保坂展人

ほさかのぶと



当選回数回

保坂展人の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月13日第171回国会 衆議院 本会議 第3号
議事録を見る
○保坂展人君 社会民主党・市民連合を代表し、第二次補正予算案に反対の立場で討論を行います。(拍手)  麻生総理、国民の声に耳を傾けることはできないんでしょうか。七割を超える人は麻生内閣を支持しないと世論調査の結果が各社報道されていますが、定額給付金をめぐる国民の声は、反対、他の...全文を見る
○保坂展人君(続) これから年度末に向けて、さらなる人員整理を予定し、切りたい放題の大企業に対して、相応の社会的責任と負担を求めるべきです。多くの国民も、定額給付金二兆円を雇用対策、医療や福祉に充てられないのか、政治家はもっと頭を使えと切望しています。  今からでもやり直せ、そ...全文を見る
01月13日第171回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○保坂議員 社民党の保坂展人です。  委員長には、公平公正、ルールにのっとった委員会運営をお願いしたいと思います。  外務省の問題をやりたいと思います。  十一月に会計検査院が指摘をした、いわゆる国連への信託基金、この信託基金の残余金が検査をしたらぞろぞろ出てきた。十個の信...全文を見る
○保坂議員 余り明確な謝罪はなかったという感じなんですね。  もう一つ、このパネルを見ていただきたい。国連広報センターの業務外と言われていますけれども、PKOのゴラン高原派遣などをする際に、チケットの手配をこのUNIC東京でしていたという問題があります。  このUNIC東京に...全文を見る
○保坂議員 次に、パネルをごらんください。  もう時間がないので総理に伺いますけれども、外務大臣も経験、歴任されているので。  これは、UNIC東京の広報予算の普通口座と定期預金、この二つを合算した資料を作成いたしました。  普通、官庁あるいは国や自治体の機関で定期預金があ...全文を見る
○保坂議員 麻生総理に最後に聞きますけれども、国連に預けたら、余っても、返すといっても受け取らない体質、これはとんでもないと思いますよ、八億円もあったんですから。そして、このUNIC東京の問題も、質問主意書で何回出しても、知らない知らない、私たちとしては調べるつもりはないとのらり...全文を見る
○保坂議員 終わります。
02月06日第171回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○保坂委員 原口委員に続きまして、社民党の保坂展人、きょうは、かんぽの宿の問題を聞いていきたいと思います。  まず、会計検査院が日本郵政を検査対象にしているということが明らかになりましたが、その場合、例えば会計法とか予算決算及び会計令などではないと思うんですが、検査のもととなる...全文を見る
○保坂委員 総務省に日本郵政も規定を届け出ていらっしゃるということだと思います。それを照らし合わせながら、検査院も必要とあれば検査をするということだと思います。  財務大臣にちょっと一言だけ伺いますが、国の発注する調達及び例えば国有地の売却などで、競争入札といえば、この場合、一...全文を見る
○保坂委員 それでは、日本郵政の西川社長に再び来ていただいていますが、私は、この二週間、かんぽの宿の一括譲渡問題の入札経過、ちょっとパネルにしましたが、この入札経過についてずっと日本郵政から聞いてまいりました。  聞いていくうちにだんだんわからなくなったのは、これは一般競争入札...全文を見る
○保坂委員 今、重要な証言が出たんですね、一般競争入札でないと。  ここに新聞のファイルがありますが、昨年の三月二十八日に、建設通信新聞、ここにはこう書いてありますよ。日本郵政は二十六日に、かんぽの宿などの七十一カ所を一括で事業譲渡する方針を固め、四月初めに一般競争入札で公告し...全文を見る
○保坂委員 きのう我々行ってきましたよ。テニスコートが二十一面あるんですね。二子玉川と成城の間なんですよ。世田谷区で七千五百坪ですよ、七千五百坪。こんな広い土地はもう余りないですよ。しかも、真ん中に体育館とかエアロビのスタジオとかがあるだけなんですね。だから、いわゆる開発をしよう...全文を見る
○保坂委員 去年は鳩山大臣と大分異なる意見で議論しましたが、今回、横やりじゃなくて、まさに正面から急所をついたんだと思います。  こんな国民の、しかも、おじいちゃん、おばあちゃんがずっと積み立ててきた簡易保険で、これは無借金なんですね。全部簡易保険の余剰金でつくられたものが、し...全文を見る
○保坂委員 事業の譲渡でも、契約書を締結したのは間違いないんでしょう。契約を締結するには、こうやって、一般競争、指名競争、随意契約、いずれかでやりましょうと書いてあるじゃないですか。そして、一般競争入札ではないのはもう歴然としたわけです。そうなれば、では指名競争入札ですか、違うで...全文を見る
○保坂委員 とても納得ができないですね。  先ほど西川社長は、このメリルリンチの応募要項、鳩山大臣が先ほど読み上げて、これは入札なんだろうかと言ったものですよ。つまり、こうやって世田谷レクセンターを外した根拠は、日本郵政がその入札の公告、公示をホームページでします。そして、メリ...全文を見る
○保坂委員 委員長、ちょっととめていただいて、正確に日付を確認してもらいたいんです。
○保坂委員 十一月二十日に急遽レクセンターを外して、しかも五十億前後の大きな物件、目玉物件です、これを外して、そして十九社には告知もしていない。そうすると、メリルリンチのこの応募要項で皆さんわかっているはずだと言っても、公平な競争、入札とは到底言えません。  鳩山大臣にもう一回...全文を見る
○保坂委員 西川社長、今鳩山大臣も言いましたが、いわゆる一般競争入札じゃないなと思ったのは、公告というのはホームページに出しているこれしかないわけですよ。でも、競争入札と書いてあるから、先ほどの業界紙などは一般競争入札でいわば手続を開始すると書いてあるわけです。各新聞の論説なども...全文を見る
○保坂委員 それなら企画提案コンペなり、ちゃんと正直に書けばいいんですよ。いつでもどこでも日本郵政は変えちゃうわけですから、大きな物件でもいつでもつけたり引いたりできるわけですから。そんな入札はないですよ。  最後に一点、西川社長に聞きたいんですが、鳩山大臣も触れていましたけれ...全文を見る
○保坂委員 本当に、これは国民の財産を少しでも高くいい状態で譲渡するという意識が日本郵政にあったのか、メリルリンチにあったのか、非常に疑わしい答弁だと思います。  最後に、西川社長に確かめておきたいんですが、第二次締め切り、十月三十一日の段階で、報道によればそのホテル運営会社は...全文を見る
○保坂委員 時間が来ているので、最後に鳩山大臣、ぜひ、日本郵政が提出した関係書類を、国会、当予算委員会にも提出をいただきたい、これが一点。  委員長には、これだけ重大な局面なので、予算審議の中でぜひ集中審議をお願いしたい。  以上です。
○保坂委員 それでは終わります。ありがとうございました。
02月12日第171回国会 衆議院 本会議 第9号
議事録を見る
○保坂展人君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、国税二法案について質問します。(拍手)  冒頭、本日の本会議が、与野党合意なき、職権で強引に立てられたことに強く抗議をいたします。  まず、かんぽの宿疑惑について緊急に聞きます。  小泉政権時代の官から民へというかけ声は、官...全文を見る
02月17日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号
議事録を見る
○保坂委員 私からは、二点伺います。  ちょうど十年前に、当時の大蔵省の不祥事を受けて、いわゆる公務員倫理法というものが国会で成立したわけですが、当時、私はその立法過程におりまして、実は、人事院に現在、国家公務員倫理審査会が置かれているんですが、それを、当時の総務庁に置くべきか...全文を見る
○保坂委員 昨年の国会で道路のことが話題になりまして、道路をどれだけ、個別具体的にそのコストがかかっているんだろうということを検証すると、事前調査から、さまざまな広報から、いわゆる天下りの公益法人やあるいは独立行政法人が深く関与しているという姿が見えてきました。  そこで、国土...全文を見る
02月20日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
議事録を見る
○保坂委員 社民党から、内閣から提出された同意人事についての意見を述べます。  まず、再就職等監視委員長及び委員についての提示ですが、社民党は、そもそも官民人材交流センター、我々は天下りバンクと呼んでいますが、これは天下りにお墨つきを与えたことになりかねず、これまでの事前規制、...全文を見る
02月20日第171回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、かんぽの宿など一括売却問題を取り上げますが、簡易保険のお金でつくられた加入者福祉施設が、あれよあれよという間に、短期間で特定の民間企業に安い価格で譲り渡されていく。官から民へと言っていたのは、実は官有地を民間企業に安値でたたき売る...全文を見る
○保坂委員 西川社長、そうすると、名立たる日本のそれぞれの大手紙が全部勘違いをして間違えた、誤報だ、勝手に書いたんだ、だから知らない、こういうことですか。  だって、これは競争入札というふうにホームページで書いていることを、このホームページにアップする前に新聞に出ているんですよ...全文を見る
○保坂委員 つまり、大手メディアが全部間違えたと。そして、つい最近まで間違えていた人も多い。これは一般競争入札なのでルールにのっとってと。  世田谷レクセンターというのは、こんなグラフを出すまでもないんですけれども、百八十五億円なんですね、トータルでいうと、簿価。これも安過ぎる...全文を見る
○保坂委員 これは、議事録を見ていただければもう歴然としていますのでね。  鳩山大臣、実は、私には全く納得できないんですね。その気持ちは同じだと思いますが、総務省に十七箱いろいろ来て、随分いろいろなことがわかったと伝えられていますね。この契約書も含めて、我々に、国会に開示してほ...全文を見る
○保坂委員 麻生総理、どうも日本郵政が今まで言ってきたことと違うというのが次々と明らかになってきましたけれども、郵政民営化によって、公共の財産に由来する、国民の皆さんが長い年月ずっと掛けてきた簡易保険の土地が、極めて不明確あるいは不透明な形で一民間企業が手中におさめる。こういうこ...全文を見る
○保坂委員 時間になってしまいました。実は、舛添大臣には厚生年金病院を廃止しないでほしいという見地から要請をする予定でしたが、時間になりました。  これで終わります。
02月20日第171回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○保坂分科員 社民党の保坂展人です。  きょうは、国連広報センターの問題について、外務大臣及び外務省に伺っていきたいと思います。  中曽根外務大臣に一月十三日の予算委員会で、短時間でしたけれども、国連広報センターの問題をお尋ねいたしました。そのとき、短い答弁でしたが、国連広報...全文を見る
○保坂分科員 としますと、定期預金が長期にわたり出し入れもなく保有されていたというところにはどういう問題点があったのか、ちょっと外務大臣に一言だけそこの認識を示していただきたいと思うんですけれども。
○保坂分科員 外務大臣、今、かみ合わないんですけれども。  問題はなかったということをおっしゃったんですが、遺憾だった理由についてお話しくださいと言っているわけです。遺憾だったので一千万円減額したんですね。
○保坂分科員 外務省、廣木審議官においでいただいていますが、これは、外務大臣のおっしゃるように、定期預金を有しているというのはやはり遺憾である、間違いないですか。
○保坂分科員 それでは廣木審議官にしっかりただしていきたいと思います。  実はこれは外務委員会でも大臣にお尋ねをしたりいたしまして、外務委員会で今は河野委員長の指揮のもとに真相を解明していこうという議論がなされております。これは去年の年末でしたか、実は外務省から、審議官に、この...全文を見る
○保坂分科員 この期に及んで全く理解できないですね。  昨年の末の段階では、この定期預金は全く問題ないんだ、急な出費に備えるんだ、こういうふうに言っている。でも同時に、外務省では、ことしの予算は一千万円減額していたわけですね。これは早く認めるべきじゃないですか。こういう認識をし...全文を見る
○保坂分科員 では、伊藤副大臣に伺います。  これは、西村政務官が熱心にこの問題に取り組んでいただいている間に把握されていると思いますし、伊藤副大臣もおわかりだと思いますけれども、ずっと指摘しているわけですよ、五百万円の定期預金があるのはおかしいんじゃないかと。外務省は年末の段...全文を見る
○保坂分科員 伊藤副大臣、私は、別に事務方と同じ答弁をしてもらおうと思って質問しているわけじゃないので、政治家としての姿勢を伺ったまでなので、そこはちょっと残念な答弁です。  では、外務大臣にも伺っていきますが、私は、この調査をしていく中で、五百万円の定期預金について、日本政府...全文を見る
○保坂分科員 理解していますということは、これは、そういうやりとりはあったというふうに外務省としても確認をしているということでよろしいんですね。違うというんだったら、次の答弁のときに言ってください。それを前提として聞きますので。  とすれば、昨年の十一月二十八日に、外務委員会で...全文を見る
○保坂分科員 外務大臣、今大変重要な答弁が出たのであります。  つまりは、今、私が紹介したメールの内容を審議官もまた繰り返して読むような形で中身の紹介がありました。UNIC東京に十万ドルという残余金があった。今審議官が言ったのは、そのうちの五百万円の定期預金がそこにあったかどう...全文を見る
○保坂分科員 閣議決定で、日本政府が美術巡回展の開催を国連に働きかけたことはない。UNIC東京にちゃんとメールが行っているわけですよ。  五百万円の定期預金について知らないと言っていますが、一番最後に私が紹介した外務省の職員の方の加古さんのメールですね、このメールにはちゃんと幸...全文を見る
○保坂分科員 これは外務省からちゃんとペーパーで答えをもらっているんですが、外務省が五百万円の定期預金を把握したのは六月二十三日の新聞報道だと書いているんだよ。今おっしゃったのは、外務省職員と幸田所長とのメールのやりとりであった五百万円の残余金の性格がわからないから、そういうふう...全文を見る
○保坂分科員 では外務大臣に。  細かい事実経過じゃなくて、透明性のある形で管理されていたというふうに今の大臣の答弁にはあるんですけれども、私はちょっと、これは透明性があるとは言えないなと思っているんですよ。  今の審議官の答弁にもあったように、五百万円という定期預金がなぜで...全文を見る
○保坂分科員 その判断は妥当な判断だと思います。  もう一回審議官にお聞きしますけれども、その透明性についてなんですが、実は、UNIC東京は国連広報局に定期的に、今このような財務状況ですよという報告をしていたというふうにおっしゃっていますね。その内容は、例えば、十万ドルあって、...全文を見る
○保坂分科員 つまりは、そういう不十分な回答しかできなかったことについて、済まないなと思っているんですか。当然だ、こう言いたいんですか。どっちなんですか。
○保坂分科員 これは外務大臣、一千万円減額という判断は妥当なんですが、やはり、国会で質疑、あるいは質問主意書で聞いたことについて、事実と違ったことを答えたわけですね。後からわかった、そのときはまじめだったというんですが、こうじゃないですかと言った私の指摘が当たっていて、そして外務...全文を見る
○保坂分科員 時間になったので、終わります。
02月26日第171回国会 衆議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  中曽根外務大臣に伺いますが、私、何度か国連広報センターの経理内容について疑問を呈してまいりました。日本政府が一〇〇%出資をし、信託基金で運営をされているこのUNICの中に、端的に言って、五百万円の定期預金が長期出し入れなく保有されている事実...全文を見る
○保坂委員 この問題については、さらに細かくいろいろ疑問もありますけれども、大筋、国会での指摘を受けとめたというふうに理解をしました。さらに徹底的な調査もお願いをしたいと思います。  それでは、話題をかんぽの宿の方に移しまして、議論をしていきたいと思います。  この予算委員会...全文を見る
○保坂委員 この新聞記事には、大体百カ所の開発予定であるなんて書いてありましたけれども、このマンションについては、同じ時期に、社宅はかんぽの宿のおまけにつける部分もある、一方においては開発だという疑問を持ったんですけれども、東京中郵はJPタワーですか、ということでもう既に始まって...全文を見る
○保坂委員 もう一回日本郵政の方に戻りますけれども、例えば株が上場された場合に、日本郵政全体がMアンドAなどの、あるいは買い占めとかという対象にもなるんだという議論がなされているようですけれども、これらの、マンション分譲のことについて先ほどお答えいただきましたけれども、東京、大阪...全文を見る
○保坂委員 再び、鳩山大臣、よろしいですか。  今答弁をしていただいたように、あるいは日本郵政内部の文書を見ると、不動産に対して非常に敏感なんですね。敏感というか積極的に位置づけて、戦略的にこれを転がしていく、むしろ郵便局会社の事業的な柱にしていくんだと、これは意気込みも多少は...全文を見る
○保坂委員 最後に一つだけ総務大臣に伺っておきますが、中間報告を近く、来週にもまとめられると。国会にも当然それは開示されることと思いますが、これはいつくらいになりそうですか。
○保坂委員 終わります。
03月11日第171回国会 衆議院 法務委員会 第2号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、森法務大臣及び法務省の皆さんに、まず死刑について議論していきたいと思います。  お手元に今資料を配っていただいているところですが、森大臣も、先日伺いましたけれども、東京拘置所の刑場をごらんになったということですが、私も二〇〇三年...全文を見る
○保坂委員 次のページをめくっていただくと、これは今にも生きている明治六年段階の、俗に言うポンチ絵というものを法務省矯正局からいただきました。  この絵を見ると、当時は二人の死刑囚を同時に処刑するということだったんでしょうね。それで、布告を見ると、三人一遍にというのもこれに準じ...全文を見る
○保坂委員 今も生きているのかだけ。
○保坂委員 続いて局長に伺っていきますが、では、この一ページ目は、私も二回、参議院の方でも行っているようですけれども、私の記憶をもとに再現したイラストでありまして、細部は違っている可能性があります。  ここにある、教誨師が死刑囚と会う場所というところで、東京拘置所では拘置所長が...全文を見る
○保坂委員 東京拘置所で私どもが聞いたお話では、この教誨師が死刑囚と会う場所で拘置所長が宣告をするというふうに聞いたんですね、これから行うと。そのときに希望があれば、教誨師さんとその後でお話しされるんですかね。その現場で聞いた話では、教誨師さんとのお話は別の部屋で、ここに来る前に...全文を見る
○保坂委員 当時の東京拘置所長は、私も何度もお会いした方で、割とこれは数分ですよというふうにおっしゃったんですね。私もそういうふうに、今局長が答えたように認識していたので、ここでいろいろお話しされるんだろうなと。実態は違うことを言われていたので、それは後で確かめていただきたいと思...全文を見る
○保坂委員 森法務大臣もごらんになったと思いますけれども、これらの構造、私は記憶で再現しているので違う部分もあるかもしれませんけれども、おおむねこのような状況でしたでしょうか。
○保坂委員 会議録を読んでいる人はまるでわからないと思うんですが、これはいわゆる吹き出しなんですね。これは、下にあるんじゃなくて、上の部屋の横にあるんです。上の部屋の横についているというのをイラスト的に、立体的にあらわしているので、下にあるわけではないんです。
○保坂委員 矯正局長、刑事訴訟法には、この立ち会いをする人について、監獄の長、今、刑事施設の長となりましたでしょうか、その方が認めた人、許諾をした人ということになりますね。  例えば、大臣、非常に聞きづらい質問で申しわけないんですが、もし法務大臣が、死刑の指揮、執行命令の最後ま...全文を見る
○保坂委員 死刑についてはいろいろな議論があります。大臣、私は、これは恐らく、法務大臣が最後まで見届けると言えば、それを阻むことは何らないんだと思います。要するに、東京拘置所の所長がこれを可とすれば見られるんだと思います。  これから、実は、絞首刑という方法が本当に残虐な刑罰に...全文を見る
○保坂委員 いや、そういう意味じゃなくて、刑場の公開も一つの選択肢かと思いますが、それをイエスかノーか、どうですかということではなくて、今みたいな議論というのはほとんどこれまでされてこなかったんですね。だって、太政官布告ですから。このポンチ絵と刑場も大分違うわけですよ。ですから、...全文を見る
○保坂委員 次に、きょうは、細川先生、山田先生からもお話がありました、捜査情報の問題について森大臣にちょっと伺いたいんです。  これは古くて新しい議論でございまして、例えば、現場の検察官がしゃべるのは国家公務員の守秘義務違反である、これはAさんという方。それから、Bさんという方...全文を見る
○保坂委員 それでは、佐藤剛男副大臣、どうでしょうか。この分野でいろいろ、法務委員会も長かったと思うんですが、このときの議論ですね。九八年、当時、大蔵汚職とかたくさんの事件があって、日本も相当不況に陥った。このリークをめぐって自民党で調査会が持たれた。どんな議論が当時党内でされた...全文を見る
○保坂委員 あれはまだ十年前のことなので、お二人とも御活躍されていた当時なので……(発言する者あり)こちらの笹川先生はよく覚えていらっしゃるみたいですが。とにかく、ちょっと攻守所が変わったなという印象を持つんですね、いろいろ資料を見ると。昔、検察のことで、リークだ、いかぬと言って...全文を見る
○保坂委員 ぜひ大臣、副大臣、政務官も、自民党で十年前にこの調査会がつくられて、どういう議論だったか、お二人ともちょっと記憶にないということなんですけれども、ぜひ思い出していただいて、どういう議論だったか、次の機会に聞かせていただきたいと思います。  では、この点についてはこれ...全文を見る
○保坂委員 このノリコさんの件は盛んに報道されて、中学一年生だ、学校名も挙げられている。  文科省に来ていただいていますけれども、これは、まず国連からは、彼女の教育の権利はどういうふうに保障されているのかということが問われていますが、同時に、どうもインターネットなんかを見ると、...全文を見る
○保坂委員 森大臣に伺っていきたいんですけれども、この件に関しては、もう刻々と時間が迫っているわけですね。金曜日でしょうか、これが回答期限ということで、お母さんの方の回答をお待ちになっていると。その回答が拒否回答であった場合には週明けにも送還の手続をとるというふうに、当局から私も...全文を見る
○保坂委員 ちょっと大臣の答弁で、では、局長にもあと一問聞きたいので、前半にお聞きした子どもの権利条約の、最善の利益とか父母との分離の禁止というところについてはいかがでしょうか。
○保坂委員 では最後に、入管局長に。今、大臣がかなりお話をいただきましたので。  私たちは、特在ということで考えていただければいいのになという思いはありますけれども、日が迫っているという中で一番恐れるのは、十三歳という年齢は非常に多感であって、またうまく言えない部分もあるんです...全文を見る
○保坂委員 最後の最後の場面で非常に重要な意思表示がやはりあると思うので、もう聞いているからわかっているということではなくて、ぜひ丁寧に聞いていただきたいということを大臣にも申し上げて、終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。      ————◇—————
03月13日第171回国会 衆議院 外務委員会 第2号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  昨年の十一月二十八日、当外務委員会において、私は、国連信託基金の残余金問題及び国連広報センターの不正経理の疑惑を取り上げました。河野太郎委員長が議場でこの二つの問題について委員会への報告を速やかに求めていただいたこと、そしてまた理事会や理事...全文を見る
○保坂委員 外務大臣、おわかりですか、この説明。今一生懸命西村政務官が説明していただいたと思うんですが、大体二〇〇四年でこの緑の部分は終わっていますよね。二〇〇五年から、またUNIC東京の基金が復活をしておりますよね。昨年度でたしか日本円にして五千万円程度の残余金があるんですよ、...全文を見る
○保坂委員 中曽根外務大臣に伺いますが、私は聞いていてもよくわからないんですね。これは、先ほど確認しましたように、日本政府が一〇〇%拠出している基金なんですね。そして、国連からはこういうふうに使いましたと内訳の報告を受けることになっているんです。受けることになっていればどう使われ...全文を見る
○保坂委員 時間が参りましたが、河野委員長にお願いですが、こうやって大臣もきちっと出させるという方向で答えていらっしゃいますので、ぜひ、スピードと、正確なものをなるべく迅速に出して、この問題をしっかり、何があったのかと解明できるように、またさらなる御努力をお願いしたいと思います。...全文を見る
03月17日第171回国会 衆議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  裁判官が大変激務であるということで、定員を、枠をふやしていくということについては、もっともっと積極的に進めていくべきであるというふうに考えていますが、私、この十年近くにわたって、裁判官と検察官の給与、俸給、いわゆる待遇が、いわゆる各省の事務...全文を見る
○保坂委員 事務次官のレベルというのは最高のレベルという理解ですが、それを上回る方がこれだけいるという必要は私はないと思いますし、見直しを求めたいということをこれまでも言ってきましたけれども、改めて大臣、どうですか。
○保坂委員 事務次官レベルでいいじゃないですか。事務次官と同額か、同額は同じですけれども、上回る方もいるということは指摘しておきたいと思います。  ちょっと他の問題に移りたいと思います。  実は、裁判員制度をめぐる議論が非常に不足しておりまして、先ほども古本さんの質問にもちょ...全文を見る
○保坂委員 つまり、四割ちょっとの方が回答されてきたということですね。  そこで、新聞記事や最高裁の資料を見て考えたんですが、辞退の方のかなり多くが七十歳を超えた方、あるいは学生であるとか、こういう方は辞退したいと言えば自動的に辞退できますよという定型的なというんですか、そうい...全文を見る
○保坂委員 裁判員制度の辞退理由については、この法務委員会でも、例えば私は死刑についてはやめるべきだ、こういう主張ですけれども、国民の間でも、死刑について必要だという意見が世論調査をすると多いんですが、しかし、自分が裁判員制度でその判断を数日でやるというのはとても重圧である、無理...全文を見る
○保坂委員 この裁判員制度、私は、もっと吟味して、延期してはどうかと実は思っているんですが、全体としては五月スタートということで動いている。  先ほども少し触れましたけれども、死刑の問題と、もう一つ、これは余り知られていないんですが、一昨年のこの法務委員会で、当時の小津刑事局長...全文を見る
○保坂委員 丁寧に御説明いただきましたが、私ども社民党のヒアリングでこの点を裁判所に聞いたところ、要するに客観的な事実に反することを言ったかどうかというのが一つのメルクマールだというのが法務省の見解なんです。  それでは、今、裁判員面接で、死刑について、本当はどんどんやれという...全文を見る
○保坂委員 裁判所に続けて伺いますが、これは、立法当時は裁判員制度というフレームをつくったわけですね。中身は法曹三者でいろいろ詰めてこられた。それで、裁判所の映画とかあるいは法務省の映画とか、大体出ているものは見せていただきましたけれども、大体、この評議は、主に検察側の有罪の立証...全文を見る
○保坂委員 最後にちょっと大臣に伺いますが、今の点、これは裁判員制度についていろいろな議論がある中で、議論がまだ余り及んでいない点だと思うんですね。つまり、世の中には職業裁判官の裁判でも誤判というのがあって、したがって、再審開始事件もあって、死刑についても、戦後四件の死刑囚が長期...全文を見る
○保坂委員 だって、無罪だと言う人にどうやって量刑を判断しろというんですか。自分は無罪だと思っているのに、量刑、あなた、どうですかと言われて、いや、自分はそれは加われませんというのが人情じゃないですか。無罪だと言うのに刑を決めろと言われているんですよ。何で拒否できないんですか。そ...全文を見る
○保坂委員 いや、大臣はそれでいいと思っていらっしゃるんですか。無罪だと思った人も、全体が有罪だと決めたら、では、その中で軽い方の刑を主張すればいいんですか、その裁判員は。それが合理的なんですか、この法の精神なんですか。
○保坂委員 ですから、私は、ぎりぎり譲って、死刑についてはもう全員一致でやったらどうかというふうに思うんですよ。つまり、全員一致であれば、ぎりぎりまで、その人が無罪というふうに言っても、全体の議論の中で、これはもうわかったということで判断するわけですから。そうしたら、こういうこと...全文を見る
03月18日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第19号
議事録を見る
○保坂委員 私の方からは、二点お聞きしたいと思います。  一点目は、公務員倫理にかかわる問題です。  私は十二年ほど前に、橋本内閣当時、自社さ政権の与党の中で、公務員倫理の問題について議論するメンバーでした。長い議論の中で、実は、国家公務員法十七条に人事院が証人を喚問する権限...全文を見る
○保坂委員 私からは、二点聞きたいと思います。  一点目は、国の出先機関についての検査についてです。  私、昨年、野党で、道路の予算の問題、金がかかり過ぎているんじゃないか、こういう点に注目をして、阪神国道事務所というただ一つの事務所、そこだけが問題だという意味ではないんです...全文を見る
03月27日第171回国会 衆議院 本会議 第18号
議事録を見る
○保坂展人君 社会民主党・市民連合を代表し、国税二法案を再議決すべしとの動議に反対の討論を行います。(拍手)  昨日、平田財務副大臣が株取引に絡んで辞任をしました。市場での売却より倍近くの株価で六億を超える大量株取引を行うことは、もちろん、大臣規範が禁止をしています。中川前財務...全文を見る
04月03日第171回国会 衆議院 法務委員会 第4号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  森法務大臣、一昨日、国会の中で、自民党、民主党、共産党そして社民党、国民新党と、十七名の超党派の議員が集まりまして、裁判員制度を問い直す議員連盟がスタートをいたしました。これは質問ではありません。やはりここへ来て、きょうも集中審議をやってお...全文を見る
○保坂委員 それでは、法務大臣にまずお聞きをしていきますが、世界の司法制度の中で、国民、市民が参加して多数決で死刑判決を下すという国があるか、ここに絞ってお願いします。
○保坂委員 アメリカの陪審は全員一致と聞いていますが、どの州ですか、多数決でやるのは。
○保坂委員 アメリカの陪審も原則全員一致というふうに存じ上げています。では、どういう形でその多数決が構成されているのか、後ほど聞いていきたいと思いますが、きょうは時間が限られていますので、幾つかの点をただしていきたいと思います。  裁判所にお聞きいたしますけれども、以前から裁判...全文を見る
○保坂委員 死刑についても、世論の多くは存置が多いということですが、国会の中でも、やはり死刑制度は廃止に向けて進めていくべきだ、これは与野党またがってかなりたくさんの方がそういう意見をお持ちだということも御存じだと思います。  ですから、これは内心の自由にかかわることでありまし...全文を見る
○保坂委員 先ほど川内委員からも守秘義務についていろいろありました。  例えば、生涯、墓場まで評議の秘密は人に漏らしてはならないというかなり厳しい規定になっているわけですね。十年、二十年、三十年たってもということであります。例えば、そういう守秘義務の厳しい縛りもあって、裁判員に...全文を見る
○保坂委員 もう一つ確認なんですが、守秘義務のところで、例えば、裁判長が殺意の説明をしたんだけれどもこれがなかなかわかりやすくてよかったと、これは大体いいのではないかと言われていて、そして、その殺意について、必ず殺してやる、死んでも構わない、この二つの殺意についての解釈の違い、定...全文を見る
○保坂委員 いや、ですから、では大臣に聞きます。大臣、よろしいでしょうか、ちょっと必ずしも予定していない質問で、今の応用なんですけれども。  前回も聞いたんですけれども、死刑などが想定される事件で、この人はやっていないというふうに思った裁判員の方がそういう意見を言った、でも、お...全文を見る
○保坂委員 もうちょっと議論を進めたいので。  いや、法律にあるからだめだという議論じゃないんですよ。では、法律にあってそれが余計なら削ればいいじゃないですか。我々実はそれを考えている。  刑事局長に今度聞きたい。  毎日新聞の死刑をめぐる連載の中で、アメリカのルイジアナ州...全文を見る
○保坂委員 アメリカでは、自分たちは極刑を選んだけれども、これは大変済まなかったといって救援運動をやった、こういう例も出てきている。日本では、今刑事局長がおっしゃったように、相当の新事実というのが一審判決、裁判員裁判終了後に出てきて、その裁判員の一人が、例えば○○さんの無実を晴ら...全文を見る
○保坂委員 もう一つ聞きます。  そういった冤罪ではないかということの運動も、マスクをして、見えない猿ぐつわをはめながらやるというのは事実上無理ですから、非常にそこは国民の自由を拘束するという面があろうかと思います。  もう一つ、私が東京地方裁判所で見た模擬裁判ができがよかっ...全文を見る
○保坂委員 司法制度改革で、裁判官の中には、やはりだれもが常識的ですばらしい人ばかりではない、かなり強引な人もいれば、人の話をよく聞くタイプの裁判官もいれば、そうでない人もいるわけですよ。だから、評議のあり方ということは、裁判員制度が始まったらやはり大きな問題になる。  そのと...全文を見る
○保坂委員 法務大臣、今までの話を聞かれていて、特に、映画とかにもなりますね、アメリカの陪審の。まさに死刑だということで、いろいろ長い議論で決めた人が実はそうではなかった。この場合は釈放されたからよかったですね。場合によっては、アメリカでも処刑されてしまう場合もあるわけですよ。そ...全文を見る
○保坂委員 それでは、アメリカでできることが何で日本でできないんですか。
○保坂委員 そんなの、いい答弁でも何でもないですよ。  人権とか、人を裁くというのは、重大にしてこれ以上のことはないことですから、もし誤ってしまったら、良心をかけてその人を救援するのは当たり前じゃないですか。それを要するに刑事罰で封じて、それで国民に参加してもらう、理解してもら...全文を見る
○保坂委員 特異な事件を対象にして始めることは、私は間違いだと思いますよ。行政訴訟とか国家損害賠償請求訴訟とか公選法違反事件とか政治資金規正法の事件とか、そういうものから市民の感覚を反映させるということであれば、まだこの制度は生きてくるのかなと思いますが、時間ですので終わりますが...全文を見る
04月07日第171回国会 衆議院 総務委員会 第12号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  ことしになってから、かんぽの宿問題、日本郵政の不動産に対する考え方、あるいは感覚ですね、何でこんなに国民共有の財産を安く売ってしまうんだろう、どうしてこんなに割り切りができるんだろうと、大変不思議に思ってまいりました。  そこで、皆さんに...全文を見る
○保坂委員 もう一点西川社長にお尋ねしたいんですが、私たちは、二月に予算審議などで、この法律の附則に盛り込まれた簡易保険関係の施設あるいは郵貯関係の施設については五年以内の譲渡及び廃止となっているんですという説明を聞いてきたんですが、この二つについては民営化当時例外扱いをされた。...全文を見る
○保坂委員 この東池袋の手続は、私もちょっと調べてみましたけれども、昨年の八月八日に、言われるように郵便局会社が郵政民営化の発足当時持っていましたので、これを三菱UFJ信託銀行に対して信託するわけですから、委託者としての郵便局会社が受託者としての三菱UFJ信託銀行に管理をしてもら...全文を見る
○保坂委員 お答えになっていないんですが、つまり、鳩山大臣もよくおっしゃる国民共有の財産ですね、これについて譲渡をする。これは不動産で売るわけではないんですけれども、事実上、この信託が切れると、この受益権の七割を持っている住友不動産を中心に所有されるわけで、三割は郵便局会社が持っ...全文を見る
○保坂委員 どういう方がその七社の中から選んでいたのか、会社の会議でこの住友不動産に決めようということだったのかわかりませんが……。  では、もう一つ伺っていきますけれども、こういうふうに、不動産の売却をするよりも、信託をとり、受益権を譲渡するという方が高値だったんでしょうか。...全文を見る
○保坂委員 鳩山大臣、私は、ちょっと聞いて、あれっと思ったんですね。今までの話と違うんですよ。  今までの話は、かんぽの宿もある、それから社宅もある、ラフレさいたまもある、まとめて持っていけと。百億円ですよ、百九億円。これは一カ所六百何坪が七割で五十億円というのは結構高いんです...全文を見る
○保坂委員 郵便局会社には、この五十億円は払い込まれたんでしょうか。そして、この開発費用は、共同事業開発ということですから住友不動産と郵便局会社がビルを建てていくという計画でございましょうね、これはいつ建てる予定なのか、今、現状どうなっているのか。
○保坂委員 西川社長に再びお聞きします。  実は、簡保関係の総合健診センターというのは全国にあったんですね、また、病院もございました。これはかなり安く売却されています。  私は、非常に残念だ、こんなに安く売ってしまっていいんだろうかと。中にはバルクに入っていたものもある。この...全文を見る
○保坂委員 西川社長に続けてなんですが、二月の予算委員会のやりとりで、世田谷レクセンターというのは最後に外しましたねということを私は指摘しました。その最後に外すというのはルールとしていかがなものだろうかと。当初から参加希望していた会社に全部通達をすべきだろう、どこまでお知らせをさ...全文を見る
○保坂委員 最後に大臣に伺います。  なぜこの質問をしているかというと、実は世田谷レクセンターというのは、先ほどちょっと御紹介したように、百三十八億円という鑑定評価がついている。やはり、何だかんだ言っても大変評価の高い土地だったろうと思います。  これを外すというのは、このか...全文を見る
○保坂委員 しかも、現状は古い建物が建っているままで、この地域は都市再生法に基づく緊急整備の指定を待っているというか手続中なんですね。御承知のように、都市再生法の適用がされれば、容積率等、格段に条件は変わります。そうなれば住友不動産の五十億円というのも意味が変わってくるんじゃない...全文を見る
04月07日第171回国会 衆議院 法務委員会 第5号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、外国等に対する我が国の民事裁判権についての法案について、同僚議員からたくさん出ておりますけれども、私も何点か、まず質問をしたいと思います。  まず、民事局長に伺いますが、この法律を日本の国民が使っていくに当たってどのようなことに...全文を見る
○保坂委員 なかなか複雑な法律なので、これは、日本国民あるいは法人などにそれこそどのようなお知らせ、広報、工夫も必要かと思いますが、していく予定なのか。また、労働者の裁判を受ける権利が不当に害されないように、その制度の趣旨をきちっと広げていく方策について、お考えをお聞きしたいと思...全文を見る
○保坂委員 それでは、ちょっと法案を離れて、裁判員裁判について、先日聞いたことで、二、三、残りの時間で伺いたいと思うんですが、裁判所に伺いたいと思います。  過日、裁判員裁判で、裁判長あるいは裁判所が過料を科すケースはどういうケースなのかということを法務省の方と議論したんですが...全文を見る
○保坂委員 法務省刑事局長に伺いますが、そうすると、現場で裁判長が、これはもう虚偽だからだめですよといって過料に処して、なおその虚偽ベースの陳述を維持して悪質だと思ったときに、裁判所の告発を受けて立件する、起訴する場合もあるというふうに先刻言われました。  その場合には、もう一...全文を見る
○保坂委員 わかりました。  時間がないので、もう一、二問聞きたいので、答弁を短くお願いしたいんですが、これは裁判所もおっしゃっていましたが、要するに、人間の心の中の内心を客観的に証明するというのはなかなか難しいわけでございます。  ただ、ちょっと例を挙げますと、これは、死刑...全文を見る
○保坂委員 では、もう一点ですが、裁判員候補が死刑のことを問われて、私は憲法十九条で保障されている思想、良心の自由に基づいて、あえてこの質問について答えを避けたい、私には沈黙の自由がある、これは憲法上保障されている権利だと言ったら、正当な事由なく陳述を拒んだケースに相当しますか。
○保坂委員 では、法務大臣に伺いますが、確認ですが、憲法は最高法規であって、裁判員法にペナルティーがあったとしても、今刑事局長とのやりとりにあったが、憲法十九条で定められている思想、良心の自由ということを踏み越えて、これは裁判員法にあるから黙っていてはだめですよということまでは個...全文を見る
○保坂委員 それは、法務大臣、めちゃくちゃですよ。裁判員法で、もし陳述をしなかった場合、これはだめですよとなっていても、憲法上、十九条において、自分は沈黙する自由を選ぶというふうな国民に対して、これは憲法の規定の方が上位ですね、こう確認しておるわけです。法務大臣なんですからそのぐ...全文を見る
○保坂委員 それでは、法務大臣、死刑制度についてあえて問われることは、憲法十九条に保障されている思想、良心の自由、私はその権利においてこれはお答えしませんと言っても、別にペナルティーを科せられることはない、憲法の方が上位規定だ、こういうことでよろしいですか。今の答弁を要約すると、...全文を見る
○保坂委員 私の言っていることでいいですか。
○保坂委員 もっと明確にしてほしいと思います。  終わります。
04月08日第171回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、奨学金の問題について集中的に聞いていきたいと思います。  奨学金については、貸出額が有利子の方が非常にふえていて、しかも、この現下の経済情勢で延滞されている方が大変多い。  まず、ちょっと事例を紹介していきたいと思うんですが、...全文を見る
○保坂委員 もう一つ、長期にわたって延滞が続いている方のケースなんですが、これは那覇市のSさん、女性で四十九歳の方。三十一年前に百十八万五千円の奨学金を借りて、残金が七十八万五千円というところまで返した。ところが、その後滞っているということで延滞金が百二万六千円と膨らんでしまって...全文を見る
○保坂委員 きょうは、独立行政法人日本学生支援機構の理事長に、昨日急に求めたわけですが、来ていただきました。以前、国会でお会いしたと思いますけれども。  そういうことでちょっと具体的に伺っていきたいと思いますが、これ、債権回収業務を委託されているわけですよね。一枚、文科省からも...全文を見る
○保坂委員 それで、きのう文科省から、機構の方の「奨学金返還促進策について」という、これは有識者会議のつくったパンフレットをいただいて読んでみたんです。これにも出ているんですが、相談体制がなかなか整っていない。  つまりは、こういった債権回収業者を使って催促をかけるということも...全文を見る
○保坂委員 私が聞いているのは、返してくださいという、これはかなり多額の方もいるわけですよね、あるいは滞り始めた若い方がいるわけですね、そのときに、例えば、今失業しているとかお母さんが病気になって大変になったとか、理由があってそういう状態になって、これは猶予の対象だなというふうに...全文を見る
○保坂委員 文科省に聞きますが、きのう、私が会館で一時間説明を受けたときには、回収業者は猶予のことは言っていませんと。これはわかりやすいんですね。だって、回収すればするほど収入になるわけですから。猶予の手続があるよと言ったら、それを猶予されたら収入にならないわけですね。だから文科...全文を見る
○保坂委員 私のところにはこんな声も寄せられているんです。債権回収会社に電話で、私大変だからどうしましょうかと相談しても、相談は取り扱っていません、支援機構に電話しろ、こう言われるということなんです。それで支援機構に電話しても、この報告書にありますけれども、ほとんどつながらない。...全文を見る
○保坂委員 では、ちょっと文科省に伺いますが、この有識者会議のパンフレットにも、延滞の調査、分析をされた中でちゃんと書いてあるんですよ。本来は、「返還猶予の要件に該当しながら、延滞に陥っている者が少なからず存在している」ということが書いてあるんです。ということは、今、理事長がいろ...全文を見る
○保坂委員 次に、一番社会問題化しているブラックリストなんですが、低所得や失業、無職等の理由で返済が滞っている人が多いということが、先ほどから紹介している機構の調査でも明らかですね。  ところが、その相談にも応じ切れない、電話がずっと話し中であるという状態も同時にある。本来、丁...全文を見る
○保坂委員 大臣に総括的に聞きます。  やはり教育に金がかかり過ぎているんですよ、日本は。ヨーロッパでは、ほとんど無料という国もありますよね。それから奨学金についても、給付型、これを使って勉強しなさい。そのことによって社会の活力が、低所得層であっても、若い時期に一生懸命勉強する...全文を見る
○保坂委員 ぜひお願いしたいと思いますし、これは、与野党を超えてしっかり文科省にも機構にも取り組んでいただきたい。相談体制の充実はもう本当に急務です。どうしたらいいんだろうというときに電話がつながらない、これは即刻何とかしてほしいと思います。  最後に、お配りをしましたが、私、...全文を見る
○保坂委員 この刀剣協会、現佐々会長の就任以降、この中では相当人事の問題もあり、そのことについてきょう触れませんけれども、少なくとも、美術的な価値を認めている刀剣協会があり、博物館もあって、展示をしている。全国のそういった美術的な価値がある刀剣をある種コントロールしているところで...全文を見る
04月17日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、御協力いただいて、ちょっと順番を変えさせていただきました。ありがとうございました。  私は、十年ちょっと前からグリーンピアのことをずっとこの委員会で、あるいは決算委員会で聞いてきました。  まずは、舛添大臣にお聞きしたいんです...全文を見る
○保坂委員 大変問題があるのと同時に、二階大臣が、以前、那智勝浦町とこのボアオ両者を呼んで、大臣応接室で契約をした、こういう異例の形になっているわけですね。  そして、このボアオは、那智勝浦町議会でも、おかしいじゃないか、いわゆる開発を進める、再開を目指すといっても何の工事もし...全文を見る
○保坂委員 これは、グリーンピア南紀だけで二百億円投下しているんですね、舛添大臣。大変悔しいですよね。これは、本来は年金福祉施設として、経営も効率化して再生するという道もあったと思います、今かんぽの宿の問題をずっとこの国会で議論しましたけれども。  しかし、これを本当に安い値段...全文を見る
○保坂委員 私は、これはゆがんだ政治力が働き過ぎた結果、こういうボアオという企業が入ってきて、何もやらない。やらないけれども、撤退するときにも、もうけさせてやる、こういう力が働いたのでないかと非常に不愉快に思います、これを見て。  今局長に伺いますが、では、残った、宙に浮いたグ...全文を見る
○保坂委員 地元の新聞には、グリーンピアのこの宙に浮いた、ボアオでさんざん振り回されたその跡地利用は湊組に絞られたと書いています。この湊組の前社長、現会長は、これまたあれなんですね、二階大臣の和歌山新風会の会長じゃないですか。何をやっているんですか。  つまり、これだけ、グリー...全文を見る
○保坂委員 グリーンピア二百億円というのは年金保険料から出ているんですね、御存じのとおり。やめるときにもローンがあったんですよ。これも国民の年金積立金から出したんです。舛添大臣、痛みを感じましょうよ、これ。こういうものが、国民の年金保険料を使ったものが再び利権の具になるようなこと...全文を見る
○保坂委員 今大臣の決意も伺いましたので、厚労省として、このグリーンピア、傷がつきましたけれども大変いい場所です、地域の再生のためにしっかり監督をしていただきたい。大臣の決意が言葉だけにならないように要請をしまして、終わります。
04月17日第171回国会 衆議院 法務委員会 第6号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  裁判員制度について伺っていきたいと思います。  裁判員候補者にこれから質問票などが送られていくということになっていくと思いますが、裁判員候補者並びに裁判員あるいは元裁判員に対するかなりの罰則があるんですね。その罰則の中で、裁判員候補者の虚...全文を見る
○保坂委員 これは、この法律どおりに読めば、虚偽の記載をした、それに対して過料が発生して、提出をしたということで刑事罰も、これは両方が併科されるということもあるんですか、ないんですか。
○保坂委員 刑事局長、これはやはり理屈が通らないんですよ。  過料と刑事罰が併科される、実際にはないだろうという顔をしながら今答弁されていますけれども、虚偽陳述もそうでしょう、過料があって刑事罰があって、両方とも併科されるという答弁ですよね。確かに裁判員法はそういうふうに書かれ...全文を見る
○保坂委員 大変わかりにくい答弁でしたね。  裁判所はどうですか。人を裁くことはできませんというのは辞退理由として認めないという見解ですか。
○保坂委員 実施も迫る中で、こういう基本的なところで明解な基準が示されない。  大野刑事局長と前回、七日の法案審議のときに、いわゆる内心の自由を定めている憲法十九条との関係で、裁判員候補に対する質問が事例えば死刑などに及んだときに、私は憲法十九条で保障されている思想、良心の自由...全文を見る
○保坂委員 刑事局長、それはすりかえなんですよ。そうじゃなくて、もうちょっとシンプルに考えてください。  裁判員候補が面接を受ける、まあ短い時間でしょうね。事が死刑に及んできた、今言われたような質問を全部裁判長がしないまでも、死刑ということに話題が及んできたとき、その点について...全文を見る
○保坂委員 裁判所に聞きますけれども、これは個々の裁判体の判断じゃ困るんですよ。裁判長の質問が、候補者に対して死刑に係る領域に差しかかったときに、十九条で保障されている思想、良心の自由に触れることなので私は沈黙を選びますと言ったら、これは個々の裁判体ごとに過料を科したり科さなかっ...全文を見る
○保坂委員 では、個々の裁判体においては、裁判員法が憲法の上位にも来る、こういうことであってはならないわけですね。  では、もう一問裁判所に聞きます。  この裁判員制度の中で、ここはちょっと欠けているなというのが、やはり説示というものがないということですね。アメリカの陪審員制...全文を見る
○保坂委員 多くの模擬裁判では、どうしてもやはり裁判官の意見で判決の流れが変わってくるということは指摘されています。その原因の一つとして、やはり、刑事裁判とはこうだ、そういった説明がありますね、説示でもいいんですけれども。そういうものと、自分の意見はここからだよ、ここからは皆さん...全文を見る
○保坂委員 評決は何回もできるんですか。
○保坂委員 殺意があるかないかをDVDの中で聞いているわけですね。ないんだと言ったら、これは例えば過失の罪というふうになり、殺人を意図した事件なのか、重要なところですね。  だから、そこが、最高裁がつくっているDVDで、あるんですかと聞いたら、ある人は少数。また説明して、全員な...全文を見る
○保坂委員 そういうところは非常に不明確なので、また質疑を続けたいと思います。  終わります。
04月22日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  日本の外交の中で国際貢献ということが言われて久しいわけですけれども、湾岸戦争後の、いわゆる九〇年代に、ソマリア信託基金という基金がつくられたと聞いております。このソマリア信託基金も含めて、こういった国連関係のいわば日本が拠出をした金額及び使...全文を見る
○保坂委員 質問は、その基金も含めて、統一タスクフォースと言われましたけれども、そういったアメリカ中心の多国籍のアプローチ、こういったものも含めて、日本政府がこのソマリアの事態に九〇年代前半に出したお金は、この一億ドルでいいですね、それ以外はありませんね。
○保坂委員 会計検査院が、配った資料にあるように、国連のさまざまな基金に日本政府から拠出をされながら、もう既に任務が終了している基金、つまり、動いていない、閉鎖をしている基金にも多数のお金が残っていて、国連代表部に対して国連から早くとりに来いと言っても、二年、三年放置していたとい...全文を見る
○保坂委員 出したときには国会審議があっても、余ったらどういう報告があるのかというと、実はないわけですね。  この問題を私、昨年の外務委員会で十一月に取り上げまして、外務省はこれをよく調べてみるということでしたが、この一枚目の資料にあるように、十二月には、国庫返納は三つで、あと...全文を見る
○保坂委員 検査院もよく踏み込んで検査をしたと思いますけれども、これは決算書にも載ってこない、もちろん国会への報告もないということなんです。  この問題に私が行き着いたのは、実は国連広報センターの不正経理問題からでした。これは中曽根外務大臣にも何度か答弁をいただきましたけれども...全文を見る
○保坂委員 それでは、会計課を預かっている官房長にも来ていただいていますので、お聞きをしますが、実際の運用実績を見ると、かなり円高のピークのところで送金をされているんですね。ちょっと外れるときもありますけれども、これは仕方がありません。  そういう意味では、外務省に外国為替運用...全文を見る
○保坂委員 私が調査したところ、この外務省の多額の国連分担金の送金の仕組みなんですが、これは簡単な図をつくってみましたけれども、外務省から送金の連絡がこの銀行にあって、そしてUNIC東京から依頼があって、そしてUNIC東京から国連本部に送金連絡があって、そしてこのUNIC東京の口...全文を見る
○保坂委員 分担金の判断している部局が、では何となくきょうこの辺でやっちゃおうかなといって判断していたということなんですかね。到底それは合理的な説明になっていないと思いますが。  官房長、これは、こういったやり方を改めたわけですね。現在はUNIC東京の口座を経由しないで直接国連...全文を見る
○保坂委員 きょうはソマリアの問題をこれから聞いていくので、この鈴木中東アフリカ局長に来ていただいていますけれども、当時会計課長だったわけですね。ルールを変更した後の会計課長だと思いますが、どうしてこのような送金方法を変更したと前任者から聞いたか。これは大事な問題ですので、答弁を...全文を見る
○保坂委員 当時の外務省というのは大揺れに揺れていたわけですね。小泉内閣のもとで田中眞紀子外務大臣が就任をし、そして、外務省の不祥事というのもたくさん出てきました。不透明な金銭の行方というのも連日新聞をにぎわしたという中で、こういった、何か日本政府全体が国連に出すお金が、理由も定...全文を見る
○保坂委員 為替の安定のためにモニタリングはしているけれども、外務省がどういうふうにやっていたのかということについては、財務省も、財政当局もわかっていないし、そして我々国会にも全く報告がない。では決算を見ればいいのか、決算委員会もありますが、決算にも出てこない。  いろいろ苦労...全文を見る
○保坂委員 全く答えになっていないですよ。  結局、円高局面で、外務省が為替相場を見ながら、プロの専門家はいないんだけれども、年に二回ぐらい、タイミングを見て運用差益を出してきたんですよ。外務大臣、どう見ますか。  私は確認しましたよ。今、総政局長が、ソマリアには一億ドルの基...全文を見る
○保坂委員 だから、その一億ドル以外にありませんと言っておいて、これは何ですか。決算書に載っているんですよ。さっきの局長答弁は、では撤回するなら撤回してよ。今この委員会の場でソマリアのことをやっているわけでしょう。過去の問題を聞いているわけでしょう。では、何に使ったんですか、この...全文を見る
○保坂委員 ちょっと委員長、整理してほしいんですが、一億ドルの基金については、日本円にして四億か五億か余ったわけですよ。それの使途は答弁したとおりらしい。そうじゃなくて、この二十七億円というのはそれとは違うんじゃないですか。これは平成五年なんですよ。先ほど私が配った資料の基金の最...全文を見る
○保坂委員 私は、こういうことになるんじゃないかと思って、ちゃんと紙で、質問予告のときに三行書いているんですよ。国連決議を経てソマリア信託基金がつくられた、一億ドルの拠出を決めて積極的な対応をしたと聞くが、ソマリアに係る国連の活動及び米国を中心とした統一タスクフォースなどの活動に...全文を見る
○保坂委員 外務大臣、一億ドルといったら当時のレートで百二十九億円ですか、当時の日本はかなり思い切った支出をしたわけですよ。しかし、残念ながら、国連のアプローチはソマリアにおいてうまくいかなかったわけですね。そして今日の海賊事案につながっているわけじゃないですか。翌年、二十七億円...全文を見る
○保坂委員 また御報告といっても、近く採決なんという話もありますので。  これはソマリアの安定のために、九〇年代、日本政府が前向きにとり行った活動。二十七億円も含めて、どういう成果があったんですか。それは総括してもらえますか、外務省。どういう成果があったんですか。
○保坂委員 財務省の主計局次長に来ていただいていますので。  我々、この外務省予算も含めた予算審議権というのが国会にあるわけですね。同時に、財政当局が予算編成をして、外務省の例えば国連関係の基金の出し方について、これが過大でないのかどうか査定をするという役割を負っていると思いま...全文を見る
○保坂委員 予算委員会、我々はまじめにやっているわけですね。ただ、これだけ多額のお金が出てきても、国会にも何の報告もない。わかりにくいですよ、外務省の決算書は。見ても何もわからない。  外務大臣、これからこういう残余金が出たら、一たんは国庫へ返納したらどうですか。それで、必要が...全文を見る
○保坂委員 では、大臣、いいですか。
○保坂委員 どうもすっきりしないやりとりなんですけれども、では浜田防衛大臣に聞きましょう。  この海賊対策が、これまでのPKO、あるいは災害派遣や人道派遣に比べて、極めて武器使用に至る蓋然性が高いんじゃないか。いわば海賊という形で活動しているわけですから、これに対する対応という...全文を見る
○保坂委員 もう一点、では防衛大臣に聞きますが、つまり、海上警察である海上保安庁と違って、海上自衛隊のいわば装備している砲弾は強力だということがあるんじゃないか。  ですから、海賊船に当たったときに、一部破損して航行がとまるというんじゃなくて、こっぱみじんに壊れてしまって瞬間で...全文を見る
○保坂委員 金子大臣に伺いたいんですけれども、私どもも「しきしま」を見てまいりました。十分な能力がある艦船だなと思って帰ってきましたけれども、インドネシアでアジア海賊対策地域協力協定、この委員会でも出ていると思いますけれども、これは、努力によって関係国と連携をして極めてうまくいっ...全文を見る
○保坂委員 浜田防衛大臣に、もう時間も数分ですから、憲法の問題で二点、ちょっと伺いたいと思います。  P3Cの情報を外国艦船に通報というか情報提供して、それが連携行動で攻撃ということになった場合に、憲法との関係で、いわゆる武力行使ということにつながっていく、手をかしたことになる...全文を見る
○保坂委員 これは恒久法ですからね、時限立法じゃなくて。だから、やはりそういった反国家、いわゆる内戦状態のようなそういう勢力と結びついた場合には、これはやはり憲法違反の行為になると私たちは考えますよ。  時間になりますからやめますけれども、ぜひ外務大臣、先ほど外務省からあった、...全文を見る
04月23日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第30号
議事録を見る
○保坂委員 社民党から、憲法審査会規程の制定について意見を申し上げます。  まずは、憲法改正国民投票法そのものの問題です。  一昨年、私どもが強く反対する中で、憲法改正国民投票法は不正常な形で衆議院を通過、成立をしました。同法の中には、全会一致で改正することが慣例になっている...全文を見る
04月24日第171回国会 衆議院 外務委員会 第9号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きのうブリュッセルで開催されたソマリア支援会議ですが、橋本外務副大臣が二十億円を拠出するという表明を行ったと報道がされております。他方、私は一昨日、海賊・テロ特別委員会で審議をしましたが、この平成五年、九〇年代前半、ソマリアの統治が崩壊をし...全文を見る
○保坂委員 それで、中曽根大臣がこのやりとりを聞いていて、しっかり調べさせます、こう答弁をいただきました。ソマリア、今、海賊の法案はきのう衆議院を通っていきましたけれども、日本はまた新たな出資をする、こういう事態になっています。  さあ、では二十七億円はどう使われたのかといった...全文を見る
○保坂委員 委員長、これは信じられますか。我が国がソマリア復興に向けてこれから金を出そうというわけですよ。当然ですよね、協力していく必要がある。だけれども、九〇年代前半に税金から支出したお金が、全部廃棄しました、決算の、いわゆる補助金総覧しかありませんと。そうしたら、我が国の外交...全文を見る
○保坂委員 官房長、来ていただいていますが、これ、そもそも何でわかったかというと、こういうUNICという国連広報センターの口座に一回外務省からの指示で国費が入って、ここから日本円をドルにかえて国連に送るというややこしいことをやっていたわけですね。しかし、これは何のためにやっていた...全文を見る
○保坂委員 私は、これは本当のことを言っているとは到底思えないですね。ソマリアでもどこの国でも、では、ソマリアが復興して新しい政府ができて日本が大使館を開くというときにどうするんですか。幾らをどれだけどういう用途で使ったという、全部五年過ぎてしまっているので全部捨てています、わか...全文を見る
○保坂委員 では、法令上の根拠は。
○保坂委員 違いますよ。予算で国連分担金が三百六十億組まれる、それを支出官レートで出すんだったら、それは問題ないわけですよ、三百六十億ドル相当の。しかし、ずっと以前から外務省はFXをやってきたわけですよ。円高基調の時代に、タイミングを見て、ああ、ここだといって送金してきたわけでし...全文を見る
○保坂委員 本当にひどいね。憲法八十三条の、国の財政を処理する権限は、国会の議決に基づいてこれをしなきゃいかぬのですよ。ソマリアに二十七億円出したなんてどこにも出てこない、これは。国会にも報告されないわけだ。いいですよ、予算の節減をしたというのなら。そうしたら、それは国庫に返納す...全文を見る
○保坂委員 では最後に、総政局長、そして大臣にもお考えを聞きたいと思います。  実は総政局長、私がおととい求めたのは、結局一億ドルの信託基金以外に日本政府がどれだけ使ったんですか、こういうことでしたね。二十七億円はわからない、捨てちゃったと。  私調べたら、それ以外にも、例え...全文を見る
○保坂委員 中曽根大臣、調査を指示されました。大臣として非常に誠実に受けとめていただいたと思いますよ、おととい。しかし、答えは、二十七億は分担金に使われたものと思われるというだけのもので、ちょっと調査しただけでも、平成五年の支出だけで、これはダブりがあるかもしれません、二十七億、...全文を見る
○保坂委員 委員長にはぜひ調査をお願いしたいし、先ほど外務省が述べた二千七百万ドルの人道支援活動と、このPKO関係で相当のお金がこの年に出ていますからね。それらがどれだけダブっていて、トータルがどれだけで、日本はソマリアにこれだけ国際活動に出しているんだと報告をしてくださいよ。一...全文を見る
○保坂委員 終わります。      ————◇—————
05月08日第171回国会 衆議院 法務委員会 第9号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、入管法の改正という審議なんですが、前回入管法の大幅な改正は、生体認証、バイオメトリックス、こういった内容でした。実は、この法務委員会でこの法案が上がった後、連休前でしたが、私は自宅でインターネットを見て、法務省のサイトマップを見た...全文を見る
○保坂委員 ちょっと聞いたら、入管局の予算の半分がこの費用だというんですね。半分ですよ。八百億円使ってきた。これからまた、今、どれだけ減るかという話をされましたけれども、古本委員が聞いていましたけれども、やはり八億円ということはないんじゃないかと私は思いますよ。やはり相当程度のお...全文を見る
○保坂委員 入管法のたしか六十一条の九ですかに、いわば海外からの捜査に対して入管情報を使うということは可能だという規定があったと思うんですが、例えば、そういった人物を、携帯電話の番号がわかっていれば、いわゆる警察等の捜査機関は、電話会社に照会をかけて、その情報を取得して捜査をする...全文を見る
○保坂委員 実は、今回の入管法の先ほどの最適化計画には、たくさんの情報、外国人にかかわる情報、とりあえず在留カードというのができるんですね。この在留カードのナンバーというのは、一人一人振りつけるんですよ、一番からずっと続いて。この在留カードのナンバーをキーにして、いろいろな情報を...全文を見る
○保坂委員 ただ、この最適化計画には、外国人情報、氏名から男女、国籍、旅券番号、在留資格、居住地その他いろいろあって、勤務先の情報とか、最後に、在留カード番号、外国人情報管理の共通管理キーとして活用されるべきだというふうにこの会社は法務省に提案しているんです。おわかりですか。 ...全文を見る
○保坂委員 ところが、今回の入管法では、かなり細かい情報も、例えば勤務先の給料が二十五万から二十万になったとかそういうことでも、あるいは職の転変があったとかいうことも報告をさせることになっていますね。  実は、最高裁判決がこの件で出ていると思うんですけれども、データマッチングと...全文を見る
○保坂委員 これは大事なことだから法務大臣にお聞きします。よろしいですか。  基本的な事柄なんですが、今回の在留カードで、そこに幾つかの情報を入れるという運用をしていくということと、そしてもう一点、入国管理の際に指紋や顔写真をとるという形での運用を行っていますね、こういった情報...全文を見る
○保坂委員 今そうおっしゃるんですけれども、かなり細かい計画、工程表がございまして、こういうものをやはり業者の方が作成されているわけですよ、我々が審議を始める前に。  それを見ると、法務省全体のコンピューターシステムの刷新があるわけですね、大きな話でいえば。そして入管のレガシー...全文を見る
○保坂委員 森法務大臣、私の問題意識がわかるでしょうか。  要するに、本案審議、法案があって、これについて、ここを変えよう、ここを修正しよう、そういう話があって、成立したらその法案に基づいていろいろな準備が始まっていくというのが通常の形ですね。  ただ、今回の法案も、こういっ...全文を見る
○保坂委員 そうすると、目的外の利用を書いているようなそういう企画提案書はだめだよ、うちの局じゃできないよというふうにはねるべきじゃないですか。これに何千万も払っているわけでしょう。おかしいじゃないですか。目的外利用をしないといいながら、あらゆるデータを一元化するという方向で、年...全文を見る
○保坂委員 では、言い方を変えましょう。  局長、在留カード番号というのがキーになるというお話をしましたね。これは、キーは法務省の中でキーにするということでしょう、入管局の中で。在留カードのチップに入っている情報は、それはすべてのものが入っている必要はない。ある特定の情報でいい...全文を見る
○保坂委員 結局はこれがマッチングそのものなんですよ。  ですから、私は非常に不思議なのは、今、法務省が法案をつくっているんじゃなくて、企業がつくっているんですね、実際のところ。CIO補佐官ですか、これもアクセンチュアという会社を経た人たちが三人ばかり入って、法務省、検察事務情...全文を見る
○保坂委員 あと、午後から参考人でやりますが、一点だけ、研修生、実習生の制度について伺います。  これはきょうの新聞ですか、中国人の元実習生が提訴をした。これは小渕元総理のおいの方が理事長の協同組合ということですが、月額五万円の研修手当のはずが三万円しか支給されなかった、非常に...全文を見る
○保坂委員 これは本当に、例えば中国から日本に来るときに、ブローカーにかなりのお金を払っている。そのお金は、要するに、何の問題もなく帰ってきた場合にまた戻ってくるという、保証金のような、身の代金みたいな役割なんですね。それで、例えばそういった、賃金低いとか未払いがあるなんというこ...全文を見る
○保坂委員 但木弁護士とおっしゃったけれども、前検事総長ですからね、法務・検察を代表する人物じゃないですか。この裁判員制度施行直前にかなり思い切った意見を言ったと私は思いますよ。さすがポイントを押さえていると思いますよ、意見が全部一緒じゃありませんけれども。なぜ国民の間に忌避感情...全文を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  鳥井参考人にお聞きしたいんですが、私は四年前に、岐阜県のある工場で中国人の女性たちが大変な目に遭っている、帰国直前で未払い賃金を出しなさいという要望をしたら、強制的に出国させられるような身の危険を感じた、こういう場面で会ってまいりました。 ...全文を見る
○保坂委員 六年ほど前に、高松の造船所で働いているフィリピン人の実習生、研修生たちが、その賃金、パスポートも全部取り上げて、残業代も払わずに、労基署から警告を受けて、そして操業停止になったということで、それは指導が入ったということでよかったんですが、そのフィリピン人の実習生、研修...全文を見る
○保坂委員 今、フィリピンの実習生、研修生たちが何とか研修途上で強制送還されることはなかったという話をしましたが、フィリピンには造船所はないというふうに実はそのとき聞いたんですね。そうすると、この研修、実習というのは何なんだろうかと。  そこで、もう一問聞きますが、一年以内の技...全文を見る
○保坂委員 続いて、徐参考人にお願いしたいんですが、先ほど来、常時携帯義務について、私も九九年の附帯決議のときにこの委員会におりましたので、以来変わっていない、また今回の法案にも残念ながらそのことはついているだけではなくて、入管にそのカードをとりに行ったりと、新たな負担の問題もあ...全文を見る
○保坂委員 次に、市川参考人に。  会長声明の中にもありましたし、そして御意見の中にもあったんですが、在留カードの番号、これがいわばマスターキーになって、さまざまな情報がマッチングされるおそれがあるということを私は午前中の質問で取り上げたんですね。  実は、今回の法改正の前の...全文を見る
○保坂委員 清水参考人に伺いたいんですが、これまで情報の把握がばらばらであった、これを統合するということによって双方に利便性が増すんだという面はあるかと思います。  ただ、今ちょっとやりとりをしてきたように、外国人、あるいは日本人もそうですけれども、あらゆる人間にはプライバシー...全文を見る
○保坂委員 私は、心配しているというだけではなくて、実際に法務省の発注された工程表を見ると、そういうふうに書いてあるんですね。これは、本来はこういった委員会に提出をされて議論すべきものなんですが、実は、コンピューター技術、大変な量の情報をさばかなければいけないので、こういうことを...全文を見る
05月11日第171回国会 衆議院 予算委員会 第26号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  今回の補正予算には、三十六億円のソマリア海賊対策拠出金が含まれております。この中に、先日、国際会議で橋本副大臣が二十億円を拠出しよう、こういう費用も入っているわけですけれども、自衛隊や海保の費用を含めれば百八十二億という海賊対策。この根本的...全文を見る
○保坂委員 今、外務大臣が答弁されたのは、外務委員会やあるいは海賊・テロ委員会で私が聞いて、何度も何度も聞いて、ようやくわかってきた数字をお答えになったわけなんですね。  配っております資料、二ページ目を見ていただきたいんですが、私、この問題に気がついたのは、与謝野大臣にも後で...全文を見る
○保坂委員 今、総政局長に答えていただきましたけれども、資料の四は補正予算の各目の明細書ですよ。これを見れば、いわゆる国連ソマリアPKOなどにどんな予算があったのかというのは、一目瞭然に右方のところに書かれているわけですね。しかし、こういうことは全部、五年の書類保存期間が切れてい...全文を見る
○保坂委員 ちょっと最後の語尾がはっきりしないので。今配った資料を見ていただくと、これは湾岸戦争のときにいわばいろいろ議論があったわけです。湾岸戦争当時は日本は三番目ですね、サウジ、クウェートそして日本と、かなりの金額を出したということで議論になりました。それに引き続いて、ソマリ...全文を見る
○保坂委員 総政局長、よく聞いてくださいね。いいですか。今言われた、四百三十七万ドルというのが平成十三年に余ったので、ユニセフ等に振りかえたと言ったんでしょう、今。  私が指摘したのは、この当時、九三年当時は、五千七百万ドルしか使ってない。つまり、十倍余っているわけですよ、四百...全文を見る
○保坂委員 だって、ソマリアの、これは映画にもなりましたし、また、いわゆる強襲作戦というのは失敗したわけですよね。平成五年にアメリカ軍が特殊部隊で行って、ヘリが二機撃ち落とされて、そして、もうこれはクリントン大統領は撤退を表明したわけです、ここで。だから、使いようがなくなったわけ...全文を見る
○保坂委員 これは裏金化したんじゃないの。これは信託基金に一回出したら、我々国会もその後なんか全然チェックしていないんですよ。  それから、先ほど出ました国連PKO分担金、ことしの一月の二次補正で一千億ですよ、一千億。一千億なんですが、この一千億もどこでどう、どれだけ使ったのか...全文を見る
○保坂委員 では、せっかくだから総合政策局長、九〇年代、十年間で国連PKO分担金というのは総額幾らだったんですか。その払い方はどうやったんですか。いわゆる国内送金、国内送金というのは、実勢レートというのはそのタイミングのレートで送るという意味だよね。そういうふうにやって、円高のと...全文を見る
○保坂委員 これは全部捨てたからわからないと言っているんですよ。今、与謝野大臣もお聞きになりましたよね。  九〇年代の今言ったのも、国連のデータをただ言っただけなんですよ。日本の外務省が国連PKO分担金を幾ら払ったのか、全部関連書類を捨ててしまったので国会ではお答えできないなん...全文を見る
○保坂委員 では、財務大臣にさらに聞きますけれども、為替を運用していた。九〇年代、国連に対する常時の分担金以外にもPKO分担金、これを合わせれば、相当の金額になりますよね。まあ、何千億円、こういう単位でしょう。その分担金の支払い方、特に国連に義務づけられている分担金については、F...全文を見る
○保坂委員 そうすると、これは、実は外務省は今やめているんですよ。やはり不透明だという指摘があった。前回の委員会では、当時の会計課長が、改革の一つだ、このときはいわゆる外務省の不祥事が連発をして、改革委員会だ何だ、そういうときですよ、二〇〇一年ですから。これは、今はやっていない。...全文を見る
○保坂委員 これは外務省自身が出した文書に、円高基調だったので実勢レート、つまりそのタイミングのレートで支払って、外務省予算を節約していたのでありますと書いてあるんですよ。これは為替の運用以外の何物でもない。  資料の六につけておきましたが、今、PKO予算全体が幾らだったのかも...全文を見る
○保坂委員 日本の外交とは何なのか。まあ、外務省はいっぱい記録をつくるところなんですよね。余計だなと思うような記録までつくる役所だと思いますが、不思議じゃないですか、PKOに幾ら振り込んだのか、あて先はどうだったのかと。五年たったので一切捨てているので皆目わかりませんと繰り返して...全文を見る
○保坂委員 外務大臣も官房長も、実は、当時の会計課長が、今、中東アフリカ局長なんですよ。それで、海賊の委員会で答えたのは、はっきり言っているんですよ、さまざまな会計上の改革とか見直しの一環のことだったかと思いますと。改革のためにこういう不透明なことをやめたと当時の会計課長が今局長...全文を見る
05月22日第171回国会 衆議院 外務委員会 第11号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  先日、今回の補正予算の審議で、外務省に対して、実は、一九九〇年代、外務省が国連に対して、PKO分担金、どのぐらい支出していたんですか、こういう質問をいたしました。そこで、別所総合外交政策局長に来ていただいていますけれども、お答えは、二十三・...全文を見る
○保坂委員 予算書は残ってございますという答弁でしたけれども、予算書も捨てていますと私はずっと聞いていますよ、十年たったものはもう捨てていますと。  それで、配った資料を見ていただきたいんですが、これは、今回、PKOではなくて、通常経常経費の国連分担金について、外務省からつくっ...全文を見る
○保坂委員 まず、国連と日本政府の会計の、いわゆる日本の会計年度は国連の一月から十二月のものと違うということですが、どうでしょう。  予算編成されて予算が承認されるのは三月末、毎年国連への分担金をその年の十二月までに払っているわけですから、これはずれは生じないんですね。年を越え...全文を見る
○保坂委員 これは審議にならないんですね。私はうそだと思いますよ。そんなばかな役所はない。これを堂々とうそをついてまかり通るのが国会かということなんですよ。  だって、国連分担金の細かい明細を出せなんと言っているんじゃないですよ。総額は幾らだったんですかということですよ。PKO...全文を見る
○保坂委員 では、中曽根大臣は、これが仮にうそだった場合でも、故意の答弁ではないから何ら処分は考えない、うそであるわけがない、全部捨てた、それでいいんだ、こういうことですね。うそであっても何の処分もしないんですね。  では、しないならしないと言ってください。
○保坂委員 こういうことだと、これは、国連分担金が総額幾らだったのか。予算はわかります、執行したものはみんな捨てました、五年間だけは残しておきますと。そんな国ってありますか。予算審議はするけれども、決算は五、六年うっかりしているとわからなくなる、全部ごみ箱に行く。だから、外交の継...全文を見る
○保坂委員 そうしましたら、別所局長に、この三年間について、果たして、国際刑事裁判所、ルワンダとユーゴですね。では、これらの経費で、国連の資料で確認して、大体こういうふうに整理できる、ああ、この金額、約百億円余りはこんなふうに使われたということを、私どもに納得できるような資料が出...全文を見る
○保坂委員 そうすると、今言われた数字と、私の方で国連のウエブサイトと照合してこうやって表をつくった数字、また違いますよね。どうして違うんですか。理由は何か考えられますか。
○保坂委員 これは、実は、外務省が、(1)の資料しか示さずに、この(1)の資料もおかしいんですよ、実は。支出官レートで割り算しただけで、手数料も何も予算化していないわけですね。だから、単なる割り算をして出してきているんですが、(2)も(3)も外務省はつくれるはずなんですよ。違いま...全文を見る
○保坂委員 終わります。      ————◇—————
05月28日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第37号
議事録を見る
○保坂委員 先ほど枝野元会長代理からの発言を聞いて、まさに憲法とは何か、内閣総理大臣を頂点として、行政府、立法府、そして裁判所と、いわば権力を行使する為政者を最高法規で拘束するというのが立憲主義の根底にあるというのは実に大切な点だと思います。  その点からいうと、安倍総理が、私...全文を見る
06月02日第171回国会 衆議院 本会議 第35号
議事録を見る
○保坂展人君 社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題になりました会期延長の件について、党利党略の余りものひどさにあきれる思いで反対の討論を行います。(拍手)  本通常国会は、派遣切りの悲鳴が全国各地でこだまする中で召集されました。しかし、麻生政権は、経済危機と雇用不安に苦...全文を見る
06月05日第171回国会 衆議院 外務委員会 第13号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  このところ、四月、五月と、ソマリア沖の海賊問題、これを契機にして、たしか日本はそのソマリアの混乱状態に対して九〇年代に支援をしてきたな、こういう記憶をたどりまして、この外務委員会や他の委員会で外務省に、一体幾らソマリアに九〇年代使ってきたん...全文を見る
○保坂委員 きょうちょっと資料にはとじ込むのが間に合わなかったんですが、これはおかしいぞということを言っていって、補正予算については、それぞれのPKOの、それぞれの場面ごとの明細というのが予算書に載っていたんですね。そうしましたら、外務省から、これは理事懇でも問題にしていただいた...全文を見る
○保坂委員 これは、本当ににわかには信じられないんですが、与野党の違いを超えて非常に不思議だと思いますよね。五年を経過したものは全部捨てるんだということですね。  そうすると、六年前、七年前の、我が国が例えばPKOに、今日的な水準だと一千億円、あるいはその前だと六百億円とか五百...全文を見る
○保坂委員 そうすると、五年を経過するとなくなるわけですから、今二〇〇九年ですよね、例えば六年前の二〇〇三年のPKO、総額はわかるけれども明細は全く当方は把握しておりません、こういうことでよろしいんですね。はっきり答弁してください。
○保坂委員 外務大臣にはたびたびこの問題についてお聞きをしていますけれども、今までの答弁を聞いていらっしゃって、これは、外交は継続ですよね。十年前にソマリア関係で幾ら出したのか、あるいは三十年前だって必要かもしれない。少なくとも、今、外務省の答弁だと、五年を超えちゃうとわからなく...全文を見る
○保坂委員 やはりだめじゃないですか、この政権は。申しわけないけれども。(発言する者あり)だって、五年たったら捨てるんですか。五年たって捨てて、どうやって継続した外交ができるんですか。それで、これからもそういう方針を変えないというのはとんでもないことだと思いますよ。一千億円に余る...全文を見る
○保坂委員 一九九三年の事務総長の報告の数字を今言っていただきましたね。五千七百万ドルを使ったと。資料の2についていますけれども、二、三とありますけれども、下に棒グラフを書いておきました。ソマリア信託基金というのは全部で一億五百万ドルで、日本以外の国が出した金額は五百万ドルなんで...全文を見る
○保坂委員 質問の意味がよくわからなかったかもしれないんですが、要するに、警察と司法の費用については、日本が出した一億ドルとは別の二千百六十万ドルの中で賄われたのではないかという点、それから次に、年表をつけておきましたけれども、実は、九三年で統一タスクフォースというのは第二次国連...全文を見る
○保坂委員 委員長にお願いしたいんですが、日本の原発一年分の濃縮ですから、これは協定の国会審議も次の国会あたりに予定されているんでしょうけれども、ぜひ提出をしていただくようにお諮り願いたいと思います。
○保坂委員 それでは、終わります。      ————◇—————
06月09日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第41号
議事録を見る
○保坂委員 私たち衆議院議員の任期は、九月十日と、あとわずかです。この時期に、参議院との共同歩調をとる努力も放棄して、近く憲法審査会規程の採決を強行しよう、このやり方に強い怒り、また違和感を覚えます。  一体、何のための、だれのための規程制定なのでしょうか。  私たちは、二年...全文を見る
○保坂委員 臓器移植法案の本日の中間報告の動議に、社民党も反対をいたします。  まず、この四法案の審議、厚生労働委員会でどれだけの議論がされてきたのか、その時間及び質が問題です。  二十一時間の中で、これは小委員会も含めたもので、委員会審議は八時間にすぎません。この八時間の審...全文を見る
06月11日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第42号
議事録を見る
○保坂委員 憲法は、我が国の最高法規であり、国民の立場から為政者を拘束するものであって、これが立憲主義の根本であります。これを覆すような理解、すなわち、国家統治権力が国民を拘束するような解釈は断じて排除されなければなりません。  中山会長また枝野会長代理、そして我が党の辻元議員...全文を見る
06月16日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第43号
議事録を見る
○保坂委員 臓器移植改正四案の討論が提案されています。討論とは、採決の前に行われるものであり、本日は採決をせずに若干の時間を置くものの、近く採決を行うことを前提にしての討論であることは間違いありません。  社民党は、厚生労働委員会での議論はまだ不足していると考えています。とりわ...全文を見る
06月18日第171回国会 衆議院 総務委員会 第22号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、私はいつも法務委員会におりまして、この一月余り、入管法の審議をやっているわけですけれども、大変重要な点だと思いますが、今回の両法案の改正案によって、外国人の住民サービス、今ほど総務省からはその住民サービスは変わらない、こういう答弁...全文を見る
○保坂委員 今の答弁ですと、それでは、外国人登録法上、従前は在留資格の有無を問わずに住民サービスを提供してきた、今回からは変わるということですか。つまり、今のお話だと、適法にという前提がつくので、そこは在留資格の有無で振り分けていく、こういうことですか。
○保坂委員 では、法務省の方に聞きます。  例えば、仮放免をされて九十日以上在留する外国人が住民サービスを受けたいということで、その際何らかの在留資格が必要となる。法務省では、具体的にどのような措置をどのように凝らしていこうとしているのかという点についてお答えいただけるでしょう...全文を見る
○保坂委員 それでは、総務大臣に、ちょっとこの点は大事なので確認したいんですけれども、これまでのいわゆる外登法が廃止をされた。これまでは在留資格の有無を問わずに住民サービスは提供してきた。今回、入管法と住基台帳とクロスするわけですけれども、基本的に外国人住民に対するサービスの提供...全文を見る
○保坂委員 文部科学省に伺います。  平成十八年の初中局長通知「外国人児童生徒教育の充実について」というところで、就学手続の居住地確認方法などについて、この際、外国人登録証明書による確認に限らず、居住地の確認に関して、一定の信頼が得られると判断できる書類によって確認するなど、幅...全文を見る
○保坂委員 次に、厚生労働省に伺いたいんですが、我が党の参議院議員だった大脇雅子議員が平成十二年の四月二十八日提出の質問主意書で尋ねたことに対する政府答弁なんですが、非正規滞在者であっても、福祉、医療の制度の適用は可能な限りこれを保障していく、こういう政府方針が示されているんです...全文を見る
○保坂委員 外国人の住民票から選挙人名簿登載有無欄の削除、こういうことが提案されているということなんですけれども、これは、この国会で成立はしておりませんが、ここ約十年にわたって、地方参政権の付与に踏み切るべきではないか、私たちはそう思っていますけれども、そういう方向、あるいは二百...全文を見る
○保坂委員 システム設計というのはお金がかかりますので、空欄にしておいて、いざそうなったときには、そこに記入しておくということでもいいのではないかと思います。  先ほど、厚生労働の榮畑審議官の方がちょっと手を挙げられたので、何か補足答弁があればお願いします。
○保坂委員 最後に、総務省に一点だけ。  これは入管法とセットで在留カード、そういったカードができてくると思うんですが、そのカードナンバーというのがあらゆる情報のいわばキーになって情報がマッチングされるということは、既に法務省からはそういうふうに私は説明を受けているんですが、こ...全文を見る
○保坂委員 もう質問は終わりますが、その番号で法務省の所管しているさまざまな情報とリンクして、そのナンバーで情報を引っ張ってこられるわけですから、これはやはりリンクしているというふうに私は指摘をしたいと思います。  時間になりましたので、終わります。
06月19日第171回国会 衆議院 外務委員会 第17号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  きょうは、中曽根外務大臣に重要な点を冒頭二つ聞きたいと思います。  まず第一は、この委員会を中心に、ソマリア信託基金あるいはPKOの分担金、過去の外務省の支出についてお尋ねをしてきました。外務省としては、執行記録の保存期間は五年だというこ...全文を見る
○保坂委員 今回の見直しによって、少なくとも五年後、十年後に私と同じような質問がまた出てくるということはないんだということになるんだと思います。また、国連に拠出しているお金が今どうなっているのかということについて、今までずっと、ある種預けっ放しだったということについても、やはり定...全文を見る
○保坂委員 大変大きな前進だと思います。要するに、国会で予算審議を我々していくわけで、一たん支出されたものはなかなかその後を追っていけない、特に国連の拠出金などはわからないということを、明確な基準なしに外務省の裁量で振りかえができるという部分を削除されたということについては評価を...全文を見る
○保坂委員 そうじゃなくて、外務省はないと言っているんですね、それは適切じゃないと私は指摘しているんですが。今言った各目明細書、外務省は捨てていても、財務省は調べてくれと言われれば、例えば予算要求で、同じ国でずっと五年前、十年前、十五年前、いろいろ重なる事業があるじゃないかとか、...全文を見る
○保坂委員 河相官房長、これは故意だったら本当に許しがたいし、故意じゃなかったといったら本当に怠慢だということになるわけですよ。  つまり、立ち話もしましたよね、PKO等、などのところの中に何が入っているのかがわからないんですと。私が文書で外務省からもらったものには、そのすべて...全文を見る
○保坂委員 官房長、今、各目明細書を見ればPKOにどれだけ出したぐらいのことはわかるわけですから、九〇年代以降、日本の国連分担金及びPKO分担金がPKOについてはそれぞれ幾ら支出されたのか、これを早急に調べて委員会に提出していただけますか。その作業を急いでください。
○保坂委員 廣木審議官に伺いたいんですが、先日、ソマリア信託基金の点についてやりとりをさせていただきました。ソマリア信託基金が、約半額ですね、事務総長報告のレベルでは残余金があったはずだと。これについては、廣木審議官は、統一タスクフォースなどに使用されたと理解をしていますと答弁を...全文を見る
○保坂委員 この外務委員会も何回も差しかえをさせていただいて、外務大臣とも、今回、随分議論をさせていただきました。最後に大臣に伺いたいんですね。  この議論は、我が国の外交に多大な税金も注ぎ込まれていて、国際機関にも相当出していると。出すところまでは我々は議論してきたんですが、...全文を見る
○保坂委員 委員長初め理事、委員各位に大変感謝をして、終わりたいと思います。  ありがとうございます。
06月19日第171回国会 衆議院 法務委員会 第11号
議事録を見る
○保坂委員 社会民主党の保坂展人です。  ただいまの加藤委員の指摘どおり、足利事件十七年、しかし、飯塚事件はもう処刑をされてしまった、戻ってこないわけです。この点については徹底的に当法務委員会で集中審議を求めたい。菅家さんにもぜひ来ていただいて、思いのたけを語っていただきたいと...全文を見る
○保坂委員 今細川さんの御説明になった法務大臣以外の者ということなんですが、実は、法務省では、現在も入国管理システムにおいてさまざまな情報をマッチングして当然使っているわけです。  今回、住基カードとつながるということで、その懸念が極めて大きいのではないかということで、いろいろ...全文を見る
○保坂委員 これは大変な問題ですよ。我々は、外国人の人権ということでこういう入管法を考えますけれども、どうも、国際的なグローバル企業の、これはイギリスがモデルなんですよ。イギリスでは今やはり大きな議論になっているんです。カードを全員国民に持たせるという、そこに指紋から何から、バイ...全文を見る
○保坂委員 いいですか、入管局長。これはIBMと三月まで二十回近くやっているんですよ、入管局の人と。それで、これはいかぬ、これは削ろうと。だって、IBMも法律の専門家じゃないから、それから入管局はコンピューターシステムはわからないから、毎日会議をやっているんですよ。だから、法律は...全文を見る
○保坂委員 時間がないので。  では、何で大金を払った成果物に、「将来体系」、日本人、スマートカード、指紋も静脈もとっちゃえということで、システムに組み込まれているんじゃないですか。恐らくグローバル企業の戦略としては、これから開発するのは世界じゅうこういう方向ですよといって、た...全文を見る
○保坂委員 これはぜひ検証させていただきたいと思います。法律で出していることがシステムの一部分であって、これは、では次の法改正でやろう、しかし、次の法改正のときにシステムを組むのでは効率が悪いから今入れておこう、こういうことだとすれば、国会の審議は無意味なものになってしまいます。...全文を見る
○保坂委員 次の点について、入管局長に時間がないのですが聞きたいのです。  この間、この法案の審議はかなり長いことストップをしました。このストップをした点は、外の方には余りわからないんですけれども、やはり住民基本台帳のシステム、いわゆる地方自治の住民サービスという考え方と、今回...全文を見る
○保坂委員 大臣に伺いますけれども、総務大臣は住民サービスは変わらないと。これまでは、仮に非正規、オーバーステイの住民であっても住民サービスはしてきたわけですね。変わらないと総務大臣は言っておられる。法務大臣においてはどうなのかという点が一点。  時間がないので、大臣、これはほ...全文を見る
○保坂委員 大臣、ぜひ理解していただきたいんですが、この出入国管理業務のシステム最適化計画、これは要するに、役所の中の電子政府計画でやっているんですね。これは発表されて、これの改定を今回はIBMと一緒にやっているんですよ。  ですから、そういう法務省の方針も、いわゆるシステム的...全文を見る
○保坂委員 社民党を代表して、入管法、入管特例法改正案に対して、原案反対の立場から討論を行います。  この法案の提出理由には、外国人の公正な在留管理、適法に在留する外国人の利便性の向上、外国人研修生の保護の強化という言葉が並んでいますが、実際の内容は、外国人を住民、権利の主体と...全文を見る
06月26日第171回国会 衆議院 法務委員会 第12号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  私は、かつて子どもの権利条約がまだ批准される前に、衆議院外務委員会で、悩んでいる子供、人権侵害をされている子供の声を大人、ジャーナリストとして証言したり、その後、皆さん御存じだと思いますけれども、チャイルドライン、子供の声を二十四時間イギリ...全文を見る
○保坂委員 見ていないのに、廃棄した方が安全だ、そういうふうに言えるんでしょうか。(葉梨議員「違う、違う」と呼ぶ)ちょっと待ってください。その後議論します。  ちょっと警察庁にまず基本的なことを聞きます。  三号ポルノの要件の「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性...全文を見る
○保坂委員 今の答弁は何も言っていないのに等しいんですね。ケース・バイ・ケースで見ると。  警察庁からきのういただいたコンメンタールでは、これは一応、衣服の全部または一部をつけない児童の姿態を描写したものの中には、水浴びをしている乳幼児の自然な姿を撮影したものや医学図書に掲載さ...全文を見る
○保坂委員 そうすると、では、「サンタフェ」の話はそれを見ていないということですけれども、同様の、例えば篠山紀信さんは十代の少女の写真等を数多く撮っているわけですね。写真集も出していらっしゃる。恐らく自宅にはネガフィルムや紙焼きがたくさんあるでしょう。しかし、もし単純所持というこ...全文を見る
○保坂委員 では問題は、だれが判断をするかという問題ですね。  私も、児童ポルノ、ひどいポルノがあり、そこの被写体になって、人権を侵害され、そして救出を求めてきた子供たちに対して鈍感であってはならないと思います。それについての規制を強めることは賛成ですよ。ただ、だからといって、...全文を見る
○保坂委員 諸外国では、例えばアメリカでは、文学、芸術、科学、政治などの価値に欠くものというような列挙をしてあるところもありますね。例えば、今葉梨委員が挙げた、御自身がかかれたイラストですか、これはどこまでが児童ポルノかどうかというような議論のために資するものだということだから除...全文を見る
○保坂委員 芸術的な作品であるというものが同時に児童ポルノでもあるということがあり得るのかどうかということは、やはりこれは深めていかなければいけないと思いますね。私は、芸術的な作品としてそういう少女の写真ということはあり得るという立場であります。  ですから、過去に出版された、...全文を見る
○保坂委員 今の点、枝野さんに聞きたいんですけれども、やはり三号ポルノの要件が非常に幅が広いということで、警察に聞いても、ケース・バイ・ケースで、そのときの状況に応じてというような答えが返ってくると、ここにまた単純所持規制ということが入ると、問題が大変多いだろう。その点、民主党が...全文を見る
○保坂委員 また与党の方の提案者に聞いていきたいんですけれども、処罰がかかっているところの前提に、「自己の性的好奇心を満たす目的で、」ということがあるわけですね。ここの証明をするのが密室の捜査になるんじゃないかという議論が午前中あったと思います。私もその危惧を持っているんです。 ...全文を見る
○保坂委員 社会的に好ましくない行為が文学やあるいは映画で描かれるということは、例えば殺人事件なんというのは典型的ですね。そして、殺人事件のナイフがテレビドラマで出てくると、それが誘発したみたいな話もございますし、また、いわゆる、人が何十人も死ぬ映画やテレビというのは日常茶飯事に...全文を見る
○保坂委員 では、もう一つ大野刑事局長に聞いておきたいんですけれども、自己の性的好奇心を満たす目的で児童ポルノを所持していた場合という与党提案者の話なんですけれども、こういう目的というのは、心の中、気持ちの中、内心ということにならないか。やはり客観的な、外形的な行為として表出した...全文を見る
○保坂委員 そうすると、もう一点ですが、今の刑事局長の御説明だと、例えば、ある程度の量を用意していて、あるいはそういった販売をする準備をしていて、あるいはそういうルートを持っていてとか、幾つか外形的に外に表出する事象として確認し得るものもあって証明をされるのかなと私は聞いたんです...全文を見る
○保坂委員 この点について、やはり外部的に表出をした証拠によってしか犯罪化され得ないというのは原則だと思いますし、ここが外れてしまうと、心の中で君はみだらなことを思い描いたのかということが処罰対象になりかねないということを指摘して、時間になりましたので終わります。  ありがとう...全文を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。ありがとうございます。  まず、前田参考人に伺いたいんですが、いただいた資料の中に、この六月の初めでしょうか、法改正の次に来るもの、執行についてということで、エドワード・ショーというアメリカのFBIの駐日代表の方が報告をされて、シンポジウムがあ...全文を見る
○保坂委員 もう一点。私がたまたま手にした資料が余り新しくないので前田さんにお聞きしたいんですけれども、二〇〇四年の資料なんですけれども、これは、イタリアの児童保護団体のテレホノ・アルコバレーノという団体が、サイト上の一万七千十六件の児童ポルノサイトをいわば調べた。そして、一位は...全文を見る
○保坂委員 続いて、一場参考人に伺いたいんですが、先ほど来の議論で、アメリカの場合はかなり明確な規定がありますねということと、日本の場合のいわゆる三号ポルノの幅広さの問題なんですが、先ほどからの議論で、これは自民党の中にもいろいろな御意見があって、早川政務官のブログなど見ると、や...全文を見る
○保坂委員 アグネス・チャンさんに伺いたいんですけれども、私の妹が大ファンで、デビュー直後から、陳美齢さんですね、いつも耳が痛くなるほどアグネスさんの歌を隣で歌っていたので、非常に感慨深いんです。  私もチェンマイ、チェンライの、タイの取材に行きました、議員になる前ですけれども...全文を見る
○保坂委員 ということは、「サンタフェ」は見てはいないけれども、あるいは十八歳未満であれば、「サンタフェ」だけじゃないですけれども、児童ポルノ三号の要件に当たってしまうということだと思いますね。今、そういうふうに受けとめました。だから、そういったものは今後撮影されても発売されても...全文を見る
○保坂委員 現に「サンタフェ」も、国会図書館では閲覧規制がもうかかっているんですね。ですから、きょうはこういった審査がありますから、見ないと議論できませんから見ましたけれども、しかし、閲覧規制がかかっているということは、それは一般の図書館ではもう見れないわけですよ。そういうところ...全文を見る
06月30日第171回国会 衆議院 総務委員会 第24号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  二週間ほど前に、私たちは、民主党、国民新党とともに、かんぽヘルスプラザ東京、東池袋にある地上七階、地下三階の建物の中に入って調査をしてまいりました。  そこで、西川社長にまず端的に伺いたいのですが、郵便局会社が承継をしたこの施設、土地は、...全文を見る
○保坂委員 清水執行役に聞いていきますが、四月十七日に住友不動産を選定した社内組織、これはどういう組織で、だれがメンバーだったのか、具体的な名前も挙げて答弁をいただきたい。だれが住友不動産が譲渡先だというふうに決定する意思決定の場にいたのか。そして、決裁の責任者はだれですか。
○保坂委員 この名前も言えないと。  では、西川社長に伺いますが、かんぽの宿一括売却、一般競争入札かどうかというのを予算委員会で議論させていただきましたけれども、実際には一般競争入札ではなかったわけです。このことは今回の業務改善計画にも書かれております。  ところが、同じ時期...全文を見る
○保坂委員 つまり、国民共有の財産を処分するに当たって、西川社長、これはやはり開示をすべきだった、情報をオープンにすべきだったという認識でよろしいですか。
○保坂委員 それでは、清水執行役に伺いますが、日本郵政の内規、規定と同様の、郵便局会社のいわゆる財産処分の規約というか内規があるというふうに聞きました。これは日本郵政グループのものとほぼ同じだというふうに聞きましたので、となると、一般あるいは指名競争入札か随意契約ということになり...全文を見る
○保坂委員 慎重を期して決めた相手先を公表しなかった理由について、全く答弁になっていないと思います。  そして、私が、あるいは私たち野党調査団が現場で聞いたのは、清水執行役、よろしいですか、これは、七割の信託受益権をまず住友不動産に渡したんだ、郵便局会社は引き続き三割持っている...全文を見る
○保坂委員 要するに未契約だということですね。最低買い取り価格の保証があるので住友不動産が一番有利ですという説明はここで崩れたというふうに思います。  総務大臣に伺います。  私は、今回の西川社長続投の容認、業務改善計画の提出もないうちにそういう判断をされたことに対して強い疑...全文を見る
○保坂委員 その調査は報告していただけますか、総務大臣として。
○保坂委員 同じ時期なので、かんぽヘルスプラザとかんぽの宿、同じかんぽがつきますが、かんぽの宿だけが問題ではなくて、かんぽの宿は一応いろいろな手続をやって工夫はしていたんです、これは全く何もやっていない。だから、問題はこっちの方が大きいんです。  終わります。
07月08日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
議事録を見る
○保坂委員 社民党の保坂展人です。  お二人の林大臣、御就任おめでとうございます。  きょうは、まず最初に、規制緩和ということで、これまでの許認可が届け出制になったということで、KDDIが行ってきた国際オペレータ通話、これは日本国内から〇〇五一をダイヤルするとオペレーターの方...全文を見る
○保坂委員 きのう、部屋に、私のもとに来てもらいました。私ちょっと驚いたのは、大体、日本からメキシコにかける、つまり日本から海外、これはもうやっていないんじゃないかと言うんですね。ところが、やっていないというのは間違いでした。やっているんですね。ですから、こういうときに、新型イン...全文を見る
○保坂委員 外務省は本当に邦人保護ができるのかなと私はきのう不安になりましたね。一分間千八百円だということなんですね、通訳会社というのは。それは、待っている、ウエーティングの時間も含めるので、今までのKDDIの有人オペレーターの通話に比べれば格段と高くなるわけです。  総務省に...全文を見る
○保坂委員 国家公安委員長に伺いますけれども、これは、大規模な事故や事件や天変地異、あるいは政情不安等、海外ではいろいろあります。外務省は、在外公館にかけていただければ対応します、これは平時ならできるでしょう。しかし、大量の邦人が、何か事故やあるいはそういった思わぬ出来事で、国外...全文を見る
○保坂委員 どのように使われていたのかも把握してほしいと思うんですね、外務省も警察庁も。そのことを要望して、まだ時間がありますから、いざというときに熟練したオペレーターがいろいろ対応してきたわけですから、これを本当に廃止して、全部ダイレクトで、これでいいのかどうかということをお考...全文を見る
○保坂委員 これは、外環道と気がつかないんですよ。大体、ホームページ、どこにあるのかもすごく難しいし、「関越自動車道新潟線の三鷹市東京都練馬区間の新設」、これじゃわからないですよね、これは政令における本当の名前らしいですけれども。  林大臣にちょっと伺っていきたいんですが、私も...全文を見る
○保坂委員 それでは、国土交通省の方に伺っていきますけれども、この「外環ノ2」というのは、この配った資料にあるように、目白通り、練馬区の東大泉二丁目から東八道路、世田谷区の北烏山五丁目までの九キロの間を結んでいるという都市計画決定であります。  先ほども言いましたが、東京都では...全文を見る
○保坂委員 最後の一言でよかったんですね、私が聞きたかったのは。すべての選択肢があるということなんですね。  これはどうでしょうか。すべての選択肢があるのであれば、道路になる可能性もあるわけですよ。道路になる可能性もあるのであれば、外環道ではじいたBバイC、交通需要の予測、これ...全文を見る
○保坂委員 ちょっと確認しますが、上に道路ができるということを前提としてはじいているというふうに伺ってよろしいんですか。
○保坂委員 これは、林大臣、私、そこまで言うと思わなかったんですよ。そうですか。どう思いますか。  これは確かに、環状道路を通して高速と高速の接続をよくするという、そこにはいろいろな問題があるんです。地下につくるという問題も、では水系がどうなるのか、あるいは防災上どうなのか、そ...全文を見る
○保坂委員 ぜひ委員長には、もし東京都の計画どおり両方やった場合、これは本当に幾らかかるのかということも国土交通省に試算をして提出をしていただきたいと思うんですが、いかがですか。
○保坂委員 ロシアと日本の間で原子力協定、これはプーチンさんが来日をして署名をされて、先日私、外務委員会でこの協定を見たいと言ったところ、いや、協定はまだ見せられないんですよ、ちょっとロシア側に事情がありまして、こういうお話で、それはおかしいですね、協定はもう署名しているんだから...全文を見る
○保坂委員 柴山大臣政務官に確認したいんですが、ロシアは核大国、軍縮の話も再開されて、それはうれしいことですけれども、ただ、日本の使用済み核燃料の再処理というのはうまくいっていないのは御承知のとおりなんですよ。六ケ所もなかなか進んでいかない。  もう時間がないので、では林大臣が...全文を見る
○保坂委員 もちろんここには、ロシアが保障措置があるところが一ないし二あることが前提となって、しかし、機関が選択していない施設としてアンガルスク国際ウラン濃縮センターが書かれているので、やはりこれはすべからくちゃんとチェックできる体制にしてほしい、そういう意味で協定の内容は不十分...全文を見る