星川保松

ほしかわやすまつ



当選回数回

星川保松の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月30日第118回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○星川保松君 国家公務員の旅費のことにつきましては前の質問者がかなり詳しく質問なされまして、私の予想しておりました質問と大きく重複をしておりますので、そのことは避けまして一つだけお伺いしたいわけでございます。  今回のこの改定についてだれしもが思いますことは、先ほど大蔵大臣もみ...全文を見る
○星川保松君 前の実態調査の結果二割以上の差が生じておるということがわかったけれども改定をしないで、今回は三割を超えたというところで改定に踏み切った、こういうことでございますが、そうしますと、大体今まで三割以上というところに見当を置いて改定の時期をひとつ考えようということでやって...全文を見る
○星川保松君 大蔵大臣が肝をつぶすほど十一年間もほうってきたということでございますので、また後々の大蔵大臣が肝をつぶすようなことのないように、ひとつこの際はこのぐらいならきちんとしておかなければならないという基本的なところをできるだけ配慮してやっていただきたいということを要望いた...全文を見る
05月24日第118回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○星川保松君 初めに内閣官房長官に御質問をいたします。  日本国憲法の規定によりまして「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」ということで、皇室典範の第二十四条がこれを受けて「皇位の継承があつたときは、即位の礼を行...全文を見る
○星川保松君 そういうことで、この儀式が本当に皆さんに喜んでもらえるものにしなければならないというわけでございますが、いわゆる内外ということでありますが、やはり内外の皆さんに気を配らなければならないわけでございます。この即位の儀式というのは、内外の一般の皆さんから見れば、お父さん...全文を見る
○星川保松君 私ごとですけれども、私は前の明治憲法下の天皇のもとでいわゆる軍国少年に育てられまして「海行かば」の道をたどった一人でございます。その私でさえももう還暦を迎えたわけでございます。そういうことを考えますと、圧倒的に新しい民主憲法下の天皇については皆さんよく理解をしている...全文を見る
○星川保松君 いわゆる日本国憲法の人権宣言事項といいますか、男女平等というのはイギリス、フランスの方から入ってきたんだと思いますけれども、その基本的人権の発祥地といいますか、非常に歴史的に大事にしておるところはクイーンというのを認めておるわけですね。クイーンを認めているというより...全文を見る
○星川保松君 男系の男子が日本古来の伝統であるというようなお話なわけでございますけれども、私はそうでもないのではないかと思います。大体アマテラスオオミカミ様は女神様でございまして、それで卑弥呼という倭の国の王ですか、おりましたですね。これもやはり女子でございまして、この卑弥呼とい...全文を見る
○星川保松君 それから、日本国民の中には、宗教、信仰は自由でありますから、いろんな宗教の信者がいらっしゃるわけでございます。そういう方々も、そのどの宗派、信条、そういうものにとらわれずにやはりみんながお祝いを申し上げるというようなものでなければいけないと思うのです、今回の即位の儀...全文を見る
○星川保松君 信徒の数の比率みたいなもの。
○星川保松君 そういうことも十分調べて、これにやっぱり配慮をしてそういう儀式というものをやらなければ、あなた方のおっしゃるような国民がもろ手を上げてお祝いをするような儀式にはならないのではないか、こう思うわけです。  実は、念のために文部省の方に私聞いてみたのでございますが、そ...全文を見る
○星川保松君 ぜひそうした国民に対する配慮をしていただきたい、こう思うわけでございます。  それから、今まではいわゆる日本国民、内外の内の方の問題を取り上げたわけでございますけれども、外の皆さん、外国の皆さんにもやはり理解をしていただく、ことほいでいただくものにしなければならな...全文を見る
○星川保松君 このぐらいは御存じだろうと実は思っておったんですが、だれもいないですか。――私も少し調べてみたのでありますが、英語圏ではエンペラーと称するそうですね。ドイツ語ではカイゼルだそうでございます。これはマスコミの呼称でございます。それから、ロシア語ではインペラトールと言う...全文を見る
○星川保松君 いや、ドイツ語圏で現在カイゼルと呼ばれる皇帝がいらっしゃるか。
○星川保松君 エンペラーの方はどうですか。英語圏でエンペラーと呼ばれる、天皇と同じ名前で呼ばれる人がどのぐらいいらっしゃいますか。
○星川保松君 この点も非常に大事なんじゃないかと思います。宮内庁で外国に出す文書に、例えばドイツ語圏のところに出す場合はカイゼルと書いて出すのか、英語圏の場合は天皇をエンペラーと表現して出すのか、これはどうでしょうか。
○星川保松君 これも外国から来られるお客さんに対してどういう印象を与えるか、それから日本で即位の礼とそれに付随する儀式をやったものが外国にどういうふうに広がっていくかということによって日本の天皇というのがどういう形なのか、どういう存在なのかということを理解させるのに、結局こういう...全文を見る
○星川保松君 そういうことで今度私が天皇になりましたという即位の礼をやる。その即位の礼が、王権神授の明治憲法までの天皇の場合はこれはあくまでも皇祖皇宗の方に向かって御報告をするという儀式が当然だと思うんですね。皇祖というのはアマテラスオオミカミで、皇宗は歴代の天皇ということなわけ...全文を見る
○星川保松君 それから、大嘗祭というのはどういうことをやるんだということを高校に行っている少年から私は聞かれまして、これは五穀豊穣をお祈りするんだそうだ、こういうことを言ったわけです。そうしたら、その少年は農業高校に行っておったんですが、天皇陛下がお祈りをすると本当に五穀豊穣にな...全文を見る
○星川保松君 宮内庁は、厳粛な、立派な行事だと、こうおっしゃいますけれども、私が言っているのは、初めから一般の国民の皆さんがどう受けとめておるかということをお話ししておるわけでございます。  その農業高校の生徒が、お祈りして五穀豊穣になるんならおれたち毎日お祈りしていればいいん...全文を見る
○星川保松君 最後に要望ですが、あくまでもこの儀式は内外の皆さんが今度の新しい天皇というのはどういうお姿なのだろうということで大きな関心を持って見ておるわけでありますから、それらの皆さんに誤解を与えないように、特にさっき言いましたように、皇祖皇宗の方に向かっているのではなくて、内...全文を見る
05月29日第118回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○星川保松君 恩給欠格者の問題を中心に質問いたしますが、その前に、きょうも戦後抑留者の皆さんのことでいろいろと質問がございました。前にも私は指摘をしたことがございますが、いわゆる平和祈念の基金でもって慰藉事業をやるということになっておるわけでございます。あなた方行政の担当者がどう...全文を見る
○星川保松君 そのとおり、いわゆる傷ついた心をお慰めする、心を慰めるというのが慰藉なわけでございます。そういう非常に微妙な仕事をあなた方がなさっておるわけでありますから、細心の注意をして行政を運びませんと、逆にその心を傷つけるようなことになってしまうということですね。  先ほど...全文を見る
○星川保松君 ひとつ今までの指摘されましたことは十分反省をして公平に進めていただきたい、こう思います。  この戦後処理問題については、関係の皆さんから大変多くの不満が出ておるようでございます。その原因は、日本の戦後処理が非常におくれておるということにある、こういうふうに思います...全文を見る
○星川保松君 百八万という大変多くの方がおられるわけでありますから大変な仕事なわけでございますが、外地に三年未満の方あるいは恩給公務員以外の軍属、特に戦地で軍人以上の戦務に従事した方々が大勢いられるわけであります。例えば南方の石油部隊とかガダルカナル島などの飛行場の建設などをやっ...全文を見る
○星川保松君 それから、恩給欠格者の皆さんは、まず戦後強制抑留者の問題を先に早く解決してもらって、そして次は恩給欠格者の私たちの番だというような期待を持っておるわけでありますけれども、何しろ戦後抑留者の方の仕事が進んでまいりませんと困るわけでありますので、書状、銀杯、それから交付...全文を見る
○星川保松君 昨年の十二月に政府・与党の了解事項という中に、新規慰藉事業ということが盛られておるわけでありますが、これは恩給欠格者の皆さんは当然慰労金であろう、こういうふうに期待をしておるようでありますが、これはどうでしょうか。
○星川保松君 基金の運営委員会の結論ということでありますけれども、この運営委員会もやはり政府の方の意向を組んで進めていくのではないかというふうに思いますので、あなた方も恩給欠格者の皆さんの期待にこたえるようにやはり慰労金の方向でぜひ進めていただきたいというふうに思います。  そ...全文を見る
○星川保松君 それから、平成二年度の恩欠者の慰藉事業は十一億から十二億円というふうに聞いておりますが、この予算でどのような措置がなされるということでしょうか。
○星川保松君 それで、この四百億円の果実によって書状、銀杯、それに新規の慰藉事業を実施する場合に、この三点で一人当たりどのぐらいの費用を要することになるか、また全員支給に何年ぐらいを要するか、お尋ねいたします。
○星川保松君 先ほども指摘しましたように、皆さん大変年をとっておられるわけでございます。したがって、これからずるずると何十年もかかるというようなことではもう我慢ができないということになるわけでございますので、ひとつ全員支給のめどぐらいはやっぱり立てておいてもらわないといけないと思...全文を見る
○星川保松君 最後に、恩給欠格者の数は戦後抑留者の数の倍ということでありまして、これを四百億円の果実で処理するのは非常に無理ではないかという声があるわけでございます。  それに、この平和祈念事業特別基金等に関する法律には、第二十七条の第一項第五号の中に目的達成事業として恩給欠格...全文を見る
○星川保松君 最後に、いずれにいたしましても祈念事業の該当者の皆さんからは本当に切実な声として、おれたちはもう死んでしまうというような声が聞こえてくるわけでございます。そういうことで、とにかく急がなければその目的が達成されないわけでありますから、もう何としてでももっと急いでこの事...全文を見る
06月01日第118回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○星川保松君 防衛問題についてお尋ねをいたします。  まず初めに、海部総理もよくアメリカの議会の方から防衛ただ乗り論ということで困ることがある、こういうことをおっしゃるわけでございます。このただ乗りと言われることを気にしてか、我が国はいわゆる思いやり予算などを組んでおるわけであ...全文を見る
○星川保松君 ことしの四月にアメリカの大統領が議会に提出したいわゆる東アジア戦略構想と呼ばれているものがあります。この中で、在日米軍経費のうち日本防衛分だけを示すのは、困難だがというふうに前置きをしまして、日本政府は現在、米軍駐留経費の三五%から四〇%を負担しており、日本防衛のた...全文を見る
○星川保松君 アメリカがこういうふうに数字を示しているわけですね。三五%から四〇%、これは既に払っているとも言えるというふうに、これは翻訳だろうと思いますが、こういうふうに言っておるわけです。これに対して日本の側で、それは多いとか少ないとか、日本なりの考えを示しておかなければいけ...全文を見る
○星川保松君 これは向こうが数字を示してきておるのに、こっちが何にも示さないということになったらどこまで押されるかわからないという事態になると思いますよ。ですから、日本は日本なりのきちんとした見解をまとめておかなくちゃいけないと思います。  そこで、その後に、ことしの二月、チェ...全文を見る
○星川保松君 これは防衛庁だけじゃなくて、政府、外務省が言ったか総理が言ったかわかりませんけれども、アメリカがもっと出してほしいということに対して防衛庁としてはそのことを認めたということはないと言うんですね。日本政府は支援を拡大する必要を認めたとありますけれども、これは防衛庁とし...全文を見る
○星川保松君 どうも半分認めたような半分認めないような御答弁ですけれども、これはやはりこういうこともきちんとしておかなきゃならないと思います。  そこで、いわゆる在日米軍の性格を考えてみた場合、まず在日米軍の海軍、これは第七艦隊でありますけれども、この第七艦隊の守備範囲というの...全文を見る
○星川保松君 それから、同じ東アジア戦略構想の中で、米軍展開兵力を長期間日本に維持する利益という項目があるのでございますね。そこで二つのことが書いてあります。  一つは、基地の地政戦略的位置、これは平たく言えば基地の場所が東アジア戦略に非常に都合がいいということだと思うんです。...全文を見る
○星川保松君 この問題はこのぐらいにしますけれども、フィリピンのクラーク基地の場合は米軍がフィリピンに多額の金を払って、しかも今追い出しを食っているんですね。それら等もよく勘案して日本の場合の対応をやっていただきたい、こう思います。  次に、ソ連の脅威ということがよく言われてお...全文を見る
○星川保松君 戦略核等さまざま脅威があると、こういうことでありますけれども、戦略核は日本は持っていないわけですね、核は一切。それで、日本がソ連の核を脅威だと言うのは私はおかしいんじゃないかと思うんです、アメリカも核を持っていますから。戦略核はアメリカとソ連が対峙していますね。です...全文を見る
○星川保松君 それで私たち、内閣委員会でこの前横須賀に参りまして、私が艦隊司令官ですか、あの方に質問をいたしました。日本の防衛に当たって在日米軍と自衛隊が基本的にどういう役割分担をするのかと、こう言ったわけです。そうしましたら司令が、自衛隊は防衛である、そして米軍は攻撃だ、こうい...全文を見る
○星川保松君 今のような理解は私は通らないんじゃないかと思うんですよ。例えば沖縄のあの海兵隊というのは敵前上陸部隊ですね。林の中に何かつくってありますけれども、あれは日本の家屋じゃないですよ。日本の集落だったら教会なんかありません。お寺さんかなんかあるはずです。ですから、日本のこ...全文を見る
○星川保松君 時間がなくなったので急いで質問いたしますが、今のことでただ一つだけ、いわゆるやりを持とう、そのやりは際限がないということなわけです。ですから、私は盾というところでとめて、そうして相手を信頼していただいてやっていくのが最善の方法だ、こういうことでございます。  いわ...全文を見る
○星川保松君 それ出してくれますね、その資料。
○星川保松君 じゃ、もう一つだけ、済みません。  最後、英国の国際戦略研究所発行のいわゆるミリタリー・バランスの一九八九年から九〇年の中で、「NATO定義を適用するとすれば、日本は先進工業国中で第二番目に多い国防支出」となるというふうに指摘しておりますが、これをお認めになります...全文を見る
06月14日第118回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○星川保松君 大変かたい防衛論議が展開されてきておるわけでございまして、長官初め大変お疲れだと思いますが、私はひとつやわらかい質問を申し上げたいと思います。  といいますのは、私もまだ国会に来てから間もないわけでありまして、私の防衛に対する考えというものも全く民間ベースそのもの...全文を見る
○星川保松君 そういうことになりますと、いわゆる防衛というのは防衛庁の方は国土を守ると、こういうことなわけでございますね。国土というのは、いわゆる国民の命と暮らしの入れ物なわけですね。その入れ物を守るということで頑張っていても、その中身がだめになるということを考えますと、やはり入...全文を見る
○星川保松君 ですからね、やはり外務省は中身の安全を守る方策、これをもっとやっぱりしっかりやってもらわないと、入れ物だけ立派に保ってもどうにもならないんじゃないか、そっちの方が大変おくれているんじゃないかと、こう思うんですよ。  ですから、その離農した農家はもちろんのこと、それ...全文を見る
○星川保松君 そういうことで、いわゆる経済がもう急速に国際化が進んでおるわけでございます。そういたしますと、やはり国と国との利害関係というものも非常にこれふくそうしてくるわけですね。そういうことからいいますと、いわゆる脅威というものもさっき言ったように単純なものではなくなってくる...全文を見る
○星川保松君 長官はシビリアンでありますからそういう考えにもすぐ応じられるかと思いますけれども、やはり防衛の専門家の皆さんは、どうも私は今までの話を聞いておりますと、そういうふくそうした変わってきている国際的な関係というものを十分考えて日本の防衛を進めておるのだろうかという疑問を...全文を見る
○星川保松君 それから、今まで防衛庁の皆さんのお話を聞いておりまして、いわゆる軍事力があってそしてそこに意図が結びつけば、いわゆる侵攻の脅威というんですかそういうものが出てくるんだとこういうお話がしばしばあったと思いますが、私はその一国の武力侵攻の意図というものはそう簡単にまとま...全文を見る
○星川保松君 そのことについて、ひとつ外務省からも御意見をいただきたいと思います。
○星川保松君 これはむしろ侵攻の意図などというものは突如として出てくるものじゃないんですね。その前にいわゆる外交折衝があるわけですよ。外交折衝があって、たび重ねてそれをやったけれども、それが行き詰まって初めてそういうものが出てくるわけですよ。ですから、この侵攻の意図というようなも...全文を見る
○星川保松君 どうも外務省は頼りないですね。  今いわゆるマルタの東西冷戦の解消というところから始まって、米ソがいわゆる核戦略等を中心にして軍縮が話し合われておるわけであります。これを振り返ってみますと、今までは米ソ両方とも自国の安全を保つにはよりすぐれた兵器を備えることだ、開...全文を見る
○星川保松君 それから、今まで予算委員会等を見ましても、欧州ではいわゆる東西対立がもう急速に雪解けに向かっておる。平和軍縮の方に向かっておる。で、アジアではということになりますとアジアはその状況が違うんだ、総理もそうおっしゃるわけですよ。アジアは地政的特性も全く違う。違う違うと。...全文を見る
○星川保松君 どうも外務省はとんちんかんな考え方をしているんじゃないかと思うんですね。  いわゆるヨーロッパにおける東西の冷戦状況が変わってきたということなんですね。それで、その東西の接点はアジアにもあるわけですよ。それは日本とソ連なんですね。ここが東西の接点でしょう。そのこと...全文を見る
○星川保松君 そこのところをもう少し真剣に考えてもらわなきゃ困るわけですよ。いわゆる地政的にどう違うのかという分析をどうやっているのか。ヨーロッパと、日本とアメリカのダブりとソ連との、この東西のいわゆる対立のところをどう現状分析しているのか。そしてアジアは違うと言うんなら、アジア...全文を見る
○星川保松君 防衛庁は防衛庁なりで大分考えておるようですが、防衛庁が先になったんじゃ困るんだよな。やっぱり外務省が先へ立ってやらなきゃならないんですよ。あなた方はさっぱりその方法がなくて防衛力が先へ出ちゃう、これは困るんだ。もう少しあなた方が平和外交をどのように進めるか、アジアが...全文を見る
○星川保松君 そういうことからして、どうも防衛庁の専門家の皆さんはやはり新しい立派な兵器ができればそれは当然欲しいということになるでしょうし、それは部隊に預けたいとこう思うでありましょう。そういうことで、あれも買ってくれこれも買ってくれと言う気持ちはそれはわかるわけですけれども、...全文を見る
○星川保松君 時間がだんだん迫ってまいりましたんですが、ここでいわゆる今回の法案と関係してまいりますけれども、いわゆる中期防がことしで終わるということでありますけれども、防衛庁は常に前方と後方のバランスをとりながらやってきた、やっていくということをおっしゃっているわけですね。そう...全文を見る
○星川保松君 最後に一つお伺いをいたしますが、いわゆる沖縄の米軍基地の返還ということでありますけれども、今その返還の話が出ておるのは果たして米軍の三十万人削減計画に基づくのかどうか。この三十万削減計画によりますと海軍は五万人を削減すると、そしてそれには三万八千の海兵隊を含む、こう...全文を見る
○星川保松君 そうしますと、別だとするならば、三十万削減計画でひとつ大幅に返してもらうように、これは外務省ももたもたしてないで防衛庁と一緒になって頑張っていただきたいということを要請して、終わります。
06月18日第118回国会 参議院 本会議 第16号
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○星川保松君 このたびの臨時行政改革推進審議会設置法案の提案につき、私は連合参議院を代表し、以下の点について御質問をいたします。  政府は、いわゆる今回の第三次行革審の設置に当たり、四つの目標を掲げております。それは、一つに国際的調和、二つに国民生活の質的向上等のための公的規制...全文を見る
06月19日第118回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○星川保松君 人事院からいただいた統計資料によりますと、公務員の災害補償法の対象となる国家公務員の人員は昭和六十三年の七月一日現在で約百八万人であるということであります。その中身については一番多いのが郵政省で三十一万人、次が文部省の二十三万人、それから厚生省の七万人、国税庁の六万...全文を見る
○星川保松君 そうしますと、常勤職員の方はこのその他の方に入っておるということなんですね。
○星川保松君 そうしますと、各省庁ごとのいわゆる災害の認定件数が比率にしてどういうふうになっておるか、どこの職場が一番危険かというようなことを知りたいわけでありますが、ありましたらお願いします。
○星川保松君 私ども常識的に見ますと、例えば建設省のようなところが災害の発生が多いのではないか、こういうふうに思うわけでございますけれども、郵政省が一番で、林野庁、これは山仕事などがあるから多いということだろうと思いますが、文部省が三番目だというのもちょっと不思議に思うわけでござ...全文を見る
○星川保松君 これは、例えば郵政省の場合は配達の仕事などに多いということだろうと思いますけれども、この補償費の方で見ますと、今度は順序が違ってまいりまして、一番に林野庁が上がるわけですね。それで二番に郵政省と、その後は大体同じような順序でありますけれども、こうなりますとやはり林野...全文を見る
○星川保松君 そうすると、各省庁ごとの発生の多少といいますか、こうした順序、順位といいますか、それから補償の額の多い少ないの順序等は大体変わらずにこのような推移をしておるんでしょうか。
○星川保松君 ただ、ここの統計によりますと、前年対比でいって郵政省が八百五十件の増になっていますね。あとは林野庁が八十七の減、文部省が百九十五の減、厚生省も百十三の減、法務省も十の減と、こういうような形になっておりますが、これは前年対比としてこの年に生じた特異な現象でしょうか、そ...全文を見る
○星川保松君 やはり災害が起きないような対策を強めていかなければならない、こういうふうに思うわけでございます。それには、やはりいつも多いところ、そういうところに重点的に発生しないような対策を強めて打ち出していかなければならないと思いますが、それについて所見をお伺いして終わります。
○星川保松君 終わります。
06月21日第118回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○星川保松君 今回、内閣の方でまた引き続き行政改革をやっていきたい、どういうふうにやっていけばいいのかということを行革審に尋ねてやっていく、こういうことでございますけれども、せっかくこの国会というものがありまして、私ども国会議員が全国津々浦々からその地域地域の実情を熟知して、そし...全文を見る
○星川保松君 私は、別に無視したというわけではなくて、この最終答申などを見せていただきますと、どうも我々の熟知している地域の問題などを見ますとやはり地域の現状をしっかり押さえているとは言えないなというような面があったり、非常に抽象的なところがあったり、このぐらいと言っては失礼です...全文を見る
○星川保松君 今まで臨調、行革審でやってきたわけでありますけれども、大変成果が上がったという政府は政府なりの評価でありますけれども、私ども今まで見てきまして、一番困ったなと思いますことは、行政改革とは金と人とを減らすことなりというふうにいわゆる世間一般にとられてしまったということ...全文を見る
○星川保松君 それからもう一つは、今申し上げましたいわゆる発展の不均衡是正というために新しい行政が必要だということ。それからもう一つは、社会が急速に変化をしていっているわけです。その急速に変化する社会に対応する行政、それが的確に変化をとらえてやっていきませんと、行政が後手後手に回...全文を見る
○星川保松君 そういう面から、今までの行政改革が臨調、行革審を中心にして進められてきたことと対比して考えてみますと、私は一番困ったなと思うのは、最初に申し上げましたように行政改革とは人と金とを減らすことだというふうに受けとめられてきたことが、そういう印象を与えたことが一番困ったこ...全文を見る
○星川保松君 総論がちょっと長くなりましたので、今度各論に入ります。各論は福祉と自治とそれから労働、中小企業、農林のこの五つを大至急各省とちょっと論戦を交わしますから、各論についてひとつ長官もぜひ聞いておいていただきたいと思います。  まず福祉政策でありますが、福祉政策の代表的...全文を見る
○星川保松君 次に、児童福祉のことでありますが、子供たちが伸び伸びと健やかに育つ自然環境がだんだん悪くなってきていると私は思うんです。私たちが子供のころには本当に走り回る、飛び回る、泳ぎ回る自然がふんだんにあったんです。その中で私たちは育ってきたわけです。ところが、日本の経済成長...全文を見る
○星川保松君 今私が言ったのは、おじいさん、おばあさんが保育をできるというふうにみなすのかということなんですが、まあこれはいいですけれども。  次に、いわゆる地方自治の問題でありますが、もう時間がなくなってきましたが、この地方自治というのは、その地方で暮らしてその地方をよく知っ...全文を見る
○星川保松君 どうも時間が足りないんですけれども、次へ移ります。  今度は労働政策でありますが、これはいろいろありますけれども、一つだけ申し上げます。  今過労死が増加していると、これは大変大きな問題だと思うんです。うちの方から出稼ぎなんか来る場合に、それは金を取ってもいいけ...全文を見る
○星川保松君 一分しかありませんが一問だけ。  中小企業、済みませんが飛ばさせていただきまして、農林水産業の政策でありますが、これがこの最終答申の中では、「健全な農業と生きいきした農村は、均衡のとれた社会経済の維持・発展に不可欠である。」、こういうことを書いてあるわけです。とこ...全文を見る
○星川保松君 終わります。     ─────────────
06月26日第118回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○星川保松君 総理にお伺いをいたします。  今日の行政改革の最大の課題は、私は、我が国における発展の不均衡、その不均衡から生ずる格差の拡大、これを是正するということではないか、こういうふうに考えております。  その第一は、国土の発展の不均衡、これが非常に大きくなって開いておる...全文を見る
○星川保松君 それから、いわゆる日本は経済成長は遂げたけれども、国民生活にその実感が伴わないということが言われておるわけでございます。そのようなことを受けて国民生活の質的向上を図るということを掲げておるようでありますけれども、そのためには今までのやはり審議会はどうもそのメンバーか...全文を見る
○星川保松君 それから、こういう行政改革のための審議会等ができますと、行政改革はすべてこの審議会の答申待ちというようなことになってしまって、いわゆる政府が進めるべき行政改革の隠れみのになってしまうのではないかという声がありますけれども、これについてはどのようにお考えでしょうか。
○星川保松君 それから、審議会でいろんな答申が出てくるわけでございます。この答申が出ましてもそれが政策となって実行されなければどうにもならないわけでございます。そういうことで政策実行へのチェック機能がどうも弱いのではないか、こういうことが言われておるわけですが、この強化のためにど...全文を見る
09月04日第118回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○星川保松君 まず、人事院総裁にお尋ねをいたします。  完全週休二日制の問題でありますが、我が国の完全週休二日制は遅々として進まないという状態にあると思います。先進諸国はもう週休二日をやっていないところはないという状態なのに、日本の場合はなかなかこれが進まない。  この日本の...全文を見る
○星川保松君 大変難しい問題を一挙に解決しようという姿勢、努力、その気持ちはわかりますけれども、そういう不可能に近いようなことをやろうとして結局おくれおくれになっていくのではないかという点についても今後十分ひとつ反省して、検討を加えて、早期に先進国並みに日本も時間短縮ができるよう...全文を見る
○星川保松君 時間がなくなりますのでこの点についてだけ追及できませんが、今も去年と同じことをおっしゃったんですが、といいますのは、我が国の場合、単身赴任が出てくるのは子供の教育の問題あるいは住居の問題、それから高齢者、お年寄りの養育の問題とかある。しかし、住宅の問題あるいは子供の...全文を見る
○星川保松君 その次は、小沢一郎幹事長さんのお言葉でございます。現行法制下でも中東地域へ自衛隊の派遣は可能であるという発言をしており ますが、これはひとつ防衛庁長官からお願いいたします。
○星川保松君 小沢幹事長の発言については内容がよくわからない、だから見解を申し述べようがない、こういうことです。  次に、渡辺美智雄さんの発言でございますが、自衛隊を派遣すべきだ、そのため必要なら自衛隊法も改正すべきだ、こういうことをおっしゃっていますが、これは官房長官でしたか...全文を見る
○星川保松君 最後に、安倍晋太郎さんの発言でありますが、丸腰の自衛官を災害対策と同じ考えで派遣すべきだと、こういう報道がされておりますが、これは防衛庁長官。
○星川保松君 こういうふうに政府見解がさっぱり明らかになっていないまま、自民党の幹部の皆さんからいろんな意見がぽんぽん出てきて、大きな見出しで新聞報道されるわけです。やはりこういうことに対して国民が当然迷いを生ずるわけでありますから、こういうことで国民を惑わさないように、やはりそ...全文を見る
○星川保松君 今入っている人はちゃんと前もって専守防衛という条件で入ってきているわけです。それで入ってきた人を取っつかまえて、法を改正したからおまえさん出ていけということは自衛隊の皆さんの納得のいくことかどうか、こういうことですよ。
12月18日第120回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○星川保松君 防衛庁の職員の給与改正に関連してまず質問をいたします。  今、防衛庁職員の陸海空の充足率がどのようになっていますか、お尋ねします。
○星川保松君 この充足率を、今後子供さんたちも少なくなっていくという中で、果たして充足できるというふうにお考えでしょうか。あるいは、完全充足するのはもう無理ではないかということからだと思いますが、いわゆる定数の見直しをしなければならないというような声も聞こえてまいりますが、その点...全文を見る
○星川保松君 充足率の確保に努力をしているということはわかりますけれども、例えば陸自の場合は十八万定数に対して今十五万三千ですか、というようなことで、到底これは満杯の見込みはないのではないかということで、定数を直そうかというような声もあるというふうに聞いておりますので、その点の御...全文を見る
○星川保松君 次期防について今見直しをしなければならないということになっておると思いますが、その理由の一つとして国際情勢の変化ということがあるわけでございます。いわゆる東西の冷戦構造の終結ということからして、日本の防衛のあり方というものは当然変わってこなければならないというふうに...全文を見る
○星川保松君 北の脅威に特に対処している配置ではないというのは私ども納得いかないわけであります、北海道に三分の一近くも陸上自衛隊の勢力を差し向けておるわけでありますから。ですから、防衛白書の中から極東ソ連軍の潜在的脅威という言葉を削除したならば、当然言葉の削除だけでなくてそれなり...全文を見る
○星川保松君 それでは、防衛白書の中から極東ソ連軍の潜在的脅威という言葉を削除したということについて、国民の受け取る気持ちを裏切るのではないかと私は思います。こういう言葉がなくなったということはそれなりの内容の変更があって当然だというふうに国民は見るわけでありますが、そこの点をひ...全文を見る
○星川保松君 帯広にいわゆる第一対戦車ヘリコプター隊というヘリ二十機を持っているそうですね。これは、物の本によりますと対戦車戦闘能力は戦車に換算すると二百五十両分に当たるということですね。ですから、このヘリの方を考えてみても、戦車そのものを見ても、とにかく戦車が中心になって北海道...全文を見る
○星川保松君 時間がなくなりましたので、人事院に一つだけお尋ねをしたいと思います。  といいますのは、いわゆる週休二日制の普及でありますが、これがどうも遅々として進まないということでみんなしびれを切らしておるわけでありますけれども、その中身として、予算はふやすな、それから人はふ...全文を見る
○星川保松君 終わります。     ─────────────