細谷治通

ほそやはるみち



当選回数回

細谷治通の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
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○細谷委員 私の持ち時間は大変短うございますので、端的にお答えをいただきたいと思います。  両大臣、私は三池炭鉱が存します大牟田市の出身でございます。したがいまして、国政にあずかる者の立場は当然でございますけれども、地域の住民の生の声を代表するということで、これから幾つかの点に...全文を見る
○細谷委員 先ほど私が言いましたような地域の生の声を政治の立場で思いをいたしていただきまして、そうした切なる願いがかなえられるような温かい政治というものをぜひやっていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  少し具体的な話に入らせていただきたいと思いますけれども、...全文を見る
○細谷委員 ユーザーの自由裁量ということでは生産が立ち行かないわけでございますので、その面につきましては通産省の立場での、何といいましょうか、調整というものを、ぜひ今後とも強力な調整というものをお願いを申し上げたいというふうに思います。  次に、いよいよ八次の石炭政策は終わろう...全文を見る
○細谷委員 先ほども言いましたけれども、八次策の最終年度においては過剰貯炭はゼロにするというのが計画だったはずであります。今お伺いいたしますと、今年度末の見通しとしてまだ百四十一万トンの過剰貯炭が残るということでございます。そうしますと、これから残された期間、企業はもちろんでござ...全文を見る
○細谷委員 大臣、お聞きのように年度末で、八次策は百四十一万トンという大量の過剰貯炭が残るわけです。ある意味では八次策は完了しないじゃないですか。トータルとして、パッケージで面倒見ているからいいんだとおっしゃるけれども、その結果が、私が言ったように労働者にしわ寄せが行っているので...全文を見る
○細谷委員 これは大臣にお尋ねした方がよろしいかと思いますけれども、中央はもちろんのこと、地元自治体そして石炭企業含めまして、懸命の努力で今お話がございました二千五百名の求職者のうち約半数の再就職先が確保されました。もちろん就職しなかった、就職する必要はなかったという方もおられる...全文を見る
○細谷委員 先ほども質問の中で出ておりましたけれども、炭鉱労働者の雇用安定助成金ということが新しくつくられたということでございますけれども、まだまだこの中身については不十分であるという指摘もなされておりまして、私もそう思います。ぜひこれから法案審議の中で、この辺について問題点を詰...全文を見る
○細谷委員 水産庁お見えになっていると思いますけれども、本年に入りましてから、県を中心にいたしまして有明海の覆土による漁場改善事業というものが計画をされております。新聞でも大々的に報じられておりまして、地元の期待は大変大きいわけでございます。有明海のヘドロに海砂でふたをする、そし...全文を見る
○細谷委員 地元でも大変期待しておりますので、ぜひ前向きに御検討賜りたいということを要望申し上げる次第であります。  次に、三池炭鉱におきまして現在新たな合理化計画というものが打ち出されております。要員体制の見直しということでございます。これに関連いたしまして、労働者はもちろん...全文を見る
○細谷委員 もちろん今回の合理化提案というものはこの操業体制の効率化を目指すものということでありますけれども、これは要員需給の面からも大変多くの問題を有しているということであります。  特に、この三池炭鉱では、ここ数年、百名前後の従業員が毎年定年退職していくという状況になってい...全文を見る
03月04日第123回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○細谷委員 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。時間の制約もございますし、私は三池炭鉱の出身でもございますので、本日は富永参考人、塩塚参考人、御両所に御質問を限定させていただくということでお許しを賜りたいと思います。  まず第一に、国内炭の生産維持に対する基本的な考え方...全文を見る
○細谷委員 御決意のほどはよくわかりました。  と申しますのも、実は産炭地振興実施計画がつくられたわけでございますが、もう皆さん御承知だと思います。県の段階でつくられました素案の中のいわば国内炭の生産体制維持に係る文言というのはすべてカットされておりまして、すべて構造調整を進め...全文を見る
○細谷委員 同じ地域の、今度は海ではありませんで陸上部分でありますけれども、大和干拓というのがありまして、この陥没問題というのが実はあるわけであります。まさに雨季になりますと万年冠水田といいましょうか、大変な被害が出るということで、言葉は、語弊がございましょうけれども、欠陥干拓で...全文を見る
○細谷委員 原因がわからないとか一部訴訟が係属中であるからといってこれが放置されるということになっては、現にそこで農業を営み、生活を営む住民にとっては浮かばれないわけでありますので、ぜひこういう問題も、ひとつ産炭地振興にとっては大変大きな施策なんだという観点から取り組みの強化をお...全文を見る
○細谷委員 最後に一つだけお尋ねをいたしたいと思います。塩塚参考人にお願い申し上げます。  大牟田市は、今全市を挙げて、大牟田市の産業構造の多角化に取り組んでおられます。そして、その成果というものは着々と出てきているというふうに私は評価をしているところであります。これからさらに...全文を見る
○細谷委員 ありがとうございました。  現在の国内炭の生産体制をぎりぎり守っていく、そして、疲弊した産炭地域を振興させるために今後とも御努力をいただくことを心から祈念申し上げます。そして私どもも、国政の場で手を相携えて、その目的を達成するために頑張ることをお誓い申し上げまして、...全文を見る
03月04日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○細谷委員 大蔵大臣初め関係者の皆さん、大変御苦労さまでございます。いよいよ国税三法に対する質疑も締めくくりの段階を迎えております。そこで、若干総花的になりますけれども、時間の許す範囲内で多くの問題に触れてみたいというふうに思っております。  それでは早速質疑に入らせていただき...全文を見る
○細谷委員 いわば国会挙げての要望でございますから、ぜひ引き続き実現方、万全の体制をお願いしておきたいと思います。  続きまして、証券トラブルの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。全般的な問題につきましては、今後提出されるでありましょう証取法の改正の段階で詳しく、しかも細...全文を見る
○細谷委員 民事調停に係るものについては、報告を求める必要はないということでしょうか、今後とも求める気はないということでしょうか。
○細谷委員 先に議論を進めますが、今回の不祥事は、俗に言いますと、飛ばしと言われる行為だと言われております。この場合、俗に言う飛ばしの場合、証券会社における手数料収入というのは一体あるんでしょうか、ないんでしょうか。それをお答えいただきたい。
○細谷委員 そうしますと、手数料を取ってないということは、その飛ばしの事業法人間の単なる金銭の貸借契約の仲介をした、ないしはあっせんをしたということになるんでしょうか。そうすると、それは例えば証券会社がするにしても証券マンがするにいたしましても、そういう単なる事業者間の、事業法人...全文を見る
○細谷委員 それは局長、それでは世間は絶対納得しませんよ。だって、事業者間のやりとり、契約にたまたま証券会社の証券マンが仲介をいたしました。それでどうして三百億も四百億もその証券会社が現実に損害賠償をするんですか。そんなものは、それは幾ら使用者責任といっても、それは全く会社は知ら...全文を見る
○細谷委員 法務省、お見えになっていると思いますけれども、お尋ねしたいと思います。  ということであれば、今の解釈であれば、訴訟や調停の申請がなされた場合に、果たして証取法五十条の二の違反の事実、すなわち損失保証や利回り保証があると裁判所が判断した場合には、それでは裁判の性格上...全文を見る
○細谷委員 いずれにいたしましても、証券会社と事業会社の間の紛争を裁判所に持ち込んで和解をさせてもらう、民事調停に持ち込んで、持ち込んだらその五十条の二の一項、二項の判断をもされなくなるのだということでは困るわけです。今度監視委員会、新しくつくる機関は何のためにできるのですか。で...全文を見る
○細谷委員 一つ申し上げますけれども、昨年末の税調論議ということをお出しになりましたけれども、もっとずっと以前の、この地価税法案を議論したときのことをもう一度皆さん方思い浮かべていただかなければならぬと思うのですね。  いずれにいたしましても、今大臣我々の意のあるところを酌み取...全文を見る
○細谷委員 私は、今回相続税改正の中で負担調整措置というのが行われておりますけれども、基本的にはその必要はなかったのではないかというふうに考えます。そういう視点に立って、一点だけ、小規模宅地、要するに二百平米以下の相続税負担の減額割合を拡充した問題についてお尋ねをいたしたいと思い...全文を見る
○細谷委員 この適用になる人はごく少数の人なわけですね。そして、これから地価対策をさらに強化して、既に都心部における地価は下落傾向にあるということになっている。さらに地価対策を強化していけばさらに下がるだろうということでありますね。だとすれば、やはり私は、そこまで大幅な減税措置と...全文を見る
○細谷委員 議論を先に進めたいと思います。  次は、取引相場のない株式の評価の見直しについてであります。  私は、基本的に、土地の評価にあわせて、不公平税制と言われております取引相場のない株式の評価についてもあわせて評価通達の見直しを行うべきだったというふうに思います。ぜひ、...全文を見る
○細谷委員 そういうことが理論上考えられるということ、大変私は問題だと思うのですね。この辺についてもやはり十分検討はなさるべきだったというふうに思います。この点を指摘しておきたいと思います。  また、その調整割合の〇・七というのは一体どういう根拠に基づいているのか。類似業種の平...全文を見る
○細谷委員 今お話がございましたけれども、限りなくゼロに近いようなケースの場合には純資産方式で計算するんだ、そういう見直しを行ったんだというふうに今お話がありましたけれども、それでよろしいですね。  だとすると、限りなくゼロ、それは基準はどうなるのですか。限りなくゼロといっても...全文を見る
○細谷委員 それは全然あれですね。むしろ、私が今、先ほど指摘しましたような、まさにゼロの場合だけが純資産である。じゃ、ゼロでなければそのまま適用するということと同じことですね。ですから、非常に甘いと私は思います。いずれにしても、この辺は見直しをしなければならぬのじゃないかと私は思...全文を見る
○細谷委員 最後になりますけれども、私が申し上げたかったのは、有取税だけ引き出して議論をするのじゃなくて、有取税を仮に軽減する場合にはキャピタルゲイン課税を強化する、譲渡益課税を強化する等のそういう総合的に証券税制というのを考える必要があるのではないかということを実は申し上げたか...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○細谷分科員 福岡三区選出の細谷でございます。  本日は、社会福祉施設、特に児童福祉施設における措置費のあり方ということについてただしてみたいというふうに思います。  一昨年、当分科会におきまして、私は精薄児者施設を中心として、社会福祉施設における職員の要員配置基準の見直しの...全文を見る
○細谷分科員 今大臣から決意が述べられましたけれども、ぜひ本格的な取り組みをお願い申し上げたいと思います。  さて、二点ほどお伺いしておきたいと思いますけれども、本年度、来年度で百二十分の労働時間の短縮が行われるということでございますけれども、この労働時間の短縮というのは一体ど...全文を見る
○細谷分科員 今社会福祉施設に限定してのお話がございましたけれども、いずれにいたしましても労働時間短縮、非常勤職員という形で置きかえて時短をやっていく、そのための経費を計上していく、こういうことでございます。  今回、同時に、時短のほかに年休代替、宿直業務改善等の施策もこの中に...全文を見る
○細谷分科員 これからどうするんだということに対する答えはないわけでありますけれども、私は、いずれにいたしましても、相当長年月にわたって放置されている基本の要員の見直しはぜひ必要だというふうに考えております。ぜひ御検討いただきたいと思います。  次の問題に移りたいと思います。措...全文を見る
○細谷分科員 勤続年数をベースにして格付を行っておるということでございます。  それでは、この施設職員の勤務実態等の実態調査はどうなっておるのか、そして、その結果は一体どうなっておるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○細谷分科員 実態調査では勤続年数六・三年となっているということであります。格付は勤続年数七年と今伺いましたけれども、私どもは四年と理解しているのですが、それは七年が正しいのですか。短大卒です。
○細谷分科員 児童施設における保母さんというのは資格が要るのです、国家試験、学卒、短大卒。要するに有資格者という形になるわけですね。  今お話ございましたように、実態は、勤続年数は六・三年になっているけれども、この措置費の積算では四年ということになっている。今の御説明によりまし...全文を見る
○細谷分科員 今、養護施設だけの実態と基準の乖離の問題を申し上げましたけれども、実は大臣、この老人施設と児童施設の間の格差、これはなかなか説明がつかない問題があるのですね。きょうはもう問いませんけれども、老人施設における勤続年数の実態と基準がどう違うかということも、一度検証してみ...全文を見る
○細谷分科員 いろいろ施設の方々のお話を聞いてみますと、業務の特殊性ということについては両施設の間においてそんなに大きな格差はない。むしろ子供と老人の違い、手間のかけ方の違い、生活指導面での子供に対する配慮、手間のかけ方というのは、これは圧倒的に児童施設の方が高いとすら言われてお...全文を見る
○細谷分科員 それはぜひ今後の課題として調べていただきたいというふうに思います。私が仄聞しておりますところでは、県で措置しているということでありますので、ぜひ今後とも調査をしていただきたいと思います。  次に、措置費の一部であります事業費についてお尋ねをいたしたいと思います。 ...全文を見る
○細谷分科員 私は決して妥当な積算であるというふうに思いません。ぜひその実態をつぶさに検証されて、改善方についてさらに御努力をいただくということをお願い申し上げたいと思います。  ところで、この調理なんですけれども、老人施設については委託が可能である。ところが、児童施設は委託が...全文を見る
○細谷分科員 ぜひそういうことで、民間の委託業者の能力というのも相当向上しているという時代的な背景もあるわけでありますから、そういうことを総合的に勘案して、さらに検討をしていただきたいというふうに思います。  最後に、養護施設に限定をいたしまして、私、質問するに当たりまして、福...全文を見る
○細谷分科員 終わります。
05月20日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○細谷委員 細かい質問に入ります前に、現在の証券市況の低迷とその原因みたいなことについて考えてみたいというふうに思います。  もちろん現在の証券市況の低迷というのは企業業績の不振というものが一番大きいでありましょうし、それから大衆投資家が証券不祥事に嫌気が差した、市場離れを起こ...全文を見る
○細谷委員 業界サイドで、自主規制ルールという形でエクイティーファイナンスのあり方について検討されたということでございますけれども、行政サイドにおいても、せっかく届出書というものをとるわけでありますから、事前だけではなくて、とった以上は資金使途まで当然明らかにさせているということ...全文を見る
○細谷委員 一人よりも合議制の方がいろいろな意見を交換し合ってやるから、その分だけ独立性が高まってくるのだということ、それはなるほどそういうことでございましょう。しかし、なるほど制度としては合議制をとり、独立性を担保する形でつくられていても、しょせんは運用次第によってはこれはどう...全文を見る
○細谷委員 承りました。ぜひ、その都度必ず御報告をしていただくようにしていただきたいと思います。  次に、処分権でありますけれども、もちろん大蔵大臣にあるということであります。この処分権の大蔵大臣の裁量の範囲でありますけれども、具体的に委員会は勧告する場合に、例えば免許剥奪をす...全文を見る
○細谷委員 こう申しましたのも、何も大蔵大臣を信用しないというわけじゃないので、行政処分というものを実効性あるものにするために、せっかく委員会ができるわけでありますから、ぜひ処分の内容についてもやはりできる限りの範囲内で委員会の自主性を尊重する、判断を尊重するということをぜひやっ...全文を見る
○細谷委員 議事録に書きとどめられることでございますので、その辺については十分その精神を尊重して運用に当たっていただきたいというふうに思います。  さらに、委員会の独立性についてお尋ねをいたしたいと思います。  先ほどもちょっと触れましたけれども、委員会の独立性を担保するもの...全文を見る
○細谷委員 三条委員会である公取ですら、委員長は大蔵省OBがほぼ独占するという形になっているわけです。まして大蔵大臣のもとにある八条委員会の長であるならば、当分の間が過ぎたら、これはもうほとんど大蔵省OBで占められてしまうのではないかという危惧があるから実はお聞きしているわけであ...全文を見る
○細谷委員 いずれにいたしましても、国民から見て、委員会を独立して市場の公正、透明な市場形成のために信頼に足る存在にしなければならない、そういう意味において、委員をやめたらすぐ証券業界に入るというようなことでは必ずしも納得性がないのではないかと思います。十分配慮した人事運用がなさ...全文を見る
○細谷委員 次に、飛ばし問題について若干立ち入った御質問をしたいと思います。  現段階で、証券トラブルに係る訴訟事件、いわゆる損害賠償請求事件というのはどうなっているのか。前回の大蔵委員会でお尋ねいたしましたところ、三月三日までの合計で、二百三十五件、三百十四億九千万円、今後さ...全文を見る
○細谷委員 今日までに、確定判決を受けたり、裁判所の和解をしたり、民事上の調停によって何件解決されておりますか。そして、解決された金額、解決金は一体幾らだったのか、総額は幾らだったのか、お尋ねをいたします。
○細谷委員 今後の見通しでありますけれども、監視委員会なんかができるということで、できる前に駆け込み的に問題解決をしておこうというのが出てくるのじゃないかと思いますけれども、今後の見通しについてはどういうふうなお考えをお持ちですか。
○細谷委員 四月二十八日に大蔵省は、山種証券と東京証券金融ほか三社との間のいわゆる飛ばし事件について、証取法五十条違反、すなわち、特別の利益を提供することを約束して勧誘する省令違反、そしてまた同時に、断定的判断を提供して勧誘する行為として同じく証取法五十条違反ということで、山種証...全文を見る
○細谷委員 それでは、仮に監視委員会が新たに設立されたら、今度は監視委員会の立場で、刑事事件になるかどうかという、利回り保証に当たるかどうかという判断を委員会としてすることがあり得べし、こういう理解でいいですか。
○細谷委員 私は、今回の行政処分に対する行政当局の責任の問題というのもあると思うのです。免許権者として、行政当局として責めを十分果たさなかったという意味において、ただ業者だけを責められない面があるのじゃないか、免許権者なるがゆえに行政当局の責任というものもあると私は思います。これ...全文を見る
○細谷委員 今るる経過の御説明がございましたけれども、思い起こしてみますと、ちょうどそのころ、去年の八月というのは特別検査が入っていたわけでありまして、詳細な日にちは忘れましたけれど、も、その後中間報告という形で国会に対しても報告がありました。しかし、その中では何も触れられており...全文を見る
○細谷委員 いずれにしても、時系列的に事件をたどっていけばそういう形になるのですよ。そして、どうもうさん良さを感ずる。きのうも同僚議員が言っておりましたけれども、裁判上の和解といい民事上の調停というのは、世間の人はみんな知っているのですよ。言葉は悪いけれども、そんな難しいものじゃ...全文を見る
○細谷委員 これも多分、やがて裁判上の和解ということになるのではないかというふうに私は考えております。  きのうも同僚議員が言いましたように、私はこの健全性省令四条の見直しを要求いたします。なぜかといえば、あれだけ議論があった中で、これが行政府で定められた。それは法律の委任事項...全文を見る
05月27日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○細谷委員 陳述者の皆様、大変御苦労さまでございます。福岡から選出いただいております社会党の細谷でございます。  私的なことでございますけれども、実は大森陳述人はかつての私の上司でございまして、大変何かやりにくいわけでございますけれども、立場上お許しをいただきまして御意見を賜り...全文を見る
○細谷委員 せっかくの機会でございますから、御要望をぜひ聞かせていただくという意味におきまして、武井陳述人、山本陳述人にお伺いしたいと思います。  業態別子会社、本体で相互参入していくということになっているのですけれども、業務範囲について詳細にわたってはこれから政省令で定めてい...全文を見る
05月29日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
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○細谷委員 休憩も挟まず御苦労さまでございますが、私が本日のしんがりでございますので、もうしばらく御奮闘をいただきたいというふうに思います。  まず、今般の金融制度改革に対しまして、私の基本的な認識といいましょうかスタンスというものを申し上げて、そして質疑に順次入ってまいりたい...全文を見る
○細谷委員 大変詳しい御説明をいただきまして、何か質問通告しているのよりも長い、質問者としては大変楽でありますけれども、ノルマがございますので簡単にお願いしたいと思います。  今のお答えの中で、要するに政府、行政の介入によるものではないのだ、金融機関、市場の自主的な判断によるも...全文を見る
○細谷委員 志やよしであります。この改革が走り出して二十一世紀を迎えたら、実はここに書いてあるような姿にならないことをぜひ念願する次第であります。  それから続いて、時間がだんだんなくなりますけれども、もうちょっと参りたいと思います。  次には「大蔵省の遠大な野望」ということ...全文を見る
○細谷委員 その言やよしでありますけれども、少なくとも見方によってはそういうふうに映るということですね。それは今後の行政運営に当たってぜひ心していただきたいというふうに思います。  これは最後でございますけれども、このねらいと動機ということについて。これはちょっと古い、しかし本...全文を見る
○細谷委員 問題を次に移します。  五月二十八日、きのうのある新聞で拝見いたしましたが、「市場ゆがめた大蔵省の介入」ということで、長プラ、最優遇貸出金利の金利水準の決定についての報道がありました。景気が低迷し金利を下げるという大合唱の中でありますけれども、設備投資資金の基本にな...全文を見る
○細谷委員 本来ですと、市場連動ということであれば六・四に、〇・四上げるのが至当だということのようでございますけれども、この新聞報道によりますと、「だが、関係者によると、金利決定の二十六日、大蔵省銀行局幹部が、長信銀各行の幹部に「据え置きと市場水準の双方の折り合い をつけられな...全文を見る
○細谷委員 片方で金利の自由化というのが規制を外すという意味の自由化であると同時に、政府、行政当局から自由になる、束縛を解く、そういう一面もあるんじゃないかと私は思うのですね。  さらに大蔵大臣、「大蔵省関係者によると、長プラの引き上げ抑制に積極的に動いたのは、蔵相周辺。幹部の...全文を見る
○細谷委員 これは誤報だというふうにおっしゃっていないようですけれども、誤報だとすれば、マスコミに対する信頼をこれからなくすわけであります。  いずれにいたしましても、片方では金利の自由化、金融の自由化を叫びながら、片方では着々と行政介入をしていくという現象というのはあるんじゃ...全文を見る
○細谷委員 私は〇・九%が高いとか安いとか言っているんじゃないですよ。経営実態というものを反映したものにすべきじゃないかと……。利付金融債の表面利率につく率が昭和四十年代から変わらないということは、それに単純に〇・九乗せれば三行とも全部横並びということじゃないですか。これは相互の...全文を見る
○細谷委員 預金や貸出金利の自由化が、これはそれなりにメリットというものは言われております。競争促進によりまして、資金の効率的な配分ができるとか、金融仲介コストの低減が図れるとか、新商品の開発促進ができるとか、もろもろの金融サービス水準の向上のメリットがあると言われているわけであ...全文を見る
○細谷委員 真に市場が自由であれば、金利の決定が自由であれば、真に競争的であれば、やはり金融機関の間の経営力、体力の差というのはおのずから出てくるわけで、今局長が言われたように、ある特定の分野を特化していく、専門分野化していくことで生き残りを図るということも言われましたけれども、...全文を見る
○細谷委員 書簡のやりとりがあったかどうかということについては御返事をいただきませんでしたけれども、いずれにしても、私はそれを非難しているわけじゃないのです。やはり日本の立場というものを堂々と米側に伝えるということは必要だと思います。真に開かれた市場というのは相互主義でなければな...全文を見る
○細谷委員 抽象的でございまして、漠としてわからないわけでございますけれども、それでは一体、日本の今回審議しております。一連の制度改正について、欧米、なかんずく米国はどういう受けとめ方をしておるのか、米国の主張から見て一体どういう評価になるのか、その辺についてお答えをいただければ...全文を見る
○細谷委員 欧州は高い評価をしている、アメリカは関心を持っている、前向きに受けとめているということでありますけれども、要するに、不満があるからこそ、まだ真に日本の金融市場が開放的でないからこそああいうアメリカの報復措置めいたものが行われ、それに対する大蔵大臣の反論、激論という形が...全文を見る
○細谷委員 預金者保護の仕方はいろいろあると思うのですね。倒産した場合に預金者に直接一千万円なら一千万円を限度にして保険金を払うという制度もあるし、それから、これは保険という趣旨に合うのかどうかは別にして、つぶれそうになった銀行を救済することによって結果として預金者の預金を保護す...全文を見る
○細谷委員 あと、私は金融機関における顧客預金データの流出事件についてというのでお尋ねしようと思っておりましたが、同僚議員が詳しく尋ねましたので、私は割愛をさせていただきます。  予定いたしました質問は終わりましたので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月03日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
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○細谷委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について十分配慮すべきである。...全文を見る