保坂展人

ほさかのぶと



当選回数回

保坂展人の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  今、つなぎ法案というふうに言われていますけれども、議論の入り口というより、玄関の手前で強引、力ずくというのはやめていただきたい。同じつなぐのなら、年金記録をつなぐということに総力を挙げていただきたいということで、年金の話をします。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 最初に、重要かどうかということぐらいは、答弁書を見なくても、これは総理、内閣を挙げてやると言っているわけですから答えてほしいですよ。  舛添大臣に続けてお聞きをしていきます。  我々、質問主意書を出したり、いろいろヒアリングをして、ついに十二月に、民間の倉庫...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、野党で六月にこの倉庫まで行ったんですね。ところが、当時の社保庁長官、村瀬さんですかの指示で、野党だけではだめだ、この倉庫は見せられないといって追い返されたという非常に不愉快な経験をしました。しかし、この中を見て、今大臣も言われたように、番号が欠けている、...全文を見る
○保坂(展)委員 今補正予算ですが、これから予算審議も本格的に始まっていく。福田総理、聞いてくださいよ。これは重大なんですよ、本当に。あったはずの台帳が未整理なために引き出せなかったとすれば、その人の記録はつながらないんですよ。まさにつなげないんですよ。年金をもらえるはずなのにも...全文を見る
○保坂(展)委員 福田総理、今厚生労働大臣が答えたのは、国民に対する、国会に対する公約と受けとめていいですか。約束ですか。これをしっかり言ってくださいよ。これは厚生労働大臣がただ言っただけで、福田内閣としては知らないよと言われたら困るんですよ。総理、言ってください。
○保坂(展)委員 最初に聞いた、総理、こちらの方、千三百六十五万件についても、これは厚生労働大臣が言ったように、ちゃんとやりますということで受けとめました。  社保庁長官に伺いたいんですけれども、こちらの千四百三十万件の方は紙台帳を捨てたというふうに言っているんですね。そうでし...全文を見る
○保坂(展)委員 舛添大臣、もう長官の言うとおりにやっていたらだめですから、これ。  十一年に廃棄したということは社保庁から聞いているんです。きのうも確かめているんですよ。つまり、十一年なんです、つい最近なんです、廃棄したのは。マイクロフィルムに撮った台帳、最近なんですよ。その...全文を見る
○保坂(展)委員 舛添大臣、続けてなんですが、この旧台帳と言われる今七十歳以上の人たちの記録は、一応、念のためとっておくという位置づけだったかもしれないんです、当初は。ただ、五千万件の問題が出てきた。  そして、この旧台帳の人たちのオンラインのデータは、ここが重要なんですね、事...全文を見る
○保坂(展)委員 一問だけ。  舛添大臣、この倉庫は問題ないから任せておいてくださいと言って今まで我々を追い払ってきたんですよ、社保庁は。だから、今の長官の言葉をそのまま信じないで、ちゃんとあなたのリーダーシップで調べてくださいよ。それだけ、しっかり答えて。
○保坂(展)委員 終わります。
02月06日第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第6号
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○保坂(展)委員 労働保険審査会委員及び運輸審議会委員の同意人事につきましては社民党として同意いたしますが、これまでの判断と着眼点について意見を申し上げます。  労働保険審査会は、労災保険及び雇用保険の給付処分に関して、第二審として行政不服審査を行う国の機関です。しかし、現在、...全文を見る
02月12日第169回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  福田総理に、冒頭、一昨日沖縄で起きた痛ましい事件について、この予算委員会でも午前中から答弁されておりますけれども、先ほど、私は東門美津子沖縄市長とお話をしてまいりました。  市長が言うには、一月の七日にもタクシー強盗致傷事件が起きた...全文を見る
○保坂(展)委員 福田総理、綱紀粛正あるいは再発防止ということを繰り返してきました。沖縄県民の皆さんに、今回は、今までの繰り返しを米軍も言っていてはだめだ、それこそ安心して町に出られるように、しっかり具体的、実効性のある措置をとれと、強く日本政府として迫ってくださいよ。
○保坂(展)委員 それでは、道路問題に行きたいと思います。  私は、二月一日に、社民党調査団の一人として、西九州自動車道の建設中の佐世保道路の建設の現場を見てきました。これは既に参議院予算委員会で冬柴大臣と我が党の福島党首とのやりとりもございますが、改めて驚いて帰ってまいりまし...全文を見る
○保坂(展)委員 国民の理解が得られますかという質問でしたが、それに対する明確な答弁がないんですね。  石破大臣に伺いたいんですが、こちらの住宅なんですけれども、昨年の八月にオープンしたようです。アメリカ海軍のホームページを見ますと、これは十八年前に日米合同の事業としてスタート...全文を見る
○保坂(展)委員 石破大臣に伺いますが、これが超豪華住宅というふうに言われながら、見たところ、これはツーバイフォーか何かでつくられたのかななんというふうに見えたのですが、実は鉄筋コンクリート二階建てということらしいんですね。この独立した住宅が六千五百万円。高いですね。  ちょっ...全文を見る
○保坂(展)委員 ちゃんと議論がかみ合っていないんですね。  要するに、福島党首とのやりとりで、これをつくっている総費用の中には土地代も入っているんでしょうとおっしゃっているんですが、実は入っていないんですよと。なぜならば、これは日米地位協定に基づく国有地を日本側が提供している...全文を見る
○保坂(展)委員 地位協定によってこれは再利用で提供されているんだということはもう間違いないわけですから、それは石破大臣、きちっと認識をしておいてもらわなきゃ困ると思います。  では、次に、いろいろ米軍住宅の問題を入り口にして考えてみると、これは冬柴大臣に伺いたいんですが、この...全文を見る
○保坂(展)委員 つまり、今工事中の道路の八割は暫定二車線という形でつくられている。これはコストを検証しなければいけないと思いますよ。  つまり、暫定二車線で、最後に四車線に広がって、全部そうだということでは必ずしもないんですね。十年たっても拡幅されないところがある。大体、今、...全文を見る
○保坂(展)委員 冬柴大臣、国交省からいただいた資料では、十年以上拡幅していない道路もある。中には二十年を超えているものも、わずかですが、ある。  今八割やっているわけですね、暫定二車線で。これ、精査する必要ないですか。ここは完成二車線でつくろうよといったって、道路はできるわけ...全文を見る
○保坂(展)委員 福田総理、今、冬柴大臣は、暫定二車線で今八割やっているんです、工事を八割。それは四車線にするところもあるでしょう。文字どおり、二車線でやっておいて四車線にするというのはあると思いますよ。しかし中には、これはもう最初から完成二車線でいいのかなというところだってある...全文を見る
○保坂(展)委員 総理は、やらなければならないと。ぜひ冬柴大臣も、暫定二車線、絶対必要だと頑張らないで、ここは本当に必要なのかどうか検証をするというふうにしていただきたいと思います。  ちょっと待ってください。次の質問も関係あるんですよ。  実は、東京新聞、土曜日ですが、こち...全文を見る
○保坂(展)委員 サービスエリアにETCだけつけるというのは簡単な工事だなと思いますけれども、それでも八億以上かかっているんですね。見ると二十億とかですね。ましてや、インターチェンジで、人がいる、要するにお金で払えるところがあるかないかで、それがない、ETCのみだというぐらいで百...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、冬柴大臣、へそくりですか、五十九兆。別途またつくるんですよ、インターチェンジを。おかしいじゃないですか。
○保坂(展)委員 福田総理、これは余りスマートじゃない話なんです。三億、五億でできるという話、それはいいかなと思っていたら、いつの間にか、この五十九兆の整備以外にも、道路特定財源から五千億引っ張り出して、スマートインターチェンジという名前で、実は百二十億から百五十億という大変な金...全文を見る
○保坂(展)委員 気をつけるのなら、ちゃんと全部情報開示してくださいね、冬柴大臣。  舛添厚生労働大臣、お待たせしておりますけれども、前回の補正の審議のときに、私は旧台帳の問題についてお聞きをしましたね。きょうは時間が余りなくなってしまったので一点だけなんですが、平成十八年から...全文を見る
○保坂(展)委員 舛添大臣、では、五〇%を超えてないわけですね。見つからない。五〇パーも超えてしまった。  舛添大臣、もう一問よろしいですか。まず、何がどうなっているのか全く情報公開しないんですよ、社会保険庁は。我々は、もう一回行って、見て、どういうふうに混乱をしているのか、事...全文を見る
○保坂(展)委員 情報開示が全くないので、並べかえが新たな問題を起こしてしまうんじゃないかということを非常に不安に思っています。ぜひしっかり情報開示をしていただきたいということを求めて、終わります。
02月14日第169回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、まず道路の問題をやっていきたいと思います。  冬柴大臣、昭和二十五年に、当時の建設省が「ユートピア・ソング」というのをつくったようなんですね。これは質問じゃありません。歌詞が、   風がそよぐよ ドライブウエイ   軽...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、では、もうちょっと聞きますね、事務的に。  これ、近畿だけなんですね、インターネットでとったのは。近畿だけでも、ごく一握りの期間に二十二カ所ですよ。近畿、中部ですか、それから北海道あるいは沖縄でも、これはやっているわけですね。  では、道路局長に聞きま...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、冬柴大臣、このミュージカルだけで五億円以上支出しているんですね。これは全額国交省が払っているんですね。入場無料、ポスター張って、どうぞおいでくださいといって。これは、位置づけは、どうも国交省の事務方の話を聞くと、未知普請という国民的なムーブメントだと...全文を見る
○保坂(展)委員 冬柴大臣、道路は道路でミュージカルがあるんですよ。河川は河川で河川局版のミュージカルがあるんですね。例えば、トンネル通せとか、ダムつくろうとかいうのがあるんですよ。  我々、八ツ場ダム、こんなに長引いていて、これはとめるべきだと思っていますが、しかし、そういう...全文を見る
○保坂(展)委員 それで、ミュージカルだけが道路特会を使った道路事業宣伝ではないわけであって、どういうものがありますかといったら、皆さんのところに資料でお配りした、例えば、みちフェスタ横浜というものがございました。これは、エム・シー・アンド・ピーという会社と随意契約で八百四十万で...全文を見る
○保坂(展)委員 道路局長、細かいことですから、今審議中の予算、来年度の予算には、それぞれの事業の中で事業宣伝費として支出が予定されているものは把握できるんですか。全くわからないの。各整備局に一々電話して聞かないと集計できない。どっちですか。     〔委員長退席、遠藤(利)委...全文を見る
○保坂(展)委員 冬柴大臣、関東地方整備局だけで、二年九カ月で、新聞広告だけで十四億使っているんですよ。そういうことも情報公開をかけた人がたまたま報告しているからわかるんであって、実に不透明ですよ。これはしっかり出していただきたい。予算審議中にお願いします。よろしいですか。
○保坂(展)委員 これは、この前の答弁の方がよかったんですね、出しますということで。今は、今度のものからやりますということであって、今までにどう使ってきたのかわからないというのが実態ですから。そういう段階で、この道路特会の実情、わからないわけですから、それはしっかり出していただき...全文を見る
○保坂(展)委員 はい。  次に、舛添大臣、よろしいですか、雇用促進住宅について聞きたいと思います。  ワーキングプア、格差の問題というのは大変な社会問題であって、我々、何とかしなければいけないというのは多分、舛添大臣も同じだと思いますね。仕事がなくて貧困に陥っていくというの...全文を見る
○保坂(展)委員 私は、ホームレスの皆さんへの対策以前の、そこに陥る以前のところでやはりセーフティーネットを張っていくべきだと。  今、大臣、入れるようなんですよ、失業中の人でも。ただ、宣伝をしていない。整理統合の売却の対象なので、今ちょうど企画競争をやっていますよ、雇用促進住...全文を見る
○保坂(展)委員 舛添大臣にぜひお願いしたいんですが、順列を並べかえるというのは賛成なんですけれども、ただ、私は、これは混乱があったと思うんですね、かなり以前からの。混乱があったときには、恐らく舛添大臣はおわかりだと思いますが、一番の原則は、混乱した現状を、またそれをばらばらにす...全文を見る
○保坂(展)委員 これは、そうやってコンピューターに読み込ませることは私も提案したぐらいですから、そうやった方がいいと思いますよ。  ただ、これは今幾つあるかわからないんですよ、実際に。箱を数えたことさえないんですよ、実は。だから、余計にあるかもしれないし、うんとないかもしれな...全文を見る
○保坂(展)委員 冤罪という言葉が悪いんじゃなくて、鳩山大臣がやはり悪いんですよ。人権ということをどこまで深く配慮しているのかという問題です。  実は私、この衆議院予算委員会で、これは火曜日、十二日の質疑で、大臣の答弁を聞いていて、思わずびっくりしたことがあるんですね。  こ...全文を見る
○保坂(展)委員 志布志についても、これはもっと真意をただしていかなきゃいけないと思います。  先ほど読み上げた火曜日の議事録、つまり、これは書かないから言ってごらん、供述調書に書かないよと言って、「一種の取引じゃありませんが、」とおっしゃっているんですが、これは、捜査現場で、...全文を見る
○保坂(展)委員 時間が来ましたけれども、私どもは、この志布志発言、そして今の発言、司法取引を法務大臣が容認するかのごとき発言について、法務大臣の職にあるべきじゃないというふうに思います。はっきり身を処していただきたい。  委員長、これは志布志事件の方々と私ども議員連盟からの文...全文を見る
02月21日第169回国会 衆議院 本会議 第7号
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○保坂展人君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、道路整備費の財源等の特例に関する法律の一部改正案について、福田総理並びに冬柴国交大臣に質問をいたします。(拍手)  「みちぶしん」「カントリーチャレンジャー」という国土交通省が仕込んだミュージカルが全国各地で公演をされていました...全文を見る
02月26日第169回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  鳩山大臣、冒頭、予告していないことなんですが、ちょっと記憶をたどってみていただきたいんです。  三年前に立教大学で、つくろう、ブラックバス駆除ネットワークという集会があって、そこで鳩山大臣は、その当時、自民党自然との共生会議議長とい...全文を見る
○保坂(展)委員 冗談だったということですから、今それを本気でやろうとしていないということだと思いますけれども。  多分、例え話でいろいろ表現をされる、その場その場で。しかし、社会的な、あるいは反社的なというか、効果という点で、あの志布志の発言の話は、ぜひしっかり反省もしてもら...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほど来からのお話ですけれども、きのうも電話で直接現地の人たちとお話をしましたけれども、確かに国賠訴訟をやっているんですね。国賠訴訟をやっているという意味では、訴訟の中身について法務大臣が立ち入るのはいかがかというふうに自戒されるところはわかるんですが、今回はそ...全文を見る
○保坂(展)委員 ですから、国賠の中身に大臣みずからが全部入り込んでということにしなくても、今回の発言についてやはり一番傷つかれた当事者の人たちがどんな苦しみを持っているのかということについて、大臣の判断でこれはしっかり当事者の方たちに謝罪をするということが大事なんじゃないでしょ...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほどからのこの問題の質疑で、要するに自民党県連大会でおっしゃった話ですね。例えば、真犯人が後にあらわれた場合を冤罪と言い、裁判による無罪は冤罪とは言わないのが法務・検察の基本的な考え方だと。これは大臣に聞いているので、ちょっと後ろの方、余りちょこちょこやらない...全文を見る
○保坂(展)委員 例えば、参議院の法務委員会で、昨年の十月に千葉景子議員の質問に対しても鳩山大臣は、「冤罪というものは。しかも、服役までさせてしまってから真犯人が現れるということでありますから、」こういう趣旨で述べられていますね。  これは刑事局長に伺いますが、答弁書はだれが書...全文を見る
○保坂(展)委員 鳩山大臣、大臣自身の言い方も私は批判をしましたけれども、多分、福岡県連の大会で大臣が言われていること、これは法務・検察の見解なんだと言われていることは、本当ではないかというふうに思うんですね。  つまり、今も答弁書を持っておられますけれども、その答弁書が上がっ...全文を見る
○保坂(展)委員 冤罪という言葉を使わないというのは間違った総括なんですよ。人権擁護のために、冤罪という言葉はどんどん使ってもらわなきゃ困るんですね、冤罪を生んではならないわけですから。判決が出ようが出まいが、誤認逮捕する、あるいは誤認逮捕じゃなくて、事件の構図も虚構だった、捏造...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣は、やはり個別事件じゃなくて、検察全体を指揮する、そこには冤罪事件なんか生んじゃいけないわけです。きょう、二度と志布志のようなことをしちゃいかぬということで大臣が謝罪をしているわけですよ。しかし、法務省の方は涼しい顔をしている。これはおかしいと思いますね。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 刑事局長、志布志事件は真っ白なんですか。真っ白であれば、これだけ長期拘禁をして、そして、それこそ田舎の中で非常に甚大な苦痛を与えたことに対して、この場で謝罪してください。
○保坂(展)委員 ぎりぎりまで言うんだけれども、謝罪までは出ないんですよね。これはやはりおかしいでしょう、大臣。
○保坂(展)委員 これは大臣、局長がしっかり、はっきりここで謝罪できるように言ってください。  もうワンテーマありますので。ちょっと次の質問、どうしてもしなければいけないので。  徳島刑務所の問題なんですが、これは矯正局長に来ていただいていますが、松岡医師の治療が、いわゆる直...全文を見る
○保坂(展)委員 鳩山大臣、驚いたのは、このカルテを見ると、例えば、要するに直腸指診ということを拒んでいくと、その患者さんを、受刑者ですけれども、突き放すような言動があるんです。  よろしいですか。今ちょっと紹介しますけれども、例えば、受刑者が、もう二度と、死んでも来ませんわ、...全文を見る
○保坂(展)委員 もう一問。  苦しんでいる患者が、もし直腸指診というのをやりますかと言われたら、私だって嫌だと言いますよ。それを嫌だと言った受刑者に対して、じゃ、もうあなたはいいですよと言って薬をやらないとか診療しないというのは医師法違反なんですね、これは。許されない行為。こ...全文を見る
○保坂(展)委員 私は鳩山大臣に、身の処し方をしっかり御自分で考えてほしいということを二週間前申し上げました。きょうの答弁を聞いていて、どうもやはり、法務・検察の中で日ごろ言われていたことだということ、これは事実だと私は思いますよ。しかし、そこは余りお認めにならず、大臣だけが謝罪...全文を見る
03月13日第169回国会 衆議院 本会議 第9号
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○保坂展人君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、道路整備費財源等特例法改正案に反対の討論を行います。(拍手)  社民党は、暫定税率は廃止の方向で見直し、そして道路計画は縮小し、とりわけ道路特定財源のあり方を根本的に変えるべきだと考えています。  この法案をもって道路特定財...全文を見る
03月18日第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  ちょっと角度を変えて、現在、議院運営委員会で日銀総裁候補としての同意人事に向けて、意見聴取二回目が行われております。御案内のように、非常にぎりぎりのタイミングである。そして、現在の国際的な経済の危機、株安、円高と、急激にここ数日で進行...全文を見る
03月19日第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
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○保坂(展)委員 日銀総裁、副総裁人事について、一言発言を行います。  福田内閣は、最後の最後まで日銀人事を決定するのは財務省と信じ込んでいるのではありませんか。総裁任期ぎりぎりまで続いたこの迷走は、参議院で与野党逆転していることも踏まえて、野党の同意できる候補を提案するのが総...全文を見る
03月19日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、二年前の春に、当時二十だった宮嶋武広さん、日本体育大学の水泳部の選手でしたが、中国の昆明で練習中に亡くなってしまうという大変痛ましいことが起きました。さらに残念なのは、そのことがいまだに教訓化されないというか、未解決のまま、御両...全文を見る
○保坂(展)委員 練習中に、プールの中で潜水をしている中で浮き上がってこなかった。  渡海大臣に伺いますが、この問題、ちょっと引き続きやっていきたいと思うんですけれども、遺体搬送費用や葬儀代も一千万円かかった。大学から出していただいたというふうに御両親は思っていたら、これは保護...全文を見る
○保坂(展)委員 この件に関して、実は、いわゆる運動部の練習の責任の所管がどこにあるのか、ここをめぐって、大学の授業そのものではないというところで、なおいろいろ詰めなければいけない問題があると思います。  ちょっと時間の関係で、きょう高等局長も来ていただいているんですが、近々急...全文を見る
○保坂(展)委員 時間がないと申し上げたのは、確かに、国旗の掲揚率というんですか、あるいは国歌を歌う比率というのは格段と上がって、東京都などでも一〇〇%ということになっている。ただ、問題は、私が一番議論したいのは、では、それに対するペナルティー、つまりは、かつての戦争を振り返って...全文を見る
○保坂(展)委員 それで、東京都の例なんですが、もう一問、東京都で、国旗・国歌の問題にかかわって、教育委員会と裁判あるいは人事委員会等で係争中の原告ないし請求人という教職員の人数は何人いるんでしょうか。それは全国で一番多いんだろうと思いますけれども、そのことを確認したい。
○保坂(展)委員 ことしも卒業式が今行われているシーズンなので、渡海大臣にちょっと見解を求めたいと思うんですけれども、東京都の教育委員会で、実は国旗・国歌法を受けて二〇〇三年に一〇・二三通達というのが出されて、それ以降やはり非常に処分が多くなっているということなんですね。  そ...全文を見る
○保坂(展)委員 今、東京都教育委員会の議事録をいきなり紹介したわけで、それについては承知していないと。  では、仮に東京都ではなくて一都道府県のどこかの自治体の教育委員会が、野中官房長官の答弁は間違いなんだ、政府の答弁は間違いです、これは、自由にしなさいということじゃなくて明...全文を見る
○保坂(展)委員 立法府において、内閣を代表して官房長官、しかも野中さんは当時、国家公務員倫理法とか、当時の与党の中で一緒に議論しながらつくったという経験も私は個人的に持っていまして、歴史観、世界観が相当違うなという部分はありますけれども、やはり根底にはあの戦争を二度とやってはい...全文を見る
○保坂(展)委員 地方の教育委員会が独立性を持って、文科省の下部機関ではなくて自由闊達に教育に当たってもらうというのは、原則そうだと思います。ただ、国旗・国歌法の立法趣旨の官房長官が言っているのは間違いなんですということを、つまりそういう認識のもとに処分をしているのであれば、その...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、今お聞きになったように、停職はないんですね。まして免職もないわけです。みずからを責めて亡くなった校長先生はいました。  ですから、文部科学省として、国旗・国歌法以降、あるいはそれ以前もそういうふうにしていたんだという立場は聞きました。ただ、未履修問題とい...全文を見る
○保坂(展)委員 別にそういうことを聞いたわけではなくて、これは国旗・国歌法、そして今の日本の学校現場、全国同一の基準で、しかも教職員の身分にかかわる、免職というのは首ということですよね、という現実をつくり出していいのかということなんですね。私は、これは明らかに行き過ぎだろうと思...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、未履修は一年でしたか。かなり長いんですよ、未履修というのは。継続反復してだまし続けてきたわけですよ。それに対する処分と、確かに、何回もやられてどんどん加速度的に処分が重くなっていく。私は、東京都が今行おうとしてきたいわば強制というのは、やはり立法の趣旨から...全文を見る
○保坂(展)委員 はい、簡潔に。渡海大臣の今の答弁が正解か誤解か、確認して終わりますね。  今のお話をちょっと聞いていると、東京都教育委員会が政府の答弁を間違っていると言うのは自由だというふうに聞こえるんですね。だから、問われればそれは違いますよと言うけれどもということなんです...全文を見る
○保坂(展)委員 もう時間になりましたので終わります。  この問題は非常に重要な問題なのでまた議論をさせていただきたいし、免職なんということが起きないようにぜひ見守りたいと思います。
03月25日第169回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  死刑についてはきょう議論をする時間がないんですが、一点だけ申し上げますと、先週の毎日新聞、ごらんになったと思います。一面で、永山則夫さんの死刑判決を書いた裁判官が、制度としての終身刑があれば私は終身刑を選択した、こう話しておられる。い...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、確認だけしておきますけれども、その事件の後、総理とシーファー大使が会った後あたりに総理とはお話しされた。大臣としては、シーファー大使にお会いする機会があれば自分からもお願いしたいということは言っていないということですか。(鳩山国務大臣「総理にですか」...全文を見る
○保坂(展)委員 その後も、タクシーにおける殺傷事件もありましたね。そして、やはり地位協定の問題というのは今国会でもこれから議論されていこうとしている問題なので、これは大臣として、時間がなかったからということですけれども、非常に重大な問題なので、しっかりお話をするというお気持ちは...全文を見る
○保坂(展)委員 次はぜひ、時間がなくてもしていただきたいと思います。  続いてですが、徳島刑務所の問題も非常に気になるところで、ちょうど一カ月前にこの法務委員会で、もうそろそろ調査報告が出るということでした。この調査報告がまだ出ていないんですね。これは徳島刑務所からいろいろな...全文を見る
○保坂(展)委員 私、前回も取り上げましたけれども、ここにカルテを、これは残念なことに結局自殺をされてしまったという方のカルテなんですが、この方はかなり重い糖尿を患っておられて、やりとりを見ると、前回も紹介しましたけれども、やはり自分の直腸指診ですか、おしりに指を入れて診断をする...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひ、その内容の中でそういった医療実態について触れた部分があったのかということは本当に調査にもかかわることですから、それはしっかり明かしていただきたいと思います。  次に、志布志事件について、きのうかなり珍しい判決が出ております。つまり、志布志事件自体が無罪と...全文を見る
○保坂(展)委員 では、大臣、最後にこの点なんですが、志布志については、追及的な調べについて、そして当初の自白について批判的な検討がされたとは言いがたかった、いわばゆがんだ自白偏重の悪いケースで、拘禁の期間も非常に長い。反省材料ですね。  先日、最高検から、捜査の可視化について...全文を見る
○保坂(展)委員 では、時間になりましたので、終わります。
03月26日第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第15号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  人事院と並んで、看板には国家公務員倫理審査会というふうに表示がされています。独立性を持った機関ですけれども、たび重なる当時の不祥事、厚生事務次官のスキャンダルもありました。当時、浮かんでは消え浮かんでは消えしていて、最後に、九七年の大...全文を見る
03月28日第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第17号
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○保坂(展)委員 社民党は、谷人事官候補の意見聴取に当たり、国家公務員倫理審査会を人事院に置くべしと主張した経緯を説明、守屋前事務次官が倫理監督官だったことをどう見るかと問いかけました。  ところが、自衛隊員倫理法、倫理規程は直接には扱っていないという官僚答弁に終始し、公務員倫...全文を見る
04月04日第169回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  法案について、各委員から私が疑問に思っていた点も大分出ましたので、二点だけ、まとめて法務省の方にお聞きをしたいと思います。  先ほど、被害者参加人が外国人の方であっても特段制約する要件はないんだ、そういうふうにおっしゃっていました。...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  続いて、この制度もことし始まって、裁判員制度が間近に迫っているということで、各委員からも何度も出ている話だと思いますけれども、最高裁判所の裁判員制度に関する意識調査の報告書というのがまとまったわけですよね。  これは最...全文を見る
○保坂(展)委員 細かくは言いませんけれども、契約書がなかったりとか日付が全部違っていたりということで、会計検査院が、これは異例のことでしょうけれども、この広報費について全部チェックしてみた。そうしたら、我々が国会で指摘した以上にずさんな実態だったという報告がなされていますね。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 法務省に伺いますが、裁判員制度の中で、裁判官と裁判員はいずれも同じ対等の立場で事件を審理して評議、評決に当たる、こう説明されてきたんですけれども、アンケートを見ても、生涯にわたる守秘義務、これは罰則もあるということについて知らなかった方もまだまだ多いんですが、裁...全文を見る
○保坂(展)委員 私は、裁判官がみずからの担当した事件について率直に語り出していると思うんですね。きょうは死刑の話は余りやりませんけれども、永山判決で死刑を出した裁判官が、制度としての終身刑があればこれを選択した、こういうふうに述べていらっしゃいます。また、いろいろ苦悩についても...全文を見る
○保坂(展)委員 実は、法務省もやっていますけれども、三年間で四十億円の広報費を最高裁だけで使っているんですね。日弁連も額は少ないですが、法曹三者でこれだけ宣伝して、九割の国民は知ったんですね。しかし、知れば知るほどやりたくないという結果では、これは国民の側の受けとめ方だけではな...全文を見る
04月08日第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第21号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  バブル崩壊後の超低金利で三百四兆円もの資産が家計から消失し、その影響を一番受けたのが高齢者、年金生活者だろうと思います。  四月一日から後期高齢者医療制度が始まって、やがて保険料も年金から天引きされる、その後、住民税、既に介護保険料...全文を見る
04月09日第169回国会 衆議院 議院運営委員会 第22号
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○保坂(展)委員 日銀同意人事について意見を述べます。  同意人事をめぐり、与野党各会派の協議の中で、十日前に内閣が人事案を提示、その人物の経歴、識見、著作などを把握した上で、委員会で意見聴取を行い、各会派の賛否を決めるという流れができ上がっております。  中央銀行総裁会議が...全文を見る
04月11日第169回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、命にかかわる問題を考えてみたいと思います。  今から二年前のことなんですが、三月二十五日、ちょうど丸二年が経過をしていますが、中国・昆明というところで水泳の高地トレーニングのちょうどさなかだった日本体育大学の二年生の宮嶋武...全文を見る
○保坂(展)委員 続けて聞きますけれども、もし心臓に疾患などがあって、その発作が水中で出たという場合、これは病死ということになるんでしょうか。そうではなくて、高地における潜水トレーニングということで、酸素が薄い上に、酸欠状態になることは考えられます。つまり、病死であった場合と事故...全文を見る
○保坂(展)委員 鳩山大臣にも後で感想を聞きます。  私は、やはり事故死だった場合は、それ相応の管理監督責任ということを問われるんだろうと思います。一方で、病死だった場合は、そのタイミングで病気が発症した。これは中国側のカルテでは突然死となっているそうですね。突然死、突然亡くな...全文を見る
○保坂(展)委員 大学の法人の方は負担をしないで、学友会というのは、クラブ、運動部をまとめている組織だそうです。そちらから水泳部葬ということで五百九十三万ですか、大変な高額な費用がかかったと思いますが、さらに不思議なことがございます。こちらなんですけれども、学生教育研究災害傷害保...全文を見る
○保坂(展)委員 次に保険法の審議もやるんですね。いや、御遺族は保険会社に交渉していませんよ、大学がやったんですね。保険が掛けられているので、水泳の特訓で亡くなったのなら一千万ですよ、ここにあるように。ところが、病死扱い。しかし、それじゃ悪いのでといって、水面下でネゴシエーション...全文を見る
○保坂(展)委員 刑事局長に伺いたいんですが、これは国外で起こったことでありますから、日本の法令の適用というのはないのかもしれないですね。ただ、報道等でもこれは繰り返し注目をされておりまして、事故が起きました、彼は亡くなってしまったというときに、コーチさんが日本に電話をした。電話...全文を見る
○保坂(展)委員 では、大臣に、いかがでしょうか、今局長は、これは仮定の話だからと。私は、今細川先生が熱心に進めておられる死因究明のお話もありますけれども、遺族の心痛を本当に推しはかりながら、丹念に真相究明した方がいいですよということを貫くのが教育関係者の責務であり、もし反対のこ...全文を見る
○保坂(展)委員 スポーツの世界だからこそ、本当は起きてはならないことがあっても、しっかりルールを守ってやってほしいと思います。法務大臣の趣旨もそうだったと思います。  もう一点、刑事局長に、これは一般論で答えていただきたいんですが、大学側にとって不利な証言、つまりは、緊急措置...全文を見る
○保坂(展)委員 今ずっとやりとりさせていただきましたけれども、本当に、オリンピックを前に二年前に亡くなった宮嶋さんに心から哀悼の念を述べたいと思いますし、またこういうことが二度と起こらないように、スポーツのトップエリートを輩出する大学であればこそ、しっかりと原因解明をしてほしい...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣はそうおっしゃいますけれども、フランスでもイギリスでも、死刑を廃止した段階でいきなり世論が廃止に傾いていたという国は、ヨーロッパでも実はないんですね。世論の大半は存置、政治の側の、例えばミッテラン大統領が公約を掲げて廃止をしていくわけなんです。二十七カ国のE...全文を見る
○保坂(展)委員 ですから、日本は、拘束されないだけではなくて、残り五十数カ国の、あるいは棄権をした国などに働きかけて、国連でその活動をしているということをお知りおきいただきたいのと、最後もう一つ、アメリカなんですね。死刑といえば、相当数の執行があるのは中国でしょう。もちろん北朝...全文を見る
○保坂(展)委員 死刑について、世界の世論が変わってきているだけではなくて、アメリカの確定する数、執行の数も減っているんですね。そして、この連邦最高裁の動き、日本は絞首刑でございますから薬物とはまた違います、しっかり我々も注視をしていきますし、これは法務省刑事局としてもぜひ大臣に...全文を見る
04月18日第169回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  前回、二〇〇六年の三月二十五日に中国・昆明の高地トレーニング中になくなった、当時二十でございます日体大水泳部員宮嶋武広さんの死亡事故について伺わせていただきました。  きょうは保険法案の審議で、保険に絞ってこの点を考えてみたいという...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、久保審議官、先週のは、正式な国会のやりとりではあったけれども不正確なものであったと。今回が正確なんですか、本当に。国会での答弁というのは、やはり真実を語ってもらわなければいけないと思います。  今御答弁があった、これは保険金でしたということですね。...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、今回の国会質問があって初めて日本体育大学の担当者がよく調べてみたら、これは保険金じゃなくて見舞金ですよというふうに説明したけれども、保険金だったんですよということがわかったという趣旨ですね、今の答弁は。今回わかったと。  金融庁に伺いますけれども、...全文を見る
○保坂(展)委員 ところが、きょう資料をお配りしておりますが、この三枚目に、お母様の宮嶋まり子さんあての、つい最近の二月十二日付の文書がございます。大臣もごらんになって、これは東京海上という会社から来ている、支払い額が三百万ですよということですね。  なぜこういうものが来たのか...全文を見る
○保坂(展)委員 そして、この二日後に、保険会社の担当の方にお母さんが話されているんですね。あくまでも、本当に墓石代でも何とかしてやってくれないかと当時の日本体育大学の森課長さんに頼まれて、その熱意が非常にこもっているなと私としては感じました、原因が特に、健康な方だとおっしゃって...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと大臣に感想を求めたいんですけれども、私は、やはり高地トレーニングは、かなり危険な部分があるトレーニングだと思いますよ。それで、不幸にして選手の死亡というあってはならない事態を迎えてしまった。大学は誠心誠意説明をし、でき得る補償はしということは必須だと思う...全文を見る
○保坂(展)委員 きょうお配りをした資料の中で、文部科学省から出していただきました、これは支援協会。支援協会の数字は出ましたか。一応二百八十五万人の大学生と短大生が加入しているんですね。かなり大きな規模の保険ですね。この国際教育支援協会が取り扱いで手数料収益を得ているんですが、こ...全文を見る
○保坂(展)委員 今大事なことを言われたので、倉吉さんにもちょっとお話しいただきたいんです。  保険の一般論、原則なんですけれども、内因性の疾患、病気等の場合は出ないという特約事項があるんですよ、この団体保険には。要するに、心臓発作、心臓がもともと悪くてと。ところが、外来性のも...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、民事局長、立証責任というのは、結局、これが病気ではないということを証明しなければいけないわけですか、被害者の側、遺族の側が。
○保坂(展)委員 では、金融庁にもう一回伺います。  満額一千万円の保険金が三百万円という保険金で支払われたということは、保険会社の何らかの調査と算定があったというふうに考えていい事象なんでしょうか。
○保坂(展)委員 大臣にもう一回伺います。  先日は一千万円の弔慰金の話をしたんですけれども、今回は三百万円の保険金。これは、きのうまでは保険金でないと聞いていたわけですね。見舞金だ、保険金は出ないんですよ、出ないけれども、これは特別の計らいで、長いつき合いだからということで、...全文を見る
○保坂(展)委員 民事局長、法案に絡んで、ちょっと時間がないんですけれども、重大事由による解除のところを少しお聞きしたいと思います。  三十条一号について、重大事由解除というのは、軽微な詐欺行為、例えば過剰請求などは含まないと今度参考人に来られる山下先生の「保険法」に書いてある...全文を見る
○保坂(展)委員 法案本体についての質疑はまだ入り口ですけれども、スポーツの世界もルールがあって、そこで競争が行われる。そして、もちろん保険もそうだ。大学と学生の関係もそうです。そういう意味で、個人は弱いですから、力の大きな組織に決して踏みにじられるようなことがないように、しっか...全文を見る
04月22日第169回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、山下参考人に伺いたいんです。  いわゆる重大事由による解除についてなんですが、今回、保険会社による重大事由の解除に当たって、例えば期間を限定してはどうかというか、期間は一体無制限でいけるのかどうかというような議論があるわけなん...全文を見る
○保坂(展)委員 続いて、筒井参考人に今の点についてお聞きしたいんです。  平成十二年から十六年までの五年間の不適切な保険金不払いの千四百八十八件のうち、約款に規定するところの重大事由解除の不適切な適用が百六十件ということをあるデータで見ているわけなんですが、これまで、今印象に...全文を見る
○保坂(展)委員 乱用がないようにしていただきたいと思います。  次に、柄澤参考人に伺います。  この委員会で前回、団体保険で、高地トレーニングで亡くなった水泳部の学生の保険についていろいろ、ちょっと考えてみるという質疑をいたしました。  そこで、これは団体の保険ですから、...全文を見る
○保坂(展)委員 次に、今尾参考人に伺います。  共済というのは、それぞれの分野で相互扶助の協同組合組織として歴史的に長い時間をかけてつくられてきた大変大切な仕組みであると思います。  今回の法案、その法のルールの中に入ることは賛成だとおっしゃいましたが、私どもに寄せられる懸...全文を見る
○保坂(展)委員 最後に、坂参考人に伺います。  冒頭に聞いた重大事由による解除のところで、山下先生、筒井参考人にお答えいただいたんですが、弁護士会として、あるいは坂参考人として、この点についてどう考えていらっしゃるかを最後にお聞きして、終わります。
○保坂(展)委員 それでは、終わります。どうもありがとうございました。
05月13日第169回国会 衆議院 本会議 第28号
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○保坂展人君 社会民主党・市民連合を代表し、道路整備財源特例法再議決の動議に反対の討論をいたします。(拍手)  福田内閣のけさの閣議決定とは一体何でしょう。道路特定財源を来年度から一般財源化し、特例法は〇九年度以降適用しない、中期計画は五年とすると閣議決定をしながら、この特例法...全文を見る
05月14日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○保坂(展)委員 社会民主党の保坂展人です。  きょうは、渡海大臣に、三月十九日のこの委員会で、中国・昆明で二年前に日体大の水泳部員だった宮嶋武広さんの、当時二十でしたが、トレーニング中に亡くなってしまったということについて、さらにちょっとお聞きをしていきたいと思います。  ...全文を見る
○保坂(展)委員 学友会というのは、保護者会からのお金をそのまま使って支払ったということであります。ですから、いわば保護者会からのお金は出たと。  きょう資料でお配りをしていますけれども、これは保護者会の会計の書類ですが、確かに、ちょっと印をつけたところに、一千万という支出がな...全文を見る
○保坂(展)委員 ところが、宮嶋選手の場合は、Aコース、一千万円満額のものに入っていたんですが、結果として三百万円しか支払われていない。  しかも、また不思議なことに、この問題、文科委員会で三月にやりまして、その後、二度ほど法務委員会でも取り上げております。その法務委員会の一回...全文を見る
○保坂(展)委員 渡海大臣にちょっと感想というか所感を求めたいんですけれども、今の点です。つまり、保険はゼロであると。しかし、何とかそこを、出ませんかという交渉を大学側が熱心にして、いやいや、このぐらいならということで三百万円を支払ったという説明と、事実は違っていたわけです。これ...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひ調査をしていただきたいと思います。  そこで、今回、中国・昆明での強化トレーニングに当たっていたのは、コーチの方が指導に当たっていたんですね。私たちの調査によれば、このコーチの方の上には監督がいて、その上には水泳部長さんという、これはお二人とも大学の教職員...全文を見る
○保坂(展)委員 渡海大臣にもぜひ理解をしていただきたいんですが、この質問に先立って文科省とのいろいろ事実確認の場があったんですが、日本体育大学としては、この指導者保険、つまり、みずから指導したときに起きた事故に対する損害賠償責任などが問われたときに出される保険、これについては個...全文を見る
○保坂(展)委員 まさに一般論で渡海大臣にもう一問聞きたいんですが、今回は、標高が二千メートル、中国の高地であります、そこで水泳の練習をする。体をならしていくのにちょっと時間をとったりするようですけれども、しかし、そこで、余り行われてこなかった潜水、五十メートルの潜水をして、また...全文を見る
○保坂(展)委員 法務委員会の方で、鳩山法務大臣は、前文部大臣経験者ということもありまして、自分は個別の事情に精通していないので断言はできないけれども、高地トレーニングというのは、潜水のトレーニングをしておられた、大学の監督責任は、現場を見ていないからわかりませんが、少なくとも北...全文を見る
○保坂(展)委員 このケース、もう亡くなった命は戻らないわけですけれども、日本の代表としてオリンピックを初めとした国際大会に出していこう、そういう選手の練習にはやはりリスクはつきまとうと思います。高地トレーニングだったらなおさらである。そういうときに、起きてはならない事故が起きた...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、民主党提出の法案は我々賛成でございますので、質問の方はいたしません。  今回提出の法案の中で、とりわけ児童虐待に係る部分について、また、必ずしもこの法案がその対象としていない部分について、まず冒頭、舛添大臣に基本的な認識を...全文を見る
○保坂(展)委員 児童虐待防止法が制定されて、今までに、過去二回か三回、財務省に超党派で虐待関係の予算は絶対ふやしてほしいということで要望をして、その後の報告だと、かなりふえましたという報告を得ています。  虐待防止法制定後、虐待に関する予算はどのような推移で、各年全部言わなく...全文を見る
○保坂(展)委員 その予算がやはり人件費というか、児童虐待に対して、養護施設なりそれぞれの施設で子供たちに対応する人手が足りないですよね。こういうことに主に割かれてきたと思います。  施設最低設置基準、今ほどお配りをしておりますけれども、これだと、一人当たり二畳分ですよという基...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほど大臣にも言いましたけれども、児童虐待を受けて保護された児童のうち、過去三年間で大学、短大、専門学校等に進学した者が何人いるか。また、十八歳で児童養護施設を出る子供の進路別の調査で、進学という者が何人いるのか。これはお答えできますか。
○保坂(展)委員 ちょっと細かいんですけれども、厚労省の資料ですと、中卒で、高校に進学した子が九二%なんですね。平均的には低いですよね。八%の子は高校に行っていない。そして、高校卒業者の中でのパーセンテージが一八%じゃないですか。だから、若干これよりはまた低いということですよね、...全文を見る
○保坂(展)委員 もちろん、大学に行くのがすべていいとは思っていませんし、私自身も大学に行っていませんので。ただ、社会が育てるよといいながら、そういう実態では恥ずかしいな、その子供たちに申しわけないなというふうに思います。これは議員としても、ぜひこの環境は急激によくするべく努力を...全文を見る
○保坂(展)委員 慎重に慎重にといって八年過ぎましたので、そろそろしっかり動き出していただきたいと思いますし、また、附則の中には先ほどの施設の設置基準、こういうことについても、ちゃんとした状態をつくろうということをしっかりうたっているということも忘れないでほしいと思います。  ...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと局長に聞きたいんですけれども、里親でお子さんを預かっています、緊急の事態で、親が危篤だったら行かなきゃいけませんね。しかし、子供たちもまた、預かっているお子さんも学校があるわけですね。というときに、人を頼んで見てもらうとかいうことは可能なんでしょうか。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 三年前の秋に文部科学委員会でローマに行ったときに、テレホノ・アズーロといって、日本のチャイルドライン、イギリスのチャイルドラインと同じように、青い電話という名前だそうですけれども、子供がかけてくる電話の組織。ローマの小学校が丸ごと無償で提供を受けて、そして虐待が...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、去る十五日に、グリーンピース・ジャパンによって、日新丸船員による調査捕鯨の鯨肉について、業務上の横領があるんじゃないか、こういった告発がなされた、こういった報道がされています。新聞記事などには、その後、東京地検に鯨肉を任意提...全文を見る
○保坂(展)委員 実は、私は、捕鯨反対派でもありませんし、推進派というわけでもなくて、時々は鯨を食べて、おいしいな、こういう立場なので、捕鯨そのものを正面から議論する立場ではありませんけれども、ただ、ちょっと興味を持って、何が起こっていたんだろうということでいろいろ調べてみたとき...全文を見る
○保坂(展)委員 水産庁の言っていることもだんだん変わってきているんですね。今言っていたお土産というのは少量でしょう。これは冷凍肉でしょう。私がお聞きしたのは、塩漬けの、しかもかなり上等な部分の、ベーコンの原料となるウネスを大量にと。  水産庁として、大量の塩漬けの肉がいわば全...全文を見る
○保坂(展)委員 では、もう一点だけ聞きますが、条約上、ルールを持ってやっているというお話を今されました。条約の範囲内では、無断で鯨肉を持ち去ったり販売したりすることは認められているんですか。
○保坂(展)委員 認められていないというふうに答えたんだと思います。  刑事局長に伺いますが、窃盗の構成要件というのはどういうことでしたか。
○保坂(展)委員 要するに、この事態がわかったのは、宅急便の流通過程において団体側がこれをいわば無断で持ち去った、これもまた窃盗ではないかということで被害届などが出たり、議論になっていますね。  窃盗とは何なのか。私もちょっとわからなくなって、いろいろ聞いてみたんですが、まず故...全文を見る
○保坂(展)委員 では次に、鳩山大臣に、たびたびこの委員会でも死刑問題を議論させていただいていますが、お配りをした資料に、これは大臣と私との議論ですね、四月十一日の法務委員会議事録がございます。これは、実はEUの方から送ってきた議事録。その線をつけたのは私ではなくて、ヨーロッパ連...全文を見る
○保坂(展)委員 ちょっと事務方にお聞きしたところだと、その一時間を死刑のテーマで話されたのではない、いろいろなことをお話しする中で一部入っていたと。  それで、鳩山大臣、一番私がちょっと変だなと思ったのは、「私の死刑に対する考え方を述べましたが、」の後に、「非常に率直でよくわ...全文を見る
○保坂(展)委員 我々も含めて、言った言わないの話ではなくて、もっと深くしっかりEUの各国大使とも私たちも意見交換したいですし、また大臣も、わかりました、こういうところがちょっと誤解を生んだようですから、そこはしっかり意見交換をしていただきたいと思います。  きょうは、小野寺外...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、やはり国連総会の決議に対して反対するというのも一国の選択としてはあり得ることであって、我々はそうじゃない方がいいと思っていますけれども、ただ、何で法務大臣が知らないんですか、そういう口上書が出ていることについて。結構重大なことじゃないですか、死刑につ...全文を見る
○保坂(展)委員 ここは説明していなかったんでしょう。やはりおかしいね、それは。  もう一点。量刑を考える超党派の議員の会が生まれて、我が法務委員会のそれぞれの与野党の先生方も参加をして、活発な議論も昨日行われました。  改めて実態について聞きたいんですが、これは保護局ですか...全文を見る
○保坂(展)委員 この委員の中にも昭和三十四年以降生まれた方もだんだん多くなってきていると思うんですが、随分長いこと無期懲役だったり死刑の人に対しては個別恩赦も動いていない。私ども超党派議員で恩赦法の専門家を、勉強会を開きたいと、五年ぐらい前に探したことがあるんですね。法務省にも...全文を見る
○保坂(展)委員 では、局長、二十年はいますか。
○保坂(展)委員 その方と私は会ったのかもしれないですね。寝たきりになって、これは波崎事件の冨山さんという方、透析を受けて、東京拘置所のICUで獄死をされたということなんです。  大臣に伺いますが、仮釈放のない終身刑というのは、確かにヨーロッパなどでつくられて、その後に廃止され...全文を見る
○保坂(展)委員 冤罪じゃないかという疑いがある死刑囚もまだいるんですね。私が面会、一回ですけれども、ボクサーで袴田さん、この方はもう四十年入っているんですね。もう希望がついえてしまった、再審もなかなか出ないし。ということで、我々は、東京高裁で再審開始決定が出るかと思って、出た場...全文を見る
○保坂(展)委員 最後に、国連の広報センターについて。  国連でこういったパンフレットを出しているんですね。国連大学の中にある事務所ですけれども、どうやら業者との癒着、不正経理疑惑があるのではないかという書面が私どもの党にも来まして、外務省の方にも来たようですね。  私はちょ...全文を見る
○保坂(展)委員 ぜひしっかりやっていただきたいと思います。終わります。      ————◇—————
05月27日第169回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、鳩山大臣、率直なところを議論させていただきたいんです、これはちょっと予告はありませんが。  少年法はなぜ存在するのか。戦後六十年、少年法が、例えば一たん過ちを犯した少年を更生させることに寄与してきたかどうか、基本的な評価をお願...全文を見る
○保坂(展)委員 実は、昨年、この法務委員会で、相当長く、内容としては相当重い内容の少年法改正の議論がありました。そのときにも、実は、少年による凶悪犯罪の激増とか、こういったイメージはイメージとして国民の中にあるけれども、実際にはそういう数字はないというようなことは確認をしてきま...全文を見る
○保坂(展)委員 ですから、耳を傾けるということと事実を示すということをやはりしっかり分けて考えていただきたいと思うんです。こちらのデータでも明らかに、ここ五年でも、今回の法改正によっていわゆる対象となる重大事件の審判の数そのものも減っています、殺人の件数は横ばいですけれども。 ...全文を見る
○保坂(展)委員 鳩山大臣にちょっと考えていただきたいんですが、実は、昨年、長勢大臣とこの少年法について議論したときに、二〇〇〇年に十六歳から十四歳に刑事責任の年齢が引き下げられましたね。前回の改正では、大きくこの委員会で議論になったのは、十四歳未満の少年も少年院に送致することが...全文を見る
○保坂(展)委員 児童自立支援施設もまだ十分あきがあるということですから、整備をしたから早く使わなきゃということではないことはおわかりだと思いますけれども。  裁判所にちょっとお聞きしたいんですが、今論点になっている犯罪被害者の審判の傍聴というのは、例外なく認めるということにな...全文を見る
○保坂(展)委員 では、起案した刑事局長に聞きますけれども、今の裁判所の答弁とこの法律の法文は大体一致しているように思えるんですね。つまり、どちらかが原則でどちらかが例外ではなく、個々のケースによって判断がされる、こういうことでよろしいですか。
○保坂(展)委員 大臣、これは法務委員会ですから、やはり逐条審議をしていかなければいけないんですね。ですから、裁判所も刑事局長も言っているように、原則や例外というのはどこにもこの法文には書いてないんですよ。行間ににじんでいるじゃないかと言われては困るんですね。  ですから、もし...全文を見る
○保坂(展)委員 ですから、冒頭で聞いたのは、少年法という体系がうまく機能してきたのかどうか。私の立場は、いろいろな問題点は残しながらも機能してきたという立場なんですね。  少年審判の様子が相当変わる可能性があると指摘されていますね。ですから、大臣、要するに、少年法の根幹である...全文を見る
○保坂(展)委員 あと一問だけ。  先ほどお話ししました犯罪少年と触法少年、十四歳で線が引かれていますね。かつては十六歳でした。しかし、十四歳以下の少年が例えば殺人等の重大な結果を残す行為を行った、あるいは十四歳以上、被害者にとって確かに変わらないんです。しかし、少年法の体系で...全文を見る
○保坂(展)委員 済みません、これで終わりますから。  大臣、今の答弁だと、先ほどの原則と例外というのは一たん撤回していただいて、きちっともう一回、ニュートラルで議論できるということですね。どうですか。
○保坂(展)委員 終わります。
05月30日第169回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、原参考人に伺っていきたいんですけれども、御自身が事件で逮捕されて少年院で過ごしたという体験を話され、また現在は青少年の立ち直りを支えるという立場からのお話を、貴重な話として聞かせていただきました。  私たち大人は、子供、特に思...全文を見る
○保坂(展)委員 斎藤参考人にお願いしたいんです。  お配りをいただいている資料がございます。この資料の中には、少年審判期日における被害者等の意見の聴取ということで、具体的に、正座をしなさいとか、やりとりがインターネットで公開されたとか、十億、二十億でも足らない、死ぬまで許せな...全文を見る
○保坂(展)委員 斎藤参考人にもう一問なんですが、私どもは、この少年法の改正案についてはもっともっと議論をするべきだと。いろいろな、きょうは参考人という形で、原さん、そしてまたこれからお聞きする土師さんのお話もいただいていますけれども、ただ、国会も会期末で、午後からは一応修正案が...全文を見る
○保坂(展)委員 続けて、土師参考人にお願いします。  私も、お子様の事件が起きたときから衆議院の法務委員会におりまして、二〇〇〇年の改正のときにも少年法の議論をした立場です。  二〇〇四年でしょうか、今から四年前に、佐世保で小学校六年生の女の子が同級生に殺されてしまうという...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、最後に酒巻参考人に、今斎藤参考人から、日弁連の方でまとめた、少ないかもしれないけれども、かなり重大だなと思われる事態について、法制審ではどのように議論したんだろうか、あるいはしなかったんだろうかというお話がありました。その点。  もう一つ、審判廷に被...全文を見る
○保坂(展)委員 貴重な意見、ありがとうございました。これで終わります。
○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  まず、提案者の方にお聞きをしていきたいと思います。  今回、修正案の中で、少年の健全な育成を妨げるおそれがないことの配慮規定ということを入れられたわけですけれども、先ほどの議論にもあったように、例えば審判に支障が生じない範囲でとか、...全文を見る
○保坂(展)委員 続いて、審判廷について、参考人質疑の中でも出ましたけれども、事件の被害者が不幸にして大変多い場合に、全員の方が入れない、こういうこともございます。  その空間の問題が大分議論されましたので、続いて提案者に、もしこの制度が実現したら、希望される被害者が入るわけで...全文を見る
○保坂(展)委員 では、もう一問だけ。  大きな修正の点としては、触法少年に係る部分だと思います。触法少年に係って、十二歳未満の少年は対象から除外ということは私も賛成です。  ただ、なぜ十二歳なのかということを考えてみますと、昨年の少年法のいわゆる少年院送致可能年齢、おおむね...全文を見る
○保坂(展)委員 私どもはもう少し、審議が終盤になっているという感は私は持っていないんですけれども、全体の予定だときょうが採決ということで、最後に、大臣にいろいろ聞いていきたいと思います。  前回、実は一回目だったんですが、私に対する答弁で、これは御紹介をされたということで、鳩...全文を見る
○保坂(展)委員 最後の瞬間を聞いてちょっと安心しましたけれども、全く逆ですね。確かに、少年院在院者の中に虐待体験がある子が多いんですね。だからこそ、矯正の現場では、意を尽くして丁寧にその少年たちの更生に対処していくということで、そういう不幸な過去があっても更生をして頑張っている...全文を見る
○保坂(展)委員 今そう言われるとわかるんですけれども、議事録を読んでいる限り、あのとき私が聞いていた限りにおいては、提案をされている議員の質問に対して、傍聴ができない場合はモニターでとか、そういうことで温かく被害者に対処していかなければならないというのは三年後の課題ですとは言っ...全文を見る
○保坂(展)委員 そうすると、その部分を聞いて、大臣は、運用の場で、モニターについては、傍聴が認められない場合でもモニターでということを努力するというふうに言っていますから、やはりこれは正確を期していただかなければ困るし、全体を読めばなんということではなくて、それに、該当部分がそ...全文を見る
○保坂(展)委員 それと、審判廷の問題が出ていますね、広さが十五、六畳であると。先ほど細川さんにも聞きましたけれども、不幸にして被害者が大変多い事件は、そうすると、被害の軽重をつけがたい関係、被害者の方が例えば十人を超えて臨まれるケースというのはあり得るわけですね。しかし、それは...全文を見る
○保坂(展)委員 裁判所に伺いますけれども、先ほど、日弁連の斎藤参考人の方から、そういうケースばかりではないけれども確かにあったケースとして、逆送事件だとか少年審判における例が紹介をされていました。いろいろアクシデントもあった、場合によっては手をかける方も中にはいたという話ですけ...全文を見る
○保坂(展)委員 先ほどちょっと聞き落としたところを提案者にもう一度お聞きしたいんです。  加藤委員からお話があった、付添人は、少年及び保護者の意向によって特に必要ないという場合、そのときはつけないんだ、こういうお話なんですが、細川提案者も十分御承知のとおり、大体、家庭環境にお...全文を見る
○保坂(展)委員 その点については、私はやはりちょっと意見が異なるということは申し上げておきたいと思います。やはり、大変親子関係にも問題があったりした場合に、親がつけるなというふうに言えば少年の多くはうなずくという関係があるのかなということも思います。  鳩山大臣になお伺ってい...全文を見る
○保坂(展)委員 大臣、この新しい制度は、少年審判の目的や趣旨に支障を生じない範囲で行われるということで確認していいですか。
○保坂(展)委員 最後に、細川委員もお聞きになりましたけれども、原則と例外について、私も前回聞きましたけれども、例えば大野刑事局長は、これは常に傍聴をできるというものでは、それは適当ではないだろうというふうに答弁しているんですね。また、少年審判に支障のない範囲でということも言って...全文を見る
○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  今回、三会派提出の少年法の一部を改正する法律案に対する修正案及び修正案を除く原案について反対の立場で討論を行います。  今回の法改正は、被害者等に少年審判の傍聴を認め、家庭裁判所に被害者への審判状況の説明を義務づけるなどの内容であり...全文を見る
06月06日第169回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○保坂(展)委員 社民党の保坂展人です。  私は、きょう、国連広報センター、UNICの問題について取り上げたいと思います。  日本消費者連盟が外務省に対して質問書を送付して、この表題は、UNICの業者癒着不正経理疑惑、こういうものでありました。  二十三日付で外務省は、前払...全文を見る
○保坂(展)委員 ということは、繰り越し処理をすることもできるということを、この職員等が全員おやめになってかわったのでなければ、当然それはあり得るわけで、そこの点はさらに調査を求めたいということを指摘します。  もう一点なんですけれども、お配りをした資料に、外務省に出してもらっ...全文を見る
○保坂(展)委員 この施設費千九百万円は、実際には何に使われているんですか。それを外務省は把握していますか。つまり、これまではなかったわけですよね、政府の負担は。その千九百万は何に具体的に使われているんですか。
○保坂(展)委員 外務大臣に伺います。  国連というと、国連改革というと、我が国では常任理事国入りのことがよく話題になりますけれども、政府の公金を国連大学にあるUNIC東京というところに支出をし、そこが今経理の問題で国連から調査が入ったり、その調査についての報告について今質問主...全文を見る
○保坂(展)委員 外務大臣に、続いて、日本が国連人権理事会の理事国に百五十五カ国から支持を受けて再当選をしたということなんですけれども、まず、ことし二月に国連理事会に提出された自発的な誓約において、相互の理解と尊重に基づく対話と協力の促進と大規模かつ組織的な人権侵害への対応、障害...全文を見る
○保坂(展)委員 では、外務大臣これから次へ行かれるということなので、最後に答えていただきたいんですけれども、日本は、いわばその理事国となって、各国の模範となるような立ち振る舞いを求められているのではないかと思います。  他方で、五月にこの普遍的審査というものがあって、国連の理...全文を見る
○保坂(展)委員 それでは、先ほどのUNICに戻って、もう一度確認をします。  私が受領した質問主意書の答弁書におきましては、UNIC東京職員が年末に予算を使い切る必要があると理解をしていたから、結局、使ってもいないお金を前払いという形で処理をしてしまったんだということです。し...全文を見る
○保坂(展)委員 ということは、この指摘の趣旨は理解できるということですね。
○保坂(展)委員 もう一点なんですが、国連大学の口座に確かに千九百万円振り込まれているんですが、昨日までは、これはUNIC東京についての施設費だというふうに理解をしてきたんですね、千九百万円というお金はUNIC東京の施設費だと。先ほど事務方の答弁だと、そうではない、いわゆるUNI...全文を見る
○保坂(展)委員 時間になりました。質問主意書をまた再提出していますので、しっかり調査をして答えていただきたいということを申し上げて、終わります。
10月08日第170回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。  私は、年金記録問題をきょうやりたいと思うんですが、改ざんも非常にひどいことであって、標準報酬月額が勝手に削られていたら将来の年金裁定のときに大変な影響を受ける。私は、社民党として調査をしてきたのは、舛添大臣も御存じの、七十歳以上の方々の旧台...全文を見る
○保坂委員 国会の場でお答えなんかしていないんですよ。ずっと私は聞いていたんですよ。廃棄されているはずがないんだけれども現在調査中だ、こういうふうに言っていたんです。  舛添大臣、さっき後段で言いました、二百六十万件は廃棄していたことがわかったんです、それとは別に五十万件が廃棄...全文を見る
○保坂委員 舛添大臣、ちょっと今言われたのは、旧台帳も全部、地方の社会保険事務所のいわば事業所名簿に載っている、それはマイクロにも撮ってあるから大丈夫なんだ、こうおっしゃいましたよね。  ところが、私、調べてみましたよ。マニュアルとかこういうのをもらいまして、精査しました。そう...全文を見る
○保坂委員 麻生総理、今の議論、やや細かいところがあったかもしれませんが、今七十歳を超えた方、私の母親なんか七十九ですよ。ねんきん特別便が来ました。結婚してからの保坂という名前の働いた記録はありましたよ。しかし、姓が変わっていますよね。結婚前、銀行で働いていたと、話を聞いてみると...全文を見る
○保坂委員 実は、もうこれは時間がないので続けませんけれども、回復できない資料があるから、倉庫に事務所の職員が行って一枚一枚捜したんですよ。事業所名は入っていないんですよ、古いオンラインのデータには。事業所名がわからなければ、地方の事業所のリストは捜せないんですよ。そのくらいわか...全文を見る
○保坂委員 そんなことは聞いていないので、こういった問題について我々が調べること、そして、政府側は当時こういう資料を出さなかったり、あるいは調査に協力したということも当時はなかった。後からは協力しましたよ。だから、そうやって問題を投げかけて、例えば汚染米の問題にしても、どういう実...全文を見る
○保坂委員 ちょっと確認したいんですが、担当課の方に聞いたら、一回目に出てきた資料はたった二つだけ、抗生物質が過剰だったり少なかったりしたという、これは分厚いですけれども中身は余りない、ホームページをプリントアウトしただけの資料でした。私の質問も逆登録されていたということがわかり...全文を見る
○保坂委員 時間なのでやめますけれども、とにかく、前回は自民党国対に伺いを立てたそうですが、今回は、そういう国民の安全にかかわることについてはそんなことやらないで、すんなり出せということでやられているようですから、それでいいと思いますよ。石破大臣、どうですか。
○保坂委員 終わります。
○保坂委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、二〇〇八年度補正予算案に反対の立場で討論を行います。  麻生内閣が日本経済を全治三年と言うのであれば、治療に当たっては、しっかり病因を究明することが不可欠です。  今回の緊急総合対策では、景気回復は総じて外需依存型であり、家計...全文を見る
10月21日第170回国会 衆議院 議院運営委員会 第6号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。  私からは、二点ございます。  一点目は、私、昨年春、最高裁判所の裁判員制度広報のあり方について、予算委員会、法務委員会等で随分追及いたしました。この過程で、当時の金子予算委員長に、検査院に国会法に基づく検査をしてほしい、議決をしてほしいと...全文を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  伺いたいのは、アメリカのここ近年の好調だった経済が、住宅価格の上昇を前提にして、サブプライムもそうですけれども、さまざまな証券化を生み出し、それが複雑な形で、横に連鎖をする形で大きな拡大、拡大に拡大を続けることを基調にしたシステムをつくった...全文を見る
10月24日第170回国会 衆議院 議院運営委員会 第7号
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○保坂委員 社会民主党・市民連合を代表して、内閣提案の同意人事について意見表明をいたします。  まず、中央更生保護審査会、戸田信久君、北村節子さんに対して反対します。  憲法上明記されているはずの我が国の恩赦制度は、死刑囚、無期懲役囚などの重い刑罰を科されている者に対して半世...全文を見る
11月06日第170回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号
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○保坂委員 本日の金融機能強化法本会議採決について意見を述べます。  そもそも、財務金融委員会の与野党理事の間で、修正部分と修正部分を除く原案について別々に採決をすべしという合意があったにもかかわらず、本日、本会議において分離採決を認めないという与党の態度は甚だ遺憾であります。...全文を見る
11月14日第170回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。  森大臣に早速お聞きをしていきたいと思います。  先日、死刑の執行がございました。大変残念だということで、私ども、超党派で、死刑については廃止の方向で検討していこうじゃないかという議員連盟もやっておりますので、その際、抗議の申し入れなどをし...全文を見る
○保坂委員 その際に、衆議院の法務委員会でも二度見に行っているんですが、まず、死刑執行に当たって、ドアがあいて、観音像か絵があったと思うんですけれども、そして正方形の部屋があり、ボタンを押す部屋があり、そして中央に四角い、そこに死刑囚が立つというところはごらんになったと思うんです...全文を見る
○保坂委員 ところで、日本では絞首刑という形で死刑が執行されているんですが、これはどのような法的根拠があるか御存じですか。
○保坂委員 私の理解ですと、これは太政官布告じゃないですか。いわば、死刑を執行するという意味じゃなくて、絞首刑というものですね。太政官布告にポンチ絵があって、太政官布告が生きている分野というのは非常に珍しいんですが、この死刑の執行方法については、太政官布告じゃないですか。
○保坂委員 その具体的なやり方については、太政官布告なんですよ。それは変わっていないんです。  法務大臣に伺いますが、アメリカで、州によって違いますけれども、死刑の執行方法で、薬物注射で処刑を行うという例がございますね。その死刑囚の方が連邦最高裁に、薬物でも苦しいんだといって訴...全文を見る
○保坂委員 結局、連邦最高裁の結論は、苦痛はないようだという方向で出たようです。  しかし、絞首刑というのは、やはりこれは相当の苦痛があるというふうに思われませんでしたか、刑場を見て。率直にどうでしょうか。
○保坂委員 アメリカの例を指したのは、アメリカで絞首刑はということを議論したら、これはやはり苦痛があるという結論になるだろうということを指摘しておきたいと思います。  ところで、日本は国連の人権理事会のメンバーなんですね、再選されて二回続けて。議長国へという意欲も持たれていた。...全文を見る
○保坂委員 日本は、国際社会の中で、やはり人権について発言をしていこうという立場なんですね。これは、法務省もそういうことになっているわけですよ。法務大臣の所管は人権擁護でもあるわけですね。  死刑については、世界じゅうにいろいろな議論があるわけですね。死刑廃止国も非常にふえてい...全文を見る
○保坂委員 先日、大野刑事局長にお会いして、刑事局長に就任してから数えると二十一人なんですね。極めて多い数なんです。日本は実は死刑制度を持っていて、三年半執行がされない時期がありましたけれども、この間十年間、法務大臣とこの話をしていますけれども、二人ないし三人あるいは四人という時...全文を見る
○保坂委員 大野刑事局長とも先日話したときに、やはり盆暮れは避けているんですね。盆暮れ、正月ですね。一月の正月に処刑とか、これはやはりカレンダーの中で、この時期はふさわしくないということで、処刑はないんです。  国際社会の中で人権を語っていくときに、クリスマスの日にクリスチャン...全文を見る
○保坂委員 ということは、この国連の勧告がありました。これから答えを出していかなければいけないんですね。時間がもう迫っている。  今回、お二人の方の処刑があったんです。大臣自身がおっしゃっているように、麻生内閣はまだスタートして間もないですね。ですから、法務行政というのは非常に...全文を見る
○保坂委員 定量的な問題ではないんですが、どのぐらいの厚さの資料を何時間かけて、あるいは何日かけて読んだのかだけは答弁してもらえませんか。死刑の情報公開というのはやられていますね、鳩山さんのときから。処刑した事実について公表しているわけで、大臣が最後のところで判断するという仕組み...全文を見る
○保坂委員 熟読玩味の時間と分量をお答えにならないということは大変残念だということを申し上げて、終わります。      ————◇—————
11月18日第170回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。  国籍法という大事な法案の審議で、本来なら、この最高裁判決が出た後、法務委員会で、政府が立法するのか議員が立法するのかまだわからない段階でも議論すべきだったと思いますし、午前中だけということで、いろいろな意見が消化不良で出るような中で審議する...全文を見る
○保坂委員 八四年改正、これは私の大先輩である土井たか子議員がずっと、女子差別撤廃条約を受けて国籍法の改正にかつて取り組んだという話を何度か聞いてきた経験がありまして、「父が」というところを「父又は母が」と、要するに、父系の血統優先主義から、父母両系主義ですか、父も母もということ...全文を見る
○保坂委員 そのいずれも、どの部分についてなんでしょうか。
○保坂委員 ありがとうございました。  その後に批准された子どもの権利条約、児童の権利条約では、今言われたことと非常に重なりますが、いかなる差別もなしにこの条約に定める権利を締約国は尊重しなければならないと言った上で、「児童は、出生の後直ちに登録される。児童は、出生の時から氏名...全文を見る
○保坂委員 では、民事局長、これはそもそも論になりますが、国籍というのは権利なんでしょうか、それとも国による恩恵なんでしょうか。大きく整理するとどうなりますか。
○保坂委員 私の理解は、今民事局長が前段に言われたことを踏まえた上で、しかし、無国籍児などがどんどん生まれてきたりして、他の子供と明らかに違う、権利を奪われた状態にあるということはやはりなくしていきますよというのが国際人権上の、B規約なり子どもの権利条約なりでうたわれている精神じ...全文を見る
○保坂委員 森大臣、今回の最高裁判決の内容は、婚姻をしていることを要件に定めた八四年の改正の部分を、婚姻外の認知というところを区別しないところにやはり一番のポイントがあるように思うんですね。簡単に言えば、婚姻による法律婚の子供と婚外子とは、権利の面で制約されたり差別はされませんよ...全文を見る
○保坂委員 そこで、これはまた大きな議論にこれから、実は十二年前に民法改正案が出され、我々野党からも同様の改正案を何度も出して、この衆議院法務委員会で議論したこともありましたが、主に選択的夫婦別姓の話題というか、このことで相当議論はされた内容の、法制審答申に基づいたものですが、十...全文を見る
○保坂委員 十月の末に出た、この前死刑のことで大臣にお伝えをしたいわゆる総括所見の中にも、戸籍法四十九条二項一号、国籍法三条、民法九百条四号に、嫡出子でなければならないことを記載することを求めている部分をやはり削除すべきではないかという意見が、つい先日の、国連の各国の意見を踏まえ...全文を見る
○保坂委員 先ほど鳩山大臣のかなり踏み込んだ、いわゆる子供自身にどうにもできない、変更ができない事情を子供の責任に帰すべきではなくて、差別や区別あるいは不当な待遇に置くべきではないという責務を法務行政としてはこれから考えていくんだということだと思います。  今回の国籍法改正は評...全文を見る
○保坂委員 では、大臣にお答えになっていただく前に、総務省に来ていただいているんですね。  総務省では、私の聞いているところによると、一九八九年以前は自治体の判断で無国籍のお子さんの住民票も作成をされていたと聞いているんですが、その後に自治省の通達で、やはり出生届を出してから住...全文を見る
○保坂委員 それで、本当に大臣に真剣に考えていただきたいんですが、先ほど言ったように、子供が生まれてくる、生まれてくる子供は親がだれかとか選べませんね。そして、父親の方がいるのかいないのかとか、今訴訟の話もしましたけれども、そういう状況の中で、実際、無国籍児の子供たちは日本にかつ...全文を見る
○保坂委員 大変重く受けとめましたので、法務省の局長も総務省も、ぜひきちっと相談をして、条約を批准しているのが全然違うななんということにならないようになお努力をしていただきたいと申し上げて、終わります。
11月28日第170回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、外務省の公金支出のあり方について聞いていきたいと思います。  中曽根大臣に、お手元に新聞の記事が行っているかと思いますが、これは、十一月七日に会計検査院が発表した決算検査報告の中で、いわゆる自治体の裏金ですね、預けなどの手口で業...全文を見る
○保坂委員 大臣、これは、裏金というよりは忘れ金といいますか、国連の方から日本政府に戻しますよと照会して、外務省は受け取るんだけれども、だれも対処しない、国連代表部に通知して、そこでまた忘れたり、何かひどい形になっているなと思います。  検査院の資料では国連が算定中のものもある...全文を見る
○保坂委員 ちょっときのう聞いただけで、三億五千万円が今、もう八億円に膨れ上がっている。  委員長にちょっとお願いしたいんですが、一つ一つどうしてこれが、これからちゃんとやるというのはいいんですよ、そうやっていただければ。ただ、なぜこれだけの基金が国連から照会があってもすべてが...全文を見る
○保坂委員 メーンの質問をする時間がなくなってしまうので、きっちり理事会に出していただきたいと思います。  この間、幸田シャーミンさんのパワハラ問題で話題を呼んでいた国連広報センター、UNICの問題について質問をしてきました。  これは八月十八日に国連総会に国連の監査室が、こ...全文を見る
○保坂委員 質問したことにちゃんと答えてくださいよ。  美術展でこのお金を使ってしまおうよということを日本政府は提案していないですか。していないというんだったら、ここで明確に否定してください。  それからもう一点、シティバンクに移すという情報は本当ですか。
○保坂委員 大臣、実は、きょうは本当に短い時間なので全部は聞けていないんですが、国連に私たちの国のお金を預けるというと、国際機関ですからみんな国民も信用しているわけですが、それはやはり会計ルールがあるわけです。日本政府のお金が出ているわけですから、そこが余っているのであればしっか...全文を見る
○保坂委員 終わります。
11月28日第170回国会 衆議院 本会議 第13号
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○保坂展人君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、会期延長に反対の討論を行います。(拍手)  町を歩くと、ポスターに「麻生が、やりぬく。」、テレビをつければ「麻生、実行中」とコマーシャルが流れてきます。一体全体、何をやり抜くのか、何を実行しているのか、正体不明ではありませんか...全文を見る
12月05日第170回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  総理、私のところに先日、ある方から「ミナミの帝王」という、これは「ハケンの真実」というシリーズが今始まっているんですが、これをぜひ読んでくれと漫画が届けられました。読んでみて驚いたのは、派遣労働者が、長く働いているから直接雇用を求めて立...全文を見る
○保坂委員 私は、深刻だと思いますのは、経済界、経団連の会長といえば、昔は、財界総理と言われますよね。まさに、オール企業、日本の企業すべてを代表して、特にこのキヤノンは、剰余金は直近のデータで二兆九千億もあるわけですから、ほとんど借金もない。こういう企業が、率先して派遣切り、請負...全文を見る
○保坂委員 では、舛添大臣に一点だけ伺います。  きのう、私ども社民党で、解雇を通告されていて、十日には寮も出なければいけないというお二人に会いました。そして、ハローワークでの求人票を見せてもらったんですが、これを見て大変驚いたのは、ちょっと拡大をして赤い文字で書いておりますが...全文を見る
○保坂委員 この大分労働局は、こうやって千人削減するということを十月段階でもう把握していたそうです。そして、直接雇用に切りかえるようにという指導もしていたそうですが、必ずしも、全くそうなっていない。きちっとやってほしいというふうに思います。  次に、住宅問題。  先ほど、麻生...全文を見る
○保坂委員 私は、ちょうど三年前に、この雇用促進住宅に国家公務員、地方公務員が随分住んでいるじゃないかということを指摘しました。当時、五百四十三人ですかね、住んでいた。これはまさか続いていないでしょうね。局長でいいですから、お願いします。
○保坂委員 総理、どうですか。百年に一度の雇用危機で、企業の空前の利益も保障してきた労働者たちが出ていきなさいと言われて、どこに行ったらいいんでしょうかというそのときに、きっとこれは廃止対象なんでしょう、しかし、緊急の、地震や津波にも近い、人災ですけれども、そういう経済のクラッシ...全文を見る
○保坂委員 舛添大臣、きょう厚生労働省で審議会が開かれて、私ども社民党でも雇用保険の緊急改革プランを出しました。一定の非正規の労働者に対してしっかり改善するという方向も示されているようですが、私は、この雇用保険の積立金、五兆円ありますけれども、これは決して多いと思っていませんよ。...全文を見る
○保坂委員 これは舛添さんが正しいと思いますね。  本当に、最後残り少ないんですが、国交大臣、道路特定財源の一般財源化は、これは福田内閣の国民に対する公約ですよね。ところが、国交省は概算要求で一〇%割り増しなんですよ、道路予算で。今回、地方への従来の七千億に加えて三千億がプラス...全文を見る
○保坂委員 終わります。