細谷治通

ほそやはるみち



当選回数回

細谷治通の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第118回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○細谷委員 社会党・護憲共同の細谷でございます。  総理を目指されております大蔵大臣に対しまして新人議員として委員会で質問させていただく初舞台でございますけれども、経験できることを大変光栄に思っております。  私どもは、自民党政治にかわり得る政権を目指そう、政権を担うに足る社...全文を見る
○細谷委員 厚生年金の受給者で、平均的なモデルで申しますと、大体年金受給額は約二百万ぐらいというふうに承知しておりますけれども、そういうことで考えますと、減税の恩典を受ける人というのは極めて限られた少数の高額年金の受給者ということになるのではないかと思うのですけれども、いかがでし...全文を見る
○細谷委員 先ほどちょっと数字のお示しがありましたけれども、大体一〇%ぐらいの人たちがこの適用対象になるだろうという話がありました。一〇%ということでございまして、私どもの受けとめ方といたしましては、大変少数に限定されているというふうに認識をするわけであります。  そこで、年金...全文を見る
○細谷委員 要するに私どもが言っているのは、現行水準の維持ということじゃなくて、年金生活者のことを考えるとするならば、この水準そのものを引き上げていくことを考えなければ、幾ら課税最低限を引き上げたからといって真の意味での救済にはならないということを申し上げているわけであります。 ...全文を見る
○細谷委員 時間がありませんから、次へ進みたいと思います。  次は、同じく所得税法の関連でございますけれども、個人年金保険料の控除限度額の引き上げというのがございます。今まで五千円だったものが五万円になる、生命保険料控除と合わせると十万円になるということでございます。この個人年...全文を見る
○細谷委員 大臣、これは税額控除でありませんから所得控除という形になるわけでおりますので、高額所得者ほど税率の関係で減税額が大きくなっていくことになります。例えば最高税率の適用を受ける人は、限度額が五万円でございますから五〇%で二万五千円の減税になります。最低税率の一〇%の人は、...全文を見る
○細谷委員 わかりやすいという意味ではそうかもわかりませんけれども、老後の生活ということを考えれば、所得の多い人であろうと所得の少ない人であろうと同じように不安を持っているわけであります。それを現在の所得で減税額が違うということは、私どもは明らかに不公平税制だと指摘せざるを得ない...全文を見る
○細谷委員 私は、制度そのものについて今後検討すべきだと思うのですけれども、仮にこの制度を残すとすれば、やはり所得制限をつけるようなことも考えていかなければならないのじゃないか、そうしなければ不公平税制という批判を免れることはできないのじゃないかということを指摘しておきたいと思い...全文を見る
○細谷委員 この方式も先ほど言いました個人年金保険料の控除と同じような所得控除の形になっているわけであります。性格的には同じであります。私は、やはりこれについても不公平税制で、節税対策に使われているという批判も賜っております。生保優遇という批判もないわけではありません。私はそうい...全文を見る
○細谷委員 みずからの意思でやることに対しての誘引的な措置、それはわかります。しかしながら、それが現在の所得によって、それがまさに掛金に反映するでありましょうから、そういう意味において所得によって差があるということが不公平だと申しているわけであります。  次に、芸術賞金に対する...全文を見る
○細谷委員 何でこんなことをやる気になったのか、どういう圧力があったのか知りたいわけでありますけれども、それは時間がございませんから結構でございます。  一体、芸術か否かの判断の裁量が大変広くなってくるわけであります。恣意的になるおそれが多分にあると私は考えます。特に最近は、何...全文を見る
○細谷委員 企業が別の法人をつくって、財団をつくって、そこにいわば芸術なり文化的な粉飾を凝らして、そこから賞が出るという形が考えられるのじゃないか。そういう意味において、今後この制度を運用されるに当たって厳格な運用をしていただくことをお願いしておきたいと思います。  それから、...全文を見る
○細谷委員 積極的に進めていくという決意表明をいただきましたけれども、その割には税制面で制度の逆行と思われるような、そういう今回改正でなく改悪が行われると私たちは指摘せざるを得ないのであります。今後ともキャブシステムの一層の促進のために、特別償却制度の拡充はもちろんでありますけれ...全文を見る
○細谷委員 新設が五件ということで承っておりますけれども、簡単に内容とその目的について御説明願いたいと思います。
○細谷委員 今回の廃止、縮減での税収増は一体どのくらいと見積もっておられるのか、そして今回の新設に伴う減税額、先ほど五件ですか四件ですかおっしゃいましたけれども、減税額が幾らになるか、お示しいただきたいと思います。
○細谷委員 縮減、廃止に伴う税収増千百六十億、そして今回の新設に伴うもの千七百七十億ということでございます。こういう数字を認識された上で、過去の新設、廃止の年度別の傾向というものがどうなっているのか、それから年度別の推移について政府としての廃止、縮減に対する努力、そういうものをど...全文を見る
○細谷委員 私どもの持っております資料では、なるほど五十年対比ということでおっしゃればかなりその率は減少してきているわけでありますけれども、しかし五十七年、まさに行財政改革が叫ばれ出した状況から見ますと若干微増の状況も出てきているわけでありますから、一層この縮減努力を積み重ねてい...全文を見る
○細谷委員 最後に、先ほども言いましたけれども、海部総理が本会議の席上で、課税の公平をあえて犠牲にしても政策目的を達成するために措置していくのだ、まさに特別なものであるということをお認めになっているわけでありますから、今後とも不断の見直しの努力をしていただきたいと思います。それで...全文を見る
○細谷委員 卸、小売と、それから製造業という範疇ではお示しいただいたわけでありますけれども、もっと細かく業種別に示していただきたいというふうに思いますが、いかがでございましょう。
○細谷委員 どうも数字はないようでありますけれども、次に移ります。  製造業で、例えば製品ベースで基準年度対比一〇%増というのが一つの基準になっているわけでありますけれども、実績として見てみまして、これまで一体どんな業種でそういう一〇%実績を超えるようなものがあったのかどうか、...全文を見る
○細谷委員 最後に、この制度が特定の業種、特定の企業に偏するということを大変心配するわけでありまして、事実、産業界の中でもこの制度の効果について疑問視する見方もあるやに伺っております。そういう意味において、これがある特定業種、企業に偏するということになるならば、まさに不公平税制と...全文を見る
○細谷委員 要するに、土地問題というのが大変重大な局面を迎えておる、発想の転換をしていかないといけないのじゃないか、そういう意味においては、現在の制度についても抜本的に見直しをすることが必要じゃないか。そういう意味においては、この短期、超短期の重課制度を一遍廃止したらどういうプラ...全文を見る
○細谷委員 土地問題、住宅問題というのは、いわば従来の観念の延長上では解決できない、発想の転換が求められているという意味において、いろいろ御指摘を申し上げたわけであります。  残余の問題については別の機会でまた御質問させていただくということで、これで私の質問を終わらせていただき...全文を見る
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○細谷分科員 私は、社会党・護憲共同を代表してというよりも、むしろ国民を代表する一議員という立場で、建設大臣並びに政府関係者の方々に御質問申し上げたいと思います。  私は今高輪の宿舎に御厄介になっておりまして、国会との間を主として国道一号線を通ってずっと通っております。大臣もご...全文を見る
○細谷分科員 実は、手元に建設省の道路保全対策官をされている方の論文が出ておりまして、これは一九八七年二月の「土木技術」という雑誌に出ております。ちょっとこれを読ませていただきます。  「西欧諸国からわが国を訪れる人々の目には、「先進国日本」の都市中心部における道路の上空に張り...全文を見る
○細谷分科員 それでは、ちょっと過去を振り返りながら、少しく議論を進めてみたいと思います。  六十年の四月二十四日に建設省の道路局長の諮問機関としてキャブシステム研究委員会というのができまして、そこでの報告が実は同年十月二十一日に出されております。その骨子として、今後十年間に全...全文を見る
○細谷分科員 計画どおりに進んでいるということで、結構なことだと思います。  そのうちキャブシステムはどのくらいのパーセントになっておりますでしょうか。
○細谷分科員 そうしますと、全体では三百九十二キロくらいキャブシステム化が進んだという理解でよろしゅうございますか。  次に、そうすると、第一次五カ年計画と言うのかどうかわかりませんけれども、当然第一次の計画は一応今年度をもって完了するということになるわけでありまして、新たに次...全文を見る
○細谷分科員 大臣はもう既に御承知おきだと思いますけれども、地域ではキャブシステムというのは大変歓迎されているんです。いろいろの副次的な効果というものがありまして、ざっと挙げてみますと、まず交通障害を取り除くことにもなるのですね。ドライバーの視野を広げるという面もあります。それか...全文を見る
○細谷分科員 せっかくこの制度ができながらこれがやはり活用されていないというのは、電力会社だとかNTTが金持ちだからその必要はないということかもわかりませんけれども、そうじゃなくて、やはりこの制度自体に活用しにくいといいましょうか、インセンティブにならない制度の仕組みというのがそ...全文を見る
○細谷分科員 税制がすべてでありませんで、総合政策でなければこういうのは進まないということは事実でありますけれども、いずれにいたしましても、計画を推進する体制をつくっていくためには、資金面でも税制面でも、それから工事サイドの問題としてもぜひ前向きに御検討をいただきたい。たまたま今...全文を見る
○細谷分科員 時間ですから最後の質問になりますけれども、私が調べたところによりますと、キャブシステムはメーター当たり大体二十五万から二十七万ぐらいでできるというふうに聞いております。これに例えば道路のカラー舗装とか緑化を附帯してやったとして大体メーター四十万ぐらい。そうしますと、...全文を見る
○細谷分科員 では、終わります。ありがとうございました。
04月27日第118回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○細谷委員 日本社会党・護憲共同の細谷でございます。  これは内容というよりむしろ判断だと思うのですけれども、御承知のように、この消費税をめぐりまして見直し案と廃止案が国会に上程され、このままでいけば両方相打ちになって、結局今の消費税が残るという形になるわけであります。それでは...全文を見る
04月27日第118回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○細谷分科員 社会党・護憲共同の細谷でございます。  福祉施設というのがありますけれども、福祉施設における質的な充実と、そのためにはどうしてもそこで働いている職員の労働条件の改善を初めとする待遇改善というものが当然必要であろうというふうに感じるわけであります。そういう観点から、...全文を見る
○細谷分科員 通常直接処遇に当たる人、直接処遇職員というのですか、それは定員四・三人に一人ということをおっしゃいました。この四・三人に一人といういわば定員配置基準というのでしょうか、職員配置基準というのは、いつごろからこの考え方がとられているのか、その辺についてお伺いしたいと思い...全文を見る
○細谷分科員 過去三十九年にさかのぼって七対一から徐々に改善をしてきたということでありますけれども、今御説明がございましたように昭和五十一年度から現在まで既に十四年間、四・三人に一人という定員配置基準、基本、骨格はこれでこられたということでよろしゅうございますか。
○細谷分科員 これがよくてあれが悪いという言い方じゃないのですけれども、ちなみに重度心身障害者、身体障害とそれから精神障害あわせ持った人、この場合の重度心身障害者の定員配置基準というのは一対一ということになっております。ところが、これが四・三対一ということで、十数年にわたってこの...全文を見る
○細谷分科員 それでは、具体的にちょっとお尋ねしたいと思うのですけれども、いろいろの施設の職員の労働時間というのはいろいろの形態があると思いますけれども、この主要なといいましょうか、主なので結構でございますけれども、施設職員の労働時間というのは一週間大体どのくらいの時間になってい...全文を見る
○細谷分科員 私がちょっと現地でお伺いをいたしました一、二の施設における職員の労働時間というのは、いろいろの職種によって違います、勤務形態によって違いますけれども、いずれも四十七時間、四十八時間という実態になっているわけであります。そうしますと、今御説明ございましたけれども、四十...全文を見る
○細谷分科員 実態調査に基づく話ではございませんから、ここで四十四時間なり四十八時間だとやってみてもしようがありませんから、この問題はもうこれでとめますけれども、いずれにしてもそういう実態があるということでございますから、やはり厚生省としてもこうした職員の労働時間の実態等について...全文を見る
○細谷分科員 たくさん御質問したいところがありますので、時間が迫っておりますからちょっと省きながら、はしょりながら申し上げますけれども、いずれにいたしましても、十数年来四・三人の要員配置基準できたということ、これについても基本の要員配置基準を見直すべきところに来ているのじゃないか...全文を見る
○細谷分科員 それでは次は、施設における高齢化対策ということでお尋ねを申し上げたいと思います。  御承知のように重度障害者を対象とした制度として、現在別に救護、援護するということで重度棟というものの設置を認められているということは承知しておりますけれども、実は大臣も御承知かもわ...全文を見る
○細谷分科員 精薄者のぼけ老人といいましょうか、そういう方の特別の救護施設というもの、そのための老人ホームというようなものを、今後きめ細かい援護をしていくという観点からぜひ検討課題の一つに取り上げていただきたいというふうに要望をいたしておきます。  時間でございますので、これは...全文を見る
05月16日第118回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○細谷委員 社会党の細谷でございます。  両先生にお伺いいたしますけれども、お触れになりませんでしたが、消費税の問題について、この局面で一体どういうふうにしたらいいとお考えになっておられるか、それについて両先生にお尋ねをしたいと思います。  それから田中先生、保有税、土地の問...全文を見る
○細谷委員 社会党の細谷でございます。  ちょっと発想がユニークでなかなか切り口がわからないのでありますけれども、日下先生にちょっとお尋ねいたします。  先ほど、土地保有税についてもっと強化すべきだというお話がありました。住民税の減税と裏腹、セットでというようなお話がありまし...全文を見る
06月22日第118回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
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○細谷委員 総選挙後特別国会が開催されまして、約百二十日の国会になるわけでありますけれども、特別問題については別でございますが、石炭政策一般について審議を行うのは初めてじゃないかと思いますね。せっかくこういう特別委員会という場をつくっていただきながら、私の持ち時間が十八分しかない...全文を見る
○細谷委員 今もお話がございまして、それから過日の当委員会でもお話がございました。石炭問題は、もちろん単に閉山による地域振興の問題、それから雇用の問題というのが重大であるというお話も今ございましたけれども、過日の委員会でもございました。しかし、やはり国内唯一のエネルギー資源を確保...全文を見る
○細谷委員 いや、数字の訂正をしてもらわなくても、私は需要ベースではもちろん千九十一万トンというのはわかっておりますけれども、生産量八百四十万トン、過剰貯炭百六十五万トン、これも正しいですね、それで雑炭が百万トンだと仮定すると千百五万トンになるのじゃないですかということを申し上げ...全文を見る
○細谷委員 雇用状況が全国的に改善されているということで、制度が大分改悪されているという状況があるわけであります。産炭地の状況というのは大変厳しいという実情を踏まえて、今後とも特段の御配慮を願うことをお願い申し上げたいと思います。  次に、石炭企業に対する経費負担の軽減というこ...全文を見る
○細谷委員 貯炭管理のためにつくった会社、しかもそれは八次策になってゼロになるわけでありますから、会社の使命は終わったという形になるわけですね。国民の血税が入っているわけですから、その辺についてはどうするか大変重要な問題だというように考えております。  最後に、鉱害量の実態把握...全文を見る
11月20日第119回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○細谷委員 細谷でございます。  まず私の基本的な立場といたしましては、エネルギーセキュリティーの立場からも、それから地域経済をしっかり守っていくという立場からも、そして雇用も守っていく、こういう立場から考えますと、もう既に一千万トンを切る生産体制になっているわけでありますけれ...全文を見る
○細谷委員 いずれにいたしましても、石炭協会長の御発言が国内炭の閉山・縮小、撤退ともとられかねない発言でございまして、地域住民並びに自治体に大変深刻な衝撃を与えているということをまず御指摘しておきたいと思います。それから、この発言で、将来展望が持てないということで、労務倒産といい...全文を見る
○細谷委員 これで終わりますけれども、いずれにいたしましても、他産業に比較して相対的に大変劣悪な労働条件の中で頑張っているということでございまして、その辺の労働条件の改善の問題についてもぜひ政策部会の中で議論をしていただくことをお願い申し上げまして質問を終わらせていただきます。あ...全文を見る
○細谷委員 六月二十二日のさきの国会の当委員会におきまして、私が御質問を申し上げました。もう細かい発言の内容を申し上げませんけれども、通産大臣から基本的な国内炭を守る姿勢についての御発言がございました。その後、御承知のように中東情勢の激変、特に原油依存に対するいろいろ不安定さとい...全文を見る
○細谷委員 総合エネルギー調査会の長期エネルギー需給見通しによりますと、石炭の需給が二〇〇〇年までは、数字で申し上げますと一億四千二百万トンということで、現状よりもふやしていくという計画になっておるわけでありますけれども、二〇〇〇年から二〇一〇年の間は全く横ばいという計画になって...全文を見る
○細谷委員 もともとこの見通し自体につきましては、供給面でも需要面でも大変問題が多いというふうに言われておった。その後に新しいこういう状況が出てきたということでありますので、それは幾ら目標であってもやはり全く空理空論ではいけないわけなんで、そういう状況に合わせて見直していくという...全文を見る
○細谷委員 いずれにいたしましても、国内炭をどうするか、今後どうしていくかという大変重要な岐路に立った、まさにそういう問題をここで今、石鉱審の場で議論していただいているわけでありますから、静穏になって、静かな雰囲気の中で、本当に国民合意が形成できるような雰囲気、環境の中でぜひ議論...全文を見る
○細谷委員 私が先ほどちょっと指摘しましたけれども、例えば地球を救う新石炭政策研究会というものを開いていろいろ政策を勉強されているこの一連の動き、それから産炭地振興の目的で、それもありましょうけれども、石炭会社の経営多角化とかリストラとか、そのためのいろいろの優遇措置を考えている...全文を見る
○細谷委員 ぜひそういうことであってもらいたいと思いますし、いやしくも石鉱審の議論をある程度誘導するような形は厳に慎んでいただきたいというふうに思う次第であります。  それから次は、この石鉱審のメンバーでございますけれども、この石鉱審の委員は一体どういう基準で選ばれるのか、もし...全文を見る
○細谷委員 この審議会の構成はもうあれですけれども、政策部会は二十九人、そのうち鉄鋼代表と言われる方が政策部会に二人おられます。石鉱審全体の中では四人おられます。先ほど河原崎会長も八次策のところで、鉄鋼は引き取りはゼロだということでもう決着がついているんだというお話がありましたけ...全文を見る
○細谷委員 国民的コンセンサスを得るために広く国民の意見を聞くというなら、やはりもっと一般の消費者とか一般の市民といいますか、地域の代表、そういう方をもっと入れるべきであって、もう引き取らないと言っている人間を何でこんなに入れて一生懸命議論してもらわなければいかぬのか、私は納得で...全文を見る
○細谷委員 この過剰貯炭処理に関連して、仮に生産量をまださらに切り込むんだという話になると大変な話になっちゃうのです。例えば三池の場合ですと二百五十万トンだとぎりぎりなんです、生産体制というのは。これをさらに落としていく、二十万トンでも三十万トンでも落としていくという話になると、...全文を見る
○細谷委員 ウルグアイ・ラウンドにおきましても産業構造調整上はある程度輸入制限というものは認めていく方向が出されてきているわけですから、これは政策判断としてやるかやらないかということだと私は思うのです。  時間がございませんから最後になりますけれども、私のラフな試算をしてみまし...全文を見る
○細谷委員 もちろんそうでありまして、私が今言いましたような負担というものを、石炭を捨てる、国内炭を捨てることとこの社会的な負担というものを国民の皆さん方がどういうふうに考えるか、私は国民の皆さん方の合意がもちろん必要だというふうに思われるわけであります。今後とも国民合意を求める...全文を見る