細川律夫

ほそかわりつお



当選回数回

細川律夫の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○細川委員 民主党の細川律夫でございます。  きょうは、大臣の所信表明に対する一般の質疑でございます。質問を用意してまいりましたけれども、その質問に入る前に、少し大臣にお聞きしたいことがございます。  今、三井委員の方からもお話がございました。例の大臣の発言に対して国民の人た...全文を見る
○細川委員 それでは質問に入っていきたいと思います。  先日、十八日、今週の日曜日、大阪の吹田市であずみ野観光バスの大型観光バスがコンクリートの柱に衝突をいたしまして、二十七人が死傷をいたしました。報道によりますと、運転手は連日長距離運転をしていたとのことで、考えられないような...全文を見る
○細川委員 事故が起こってからでは遅いので、事前にしっかりと監督指導をするように、ひとつよろしくお願いいたします。  次に、国交省の方にお聞きをしますけれども、この会社というのは、設立してから一度も監査も受けていなかった、設立して六年くらいたつようですけれども、一度も監査も受け...全文を見る
○細川委員 しっかり安全性の問題についてチェックをしていただきたいと思いますが、今、都市間での輸送の問題でツアーバスというのは、乗り合いのバス、乗り合いの市場を貸し切りの方が浸食をしている、こういうような事実がございます。高速道路で貸し切りバス、今回のような事故が起こりますと、大...全文を見る
○細川委員 私は、働いている人たちが満足するというのは、真の改革の名に値するものだというふうに思います。働く人たちの権利を奪ったり、あるいは生活が危うくなるような制度変更ではいけない、そうあってはならない、むしろ必要な社会的な規制はこれを加えて、働く者の安心と安全を確保するという...全文を見る
○細川委員 この制度が出てまいりまして、大臣はずっと、今国会に提案をしたい、こう主張されておりました。ところが、与党の自民党の中からも、そしてまた公明党の方からも、提案すべきではないという意見が出てまいりまして、大臣は最後まで頑張ったんだけれどもだめだった、こういうことであります...全文を見る
○細川委員 大臣、私はそうは思わないんです。大臣は、国民にまだ理解を得られていないからというようなことですけれども、私は、今回これを出さなかったのは全然別の理由だと思いますね。全然別の理由だ。  それは、これを今回提案いたしますと、必ず大きな争点となるわけですね。争点となります...全文を見る
○細川委員 ということは、では、参議院選挙の直後にはもう出さない、こういうことをお約束できますか。秋の臨時国会には出さないとお約束できますか。
○細川委員 だから、理解ができていない、こういうことですね。だけれども、今回提案もしないんでしょう。別の形で別の法案が提案されるわけですね、この規制に関しては。そうしたら、議論をするところがないじゃないですか、理解をさせようとするところがないじゃないですか、この問題については。だ...全文を見る
○細川委員 では、最後にこの質問をして終わりたいと思いますが、二月の六日の、安倍総理、それから中川自民党、斉藤公明党の両政調会長、そして柳澤厚生労働大臣らが会談をして、最終的に今国会にはこれを出さない、こういうことを決めたその日、柳澤大臣は、参議院選挙後の秋の臨時国会への法案提出...全文を見る
○細川委員 よくわかりました。もっと消極的だ、こういう回答でございましたので、そのとおり受け取りたいと思います。それでも、ちょっと私は、何となくあの選挙の終わった後は心配が残るということもつけ加えておきたいと思います。  そこで、さらに次のことについてお聞きをいたします。それは...全文を見る
○細川委員 そういうように長時間労働を抑制するためだったら、もっと割り増し賃金をふやせばいいじゃないか、どんと、びっくりするぐらいの。八十時間以上だったら一〇〇%とか二〇〇%とか、それぐらいやれば長時間労働はやりませんよ。たかが五〇%じゃないですか。我々は、週四十時間をオーバーし...全文を見る
○細川委員 せっかく、労働の成立から展開、そして終結まで、しっかりした紛争の解決規範、ルールとして、それをつくろうという本当にすばらしいいい構想のもとにやってきたことが、話がまとまらないからこんなちゃちなものになった、それだけでは僕は済まされないと思いますね。本当に大事な労働契約...全文を見る
○細川委員 細かいことについては今後の法案審議のところで議論をしてまいりたいというふうに思います。  そこで、あとまた有期労働契約なんかについてもちょっとお聞きしたいと思ったんですが、時間がだんだん来ておりますから、最低賃金の問題についてお聞きをしたいというふうに思います。 ...全文を見る
○細川委員 今私は、多分そういうような御答弁になるんではないかということを予想して、その先回りで私の方は質問をしたわけですけれども、どうですか、具体的な金額とかそういうようなことは、ここではちょっと言えないんでしょうか。
○細川委員 だから、地方最賃審議会の中でこれまで一生懸命やってこられたと思うんですけれども、それが一円二円の世界で、それではだめだということでやるんじゃないんですか。だから、今までじゃないんだ、だったらどういうふうにやってどれぐらい上がるんですかと私は具体的に聞いているんですよ。...全文を見る
○細川委員 余り繰り返してもしようがありませんが、きょう私は、最後にお聞きをいたしますけれども、これは内閣府の方からの説明があったかと思いますが、成長力底上げ戦略というのが今度できて、戦略構想チームというのができて、それで底上げをしていくということの中で最賃の問題も出てきているん...全文を見る
○細川委員 もう時間が来ましたから最後になります。  だけれども、成長力底上げ戦略チームの中には、厚生労働省の事務次官も入っておられますよ。どういう整合性があってそれをやっていくのかという僕の質問に対して、全然答えられないじゃないですか。もっとこういうことをきちっと、出してくる...全文を見る
○細川委員 これで終わりますが、円卓会議、地方にもつくるんですよ。ちゃんと書いてありますよ。それは円卓会議で最賃も決めていくというような書き方ですよ、この戦略チームは。全然違うじゃないですか。  時間もありませんからこれで終わりますけれども、これからたくさんの法案がいろいろ出て...全文を見る
04月04日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○細川委員 民主党の細川律夫でございます。  私は、今度の法案の具体的な条文に入る前に、ちょっと年金の問題についてお聞きをいたします。  パート労働の問題は年金の加入問題と密接に連動をいたしております。政府・与党の方でも、パートの人たちに、厚生年金加入について、どういう人たち...全文を見る
○細川委員 それでは、年金福祉事業団のころからそれがあったということですけれども、では、年金福祉事業団は、いつごろからこういうのがあったんでしょうか。
○細川委員 それでは、この年金福祉研究会という組織の仕事はだれがしていたんでしょうか。年金福祉事業団や年金資金運用基金、ここの職員がこの団体の仕事をしていたんでしょうか。明確に答えてください。
○細川委員 事業団のときはどうですか。
○細川委員 これは勤務時間外にその仕事をしていたというように聞いていますが、そうですか。
○細川委員 それでは、一部は勤務時間内に行われていたというふうにお聞きをしておきますが、仮に勤務時間外としても、これは職員が販売をしていたわけですね。そうすると、販売をした収益、その収益を、販売をした者に報酬だとか、そういうことで報酬を渡していたんでしょうか。
○細川委員 それでは、私の手元にあります文書ですが、平成十七年七月二十七日付、「受託金融機関 年金資金運用基金業務担当者殿」とありまして、「平成十七年度年金資金運用基金事務必携(CD—ROM)のご案内」ということで、これはCD—ROMの購入申し込みの勧誘ですね。これは、だれがこの...全文を見る
○細川委員 任意の組織といっても、「年金資金運用基金総務課内」というふうに書いてあるんですよ。総務課内の年金福祉研究会ということなら、年金資金運用基金の中に年金福祉研究会がある、これは当然、だれだってそういうふうに読むじゃないですか。どうですか。
○細川委員 今お認めになったように、このペーパーから見れば、内部の団体のように思えると。しかも、職員がこの仕事をやっているわけでしょう。これは幾ら私的な営利活動といっても、明らかに年金資金運用基金がやっているというふうにしか言えないのではないですか。公的な団体を装ってこういうよう...全文を見る
○細川委員 これが、先ほど答弁があったように、部長とかあるいは課長とかそういう者が実際に携わっていたというようなことになって、先ほど言われた法律とか法規に照らして違反をしているというようなことになれば、こういう責任はだれがとるということになりますか。
○細川委員 では、この年金福祉研究会というのは、年金福祉事業団あるいは年金資金運用基金、この融資業務に関連をして、それらの組織の会計とは全然別に、経費を支出したり、あるいは収入を得ていた、こういうふうに言っていいですか。ちょっと確認です。
○細川委員 それでは、先ほど一枚のペーパーで質問をいたしましたが、平成十七年七月二十七日付で、平成十七年度の年金資金運用基金事務必携CD—ROMを販売いたしておりますけれども、では、十七年の年金福祉研究会の収支はどういうふうになっていますか。
○細川委員 収支はゼロ、こういうことですか。
○細川委員 私は、収支がゼロだというようなことは全く信用しません。  それでは、平成十七年度末の収支報告書のようなものはありますか。これをちょっと示してください。
○細川委員 わずか一年前で、しかも、この年金福祉研究会の事業はずっと継続をしてきたわけでしょう。それは、十七年は少なかったかもわかりませんよ、額は。しかし、その前は大変な額じゃないかと思います。後からまたこれは質問をいたしますけれども。  十七年度のしっかりした収支をちょっと示...全文を見る
○細川委員 それは、だけれども、資料はありません、なぜないか、廃棄をしたからありません、それで、はい、そうですかというので終わるんですか、調査は。それだったら調査じゃないんじゃないですか、そんなことを言われるならば。  わずか一年前ですよ。帳簿のようなものも残っていないんですか...全文を見る
○細川委員 今までの調査と言いますけれども、私は相当前に、このことについては問題があるということで尋ねております。昨日も午前中に、この件については質問通告で、出してほしい、こういうことを言ってきました。それまでの調査ということで、ただ廃棄をしました、あと調査を続けていますというの...全文を見る
○細川委員 少なくとも、例えば十七年度の収支の帳簿、これがどうなっているのかということを調べる場合に、それはもう既に廃棄をしてありませんと言った場合は、では、それはだれが管理をしていて、いつ、どこで、だれが、どういうふうにして廃棄をしたかというふうなことは、それは聞くでしょう。そ...全文を見る
○細川委員 私の質問に答えてくれておりません。具体的にどういうふうに廃棄をしたかということくらいは聞いたんだろうというふうに私は質問したんですけれども、それに対しては全く答えがないわけです。  まずは、この十七年度の件については、どうですか、徹底的に調査をしますか。そして、それ...全文を見る
○細川委員 いつまでにやってくれますか、少なくとも十七年度。
○細川委員 では、ちょっとその点についての私の質問は留保いたします。  それでは、次なんですけれども、その十七年から前、これは過去にさかのぼってどういうような収支になっていたのか。先ほどの報告では、平成七年、一九九五年には大体その存在があった、年金福祉研究会の存在は確認がされて...全文を見る
○細川委員 その平成七年とか八年、十数万件ですか、それは住宅の申込用紙だけではなくて、例えば、それに伴う火災保険だとかそういうような申込書とか、そういうものなんかも全部入っているわけでしょう。どれくらいの申込用紙、件数が行われたのか、概算でもいいから答えてほしい、こういう話をして...全文を見る
○細川委員 全く調査をしていないのではないかというような、そんな答弁ですけれども。  それでは、少なくとも十数万件で何種類かの申込用紙を販売していたわけですから、相当の利益があったんでしょうけれども、概算で利益は年間どれくらい上がっていたんですか。
○細川委員 では、わからないということを前提に。  利益が上がっていた。その利益を何に使ったんですか。
○細川委員 それでは、その年金福祉研究会の代表者はだれだったんですか。
○細川委員 総務部長だということがわかれば、これはもうそんなに調査は難しいことではないじゃないですか。  総務部長がこの会の代表者で、そして職員を使ってこれを販売させて、これはもうわからないはずないじゃないですか。きちっと調査していないんじゃないですか。あるいは、調査をしたけれ...全文を見る
○細川委員 先ほど、今の管理部長は以前の基金の総務部長でもあった、それでこの年金福祉研究会の責任者でもあった、こういうことですから、それでは、その現在の管理部長に廃棄のことについて確認したんですね。具体的にどういうことを言ったんですか。
○細川委員 これではちょっと、委員会で質問をするという質問通告をして、しかも、その以前にもこのことについては調査を依頼していたわけですから。それが、この委員会で、何ですか、全然答えてくれないじゃないですか。それでは調査したと言えますか。隠していると同じじゃないですか、これは。全く...全文を見る
○細川委員 民主党の細川律夫であります。  それでは、午前中の質問に続き、新しい資料をいただきましたので、それを参考に質問いたします。  午前中の質問の後、先ほどまでの間にいろいろ調査して把握したということで、私のところに「現時点で、年金積立金管理運用独立行政法人管理部長より...全文を見る
○細川委員 この年金福祉研究会という、これのいろいろな事業に携わっていたというのは、午前中の私の質問で、現在の管理部長、したがって当時の総務部の総務部長、課長、それから課長補佐というふうに言われましたかね、この三人がかかわっていた、こういうことを言われたんですが、こういう三人の方...全文を見る
○細川委員 それでは、この報告書によりますと、十六年、十七年は自分が担当というか、自分が関与していたのでということで記述がありますが、十五年以前、私が午前中にも質問をして、大量の申込書なんかの販売がなされたのではないか、こういう指摘に対しては、十分な答え、全くと言っていいほど答え...全文を見る
○細川委員 その前任者というのは、名前は何という方ですか。
○細川委員 そうすると、十五年度以前というのは、前任者が、宮澤さんが退任しているということで事情は聴取しなかったんですか。あるいは、前任者の下で年金福祉研究会に携わっていたような人に対しての事情聴取はされたんですか。全くされていないんですか。
○細川委員 ということは、それでは全く調査をしていないということじゃないですか、前のことについては。何にもしていないということじゃないですか。当時そこにいて関与した人たちは、まだいるでしょう。全部役所をやめられたんですか。
○細川委員 委員長もお聞きになってわかると思いますけれども、年金福祉研究会というのは、答弁では、私的な団体だと。しかし、実際は、総務部長、課長、課長代理がやっていた。そして、年金資金運用基金の内部に、総務課の中にこの年金福祉研究会というのを置いて、それで昼間電話がそこへかかってく...全文を見る
○細川委員 ちょっと時間が来ております。済みません。  では、その調査はいつまでに行い、いつ私のところに届けてくれますか。
○細川委員 それは余りにものんびりし過ぎるというか、あえて、故意に何か時間がかかるみたいなことを言っているとしか思えない。もっと委員長の方から、はっきり、早く報告をするように指示してもらって、それから、私の方からは、この佐々木満さんを、参考人招致ではなく証人喚問をお願いしたい。
○細川委員 はい。  委員長、最後に委員長が指示をしていただきたいと思います。いつまでに報告をするようにと。
○細川委員 では、終わります。
04月18日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○細川委員 民主党の細川でございます。  まず、質問の冒頭にちょっとお尋ねをいたしたいと思いますが、昨日夜、長崎市長伊藤一長氏が、選挙中に選挙事務所の前の歩道で短銃で射殺されるという大変衝撃的な事件が起こりました。この事件が日本の政治にもたらす危険性というのは私は大変大きいとい...全文を見る
○細川委員 ありがとうございました。  きょうは、法務省からは水野法務副大臣もおいでをいただいておりますので、水野法務副大臣の方からもひとつよろしくお願いします。
○細川委員 ありがとうございました。  私ども委員全員、政治の世界で仕事をしておりますけれども、やはり選挙というその期間は、まさに直接有権者に自分の考え方、政策なり信条なりを訴える場でございますから、そこで起こったこういう立候補者に対する殺害ということは、これはもう決してあって...全文を見る
○細川委員 このディーセントワークにつきましては、いろいろどういう意味づけがあるのかということについて、今、大臣の方からは、坂口元大臣の発言を引用されました。また、坂口元大臣のほかに、川崎大臣もこの点について発言をされているようでありますけれども、その発言と同じような趣旨だという...全文を見る
○細川委員 それでは、この訳としては、人間たるにふさわしい仕事、こういうふうに訳された方が私はいいのじゃないかと思うんです。「適切な仕事」というのはどうもわかりにくい。人間たるにふさわしい仕事と訳された方がいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○細川委員 このディーセントワークの意味するところは、従来の大臣の御発言と同じというふうに理解をして、私は、この「適切な仕事」というふうな表現でこれから先いろいろなところにお話をしていくというのはちょっとわかりづらいのではないかというふうに思いますので、私としては、例えば、人間ら...全文を見る
○細川委員 これまでも外国人労働者の報告制度はあったわけでございます。これは職業安定法の施行規則にあったんですけれども、労働力の需要供給の適正かつ円滑な調整等を図るため、こういうことで報告を職安の方にさせていたわけでありますけれども、今度はもっと、罰則までして報告制度をつくった。...全文を見る
○細川委員 私は、政府案の第四条第一項十号、先ほども大臣の方からお話がありました、在留外国人に対し適切な雇用機会が確保されるための施策を実施する、これは私も大賛成でございます。しかし、今度新設をされるという報告制度は、単に不法就労を防止するといった目的だけではなくて、永住者も含め...全文を見る
○細川委員 私が質問をしようとした先のことまでちょっとお答えいただいたんですが、もちろん人権には配慮していただける、こういうお答えでございました。  それでは、二十九条で、法務大臣から厚労大臣に対して情報提供を求めるというこの求めは、大臣、ここをちょっとお聞きいただきたい。法務...全文を見る
○細川委員 それでは、法務省の方にお尋ねをいたします。  法務省としては、すべての外国人についての包括的な情報を求めるという可能性はあるんでしょうか。
○細川委員 この情報の提供ということに関して厚労省と法務省の答弁がありましたけれども、個別的な労働者に対しての情報を提供するのか、それとも、収集されたすべての外国人の情報も包括的に法務省の方に提供するということについても、これは包括的なこともあり得るという答弁でありますけれども、...全文を見る
○細川委員 それでは、違った角度から質問いたします。  厚労省に対して報告のあったすべての外国人の情報を提供するようにということを法務大臣の方から求められた場合には、これは本条の規定どおりそれを提供するということになりますか。提供するんですか、法務大臣の方から求められたら。個々...全文を見る
○細川委員 いや、だから、それは大臣の方からお聞きをしました。  法務省の方に尋ねたら、法務省の方も、すべての報告、すべての外国人の報告を要求することもあり得る、こういうことですから、それでは、具体的にそういう要求があったときに、それに対して応じるんですかというふうに私は聞いて...全文を見る
○細川委員 それでは、オンラインを使ってすべての情報を流すという可能性はあるのでしょうか。
○細川委員 それは、もうリアルタイムで全部情報が行くなんていったら大変なことですよ。そのための法律だったら、これは大変なことだと思いますけれども。  では、もう一度お尋ねしますが、少なくとも、オンラインを使ってすべての情報を法務省に送るというようなことはないですね。
○細川委員 今後の法務省と厚労省の協議、それによって情報提供の仕方を考えるというのでは、ちょっと審議もやりにくいですね。  もともと、すべての外国人労働者の情報をすべて包括的に法務省に送る、あるいは法務省も要求する、その可能性があるということですね。だから、私はそれは大変心配だ...全文を見る
○細川委員 非常に大事なところで、法案にこういう規定になっているからそれで理解をしてほしいというようなことでは、ちょっと私の方も、はい、そうですかとはなかなか言いにくいですね。  では、法務省にお尋ねしますが、法務大臣が厚労大臣に情報提供を求めるときは、その必要性とか理由とかい...全文を見る
○細川委員 全然わからぬですね。  私が聞いたのは、情報を求めたときには、その必要性、どうしてその情報を求める必要性があるのか、その理由、それをきちんと明らかにして厚労省の方に要求するんですかという質問ですよ。こんなのを協議なんて言われても困るんですね。
○細川委員 それでは、聞きますよ。  二十八条で、「その他厚生労働省令で定める事項について確認し、当該事項を厚生労働大臣に届け出なければならない。」これは一番最後の二行のところ。「その他厚生労働省令で定める事項」、これはまだ決まっていないんですか。
○細川委員 そういう情報が厚労省の方には入るということですが、それでは、どうですか、そういうことを前提にして、必要性と理由をちゃんと書くんですか、書かないんですか。
○細川委員 質問にしっかり答えてくれないと、できないですね、本当に。これは外国人の人たちの本当に個人情報ですからね。それがどういうふうに扱われていくかという大変大事な問題ですから、それがこの委員会の場でわからないじゃ困るんですね。  委員長、これ以上ちょっと私は質問できませんね...全文を見る
○細川委員 明快に答えてくださいね。  法務大臣は厚生労働大臣に、情報を提供してくれ、こう要求するわけでしょう。その情報がどうして必要なのか、法務大臣として。それの必要性、理由を書くんですか、こういうことを質問しているんですよ。
○細川委員 理由を全く言わないで各段階のところで調整をして、それで、理由をはっきり言うんですか、言わないんですか、最後に。必要性と理由。
○細川委員 言わないわけではないと。えらい消極的ですね。言うということですか。ちょっとはっきり言ってください、はっきり。
○細川委員 そんなのは理由を明示することじゃないじゃないですか、この条文そのものに書いてあるんだから。  じゃ、言わないということですか。
○細川委員 この質問は、そもそももう通告もしてあったはずですよ、昨日。そんな遅いとかあれじゃなくて、早い時間に。  もう時間も来たものですから、これ以上私は質問できないということで、次回に回したいと思います。  終わります。
04月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○細川委員 おはようございます。民主党の細川律夫でございます。  先週の質疑で明確な御答弁をいただけなかった点についてもう一度質問をさせていただきたい。そこから始めさせていただきます。政府案の雇用対策法案の中で、特に外国人労働者に関する施策についてお伺いをいたします。  法務...全文を見る
○細川委員 わかりました。  それでは、次に、この報告制度の対象者についてお尋ねをいたします。  第二十八条の報告制度の報告対象となる外国人の範囲というものは省令で定めることになっておるわけですけれども、平成十八年十二月に出されました労政審建議では、この対象は「特別永住者を除...全文を見る
○細川委員 私は、基本的にはこの報告制度というものについては賛成ではありません。反対なんですけれども、仮にこの法案が成立をしたといたしましても、永住者について対象とすることについては、私は、おかしい、この対象から除くべきだというふうに考えております。  まず、外国人登録法の第四...全文を見る
○細川委員 もう一度確認いたしますが、それでは、永住者については不法就労とは関係ありませんね。
○細川委員 そうしますと、法務省から情報の要求があった場合には、それについて厚生労働大臣は応じなければいけない、こういうことなんですけれども、その情報そのものについては、永住者に関しては、法務省との情報のやりとりというのについては関係ないというふうに私は思いますけれども、これは厚...全文を見る
○細川委員 そうしますと、永住者でないのに永住者とかたり、永住者に成り済ましている、そういう者もいるので、法務省から必要性あるいは理由を聞いて、請求があった場合には応じる、こういう趣旨のように聞こえました。  それでは、ちょっと法務省の方にお聞きをいたしますが、永住者や、あるい...全文を見る
○細川委員 今、永住者に成り済ます、あるいは外国人登録証を偽造なら偽造して永住者に成り済ます、そのために情報を突合してあぶり出す、こういう必要があるというようなことなんですけれども、この成り済ましの永住者というのはどれぐらいおられるんですか。
○細川委員 全くわからないんですか。大体の数字くらいはわからないと、そもそもその対策を立てるんですから、全然統計がないというのはおかしいんじゃないですか。
○細川委員 数字を把握していないといっても、これまでにそういう成り済ましの外国人がいたならば、それを摘発して外国に強制送還するということは事実上あったわけですよ、今まで。なければ成り済ましの問題なんか、こういうところに出てこないじゃないですか。全くの想像上で言っているわけじゃない...全文を見る
○細川委員 だから、実際にあった数字として把握していないということはどうなんですか。全く我々としてはわからないわけです、成り済ましがどれぐらいあるか。それで、成り済ましで摘発されたというんだったら、どれぐらい摘発されたかというものなんかは、それもわからないんですか、数は。ほんの数...全文を見る
○細川委員 これは、どれぐらい成り済ましで摘発されて本国へ強制送還されたか、数が大事なんですよ。  私がこれから質問しようとするのは、ほんの一部の人の成り済ましを摘発するために、厚生労働省が集めた永住者の情報を全部法務省の方に報告させるということだったら、これはちょっとおかしい...全文を見る
○細川委員 委員長が質問しろということですから質問しますが、数がわからないとちょっとできないんですよ。  これは、委員長もよく理解してもらいたいんですが、成り済ましがあるから、そういうことで永住者の情報を法務省の方にあれするんだと。だけれども、その成り済ましというのが、本当にご...全文を見る
○細川委員 今、回答で御案内のとおりなんて言ったが、御案内していないよ、わかっていないよ、僕は。知らないから聞いているんだから。
○細川委員 残り時間は九分ということですので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。  永住者に関して、成り済ましで摘発された数、どれくらいあったんでしょうか。
○細川委員 それでは、端的に聞きますよ。  入管で、永住者で、成り済ましで摘発した件数を言ってください。
○細川委員 今答弁がありまして、想像では万を超す、実際に摘発したのは昨年で十件、そういう答弁でございます。  そこで、先週から先ほどまでの議論を聞いてまいりますと、こういうことが想像されると思います。一部の成り済まし永住者をあぶり出すために、自分は永住者と言っている人全員から情...全文を見る
○細川委員 これは永住者の皆さんにとっては人権にかかわる大変重要な問題でありますから、法務省からいいかげんな理由で要求があったときにはしっかり拒否をする、そういう厚労大臣の態度というのは非常に重要だと私は思います。  もう時間が来たようですから続けられませんけれども、それでは、...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○細川委員 民主党の細川でございます。  私は、四月四日の当委員会で、年金福祉事業団やその後身の年金資金運用基金で、本来の事業とは別の団体をつくって、その収益が裏金になっていた可能性があるということを指摘いたしました。その団体の名前は年金福祉研究会といいまして、融資の申請書など...全文を見る
○細川委員 今大臣の方からお話がありましたけれども、果たしてそういうことで大丈夫だろうか、事務費などが肥大化していく危険性はないんだろうか、そのことが再び無駄遣いにつながっていく可能性があるんじゃなかろうかというような、そういう疑問も否定できないところでございます。  それでは...全文を見る
○細川委員 ありがとうございました。  それくらいの厳しい法改正をしないと、保険料を負担している人は安心できないのではないかというふうに私も思います。  それでは、昨日いただきました年金福祉研究会の件の中間報告も踏まえまして、質問をいたします。  まず、この年金福祉研究会の...全文を見る
○細川委員 仮にそういうことであったとしても、そういう団体で収益が上がった場合に、それを事業団とか基金の会計に入れる、そういうことはなぜしなかったんでしょうか。
○細川委員 そういう団体で、利用者のためといいながらも、結局は収益で利益を得て飲み食いに使ったという結果でありますから、その点についてはまた後ほど質問するとしまして、それでは、この年金福祉研究会という団体はいつから存在していたんですか。  平成七年に収益事業として税務署に届ける...全文を見る
○細川委員 この年金福祉研究会で、役員あるいは担当者、そういう方もいた、この間の四月四日の委員会では、そういう関係者が十五人から二十人ぐらいいる、そういう人たちに当たるには時間がかかる、一カ月程度待ってほしい、そういうことだったじゃないですか。そういう人たちに当たったんですか。さ...全文を見る
○細川委員 今、後半の答弁の中で、ある程度状況がわかったので中間報告をしたというふうにおっしゃいましたけれども、私の方は全然、ある程度の状況はわかっていないというふうに判断していますから、これは後で質問いたしますけれども。  平成七年に規約を定めて役員を置いたということですけれ...全文を見る
○細川委員 代表一人の名前がわかって、ほかの人は全然わからないなんて、そんなのは当時の人に聞けばいいでしょう。  規約はどんな規約だったか。先ほどは目的のところだけを言いましたけれども。
○細川委員 規約の中に理事だとか代表世話人あるいは監事とかいうのがあったというふうにありますが、それでは、理事会などは会合が開かれていたんですか。それから、今言われた研究会の名に値するような福祉の研究だとか、その活動はやっていたんですか。さっき言われた三つくらい、それだけだったん...全文を見る
○細川委員 結局、年金福祉研究会というのは、実態は、さっき言われた融資の申請書、それから手引書などの作成、販売、これに特化したようなことしかやっていなかったんじゃないですか。ほかのことは一切やっていなくて、それだけを目的とした団体だったんじゃないか。結局、調査したってそれしか出て...全文を見る
○細川委員 年金福祉研究会の十七年度の収支はゼロだ、そして、平成十八年の一月下旬ごろ、この研究会に係る十六年、十七年度金銭出納簿、領収書、預金通帳、これを管理部長がみずからシュレッダーで廃棄をしたというのが前回ですね。  この預金通帳は、年金福祉研究会の預金通帳でしょう。そのほ...全文を見る
○細川委員 年金福祉普及研究会の口座名義があったということですね。これは年金福祉研究会の口座でもあるわけですね、名称は違うけれども。そこをまずはっきりしてくださいよ。
○細川委員 その年金福祉普及研究会の十七年度の収支はどうなっていますか。
○細川委員 だから、収支は幾らかと聞いているんですよ、収支は。十七年度の収支。
○細川委員 これはもう全然あれじゃないですか。年金福祉研究会という口座と、全然多いじゃないですか、額だって。年金福祉研究会の口座の方は収支ゼロだ、もうゼロになっていますから書類も全部廃棄しましたと。ところが、実質的に、もう一つ口座があったじゃないですか。これはいつわかったんですか...全文を見る
○細川委員 その年金福祉普及研究会の書類だとか、あるいは預金口座だとか、それはだれが管理をしていたんですか、十六、十七年。
○細川委員 四月四日に当委員会で私が質問したときに、その管理部長から直接質問をして聞いた結果を局長がここできちっと話したじゃないですか。それはうそだったんですか。この委員会をどういうふうにあなたは考えているんですか。あのときみんなの前で、ほかには何もないというような話じゃないです...全文を見る
○細川委員 ちょっと事実関係を確定しておきますけれども、この現金を持っていたのはだれですか、解約をして現金を持っていたのは。
○細川委員 よくわかりませんね。普通だったらあれでしょう、解約なんかせずに、ちゃんと、きちんと口座で、そこに保管しておくんじゃないですか。全然おかしいですね。  それから、委員長、ちょっとこれは聞いてください。  今までの年金福祉研究会の収支は一体どういうことになっていたのか...全文を見る
○細川委員 では、ずばり質問すれば、今までの、その新しい年金福祉普及研究会の口座の全容ですよ。出せるはずないんだ、今まで答えないから。
○細川委員 前回、この解明をするのに一カ月くれといって、一カ月やって、全然何の意味もなかったじゃないですか、この報告が。何の意味もないですよ。こんな新しいものが出て、その新しいところでまた全部やらなきゃならぬ、これで質疑を続けてくれといったって無理ですよ、委員長。(発言する者あり...全文を見る
○細川委員 だから、今までの質問が意味がなくなったんですよ、私は。前回の四月四日の委員会の質問だって何の意味もないじゃないですか、こういうことならば。(発言する者あり)  このまま行っちゃだめですよ、そんなことで。私の質問権もきちっと保障してくださいよ。
○細川委員 本質的な問題は、管理部長に調査をあなた方はしたわけでしょう。そうしたら、何で最初から出てこないんですか。管理部長が管理をしているんですよ、この二つの口座を全部、通帳から何から。
○細川委員 では最後、一問だけ。  私としては、厚生労働省の方にしっかりこの問題を解明していただくようにということでやってきて、全く解明されないし、新たな疑惑が出てきているわけなんです。  これは大臣、こういう審議の状況を見て、厚労省としてしっかりと調査をしているように私には...全文を見る
○細川委員 はい。  最後に申し上げますが、今大臣のお話の中で、年金福祉普及研究会、こういう別の団体があったわけではないんです。これは、年金福祉研究会の中でそういう二つの口座を使っていたんですよ。それで、それを佐々木さんという人がちゃんと管理もしていたんですよ。そこへ質問をして...全文を見る
○細川委員 非常に大事なことだと思いますので、また時間をとらせていただきます。
05月16日第166回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○細川委員 おはようございます。民主党の細川律夫でございます。  まず、トップバッターとして質問をさせていただきます。  この交通事犯に関します法改正につきましては、私たちは、かなり以前から、超党派の交通事故問題を考える国会議員の会というのがありまして、この会を中心に議論をし...全文を見る
○細川委員 それでは、内容について入ってまいりたいと思いますが、既に参議院先議で、審議を参議院でされておりますので、なるべく重複を避けて簡潔に伺いたいと思います。  先ほど大臣の方から危険運転致死傷罪についてもお話がありましたけれども、この危険運転致死傷罪につきましては幾つかの...全文を見る
○細川委員 今、故意と過失は区別せざるを得ない、こういうようなお話でございましたが、私は、交通事犯というのは、傷害とかあるいは殺人などの一般の刑事事件と比べまして、故意と過失を分けるのは非常に難しいというふうに思っております。  例えば、飲酒は死亡事故を起こします可能性が高まる...全文を見る
○細川委員 ぜひ長勢大臣のときに検討を少し深めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  次に、ちょっと具体的な点で一点尋ねておきますが、これは道交法の方でございます。私たちが提案した法案の中で、政府案にほとんど取り入れたんですけれども、取り上げら...全文を見る
○細川委員 アメリカなど、海外ではこういうのを法制化しているところもありますので、今後、ぜひ検討を進めていただきたいと思います。  次に、参議院の審議を見ましても、交通事故についての刑罰を厳罰化するだけでは交通事故をなくすことができない、さまざまな施策が必要ではないか、こういう...全文を見る
○細川委員 私は、ドライブレコーダーの装置というのは、さまざまな面で事故の予防あるいは事故の分析と再発防止に役に立つんではないかというふうに思っております。そういう意味では、タクシーだけではなくてトラックとかあるいはバスを含めて、将来、すべて営業車には装着する、そういうような方向...全文を見る
○細川委員 終わります。ありがとうございました。
05月18日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○細川委員 民主党の細川律夫でございます。  まず最初に、社会保険庁の解体に伴う職員の問題についてちょっと尋ねておきます。  政府案でも、また民主党案でも、いずれにせよ民間委託が進み、あるいは歳入庁により効率化が図られる。こういうことを前提に考えますと、現在の社保庁の職員の雇...全文を見る
○細川委員 では、次に移りますが、先週金曜日に、厚生労働省所管の特殊法人年金福祉事業団とその後身の年金資金運用基金の役職者が私的な団体をつくり、住宅融資申請書などを作成、販売して、それによって得た利益を裏金として、飲食等に使っていたという疑惑について、二度目の質問をいたしました。...全文を見る
○細川委員 つまりは、この第二口座というのは脱税のための口座だったということを認められたわけでございます。特殊法人の幹部の職員が意図的に脱税を行っていた、こういうことになりますから、これは大変大きな問題だというふうに私は思います。  そこで、次にお伺いをいたしますが、問題は、年...全文を見る
○細川委員 今の御答弁でも、福利厚生費というものは飲食代に充てた可能性は否定できないというような答弁でございますから、つまり、表の金でも三百万ほどが飲食費等に使われていた、こういうふうに考えられます。  そこで、では、この飲食費というのはどういうような会合に使われて、そういう会...全文を見る
○細川委員 私は、質問するときに、第一口座と第二口座の出入りの関係は別々に質問するというふうに話したでしょう、最初に。今答えてもらったのは第一の方ですから。  今度、第二。本当の裏口座、脱税のための口座をつくっていた、これの出入りのところでお聞きをいたしますけれども、こちらの方...全文を見る
○細川委員 第二口座の方からは、口座の出入りで大体三百万程度が飲食費に使われたと。その使われ方は、部課単位の忘年会などの援助、それから総務部長、総務課長の交際費あるいはタクシー代。これは総務部長、総務課長なんかの個人的な形の交際で使ったんですか。これはわかりますか。
○細川委員 いずれにしましても、そうしますと、第一口座あるいは第二口座、それの出入りを見て、毎年、少なくとも合わせて六百万円を上回る程度の金額が飲食やタクシー代に使われていた、こういうふうに見てよろしいですか。
○細川委員 これは、いつからそういうふうになっていたかということについては、皆さんの報告からではわからない。平成七年からは、口座をつくったりして、あるいは税務署に届け出をするというようなことから報告はありますけれども、それ以前に相当な期間、事業をやっておりますから、その間、一体何...全文を見る
○細川委員 部長から返させて、それで保管を弁護士にさせていると。そんなことを言ったって、大体、現金にしてこの四百七万というのはどんな管理の仕方をしていたんですか。どこに置いていたんですか。
○細川委員 保持をしているというのはどういうことですか。
○細川委員 この人は、管理部長というのは、年金積立金管理運用独立行政法人の管理部長でしょう。その人が四百七万円、どんな管理の仕方をしていたんですか。保持をしていたと言って、現金で持っていた、どこへ持っていたのか。職場に持っていたのか、それとも家に持っていたのか。はっきりしてくださ...全文を見る
○細川委員 独法の管理部長がそういうことをするということは、ちょっと考えられないというか、国民の皆さんが聞いたら到底信じられないんじゃないですか。  それから次に、社会保険庁OB団体への協賛金も支出をしていたということですが、これも年金福祉研究会とは全く関係ない支出じゃないです...全文を見る
○細川委員 社会保険倶楽部という任意団体で、年額三十万から四十万払っていたんじゃないですか。そうではないですか。十五万ですか、十七万ですか。二回だけですか。毎年三十万から四十万払っていたと聞いていますよ。
○細川委員 どうもその他のというような形ではぐらかされましたけれども、社会保険庁OB団体へもっと行っているんではないですか。ちょっと時間がありませんから進みますけれども。  それでは、先ほど、第二口座は解約をして、四百七万、そのお金は現金で家に持っていた、こういう報告がありまし...全文を見る
○細川委員 この書類の一切の破棄、これは何で破棄したかということは、大変裏のある大きな問題だと私は思っております。  そこで、この年金福祉研究会というのは収益事業を行っていた、こういうことを税務当局にも一時は届けておりました。法人税法では七年の保存義務がある。社会保険庁に長年勤...全文を見る
○細川委員 今までは厚労省の年金局長に主に尋ねてまいりましたけれども、今までの三回の質問で私が感じますことは、一体、管理監督、どういうふうになっていたかということが大変私は大事だというふうに思います。今後もこういうような問題を起こさないためにも、一体どういうような管理監督がなされ...全文を見る
○細川委員 四月四日のこの委員会で私が質問をしたときも、前の総務部長、今の管理部長をぜひこの委員会に呼んでほしい、参考人ないしは証人だということで委員長にお願いをいたしたところでありましたけれども、その点はどうなっているでしょうか。
○細川委員 いや、委員長、大きな声であのときも、理事会で協議しますということをおっしゃってくれたんですよ。だから、私は協議をしてくれているものだと思っていたんですけれども、きょう改めて要求をいたしますので、さらに検討していただけますか。
○細川委員 現在の年金積立金管理運用独立行政法人というのは、近い将来はおよそ百五十兆円の資金を運用するというように聞いております。こういう巨大な資金運用機関である法人の信用が低下しかねないような、国民の信用を失うというような問題を、この間ずっと私の質問でこの委員会でも明らかにして...全文を見る
○細川委員 このような不祥事が発覚した、これを機会に、独立行政法人というものの天下り体質を変えて、そしてコンプライアンスを強めていくということが大変大事なことだということを申し上げまして、私の質問は終わります。
06月06日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○細川委員 民主党の細川律夫であります。  最初に、従来から質問をしております年金福祉研究会のことについてちょっとお尋ねをいたします。  年金法案の例の審議の際に、私は、年金資金運用基金内にあるとされました年金福祉研究会の不祥事につきましてお尋ねをいたしました。その際、当時の...全文を見る
○細川委員 まことに私としては遺憾に思うところでございます。  その年金機構の法案審議のときでも、公的機関でなければ責任者は国会に出なくてもよいことになるということで、大変議論があったところでございます。それがまさにこの件では先取りをしたような形で、この参考人招致を認めていただ...全文を見る
○細川委員 形式的な協議ではなくて、ぜひ委員長には、この理事長を参考人として招致する必要があるかどうか、理事会でよく協議をしていただきたいというふうに再度要請をしておきます。  理事長に私はお聞きをしたかったのでありますけれども、仕方なく、きょうは厚労省にお尋ねをしなければなら...全文を見る
○細川委員 それでは、適切かつ早急に行われるということですが、その処分が行われるまでは、この佐々木氏の身分あるいは仕事、それはどういうふうに現在もなっているわけですか。
○細川委員 それでは、仕事はさせていない、だけれども給料はずっと払っている、こういうようなことになるわけですか。頭を下げているようですからそのとおりだというふうに受けとめますけれども。  これは、こういう問題を起こして、国民の皆さんから見れば、何だ、こんなことがあって不祥事があ...全文を見る
○細川委員 大臣のそのような御見解をいただいて、私はその点については力強く思いました。  そこで、もう一カ所、ちょっと意見書の紹介をいたします。これも冒頭のページに書かれているんですが、「過度に女性労働者の権利を強化すると、かえって最初から雇用を手控える結果となるなどの副作用を...全文を見る
○細川委員 規制改革会議の一部門といいますか、そういうところでこのような全く許されないような意見書が出されたことは本当に私は許されないと思っておりますが、これもまた意見書の後段では、解雇権濫用法理を見直してもっと解雇しやすいようにする、解雇の金銭的解決とか、あるいは労働者派遣法を...全文を見る
○細川委員 それで、一次答申には入らなかった、盛り込まれていなかったということでありますけれども、それでは、この第一次答申の中に入らなかった理由はどういう理由なのか。それでは、答申に入っていない労働タスクフォースの意見というものは、これは規制改革会議の意見なのかどうか、答申には入...全文を見る
○細川委員 だから、その答申に盛り込まれなかった理由は何なのかというふうに聞いているんです。
○細川委員 それでは、これから検討をしていくということで外に意見書として出したわけですね、タスクフォースは。これは規制改革会議の中の意見じゃないんですか。
○細川委員 それでも、この意見書に基づいて、ではこれから規制改革会議の中で議論を進めていく、こういうことですね。そういうことでしょう、うなずいておられるけれども。  これは現状の労働行政とは全く異なる意見であって、諮問機関としての役割を全然果たしていないんじゃないか、僕は逆だと...全文を見る
○細川委員 労働法制を担当する厚生労働省として、私は、しっかりみずからの省の意見をこういうところには反映できるような、そういう強い姿勢で、ぜひ大臣にはいろいろなところで御主張をいただきたいというふうに思っております。  それでは次に、最低賃金法の改正案について伺ってまいります。...全文を見る
○細川委員 それでは、生活保護との比較についてお伺いをいたします。  私は、憲法二十五条にも規定がありますように、労働者の最低限の生計費というのは、最低賃金のいわば下限でありまして、そしてまた一方で前提だというふうに思います。  まず、最低賃金の基準は生活保護などの最低の生計...全文を見る
○細川委員 それでは、その生活保護に係る施策との整合性ということについて、さらに進んでお聞きをいたしますが、生活保護との比較をするのか、その生活保護の何と比較をするのか、それが大変大事だというふうに思います。  そこで、厚労省で作成をいたしました「生活保護と最低賃金の比較」とい...全文を見る
○細川委員 いろいろお聞きをいたしましたけれども、「生活保護に係る施策との整合性に配慮する」という意味が、今聞いただけではちょっとよく私は理解できませんでした。  そこでもう一度お聞きをいたしますが、現在、最低賃金額が最も低い県、これは最低賃金額が六百十円の青森、岩手、秋田、沖...全文を見る
○細川委員 私が中心的に聞いているのは、今度の改正案で、今までの三つの要素にプラスして、生活保護の施策との整合性ということがプラスになったわけでしょう、そこが。だから、その関係で最賃がどういうふうになっていくかということに私は注目しているんですよ。これが大事なんですよ。そのほかは...全文を見る
○細川委員 具体的な数字というのは出てきませんから、しつこく聞くようですけれども、毎年毎年一円とか二円とかそういうものの額が上がっていく、その攻防を毎年やっているわけですね。だけれども、そんなことじゃいかぬ、思い切って国際水準に上げなきゃいかぬじゃないか、もっと最低賃金を上げて、...全文を見る
○細川委員 今、沖縄は、最低賃金は六百十円ですね、六百十円。これが今度の法案、とりわけ生活保護との整合性ということで、どれぐらい上がるか。これまでは一円とか二円の上がったり下がったりでしょう。それと同じことなんですか、それとも、もっとぐっと上がるんですか。十円単位ですか、百円単位...全文を見る
○細川委員 だから、先ほどの十一のところは大都市を含む都道府県であって、それは生活保護の方が上なわけですね。最賃がずっと下だ。だから、これに合わせるように、生活保護に合わせるように高くなるというのはわかりますよ。では、そうじゃない沖縄はどうですかと聞いているんですよ。上がりますか...全文を見る
○細川委員 何度聞いてもちょっとよくわからないですね。仕組みも今までと同じでしょう。仕組みは今までどおりですね、地方最低賃金審議会で決める。そして、その三つの要素も同じですね、最初から話しました三つの要素。今度プラスされた生活保護との整合性を加味して決めるというわけですね。  ...全文を見る
○細川委員 ちょっと、今の質問だけ許してください。  今までどおりの一円二円の値上げの問題になるんではないですかと私は聞いているんです。上がるんだったら上がるとちゃんと言ってくださいよ。もっと、どれぐらい上がるか。沖縄の人も心配だと思いますよ。
○細川委員 ありがとうございました。
06月08日第166回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○細川委員 民主党の細川律夫でございます。  与党提案の政治資金規正法案についてまず伺いますが、まず、質問に当たって、与党案が提案をされましたときの新聞を読み返してみました。五月三十一日の読売新聞の見出しは、「「領収書義務」効果は疑問 規正法与党改正案「支出付け替え可能」」とな...全文を見る
○細川委員 政治家がかかわる政治団体というのは資金管理団体だけではないわけでございます。  私のことを申し上げますと、まず政党の支部がございます。これは国会議員の政治活動のためだけではないんですけれども、政党助成金の受け皿にもなっていまして、私の政治活動の重要な分野を担っており...全文を見る
○細川委員 はい。簡単でいいですから。
○細川委員 いやいや。資金管理団体の関係で、なぜそこを規制するかということを聞くために私は質問しているんですから。  皆さん方が関係をする政治団体、三つもあれば、四つもある、五つもありますね。  そこで、私がお聞きしたいのは、複数持っておられる政治団体の中で資金管理団体の意味...全文を見る
○細川委員 国会議員の中に政治資金管理団体を持っていない国会議員も結構多いわけですね。一昨年ですか、二〇〇五年末の時点で七十二人が資金管理団体を持っていないんです。ということは、資金管理団体は余り必要ないんじゃないか、そういうことでしょう。(発言する者あり)一割ですよ。多いじゃな...全文を見る
○細川委員 それでは、民主党の方が一万円に限る、それについては民主党の方から説明をお願いいたします。
○細川委員 先ほどもお話をいたしましたけれども、政治資金規正法の第九条は、政治団体の会計責任者は、会計帳簿を備え、これに政治団体に係る次の事項を記載しなければならないとあって、すべての支出並びに支出を受けた者の氏名及び住所、そして、その支出の目的、金額、年月日ということになってお...全文を見る
○細川委員 一般の企業会計なら、税務署がいつでも立入検査をする可能性があります。その点、選管は、あるいはその他の公務員は、立ち入りなどの調査権限はあるのか。そして、この規正法九条、会計帳簿にきちっと記載しなきゃいかぬ、そういう実効性は具体的に担保されているのか。総務省に聞きます。
○細川委員 今、帳簿を備えなかったり、あるいは記入をしなかったり、あるいはまた虚偽の記入をしたり、そういうことをした場合には三年以下の禁錮、五十万円以下の罰金に処するという規定があるんですけれども、それでは、この条文を適用して摘発をしたことがありますか。これは法務省に聞きます。
○細川委員 この二件というのは、会計帳簿がこの九条に違反をしたということで摘発をされたんでしょうか、それとも、たまたま別の関連の事件でその帳簿が九条違反ということで摘発されたんでしょうか。
○細川委員 政治団体が六万とか七万、たくさんありますね。それで、その帳簿をきちっとつけて収支報告をしなければいけないというようなこと、しかも、刑罰でそれを担保している。しかし、それがいまだ、たった二件摘発をされただけだと。  私は、これは本当に、そういうことを規制していても、実...全文を見る
○細川委員 もう時間が来たようでありますけれども、この会計帳簿、その収支報告、これをせっかく政治資金規正法で規定をしていても、それが刑罰で担保されながらも実際には担保されていないという、非常にざる法的になっている。したがって、今度の政治資金管理団体に限っての規制とかその金額を五万...全文を見る
08月07日第167回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○細川委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、今井宏君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○細川委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
10月24日第168回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○細川委員 民主党の細川でございます。  鳩山大臣の所信及び法務行政に関して何点か伺っていきたいと思います。  既に何人かの委員の先生方からいろいろな質問がございましたので、それらの質問と重なり合う部分もあろうかと思いますけれども、その点はお許しをいただきまして、質問をさせて...全文を見る
○細川委員 個人的なことも出されたので、今から鋭い追及をしようと用意をしていたのでありますけれども、ちょっとそういうわけにはいかないような雰囲気でもありますけれども、しかし、今御答弁をいただきました、安全な国づくりには犯罪を抑止していく、犯罪を抑止していけば、当然、安心な社会にな...全文を見る
○細川委員 刑事調査官も呼んでいない。医師も、一般の医師が検案をした。それでは、どうしてこれが事件性なしという判断になったんですか。病死という判断があったから、それでもう全く事件性なしという判断をされたんでしょうか。警察としては、この点はどう考えているんですか。
○細川委員 間違っておった、こういう判断でございます。  それでは、なぜこれは間違ったかというようなことについては検討されているんですか。
○細川委員 遺体が、時間がたっているかたっていないかによっていろいろ違うとか、そういうようなことも、普通の素人の警察ではわからないじゃないですか。だから、調査官が行って、そういうところをきちっと専門的な立場から判断をする、こういう必要があるわけですよ。そういうことが今回はできてい...全文を見る
○細川委員 私は、死因究明については、刑事事件だけではなくて、事故死や労働災害などの犯罪に至らない変死についてもしっかり死因究明をすべきだというふうに考えております。  マスコミでも大きく取り上げられましたが、パロマのガス湯沸かし器が原因で、たくさんの方が亡くなりました。あのパ...全文を見る
○細川委員 前通常国会で、私が筆頭提案者となりまして、いわゆる死因究明二法案を提出いたしまして、この委員会に継続はいたしております。一つは、非自然死体の死因等の究明の適正な実施に関する法律案でございまして、これは、警察に非犯罪死体も含めてしっかりとした死因究明体制をつくるという法...全文を見る
○細川委員 今いろいろと、具体的な懸念というか疑問点なども大臣の方からお話がありましたけれども、例えば、いろいろな、流行の細菌性の病気がはやったり、そういうこともこれには含まれるので、全部一元化するんです。そして、その中で犯罪の疑いがあるということになれば、完全にそれは司法手続の...全文を見る
○細川委員 冤罪の防止策については、当然真剣に考えていかなければならないというふうに思います。  密室の取り調べ室で長時間にわたって強圧的な捜査が行われているという実態がありまして、自白偏重の捜査手法は何ら変わっていない、このように思います。捜査当局が客観的証拠に基づいた捜査に...全文を見る
○細川委員 冤罪をなくすためにも、また裁判員制度を円滑に実施するためにも、全面的な取り調べの可視化を早急に実施しなきゃいかぬ。午前中でしたか、大臣は、全面的な可視化については賛成ではないような御意見であったかと思うんですけれども、私は全面的な取り調べの可視化というのはぜひともやら...全文を見る
○細川委員 テレビが入っていたら緊張する、いいかげんなことも言えない、まさに可視化というのはそういうことであって、強圧的な取り調べをしていない、自白を強要していないということが、テレビが入っていればわかる、そういうことになるということで入れようということなんです。むしろ、テレビに...全文を見る
10月31日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○細川議員 私は、ただいま議題となりました民主党提出、労働契約法案について、提出者を代表して趣旨説明を行います。  我が国は、働く人の八割を給与所得者が占める雇用社会ですが、近年、雇用就労形態の多様化や転職の増加に伴い、労働条件が個別に決定され、一方的に労働条件を変更されるなど...全文を見る
11月02日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○細川議員 お答えをいたします。  民主党案の第三条第四項は、就業の実態に応じ、均等待遇が図られるべき、こういうふうに規定をいたしております。つまり、就業形態が異なっても、就業の実態に応じて均等な待遇の確保が図られるべきであるという意味でございます。  したがって、労働者間に...全文を見る
○細川議員 政令で定めると予定をしていることについてお答えいたしますが、まずその前に、民主党案では、有期労働契約が使用者にとって簡便な雇用調整に使われることがないようにするために、三十八条第一項各号におきまして、臨時的または一時的な業務、一定期間に完了することが予定されている事業...全文を見る
○細川議員 民主党は、原則として有期労働契約ということはしない、そういうことはさせないというようなことで、例外的にどうしても必要な事由について有期労働契約を認める、こういうことになっております。このことは、現在、有期労働契約によって、どれほどその有期の人たちが、有期であるがゆえに...全文を見る
○細川議員 解雇につきましては、大変重要なところでございます。解雇というものは、労働契約を将来に向かって解約する、使用者の一方的な意思表示でございます。一方的に解雇されますと、解雇される労働者にとりましては、大変な不利益を及ぼすものでございます。  そこで、私たちは、三十三条で...全文を見る
○細川議員 これは、人を雇って自分の企業を経営する、こういうことでございますから、そういうときに、人を雇うということがどれだけ重要かということは、これはもう従来から使用者は考えているものと思います。  したがって、解雇できないから、解雇の原則が変わってきたからといって、私は、使...全文を見る
○細川議員 二十七条の趣旨について、御質問でございますからお答えいたします。  配置転換は、使用者の経営上の必要に伴って行われるものでありますが、転居を伴う配置転換は特に労働者の負担が大きいため、転居の可能性をあらかじめ予測できるようにしておくことが重要であると考えます。  ...全文を見る
○細川議員 最低賃金のもとで働いても、手元に残る賃金がなぜ生活保護よりも低い現状にあるのか。なぜこれがこれまで放置されてきたのか。ワーキングプアといった深刻な社会問題が起こっているにもかかわらず、最低賃金が上がるのはこれまで一円とか二円の攻防が全国で繰り広げられてまいりました。私...全文を見る
○細川議員 独身者でも、その独身者が結婚をするということができないようでは、それはだめな社会じゃないでしょうか。やはり、独身者が働いて、その得た賃金で結婚する、そして将来は子供を産めるような、そんな賃金でないと、日本というのはかえっておかしい社会だというふうに思います。
○細川議員 まず、前提といたしまして、三条四項は、就業の実態に応じ、均等な待遇が図られるべきというふうに規定しております。つまり、就業形態が異なっていても、就業の実態に応じて均等な待遇の確保が図られるべきだという意味でございます。したがって、労働者間において、合理的な理由のない差...全文を見る
○細川議員 民主党案では、住居の転居を伴うような配置転換については本人の同意が必要ということでございます。本人の同意がなければ、これはだめでございます。  しかし、本人の同意があっても、使用者と労働者の間はやはり力関係が異なりますから、使用者の強い力によって労働者の方が同意せざ...全文を見る
○細川議員 解雇というものは、労働契約を将来に向かって解約する使用者の一方的な意思表示であり、労働者にとっては経済的、社会的に大変な不利益をこうむるものでございます。また、解雇の効力についても、判断基準があいまいなままでありますと、紛争の長期化ということにもなります。  そこで...全文を見る
○細川議員 お答えいたします。  労働契約の内容の確認や書面で明示をするということは、労働者と使用者が対等な立場に立って、十分な情報と自由な意思に基づいて労働契約について合意をすることができるようにするためには、どうしても必要不可欠なものだと考えております。  さらに、こうし...全文を見る
○細川議員 現行の最低賃金法に基づいて決定される最低賃金額は、委員が今お話しされましたように、労働者の生計費に加えて、類似の労働者の賃金、通常の事業の賃金支払い能力をも考慮するというようにされております。  しかし、これらのことを考慮することによって、労働者の生計費の高い都市部...全文を見る
○細川委員 民主党の細川律夫でございます。  まず大臣にお伺いしたいと思いますが、議案に入る前に、昨日の判決についてちょっとお伺いをいたします。  戦時中に強制連行をされまして広島で被爆をいたしました韓国人の人たちが国などに賠償を求めました訴訟の上告審判決で、最高裁は国側の上...全文を見る
○細川委員 どうぞしっかり対応をよろしくお願いいたします。  それでは、最低賃金についてお尋ねをいたします。  ことしの中央最低賃金審議会は、八月十日、二〇〇七年度の地域別最低賃金の引き上げの目安を一時間当たり十四円とするなどの内容の答申を行いました。そしてその後、九月四日ま...全文を見る
○細川委員 私は、この政府案の「生活保護に係る施策との整合性に配慮するものとする。」というこの言葉の持つあいまいさが非常に気になります。病気になればはっきりと生活保護以下の水準になってしまう、こういうことであれは、憲法二十五条の最低限度の生活を下回るということを容認するということ...全文を見る
○細川委員 民主党案では、全国最低賃金及び地域最低賃金につきましては、その決定の基準というのを労働者及びその家族の生活費、こういうふうにはっきりさせました。つまり、その基準は、単に労働者側だけではなくて、一人の子供の扶養を前提とした基準でございます。なぜならば、この最低賃金を独身...全文を見る
○細川委員 次に、労働契約法に移ります。  この政府案の労働契約法というのは、労働契約法の名前にも値しないような小さな法律になってしまっております。では、どの程度のものだったら名実ともに労働契約法と言えるのかという問いに対するのが、私たちが提案をしている労働契約法案でございます...全文を見る
○細川委員 次に、就業規則を新たに作成した場合のことについてお伺いをいたします。これは第七条関連でございます。  就業規則が初めからあって、それを承知で就職した場合、それが合理的であって労働者に周知をされていれば労働契約とするということについては、私も理解できるわけでございます...全文を見る
○細川委員 次に、第十条のように、「労働契約の内容である労働条件は、当該変更後の就業規則に定めるところによるものとする。」こう言い切ることは、民法の契約概念そのものを否定する、こういうことになるんではないでしょうか。
○細川委員 判例法理ということを言われましたので、その判例法理というのは多分、平成九年二月二十八日の第四銀行事件での最高裁判決が一応の結論になっていると言われております。特に合理性の有無については、次のとおりになっております。  「右の合理性の有無は、具体的には、就業規則の変更...全文を見る
○細川委員 次に、挙証責任の問題についてお伺いいたしますが、私の質問主意書におきまして、挙証責任の所在が明確でなかった点についてお尋ねをいたしました。これは十七条についてでございます。  法案では、「使用者は、期間の定めのある労働契約について、やむを得ない事由がないときは、その...全文を見る
○細川委員 ならば、私としては、民法の記述のように、「やむを得ない事由があるときは、」あるいは、やむを得ない事由がある場合でなければというような表現が明確で望ましいというふうに考えております。  次に、これも質問主意書でただした点でございますが、安全配慮義務でございます。  ...全文を見る
○細川委員 同じ趣旨、意味内容が変わらないならば、要綱と同じように「伴い」というふうにすべきだと思います。  それでは次に、出向についてお伺いします。  政府案の第十四条についてでありますけれども、十四条の一項は使用者の出向命令権の行使を制約したものでありまして、この点につい...全文を見る
○細川委員 私は、先ほど申し上げたように、むしろ削除するか、あるいは、業として行うものを除くというふうにしなければいけないんじゃないかというふうに考えます。  次は、均等待遇でございます。これは、先ほども民主党案に対していろいろと委員の方から御質問があったところでございます。こ...全文を見る
○細川委員 この点は大変重要でございます。パートタイム法は、大変限られた労働者ではありますけれども、差別的取り扱い禁止をする条項があったわけでございます。しかし、この条項はいわゆるフルタイムパートには適用されません。そういうのがこの委員会でも答弁があったわけでございます。  こ...全文を見る
○細川委員 この有期の労働契約については、今大臣も御答弁がありましたように、これはやはりしっかりしたルールをつくるということが大事だというふうに思いますので、ひとつ御検討をよろしくお願いいたしたいと思います。  そこで、せめて、有期の労働契約を締結するときには、例えば期間は何年...全文を見る
○細川委員 私が聞きましたのは、労働契約法だから、有期というものが今大変問題になって、トラブルも多いので、有期契約ということになったときには、では何年か、あるいは更新はできるのかできないのか、あるのかないのか、そういうことをしっかり書面で明示しなきゃいかぬということを規定したらど...全文を見る
○細川委員 もう時間が参りました。これで終わりたいと思いますが、労働契約法というのは大変重要な法案でありまして、まだまだ細かいことでも議論をしたいところがございますので、また機会がありましたら質問させていただきます。  大変細かいことになって恐縮でございましたけれども、しかし、...全文を見る
○細川議員 民主党案の二十五条に言う労働者代表につきましては、五条二項に定義をしております。それには、「当該事業場において、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者」、こういう...全文を見る
○細川議員 まず、「推定する。」ということについて御説明をいたします。  民主党案では、就業規則の変更が労働基準法八十九条及び九十条に規定をする手続によって行われ、あらかじめ労働者代表と誠実に協議を行い、変更の必要性があり、かつ変更された労働条件が合理性を有する場合には、当事者...全文を見る
○細川議員 これは、ただ二点だけではなくて、あらかじめ労働者代表と誠実に協議を行い、変更の必要性があり、かつ変更された労働条件の内容が合理性がある、ただ合理性だけではないということでございます。
○細川議員 これは政府案とは非常に違うところでありまして、民主党の場合は「推定する。」推定をするということは、反証を挙げて覆すことができる、そして労働条件は変更されない、こういうことになりますから、それは労働者にとっては非常に有利だというふうに私どもは考えております。
11月07日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○細川議員 今、萩原委員の方から御高説を賜りまして、今のお話は理解できることが多々ございます。  ただ、この間、別の提案者から御説明があったのは、アメリカの方でも最低賃金が上がったんだ、形式は、法定で決める、あるいは審議会とか、いろいろ違うんですけれども、その事実を踏まえて、最...全文を見る
○細川議員 形式的な数字からいえば、賃金は低いという事実を申し上げただけだと思います。認識においては、そんな変わりはないと思います。
○細川議員 私たちは、最低賃金を決めるためには、その基準として、労働者一人そして子供一人の生活費を基本に決定したい、こういうことなんです。  しかし、これまでは、最低賃金というものが生活保護の基準よりも低い、これが日本の中でも生じていたわけなんです。したがって、私たちは、そうい...全文を見る
○細川議員 今でも思っております。
○細川議員 はい、そのとおりであります。
○細川議員 これは、世界に二つの決定の仕方がありまして、法律の中にしっかりと最低賃金の額を法定するということと、もう一つは審議会の中で審議をして決定する、こういう方法が二つあると思います。世界の大勢は、審議会方式が多いということでございます。  そこで、アメリカは法定で金額を決...全文を見る
○細川議員 これは、法律をつくる場合に、審議会の中でいろいろな要素を考慮して、最終的な最低賃金を決める。そういうときに、法律を決めるときに、大体どの程度のことを目指すのかというようなことも、それはやはりある程度立法者としては検討しないと、最低賃金を上げられるつもりで法律をつくって...全文を見る
○細川議員 その生計費ということに、何を考慮して生計費を決定するかということで、いろいろな情報があるはずなんです。生計費というものに、例えば、食料だとかあるいは住居、光熱水道費、それから被服、保険、医療、通信、それから教育、娯楽費とか、いろいろあろうと思います。それを、どういうと...全文を見る
○細川議員 私どもは、中央最低賃金審議会は、二十八条にも定めておりますように、労働者を代表する委員、使用者を代表する委員、それから公益を代表する委員、また、これは同数の数でというふうに考えております。民主党案によりましても、最低賃金法二十八条、今の二十八条は改正をしておりませんの...全文を見る
○細川議員 民主党案では、労働者及びその家族の生計費を基本ということにしております。そこで、全国最低賃金は八百円、それから地域最低賃金は全国平均で千円、いずれもこれを目指すということにしております。  それで、この数字を出すに当たりましては、健康で文化的な最低限度の生活ができる...全文を見る
○細川議員 私たちが調査をしてこのような結果を出しましたのは、一つは首都圏という意味で、首都圏が一番物価も高いだろうというようなことで、東京ではなくて首都圏ということで、埼玉を選びまして、さいたま市を一つモデルにとりました。それから、地方の都市ということでとりましたのが、これは宮...全文を見る
○細川議員 御指摘をいただきまして、大変よくお調べになっておると思いますし、お調べになった結果からいきますと、こういう差が出ているということで、ここは差が出ているということについては私も認めたいというふうに思っております。  ただ、最低賃金を決める場合に、格差ということも、これ...全文を見る
○細川議員 それは、地域地域でそういう経済事情は違いますけれども、そのことについては、この国会あるいは政治で、地方の分権というようなことも含めて、地方独自で、産業の育成とかいろいろそういうことで地方で頑張っていただく。しかし、それには国の方だっていろいろ努力はして、前回の委員会で...全文を見る
○細川議員 まず、三条での十分な情報、一番最初はこれでございましたかね。  これは、私たちがこの十分な情報ということを規定いたしましたのは、会社と労働者が契約を結ぶ場合、やはり何といっても使用者側に情報量が多い、交渉力においても格差が存在をするということはもう明らかでありますか...全文を見る
○細川議員 それでは、お答えいたします。  この有期契約者が民主党案ではどの程度減るか、こういう質問でございますけれども、民主党案は、三十八条第一項各号におきまして、臨時的または一時的な業務、そして一定期間内に完了することが予定されている事業など、有期労働契約が本当に真に必要と...全文を見る
○細川議員 お答えをしたいと思います。  一般労働者派遣業において認められておりますいわゆる登録型派遣スタッフというのは、派遣会社に登録をしておいて派遣先に派遣をされる、その期間について有期労働契約を締結している、そういう労働者だというふうに考えられます。  この場合、労働者...全文を見る
○細川議員 お答えをいたします。  労働基準法とか雇用保険法、育児休業法なども、法律がいろいろあるんですけれども、それらの法律におきましても、当該事業場の労働者の過半数を組織する労働組合、また、そういう組合がない場合には当該事業場労働者の過半数を代表する者、そういうものと書面の...全文を見る
○細川議員 そのとおりです。
○細川議員 はい、そのとおりです。
○細川議員 地域別最賃がぐっと上がれば、当然、産業別賃金の方もそれに応じて上げざるを得ないということになりまして、産業別最賃が下に下がるということはないというふうに私どもの法案では考えております。
○細川議員 ちょっと先ほどの質問の中で、産業別最低賃金と地域別最低賃金の関係が質問されましたけれども、東京の例を出されて言われましたけれども、地域別最賃が七百十九円ですね。この地域別最賃を適用しますと、産業別の方たちが低い。だから、産業別に、地域別最賃よりもっと上げなきゃいかぬと...全文を見る
○細川議員 民主党の案では、今までどおりですから、特に、産業別を必要ならば上げるということで、最低は最低でやっていますから、今までと同じ考えでいっていますよ。
○細川議員 確かに、最低賃金が上がりますと中小零細企業の皆さん方は大変だということで、したがって、それに対するいろいろな手当てをしなければいけないということで、これまでもこの委員会で議論をしてまいりまして、そのときに、私どもとしては、大体千九百億円くらいを中小企業対策費として使い...全文を見る
○細川議員 先生には失礼かと思いますけれども、私ども、質問通告を受けているともっとはっきりと明快にお答えできたかと思うんですけれども、質問通告がなかったもので、ちょっと大ざっぱになったりしておりますから、それは非常に申しわけないと思います。  この財源につきましては、私どもとし...全文を見る
○細川議員 それは、この最低賃金による中小企業のいろいろな影響ということを考えて、特に中小企業対策費として出すわけですから、別ということになると思います。
○細川議員 はい、そういうことでございます。
○細川議員 大変申しわけございません。  財政をどういう規模で用意するかということにつきましては、十五兆三千億円規模の財源を我々としては確保したい、こういうふうに考えておりまして、そのうちに、中小企業対策としてこの十五兆三千億を民主党としては支出していく、こういうことも予定をい...全文を見る
○細川議員 先ほどの答弁に補足をいたします。  十五兆三千億の財源を用意いたしまして、最低賃金引き上げのための中小企業対策等ということで、中小企業対策として一兆四千億円の財源を用意いたしておりまして、その中から、先ほど申し上げました千九百億円の財源を、最低賃金の引き上げによる中...全文を見る
○細川議員 委員の御指摘は、本当に的を射ているところもあると思います。私どもも、中小企業対策というのは大変考えたところで、その考えたあげくに今こういうような案を出させていただきました。  今の日本の経済なんかも考えていますと、輸出主導の経済になって、景気がいいといっても輸出が引...全文を見る
○細川議員 福島委員にお答えしたいと思いますが、福島委員御心配されておりますように、私ども、全国最低賃金が八百、それから地域の最低賃金が平均すると千円にしていきたい、こういう提案でございますから、当然、それを支払う中小企業の経営者の皆さんの御心配というのも委員が指摘されるとおりで...全文を見る
○細川議員 福島先生御指摘のとおりでございます。  労働契約法とか、最賃あるいは労基法も含めまして、労働法制を検討していく場合に、理念と、それから現場で実現が、ではそれが可能かというような、その兼ね合いといいますか、それが非常に重要だということを、つくづく私もこういう法案にかか...全文を見る
○細川委員 それでは、約四十分時間をいただきましたので、私の方から質問をさせていただきます。  前回、与党の皆さん方からは、私たちの提出した法案についていろいろ質問があって、きょうも質問がございました。それを聞きまして、自民党の皆さん方あるいは与党の皆さん方、若い人たちが、全体...全文を見る
○細川委員 今、労働契約法をこの委員会で議論いたしておりますけれども、この契約法におきましても、基本原則の中でやはりワークライフバランスをしっかりと規定するということが私は大変大事なことだというふうに思っております。  それでは、有期の労働契約についてお聞きをいたしたいと思いま...全文を見る
○細川委員 ありがとうございました。  パート労働者を含め有期契約の労働者の多くは、現在、大変不安定な状況に置かれております。一方、使用者からのニーズはもちろんあるわけでございますし、また労働者からのニーズも否定できないわけでありまして、一言に有期といいましても、その雇用形態は...全文を見る
○細川委員 均等待遇あるいは待遇に関する均衡ということについて、大臣、ぜひよろしくお願いをいたします。  そこで、これまで労働契約法がないときには判例が積み重ねられてまいりました。その判例法理との関係についてお伺いいたします。  この有期労働契約でも今まで判例の積み重ねがあり...全文を見る
○細川委員 それでは次に、お伺いをいたします。  これは、役務提供契約という内容のものでございます。これは政府案にはございません。我が党の法案にはある、大事なところでございます。この役務提供契約の問題についてお伺いをしたい、こういうふうに思います。  例えば、NHKの受信料の...全文を見る
○細川委員 私たちの提案しております労働契約法案と政府案を比べて、私たちの法案には規定をしているけれども、政府案にはそれがないというのもたくさんございます。  労働契約法というからには、契約の締結から終了までいろいろなことがありますから、そういう締結から終了に至る全過程をすべて...全文を見る
○細川委員 ありがとうございました。  働き方が現在非常に多様化しておりまして、個人と使用者との間で紛争も多発している、こういうことが今現在大変大きな問題でありますから、今回の労働契約法、これは修正によりまして合意を得ましたので、この労働契約法案は成立をするというふうに思ってお...全文を見る
○細川議員 高橋委員からの質問にお答えしたいと思います。  御党がどのような全国一律最低賃金、詳しいことは私も存じておりませんけれども、民主党が考えております全国最低賃金は、全国の労働者すべてに適用される生活の最低保障の最低賃金額のライン、すなわちナショナルミニマムの水準でござ...全文を見る
○細川議員 この九条でございますが、採用内定の法的性質につきましては、いろいろ学説もございまして、始期つきあるいは条件つきの労働契約と考えるものが多くあることは承知をいたしております。また、採用内定の法律関係は、その実態に即して判断すべきものでもございます。  しかし、採用内定...全文を見る
○細川委員 ただいま議題となりました労働契約法案に対する修正案につきまして、自由民主党・無所属会、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表いたしまして、その提案理由を御説明申し上げます。  本修正案は、これまでの当委員会における審議を踏まえ、自由民主党・無所属会及び公明党並びに民主...全文を見る
11月15日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○衆議院議員(細川律夫君) ただいま議題となりました労働契約法案に対する衆議院における修正につきまして、その内容を御説明申し上げます。  第一に、目的を規定する第一条について、「労働契約が合意により成立し、又は変更されるという合意の原則及び労働契約と就業規則との関係等」とあるの...全文を見る
11月20日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○衆議院議員(細川律夫君) おはようございます。小林委員の御質問にお答えをいたします。  第一条の修正の趣旨は委員御指摘のとおりでございます。  就業規則は、労働基準法八十九条により、常時十人以上の労働者を使用する使用者に対しまして作成の義務付けをいたしておりまして、この中に...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 今大臣がお答えになったとおりでございます。労働契約に関する基本的なルールについての理解が十分ではなくて、このために紛争が発生する例が少なくない、したがって明確な基本的なルールを作ると、こういうことでございます。  その上で更に追加をいたしますと、今回...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 小林委員の御指摘のとおりでございます。
○衆議院議員(細川律夫君) この均衡ということにつきましては様々でございまして、その内容につきましてはこれまたいろいろな考え方もあるところでございまして、十分成熟もしていない面もあるところでございます。  しかし、いずれにいたしましても、この労働契約の締結あるいは変更に当たりま...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 委員御指摘のとおり、少子化対策あるいは生産性の向上、あるいはまた労働力の確保などの観点からワーク・ライフ・バランスが重要であるということにつきましては、政府も含めまして共通の認識だと言えるものと思います。そのため、この重要性を改めて認識をしていただきた...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 委員お尋ねのとおりでございます。  第四条一項により使用者が労働者の理解を深めるようにする労働契約の内容というものは、これはあくまでも有効に締結された労働契約の内容か、又は有効に変更がなされた労働契約の内容でございます。
○衆議院議員(細川律夫君) 期間の定めのある労働契約の場合、契約期間はこの元の原案にあります労働契約の内容そのものでございますから、これだけであればあえて修正をする必要はないわけでございます。  ここであえて期間の定めのある労働契約に関する事項というこの文言を加えましたのは、期...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 委員御指摘のとおりでございます。  従来の判例、学説におきましても、使用者の安全配慮義務は労働契約の締結により当然に発生するという考え方を取っております。この考え方を明確にするために「より」という二文字を「伴い」という二文字に修正をしたものでございま...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) この点につきましては質問者の御指摘のとおりでございます。常時雇用している労働者が十人未満の事業場で、使用者が新たに就業規則を制定して労働条件を一方的に不利益に変更することができるのか、また、できるとすれば、いかなる要件を満たせばできるのかという、こうい...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 出向の定義の規定を削除したことについての御質問でございますけれども、今日、実態は派遣でありますけれども、しかし派遣でないように見せ掛けるために、請負とかあるいは出向の形式を取るものが横行をいたしております。  政府案の出向の定義は、判例、学説上も未成...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 期間の定めのある労働契約につきましては、民法第六百二十八条で、やむを得ない事由があるときは当事者双方が契約を解除できるというふうに定めております。  このやむを得ない事由が存在することについての証明責任、これは契約を解除する側が負うと。すなわち、使用...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 御指摘のとおりでございます。  政府案には労働者の権利を脅かすと誤解を生ずるのではないかというような議論がたくさんございました。これらの点につきましては、百六十六国会におきまして、私が内閣に対する質問主意書とこれに対する内閣の答弁書によって具体的かつ...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) まず確認をしておかなければならないのは、労働基準法により使用者は常時十人以上の労働者を使用する事業場において就業規則の制定が義務付けられております。そして、就業規則と労働契約の関係につきましては、これまでも判例法理が存在しまして、労働現場でルールとして...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) お答えいたします。  衆議院におけます審議では、政府は政府原案の第九条第三項の趣旨につきましてこのように答弁をいたしております。  生活保護との関係は、地方最低賃金審議会における審議に当たって考慮すべき三つの決定基準のうち生計費に係るものであるから...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 最低賃金の決定に当たっては、最低賃金の水準を決定する審議会におきまして、生活保護を始めとする労働者の生計費に関する様々な論点について十分検討を行い、最低賃金によって保障されるにふさわしい健康で文化的な最低限度の生活について議論されるべきものと考えており...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 最低賃金制度につきましては、労働者の最低限度の生活を保障する、そういう観点、あるいはモラルハザードの観点、そういうところから生活保護との整合性の問題がいろいろ指摘されてきたところでございます。  このため、最低賃金の決定の際に生計費を考慮するに当たっ...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 今回、修正合意に至りました最低賃金法の改正案そして労働契約法案のこの労働二法案につきましては、民主党といたしまして、我が国における雇用就労形態の多様化、非正規雇用の増加、正規雇用と非正規雇用の待遇の格差といった雇用状況に重大な影響を与えるものであると考...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 小池委員にお答えいたします。  衆議院の方での審議におきましては、政府はこの政府原案の九条第三項の趣旨についてこのように答弁いたしました。  生活保護との関係は、地方最低審議会における審議に当たって考慮すべき三つの決定基準のうち生計費に係るものであ...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) はい、分かりました。  それで、最後に申し上げますが、最低賃金の考慮要素であります生計費と生活保護とは異なるものだという認識に立って、双方共通の規範であります憲法二十五条の規定を加えることによりまして、最低賃金を生活保護水準以上に引き上げることを十分...全文を見る
12月07日第168回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○細川委員 民主党の細川律夫でございます。  質問通告をいたしておりましたけれども、その質問通告以外でちょっと最初に質問をさせていただきます。  先週の月曜日、この法務委員会でも、小菅の東京拘置所の方に、これは特に死刑の執行をする刑場について視察をしようということで、委員長ほ...全文を見る
○細川委員 国会の委員会で水野委員の方から質問があったわけですから、それに対しては、みずから、大臣の方からきちっと話があってしかるべきだったというふうに私は思います。  そこで、大臣、大臣は死刑執行のことについていろいろ大臣みずから御発言をなさり、そして今法務省の中で勉強会など...全文を見る
○細川委員 ここは法務委員会でございますから、記者発表をされたということであるならば、この委員会でどういうことを、きょうの死刑執行について、大臣の方から直接この委員会にすべてを、ここでお話をいただきたいと思います。
○細川委員 これは、この委員会でも、死刑の執行についてはこれまでも議論もしてきたところでもございますから、単にペーパーを配るというのではなくて、大臣みずからきちっと説明をしていただきたいと思います。
○細川委員 今、大臣の方から御報告がありましたけれども、大臣は、死刑の執行などについていろいろと議論も提起をされてまいりましたけれども、きょう、三人の死刑執行が行われた。大臣自身が死刑執行書に署名をされたということできょう執行をされたんですけれども、今の大臣の心境、どういう御心境...全文を見る
○細川委員 今、私どもこの法務委員会では、下村委員長を初め、先週、東京拘置所のあの死刑執行場を視察してまいりました。その場所できょう二人死刑執行がなされたということでございますので、私自身は大変精神的にもショックも受け、動揺もいたしております。  きょう、この時間、質問を予定し...全文を見る