堀内照文

ほりうちてるふみ



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堀内照文の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○堀内(照)分科員 日本共産党の堀内照文でございます。  きょうは、地元の神戸で起こっておりますJR元町高架通り商店街の立ち退き問題について質問をさせていただきたいと思います。  偶然か、偶然でもないですけれども、委員長席と答弁席と、兵庫県神戸の出身の方がほとんどでありまして...全文を見る
○堀内(照)分科員 双方の土地の必要性ですとかこれまでの経過、そして土地の利用状況、明け渡し条件などを考慮して、そこに正当事由があるかどうか、理由に正当性があるかどうかということが大事なんだと思います。  JRは当初、契約解除、立ち退きの理由として、耐震工事が必要だ、狭いのでの...全文を見る
○堀内(照)分科員 ですから、実際にそれが正当事由になるかどうかというのはわかりませんけれども、しかし、考慮要素の一つになり得るということですから、JRも相応の理由として説明してきたんだろうと思うんです。先ほど紹介しましたように、耐震性に疑問があるということまで説明会では断言をし...全文を見る
○堀内(照)分科員 安全はどこまでも補強するにこしたことはないので、それ以上やるというのは当然あるんだろうと思いますが、今ありましたように、耐震省令に基づく安全の条件は満たしているわけであります。  昨年の九月に、私の事務所からこのことを問い合わせまして、今あったようなことも国...全文を見る
○堀内(照)分科員 やはり貸し手の側に正当事由がなければ、借地権者が望めば、従前と同一条件で契約更新ができるんだ、契約更新されるとみなされるんだということだと思います。  耐震から防火、防犯へと理由が変わる、正当事由がないということは先ほども指摘したとおりです。  すぐ隣の三...全文を見る
○堀内(照)分科員 ですから、正当事由が崩れると、今JRがやろうとしていることは法的には成り立たないということなんだと思います。当然、契約は従前どおり更新されているとみなされるということであります。  十一月の説明会で示されたリニューアル案を見て、商店街の皆さんからは、JR西日...全文を見る
○堀内(照)分科員 不動産業が突出して二倍近い伸びになっているわけであります。  営業利益で見るとどうか。運輸業以外の事業、いわゆる非鉄道事業の利益の比率は今全体の三割を超えているわけですが、この非鉄道事業の営業利益の中で不動産業が占める割合がどうなっているのかというのも確認し...全文を見る
○堀内(照)分科員 もちろん、全体的には運輸部門の比重というのが大きいわけですが、関連事業、非鉄道事業では不動産業がいわば一番の稼ぎ頭になっているということだと思います。  この間、JR西日本は、広島県の横川や大阪の環状線沿線など、各地で高架下を含むリニューアルを進めております...全文を見る
○堀内(照)分科員 やはり国鉄改革からの経過から大きな影響はあるんだということで、そういう指針が盛り込まれているんだと。  今紹介いただきました中小企業者への配慮する事項の前段には、その事業を営む地域及び社会の健全な発展の基盤を確保するためということで、目的も明らかに明記されて...全文を見る
○堀内(照)分科員 関連事業を行うことによって営業を妨げるということではないんだということでありますが、しかし、これは当事者そのものを追い出すやり方で、私はむしろもっとひどいと言わなければならないと思っております。  先ほども言いましたけれども、中小企業者に配慮する事項の前段に...全文を見る
○堀内(照)分科員 事業者の思い、これは丁寧な説明だけでは私はいかないと思いますので、ぜひそこは国としてもしっかり目を配っていただきたい、さらに踏み込んでいただきたいということを重ねてお願いして、私の質問といたします。  ありがとうございました。
03月03日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは、介護の問題について質問させていただきたいと思います。  大臣の所信表明で、住みなれた地域で安心して暮らし続けることができるようにということで、地域包括ケアシステムを強化する法案を今国会で出したんだということがありました...全文を見る
○堀内(照)委員 サービスの利用をやめるというのは、これはよほどぎりぎりまで追い詰められていったあげくなんだと思うんです。  介護施設の運営者らがつくる二十一世紀・老人福祉の向上をめざす施設連絡会が全国の特養に行った調査では、千九百六人もの施設長からの回答が寄せられております。...全文を見る
○堀内(照)委員 私が今指摘したのは、受給者数の変化にあらわれない、特養の退所者ですとか、利用時間や回数を減らすということは、そこにはあらわれないわけです。ましてや、家族も含めた生活苦が大変多くなっているということが報告されているわけであります。そういう実態をやはりしっかりつかむ...全文を見る
○堀内(照)委員 兵庫県尼崎市で私たちに寄せられた相談では、負担増で個室から多床室に移った、それでも年金三十一万円はほとんど介護費用で消えてしまう、蓄えがなくなったら妻を退所させて一緒に死のうと考えているという声までありました。大臣が所信表明で言われた「住みなれた地域で安心して暮...全文を見る
○堀内(照)委員 ちゃんと言っているじゃないですか。緩和型のサービス事業参入について、五割、三割になっているという実態なんだと言っているじゃないですか。  この四月から実施する大阪市では、その緩和型は従来の七五%の報酬単価で行う。今、ふさわしいという言葉もありましたが、資格者じ...全文を見る
○堀内(照)委員 もう既に言っていただきました。資料二枚目に配付をしております、右側の下に線で引っ張ったところが、今答えていただいたところであります。  私、いろいろ地域で実情を聞きますと、こういう例がありました。まさに、そういう報酬が下げられたサービス、もう専門職が行かざるを...全文を見る
○堀内(照)委員 全然答えになっていないですよ。それは制度はそうでしょう。しかし、基準緩和で担い手をやっても、実際にはもう集まらないという実態がある。  そもそも大阪市の計画では、参入事業者にも、計画どおりやったって追いつかない。そうしたら、誰がやるんですか。専門職がやるしかな...全文を見る
○堀内(照)委員 担い手そのものも、今、大阪の例で言いましたように、四百人の計画でやってみたけれども実際につくのは百数十人程度だろう、それはそうだと思うんですよ。ただでさえきつい介護の現場で、資格がないからといって時給を安くたたかれて仕事につけと言われても、なかなかやはり、なり手...全文を見る
03月08日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  先週金曜日、三日の日の続きということで、介護の総合事業について引き続いて質問させていただきたいと思います。  前回は、報酬が下げられた基準緩和型サービスを専門職が担わざるを得なくなっていること、そのもとで事業所が疲弊をし、専門職...全文を見る
○堀内(照)委員 同基準だということだと思うんですが、そうであるならば、一年の大半がこうした八割水準になるような報酬の設定というのはおかしいと思うんですが、いかがですか。
○堀内(照)委員 ですから、実際には、一年の大半が八割まで下がるということで、これでは本当に大変なんですね。採算がとれないので、もう既に大手は手を引き始めていると聞きました。  直接私が伺った事業所では、断らないということをモットーに頑張っておりまして、昨年九月ごろから、よそで...全文を見る
○堀内(照)委員 基準は現行相当の場合は以前と同じですから、いわばコストは今までどおりかかっているわけなんですよね。しかし単価が八割に下がるということで、これは本当に大変なんだと思うんです。  市町村に任せるというんですけれども、そもそも、報酬単価の設定について現行水準を超えて...全文を見る
○堀内(照)委員 今大臣がおっしゃいました調査というのは、恐らく一番最初に始めた、初年度から始まった七十八自治体の調査じゃないかと思うんですね、一点目と三点目の、利用日数の大きな変化がないですとか、状態悪化が見られないということは、これは、一番最初から手挙げした自治体、それなりに...全文を見る
○堀内(照)委員 資料の三枚目にその状態像をつけておきました。  今ありましたように、特に障害高齢者自立度でいいますと、もう寝たきり状態ですね。そうでないと現行相当サービスを受けられない。これではもう要介護じゃないかと思うんですよね。新規の要支援者のほとんどが基準緩和サービスに...全文を見る
○堀内(照)委員 個々人に合った判定をするというのは当然のことであって、今挙げました寝たきりに当たるような基準ということが私は適切じゃないと思うんですね。  今丁寧にとおっしゃいましたが、それは当たり前のことであって、問題なのは、この基準があることで縛りになってしまわないかとい...全文を見る
03月14日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。  本日は、お忙しい中お越しいただきまして、また、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。  早速質問させていただきたいと思います。  最初に、岩村参考人に伺いたいと思います。  失業給付に係る国庫負担についてで...全文を見る
○堀内(照)委員 前回、昨年の法改正のときの参考人質疑で、当時の井上全労連事務局長が失業する権利ということを言われ、私は新鮮に受けとめたんです。つまり、今ブラック企業が問題で、ここに入ってしまった場合、自己都合でやめたとしても、給付制限の期間なしに失業中の生活保障がある、安心して...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  もう一点、天野参考人に伺いたいんですが、この間、待機児童対策では、規制緩和をして小規模保育をふやしていく、それが結局、三歳の壁という新たな問題も生み出しております。そういう点で、待機児童対策に何を求めるか。保育園ということがここに書い...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続きまして、上西参考人にお伺いしたいと思います。  学生の就職活動を間近にごらんになって、その実際からの提言だと、深く納得して聞かせていただきました。募集時からの労働条件の変更へのお墨つきを与えてしまうという指摘も、本当にそのとおり...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続きましても上西参考人に伺いたいと思います。  今ありましたように、募集時にしっかりやると。特に固定残業代の場合は、変更どころか隠されてしまっているということでは、なお問題があるわけで、募集時の明示というのが非常に大事だということは...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  先生がこれまでお書きになったものなんかを読みますと、それこそ、面接のときに労働条件を質問すると何か目をつけられるとか不利になるというようなことも指摘されて、ああ、なるほどなと思った次第であります。  ブラック企業規制が大きな世論にな...全文を見る
03月15日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○堀内(照)委員 日本共産党を代表して、雇用保険法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  まず、多岐にわたり、また重大な内容を含んだものを、年度内に成立が必要とされる法案と一くくりにし、極めて短い審議時間で採決することに厳しく抗議をするものです。  本法案に反対す...全文を見る
03月16日第193回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは大きく三点お伺いしたいと思っております。  まず第一点目は、一月以来の大雪被害に対する支援についてであります。  この雪では、京都や兵庫、滋賀、そして鳥取など近畿、山陰を中心に、特に農業用ハウスなどに大きな被害が発生し...全文を見る
○堀内(照)委員 まずは共済という話でありましたが、共済を拡充したということなんですが、それでカバーできているのかということなんです。  資料の一枚目に、全国のこの共済の加入率、今、平成二十七年二月で拡充をされたということですが、その前後の比較ということで、二十五年度と二十七年...全文を見る
○堀内(照)委員 農業者や各県の被害ということでいうと、やはりそれ相当な被害になっているわけなんですね。やはり、ぜひここは発動すべきだと思うんです。  京都の綾部市でお茶を生産するある組合は、四年前に一千九百万円の融資を受けて、一・六ヘクタールに茶棚を設置しましたが、そのほとん...全文を見る
○堀内(照)委員 発動できない、今回なぜ使えないのかというのはおっしゃっていただけましたでしょうか。今のメニューについて。
○堀内(照)委員 引き続き検討ということでありますが、では、改めて政務官にお伺いしたいんです。  今、担当者の方からは迅速的確な対応ということでおっしゃっていただきました。支援の必要性ということは当然認識があるということでよろしいでしょうか。
○堀内(照)委員 被災農業者向け支援事業の柔軟な運用を求めると同時に、今あったようないろいろな施策も使いまして、ぜひ支援を具体化していただきたいと思っております。  その際に、既に府県単独で支援を具体化しているところもあります。それも、別に余裕があってやっているわけじゃなくて、...全文を見る
○堀内(照)委員 それでは、これはきのうのレクでもちょっと確認させていただいたんですけれども、新聞の報道にもありますように、国の方から何か留意事項というのも示したとあるんですけれども、これはもう今は取り下げているということでよろしいですね。
○堀内(照)委員 私は取り下げたというふうに伺ったんですが、いずれにせよ、これによらずともということであります。  そういう意味では、変わらないんだ、新聞報道にあるような、待ったをかけたわけじゃないということだと思うんですが、しかし、実際には、もう自治体の動きが現に抑制され、神...全文を見る
○堀内(照)委員 ですから、そこの市町村の判断が尊重されるべきなんだと思うんです。  それで、自宅再建を果たした人でも二重ローンに苦しんで、私の知り合いでも九十歳を超えてもまだローンが残っているという方もおられます。負担に耐えられずに、せっかく再建した自宅を泣く泣く手放さざるを...全文を見る
○堀内(照)委員 それでは最後に、阪神・淡路大震災の残された一番大きな課題だと私は思っております借り上げ復興住宅からの被災者追い出しの問題であります。  震災当時、被災者が入居する公営住宅が圧倒的に足りず、民間やURの住宅を借り上げて公営住宅とするという手法がとられました。その...全文を見る
○堀内(照)委員 丁寧、適切な対応が必要だということでありまして、私は、それから見ると、提訴というのが果たしてふさわしいのかと。  今、話し合いを重ねてきたということでおっしゃいましたけれども、実際には退去ありきの説得で、とてもじゃないけれども自分たちの思いを聞いてもらえないと...全文を見る
○堀内(照)委員 これはもちろん第一義的には自治体の問題でありますけれども、借り上げ住宅の制度は国からの補助も出ております。国がお金を出している事業で人命にかかわるような事態が起きて、国が傍観するということでいいのかという声が地元からも起こっておりますので、今大臣もおっしゃってい...全文を見る
03月28日第193回国会 衆議院 本会議 第13号
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○堀内照文君 日本共産党の堀内照文でございます。  私は、日本共産党を代表して、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手)  介護保険制度が始まって十七年を迎えます。目標とされた介護の社会化に誰しも希望を見出しました。...全文を見る
03月31日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  先日の本会議での質問に続きまして、きょうは法案の質疑で幾つか質問させていただきます。  介護保険をめぐっては、この間の負担増と給付の抑制によって、高い保険料を支払いながら、いざというときに介護保険を利用できず、家族依存が増してき...全文を見る
○堀内(照)委員 要は、介護度がよくなったり、維持、改善の度合いということがありましたけれども、これは結局認定率の低下と余り変わらないんじゃないかなと思うんですね。  それで、いろいろな事情の違いがある、それを配慮すると言われるんですけれども、どうやってその公平性というのを、そ...全文を見る
○堀内(照)委員 まだ検討中だということでありますけれども、これは本当に、大臣、公平にはかっていくことができるのか。いずれにしても、国から示された指標を基準に、保険者間で競わせるということになるわけですし、それから、財政的インセンティブもつくということでありますので、私は、やはり...全文を見る
○堀内(照)委員 いろいろ言われたんですけれども、全くどう利用阻害を防ぐのかというのがまだよくわからないんですね、見えてこないんですね。その財政的インセンティブの財源はどうなるのかということも、ちょっとお聞きしておきたいと思います。  これは新しい交付金というふうに法案では読め...全文を見る
○堀内(照)委員 ディスインセンティブなんて、これはとんでもないんですけれども、今のお話では、調整交付金の枠内もまだ排除されていないんですよね。そうなると、私は、これは本当に大変だと思うんです。指標を満たさない自治体にとっては、これは事実上のディスインセンティブになるわけです。限...全文を見る
○堀内(照)委員 ディスインセンティブなんか、本当にとんでもないですよ。  それでは、今そういうふうにおっしゃるのであれば、厚生労働省が作成している説明資料で、今もありましたけれども、和光市の例も取り上げられているわけです、和光市の例が。その和光市で何が起こっているのかというこ...全文を見る
○堀内(照)委員 この七十六歳の男性の例は、実は市当局が誤りを認めております。本人や家族へは終了だと伝えただけになっていたと。保健福祉部長は、卒業の判断に一〇〇%間違いがないとは言えない、こう言っているんですよ。  本人の同意ということもありましたけれども、よくいろいろ聞いてみ...全文を見る
○堀内(照)委員 もちろん、自立した生活ということが望ましいということでしょうけれども、しかし、誰もが、みんながみんなそうなるわけじゃありませんし、今ありましたように、では一旦卒業となったときに、予防も含めた支援とおっしゃいましたけれども、現実にはやはりそうなっていないわけなんで...全文を見る
○堀内(照)委員 この議論には、全国老人福祉施設協議会からも異論が出ております。資料の二枚目、三枚目に、まさにその未来会議で議論された「「自立支援介護」について」という意見を載せておきました。  二ページ目の左側の下の方から、「未来投資会議で一部有識者から提案されたいわゆる「自...全文を見る
○堀内(照)委員 この全国老人福祉施設協議会の文書では、今少し大臣も触れられましたけれども、二ページ目の右下のあたりからですか、経年とともにいわゆる健康状態が悪化するというのは自然の摂理だ、その自然の摂理をありのままに受け入れ、社会で支え合う中で、今できることを、できるだけの間、...全文を見る
○堀内(照)委員 これは、いわゆる生活援助のみを担う専門職を別に育成する、それで、そういう人相応の報酬に変えるということでしょうか。
○堀内(照)委員 私、大臣の所信質疑で、介護の総合事業について議論させていただきましたけれども、総合事業では、いわゆるこの基準緩和型サービスを、まさに短時間の研修を受けた無資格者が担う、無資格者だからということで報酬が引き下げられていると。今回は、生活援助のみを担う人材だからとい...全文を見る
○堀内(照)委員 給付という仕組みが違うということなんでしょうけれども、しかし、報酬で差をつけるということになれば、単価が下がるということにもなっていくわけですから、これも郡さんが言われました、だらだら介護が続いているというのは、私も本当に驚いて読みました、あの介護保険部会での議...全文を見る
○堀内(照)委員 介護保険部会の報告の中で、まとめた意見の中でも、生活援助の人員基準を緩和すればサービスの質の低下が懸念されるとか、介護報酬引き下げにより介護人材の処遇が悪化し、人材確保がより困難になり、サービスの安定的な供給ができなくなる可能性があるとか、さまざまやはり指摘され...全文を見る
○堀内(照)委員 その調査は全国の数字なんですよね。  今言われましたけれども、大阪の保険医協会の皆さんがとられているのは一月末で、一番そういう意味では新しいんですよ、数字が。国の接種率目標は九五%以上なわけですよね。これは全く間に合っていない状況であります。  それで、近畿...全文を見る
○堀内(照)委員 よろしくお願いします。ありがとうございました。
04月07日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  先週に引き続きまして、法案について質問をさせていただきたいと思います。  きょうは、まず初めに介護医療院についてであります。  これは、住まいの機能を確保した上で、医療機能を内包した新たな施設類型だとされています。  大臣は...全文を見る
○堀内(照)委員 医療と介護の役割の明確化ということで最初進められたわけですけれども、介護療養病床の入所者については、では、医療の必要度が低いかというと、必ずしもそうじゃないということだったんだと思うんです。  医療、介護それぞれに必要な機能を維持、確保するということは当然必要...全文を見る
○堀内(照)委員 利用者像についても伺ったんですが、これは事前にレクチャーでも区別はないと伺っていますので、それはそうですね。確認させていただきます。  それで、医療水準維持というんですが、厚労省の説明資料では、容体が安定した者の入所を想定する二型では、これは老健施設相当以上と...全文を見る
○堀内(照)委員 きのうもレクチャーで、老健施設相当以上としている「以上」がみそなんだという話でしたが、現状でも、介護療養病床では基準よりも人を多く配置して何とかやっているという状況がありますので、この水準、基準を下げるということはあってはならないし、現行よりむしろ充実を目指して...全文を見る
○堀内(照)委員 基準等からそれぞれの経営者の判断もあるんだというお話でしたが、しかし、全体の規模は、各県の医療計画ですとか介護保険事業計画というのがあって、それを各県持ちますので、そういう動きもあるんだと思うんですね。それで、その際に、安易な病床削減の数合わせでこの介護医療院が...全文を見る
○堀内(照)委員 ニーズとおっしゃるんですけれども、実際には国の推計の方向でずずっと引きずられて議論が進んでいるということでありますので、当然、医療も介護もニーズをつかんで供給体制をつくるというのは当たり前の話であって、そこはやはりしっかりやるべきだと申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○堀内(照)委員 この共生型サービス導入の説明資料の中で、高齢化が進み人口が減少する中で、サービスの提供に当たる人材の確保が難しくなるということも指摘されています。  これは、厚労省内のプロジェクトチームが一昨年九月にまとめた文書では、「誰もが支え合う地域の構築に向けた福祉サー...全文を見る
○堀内(照)委員 六十五歳を迎えられた障害者の方からは、介護保険ではとても暮らせないという声が上がっております。  乳児期にポリオにかかり、後遺症としてほぼ全身に麻痺が残った女性。三十代半ばまではつえで歩行されていましたが、大腿部骨折やポストポリオの発症で電動車椅子利用の生活に...全文を見る
○堀内(照)委員 もう一度ちょっと確認したいんですが、有資格者である必要があるんだけれども、個別の判断ということは、無資格者によることも自治体の判断によってはあり得るということですか。
○堀内(照)委員 大臣、これは私はとんでもないと思うんです。本来であれば有資格者でなければならないと認めながら、しかし、市町村判断では無資格者による提供もあり得るということなんですね。  さきに紹介した女性は、どんな形でも十秒立っていれば立位できるとされる、何かにつかまりながら...全文を見る
○堀内(照)委員 いや、そういうことを言っているんじゃないんですよ。要支援者は総合事業です、総合事業の基準緩和型サービスになれば担い手は無資格者です、介護保険優先原則がそこでも貫かれるのかとお聞きしたんです。ですから、本来であれば、有資格者が担うものでなければ同等とみなせないはず...全文を見る
○堀内(照)委員 だから、基本はそうだけれども、先ほどおっしゃったじゃないですか。自治体の判断、個別によっては無資格者でもいいかのように答弁されましたけれども、それは撤回されるということですか。
○堀内(照)委員 ない場合を言っているんじゃないんですよ。無資格者が担う同じようなサービスはあるんですよ。その際に介護保険優先原則を貫いてやるんですかと。先ほど、そこは、掃除とか具体的なことも示して言ったじゃないですか。  あり得るというのだったら、本来有資格者がやるはずの障害...全文を見る
○堀内(照)委員 それはしかし、今の答弁では、個別具体は各自治体の判断だということでしょう。それは、自治体の判断で無資格者が担ってもいいんだということもあり得るということじゃないですか、それであれば。違うんですか。
○堀内(照)委員 ちょっとここは整理して、まとめていただいて、文書なりで示していただきたいと思うんですが、いかがですか。
○堀内(照)委員 これは、もし無資格者でも担えるんだということであれば、問題はこれにとどまらないから私は言っているんですよ。  介護保険優先原則は、今、先ほど答弁がありましたように、障害者サービスと同等のものが介護にあれば、それが優先されるということなんですよね。  しかし、...全文を見る
○堀内(照)委員 大臣、おわかりいただけましたでしょうか。  問題は、利用者負担や、保険料の負担の重さということや、なれ親しんだ事業所が使えないということだけではないんです。さまざまな深刻な矛盾が噴き出しているんだと私は思うんですね。  さきに紹介した女性は、七年近く使った電...全文を見る
○堀内(照)委員 本当に矛盾だらけでありまして、そもそも基本合意は、明確に介護保険優先原則の廃止をうたっているわけであります。改めて、この介護保険優先原則をやめるべきだと申し上げておきたいと思います。     〔三ッ林委員長代理退席、委員長着席〕  本当は、あと二十分ぐらい時...全文を見る
○堀内(照)委員 法案は四条で、地域住民等に、地域課題の把握と関係機関との連携による解決を図るよう留意することを求めております。その内容も、福祉、介護、介護予防、保健医療、住まい、就労、教育、孤立を防ぎ社会参加の機会確保などのあらゆる課題が列記されております。これは地域課題の把握...全文を見る
○堀内(照)委員 今までは見て見ぬふりをしてきたかのような答弁というのは、ちょっと重大ですよ、これは。そんな認識でこれをつくられているんですか、これは。  長妻さんの質疑の中で、行政から個人情報ということでなかなか情報が出ないという話がありましたが、私は逆もあると思うんです。住...全文を見る
○堀内(照)委員 ですから、あり得るんですよね。地域資源のありようによっては、必ずしも福祉の組織や団体でもない自治会などが担い手になる。だから、まさに私も、我が事・丸ごとというのは大変大ごとなんだなと。我が事・丸ごとは丸投げだと言われた方もおられました。  それで、具体的には、...全文を見る
○堀内(照)委員 住民らによる把握、連携ができていないからこうした問題が未解決になっているのかといえば、私はそうじゃないと思うんですね。住民から関係機関につなげるということでありますが、つないだ先の施策が十分でないから現状のような事態が広がっているんじゃないかと私は思うんです。 ...全文を見る
○堀内(照)委員 公的責任を後退させるものじゃないということでありますが、しかし、「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部の改革工程の中では「住民が、主体的に地域課題を把握して解決を試みる体制を構築していく。」と、明確に住民の自助、互助での解決を求めているんですね。  それで、私...全文を見る
○堀内(照)委員 もう時間なので終わりますけれども、厚労省の説明資料では、地域の企業等に寄附を求めて自主財源を確保し、生活援助、地域交流、見守りなどの社会資源の創出とあります。生活援助というのは、まさにこの間、給付をどうするかということで議論になっていることそのものなんですよね。...全文を見る
04月11日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは、貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。  時間に限りがありますので、全ての皆さんに御意見を伺うことができないことを初めにお断りしておきたいと思います。  初めに、山田参考人に伺いたいと思います。  ...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続いて、田部井参考人に伺いたいと思います。  今後の方向として、要介護一、二の方を軽度者として、次期報酬改定で、生活援助サービスの人員基準の緩和ということが検討されようとしております。いわゆる軽度とされる方は、認知症の方も多いと思い...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続いても、田部井参考人に伺いたいと思います。  負担の問題が議論になっております。応能負担というのはもちろん私も当然だと思うんですが、今度の三割負担の対象者が果たしてその応能に当たるのかという議論もありますし、財務省は二割が原則だと...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  山田参考人に伺いたいと思います。  負担の問題では、民医連独自の介護困難事例調査の一端もお示しいただきました。利用料負担の重さでいうと、そもそも一割負担でも負担が重くて、必要な介護の支給よりも満たない利用の実態もあるかと思うんですが...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続いて、山田参考人に伺いたいと思います。  今度の法案では、障害の事業所でも介護のサービスができるようにということで、共生型サービスが打ち出されております。障害者の方々が六十五歳になった途端に介護保険が優先されることへの対応とされて...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございました。  本当にテーマが多岐にわたって、十分にお聞きできなかったことをお許しいただきたいと思います。それだけに、皆さんの御意見をしっかりと参考にして、今後も充実した審議を図っていきたい、私も力を尽くしたいと思っております。  ありがとうござ...全文を見る
04月12日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。  きょうは、安倍総理に質問させていただきたいと思います。  本法案は、負担増のみならず、内容も多岐にわたるとともに、我が事・丸ごと地域共生社会づくりと一層の自助、互助を強め、福祉のあり方を大きく変質させる重大なものだと考え...全文を見る
○堀内(照)委員 本当に同じ答弁を繰り返すだけなんですが、これは塩崎大臣自身も、利用抑制がないとは言っていないとおっしゃっているんですね。  それで、実態をやはりよく見るべきだと私は思うんです。現実には、今総理、低い方を一割に抑えたとおっしゃいましたけれども、一割負担でさえ厳し...全文を見る
○堀内(照)委員 きめ細やかに全然なっていないから、今私が紹介したような実態がやはりあるんだと思うんです。  これは、負担が重いことで、本来認められている支給量、介護の受給ができていないわけです。これは重度化防止にもならないと私は思うんですね。高齢者の三人に二人は住民税非課税で...全文を見る
○堀内(照)委員 サービスが使えない実態がないようにというんだったら、負担軽減策を検討すべきだと私は申し上げたいと思います。  総理は昨年十一月の未来投資会議で、これまでの介護は目の前の高齢者ができないことを世話することが中心、これからは、高齢者が自分でできるようになることを助...全文を見る
○堀内(照)委員 それぞれの時点で必要なサービスを受けるのは当然だとおっしゃいました。そうであるならば、軽度者に対する居宅での生活援助サービスを介護保険給付から外すということなどあってはならないと私は思うんです。  次期報酬改定で検討されている、軽度者に対する生活援助を行う人員...全文を見る
○堀内(照)委員 自立支援や重度化防止など介護の理念を踏まえてというふうにおっしゃいましたが、全く矛盾していると思うんですね。  きのうの参考人質疑で、民医連の山田智参考人からは、厚労省の資料も示され、軽度の人ほど重度化する傾向があり、専門職の介入、充実が必要だという指摘があり...全文を見る
○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  先ほどに引き続いて質問させていただきます。  冒頭に一言申し上げたいと思います。  まだ審議がこの法案は尽くされていないということは、対総理質疑の中でも私冒頭に申し上げました。少なくとも今週については金曜まで見通しがありました...全文を見る
○堀内(照)委員 有資格者によるサービスの提供が原則だというのは当然だと思います。無資格者によるサービスの提供が有資格者による障害サービスと相当するはずがないわけであります。  大臣、ここは当事者にとってみれば本当に切実で重要な問題であります。今の原則どおりにきちんと障害者への...全文を見る
○堀内(照)委員 無資格者というのは当然あり得ないですので、ぜひ徹底していただきたいと思います。  この問題一つとっても、介護保険優先原則の矛盾というのは本当に深刻だと思います。  障害者自立支援訴訟に係る基本合意では、「介護保険優先原則を廃止し、障害の特性を配慮した選択制等...全文を見る
○堀内(照)委員 これも前回と全く同じ答弁なんですね。  今も言いましたように、明確に「介護保険優先原則を廃止」と言っているわけなんですよね。これは約束を破ることになりませんか。破っていいんですか。
○堀内(照)委員 基本合意では介護保険優先原則の廃止と明確にうたっています。  今大臣いろいろ言われましたけれども、この法案は介護保険優先原則に立っているわけですから、この基本合意の約束を破ることにはなりませんかとお尋ねしました。
○堀内(照)委員 趣旨を踏まえてといいながら、なかなかそこが変わらないわけでありまして、これは本当に、私は介護保険優先原則は廃止すべきだと強く改めて求めておきたいと思います。  次に、我が事・丸ごと地域共生社会づくりにかかわって、専門人材のあり方について質問したいと思います。 ...全文を見る
○堀内(照)委員 それぞれの分野で人材が今不足しているもとで、キャリアパスということも言われましたけれども、それで、確かに医療、介護は今禁止というのがありましたけれども、他の分野も含めて、一方では包括的な支援体制だということを言っているわけですから、兼務、共用というのを広げたので...全文を見る
○堀内(照)委員 調査を踏まえてということで、一言だけちょっと申し上げて終わりたいと思います。  看護師のところではいわゆる指針があって、夜勤回数が制限されています、看護のところでですね。介護のところでもそういった指針がやはり必要だ、ぜひそのことも検討をお願いして、質問を終わり...全文を見る
04月18日第193回国会 衆議院 本会議 第20号
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○堀内照文君 日本共産党の堀内照文です。  私は、日本共産党を代表して、地域包括ケアシステム強化のための介護保険法案に断固反対の立場で討論を行います。(拍手)  まず冒頭、十二日の厚生労働委員会での採決強行に強く抗議をするものです。  本法案は、塩崎厚生労働大臣自身が福祉の...全文を見る
04月19日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは、認定こども園の問題について、内閣府にもお越しいただきまして、質問したいと思います。  兵庫県姫路市の認定こども園わんずまざー保育園が、市の利用調整を経ない私的契約児を受け入れるなどの法令違反で、施設給付の対象である特定...全文を見る
○堀内(照)委員 情報をいただいているということなんですが、私は、これはもっと国が危機感を持って乗り込んで、一緒になってやはり事に当たるべきだと思うんですね。  ゼロ歳児だけで十人の一時預かりを一人で見ることがあった、こんな保育士の証言もあります。事故がなかったというのが本当に...全文を見る
○堀内(照)委員 済みません。私が聞いたのは、四月以降、利用調整というのはわかっているんです。要は、二月末に監査が入った翌日から直ちに行けなくなった、その三月三十一日までの間、事実上行政からは放置されたというふうに訴えられているわけですよ。そういう方々についても、直ちに行政の責任...全文を見る
○堀内(照)委員 ある保護者は、入園が違法だったとは知らなかった、突然の退園通告に、保育料や給食代をきちんと払っていたのに見捨てられた、こう語っておられます。その思いの一方で、正規契約の方の中には、自分たちのせいで給食が減らされたと考える人もいるんじゃないか、こう思ってなかなか声...全文を見る
○堀内(照)委員 済みません。質問の仕方がちょっと悪かったですね。地方裁量型のケースの場合、個人立は認められるのかということです。
○堀内(照)委員 事前のレクチャーとまるで逆なんですが、法人格でないと無理だと私は伺ったんですけれども。
○堀内(照)委員 私の質問は、施設給付を受けることができますかと最初聞いたんですよ。きちんと答えていただきたいと思います。  ちょっとこれも確認したいんです。なぜ施設給付を受けられるのは法人に限ったのか、その理由もお聞かせいただけますか。
○堀内(照)委員 安定的、継続的に保育を提供するために法人格が望ましいということなんですね。  それでは、どうしてこの園は給付を受けられるようになっているのか、それもお聞かせください。
○堀内(照)委員 今ありましたように、安定的、継続的に保育を提供するためには本来は法人格が望ましい、しかし、二十七年四月以前から個人立でやっている場合は実績ありとみなして、みなし確認ができるんだということであります。  では、このわんずまざー保育園が認定こども園に認定されたのは...全文を見る
○堀内(照)委員 ですから、これは新制度実施のわずか一カ月前なんですよ。実績があるからということが本当に言えるのかな。認定こども園に四月以降は認定できないわけですから、これは駆け込んだとしか私は思えないんですね。これは駆け込み認定と言えませんか。
○堀内(照)委員 常識的に考えていただいたらいいんじゃないかと思うんですが、姫路市にはもう一つ個人立があります。こちらの認定日は、何と平成二十七年三月三十一日なんです。新制度の一日前ですよ。まさに駆け込みなんですよ。当該地域は待機児童が市内でも多い方で、受け皿づくりが求められてい...全文を見る
○堀内(照)委員 私の言ったことを全然違うように解釈しないでいただきたいんですね。私は、まず実態を把握すべきだと言っているんです。  地方裁量型は、基本的には無認可なんですよ。それで、今言われたように、法人格がふさわしいところを、しかし実績があるからと、みなし確認ができるという...全文を見る
○堀内(照)委員 わんずまざー保育園に対する姫路市の監査は、認定こども園としてスタートして以来、この二月までおよそ二年間行われてきませんでした。  今、おおむね一年ということでありますが、私、きのうもレクチャーで、おおむね一年だけれども、二年近くないじゃないかと言うと、おおむね...全文を見る
○堀内(照)委員 伺いましたら、これは本当に人的な余裕がないということも言われております。必要な人的支援を強めるということも含めて、これはしっかり検討いただきたいと思っております。  給付についても少しお伺いしたいと思います。子ども・子育て支援新制度ができるまで、認可外保育施設...全文を見る
○堀内(照)委員 だから、あくまで認可を目指すということ、その支援ということなんですよね、あった例でも。  それで、施設型給付の公定価格についてなんですが、施設類型によっては差がありますか。
○堀内(照)委員 ですから、認可外であっても、新制度のもとでは、一たび認定こども園となれば、認可を目指すということではなくても、認可園と全く同じ給付を受けることができるわけであります。  私は、認可外に給付を出すのがだめだとは思いません。今もありましたように、必要な人員が配置さ...全文を見る
○堀内(照)委員 指導監査というのは当然なんですけれども、私がきょう提起しましたのは、基準を地方任せにしたまま、認可外施設の基準のままでも認可並みの給付を受けられるということで本当に質の確保に向かうのか、やはり質の確保に向けて国の責任はしっかり果たすべきじゃないかということを提起...全文を見る
○堀内(照)委員 とても、実情を踏まえた適切なということになっていないんですね。住民からはそういう声が出ているわけであります。  大阪の八尾市は、十九の公立幼稚園、七つの公立保育所、合計二十六の公立施設を、五つの認定こども園に再編する計画なんです。就学前施設が全くなくなる小学校...全文を見る
○堀内(照)委員 今大臣からは、情報提供ということと、それから地域の子育てに関するいろいろな相談、支援をするということがありました。  公立、私立にかかわらず、それはもちろんそうなんですが、しかし、私が申し上げましたとおり、今大臣が言われたような役割、公立ならではの果たす役割と...全文を見る
○堀内(照)委員 地方からの要望なんだということでありますけれども、しかし、その三位一体の改革でまさに地方交付税も減らして、自治体財政を窮地に追いやったのは国じゃないかと私は申し上げたいと思うんです。  そして、今度は、総務省が旗を振る公共施設総合管理計画に基づいて、大阪の八尾...全文を見る
05月12日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文でございます。  きょうは、大きく三点質問したいと思っています。  熊本地震から一年余りがたちました。生活再建はまだまだこれからという状況だと思います。きょうの一点目は、被災した生活保護受給者にかかわる問題です。  生活保護を受けておら...全文を見る
○堀内(照)委員 熊本では一部損壊の方が非常に多かったわけであります。  それで、今いろいろありましたが、家具什器費の問題を資料の一枚目でつけておきました。  一枚目の右側、ちょっと下線を引いたんですが、災害に遭って、災害救助法が発動されない場合は支給される。だから、された場...全文を見る
○堀内(照)委員 それはもう今答弁いただいて、私が言ったとおりでありまして、保護費しか収入がない人にとったら減額になるんですよ。これは本当にそんなことでいいのかと思うんですね。これは生活保護の制度できちっとカバーすべきだ、この見直しを求めたいと思います。ありますか、一言。ぜひお願...全文を見る
○堀内(照)委員 今もありましたように、診療の取り扱い、報酬請求などの周知徹底のためであって、もう一方、監査というのもあると思うんですが、いわゆる療養の給付や報酬の請求が適正であるかどうかを出頭命令や立入検査などを通じて確かめる、そういう監査とは違うんだということだと思います。 ...全文を見る
○堀内(照)委員 それから、集団的個別指導の選定基準、高点数ということになっているんですが、高点数だから悪いのかと私は思うんです。必要な医療を提供した結果、高点数になるということはあり得るわけであって、高点数だから悪い、何かそんな認識なのかと思うわけですね。この高点数を選定基準に...全文を見る
○堀内(照)委員 恣意的にならないようにというんですが、診療内容に基づかない、高点数のみを理由にして選定するということは、やはり合理性はないと私は思うんです。これは萎縮診療につながるという指摘も現場であります。高点数にならないようにということで、必要な医療をむしろ抑制されるような...全文を見る
○堀内(照)委員 ですから、監査であっても立ち会いを認めて公平性の担保に努めようということになっているわけでありまして、改めて、監査とは違う指導ということであれば、なおさら教育的、丁寧でなければならないと思うんです。  大臣に、この点、改めて確認したいと思います。  監査と指...全文を見る
○堀内(照)委員 さまざまな事例を聞いておりますので、ぜひ、この点、趣旨がきちんと貫かれるように徹底をお願いしたいと思っています。この問題は、今後も注視をしていきたいと思っております。  きょう、三点目に伺いたいのは、医療機関の消費税の問題、医療機関側にとってはいわゆる損税にな...全文を見る
○堀内(照)委員 この間、消費税の導入時にも、五%、八%へのそれぞれ引き上げのときにも、診療報酬に要は上乗せをするということだったと思います。  しかし、ちょっと分けて考えたいと思うんです。導入時と五%のときの上乗せ、このときはそういう経緯がありましたけれども、その後の繰り返し...全文を見る
○堀内(照)委員 資料の二枚目に、日本医師会の資料から私の事務所の方で作成した表、特に、平成元年、導入時、上乗せをした項目について、現在の点数がどうなっているのかということで比較をしております。  包括化等々、いわば明確に区分はできなくなったけれども、全体としては入っているんだ...全文を見る
○堀内(照)委員 私は、全体として含まれているというふうにはとても言えないんだと思うんですね。  それは、今の分けてということは、導入時と五%のときの上乗せ分と、それから八%のときの上乗せとちょっと分けて議論したいと言ったのは、八%の増税の際、今、導入時と五%への対応の、項目ご...全文を見る
○堀内(照)委員 見えなくなっている、区別ができないという透明性ということだけではなくて、公平性にも欠けるという指摘がやはりあったわけなんですね。それで、八%への増税のときには、今ありましたように、従来の項目に乗せるのではなくて、基本診療のところに乗せていくというやり方に変えたわ...全文を見る
○堀内(照)委員 今答えていただきました八%のときの補填、全体では一〇二・〇七%で、カバーされているように見えるんですが、これは資料の三枚目に、あとの二つ、今、二項目お答えいただいた、病院の問題と一般診療所の問題の表をつけておきましたが、病院の中でも、一般病院に比べて、特定機能病...全文を見る
○堀内(照)委員 簡単に言えば、マクロでは大まかには補填されているけれども、ミクロで見ればいろいろ問題もあるんだと。ただ、私は、マクロで見ても、少なくとも五%部分までのところでは本当に補填されているのかな、こう言わなければならないと思うんです。そういう意味では、大臣自身も課題はあ...全文を見る
○堀内(照)委員 その負担のあり方なんですが、診療報酬へ上乗せするということは、私、別の意味でも問題だと思っています。  医療が非課税なのは、所得の大小にかかわらず医療にかかる必要があるために、社会政策的な配慮から非課税になっているんだと承知しております。しかし、診療報酬に消費...全文を見る
○堀内(照)委員 さまざまにおっしゃいましたけれども、しかし実際、上乗せをしているわけでありますから、これはもともと患者負担に乗せないために非課税にしているのに、その幾分かであっても患者負担にしているということでは、政策的な意味合いを、なくすとは言わないまでも、減らす、軽減する、...全文を見る
○堀内(照)委員 財源をどこから引っ張ってくるのかというのは、もう言い出したら、立場が違うのであれですが、大企業、富裕層からもっと課税できるところがあるじゃないかとか、いろいろ私たちとしても意見はあるわけであります。事務負担の問題をどう考えるかとか、その合意をどう図るのかとか、ま...全文を見る
05月26日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  法案の審議ということで質問させていただきます。  この法案は、児童虐待の対応にかかわって司法の関与を強めるというものであります。具体的には、第二十八条措置にかかわって家庭裁判所の関与を規定するとともに、一時保護の審査についても、...全文を見る
○堀内(照)委員 全国で千五百九十六人、今ありましたように、その前の法改正があった前に五人増員して以降、ずっとないわけですね。ですから、二〇一一年時点の議論で体制面の心配で見送った司法の関与なんですが、その後増員がないのに今回導入ということなんですが、これは対応できるんでしょうか...全文を見る
○堀内(照)委員 少年事件の減数ということをおっしゃったんですけれども、家事事件の方は一方でふえているということも今ありましたが、総数で見たらやはりふえているんですね、足しても、トータルでいえば。確かに、その全てが、調査官が関与することが必要であるとは限りませんけれども、一方で、...全文を見る
○堀内(照)委員 この中矢氏は、調査官の調査の対象となっている子供や家庭をめぐる状況がどんどん複雑になっているわけですから、その仕事も年を追うごとに複雑になり繁忙になっている、そして、人と向き合う仕事でありますので、時間で区切ることも難しく、きちんと行おうとすればするほど非常に時...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひ独自の基準をと求めておきたいと思います。  一方で、今のその準用、児童養護施設の最低基準を準用するとされている現行の基準自体は、二〇一二年度に改正をされています。適合していない施設がどれぐらいあるか、おわかりになれば教えていただきたいなと思っています。
○堀内(照)委員 つかんでいないのが現状なんですが、日本子ども家庭総合研究所の和田一郎先生らが平成二十五年に調査し、まとめた一時保護所の概要把握と入所児童の実態調査というのがありますが、これによれば、例えば、児童福祉施設最低基準第四十一条に示されている一部屋の定員四人を超えた施設...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひお願いしたいと思うんです。人的なことも、この後聞こうとは思っています。  子供たちの処遇の問題で私が驚きましたのは、施設によっては、威圧的な命令口調で子供と接しているとか、私物の持ち込みを認めずに、下着まで番号の振られた施設のものを使用させられるなどの実態...全文を見る
○堀内(照)委員 やはり、子供の安心まで奪うような行き過ぎた管理や指導というのは間違っているんだということだと思うんです。  今、第三者評価という話もありました。私は、それと同時に、こういう点でも、子供たちにふさわしい対応ができるようにするためにも、先ほどありました人的な配置、...全文を見る
○堀内(照)委員 もう一点、一時保護の問題として、これもきょうずっと出ていますけれども、子供の学習権の保障の問題であります。  一時保護される子供らには、そもそもそういう学習という面では課題のある子も少なくありませんし、学校にも行けない一時保護となりますと、その後、学習のつまず...全文を見る
○堀内(照)委員 学習権の問題は、きょうもいろいろ出たように、それでもやはりなお課題があるんだと思いますので、私、正規の配置も含めてということで提起しましたので、ぜひ検討いただきたいなと思います。  次に、婦人相談所の一時保護所及び婦人保護施設における同伴児童への支援について伺...全文を見る
○堀内(照)委員 被虐待児としてしっかり扱って、心理的な支援も行うんだということでありますが、そして、今、体制整備の途上だということですかね。ですから、現実にはなかなか十分ではありません。心理療法担当職員は、ほとんどの施設で一人いるかいないかというような状況、ゼロのところも少なく...全文を見る
○堀内(照)委員 例えば、厚労省からちょっといただいた資料を見ますと、宮城県の婦人保護施設は、乳幼児二十六人、小学生十五人いますが、保育士、その他同伴児童対応職員はゼロです。心理療法担当職員も非常勤でようやく一名です。大阪は、二カ所で乳幼児八十四人いますが、保育士が非常勤で一人の...全文を見る
○堀内(照)委員 命がかかわる事件が相次いでいるわけですから、やはりそういった社会的な事象からもしっかり学ぶということが必要だと私は申し上げたいと思うんです。  面会交流についての家裁での取り決めの法的な効果について伺いたいと思います。判決と同等の重みがあるのかという点ですね。...全文を見る
○堀内(照)委員 ですから、これは非常に重いんです。それだけに、一たび決定されてしまえば、当事者にすれば、自身が怖くても決定に従わなければと、面会交流に応じざるを得ないんだと思うんです。  この点で、一つ最後に、ちょっと時間が来ましたので確認だけして終わりたいんですが、ことしの...全文を見る
○堀内(照)委員 手続上の問題として周知するということであれば問題はないと思いますので、ぜひ検討いただきたいと思います。  ありがとうございました。終わります。
05月30日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは、貴重な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。  私の方からも、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、吉田参考人に伺いたいと思います。司法関与のあり方で、一定、今回措置をするということです...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  関連して、藤林参考人に伺いたいと思うんです。  分離による児相と親との対立を避けるということでいうと、特に一時保護の場合は、今回は二カ月継続ということなんですが、やはり、ぶつかるのは一番最初の保護なんだと思うんですよね。本当は、そう...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続いて、橘参考人にお伺いしたいと思います。  きょうお話を伺いまして、とりわけ若年女性の支援というのが本当にエアポケットになっているという実態、本当によくわかりました。居場所がないという中で、結局、性暴力被害に遭うリスクというのは本...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続きまして、もう一問、橘参考人に、今のともちょっと関連するんですけれども。  例えば、支援につないだとしても、そこの窓口でなかなか、理解のない人であったりというお話もありました。大体、説教をし始めるというのも、ちょっとどうなのかなと...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございました。  続いては、鈴木参考人にお伺いしたいと思います。  アウトリーチということでは、鈴木参考人もきょうの意見の中で、日本の福祉行政というのは大体、申請主義なんだというお話がありました。本当に困った人が支援にたどり着くにはまず何が必要なの...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  続いても鈴木参考人に伺いたいと思うんですが、今も少しございましたが、九万三千百五十五件の行方というお話がきょうもありました。そういう意味では、やはり深刻になってからではなくて、それ以前の、リスクのあるところ、拡大再生産させないために、...全文を見る
○堀内(照)委員 ありがとうございます。  時間の都合で松田参考人には伺えなかったことを御容赦ください。  終わります。
06月09日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○堀内(照)委員 日本共産党の堀内照文です。  きょうは、ちょっと盛りだくさんでお願いをしておりますので、早速質問に入らせていただきます。  まず初めに、後期高齢者医療保険料の算定誤りの問題についてであります。  昨年末、後期高齢者医療保険の保険料の均等割部分の軽減判定が誤...全文を見る
○堀内(照)委員 神戸市で対象になる方に配付されている文書をきょう資料でつけておきました。当初用意した文書、私の方で配慮が足りませんで、理事の皆さんの御指摘をいただき、ちょっとその部分は直して配らせていただいております。  それで、保険料を、二十七年度分一万九千四十一円、二十八...全文を見る
○堀内(照)委員 本当にこういうことがあってはならないと思うんです。  大臣、具体的に目も配っていただいて、厚労省の責任で起こった問題ですから、被保険者に不利益にならないようにぜひ配慮いただきたいと思うんです。一言、いかがですか。
○堀内(照)委員 ペナルティーや不利益になることが絶対ないようにお願いしたいと思います。  兵庫県では、この疑いのある人が一万三百三十人もいるということなんです。もちろん、全てが実際に誤っているというわけではありません。しかし、とにかくこの一万人以上の方々に調査をかけてみないと...全文を見る
○堀内(照)委員 ぜひお願いしたいと思います。  次のテーマに移りたいと思います。  老舗のゴム製品製造会社昭和ゴムで、社会保険料の不払いが起こっております。その内容は、二〇〇九年末から二〇一二年夏季にかけて、五回分の賞与の際の年金、医療、介護の保険料を労働者から徴収しながら...全文を見る
○堀内(照)委員 つまり、受け取れない、持ってこられても受け取ることはできないということなんだと思います。  ですから、既に徴収権を失って、納付先がそもそもないんだ。なのに、会社側は、年金事務所から時効で受け取ることができないという趣旨の文書が届いてないなどとして、今もなお、今...全文を見る
○堀内(照)委員 不当利得であれば、当然、返還なんだろうということでありました。  今、個別事案ということなんですが、こういうことはあってはならないんですけれども、起こり得るんだなということを改めて私思ったのは、賞与にかかわる保険料なんですね。給与にかかわる保険料なら、毎月なの...全文を見る
○堀内(照)委員 二〇〇九年末から二〇一二年の夏の間に五回と私は申し上げたんですが、実は、その間、二〇一〇年末だけはちゃんと支払届を出しているんです。それはなぜかというと、そのときに年金事務所が調査が入っていたから。今の四年に一回なんです。四年に一回だと、二年の時効、さっきの、徴...全文を見る
○堀内(照)委員 今ありましたように、ガイドラインに照らしても私は明白なんだと思うんですが。  先ほど、うつ病で労災申請中だということも申し上げました。その労災を申請した労働者が、労基署で事情聴取を受けた際に担当職員から言われたのが、宿直時間の全てが労働時間であるかどうかの判断...全文を見る
○堀内(照)委員 今、宿直届を出さないでさせていても、直ちにそれ自体が法令違反ではないんだ、ただ、付随する割り増し賃金の支払いが不十分であったりとか、三六協定より超えてであれば、当然、それに関する法令によって、違反となれば是正されるべきなんだという趣旨だったと思います。  ばれ...全文を見る
○堀内(照)委員 加えて、中皮腫については、こうした専門医療機関が近隣にあるとは限らない状況もあることから、遠方の通院であっても、主治医の紹介等に基づく通院であることが確認でき、診療に適した医療機関であると該当すれば、当然、認められるというふうに思うんですが、中皮腫について、さら...全文を見る
○堀内(照)委員 ちょっと経過をたどってみたいと思うんです。  この中皮腫の労災通院の取り扱いについて、そもそも取り決められたのが二〇〇五年、平成十七年十月三十一日の通達「中皮腫の診療のための通院費の支給について」だと思います。この直前、十月十八日の記者会見で、当時の尾辻大臣、...全文を見る
○堀内(照)委員 資料の二枚目に、その記者会見の部分を引用しておきました。  今ありましたように、一般的な交通費の出し方は最寄りなんだ、しかし、中皮腫の場合は、やはりなかなか該当する病院がないわけですから、患者さんの納得ということを大臣が言われているわけです。  次の資料三枚...全文を見る
○堀内(照)委員 距離によらずということで確認させていただきました。  尾辻大臣の会見もあり、最初の平成十七年、二〇〇五年の通達は、今ありましたように、平成二十年、新しい通達で廃止はされたんですが、その内容が否定されたわけではありません。それは新しい通達でも対応できるからという...全文を見る
○堀内(照)委員 とりわけ、平成二十一年の事務連絡を踏まえているのかなとちょっと疑問を持つようなのもありますので、ぜひ徹底いただきたいと思うんです。  最後に、同じくアスベスト問題で、労災の休業給付について、離職後に診断が確定した場合、労災の休業給付の算定、これはどのように行わ...全文を見る
○堀内(照)委員 一旦定年退職をして、再雇用をされ、またその離職後にアスベストによる疾病の診断が確定した人が、休業給付の基礎日額の算定に当たって、再雇用後の退職をもって離職した日とされたことで、再雇用時の低い賃金が算定基礎になって、給付も非常に低くなってしまったという事例が起こっ...全文を見る
○堀内(照)委員 雇用の継続性等の実態を見て判断をしているんだということでありますが、私は、就労の実態というのを本当に丁寧に見る必要があるんだと思うんです。  二〇一六年、平成二十八年七月二十日の労働保険審査会の裁決というのがありまして、これは本当に丁寧に勤務実態をつかんでいる...全文を見る
○堀内(照)委員 今、労働保険審査会の裁決を踏まえてと言っていただきました。  この裁決が出た後にも、各労基署ですとか地方の審査官の判定なんかを見ますと、単に同じ職場で働いているからということで継続とみなされているという場合がかなりあるわけなんです。そのうちの一つで、こういう文...全文を見る
○堀内(照)委員 別に、じん肺と同じようにせいと言ったわけでなくて、それは判断された向こうの側がそういうことを言っていることを紹介しただけで、私が申し上げた趣旨は、先ほど答弁ありましたように、労働保険審査会の裁決を踏まえてと言っていただきましたので、そういう趣旨が徹底するような手...全文を見る