堀内照文

ほりうちてるふみ



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堀内照文の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  安倍政権が掲げた介護離職ゼロについて質問をいたします。  私も、この間、介護と仕事の両立で苦労されてきた方のお話を伺ってまいりました。要介護五の母親を在宅で介護していた男性は、週六日のデイや月十四日のショートステイを利用、仕事と...全文を見る
○堀内(照)委員 いろいろ計算をされたということですが、多目に見てともおっしゃいましたが、私は前提の数字がやはりおかしいと思うんです。介護離職十万人なのに、解消の対象は一万五千人に限定し、特養も五十二万待機者のうち十五万人しかそもそも解消の対象にしていないわけです。まるで実態に合...全文を見る
○堀内(照)委員 厚労大臣にお尋ねします。今度の五十万人以上の受け皿整備にこういう人たちの受け皿は含まれているんでしょうか。
○堀内(照)委員 要するに、入っていないということなんです。  地域医療構想を進めれば、二〇二五年度に向けて順次こういう方々が病院から在宅へ移っていきます。しかし、今回の五十万人には含まれない。これから含んでいくようなこともおっしゃいましたけれども、しかし、今の計画ではそれがな...全文を見る
○堀内(照)委員 請求件数という話がありましたけれども、総量が確保されているからといって、よしとするわけにいかないと思うんです。  厚労省自身が昨年七月に行った調査を見ても、それまでもほぼ毎月二千件程度で推移していた事業所廃止届けが、昨年四月の報酬引き下げを前にした三月は四千二...全文を見る
○堀内(照)委員 情報収集されるということでありましたが、もう事業所を廃止するしかないとか、家賃の支払い等であと何カ月もつかの問題だとか、いずれ廃業に向かうだろう、こんな声が本当にあふれております。介護報酬の抜本的な引き上げ、その際、利用者負担をふやさないためにも、国庫負担をしっ...全文を見る
○堀内(照)委員 今大臣からありましたように、処遇改善加算を行っているとはいえ、本当の賃上げである給与表の改定は一割そこそこなんですね。  今、資料の二枚目にお配りしましたけれども、一番多いのは定期昇給七七・三%。これはもともと賃上げが予定されていた定期昇給なんですね。ですから...全文を見る
○堀内(照)委員 今ありました介護のシゴト魅力向上懇談会、私も資料を見て驚きました。三枚目にお配りしています。労働者の動作を後ろからビデオで撮って、作業をどれだけ時間短縮できるかグラフ化しているわけであります。  大臣、これは、少ない介護労働者でより多くの利用者を介護せよ、ただ...全文を見る
○堀内(照)委員 時間が来たので終わりますけれども、効率化の全てを私たちも否定するわけじゃありませんが、これでは本当に過重労働の勧めであり、介護労働者や利用者の尊厳を傷つけるものだと言わなければなりません。魅力向上どころか介護の仕事の魅力を損なうものだ、やはりこういうことはやめる...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○堀内(照)分科員 日本共産党の堀内照文です。  環境省が実施する石綿暴露者の健康管理に係る試行調査についてお聞きしたいと思います。  環境省は、幾つかの自治体において、このアスベスト被害について、二〇一四年度まではリスク調査、その後は今のこの試行調査を行っております。伺いた...全文を見る
○堀内(照)分科員 やはり試行調査全体が環境省の事業だと思います。負担のあり方については、関係の自治体からも意見が上がっているかと思います。  この試行調査の目指すべきところは、今大臣もおっしゃいましたとおり、将来の石綿検診、まさに、住民の不安を解消したり、早期発見、治療に結び...全文を見る
○堀内(照)分科員 効果的な周知ということでしたので、ぜひお願いしたいと思っています。  昨年七月三十一日の厚生労働委員会で、私は労災と救済法の両面からこのアスベスト問題を取り上げまして、塩崎厚労大臣からは、救済法でカバーし切れないという方が残っておられるということ、その現実も...全文を見る
○堀内(照)分科員 今ありましたように、五百キロワット以上の設備損壊は十一件中六件ということで、あと、残りの五件というのは、いわゆるパネルが飛散したこと等によって住家等に被害があったということで報告があったと思うんです。  やはりこの報告の基準となっているのが、そのように、五百...全文を見る
○堀内(照)分科員 やはり実態をしっかりつかむということが大事だと思っております。  この九州地方での台風被害調査の結果を見まして、私、さらに問題だと感じましたのは、電気事業法で定められている工事計画届、それから、使用前安全管理審査等が必要のない二千キロワット未満の設備で重大な...全文を見る
○堀内(照)分科員 やはり、使用前のチェックがあるなしで、こうも違ってきているんだと思うんです。  かつては五百キロワット以上からこの届け等が必要でしたが、普及を図るためということで規制緩和がされました。しかし、こういった重大な事故が起こったのでは、今後の普及についてはかえって...全文を見る
○堀内(照)分科員 検討されているということですので、事故は五十キロワット以上から深刻なものがありますので、ぜひそうしたものまで国がきちんとチェックできるという仕組みを求めたいと思います。  そこで大事になってくるのが、そういった審査や事故対応に従事する担当者の配置の問題であり...全文を見る
○堀内(照)分科員 専任は二十一人で、その他安全に係る職員が七十九人で、柔軟に対応しているということですが、今、二千キロワット以上、大体毎年何件出ているかということで、私、単純に二十一人で割ってみたら、大体一人当たり七十件担当なんです。これが五百キロワット以上になると数千という規...全文を見る
○堀内(照)分科員 七十五人から七十九人に増員をされたということですが、太陽光発電の普及の規模に比べるとやはりまだまだ追いついていないと思いますので、ぜひこの体制をもっと求めたいと思います。  さらに重大なのは、先ほどの九州の調査では、設備の被害については追加調査をしているわけ...全文を見る
○堀内(照)分科員 これも検討をこれからされるということでありますが、現状では、結局、自治体の条例等で動向を見ていくということしかないわけですが、その自治体の条例に基づく指導等も、事業者がなかなか聞かないという現実があります。  和歌山県紀美野町では、土砂災害警戒区域に指定され...全文を見る
○堀内(照)分科員 情報提供を求めるにとどまらず、やはり、経産省の方からヒアリングするなど、ぜひ積極的につかんでいただきたいと思っております。そういった地盤の問題も含めて、安全を確保するということを求めたいと思います。  最後に、環境省にもこの点でぜひ責任を果たしていただきたい...全文を見る
○堀内(照)分科員 騒音とバードストライク等ということで、騒音や低周波被害ということでは人体、生活環境という面だと思います。それから、バードストライク等は自然環境の影響だと思うんですが、人体や生活環境への影響ということでは、これは雑誌で報道されたんですが、太陽光発電による高温被害...全文を見る
○堀内(照)分科員 地域の方々も、太陽光パネル発電そのものに反対しているわけじゃありません。代替エネルギーとして普及も必要だと。本来は、そういうエネルギーの地産地消という点でも地域の資源になり得るものであります。それを、外から来た事業者が地域の環境や住民の安全もお構いなしに乱開発...全文を見る
03月08日第190回国会 衆議院 本会議 第14号
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○堀内照文君 日本共産党の堀内照文です。  私は、日本共産党を代表して、議題となりました両案について質問をいたします。(拍手)  雇用保険法等改正案は、雇用保険法、高年齢者雇用安定法、育児・介護休業法など六本もの法律の改定を一括で行うものです。一つずつの法案が広範な労働者の働...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  子ども・子育て新制度から間もなく一年となります。新年度を前に、待機児童の問題は引き続き深刻であります。  午前中の山尾委員の質問も受け、大臣は先ほど、「保育園落ちたの私と私の仲間だ」、この署名を受け取られたと伺いました。二万七千...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひ正面から真剣に受けとめていただきたいと思います。  待機児童解消ということで昨年から始まった新制度では、保育士の配置基準などを規制緩和した地域型保育を導入しています。しかし、この小規模保育等を卒園した子供たちの行き先が決まらない、三歳の壁というのが今起こっ...全文を見る
○堀内(照)委員 五年の経過措置というんですが、この春から三歳児が出て、行き先が問題になっているわけであります。  NPO法人全国小規模保育協議会のアンケート調査では、回答のあった三二%の事業者がまだ連携施設を設定できていないと答えています。半数の事業者が三歳児以降の受け皿とし...全文を見る
○堀内(照)委員 受け入れ先が問題ですので、そこをしっかり把握していただきたいと思うんです。  神戸市のある小規模施設では、連携施設があるにはあるんですが、直線距離で十キロ以上離れている、車でも二、三十分かかるところで、とても利用できない。三歳児が今五人いるそうなんですが、この...全文を見る
○堀内(照)委員 つまり、行き先がなければ特例としてそのまま小規模に入り続けるということだと思うんです。  ゼロ歳からの乳児の居場所に三歳以上の子供がともに生活することになるわけです。現場の保育士さんから伺いますと、ゼロ、一、二歳を一緒に預かるだけでもなかなか大変なんだと。例え...全文を見る
○堀内(照)委員 問題があるとは考えていないというのは重大だと思うんですよ。  厚労大臣が発した厚労省告示である保育所保育指針では、「三歳未満児の保育に関わる配慮事項」として、特に感染症にかかりやすい時期であるとか、事故防止に努めながら活動しやすい環境を整えるですとか、情緒の安...全文を見る
○堀内(照)委員 自治体の責任ということを本当にはっきりさせる必要が私はあると思っています。  小規模に預けていたある方は、子供が三歳になって、行き先が見つからない中で、何度も行政の窓口に相談に行ったというんですね。ところが、担当者からは、あなたが小規模を選んだのだから仕方がな...全文を見る
○堀内(照)委員 そういう対応ができるじゃないかということでありますけれども、もう一方で、総務省は、自治体に向けて、公共施設等総合管理計画の策定要請を今出しております。公共施設等の最適化などと称して、老朽化が進む公共施設の維持管理について、自治体に中長期計画を持たせ、人口や利用需...全文を見る
○堀内(照)委員 公立保育所の整備費が一般財源化された中で、老朽化した公立保育所の改修、建てかえなどは、自治体にとっては本当に財政的に苦しい事業なんだと思います。運営費も当然一般化ですから、改修した後、維持するということも懸念として出てくるわけであります。そこへ、今のメニューです...全文を見る
○堀内(照)委員 財政的に苦しい中でそう追いやられている実態があるんだと私は言わなければならないと思うんです。  連携先が、そして受け入れ先がない中で、本当はふさわしくない特例をせざるを得ない、こういう問題を解決するためには、やはり思い切って公立が積極的な役割を果たすことが必要...全文を見る
○堀内(照)委員 消費税財源について、私たちは全く立場は違うわけでありまして、財源論の話をし出しますと、それこそ、なぜこれだけもうかって内部留保をため込んだ大企業には減税なのか、財源といえば、もっと取るところがあるじゃないか、それはもう議論がもちろんあるわけですから、当然、私たち...全文を見る
○堀内(照)委員 長く働いていただくためだと言いながら、なぜ十一年でとまるのかという話なんですね。理由は、結局、以前から民改費等はそういう仕組みだったということですから、十一年で頭打ちにするという確たる理由は見当たらないんだと私は思うんです。  厚労省告示である「社会福祉事業に...全文を見る
○堀内(照)委員 先ほど紹介しましたけれども、保育士で十九万九千九百二十円、主任保育士でも二十三万四千四百九十八円、所長でも二十五万三千三百円が基準額なんです。ですから、本当に、今の大臣の答弁を保育を目指す学生が聞いてどう思うかと私は思うんですね。やはり、抜本的にここは引き上げな...全文を見る
○堀内(照)委員 今の休憩代替は具体的に何人分でしょうか。それから、研修代替は年に何日分でしょうか。
○堀内(照)委員 クラスは何クラスもあるわけで、一人分、それから研修は年二日分、これは本当に負担軽減になるんだろうか。  計画を立てる、記録をつける、保護者への支援、職員相互の話し合い、小学校に送付する資料づくり、これは全て保育指針で定められている業務なんです。そういう保育指針...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひ現場の実情をしっかりつかんで対応していただきたいと思うんです。  NHKの朝の情報番組で取り上げられておりました埼玉のある園なんですが、子供の午睡の時間に正規職員の打ち合わせ会議ができるように、パート職員を上乗せ配置しております。しかし、その給与というのは...全文を見る
○堀内(照)委員 私は、少数だからいいというわけにはいかないと思うんです。  朝夕の時間というのは、乳児、幼児混合の保育となります。けがをしないようにと、それだけでもしっかり目を配らなければならない時間帯であります。そういうときに、朝は、例えば、きょうは子供が熱を出しましたと保...全文を見る
○堀内(照)委員 そのアンケートでも、やるべきだというのは二七%に対して、やるべきではないというのが二九%というのが出ていましたよ。  それで、この問題を報道で知った学生が、こう言っているというんですね。これは大臣にぜひ最後にお答えいただきたいんです。学費をかけて四年間学んだに...全文を見る
○堀内(照)委員 時間なので終わりますけれども、指針でも子供の最善の利益ということが明記されているわけであります。それを考えると、やはりやるべきではない。  さらなる規制緩和でもある企業主導型保育なんかも検討されているわけで、そうではなくて、認可保育所をしっかりふやしていく、保...全文を見る
03月11日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○堀内(照)委員 おはようございます。日本共産党の堀内照文です。  きょう三月十一日、東日本大震災から五年ということであります。私も、二十一年前の阪神・淡路大震災の被災者であります。改めて、犠牲になられた方への哀悼の意を表するとともに、御遺族や被災者の皆様に心からのお見舞いを申...全文を見る
○堀内(照)委員 やはり、失業給付を受けながら就職活動ができた人というのは二割程度なんです。つまり、あとの人は、就職が決まったのが給付制限中か給付期間が切れてからでありますから、もしくは、いまだ就職が決まらない、切れてもなお決まらないという人もいらっしゃる。ですから、収入面で本当...全文を見る
○堀内(照)委員 今、大臣は労政審等の経過を説明されたんですが、私が聞いたのは、基本手当の改善の検討ということが具体的に明記された附帯決議が上げられているわけであります。その受けとめということでお聞きしたんですが、再度、いかがですか。
○堀内(照)委員 さまざまな意見があるということで、労政審の報告では、今大臣が言われたように、労働者側、使用者側双方の意見が両論併記という形で、引き続き検討ということなんだと思うんですが、私、この使用者側のモラルハザードという言い分、これは本当に許しておいていいのかと思うんです。...全文を見る
○堀内(照)委員 できるだけ早期にということだったら、給付制限の期間があるということ自体、やはりなくすべきだと思うんですよ。  若い世代は、そもそも低賃金で、数百万円の奨学金の返済を抱える、貯蓄などもない中、離職してしまうとたちまち収入が途絶えるわけです。そこで、次の職を探す間...全文を見る
○堀内(照)委員 基本手当と就職支援、これは両方大事だということは答弁であったと思うんです。  だからこそ、私は、基本手当の方はやはりまだ今は実態に見合っていない、水準の引き上げが必要だということを重ねて申し上げたいと思うんです。  国庫負担について伺います。  これも何度...全文を見る
○堀内(照)委員 どういう方向を向いているのかということを、大臣、ぜひ最後、この問題での答弁、国庫負担をどうするのか。
○堀内(照)委員 国庫負担が本当に守られるのか、本当に私は不安、危惧を覚えるわけです。これはしっかりやはりやるべきだとここは申し上げておきたいと思います。  シルバー人材センターの要件緩和について伺います。  収益を目的としないシルバー人材センターが一般就労と同様の労働者派遣...全文を見る
○堀内(照)委員 これは四月一日施行なんですね。ところが、これだけの重大な緩和がされるのにその基準もまだわからないし、それから、ガイドラインというのも、これから策定して来年度の早い時期にということですから、本当にこれでいいんだろうか、シルバー人材が本当に適正な高齢者の雇用を守りな...全文を見る
○堀内(照)委員 法案審議に間に合わないわけなんですよね。ですから、ちょっとこれはもう少し、きちんと考え方を示していただく必要が私はあると思うんです。  委員長、ぜひ、厚労省から、ペーパーで、考え方なりアウトラインなり示していただくということを求めたいと思うんですが、いかがです...全文を見る
○堀内(照)委員 育児休業取得について伺います。  有期契約労働者の育児休業取得の要件が緩和をされます。女性が多いだけに本当に大事な問題だと思います。  非正規労働者でどれくらい、出産をまたいで就労、就業が継続しているのか、また育児休業の制度を利用できているのか、ここが本当に...全文を見る
○堀内(照)委員 今ありましたように、全然少ないわけであります。  非正規労働者では、育児休業が利用できて就業が継続できた人は、わずか四%であります。だからこそ、この要件緩和は本当に求められていると思います。  今度新たに、一つは、当該事業主に引き続き雇用された期間が一年以上...全文を見る
○堀内(照)委員 女性労働者の皆さんの声を聞きますと、仕事はとても充実していて長く勤めたいと考えているが、非正規のために雇いどめがささいなことで起きてしまうので心配だ、妊娠イコール退社となってしまうのが現状で、育休がとりにくいんだという声です。こういう声が後を絶ちません。政府も均...全文を見る
○堀内(照)委員 確認しておきたいと思います。  最後に、野党提案の介護人材確保の特措法について伺います。  本法案は、額としてはまだ第一歩ではありますけれども、しかし、賃金を引き上げるというメッセージが介護や障害関連の労働者に伝わるということは、本当に大事な意味を持っている...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  終わります。
03月15日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは、参考人の皆様、お忙しい中、貴重なお話をいただきまして、本当にありがとうございます。限られた時間ですので、早速質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、井上参考人にお伺いしたいと思います。  私も、先週火曜日...全文を見る
○堀内(照)委員 今のこととも関連して、さらに井上参考人にお伺いしたいんですが、陳述の中にありました失業する権利という言葉、私は新鮮に受けとめました。  つまり、ブラック企業であってもしがみつかざるを得ないという現実がある中で、しかし、そういう会社をやめることができる、やめても...全文を見る
○堀内(照)委員 続いても井上参考人に伺いたいんですが、今回の法改正で、シルバー人材センターの派遣、職業紹介業務について、週四十時間までの就業を可能にしようとしています。  井上参考人は、高年齢者が働くことを通じて生きがいを得るとともに地域社会の活性化に貢献するという大原則を曲...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続きまして、佐藤参考人と、あと堀越参考人にお伺いしたいと思います。  今回の法改正で、介護休業について、九十三日間を三回に分けて使えるようにするなどとしているわけですが、この休業は、みずから介護をするためではなくてマネジメントのため...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございました。  最後にもう一度、井上参考人に伺いたいと思います。  全労連が行った女性アンケートを拝見いたしますと、マタハラの温床になっているのが職場の余裕のなさだということが指摘をされておりました。今回のような法改正は当然もちろん必要なわけです...全文を見る
○堀内(照)委員 以上で終わります。全ての皆さんに質問できなかったことを御容赦ください。  ありがとうございました。
03月17日第190回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  東日本大震災から五年が経過をいたしました。まだ現地は本当に、復興は道半ばにも至らないような深刻な現状がある、厳しい現状があると思います。復興は、そして被災者の生活再建は、決して年限、時間では区切れるものではないと言わなければなりま...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  ところが、阪神・淡路大震災の被災地では、借り上げ災害公営住宅の期限が二十年と定められ、今、順次その期限が来るということで、被災者が災害公営住宅から追い出されようとしております。  阪神・淡路大震災の復興の過程では、避難所から仮設住宅...全文を見る
○堀内(照)委員 前提じゃないとは言うんですが、法律で定められていることがやられていない、これは全く問題ないと言えるんですか。
○堀内(照)委員 本当にこういうことでいいんだろうかと思うんですね。手続に不備があっても、六カ月前に退去請求の通知をしさえすれば、被災者はついの住みかから追いやられてしまう。これは本当に理不尽だと思うんです。  では、何のために二十五条二項が定められているんですか。
○堀内(照)委員 その配慮が全くされていないということなんですよ。  本来、この規定は、そういう入居者の居住の安定、やはりそれが守られなければならないから、そういう配慮をするために、事前にお知らせしなければならないということだと思うんです。  しかし、それがされていない。六カ...全文を見る
○堀内(照)委員 今答弁がありました、各自治体において継続入居をどういう要件でやっているのかというのを、きょう資料でお配りさせていただきました。  私は、ぜひちょっと聞いていただきたいのは、どういう人が提訴されているかということなんです。  神戸市から提訴された七十二歳の女性...全文を見る
○堀内(照)委員 しかし、実際はそうなっていないということなんですね。  兵庫県保険医協会の医師らが、昨年秋からこの一月にかけて、借り上げ災害公営住宅入居者の健康相談を行っております。それを踏まえて、県知事、神戸市長、西宮市長宛てに意見書を提出しております。  この意見書では...全文を見る
○堀内(照)委員 住みかえが支援策だというのは、私は支援策と見るべきじゃないと思いますよ。住みかえられる人はいいんです。しかし、問題なのは、そういう転居ができない人にまで、年齢等の要件で線引きがされ、転居、退去を迫るということで本当にいいのか。しかも、それが自治体間によって対応が...全文を見る
○堀内(照)委員 兵庫県は、要件を幾つか課した上で、実は判定委員会というのを設けまして、割かし丁寧に個別に判断されるというふうに聞いていたんです。しかし、私が実際に被災者の相談に乗っていた弁護士の方から聞くと、事前に県が相談会を持ち、この要件を示して、なかなかやはりあなた難しいで...全文を見る
○堀内(照)委員 借り上げ住宅ですから、オーナーとの関係では借り上げ期間を定めなければならないのはもちろんだと思うんです。  しかし、被災者の恒久住宅の一つとして提供される、応急仮設から恒久住宅へ移る、その恒久住宅の一つとしてこの借り上げということがとられてきたわけですから、そ...全文を見る
○堀内(照)委員 自治体判断で今も延長は可能なのは知っているんですね。しかし、例えばURなんかは話し合いに応じますよという姿勢があるのに、自治体の側からやはりやらないわけですよ。ですから、私は、入居者、被災者が希望すればということで伺ったわけです。  これは最後に河野大臣にもお...全文を見る
○堀内(照)委員 しかし、国からの財政支援が下がることで自治体が継続入居に向かわないというようなことになってはやはりいけないと思いますので、ぜひこれは検討いただきたいと思うんです。  最後に、大臣に伺いたいと思います。  やはり私は、国が最後まで被災者を見捨てないという姿勢を...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  昨年の質疑でも紹介しましたけれども、入居期限が来るまでに、もうこんなことやったら私は死んでしまいたい、こういう被災者もいたわけです。こんなことを言わせる政治ではやはりだめだと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと強調しまして、終わり...全文を見る
03月23日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  本日議題となっております戦傷病者の妻に対する特別給付金支給法等の改正は、三十万円の十年償還国債の交付から、十五万、五年償還の国債を二回に分けて交付するなどの内容となっております。受給者の高齢化に伴い、国として特別の慰藉を行うために...全文を見る
○堀内(照)委員 ところが、この後も裁判所の判断基準を無視した原爆症認定却下が相次いで、今、ノーモア・ヒバクシャ訴訟というのが闘われております。  提訴者が百二十人、現在の原告は七十四人で、地裁判決での原告勝訴は、自庁取り消しの二十二人を含む四十七人、八九・六%の勝訴率です。そ...全文を見る
○堀内(照)委員 いろいろ検討会のことも言われましたが、今大臣も言われたように、検討会の中でも、乖離を縮める努力が重要だと言われているわけでありますし、それから、今ありましたけれども、この間の被爆者の運動の中で要件が拡大したわけですから、ある程度ふえるのは当然なんです。  しか...全文を見る
○堀内(照)委員 前が六十三件、その後、六十九件と。ことしは半年で五十八件ですから、ふえているんですね。積極認定というけれども、実際には線引き、事実上の切り捨てになっているからではないでしょうか。  二〇一四年三月の熊本地裁で原告勝訴の判決となった方は、爆心地から二キロの自宅で...全文を見る
○堀内(照)委員 結局、距離で線引きをして控訴しているということになるじゃありませんか。七十年も前の幼少期の記憶を頼りに、病気が放射線起因であるということを立証せよと迫ること自体、私はひどい話だと思うんですね。  多くの被爆者にとって、放射能の影響を証明することは、加齢による記...全文を見る
○堀内(照)委員 確定した判決は、国が負けたものしかないわけですよ。それは余り理由として言わない方がいいと思いますよ。  私、被団協の提言の中にある一節、これをぜひ聞いていただきたい。「被爆者は原爆の地獄を体験し、全ての被爆者が何らかの放射線被害を受けています。そのために心と身...全文を見る
○堀内(照)委員 被爆者はもう待てない、この一言だけ言って終わります。  ありがとうございました。
04月06日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょう、私、質問を準備するに当たって、心に刻んできたことがございます。  資料の一枚目に配らせていただきました。  ちょうど一週間ほど前、三月三十一日の毎日新聞に載った五十五歳の女性の投書です。「娘の除籍」とあります。母子二人...全文を見る
○堀内(照)委員 今の一覧表になっているのを資料の三枚目に載せておきました。母子世帯のところに線を引っ張っておきました。  今ありましたように、捕捉率、フロー所得でいうと一六%、そして資産を加味した上では二八・五ですから、本来生活保護が受けられるはずの母子世帯の七割から八割以上...全文を見る
○堀内(照)委員 二〇〇二年ということでお聞きしましたので、それに一番近い平成十五年、つまり二〇〇三年の数字との比較でお答えいただいたんですが、これは五年ごとの調査ですので、その前の平成十年で見ますと、正規は五割を超えていて、非正規は四割弱だったと思うんですね。それから見ると、や...全文を見る
○堀内(照)委員 八割の方が就労しているのに、事業主負担のある社会保険制度への加入は五割弱から六割という水準なんです。就労していても、被用者保険に入れないような短時間の仕事をダブルワーク、トリプルワークで働いているという状況だと思うんです。国保などには低所得者に減免制度などもある...全文を見る
○堀内(照)委員 就労支援や雇用環境を改善していくことはもちろん私も大事だと思っていますので、そうなんですが、総合的支援というのは、文字どおりいろいろな法律のもとでの制度を総動員してそれこそやっていくわけであって、この法律はこの手当の支給に関するものでありますから、今、現物、現金...全文を見る
○堀内(照)委員 今大臣から、反省も込めてと言っていただきましたので、この位置づけはそうだと確認したいと思うんです。  その上で、幾つか具体的に質問したいと思います。  これは、ずっときょうも議論になりました支給回数の問題です。  四カ月に一度ではやはり家計の管理が大変なん...全文を見る
○堀内(照)委員 済みません、なぜ間隔があき過ぎるとだめなのかということも含めて、ちょっと説明いただきたいんですけれども。
○堀内(照)委員 資料の次のページに、朝日新聞、二〇一五年十二月二十七日付の記事を載せておきました。  「ひとり親 波打つ収入、綱渡り」ということで、手当の支給月とそうでない月とで収入が非常に差が出てくる。手当が支給されると、公共料金を一気に支払って、もう手当の半分がなくなる。...全文を見る
○堀内(照)委員 いろいろなものを組み合わせ、児童扶養手当だけが収入じゃないと。もちろんそうであって、その中でも、この資料五枚目の朝日新聞の、大西さんも提供しておられた、収入の推移、これだけ波があって大変なんだという実態を受けとめて、どうするのかということをやはり検討すべきだと思...全文を見る
○堀内(照)委員 毎月支給にぜひ踏み出すために努力していくべきだと思います。  もう一点、支給期間の問題で、子供が十八歳までとなっております。しかし、冒頭の、大学を除籍されたという例もありますように、教育費の負担というのはやはり大学が一番かかるわけで、とりわけ入学の初年度が、入...全文を見る
○堀内(照)委員 一般家庭では七割、八割の高等教育への進学率ですが、母子家庭だとおよそ半分の四割台になるわけです。  今回の児童扶養手当の議論の中でも、先ほどもありました、総合的に支援していくんだということで、いろいろ私もメニューを見ましたら、子供の学びを応援するということもあ...全文を見る
○堀内(照)委員 バランスと言われますけれども、今の経済状態だから四割にとどまっているわけで、ここに支援が行けば、もっと母子世帯の子供の進学率も上がっていくと思うんですよね。  それでは結局、今の議論では、バランスを理由に、金がない人は大学に行くなということになるのかと思うんで...全文を見る
○堀内(照)委員 まだ全然具体化にもなっていない話でありまして、今すぐできるのがこの手当の拡充ということですから、ぜひやるべきだ。  最後に、野党案は、私がこれまで指摘してきました、支給を拡充していくこと、毎月支払いを行うことなどなど、一人親家庭の現実から見ればどれも待たれてい...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。終わります。
04月20日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  熊本、大分を中心とした九州地方地震で犠牲になられました方々への哀悼の意を表しますとともに、今なお不安な日々を過ごされております被災者の皆さんに心からお見舞い申し上げたいと思います。  我が党も全力を尽くして被災者支援へと取り組ん...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひ全体の把握を急いでいただきたいと思っております。  その中でもとりわけ急がれますのが、要配慮者への支援だと思います。  東日本大震災のときには、例えば、障害サービスの需要や、事業者が対応できるかどうかを調査して、できない場合の広域避難も含めて対応するよう...全文を見る
○堀内(照)委員 施設も利用するということですが、今、既に介護施設では定員を超えてそういった方を新たに受け入れておられます。職員の方も被災されていますので、人手も足りない中でも、いっぱいいっぱい、今頑張って受け入れています。  既に、そうしたことにも対応できるように、厚労省から...全文を見る
○堀内(照)委員 国からの支援があるのは後期高齢等になるわけですね。ぜひ、財政支援を思い切ってやり、保険者が判断できるよう、徹底ということも含めて行っていただきたいと思います。  今回の地震で住宅などの財産のおおむね二分の一以上損害を受けた一人親に対しては、所得制限をせずに児童...全文を見る
○堀内(照)委員 大臣も、TPPの委員会での質疑の中で、やれることは何でもやっていくという御答弁もありましたので、ぜひそのことを強く求めたいと思います。  震災に関連してはここまでですので、内閣府の中村参事官、退席いただいても結構です。ありがとうございました。  児童扶養手当...全文を見る
○堀内(照)委員 平均が五年であるということだけでありまして、必ずしも五年でみんなが受給できなくても済むようなことになるというわけじゃありません。  これまで年間およそ三千人から四千人が一部支給停止、半額となってきました。これは、先ほどもとかしき副大臣から答弁がありましたように...全文を見る
○堀内(照)委員 ですから、今大臣がいろいろ言われた手続がやむを得ない事情でできなかったがゆえに半額になってしまったということですから、手続ができれば全額受けられたわけですよね。この三割という方は本来は受給できる人だったということは、いかがでしょう、その認識をお聞きしたんですけれ...全文を見る
○堀内(照)委員 ほとんどがそういう事例だと思うんですね。  事前にレクチャーを受けたときに、間に合わなくとも出していただいたら、その次の支給からはまた全額に回復するんだという説明でしたけれども、しかし、四カ月に一回ですから、少なくとも四カ月間は受給は半額で暮らしていかないとい...全文を見る
○堀内(照)委員 受給者一人一人に丁寧に対応していけばいい話であって、何か切ってしまうような制度をつくって、やむを得ない事情があるにもかかわらず漏れてしまうという人を生むようなことは、やはり私はやるべきではないと思うわけであります。  それで、受給者一人一人にしっかり対応してい...全文を見る
○堀内(照)委員 今ありましたように、圧倒的には非正規の方なわけであります。そして、七十五万近い相談件数をおよそ千七百人の支援員でやっているわけですから、単純に割りますと、一人当たりの抱えている件数は四百五十件になるわけです。  これでは本当に丁寧な対応ができるのかと思うわけで...全文を見る
○堀内(照)委員 自治体が思い切ってそういう方向に切りかえる上でも、やはり処遇改善についての国の支援も私は必要だと思いますので、ぜひこれは指摘をしておきたいと思います。  一人親家庭については、総合的な支援を行うんだということであります。その中に、幼児期から高等教育段階まで切れ...全文を見る
○堀内(照)委員 つまり、多子世帯のところのメニューで三百六十万未満ということで実施をして、それに合わせたということ、そういう理解でいいんでしょうか。
○堀内(照)委員 二人親の多子世帯と一人親というのは、ちょっと条件がやはり違うと思いますので、同じ三百六十万というのが、合理的な理由として納得がなかなかいくのかな、私はそういう印象を持っております。  年収三百六十万円未満は、そういうことですから保育料が減免になるわけですが、そ...全文を見る
○堀内(照)委員 今後拡大していくということですが、私は、そういう矛盾があるんだと思いますので、ぜひ検討を進めていただきたいと思います。  切れ目のない支援ということで、もう一点なんですが、保育所の次は小学校の入学ということになると思うんですが、低所得者に対しては、入学準備など...全文を見る
○堀内(照)委員 これはぜひ運営主体別でもつかんでいただいて、実態に合わせた支援が必要じゃないかと私は思っているんですね。  実は、私の子供が学童保育に今通っておりまして、その学童は父母会運営であります。一昨年度、私の妻が会計を担当して、非常に苦労していたんですが、保育料は一万...全文を見る
○堀内(照)委員 今もありましたように、減免制度がかなりのところでやられている。しかし、その減免制度のあり方も、市町村が減免制度をつくっている場合もあれば、私の子供が通っているところのように学童独自に減免制度をつくっている、いろいろなものがカウントされて一千九十七という数字なんだ...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひ進めていただきたいと思っております。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月27日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは、看護師の夜勤問題について質問したいと思います。先ほども長時間労働の問題がございました。  この間、一九九二年、看護師確保法ができ、その基本指針には、夜勤は月八日以内と明記をされました。また、二〇一一年には、「看護師等の...全文を見る
○堀内(照)委員 この調査では、今、長時間になっているという二交代の夜勤の数が月平均四・六回と。これを三交代に換算すると九・二回になるわけでありまして、月八回以内とする基本指針を超えているという実態です。月平均の総夜勤時間も七十二時間近くに上り、七十二時間を超えている人は四八・三...全文を見る
○堀内(照)委員 厳しい実態が浮き彫りになる一方で、この調査では、仕事の満足度を聞きますと、七割を超えて、満足、どちらかといえば満足と答えておられまして、管理職が多いからかなと思うところもありました。今ありましたように、結果にやはり傾きがあるようになってはいけませんので、ぜひ改善...全文を見る
○堀内(照)委員 先ほど紹介しました医労連の調査でも、慢性疲労があると答えた方が七三・六%、強いストレスがあると答えた方が六七・二%、健康に不安があると答えた方が六〇%です。驚きましたのは、妊娠されている方の三分の一が夜勤免除をされていないんだ、二九・八%が切迫流産、九・二%が流...全文を見る
○堀内(照)委員 今大臣からございました支援センターは強制力がありません。あくまで事例紹介や、今言っていただきましたように周知、助言等でありまして、医療機関の自主的な取り組みを支援するというものであって、限界が私はあると思います。  その点で、もう一点言われた診療報酬上の手当て...全文を見る
○堀内(照)委員 より多くの人に担ってもらうのが目的だということでありますけれども、しかし、今言いましたように、夜勤をふやす方向に働かないという保証はないわけであります。  多様な働き方と言われますが、それこそ、現場ではこんな危惧も、声も出されています。  夜勤免除を申請して...全文を見る
○堀内(照)委員 私が指摘した懸念というのは、今のお話ではなかなか払拭されないなと思うわけです。  本当に負担軽減というのであれば、私は、もちろん、補助者をつけるということを一律に否定するものじゃないんですが、そういった無資格者の安易な導入ではなくて、看護師さんを手厚く配置する...全文を見る
○堀内(照)委員 より実態を見て、勤務環境改善のためにということだと思うんですが、それ自体は私もいいことだと思うんですが、実際には、その下にもありますように、この八項目のうち、六から七項目の中から三つか四つの項目を選択すれば加算がつくというものになっています。  これでは、理屈...全文を見る
○堀内(照)委員 十四時間夜勤が六回にもなる、休みもとれない職場で、出勤しないスタッフを訪問したら自宅で亡くなっていたという実態ですとか、一年目の看護師さんが、看護記録を読むために一時間前の出勤を指導され、宿題も毎日出される、夜勤では終了まで二十時間拘束ということもあった、何も考...全文を見る
○堀内(照)委員 病床機能分化ということで、今、国の方から二〇二五年のあるべき病床数が示されておりますが、三十万床減らされることになるんですね。  資料の最後、五枚目に、その推計方法ということで、同じ、その中に載っていたのを載せておきました。機械的にこうやってしまいますと、ベッ...全文を見る
○堀内(照)委員 時間なので終わりますけれども、今、七対一要件の厳格化ということで、七対一の手厚い看護を一部の急性期病床に限定するという動きなんですね。  しかし、この間、認知症患者の増加とか高齢化や重症化、医療、看護技術の高度化など、求められている業務量というのは、別に急性期...全文を見る
05月10日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは、貴重な御意見を本当にありがとうございます。限られた時間ですので、早速質問に入りたいと思います。  初めに、佐藤参考人に伺いたいと思います。  先生が部会長として、基本合意も受け、骨格提言を取りまとめられたのは、当時民...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続いて佐藤参考人に伺いたいと思うんですが、この総合支援法は本来、自立支援法を廃止して、基本合意、骨格提言を反映させるために新たに立法されるべきものでした。ところが、支援法から看板をかえただけの不十分なものとなった。今も先生おっしゃって...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続いて、介護保険の優先原則について、同じく佐藤参考人に伺いたいと思います。  この法律では、優先原則の立場を改めていません。今回の改定で国が利用者負担の軽減をするというんですが、支援区分などの要件で、対象は、本会議の大臣答弁で、およ...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございました。  金澤参考人にお伺いしたいと思います。  ALSの方で、介護の、先ほど、今度の施策が実現されたとしても、発症時期によって負担軽減がなかなかとれないということで負担が多かったり、あと、サービス利用の抑制に実際つながっているというお話も...全文を見る
○堀内(照)委員 最後に、済みません、ちょっと時間がないんですけれども、佐藤参考人に、財源の問題で、人間の尊厳と基本的人権のための支援で財政の壁という理由は使うべきでない、私は本当にそのとおりだと思いました。  一言だけ、この点でおっしゃりたいことがございましたら、お聞かせくだ...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございました。
05月11日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  私は、日本共産党を代表して、障害者総合支援法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  本法案は、附則三条に定められた見直し規定に基づくものとして提出されました。しかし、本来求められている骨格提言に基づく改正とは言えませ...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  冒頭、熊本地震対策について伺います。  障害福祉サービスの事業所の報酬は日割り計算です。被災地では、発災後、利用者が通所できなかった四月の後半、報酬が請求できず、このままでは運営費が激減をして、存続の危機に立たされるという事業所...全文を見る
○堀内(照)委員 大臣、この点で三点確認したいんです。  一つは、四月請求分は五月の十三日までとなっておりまして、過ぎております。多くのところでは、四月の後半、特に通所がなくて大変でありました。今からでもこれを請求できるようにして、しかも、その支払いを間に合うようにさせるべきだ...全文を見る
○堀内(照)委員 ちょっともう一つ確認したいんですけれども、概算といった場合には、記録が紛失した以外にも、今言いましたように、もともと当初あった計画以外にも、避難所でのいろいろな安否確認等のことも報酬上評価するというお話でしたので、そういうことについても概算でいいのかということと...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひ、今言いました三点、努力していただきたいと思います。  続いて、法案について質問します。  幼い命が犠牲になるなど深刻な児童虐待の問題の解決へ、関係機関の体制強化は急がれるし、重要な課題であるということは言うまでもありません。このたびの法改正もそのための...全文を見る
○堀内(照)委員 これは、社会保障審議会児童部会のもとに置かれた新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会の委員だった加藤曜子教授も調査しておりまして、きょう資料でつけております。今ありました市町村の窓口の方は二十四年四月一日が一番最新の数だということで、加藤先生のものは要対...全文を見る
○堀内(照)委員 この児童家庭相談に従事する方は非常に大事な役割を担っているんだと思います。援助に必要な社会福祉などの制度に精通し、そしてまた、深い人間理解のもとで、支援が必要な方にその意思がなくともアプローチをしっかりし、的確に対処する、虐待の危険性、緊急性を判断して必要に応じ...全文を見る
○堀内(照)委員 おおむね三人に一人が非正規で、専任、兼任でいうと半々ということになると思います。  傾向としては、これも市町村別のを見ましたら、正規率が高いと兼任が多くなる、専任が多いところでは非正規率が高いということになっています。  私がお話を伺った名古屋市では、児童相...全文を見る
○堀内(照)委員 これは事前にもちょっといろいろやりとりしたんですけれども、なかなかはっきりわかりにくいんですね。専門性があるものは児相なんだ、身近な場所で、在宅支援、継続的な支援が必要なのは、虐待の事案であっても、今のお話ですと市町村になるということです。  そうなると、措置...全文を見る
○堀内(照)委員 いずれにしても、市町村のところでかなりの厚い体制や専門的な人員配置というのがやはり必要になると思うんですね。現状は、今ずっと見てきたとおり、なかなかそうじゃない。  今度の法改正で、例えば、子育て世代包括支援センターの設置が努力義務となり、保健師、助産師などの...全文を見る
○堀内(照)委員 調査、把握ということも言われました。現状のままでは大変だという認識も述べられました。それで法改正で強化も幾分するんだということですが、それでは法案が求めているような市町村の役割というのは、今有機的な役割ということも言われましたけれども、なかなか果たせないんじゃな...全文を見る
○堀内(照)委員 具体的には、十二府県十政令市二中核市になると思います。その中には、神奈川県や京都府、大阪府、福岡県、また、さいたま市、川崎市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市と、都市部も多くあります。相談件数も加味するにしても、こういった都市部で既に達しているわけですから、どれほ...全文を見る
○堀内(照)委員 先ほど大臣もおっしゃいました、もう既に児相がぱんぱんになっているということを本当に解決していく上では、まだこれでは足りないんだと私は思いますので、ぜひ検討して進めていただきたいと思うんです。  増員を図るだけではうまくいきません。専門職採用していない自治体も多...全文を見る
○堀内(照)委員 自治労連の調査なんですが、十年経験のあるスーパーバイザーは一六%だということです。五年の経験の人は五割になるんだ、三年未満の人は二割だということであります。  このスーパーバイザー、今度は経験がおおむね五年ということで、研修を受けるということも義務づけて、スー...全文を見る
○堀内(照)委員 国がしっかり責任を持つという点で、ぜひ踏み込んでいただきたいと思っております。  ちょっと時間がありませんので質問を飛ばしたいと思うんですが、指摘だけにしておきたいと思うんですが、法案では、児童心理司や保健師の配置も法定されます。しかし、児童福祉司のような配置...全文を見る
○堀内(照)委員 命を守るというのはもちろん最優先にしなければなりませんが、そのための保護機能を強化する余りに、今ありました、支援と切り離すということで果たしていいんだろうか、いろいろな受けとめがあるんだと思います。  二年以内の検討規定なんですが、大臣、国が出した児童相談所強...全文を見る
○堀内(照)委員 時間が来たので終わりますけれども、読売新聞が昨年秋に「児童虐待の深部」という連載をやっていまして、そこで、ある小児科医の言葉が紹介されています。  小児科医は親の話を信じて診察するけれども、虐待対応では疑ってみなければいけない、でも、親と敵対すれば治療もできな...全文を見る
05月25日第190回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  発災から一カ月余りが経過しました。先日も、避難所での食事改善の通達が改めて出されるなど、避難所での生活改善自体にまだ課題が多く、これから梅雨入りして暑くなるだけに、一層強化が求められます。  視察先の益城町で、壊れた住宅から和服...全文を見る
○堀内(照)委員 今、全戸とおっしゃいましたけれども、手帳保持者全部に行っているんでしょうか。介護の利用者などは除いているとお聞きしたんですけれども。
○堀内(照)委員 この訪問活動は、報道でも、熊本市東区で少なくとも二十五人の障害者が、危険、要注意と判定されたり、エレベーターが故障した住宅で暮らしていたことが判明するなど紹介されておりまして、非常に大事な調査だと感じております。  私は、この土曜日に神戸の障害者施設で、ゴール...全文を見る
○堀内(照)委員 私は、単純に高齢者ということではなくて、障害手帳をお持ちの高齢者が省かれている例が現場であったということを指摘しました。  それから、名簿も、行ってみたら三十五年前にもうこの方は引っ越しましたよという方もあったり、そういうことも聞きましたので、しっかり、漏れが...全文を見る
○堀内(照)委員 ほかの必要なところも行く予定はあるんでしょうか。
○堀内(照)委員 これは、私はやはり全戸やる必要があると思うんですね。  これは東京新聞に先日載っておりました支援に入った方の言葉ですけれども、自分は大丈夫と思ったり我慢をしたりして自宅にいる人がいる、状況が悪化していないかしっかり聞かなければ。そして、こういうことをつかむこと...全文を見る
○堀内(照)委員 今旅館などのお話もありましたが、やはりなかなか遠くて行けないという声がありますので、実態に合わせて国の責任を果たしていただきたいと思います。  時間がありません。ちょっと飛ばしまして、被災した医療機関の再建について伺います。  民間病院の再建への支援は、医療...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひよろしくお願いします。  終わります。
10月21日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。  きょうは大臣所信に対する質疑ということで、一億総活躍の中でも位置づけられております保育の問題について質問をしたいと思います。  総理は施政方針演説で、「保育の受け皿整備を加速します。」というふうに述べておられます。しかし...全文を見る
○堀内(照)委員 ばらつきがあるから、解消に向けての調査なんだと思うんですが、検討会の資料などを見ますと、入所申し込み後六カ月以上たてば、一方的に求職活動を休止しているものとみなして待機児童からは外しているという例ですとか、第二十希望まで書いて、二十希望に当たっても結局遠くて通え...全文を見る
○堀内(照)委員 不合理なばらつきではなくて、不合理な事態そのものをなくすために見直す必要があると思うんですね。  退園を避けるために仕事復帰するにしても、大体生後二カ月の子供を、この中途半端な時期から預かってくれるところがあるだろうか、このお父さんは言われております。体調も全...全文を見る
○堀内(照)委員 この十八日に行われた検討会の自治体からのヒアリングの中でも、復職を希望しているが預け先がなく、やむなく育休延長したと。その可能性があることはわかっていても、カウントしていない自治体があるということもあるわけで、これではやはり実態を正確につかめないと思います。 ...全文を見る
○堀内(照)委員 背景としてはということではお認めになったんだと思うんです。  なぜ認可外で死亡事故が多いのかということについて、二〇〇九年に厚労省が初めて、「保育施設における死亡事例について」ということで、事故の集計を公表しております。その取りまとめの中で、専門家のコメントが...全文を見る
○堀内(照)委員 今あった報告様式はちょっと後でもやりたいんですけれども、実際になかなかやはり減らないんですね。  ことしの死亡事故の事例を新聞などで拾ってみますと、七月、千葉県君津の認可外施設で、十一カ月の男児が昼寝中に亡くなっています。二人以上の保育従事者が必要でありますが...全文を見る
○堀内(照)委員 資格者は三分の一でいいということも、その前には「概ね」という言葉があったり、だから、もともと緩いのに、さらに、それを何か守らなくても仕方がないかのような書き方なんです。先ほどの一人だけという時間帯も、「必要最小限」とかですね。ですから、こういう基準は、私は、幾ら...全文を見る
○堀内(照)委員 補助単価を上げて保育士を確保していくということでありますけれども、もともとが小規模等と同等ですから、資格者は半分ということになるわけであります。規制緩和された施設です。  この春以来の、保育園落ちたの私だというお父さん、お母さんたちの運動は、国会内でも何回も院...全文を見る
○堀内(照)委員 目標とする人員体制は大体これぐらいでやりたいということはあるんでしょうか。
○堀内(照)委員 立ち入りも含めてやるとなると、今の十四人では到底、これは五万人の規模ですから、恐らく数千という施設でしょうから、これは本当に、それに見合う体制が必要でありますので、やはり、ここはしっかりやっていただかなければならないと思います。  もう一方の指導監督の目は、各...全文を見る
○堀内(照)委員 次年度の概算要求でもというお話がありましたが、立ち入りは、通常は事前通告をしてですので、抜き打ちではありません。本当に実効ある立ち入りができるような人員配置、これは本当に最後まで、ぜひ見届けていただきたいと思っております。  都道府県などが立入調査に入った際、...全文を見る
○堀内(照)委員 ベビーホテルを含む認可外施設への立入調査で指導監督基準に適合していない施設というのは、大体毎年二千カ所を超えています。うち千五百カ所程度で文書指導がなされています。にもかかわらず、改善勧告は毎年一、二件とか数件で、事業停止や閉鎖ということでは、今あったように十年...全文を見る
○堀内(照)委員 命第一で、ぜひ徹底していただきたいと思います。  事故が起きたとき、施設から自治体へ報告書、事故報告が出されます。今も少しありました。ところが、この書類が施設側に都合よく報告される例が多くて、事故の真の原因の検証もされずに、多くの保護者が泣き寝入りするという例...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  さきに紹介した、二〇〇九年、大阪の認可外で四カ月の男の子が亡くなった事件でも、施設からの報告では、十分ごとに触診をして午睡のチェックをしていたというものでありましたが、裁判の中で明らかになったのは、ゼロ歳から五歳、さらに...全文を見る
○堀内(照)委員 そして、この設置の場所も、企業内のみならず、事業所外でも、ショッピングセンターなんかでもできるわけでありまして、そうすると、従来は認可保育所を経営する、そんな力のある事業者が、同じような施設をつくるのに、保育士などの基準は緩い、しかし施設整備や運営の助成は認可並...全文を見る
○堀内(照)委員 もう終わりますけれども、十六日付の毎日新聞で、認可を運営する株式会社で、公定価格の積算では人件費相当分は大体七割ぐらいだと言われていますが、それではとてもできない、赤字だということで、人件費が大体三割台のところもあるというんですね。やはり資格者を置くというのはな...全文を見る
11月02日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  早速、質問に入らせていただきます。どうぞよろしくお願いします。  交通事故などが原因で受けた脳への軽い損傷が重い身体症状などを引き起こす軽度外傷性脳損傷、MTBIと呼ばれています。これに苦しむ患者さんが少なからずおられます。 ...全文を見る
○堀内(照)委員 せっかくWHO水準の認定基準があっても、ほとんど切り捨てられているんです。  WHOの操作的定義というのは、資料の二枚目につけておきました。事故直後の急性症状としては軽い意識障害等があるんだ、その後、外傷後三十分後またはそれ以降の医療機関受診時の昏睡尺度でいう...全文を見る
○堀内(照)委員 把握していないというのはちょっとおかしいんじゃないでしょうか。過去どういう方が委員だったというのは、全部経歴もわかるはずなので、これはぜひ調べて委員会の方に提出いただきたいと思うんですが、委員長、いかがですか。
○堀内(照)委員 では、ないと明確に言っていただいたらよかったんですが。つまり、初めてなんですね。  この方は、二〇一四年四月に最初に着任される直前まで保険会社の専務執行役員でありました。公平中立というふうにおっしゃいましたけれども、全く影響なしと私は言い切れるのかと思うんです...全文を見る
○堀内(照)委員 私は、そういう大臣の答弁がいかがなものかなと思いますので、ぜひやはり改めていくべきだと指摘をしておきたいと思います。  続いて、アスベストの問題について質問したいと思います。  きのうの報道でも、札幌市の小中学校の給食調理室の煙突内の断熱材が剥がれ落ちる、こ...全文を見る
○堀内(照)委員 資料の四枚目に、先ほどの機構のパンフですね、八割以上が建材だと。それから、五枚目に、労災の認定状況ですね。建設業が本当に多く占めております。膨大なアスベストのほとんどが建材として使用されてきたわけですから、その被害も建設業で広がっているんだということだと思います...全文を見る
○堀内(照)委員 肺がんの診断については医学的所見が確立しているんだということを一つおっしゃいました。その基準で線引きされて認定をされないという人が出ているから、私はきょうは問題にさせていただきました。  小委員会の中でも、石綿小体が三千本、これは基準は五千本なんですが、五千本...全文を見る
○堀内(照)委員 資料の八ページに、その作業について挙げておきました。  今示されませんでしたけれども、1から9までの後に、「これらのほか、上記作業と同程度以上に石綿粉じんのばく露を受ける作業や上記作業の周辺などにおいて、間接的なばく露を受ける作業も該当」するということで、当該...全文を見る
○堀内(照)委員 被害補償とまではいかないまでも、石綿の使用量に応じて負担をしているわけです。原因物質を扱った量に応じた負担を求めている、つまり、実質的には責任の一端を担っておると私は言えると思います。  関副大臣にもう一度。  長らく種々の建設現場の作業に従事しているという...全文を見る
○堀内(照)委員 現行制度の枠内でも可能じゃないかという問題提起ですので、ぜひ私は検討していただきたいと思っています。  最後に、時間になりましたので、大臣に一言だけ伺って終わりたいと思います。  この間、建設アスベスト裁判では、国とメーカーの責任を断罪しています。より根本的...全文を見る
○堀内(照)委員 終わります。ありがとうございます。
11月18日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。  質問させていただきます。  今度の法案、政府は将来世代の年金確保のためというわけですが、今、若い世代の中では、この間の雇用の規制緩和のもとで非正規雇用が広がっております。それこそ無年金、低年金の予備軍が多く生み出されてい...全文を見る
○堀内(照)委員 事業主の合意がなければ、そこで働く短時間労働者は適用されないということになります。パートタイムの労働者が多い職場ほど事業主の負担は重くなるわけですから、適用を嫌がるということは大いにあり得ると思うんです。  もともと、この経緯を見ますと、当時、民主党の部会の中...全文を見る
○堀内(照)委員 対象五十万人のうち、今のいろいろな制度のもとの推計で五%から三〇%の間じゃないかということですね。  実効ある適用拡大ということを進めていくためには、ことし十月から適用拡大された五百一人以上という企業の規模、これを見直すべきじゃないかと思うんですが、これは大臣...全文を見る
○堀内(照)委員 三年以内に、まあ、始まったばかりだということもあるんでしょうけれども、しかし、今の、労使合意に基づきということであれば、確かに道は開いたんですけれども、実際できるかどうかということでいうと、なかなかやはり厳しいんだと思うんです。  私、インターネットでちょっと...全文を見る
○堀内(照)委員 全体二百二十七万人で、うち、基礎年金は百五十一万人。ですから、ほとんどがいわゆる国民年金の部分、基礎年金の受給者なんだということです。  それから、これも確認したいと思います。  障害年金受給者のいる世帯で本人の年金収入のみが主な収入源となっている世帯はどの...全文を見る
○堀内(照)委員 三割近くになっているんです。  資料を一枚目につけておきました。ちょっとわかりにくいんですけれども、下線で印をつけておきました。とりわけ収入の少ない基礎年金の受給者でも年金収入だけが主な収入源だという人が受給者の三割近くに上る。ごらんいただいたらわかりますよう...全文を見る
○堀内(照)委員 これも資料を二枚目につけておきました。一番収入の低い層、百万円未満が一番多いんですね。それで、二百万円未満で見ても過半数、特に基礎年金部分、国民年金のところでいいますと、二七・六、一二・二、一一・五、それぞれの階層、二百万円未満を全部足しますと五一・三%というこ...全文を見る
○堀内(照)委員 同等以上の配慮ということなんですが、資料の三枚目に、厚労省の科学研究費を受けた慶応大学の山田教授の調査ということで、東京新聞の報道を載せておきました。障害者の貧困率は同じ世代の人々と比べても倍になっている、四人に一人以上だ、初めて算出された、こういう報道でありま...全文を見る
○堀内(照)委員 福祉給付金のお話がありましたが、これはまだ実施されておりませんし、しかも消費税一〇%と引きかえなんです。そもそも、年金カットで切り下げた分を別建てで手当てしますよという程度では済まないんだと思うんです。先ほども、一級は一・二五倍とか、それから特別手当ということも...全文を見る
○堀内(照)委員 本当にひどいと思うんですね。  私もずっと見てみました。そうしたら、触れていないわけじゃないんです。触れておられる方もいらっしゃいました。  二〇一四年六月の第二十二回のときに少し、障害基礎年金も連動して下がるじゃないかと。ただ、それについてはそれだけであり...全文を見る
○堀内(照)委員 もう終わりますけれども、大臣自身が、この間、それだけでは暮らせないと認めている年金なわけですね。それにしか頼ることができないという方が障害者の場合は多いわけです。もちろん就労支援するということは大事なことでありますが、現状はそうでありますので、そこはやはりふやす...全文を見る
11月24日第192回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  改めまして、犠牲になられた方々、そして被災者の皆さんにお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  とりわけ二人の町長におかれましては、発災時、文字どお...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  池部町長にもお伺いしたいと思います。  南富良野でも、浸水想定区域ではなかった。そこで、福祉避難所である「みなくる」ですか、保健福祉センターも浸水をして、再避難を余儀なくされたということも報道で拝見いたしました。この点でも、しっかり...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続いても両町長にお伺いしたいんですが、職員の体制の問題なんです。  先ほどもございました、本当に少ない職員の中で、上流部が大変なことになっている、住民からもいろいろな問い合わせがあるということで、なかなか対応がおくれたという報道もあ...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございました。  片田先生と清水先生、お二人にお伺いしたいと思うんです。  きょう、お話の中で、清水先生からは、気候変動や降雨特性の変化を踏まえた計画の見直しとそれから想定を超えるような対応、その点ではソフト対策ということも言及があったと思うんです...全文を見る
○堀内(照)委員 最後に、両町長に被災者支援について伺いたいと思います。  岩泉では、東日本大震災に続いての被災になりました。特に、中小企業向けのグループ補助金の返済がまさに始まりつつある中で、復興への歩みを始めたところに新たなおもしになりかねないと思うんです。十月二十三日に、...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございました。
11月25日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。  きょうは、皆さん、本当に貴重な御意見、ありがとうございます。限られた時間ですので、早速質問させていただきたいと思います。  まず初めに、藤田参考人にお伺いしたいと思います。  今回の法案を、政府は、将来世代の年金の確保...全文を見る
○堀内(照)委員 同じことを加納参考人にもお伺いしたいと思います。  これは陳述の中でも、藤田参考人からも、将来世代のためと言いながら、今の皆さんの年金をカットするということは、現役の、現在の家族にツケが回るということになるじゃないかということもありました。そうした政府が将来世...全文を見る
○堀内(照)委員 同じく加納参考人にお伺いしたいと思います。  参考人からは、今の年金では生存権が保障されていないという指摘がございました。年金で暮らしが賄えるのか、今もずっと議論がありましたけれども、大臣が、国民年金については、年金で全てを賄うことは難しく、ある程度の蓄えをお...全文を見る
○堀内(照)委員 もう一問、加納参考人に。  その社会的サービスの方も今、医療も介護も、負担もふえ、給付も減っていくという状況であります。逆に高齢者の暮らしを脅かすような状況になっているんじゃないかと思うんですが、その点の実感といいますか、お聞かせいただきたいと思います。
○堀内(照)委員 ちょっとこれらの問題について藤田参考人にもお伺いしたいと思っています。  NPOの活動も通して、高齢者の生活実態というのをさまざまに見てこられたんだと思います。蓄えも含めてという大臣の答弁も先ほど紹介いたしました。しかし、蓄えが多少あっても、藤田参考人の著書な...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続いて、神野参考人にお伺いしたいと思います。  私、先日の質疑の中で障害年金について取り上げさせていただきました。基礎年金しか受け取っていない方が非常に多いわけで、マクロ経済スライドなどが発動されますと、もろに影響を受けるわけであり...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  あるべき抜本改革ということで、ちょっと最後にお聞きしたいんですけれども、加納参考人に、最低保障年金制度、既にもういろいろ部分的にはおっしゃられましたけれども、改めてまとめて、あるべき姿ということでお示しいただけたらと思っています。
○堀内(照)委員 抜本改革も緊急性があるんだというお話だったと思います。それまで当然今の制度を維持するということですが、それが今の法案の方向でいいのかというのはいろいろ議論があるんだというふうに思っております。  最後に藤田参考人にも、本来あるべき年金も含めた社会保障制度全般、...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  全ての皆さんにお聞きできなかったこと、御容赦ください。終わります。
11月29日第192回国会 衆議院 本会議 第15号
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○堀内照文君 日本共産党の堀内照文でございます。  私は、日本共産党を代表して、国民年金法等の一部改正案に対し、反対の討論を行います。(拍手)  本法案は、年金で暮らす方々の生活を揺るがす重大法案であり、質疑を通じ問題が噴出しているにもかかわらず、野党の反対を押し切って審議を...全文を見る
12月07日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは、がん対策にかかわって、最初に幾つか質問させていただきたいと思います。  きょう、ようやくこの後議題となりますがん対策基本法改正案では、がん患者の尊厳を保持し、安心して暮らせる社会の構築を基本理念に書き込み、予防と検診の...全文を見る
○堀内(照)委員 今示していただきましたように、治療中断という例がやはり相当あるということですし、その支援センターの周知という点でも課題があるということでありました。  特に長期的な経済負担の軽減ということが、特にがん患者の場合は療養が長くなる、ですので、さきに示しました民医連...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひ進めていただきたいと思うんです。  治療費の負担軽減という点で、今もございました高額療養費制度なんですが、現行でやはりなお負担が重く、十分治療が受けられないという現状があると思うんです。にもかかわらず、今度、社保審の医療保険部会では、世代間の負担の公平とし...全文を見る
○堀内(照)委員 低所得者への配慮ということですが、提案の中には、非課税世帯にも外来負担の上限引き上げの提案があるわけであります。  応分の負担ということですが、一般世帯で区分されている層は、年収三百七十万未満で住民税を払っている層であります。これは東京二十三区で単身の方であれ...全文を見る
○堀内(照)委員 大臣が言われたように、結果として医療費が膨らむということになるわけですから、アクセスしやすい、治療中断のないように負担軽減をぜひやるべきだ。年金の審議のときに医療も介護もあるんだと言っていましたけれども、医療も介護も負担増ということでますます厳しくなりますので、...全文を見る
○堀内(照)委員 これは本当に、金の切れ目が命の切れ目ということになってはならないと思うんです。  この費用負担、患者に求めることができなければ医療機関がかぶるということにもなるわけで、ここにはやはり何らかの対策、検討が必要だと私は申し上げておきたいと思うんです。  同時に、...全文を見る
○堀内(照)委員 緩和した基準の一つに、前化学療法に関する規定を削除、つまり、以前に化学療法を受けていれば、当該治療の有効性を確認するのに障害になるために、これまでは排除していた。しかし、今回は、適用するに当たって、この規定を削除して、以前に化学療法を受けていても構わないというこ...全文を見る
○堀内(照)委員 全国の自治体から寄せられているのは、国の制度として無料化してほしいというものであります。特に案二では、子育て支援逆行でありますので、せめて減額調整ぐらいは早急に全廃、撤廃すべきだということを求めて、質問を終わります。