、見に行きましたけれども、長いすがベッドがわりに使われていたり、ひどい方は半年、しかも、食費も自前で、出前をとったり弁当を買ったりして貯金もなくなってしまったという話を聞いたんですが、この国際的な扱い、他の国...全文を見る
○保坂(展)委員 多賀谷参考人に伺いますけれども、今回の制度で、日本の入管のところに指紋データが蓄積されるわけですね。また、日本人の方も、旅券のIC化あるいは自動化ゲートというところで指紋情報がそれなりにたまってくる。これは、海外からの捜査上の照会だとか、あるいは日本から逆に要請...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一点なんですが、テロ対策ということですから、当然先行してアメリカで最も、US—VISITも含めてですけれども情報があるだろうというふうに思うんですが、ブラックリストのデータを入力してということが今回想定されているわけですけれども、海外のそういったブラックリス...全文を見る
○保坂(展)委員 では最後に、鹿野参考人、もう一度、今の点なんですが、結局、ゲートのところに、指紋でいわばブラックリストと照合をしていくわけですね。そのブラックリストのもとになるのは、他国のいわば問題のある人物なり、この人物はこうだという情報がブラックリストとしてなければ照合がで...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。終わります。
03月28日第164回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、私の方も自動化ゲートについてお聞きをしていきたいと思います。  法務省の入管局作成の自動化ゲートの事前登録のところ、先日も聞きましたが、登録時に要注意人物のデータに一応アクセスをしておく、先日の入管局長答弁では、外国の方が再入...全文を見る
○保坂(展)委員 きのう私は、二時間以上説明を聞いたんですが、日本人についてもブラックリストに照合は一応あるというふうに聞いていますよ。ちょっと正確に答弁して。
○保坂(展)委員 手配中だったり犯歴についてはブラックリストに照合するということはわかりました。  次に、この「自動化ゲートの運用プロセス」の図の真ん中に「指紋情報データベース」、こういうものがございます。これは恐らく、局長よろしいでしょうか、ここにブラックリストが入るんだと思...全文を見る
○保坂(展)委員 私が聞いているのは、局長、例えば、矯正で持っている情報で、仮釈で保護観察中の方、海外へ行っちゃいけない方ですね、そういうデータであるとか、今言いました犯歴あるいは指名手配中である方たちかどうかというのをチェックしないと、いわゆるブラックリスト照合にならないわけで...全文を見る
○保坂(展)委員 若干名ではないと思うんですが。  では次に、先日、我々は委員会として成田を視察させていただきまして、APISですか、こちらの方の、大変そうな作業でしたね。事前に乗員・乗客名簿ですか、これを送付されてきて、こちらの図にあるように、これは、法務省で把握している、警...全文を見る
○保坂(展)委員 これももう少し本当は明確に答弁をしていただきたかったんですが、しっかり時間をかけて、しっかり答えてください。  次に、大臣とのやりとりの中で、二ページ目の方の資料なんですが、これは前回改正入管法の逐条解説部分です。私と同じ保坂さんという方が入管局の局付でいらっ...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、三浦局長に伺いたいんですが、先日、委員会でかなり時間をかけて何回もこれはやっているんですが、そういう情報は行きませんという答弁をずっとなさっているんですね。これは、今大臣のおっしゃった、この逐条解説どおりの対応がされるというのとちょっと違うんですが、...全文を見る
○保坂(展)委員 刑事局長に伺いたいんですが、この逐条解説のところに、「目的外使用となるが、」以降に、組織的犯罪処罰法五十七条とあって、これはマネロン関係の金融庁所管の情報だということで、刑事局としては直接は答弁しにくいというふうに聞いたんですけれども、前回の質問の中で、例えばマ...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣に、今の刑事局長の答弁を踏まえてお聞きしたいんですが、入管でプールしている指紋情報には、今二種類ございますね。外国人、そして日本人、定住外国人の指紋の登録ですね。これらを含めて、例えば捜査共助であるとか、あるいはマネーロンダリング関係であるとかということ...全文を見る
○保坂(展)委員 答弁を整理していただいて、我々が危惧するところ、やはり指紋の登録もかなり大勢になっていくでしょう、US—VISITではもう既に五千万人近い指紋情報が登録されたと聞きます。  さて、それでは三枚目、ちょっとめくっていただきたいんですが、これまでテキストデータで、...全文を見る
○保坂(展)委員 では、河野副大臣にこの辺を聞きたいと思うんですが、この注の二のところには、システムについてはリースである、リースだからベンダーに所有権がある、つまり日立製作所が所有権を持っている。それから、注の三のところにも、ソフトウエアは、基本的なものはベンダー側だということ...全文を見る
○保坂(展)委員 明快な答弁、よかったんですけれども、では、入管局長に今のことを聞きますけれども、これは、従前のテキストデータ、ずっと二十二年間積み上げてきたデータを使うわけですよね。そこのシステムに蓄積したデータと今度新しいデータベースとを連動させて、これからやるわけでしょう。...全文を見る
○保坂(展)委員 河野副大臣、自民党の中でこの問題を追及されたというので、そういう意味では仲間としてお聞きしますけれども、(発言する者あり)いや、その点ではそうじゃないですか。  ごらんになってわかると思いますけれども、一般競争入札というのは極めて少ないが、この一般競争入札とい...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほど法務大臣が、具体的な期間については言えないんだと。保存期間に戻ります、よろしいですか。ずっとこの委員会のテーマでございます。きのうも参議院で福島議員とやりとりもあったと聞いておりますけれども、大臣よろしいでしょうか、保存期間を明かすとテロリストを利すること...全文を見る
○保坂(展)委員 河野副大臣の発言、国会のやりとりですからお許しいただいて、今の答弁が、これは議事録にもインターネットにも載っていますから、これはテロリストを利すると思いますか。
○保坂(展)委員 杉浦大臣、大変正直な答弁で、テロリストを利することにならないんですよね、今、河野副大臣の言うとおりであれば。しかしどうも、杉浦大臣はもうちょっと短いところを考えていらっしゃるというふうに聞こえたんですけれども、それはどうですか。  河野副大臣のかなり長い年月は...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣の答弁、白紙を確認しながら進むというのも嫌なものでございまして、国会審議、白紙ではない基準を明確に求めているわけです。  一点、外交に携わってこられた杉浦大臣ですから御承知かと思いますけれども、US—VISITが導入された当時、やはり反発がございました。多...全文を見る
○保坂(展)委員 ごめんなさい。最後に、公安調査庁長官に来ていただいているので、もう本当に一問だけになってしまいましたが、今、公安調査庁で把握している、いわゆるこういった入国管理に係るデータベースができるわけで、ブラックリストという言葉が出てきているわけですね。公調として把握して...全文を見る
○保坂(展)委員 大変重要な審議で、やはりちょっと委員会室が寂しいのが非常に気がかりで、大臣も、白紙というのは、あれは言い違いだったというふうに信じたい。大変重要な点が出てきていますので、しっかりこれからも審議をさせていただきたいと申し上げて、終わります。
03月29日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  先日、この委員会で、株式会社で設立をされたLEC大学、こちらの方について、予備校や大学というものが混在して区切りがしっかりしていないんじゃないか、あるいは教授会などがきちっと構成されていないんじゃないかと問題を挙げました。文科省として...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、細かい項目などは後ほどまたよく説明していただきたいと思いますが、この委員会でも話題になっているサッカーくじについてお聞きをします。  昨年秋の新聞記事ですが、百五十四億円の債務がバランスシートに記載をされていなかったという指摘がされています。会計検査...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと委員長にお願いしたいんですが、このサッカーくじ、賛否いろいろありましたけれども、議員立法で通って、与野党ともこれはどうなっていくんだろうかと心配をしているわけですね。  今答弁にあったように、七年間の契約で日本ユニシスというところで、やはり民間にゆだね...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、前回、スケート連盟の経理の問題について伺ったんですね。その際に、小坂大臣、一応その最後の部分で、文科省としても、六月のスケート連盟で設立した調査の進捗状況をただ待つだけではなくて、今どうなのかということをその時点で聞きながら取り組んでいくという御答弁をいた...全文を見る
○保坂(展)委員 同じ日の質疑で馳副大臣に答弁をいただいていたんですが、例えば海外遠征の際に、局長にお答えいただきたいんですが、選手の方はエコノミーで、終わってからは費用負担というようなことまで出てきた。役員はビジネスと。また、航空会社から協賛金以外に無料の航空券、これはそういう...全文を見る
○保坂(展)委員 これはぜひ、連盟自身の努力ということもあるんでしょうけれども、文科省として、既にある資料をもとに、こういうところをきちっと適正にチェックしなさい、ここはどうなっているのかということをやはりやっていただきたいということを強く要望しておきたいと思います。  さて、...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一度局長に。  まず一般論になりますが、オリンピックの招致は公正でなければならない、この点を指導監督する責務、これは文部科学省にあるのではないかと思いますが、いかがですか。
○保坂(展)委員 大臣、こういった調査報告書が昨年という時期にまとめられたということと、オリンピック、これからという話もございますので、どのような受けとめ方をされているか、お願いします。
○保坂(展)委員 ちょっと具体的な内容に入りながら、今後どうしたらいいのかという議論をさせていただきたいと思いますが、報告書を読むと、一つは、県内で、長野県が窓口になって、招致委員会に対して交付をするという形で、例えばこの報告書の中には、歯科医師会などが一人一万円で八百人で八百万...全文を見る
○保坂(展)委員 ということは、長野県では、招致委員会が任意団体であったということのために、任意団体として例えば帳簿、会計書類をいつまで保存しなさいみたいなことはあいまいであって、したがってソルトレークの問題が出てきて、これが焼却されてしまった、なくなってしまった、こういう問題が...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、つい今し方議事録が来たので、ちょっと答弁をお願いできなかったので、ちょうど馳副大臣は今退席されちゃったので、改めてということにしますけれども、参議院で九九年に馳議員が、招致委員会は任意団体ではなくて、特別法に基づく認可法人か、民法第三十四条に基づく公益法...全文を見る
○保坂(展)委員 この問題は大臣にもう一度伺いますけれども、やはり、各国が名乗りを上げていくと、最後、幾つかに絞られるわけですね。  そこで、IOCの委員に対して、いわば接待攻勢をかけてはいけませんよ、一人当たりのお土産は二百ドルですか、それまでですよ、いろいろな規定があるわけ...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一つ、これはJOCのあり方という問題もはらんでいるように思うのですね、局長に最後にお答えいただきますけれども。  例えば、当地にぜひ招致したいという熱意と強い情熱がそれぞれあると思いますけれども、それに対して、開催国の中での候補地が絞られたときに、やはりJ...全文を見る
○保坂(展)委員 昨日、質問に先立ちまして、この会長さんに御連絡をしたところ、これは十一月に出した、自分たちには、調査をするといっても、何か強制的な権限があるわけでない、任意にお聞きするということでやっていた、ですから、お聞きしたくても聞けない方もいたと。十一月の二十二日にこの報...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、きょうはこれで終わります。ありがとうございました。
03月29日第164回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○保坂(展)委員 社会民主党・市民連合を代表して、政府提出の出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案に反対、民主党提出の修正案に賛成する立場から討論を行います。  本法案は、テロの未然防止を理由にして上陸審査時に外国人に指紋、写真等の個人識別情報の提供を義務づけ、テロリス...全文を見る
03月30日第164回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  冒頭に、猪口大臣にお聞きします。  これは本当に簡単なことなので、答弁書を見ないでお答えいただきたいんですが、よろしいですか。大臣自身の発言にかかわる問題なんですが、よろしいでしょうか、政治家同士の生のやりとりを実現したいので。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 私も、二項対立、勝った負けただけで世の中を見るのはよくないと思います。  猪口大臣の言葉の中で、反省すべきは待ち組だという言葉が記者会見場で述べられたと聞いているんです。これは、フリーター、ニートを指したものではないというふうにおっしゃっているんですけれども、...全文を見る
○保坂(展)委員 今の話を聞いている限り全く違和感はないんですが、しかし、反省すべきは待ち組だというようなことが流れると、これは、若い人で、今仕事がないんだ、雇用が非常に厳しいんだという中で、私は反省しなきゃいけないのかしら、こういうふうに受け取られます。ですから、政治家で、しか...全文を見る
○保坂(展)委員 ということは、猪口大臣は、勝ち組、負け組という二項対立は不幸な対立概念だ、だからあえて待ち組という概念を出してみたということであれば、さわやか組だとかゆっくり組だとか、そういう概念があってもいいでしょう。どうですか。
○保坂(展)委員 さわやか組を目指してこれからも議論をしたいと思いますけれども。  きょうはニートのことをちょっと準備していたので、ニートについてなんですが、これはちょっと大臣に引き続き、簡単なことなので、学者でいらっしゃったので。  イギリスは、十六から十八までの非常に限定...全文を見る
○保坂(展)委員 やや危惧があるのは、日常的に耳にする会話の中で、うちの子がニートになったらどうしようとか、それじゃニートだよというような、ちょっと差別感や、ニートになったらまずいなというような、そういう響きがこの日本語におけるニートという言葉に出てきたことにちょっと私は危惧を持...全文を見る
○保坂(展)委員 だんだん時間が押してきましたので、では、フリーター、ニート等若者の人間力の強化の推進で厚労省で予算がついていると思うのですが、ここには今の社会的引きこもりの人たちに使える予算が十分あるのかどうか、簡潔に答弁いただきたいと思います。
○保坂(展)委員 申しわけないんですが、大臣に最後にお願いなんです。  今お聞きしたように、就労については結構な予算がつき始めているんですが、引きこもりでコミュニケーションもほとんどだれともできない、そして親が高齢化して本人も三十代、四十代という人たちは、なかなかそういう予算的...全文を見る
○保坂(展)委員 終わります。
03月31日第164回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きのう、東京地裁で、村岡元内閣官房長官に対して、政治資金規正法違反事件ですが、検察側の主張を全面的に退けた無罪判決が出されました。自白の信用性ということに大変疑問を投げかける内容だったと思います。また、裁判長は、長い間御苦労さまでした...全文を見る
○保坂(展)委員 この件で私どもが気になるのは、やはり検察審査会、この検察審査会が起訴相当ないしは不起訴不当の議決をしている。これは市民の声であり、また世論でもあったと思いますが、このことは無視をされてしまった。恐らく、今回の判決で村岡さんの無罪というのが出ても、関係する方々の証...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、防衛施設庁に来ていただいていますが、今回かなり大がかりな談合事件が摘発をされて、その後にまた談合情報があったという報道がありますが、簡潔に、どういう事態になっているのか、お答えください。
○保坂(展)委員 刑事局長、やはりこれだけ大がかりな談合事件の施設庁関係の捜査があって、かなり徹底的にやるというふうに聞いていましたけれども、今の話を聞いて、捜査の限界というのを感じますか。事件を立件して、これが一罰百戒になって、そういうことがなくなるというのが望ましい姿だと思い...全文を見る
○保坂(展)委員 法務省の工事で談合情報というような記事があり、また、数字をとってみると、防衛施設庁関係の数字より高いものもあったではないか。杉浦法務大臣は、この点については解明しますという答弁をいただいております。  これは官房長に伺いたいんですが、考えてみると、今、年度末で...全文を見る
○保坂(展)委員 防衛施設庁のこの間の、まずは成田から発端がありますが、まず空調工事ですね。そして、こう見ていくと、落札率が九六%を平均で超えているではないかということがしきりと報道されています。  我々、こういう議論をしていても、これは大きな工事なんですね。網走は二十七億です...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣に伺いますが、我々が議論している、入管の議論もしましたけれども、大阪入管の工事は建築とそれから電気、合わせて三十二億、これが九五%台、それから網走刑務所は九九・五%。いろいろな数字がたまたまぴたりと当たることもありますが、やはりこれは高いですよ。この点に...全文を見る
○保坂(展)委員 法務省の工事は本省分と地方分があるというふうに聞きました。例えば、地方分の大変大きな工事額、十六年度の十億円以上の工事、これを出していただきましたが、例えば札幌刑務所の工事、これは九七・二四%、札幌刑務所支所の工事九七・三八%、同機械設備工事九八・三八%、大分刑...全文を見る
○保坂(展)委員 入管の法律は、我々は反対しましたが、通りました。その際に、レガシーシステムでどうなっているのか、契約内容を紙で出してもらいました。私は委員会で指摘しましたけれども、これは、レガシーというのは一社しかできない、ベンダーしかできないんですよね。それで一般競争入札にな...全文を見る
○保坂(展)委員 二回目の質問に答えていないんですが、まず、不落随契というものが、一般公開競争入札という一覧表の中に、施設の方のいわば一般競争入札という項目にあったのは実は不落随契でしたという委員会のやりとりがあったんですよ。今回、またそういう記載だということを指摘しましたが、二...全文を見る
○保坂(展)委員 入管局長、そういうのを随意契約と言うんじゃないですか。他の業者ができないものを形だけ入札しましたと言ったって、ほかの社は実際できないわけですから。これは随意だということを認めてくださいよ。
○保坂(展)委員 河野副大臣、どう聞かれましたか。これはやはりしっかりやりましょうよ。
○保坂(展)委員 時間になったので、終わります。      ————◇—————
04月05日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  法案に先立ちまして二点ほど取り上げたいと思います。  一つは、日本スケート連盟の問題について、先般、いろいろお聞きをしてきましたけれども、目下調査中の国際事業委員会の経理問題というのがあるわけですが、これとはまた別に、きのうきょうと...全文を見る
○保坂(展)委員 小坂大臣に、先日来、ただ連盟の中の調査を待つだけではなくて、その都度、文科省としても実態把握に努めていきたいという答弁をいただいていますけれども、国際事業委員会の中の問題で連盟は調査しているわけですが、今の問題はその外側の問題ですし、またエアチケット、無料航空券...全文を見る
○保坂(展)委員 では、次のテーマに移ります。  公取の方で、教科書の特殊指定の廃止ということが取りざたされておりまして、新聞の問題もさることながら、教科書というのはやはり教育の現場で基幹になるツールですので、簡単に教科書の特殊指定の廃止ということが行われて、現状でも教科書は非...全文を見る
○保坂(展)委員 大変丁寧な答弁をありがとうございました。その懸念はほぼ私も同じなので、特に教科書をつくっておられる出版社や執筆者あるいは教育現場の声をしっかり聞いて公取とも調整をしていただきたいというふうに思います。  本案に入りますけれども、最初に、研究交流促進法関係、十三...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっとこれは予告をしていないんですが、今回、先端大型研究施設ということで二カ所、SPring8とスパコンが決まったわけですね。先端的な科学技術分野の比類なき施設であり、例えば、広範な分野でその活用、研究が行われるとか、国の機関や独立行政法人で購入するとなると多...全文を見る
○保坂(展)委員 このSPring8自体の利用状況、希望する方の約七割というふうに聞いているんですけれども、この利用状況が今どのようになっているのかということについてお答えいただけますでしょうか。
○保坂(展)委員 我々の懸念としては、こういった大変な金額でつくられる施設が経済効果につながりやすい研究に偏してしまうんじゃないかという心配をちょっとしているんですが、これをどうやってバランスをとるのかという点について、どういうふうに考えているのか。
○保坂(展)委員 では、さらに細かいことを局長に伺いますが、今回、指定法人制度から登録施設利用促進機関という、何か転換が行われるわけですね。この転換が行われることで、今お聞きした、そういった透明で公平な利用に即する、このバランスを図るという部分が、例えばその利用者、国民にとって利...全文を見る
○保坂(展)委員 このように変わることでどういうふうに便利になるのかということを、もうちょっと具体的に言ってください。
○保坂(展)委員 では、最後に小坂大臣に伺いたいんですが、技術力の高い中小企業がたくさん日本にはあって、これらの企業が、スケールは大きくないんだけれども非常にシャープな技術、技能を持っているというところが、さらに技術革新を体現していって社会にそれを還元していくということが必要かと...全文を見る
○保坂(展)委員 以上で終わります。
04月05日第164回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  法務大臣に冒頭伺いたいんですが、受刑者処遇法が昨年成立をした。また、この法務委員会で行刑施設の現状を徹底的に審議して、現在、未決拘禁の人たちに関する扱いをこれで決めていくわけですが、大臣、菊田幸一先生を御存じでしょうか。
○保坂(展)委員 菊田先生は、この法務委員会での議論を踏まえて法務省が行刑改革会議という会議を立ち上げて、受刑者の処遇にかかわる貴重な議論をしていただいたという方で、当法務委員会でも来週、参考人として来られるという方でございます。  その菊田先生から連絡がございまして、私は郷里...全文を見る
○保坂(展)委員 局長に伺いますが、まさにこの処遇法の土台に行刑改革会議の議論があったということは局長も御存じと思います。  その菊田先生からの話ですと、昨年七月三日に受刑者が自殺をした。この菊田先生自身が近隣にいた受刑者に面会をされた。その際に、前の晩に、助けてくれ、こういう...全文を見る
○保坂(展)委員 矯正局長に、この宮城刑務所に昨年十一月にいわゆる巡閲官が来られて、その際受刑者から、今指摘したような、例えば制圧行為であるとかあるいは暴力だとか、訴えがあったというふうに私どもは聞いているんですが、菊田先生を通してなんですが、そういった報告を、後ほどで結構ですか...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと法案の審議に、もう時間がありませんので、今、一行ぐらいで答弁されましたけれども、どういうことを聞いたのかということを後ほどお示しくださいというのが質問だったんです。いかがですか。
○保坂(展)委員 では、法案に入っていきたいと思います。  法務大臣に伺いますが、この法案は代用監獄制度の恒久化を意味するのかどうか。端的に伺いますが、いかがですか。
○保坂(展)委員 次に、警察庁に伺います。  八〇年を境に、代用監獄制度に対する批判を受けて一定の改善を図った、こういうふうに言われているんですけれども、八〇年代以降、自白を導くための無理な取り調べがなされて証拠排除決定が出されたり、自白の信用性がないということで無罪判決が言い...全文を見る
○保坂(展)委員 自白ということで、それが事実じゃない自白をした場合には、これは冤罪ということになっていくわけです。  法務大臣に伺いますが、一九八〇年の法制審議会において、「関係当局は、将来、できる限り被勾留者の収容の必要に応じることができるよう、刑事施設の増設及び収容能力の...全文を見る
○保坂(展)委員 少し読み方とか受けとめ方が違うんですが、議論すると時間がなくなってしまうんですが。  一番最初に、法務大臣がこの代用監獄というのを永久不変のものとして考えているわけじゃない、それも、検討のあり方も含めてこれから考えていくんだということを踏まえると、今度警察に聞...全文を見る
○保坂(展)委員 法案審議の最初ですから原点に立ち返って、次に警察に聞きます。  先ほど来話題になっている留置専用施設ですか、これは大規模な、百名を超えるものもあるということですね。そして、留置施設というのは警察署の中にあって、捜査と勾留がスムーズだと。逆に言えば、人権侵害やあ...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣、今の答弁なんですけれども、よろしいでしょうか、拘置所を増設するのは国の方針なんですね。一方において、留置専用施設という調べの現場とは一定程度距離のあるところにこういった施設ができ上がっている。これはもちろん、都道府県の予算で来ているわけですから簡単じゃ...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣、ぜひ原則に照らして答弁していただきたいんですね。ここは国会ですから、まさに、法務省から言い出しにくければ、留置専用施設というのであれば、これはやはり法務省管轄の拘置所にするべきだろう、都道府県も財政が厳しいわけですから、これは国が責任を持って拘置施設と...全文を見る
○保坂(展)委員 杉浦大臣から、もちろん行政のトップとして、また政治家であるということで、これは、原則、留置専用施設は拘置所という方向ですねという答弁をやはりしていただきたかった。でないと、留置専用施設をどんどんつくり始めるということになると、一番最初に聞いた代用監獄の恒久化とい...全文を見る
○保坂(展)委員 警察の方にも短く答弁していただきたいんですが、先ほど九九%、だったら九時で決めてもいいんじゃないかと思いますが、もう一点、留置施設の被留置者の出入りを記録して、裁判所から請求のあるときには提示すべきじゃないかと思いますが、その点ついて簡潔にお願いします。
○保坂(展)委員 警察署長の判断により提出されるということは、その警察署長が嫌だと言えば出さないということですか。
○保坂(展)委員 提出するというところにアクセントがあったので、では、提出するというふうに受けとめます。  ちょっと時間が押してきていますけれども、法務大臣、最後に一問聞いて終わりたいと思いますが、与党の先生方からも、また野党の我々からも、今回の法案の中で、面会の停止規定、ここ...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、一人そういう弁護人がいたらそういうふうに法律をつくっちゃうのであれば、宮城刑務所で携帯電話やお酒やいろいろなものを差し入れた、そうしたらまたそれも法律につくるのかといったら、そんなことはないわけですね。  やはり、弁護人についてもう一回考え直してほしい。...全文を見る
○保坂(展)委員 議論をまた続行したいと思います。  終わります。
04月11日第164回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  菊田参考人にまず伺いたいんですが、先日、四月五日、当委員会におきまして、この法案の審議の冒頭に、今回は未決をやるわけですけれども、既決の受刑者処遇はどうなっているだろうかという中で、昨年七月三日に宮城刑務所で受刑者の方がみずから亡くな...全文を見る
○保坂(展)委員 行刑改革会議の委員として立法過程に参加される前段で名古屋刑務所事件、そしてこの衆議院の法務委員会においても毎週この行刑施設問題の集中審議をやるということの中で行われた改革がまだ道半ばである、そしてまた、本来あってはならないことが起きている可能性があるということで...全文を見る
○保坂(展)委員 今少しお触れになったことなんですけれども、廃案になった刑事施設法案の附則の中に漸減条項というものがあったのに、反対で流れてしまった。今回のものにはないわけですね。鴨下参考人御自身の御意見であれば、今回、附則にしっかり書くべきではないか、私はそういうふうにお考えな...全文を見る
○保坂(展)委員 この点で西嶋参考人に伺いたいんですが、私のいろいろ聞いてきた話では、法制審議会の答申に盛られたその中身を、要綱には残っていた、幾つかのやりとりの中で、最終的に法案化されるときには消えてしまっていたということが何か相当当時争点になったんじゃないかと理解をしているん...全文を見る
○保坂(展)委員 菊田参考人と西嶋参考人にちょっとお聞きしたいんですが、有識者会議での議論について先ほどからもお話が少しありましたけれども、国連の人権規約委員会の議論も代用監獄の廃止まで求めたものではないという意見が示され、そもそも刑事司法手続は各国独自の歴史と国民性を背景として...全文を見る
○保坂(展)委員 続いて、幾つか西嶋参考人に伺いますが、受刑者処遇法によって、受刑者の面会には立ち会いを付さないことがまず原則になっております。この法案では、刑事施設については例外的に立ち会いを省略できるが、警察については例外なく立ち会うという規定になっております。このような規定...全文を見る
○保坂(展)委員 続いて西嶋参考人に伺いますけれども、死刑が確定した確定死刑囚との再審事件の弁護引き受け、また面会をするときに、いわゆる立ち会いということでどういう支障が出てくるのか、弁護人との間でやりとりする信書の検閲などについても含めてお答えいただきたいと思います。
○保坂(展)委員 最後に、安冨参考人に伺います。  今、西嶋参考人から名前が出た袴田巌さんという確定死刑囚の方がいらっしゃいます。私は、東京拘置所で三年前にお姉さんと弁護人と何人かで会うことができました。しかし、これはもう例外中の例外で、彼は、自分はもういなくなった、自分は、袴...全文を見る
○保坂(展)委員 時間になりましたので、終わります。どうもありがとうございました。
04月12日第164回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  杉浦大臣、長時間御苦労さまですが、ごくごく初歩的な答弁をいただきます。ちょっと予告はありません。しかし、簡単なことで、基礎的なことです。  例の、法制審議会の全会一致で出された漸減条項のことです。この漸減条項は、「刑事施設の増設及び...全文を見る
○保坂(展)委員 では、その書かれているとおりに解釈をしているということだと踏まえますけれども、まず冒頭大臣に聞いて、それから局長に聞いていきます。  昨日、参考人とのやりとりで、先ほど平岡委員からもありましたけれども、鴨下参考人の方から、代用監獄についても法律の一部である附則...全文を見る
○保坂(展)委員 いろいろな対応の中で、附則に盛り込もうということもかつて法務省の中で検討されたという答弁を今いただきました。  そういった経過に入る前に、矯正局長に、鴨下参考人は刑事施設法案の立法当時、矯正局の中で法制化の作業に当たったと聞いていますけれども、どのようなポジシ...全文を見る
○保坂(展)委員 監獄法の改正、つまり刑事施設法ですよね、この中で、最初から法制審議会答申に漸減がありながら法案にないじゃないかということを、弁護士会中心にこれが問題になった。法務省との間でもいろいろやりとりがあって、今、大臣の答弁なんですけれども、法務省内で附則化が検討された時...全文を見る
○保坂(展)委員 局長に伺いますが、きのう、鴨下参考人から、附則に明記してあるのに、法律条項であるのに、反対運動でこういった刑事施設法案がつぶれたことで、後の刑務所におけるさまざまな異常な問題、これが今回の法改正の根っこにあるわけですけれども、そういう認識を持っておられたわけです...全文を見る
○保坂(展)委員 正面から答えていただけないので、ちょっと大臣にもう一度今の点をお聞きしたいと思うんですね。  鴨下さんは、こちら、「行刑法改正の経緯と問題点」、矯正講座二十六号という昨年出たものに、先ほど私が紹介したように、法案に明記されているんだ、附則に書いてありますよ、附...全文を見る
○保坂(展)委員 日弁連の中の記録によりますと、八三年の六月の法務省との第七回意見交換会において、代用監獄の漸減方針を表明、附則または附帯決議の盛り込みを示唆したというふうにあるんですね。これは「監獄法改正問題意見交換会会議要録」、日弁連拘禁二法案対策本部のものですけれども、内容...全文を見る
○保坂(展)委員 大変率直な答弁をいただきました。  対外的には提出はされていないみたいなんですね。私もそう思うんですね。要するに、全くの勘違いとか、机で資料だけ集めて何か書いていらっしゃるような方と違って、現場でもずっと経歴を積んでこられて、現在も矯正行政の中で指導的な論陣を...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと委員長にお願いしたいんですけれども、我々野党は、これは長いことずっと論議してきたわけですね、大臣自身おっしゃるように。ですから、この漸減という本当に短い言葉ですが、これが入るのか入らないのかによって、これは世の受け取り方も随分違うわけです。当時、きのうで...全文を見る
○保坂(展)委員 お聞き及びというのはどういうことですか。
○保坂(展)委員 ですから、委員長として、法務大臣に対して、この経過はどうだったんですかということを法案審議中にきちっと提出してくださいということを指示していただけませんかということを私はお願いしているんです。
○保坂(展)委員 いや、そういうことを言っているんじゃなくて、二つ言ったんですよ。参考人で招致していただけますか。ただ、それがいろいろな諸事情で難しいのであれば、その経緯を、こういうことであったということを調べて報告してくださいということを委員長から指示願えませんかということです...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一つはどうですか。
○保坂(展)委員 では、杉浦法務大臣、大臣自身が、この漸減条項をしっかり入れろ、そういうふうに、今すぐじゃなくても、代用監獄廃止に向けた道筋を描いていくべきだというふうに、そういう道のりをたどってこられたわけですね。現状は、先ほどから、ずっとこの審議の最初から、五十年先かわからな...全文を見る
○保坂(展)委員 ということは、今回の法案の中に、法案審議の中で漸減条項が附則についても、これは国会の判断で構わないというふうにお考えですか。大臣、どうですか。
○保坂(展)委員 正面から調査をして報告してくれというふうに言うとなかなかお答えしにくいのかもしれませんけれども、大変大事なポイントだと私は思うんですね。漸減条項を附則に入れ込むことで、先ほどから答弁ありましたが、では、国会に対する一つの法務省なりのいろいろな議論を踏まえた判断と...全文を見る
○保坂(展)委員 この点について、矯正局の中に全く記録が残っていないということはないと思うんですね、お役所というのは大事な記録は残すところですから。矯正局の中で、どういう経過があったのかということを調べていただけませんか。
○保坂(展)委員 これは大変大きな点なので、ぜひ、あえて機会をつくって、大臣みずからが聞く必要はないわけですけれども、しっかり報告をしてもらいたいということを強く求めたいというふうに思います。  警察庁の方に、ウィニー関係で出たマニュアルについて、午前中に高山委員から質疑があっ...全文を見る
○保坂(展)委員 いや、そういうことは聞いていないんですね。そうではなくて、つまり、では、否認被疑者は朝から晩まで調べ室に出して調べよというような姿勢はいけないですよというコメントはできないんですか。それとも、それはもう捜査の裁量権内だ、こういうのもあり得るんだ、そのどっちなんで...全文を見る
○保坂(展)委員 このウィニーで出たとされることが事実かどうかというのは一切聞いていないんです。それはわからない、調査中だということで、わかりましたということで、もう答弁は求めていないんですね。  そうではなくて、朝から晩まで調べ室に出して調べよとか、被疑者を弱らせる意味もある...全文を見る
○保坂(展)委員 個々具体的ということじゃなくて、つまり、どこかの県警でと言ったわけですね。ですから、これはいわば一般論です、こういう国会のやりとりで言えば。一般論で言ったら、こういう記載を、もし現場にこういうものがあったら、これは不適当なのか、全体を読まなきゃわからない、いいの...全文を見る
○保坂(展)委員 その真意を聞いてみるということは、イコール、これはまずいよということではないということですね。それだけ答えてください。真意を聞かなきゃわからぬということですね。
○保坂(展)委員 きのう見学させていただいて、留置と捜査を分離しているんだということで、大臣言われるように、なかなかやはり世の中変わってきたなというふうに思ったんですが、しかし、幾ら何だって、調べ室に入ったら自供させるまで出すなとか、被疑者を弱らせる意味もあるというのを、見ただけ...全文を見る
○保坂(展)委員 では、終わります。
04月14日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私は、幼保一元化という言葉を聞いたのはたしか三十五年ぐらい前だったかと思いますけれども、今回の制度は、地道な議論が積み上げられてきて、本格的に生まれてきた制度であることを期待したいんですが、まず文部科学大臣及び厚生労働副大臣にお尋ねし...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほど石井委員からも御紹介ありましたけれども、規制改革・民間開放推進会議の平成十六年十二月二十四日の答申、この施設の部分を見ていくと、「現行の幼稚園と保育所に関する規制にとらわれるのではなく、どちらか緩い方の水準以下とすることを原則とする等、」この「どちらか緩い...全文を見る
○保坂(展)委員 安心しましたけれども、緩い方の水準以下になってしまったら、これは本当に、日本語としても余り成立していないような文章ですので、こういうものは認められないということだと思います。  私、用意した質問がいろいろ、最後ということで大分重複というか、もう既になされたもの...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一点厚生労働省の方に伺いたいんですけれども、今度の認定こども園の場合は直接契約というふうに聞いているわけですけれども、設定された保育料が納められない、こういう場合に、未納対策ですね。これは、例えば自治体がかわって認定こども園に補てんするというようなことがある...全文を見る
○保坂(展)委員 原則なんですが、幼稚園型を含めて、すべての認定こども園に対して、障害を持つ子の受け入れ等の応諾義務ということがしっかり確立されてほしいと思うんですが、この点は、文部科学省、何かはっきり答えられるでしょうか。
○保坂(展)委員 もう一度文部科学省なんですが、これは予告済みなんですが、これで認定こども園が幼稚園の空き教室などを使って広がっていくだろうとも言われていますけれども、他方で、かなり小規模な、地域でのユニークな教育内容を持った幼稚園などがたくさんあるわけですね。ただ、少子化の影響...全文を見る
○保坂(展)委員 東京の商店街もこの五年ぐらいで激変しまして、人がいっぱいいたところがほとんどだれも通らなくなって、御存じのとおり、大規模店舗が出るとそうなっちゃうわけですね。安いからなんですね。だから、資本力がある企業などが集中的に出しちゃったりするようなことを心配しているわけ...全文を見る
○保坂(展)委員 声として紹介をしておきますけれども、幼稚園と違って保育園の場合は、やはり子供の生活の場である、長時間そこで過ごすんだということで児童福祉施設。幼稚園は学校、保育園の方は児童福祉施設としての基準が長いこと培われてきているわけですね。ですから、そこまで広げるのであれ...全文を見る
○保坂(展)委員 そういうことで、襟を正すようにと言われた。そしてまた、報告もなるべく早くするようにと求められたとも聞いているんですが、この報告についてなんですけれども、この時期に調査委員会のメンバーの方が、たしか二人辞任をされて交代されたというようなことも聞いておるわけなんです...全文を見る
○保坂(展)委員 しっかりと言っていただいていると思いますけれども、六月には役員の改選があるということなんですね。恐らく調査委員会のみずからの自己調査を踏まえてのことだと思いますけれども、不明朗な経理等が実際あったということは事実ですから、こういうことに、結果としてこれを任用して...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。  きょうは、認定こども園について第一回目の質疑ということでやらせていただきました。あと一問ぐらいよろしいでしょうかね。  また本案に戻りまして、認定こども園というブランドがしっかり確立するかどうかというのは、これはスタートしてみなけ...全文を見る
○保坂(展)委員 続きは、また次回やりたいと思います。  ありがとうございました。
04月14日第164回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○保坂(展)委員 お答えいたします。  いわゆる代用監獄における任意性のない自白が強要されることで、いわれない冤罪事件が絶えない、捜査機関に未決拘禁者の身体を拘束すること自体が違法な取り調べの温床である、こういうふうに指摘をされてきたところです。ダイヨーカンゴクという言葉は、日...全文を見る
○保坂(展)委員 社民党、保坂展人です。  杉浦法務大臣、今の高山委員からの指摘なんですが、大変重要な点だと思います。大臣みずからが拘禁二法反対運動の弁護士会の中で先頭に立たれたということをこの審議の中でもおっしゃっておりましたし、それはなかんずく代用監獄の扱いをめぐって、これ...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、ちょっと局長が正面から答えていただけないので。  もう簡単なんですよ。要するに、十四条は留置施設法案からきたものですね、これは、今回一体化していますから。拘禁二法のように警察庁提出、法務省提出じゃありません。十五条は刑事施設法案、これは間違いないですね。...全文を見る
○保坂(展)委員 とすると、大臣、他にもタイトルがないところがあるんです、この分厚い法案の中に。ただ、それは自弁の書籍の閲覧に関するもので、自弁の書籍の閲覧はこうですよと総則があって、次はかくかくしかじかという細かい枝に分かれた規定があるという部分と、あと、罰則というところは罰則...全文を見る
○保坂(展)委員 それだったら、タイトルというのは要らないですね、これから法案の中で。法務省がつくる法案の中で、こういう重大なポイントにおいて、これは落としてちゃいかぬですよ。  個々具体的に聞いていきますが、漸減条項についてですが、警察庁に。捜査が終了してなお留置場にいる人間...全文を見る
○保坂(展)委員 きのう聞きましたら、その二割という割合の中で、さらに、被告になって留置場にいてそのまま拘置所に行かずに釈放される人までいる、それは普遍的じゃない、かなり田舎に行くとそういうこともあると。この状態はいかぬのじゃないですか、法務省。
○保坂(展)委員 拘置所の数はそうふえていないし、そして未決収容定員も幾らかふえていますけれども、俄然ふえたということになっていない。ここを踏まえて刑事局長にお願いしますけれども、検察官が勾留請求する際に、実務的には希望する勾留場所を指定するのが一般的であって、その際代用監獄と拘...全文を見る
○保坂(展)委員 今の質問は、検察官自身も捜査の便宜上、やはり代用監獄を指定することは多いのではないか、そういう実態が拘置所増設を事実上余り進ませていないんじゃないかということを指摘したいということでお聞きしました。  死刑確定者についてお聞きします。  三問ほど聞きますが、...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一問聞きます。  法案百二十条において、再審を支援している者は、重要用務処理者に含まれると解釈していいだろうか、死刑確定者と友人、面会、通信についてはこれまで非常に厳しい規制があったんですが、規律、秩序を害するおそれがない場合は認められていくべきではないだ...全文を見る
○保坂(展)委員 大変、これまでの扱いを変える内容が含まれている法案ですけれども。  もう一点、三十六条三項に、ビデオの鑑賞や宗教講話など共同の活動を一定程度認めるという内容が盛り込まれているのですが、人間らしい生活を実現するために、ビデオの鑑賞や宗教講話に限らず、積極的にこう...全文を見る
○保坂(展)委員 杉浦法務大臣、残り少ない時間になりました。ことし一月にスタートした刑事施設収容人員適正化プロジェクトというのがございます。犯罪者の中間処遇や在宅による再犯防止、社会復帰支援、仮釈放の運用、未決拘禁代替制度あるいは起訴前保釈制度などの導入を検討されているのか、また...全文を見る
○保坂(展)委員 今回の代用監獄問題も、恒久化しないでぜひきちっとやっていただきたいと思います。  警察庁に最後に質問します。  先日のやりとりで、私の方は、一般論でと申し上げて、一般論でという前提のもとで、捜査や取り調べの現場に例えば調べ室に入ったら自供するまで出すなとか、...全文を見る
○保坂(展)委員 杉浦大臣、お疲れだと思いますが、我々も、何とかこの漸減ということを附則でいいから盛り込んでいただきたかった。ただ、残念ながらその協議は合意が成らなかったようですが、先ほどの答弁にありましたように、五十年、百年という比喩でおっしゃいましたが、そのとき私は生きていな...全文を見る
○保坂(展)委員 終わります。もっと大胆な提言を聞きたかったんですが。
○保坂(展)委員 社民党・市民連合を代表して、民主党、社民党提出の修正案に賛成、政府提出の刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  本法案は、昨年五月、受刑者の処遇に関する法律が制定された際に積み残されていた未決拘禁者、死...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、村山参考人に伺います。  日本の児童福祉施設のスペースが戦争直後のその時期の基準ということで、私ども、児童虐待防止法をつくる際に、虐待された子たちがどのような環境で過ごしているのか見てきて、そのことは痛感をしているんです。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。全く同感でございます。  次に、森田参考人にお願いいたします。  お配りになった資料で、これは沖縄県の宮古島だと思いますけれども、市立幼稚園の保育料を三カ月以上滞納している保護者に対して園児の登園停止措置ということをめぐって、新聞の記...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一問、森田参考人にお願いしたいんですが、今のお話と重なる部分があると思いますが、この認定こども園自体は県で認定をしていくということだと思います。  例えば、この認定こども園の中の保育所の部分も直接契約というか直接入所という形になっていて、そうすると、市町村...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、無藤参考人に伺いたいと思います。  先ほどもちょっと取り上げたんですけれども、子供たちの安全ということを考えますと、幼稚園、保育園、どちらか緩い方の水準以下にするとした、これは規制改革・民間開放推進会議の考え方ですが、これではちょっと不安だというふうに思...全文を見る
○保坂(展)委員 今の点なんですが、村山参考人にもう一度伺いたいんです。  地方はどこも、東京は特別にいいわけですけれども、非常に財政的に逼迫をしていて、保育の予算も一般財源化されていることと思います。今回、地方裁量型で地方が基準を決められるということになりますと、いわばそこに...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。終わります。
04月18日第164回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○保坂(展)委員 先週、アイフルの全店舗業務停止というニュースで、被害者の会の相談員に対して、テレビのニュースで、大変聞くにたえない暴言が報道されておりました。このやろう、おまえなんかつぶすのは何ともないんだとか、一部や二部や、借金取りには関係ねえ、こういうようなせりふでした。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 刑事局長に伺いますが、この二十一条は、相当具体的に列挙されて、こういうことはいかぬと箇条書きになっていると思うんですが、人を威迫し、私生活もしくは業務の平穏を害するような、そしてまた人を困惑せしめるような言動というのはどういうものを指すのか、ちょっとお願いします...全文を見る
○保坂(展)委員 金融庁は、今回、行政処分を決めたわけですが、告発するということも選択肢の一つとして考えられているでしょうか。
○保坂(展)委員 残り少ない時間、法務大臣に伺いたいんですが、この問題は、以前からも指摘されていた利息制限法と出資法の間のグレーゾーン金利の問題というのがございます。この間、最高裁で、みなし弁済の部分については、これも非常に厳格に要件を課すという判例が続いていると伺っています。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一問、副大臣にお聞きしたいんですが、国民生活センターによると、そもそも、利用者の中でグレーゾーン金利ということを知っている方が物すごく少ない。九割以上の方が知らないというデータが出ているようです。  二百万人という大変な多重債務者がいるわけですが、この中で...全文を見る
○保坂(展)委員 終わります。      ————◇—————
04月21日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私は本案に入る前に、ここのところ新聞紙上で、toto、サッカーくじのりそな銀行に未払いの債務に対して大変厳しい局面が生まれているという記事について、一体どうなっているのか、訴訟等の法的手段で支払いを求められたときにどうするのかというこ...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、以前文教委員会と言ったこの委員会で、真剣な議論で、私は反対でしたけれどもね、各党それぞれの議員が長い議論を経ながら、相当議論してこのサッカーくじをつくったわけですね。  ちょっと伺いますが、平成十七年の二月八日に日本ユニシスと契約を締結して二十五年の三...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、党派を問わず、本当に大丈夫なのかと。りそな銀行から、未償還のままだとりそなの方も困るわけですね。  ということで、厳しい局面を迎えているのに、百十三億の契約締結をして、これは国会にも報告しない、ことしは四十億支払うと。いろいろ議論して、これではもうまず...全文を見る
○保坂(展)委員 委員長に重ねてお願いしますけれども、資料をということでお待ちしているんですけれども、十日かけて三枚出てくるだけなんですね。やはり大変心配だ。そして、今りそなとの問題も抱え、百億の契約もしてしまった。やめれば違約金が必要になる。一体どうなっているのか、ぜひこれは当...全文を見る
○保坂(展)委員 では、法案の方に参ります。  幼稚園と保育園を結合した認定こども園なんですが、これは、保育時間の長い保育園の基準でぜひやってほしいという声が、小さなお子さんをお持ちのお母さん方の間から私のもとにも届いております。  現在の保育所よりも緩い認可外の基準、それは...全文を見る
○保坂(展)委員 認定こども園というのはどういうのですかというふうに聞かれて説明をしようとしても、これはなかなか難しいんですね。  厚生労働省にもう一問聞きますが、例えば待機児が多い地域で、これは、認定こども園においては保育の部分も直接契約ですね。直接契約であるということで、一...全文を見る
○保坂(展)委員 直接契約で認定こども園に申し入れたときに、枠があれば入れる。他方で、認定こども園から離れた地域に住んでいる子供たちとか、従前の保育所を希望する子供たちにおいては、それは、もっと待ってくれ、こういう話になりませんか。
○保坂(展)委員 制度として提案する場合には、その工夫の具体的な中身も示していただきたいというふうに思います。  それでは、民主党の修正案の提案者に伺いますけれども、今厚生労働省に述べたような保育の質の確保、これは本当に大事ですねという声が子育て最中のお母さん方からあります。修...全文を見る
○保坂(展)委員 では、次に馳副大臣に伺います。  子供は、親を選ぶことができませんし、どこで生まれようということを決めることもこれはできないわけです。東京など財政力がきちっとしている自治体と、むしろ、そういう自治体は少ないわけで、地方はみんな四苦八苦、大変厳しい財政事情の中で...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、文部科学大臣にお聞きします。  先日、この委員会でおおやた幼保園の方を見させていただきました。大臣の写真も張ってありまして、大臣も行かれたんだなということがわかりました。このおおやた幼保園の場合は、こういう施設はもう二度とつくれないでしょうね、パイオ...全文を見る
○保坂(展)委員 本当にそこに格差が生まれないことを私も望んでの質問なんですけれども、そこらの懸念については、また引き続きお願いをしたいと思います。  終わります。
04月21日第164回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  今の河村委員の事柄とはまた別なんですが、間もなく、六月から駐車違反が民間委託される、こういうことで、この民間の駐車監視員はみなし公務員ということでございます。新聞などにも出ていますけれども、これまでと違って、デジカメで撮影、いや、五分...全文を見る
○保坂(展)委員 何かちょっとかみ合わないんですけれども、先ほど河村委員の話も、歩道を走っていたということで道交法違反だったということですが、これはどうなんですか。リヤカーあるいは台車、こういうもので、例えば電動自転車つきリヤカー、こういうものも検討されているようなんですね。これ...全文を見る
○保坂(展)委員 いや、モーターがついている電動自転車というのがありますよね、電動自転車。自転車だけれども、いわゆる電動で動くものですね。これを宅配便業者は、車道から歩道を経てマンションのアプローチにとめるということはあり得るじゃないですか。こういうことが、例えば、歩道にあった場...全文を見る
○保坂(展)委員 これは聞いておいてよかったですね。それでは、四百メートル範囲の拠点をつくって、電動自転車つきリヤカー隊を出しても、またそれはぱちっと撮られれば、一瞬にして違反。そんなことをやっても意味ないということ、そういうふうになりますね。
○保坂(展)委員 これは、宅配便の車などが、例えば五分、あるいはマンションなら七、八分かかるかもしれない、そういうもので、カメラで撮られるからといってリヤカーだというようなこと自体が、やはり潤滑な経済活動を損なうということを強く申し上げておいて、厳密に言えば、では、台車はどこを走...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、法案の多くは細川先生がやられたんですが、何点か、ちょっと伺っていきたいと思います。  この駐車監視員もみなし公務員ですから、公務員というと公務執行妨害、例えばデジカメを阻止したり、そういうことになると公務執行妨害になるんでしょうけれども、なぜ、公務執行妨...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一点だけ。略式命令の限度額の引き上げがなされておりますけれども、百万円を超える罰金刑を科するのが相当と考えられるのに、略式命令の手続で処理するためには百万円以下の求刑になってしまうというようなことは考えられるんじゃないか。もう一点、被害者が略式命令ではなく公...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一点だけ。罰金刑の上限が引き上げられることでなかなかお金が集まらない、こういうことが考え得ると思います。しかし、払う意思はある、払いますといったときに、金額が足らなかったということで、例えば延納とか分納ということが認められるのかどうかという点。例えば、具体的...全文を見る
○保坂(展)委員 わかりました。  それでは、ここで、この法案について以外に、これはもう、ここの委員会の議論は我々もっと続けたいと思いながら通ってしまった法案なんですが、その際に河野副大臣と、レガシーシステムの見直しについて、こういうことで議論をさせていただきました。社会保険庁...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、入管の刷新可能性調査報告書ということが法務省のホームページでも明らかになっていると思います。明らかになって公開されているわけですが、また、現在、四月末に提案される最適化計画というシステム企画、これもアクセンチュアが受けて作成中で、四月中ぐらいに内容が固ま...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。  こちらの各委員席の方にも資料でお配りをしておりますけれども、「低入札価格調査の概要」、こういうペーパーがございました。これは、我々が先日審議をした自動化ゲートなど、バイオメトリックスを活用したIC旅券に対応するため、また、認証装置及...全文を見る
○保坂(展)委員 十万円というのはちょっと納得できないんですが。  では、入管局長に伺いますけれども、このアクセンチュアという会社、今、河野副大臣の答弁のように、経験がある、やってきたノウハウの蓄積があるとこれに書いてありますよね。どういう経験がある会社なんですか。
○保坂(展)委員 入管局長、契約は公正になされなければいけないということをこの通常国会で重ね重ね申し上げてまいりましたけれども、この最適化計画、よろしいですか、まだレポートが出ていない最適化計画、先ほど河野副大臣にお答えいただきましたが、この中に、昨年の六月二十四日に、これは約一...全文を見る
○保坂(展)委員 河野副大臣に伺いますが、私が言っているのは、先ほど内容を答弁していただいた、昨年六月の最適化計画の中身で、アクセンチュアの方にやらせること、あるいはやることとして、自動化ゲートのシステムなどについて受託業者に対して適宜助言を行うとあるんですよ。それを含めて約一億...全文を見る
○保坂(展)委員 入管局長に伺いますが、そうすると、レガシーシステムの改変のためにこういった刷新可能性調査報告書を出した後、最適化計画を出し、そしてまた自動化ゲートやバイオの認証の実験を十万円でやって、着々と実務的な準備をアクセンチュアは進めているんですが、この提案は基本的に了と...全文を見る
○保坂(展)委員 入管局長に伺いますが、先ほどちょっと、アクセンチュアの方が十万円でこれを受けられたということは、海外における経験というのは、US—VISIT、アメリカにおける入管システム、これは一兆円を上回る額で受注をされているようですが、この経験があったからだ、こういうふうに...全文を見る
○保坂(展)委員 十万円での低価格の調査もされたということ、そしてアメリカ大使館のホームページを見ると、こういった生体情報の交換等を外交努力等によって行っていきたいと書いてあります。この点については、引き続き、重大な問題ですので問いただしていきたいと思います。  時間になったの...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  先日の質疑に、少し再質問という形で厚生労働省の方に伺いたいんですけれども、今回の認定こども園の幼稚園型あるいは地方裁量型におきまして、認可外、こういうことで保育所ができてくる。他方で、保育所の運営経費が一般財源化されたことによって、専...全文を見る
○保坂(展)委員 今示していただいた基準は、幼稚園型で、例えば十人の保育という場合でも当てはまるんでしょうか。
○保坂(展)委員 次に、国の財政措置からは先ほどの緩い方に傾斜していくというようなことにならないような、インセンティブを与えないような形をとっていく、こういうことですが、これは具体的にどういうことですか。
○保坂(展)委員 次に、直接契約の問題で、待機児童が存在する市町村で保育ニーズの高い子供のこども園の方の入所が図られる、ここにいわば不平等が出てこないかということについて、可能な限り期間的に統一をしていくという答弁だったんですが、これは現実問題として可能なんでしょうか。
○保坂(展)委員 また、直接契約に関係してなんですが、障害を持つ子ないし虐待を受けた子、こういう子供たちを受け入れていくためには、受け入れなければならないと思いますが、注意深く、大変人手もかけて対応しなければならない、こういうことだと思いますけれども、専ら経済的な理由でこういうこ...全文を見る
○保坂(展)委員 直接契約で、そういう意味では、認定こども園の事情によって保育料が決まってくるわけでございます。その場合に、大変低い料金でお預かりします、あるいは教育します、こういうケースだと、今の局長の答弁どおりにいかなくなるという心配はないのかということなんですが、重ねてお聞...全文を見る
○保坂(展)委員 この辺はちょっと心配だということを申し上げておきたいと思います。  では、私のもとに、これは、知的障害をお持ちのお子さんとともに統合保育をやっている園長先生からお手紙が来まして、ちょっと御紹介をし、文科省としてこういう声をどういうふうにお聞きになるのかというこ...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひ考えていただきたいと思いますし、その子供たちがなかなか社会に出られないということもあって、クッキーをつくって、大変それが評判になって、霞が関の官庁でも販売をしていたりするそうです。一度、委員の先生方にも食べていただいて、また、そういった施設の現状、幼稚園の現...全文を見る
○保坂(展)委員 先日、大臣とのやりとりの中で、いわゆる地方における地方裁量型で格差が広がるんじゃないかというようなことに対して、認定こども園としてこの法律によってまず確保して、その後に、国が一定の指針を職員配置や施設整備の点などについて出していかれるんだとお答えになっていらっし...全文を見る
○保坂(展)委員 私たちは、幼保の一元化というのが制度として新たにつくられるということ、そのことにせっかく直面しているのであれば、一定の質というよりすばらしい質にしていただきたいという思いで審議させていただきました。やや不安が残ると。この制度そのものは、どうなるかわからないという...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私たち社民党はこの条約には反対をしましたので、そういう立場ですけれども、与党並びに民主党の修正案提出の御努力には敬意を表して、しっかりと審議をしていきたいというふうに思います。  まず、法務大臣に伺います。  個人が心の中で犯罪を...全文を見る
○保坂(展)委員 心の中はわからない、全くそのとおりですよね、心の中はわからない。多数人ならわかるのかということで、この議論が始まっているわけです。  大臣もおっしゃいましたけれども、心の中で決めても、現実の被害、法益の侵害が生じていない、そして、みだりにそこに踏み込んだとする...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、それは聞いていないんですよ、そういう答弁はもうわかっているんですが。既遂、未遂、予備、共謀とあって、共謀にかかわってくるわけですね、今、河野さんが答弁したように。  しかし、予備罪では処罰されないのに共謀でのみ処罰というのは、我が国の刑法体系においておか...全文を見る
○保坂(展)委員 今の件なんですが、局長の答弁で、法務省の事情と、今回の立法の背景はもちろんわかっています。  ただ、私が聞いているのは、刑法体系の原則を、ここで予備が罰せられないのに共謀のみ罰せられるということを生んでしまっていいのかということについて、大臣の答弁を求めます。
○保坂(展)委員 今おっしゃったもの以外についてはどうなのかということで、ちょっと明確な答弁は得られないということで、非常に残念です。  「組織的犯罪対策関連三法の解説」ということで、今、早川先生からも、こういった逐条解説書ですか、これは法曹会から出ているわけで、多分、現場で警...全文を見る
○保坂(展)委員 その検察庁に周知、これはあれですか、使っているのは検察庁だけなんですか、この逐条解説書は。法務省ホームページも発表されたそうなので、もっと広範にそういうところでしっかり流布、広報する必要はないですか。
○保坂(展)委員 早川先生にちょっと感想なんですけれども、やはり私は、この逐条解説というのは、法律ができて実際に動き出すときの一つのもうまさにマニュアルであって、これは不正確では困る。誤解なんか与えてはなお困るわけですね。個人的に書いたものである、法務省としての見解ではないという...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、提案者の方に少しお聞きしたいと思いますが、今回の修正案にある実行に資する行為というのは、アメリカにおけるオーバートアクトと同義なのか、簡単にお願いしたいと思います。
○保坂(展)委員 ちょっと時間が限られていますので、本当は一つ一つ例を挙げて聞きたいんですが、では、ちょっと刑事局長に伺いますけれども、昨年、黒シャツ党という例を挙げて、オートバイを使ってひったくりを繰り返しているようなこういった集団がいたと、そして、十二時の駅裏というふうにリー...全文を見る
○保坂(展)委員 では確認ですが、そうやって駅裏に近づいて、ラーメン屋に入って食べているうちに、ここはまずい、きょうはなしだ、やめたと言っても共謀罪成立ですか。
○保坂(展)委員 心の中はわからないので、オートバイで駅裏に近寄ったということが、ではどういう証拠として出てくるのか、この辺が非常にあいまいだという気がするんですね。  インターネットにちょっと話題を移してみたいと思います。局長に続いて伺います。  インターネットを使った、例...全文を見る
○保坂(展)委員 そうしますと、今お話ししたのは、ネット上の、ネットに接続し得る不特定多数の人たちがアクセスする、またそこに書き込むこともできるということでお聞きしました。  ただ、会員制の掲示板というのもあるんですね。ミクシィというようなものも非常に今広がっています。会員制の...全文を見る
○保坂(展)委員 では、ちょっと前提条件を変えます。  今、政府原案ないし与党修正案も出ていますけれども、与党修正案も加味したところで、例えば別表一に掲げる犯罪を目的としている継続的な結合体とみなされる、そう認定し得るネット上の会員制の掲示板、これによって書き込みがされていった...全文を見る
○保坂(展)委員 インターネットで堂々と犯罪計画を掲示板に書くかどうか、まあ常識論だという話もありますよね。ただ、会員制であって、あるいは暗号化したり符牒化したりして、ネットによる連絡を、それはその共謀罪なり、こういう前提から外すことはできないじゃないですか。  では、早川さん...全文を見る
○保坂(展)委員 これはもうちょっと真摯に議論したいなと思うんですけれども、どうでしょうか、この国会審議が全部背景になって立法趣旨になるというのであれば。  私は非常に限定的に言っているわけですよ。与党修正案の条件をクリアした団体がネットを使って、場合によったら暗号化されている...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、その五人なら五人が、例えば政治家に献金したことにしておいて、その半額を実は分配していた、こういうことを繰り返してきた集団だったら該当するんじゃないですか。
○保坂(展)委員 本当はこの後、暗黙の共謀の際の実行に資する行為はどういうものかとか、いろいろお聞きしたいことがあったんですが、時間が来たようでございます。  終わります。
05月09日第164回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  続けて、今の議論につながる話なので藤本参考人に伺いたいと思います。  今回の与党修正案の方は、実行に資する行為、三条件を挙げていらっしゃいまして、共謀が成立した後であること、それから、共謀の段階を超えた、共謀行為とは別のものであるこ...全文を見る
○保坂(展)委員 これは委員会でも議論しなければいけないんですが、共謀が成立した後に行われるのが実行に資する行為だというのであれば、共謀が成立してからバールか何かを探しに行って地図を用意したというのは、まさに実行に資する行為だというのはわかりますけれども、もともと用意していたもの...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、高橋参考人に伺いたいんですが、この委員会の議論があったからこそ、与党あるいは民主党の修正案も出てきたんだと思います。そういう意味で、審議というのはとても大事だと思いますけれども、その中で昨年大きな議論になったことが、では、いわゆる労働組合や市民運動や一般の...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、また藤本参考人に伺います。  私、この法案を前国会で審議するに当たって、法務省の御説明をよく聞きました。ちまたに、盛り上がって、居酒屋で騒いで、あいつやっちまおうというような話はもう全く問題にならないんだということはその当時から言われていて、たしか、共謀...全文を見る
○保坂(展)委員 では藤本参考人、後ほど議事録を読んでいただくと、これは全く概念は同じですというふうに法務省は答弁していますので、共謀共同正犯における共謀、最高裁判決における共謀と今回の共謀罪の共謀の概念は同一でございますという議論からこの議論に発展しているということを申し上げて...全文を見る
○保坂(展)委員 では、櫻井参考人にお聞きします。  今回、お話の中で、では、私たち、個人情報保護法、これもかなり危惧を感じていましたけれども、今や官庁の名簿ですか、こういうものももう発行できない、個人情報ですからということで、むしろ官が匿名性を主張する道具に使われていったりと...全文を見る
○保坂(展)委員 一点だけ藤本参考人に、オーバートアクトと今回の実行に資する行為、アメリカで言うオーバートアクトと大体同じと考えてよろしいでしょうか。それだけで終わります。
○保坂(展)委員 終わります。ありがとうございました。
05月10日第164回国会 衆議院 法務委員会 第23号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  昨日来理事会で問題になっていますが、入管法の審議の際に、我々野党の側から、もっと資料はないのかと、我々、ポンチ絵を二枚だけいただきましたけれども、その図面だけ見ても、これはいろいろ背景を考えなきゃいかぬということで、要求していました。...全文を見る
○保坂(展)委員 杉浦法務大臣、今の点なんですが、原則なんですけれども、きのうこの自動化ゲートの写真をもらいましたけれども、こういうものをやはり審議中に見たかった。それから、たくさんあるんです、三月十日時点でホームページにアップされているものも。何かないんですかと言われて、いや、...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは官房長、この法案に係る資料で、今審議中ですよね、後からこんなものがあったのかなんということがないように、すべからく提出するということを答弁してください。
○保坂(展)委員 もう一度、出していないものがないのかどうかも点検をしていただきたいということも言っておきたいと思います。  では、本案に入ります。  まず、今回の逐条解説なんですが、刑事局長に伺います。  前回の答弁では、この逐条解説書によると、共同の目的の解釈のところで...全文を見る
○保坂(展)委員 その逐条解説はやはり現場でしっかり使われている。これはまさに、この法律をどう読むか、国会審議録よりよっぽど使われているはずなんですね。私的に、法務省は関与しないという内容でいいんですか。私的な著作物というふうに解釈できるんですか。どうですか。
○保坂(展)委員 では、私的な著作物ではなくて法案施行後に大変参考になるコンメンタール、だけれども法務省が関与するものではないという不思議な存在なんですが、昨年この問題をやりとりしました。その際に、若干内容において誤解を招く部分があるというふうに大林局長が答弁をされて、これは、き...全文を見る
○保坂(展)委員 時間がないので答弁は短くお願いしたいんです。  二〇〇三年二月二十六日の朝日新聞に、トヨタ車体という一部上場企業の中に、これは富士松工場というところの社員、元社員の方五名が恐喝及び恐喝未遂で逮捕されたと。これは百名であやめ会という団体をつくっていた。この団体に...全文を見る
○保坂(展)委員 いや、これは本当にぴったりの事例で、三千円の会費を取っていたんですね。百人、だから、毎月三十万徴収していたんですね。何でみんな払うのか、やくざに顔がきくから。時々、その構成員に高い物を買わせるということで、恐喝ないし恐喝未遂で逮捕された。もちろん、会社の社員では...全文を見る
○保坂(展)委員 私も少年問題をやっていて、殺人サイトとか恐ろしいサイトがあるんですね、人の殺し方の研究をやっているんです。こういうものというのは、どこまでが冗談でどこまでが本当かわかりません。ですから、ここはもうちょっと深めたいんですが、もう一点、質問を予告していますので。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 もう時間なのですが、事前にあったかどうかというのも非常にあいまいだと思うんですね。  その共謀があった部屋に箱があって、資する行為に値するような物品が置かれていた、場合によっては予備に近いものかもしれませんけれども。そこはちょっと、厳格化、今その原則を言われま...全文を見る
○保坂(展)委員 では、議論の途中ですが、終わります。
05月16日第164回国会 衆議院 法務委員会 第25号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  杉浦法務大臣に伺います。  日本ペンクラブが、今回の共謀罪反対の声明を出されました。長いので全文は紹介しませんが、  共謀罪の導入がこの世の中と、そこで暮らす一人ひとりの人間に何をもたらすかは、あらためて指摘するまでもない。民主主...全文を見る
○保坂(展)委員 嫌になっちゃうなと言われたら、これはちょっと、今回の法案を提出している法務大臣ですからね、国民に対して理解も求めなければならない。  国民の中でも、日本ペンクラブも一つの大きな影響力もあり、また歴史もある団体ですよね。井上ひさしさんに直接会って、誤解ですと言っ...全文を見る
○保坂(展)委員 国民の理解をということを言うのであれば、私は、そこまで、嫌になっちゃうよというふうにおっしゃるのであれば、きちっと連絡をとってお話しになるのが筋だというふうに指摘しておきます。  具体的に法案の内容に入っていきますが、刑事局長に伺います。共謀の既遂は合意の成立...全文を見る
○保坂(展)委員 例えば、昨年の議論の中で、一般的な用語で言えば、まだ完成していなくて、ぐるぐる回っているようなイメージとか、あるいは、もやもやしている段階と刑事局長は言っているんです。説明してもらえますか。個別具体的な事案に即してと言われちゃうと、これは審議できなくなっちゃいま...全文を見る
○保坂(展)委員 少なくとも、刑事法の答弁で刑事局長がもやもやしたとかぐるぐるとか言わざるを得ないという、大変御苦労だと思いますけれども、それだけあいまいだということを我々は問題にしているわけなんですね。  もう一点伺いますが、共謀中でも、合意に至らなければ共謀罪とは認められな...全文を見る
○保坂(展)委員 ですから、国民の間でもやもやした気持ちが晴れるように、やはりすっきりさせていただかなければならないというふうに思います。  昨年も刑事局長と議論したんですが、子供に悪いことをするなよというふうに親は言いますね。では、悪いことを言うなよというふうにこれからは言わ...全文を見る
○保坂(展)委員 そうおっしゃいますけれども、カラオケに行ったこの少年グループのうち二人以上が、では、こういった当該おやじ狩りみたいな行為、これは犯罪ですね、これを繰り返すことを結集軸としていたと。いわば混和的な集団ですね。A君はそういう事情を知らないで行った。そのときに、わかっ...全文を見る
○保坂(展)委員 この共謀罪に対して世間の理解が広がらない。法務大臣がおっしゃるように、いろいろ誤解が云々というところに、明らかに、これは共謀が成立した、合意した後に翻意するということがあるわけです、現実には、人間集団の中で。個人の内面では当然ありますね。そして、複数人でもありま...全文を見る
○保坂(展)委員 団体性の要件というのは政府案にありましたね、今回は与党でいろいろ修正をされていますが。  もともとの政府案で、それこそ団体性を十分認めることができる、いわば犯罪を目的とした団体であると認めることができる、こういう集団の中で、必ずしも会議とかあるいは綿密な打ち合...全文を見る
○保坂(展)委員 これは当たり前のことを今刑事局長は答えているわけで、目くばせだけだったら、まばたきもしますからね。まばたきも今質問中何回かしたらもう共謀罪成立なんて、そんなばかな話はないわけです。  大臣、今局長が答弁しましたけれども、そういった団体性の要件を備えていれば、つ...全文を見る
○保坂(展)委員 今大臣が言われたのは、私は目くばせだけで成立するなんということはないと言っているわけですね。局長がるる答弁したように、前提があって、暴力団だ振り込め詐欺、今例を挙げました、そういうことが積み上がっていて、そして目くばせが合意のサインだったということはあり得ますね...全文を見る
○保坂(展)委員 これは全然かみ合っていないですよ。だって、局長はそういった前提があれば成立するということを昨年の答弁で申し上げましたと言っているんですよ。目くばせだけで成立しますかと聞いていない。この政府提出の共謀罪の前提条件たる団体のところがクリアされていて、だれが何をやるか...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、これはちょっとやはり局長と、私は大林局長は正直にこの法案の中身を答弁されていると思うんですよ。だって、これまでの最高裁判例とかを見ていけば。  今ちょっとびっくりしたのは、私は目くばせと言ったんだけれども、今、まばたきも出ちゃったんです。まばたき、これは...全文を見る
○保坂(展)委員 今の刑事局長の答弁は、この共謀罪では、団体性があり、そしてその共謀の下地をつくる種々の条件が出そろっていれば、目くばせとかまばたきとか、その他のことでも成立することはあり得なくはないと言ったんですよ。これはどうですか。そのとおりですか。
○保坂(展)委員 まばたきだけで共謀罪が成立したら、あらゆる、人類はみんな共謀罪ですよ、そんなことを言ったら。大臣だって今したじゃないですか。そんなことは言っていない。  つまり、黙示の共謀、暗黙の共謀というのはあるわけでしょう、打ち合わせも何もなくて。それはあり得なくはないと...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣、この法案の立法者はだれですか。
○保坂(展)委員 先日、例えば強制執行妨害罪で、子供に対して学資保険が満期になってこれを譲るということ、これは強制執行妨害の無償譲渡に当たらないという答弁を刑事局長はしたんですよ。私は、それは大事な答弁だ、逐条解説にこれを書くように指示してください、こういう質問予告をしたら、いや...全文を見る
○保坂(展)委員 だから、法務大臣は、これは今回の国会審議で大事だから逐条解説にきちっと書きなさいよということを、政治家として、政策をつくる責任者として指示することはありますか。それは、逆に言えば、法務省からすれば、いや、大臣の越権行為だ、それは担当者が勝手に書くものだ、個人的に...全文を見る
○保坂(展)委員 逐条解説というものがこうやって出ていて、それをめぐって議論もありますが、時間になりましたので、さらにこれは議論をさせていただきたいと思います。  終わります。
05月16日第164回国会 衆議院 本会議 第30号
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○保坂展人君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、教育基本法案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。(拍手)  私は、国会議事堂にほど近い公立中学に通っていた当時、羽仁五郎氏の「都市の論理」に感銘を受けて、政治的、社会的な関心を抱きました。一九七二年、中学校卒業時に作...全文を見る
05月19日第164回国会 衆議院 法務委員会 第26号
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○保坂(展)委員 社会民主党の保坂展人です。  与党の提案者の皆さんから、きょうお昼前ですか、いただいたものですから、一点だけお聞きします。  六条の二、ここに組織的犯罪集団ということで縛りをかけて、その中で、「別表第一(第一号を除く。)」と。ここに絞って、なぜ第一号を除いた...全文を見る
○保坂(展)委員 さすがに見識の高い修正作業で、ここは評価するわけですね。私も共謀の共謀はないと思います。  そうであれば、これは質問ではありませんが、内乱予備・陰謀の共謀とか外患予備・陰謀、私戦予備の共謀も論理的にはあり得ないので、ここは宿題になるなと。来週以降、ぜひ議論をさ...全文を見る
○保坂(展)委員 刑事局長、目くばせとまばたきの違いを述べてください。
○保坂(展)委員 これは、人から注意されるのではなくて、共謀罪が成立して、それこそこの与党案でも、実行に資する行為、変わった部分が認められれば逮捕されるということですから、これは説明してもらわなければいけないんですが。  法務大臣、前回、言葉がひとり歩きするのは怖いんだと言いな...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、私、実は、なぜ目くばせという話になってしまったかというと、当初、刑事局長は、練馬事件の最高裁判例を挙げられたんですが、その後に出た、いわゆる暗黙の共謀を記している最高裁判所の確定判例ですよ。  これは暗黙の共謀ですから、実は、前回、刑事局長の答弁の...全文を見る
○保坂(展)委員 刑事局長、私は、犯罪の結果が出ていない共謀罪の共謀と、けん銃所持という、犯罪の結果が出ていて、暴力団の親分が銃を持つなと言っていたといっても、それは習慣的に彼らは持っているということを知り得ていただろうという暗黙の共謀を認定した最高裁判決と一致させて、共謀という...全文を見る
○保坂(展)委員 結局、先ほどの目くばせとまばたきの違いは、目くばせは意思伝達行為なんですね。要するに、自分の意思があって、これはサインなんですよ、手を振るのと同じように。まばたきというのは自然的生理現象なんですね。  刑事局長は、まばたきでも成立するというふうに前回おっしゃっ...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、刑事局長、前回の答弁は間違っていますよ、私、議事録をよく読んできましたから。これは間違っている。訂正してください。  だから聞いているんですよ。目くばせとまばたきはどう違いますかと聞いたじゃないですか。そんなもの、意思を込めたまばたきは目くばせと同じ...全文を見る
○保坂(展)委員 刑事局長に伺いますが、では、今のまばたきは撤回されたということでとらえていいですか。うなずかれていますね。  それで、目くばせ、これはサインですわ、意思を伝達する行為。これも共謀の一部として構成される場合があり得る。その前段として言われているのは、犯罪計画や周...全文を見る
○保坂(展)委員 これは全く違うんですね。暗黙の共謀というのは、やっていいですか、うんというのは、これは暗黙じゃないですよ、コミュニケーションなんですね。親分に伺いを立てて、うんと、これは言語とほぼ同じ返答なんですね。暗黙の共謀というふうに言っているのは、そうじゃないんです。ちょ...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣に伺いますけれども、確かに、団体の規定を厳しくすることによっていわば限定的な絞りをかけたというんですが、こうやって例示されているものは特段減ることはないということなんですね。  そして、組織的犯罪処罰法という法律、これは通信傍受法とともに成立したわけな...全文を見る
○保坂(展)委員 被疑者になり、身に覚えのないことを捜査機関に追及される場合もあろうし、あるいは、ある一定のことはしたけれども、そこまでのことは全く考えていなかったということで、弁護士として大臣も人権の擁護に当たったという体験を踏まえて、先ほどからのやりとり、例えば目くばせかまば...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、今大事なことを言われました。私は、そう言ってほしかったんですよね。  共謀共同正犯という、結果がある、既遂がある、その共謀と、結果がない、まだ犯罪行為がない共謀とは当然違うんですよ。違うだろうとおっしゃいましたよね。だけれども、十月二十一日の法務委員会で...全文を見る
○保坂(展)委員 ということは、大臣も、最高裁判例の暗黙の共謀、何も言わずに成立するということもあり得るということで、刑事局長の見解と同一ですね。それ、大事ですから、答えてください。
○保坂(展)委員 この点、非常に大事なので、こういうことで、六百十九種類の犯罪で共謀したかどうか、目くばせまでは意思伝達で、まばたきは違うなんて、またきょうひっくり返りましたけれども、到底、ちょっと政府の見解が定まっていないというふうに感じました。もっと議論を続けるべきですし、委...全文を見る
05月24日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  小泉総理に伺います。  私たち社民党は、教育基本法は、かつての戦争を痛苦に反省して、憲法の理念実現のためにつくられたもの、今、性急に変えるべきものではないと思っておりますが、ただ、政府法案の中で、六十年ぶりの大改正、こういうふうにう...全文を見る
○保坂(展)委員 もちろん、教育の中で強制的に考えをたたき込むものではないとおっしゃったので、例えば教育の中で子供が自分の意見をちゃんと言う、例えば先生の言うことについても自分の意見はある、こういうことは当然保障されるわけですよね。総理、どうですか。
○保坂(展)委員 余りかみ合わないんですが、私は、子供みずからが学ぶ権利ということをもう少ししっかり考えていただきたいということを申し上げたわけです。  安倍官房長官にちょっと伺いたいんですけれども、二年前に、六月一日でしたけれども、長崎県佐世保市で極めて痛ましい事件が起きまし...全文を見る
○保坂(展)委員 私は、この事件の後、三回、四回と現地を訪れて、学校現場あるいは教育委員会、親、あるいはその周辺の人たちの話を聞いて、やはり子供たちの今の状況、特に小学生の高学年の子供たちは私たちの時代とは大変違う現状にあるなと。例えばスポーツ。一生懸命やるわけですけれども、負け...全文を見る
○保坂(展)委員 法律に提案されているので答弁を求めたんですが、ちょっと直接お話はいただけませんでした。  教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対して直接責任を負って行われるという、その国民全体に直接責任を負って行われるという部分が削られたわけですね。そしてまた、教員...全文を見る
○保坂(展)委員 総理、先ほども伺いましたけれども、どこで線を引くのかということを私さっき聞いたんですね。つまり、内面には介入しないんだということですね。子供の心の中に手を突っ込んでということはしない、強制をするということはしない。みずからわき上がってくる感情ですね、愛国心という...全文を見る
○保坂(展)委員 時間なので終わります。
05月26日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きょうは麻生外務大臣に、外交日程、お疲れのところでございましょうけれども、お越しいただきました。  国連改革の柱として、国連人権委員会を廃止して、新たに国連人権理事会が生まれました。いよいよ六月中旬にはジュネーブで初会合が開かれると...全文を見る
○保坂(展)委員 反するかどうかではなくて、今私が申し上げたのは、人権ないし人権教育を日本がこの理事会のメンバー国になって世界じゅうに発信していく、こういう立場に今いるわけですね。とするならば、例えば子供に関する、教育基本法、この大改正案だというのであれば、やはり日本政府が世界に...全文を見る
○保坂(展)委員 麻生外務大臣、細かいことについてお聞きしようとするわけではなくて、これは本当に基本の基本なんですけれども、今ある教育基本法は「われらは、」で始まるんですね。今度、政府提案のものは「我々日本国民は、」で始まるわけです。  外務大臣にお聞きしますが、「われら」と「...全文を見る
○保坂(展)委員 明らかに「われら」の方が広いわけですね。  人権教育あるいは人権に関して基本的なことを言えば、人権と基本的自由の擁護と推進のためにすべての国がこの責任を負う義務があるんだ。人権教育というのは、例えば、女性、子供、高齢者、障害者の問題に留意して、少数民族や外国人...全文を見る
○保坂(展)委員 今申し上げたのは、私の意見ではなくて、二〇〇四年十二月にニューヨークで原口さんが日本政府を代表して演説されているところから抜粋して紹介させていただいたということです。  そこで、昨年、麻生大臣は、今大変人気が出ているという九州国立博物館の開館記念式典におきまし...全文を見る
○保坂(展)委員 人権とは何かという話から入っているんです。そして、日本は人権理事会のメンバー国となっている。議長を目指す、こういう話もあるじゃないですか。そうすると、世界じゅうの人権教育をリードする、そういう立場にあるわけですね。おわかりだと思います。  そうすると、麻生大臣...全文を見る
○保坂(展)委員 私は、麻生大臣に、人権や人権教育について、日本が世界に先駆けて提案する立場、それを引っ張っていく立場であってほしいと思って聞いているわけです。世界じゅうの人権なら人権教育という中では、先住民族の文化や言語、あるいはさまざまな差別があれば、それを除去していく責任と...全文を見る
○保坂(展)委員 実は、私の父も母もそして祖母も、私自身は一九五五年生まれ、ちょうど講和条約の、五五年体制と言われたその五五年生まれですから、戦争から十年たって生まれております。ですから、戦争の体験は当然ないわけですけれども、親やおばあちゃんから、かつての戦争について随分子供のこ...全文を見る
○保坂(展)委員 とすると、麻生大臣も教育勅語の復活ということを目指す立場ではない。そして同時に、講演の中で紹介されているのは、これは講演というのも一部だけ紹介されますから、それは短い記事ですから、たくさん話されたんでしょう、恐らく。しかし、紹介されたのは、いい部分はあったという...全文を見る
○保坂(展)委員 平成版教育勅語をつくるべきだなんという声もありましたので、やはり過去の戦争に対する総括というのは厳密に行っていかなければならないというふうに思います。  小坂大臣、担当大臣として、全く同じ、今の教育勅語と教育基本法の関係。本会議においていただいた答弁では、教育...全文を見る
○保坂(展)委員 今、最後のところをお聞きしようと思ったんですが、答弁されたので。何か禁止されたということだけが強調されて、衆参両院で議決があって立法府における手続もあったということはしっかり確認をしていただきたいというふうに思います。  小坂大臣と先日のやりとりで議論させてい...全文を見る
○保坂(展)委員 一番大事なのは、その通達、通知の中身だと思いますが、きょうは麻生大臣にも来ていただいて権利条約の話を集中的に聞いたので、担当大臣である小坂大臣からも伺いたいと思うんです。  例えば、子どもの権利条約、児童の権利条約の十二条には意見表明権、子供は、自分の見解をま...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほど麻生大臣が、何で権利条約と教育基本法なんだ、どういう関係なんだというふうに大分御不満のようでしたから、私、申し上げれば、やはり、この六十年間いろいろあったといういろいろの中に、世界的な子供観の変化というのがあったと思うんですね。  六十年前は、子供が意見...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひ、子どもの権利条約に規定された十八歳以下の、高校生でもいいです、中学生でもいいです、この教育基本法案について、あるいは現存の教育基本法について、どうなのかということを我々も聞いていきたい。審議中でございますから、まだ間に合うと思います。  そして、教育基本...全文を見る
05月30日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第5号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、鳥居参考人に伺いたいんですが、もう既に先ほどもお述べになっていることですけれども、改めてお聞きをいたしますけれども、今日、今、教育基本法を変えなければならない理由について、もう一度端的にお話し願えないでしょうか。
○保坂(展)委員 続けてお聞きいたしますけれども、今回の政府の法案に、我が国と郷土を愛する態度を養う、こういう言葉が入っております。  ここで、内心の自由との関係で、中教審答申にも涵養という言葉も入っているようですけれども、法律にこういったことが書かれた場合に、愛国心を生徒がど...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。  では、鳥居参考人、私の質問はこれで終わりますので、どうぞ。  続けて、櫻井参考人に今の点について伺っていきたいんです。  櫻井参考人は、官僚主義あるいは官僚の暴走について鋭い警告をされていることと思います。また、法律がひとり歩き...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、門川参考人に教育行政というところにおられる立場から、今話題にしている、つまり愛国心評価、先日、小泉総理は通知表にこれはちょっと小学生には難しいのではないか、こういうふうにおっしゃったやりとりもありましたけれども、ただ、この点は実際に、みずから内側からはぐく...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、市川参考人に伺いたいと思うんですが、中教審の議論の中で、今話題になっている、民主党の案では日本を愛する心でしょうか、政府案では我が国と郷土を愛する態度を養うですね、ということについてどんな議論が交わされたのか、どこまで突っ込んだやりとりがあったのか、ちょっ...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一点、市川参考人に伺いたいんですが、この委員会でも、六十年ぶりの大改正というのであれば、私たちは教育基本法を変えなくてもいいのではないかという立場なのですが、しかし、それを六十年ぶりに改めるのであれば、十二年前に批准した子どもの権利条約ですね、子供を権利主体...全文を見る
○保坂(展)委員 時間になったので、これで終わります。  ありがとうございました。
05月31日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  先日に引き続いて、国際社会の動向、そして日本外交と教育基本法の関係を議論させていただきたいと思います。  先日、私は、国連改革の結果、従来の人権委員会が廃止されて人権理事会が創設されるという点について、日本も理事国メンバーになり、間...全文を見る
○保坂(展)委員 人権理事会に日本がこれだけ前向きにしっかり取り組むという姿勢は、大変貴重な一歩だと思います。  前回のやりとりの中で、今、塩崎副大臣に述べていただいた人権教育の推進というのが日本政府の大きな役割であり、国内的にも、子どもの権利条約というのは国際的な合意点であっ...全文を見る
○保坂(展)委員 包括的な国内法以外にも、ドイツでは児童並びに少年援助法、あるいは、フランスでは改正民法で十二条の意見表明権などが加えられているということも指摘させていただきたいと思います。  文科大臣に伺いますけれども、障害をめぐる問題について通告をさせていただいていますが、...全文を見る
○保坂(展)委員 障害が入っていないからといって、ここも本当は含んでいるんだ、こういうお話だと思いますけれども、この第二項で、障害のある者が、その状態に応じて、十分な教育を受けられるように、教育上必要な支援を講じなければならないとあるのは、これは新設されているわけですよね、新たに...全文を見る
○保坂(展)委員 必要な支援ということの中に、きちっと統合教育という概念を入れるべきであるということを指摘させていただきたいと思います。  猪口大臣にも伺いますが、先ほども少し出ていたんですが、男女共学という部分が削除されている。これについては、二条三号で男女の平等と書いてある...全文を見る
○保坂(展)委員 小坂文部大臣に伺います。  先ほどの議論にもありましたが、今回、九年という年数が削除されておりますが、これまでの議論を聞いていると、義務教育期間の延長ということで、例えば、幼児教育であるとか、あるいは高等教育の部分であるとか、その延長という文脈で議論がされてい...全文を見る
○保坂(展)委員 官房長官、よろしいでしょうか。  この委員会が始まってから、愛国心について、政府提案の、我が国と郷土を愛する態度を養うという表現、あるいは民主党案では、日本を愛する。表現は違うわけですけれども、愛国心がどうだというその中身はそれぞれの人の内面にかかわることだと...全文を見る
○保坂(展)委員 今官房長官は、前提というか、お述べになったと思うんですが、私、お聞きしたのは、通知表で、A、B、Cとか五段階評価とかいうような形で小学生ないし中学生に、この基本法ができたからといって通知表で評価をするということについてどういう御所見なのかということを聞いたんです...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは大臣の方に。  今の点なんですが、先日の答弁で、教育長会議あるいは学校長会議などの場で適正な指導をできるように通知していきたい、こういうふうにおっしゃったんですが、その通知がどういう中身になるのかということ、これから考えるだけではちょっと心もとないので...全文を見る
○保坂(展)委員 大変大事な部分なので、前回、横光委員の質問に対して小坂大臣は、例えばそういう通知表などの行き過ぎあるいは過剰な形というのがあれば是正をしていきたい、こういうふうにおっしゃったんですが、その内容というのは今おっしゃったような内容なんでしょうか、あるいは通知表以外に...全文を見る
○保坂(展)委員 仮速記なんですけれども、大臣、新聞ではなくて横光委員とのやりとりの中で、一部に、通知表の項目にもし行き過ぎがあるならば、それぞれの地域でこういったことを指摘いただく中で、私どもも学校長たちの理解を求める努力をしてまいりたい、こういうふうにおっしゃっていますよ。確...全文を見る
○保坂(展)委員 この点が、多分、三年かかった与党内の協議でも一番多くの時間を費やした部分かなと思うんですが、もう一度官房長官に伺いたいんです。  こういった協議がどうだったかということについて、我々はぜひ資料を出してくださいと求めていますけれども、これはなかなか出てきていない...全文を見る
○保坂(展)委員 小坂大臣に。  先日もちょっとやりとりさせていただいたんですが、教育基本法が、「われらは、」というところから「我々日本国民は、」というふうに主語が変わった。その概念としては、やはり「われらは、」の方が広いわけでございます。「日本国民は、」とすると、例えば日本に...全文を見る
○保坂(展)委員 この点については、六十年前に「われらは、」と始まった法律が、今回「日本国民は、」と、つまり、排除するためにそういうふうに変えたかどうかはわかりません。しかし、「われらは、」で構わなかったんじゃないかという指摘として、今後議論させていただきたいと思います。  き...全文を見る
06月01日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第7号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  総理に、前回、先週に引き続いて、ちょっと確認をさせていただきたいんです。  前回、愛国心を通知表で評価することについては、必要ないという明快な総理の答弁をいただきました。  前回の通知表とは違う文面なんですが、簡単に紹介したいと思...全文を見る
○保坂(展)委員 それは、前回、先週のはもう使われていなかった通知表なんですが、今御紹介したのは現に今使われている通知表だということで、この辺はしっかり見直しをしていただきたいと思います。  続けて、少し愛国心について考えてみたいんですけれども、今回の政府案では我が国と郷土を愛...全文を見る
○保坂(展)委員 少し例を挙げたいと思うんですが、五月十五日、沖縄が本土に復帰した記念の日、私は沖縄に行ってまいりました。そのときに、なかなか進まない普天間基地の周辺、そしていわゆる海上ヘリ基地という移設予定地でありまた今も焦点の辺野古の人たちと、特に七十代の昔からこの地に生きた...全文を見る
○保坂(展)委員 反対する人も賛成する人も愛国心はあるということでした。  今度は、教師、教員について総理のお考えをお聞きしたいと思うんですが、生徒に対して、内心に介入をしてABCで評価したり、そういうのはいけないということですけれども、教員については、つまり授業において子供た...全文を見る
○保坂(展)委員 教員に対しては評価が必要だということなんですが、今の愛郷心と愛国心のやりとりでもわかるように、極めて解釈の幅もありますし、総理は基地に反対する人も賛成する人も愛国心はあると思いますよ、そういう非常に幅広い考えを今言っていただいたんですが、しかし、場合によっては、...全文を見る
○保坂(展)委員 こういう意見がある、こういう意見があるというふうに例示することは構わないということですか、総理。政治についていろいろな意識を持ってもらわなきゃいけないという話もありますから。
○保坂(展)委員 同時に、教育行政がひな形をつくって、ある価値観を押しつけるということもよくないというふうに思います。  この教育基本法の議論、いろいろ幅広いんですけれども、きょうは総理にも来ていただいているので、実は、きょうは六月一日でございます。二年前に佐世保で痛ましい事件...全文を見る
○保坂(展)委員 命の大切さについて、授業や作文ということで迫るスタイルがあるわけですけれども、それだけではやはり子供の日常に届かないし、心にも届かないのではないかという趣旨で今のお話を紹介したんですね。この点についてどうお考えか、お願いします。
○保坂(展)委員 「苦しい時に笑って生きるのは素晴らしい」というその文章に私は非常にショックを受けております。  時間となりましたので、終わります。     —————————————
06月05日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  小坂大臣に、きょう、同僚議員の質問からも出ておりましたけれども、行田市の通知表、こちらの方で、「我が国の歴史と政治及び国際社会での日本の役割に関心を持って意欲的に調べ、自国を愛し、世界の平和を願う自覚を持とうとする」という項目について...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほどの局長の答弁などでは、この行田市も、愛国心だけという項目ではないんですよね。歴史や政治や国際社会での日本の役割、その中に「自国を愛し、」ということが入っております。  これは大臣に伺いたいんですけれども、こういう中でも、それは幾つかの要素の一つに「自国を...全文を見る
○保坂(展)委員 内心の評価に至らないで評価をする、非常に難しいところだと思います。  ちょっと角度を変えて、東京都の町田市で、これは二年前の十二月に、卒業式における国歌斉唱について、他の式歌と同様の声量で歌うことができるように指導すること、いわゆる声量の指導ということが言われ...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、国旗・国歌法を踏まえて、教育現場に余り影響がないんだという答弁でしたけれども、声の量をはかろうかという、実際にこれは福岡の久留米市では、大中小で校長や教育委員会の職員に聞き取り調査をして評価をするという例も指摘されていると聞いています。  これら教育現...全文を見る
○保坂(展)委員 官房長官に今の点についてやはりお考えを伺いたいんですけれども、つまり愛国心教育と愛国者との関係ですが、私どもの先輩議員、例えば田英夫議員がそうですけれども、戦争当時、ボートに爆弾を積んで敵艦に体当たりするという特攻隊員として敗戦を迎えたということで、お話を聞いて...全文を見る
○保坂(展)委員 決定的に違っていてほしい、違っていなければいけないと思いますけれども、国を愛するといっても、そのときの政権、戦前であれば、軍部がやろうとしていることに対して批判や疑念やあるいは不信を持ったりするのは、やはり愛国心が足りない、国民としてだめだ、こういう教育だったん...全文を見る
○保坂(展)委員 今、後段の例えというか、そんなことはないでしょうねということで、当然そんなことはありませんという答弁をいただいたわけですが、とすると、そこが戦前の教育は欠けていたという認識でよろしいですか。戦前の教育の問題点というのは、どこが問題だったんですか、官房長官。
○保坂(展)委員 文部科学大臣に伺いますけれども、愛国者というようなことをイコール今回の法案で目指しているわけではないということなんですけれども、いわゆる偏狭なナショナリズムということを心配する向きの中から、やはり愛国心が不足しているということを、これは現行の指導要領によって通知...全文を見る
○保坂(展)委員 一点だけ、道徳を科目にすることを検討されるということをおっしゃっているんですが、これについては評価も伴うかもしれないと思うんですが、これについて一言だけ伺って終わります。
○保坂(展)委員 終わります。
06月07日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  見城参考人に伺いたいのですが、お配りいただいた資料の六のところで、これは世界青少年意識調査、結果概要、平成十六年内閣府の資料ですが、「自国と自分との関係(肯定する者の割合)」の各国比較を見せていただきました。  これを見て、日本、「...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。  続いて堀尾参考人に伺いたいんですが、かつて子供の学習権をテーマにした裁判において、私自身いろいろ教えていただいたという経験がございまして、教育基本法をめぐってお話をお聞きできることを大変いい機会というふうにうれしく思います。  制...全文を見る
○保坂(展)委員 続けて堀尾参考人に伺いますが、教育勅語と教育基本法との関係について、この委員会でも何回か議論になっておりますが、御本の中では、教育勅語は効力持続をしているんだという意見もかなり強かった。その中に、田中耕太郎文部大臣もそうだったと。他方で、後に参議院議員になられた...全文を見る
○保坂(展)委員 続けて、今の点に関連して堀尾参考人に伺いたいんですが、追加でお配りいただいた日本教育法学会の声明において、二点目に、教育目標のところに、愛国心、公共心を初めとする徳目を掲げることで、態度を養う、こういうことを、道徳規範を内面化させる仕組みであるということで、これ...全文を見る
○保坂(展)委員 続いて池田参考人に伺います。  先ほどの御意見の中で、歴史的な贖罪意識が強過ぎて、こんな国に生まれなければよかったというような意識が広がっていると。私などは、もっと以前に学校教育を受けて、必ずしもそういうふうには思わなかったわけですけれども、御自身の受けられた...全文を見る
○保坂(展)委員 近現代史をきちんと教えないということは大変よくないことだと思いますけれども。  三人の参考人の先生方には、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  そろそろ時間なので、終わります。
06月08日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  実は、官房長官に質問があったんですが、ちょっと予定の方があるということで、小坂大臣に、先ほどの保利委員とのやりとりの中で、再チャレンジについてのお話がありました。触れ合いトークの中で、元暴走族だった少年が、少年院で厳しい教官に会って、...全文を見る
○保坂(展)委員 日本の教育システムは、よく単線型と言われて、例えば、受験のときに病気になってしまうということで受験ができなくて、その後かなり悩みを抱えて大人になっていく人たちも、かつてたくさんいたわけです。今もいるわけですけれども。そういう中で、いろいろな理由で一時期学校に行け...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、法案の中の概念について、幾つか続けて小坂大臣にお聞きをしていきたいと思うんです。  現行法では、教育の目的と方針だったところが、今回、目的と目標というふうに変わっているわけですね。方針と目標。目標は目的を達成していくところの目当てなのかな、方針という...全文を見る
○保坂(展)委員 大変丁寧な答弁をいただいたわけですけれども、私は、そこまで、どの語句がどこに行ったということではなくて、目標と方針という概念についてお聞きしたわけで、以下もそのような大くくりの質問ですから、そのようにお答えいただきたいと思います。  第二条の教育の目標の全体の...全文を見る
○保坂(展)委員 今、答弁を伺っていて、大臣、よろしいでしょうか、社会教育とか家庭教育については、それはそれぞれが目的をみずからつくり出して行われていくものだというふうにおっしゃったような気がするんですが、そうするとちょっと矛盾をしてくるかなと思いますが、いかがですか。  つま...全文を見る
○保坂(展)委員 というと、私がちょっと聞きたいのは、例えば家庭教育において、この教育の目標というところの五項目、徳目的なところ、これがすべてかかってくるのかどうかが知りたいんですね。それは家庭それぞれがやることであってということなのか、そこが、だから三条以下全部包括をするのかど...全文を見る
○保坂(展)委員 わかりました。  すべてが含まれるというので、これはちょっと大変なことだなというふうに思いましたけれども、それは、社会教育や家庭教育においてはそれぞれにゆだねられるというお話でした。  第三条の方にいきたいんですけれども、第三条は、新設された、生涯学習の理念...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、言葉というのは大変難しいんですが、豊かな人生とは何か、人格を磨くとは何かというと、それはいろいろな価値観があろうかと思いますし、また、一定の時期、のんびりしたいとか、今は自分の生き方をしたいというのは、憲法上それぞれ保障されているその人それ自身の選択...全文を見る
○保坂(展)委員 では、小坂大臣、ちょっと簡潔にお願いしたいんですが、十三条の中に、「学校、家庭及び地域住民その他の関係者」。「その他の関係者」というのはだれを指すのか、具体的なイメージを列挙していただきたいと思います。
○保坂(展)委員 猪口大臣にお聞きしたいと思います。  国際社会での御活動を長くされてきたと思うんですけれども、この審議入りのときから、私は、子どもの権利条約や国連子どもの権利委員会の勧告と、この政府提案の基本法との関係、これを何度か麻生外務大臣にもおいでいただいて聞きました。...全文を見る
○保坂(展)委員 見解は少し違うんですが、また議論させていただきたいと思います。  小坂大臣、最後にお聞きしたいんですが、現行の教育基本法も英訳があります。ちょっと文部科学省に、今回の政府提案についての英訳が欲しいということで要望したんですが、まだできていないということなんです...全文を見る
○保坂(展)委員 この審議中に出していただきたいという要望を述べて、終わります。
06月09日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  この法案の審議に当たりまして、私は、障害があって、普通の小学校に入りたいという金井康治君という少年のことを思い出すんですね。彼は、もう既に若くして亡くなってしまったんですが、小学校に入りたいということで、当時はなかなか入れてもらえない...全文を見る
○保坂(展)委員 午前中の質疑でもサラマンカ宣言について指摘があったことと思います。このインクルージョンが国際的な趨勢になってきたということには、このサラマンカ宣言が大きな役割を果たしたのじゃないかというふうに思います。  小坂大臣に伺っていきたいのですけれども、このサラマンカ...全文を見る
○保坂(展)委員 今の点について、今度は初中局長に伺いたいと思います。  今大臣が答弁いただいたように、この宣言に基づいて、また、この宣言は、すべての政府に対して訴え、実施を迫るとして、法律ないし教育政策の問題として、別の方法で行わざるを得ないというやむにやまれぬ理由がない限り...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、この学校教育法の改正がインクルージョンの実現にどういうふうに作用していくのか、位置づけられていくのかという点について聞きたいと思います。  私は、この点で、二月の二十四日に、小坂大臣にほぼ同様のことを聞かせていただいています。そのときに、大臣からは、一律...全文を見る
○保坂(展)委員 なだらかなスロープというふうにおっしゃいましたけれども、その段差がやがてフラットな、いわば選択ができるというふうになっていくことを大臣もお考えになっているというふうに受けとめました。  文科省の方にこの点について伺いたいんですが、現在の認定就学制度は、原則統合...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、普通学級にいる障害を持つ子が、あるいはその親がどんな思いを持っているのかということについて大臣に伺っていきたいと思います。  日本の現在の体制は、まだインクルージョンに全面的に踏み切ったとは言えない状態なんですが、それでも、先ほど金井康治君という少年の話...全文を見る
○保坂(展)委員 大変いい答弁をいただきました。  小坂大臣にも、今の点、簡単で結構ですから、当事者の親の声、あるいはお子さんの声、ぜひ聞いていただきたいと思います。いかがでしょう。
○保坂(展)委員 次に、文部科学省、局長の方にお聞きしたいと思いますが、現在、普通学級に既に通っている障害のある子に対する対応ですね、施策について伺います。  先ほどの七十五条によって、障害のある子が普通学級にいることが法的に認められるようになりましたね。しかし、どのようにして...全文を見る
○保坂(展)委員 この点に関して、特別支援学級の方に行く子供たちも当然出てくると思うんですが、これを、原則普通学級に籍を置いて、特別支援学級にも必要のある場合は行く、こういうふうに主軸を変えられないだろうかというふうに思うんですが、局長、いかがですか、この点について。
○保坂(展)委員 今ちょっと、私のお話しした、原則、普通学級に籍を置いてということが、それも検討課題になっているのかどうかという点、ちょっと確認させていただきたいと思うんですが、いかがですか。
○保坂(展)委員 馳副大臣に伺いたいんですね。  今の局長とのやりとりを伺っていくと、やはり特別支援学級は固定した学級だ、今特別支援教室については検討されるという話、学級は学級であるわけですね。先ほどのサラマンカ宣言にもあるように、なるべく近づけていくんだ、なるべくフラットな、...全文を見る
○保坂(展)委員 この辺は、先ほどの宣言に沿って、原則に立ち返って、大きな転換をしてはどうかということを申し上げたいわけでございます。引き続き、また聞かせていただきます。  時間でありますので、終わります。
06月09日第164回国会 衆議院 法務委員会 第29号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  木村参考人に伺いますけれども、大変、やみ金対策ということでずっと取り組まれてきたことに本当に敬意を表したいと思いますが、今回の立法で、これまで泣き寝入りをされてきた多くの被害者、これは五菱会関係かどうかはわからないわけですけれども、続...全文を見る
○保坂(展)委員 続けて、先ほどの意見陳述の中で、違法収益吐き出しの制度について、なお課題が残っているということで、三点ほど挙げられておりますが、最後に「例えば、国や地方自治体に対して、違法な活動を行って多数の被害者に対し財産上の被害を与える者らを取り締まる民事上の権限を付与し、...全文を見る
○保坂(展)委員 続いて、今井参考人に伺いたいんですが、今回の立法は、組織的な犯罪処罰法のフレームで、マネーロンダリングというところに着目してなされていると思うんですけれども、このマネーロンダリングという行為がなかったり、あるいは、別に組織犯罪ではないけれども、被害においては、個...全文を見る
○保坂(展)委員 続けてなんですが、先ほどから、犯罪被害の対策の基金というようなことを我々も考えるべきではないかというふうに思うんですが、これについて、今井参考人に、各国の制度、取り組みなどで注目に値するものがあれば御紹介願えないかと思うんですが。
○保坂(展)委員 木村参考人に伺いたいんですけれども、手をかえ品をかえ、いろいろな形でやみ金にかかわってきたグループは、またいろいろな方法を開発しているというふうに思うんですね。今のその実態、我々は五菱会に関してこうやって特別に、スイスにあるというようなことでイメージできるわけで...全文を見る
○保坂(展)委員 木村参考人に。  要するに、先ほど今井参考人にもお聞きしましたけれども、犯罪被害の対策のための基金を、犯罪収益の没収の残余の額を充てるというのも一つの考えでしょうけれども、そういったことがなくてもやはりこれは整備していくべきなのではないかというふうに私ども考え...全文を見る
○保坂(展)委員 今回、この二つの法案でぜひ早期に被害者の回復というものを望みたいわけですけれども、今井参考人にちょっと伺います。  検察官の調査権限ということはどのような、犯罪被害に遭った人たちを捜すということかと思うんですけれども、今回具体的にどういう活動が期待されるのか、...全文を見る
○保坂(展)委員 広報の点で先ほどから意見が出ておりますけれども、木村参考人に、こんな工夫ができるのではないかという御意見がありましたら述べていただきたいと思います。
○保坂(展)委員 今の点について今井参考人に聞いて終わりたいと思いますが、被害者に対する告知の方法について述べていただきたいと思います。
○保坂(展)委員 これにて終わります。どうもありがとうございました。
○保坂(展)委員 法務大臣に質問をしたいと思います。  本当にきのう身近なところから相談を受けたことなんですが、いきなりはがきが送られてきて、これはもう数年前に亡くなった方のあて先で、訴状受理通達書ということで、その亡くなった方が何か未納料金があった、契約破棄が行われているとい...全文を見る
○保坂(展)委員 まさか法務省の看板が詐欺の材料に使われるというのは本当にゆゆしき事態だと思うんですが、夫を失った老いた妻がこういうものを受け取ったときに動転するわけですね、怖いことになったと。それで電話をすると、そこから先が多分いろいろあるんだろうと思います。  ぜひ国民の皆...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひしっかり浸透させていただきたいというふうに思います。  では、この法案についてやっていきたいと思います。  刑事局長に伺いますが、この組織的犯罪処罰法の運用の現状についてなんですが、大体、暴力団関係、フロント企業などに適用されてきたというふうに聞いており...全文を見る
○保坂(展)委員 というと、これは薬事法違反ということだと、犯罪による被害者はどうなんですかね。買った人がだまされたということには直接はならないということは、こういうケースでは今御提案の法律の適用はないということなんでしょうか。
○保坂(展)委員 それでは、午前中も問題になっていたんですが、被害者の掘り起こしについて聞いていきたいと思うんです。  官報を熟読している方は非常に少ない。いらっしゃるとは思いますけれども、極めて少ない。ホームページも、見れる人、見れない人、特にお年を召した方は余り見ることがな...全文を見る
○保坂(展)委員 被害回復給付金の支給申請期間なんですけれども、これは、電気製品のメーカーが欠陥のストーブを回収しようとしても、なかなかできない。新聞広告をたびたび出します。テレビのCMにも出します。それから個別に、各家庭にはがきも多分出したと思うんですね。それでも完全じゃない。...全文を見る
○保坂(展)委員 それは多分その広報の手段との兼ね合いもあると思うんですが、相当やってもなかなか十分な告知ができないということですから、十分慎重にやってほしいと思います。  続いて、二十八条の一項関係の検察官の調査権限についてなんですが、具体的に何をどのように検察官はできるのか...全文を見る
○保坂(展)委員 続いて、被害回復事務管理人を置くことができるようになったが、これを設ける設けないの判断はどういうふうに行われるのか、また、選任はどうするのかということについてお願いします。
○保坂(展)委員 参議院での議論を見ておりますと、これは裁定表の閲覧ということがかなり問題になったようでございます。被害回復給付金の申請者に対する裁定が行われたとき、不服申し立ての権利を保障するという趣旨、あるいは拒否裁定の当事者もこれを閲覧することができるという制度そのものは趣...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひ慎重にやっていただきたいと思います。  最後に法務大臣に伺いたいと思うんですが、この議論の中で、残余財産の一般財政への繰り入れということが議論されておりました。被害に対する基金に充てるべきじゃないかと。  午前中の参考人質疑でも私は申し上げたんですが、こ...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひ検討していただきたいと思います。  組織的犯罪における損害、そして個人の犯罪における損害も、あるいは組織犯罪ではない何らかの犯罪における損害も、これは同じなんですね、受ける側にとっては。ですから、今回の制度を突破口にして、この均衡を図るべく努力をいただきた...全文を見る
06月13日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、市川参考人に伺いたいんですが、きょうのお話でも、軽度の障害を持っている、発達障害のお子さんだとか、十年前と比べて大変ふえているんだというお話を聞かせていただきました。他方、梅ヶ丘病院も含めて、では、ますます医療の現場でも子供の心...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。  続いて、上野参考人に伺いたいと思います。  この法案の審議でも、世の中全体がインクルージョンの世界的な趨勢にあって、分離ではなく統合、なるべく一緒に教育を受けていく。教室も、なるべく一緒にいられる時間は一緒にいるようにする。例えば...全文を見る
○保坂(展)委員 続いて、姜参考人に伺います。  先ほどの御発言でも、インクルージョンの趨勢そしてサラマンカ宣言の一部を紹介していただきましたけれども、大変はっきりした宣言で、各国政府にこれを求めていて、非常に大きなエポックというか、この宣言というのは非常に貴重なものだというふ...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一問、姜さんにお聞きしたいんですが。  普通学校でぜひ学びたいという、障害をお持ちの子供さんたちの声、当事者の声は、ずっと長いこと、長い道のりをかけて歩んできたと思うんですね。今ここに資料でいただいたいろいろな声の中にも、まだまだ苦労されている、壁があると...全文を見る
○保坂(展)委員 続いて、高原参考人に伺いますが、当事者の親として、やはりいろいろな形で苦労されていらっしゃると思います。その声を上げるといっても、ふだん、声を上げるというようなことで、大勢の人に対して、子供の学ぶ権利、それをしっかり保障してもらうために、時として、学校あるいは周...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。  地域でそういう声を聞くとともに、これは大きな流れというわけで、制度が看板のかけかえであってはならないという言葉、非常に受けとめて、しっかりした制度になるように我々も努力をしていきたいと思います。ありがとうございました。
06月13日第164回国会 衆議院 法務委員会 第30号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  先日、四月二十一日に、入管の問題について、アクセンチュア社の低価格入札という問題について伺いました。  その続きなんですが、現状はどうなっているか。低価格入札以降、自動化ゲートの試作機がつくられ、いよいよ本格運用段階に入るというふう...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、もしよろしければ入管関係を担当されている河野副大臣に答えていただきたいんですが、アメリカのUS—VISITと今度入管で入れる仕組みと差はないんですね。前回、答弁で確認しています。差は、アメリカの方は査証段階で指紋をとるぐらいで、基本的なシステムにおいては...全文を見る
○保坂(展)委員 では、局長にそこの点を聞きますけれども、結局、十万円で実証実験をアクセンチュア社がとったと。これは、法務省の大臣官房会計課からの聞き取りで、海外におけるノウハウを持っているということが挙げられておりますよね。ですから、河野副大臣の先日の答弁でも、やはり日本でこの...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと聞いたことと答弁が違っていたんですけれども、直接の運用、実施はしないけれども、管理というか、そういう部分の関与はあり得るというふうに聞きました。  次に、刑事局に伺いたいんですが、法務省からの情報によると、この低価格入札の検察総合情報システムというのを...全文を見る
○保坂(展)委員 この情報というのは、もう御承知のとおり、検察庁が所管する最高度のセンシティブ情報ですよね。個人の犯歴にかかわる、あるいは、あらゆる検務事務というんですかね、こういったことをどうやってやるんだろうかということをすごく私は心配しまして、こちらの契約書を持ってきていた...全文を見る
○保坂(展)委員 これは法務省全体でこういった電子政府化が進んでいると思うんですが、ちょっと官房長に伺います。  法務省情報ネットワークシステム最適化計画というのが二〇〇五年、平成十七年の四月に決定されておりまして、最後に統合図というか、これは全部統合していくというのもあります...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、予告したのは法務省の最適化計画が二億円というのを知りたかったわけではなくて、法務省の入管であれ検察であれ、全体で幾らなのかという、金曜日に予告すればきょうあたり伺えるかなと思ったんですが、わかりませんか。わからなければ後で的確に。  では、次に内閣官房...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一問、内閣官房に伺いますけれども、電子政府化を急げというときに、世界主要先進国二十三カ国の中で日本は十七位にすぎない、最近五位に上がったという話がありますけれども、これはアクセンチュア社の調査ですよね。これは政府はかなり影響を受けて、参考にして電子政府化を進...全文を見る
○保坂(展)委員 最後に大臣に伺いますけれども、私は、ちょっと入管のことから入って、たまたまその入管の問題で十万円という入札があったので、その十万という入札の中に登記と刑事局のシステムも同時に同じ会社でやられている。いずれも個人情報の中で極めて守秘義務が高い情報を同じ会社がやって...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは終わります。
06月14日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  大事な法案審議があるんですが、一般質疑の機会がなかなかとれないということで、今国会で何度か馳副大臣にお聞きをしたスケート連盟の問題、大変関心を持って見てきたわけですけれども、簡単に、まず三点にわたって、事実がどうなっているのか。  ...全文を見る
○保坂(展)委員 確認ですが、五月十一日の新聞には、元会長に法的手段も検討という記事が掲載されていますけれども、民事、刑事含めたそういった対応も含めて、今後、連盟の再建に向けて文科省としても指導していくということでよろしいんでしょうか。
○保坂(展)委員 それでは、法案の方に移らせていただきます。  まず、共同学習と交流学習という言葉が、これは局長さんにお聞きしていきますけれども、共同学習、そして交流学習、それぞれどういうふうに違うんだろうか。  世田谷区の「ふれあいの教育」というパンフレットがございます。こ...全文を見る
○保坂(展)委員 よくわかりました。  平成十六年の障害者基本法の議論の中から、これまで交流学習だけだったのが、交流及び共同学習と。今局長さんの説明にあったように、普通学級で障害のある子が障害のない子とともに学び育つことを、これこそインクルージョンだと思うんです。  そこで、...全文を見る
○保坂(展)委員 その点、局長にも答弁していただきたいんですけれども、共同学習であるというふうに考えてよろしいでしょうか。もちろん交流も含んでいると思いますけれども、共同学習かなと思うんですが。
○保坂(展)委員 共同学習という言葉が障害者基本法で入ったということから考えると、これは共同学習と位置づけていっていただきたいなと思います。  続けて、先日もサラマンカ宣言のことを取り上げましたけれども、初中局長に伺います。  特別なニーズを有する人々は、そのニーズに見合った...全文を見る
○保坂(展)委員 小坂大臣は前回、大変明確にお述べいただきまして、この宣言の部分を紹介いたしましたら、大変すばらしい考え方である、できるだけそういったインクルーシブ、サラマンカ宣言にあるような考え方を日本においても普及するような環境になるようにしたい、こういうふうに御答弁いただい...全文を見る
○保坂(展)委員 ここに、養護学校で教育を受けた全盲の青年の手記が届いております。彼は、小学校の時代にも近くの学校と交流をしていた、そのときはつき合いがあったけれども、いざ卒業してみると、全然つながらなくなりました、僕は、交流とか、毎週YMCAに行って健常者と触れ合おうということ...全文を見る
○保坂(展)委員 副大臣にさらに聞いていきたいんですけれども、昨日の参考人質疑でも、現場から、車いすに乗って、姜さんという参考人がお話をしていただきました。まだ今の時期でも、お配りになっていただいた資料の中にも、子供が地域の小学校に通いますと言うとこんなにも周囲から阻害されなけれ...全文を見る
○保坂(展)委員 先日というか、この国会の冒頭に紹介しましたけれども、本当に小さな規模で統合教育を三十年やっている幼稚園があるんですね。これは規模が小さ過ぎていろいろな補助金が受けられない中で苦戦しながらやっているんですが、この審議があるということで、何か北海道で今お子さんと一緒...全文を見る
○保坂(展)委員 前回、銭谷局長に二回ほど答弁をいただいているんですが、原則統合だという中で、今は特殊学級というところで学級としての枠があってそこに在籍をしている、そして、普通学級とは、行ったとしても交流になるわけですね。私は、普通学級に原籍を置いて、そして、かなりの時間を特別支...全文を見る
○保坂(展)委員 小坂大臣もよく現場の状況をおわかりになっていると思うんですけれども、我々大人になると子供のときのことをほとんど忘れるというのは普通なんですけれども、いろいろなときにちょっと思い出してみると、子供のころというのは結構いろいろ憶病なものですよね。周りはみんなわからな...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、局長に伺います。  就学先の決定について、専門家の判断ということでこの間答弁をされておりました。  昨日、姜参考人のお話や資料にもあったように、専門家に保護者がいろいろ指示をされる中で、専門家にもう少し実情をわかってほしいなという声が親たちの間から...全文を見る
○保坂(展)委員 時間になりましたので、終わります。ぜひ心を込めていい体制をつくっていただきたいと思います。  ありがとうございました。
07月06日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  社民党は、昨日の北朝鮮によるミサイル発射について強く遺憾の意を表明し、また抗議をする福島党首の声明を出しました。日朝平壌宣言におけるモラトリアム、これに明確に違反をし、また、昨年の六者協議声明で述べられた北東アジア地域の永続的な平和と...全文を見る
○保坂(展)委員 外務省に伺いますが、平壌宣言に違反するだけではなくて、一般的な国際条約にも違反するのではないかと考えるわけですが、いかがでしょうか。
○保坂(展)委員 外務大臣に伺います。  先ほどの御答弁にもあったように、平壌宣言の扱いですが、この宣言、明確に違反を今回相手国がしたわけですけれども、しかしまた、この宣言をしっかり履行するようにと、宣言を糸口に粘り強く迫っていくということは正しい選択だと私どもも考えます。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 そういった難しい状況だからこそ、日韓中が基軸となって、この六カ国協議を早期に開催すべく、首脳会談も含めて努力をされてはどうかということを申し上げたかったということです。  時間になりましたので、終わります。
08月29日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  今回の根室沖の貝殻島付近で起きたロシア国境警備局による銃撃で亡くなった盛田光広さんに心よりお悔やみを申し上げるとともに、その後拘束された三人の乗組員の早期解放と漁船そのものの返還を私どもも求めたいというふうに思います。  そこで、外...全文を見る
○保坂(展)委員 次の質問はちょっと予告にはないんですが、今までの議論の中で、今外務大臣がおっしゃった、そのポイント、ポイントでの協定やロシアとの取り決め。近年、取り決めというふうにまで言えるかどうかわかりませんけれども、報道によれば、二〇〇〇年の九月にプーチン大統領に同行して来...全文を見る
○保坂(展)委員 その背景についてはそういうことなんでしょうけれども、根本的な解決という手前の、即時的、即応的な、要するに、銃撃は控えるということで一定の期間、二〇〇〇年の九月以降そういう銃撃がなかったとしたならば、これはどういうメカニズムでこれが破られたのかわかりませんけれども...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひ外交レベルでできることを行って、そして、また銃撃があるんじゃないかというような不安を払拭していただきたいというふうに思います。  次に、沖縄の話なんですが、二十三日に、この委員会の派遣に対して沖縄のアメリカ海兵隊基地司令官が、普天間基地代替施設の千八百メー...全文を見る
○保坂(展)委員 その経緯を質問しているんじゃないんですよね。海兵隊のアメリカの司令官がこういう発言をしたということは事実であるというふうに把握をしているのかどうか、事実認識について聞いているんです。
○保坂(展)委員 では、外務省に聞きますけれども、これは司令官が言っているわけで、国会を代表している国会議員の派遣団に言っているわけですから、オスプレーの配備ということを聞いているんですか、これまでの日米の合意の中にそういう内容はあったんですか。そしてまた、聞いていないのに言った...全文を見る
○保坂(展)委員 そうしたら、防衛庁に再び聞きます。  先ほども協議機関のやりとりがありましたけれども、普天間基地代替施設の内容が、司令官がこういうふうに、有事の際はC130やオスプレーの配備もあって千八百メートルにしたというその発言が事実かどうか、きちっと確認をして、それが事...全文を見る
○保坂(展)委員 コメントできないというんじゃ困るじゃないですか。これは、住民の合意のもとに、米軍再編の中で大事な論点ですよね。その中で、今委員長からもお話があったような、この委員会の委員に、我が党の照屋議員も含めて、そういうお話があった。お話があったので、それはこれまで聞いてい...全文を見る
○保坂(展)委員 司令官の発言の真意をしっかり確認して、事実としてどうなのかをつかんで、それを地元にしっかり説明するということが必要じゃないですかということについてはお答えになっていないんじゃないですか。
○保坂(展)委員 最後に外務大臣に、台湾海軍の演習について、昨日、町長あるいは町議会関係者からの要望があったということなんですが、私も八年か九年前に与那国に行って、やはり島の地上を横断するような形で防空識別圏がある、これは非常に驚いたわけですが、今回の演習海域も当初はそこに入って...全文を見る
○保坂(展)委員 きのう外務大臣のもとに町長らが要請に来られた直後ということで、外務大臣の所感を実は本当は聞きたかったわけですけれども、この問題、見直す必要はない、事故がなかったからこれでいいんだということではないと思うんですね。実際の演習で、今回は被害がなかったということですけ...全文を見る
10月10日第165回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  昨日の北朝鮮による地下核実験の発表、社民党は強く抗議するものでございます。六者協議における共同声明、日朝平壌宣言に反するだけではなくて、核廃絶を願う世界の人々を踏みにじり、核不拡散体制への野蛮な挑戦であり、決して許すことはできません。...全文を見る
○保坂(展)委員 外務大臣にお聞きをいたしますが、この事態の中で、核放棄を強く求める六者協議への復帰を促していくという努力をされていくことだと思います。現状はどうなのか、最新のところをお話しいただきたいと思います。
○保坂(展)委員 それでは、総理に伺います。  先ほどCTBTのお話もありました。かつて、九八年でしょうか、パキスタン、インドの核実験がございました。当初、安保理決議、経済制裁等がかかったにもかかわらず、いつの間にかこれは既成事実化をしてしまった。そして、核不拡散体制、現状は危...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、この予算委員会の質疑を挟んで、総理が就任から十三日目に訪中され、また訪韓をされた。率直に私は、これは必要なことだった、早くてよかったというふうに思います。  このスピードで両国を訪問された理由なんですが、小泉政権下でこの二つの重要な隣国との間の関係が必ず...全文を見る
○保坂(展)委員 この予算委員会でも、また中国でも韓国でも、総理は、村山談話に基づいて過去の日本の侵略や植民地支配、こういった現実について見解を伝えたというふうに報道などで聞いておりますが、内閣総理大臣としてこの重要な総理就任直後の外交でその姿勢を示したということは、過去の村山談...全文を見る
○保坂(展)委員 その受け継がれているということなんですけれども、我が国がかつてアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えたことへの深い反省の上に戦後六十年の歩みがある、こうおっしゃっていますよね。これは、村山談話を土台に基本的な我が国の歴史認識を述べたものというふうに受けとめて間...全文を見る
○保坂(展)委員 過去の見解と違うということについて、私は、この村山談話に沿ってしっかりと両国に対して説明をしたというふうに両国は受けとめているだろうと思いますし、これを裏切るようなことがあってはならないというふうに思います。  かつて二〇〇一年に、小泉総理が靖国神社参拝後にや...全文を見る
○保坂(展)委員 五年前の中国と韓国の首脳会談で、当時の小泉総理は、国立追悼施設の設置を検討する旨を両国に対して話をしていると記憶しています。この点については、今回の両国との首脳会談で言及があったんでしょうか。
○保坂(展)委員 首脳会談でかつて小泉総理が日本の側から出した、そして互いにそれを語り合ったことが十分進んでいない、これは非常に問題だと思います。私たちは、だれもがわだかまりなく戦争犠牲者を追悼することもできる、そして平和を祈念する、そういう場をつくっていくべきだというふうに思い...全文を見る
○保坂(展)委員 私が厚労省からいただいた数字では、虐待を受けて、この子は親のもとにいるよりは施設で社会が責任を持って育てなければならない、そういう子供たちの大学進学というのは、平成十六年度の千二百三十一人の高校卒業者に対して、大学、短大に進んだのは九十七人で、実際パーセンテージ...全文を見る
○保坂(展)委員 この留保をしている国というのは、ルワンダとマダガスカルと日本のみということになっています。この条約を全部オーケーにしないで、ここの部分はとめておくよという態度です。  法務大臣、共謀罪をめぐって前国会厳しい議論がありましたが、アメリカが共謀罪のもとになる国際組...全文を見る
○保坂(展)委員 日本も留保を検討するべきだということを申し上げて、終わりたいと思います。
10月19日第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  この青少年特別委員会で二〇〇〇年に児童虐待防止法が議員立法、超党派で成立をして、虐待をめぐる子供たちの状況というのは、社会的に大分スポットが当たってきたかと思います。ただ、一昨年の見直しもあり、また来年見直しも控えているわけですけれど...全文を見る
○保坂(展)委員 ここでは、議員立法にも一緒にかかわった池坊副大臣に来ていただきました。  私たち、何とか、今、児童養護施設に虐待の子が多いですね、社会がその子を抱えて、まさに再チャレンジじゃなくてチャレンジですね、そこの土台をしっかりつくろうという責務が共通にあると思います。...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひこの委員会でも、〇%の県が十四県ある、他方で宮城県が三三%ということで、少なくともその宮城県並みにはここ数年で引き上げていくぐらいの、数年といっても四、五年かかるかもしれませんけれども、ぜひ努力をしていきたいというふうに思います。  続いて、いじめの件なん...全文を見る
○保坂(展)委員 資料でお配りをしている紙が答弁席にもあるかと思いますが、これは私の方で、九九年以降確かにいろいろ事件があったよなと思いながらちょっとピックアップをさせていただいた二十八件のいじめによる自殺が疑われる事例です。この中に、滝川市であるとかあるいは最近の福岡県の筑前町...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、ぜひ、このファイルをお渡ししますので、どうしても、都道府県教委から、県教委、市教委で、この九九年以降ゼロというのは本当にゼロだったのかというふうに聞いても、いや、ゼロではありませんでしたとなかなか言いにくいわけで、一つ一つの新聞記事で、遺書もあってとい...全文を見る
○保坂(展)委員 きょうは、虐待とそしていじめの本当に痛ましい形で亡くなった子供たちの実態はどうだったのかということをぜひ調査していただきたいということをお願いしました。  最初に挙げた、きょうも、我々がつくった児童虐待防止法で救出をされているはずの子供がなかなか眠れない、自分...全文を見る
10月20日第165回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  実は私は、二十四、五歳のころに、集英社という雑誌社から「明星」という雑誌が、今でも出ておりますけれども、その雑誌の読者コーナーで、いじめ問題、それから学校の中の悩み、こういうものを一ページ、子供たち向けに書き出す、そういう仕事を始めた...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、文科大臣に率直な感想をお聞きしたいんですが、私は、いじめというのは、子供のグループの中、子供集団あるいは一対一の中での人間関係の調節障害だというふうに思っているんですね。いろいろなケースを見てまいりました。例えば、長崎県佐世保市で起きた同級生殺傷事件な...全文を見る
○保坂(展)委員 今の例でいうと、委員長が助け役ということになりますけれども、なかなかそういうお子さんは今いないんですね。やはり、そういうお子さんが出てくると、今度は自分が標的になってしまうかもしれないというところにおびえてしまって、せいぜい黙っている、自分は加担しないという形が...全文を見る
○保坂(展)委員 重ねてぜひお願いをしたいのは、私どもは自分なりの子供時代を持っております。大臣にもここにいらっしゃる皆さんも子供時代があったと思うんですが、まだ我々のころは子供の時期に遊ぶことができたんですね。きょうは何をしようかな、この指とまれ式で遊ぶという世界があって、少々...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、池坊副大臣に。  実は、きのう別の委員会で、この二十八例についても一つ一つ、これはどうなのかなという新聞記事を拾った二十八例の、今お配りしている表はその集計表なんですけれども、そういう一つ一つたどってみてぜひ解き明かしていただきたいのは、ただ、どうし...全文を見る
○保坂(展)委員 文科大臣、今、池坊副大臣の方からチャイルドラインという名前が出たんですけれども、実は九七年に小杉隆先生が文部大臣だった当時、やはりこのいじめの議論をいろいろしていく中で、当時の文教委員会、ちょうど海外視察というめぐり合わせで、ぜひイギリスのチャイルドラインをみん...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。  それでは、次のテーマに入らせていただきたいんですが、資料でお配りしている新聞記事で、これは文化庁所管の財団法人日本美術刀剣保存協会の記事が、「理事の刀剣審査に出せる? つばぜり合い」。文化庁は、関係者は問題だ、刀剣協会の方は、これは...全文を見る
○保坂(展)委員 その際に、役職員の関係者の方が刀剣の審査に当たらないようにという文化庁の指導だったと思うんですが、これをやると、法のもとの平等ないしは営業の自由を規定しているところの憲法に違反する、こういう反論があったやに聞いているんですが、そういうことはありましたでしょうか。...全文を見る
○保坂(展)委員 念のために法制局に来ていただいていますが、憲法における法のもとの平等であるとか営業の自由だとかは、これはきちっと守らなければいけない原則だと思いますけれども、かかる原則をしっかり確保していくためには、例えば、国務大臣、副大臣、政務官などが営利企業等の役員を兼職し...全文を見る
○保坂(展)委員 では、文科大臣にお尋ねしますけれども、実は、これは、先日お亡くなりになった橋本龍太郎元総理大臣がこの協会の会長になられて、何とか、今、平成十三年以来いろいろな整理できていないことを整理して、しっかり信頼も回復して、いわば愛好家からの信頼回復をしていこうというふう...全文を見る
○保坂(展)委員 この委員会でも、通常国会でスケート連盟の問題について、当時の馳副大臣に随分とお取り組みをいただいたということで、やはりスポーツの世界でもしっかり自浄化作用を、いろいろちょっと犠牲はあるかもしれませんけれども、信頼回復に向かっていくのかなというふうに思っていますし...全文を見る
○保坂(展)委員 本の中に書いてあることも含まれるということですが、どこが含まれていてどこが含まれていないのかはぜひ聞きたいところですが、時間になりましたので終わりたいと思います。ありがとうございます。
10月20日第165回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○保坂(展)委員 社会民主党の保坂展人です。  法務大臣、副大臣、そして政務官、御就任おめでとうございます。とりわけ法務大臣には、法務行政のトップとして、国民の声に真摯に耳を傾けていただきたいということをお願いしたいと思います。  きょうは、十七の高裁、地裁に総計百九十人の方...全文を見る
○保坂(展)委員 期せずしてきょうの傍聴に来ていただいた皆さんも、平均すると七十五歳で、御高齢の方は八十歳ということでございます。  しかし、年々被爆をされた方が亡くなってしまうということはあると思うんですが、近年だと何人ぐらいの方が亡くなっていらっしゃるんでしょうか。
○保坂(展)委員 厚生労働副大臣に、ぜひこの問題、受けとめながら答弁をしていただきたいんですが、これも基本的な姿勢で、数字とかそういうことではございません。  先日、被団協、これが大変な苦難の中で五十年の歴史を刻んだ祝賀会がございました。私も党の代表として、また、与野党問わず、...全文を見る
○保坂(展)委員 副大臣に伺いますが、司法判断で、まさにこの認定基準のことが問題になっているわけですね。例えば爆心地からの距離、非常にそれが狭いんじゃないだろうか、あるいは原爆が落ちてから、その後救護に入った方々の被爆の問題等々がございます。これは国側と、そしてまさに当事者の皆さ...全文を見る
○保坂(展)委員 私、社民党の九六年に国会に入った議員ですが、我が党の先輩あるいは超党派で、議員立法として被爆者援護法というのが村山内閣のときにでき上がったわけですね。そして、この道を開いたという点では評価はできても、認定はやはり厳しい、狭い門であるという叫びが皆さん方の中にある...全文を見る
○保坂(展)委員 小泉内閣が発足したころ、ハンセン病の訴訟の判決がありました。いろいろ世論も沸きました。我々も、野党、与党の皆さんとも、当時、議運の中で、国会決議の文言をめぐって、いろいろちょうちょうはっし議論をして、官邸はやはり決断をしたんです。決断をして、いわばもう争わないと...全文を見る
○保坂(展)委員 では、今聞かれていたと思うんですが、もう平均年齢七十五歳。広島、長崎のあの被爆という体験を持たれて、そして、認定されている方はその二十六万人の中のわずか二千人です。いろいろな症状があったり不自由があったり、やはり認定してほしいという声があり、そして訴訟はずっと続...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一度副大臣に本当に本音ベースで答えていただきたいんですが、長い訴訟、しかも相当高齢になってから原告という道を選ばれる。まさに刻々時間はたつわけですね。体の調子も悪くなってくるかもしれない。平均年齢は七十四歳、七十五歳でございます。あと十年、この状態を引きずる...全文を見る
○保坂(展)委員 今の副大臣の答弁、前向きに受けとめさせていただきました。  そこでなんですが、きょうは時間が限られていますので、ちょっと五点ほど要望だけ、答弁はいいですから、要望だけ出させていただきたいと思います。  一番目は、原爆症認定が発足してから現在に至るまで、境界領...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひ持ち帰って検討していただきたいんですが、最後に副大臣にもう一度お聞きします。  我々は、与党と野党に分かれていますけれども、重要な問題、これは、今、この日本で被爆をしたという歴史的事実、それを現在お元気でいらっしゃって語ることもできるし、また、残りの人生を...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは再度副大臣及び審議官に、今五点挙げましたけれども、ぜひ積極的に、厚生労働省は別に扉を閉めているわけじゃないということをぜひ示していただきたいということを要望して、この点については終わりたいと思います。どうぞお引き取りいただいて結構です。  次に、このテ...全文を見る
○保坂(展)委員 今の答弁だと十月というんですが、十月何日くらいかわかりますか。
○保坂(展)委員 そうすると、これは何なんだろうね。法務委員会会議録、平成十七年十月二十一日、小野寺大臣政務官、「米国につきましては、共謀罪の規定を既に有していたところ、同条約第五条との関係では特に問題なく法整備が可能であったものと承知をしております。」二十一日にこう答弁している...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、御就任になった松島さんに伺います。  この議員席で与党の議員としていらっしゃったとは思うんですが、今の説明、アメリカが留保をしていたということですね、大変重大なことだと私どもは思います。また、答弁において、これは民主党の平岡議員に対する小野寺さんの答...全文を見る
○保坂(展)委員 松島大臣政務官にさらに続けて聞きます。  今いみじくもおっしゃいました、アメリカにおいては連邦法で共謀罪がある、州法があると。その州法の中にも共謀罪がしっかりあるところがあって、しかし、幾つかの州においては限定的な共謀罪しかない州があるので、いわば州と州をまた...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと論理的におかしいんですね。そうしたら、連邦法で全部カバーされていたら留保する必要はないんですよ。どうですか。だって、全部カバーされていたら留保する必要ないじゃないですか。例外があるから留保したんですよ。
○保坂(展)委員 外務省が「米国の留保についての政府の考え方」というのをホームページにわざわざ出しているんです。一番目は、今、西さんが説明したようなことですね。連邦法と州法の関係によって留保、解釈を行っている。二番目が大事なんですよ。二番目が、「本条約で犯罪化が求められている行為...全文を見る
○保坂(展)委員 では、松島大臣政務官、今ほとんどないというふうにホームページに書いているんですね。ほとんどないけれども、本当にないのかどうか、今調べているということなんですよ。これはまずい。だからぜひ早急に、事務方はいいですよ。つまり、ちゃんと報告してくださいよ。しっかり報告し...全文を見る
○保坂(展)委員 では、事務方に聞きますけれども、我々はもっと早く聞きたかったですよ、アメリカは留保しているんですよというのを、去年から。何で教えなかったのかなと思うんですね。  ちょっと経過を教えてほしいんですが、アメリカ政府に、いつ、だれに、どのような形で、口頭なのか文書な...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、松島大臣政務官、どうですか。ほとんどないというのは、今三州を調べてみたらやはりありませんでしたと。私は、外務省の説明でも、保坂議員、ほとんどこれはないんですよ、ほとんどゼロです、こういう例外化される行為は。でも、一応念のため留保しておこうということで...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと委員長、これはすごく大事な議論で、大変国民の関心も高い中で、アメリカが留保をしていた理由について聞いています。委員長からも、政務官が一応資料を出すというふうにおっしゃっていますから、しっかりこれは説明をするように、そして留保についても、そんなに簡単に私は...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、私もこういう国があったのかと初めて聞いたんですが、セントクリストファーネービス。ちょっと聞いたことがないんですね、セントクリストファーネービス。英連邦で、カリブに浮かぶ島で、五万人ほどの人口で、国会議員が十一人ということだそうです。日本からも観光客も余り行...全文を見る
○保坂(展)委員 再度聞きます。  九九年、アドホック委員会で日本政府はまことに謙抑的な提案をしているんですよ。この条約を世界各国が締結できるようにするためには、世界じゅうは英米法と大陸法だけじゃありませんよ、ほかの法制の国もたくさんあります、それらの国で受け入れられるようなこ...全文を見る
○保坂(展)委員 では、大臣政務官ですね、やはり政治答弁だからね。  要するに、我々は、この条約について必要性はあると思っているんですよ。社民党は反対しましたけれども、こういう共謀罪は反対なんだけれども、共謀罪など謙抑的にきちっとつくって、やはり条約に入る工夫も考えていいと私は...全文を見る
○保坂(展)委員 留保についてもしっかり調べていただきたいということを申し添えて、終わります。
10月27日第165回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  本案に入る前に一点だけ、現在の新聞紙面をにぎわせております水谷建設事件の福島県ルート、この事件、いろいろ多様ですけれども、最近の報道によると、木戸ダムでしょうか、平成十二年八月入札における前田建設の役割、この前田建設がチャンピオンとい...全文を見る
○保坂(展)委員 実は、この後、幾つか伺って、大臣に感想をいただきたいと思っていたのですが、ちょっと今中座されているようなので、法案の方に入ってまた戻る形で、ちょっと変則ですが、やらせていただきたいと思います。  まず、この信託法が制定された当時、不健全な業者というのがかなりあ...全文を見る
○保坂(展)委員 信託業法が規制法として不健全業者、こういった人たちが、かなり前ですけれども、暗躍していたということに対する規制としてでき上がって、信託法がそのうちにできるという経過を話していただきました。  きょうは野党の質疑で、各委員からもいろいろと疑問点が出されました。民...全文を見る
○保坂(展)委員 今ちょっと談合事件問題をやろうとして、大臣をお待ちしながら、今度はこっちの信託業の質問も次に大臣へ聞くというところになってしまったので、お待ちします。
○保坂(展)委員 法務大臣がちょっと中座されていたので、今聞いたのは、次に大臣への質問なんですが、この法制審のメンバーにもいわば高齢者福祉の代表であるとか、そういう人が一人も入っていないので、その点はどうかということを今聞きました。  意見は聞いているということですけれども、多...全文を見る
○保坂(展)委員 では、今と同じ点を民事局長に伺いたいんですが、いわゆる想定外という言葉がいろいろな形でことしはやりました。この法改正によって、いわば性善説によって立てば大変利便性が高まる、他方で、いろいろこれから指摘をしていきたいと思うんですが、一種の穴というか、思ってもみなか...全文を見る
○保坂(展)委員 いつも寺田さんの話はとてもわかりやすいんですが、もう少しコンパクトに、わかりやすく答えていただきたいと思います。  基礎的なところなんですけれども、自己信託ということですが、委託者と受託者が単独で成立をすると。これまでは、法によってこれが可能なのは、いわば遺言...全文を見る
○保坂(展)委員 わかりやすい答弁でしたね。なかなか議論があるということでした。  週刊東洋経済という雑誌に、こんな事例はどうなんだということで幾つかありましたので、ちょっとそれを答えていただきたいなと思います。  例えば、これは企業買収、A社がB社をねらっているという例です...全文を見る
○保坂(展)委員 では、もう一つ、例えばPL法の責任逃れみたいなことが起きてくる場合があるんじゃないかという事例があります。  A社という会社が新商品、新製品を投入した。しかし、この製品に考えてもみなかった重大な欠陥が発生をしたということによって、例えば健康被害を受けた、あるい...全文を見る
○保坂(展)委員 具体的な事例を幾つか挙げていきたいという中に、事業信託ということを考えたときに、この委員会でも以前議論をしました、会社法制の中の会社分割とか営業譲渡であるとか、古くは民事再生法の中で、では雇用関係あるいは労使関係が一体どうなっていくんだろうかというようなことを民...全文を見る
○保坂(展)委員 そういう答弁なら安心できるという、答弁の中身としてはそうなんですけれども、実際のところ、労働法なども余り知らない、適用除外されているといいますか、そういう例えば請負労働であるとか、さまざまな形で、企業が自由自在な形で事業を展開している。  そしてまた、自己信託...全文を見る
○保坂(展)委員 この自己信託による事業信託というのは、別に制限はないんですよね。つまり、ある会社が、幾つかの事業部門があって、これを全部、例えば、仮に全部自己信託で事業信託をかけていくといった場合、そもそもの会社そのものは抜け殻になってしまう。こういった抜け殻になってしまってい...全文を見る
○保坂(展)委員 だから、最初から想定外の想定をしていたんですかということをお聞きしているんですけれども、これは会社法があり、あるいは労働法があり、そういう中で、これまでの日本社会の雇用環境、あるいは会社の運営ということとまた別次元のところで、この信託法の自己信託による事業も信託...全文を見る
○保坂(展)委員 一般論で、労働組合の方は主張をしてもらって結構ですといっても、これはもう見たこともないような制度がいきなり始まって、いきなり、いや、もう信託は終わりましたよなんということになったら、かなりの混乱があるのかなということを想定します。そこについては、またもう少し深め...全文を見る
○保坂(展)委員 では、ちょっと残りの時間、大臣もまた着席されていますので、最初に戻って、談合の福島県の問題について続けたいと思います。  福島県で前知事が逮捕されたり、その弟の方がいろいろ活躍をされていたという中で、またもや談合の構造というのが報道されているわけですね。先ほど...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣、新聞紙面で見て、何かどこかで見た企業名と地名だなと思って、きのう取り寄せてみたら、やはりこの鹿島が福島刑務所を受け、福島刑務支所を前田建設初めのJVが受けている。しかも、落札率が九三・三七%と九五・八三%ですか、かなり高い。  さらに、国会でのやりと...全文を見る
○保坂(展)委員 この議論を私、予算委員会と法務委員会で二回やっているんですね。どうもその最中だったと思うんですね、この工事が最終的に落札されたのは。  網走刑務所といえば有名なところで、昔あったところが今は観光地になっていて、別の委員会でも委員派遣で行きましたけれども、網走刑...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、これは数字だけじゃわからないんですよ、本当に。わかりません。  ただし、いや、法務省は例外だよ、法務省の工事なんか、そんなことは絶対あり得ないんだ、だから調べる必要も見る必要もないというふうにお感じなのか、いや、聖域はないんだ、しっかり、きちっと見直して...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと済みません、最後のところだけ聞き取りにくかったんですが、結論だけお願いします、もう一回。
○保坂(展)委員 では、これで終わります。     —————————————
10月30日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  安倍総理、きょうも朝のニュースでいじめ自殺のニュースが流れました。バスケット部の中で人間関係に悩んでいた、女の子が残したメモには、これでお荷物が減るからね、何もかももう頑張ることに疲れました、こういうメモがありました。  私は、ぎり...全文を見る
○保坂(展)委員 そういったカウンセラーの方がいなくて、あるいはだれも周りが気づくことができないで追い詰められた場合は、これは命の方を選びなさいということだと思いますが、最近、話題になっておりますこのいじめ自殺ゼロの数字について、総理の考えを聞きたいと思っております。  きょう...全文を見る
○保坂(展)委員 今、総理が、実態を反映していないというふうにお話しでしたけれども、こちらのパネルの方に、いじめはゼロなんですね。いじめはゼロなんですが、実際に、いじめではなくて、友達との不和、そして今度は、世をはかなむ、厭世ですね、嫌になった、こういう数字は結構多いんですね。九...全文を見る
○保坂(展)委員 こちらにいわば文科省への報告の用紙がございますけれども、主な幾つかの理由、例えばいじめ自殺なのか、友人との不和なのか、厭世なのか、あるいはわからないからその他なのかということについて、一つしか選んではいけないんですね。こういうことになっています。  文科大臣に...全文を見る
○保坂(展)委員 さらに言えば、これは総理にも後で御意見を伺いたいんですが、文部科学省のいじめの定義なんですけれども、「自分より弱い者に対して一方的」「身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、」「相手が深刻な苦痛を感じているもの。」この三項目を満たしているかどうか、これは極めて限定的...全文を見る
○保坂(展)委員 専門家の意見ももちろんですけれども、子供たちで、いじめに遭っている子、今苦しいという子、そして今うちの子が大変なことになっているという親御さん、その生の声をまず聞いていただきたいんですね。そこが一番の原点だと思いますが、いかがですか。
○保坂(展)委員 私は、明らかに痛ましい亡くなり方をしたお子さんたちの事件が、いじめゼロになってしまった理由を、どうしてゼロになってしまったのかということを解き明かしていただきたいということを強く要請したいと思います。安倍総理どうですか。
○保坂(展)委員 いじめというのはいろいろな理由で始まるんですね。人より足が遅いとか、あるいは人よりおくれてしまうというだけがいじめの理由じゃないんですね。速過ぎる、あるいは何でもできてねたましいというようなこともあります。いろいろな理由でいじめが起きますけれども、比較的わかりや...全文を見る
○保坂(展)委員 実は、こちらの今の数字なんですけれども、外国人統計と学校基本調査の差が大きいのは、今ポルトガル語という話が出ましたけれども、日系ブラジルのお子さんたちがふえている。いわばブラジルの外国人学校というのは各種学校にもどうも認められていないようなんですね、現状では。と...全文を見る
○保坂(展)委員 残り少ない時間になりましたが、安倍総理に伺いたいんですが、今回の教育基本法改正案、あるいは教育基本法案でしょうか、ここは、第二条、教育の目標を定めていらっしゃいますね。この中で、この委員会でもさんざん議論をしました、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我...全文を見る
○保坂(展)委員 教育の目標だと思って読んでいたんですが、何度も条文を読んでいくうちに、新設の、例えば家庭教育あるいは幼児教育などの条項もございますよね。そして、家庭、学校、地域のネットワーク、相互連携、こういうものもあります。ここも含めた目標なんでしょうか。そうじゃなくて、学校...全文を見る
○保坂(展)委員 前回、この特別委員会で小坂大臣は全部包括していると答えて、その後で、いや、教育に絞っているというふうに答えているんですね。  私は、すべて包括しているのであれば、家庭で子供が生まれたとき、あるいは生涯学習で七十代、八十代の方が何か取り組まれるときにも、このいわ...全文を見る
○保坂(展)委員 大変危険があるということで、我々としては、教育基本法を変える必要はないという立場でこれからも議論していきたいと思います。
10月31日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  官房長官、来ていらっしゃると思いますが、実は、昨日、安倍総理に対して、この教育基本法案の基本的な構成について尋ねました。もう官房長官も御存じのとおり、この法案は、二条の教育の目標というところで、その五項で、「伝統と文化を尊重し、それら...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと後から文科大臣にもお聞きしますが、今の官房長官の答弁で、家庭教育の主体は、子供が生まれたらその親ということに一般的にはなりますね。あるいはおじいちゃん、おばあちゃんかもしれません。その家庭の教育の主体はその当事者にゆだねられている、それはそのとおりだと思...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは文科大臣に伺いたいと思うんですが、きのうも同じことを、時間がなかったので再質問できなかったんですが、実は、六月八日のこの委員会で、小坂前大臣は、二条の教育の目標に掲げている以下の条文、今したのと同じ質問に対して、そう聞かれれば、これは包括をしたもの、含め...全文を見る
○保坂(展)委員 この中には、十三条に「学校、家庭及び地域住民その他の関係者」という文言がございます。これも通常国会で、馳副大臣に、関係者というのは一体どういう方なのかというふうに聞いたところ、企業やNPO、関係行政機関、児童相談所や警察でありますという答弁が返ってきました。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 今の関連で官房長官に同じ点について伺いますが、安倍総理は「美しい国へ」の中で、イギリスの教育改革を大分お手本というか、その中に、問題行動を起こす家庭を二十四時間監視していくようなことも含めてイギリスではやっているということを紹介しているんです。  今回の教育基...全文を見る
○保坂(展)委員 国旗・国歌法のときも、当時の官房長官が教育現場に影響はないと言いつつも、かなりの影響が出ているということで、この点は、私、大変危惧しております。  ですから、この二条五項が、もちろん学校教育に入ってくること自体の論戦もあるんですよ。しかし、よく条文を見ていくと...全文を見る
○保坂(展)委員 続いて、教育再生会議について官房長官に伺いたいんですが、安倍総理は「美しい国へ」の中で、たくさんイギリスの事例など、例えば、ナショナルカリキュラムを導入してナショナルテストをつくった。それから、女王直属の外部評価機関をつくり、だめな学校には、つぶれていただくとい...全文を見る
○保坂(展)委員 私たちもそうですし、国民の中でも、学校バウチャー制というのは多く関心を呼んでいると思うんですね。官房長官とは長く法務委員会で御一緒しましたし、法務委員長もやられました。私、学校バウチャー制の危険な部分というのをあえて言いますと、やはり人気校と不人気校が出てくるん...全文を見る
○保坂(展)委員 同じ問題を文科大臣にもお尋ねしたいんです。  ちょっと言葉が足りなかったかもしれないんですが、公立学校、小中学校に対するバウチャー制についてなんですけれども、いいとされる学校にたくさんの生徒が集まる。では、いいところがあるということは下位校もあるわけですね、下...全文を見る
○保坂(展)委員 基本的な認識は共有されているように思います。  もう一つ、単位未履修問題に直接は触れないんですが、校長先生が責任を感じて亡くなっていたという、また痛ましいニュースが流れました。  子供に対して命の大切さということを何としても伝えるという、教師集団に指針を示す...全文を見る
○保坂(展)委員 この問題について文科大臣にお尋ねしますが、私は、ちょうどトニー・ブレアが政権をとった日に、チャイルドラインというのを見に行くために牟田悌三さんなどと一緒に滞在していたんです。あちらの選挙運動というのは日本と大分違う。そして、確かに、教育、教育と、教育しか言わない...全文を見る
○保坂(展)委員 文科大臣に、この関連で言えば、ヨーロッパの中で、イギリスの教育なり教育改革のやり方というのはかなり独自なんですね。  例えば、学力において高い評価を得ているフィンランドなどの教育は査察官というものをなくしちゃった。逆にイギリスはつくったわけなんですが。そして現...全文を見る
○保坂(展)委員 安倍さんの本にはイギリスの例がわあっと出てくるものですからね、イギリス教育改革が成功例と。しかし、当のイギリスでは見直しが始まっているということに我々はもっと注目していいということを申し上げて、終わります。
10月31日第165回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  新井参考人に主に伺っていきたいと思いますが、まず、今回の信託法改正案における信託の公示方法の厳格化ということについて、公正証書または私署証書というんでしょうか、公証人認証があるものというほかに、確定日付のある書面なども認められている。...全文を見る
○保坂(展)委員 続けて伺っていきたいんですが、信託業法が、この信託法改正にあわせて条文が追加をされる。そして、自己信託により設定した信託の受益権を政令で定めるところの人数以上に販売する者については登録制だというお話もあります。実際に何人になるのか、これはわからないわけですけれど...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほどの新井参考人の意見陳述にもありましたけれども、現行法では要物契約で、改正法では諾成契約となっている点、財産が受託者に移転をするということが原則だった信託がここで大きく組みかえられる。これは何が一体これで始まるのかという点についてはいかがでしょうか。
○保坂(展)委員 ではもう一点ですが、投資家保護であるとか、あるいは私は、偽装倒産とか、労働組合の立場で、経営破綻時のさまざまな労働債権の行方の問題などを、これまで会社法制の中でこの委員会でもかなり議論をしてきたんですね。その会社法制と、いろいろ厳格に規定されたり、それなりの答弁...全文を見る
○保坂(展)委員 新井参考人に、これは高齢化社会において、やはり信託ということがとても、とりわけ障害を持つ方、高齢者の方、高齢でなおかつ障害のある方、これから有用だということだと思いますが、今回の改正法がその点に対してどのような考慮がされているかどうかということについて御意見を伺...全文を見る
○保坂(展)委員 私もこの委員会で成年後見制度についてかなり慎重な議論を尽くした経験もありますので、今の指摘は重大な指摘だと思います。  続いて、橋上参考人に伺いたいんですが、恐らく、大変幅広な自己信託、なおかつ事業信託ということで、私のとらえ方なんですけれども、いろいろやって...全文を見る
○保坂(展)委員 重要な問題があることがわかりました。慎重に審議をして、問題のあるところは削除するなり抜本的に変えるなりということが必要最低条件だということを感じました。  ありがとうございました。
11月01日第165回国会 衆議院 法務委員会財務金融委員会連合審査会 第1号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  法務省の刑事局に伺いたいんですが、現在、継続法案になっている強制執行妨害罪について、昨年、私は聞いているんですけれども、これまで強制執行妨害の「強制執行を免れる目的で、」という部分が「妨害する目的で、」というふうに変わって、これは、金...全文を見る
○保坂(展)委員 その辺の境界領域について、民事局の方ではどう考えていらっしゃるのか。  先ほど、子供の養育ということでは、例えば会社の方が亡くなって娘さんが残った、カンパを集めて、そしてそれを自己信託して受益者はその娘さん、こういうような形で使われるいい例として挙げられている...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、また民事局長に、自己信託によって財産移転が外形上認識ができないということで受託者監督が不確実になる、こういうおそれがあるのではないかという指摘がなされています。  自己信託の信託目的には制限がありませんし、また、公正証書によらなくても確定日付の書面でオー...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、金融庁の方に伺いますが、今回の信託法改正に基づく、そして業法の方の改正で、施行時に多数の投資家に受益権を販売する者に対して登録制とするということでございます。その登録制にするという数に至らないところであれば登録はしなくていい、また、多数の投資家に受益権を分...全文を見る
○保坂(展)委員 続けて金融庁に伺いますが、資産流動化法における特定目的信託の導入、これは、自己信託の代用機能を持っているところの特定目的信託がそんなに使われていないという話を聞きます。  かなりたくさんの手続が必要で厳格であるというのもその理由の一つかと思うんですが、既に、特...全文を見る
○保坂(展)委員 事前チェック型社会から事後監視型社会へと言われたさまざまな規制緩和があり、その結果、この今の委員会でも、連合審査でも、例えばライブドア事件の例はたびたび出てまいりました。このライブドア事件のころ、自民党内でかなり活発な議論があったということも聞いています。  ...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣に伺います。  法務委員会の方でも、この自己信託と事業信託を結びつけて、ここに入る場合に、これは、これまでのいわゆる会社法制上の規律から信託法上の規律に移行するという形になりますよね。となれば、その会社法で厳しく規定されていたさまざまな条件よりも緩いと...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほど来の質問にもあったように、働く人の雇用関係や労使協約など、細かく考えていきますと、これは大きな問題を含んでいるということを申し上げたところで、終わります。
11月02日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  久間長官にお聞きをしていきたいと思います。  就任直後から大変厳しい事態で御苦労さまでございます。ただ、今回の集中審議はちょっと時間差審議みたいなものでございまして、本来なら、国会閉会の前にこういうものは出していただいて、前通常国会...全文を見る
○保坂(展)委員 これをお聞きしたのが時間的に短かったということで、今わからないということはわかりますけれども、続けて、例えば長崎県、佐世保の米軍基地でもこの事件になっておりますが、こちらの方の建築土木にかかわる会社からの献金についても同時にお調べいただいて、一応、この委員会及び...全文を見る
○保坂(展)委員 では、これはいただけるということでいいですね。(発言する者あり)いや、きょうじゅうなんて言ってないです。なるべく早くお願いします。  先ほど、談合の落札率の率のことで長官の方からお話があったと思うんですが、例えば、半額くらいの額で落札をしてしまった地元の企業も...全文を見る
○保坂(展)委員 私に二月に防衛施設庁から出していただいた資料によれば、多分、これは同じかどうかわかりませんけれども、佐世保の米軍の護岸工事が、これは八千二百六十三万円のところを四千六百八十一万円ほどで地元の企業が落札されているという事実もあるんですね。これは平成十五年度ですが。...全文を見る
○保坂(展)委員 きょうの集中審議のこの報告書の二十二ページの方をちょっとごらんいただきたいんですが、この二十二ページの福岡局というところ、佐世保の件かと思うんですが、下のところに、「本件二件の工事とは別の土木・建築工事に関して、H企画官から指名業者の選定に関する連絡を受けながら...全文を見る
○保坂(展)委員 今手持ちがないのでとおっしゃったんですが、この平成十四年から十七年度までの防衛施設庁から出していただいた書面についてあしたは質問しますよということをきのう予告しているんですね。きょうになって、この部分、二十二ページのこの下段の記載についてはどこかということを聞く...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、先ほど、前田委員の話を聞いておりますと、今学校で問題になっている単位未履修の問題で、卒業した者は問わない、今の生徒たちは補習を受けるという話とちょっと似ているなと思って考えていたんですが。  これは、落札率はすべからくかなり高いわけでございまして、刑...全文を見る
○保坂(展)委員 この質問をこれで終わろうと思っていたんですが、今北原施設庁長官は、私が二月の段階で施設庁の米軍の佐世保に関する工事の一覧表をもらっているんですよ、ほかの工事と書いてあるので、その工事についてはちゃんと調べて報告しますと言われているので、そういうことは大事ですねと...全文を見る
○保坂(展)委員 私は、少なくともこの報告書、相当こういうものを読みなれている方でもよくわからないんですね、実際。非常にわかりにくい。特に事件化されていないものについては全くわからないということでは、やはり報告書として未完成ではないかということで、集中審議に当たってはしっかりそう...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、自殺の問題なんですが、久間長官、過去十年間の自衛隊員の痛ましい自殺者、どのぐらいになっているのか、過去三年間はどのぐらいの方がみずから命を絶っているのか、お答えいただけますか。
○保坂(展)委員 私、防衛庁からもらった数字だと、平成十五年度が八十一人で、十六年度が百人で、十七年度が百一名、残念ながら非常にふえている。  さて、ここで、今ちょうど教育基本法の特別委員会や文部科学でやっている問題があるんですね。これは、子供のいじめ自殺のゼロが続いた、こんな...全文を見る
○保坂(展)委員 質問していないのに答えちゃうというのも困るんですけれども。  では、これはもう一回聞きますね。要するに、過去十年間で、いじめを理由とした自衛隊員の自殺者がゼロだと断言できるのか。もし今後いた場合には、今後ですよ、それを答えていないでしょう、どの類型に入れるのか...全文を見る
○保坂(展)委員 久間長官、これは前にも、何か石破長官時代にこういう国会での議事録があるんですけれども、なかなかいじめがあるというのは組織としては言いづらいことなんだということですね。ましてや自衛隊という、大変、一種の規律のある組織で。  ただ、実際には、海上自衛隊の「たちかぜ...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひきちっと取り組んで、もしそういう形で、特に船の中などは外に行けないわけですね、そういうときにどういうふうに救護を求めたらいいのかという仕組みも考えていただきたい。これはいかがですか。
○保坂(展)委員 いろいろな大事な情報がインターネットで流れてしまったという問題も起きました。  この中で、なぜ流れたのかという議論は随分あったみたいですが、流れた情報の中で、いわば佐世保を中心として、周辺事態から日本有事へというシミュレーションのものがあったと聞いています。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 久間大臣、これはいろいろな議論があって、今回六カ国協議復帰へというニュースがありましたけれども、核実験二回目、かなり蓋然性は高いなと私も思っていました。つまり、核実験が起きた、次の実験があったら、確認があったら、もう周辺事態ではないかという議論までありましたよね...全文を見る
○保坂(展)委員 インターネット流出事案は、もう当然内容、概要を内局の方もきちっと把握しているでしょうから、これはぜひ確認してください。そういう私の聞いた話が単なるうわさだったのか本当に書いてあるのか、ぜひ確認してください。周辺事態兆候という文字があるようですよ。
○保坂(展)委員 では、これはより精査して、だから、私が一番気にしているのは、周辺事態兆候というようなことがあるんだったら、今長官言われたように、シビリアンコントロールがきく場面がその事前の段階でなくなっているんじゃないかということを危惧するから聞いたわけで、その意味でも、そこは...全文を見る
○保坂(展)委員 外務副大臣においでいただいています。  私も、核の保有論議は封殺しないというような麻生大臣の考え方について聞きたかったんですが、これはもう大臣は大臣ですから、この点についてはまた別の機会にするとして、この間、中国においてアメリカとそして北朝鮮と三者会談があって...全文を見る
○保坂(展)委員 では、どのくらい前にという、時間ぐらいはお答えいただけますか。
○保坂(展)委員 五分前でも事前なので、どうですか、その辺は。ある程度、半日とか三時間とかそれとも直前か、そのくらいの三つの中でどれですか。
○保坂(展)委員 時間だけを聞いて終わるのもちょっと残念なんですが、本当にこの六者協議というのは非常に困難な局面をたどると思うんですね。特に、中国そしてアメリカそして韓国もいろいろ議論が今起きているところで、日本の外交というのは六者協議の中においてどう発揮されるのかということをも...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂です。  ちょっと大臣と基礎の基礎のお話をさせていただきたいんですが、よろしいでしょうか。いいですか、お疲れだと思いますが。  信託ということは、そのまま読めば、信じて託するということであって、中身的には、委託者が受託者に財産の移転その他の処分を...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほどからこの委員会でもたびたび問題になっている自己信託という言葉についてちょっと考えてみたんですが、託するというのは、預けるとか頼むとか、自分以外のだれかに託するというふうに使われる言葉なんですね。  そもそも信託というのを辞書で引けば、信用して委託すること...全文を見る
○保坂(展)委員 では、これから先は局長に伺いますけれども、これまでの信託法では、自分で自分に信託するというのは禁止をされていた、それはどういう理由で禁止をされていたのでしょうか。
○保坂(展)委員 先ほど平岡委員とのやりとりの中で、目的信託と信託宣言をセットで行うことはできないということでしたよね、その理由を述べられましたけれども。  その自己信託、信託宣言で目的信託をできないということと、その今述べられた概念をここで大きく変えるということとはどういう整...全文を見る
○保坂(展)委員 本当に自己信託という四文字を考えただけで、いろいろ、言葉だけで考えてはいけないんでしょうけれども。今、目的信託は例外的なんだということでした。  今回、また新たに認められたスキームで、いわゆる消極財産ですね、負債の部分、ここも信託することができるんだというふう...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、莫大な借入金を抱えている事業本部などを自己信託で事業信託をして切り離す、そしてその信託受益権を販売するというようなことも、この信託法制の世界からは、何かそれをチェックしたり、監視したり、とめたりというような仕組みはないということでしょうか。
○保坂(展)委員 ちょっと感想なんですけれども、会社という世界というか、会社という社会的な仕組みとはまたもう一つ別に信託という仕組みがあらわれてくるのかなという感想を持つんですけれども、もうちょっと具体的に聞きたいと思います。  公正証書によらずに確定書面において、確定日付のあ...全文を見る
○保坂(展)委員 信託法で聞きたいことがもう少しあるんですけれども、ちょっと残りの数分を使って、この前一般質疑でお聞きをした件について、外務省からも来ていただいていますので、その後どうなったかを伺いたいのです。  十月二十日の法務委員会の質疑におきまして、アメリカが国際組織犯罪...全文を見る
○保坂(展)委員 これは一応日本の外務省ですからね、在外公館を通して大至急調べて回答させたいと、松島さん、大臣政務官も、そうさせます、そういう議論がありましたので。大至急ということは、二週間以上たっているわけで。  もう一点聞きますけれども、要するに、アメリカの留保によって、い...全文を見る
○保坂(展)委員 アメリカで弁護士をされていた方の話によると、連邦法でかかる問題もあるでしょうけれども、ほとんどの犯罪は州法で裁かれているというふうに聞いています。  今、殺人という話が出ましたけれども、非常に限定されていますね。日本で提案されている六百種類以上の共謀罪とは雲泥...全文を見る
○保坂(展)委員 一応、こういう委員会で大至急調べますというときには、通常、そう答弁された省庁の担当の方は、今こんなぐあいですとか、ここまでわかっていますとかいうことは、連絡は大体くれるものなんですね。外務省は違うのかもしれませんけれども、しかし、全く連絡はない。  今のお話で...全文を見る
○保坂(展)委員 とんでもない答弁ですね。では、問題を簡単にしましょう。  前回、ほとんどないという議論をした。要するに、今の西さんの答弁は、アメリカの州法の中に共謀罪がちょこっとしかない、しかし、他の類型については、ないということは、連邦法がみんなかかっているから、そこを精査...全文を見る
○保坂(展)委員 では、もう一問だけ。歩きながら聞いてください。  要するに、「ほとんどない」とホームページに書いてあるんですが、ほとんどないかどうかを調べているんですね。
○保坂(展)委員 時間が来ましたので、ぜひ、この点については重大なので、委員長にもお取り計らいをお願いします。
11月09日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私たちは、現行教育基本法は政府提案のように変えるべきではないという立場でこの間議論をしております。  まず、宮本さんに伺いたいんですけれども、先ほどの意見陳述の中で、変えるということにおいてはやぶさかではないけれども、拙速は避けるべ...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、宗村さんに伺いたいんですが、先ほどの意見の中で、私学振興がいかに大切かということについてはほとんど同意見であります。  ただ、現行教育基本法の中で私学も非常に大きな役割を持って、現にたくさんの子供たちを送り出して育てているという実績があるわけなんです。六...全文を見る
○保坂(展)委員 私ども、財政措置をしっかりやるということについては大賛成なんですけれども、この教育基本法案の後にそれを策定するということになっていますから、これは順番が逆ではないかというふうに思います。  最後に、福士さんに伺います。  教科書をいろいろ照合されて、細かく対...全文を見る
○保坂(展)委員 やはり、日本が、とても長時間労働で低賃金の方がふえた。それで、お父さんも、子供と会う時間が、話をする時間が、統計をとると数分である。単身赴任もあります。そしてまた、経済的に非常に苦境に立って離婚されていく家庭もある。子供たちに責任はないわけで、これはやはり社会が...全文を見る
○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私は、この教育基本法、現行を変えるべきではないという点で、まず高橋さんに何点か伺っていきたいんですが、第二条五号の「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、」いわゆる愛国心をめぐる議論の中で、これまでの...全文を見る
○保坂(展)委員 これはブレーキになっているかどうかというところでもう一点なんですが、「我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」というところがきちっとあって相対化されているんだという答弁も繰り返しあったんですが、その点については...全文を見る
○保坂(展)委員 この会場における最後の質問になります。  四人の方に、ちょっと時間が制約されているので一言ということになりますけれども、現在、いじめ、自殺の問題、それから単位未履修の問題、学校全体が騒然としております。そして、安倍政権は教育を改革するということで教育再生会議を...全文を見る
○保坂(展)委員 わずかな時間、あと一問だけ高橋さんにお聞きしたいんですが、政府提案の二条で、教育の目標、我々は学校の教育に係ってくるものと当初読んでいたんですが、審議をしていく中で、これは家庭教育や幼児教育や生涯学習、社会教育にも及ぶんだということがわかってきました。とすれば、...全文を見る
○保坂(展)委員 時間が来ましたので。ありがとうございました。
11月10日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第10号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  伊吹大臣、まず冒頭、きょうの新聞に、この委員会で初めてお尋ねした、いじめ自殺がゼロ、これについて見直す、こういう報道がございます。十六件について再調査をするということですが、私の方からは、この文部科学省のリストに必ずしもないかもしれな...全文を見る
○保坂(展)委員 また、予告の手紙という大変心痛い事態になっています。私たちは、もちろん、こういうものに負けないで身の安全を守れというふうに子供たちに言いたい。同時に、追い詰めるな、こういう事態になってとんでもないことですから、周りの子たちが人を死に追い詰めるようなことを平気でや...全文を見る
○保坂(展)委員 深夜、会見されたということはとても適切な判断だったと思います。  そして我々は、追い詰められて自分の命を絶つようなことは絶対ないように、これは声を上げていきたい。そして、みんながやっているから、このくらいで大丈夫だろうといってついやってしまっている子たちには、...全文を見る
○保坂(展)委員 八戸だけが詳しくこういうふうに頼んだということはにわかに信じられないんですが、より調査をしていただきたいと思いますけれども、具体的なことを幾つか聞きたいと思います。  二百人というところで四百人近くの方が八戸には来られたというふうに聞いておりますが、一体何人か...全文を見る
○保坂(展)委員 官房長、またこれはうそをついちゃいかぬと思うんですよ。  私、八戸に友人がいまして、たまたま、タウンミーティングだ、教育基本法にも関心がある、何人かで応募した、だけれども当たらなかったと言っていますよ。当たらなかった、抽せんに漏れたと言っていますよ。  外れ...全文を見る
○保坂(展)委員 官房長官、これは全然違うんです、事実が、私が聞いているところで。  つまり、はがきで申し込んだ方が、例えば五人申し込んだら、今の説明だと、全部どうぞということで会場に行ったという話ですね。そうじゃないんですよ。五人申し込んだら、四人はだめで一人だけオーケーだっ...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、次に内閣府の官房長に伺いますが、とても教育関係者が多かったというんですね。例えば、校長の方、あるいは教頭、管理職の方、事務職員の方、そして八戸市の教育委員会の関係者の方等々、教育界の方が大勢いらっしゃったというふうに聞いています。ですから、私は主婦です...全文を見る
○保坂(展)委員 これだけ、二百人予定のところに二百七十九人関係者を集めちゃったら、一般の国民は入れないじゃないですか。だから、断っているんです、どんどん。その事実をはっきり認めなければ、これは事実に基づいた調査になりませんよ。  断られた人がこれから出てきたらどうします。私、...全文を見る
○保坂(展)委員 今度、谷口室長の方に伺います、お願いをしているので。  これは、結局、教育基本法に、改正賛成だという方の意見が、八戸の会場でも、その後、きのう出たものも多いわけですね。多いというか、それ以外にないですね。どうしてなんですか、これは。  文例をつくるのなら、こ...全文を見る
○保坂(展)委員 官房長官、今回、調査をちゃんとしっかりやれという号令をかけていただいているのは、そこは評価しています。これはもう隠ぺいするというような策はとるべきじゃないという判断も正しいと思います。  ところで、今言ったように、国民の間には、実際にこの教育基本法を改正すべし...全文を見る
○保坂(展)委員 きのういただいたほかの箇所のものを見ると、これは事前御意見というのがあるんですね。これは資料の四の2というところにとじられているんです、事前御意見というのが。和歌山の件ですね。  この事前御意見というものが、それぞれの年齢ごとに二、三十人並んでいて、その次に、...全文を見る
○保坂(展)委員 国民の声を事前に審査して評価をして、そして、この人はまとまりそうだからといって代表で出てもらうというのは、まさに官製のやらせ、タウンミーティングもどきで、これは本物ではありません。  こういう中に、私は、文部科学省が現在進めようとしている、これは教育基本法改正...全文を見る
○保坂(展)委員 それは文部科学省のトップに立つ大臣なんですから。  これは石井先生が理事会で出された後、議論になりました。実は私の方にもありますよ、スタイルが違います、表組みになっています、イメージ図もありますといって、文科省の方は理事会室で聞いているんですよ。ちゃんとした官...全文を見る
○保坂(展)委員 今回、タウンミーティングで、河村大臣であるとか、あるいは小坂前大臣、いろいろおっしゃっていることを読みました、全部。そうしたら、やはり家庭教育が入ったということをすごく大きく文部科学大臣としては国民の皆さんに語っているんですね。だから、大きなポイントでしょう、こ...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、そういうふうにおっしゃいますけれども、これは準憲法の基本法なんで、これは普通の法律と違うからこれだけしっかりやろうとお互い与野党やっているわけで、我々はまだまだ必要だと言っているわけですね。  ですから、基本法というのは理念法で、幾つもにも読める。読める...全文を見る
○保坂(展)委員 私は、国民の信頼を失墜させたタウンミーティングをやり直してからこの法案の決着はつけるべきだということを申し上げて、終わります。
11月10日第165回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きょう、本題に入る前に、一、二問だけ。  今、小泉政権五年五カ月で、タウンミーティングというのは大変大きな舞台だったわけですね。その舞台の中で、教育にかかわるミーティングで、複数の、最初八戸でしたが、きのうさらにあったということで、...全文を見る
○保坂(展)委員 きのうぐらいからわかったのは、タウンミーティング室というのはかなり大勢の方が各省庁から来ていて、この担当に当たったのは、文科省からタウンミーティング室に来られた方が当たっておったということがわかっているわけですが、法務省は内閣府の中のタウンミーティング担当室にど...全文を見る
○保坂(展)委員 では、その辺の出向者はいないということなんですが、当然、これは内閣府の調査にゆだねるということであっていいはずがないわけですね。これを全部政府で調べるのは年内いっぱいかかると言われていますから、そういうことがあったのかどうか。例えば、法務省の職員が司法制度改革タ...全文を見る
○保坂(展)委員 司法制度改革については、ちゃんと事務局があって大車輪で仕事をされていたわけじゃないですか。ですから、そこに協力を得ることがなければタウンミーティングなんかできないわけですよ。そうでしょう。だから、もう解散されていると思いますけれども、そういう位置にいた職員の方に...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣に聞きます。  法務省というのは普通の役所じゃないんですね。文部科学省も、うそをつくなということで、今この問題を議論していますけれども、やはりそういうことはあってはならない、一番毅然としなければいけないところなんですね。ですから、内閣府がおやりになる調査を...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと語尾がよくわからなかったんですが、もう一度確認します。
○保坂(展)委員 聞いてみますということなので、ぜひ聞いていただきたい。  この司法制度改革のタウンミーティングは、司法制度改革を推進する事務局の協力なしには開けない内容ですから、法務省の方がだれもいない、協力しない、これではできませんから、そこはしっかり当時の方にも聞いていた...全文を見る
○保坂(展)委員 では、本題に入ります。  民主党の修正案が出ております。読みまして、なるほど、いろいろ問題点を整理していただいたなというふうに思います。  そこで、提案者の方に伺います。  既に議論もあったようですから簡潔に答えていただいて構わないんですが、まず第一に、二...全文を見る
○保坂(展)委員 大変的確な視点で修正を提案していただいたなと思うわけなんですが、まず一点目に挙げた受託者の注意義務の厳格化について、高齢者や障害者の扶養などでこれからこの信託制度が活用されるだろうというときに、やはり万が一にも間違ったことが起きないように、ここはしっかり厳格化す...全文を見る
○保坂(展)委員 では、先ほどの平岡委員とのやりとりを聞いていても、前回、信託とは何かということを聞かせていただきましたけれども、自分とは、自己とは何か、私とは何かみたいな話も、財産をめぐって、信託という制度がもう一度非常に大きく、この改正によって広く使われるようになることを政府...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと先ほど言い間違えてしまったかもしれないんですが、受託者は、委託者の信頼に基づいて職務を執行して、委託者の利益ではなくて、受益者の利益を追求していく。委任の場合には、受任者は委任者の利益を図っていく。信託では、受託者は受益者をいわば守っていく、その利益を信...全文を見る
○保坂(展)委員 私は、心配のある点は、ただ延長ではなくて、修正案で示していただいたように、厳格化するところはしっかり締めておくということは必要だというふうに感じました。  終わります。
11月14日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私は、官房長官が今回のタウンミーティング問題について、これは徹底的に調査をするんだということで、全百七十四回についてきちっとこれを調べる、うみは出す、こうおっしゃっていることについて、しっかりこれはやってもらいたいと思います。  さ...全文を見る
○保坂(展)委員 平成十三年度からの二社についてお答えいただきましたが、それぞれ幾らで契約しているのか、合算額は幾らなのか、お答えできますか。
○保坂(展)委員 国民との対話ということで約二十億円近いお金が出ていっているということなんですが、ここでこの契約書の中を細かく見ていきますと、例えば、平成十四年度八月からの分においては、この業者に払う一イベント当たりの金額が、内閣府との事前調整額が九十四万九百円、かなり高いんです...全文を見る
○保坂(展)委員 前回、このタウンミーティングに関係者ということで大量に公務員の方を中心に入っていたということが明らかになりましたが、この仕様書を見ると、事前参加申込者という部分があるんですね。これは事前に参加を申し込む。さらに見ていくと、タウンミーティング・サポーターという人た...全文を見る
○保坂(展)委員 このタウンミーティング・サポーターという名前を初めて聞きまして、これは一体何なのかということをきのう聞きましたけれども、サポーターというのは、助けたいということで出てくるということではなくて、内閣府の方からお願いをしている存在ということですね。そういう人たちのリ...全文を見る
○保坂(展)委員 これはこれから聞く八戸の問題と絡んでいます。それで質問通告も、午前中ですか、これについて聞きますよとしています。答えられないはずはないです。(発言する者あり)委員長、答弁探す間とめてくださいよ。
○保坂(展)委員 質問取りのときには、これはキックオフ的な役割で、話の流れをつくる、最近はやっていませんが、当初やっていたんですというふうに答えたんです。それでいいんですか。それを確認します。
○保坂(展)委員 結局、国民の声を聞くというはずのタウンミーティングで、一番最初にはいと声を上げる人が、五千円は、それが高いか安いかは別にして、そういう依頼をされた方だったというのは、これは重大ですよ。  官房長官、これはちゃんと調べてください。政府の調査の中に入れてください。...全文を見る
○保坂(展)委員 あの八戸のタウンミーティングで、いよいよ教育基本法を変えなければいけない、家庭教育が今回位置づいたのは大変すばらしいというような意見が相次いだわけですね、国民の声であるかのごとく。これは、もちろん、仕込まれなくても反対の声は出ているわけですから、賛成の声なんか仕...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、八戸会場にはPTAの方が百十何人来られた。そして、その方たちを含めて二百七十人台の関係者が押し寄せた、かき集めたというか。それ以外に一般の人は百八十何人だった。随分関係者が多い中で、一般の方の中にも、もしかすると、事業所といえば、いわゆる会社ごとに、事業...全文を見る
○保坂(展)委員 前回、あの八戸のタウンミーティングにおきまして、希望したけれども入れないという人がいたのではないかという質問をしましたけれども、これは抽せんで外れた人はいなかったということでしたが、全体、教育改革タウンミーティング、この教育基本法を改正すべきという意見も出た。し...全文を見る
○保坂(展)委員 質問をよく聞いていただきたいんですが、今、八戸のことを聞いたんじゃなくて、教育改革タウンミーティングをやった中で抽せんということは行われなかったんですかと聞いたんですよ。
○保坂(展)委員 これは伊吹大臣に、たびたび、国会は国権の最高機関であって、ここでの審議がすべてなんだ、間接民主主義の補完としてこのタウンミーティングというのはあると。そのとおりだと私も思います。タウンミーティングというのは、透明性があり、国民だれもが参加できて、そして自由に意見...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、率直に答えていただいたと思いますが、これは野党筆頭からも、理事会におきまして、この間、五月以降、委員会の審議がある、今読み上げた部分はほんの一つの答弁でありまして、与野党質問者に対して、このように国民の意見を幅広く受けとめてきて今日あるという答弁が残ってい...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、一会場一千万以上かかっているんですね、二十億というと。かなりの大きなお金をかけて行われているミーティングです。大臣がおっしゃるように、国権の最高機関であるこの国会で、日本国憲法のもとに我々は審議をしているわけです。  率直に言って、私も、文科省の言うこ...全文を見る
○保坂(展)委員 それは、野党の共産党がこの文書を出したからわかったわけであって、調査をするということになったわけですね。これはおかしい、教育基本法を改正するというのがまさに国民の声としてあまねくあるというふうにおっしゃっているわけですから。各会場でいろいろ出ています。しかし、出...全文を見る
○保坂(展)委員 では初中局長、お聞きをしますけれども、この九月二十日に教育基本法改正推進本部幹事会が行われていて、こちらのイメージ図ですね、十一月末には成立と書いてあって、私がその十条についてこだわっているのは、小坂大臣が法改正を考えないというふうにこの委員会で言っているにもか...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、初中局長と田中生涯学習政策局長、お二人に聞きますよ。九月二十日にこの資料は出たんですか、出ないんですか。はっきりしてください。
○保坂(展)委員 これは文科大臣、国権の最高機関でこの基本法の審議をして、家庭教育の十条について法改正をするのかどうなのかという大事な点について、それは文科省の中だけの資料で、出す予定のものじゃありませんなんというこういう答弁、私は許せないと思いますよ。  もう一度、では初中局...全文を見る
○保坂(展)委員 では、文科省では初中局というのはこういった内部作業から除外されているんですかね。今、そうかもしれませんと言ったんですよ、田中局長は。そうかもしれませんというのは、これは可能性があるということですね。内部で流通するものだけれども、可能性はあるということですね。
○保坂(展)委員 国権の最高機関の国会、伊吹大臣、これは率直にどうですか。つくったかもしれない、つくったとはっきり言い切らない。言い切らないですけれども、大臣として……(発言する者あり)委員長、いいですか。ちょっと静粛にさせてください。
○保坂(展)委員 もう一回ゆっくり言い直します。  これは法案の審議の内容と絡んで私は聞いているので、大臣は一般論としてお答えになりましたけれども、私はこの問題を出しました、前回。ですから、その後、こういう資料はあったのかどうなのか、あったのなら大臣のところに持ってこなきゃだめ...全文を見る
○保坂(展)委員 そうじゃなくて、基本法の審議だから、これは小坂大臣の答弁を今出しましたけれども、実は、私もこの臨時会になってから官房長官にも聞きました、大臣にも聞きました。だから、二条の教育の目標というのがどこまでかかっているのか、社会教育にも家庭教育にも一応かかっているじゃな...全文を見る
○保坂(展)委員 文科大臣、これはもう大臣が一言田中局長に、これは文科省が内部でつくったのかと聞けば、局長はそれはイエス、ノーを言うでしょう。これはしっかり確かめてもらえないですか。
○保坂(展)委員 これを隠ぺいと言うんですよ。だって、基本法の審議で、家庭教育や地域と家庭との連携について社会教育法を改正するということを事務方が検討しているかもしれないと言っているじゃないですか。田中局長は言っているじゃないですか、そういうものをつくったかもしれないと言っている...全文を見る
○保坂(展)委員 基本法で、フラットな、余りでこぼこのない、当たりさわりのないことを言って、実は各分野においては全部お役人にお任せというのは絶対困るんですね。  こういう検討作業があったかもしれないというふうに言っているので、ここは十分ただしていただきたいし、それが明確にならな...全文を見る
○保坂(展)委員 田中局長がこういうものをつくったかもしれないと言ったことは、これは議事録に残るので、ここはしっかり議論していきたいと思います。
○保坂(展)委員 時間が来ているので事実だけ言いますけれども、これは、改正後の関連法の改正の見通しについて小坂大臣が、これに基づいて、この十条について新たな法律を規定する、そういうつもりはないわけでございますと言っているので、ここはたださなきゃいけない。  私の質問時間は終わり...全文を見る
○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  社民党は、教育基本法を政府提案のように変えることには強く反対をしています。まして、ここ数日、報道を聞くたびに胸が痛むんですが、いじめ自殺の予告がありました。そして、子供たちが現に亡くなっています。そして、子供たちを指導する教員をバック...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは次に、高橋さんに伺いますが、PTA連合会の会長というお立場でいらっしゃるんですけれども、きょうはPTA連合会全体の立場としての御発言なのか、あるいは個人としてのお話なのかという点をまず触れていただいて、そして、家庭教育がとても大事だという話をされました。...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、清原さんに伺います。  校長先生として述べられたこと、多く、大変深く共感をしてお聞きしました。  今回の基本法改正なんですけれども、東京大学の基礎学力研究センター、こちらの調べで、全国の公立の小中学校の校長先生の六六%がこの基本法改正には反対であるとい...全文を見る
○保坂(展)委員 私も現場の学校の自律性を大事にするべきだという意見で、イギリスでナンバーワンになった学校が、皮肉なことに、国の言っていることをほとんど無視したということで、自由にやった結果、第一位になったということが報告をされています。  次に、井手口さんに伺います。  第...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。終わります。
11月15日第165回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私も、いじめの問題について伊吹大臣に少し。  大変な事態が続いていると思います。何年かに一回、子供たちのいじめを苦にした自殺が続いたことがかつてあったんですね。これは七〇年代にもありましたし、八〇年代にも九〇年代にもあったんですけれ...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、私、政治家としても一番力を入れてやりたいことでありますし、また党としても、いじめを受けている子供たち、そして親、あるいは自分の子供がいじめてしまっている親の悩み、こういったことも幅広く受けて、ぜひ大臣のところへ届けたいというふうに思います。  きょうは...全文を見る
○保坂(展)委員 全政府的に調査を行われるということですから、しっかりやっていただきたいと思いますし、今回、内閣府の方からは、かなり混乱しながらも、繁忙の中でも資料は出していただいています。その資料に基づいて、税金がどう使われたのかということについて我々は国会で議論することができ...全文を見る
○保坂(展)委員 見積書があるのなら、恐らく請求書があって領収書があるんでしょうね。見積書をもって領収書にかえるなんということはないでしょうね。それも出していただきたいと思います。  この教育改革フォーラム自身も、かなり教育基本法の問題も含めていろいろ議論されている場だったと思...全文を見る
○保坂(展)委員 タウンミーティングでは、やはり大体三百人とか四百人規模で一千万かけているわけですね、内閣府の方では。文科省はそれほどかけていないにしても、私が聞いているのは、例えば三カ所同時に衛星回線でつないで九百人が参加したみたいな、そういう大がかりなことをやっていらっしゃい...全文を見る
○保坂(展)委員 これは委員長にもお願いします。ちょっと答弁が私は解せないんですね。サテライトで三会場結んで同時にフォーラムをやる、これはなかなか大変なことですよ。実際に基礎的な知識がなければ、それは生放送と同じですから、そして、ある程度集客して闊達に意見が出るように、それは事前...全文を見る
○保坂(展)委員 これは何か時間の無駄遣いじゃないですか。私は、資料請求に過去五年分と書いてあるんですよ、別に。だから、大変だったら一年分でもいいですよと確かに言いましたけれども、その業者、外注したかどうかぐらい答えていいじゃないですか。どこの業者に外注したんですか。企画制作につ...全文を見る
○保坂(展)委員 現段階ないといったって、これはそんなに軽いものだったのですか、教育改革フォーラム。文科省を挙げてやっているんじゃないのか。それを代理店に頼んだかどうかもわからないんですか。これは事前に資料請求しているんですよ。今は細かい端数の金額を出せなんて言っていないですよ。...全文を見る
○保坂(展)委員 では、初中局長と生涯学習局長、それぞれ、御存じだったら答えてください。企画制作を普通頼みますよ、これは、衛星中継で結ぶのなら。
○保坂(展)委員 では、ぜひこれは大臣、出すように指示していただけませんか。これは大事だと思いますので。
○保坂(展)委員 委員会にも出していただくことを委員長にお願いいたします。  終わります。
11月15日第165回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  ただいま伊藤委員の児童虐待、親権の一時停止、私たちも超党派で児童虐待防止法に取り組んでおりますので、ぜひ法務省の方もしっかり取り組んでいただきたいと思います。  きょうは一般ですので、前回聞きましたタウンミーティングの問題を取り上げ...全文を見る
○保坂(展)委員 タウンミーティング室長も今、ここ連日、なかなか寝不足の状態だと思いますので大変なことなんですが、やはり国民との直接対話という、小泉内閣が支持を得てきた根拠というんですかね、直接やるんだ、情報透明化でやるんだということなんで、大事な問題だと思います。  では、法...全文を見る
○保坂(展)委員 これはちょっとあり得ないと思うんですよね。司法制度改革というのはほかのタウンミーティングよりも難しいテーマで、これは、国民が意見を出すといってもなかなか大変なテーマなんですね。これに対して、やはり各地で法務省の職員も応援してあげなければいけない、そういう性格のも...全文を見る
○保坂(展)委員 これはやはり、法務省の職員の方が、実は教育の世界で起こっているのは、教育改革タウンミーティングで起こっているのは、学校の先生やあるいは教育委員会の人たちが大量にいたというんですね、百人とかそのぐらいの規模で。法務省の職員はそんなにたくさん入らないと思いますけれど...全文を見る
○保坂(展)委員 委員長、司法制度改革は、法務委員会というのが一番根幹の委員会だと私は思っていますから。  司法制度改革で、一回幾ら使われたのかというのはちゃんと出ているわけですよ、教育改革については。このぐらいの薄さですよ。これをつくるのに徹夜するとは思えない。パソコンでプリ...全文を見る
○保坂(展)委員 鋭意対応していくと何がわかるかというと、この中に、項目を見ると、有識者に対する謝礼というのがあるんですよ。これは三万円ですね。それから、登壇依頼者という項目があって、これは二万円なんですね。その他の協力者というのがあって、これは五千円なんです。その他の協力者とい...全文を見る
○保坂(展)委員 早急にこれは、鋭意というのは、ずうっと鋭意努力するのじゃなくて、できればきょうじゅうにでも出していただきたい。  その出していただくものの中でわかるんですが、あと、結局、業者さんとの、一回当たりのタウンミーティングを大体幾らでやるかという契約があるんですね。こ...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、司法参加に対する信頼が失墜しかねない内容を含んでいるのかもしれないんですよ。  教育改革タウンミーティングの、内閣府が出してきた文書にはいろいろなことが書いてあって、内閣府のターゲットは若者、女性、学生だと書いてあるんですね。通常は四十代の男性が中心だ...全文を見る
○保坂(展)委員 確かに、女性、若者、学生も必要ですよ、政治への参加も社会問題の参加も。だけれども、国民全体に対して公平に呼びかけるものについては、ここを優先みたいなことをしちゃいかぬのですよ。  もう一回聞きますけれども、例えば教育改革の大分会場では抽せんをやっているでしょう...全文を見る
○保坂(展)委員 実際上は、教育基本法について何か問題があると言った人たちが大量に入れないというか、はがきが来ないという事態が大分でもあったというふうに聞いています。  この問題については、前回、法務省の方で多分、いわゆる発言依頼ですね、これは一番根幹ですよ、今回の。つまり、司...全文を見る
○保坂(展)委員 これはなぜ聞くかというと、発言依頼者に対して教育の場合はどうしたかというと、例えば文科省が頼んだ人は、文科省の職員が、その発言依頼者が来たら、どうぞようこそと、受付も別なんですね。そして、席は決めないけれども、どこに座ったのかを確認するんですよ。そして、進行側は...全文を見る
○保坂(展)委員 それじゃだめです。  これは、法務大臣はどうお感じになりますか。発言依頼なんということはあっちゃいけないことですね、司法制度改革で。あっちゃいけないことがあった場合には、すぐさま、これは官房長官は今全部うみを出せと言っているわけですから、法務省だけが例外じゃな...全文を見る
○保坂(展)委員 これはちょっと委員長、事は重大ですから、今言ってきている資料について、しっかり委員長として、実際の審議を進めていくためにも、そしてあと三年かけて司法制度改革というすごいことをやるんですよ、特に裁判員の導入。これがうまくいくかどうかというのはほとんど、今いろいろな...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、小泉内閣が圧倒的な支持のもとに誕生したんですよね。それで、私たちの周りにも、ずっと野党を支持していた人の中にも、小泉さんに期待したいと。何がその人気のもとだったかというと、国民に近い、国民と対話する、国民にあまねくオープンにして、そしてタウンミーティング...全文を見る
○保坂(展)委員 倍開いたというんだけれども、ふだんは二億、今回は九億。これは倍じゃないんですね。倍開いて四億ということじゃないんですね。四倍以上。それが随契だということで、これは、室長、この資料もちゃんと出してもらえますね。どういう内容で、どういう契約をしたのか。いかがですか。
○保坂(展)委員 法務大臣に感想を伺いたいんですが、つまり、国民と直接対話する、国民が司法に親しんでもらう、まさに……(発言する者あり)そうですね、そういえば官房副長官。今こういう問題が起きてきているということをどう思いますか。そういえば、官邸でお会いしましたね。  そういうこ...全文を見る
○保坂(展)委員 ですから、裁判員制度というのが始まって、これは指名がどういうときにされるかわからないわけですよね。それについてはあまねく国民が知っていなければいけないということについて、こういうどんぶり勘定のことをやっていちゃだめだということですよ、このタウンミーティングみたい...全文を見る
○保坂(展)委員 公務として観客席に客のふりをしていたということはまさかないと思いますけれども、その辺も含めて調べていただきたいと思います。  終わります。
11月16日第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、森先生に伺いたいんですけれども、学校の先生の中に大変まじめな方が多く、また責任感も強いということは言わずもがなだと思いますが、とりわけ校長先生にはそういった責任感がひときわ強い方がなられているかと思います。  そこで、どうした...全文を見る
○保坂(展)委員 ありがとうございました。  次に、本田さんと内田さん、お二人に聞きたいんです。  私、おととし佐世保で起きた事件の取材を当時しまして、あの大久保小学校という学校にも行きましたし、校長先生とも話しました。教育委員会の関係者や親ともいろいろ話をして、事件の構図を...全文を見る
○保坂(展)委員 子供たちのスポーツ、部活ですね。部活といっても、学校の先生が顧問でやっている部活と、今お示ししたような社会体育というのは、これは父母のボランティア活動というか自発的な活動で、指導者の方もまた仕事を持っていらっしゃる。実は、福岡の子供の自殺事件で今非難を受けている...全文を見る
○保坂(展)委員 イギリスのチャイルドラインには、たしか〇八八〇—一一一一という、日本でいえばフリーダイヤルのところに一が四つ並ぶという、だれでもすぐ覚えるという番号で、しかも、公衆電話の子供の目線のところにはその番号のプレートが張ってあるというのが十年前。ロンドンで買い物をすれ...全文を見る
○保坂(展)委員 貴重な意見をありがとうございました。これで終わります。
12月01日第165回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  十一月の二十四日になるんですが、朝日新聞に小さな記事が載りました。「海賊版の音楽や映像 ネットでの入手禁止」、これは政府の知財本部が、最近「YouTube」などで音楽や映像を違法にコピーした海賊版をインターネットからダウンロードするこ...全文を見る
○保坂(展)委員 法務省刑事局に来ていただきましたが、時間の関係で簡潔にお願いをしたいんです。  来ていただいたのは、前通常国会で審議をして激論になった共謀罪の対象範囲の具体例として、たしか著作権法違反事件なども例示をされていたように思うんですが、政府提案の共謀罪だと、どういう...全文を見る
○保坂(展)委員 今の説明でわかったように、金銭的対価を目的として、海賊版CDでしたけれども、時代が変わってきて、ファイル交換ということで何らかの対価を得ていたようなグループなども対象になるのではないかという心配もございます。  時間がないので、もう一点。  国会テレビ、きょ...全文を見る
○保坂(展)委員 四十条の二項を適用できるのは放送や有線放送であって、いわゆるインターネット中継はだめだというのが文化庁の見解ではないのですか。
○保坂(展)委員 さらに、ではインターネット中継も放送ということでよろしいのかどうかという疑問が残るんですが。  もう一つ、ビデオライブラリを、私どもも自分の質問も含めて、他党の方はどんなことを聞いたのか、大変便利に重用させていただいていますが、ビデオライブラリについてはどうな...全文を見る
○保坂(展)委員 これは国会事務局ないし議運の判断と文化庁の判断とどうも違うようなんですね。実際には、参考人質疑で、ではビデオライブラリに入りますがよろしゅうございますねと委員長が確認してやっているわけじゃないわけであります。  今改正案でこの四十条の二項が変わります。この中で...全文を見る
○保坂(展)委員 ですから、国会がすべからく、昔は委員会の議事録すら非公開だったわけですよね。それが、時代が変わって、インターネットでもリアルタイムで見られる。見逃してしまっても、仕事が終わってからどういう議論だったのかなと見られる。大変な進歩で、これはもう本当に大事な国会、それ...全文を見る
○保坂(展)委員 我々立法府の中の議論の話でございますが、民間の話よりも国会の中の話、これは一番最初にクリアしなきゃいけないですよね。大臣、この点、いかがでしょうか。
○保坂(展)委員 大臣に最初の点について伺いたいんですが、今回の著作権法改正の後に続くと考えられる、今現状審議中の、確かに海賊コピーとかはんらんしています。これによる侵害も大変な侵害でしょう。  ただ、他方において、インターネットというのはこれだけ普及して、我が国の経済社会、あ...全文を見る
○保坂(展)委員 インターネットというのは、何人かでやるというよりは大体一人でやることが多くて、自分の部屋であるとか会社であるとかいうところで行われるんですが、個人の行為というのはなかなか全容把握は不可能なんですが、ネットへの接続というのは事後検証が非常に容易であるということが特...全文を見る
○保坂(展)委員 社会民主党の保坂展人です。  今回の著作権法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  我が党は、著作権の保護に関して、その侵害に対して厳しくこれを守るという立場で、ほぼ著作権法の改正については賛同してまいりましたが、先ほど質疑の中で述べたよう...全文を見る
12月07日第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  厚生労働省にまず数字について伺いたいんですが、児童虐待防止法が施行されて以降、先ほど報告にあったように、通報件数が急上昇しているということなんですが、子供自身からの通報、これは、通報件数自体がぐっとふえていますから子供からの通報もどう...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと順番を変えたのがよくなかったのか、それは次に聞こうと思ったことへの答弁だったんですね。困りました。  要するに、児童相談所に子供自身が相談に余り来ないということが今の答弁で明らかになったんですが、もう一回聞きます。児童虐待の子供自身からの通報が全体件数...全文を見る
○保坂(展)委員 子供のことは子供に聞けという言葉もありまして、子供自身の相談が少ないというのがちょっと私、気になるわけです。兄弟がいれば、友達の妹の様子がおかしいとか、そういう子供自身のネットワークもとてもあるわけです。  ちょっと文科省に伺いますけれども、学校に子供向けの児...全文を見る
○保坂(展)委員 「あなたの「もしや?」が子どもを救う。」というのは、これは子供向けではないんですよね、私も見ましたけれども。前には、厚生労働省は子供向けのポスターをつくったこともあるんです、虐待に関して。  今厚労省がお答えになったように、一%ですよね、子供自身からの通報が。...全文を見る
○保坂(展)委員 密接に連携するためには、やはり部屋ぐらいつくって、それぞれの局に上がってくる情報と厚労省との関係の結合点をつくるべきなんじゃないかということを指摘しておきたいと思います。  警察庁に伺いますけれども、この秋のいじめ自殺ゼロという文科省の統計で、このゼロというの...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、警察庁で発表している遺書があるものについての、子供が学校問題でみずから亡くなるという悲劇を、当然、文科省も見て、これからの統計の仕方をもう一回つくり直しをしているというふうに聞いていますので、お願いをしたいと強く指摘をしておきたいと思います。  先ほど...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと谷本政務官にも、平沢副大臣にも聞きますけれども、今、この額ですよね。二十万とかこういう額で、到底、下宿も借りられないわけですし、施設の中で育って、今、六割以上の方が虐待で長期にわたって施設にいるんで、これは抜本的に後押しが必要じゃないかと思うんですが、政...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一つ、虐待といじめ対策で補正予算に抜本的に、今大変だということはもう国民的な認識なわけで、補正予算の中で、例えば子供の声を受けとめていく。先ほどドイツの例にもありましたよね、民間のヘルプラインからと。こういうようなことで何か支援をするようなことを厚労省あるい...全文を見る
○保坂(展)委員 ということは、民間の電話相談機関への補正で緊急にというのは残念ながらないということだそうですが、厚労省の方でも特にありませんか。
○保坂(展)委員 済みません、先ほどの数字はわかりましたでしょうか。もしわかっていたら、概算要求で大学進学への支援というのが少し手厚くなったのか、ほんの微々たるものなのかだけはちょっと答えていただきたいと思うんですが、わからないですか。
○保坂(展)委員 では、終わります。ありがとうございました。
12月13日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第13号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  官房長官に伺いたいんですが、この委員会は、いじめ、未履修、そしてタウンミーティングの集中審議であります。この委員会で、大量動員の問題、それから謝金の問題、これが、きょう官邸で間もなく発表されようとしている最終調査報告書にどういうふうに...全文を見る
○保坂(展)委員 私もいろいろな書類を日常的に見ていますが、きょう、あと数分後にいただいて、それをさわって、これはいいとか悪いとかできません。大変大部のものと聞いています。これはやはり国会を、まず国会に報告する、審議に資するという意味では、大変この内閣の対応に対して不満を持ってい...全文を見る
○保坂(展)委員 官房長、いつ、この請求書は内閣府の会計責任者のもとに届いたんですか。いつ届いたの、日付がないのでわからないんです。
○保坂(展)委員 今度は、表裏の資料になっておりますので、裏面のこういった資料。  これは私、全体で九億円台の資料を見て、一ページ目に書いてある資料なんですね。事務局人件費で、十万円で二十日で二百万、総計すると二千八百万ですね。たった一枚。  下の方は、これは後期分です。これ...全文を見る
○保坂(展)委員 では次の、その隣の資料にまた、これは私のいただいた、こちらの十三年度分の資料の中に入っていた一枚を抜き出しました。タウンミーティングのメール及び手書き集計費用九百九十六万円。メール、手書きというのは何なんだろうなというのはおいておきまして、請求書、またこれも日付...全文を見る
○保坂(展)委員 官から民へで始まった小泉内閣ですけれども、民間で、これ一枚で四千五百万円出す、こういう取引がありますか、こんなもので。根拠は何もない。そして、では内閣府の会計担当は、こういうものが来たら、一体何だったんですかと言わなきゃいけないでしょう。  この契約書というの...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほど言ったように、本当に速読術というのはありませんよ、こんなの。これは三十秒で見られません。こういうものを見てちゃんとやりとりをするのが、やはり改革を掲げる内閣の姿なんですよ。  官房長官に伺いますけれども、今、私は電通との契約書を示しました。契約書の中にあ...全文を見る
○保坂(展)委員 では、わかる方はいないんですか。どこかいないんですか、ここに。
○保坂(展)委員 それもまたむちゃくちゃな話じゃないですか。  もう一点、では、伊吹文科大臣に聞きますけれども、この委員会で大量動員のことも聞きました、大量に動員する。大分は、関係者については八人だという資料が来ていたんですが、大分県議会で、県の関係者は五十二人も入っていたとい...全文を見る
○保坂(展)委員 動員をしたということで出張旅費も出ているんですよ、一般参加者の中に。  問題点は多々ありますので、ちょっと、法務大臣にも来ていただいていますので、お聞きします。  司法制度改革の中で、裁判員制度という大事なのが始まるんですね、二年半後。国民がすべからくこれを...全文を見る
○保坂(展)委員 法務大臣、ちょっとこれ、一枚ぐらいは見られましたか、今。百七十四回中十五回の発言依頼。教育で五カ所でしたね。司法制度改革、随分あるじゃないですか。七回中六回ですか。これははっきり答弁してください。
○保坂(展)委員 総理に伺います。  教育だけではなくて司法制度という大変重要なテーマにおいても七回中六回の依頼発言があったと、きょうの報告でわかったわけです。まして、先ほど来出しているように、日付も入っていない請求書たった一枚で四千五百万円。ほとんど国民の実感からかけ離れたミ...全文を見る
○保坂(展)委員 ゼロからスタートをすると言われました。  官房長官に最後に聞きますが、私がずっと気にしているのは、いわゆる入札の際の落札率の話なんですよ。総理も今の答弁でおっしゃったように、これは一回二千万や一千万かけてやるようなことはもう考えないでしょう、ここまで出てきたら...全文を見る
○保坂(展)委員 落札率を出せるんですね。これを答えてください。出せないのであれば、また一千万、二千万湯水のように使う、こういうことでやるんですか。
○保坂(展)委員 これでは、落札率を出せるんですかという答弁がないんですよ。出せないのか出せるのか言ってくださいよ。それで終わりますよ。
○保坂(展)委員 落札率は出せないということで、根本的な見直しはしないということがわかったと思います。これでは、とても集中審議にはならない。今ここにもらいましたけれども、しっかり、こういう審議については誠意を持って内閣はやってもらいたいと思います。  終わります。
12月15日第165回国会 衆議院 本会議 第23号
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○保坂展人君 私は、社民党・市民連合を代表して、安倍内閣不信任決議案に賛成の立場で討論を行います。(拍手)  美しい国創り内閣を掲げて二カ月有余、この臨時国会における安倍内閣の姿に教育を語る資格はないと申し上げなければなりません。  教育基本法特別委員会で始まった議論は、文科...全文を見る
○保坂展人君(続) 世界に核廃絶を訴えることが内閣の姿勢ではありませんか。  安倍内閣は、社会保障、雇用政策で信頼回復に背を向け、国民の中からの要望のない五十年前の自民党の悲願実現に執着しています。十一人の復党組の皆さんに安倍総理はお帰りなさいと迎えたそうですが、再チャレンジが...全文を見る