堀江正夫
ほりえまさお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月10日 | 第91回国会 参議院 内閣委員会 第7号 議事録を見る | ○堀江正夫君 私は、まず最初に、北海道の防衛に対する当面の措置につきまして幾つかの点を御質問したいと思います。 まず、全般的な質問に先立ちましてお伺いいたしたいのは、けさの新聞によりますと北方領土地域、これは単に部隊配置が報ぜられておりますところの択捉、国後、色丹島だけじゃな...全文を見る |
○堀江正夫君 この問題は未確認情報だと言われることでございますから、これ以上聞いても話は進まないと思います。 そこで、これはそれだけにしまして、次に移りたいと思いますが、去年の一月の末に国後、択捉に対するところの地上軍の配備が防衛庁によって発表されました。その際に、この事態と...全文を見る | ||
○堀江正夫君 どうもいまのお話聞きますと、中期業務見積もりあるいは新防衛計画の大綱をつくった時点と大変な大きな情勢の変化がある。というのは、その時点においては北方領土に対する一個師団の地上軍の配備なんというのはなかったわけですね。全く新たなる事態であります。それに対して、中期業務...全文を見る | ||
○堀江正夫君 日本の安全を保持しなきゃならない第一義的な責任は、私は軍事的に言うならば防衛庁が国民に責任を負っておると思います。 それが、道民が非常な不安感にかられておる、こういうことは御存じだと思いますね。去年の暮れでございますが、厚床が自衛隊の誘致を決議をした。さらに弟子...全文を見る | ||
○堀江正夫君 いま長官は、全般的な防衛力の充実の中で北海道といったようなものも考えるんだ、こういうお話と承ったわけでありますが、私は、もう少しこういった事態を深刻に受けとめて、もっといろんな施策を具体的に考えられたらどうかと思うんですね。大綱あるいは中期業務見積もりの達成に大きく...全文を見る | ||
○堀江正夫君 実行上何ができるかということをお考えいただくと。もちろん、ほとんど予算を費やさないものもあるでしょうが、若干の予算でできるものもあると思います。 もう一つ、私は具体的に御提言を申し上げたいんですが、たとえば、別海の演習場がございます。別海の演習場には北海道の部隊...全文を見る | ||
○堀江正夫君 一番初めに言いましたように、北海道の防衛態勢の強化の問題は、当面やれることをやはり何とかもっと深刻に取り組んでいただきたい、そして国民の信頼にこたえていただきたい、このことを重ねて申し上げまして、この点は終わらせていただきます。 次は、いわゆる中期業務見積もりの...全文を見る | ||
○堀江正夫君 いまの見直しのその内容でございますね、いままで長官のおっしゃっているのは繰り上げというものを検討しておるとかおらないとか、そのようなことが言われておりますが、現在防衛庁が考えておるところの見直しというのはどういうような意図で見直しておられるのか、その内容はどんなこと...全文を見る | ||
○堀江正夫君 毎年の例でございますと、五十六年度の予算要求のための各幕の事業計画に対する内局の審査、第一読会がもうそろそろ始まるころじゃないかと思います。あるいは近く始まるんじゃないかと思いますけれども、そうしますと、見直し作業の成果によってそれらは当然付加変更されるんだというふ...全文を見る | ||
○堀江正夫君 中業というものは、来年度予算要求の参考資料になるか、基礎になるのか知りませんけれども、問題は、基礎になっているものは防衛計画の大綱だと思います。その防衛計画の大綱そのものが、もう言うまでもないんでありますが、平和がずっと続くのであって、世界規模の戦争ではなくて、その...全文を見る | ||
○堀江正夫君 大綱の目標よりもGNPの一%以内ということで抑えられる、そういうことでつくられた昭和五十九年までの中期業務見積もりはもっとレベルが低いと、こう思いますね。大綱の線までとてもいってない。重要なものについていってないものが多い、こう思いますが、それは間違いございませんか...全文を見る | ||
○堀江正夫君 しかも、私の理解によりますと、仮に昭和五十九年に予算化するとその船ができるのは昭和六十三年である、こういうことでございます。しかも、それが大綱の線までも達していない。こういうことでございますと、現在言われておるところの一九八〇年代の危機というものにわが自衛隊の防衛力...全文を見る | ||
○堀江正夫君 どうも私どもとしては、まず大綱の線にと言うわけですが、先ほど言いましたように、防衛庁の局長の方もお認めになりましたように、防衛計画の大綱を仮に達成したとしても、重要な機能でもって欠落しておるのもある。まして中期業務見積もりにおいてはそうである。しかも、それができるの...全文を見る | ||
○堀江正夫君 長官のおっしゃる意味もよくわかるわけです。ただ、私は、現在置かれておるところの世界情勢というものは、ただ何年間かかけて、それを一年ぐらい切り詰めて防衛計画の大綱の線、そこまでいかない中期業務見積もりの線をやっておけば日本の安全は大丈夫なんだと言っておれるような時期じ...全文を見る | ||
○堀江正夫君 言葉じりをとらえることになるのかどうか知りませんけれども、このガイドラインに基づくところの詰めの作業の結果、そのまま防衛力整備計画には反映することにならないとおっしゃるのは、私は納得できませんですね、これは。 日本の防衛のために、米軍がいろんなケースの場合におい...全文を見る | ||
○堀江正夫君 長官は、現在の詰め作業の進行状況はお聞きいただいていますか。 | ||
○堀江正夫君 来年度以降の問題については、もっともっと私は具体的にお聞きしたいんですが、時間もありませんので残念ながらこのくらいにします。 これは長官に私直接お尋ねしたいんですが、と申しますのは、私、去年の六月になりますか、総理のところへ一人で行きまして、どうも総理、防衛につ...全文を見る | ||
○堀江正夫君 大臣のお立場ですから、おっしゃることも、まあ納得はできませんけれどももっともということで理解をしたいと思いますが、ひとついま大臣おっしゃいましたように、大臣の時代に道を開いていただいて、本当に総理に実態、本当のことを知っていただくように御努力をいただきたい、これは心...全文を見る | ||
○堀江正夫君 もう一項目聞きたいので、簡単に言ってください。 | ||
○堀江正夫君 何しろ世界じゅう、日本を含めて秘密を取ろうとする者がうろうろ、うようよしておるわけですね。各国ともにそれぞれ防衛秘密を防止するところの体制は最大限の努力をどこでもやっていると思いますね。ところがその上に、これはもう自由民主国だけではありません、共産主義国家も含めて、...全文を見る | ||
○堀江正夫君 最後に一つだけ承ります。 訓練についてでありますが、海空自衛隊はすでに米軍との連合訓練をやっています。陸上自衛隊はまだやっていない。私はもう当然日本の防衛を考えた場合に、陸上自衛隊も米軍の相当の部隊との連合演習というものは今後計画的に進めていかなきゃならぬじゃな...全文を見る | ||
○堀江正夫君 それじゃこれで終わります。 | ||
10月24日 | 第93回国会 参議院 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○堀江正夫君 本日は、国民が長く待望しておりました安保特別委員会が参議院にも設けられて実質的な審議を初めて行う日でございます。そこで私は、今日以降の当委員会の審議に臨む政府、特に防衛庁の基本的な姿勢について一言申し述べてみたいと思います。 従来は、国会におきまして、野党のほと...全文を見る |
○堀江正夫君 ただいま長官から非常に力強い御答弁をいただきまして、この委員会というものを具体的な論議の場にしていかなきゃならない、そのためには防衛庁のそういうような姿勢というのが基本になるんだということから私は申し上げるわけでございまして、ぜひともこの点お願いをするわけでございま...全文を見る | ||
○堀江正夫君 少なくも政府内において軍事大国という言葉を今後もお使いになるならば、私は軍事大国という意義はこうなんだということをはっきりさした上で最小限使っていただかなきゃいけないと思いますですね。非常に誤解を招く。この点は十分に特に防衛庁当局として政府内においてひとつお考えいた...全文を見る | ||
○堀江正夫君 もう一つ、こういった関連のことにつきましてお聞きしたいと思います。 それは、ソ連の最近の日本周辺をめぐる軍事力の増強に基づきまして、その脅威の増大が国民の間でも大きな関心事となっておることは御承知のとおりでありますが、これに関連しまして、脅威脅威と余り験ぎ立てる...全文を見る | ||
○堀江正夫君 まだそういった関連の問題でいろいろとお聞きしたいことがございますけれども、実はきょうは防衛計画の大綱の見直しの問題を時間をかけて私はいろいろ防衛庁の真意というものを、また現在日本の置かれている実態というものをはっきりさせていきたいと思うわけでございますので、そのほか...全文を見る | ||
○堀江正夫君 なかなか新防衛計画大綱の問題についてはここではどういうふうな進言をしたということはお言いにくいだろうと思います。そこで、ストレートにそういう質問をするのを遠慮しましょう。遠慮しまして、以下いろいろとお尋ねしていきたいと思います。 いまお話しになりました、また所信...全文を見る | ||
○堀江正夫君 どうもよく私いまの御答弁わからないのですけれども、情勢が非常に変わってきたから少しでも早く達成しなければならない、こういう考え方で前倒しというものが考えられておると、こう言われるかと思いますと、いや完成するのは五十九年度だ、やはり期間は同じなんだ、ただ必要なものを少...全文を見る | ||
○堀江正夫君 そうしますと、従来言われておりました前倒しというのは、大体五十九年までを五十八年ぐらいまでに終わらす、情勢緊迫している状況下において、というふうに理解されているのは必ずしも正しくないというふうに理解されるわけでありますが、それはそれにしまして、じゃそういうふうに理解...全文を見る | ||
○堀江正夫君 そうしますと、いまのお話ですと、年次も年次割りというのはないんだ、情勢に応じて従来考えておったものをなるべく早くやろうという一つの考え、見直し、それから中身それ自体も当然見直すんだと、毎年ですね、ある程度は。ということでございますが、じゃ五十六年度はどういうようなそ...全文を見る | ||
○堀江正夫君 たとえば、こういう情勢になってきますと、やはり即応態勢を強化しなきゃならないという一つの大きな要請というものがクローズアップしてくると思うんです。そういうことからしますと、たとえばよく言われておりますけれども、航空自衛隊の抗たん性を強化する、そのためには飛行機のシェ...全文を見る | ||
○堀江正夫君 いま五六中業で見直すということはあり得ると、五六中業の話が出ました。それに関連をしまして、新防衛計画の大綱を五十一年の暮れに決めたときに、当面GNPの一%以内をめどとすると、こういうことが決められております。ところが、この当面というのが非常にあやふやな期間でございま...全文を見る | ||
○堀江正夫君 新防衛計画大綱を決めたときというのは、振り返ってみますと、ベトナム戦争が終わった、世界じゅうデタント、デタントで非常に世界情勢が鎮静化しておったときの考え方、計画でございますですね。そのときに当面やはり五年間ぐらいの間には基礎的につくっておかなければならない防衛力な...全文を見る | ||
○堀江正夫君 御承知のように、アメリカは本年度は大変苦しい財政の中で軍事費の実質的な伸びを五・数%、それから西ヨーロッパのNATO各国は実質三%去年から継続をしております。こういうことであります。しかもそのような軍事的な対応をやっても、それは本当かうそかしりません、アメリカの国防...全文を見る | ||
○堀江正夫君 私は防衛庁のいま言われることはわからぬじゃないんです。わからぬじゃないんですけれども、そんなことを言っておったんでは本当の意味の国民の理解は求められやしませんよというふうに私は言っているんです。本当のことを言わなきゃ。 それで、私は防衛庁が本当に危機の年代という...全文を見る | ||
○堀江正夫君 いまの、いつまでに…… | ||
○堀江正夫君 新防衛計画の大綱を決められたときには、平和時に機能する防衛力だということで、当時脱脅威論だとかいろいろ言われたわけです。ところが、最近の防衛庁のいろんな防衛白書あるいは一連の発言等を見ましても、情勢が当時とは非常に変わっておるという認識は機会あるごとに声を大きくして...全文を見る | ||
○堀江正夫君 それはおかしいんですね。平時の防衛力としては新防衛計画大綱でこれだけのものをつくろうということにはっきり政府は決めていますよね。それに向かっていまやっている。それで、先ほども言いますように、いざという場合に十分やれますよというんならいいですよ。 それじゃもう一度...全文を見る | ||
○堀江正夫君 いまおっしゃったように、新防衛計画の大綱ではいざというときに役に立たないんだ、当然それに対してプラスアルファしなければならないんだと。これはもうそのとおりだと思うのですね。そうだとすると、そのプラスアルファをするその姿というものがないのに、どうするんですか。そんなも...全文を見る | ||
10月31日 | 第93回国会 参議院 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○堀江正夫君 私は二つの問題を質問さしていただこうと思います。 最初は白川参考人にお尋ねいたします。 先ほど、防衛力の質を高めるためには訓練を精到にしなければならない、装備品も近代化されたものにしなければならない、同時に国家的な規範になる施策をしっかりと整備しなければなら...全文を見る |
○堀江正夫君 それじゃ、大変失礼でございますが、遠藤参考人にお尋ねしたいと思います。 実は私は陸士の五十期でございます。大変な後輩でございます。いろいろ実は教えていただきたいのですけれども、時間がございません。一つだけ御所見を承りたいと思いますのは、最近非武装中立論を唱える方...全文を見る | ||
11月11日 | 第93回国会 参議院 内閣委員会 第6号 議事録を見る | ○堀江正夫君 本日まで、四日間にわたりまして、参考人の意見聴取を含めまして詳細な審議が行われてきたわけでございますが、恐らく私の質疑の後採決に移ると思います。 最後に、私は特に北九州財務局の南への統合による福岡の財務支局の問題につきまして四つの点をお尋ねをいたしたいと、このよ...全文を見る |
11月12日 | 第93回国会 参議院 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○堀江正夫君 総理、きょうはお忙しいところを御出席いただきまして大変ありがとうございます。 私は、先陣を承りまして二、三の点につきまして総理のお考えを承らせていただきたい、このように存ずる次第であります。 その第一は、二、三日前でございますが、防衛庁の原事務次官が部外での...全文を見る |
○堀江正夫君 そうしますと、まあ、基本的な問題になるわけですね。と申しますのは、防衛計画大綱を決めたときの基本的な考え方なり、国際情勢と大きく変わってきた。いまのお考えでございますと、お聞きいたしますけれども、それでは防衛計画大綱の水準に達するのはいつというお見通しでございますか...全文を見る | ||
○堀江正夫君 そうしますと、五六中業作業にかかられる前にはこの一%の枠の問題は当然お考えになる、検討されるというふうに理解してよろしゅうございますですね。 | ||
○堀江正夫君 五十六年度の概算要求に当たっては一%を超えないのだという大変含みのある御返事をいただきました。そこで、私は、この問題はそのように了承しまして、次の問題に入らせていただこうと思います。 二番目は、三十二年の五月二十日に国防会議、そして閣議の決定をされました「国防の...全文を見る | ||
○堀江正夫君 以下実は逐条いろいろお尋ねをしたいわけでありますが、私の持ち時間はあと十二分しかございません。そこで割愛せざるを得ないわけでありますが、この四項目の中の第二項に、「民生を安定し、愛国心を高揚し、」と、こういうことが書いてございます。民生安定は今日まで二十三年の間にず...全文を見る | ||
○堀江正夫君 そうしますと、さしあたりまして、教育の問題その他で欠けておる面につきまして、今後何らかの前向きの施策を講ぜられるといったようなことにつきましては、いかがでございますか。 | ||
○堀江正夫君 同じ項目に「国家の安全を保障するに必要な基盤を確立する。」ということが書いてございます。これは、民生を安定し愛国心を高揚することがこの「安全を保障するに必要な基盤」なんだと、あるいは防衛というような意味にもとれないでもないと思いますけれども、ここに並行して三つ書いて...全文を見る | ||
○堀江正夫君 時間上もうこれが最後になると思います。 そこで、第四項目でございますが、「米国との安全保障体制を基調としてこれに対処をする。」、これは侵略に対抗する基本方針でございます。こういうことを掲げております。これが三十二年にできました当時の日米の軍事力、防衛力というもの...全文を見る | ||
○堀江正夫君 北方領土の御視察について。 | ||
11月18日 | 第93回国会 参議院 内閣委員会 第8号 議事録を見る | ○堀江正夫君 私は最初に、野田議員も取り上げられましたが、短SAMの検討会、この問題につきましてお尋ねしようと思います。 野田議員は、私聞いていまして、大変穏やかにこの問題を質問されたと思います。国民の理解を深めるためと、こういう名目でこの検討会をつくられた。本来、装備品の決...全文を見る |
○堀江正夫君 いまの長官のお話を私自身は了といたしますけれども、ひとつ、この短SAMの決定はあくまでも防衛庁が決定するんですよ。その趣旨はもう断じて譲ってもらっては困る、私はそう思いますね、その姿勢は。今後もそういうことがない、しないようにするとおっしゃいましたけれども、これはや...全文を見る | ||
○堀江正夫君 もう一つ大変失礼なことを伺います。 特に御入院になっておられました。退院されてから防衛の基本的な問題について総理と何時間ぐらい話しておられますか。 大変失礼な質問かもしれません。と申しますのは、私はどうもやっぱり若干認識の差があるような気がしてならないんです...全文を見る | ||
○堀江正夫君 この問題は、与党であります私どもの責任かなあということを私ども自身が痛感をしております。私どもも努力しなきゃなりません。その点もちろん御努力いただいておると思いますけれども、ひとつこの上とも御尽力いただきたい、心からの私の願いでございます。 もう一つ、これも失礼...全文を見る | ||
○堀江正夫君 それで、この内容を見ますと、宮内所員個人の自分の長い間の勉強の成果からする私見だと思いますね。ところが、たとえば三日目の記事の中で、「八〇年代半ばが危機という説の根拠は、私の知る限りでは、それをすぎてしまうと、ソ連は永遠にアメリカに追いつけなくなるから、ということの...全文を見る | ||
○堀江正夫君 もう一つ、いろいろあるんですけれども、五日目の記事の中で、ソ連の極東正面への軍事力増強は基本的には日本を攻めるためとは思わない、主な対象は中国である、こういう言い方をしています。先ほども防衛白書の内容が取り上げられておりましたけれども、もちろんソ連の極東における軍事...全文を見る | ||
○堀江正夫君 私は、宮内所員からはいろいろとやはりお話を聞いたことが何回かあります。宮内所員が大変よく勉強しておられることもよく承知しております。 また、サンケイ新聞がこういう企画をやられたということについても私は高く評価しているわけですが、ただ、いまも岡崎参事官から御説明あ...全文を見る | ||
○堀江正夫君 私は、五十二年に出された防衛白書、それから五十五年、ことし出された防衛白書、いろいろと情勢を対照してみました。ずいぶん違っていますね。どういう点が違っているのか、ひとつ主な点を御説明いただきたいと思うんです。 | ||
○堀江正夫君 いま、岡崎参事官が主要な問題について御説明をされたわけですが、たとえば米ソの軍事バランスの問題を言われました。当時と比べれば七艦隊の西太平洋地域におけるところのプレゼンスというものが全くさま変わりしている。七艦隊空母の行動はずっと公表されている。それなんかを見てみま...全文を見る | ||
○堀江正夫君 私は防衛計画の大綱とは何だと。たとえ話でございますけれども、地震国日本なんですけれども、最近は大きい地震も起きていない、見通し得る将来においてそういう地震が起きる気配もない、その上に予算もおのずから限定されている。とりあえず家を建てるんだけれども、木造の家族構成に応...全文を見る | ||
○堀江正夫君 少しみみっちく聞きますけれども、国民世論の動向をどういう物差しで判定されるんですか。 | ||
○堀江正夫君 いま世論調査の問題を出されましたけれども、防衛庁あるいは内閣が防衛の問題について世論調査をやったのは最近はいつでございましょうか。 | ||
○堀江正夫君 五十三年の秋だったと思いますね。その後やってないわけですね。 それで、近くこういう状況になって世論調査をやられる計画等はございますか。計画しておられるとするならばいつやられますか。 | ||
○堀江正夫君 その辺がどうも私は、そう言われたけれども、その場限りを言っておられるんじゃないかという気がしてならないんですよ、率直に言いましてね。本当にこの三原則というものを見直しの材料だと言うならば、もちろん防衛計画大綱見直しに反対をする方もたくさんいる。それはもうそのとおり。...全文を見る | ||
○堀江正夫君 この問題は、まあ少なくも長官のいまのお考えと私は認識の差があり過ぎるわけですが、これ以上はここではもう論議は差し控えさしていただきます。 先ほど即応態勢の強化の問題が出ておりました。私は、即応態勢を軍事力、あるいは日本でいえば防衛力、これを常に高める。これはもう...全文を見る | ||
○堀江正夫君 これは長官御承知かどうか知りませんけれども、たとえば航空自衛隊のパイロットでございますね、これの訓練のためには一定の年間の飛行時間の基準がある、それが大体昭和四十年ごろまでは、その基準に対して一〇%減ぐらいの時間で訓練をやっておった。その後だんだんだんだん減りました...全文を見る | ||
○堀江正夫君 私が申し上げるのは、ことし節約率かかっていますね、来年度の要求にそのかかった量を基準とした要求をしておるんじゃないかなという気がしてならないわけです。これは。たとえば警察の警備車両あるいは消防庁の消防車、救急車、こんなものはもう当然節約率なんて掛けるしろものじゃない...全文を見る | ||
○堀江正夫君 即応態勢の問題で、まあ燃料ばかり言っておれませんから、ほかの幾つかの問題を私申し上げてみようと思います。 たとえば陸上自衛隊の人員の充足率のアップの問題ですね。去年、五十五年度は〇・六%のアップの要求をした、それでゼロだと。それで、いろいろ実行で努力をされて、北...全文を見る | ||
○堀江正夫君 ことしの場合は、アップできた総数というものはもう非常にはっきりしておるわけです。来年度、ないですよ。私は一番よく知っていますよ。本当、ないですよ。私はそう思いますね、総数はもうほとんどない。それをやったら大変隊務運営やいろんなことに影響を及ぼすと思いますね、私は。私...全文を見る | ||
○堀江正夫君 いや、まさに防衛庁の予算要求はそうなっておることを私は承知しておるんです。それでしかも、ほかから回そうたって、訓練所要でやっておりますから、ほかから回ったらほかの部隊は訓練できないんですから、どうにもならない。私は即応態勢ということになれば、やはりその辺をちゃんとし...全文を見る | ||
○堀江正夫君 私は、内外の情勢それから政治情勢、いろんな情勢を含めまして、まさにいま私は即応態勢ということでほんの一部のことを具体的に指摘したわけでありますが、いま私が指摘しました燃料の問題あるいは人員の充足率の問題あるいは乙類の問題あるいはシェルターの問題、さらに備蓄弾薬の問題...全文を見る | ||
11月26日 | 第93回国会 参議院 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○堀江正夫君 私は自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラグの共同提案に係る北方領土問題等の解決促進に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 北方領土問題等の解決促進に関する決議 (案)...全文を見る |