星川保松

ほしかわやすまつ



当選回数回

星川保松の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第123回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
議事録を見る
○星川保松君 私は、豪雪の中に生まれて、豪雪地帯で六十年を過ごしてまいりました。豪雪の問題について科学技術庁が取り組んでおるわけでありますから、豪雪の問題を質問してみたいと思います。  夕べの天気予報などを見ておりましても、テレビにいわゆるお日様の書かれている太平洋側、それから...全文を見る
○星川保松君 今お話ありましたように、長岡に研究所があって新庄にも研究所がある。私は新庄の研究所には近いものですから何回か行ったことがございます。前に行ったときの中村所長さんという方が今長岡の方の所長さんをなさっているそうで、大変熱心な方で、中谷宇吉郎先生の孫弟子ぐらいになるんだ...全文を見る
○星川保松君 雪の研究というのは非常に大事だと私は思うんでありますけれども、私のところでことしは雪が少ないということだったんですが、屋根の雪がだんだん積もってまいりましてもう危険だということでこの間雪おろしをやりました。それで、やはり大変かたい重い雪が積もっておったわけであります...全文を見る
○星川保松君 そのほか、予想しないといいますか、雪国の体験をしないともうわからないようないろんな問題がございます。  もう一つ例を挙げますと、うちの方で最初消雪装置というのをつくったんですよ。いわゆる雪を消してしまうということで、井戸水の熱を利用してパイプで道路の両側に噴き出す...全文を見る
○星川保松君 今までいろいろ言ってきましたことは、いわゆる雪の害の方でありますけれども、これを生かしていこうではないかというようなことを今いろいろ言われているわけです。ただ、そっちの方もなかなか進んではおらないようでありまして、日本全国で何億トンの雪が降るか私は存じませんけれども...全文を見る
03月27日第123回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
議事録を見る
○星川保松君 初めに、PKOの中のいわゆる文民警察についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  いわゆるPKOの中にはいろんな仕事があるわけでございまして、今回のカンボジアのPKO、いわゆるカンボジア暫定行政機構、UNTACと言われておるようでありますが、この仕事の中は国連の事...全文を見る
○星川保松君 大分積極的なようでありますが、それではPKOに文民警察を派遣した場合はどういう仕事になるのか、そういう調査をしておられますでしょうか。
○星川保松君 その外国というのはどの辺ですか、差し支えなかったらお願いします。
○星川保松君 私どもは、いわゆるキプロスの文民警察の皆さんといろいろお話をしてきました。あそこに派遣されている文民警察は、オーストラリアの現役の警察官でございました。それで、女性の方と男性の方とまじっておられました。十数人だったと思いますけれども、活動なさっておられました。  ...全文を見る
○星川保松君 もし行った場合は、現地の警察官を指導する、そういう仕事だというふうに考えておられるようでありますけれども、そういうこともあるかもしれませんが、それはごく少数で足りると思うんですね。やはりそうじゃなくて、現地に行ったら現地の住民と直接接触をして、その住民間のトラブルな...全文を見る
○星川保松君 それから、これは文民警察、選挙監視の要員、両方を通じて言えることでありますけれども、ヨーロッパの諸国に行ってみますと、このPKOの仕事というのは大変とうとい仕事であるという国民のコンセンサスがありまして、それでこれに応募してくるということになりますと、その後はみんな...全文を見る
○星川保松君 それじゃ、文民警察関係はそれぐらいにいたします。  先ほども質問が出たわけでありますけれども、金丸さんが右翼のテロに遭われたわけでございます。最初、私見たとき、あれはおどかしの空砲ではないかと思っておったんですが、そうじゃなくて、弾が実際飛んでいった実砲であったわ...全文を見る
○星川保松君 ある事件のときに、国家公安委員長のお話として、今までは刃物に対する警備ということであったけれども、今後はピストルに対する警備というふうに変えていかなければいけないというような談話が載っておったわけですけれども、やはり今までは刃物に対する構えでいらっしゃったんですか。...全文を見る
○星川保松君 私などはまだ要人でないからねらわれるということはあり得ないと思いますけれども、もしピストルでねらわれるようなことがあったら、さてどうしようかと考えることもあります。  ですから、やっぱり国会議員になったらピストルで、あるいは刃物でねらわれた場合にとっさにどういう避...全文を見る
○星川保松君 ついででありますけれども、今のピストルというのはどのぐらいの威力があるものか、それもひとつお聞きしておきたいと思いますが、どのくらいの破壊力があって、どのような距離から撃てはどのぐらい当たるのか。
○星川保松君 そういうピストルが随分日本に入ってきておるようでありますけれども、これは何とかしてやはり入る前に防がなければならない、こう思うんですが、今一番どういう国からどういう経路でピストルというものが入っているんでしょうか。
○星川保松君 最後に質問をいたしますが、このテロの犯人がどういう理由で金丸さんをねらったんだろうと思って新聞を見ておりましたら、いわゆる男を上げるために、金丸さんが国賊だというような話を聞いてねらった、こういうことなんです、私たちにはどういう意味がわからないんですけれども。いわゆ...全文を見る
04月06日第123回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
議事録を見る
○星川保松君 我が国のこれからのエネルギー計画、特に電力を中心にして需要がどのように伸びていくのか、それにどのような形で供給計画を立てておるか。その電力の供給計画の中で、いわゆる発電の種類等、それについてひとつ説明をしていただきたいと思います。
○星川保松君 需要がそのように伸びていくということはわかったんですが、供給の方で水力とかあるいは原発とかあるいは化石燃料の発電とかという、その構成はどのように変わっていくか、どのように伸びていくか、その点についてひとつ。
○星川保松君 需要に合わせて供給もふやしていかなければならない。その供給の方の発電所の種類を組み合わせてやっていくということでありますけれども、今問題になっておりますように、いわゆる石油燃料の火力発電の方はCO2の問題が出てきておるわけでありまして、それにまた原子力の方は使用済み...全文を見る
○星川保松君 そうしますと、端的には、原子力発電のような放射性廃棄物をたくさん出すというような、あるいは火力発電のCO2のたくさん出るような、そういう発電電力というのは比率として減らしていって、そしてそういう後始末の比較的大変でない、それから公害の比較的出ない、CO2がたくさん出...全文を見る
○星川保松君 原子力が大変いいというようなお話でございますけれども、今のところ、いろいろ論議になっておりますように、最終的にどうやって処分したらいいかわからないという廃棄物がどんどんたまっていくと。それを構わずに、後世代で何とかするだろうというようなことで我々が今の世代で使いほう...全文を見る
○星川保松君 とにかく放射性廃棄物等がどんどん出てくるということについての研究をどんどん進めながらやっていきませんと、後でだれか何とかしてくれるだろうなどということになれば大変なことになるというふうに心配するわけでございます。  それで、いわゆるこうした放射性廃棄物あるいはCO...全文を見る
○星川保松君 この新エネルギーでは、私の山形県に由良海岸というところがありまして、そこに海明という船を浮かべて波力発電というのをやっておったので、私たちも大変期待をしておったんでありますが、その後お聞きいたしますと、余り設備にお金がかかり過ぎてどうも将来性がないということでやめて...全文を見る
○星川保松君 九〇年の総理府の調査によりますと、いわゆる原子力発電について「必要である」というのが六四・五%、「必要でない」が二〇・七%、それから「安全でない」が四七%で「安全である」が四四%というふうになっておるということだそうでございます。それで、その後に美浜発電所の二号炉の...全文を見る
○星川保松君 時間が来ましたので終わります。
04月07日第123回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
議事録を見る
○星川保松君 私は、地方自治の仕事を市長だの県会議員だの市会議員だのやりながら三十年取り組んで現場を走り回ってきた者でございまして、今、国会に来てまだ三年になりませんけれども、国の、特にこの霞が関のお役人の皆さんと波長がどうもさっぱり合わなくて困っておるわけであります。特に自治省...全文を見る
○星川保松君 それから、私も自治体の運営にも当たってみて、やはり中央依存という傾向が非常に強いと思っております。いわゆるぶら下がりの考えが非常に強くなってきておる。しかし、なぜ中央依存、ぶら下がりの気持ちが多くなってきたのかということを考えてみますと、これはいろいろな原因があると...全文を見る
○星川保松君 いわゆる各自治体でやったことを評価するというのは、それは自治省自体では難しいと思いますので、第三者的な何か委員会みたいなものをつくっておやりになったら結構やれるんじゃないか、こういうふうに思います。  それから、いわゆる過疎と過密というのが大きく格差が開いてきてい...全文を見る
○星川保松君 まだまだ過疎過密等の国土の不均衡発展については、これから論を深めていきたいと思いますが、きょうはこのぐらいにしておきたいと思います。  もう一つ通告をしておったんですが、この不均衡発展と関連して、私は、日本の国土の五二%が豪雪地帯であって、その中に二〇%の人口が住...全文を見る
○星川保松君 日本地図はない。
○星川保松君 日本地図は、やっぱり全国を常に眺めながらやるためにぜひかけておいていただきたいと思うんですが、その地図のほかに、私はもう一枚地図をかけてほしいと思うんですよ。それは何かといいますと、日本で我々が目にしている地図というのは日本の夏の地図なんです。冬の地図もなくちゃいけ...全文を見る
○星川保松君 国土庁から来ていますね。これは通告してなかったんですが、冬の地図は国土庁にありますか。
○星川保松君 もし余分なのがあったら、ぜひ一枚欲しいと思うんですが、それは積雪等高線図ですか。
○星川保松君 自治大臣にも一枚ぜひ上げてください。  それで、冬になると五二%の地域というのは一変するんですね。それでまず、いろいろな違いがありますけれども、道路がなくなる。それで、国道で冬通れない道路はどのくらいありますか。
○星川保松君 今お話がありましたように、国道でさえも四%は通れない。夏の地図ではこれは全然わかりません。  それで、そのほか県道はわかりますか。
○星川保松君 市町村道はわからないでしょうね。
○星川保松君 もう市町村道に至っては通れる方が、いいところで豪雪地帯は二〇%ぐらいあるでしょうか、そんなにないかもしれません。  私の市の市道は四百五十キロあります。うちのところは東京まで抜けていくほどあります。それで、その中で何キロあるでしょうか、それは分けて除雪をやっておる...全文を見る
04月17日第123回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
議事録を見る
○星川保松君 初めに一つだけ、通告していなかったことですが簡単なことを御質問いたします。  それは大臣の考えをお伺いしたいんですが、いわゆる地方自治法の第一条の目的というところに、「地方自治の本旨に基いて、」云々、こういうことが書いてあります。地方自治の本旨とは一体何だろうと思...全文を見る
○星川保松君 大変難しい解釈のようでありますが、私は私なりにいろいろな角度から三十年ほど地方自治と取っ組んでまいりまして、これはそう難しいことではないと。いわゆる地方自治というのは、地域住民の幸せをどう実現するか、つまり地域住民の幸せ、これが私は地方自治の本旨だ、こういうふうに考...全文を見る
○星川保松君 そうしますと、日本という国土は北から南に長い列島なんです。これが東西に長い島ですと大した気候や風土の変化はないんですけれども、南北に長いということは非常な変化があるんです。それにさらに冬になると、この前もお話ししたように、脊梁山脈を分けてそれでまた東西が非常に気候風...全文を見る
○星川保松君 そういうことで、いわゆる第三次行革審が昨年の十二月に第二次答申を出したわけです。それに先立って、豊かなくらし部会が行革審に対してやはり第二次の報告を十二月五日に出していもわけです。その中に、私もすばらしいと思うんですけれども、いわゆる地方分権特例制度、俗にパイロット...全文を見る
○星川保松君 こういうことを、パイロット的な選抜した市町村であっても、もしやったら、私はすばらしいじゃないかと思います。  私もかつて自治体の運営をやったわけでありますけれども、最初は予算編成というのは極めて難しいものだろうと思っておったんです。ところが、やってみて驚いたことは...全文を見る
○星川保松君 ところが、あなたは具体的ななにがないとおっしゃいますけれども、そうじゃないんです。  これは、「どうなる「地方分権」幻の報告書省庁OBの反論強く 部会報告から消え去る」、こういう見出しで、自治日報という新聞でありますけれども、「地方分権特例制度を盛り込んだ第二次答...全文を見る
○星川保松君 そういうことで、この豊かなくらし部会ではなお小委員会を続けて検討していくということになっているわけですが、それがきのう十六日の読売新聞に、「「分権」に省庁抵抗 行革審、荒療治も視野に」、こういう見出しで、それで依然として、「厚生、農水など八省庁は「市町村に下ろせる権...全文を見る
○星川保松君 それで、私ども、また新聞の世論などもそうでありますけれども、こんなにすばらしい自治体の活性化案だと思うんですけれども、それもいわゆるやる気のあるところを限定してやるわけですから、全体に対してやるわけじゃなくて、一つの試みとしてやろう、こういうわけですから、これは全部...全文を見る
○星川保松君 それで大臣、中央の各省庁の官僚の皆さんがこういう肩書で潜り込んでおって圧力をかけるというような審議会なりなにが続いているということでは、特に地方自治の問題はどうしようもない状態が続くと私は思うんです。だから、これを打ち破っていく、変えていくということはもう政治以外に...全文を見る
○星川保松君 最後になりますけれども、私は、いわゆる自治体の立場を本当によく理解をしてくれた細川前熊本県知事が、皆さんの苦情をよく体して、そしてこういうことを進めてくれだんだと思うんです。ですから、自治大臣は、ほかの建設省か何かそっちの方が強くて、こうおっしゃるが、そういう弱音を...全文を見る
○星川保松君 終わります。
04月23日第123回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
議事録を見る
○星川保松君 今回の道路交通法の改正によりまして、交通事故調査分析センターというものができるということは大変結構なことだ、こう思っております。  私は、いわゆる職業的な運転手の皆さんというのは、その職場から、またいろいろな面から防止策がとられるわけでありますので、事故からいいま...全文を見る
○星川保松君 事故の生じたところに、これはやっているところもあるようですけれどもピンを立てていきます。そうすると、ある一定のところにピンが集中して立つというところが出てくると思うんです。そうした場合はそこは事故多発する何かの原因があるわけですから、そういうところを重点的に科学的に...全文を見る
○星川保松君 一般的な安全のための注意の仕方とか運転者の心がけというようなことはかなり安全教育という中で行われておるようですけれども、これは科学的に分析したその結果を難しくなく易しく、運転者が理解できるような形でどんどん学習の中に取り入れていっていただきたいと思うんです。  た...全文を見る
○星川保松君 今までは道路環境ということが主であるという話でありましたが、二番目は、運転者の心理が非常に大きな事故の要素になっていると思うんです。それで、自分も運転してみて、職業運転者の場合は健康管理とか何かも方法はあるわけです。ところが、全くの普通の一般のドライバーにとってはだ...全文を見る
○星川保松君 この間ある駅で電車待ちの時間がありましたのでお土産屋さんのところをのぞき込んでおりましたら、ストレス測定のおもちゃみたいなもの、それはそこのところへ指を何秒間か当てていますと、信号機みたいに赤と黄と音とありまして、そこへストレスがあらわれてくる、そういうのがあったん...全文を見る
○星川保松君 ぜひそういう研究に応援をしてやっていただきたい、こう思っております。  それから三番目は、いわゆる車の問題でございます。私どもの四十年ほど前の車というのは極めて単純な構造をしておりまして、エンジンの調整なんかは自分でやらなきゃならない。タペット調整とかいろんなこと...全文を見る
○星川保松君 車のメーカーさんに聞いてみますと、あなた方はどういう考えで車をつくっているのかと言いますと、青年たちが、若い人たちが女の子を乗せまして格好よく走れるような、女性にもてるようなそういう車が売れるんだ、だからそういう売れる車をねらってつくっているんだ、こういう話なわけで...全文を見る
○星川保松君 あなたは、メーカーが格好よりも安全の方に進んでいる、こういうふうにおっしゃいますけれども、私らから見ますと、ドイツとかそれからスウェーデンあたりの車の安全性を高める努力からしますとまだまだ足りないんじゃないかという気がしています。ですから、そういう点もよく外国の方と...全文を見る
05月19日第123回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
議事録を見る
○星川保松君 私は、地方交付税の減額の問題から質問をいたします。  今回の八千五百億円の地方交付税の減額というものの発端から考えてみますと、それは九二年度の予算の編成のときから出てきた問題のようでございます。これは当時の朝日新聞でありますが、大蔵省が予算の編成に当たって出口が見...全文を見る
○星川保松君 こういうことで予算編成に当たって不足額が生じて調整をしなければならないということで、いろいろ工夫した結果、地方交付税に手をつけるということは、どうもいろいろやって一番弱いところに向かってくるような気がして非常に私は残念に思うわけであります。弱いところ。に向かってくる...全文を見る
○星川保松君 財源余剰というふうなことを大蔵省がいつも考えているとすれば、やはり財源余剰があるのではないかということでいつもここのところへ向かってくるということになると思うんです。ですから、うちは財源余剰だとは思っていないというようなことではなくて、これは財源余剰ではないというよ...全文を見る
○星川保松君 あなたはいろいろと御説明になりますけれども、それは結局大蔵とやり合った結果を我々に弁解しているように聞こえてならないんですけれども、我々に説明するのは結構ですから、その前にはやはり大蔵と堂々と論議をして、大蔵のとにかく余剰財源という考え方は間違っているんだということ...全文を見る
○星川保松君 マスコミの報道によりますと、大蔵省としては一兆円減額の目標を達成できなかったけれども、一方で、国保事務費負担金のうち人件費とか、義務教育国庫負担金のうち共済追加費用とか、国保助産費補助金等、これを国の負担から地方の負担に切りかえるということが実現できた。これらの合計...全文を見る
○星川保松君 あなたは関係がないとおっしゃいますけれども、ここの計算でいきますと千五百億円にこっちの方でなるんです。それを引きますと八千五百億円というのがぴたっと出てくるわけです。関係ないのに何でぴたっと合うのか、私たちはちょっと疑わしくなりますけれども。  それでは、なぜ八千...全文を見る
○星川保松君 最初の一兆円から算出されたものではない、そのほかいろいろあってここにいったんだと、あなたがそう言うからそれはまあいいでしょう。そんなこと詰めても仕方がありませんから。  問題は、今回の地方交付税法附則第三条のいわゆる国と地方の貸し借りということの調整をやったという...全文を見る
○星川保松君 貸し倒れになることはないということをあなたが保証したわけでありますから、あなたを信用しておきましょう。  次に、時間がありませんので、別の問題に移ります。  私は、この前の質問の際に自治大臣と、いわゆる地方自治法の第一条の目的のところに掲げております地方自治の本...全文を見る
○星川保松君 合いわゆる自治体をめぐっての国内で一番大きな課題といいますか、論議といいますか、出ておりますことは、私はいわゆる地方分権の問題ではないか、こういうふうに思います。いわゆる行革審の中の豊かなくらし部会の中で大きく取り上げられておるのが分権でございまして、どのように地方...全文を見る
○星川保松君 もう時間がなくなりましたが、自治大臣がおっしゃるように、日本は明治憲法下で地方自治というのがもうほとんどなかったんです。それで、戦後自治法ができて地方自治ということで、ただ住民がそれに慣れていなかったわけでありますけれども、住民が本当に自分たちでっくり上げた地方自治...全文を見る
05月22日第123回国会 参議院 建設委員会,地方行政委員会,農林水産委員会,商工委員会,逓信委員会,土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○星川保松君 今回の法案は大変ユニークな法案だと、こう思います。今までにない点として、まず一つは地方が主役の仕事になるということでございます。    〔委員長退席、建設委員会理事種田誠君着席〕  それからもう一つは、今までは工業立地というものがほとんど主力になっておったわけで...全文を見る
○星川保松君 農水大臣からひとつ。
○星川保松君 じゃ、国土庁長官。
○星川保松君 私が言いたいことは、それは大臣の皆さんには相談なしにでしょうけれども、これはもう偶然のごとではないと思うんですね。こういうふうにそろっているところを見ますと、どの段階で進めているかはわかりませんけれども、恐らく各省庁が連絡をとりながらこういうOBを民間の肩書でこうい...全文を見る
○星川保松君 各大臣が一生懸命に弁護なさるのも結構ですが、そんなことをしてもいいというふうにあなた方は本当に思っているのなら、これは民間の肩書なんかにしないで兄事務次官の名前をちゃんと出してやったらどうですか。これはもう大変な国民の反発を受けると思いますよ、特に地方分権のことで。...全文を見る
○星川保松君 多極分散ということを旗印に掲げてきて一極集中がさらに進んだということは失敗として認めて、そして再出発をしなくちゃいかぬと思うんですよ。  それで私は、たぜこれが失敗したかというその原因の一つに、やはり地方を育てなかったということがあると思うんです。地方に権限も与え...全文を見る
○星川保松君 長官はそのぐらいなことしか言えないでしょうけれども、もう一つ長官にお話ししておきたいことがあります。それは、中央政府、国が地方をよく知らないということでございます。  その一つの証拠を挙げます。  私は大変な豪雪地帯に住んでおります。私のところは、多い年ですと平...全文を見る
○星川保松君 終わります。
05月26日第123回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
議事録を見る
○星川保松君 参考人の皆さん、お忙しいところありがとうございます。  真鍋参考人に余り質問がないようでありますので、私から御質問申し上げたいと思いますが、今、自治省と大蔵省が交付税の減額をめぐっていろいろと話し合いがなされております。大蔵省の方は、いわゆる財源余剰とか余剰財源と...全文を見る
○星川保松君 どうもありがとうございました。  それから、現場にいていろいろ御苦労なさっておられます市長さんと町長さんに高齢化対策のことについてお尋ねをいたしたいと思いますが、今現在、高齢者の人口比率がどのぐらいになっておりますか。そして、いわゆる高齢者対策としての施設はどのよ...全文を見る
○星川保松君 ありがとうございました。
05月28日第123回国会 参議院 地方行政委員会 第9号
議事録を見る
○星川保松君 私は、総合保養地域整備法に基づくリゾート開発と自治体の関係について御質問をしてみたいと思います。  いわゆるこのリゾート法というのが六十二年、第百八国会で成立をして五年を経過したわけでありますが、その開発計画が順調に進んでおれば問題はないと思うのでありますけれども...全文を見る
○星川保松君 この計画が、いわゆる発足前にやめてしまったという場合はさしたる実害はなかろうと思うんですけれども、かなりの段階まで進んでから、それからいわゆる民間の企業というのはこれは採算がとれなければ立ち行かないわけでありますから、撤退するのは当然だろうと思うんです。途中までやっ...全文を見る
○星川保松君 自治省の意見のように、やはり見直すべきものは見直し、縮小すべきものは縮小して、地域に損害が残ってしまうというようなことのないようにしてもらわなければいけない、こう思います。  これは「地方行政」という機関誌ですけれども、これの中に、いわゆる全国の知事で構成している...全文を見る
○星川保松君 今までどのような変更の申請があって、どのような処理をなさっておられますか。
○星川保松君 とにかく素早く対応していけるような体制を常にとっていっていただきたい、こう思います。  それから、先ほどから私申し上げましたバブル経済の崩壊ということと、あるいは自然保護運動の高まりというもののぼかに、どうも週休二日等を初めとする労働時間の短縮によるレジャーの需要...全文を見る
○星川保松君 それから、開発のそれぞれを見てみましても、ゴルフ場とかそれからマリーナとか、とにかく同じようなパターンがそろっておりまして、いわゆる金太郎あめみたいだというようなことから、競合が激しくなってきておるというような声がありますけれども、その点についてはどう考えていますか...全文を見る
○星川保松君 それから、日本人のレジャーの楽しみ方と外国の方々の、ヨーロッパ、アメリカ等の方々の楽しみ方というものに、おのずからいろんな差があるのではないかというようなことも言われておりますし、それから、日本の場合は、一人一泊したら万の金がかかる。ところがフランスあたりでは何千円...全文を見る
○星川保松君 いずれにいたしましても、私は、結果的にその開発がうまくいかなければ、自治体あるいはその地域が大変な後遺症を背負い込んで惨めな結果になるということを心配するものでありますから、ひとつ自治省もその点を十分踏まえて今後の対策をしていただきたいということを要望いたしまして、...全文を見る
○星川保松君 大蔵大臣に確認をしておきたいのでありますが、本年度の予算編成に当たって、昨年の暮れにいろいろと大蔵省も御苦労なさったということが報道されておりまして、これは十二月四日の朝日新聞でありますが、「二十二日に予定される大蔵原案内示を前に九二年度予算編成が波乱含みになってき...全文を見る
○星川保松君 私は、公経済として地方が足りない場合は国が何とか都合してやる、国が足りない場合は地方の方で融通をするということをやっちゃいけないということは言わないつもりでありますけれども、ただ、私たちがどうも我慢ならないといいますか、それは、大蔵省がいわゆる余剰財源、財源余剰が生...全文を見る
○星川保松君 国と地方の関係を親子というふうに自治大臣もよく例えられますけれども、私は親子ではまずいと思うんです。親子なんというのは、同じ財布に手を突っ込んで、貸し借りがあってもなさなかったり、非常にルーズなわけです。その親子のルーズな財布の中の融通を国と地方でやられたらたまった...全文を見る
○星川保松君 終わります。