細川律夫

ほそかわりつお



当選回数回

細川律夫の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第169回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○細川委員 民主党の細川でございます。  まず、ロス疑惑の問題について冒頭お伺いをいたします。  先ほど神崎委員の方からも質問がございましたけれども、二十二日に三浦和義元社長がサイパンの方で、ロサンゼルス市警の要求の逮捕が現地でなされました。これは私も、今ごろ何でというように...全文を見る
○細川委員 今大臣が言われた、この事件はもう過去のもので終わっていたものだと思っていたのが今回アメリカの司法当局によって逮捕された、やはり私もそういう意味でびっくりしたんですけれども、日本の最高裁判所で最終的な判決が出て無罪ということで決着をした、これでもうこの事件は終わりだなと...全文を見る
○細川委員 それはどういう意味ですか。これは大変大事なことじゃないですか。国民の皆さんが大変関心を持って、一体どうなるだろうと。今大臣だって、これは終わっていたものじゃないか、こう思っていたのが突然逮捕される。  どうして、連絡があったかないか、どういう内容の連絡があったかとい...全文を見る
○細川委員 だから、私は、連絡があったかということを聞いているんです。連絡があったか、まずそこから教えてください。
○細川委員 だから、今後の状況とかそんなんじゃないんですよ。逮捕されてから、アメリカの方から連絡があったかどうか、そのことをまず聞いているんです。
○細川委員 ちょっと委員長、はっきり答えさせてください。連絡があったかどうかということ、まずそこであったかないかと聞いているんですから。状況だからわからないとかわかるとかって。ちょっとはっきりさせてください。
○細川委員 もう一回、ちょっと委員長、委員長の方からしっかり言っていただきたいと思いますが。
○細川委員 いえ、まず最初に聞いているのは、向こうから連絡があったかどうか、それだけを聞いているんですよ。
○細川委員 何も答えていないよ。あったかないか。
○細川委員 そうすると、いまだに日本の方にアメリカの方からこの件について連絡がない、こういうことですか。
○細川委員 ということは、法務省にないということは、警察庁の方にも外務省にもないと。わからないということですか。そうすると、法務省には一切ないということですね、この件に関して連絡は。  いやいや、アメリカから直接じゃないですよ。だから、日本に、それはほかのところに来ているかもわ...全文を見る
○細川委員 そうすると、アメリカの方から正式な形で連絡があったということについては、法務省の方にはいまだ一切ないというふうに確認させていただいてよろしいですか。
○細川委員 ということは、これは法務の最高の責任者として、日本人が一つの事件で日本で捜査そして裁判を受けて、そして無罪という落着をしているわけですね。その人がアメリカで今度逮捕された、サイパンで逮捕されたというようないろいろな情報が行き交っているときに、これは一体どうなんだという...全文を見る
○細川委員 それでは、この件に関しては、向こうから捜査の協力だかそういうような形で来るまで、いずれにしろ手をこまねいて待っているということですか、法務省としては。ちょっと確認です。
○細川委員 この事件は、事件そのものは一つですね。それに対して、捜査そして裁判をどこの国でやるか、日本とアメリカ両方がそういう権限を持っている、そういう事件なんです。  大臣に一般的なことでお聞きしますが、一つの事件で、一つの国で捜査そして起訴、裁判をされて結論が出た。それに対...全文を見る
○細川委員 私は、そういうことを聞いているのではないんですよ。一人の人間の方から見れば、一つの事件で、裁判が一たん確定をしたにもかかわらず、また行われるということでしょう。それについて大臣はどう思いますかという一般的なことを私は聞いているんです。
○細川委員 私は、一人の個人の方から見れば、これがどこの国の裁判であろうと、二回受けるということはやはりおかしいというふうに思いますね。  例えば今度の事件なんかは、日本で無罪となって罪に問われなかった、これがアメリカで今度は裁判になって、例えばこれが死刑だとか、仮にそういう判...全文を見る
○細川委員 この事件で、大臣、びっくりしたとか、あるいは国際的に話し合っていくべきかなと思うとか、そんなことでは、日本の司法行政の一番最高の責任者としては、やはり私はそれではちょっとだめだと思いますね。  やはり、将来こういう問題が起こり得ることがあるんですから、大臣としては、...全文を見る
○細川委員 それは私もわかって質問しているわけであって、それはそうですよ。日本の国としては、それはそれで、そういうことが規定をされていることもわかっておりますが、しかし、こういうような事件が起こって、そこで二重に裁判が起こるようなことがあると、いろいろな問題、不都合も起こってくる...全文を見る
○細川委員 大臣の積極的なこれに対する取り組みというものが全く感じられないので非常に残念なんですけれども、時間がたちますので、質問をかえたいと思います。  大臣は、二月の十三日、検察長官会同という会合の中で、鹿児島県議選の買収事件について、冤罪と呼ぶべきではないと考えているとい...全文を見る
○細川委員 まず、冤罪という言葉は、先ほどもありましたけれども、もちろん法律用語ではないわけでございます。法務省内でどういうふうに使われているかは私は知りませんけれども、先ほど神崎委員の方からも、辞書などで冤罪とはどう書かれているのかというようなことで、これは、罪がないのに疑われ...全文を見る
○細川委員 全国の検事正、検事長を集めての会同で、あの事件は冤罪とは言えないんだ、そういうことをわざわざなぜ言われるんですか。
○細川委員 だから、志布志の事件は冤罪ではないんだというようなことを検事長や検事正の会同のところでなぜわざわざ言わなければならなかったんですか。聞くところによれば、そもそも原稿にもないようなことで、つけ足して大臣は言われた、そういうことも仄聞しておりますけれども、どうしてそういう...全文を見る
○細川委員 初めにお聞きをしましたけれども、その会合には、マスコミの方にもオープンで、カメラも入っていたわけでしょう。オープンならば、大臣の話はあの志布志の元被告の人たちにも当然伝わるということはわかっていたはずでしょう。それをあえて何でそこでお話をされたんですか。この被告の皆さ...全文を見る
○細川委員 大臣の頭の中ではそういう整理をしていたと。それは後でつけた大臣の理屈ではないですか。本音のところが出たのではないですか、その発言の中では、私はそういうふうに思いますよ。
○細川委員 これについては予算委員会の方でも質問が出て、そのときの大臣の答弁は、志布志の被告であられた方々が不愉快な思いをされたとすれば、おわびをしなければならない、こういうような表現をされております。これをもってマスコミなどでは陳謝したというような報道もありましたけれども、しか...全文を見る
○細川委員 私は、大臣が、マスコミにオープンにしながら、検事長それから検事正を集めての訓示の中でこういう話をされた、非常に軽率だと思いますよ。しかも、原稿にないようなところをわざわざつけ足して、冤罪ではないんだというような話をされる。これは本当に、被害者の皆さんからすれば、もうそ...全文を見る
○細川委員 昨日の予算委員会でも法務大臣がいろいろな質問もされていたようでありますけれども、いろいろな問題発言をして、そのたびに謝罪をする、陳謝をするということだけでは、私は、法務大臣は務まらないというふうに思います。  最後になりますけれども、きょう、私は、死因究明についても...全文を見る
03月25日第169回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○細川委員 民主党の細川でございます。  裁判官定員法改正案に関して、まず質問をいたします。私は、裁判所の支部の定員について質問させていただきます。  私は、かねてから、裁判官の人員はもっとふやすべきだ、充実させるべきだというように主張してまいりました。その意味では、今回の改...全文を見る
○細川委員 私が先ほど指摘しましたのは、首都圏の支部の問題でございますけれども、この支部は裁判官一人当たりの新受件数、これがほとんど千件を超えている、そんな事件数を抱えておるというようなことで、果たして本庁との格差があるのではないかという指摘なんですが、これは実際あるんではないで...全文を見る
○細川委員 私は、ここでそういうことで議論をするつもりはありませんけれども、そういう格差はないとおっしゃられるから詳しく申し上げますよ。  民事だけではないんですよ、支部なんかが担当するのは。家庭裁判所だって、支部は一緒にやりますからね。それで、仮に越谷の例をとりますと、民事、...全文を見る
○細川委員 そういうふうに言われるから、私、申しますよ。  東京の方は、これは平成十六年度ですけれども、東京地家裁ですね、地方裁判所、家庭裁判所、これは八王子は除きますよ、件数は十二万六千七百十七件。それで、東京地家裁で裁判官が三百四十八人。この裁判官の数で総件数を割れば三百六...全文を見る
○細川委員 それでは、一切ない、本庁と支部でそういう事件数の負担の数については差はないということでいいですね。そういうことで承って、後日また質問をさせていただきます。  それでは、裁判員制度について次はお伺いいたしますが、この裁判員制度が実施をされますと、裁判官にかかる負荷とい...全文を見る
○細川委員 裁判員制度についての周知徹底、広報については、最高裁判所あるいは内閣府等とも連携をとりながらぜひ進めていただきたいというふうに思います。  それで、いろいろ質問を用意していましたけれども、時間がありませんので、ちょっと大臣にお伺いしたいと思います。  これは死刑制...全文を見る
○細川委員 先ほど紹介した意見のほかにも、この際、いわゆる終身刑という制度を創設したらどうかという意見もまた、裁判員制度との関連で主張されている方もたくさんおられます。  終身刑を創設するということについて、大臣はどうお考えですか。
○細川委員 これらの点については、また後に議論をしたいと思います。  そのほかにも、有罪の決定要件だとか、守秘義務あるいは裁判の迅速化、国選弁護人とか、いろいろ裁判員制度にとっては議論をしなきゃならない点もあると思いますので、また後日質問をすることにいたしまして、きょうはこの程...全文を見る
04月11日第169回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○細川委員 民主党の細川律夫であります。  まず、昨日死刑執行が四名行われたということで、その点について私の方から少し申し上げたいと思います。  約二カ月に一度、五カ月で十人という異例のスピードでございます。まさに大臣が就任直後に語っておられた、そしていろいろと問題になりまし...全文を見る
○細川委員 次に、こういうケースもあるんです。  これは埼玉県警での話ですけれども、現在、警察学校の元校長が県警の幹部を横領事件で告発いたしております。これは、警察学校内での売店の売上金の一定割合を助成金として集めて裏金としていたことに加えて、二〇〇四年度分の百二十五万円につい...全文を見る
○細川委員 結論は、警察内部での調査では問題がないと。しかし、その警察学校の元校長さんは、それには不満というか納得いかないということで、検察庁の方に告発をされた、こういうことであります。  これは新聞で報道されておりますけれども、内部調査の中で、元校長に対して、県警のある幹部か...全文を見る
○細川委員 こういうような訓示をしたことに対しては確認していない、こういうことですけれども、確認したんじゃないですか。こんなことがあったんじゃないですか。平成十年九月三日、その日に本部長総括指示がなされて、この警察署長は自分の聞いたことをメモして、きちっと書いてあるんですよ。 ...全文を見る
○細川委員 いろいろな問題が起こっても、内部で調べても、なかったとかわからなかった、判明しなかったと言う。私は、大体もう答えはわかるんですよ。しかし、どこの署長さんがこのメモを書いたかということもわかっているんですよ。もう資料は全部持っているんじゃないですか。調べてもわからなかっ...全文を見る
○細川委員 確認をする必要があるかも含めて対応していきたいと言うが、私が言っているのは、きょうは、白バイの事件を二件出して、そして埼玉県警の問題も出して、警察内部の問題について、もっと別の機関をつくるとか、あるいは別の機関が調べるとか、そういうことをしなければいけないんじゃないか...全文を見る
○細川委員 いつまでに報告してくれますか。
○細川委員 それでは、大臣にお聞きします。  私がこれまで、白バイ二件のケース、それから警察内部で起こった内部の者の事件、そういう不祥事と事件を例に出してきたわけですけれども、こういうケースに対しては警察以外の機関が捜査に当たるとか、あるいは警察を監査するような何か別の機関が必...全文を見る
○細川委員 それでは次に、先ほどは警察の話でしたが、今度は法務の話をしますから。法務省管轄の事件について、同じようなことをお聞きします。  刑務所の医務官によります人権侵害行為が疑われておりました徳島刑務所で、昨年十一月の十六日、いわゆる暴動が起こりました。医療に対する不満を初...全文を見る
○細川委員 この暴動が起こったときは、事前に不穏な動きがあって、徳島刑務所だけじゃなくて、ほかのところからいろいろ応援も受けて、それで警戒態勢をしいていたわけでしょう。そのときに事前に応援をいただいた人たち、結局、そういう人たちが特別司法警察職員として捜査したのではないですか、ほ...全文を見る
○細川委員 時間も来ましたから、これで途中でやめますけれども、よそのところから来たとしても、やはり同じ刑務所の職員であることは間違いないわけですよ。そうすると、やはり身内の捜査ということになりますから、私は、こういうときは、徳島県警の方からきちっと捜査をしてもらう、その方がむしろ...全文を見る
○細川委員 私は、警察にしろ、それから刑事施設にせよ、みずからが関与した事件は、世間から疑いの目で見られないためには、しっかり透明性が確保できるような仕組みをつくらなければならないというふうに思います。そういうシステムがすぐに実現するとか、そんなことは私も思いませんけれども、しか...全文を見る
04月25日第169回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○細川委員 民主党の細川でございます。  きょうは最後の審議の日程になっておりますから、重複をするところもあるかと思いますけれども、質問をさせていただきます。  まず、共済契約についてお伺いをいたします。  従来、商法で規定されておりました保険の規定では、共済契約は適用の対...全文を見る
○細川委員 次に、この法案で共済契約が適用の対象になることによりまして、共済の組織運営上の特質や、共済契約者である組合員としての地位や、あるいは権限について影響を受けるようなことはないか、また共済の独自性、存在意義を否定するようなことにはならないのか、そこのあたりを確認させていた...全文を見る
○細川委員 それでは次に、従来でもこの委員会の中で質疑がありまして、当局の方から答弁もありましたけれども、また確認のために質問をいたします。  この保険法と業法との関係について伺っておきます。  共済及び保険のいずれについても、保険業法や各協同組合法など組織法や監督法がありま...全文を見る
○細川委員 そうしますと、一元化は考えていないということは監督あるいは組織の変更はない、こういうことでありますから、しっかりそのようにやっていただきたいと思います。  それでは、農林水産省、その点についてお答えをお願いします。
○細川委員 それでは、中小企業庁、答えてください。
○細川委員 では、次は厚生労働省、その点を答えてください。
○細川委員 それぞれの所管の官庁から、引き続きしっかり監督を続けていく旨の回答がございました。  ただ、一部には、今回の保険法案が成立をいたしましたら、それを引き金といたしまして、組織法とか、あるいは監督法まで一元化すべきというような議論が出てくるのではないかという懸念があるこ...全文を見る
○細川委員 では、次に移りたいと思います。  生命保険の中で、団体定期保険などに見られます、契約者と被保険者が異なる保険についてお伺いをいたします。  これまで商法でも、六百七十四条で、他人の死亡について保険金額の支払いをなすべきことを定むる保険契約についてはその者の同意ある...全文を見る
○細川委員 ヒューマンバリュー特約について、さらにお尋ねをいたします。  このヒューマンバリュー特約については、本人だけでなく、遺族もこうした保険の存在と、そういう金額を会社が受け取ることの合理性というものをしっかり認識する必要があるんじゃないかと思っております。そうでないと、...全文を見る
○細川委員 御説明はいただきましたけれども、やはり遺族がしっかりその契約について認識をしているということが、トラブルも起こらない、それを予防することにもなると思いますので、また検討もお願いをしたいというふうに思っております。  それでは、次に移ります。  労災補償共済というも...全文を見る
○細川委員 この労災補償共済につきましては、業法がございません。主体は財団法人ということになっております。先ほど私が紹介したようなことが起こったのも、財団法人を所管している官庁の監督に問題があったからだというふうに思います。  今回のこの保険法の制定によりまして、共済についても...全文を見る
○細川委員 その当分の間はやはりこんなことが起こらないように、しっかり監督をしていただきたいと思います。  次に、いわゆるモラルリスクの問題の中でも最も典型的な保険金殺人についてお尋ねをしていきます。幾つかの例を挙げながらお尋ねをします。  まず初めに、いわゆるさくら保険金殺...全文を見る
○細川委員 それは大体いつごろ結論が出るような、そんな検討でございますか。
○細川委員 それでは、もう一つ事例を申し上げたいと思います。もちろん保険金殺人でございます。  これは上申書殺人事件と呼ばれているものでありまして、後藤良次という死刑判決を受けた上告中の者が、みずから、別件で三件の殺人を手がけた、こういう上申書を出したということで、大変話題にも...全文を見る
○細川委員 死因究明がおろそかになりますと、保険金殺人というのが後を絶たないだろうというふうに思います。  保険金殺人というのをいろいろ調べておりますと一つのことに気づくわけなんですけれども、それは、一回目は事故とかあるいは自殺ということにされまして、二度目、三度目で保険金殺人...全文を見る
○細川委員 質問がちょっとあれだったと思いますが、被保険者の方は、殺されるかもわからない、殺されそうだと思って保険を解除したら、保険契約していないから殺されなくなるわけですね。そのために契約を解除したいと契約者に言っても、そういう支配関係にあるような場合は言えないじゃないかという...全文を見る
○細川委員 とても実効性があるような規定ではないというふうに私は判断しております。保険金殺人を防止する、あるいは避ける、そうさせないためにはいろいろな方策があるかとは思うんですけれども、なかなか難しい問題だというふうに思います。  最後に、大臣、こういうモラルリスクをどのように...全文を見る
○細川委員 大臣の決意をお聞きしましたので、ぜひその決意どおりこれからやっていただきたいということを申し上げまして、私の質問は終わります。  ありがとうございました。
05月23日第169回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○細川委員 民主党の細川です。  私は、きょう、司法の判断をめぐってのいろいろな質問をしようというふうに思っておりましたけれども、昨日、現職の裁判官が逮捕されるという大変大きな報道もされまして、国民の皆さんもびっくりしたのではないかというふうに思います。ちょうど裁判員制度があと...全文を見る
○細川委員 信頼回復に向かって最大限の努力をしたいと。具体的にどんなことをして信頼を回復するかというようなことは一切語られなかったわけでして、そういう意味では私としては大変不満です。  ちょっと大臣にもお聞きをしたいと思います。  きょうも、ニュースとか新聞などでもいろいろ報...全文を見る
○細川委員 法曹の養成についても、まさに質の確保ということにも努めていただかなければなりませんし、最高裁判所の方にも、二度とこういうことがないように、徹底的な信頼回復に向けての努力を期待いたしておるところです。  そこで、司法の判断をめぐって何点かちょっとお聞きをいたします。 ...全文を見る
○細川委員 それでは、もう一つ、司法判断の重さについてお伺いをしたいと思います。  これは、四月十七日に名古屋高等裁判所で出た判決でございます。航空自衛隊のイラク派遣が憲法違反だという判決が出ました。確かに、この判決の違憲というところの部分は、いわゆる傍論と言われまして、法的な...全文を見る
○細川委員 防衛省としては、言動の程度、そして改悛の程度によって処分するかどうか等を決める。では、これは大したことはないということですね、こういう発言をするということは。  名古屋高等裁判所で憲法違反だという判決が出たとき、多くのマスコミで報道されました。そして、現実にイラクの...全文を見る
○細川委員 一国の法務大臣から、この幕僚長の発言は下品で質の悪い発言だ、こう指摘をされるということは、これは防衛省の方はしっかりとこのことを受けとめなきゃいかぬと私は思いますよ。  では、次に移ります。  もう一つ、これは古いことなんですけれども、最近報道されましたことですの...全文を見る
○細川委員 それでは、質問をがらっとかえまして、犯罪被害者の被害者性の問題についてちょっとお聞きをいたしたいと思います。  ことしの二月十七日、埼玉県の熊谷市で、泥酔状態で制限速度をはるかに超えた速度で走行していた乗用車が対向車線にはみ出まして二台の乗用車と衝突をいたしまして、...全文を見る
○細川委員 犯罪被害者という、その被害者を非常に厳密に考えて、そのような対応になったというようなことでありますけれども、しかし、考えてもみていただきたいと思うんです。この事故で、運転していた者は泥酔するような酔っぱらい運転なんです。その運転によって、その事故で両親が亡くなり、兄弟...全文を見る
○細川委員 この場合の酒を提供した者のプライバシーだとか、余り関係ないと思いますね。むしろ、この問題は、何でこんなに酒を提供するのかと。  第一回目の公判などでは、新聞報道によりますと、酒を出さなければ客が来なくなるから、だから出したんだというようなことも報道されていますけれど...全文を見る
○細川委員 犯罪被害者の司法参加というような観点から、ぜひ検討していただけたらというふうに思います。  次に移りますが、先週、委員長のお計らいで死因究明の勉強会が行われまして、大変私も感謝をいたしております。そこで、そのときの講師の先生の話も踏まえて、ちょっと何点か質問をしてい...全文を見る
○細川委員 この後、いろいろと質問をしようと準備をしておりました。文科省に、大学の法医学教室での専門医の育成の問題、いろいろ聞きたいと思っておりましたけれども、ちょっと最後に一つだけお聞きをしておきます。  監察医務院がある東京二十三区あるいは神奈川、大阪とか兵庫、そういうとこ...全文を見る
○細川委員 そんなのは、医師の資質の向上なんかで解決できるものじゃないんですよ。行政解剖ゼロがあるんですもの。  例えば、感染症なんというのはどこで起こるかわからぬでしょう。鳥インフルエンザ、人から人への新インフルエンザなんかが東京で起こるとは限らないでしょう。田舎の方で、例え...全文を見る
05月27日第169回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○細川委員 民主党の細川でございます。  少年法の改正案、これについてお伺いをいたします。  犯罪被害者等基本法が制定をされまして、その後、まだ不十分な点もありますけれども、過去には考えられないくらい犯罪被害者や遺族に対する施策が広がりました。私も、二〇〇〇年に民主党から、犯...全文を見る
○細川委員 そうしますと、家庭裁判所の裁判官が、被害者等の傍聴が少年の健全な育成を害するおそれがあるというふうに認める場合には傍聴を許可しないと考えてよろしいですか。
○細川委員 今のお答えにもありましたけれども、私は、法律の中に、健全な育成を害するおそれがないときというような文言を傍聴を許可するかどうかの判断の要件としてきちっと規定をすべきだというふうに考えております。そして、それに基づいてかなりきめ細かく、傍聴をさせるかどうか、許可するかど...全文を見る
○細川委員 法務省の立場はそうでしょうけれども、裁判所としては、そういった運用というのは実際に可能ですか。
○細川委員 では次に、審判廷の広さなどについてお伺いします。  私も東京家庭裁判所の審判廷を見学してまいりましたけれども、一般の刑事法廷と比べまして、被害者等の傍聴席になるであろうと予測される席といいますか、場所、それと少年との間の距離は非常に近くなるだろう、こういうふうに感じ...全文を見る
○細川委員 大体状況はわかりました。  では、先ほども申し上げましたような、いろいろトラブルが起こる、それを予防するために一体どういうふうに考えているのか。例えば、警備の人を配置するとか、あるいは警備の要員には警棒を持たせるとかというようなことを考えておるのかどうか。そこの点は...全文を見る
○細川委員 いずれにいたしましても、過剰な警備というのは少年審判という審判廷のよさを減殺いたしますし、何もしないと、もしトラブルが起こったときには大変なことになるというようなことで、こういうところはなかなかジレンマもあるところでございます。  そして、この制度を導入するに当たり...全文を見る
○細川委員 私がこれまで指摘したとおり、現在の審判廷を見ますと、この現状で傍聴を許容するということが、少年の心を萎縮させる、あるいはまたトラブルを引き起こす、そんな可能性もあるわけでございます。  そこで、傍聴の許可に当たって、その時期における少年の心身の状態を考慮するだけでな...全文を見る
○細川委員 次に、付添人についてお伺いします。  これまで述べてきましたように、被害者等の傍聴が少年の心身に与える影響というのは非常に大きいということが予想されます。  今回の改正案によりますと、傷害や業務上過失致死傷罪のように、国選の付添人がつかない事件も出てくるところでご...全文を見る
○細川委員 少年事件は非公開、こういうことでこれまでやってきたところ、例外として傍聴を認めていく、こういうことでございますから、傍聴を認めるかどうかというのは大変重要な問題だというふうに私は考えております。  そういう意味では、その許可をするかどうかに当たって、専門的な付添人、...全文を見る
○細川委員 確かに、今大臣が言われたように、少年の上の方あるいは大人でもそうですけれども、あるいは年少の子供でもそれは変わらない、犯罪被害者の方にとっては変わらないと思います。  しかし、審判を受けている少年というのはいろいろな差があって、とりわけ年少の子供たちにはいろいろ考慮...全文を見る
○細川委員 では、次に移ります。  次に、傍聴の対象事件についてお伺いいたします。  これについても先ほども出ておりましたけれども、この改正案では二十二条の四で、犯罪被害者等の傍聴を許可する対象の事件を、故意の犯罪行為により被害者を死傷させた罪、二つ目、刑法二百十一条、業務上...全文を見る
○細川委員 それでは次に、記録の閲覧、謄写について伺います。  今回の改正で、記録の閲覧、謄写の範囲も拡大をしました。改正前では、当該保護事件の非行事実に係る部分に限る、こういうふうにされていたわけでありますけれども、この改正案では、いわゆる社会記録というのは除外されましたが、...全文を見る
○細川委員 今、記録の閲覧、謄写で守秘義務の罰則がない、それを公表した場合について民事、刑事で対応するというような答えがありましたけれども、しかし、それでは逆に少年の被害の方はなかなか回復ができないのではないかというふうに私は思っておりまして、この点についてはしっかりと規制もして...全文を見る
○細川委員 今、最高裁の方からもお話がありましたけれども、そんなことで防げるでしょうか。私は大変疑問に思っております。  もう一度、ちょっと確認的に局長にお伺いします。  少年の身上、経歴などのプライバシーにかかわるこういう情報というのは記録の閲覧、謄写の対象から除外するとい...全文を見る
○細川委員 もうちょっと話をしたいんですが、次に移ります。  次に、被害者などの権利を保障して、当該事件をできるだけ知りたい、こういう被害者、遺族の要望にこたえる方策というのは、ただ傍聴だけではないというふうに私は思っております。被害者などからの意見聴取については既にもう規定を...全文を見る
○細川委員 もうそろそろ時間が来て、私はまだ、用意した質問の半分もやれていないような状況です。  これまでいろいろ質問してまいりましたけれども、要は、少年の健全育成という少年法の理念と、犯罪被害者、遺族らの権利をどう調整するかということだと思います。今までの答弁をお聞きしまして...全文を見る
○細川委員 一時間ほど質問させていただきましたけれども、この少年法の改正案はいろいろと問題もあるかと思います。今後、この委員会におきましては、ぜひ慎重審議をよろしくお願い申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
05月30日第169回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○細川委員 民主党の細川でございます。  きょうは、四人の参考人の皆さんには、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  酒巻参考人には、この少年法改正案ができるまでの法制審議会での御議論の経過。そしてまた、斎藤参考人には、加害少年を弁護するといいますか、そういう...全文を見る
○細川委員 もう一度、ちょっとお聞きします。  原参考人が実際に審判廷で審判を受けたとき、裁判官から受けた言葉として、あなた自身が最も印象に残っているのはどういうようなことだったのか。そして、もし原参考人の審判のときに被害者の傍聴があれば、素直に言えたかどうか、話ができたかどう...全文を見る
○細川委員 それでは、斎藤参考人にお聞きをいたします。  モニターの視聴についてこの委員会でも大変議論となりまして、これには積極的な意見もございました。その際、意見で出たのは、直接傍聴することは遺族として耐えられない、しかし審判内容を知りたいという御遺族の、被害者の意見もござい...全文を見る
○細川委員 それでは、土師参考人にお聞きしたいと思います。  先ほど、原参考人の方からも意見が出ておりました。やはり、遺族の方などが傍聴すると率直に言えないような部分もあるというお話でございましたけれども、それについてのお考え、それから、遺族に対するいろいろな事件の内容あるいは...全文を見る
○細川委員 最後に酒巻参考人にお聞きしますけれども、審議会でのいろいろな審議の中で、最大議論になった、委員の方で意見が分かれて最も意見が対立したといいますか、そういう点はどういう点だったでしょうか、この改正案について。
○細川委員 貴重な御意見、ありがとうございました。
○細川委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提案者を代表いたしまして、その提案の趣旨及び内容を御説明いたします。  政府提出法律案は、平成十六年に犯罪被害者等基本法が議員立法として全会派一致により成立したことなどを踏まえ、少年審判における犯罪被害者等の権利利益の一層...全文を見る
○細川委員 民主党の細川でございます。  私は修正案の提案者でもありますけれども、修正案には質問せずに、専ら政府案だけに質問をいたしますので、どうぞ下がっておって結構でございます。  私は、火曜日にも質問をいたしましたけれども、引き続いて御質問をいたします。  まず、前回の...全文を見る
○細川委員 原則として認めるということではないんだということで、今の答弁をお聞きしておきたいと思います。  それでは、もう一つ確認をしておきたいと思いますが、これは前回のこの質疑で、記録の閲覧、謄写について、刑事局長は、私の質問に次のように答えております。  社会記録に匹敵す...全文を見る
○細川委員 それでは、次に参りますが、犯罪被害者などへの支援あるいは情報提供などについてお聞きをしたいと思います。  犯罪被害者の皆さんの傍聴への要望をいろいろ聞く中で、それ以外にも、さらにもっともっと充実をさせなければならないようなことを感じたことがいろいろございました。その...全文を見る
○細川委員 被害者、遺族は、早く本当の事実を知りたい、これは少年事件だけではないと思いますから、ぜひしっかりやっていただきたいというふうに思います。  そこで、被害者の立場から、交通事故におきます調書の開示ということについてお伺いをしていきたいと思います。  この少年法の改正...全文を見る
○細川委員 被害者に説明する場合に、実況見分調書も示す場合もあるということでありますけれども、しかし現実は、私が聞いた限りでは、まず見せてもらえないというふうに聞いております。  刑事訴訟法四十七条の後半では、「但し、公益上の必要その他の事由があつて、相当と認められる場合は、こ...全文を見る
○細川委員 ありがとうございました。  それでは、次に、少年事件の場合は、捜査や調査が終われば、主に家庭裁判所というのが舞台になるわけでございます。そこでお聞きいたしますが、現在も、記録の閲覧、謄写の制度あるいは意見陳述や審判の結果などの通知制度がございますが、これを被害者ある...全文を見る
○細川委員 そうしますと、審判が終了いたしますと、そこで処分が決まるわけでございます。その後の処遇の経過、例えば少年院からの退院あるいは保護観察の経過、こういうことについて被害者あるいは遺族の人たちが知りたい、こういうのは当然だろうというふうに私も思います。現在、そうした情報が、...全文を見る
○細川委員 では次に、少年審判の運営についてちょっとお伺いをいたします。  午前中の参考人の意見の中で、原参考人は、非常に裁判官の親身な進め方によって、みずからいろいろなことを話す気持ちになったというような経験を言われましたけれども、しかし、必ずしもそうでない場合もあるようでご...全文を見る
○細川委員 引き続き、こういうことも書かれているんです。  「私は、ある少年院を訪問して、「いろんな審判の進め方について、少年たちから具体的な不満をたくさん聞かせてほしい」と頼んだら、座談会を設営してくれた。 うち一人の少年は、ひったくりを三十件もやっていて、少年院送りは覚悟し...全文を見る
○細川委員 大臣、今ちょっと僕が読み上げた、感想といいますか、何かありましたら。
○細川委員 ありがとうございました。  裁判所でも、裁判官の独立というのがありますから、その独立を保障するというその中でこういう問題が指摘されているということならば、ぜひ裁判所の方では検討していただきたいなというふうに思います。  次に、改正案の第二十二条の四の二項の、被害者...全文を見る
○細川委員 付添人については、専門家である弁護士がこれに当たるのが適当というふうに私は考えております。  そこで、さきに今国会で犯罪被害者等に国選弁護士を選任する制度、この法律が成立をいたしまして、刑事事件での被害者参加について国選弁護士を選任することができることになりました。...全文を見る
○細川委員 それでは、大臣、お考えがあれば最後に聞いて、私の質問を終わりたいと思います。
○細川委員 ありがとうございました。これで私の質問を終わります。
○細川委員 付添人がいないときに傍聴を認める場合には、あらかじめ付添人を選任しなければいけない、こういうことにいたしました。それは、やはり少年に対する影響をできるだけ少なくするという意味で、専門の弁護士に付添人としてついてもらう、こういうことでございます。したがって、制度としては...全文を見る
○細川委員 現行法の少年審判の運営におきましても、少年の健全な育成を期するという少年法の目的を踏まえて行われる、そして政府案におきましても、少年の健全な育成を妨げるおそれがあるときは傍聴を許されないということがずっと説明もされてきているところでございますが、私どもの今回の修正案に...全文を見る
○細川委員 今回の法案というのは、傍聴を認めるということですから、質問をするとかそういうようなことは、法案そのものは予測をされていないわけですね。  そこで、少年に強い影響を与えないように審判廷をどういうふうに考えていくかということについては、審判廷の中で、いろいろと質問あるい...全文を見る
○細川委員 触法少年を含めます低年齢の少年につきましては、一般に精神の発達が十分ではなくて、その心情の安定への配慮ということが強く要請をされる、真実を語ってもらうためにはより一層の配慮が必要とされる、こういうふうに考えているところでございます。  この委員会でもこの問題について...全文を見る
○細川委員 傍聴の申し出があったときに付添人がいない場合には付添人をつける、こういうことにしたわけなんです。  今の制度でも、検察官が関与したときには国選で付添人をつける、検察官というものが出てきて事実関係でやる、そのときには国選の付添人がしっかりそこに対応していく、こういう構...全文を見る
06月05日第169回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○衆議院議員(細川律夫君) 民主党の衆議院議員の細川律夫でございます。修正案を提案をいたしました一人としてお答えをしたいというふうに思います。  犯罪被害者基本法に、その基本理念として、すべての犯罪被害者は、個人の尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利を有す...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) この傍聴を認めるということは、非公開の少年審判、言わば例外を付けると、こういうことでありますから、そのことが少年の健全な育成を阻害する、悪いことになってはいけないと。そういうことから、傍聴を許すかどうかについては、これはもちろん裁判官は、個々の事件につ...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 少年及び保護者が付添人は必要ないと明示をした場合にはこれは付けなくてもいいと、こういう修正になったわけなんですけれども、この修正での付添人を付けるというのは、まず付添人が少年に付いている場合はこれは問題ない、しかし付いていない場合に、これは法律できちん...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) この修正をいたしましたのは、傍聴が今度この制度で認められるということになりますけれども、しかし傍聴が拒否されるというか許可されない場合もありますし、また被害者あるいは遺族には、傍聴したいと思っても、あるいは真実を知りたいと思っても、加害少年と会うのがど...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) この裁判所からの被害者や遺族などへの説明ということにつきましては、これは最高裁判所の規則でどのようにするかは規定をしていただくというふうになっております。  審判廷で入っておられた裁判所の方といいますと、書記官あるいは調査官、あるいはまた裁判官もあり...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 家庭裁判所による被害者等への審判の状況を説明をすると。この修正は、傍聴された方はまだその状況が分かると思うんですけれども、傍聴が許されなかった、許可されなかった、あるいはまた傍聴して真実を知りたいと思っても、法廷で加害者と目を合わすのはできないような、...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) その点につきましては、裁判所の調査官などの仕事の量も増えるでしょうし、また、被害者の気持ちをよく理解するためのそういう専門的な、学問的な研修もされなければいけないと、そういうふうに思います。そうしますと、やはり現在の人的な人数ではとても対応ができないん...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 少年審判の傍聴というのは少年にとっては大変大きな問題でございますから、したがって、判断するためには専門の弁護士を付添人として付けて、そしてその意見を聴くということにしたわけでございます。  そこで、裁判官がその付添人の意見にどの程度拘束されるのか、あ...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 私たちが、少年の健全育成を妨げるおそれがなくと、こういう文言を入れましたのは、当初の原案には、少年の年齢及び心身の状態、事件の性質、審判の状況、その他の事情を考慮して相当と認めるときだと、こうなっていたわけです。だから、これでは非常にあいまいだと、こう...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 立法の趣旨はそういうことでございます。おそれがあるというときには認められないということであります。
○衆議院議員(細川律夫君) この付添人というのは、そもそも原案には付いていなかったところでございます。  そこで、私どもが考えましたのは、まず傍聴の申出があったら、付添人が付いている場合はいいとして、付添人が付いていない場合には必ず付添人を付けると、これが前提としたわけです。そ...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 委員御懸念のあるところはよく分かりました。  そういうこともありますので、裁判所の方としては、しっかり丁寧に、まさに懇切丁寧に保護者と少年に付添人が付けられることをしっかり話をするということは、これは私は当然のことだというふうに思っておりまして、最高...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 委員が指摘されていることは十分承知であります。  裁判所の方としましても、この付添人がどういう者であるのか、そしてその付添人は弁護士という職業的な人だと、そしてその弁護士は経験もあり、知識もあり、そしてそれは少年のために活動をしてくれるものだというよ...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 今委員御指摘になったところは私も当然のことだろうというふうに思っております。  とりわけ、調査官の方は要保護性についてしっかり調査をされるわけでありますし、その調査官は本当によく少年のことも知っておられる。そういう調査官の話も裁判官は聴くということは...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 私も、衆議院の委員会での質疑で、私自身が質問の立場に立ったときには、大臣の答弁が二転三転をしているようなところがうかがえましたので、それはおかしいじゃないかと、刑事局長との答弁と違うのではないかということをただしました、私が。そうしたら、大臣の方からは...全文を見る
06月10日第169回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○衆議院議員(細川律夫君) 民主党の細川でございます。私の方からまず御説明をしたいと思います。  裁判所の方から遺族等に説明をするというこの制度をつくりましたのは、まずこの傍聴制度が取り入れられて、しかし裁判所の方から傍聴を許可されない場合もございます。それから、傍聴を申し出る...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 今、松野委員からの御質問、私も今ここで参考資料を拝見しておりますけれども、これは書面で被害者等に通知がされるわけでありますけれども、しかし、被害者としては、こういう書面ではなくて直接裁判所の裁判官なりあるいは書記官、調査官から審判廷での状況をお聞きをし...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 特に詳しく検討をしたわけではありませんけれども、この法案が出てまいりましてから、いろいろな専門家の方にお話を聴くということはいたしました。その際、やっぱり傍聴を認めるということは、少年に対していろんな心理的影響を与える、特に萎縮をするんではないかと、そ...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 私の考えでは、照らしてというのと健全な育成を妨げるおそれがないということでは、意味がちょっと違っているというふうに思っております。  照らしてという場合には、少年の健全育成ということと、それから被害者の心情や被害者の傍聴の権利とか、そういうのをある程...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) まあ、大体そのとおりでございます。より明確にしたと。少年の健全育成、この理念というのに合うという形で、おそれがないということで、それを基準を明確にしたと、こういうことでございます。
○衆議院議員(細川律夫君) 今局長が答えられたようなそういう状態に少年がなっては、それは当然審判を害することでありますからそれはいけないことでありますけれども、私どもが考えましたのは、そういう健全な育成を害するおそれがあればそれは駄目なんだと、こういうことで前回の委員会でも申し上...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) それは、条文中にも書いてありますように、少年の年齢とかあるいは心身の状態、事件の性質、審判の状況、これらについていろいろ調査官も調査して、そしてそれが報告されていると思いますので、それはまさに個々具体的な少年あるいは事件などによって異なると、一概に言え...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 質問の趣旨はあれですか、十二歳ということと……
○衆議院議員(細川律夫君) 根拠。これは、私どもは特に触法少年、罪を犯しても罪にならない触法少年について、低年齢については何らかのあれを考えなきゃいかぬと。しかし、その場合にどう考えるかといった場合に、小学生以下あるいは中学生以下と一般に区別がありますけれども、私どもとしたら、小...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) この規定を設けましたのは、この改正案では、傍聴を申し出た場合に裁判所の方がいろいろ考慮して許すか許さないかを決めると。そうすると、許さない場合には全然、あとはもう記録の閲覧しかないわけです。それから、被害者あるいは遺族によっては、傍聴をしたいけれども、...全文を見る
○衆議院議員(細川律夫君) 確かに、衆議院での委員会での議論、あるいはこちらでの委員会での質疑でもそのような意見が度々出てまいりまして、私ども修正案を作るときにもやはりそういうことが問題になりまして、先生の言われるような意見も出たところでございます。  ただ、私どもが最終的に結...全文を見る
11月12日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○細川委員 民主党の細川でございます。  舛添大臣には、お疲れのことと思いますけれども、引き続きよろしくお願いを申し上げます。  まず、私の方は、雇用情勢の問題をお聞きして、次に労働基準法の改正案についてもお尋ねしたいというように思っております。  さて、最近の雇用情勢でご...全文を見る
○細川委員 今の雇用の問題は、大臣が認識されているよりももっともっと厳しいんではないか。きょうの新聞などでは、昨日、東京商工リサーチが発表した倒産の問題など、これは、企業倒産が五年五カ月ぶりに高水準、あるいは、街角景況感などでは最悪というようなそういう調査も出ておりますし、最近の...全文を見る
○細川委員 大臣の方は、ある程度やっておられるというふうに考えておられるかもわかりませんけれども、しかし、現実は、なかなかそんなものじゃなくて、大変厳しいということだけはしっかりと認識しておいてもらいたいというふうに私は思います。  先ほど山田委員の方からもお話がありましたけれ...全文を見る
○細川委員 私はその程度では全然対策にもならないんじゃないかと。現実は本当に厳しい状況でございますから、もっともっと踏み込んだ大胆な対策でやってほしいと強く要望しておきます。  次に、基準法の改正案についてこれからお尋ねいたします。  昨年の通常国会に提案された基準法の改正案...全文を見る
○細川委員 もう一つ、この法案には、労使が自主的に割り増し賃金率の二五%を引き上げるようにその努力義務を課すという規定があります。この数字は法案には書いてないわけですけれども、これまでの国会答弁や役所の出してきましたペーパーの中では、月四十五時間を超える部分について制度的な枠組み...全文を見る
○細川委員 それでは、例えば、今の改正案は、八十時間を超えた場合に割り増し賃金は五〇%にということですね。そして、四十五時間を超えた場合に労使の協調義務がある、こういう内容ですね。  そうしますと、例えば、その八十時間を六十時間にとか、あるいは五十時間とかに下がってきた場合、労...全文を見る
○細川委員 中小企業の皆さんに対する配慮ということは、これは私どもも考えなければいけないということは、それはもう当然なんです。しかし、中小企業に対するいろいろな配慮というのは、また別の面で私どもはできるんではないか。いろいろ中小企業にかかる負担についてどれぐらいになるかとか、金額...全文を見る
○細川委員 そうしますと、この法案で割り増し賃金が上がる、こういうことになってくるのは、この法律が適用されるのは三割、あと七割の人たちは適用されない、こういうことですね。これじゃ、ほかにも、管理監督者の中には名ばかり管理職とかそういう人たちもたくさんいますから、そうしますと、適用...全文を見る
○細川委員 今大臣が言われました、三年後には見直しですよね。そうしますと、中小企業については三年間猶予する、こういうふうにしておいて、本体としての見直しもあるんですから、当然、そこで見直しをすればいいじゃないですか。そのときに、いや、中小企業はもっと猶予しなきゃいかぬということな...全文を見る
○細川委員 こういう労働基準法、基準法というのは最低のラインを決める、そういう法律でございますから、その法律が適用される人と適用されない人があって、まして、この法案では適用されない人が多いというようなことでは本来おかしいというふうに私は思っておりますから、いずれこの点についてはし...全文を見る
11月14日第170回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○細川委員 民主党の細川律夫でございます。  大臣には、昨日は参議院の方で、きょうはまた衆議院の方で、大変御苦労さまでございます。  そこで、先日の大臣の所信の中で、前の鳩山法務大臣と同じような内容の部分がございましたので、まず、そこからちょっとお聞きをいたします。  大臣...全文を見る
○細川委員 鳩山元法務大臣もこの場で強くそのような表明をされました。今森大臣も言われましたけれども、しっかり大臣が所信で述べられたことは実現をするように、やはり最大限の努力をぜひお願いしたいというふうに思います。  それから、先ほど、どなたかの委員の質問の中で、大臣が所信で述べ...全文を見る
○細川委員 この後、刑務所の視察というのは予定がありますか。
○細川委員 法務当局の方から徳島刑務所のことは聞いておられますか。
○細川委員 どういうふうに聞いていますか。
○細川委員 ちょうど一年前ですよ。去年の十一月十六日、徳島刑務所で大事件が起こったじゃないですか、大事件が。これは本当に大事な事件ですよ。私は、千葉へ行くよりも、まず徳島刑務所を視察すべきだったと思いますよ。法務当局も、しっかりそういうところはまず説明すべきじゃないですか。これは...全文を見る
○細川委員 ぜひ行っていただきたいと思います。  次に、裁判員制度のことについてお聞きをいたします。  この法務委員会では、ことしの七月に、当時の下村委員長と理事、合わせて五人で海外視察に行ってまいりました。その視察した帰国後に、視察団の提言という形で、裁判員制度に関するもの...全文を見る
○細川委員 その要件に合うような事件については、ぜひ積極的にやっていっていただきたいというふうに思います。  二つ目の提言は、事件ごとの裁判員候補者の大幅な削減について提案いたしております。負担や不安を伴う国民の数の範囲というのを最小限にしよう、こういう提案でありますけれども、...全文を見る
○細川委員 三つ目の提案は、裁判員の辞退について柔軟な認定をしたらどうか、こういう提案でございます。  私たちが視察をいたしましたイギリスでは、六百通の呼び出したはがきに対して百名程度から出頭可能という返信を受けている、その余の五百人については、呼び出しに応じない理由というのを...全文を見る
○細川委員 この提言というものは、視察団の提言となっておりますけれども、当時の下村委員長あるいは与野党の筆頭理事を含む視察団でございまして、この法務委員会でいろいろな議論をされたものを、いわば視察とともにその成果をまとめたような、そんな提言でもございます。  そういう提言であり...全文を見る
○細川委員 ぜひ、円滑に実施がいくように、大臣の方も御努力をお願いしたいというふうに思います。  提言とは離れまして、ちょっと二、三聞いておきたいと思います。  先ほども質問で出ておりました国選弁護の報酬の低さというものが、非常に話題となっております。さらに、裁判員制度が始ま...全文を見る
○細川委員 財務省に予算を要求するときには、ぜひ、労力のことを強く、どういうふうに、どんなに仕事をしておるか、そこを強調していただいて、しっかりした予算を確保していただきたいというふうに思います。  それからもう一つ、これはちょっと予算とも関係あるんですが、裁判員の日当の問題で...全文を見る
○細川委員 今大臣言われたとおり、この死因究明制度の問題は、単に法務省だけの問題ではなくて、他省庁とも連携をしっかりやっていかないとこの問題は解決していかない、こういうことでございます。  現在、変死体を取り扱っているのは法務省あるいは警察庁、海上保安庁、こういうところはもちろ...全文を見る
○細川委員 今の答弁では、死因究明制度をしっかり確立していく、私はそんなに将来うまくいくとは、ちょっと心細い感じでございます。  死因究明というのは、例えば保険金殺人などで犯罪が見逃されているから、これを何とかするためにという問題だけではないんです。しっかりした死因を調査するこ...全文を見る
○細川委員 全く積極性が見られない答弁だというふうに思います。  監察医制度の話も出ましたけれども、監察医制度が機能しているのは全国で五つじゃないですか。ほかのところはないんですよ。だから、解剖の数のアンバランスがこの委員会でもずっと言われてきたじゃないですか。全然違うんですよ...全文を見る
○細川委員 理解ができるような積極的な意見が全然出なくて、非常に残念だと思いますね。もうちょっと、早川先生、いろいろなところで、勉強会でもいろいろな積極的な発言をされておりましたし、大臣を補佐されるという立場はわかりますけれども、政治家の一人として、せっかく法務行政、政府の中に入...全文を見る
○細川委員 何か抽象的に積極的だったんですけれども、私どもの提言の中では、死因究明制度をどのように構築していくかということで、幅広い人たちに集まってもらって専門的な立場から議論をする、そういう審議会などのようなものをつくるべきではないか、そこで専門的な人たちに議論をまずしてもらう...全文を見る
○細川委員 大変積極的な答弁をいただきましたので、ぜひその方向で、委員会での視察団の提言でありますから、その提言が生かされるようにひとつよろしくお願いをいたしまして、私の質問は終わります。
11月18日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○細川委員 ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の要旨は、第一に、使用者が一カ月について六十時間を超えて時間外労働をさせた場合には、その超...全文を見る
11月18日第170回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○細川委員 民主党の細川でございます。  国籍というものは、個人と国家を結びつけるという大変重要な法的ないわばきずなになっている、こういうふうに言われております。国際法上は、まず外交的な保護の前提でもありますし、刑事の管轄権なども国籍が前提となります。また、国内法上も、出入国の...全文を見る
○細川委員 私としましても、今回の最高裁判決で過半数の裁判官が違憲としたこの判断は妥当なものだと考えておりますし、我が国が父母の両系の血統主義ということを採用している、このことの当然の帰結であるというふうに考えているところでございます。  しかし、最高裁の判決の中では少数の反対...全文を見る
○細川委員 日本人の子が日本の国籍を取得するということは、これは私も当然だというふうに考えております。  そこで、この法案について、いろいろ反対の人たちもおられるようであります。その中で一番心配をされておるのが、これまでの質問にも出てきましたように、偽装の認知が多数出てくるので...全文を見る
○細川委員 次に、そうしますと、認知をします、その後、法務大臣に届け出をする、こういうことになりますが、法務局に国籍取得届を今度は母親か十五歳以上の子供が出すわけですけれども、そのときに虚偽の場合はどうですか。
○細川委員 次に、今度は、母あるいはその子供が国籍を取得したということで市町村役場に国籍取得の届けを出して、そこでその子供の戸籍がつくられるわけですけれども、この場合はどういうふうになりますか。
○細川委員 これまでは一人一人についての犯罪を聞いてまいりましたけれども、それでは、父親、母親、相談をして提出した場合はどうなりますか。
○細川委員 それでは、暴力団などが仲介をして、そして虚偽の届け出をさせる場合、その暴力団に対する処罰はどうなりますか。
○細川委員 そうしますと、三つの段階でそれぞれ同じ者が虚偽の届け出に加わった場合、本人の場合もあるでしょうし、他人が関与した場合もあるでしょうし、共謀の場合、それから先ほどの暴力団などがこれに加わって仲介などをした場合はどうなりますか。
○細川委員 併科されますと、最高刑はどうなりますか。
○細川委員 そうしますと、虚偽の届け出をした場合にはそういうように処罰される、こういう答弁でございます。  最高刑では併合の場合は七年六月、こういうことになるわけなんですけれども、これで抑止力といいますか、虚偽の届け出を抑止することが十分だというふうにお考えでしょうか。
○細川委員 大臣にちょっとお聞きしますが、今民事局長の方から刑罰についての法定刑などの説明をいただきました。しかし、一般には刑罰が軽い、こういうことで、偽装認知が行われるのではないかということで非常に心配をしておる方たちがたくさんおられます。大臣としては、このような刑罰で大丈夫だ...全文を見る
○細川委員 今、これまで聞いてまいりましたのは、偽装の認知が行われた場合の刑罰法規について尋ねてまいりました。しかし、刑罰で処罰をするということももちろん必要ではありますけれども、しかし、そういう偽装の認知を防止するためには、法務省あるいは市町村に届け出がなされるときに、そういう...全文を見る
○細川委員 これまで、刑事的な処罰の関係、刑法の関係で偽装認知を防止するということ、それから届け出のときにいろいろな工夫をしながら偽装認知はさせない、こういう御説明がありました。刑事、民事、その両面でしっかり偽装認知がなされないようにやっていかなければならないと私も思いますし、そ...全文を見る
○細川委員 それでは、大臣、その点はどのようにお考えでしょうか。
○細川委員 本当にこの改正案についてはさまざまな観点から議論がなされておりまして、とりわけ偽装認知については非常に心配もあります。ぜひ大臣が先頭に立って、決して偽装認知がされないように督励をしていただいて、この国籍法の改正案の趣旨が全うされるようにお願いをしたいというふうに思いま...全文を見る
○細川委員 こういう問題はやはり、今直ちにというようなことではないんですけれども、私は検討していくべき問題ではないかというふうに思っております。  そこで、さらにお聞きをしますが、一方では、国籍法十二条というところに国籍留保制度が規定をされております。それによりますと、出生によ...全文を見る
○細川委員 この点はぜひ検討もしていただきたいと思います。  時間が来ましたので、私の質問はこれで終わりたいと思いますけれども、今回の国籍法の改正におきましては、先ほども申し上げましたように、偽装認知などが絶対に起こらないように、ぜひ大臣が強力に御指導いただいて、この法律の改正...全文を見る
11月27日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○衆議院議員(細川律夫君) ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案の衆議院における修正部分につきまして、御説明申し上げます。  修正の要旨は、第一に、使用者が一か月について六十時間を超えて時間外労働をさせた場合には、その超えた時間の労働について法定割増し賃金率...全文を見る
12月02日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○衆議院議員(細川律夫君) 衆議院の方での修正案の提案者としてお答えをしたいと思いますが、私どもとしては、割増し賃金率、これを、長時間労働をいかに抑制することができるか、そのために割増し賃金率をどのように引き上げたらいいのかと、こういうことで私どもはずっと考えてまいりまして、民主...全文を見る
12月22日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○細川委員 民主党の細川律夫であります。  今、我が国は、いわゆる派遣切りや期間工の雇いどめによりまして、この冬を住まいなしに越さなければならない人、あるいは生活にも困窮している人、こういう人が本当に急速にふえているところでございます。マスコミも連日このことを取り上げまして、政...全文を見る
○細川委員 昨年の臨時国会で、この労働契約法案、閣法と民主党の対案、この委員会で審議をしたところでございます。その際、修正協議がございまして、私もその担当として修正協議をさせていただきました。その相手側が、今委員長の田村議員でございました。  私は本当に、今、答弁者の話を聞きま...全文を見る
○細川委員 よくわかりました。  それで、この三党の案では、住宅からの退去を余儀なくされる労働者への支援ということも、これもまた規定がされているところでございます。一方、政府も、ハローワークの安定就職コーナーで住宅確保の相談をし、一部では雇用促進住宅への入居あっせんをしていると...全文を見る
○細川委員 もう連日マスコミでは、派遣切りや雇いどめで住居を失って本当に住むところがない、困っておられる方のことが報道されております。こういう人たちを何とか、住めるように、住居が提供されるように、本当にこれはもう年内の問題だと思いますので、ぜひこの点についても与党の皆さんの御理解...全文を見る
○細川委員 よくわかりました。  しかし、経営者側から見ますと、景気はいいときもあるし悪いときもある、また、仕事は忙しいときもあれば暇なときもあるということで、いつも同じ数の労働者を雇い続けることはできない、こういうような批判もあるわけでございます。そして、そういう経営者の側か...全文を見る
○細川委員 経営者の皆さんにも十分配慮したそういう法案だということがわかりました。  もう時間がございませんからこれで終わりにいたしますけれども、いよいよ雇用情勢はさらに悪化するということが予想をされます。私は、雇用調整は一切行うべきではないというような、そのような極論を言うつ...全文を見る