星川保松

ほしかわやすまつ



当選回数回

星川保松の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第129回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○星川保松君 平成の米騒動という名のもとに政府も国民も大変な体験を今しておるわけでありますけれども、何としてもこれを立派に乗り切って今後の政府、または国民の食料に対する態度、考え方というものを確立していかなければならない、こう思うわけであります。  そこで、まず、大臣は量として...全文を見る
○星川保松君 今回の米の問題で、特に輸入米のうちタイ米が一番その問題になっておるようでございますが、日本の国際化ということが叫ばれておりますが、どうも国際化というものが進んでおらないということがここで表ざたになってきたような感じがするわけです。  といいますのは、タイにはタイの...全文を見る
○星川保松君 例えばタイの香り米というタイの皆さんにとっては大変高級な米があるわけです。タイでは高級であればあるほど香りが高いわけですから、日本人のいわゆるジャポ二カを食べている人の受けつけない香りになってしまって、こっちからすればまずい米、最もまずい米ということになっていくわけ...全文を見る
03月29日第129回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○星川保松君 畜産の関係者は、今大変に苦しい状況に立ち至っておるわけでありますが、畜産のこの困難な状況を何とかしてみんなの力で乗り越えていかなければならないということなわけでございます。  それで、畜産の生産者の団体が出しております平成六年度の畜産・酪農政策及び価格に関する重点...全文を見る
○星川保松君 それから、外国からの食肉等の輸入によって国産の畜産物が大変値下がりをしておるわけでございます。さらに、今後関税も引き下げられていくという方向の中で、今いわゆる内外価格差の動向というのはどのように動いておりますか。その大略で結構ですから、お願いいたします。
○星川保松君 依然として大きな内外価格差があるということの中に、やはり日本の畜産の特性というものを考えていかなければならないと私は思っておるわけでございます。  日本の畜産の場合は、生産費の中で占める飼料の割合が非常に高いわけですね。例えば、肥育牛の場合を見てみますと、これは九...全文を見る
○星川保松君 最後に、時間がなくなりましたので一つだけお伺いいたしますが、北海道の酪農の組織の皆さんが出しております「牛舎からのメッセージ」というこのパンフレットの中に、酪農家として、いわゆる労働生産性向上のために一生懸命大変な努力をしてきた。それで、努力をした結果、生産コストが...全文を見る
06月03日第129回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○星川保松君 大臣、麦価についてはいろいろと御苦労さまでございました。私も麦価のことでゆうべほとんど寝ておりませんので、頭がぼおっとして質問のこともよく整理できない状態でありますが、せっかくでありますから、要点だけ三つ御質問を申し上げたいと思います。  まず第一は、ガット・ウル...全文を見る
○星川保松君 今回の麦価の問題につきましても、やはり一番大きく財政当局が問題として取り上げるのはいわゆる内外価格差なわけでございます。麦について言いますと、輸入の小麦はトン当たり三万円で、国産の小麦はトン当たり十五万だということでございます。五倍の内外価格差がある。  結局、そ...全文を見る
○星川保松君 最後です。  ただ内外価格差ということ、コストのことばかりを考えていってしまったのでは、これはもう日本の農業は成り立たないということになってしまうと思うんですね。ですから、それでは安いものは何でも外国から買えばいいのか、何も農業生産としてやらなくてもいいのかという...全文を見る
07月06日第129回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○星川保松君 今回は新党さきがけを仲介役にして、まあなったかどうかわかりませんが、我が国の第一党と第二党が連立の政権を樹立したということは私は大変意義深いことだと考えておるところでございます。  私なりにこの大連立の政権に期待をするところがあるわけであります。今まで国論を二分す...全文を見る
○星川保松君 それについても国民的なコンセンサスをつくっていかないと、毎年同じような議論を蒸し返ししていくということになるわけでありまして、それじゃどういう形で国民的コンセンサスを得るかということになるわけですが、それは農水省としてはいつも農政審議会ということをおっしゃるわけであ...全文を見る
○星川保松君 最後になりますが、いわゆるデカップリングの問題でありますが、EU加盟諸国は既にもうデカップリングというものを取り上げているわけでありまして、私はスイスのデカップリングのことをちょっと調べてみたのでありますが、スイスでも一生懸命取り組んでおるようでございます。  そ...全文を見る
○星川保松君 吉田政務次官、この前倒就任なさったときに私も大変御期待を申し上げましたのですが、交代をなさってがっかりしておったのですが、再び就任されまして大変喜んでおるところでございます。ひとつよろしくお願いいたします。  きょうの米審でことしの米の価格については山を越えたとい...全文を見る
○星川保松君 まだその段階で、それから先は検討しておらぬということですか。
○星川保松君 できるだけ早くその方針を出して、農家の皆さんが安心して希望を持って稲作ができるようにしてもらいたい、こう思っておるところでございます。  それから同じように、他用途米についてもいろいろ生産者の方で不満があるようでございますが、他用途米についてはどういうふうにお考え...全文を見る
○星川保松君 これもできるだけ早く方針を固めて打ち出してほしいと思うわけでございます。  それから、特に土地改良等の農家の負担金といいますか、債務が非常に膨らんでおりまして、これがいろんな面で障害になっておるわけであります。いわゆる新農政で規模拡大を図っていくということでありま...全文を見る
○星川保松君 そういえば、私は通告の方に農家の負債対策と書いてあるものですから、私の頭にあったのは、特に土地改良等の負担金ということがあったわけでございます。  今お話がありましたように、いわゆる平準化というのですか、そういう方法もとってもらったわけですけれども、それでもなお、...全文を見る
07月18日第130回国会 参議院 地方分権に関する特別委員会 第1号
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○星川保松君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月02日第131回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○星川保松君 私は、ただいま可決されました農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  以下、案文を朗読いたします。  農林漁業団体職...全文を見る
11月24日第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第2号
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○星川保松君 私も山形県の農村の出身でありますので、小林さんが先ほどからWTOに対するいろんな御心配をお述べになりまして、私もいろいろと心配な面はあるわけであります。  我が国はいわゆる資源のない国でありまして、世界じゅうから資源を買い集めてきて、またエネルギーを買ってきて、い...全文を見る
○星川保松君 私たちはいろいろな考えを持ってきょうまで運動はしてきておるわけでありますけれども、私たちの意向どおりに世界や日本の経済が動いていくということにはならないわけなんですね。そして今、現時点における世界の経済情勢、それから国内の情勢というものを踏まえてそれぞれ私たちは対応...全文を見る
○星川保松君 どうもありがとうございました。
11月30日第131回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第4号
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○星川保松君 新緑風会の星川と申します。  お三方にお伺いをしたいのでありますが、いわゆる地方分権ということで盛んに各種団体等で論議がなされておるわけですけれども、その中身を見ますと何を分権するかということに大体終始しているような感じがいたします。  私は、何を分権するかの前...全文を見る
○星川保松君 どうもありがとうございました。
12月07日第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号
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○星川保松君 私は、ずっと農水委員会に所属をしておりまして、農水大臣初め農水省の皆さんと日本の農政について今までいろいろ論議をしてまいりました。そうした論議の中で、日本の農業は農水省の中だけで論議をしてもどうにもならないという面が極めて大きいということを痛切に感じてまいったわけで...全文を見る
○星川保松君 私が質問をしたのは、いわゆる工業先進国すべてが農業をきちんと産業として育てているのに、日本だけがなぜこうおくれをとったか。つまり、農業の場合は、農産物の輸入が七兆ぐらいですか、それで輸出というのはゼロなんですね。農産物の輸出というのはほとんどできないわけですよ、国際...全文を見る
○星川保松君 それから、特に大蔵省の方と私ども農政に対していろいろお話をしておりますと、どうもかみ合わないところがあるんです。武村大臣は現場を踏んでいらっしゃいますからそういうことはないと思いますけれども、どうも大蔵省の皆さんというのは帳づらばかり一生懸命合わせているような感じが...全文を見る
○星川保松君 もう一つだけ大蔵大臣にお話をしておきたいことがございます。  それは、大臣に就任前のことでありますけれども、昨年、大変な冷害で被害をこうむったわけですね、稲作農家が。それで、いわゆる保険金を受け取ることになったわけですよ。その際に、この農業共済、これは任意加入じゃ...全文を見る
○星川保松君 大蔵大臣、私は決してやりくりをするなと言うのではございません。やりくりをする際に、そうでなくても過保護だとかなんとかと言われている農家に迷惑のかかるようなことだけはひとつ避けてほしい、こういうことでございますので、よろしくお願いします。  以上で終わります。