星川保松

ほしかわやすまつ



当選回数回

星川保松の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第120回国会 参議院 本会議 第8号
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○星川保松君 私は、連合参議院を代表して、質問をいたします。  湾岸戦争は、当初の予測に反し、日増しに戦火が拡大し、長期化、泥沼化し、その深刻な影響は世界に広がりつつあります。こうした事態に、我が国は冷静に情勢を判断し、的確に対応していかなければなりません。戦争になりそうなとき...全文を見る
02月21日第120回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○星川保松君 私は今回初めて逓信委員会の方に回されました。逓信関係というのは全くの門外漢であります。戸惑いを感じておるところでありますが、しばらくは逓信委員会でいろいろな論議をしなければならないということで、きょうは今後の審議に当たっての基礎的なといいますか基本的なことについて御...全文を見る
○星川保松君 私の家までは東京から四百キロしかございませんのでまだ日本列島の端っこではございませんから、まだまだ遠いところの方々が、しかもこうした電車とかバスとか利用している方々という数は大変な数じゃないかと思うんですね。その方々が利用中情報からシャットアウトされるということは大...全文を見る
○星川保松君 私が言っておりますことは、大臣が格差是正と言っておられるのは、そういう山のあるところとかなんとかという限定つきの地域的な格差とは思わないんですね。すべてにわたってこれは国民の生活の隅々まで格差是正を及ぼすというふうに受けとめておるわけですよね。  そうしますと、こ...全文を見る
○星川保松君 次に、海上遭難安全システムの新しい構想が出されるようでありますが、これはどういうふうに変わるのか、その概略で結構です。実は私は子供のころに海軍の少年電信兵をやったことがありました。モールス信号をもう忘れてしまったんですが、一つだけSOSのトトトツーツーツートトトとい...全文を見る
○星川保松君 どうもありがとうございました。  次に、郵政事業についてお尋ねをいたしますが、この郵政事業について大臣は所信表明の中で、「我が国の社会・経済は、目まぐるしく変化してきており、」と、こういうふうな社会経済のとらえ方をしていらっしゃるわけであります。この目まぐるしく変...全文を見る
○星川保松君 わかりました。  それで、私は日本の今の国土の発展というものを全体的に見た場合に、非常に偏ってきておるということを痛切に感じておるわけです。  その中で、例えば三全総の場合は地方の時代というのが柱であったですね。それから、四全総ではいわゆる多極分散型ということで...全文を見る
○星川保松君 この問題は非常に大きな問題でありますので、今後いろいろ論議をしていきたいと思います。  次に、私の住んでいるところは大変な豪雪地帯でございます。今も積雪一メーター五十ぐらいありますが、多いときは二メートルの積雪があります。東京がもう大変いい天気のときも、出てくると...全文を見る
○星川保松君 最後に、郵政省関係のODA予算はちょっとしかないようでありますけれども、今までどういうことをやってこられ、今後どういうことをやっていかれるか、これだけお伺いしたいと思います。
○星川保松君 終わります。
03月07日第120回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○星川保松君 郵便貯金の全体は順調に伸びておるようでありますけれども、種類別にこれを見てみますと、伸び悩みというよりもむしろ縮小しておるというものもあるようでございます。  そこで、種類別に見た場合にどのような状況に現状なっておるかということと、それから伸び悩みあるいは減少して...全文を見る
○星川保松君 次に、預貯金、保険、それから年金というふうにあるわけでありますけれども、それぞれに対する社会的な需要が最近どのように変わってきておるか、その動向をお聞きしたいと思います。  また、所信表明で大臣が、目まぐるしく社会状況が変わっておる、それに適切な対応をしていくとい...全文を見る
○星川保松君 次に、いわゆる金利の自由化ということで郵政省も着々と準備をしておられるということでありますが、これは全く我が国の初めて経験することでありますので、ちまたでいろいろ話を聞きますと、どこも大変心配をしておるようでございます。例えば、農協の組合長さんあたりと会いましてもこ...全文を見る
○星川保松君 郵便貯金の方は民間の方の平均というような話でありますが、民間の方は自由化ということになりますればかなり効率的な投資を行って少しでも金利を上げて預金を獲得しようということに躍起になる、こう思うんですね。そうした場合に一つの見通しとして、郵便貯金の方は民間の平均というこ...全文を見る
○星川保松君 次に、いわゆる外貨の両替のことについてお尋ねしたいと思います。  郵便局で外貨の両替をするということを聞いたその瞬間、だれもが、おや、これは郵便局もやるものだという極めて斬新な試みとして受けとめた、こう思うんですね。ただしかし、それが百局ぐらいだということを聞いた...全文を見る
○星川保松君 これは、例えば民間の銀行のような場合は、銀行の本店では即時両替をする。それで支店の場合は、申し込みをしておきますと翌日あたりに手配をしてくれるということになっておるようですけれども、そういう取り次ぎみたいなことも、まずこれはできないということなんでしょうか。
○星川保松君 最後に、国際ボランティア貯金のことについてお尋ねをしたいと思いますが、これは貯金をしながら国際ボランティアに参加できるということで極めて評判もいい貯金のようでございます。いよいよその利子の配分に入る段階ではないかと思いますが、配分の際はどのような配分基準でやる方針で...全文を見る
○星川保松君 その配分の仕方によってそれをまた理解する人々がこの貯金に参加をしてくださるということの一つのPRにもなると思いますので、慎重にしかも有効にそれを配分していただきたいということを要望いたしまして、終わります。
03月12日第120回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○星川保松君 今回の電気通信基盤充実臨時措置法という法案は大変難しい法律のようでございます。特に私この逓信関係の方へ初めて来たために殊さら難しく感じるのかもしれませんが、よくこれを読んでみますと、新世代通信網、いわゆる広帯域ISDNというものが今度新しくできていくんだということの...全文を見る
○星川保松君 いつごろまでにどういう段階まで進むのか、その新世代通信網というものを我々一般の人々も利用できるというのがいつの段階かというようなこともひとつお話しいただきたいと思うんです。
○星川保松君 それで、今回の基盤整備の問題がいわゆる既存の計画とどういう関係になっていくのかということをお尋ねしたわけであります。  それに先立って、地域情報化施策の中で今のところ三つほど大きいものがあるわけですけれども、円滑化法というのはまだできて間もないわけでありますが、テ...全文を見る
○星川保松君 この二つのプロジェクトと今回の基盤法の中の施設整備の方との関連はどういうふうにお考えでしょうか。
○星川保松君 今は民活法のお話だったんですが、これはテレトピア構想の方とはどういう関係になるんでしょうか。
○星川保松君 そうしますと、既存のいわゆるプロジェクトには直接個々に関連があるというような発想ではなくて、それも含めた全体的な基盤を整備していくということを頭に入れてこの構想を出しておるわけでしょうか。
○星川保松君 大体わかりましたんですが、やはり新しい新世代の通信網というものができ上がるんだということに対する国民の大きな期待があるかと思うんですね。ところが、それが十分私どもも理解できないような状況にありますんで、今度はこういうすばらしい新世代の通信網の時代がやってくるんだとい...全文を見る
○星川保松君 あと郵政のことでちょっとお聞きしたいと思います。  私が見たのは三月八日の朝日新聞でありますけれども、これに李恢成さんの原稿が盗難事故に遭ったということで書留の問題が出ておるわけでございます。朝日新聞の記事によりますと、これはいわゆる損害要償額ということで届け出が...全文を見る
○星川保松君 今局長もおっしゃいましたように、書留郵便、郵便全体に対する信頼がやっぱり裏目に出たのではないかなという感じがしておるわけでございます。私どもも書留は時々利用するわけですけれども、まさかこの書留が事故に遭うだろうという想定はしないのが普通なわけでして、ですから信頼があ...全文を見る
○星川保松君 最後になりますが、これも同じ三月八日の新聞に載ったんでありますが、郵政省の外郭団体の逓信研究会というところの理事長が同研究会の名前の手形を乱発したということで、三億数千万という額に上っておるようでございます。これの実態と、そして今現在はどうなっているんでしょうか。お...全文を見る
○星川保松君 期限がこれから来るのは、そうするとあるんですね。それについて次々とこの理事長が個人で対応しろということのようでありますけれども、こういう場合は社団法人として、振り出しがこの研究会でありますから、もし個人が対応できないということになれば理事の皆さんがやっぱり連帯責任と...全文を見る
○星川保松君 ならないようにというんでなくて、その責任が理事のいわゆる共同責任ということになるかということです。
○星川保松君 不渡りになった場合に、例えば訴訟を起こされますね。その訴訟の訴えの先はやっぱりこの研究会になるわけでしょう。そして、その理事が連帯責任でいわゆる弁済をした場合は、代位弁済ですか、この理事が今度理事長に対して請求する、求償権を行使する、こういうことになるんでしょうとい...全文を見る
○星川保松君 結局、私がこういうことをお尋ねしているのは、ひとりこの逓信研究会のみならず、お聞きしますと百幾つも郵政省の認可法人がありますね。この中の一つがいわゆる事件になっておるわけでありまして、その他でこういう問題が起きた場合もやはり同じような取り扱いになっていくわけですから...全文を見る
○星川保松君 その中身はよくわかりませんが、ちょっと私どもには解せない法人の役員の状況になっておるようでございます。  時間が来ましたので質問はやめますけれども、いずれにしましてもこういうことのないように、やはり常に監督を厳重にして郵政省の信頼を傷つけるようなことのないようにひ...全文を見る
03月26日第120回国会 参議院 逓信委員会 第7号
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○星川保松君 私は、この逓信委員会に来てまだ日が浅いものでありまして、NHKの年度予算並びに関係の案件を審議するというのも初めてでございます。  NHKと言えば公共放送ということになっておるわけでありますけれども、午前中からずっと公共放送についての論議が行われておるわけでありま...全文を見る
○星川保松君 国民の支持がなければ公共放送が成り立たないと会長がおっしゃるのもなるほどとは思いますけれども、国民の側からすれば、公共放送というものはこういうものであるというふうに明確に示していただかないと、どれが公共放送、なぜ公共放送かというすっきりNHKに対する理解というものは...全文を見る
○星川保松君 困ったものですね、なかなか。ただ、この問題はNHKのあり方をめぐって今後ともやはり大きな問題だろうと思うんです。ですから、やはりわからないということでは済まされない問題だと思いますので、公共放送とは何かということをここでひとり改めて郵政当局もNHKさんもそれから我々...全文を見る
○星川保松君 私は、国民が納得いくような、民放を見たりNHKを見たりしている方々がわかるように、公共放送というものはかくなるものであるというふうなことを国民一般だれにでもわかるような説明、努力をしてくれということを初めから言っておるのでありまして、あなたが今説明なさったみたいな法...全文を見る
○星川保松君 次に、いわゆるMICO、国際メディア・コーポレーションについてお尋ねをしたいと思います。  いわゆる多メディア、多チャンネルということでソフト不足が非常に深刻化してきた。もうソフトの獲得合戦は戦国時代だということを言われておるわけでございます。そういう中で、総合ソ...全文を見る
○星川保松君 このMICOとNHKとの関係についていろいろな誤解が生じたりするのではないか、こう思うわけでありますけれども、今後MICOとNHKは、例えば事業の面あるいは人材の面で、あるいは出資などの面でどういう関係を持っていく方針であるか、そのことについてお尋ねしたいと思います...全文を見る
○星川保松君 次に、国際放送に関してお尋ねをしたいと思います。  いわゆる国際化が急速に進んできておるわけでありまして、国際映像ネットワークの構築などもいろいろ取り上げられておるわけでございます。こうした国際化に対応するということは非常に大切なことでありまして、国際放送をさらに...全文を見る
○星川保松君 NHKの方もひとつ。
○星川保松君 終わります。
04月02日第120回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○星川保松君 我が国の高齢化というのが急速に進んでおると言われておるわけでございます。六十五歳以上の高齢者が七%に達したというところから、これは国際的な取り決めがあるのかどうか知りませんが、高齢化社会と、こう言っておるというふうに伺っております。この高齢化というのは、我が国だけで...全文を見る
○星川保松君 大臣の全体的な高齢化の流れに対する対応としてはそのようなことでよろしいかと思いますが、いわゆる高齢化がどのように進んでいくかということは極めて明白にとらえられるわけでございます。といいますのは、五年後には今の人口のそれぞれの年齢に五つを足せば明らかになるというような...全文を見る
○星川保松君 いわゆる六十五歳をもって高齢者とするというのは、私は何を基準としてそういうふうに決めてあるのかわかりませんけれども、これも国際的な何か申し合わせがあるのかどうかわかりません。ただ、それは一つの目安にはなるわけですけれども、果たしてそういう平均的なといいますか、目安に...全文を見る
○星川保松君 最後にもう一つ、九十万円に改正するということについては、郵政省としては百八万円ということを要求したわけですね。それに対して大蔵省の方では九十万円ということになったんだろうと思うんです。この百八万円という数字の内容はよくわかりませんけれども、こういう半端な数字と言って...全文を見る
○星川保松君 終わります。
04月09日第120回国会 参議院 逓信委員会 第9号
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○星川保松君 総理の施政方針の中にもあったわけでありますが、いわゆる均衡ある国土の発展ということを政府も唱えておりますし、また大臣の所信表明の中にもやはり均衡ある国土の発展ということをおっしゃっておったように記憶しております。いわゆる均衡というのはいろいろな部門で均衡がとれておる...全文を見る
○星川保松君 私、ざっと考えてみても、重ならない地域がかなりあるというふうに考えるわけです。ですから、その重ならない地域にはやはりこの過疎債なり辺地債なりの便宜が与えられないわけでありますから、そういうところについては別途手当てを考えてあげないと難視聴地域の解消が余り進まないので...全文を見る
○星川保松君 地上波の方がどの程度映らないと取らないのかわかりません。はっきり映らなければ取らないのか、ちらちらでも映れば取るのか、その点よくわかりませんけれども、そこらがきちんとしていないと今の上だけということ、衛星の電波だけということになってもはっきり区別がつくのかどうかちょ...全文を見る
○星川保松君 難視地域の地図があったら見せてくれませんかということをお願いしたんですよ。そしたら、全日本のそういう地図はありませんということで、私の山形県の地図を持ってきてくれて見せていただいたんです。そして、その難視地域というのを、私の知っているところをずっと点検しました。そし...全文を見る
○星川保松君 春分の日の午後二時に太陽が見えれば衛星の電波は受けられると。そうですか、じゃやってみるほかないと思いますが。  次に、いわゆる国際協調、国際協力の推進ということを言われておるわけでありますが、これは放送番組等のことでNHKの方にもこの前いろいろとお尋ねをしたわけで...全文を見る
○星川保松君 それから、電気通信フロンティア研究開発ということがうたわれておりますが、これは具体的に言ってどういう研究が中心になっているんでしょうか。
○星川保松君 ありがとうございました。  じゃ最後に郵政の関係で、郵政事業共通の施策としていわゆる郵便局ネットワークの高度化を推進する、こういうことでありますが、このネットワークの高度化の仕事の具体的な内容をひとつお聞かせ願いたいと思います。
○星川保松君 終わります。
04月16日第120回国会 参議院 逓信委員会 第10号
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○星川保松君 郵便局の土地を高度利用するということでありますが、それ自体は大変結構なことである、こういうふうに思います。しかし、すべての郵便局がその対象になるというわけでもありませんで、非常に限定された郵便局が対象ということのようでありますが、その中で例えば既存の郵便局の建物に上...全文を見る
○星川保松君 それから、郵便局の土地というのは郵便事業のために使用されるというのが本来のものなわけでございます。その郵便局の上層部に事業所用のビルをつくるということをいたしまして、郵便局の業務量がだんだんふえてくるということが考えられるわけでございます。ふえてきた場合に、その郵便...全文を見る
○星川保松君 それで、郵政省が簡保事業団に土地を貸し付けるということになりまして、その地代を受け取るわけでございます。この地代の額ほどのようにして決めるおつもりであるか、何か基準のようなものを持っていらっしゃるのかどうかお尋ねしたいと思います。
○星川保松君 この簡保事業団は、地代のほか利益が一定額以上生じた場合には国庫に納付金を納めるということになっておるわけでありますが、こういう仕事をしていくのは非常に大変だろうと思います。利益が上がるように懸命に努力をしなければならないわけでございます。利益が上がるという自信を持っ...全文を見る
○星川保松君 国有地を持っているのは、郵政省だけではなくていろいろな省庁が持っているわけでありまして、先ほど次官からお話がありましたように、郵政省が先んじてこの高度利用をするということであります。これは大変積極的な行政のあり方だというふうに思いますが、またこれが先鞭となってうまく...全文を見る
○星川保松君 次に、郵政職員の中で、都会で採用されまして、故郷に帰りたいという人が非常に多くいるようでございます。これは、いわゆる日本の国土が過疎過密の状態で均衡ある発展をしておらない、都市の一極集中の人口の流れも依然としてとまっておらないというようなことの反映だということも言え...全文を見る
○星川保松君 このUターンの事情は非常に深刻なようでございます。それで、Uターン希望者が大勢おって、これがなかなかその願いがかなえられないということになってまいりますと、やはり職員の仕事に対する意欲などにも大きな影響を及ぼしてくるんじゃないかというふうに思われるわけでございます。...全文を見る
○星川保松君 最後に、最近郵便関係の事故、犯罪等がかなり多く発生しているようでございます。さきの新東京郵便局でのいわゆる盗難事件などにも見られますように、犯罪、事件等いろいろ原因があると思うのでありますが、最近における事故、犯罪の発生状況とその原因を、簡単で結構ですから、ひとつ御...全文を見る
○星川保松君 終わります。
04月23日第120回国会 参議院 逓信委員会 第11号
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○星川保松君 今回の電波法の改正の中で、電波法の五十条というところでは、通信長のいわゆる配置というのがなくなりまして、遭難通信責任者を配置するということになっておるわけであります。これに関連しまして、現在の船舶局の運用管理の責任者はだれになっておるか、まずお尋ねしたいと思います。
○星川保松君 遭難通信の責任者は、今度の改正によりますと、遭難通信それから緊急通信、安全通信に限っての総括的な責任者になるということであります。この船舶局の運用管理の責任者は存在しないことになるように思われますが、これはどういうことになるんでしょうか。
○星川保松君 船舶には通信用の無線設備のほかにいろんな設備があるようですね。例えば、航海計器としてのレーダー、それからNNSS等の設備がある。それにまた無線従事者の方も、船舶通信士のほかに特殊な無線技師、例えばレーダーの担当とか、あるいは国際無線電話とか、こういうふうな無線設備が...全文を見る
○星川保松君 そうしますと、いわゆる電波監理上からいっても、無線局の責任者は実質は従前どおりの形を期待しておるといいますか、想定しておるということですか。
○星川保松君 それから、船舶局の免許人は陸上におって、船舶の方は世界じゅうを航行して回るということになるわけでありますが、外国では船舶局の臨時検査等が行われることがある。そういう場合、だれがそれに責任を持って対応するのかということでございますけれども、いかがでしょうか。
○星川保松君 それから、無線業務の日誌抄録の提出とかあるいは遭難通信に関与した場合の報告、それから無線設備の故障、予備品などの発注もいわゆる無線局の運用管理上必要なわけでありますが、これはだれが行うことになりますか。
○星川保松君 それから、この遭難通信責任者というのは、いわゆる国際条約に基づいたということでありますが、RRの資格者の要件配置については、これに留保をつけて適用から逃れておるということであります。このRR自体は、資格者の要件配置を前提にして今回のGMDSSを構成しているというふう...全文を見る
○星川保松君 それから、第百十四国会に前回の電波法の改正案が提案されたわけでありますけれども、その際に衆議院の逓信委員会で、電気通信局長が主任の選任に関連いたしまして、主任はいわゆる最高の資格者、経験の深い者、すなわち通信長が選任されるのが常識だという答弁をなさっておるわけであり...全文を見る
○星川保松君 主任はいわゆるこの操作範囲と同一範囲の無資格者の操作の監督ができるということなわけでありますけれども、この主任というのは複数でも選任は可能なわけですね。そういうことになりますと、無線に関して統一性がとれなくなって混乱が生じてくるというようなことは考えられませんか。
○星川保松君 陸上の無線局の場合は、これは主任が選ばれるということの場合、指揮系統の乱れというものは考えられないかと思いますけれども、船舶局の場合は船舶職員の兼務が可能なわけでありますから、無線の資格上の上位、下位の資格と船舶運航のいわゆる指揮系統上の上位、下位が逆転するような場...全文を見る
○星川保松君 このことについて、運輸省の側はどんなお考えをお持ちでしょうか。
○星川保松君 今度改正される船舶職員法では、この通信士の他職兼務ということが認められるわけであります。船舶には無線従事者一名であとは要らないということになった場合に、この無線従事者が例えば主任として無資格者の教育も訓練もしなければならない、無資格者の無線設備の操作の監督も確保しな...全文を見る
○星川保松君 そういういろんな心配が出てくるのではないかと、こう思われるわけであります。むしろ、船舶局の運用管理に対する責任者として、例えば船舶局管理者というようなものを規定して置いた方がすっきりするのではないかと、こう思われますが、どうでしょうか。
○星川保松君 この船舶局の適用管理には混乱が生じないように、いろいろな角度からひとつ検討して備えていただきたい、こういうふうに要望を申し上げておきます。  それから、運輸省の方にお尋ねをいたしますが、これは先ほど山田さんの質問の際に出ましたが、船舶職員としての通信長というのは残...全文を見る
○星川保松君 それから、今度はいわゆる通信室というものがなくなって、無線設備がブリッジに設置されるということでありますけれども、ブリッジはいわゆる見張りの当直が内部を暗くして外を見張っておるということだそうでありますが、この無線設備の方はこれは照明がなければ仕事にならないと思うん...全文を見る
○星川保松君 時間がなくなりましたので、あと 急いで質問をいたしますが、このEPIRBですね、これは遭難の事実、それから国籍、船舶の識別を送信するだけだということで、いわゆる通信の手段はこれ持っておらないわけなんですね。これからいわゆる信号、遭難警報が出ても、陸上ではわかっても...全文を見る
○星川保松君 時間がなくなりましたので最後に、いわゆるこのEPIRBの遭難警報が陸上測定局、LUTに届くのに最大二時間程度かかると。いわゆる衛星のこれに届く場所まで回ってくるまで時間を要しますから、二時間かかるというのは緊急のいわゆる遭難の事態については大変な時間だと思うわけです...全文を見る
○星川保松君 終わります。
04月25日第120回国会 参議院 逓信委員会 第12号
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○星川保松君 きょうはNHKの決算という議題について審議をするわけでありますが、先ほど郵政大臣とNHKの会長から数字の説明があったわけでございます。決算の数字の裏には、その数字に伴うところの仕事があるわけでございまして、その仕事の方を重点に私は質疑をしたいと思います。  NHK...全文を見る
○星川保松君 簡単でいいです。
○星川保松君 時間がなくなりますので、簡単にひとつ御答弁願います。  私心配するのは、いわゆる多メディア、多チャンネルだということで、今どんどん電波の数がふえておるということでありますけれども、民間が大変な勢いでふえていくのに、NHKも一緒になってふやしていくというような量の拡...全文を見る
○星川保松君 先ほどから私が申し上げましたことは、どういう立場のどういう人々が、どういうことを考えどういう影響を受けながら受信するかという受信者の立場を研究しながら、これは大変な研究が必要だと思いますが、そういう研究をしながら番組をつくって、そして放送をしていただきたいということ...全文を見る
○星川保松君 ですから、ぜひとも私は立派なそういう研究の場所をNHKはつくっていただいて、それをもとにして放送というものをやっていけば、やはり民間とは違う公共放送のよさというものがその研究の成果として私は出せてくるのではないかというふうに思うわけです。ですから、この前からいわゆる...全文を見る
○星川保松君 最後に、一つだけ申し上げたいのでありますが、これは極めて具体的なことです。  私はテレビはドキュメントとニュースしか見ないということにしておるんですけれども、そのニュースの前に大変にぎやかな画面が出てくるんですね、音楽と画面と。そしてニュースが始まる。私たち受信者...全文を見る
04月25日第120回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○星川保松君 今回の法案の中身はいわゆる中央から地方に権限を委譲するということでありますが、私も国政にかかわるようになってからまだ二年になっていないわけであります。その前は三十年ほどずっと市会議員とか県会議員、市長とかという立場でかかわってまいりまして、中央の権限をもっと大幅に地...全文を見る
○星川保松君 地方の立場から見ますと、どうも中央の方は、国は地方を余り信頼していないのではないかというような気がするわけでございます。つまり、権限を委譲いたしますと勝手なことにそれを使いはしまいか、あるいは財源を配分してやっても人件費などに食ってしまうんじゃないかとか、いろいろな...全文を見る
○星川保松君 そういう抽象的なことでは、地方としてはどういうふうにしたらもっと権限を委譲してもらえるのかという目標が立たないんです。やはり目標というものを示すことによって、こういうことならこれは委譲しますよということで、それに向かって努力しやすいように国の方からやはり明らかにすべ...全文を見る
○星川保松君 具体的にそれぞれの省庁によって違うということはわかりますけれども、そういうような姿勢で各分野で進めていってほしいというようなことをあなたの方でやはり示していただきませんと、各分野での権限委譲が進んでいかないと思うんです。ですから、あなたの方では抽象的なものになるかも...全文を見る
○星川保松君 それから、地方に権限を委譲するという場合は、やはり国の立場からだけこれを考えて進めていくということでは私はいけないのではないか、こういうふうに思います。地方自治体も、それぞれこういう権限をぜひとも委譲してほしいということはもう年中行事のように要請が行われておるわけで...全文を見る
○星川保松君 今回の権限委譲ということについて、権限委譲には財源的な裏づけがなければ権限だけ委譲されてもどうにもならないということがたくさんあるわけなんです。  それで、財源の方も私ども自治体、もちろん私の自治体は小さな財政力のない自治体だったんですけれども、仕事に対して財源を...全文を見る
○星川保松君 そういうことで、やはり権限と財源とを大幅に委譲していくというようなことも目標にして今後とも頑張っていただかないと本当の地方自治は確立されない、こう思っておるところでございます。  いわゆる自治体というのは本当に千差万別でございます。考えてもわかりますように、海岸の...全文を見る
○星川保松君 そういうことで、ぜひ権限委譲ということももっとどんどん進めてほしい。それに財源の委譲ということも進めてほしい。それから、行政の各分野にわたっての画一的なことをもっと緩やかに進められるようにやっていただきたい。この三つが本当に順調に進んでいって、私は地方自治というもの...全文を見る
10月18日第121回国会 参議院 地方行政委員会暴力団員不当行為防止法及び風俗営業等に関する小委員会 閉会後第1号
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○星川保松君 私は、暴力団というのは全く初めてなわけでありまして、初歩的な質問もあるかもしれませんが、時間の節約上、質問の方をずっと並べまして、まとめて御答弁の方をお願いしたいと思います。  まず、暴力団というのは三千三百団体、八万八千三百人もいるということでありますが、これが...全文を見る
11月22日第122回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
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○星川保松君 私はこの科学技術特別委員会というところは全くきょうが初めてでございます。にわかにこの委員会に行くように命ぜられまして、準備する時間も余りありませんでした。それで、いただいた科学技術白書というのをさっと読んでみたわけでございますが、いきなり飛び込んできたのがグローバリ...全文を見る
○星川保松君 そうしますと、各省庁でやっているいわゆる部門ごとの研究等にどこでもやってないようなことをやっておるとか、あるいは全体やっている中の基礎的なものを科学技術庁が取り上げてやっているとかということもあるんですか。
○星川保松君 そうしますと、連絡協調するような調節機関のようなものをお持ちですか。
○星川保松君 予算要求のときにはみんな一緒になって連絡をとっているけれども、研究そのものについては余りそういう連絡というのはないものだと、こういうふうに受け取っておきます。  次に、科学技術庁の科学技術の研究はいわゆる産業の振興と国民経済の発展に寄与するということでありますが、...全文を見る
○星川保松君 大変結構なお考えだと、こう思いますけれども、ところが、我が国のいわゆる産業というものが極めて発展のバランスを失っておるということは大きな問題だと私は常に思っております。特に、科学技術の振興によって日本の工業は世界的な発展を遂げだということは事実だと私も思っております...全文を見る
○星川保松君 いや、それは農水省からは私は後でお聞きするので……。  いわゆる産業の発展のインバランスというものが科学技術の振興のその分野における差異と同じように比例しておるんじゃないかということを、総合的な立場に立って科学技術の振興を図る科学技術庁として、こういう差があってい...全文を見る
○星川保松君 白書を見た限りでは、農業のおくれを何とか取り戻そうというような科学技術庁の姿勢というものは私は読み取れなかったわけでございます。  それで、今おっしゃいましたように、科学技術の研究はいわゆる民間の方が圧倒的にそのウエートが大きいということ、これは事実でございます。...全文を見る
○星川保松君 それで、今度は農水省の方にお尋ねをするわけでありますけれども、今、米の問題が出てきておるわけでありますけれども、これは米に典型的にあらわれておるということで、すべての作目について言えることでありますけれども、日本の農業経営というのはいわゆる集約農業なわけで、これは国...全文を見る
○星川保松君 それで、具体的にお尋ねをしたいのでありますが、まず米ですね、水田の方からお尋ねをしたいんですが、水田については技術的にかなりもう限度に来ているんじゃないかというふうにも思われますけれども、前によくマスコミ等に取り上げられましたいわゆるハイブリッドですね、これはその後...全文を見る
○星川保松君 ハイブリッドの方は、これは恥を使いますから、結局その種を確保すればもう栽培農家はその種を必ず買わなくちゃならないということで、アメリカではすばらしい熱を入れて研究していると。だから、いずれはアメリカからその種を買わないとハイブリッドは日本でつくれなくなるというような...全文を見る
○星川保松君 日本でのその研究は、今の段階でいわゆる味と収量はどこまでいっていますか。
○星川保松君 これはぜひ頑張っていただきたいし、科学技術庁もこういうところをひとつ手助けをしてやっていただきたいと思うわけです。  それからえさ米ですね、こっちの方は味は関係ないと思うんですね。どのくらいの収量まで今の段階でいっていますか。
○星川保松君 こっちの方は減反の田んぼも使えますし、それから一切水田と同じ農機具が使えるわけですから、だから非常につくりやすいわけですよ。でも、やっぱり倍以上の収量がないと合わないというようなことも聞いておりますので、ひとつ頑張ってやっていただきたい。これもこういうこともあります...全文を見る
○星川保松君 畜産の方も一遍で二頭ずつ子が生まれるというようなことになれば、もうそれだけでもコストが二分の一みたいなことになっていくわけでありますから、非常な生産性の向上になるわけでございますので、そっちの方ももう各畜産農家にどんどん普及するぐらいまでひとつ頑張っていただきたい。...全文を見る
○星川保松君 終わります。
12月13日第122回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
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○星川保松君 私は、二年半足らずのうちに常任委員会をかわりまして三つ目でございます。それで、地方行政委員会にも来たばかりでありますので、まだ皆さんと論議を歩調を合わせてやるところまで参っておらないと思いますので、その点はよろしくお願いいたします。  まず、法案の関係について一つ...全文を見る
○星川保松君 市町村についてはどうなっていますか。
○星川保松君 次に、ふるさと創生事業についてお尋ねをいたしますが、これは何年から始めて何回になるわけですか。
○星川保松君 それで、平成三年度の予算はどのくらいで、対象の自治体はどのくらいの数ですか。
○星川保松君 そうしますと、ソフトの方が三千三百億、対象が三千三百ということで、これは市町村だけですか。
○星川保松君 これが全部一律に一億円ということになっているようですけれども、一番大きな団体で人口がどのくらいで、一番小さいのでどのくらいですか。
○星川保松君 この事業は、まあ評判はいいとはいうものの、私は一つの問題点を提起しているんじゃないかと思いますのは、二百名のところも一億円、それから百万を超えるような政令都市のようなところも一億円というようなことで、いわゆる金の使い方が交付税の算定など、細かい算定基準、算定の仕方か...全文を見る
○星川保松君 これはもらうんですからだれも文句は言わないし、みんな喜んでもらうわけでありますけれども、こういう一律のお金を出して事業を推進する、そのねらいはどういうところにあるんですか。
○星川保松君 そういうことなら、下の方には一億円やっても、大きなところにはそれほど、手伝いにもならないみたいですから、それはやっぱり考えて、小さいところを重点にお金をやるというようなことを考えられないものかというふうに私は思います。  ただ、このふるさと創生事業として一億円をや...全文を見る
○星川保松君 時間が来ましたのでこの問題についてはこれで終わりますが、やはりこれについてはもう少し事業をやってきた経過を見て検討して、改良すべき点は改良してやってほしいと思いますが、そのことについて大臣から一言お願いします。
○星川保松君 終わります。
12月17日第122回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
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○星川保松君 私は、この育児休業法については賛成であります。いろいろ中身については不十分なところは多いと思いますけれども、まずこういう法律をつくって、それで施行した後でいろいろと不備な点はまた見直していくというふうにしていったらいい、こう思っておるところでございます。  そこで...全文を見る
○星川保松君 そういうお考え、私も全く同感でありますが、そういう見地からこの育児休業法を見た場合に、皆さんから指摘されておりますように、何といっても休業中の賃金がない、何の支払いもない、何の所得もないというところが一番やはり問題ではないか、こう思うわけです。  そういたしますと...全文を見る
○星川保松君 そういうことで、この第四条二項の育児休業をしている期間は給与を支給しないというのがいわゆるノーワーク・ノーペイの原則だというふうにとらえるというのは余り賢明ではないのではないか、こう私は思います。  これは、いわゆる民間準拠で手直しをしていくということも考えられて...全文を見る
○星川保松君 これは、部長がそう答弁なされるのは当然かと思いますけれども、私が大臣に聞いたのはそういう意味ではなくて、今世紀に努力したものが本当にいわゆるペイされるのは二十一世紀の大きな課題だということなんです。二十一世紀にこれはペイしてもらわなくちゃならない、してくるんですよ、...全文を見る
○星川保松君 では、次の問題に移ります。  次はいわゆる地方自治論でありますけれども、今中央の省庁から自治体に、これは受けている方では例えば天下り、こういうふうに呼んでいますが、これを出している方では何と呼んでいますか。教えてくれますか。
○星川保松君 大蔵省はどうですか。
○星川保松君 これは、今かなりの人材が人事交流で自治体に行っているわけでありますが、大蔵省は副知事と総務部長と財政課長、それぞれ何名出ていますか。
○星川保松君 同じく自治省の方はどうでしょうか。
○星川保松君 私は、ずっと地方自治の仕事をしてきたわけでありますけれども、どうも日本の地方自治というのは諸外国に比べましても非常に貧弱であるという気がしてならないわけでございます。  その大きな理由に、私は発足当時からそういう原因があったと思うのは、まずこの名称、いわゆる地方自...全文を見る
○星川保松君 これは、あなた方の方から言わせれば、それは地方の要請があったからそれにこたえた、こうおっしゃいますけれども、それは地方の方ではそうではないとは言わないでしょう。しかし、これはあなた方の多分に思い過ごしかあるということを申し上げておきたいと思います。  それから、例...全文を見る
○星川保松君 国と地方が人事交流をするということ、そのことは私は大変な効果のあることだと思いますよ、それは。いわゆる地方の実態をよく経験してきた人が、中央で地方を眺めながらやってくださるということは、これは非常に大事なことですよ。それからまた、中央の経験のある者が地方でやるという...全文を見る
○星川保松君 私が主張したいことは、今日になってもまだこういう自治体と中央との関係でずるずる行きますと、やっぱりいつまでたっても自治能力というものが発揮されないのではないか。そのことは、この前の委員会の最後に、私はふるさと創生のことでもお話ししました。あの際は、一億円の金をやるか...全文を見る