細川律夫

ほそかわりつお



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細川律夫の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○細川委員 私は、今国会におきまして初めて運輸委員会に配属をされまして、したがって当委員会では初めての質問でございます。運輸政策などにつきましてもまだまだ不十分でございますので、どうかその点御配慮をいただきながらお答えを願いたいと思います。  昨日、運輸大臣の方から運輸行政につ...全文を見る
○細川委員 今政府が進めておられます四全総、この中では交流ネットワーク構想をその開発方式といたしまして、二十一世紀の交通体系を形成するに当たりまして全国一日交通圏の構築を目指しておられるわけでありますけれども、この四全総と、そして今審議会で審議をしていただいております二十一世紀を...全文を見る
○細川委員 今大臣からお答えをいただきましたように、四全総、そして二十一世紀を展望した九〇年代の交通政策、こういった大きな指針のもとに今後の運輸行政というものが推進をされていくものというふうに思う次第でございます。  大臣が昨日の所信表明でも述べられておりますように、鉄道、港湾...全文を見る
○細川委員 鉄道の整備につきましては、今国会でも、鉄道整備基金関係の法案がこの委員会でも審議をされることになっているところでございます。  そこで、その法案のときに詳しく議論はしたいと思いますけれども、この鉄道整備基金を設立をしようという背景あるいはまたその経緯についてお答えを...全文を見る
○細川委員 今の御説明によりますと、鉄道整備基金が既存の新幹線の売却によります新しい財源を加えまして鉄道助成を一元的なやり方として行うというふうに理解をするわけでございますけれども、今後そのための特殊法人を設立していくことが果たして必要なのかどうか、このことについてお聞きしたいと...全文を見る
○細川委員 今この東京圏というのは、いわゆる一極集中によりまして大変人口も集中をいたしているところでございます。その集中によりまして、都心へ通勤をするにも通勤ラッシュのときなどには大変な混雑をいたしているところでございます。また一方、サラリーマンにとりましては、御承知のような大変...全文を見る
○細川委員 大臣の力強い御答弁をいただきまして大変うれしく思うところでありますけれども、この常磐新線につきましては、運輸政策審議会の方から昭和六十年に答申が出されて既に五年以上も経過をいたしておるところでございます。運政審の答申から大体十五年でこれが完成をするというような答申の内...全文を見る
○細川委員 現在の状況については大体わかりましたけれども、それでは、三月十一日に第三セクターの設立総会があり、そしてまた登記もされるというお話でございましたけれども、その後どういうような予定でこの事業が進んでいくのか、その予定についてお聞かせを願いたいと思います。
○細川委員 第三セクターを設立した後いろいろな手続があるようでありますけれども、平成十二年までに完成をするということならば、この基本計画を決定して運輸大臣あるいは建設大臣の承認を得るというような手続とか、いろいろな手続が進んでいくのですけれども、それは大体いつごろ、どういうような...全文を見る
○細川委員 そうしますと、先ほどお話のありました基本計画の承認あるいは環境アセスメント、いろいろなこういう手続については平成三年度じゅうに大体終わる、そして四年度から工事に着工していく、そういう予定で進んでいるんだというふうにお聞きしてよろしいですね。
○細川委員 それでは、運輸省の方としてはそういうスケジュールで進めていきたい、それには地方自治体の方の、あるいは一都三県の協力も必要だ。私も当然そういうふうに思いますけれども、その点について、特に運輸省の方として地方自治体にこういう点について頑張ってほしいというような点がおありで...全文を見る
○細川委員 今お話のありましたように、いわゆる用地の取得、これらの点については地方自治体の大きな努力が必要だろう、私もそう思いますし、常磐新線に限って、そして埼玉に限れば、この関係の三郷あるいは八潮両市の自治体におきましては、あるいは埼玉県におきましては大変努力をしているというふ...全文を見る
○細川委員 それは大体今決まっているところだろうと思うのですけれども、今後検討してこういうこともしたいんだというような点はないのでしょうか。今、検討して今後こういうことも決めてそして用地の取得をやりやすいようにしたいというようなことはあるでしょうか。
○細川委員 それでは、話題を変えまして、ハイヤー、タクシー行政の問題についてお聞きをいたしたいと思います。  昨年タクシーの運賃が値上げをされまして、タクシー行政に対しての国民の皆さんの関心が高かったわけでありますけれども、ハイヤー、タクシーは、公共輸送といたしまして、国民の足...全文を見る
○細川委員 大変積極的な所信をいただきまして、大変うれしく思うところでございます。  ただ、私が心配をいたしますのは、いわゆる白タク、白ハイヤーの問題も生じているところでもございます。特に私は車両運行管理業につきましてお聞きをいたしたいと思いますけれども、これがいわゆる白ハイヤ...全文を見る
○細川委員 今のお答えでありますと、道路運送法にはこの事業は抵触をしないということでございますけれども、私はこの業界の実態というのはハイヤーと同じであるというふうに考えるところでございます。ただ違うのは、車の保有者が、派遣先といいますか顧客が車を保有しているということのみであろう...全文を見る
○細川委員 この運行管理事業についてはいろいろ見解があるようでありまして、違うようでありまして、法律の専門家などの鑑定などでは、これは道路運送法における自動車運送事業に当たるというような鑑定も出ているところでございます。  そこで、もう一つお聞きをいたしたいのでありますけれども...全文を見る
○細川委員 この運行管理業についてはいろいろな問題があるようでございますし、今後御検討をいただきたいと思います。特に、この事業団体が社団化に向けまして法人としての認可申請がいずれ運輸省の方にも来るかと思いますけれども、そうしますと、運輸省の方で所管ということになれば、またそれなり...全文を見る
03月08日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○細川委員 まず最初に、新幹線関係三法案の全体についてお尋ねをいたしたいと思います。  政府の方では、第四次全国総合開発計画、いわゆる四全総を昭和六十二年六月に閣議決定されているところでございます。この四全総の中でこのように規定をされております。最近各地において活発化しているさ...全文を見る
○細川委員 この四全総の中では、「交通体系の整備」ということで全国一日交通圏の構想が試みられておるところでございます。全国の主要都市間を三時間以内で交流することができる、こういうことを目指しておりますけれども、いわゆる四全総の交通体系の整備の中での全国一日交通圏、これをこの鉄道整...全文を見る
○細川委員 さらにお伺いいたしますけれども、その四全総の中では、大都市圏における交通体系の整備、これについても書かれているところでございます。その大都市圏における交通整備については二つの方法があるということで、まず第一には、幹線交通とのアクセスの改善を図ることによって、鉄道の混雑...全文を見る
○細川委員 次に、公共投資基本計画との関係でお尋ねをいたしたいと思います。  先ほども御質問がありましたから確認のためにお聞きをいたしますけれども、我が国は公共投資が大変おくれている、したがって、それによって経済力は豊かであってもその豊かさに見合った実感がない、こういう指摘もさ...全文を見る
○細川委員 それでは具体的な法案に入ってお伺いをいたしたいと存じます。  まず、譲渡法案の方からお尋ねをいたします。  既に質問もありましたから確認のために聞きますけれども、今回のこの新幹線の譲渡の目的、そしてその代金の使い道についてまず簡単に御説明をお願いします。
○細川委員 この譲渡法案の第一条の「趣旨」のところには、そもそも譲渡する趣旨についてこのように書いております。日本国有鉄道清算事業団の債務の償還等を確実かつ円滑に実施をしていく、こういうことにかんがみて、株の売却を実施するのに必要な環境整備をするのだということでありますから、まず...全文を見る
○細川委員 基本スキームは変えていないということの説明はちょっとよく納得いかないのですけれども、そもそもこの新幹線を譲渡するということは、清算事業団の債務の償還を確実かつ円滑にするということが究極の目的なんですから、した がって、その売却代金は当然債務の償還に全額充てるというの...全文を見る
○細川委員 それでは、この譲渡法案の第三条についてお聞きいたしたいと思います。  この新幹線の譲渡については、新幹線鉄道施設譲渡計画を作成をして、これに基づいて譲渡をするということであります。そして、その基準を定めるということで第三条二項に四号まで規定をされておりますので、この...全文を見る
○細川委員 第二号の「譲渡する新幹線鉄道施設の範囲」の問題でございます。ここに規定している新幹線鉄道施設の範囲、これは具体的にはどのようなものを指すのか、具体的にお答え願いたいと思います。
○細川委員 現在、東北新幹線の上野─東京間四キロメートルが建設中でありますけれども、だからこれは現在貸してはいないわけなんですけれども、この所有関係、今後この東京─上野間がどういうふうになるのか、どういう扱いになるのか、説明をお願いしたいと思います。
○細川委員 これはそうしますと、上野─東京間については保有機構の方で現在建設を進めている、公団ではない。鉄建公団ではないのですか。
○細川委員 そこで、細かいことになって大変恐縮ですけれども、この二号の「新幹線鉄道施設の範囲」、これを読みますと、「新幹線鉄道保有機構法の規定により各旅客鉄道株式会社に対し貸し付けることとされている範囲を基準とするものである」、こういう「基準とする」という表現をこの法案では書かれ...全文を見る
○細川委員 今の御説明によりますと、微調整もあり得るということで「基準」。そうしますと、例えば第三号にも、この「配分した額を基準とする」ということで「基準」という言葉が書かれております。あるいは第四号でも、「政令で定める半年賦支払の方法を基準とする」、それぞれ「基準」ということが...全文を見る
○細川委員 そうしますと、私の感じるところでは、この「基準」という言葉をここに入れておりますと大変あいまいになる。したがって、例えば先ほどから質問しておりますように、二号の問題については、この「基準」というのを削除してもいいのじゃないか。新幹線鉄道保有機構法の規定により各旅客鉄道...全文を見る
○細川委員 余り議論はしたくないので、それでは第三号についてお伺いをいたします。  これは新幹線の譲渡価額の問題でありますけれども、確認のためにお聞きをいたしますが、そもそも新幹線を譲渡するわけですから、その新幹線の施設が一体幾らであるかということについては、これは実態に即した...全文を見る
○細川委員 そもそもこの新幹線は国民の共有財産であります。それを売却ということでありますから、この売却代金が幾らになるかということについては大変重要なことでありまして、しかも巨額な金額になるわけであります。したがって、この新幹線を幾らで売るか、九兆一千億という予定のようであります...全文を見る
○細川委員 納得できるわけではありませんけれども、時間の都合で先に進みます。  四号では、対価の支払い方法についてということで、「政令で定める半年賦支払の方法」ということが法案の規定になっております。対価の支払い、これはどういうふうに払うかということは、対価が幾らであるというこ...全文を見る
○細川委員 私の質問は、半年賦払いということが法案で出てきているわけですね。法律で規定されていますね。なぜ半年賦払いということだけが法律で規定をされているのか。逆に言いますと、私の方は、むしろ売買の金額、それからそれを何年で支払うのか、そしてそれを何回で払うのか、こういうことが法...全文を見る
○細川委員 政令で定めるというならそれはそれで一つの理屈だろうと思うのですが、だったら半年賦払いというのも政令に定めればいいわけなんですよ。それを何で半年賦払いということだけ、一年のものを半分に分けて払っていくというそこだけを何で法案にわざわざ、逆に言うと、どうしてこれが重要なの...全文を見る
○細川委員 そこで、代金が年幾らという形で入ってくる、その入ってくる金額、年に幾ら代金が入ってくるかということは大変重要だろうと思うのです。支払ってもらうお金を流用してというか運営して、それによってお金を捻出して無利子貸付金に充てる、これを捻出するという法案でありますから、したが...全文を見る
○細川委員 それでは先に進めさせていただきます。  譲渡の関係では最後の質問になりますが、これは法律で、新幹線を保有機構が譲渡して、そしてJR三社がこれを買い受ける、こういうふうになっておりますけれども、具体的には保有機構とJR三社の間で具体的な譲渡契約というのが結ばれるわけで...全文を見る
○細川委員 そうしますと、この法律案でもJRの方の意見を聞きながらというふうになっておりますけれども、そういうことをいろいろ考慮したとしても、私法上は一対一の契約ということになれば、JRの方でその契約を結ぶときに、だめだ、あるいはまた、先ほど私が質問した「基準」という言葉のところ...全文を見る
○細川委員 それでは、鉄道整備基金の方に入らせていただきます。  鉄道整備基金法の第一条で「目的」が定められております。この目的の中で、「新幹線鉄道、主要幹線鉄道及び都市鉄道の計画的かつ着実な整備を促進する」のがこの法案の目的になっております けれども、この計画的な整備という...全文を見る
○細川委員 それだけでは、この目的が計画的な整備ということですから、将来に向けての鉄道整備をどういうふうにするかというきちんとした計画がなければこの法案そのものが意味をなしてこない、ただ無秩序なのを計画的に整備するというだけでは意味をなさないと思うのです、目的なんですから。どうい...全文を見る
○細川委員 次に、もう一つの目的、これは「助成を総合的かつ効率的に行う」、こういうことでございます。助成を総合的かつ効率的に行うということになっておりますけれども、これはどういうことか、今まではどういうような欠点というかがあったのかを説明願います。
○細川委員 それでは、整備基金の業務についてお尋ねをいたします。  これは第二十条一項の関係でありまして、そこでは運輸大臣が業務実施方針を策定しなければいけない、その業務実施方針に基づいて基金は業務を進めるということなんですけれども、この運輸大臣の定める業務実施方針はどういうも...全文を見る
○細川委員 整備基金の業務については二十条第一項、第二項に規定をしているわけなんですけれども、この第一項の方では、「運輸大臣が定める業務実施方針に従って、次の業務を行う。」こういうふうになっております。ところが第二十条第二項の方については、「業務実施方針に従って、」という規定がな...全文を見る
○細川委員 それでは関連してお聞きしますけれども、いわゆる間接助成と言われる一般会計から入ってくる助成金については、結局、これまで直接事業者などに支払われていたものが、助成されていたものが、ただ単にこの整備基金を通じて助成されるという、ただ整備基金を通過するだけというふうになると...全文を見る
○細川委員 助成の一元化ということだけではどうしてこの整備基金に入れるかということについて理解ができませんけれども、時間もありませんので続けさせていただきます。  基金の業務については二十条の一項、二項に規定をされております。そこで私は一項の三号の業務についてお聞きをしたいと思...全文を見る
○細川委員 この整備基金法がいわゆる整備新幹線をつくるためにできたんじゃないかというふうにも言われておりまして、それならば大変片手落ちな法案だろうと私は思いますけれども、この無利子貸付制度が充実していくならば、これはこれで私は大変よい制度でもあろうかと思います。  そこで、それ...全文を見る
○細川委員 この無利子貸付制度というものは非常にいい制度だと思いますので、ぜひ充実をさせていただきたいと思いますけれども、ただ、この財源について売却代金の一部の二兆円をやりくりしてということでありますけれども、そういう財源ではなくて別の財源を今後捻出してつくり出して、この基金に入...全文を見る
○細川委員 それでは、この整備基金について常磐新線はどのように扱われるのかということについてお聞きをいたしたいと思いますけれども、この常磐新線は平成三年度では、この基金との関係ではどのように扱われるのでしょうか。
○細川委員 平成四年度からこの無利子貸付制度の対象になるということでございますけれども、一体その対象になった場合にどの程度の無利子貸し付けが行われるのか、差し支えない範囲でお答え願いたいと思います。
○細川委員 それでは、時間が来ましたので最後の質問にしたいと思いますけれども、今東京では大変一極集中でありまして、交通に関しても、特に通勤通学駅などはラッシュ時は大変な込みようでございます。そういう面をぜひ早く解消をしていただきたいと思いますし、また、土地の高騰によりまして、良質...全文を見る
○細川委員 ありがとうございました。終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号
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○細川分科員 私は、結婚の差別についてお伺いをしたいと思います。  御承知のように、憲法二十四条には結婚についてはこのように規定をされております。「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」結婚...全文を見る
○細川分科員 今法務省の方で把握をされている事件数について、いわゆる人権侵犯事件数あるいは結婚差別の事件数の御報告がありましたけれども、これは、この同和問題に関する人権侵犯事件あるいは結婚差別事件などは、どういう形で法務省の方としては把握をされているわけですか。
○細川分科員 私どもの方で把握をしております深刻な結婚差別事件がございます。代表的な例で、兵庫県の龍野市で起こった事件あるいはまた大阪府の貝塚市で起こった事件、また長野市で起こった事件がありますけれども、これらの事件について、先ほど報告のありました件数の中にこの三件は入っているの...全文を見る
○細川分科員 それではその点については後でお聞きをいたします。  その前にお聞きをいたしますけれども、先ほど結婚差別事件について法務省の方で把握をしている事件数が報告をされましたけれども、法務省が取り組んだ事件として典型的な結婚差別事件、どういうような態様でどういうような差別が...全文を見る
○細川分科員 抽象的な報告ですのでよくわからないところがありますけれども、それでは、先ほどの私どもが把握をしております三つの事件についてお伺いいたします。  まず最初に、法務省の方で把握をしている事件は長野の事件というふうに申されたでしようか。
○細川分科員 それでは、まず長野の事件についてお伺いしますけれども、その長野の事件に対してどういうような対応をされたのか、説明を願います。
○細川分科員 どういう対応をしたかということですから、答えてください。
○細川分科員 どういう説得をしましたか。
○細川分科員 これは長野法務局の方で対応したと思いますけれども、専らこの二人の間で示談をするように、そういう指導をしたのではないですか。そういう報告を受けていませんか。
○細川分科員 この事件そのものは、先ほども局長の方からは具体的な内容が報告されておりませんから、非常に抽象的な形で話しているわけなんです。法務局の方でどういう対応をしたかということは大変重要でありまして、今後どういう施策をとらなければいけないかということからも大変重要でございます...全文を見る
○細川分科員 大変抽象的なんですね。そういうことでは、私は部落差別あるいは結婚差別というものはなくならないのではないかというふうに思います。  この長野の事件では、法務局の方ではその当事者に話し合い、示談で終わるようにというように専ら指導をされた、むしろ被害を受けた方の認識はそ...全文を見る
○細川分科員 大変不満な答弁ですので私としてはここで議論もしたいのですけれども、時間がありませんから前に進めますけれども、この長野での事件では、被害を受けた当事者は、そのように専ら示談を勧められたということで、納得いかない面があるということでありますので、そういう点については十分...全文を見る
○細川分科員 これは、それではいつ法務省の方はわかったんでしょうか。
○細川分科員 昨年の三月にわかって、今までにどういうことをされたんでしょうか。
○細川分科員 調査中、調査中といっても、抽象的な答えでもいいですから、この事件についてどういう対応をしているのか。ただ調査中ということでは対応にならないんじゃないかと思うのですが。具体的な人権侵犯事件ですから、どう対応しているのかきちっと答えていただきたいと思います。
○細川分科員 貝塚市の事件についてはどうですか。
○細川分科員 具体的な事件であるから答弁できないというふうにおっしゃいますけれども、人権侵犯事件、しかも結婚差別で、大変重要な、大事な人権侵犯事件でありますから、それじゃどういう方向でこういう問題を解決をしていくのか、どう対処していくのか、そこらあたりの道筋でも話していただけます...全文を見る
○細川分科員 大阪の貝塚市の事件などは、これは本当に悪質な差別事件でありまして、相手の男性の身元を徹底的に調査をいたしまして、そのおばあさんのまたその母親までさかのぼって出生なども調査をいたしております。そして、部落の出身だということがわかりますと、無言の電話をかけてきたり、二十...全文を見る
○細川分科員 それでは次に行きますけれども、いわゆる結婚の差別につきましては、この差別そのものを助長するというような、そういう事件が相次いでおります。差別はあってはならないということで、それぞれの形で努力も重ねているところでありますけれども、しかしまた一方で、先ほど申し上げました...全文を見る
○細川分科員 ぜひその点は厳正に対応をしていただきたいというふうに思います。  次に、冒頭にも申し上げましたけれども、憲法の二十四条には、結婚というものは両性の合意に基づいてのみ成立する、男女二人で結婚をするということを決めればこれで結婚できるわけなんです。しかし実際には、部落...全文を見る
○細川分科員 結婚差別についての実態調査がございますけれども、その実態調査の中で、結婚の差別を受けたことがあるというふうに答えた方が三二%、差別かどうかわからないということで反対されたというのが一二・五%、合わせて四四・九%も結婚の差別を受けたというような調査結果がございます。法...全文を見る
○細川分科員 それでは、時間が来ましたから最後の質問をしたいと思います。  実はこれは新聞の投書欄、手紙の欄に、一九八七年五月二十一日の朝日新聞の手紙の欄に投書された方の文章でありますけれども、これをちょっと読みまして大臣の御見解をお聞きしたいと思います。   私の主人も同和...全文を見る
○細川分科員 終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第3号
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○細川分科員 連日、大変御苦労さまでございます。  私の方からは、東京外郭環状道路のことにつきましてお伺いをいたしたいと思います。いわゆる外環道路は、首都圏に集中しております多くの高速道路や一般国道に接続をいたしまして、自動車の円滑な分散あるいは導入を図るということが目的であり...全文を見る
○細川分科員 そうしますと、関越との交差点から以南といいますか、東京―神奈川の方については一体できるのかどうか。それから、先ほどの国道六号線の以南、市川の方に至るこの区間でありますけれども、こちらの方については果たしていつごろ完成の予定なのか、そのあたり、差し支えない範囲でお答え...全文を見る
○細川分科員 それでは、この外郭環状道路の埼玉県内、特に三郷インターチェンジから関越に至るこの区間についての進捗状況、そして見通しについてお聞かせをいただきたいと思います。
○細川分科員 今、平成三年度内に完成といいますか供用開始ができるようにとの見通しを述べられましたけれども、先ほども申し上げましたように、この外環道路につきましては、埼玉県南部の人たちにとっては大変重要な道路でありますので、ぜひ平成三年度内に完成、供用開始をしていただくようにお願い...全文を見る
○細川分科員 この外郭環状道路、大変重要な道路でありますので、まず全体的にぜひ早く完成をされるようにお願いも申し上げる次第でございます。そしてまた、例えば三郷インターから関越のインターチェンジのところまで供用開始になりましても、結局それから先が完成しておりませんと、そこまで来た車...全文を見る
○細川分科員 東埼玉道路が予定をされておりますこの周辺では、例えば越谷ではレイクタウン整備事業というものが予定をされておりまして、またあるいは、庄和町の方では東埼玉ビジネスパークという大変大型のプロジェクトが予定をされております。したがって、これらの事業促進あるいはまた地域の活性...全文を見る
○細川分科員 いろいろな問題があろうかと思いますけれども、ぜひその問題をクリアされまして、促進方をお願いしたいと思います。  次に、この東埼玉道路の予定をしておりますのが国道四号線との接続になっているわけであります。この国道四号線についてお聞きをしたいと思いますけれども、国道四...全文を見る
○細川分科員 今越谷春日部バイパスの四車線化ということが言われましたけれども、これは全部ができ上がるのは大体いつごろでございましょうか。
○細川分科員 ぜひ御努力をいただきまして、この越谷春日部バイパスの四車線化の完成をお願いいたしたいと思います。  続きまして、首都圏中央連絡道路、この点についてお伺いをいたしたいと思います。まず最初に、いわゆる圏央道の全体の進捗状況についてお聞かせください。
○細川分科員 埼玉県内は縦の道路は割とあるのですけれども横の道路がないということで、圏央道につきましても本当に期待が強いわけでございます。  そこでお伺いしますけれども、川島町以東の計画と今後の見通し、それをお聞かせいただきたいと思います。
○細川分科員 それでは最後に大臣に御質問させていただきます。  先ほどから質問いたしておりました東京外環道路あるいは圏央道、これらにつきましては首都圏の環状道路といたしまして極めて重要な道路でありまして、早急にこの整備を進めるべき道路であるというふうに私は認識をいたしております...全文を見る
○細川分科員 どうもありがとうございました。
04月12日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○細川委員 関連で御質問をさせていただきたいと思います。  東北新幹線の東京—上野間が六月二十日に開業が予定をされております。これについての運賃及び料金は既に決まっているのかどうか、まずお伺いいたします。
○細川委員 昨日の新聞報道によりますと、JR東日本では特急料金について五百円値上げをするというような報道がありましたけれども、事実そういうような話が運輸省にあったのかどうか、そしてこれに対してどのように対応したのか、仮にこの五百円とした場合に上野及び東京からの料金はどういうような...全文を見る
○細川委員 大臣に御質問したいと思います。  上野—東京間は三・六キロメートルでありまして、新幹線の駅から駅までの距離としては大変短い距離なんですけれども、これに一律五百円特急料金をプラスということはいかにも高い、サービスが向上したということを考えても余りにも高いと思いますけれ...全文を見る
○細川委員 この新幹線の今までの上野までの料 金でいきますと、例えば盛岡から東北新幹線を利用した場合、盛岡から宇都宮まで乗った場合、小山まで乗った場合、大宮まで乗った場合、いずれも特急料金は五千三十円でございます。この宇都宮─小山─大宮間は七十キロメートルあるわけでございます。...全文を見る
○細川委員 大変抽象的な答弁ですが、きのう新聞などで報道されておりまして、五百円じゃ高いのではないか、しかも三・六キロメートルで何も新幹線の料金を上げることはないじゃないかというような声が大変強いと思うのです。そういうことに対して、具体的にもっと大臣のお考えを聞かしていただきたい...全文を見る
○細川委員 これは運輸省、運輸大臣に認可の権限があるのでありますから、運輸省としての考え方というものをきちっと、これは国会の場ですから言っていただかないと承服をしかねるわけです。  そもそも国鉄が民間に移行したときに一番心配されたことは、値上げがされていくのじゃないか、利用者が...全文を見る
○細川委員 質疑時間が終了したということですから……。  利用者に過大な負担をかけない、これは当然のことでありまして、具体的に五百円プラスをする、東京─上野間五百円一律にアップをさせる、そうしますと、先ほども申し上げましたように今までの新幹線の料金体系と違ってくるわけなんですけ...全文を見る
○細川委員 それでは国民の要望として、新幹線の運賃の方は、三・六キロメートルの区間、これは当然上がると思いますけれども、しかし、特急料金については値上げはしないということでひとつ対処していただきたいと思います。  最後に、もう六月二十日に迫っておりますけれども、この運賃、料金の...全文を見る
○細川委員 今、東京─上野間の開通に伴います特急料金について御質問しましたけれども、庶民が利用しやすい新幹線として、特急料金の値上げはしない方向でぜひひとつ運輸省の対応を心からお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
04月26日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
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○細川委員 まず最初に、海上保安庁の方にお伺いをいたします。  今、沖縄の尖閣列島沖の東シナ海におきまして、漁船がいわゆる国籍不明の船に相次いで襲撃をされるという事件が発生をいたしております。マスコミ等でもこのことについてはいろいろ報道をされておりますけれども、この漁船の襲撃事...全文を見る
○細川委員 この連続して六件の漁船の襲撃事件、その内容が報告をされましたけれども、この事件が発生をいたしまして海上保安庁としてはどういうような対応をされたのか、説明してください。
○細川委員 先ほど、中国に近いところで発生をした事件であるから外務省を通じて問い合わせをしているということですけれども、巡視船がこの船を追跡をしたということもあったかと思うんですけれども、外務省を通じて中国側の方に問い合わせをしているという、その根拠はほかにはございますか。
○細川委員 この事件は、連続して漁船が銃で発砲威嚇をされて臨検を受けるとか、あるいは食糧とか現金が奪われるという大変ゆゆしき事件でありまして、場合によってはこれが人命にかかわるような事件に発展をしていく、あるいはそういう事件が起こるかもしれないというような大変重大な事件であろうと...全文を見る
○細川委員 ぜひ早急に、特に外交ルートの方を通じての調査を早くしていただきたい、あるいは結論も出していただきたいというふうに思います。  それでは、次に移りたいと思います。  今回、提案をされております船舶安全法及び船舶職員法の一部を改正する法律案についての全体的なことについ...全文を見る
○細川委員 大変御丁寧に説明していただきまして、ありがとうございます。  この二つの法案、いずれも事前にIMOの方で検討が進められたと思うのですけれども、この新しいシステムの導入に関しての問題点、あるいは課題といいますか、そういう点も討議されたと思いますけれども、特にその導入後...全文を見る
○細川委員 これまでの説明をいろいろお聞きをいたしますと、この新しいシステムのSOLAS条約の改正というのは来年の二月一日から発効するわけなんですけれども、この新システムが最終的に全部導入されるのは一九九九年の一月三十一日までに、こういう非常に段階的なあれがあるのですけれども、具...全文を見る
○細川委員 そうしますと、来年のいわば始まり、それから一九九五年、そして最終段階の一九九九年と、三段階移行過程があるのですけれども、移行期間中はいわゆるモールス通信を主体とする現行のシステムと新しいシステムが併存するわけなんです。そうしますと、いわば古いというか現行の通信システム...全文を見る
○細川委員 それでは新しいGMDSSの内容についてお聞きをいたしたいと思いますけれども、この新しいシステムの具体的な内容、特に無線設備についての具体的な内容についてお聞かせをいただきたいと思いますし、この新しいシステムは現行のいわゆるモールス通信を主体とするシステムと比較をしてど...全文を見る
○細川委員 長所といいますか利点のようなところばかり言われたのですけれども、新しいシステムについては、欠点といいますか短所はないのですか。
○細川委員 長い間モールス通信を主体にしてやってきたわけなんですから、それが新しいシステムに変更するということになりますと、果たしてそれで大丈夫なのか、船員あるいは乗客の安全を維持するためにそれが信頼できるものかどうかということは、実際にやってみて実用上これが証明をされなければい...全文を見る
○細川委員 それでは、具体的な海難事故が発生をした場合にどういうような体制でそれを救助していくのかということについてお聞きをしたいと思いますけれども、現在は、海難事故が発生した場合に、今の通信体制でどのような救助体制が敷かれるのか。新しいシステムのもとではどういうふうになるのか、...全文を見る
○細川委員 この新しいGMDSSの設備が導入されますと、外航船などは英語が主体になるものと思いますけれども、それを導入することによって言葉の問題なんかについての混乱といいますか、そういうことはございませんか。
○細川委員 今までのモールス通信主体のあれは船から船への通信が主だったわけなんですけれども、今度新しく地上との連絡ということになってくるわけなんですけれども、そうしますと海上保安庁の地上局の方の体制整備もきちんとしなければいけないということで、その整備になかなか大変じゃないかと思...全文を見る
○細川委員 次に、船舶安全法の方で具体的にお伺いをいたしたいと思います。  この船舶安全法の第四条一項では、無線電信または無線電話の施設の強制を規定しているところですけれども、これを義務づけられる対象船舶あるいはまた対象水域、これらの具体的な内容についてお伺いをいたします。
○細川委員 それでは、先ほど説明のありました三十二条ノ二の関係についてお伺いいたします。  先ほどの説明によれば、結局二十トン以下の漁船のようなものには、当分の間、猶予するというか適用しないということになるわけなんですけれども、これまでのいわゆる海難事故といいますか救助を要する...全文を見る
○細川委員 その点については、ぜひ段階的にでもそういう通信設備を備えるようにしていただきたいと思うのですけれども、その見通しといいますか時期といいますか、そういうものはお答えできますか。
○細川委員 総務庁の行政監察局の方から昨年十月に「海上交通安全に関する行政監察結果報告書」というものが出ております。それによりますと、いわゆるプレジャーボートあるいは遊漁船などは無線の設備を設置しているものが極めて少ない、そういうことを考えますと、これらの事故も大変起こっておりま...全文を見る
○細川委員 次に、船舶職員法の方に入って細かい質問もしたいと予定をしておりましたけれども、時間がもうほとんどありませんので、この方のあれは後の赤松委員の方にお任せをいたしまして、私の方は最後の質問をいたします。  今度のこの新しいGMDSSの導入というこのことは、船舶の安全にと...全文を見る
○細川委員 終わります。
09月12日第121回国会 衆議院 本会議 第8号
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○細川律夫君 日本社会党・護憲共同を代表して、お尋ねをいたします。  私は、政治改革関連三法案のうち、専ら政党助成法案を中心にお伺いをいたします。  一昨日から、政治改革の論議がこの議場でなされております。三つの法案の行方を国民が見守りております。政党助成法案についても、なぜ...全文を見る
09月18日第121回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○細川委員 それでは、私の方からまず運輸大臣に御質問をいたしたいと思います。  大臣の諮問機関であります運輸政策審議会では、去る五月八日に百二十国会が終了しましたその後、五月から六月にかけまして、地域交通部会あるいは国際部会、総合部会、相次いで九〇年代の交通政策のあり方について...全文を見る
○細川委員 高齢者あるいは身体障害者、これらの交通弱者に対する施策、これらの一層の推進の必要性も答申の中にはうたわれているわけでありますけれども、これからの二十一世紀を展望する上において、交通弱者対策というものは運輸交通政策の中の大きな柱になるものだというふうに私は考えます。 ...全文を見る
○細川委員 今大臣から御答弁がありましたように、交通弱者の対策、これについてはより強く推進をしていただくように強く要望するものでございます。  それで、具体的なことをお聞きをいたしますけれども、去る八月の十七日から十八日にかけましてJR東日本の熊谷駅で起こったことでありますけれ...全文を見る
○細川委員 今概要をお聞きしたわけなんですけれども、一体こういう事故が何で起こるのか、新聞などの報道を見まして皆さんびっくりしたんではなかろうかというふうに思います。タクシーの運転手さんもあるいは警察の方も、二人までエレベーターのところまで行きながらこういう事故の結果になった。そ...全文を見る
○細川委員 交通機関におけるあるべき施設、またこのエレベーターというものがどういう構造のものでなければいけないかというようなことについては後で申し上げたいと思いますけれども、熊谷駅で実際にこういう事故が起こったことは事実でありますから、JR東日本でこの熊谷駅と同じような構造の駅の...全文を見る
○細川委員 今何らかの改善を考えているという御答弁でありましたけれども、しかし事は大変重要だと思いますし、今後こういうことが起こらないような対策を早急に立てなければいけないのではないかと思います。  既に事故が起こってから約一カ月たったわけなんでありますけれども、JR東日本の方...全文を見る
○細川委員 まだ全然着手はされてないわけなんですか。
○細川委員 今一億円というお話がありましたけれども、それは先ほど答弁のありました古い型が六十六台、今回と同じようなのが六十六台あるわけですね。これを全部直すのに一億円ということですか。それとも一つについてとかいろいろあると思いますけれども、どれくらい、どういうことでの……。
○細川委員 今、熊谷駅については既に改善をした、あとについて費用は六十六台で一億円かかる、こういうことですけれども、これをいつごろまでにどういうふうに改善をするとかいう具体的なことはわかりますか。
○細川委員 今年度中にすべてやっていただけるというお答えがありましたので、大変うれしく思います。ぜひ早急にやっていただきたいと思います。  今回の事件については、これはJR東日本で起こったわけなんですけれども、こういうエレベーターについては、他のJRあるいは他の民間鉄道の駅のエ...全文を見る
○細川委員 この調査というのは、今回の事故が起こってから調査を始めたわけですか、それとも前からやっておるわけですか。
○細川委員 そうしますと、今後の調査結果に基づいていろいろな施策をまた検討して指導するということになろうかと思います。  それで、私は今後の交通機関において、いわゆる交通弱者といいますか、そういう人たちが利用するにはどういう交通機関あるいは設備にしたらいいのかという点についてい...全文を見る
○細川委員 今、大塚局長の方からお答えがありましたけれども、それは調査委員会ではなくて検討委員会というものの設置ということでございますか。そこの中にいろいろな代表も入れていただける、こういうことでございますか。
○細川委員 ぜひ強力に推進をしていただきたいというふうに思います。  そこで、運輸省の方でもそのようなお考えでこれから取り組んでいただけるということでありますけれども、しかし、交通機関のそういう考え方の設備あるいは施設を考えますと、費用の方もなかなかお金がかかるのではなかろうか...全文を見る
○細川委員 国の方としてはぜひその点、財政的な援助を強力に推し進めていただきたいと強く要望いたします。特に、ことしから公共投資基本計画ということで四百三十兆円、この生活関連投資をぜひこういうところに振り向けていただいて、大いに活用をしていただき、先ほど来申し上げてまいりました交通...全文を見る
12月04日第122回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○細川委員 私の方からは四点ばかり御質問をいたしたいと思います。  まず最初には、運政審の答申を中心にして質問をいたします。また、その後では、特に最近大きくクローズアップされております鉄道関係及び物流関係について質問をして、最後に地震の問題について御質問をしたいというふうに思い...全文を見る
○細川委員 私は、今回の答申につきましての特徴というのは、これまでの四六、五六答申は、先ほど局長もお話ありましたように、人や物をいかに効率的に運ぶのかというような、そういうことを課題として答申がなされていた。今回の答申におきましては、利用者の立場に立った、人と環境にやさしい運輸行...全文を見る
○細川委員 今局長の方からお話がありました常磐新線の問題などにつきましては、また後でいろいろお話を聞かせていただきたいと思います。  ところで、四全総におきましては、一極集中を排除いたしまして多極分散、交流ネットワーク構想を実現をする、こううたっておりまして、その手段として高速...全文を見る
○細川委員 運政審の答申は方向についての答申だということで、十年後の交通、運輸の姿といいますか、それはまだ描き切れないんだというお話でございますけれども、二十一世紀、もう十年後に到達するわけなんですけれども、国民の皆さん方が、一体十年後にはどういう交通ネットワークあるいは体系がで...全文を見る
○細川委員 具体的な数字はなかなか難しいと思います。ぜひこの四百三十兆を交通政策の方により多く振り向けられるように御努力もお願いをしたいと思います。  次に、鉄道の整備の方に移りたいと思いますけれども、今回のこの運政審の答申におきます注目すべき点というのは、鉄道の整備を重視をし...全文を見る
○細川委員 私も自宅からこの国会に来るには、鉄道を利用してこちらの方に来ております。大体電車に乗るだけでも一時間費やすわけなんですけれども、私の場合は東武線で越谷で乗りまして、北千住乗りかえ、それから千代田線で国会議事堂前というコースでございます。そこで、ラッシュ時、例えば七時か...全文を見る
○細川委員 いろいろ御説明をいただきましたけれども、このラッシュ時の混雑を少しでも少なくしていくことについては、いわば応急的なものと抜本的な解決という二つが考えられるというふうに思います。  応急的なものについては、ラッシュ時には大変利用客が多い、しかし他の時間帯には電車はすい...全文を見る
○細川委員 常磐新線を進めてまいります首都圏新都市鉄道株式会社、この会社が鉄道事業の免許申請を現在されているというふうに聞いておりますが、今後、この常磐新線の開業に向けまして一体どのような手順で進んでいくのか、御説明をお願いしたいと思います。
○細川委員 そうしますと、平成十二年軍西暦二〇〇〇年開業ということで、これを目指して進められているということなんですけれども、具体的な建設工事の着工というのは、これはいつごろを予定されておりますか。
○細川委員 いろいろ大変な点もあろうかと思いますけれども、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  そこで、今、井山局長から御説明がありましたこの常磐新線の西暦二〇〇〇年開通、このころまでに沿線の宅地が約三千ヘクタールできるだろうというふうなことでございます。そうしますと、約三千...全文を見る
○細川委員 運輸省の方では何かその点についてはございますか。
○細川委員 今国土庁あるいは運輸省の方からお答えをいただきましたけれども、その常磐新線の沿線に業務都市あるいは高次都市というのですか、そういう都市をつくり上げていく、それによって、東京へ単なる沿線の住民を運ぶというだけではなくて、逆の方向に人を輸送するということも考えておられるん...全文を見る
○細川委員 常磐新線につきましては沿線住民の期待も大変強いところでありますので、ぜひ関係省庁の御努力をよろしくお願いしたいと思います。  今私がお尋ねをしてまいりましたのは、新線をつくることによって首都圏の交通問題を解決していくという観点からお話を伺ったわけなんですけれども、既...全文を見る
○細川委員 もう時間もなくなりましたのでこの辺で終わりにしたいと思いますけれども、東武野田線とJRの大宮での乗り入れにつきましてはぜひ積極的に進めていただきたいと思いますし、大宮駅の大変な混雑がございますので、この解消に向けてもまた御努力をいただきたいというふうに思います。  ...全文を見る