堀江正夫

ほりえまさお



当選回数回

堀江正夫の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第94回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○堀江正夫君 私は、防衛問題、特にわが防衛政策の基本に関すると思われます若干の事項につきまして、関係の各大臣から直接率直な御見解を承りたいと、このように存ずる次第であります。特に、きょうは外務大臣も官房長官もいろいろ御日程の都合があるようでございます。お答えの方もできるだけ簡明に...全文を見る
○堀江正夫君 変わっておらないというお考えでございます。私は、少なくともそのような考え方に立つ以上は、政治目的とともに事態認識を一つにする、こういうことが重大な前提であり基本である、こう思うわけでございますが、いかがでございますか。
○堀江正夫君 そうしますと、レーガン大統領が先般八一、八二両会計年度の予算修正を通じて大変な軍事努力の姿勢を鮮明に打ち出されたことはよく御承知のとおりでございます。  そこで、特にその前提となっておるところの情勢につきまして、米国はどのような分析と認識に立ってあのような政策を打...全文を見る
○堀江正夫君 今後も両国の間で、少なくとも事態認識についていささかもずれがあるというようなことのないようにしていただきたいと思うわけでありますが、もう一つ、ヘイグ国務長官がこの一月九日に上院外交委員会で審査を受けました。そのときに次のような証言をしておるわけであります。  それ...全文を見る
○堀江正夫君 いまも外務大臣申されましたが、本当によくこの面については腹を打ち割って、ほかのこともいろいろあると思いますけれども、本当に腹を打ち割って話していただきたい、こう重ねてお願いをする次第であります。  そこで問題は、認識が大事でありますが、その認識に基づくところの対応...全文を見る
○堀江正夫君 私が御質問したのは、自衛隊の現能力あるいは有事の場合の米軍の赴援についてどの程度御理解、御認識しておられるかということを聞いたんですが、各両大臣のお答えを聞いていますと、政治的にはぐらかされたのか、あるいはよく御存じないのかよく知りません。まあ結構でございますが、本...全文を見る
○堀江正夫君 法制局長官、いかがでございますか。概念規定をひとつ統一をして示していただきたい。
○堀江正夫君 それじゃ防衛庁長官、最後に決定版をひとつ示していただきたいと思います。
○堀江正夫君 いま防衛庁長官の御説明によりますと、自衛隊の運用や防衛力整備の前提になる基本的な方針なんだと、こういうふうに言われたと思います。それはそれで間違いありませんか。
○堀江正夫君 そうしますと、四十七年の十月三十一日に衆議院の本会議で、当時の田中総理が民社党の春日一幸氏の質問に答えられまして見解を表明されております。その中で、ここにも官報がございますが、戦略守勢と同意義だと、こう言われているんです。いいですか。専守防衛というのは戦略守勢と同意...全文を見る
○堀江正夫君 いやいや、それは総理が答えておられるんです、そういうふうに総理が。専守防衛というのは戦略守勢と同意義だと、こう言っておられるんです。軍事用語じゃない。政治用語ですよ、もうそうなりますと。どうですか。
○堀江正夫君 先ほど専守防衛の話で、これは田中総理も言っておられるんです。受けて立つのだ。それまでに攻撃することはないのだ。また攻撃されても、相手の基地を専守防衛じゃこちらからやることはないのだと、こう言っておられるんですね。ところが、戦略守勢というのは違うのですね。たとえば一つ...全文を見る
○堀江正夫君 私はもうこの問題につきましてこれ以上見解を聞くつもりはございません。ただ、四十七年に一応統一見解を総理の答弁によって出されたかっこうになっておりますが、確定された定義もありません。どうもいまの短い討議を通じてみても、概念もはっきりしません。しかも、軍事的な合理性から...全文を見る
○堀江正夫君 そのほかにも、たとえば軍事大国にならぬと、こう言われます。これは防衛庁長官には、そういう言葉はもう一切使わないでくださいということを去年二回委員会で言いました。政府で使わないように防衛庁長官から働きかけてくださいということを言いました。ところが、もうますます盛んに使...全文を見る
○堀江正夫君 世界で軍事大国と言われる国はどこでございますか。防衛庁長官、いかがでございますか。
○堀江正夫君 どうもはっきりしませんですがね。常識的に言えば、私は世界規模の各種武力を行使する力を持った国、だから、言ってみれば米ソを言うのだろうと思います。しかし、それだけかといいますと、たとえば東南アジア諸国にとっては、ベトナムはまさに軍事大国ですね。相対的なものです。私は日...全文を見る
○堀江正夫君 それでは法政局長官、文民統制の本旨と役割り、こういったようなことについてひとつ御説明ください。
○堀江正夫君 文民統制は歴史的な発展の経緯があるわけであります。御承知のとおりでございます。いまさらここでは申し上げません。いろんな役割りというものもあるわけです。しかし、大きい役割りというのは、やっぱり軍の暴走を政治がコントロールするという一つの機能がございますね。もう一つは、...全文を見る
○堀江正夫君 そういうような意味において、二つの大きな柱を考えて日本の文民統制はよく機能しておると、こうお考えですか。
○堀江正夫君 どうも文民統制といいますと、軍というものが政治の下にあると、こういう考え方になりやすいんですが、それならコントロールという言葉は使わないですね。相互尊重なんです、これは。それを大枠の間で政治がコントロールしているということですね。結局、本当にコントロールするためには...全文を見る
○堀江正夫君 ぜひそのようにお考えいただきたいと思いますが、同時に、総理の側近に防衛庁との太いパイプ、適切なパイプ、そして常時そういう面で補佐できるような体制も今後お考えいただきたいと、こう思っておるわけでありまして、これは希望させていただきます。  最後に防衛庁長官にお伺いし...全文を見る
○堀江正夫君 いまの話でもっと具体的に私ちょっとお聞きしますと、ということは、具体的に統幕が部隊行動の基本について長官を直接補佐するということですか。
○堀江正夫君 大体中央指揮機構の施設はもうやがてつくられるわけですね。いつまでにそれは決められますか。
○堀江正夫君 いまの防衛庁の設置法では、参事官が基本を握っていることになっております。防衛局長が行動の基本を握っていると、こういうことになっています。塩田防衛局長は戦略、戦術は勉強していますか。
○堀江正夫君 戦略、戦術ですよ。常識的なことじゃないですか、部隊運用。
○堀江正夫君 私は、今後この問題、検討されると思うんですね。検討されるときに、いまの法制から言うと、やはり文官である防衛局長が基本を握ることになるわけです。しかし、有事の場合の部隊運用の基本を、いまも言われました、もう本当は勉強してないんですよ、部隊運用。幹部学校で戦術、戦略を勉...全文を見る
○堀江正夫君 終わります。
03月31日第94回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第3号
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○堀江正夫君 私は、大変限られた時間でありますから、幾つかの点について御質問いたしますが、ひとつ簡明にお答えいただきますとありがたいと思います。  まず最初は、鈴木内閣が発足をしてから今日までの間に、国防会議あるいは同議員懇談会、これは何回、いつ開かれたのか、またそのときの議題...全文を見る
○堀江正夫君 どうも鈴木内閣になりましてから総合安全保障と、こういうことが言われまして、その当時から一部ではいろいろと懸念をする声もあったわけでありますが、その後総合安全保障会議が何回か開かれる。しかし、実際現在のような厳しい情勢、特にレーガン大統領が防衛問題は最大の問題だと、こ...全文を見る
○堀江正夫君 総理は、防衛計画の大綱の水準に達してない、だからそれはまだ先だという基本方針をかねがね言っておられるわけでありますが、しかし情勢が変わった現在、少なくとも防衛庁としてはこういったような問題、軍事情勢に対する理解、認識もないのでありますが、そういう問題についてもフラン...全文を見る
○堀江正夫君 ぜひとも、私は一度、二度じゃとてもコンセンサスは得られないと思います。頻度多くやっていただくように特に防衛庁からアプローチすべきだということを重ねて申し上げる次第でございます。  次に、防衛庁の方では五十六年度の予算案につきまして、中業の一年繰り上げの足がかりを得...全文を見る
○堀江正夫君 長官、願いを込めてということを大きな声で言われましたので、よく気持ちわかるわけでございます。少なくとも、いまお聞きしました範囲では決して本当の、足がかりを得たとはいうものの、実質的には必ずしもそうじゃないので、今後努力しなきゃならないというお気持ちを述べられたと思い...全文を見る
○堀江正夫君 そこで、中業の八十機体制の問題、この能力の問題でありますが、この八十機体制で私はここで三つの問題提起をしたいと思います。この問題につきましてお答え願いたいと思います。  その第一は、数百マイル圏の周辺海域、これはこの八十機体制でどのような程度の密度でカバーできるの...全文を見る
○堀江正夫君 三番目は。
○堀江正夫君 そうしますと、防衛計画の大綱で言われていますですね、百機体制。百機体制になれば、その海域は、その航路は大体カバーできる、こういうお考えですか。
○堀江正夫君 私はこの辺、一応防衛計画の大綱も一つの枠でやりましたから、当然十全は期し得ないんだろうと思いますが、最近の状況を見ますると、やはり機数だってもっと要るじゃないか。百機じゃ足らないじゃないか。もちろんP2Jがその中で相当比率を占めている、それじゃ全く意味ないなんという...全文を見る
○堀江正夫君 機数は。
○堀江正夫君 大綱。大綱の機数。
○堀江正夫君 このE2Cの一機の作戦行動時間というのは大体どのくらい、それも言えませんか。
○堀江正夫君 そうしますと、実際に可動機が一個ポイント四機あれば二十四時間体制は大丈夫なんですか。
○堀江正夫君 それは実際に可動機が四機で二十四時間になるわけですね、一機で六時間ですから。ですから、ある期間やろうとすれば当然予備機がなければ穴があいてしまう、これはもう明瞭でございますね。私は、二個ポイントそれ自体にも問題があると思うんです。もちろん、必要のときに運用するのでし...全文を見る
○堀江正夫君 時間がありませんから、突っ込んだところをこれ以上の質問はしません。しませんが、その辺を本当に誤解しておる人が多いと思います。もっと防衛庁、よく国民にも政治家にも、だれにもかれにもわかるように積極的にやっぱりやっていただく必要があるんじゃないか、このように思われてなり...全文を見る
○堀江正夫君 さっき昭和八十八年と言ったのは大間違いでございます。一九八八年でございます。  いまから努力すればどのくらいそれスピードアップできるんですか、技術的に。一に金ですか、大蔵省の。
○堀江正夫君 もう一つだけ。  私は平和なときの防衛力整備に対する考え方自体と、もう現実的なものになろうとしておるときの防衛力整備の考え方、基本的にもちろん違うと思います。したがって、平和な時期のあの現在の防衛計画の大綱、防衛力の整備計画の考え方と、現時点でわれわれが真剣に考え...全文を見る
04月17日第94回国会 参議院 安全保障特別委員会 第3号
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○堀江正夫君 財団法人の平和・安全保障研究所というのがございますが、それと防衛庁とのかかわり合いはどういうことになっておるのでございましょうか。まず、それをお聞きしたいと思います。
○堀江正夫君 その平和・安全保障研究所の猪木所長がことしの一月の中央公論に「防衛論議の虚実」という論文を発表されております。精読をしてみますと、全般的には防衛力整備の重要性とその急務というものを訴えておられる。そしてまた、ソ連の軍事力の増大についても認めておられるわけです。しかし...全文を見る
○堀江正夫君 この問題をそんな深く言うつもりはございませんけれども、まあ、いろいろな見方があるのも結構かもしれません。しかし、少なくも防衛庁も監督指導し、調査費も出しておられる研究所ですから、その辺の考え方等については十分やはり注目をしていただく必要があるのじゃないか、そのことを...全文を見る
○堀江正夫君 中期業務見積もりでは、一応私の理解しているのでは、護衛艦五十八隻という数字があるのじゃないかなという気がいたしますが、それを前提としてその間の減耗分を含んで、あとことし三隻ですか、すでに審議を終わった予算でですね。そうしますと、あと十隻中業期間に新造船をつくらなきゃ...全文を見る
○堀江正夫君 そのようにして仮に大綱でもって六十隻の勢力を持ったという場合において、その大綱の説明といいますか、その中の侵略に対する部隊運用あるいはそれぞれの能力という面からの説明によりますと、少なくも常時一個護衛隊群、地方隊では少なくも一個隊が即応運用の態勢をとることができる、...全文を見る
○堀江正夫君 そうしますと、一個護衛隊群というのは大体何隻ですか。
○堀江正夫君 そうしますと、特に近海は地方隊が持っておる護衛隊十隊でやるのかもしれませんね。それも実能力というのは非常に少ないのでしょうね、二十四隻しかその中では考えていないのだから。そうすると、近海以外の相当広い海面になりますね、この中における海洋作戦任務を、有事はいろいろな手...全文を見る
○堀江正夫君 防衛計画大綱を決定されるいよいよぎりぎりの段階まで防衛庁の方は最小限五個護衛隊群が必要なんだと、こういうことでやられた。ところが、最後の段階で、大蔵省の方の強い意向で、経費の関係から四護衛隊群ということに抑え込まれたということも聞いているわけです。そうしますと、その...全文を見る
○堀江正夫君 当時においては相当アメリカの海軍力のプレゼンスというものも期待できた。具体的にはどの程度具体的に調整があったか知りませんですけれども、最近は中東にスイングされてなかなかそうもいかぬのじゃないか、こう言われておる。こういうような状況を考えました場合に、ずばり申しまして...全文を見る
○堀江正夫君 これだけでも十分時間がたちましたので、F15で一つだけ私お聞きしておきたいと思いますが、中業ではF15百機体制ということで、すでに、五十三、五十四年度に予算化されておりますから、百機ということになりますと、あと残は四十三機ということになります。しかし、考えてみますと...全文を見る
○堀江正夫君 これについてももう少しいろいろ聞きたいのですけれども、やめておきましょう。  そこで、すでに防衛庁長官も統幕の方から防衛研究の成果を聞いておられます、また防衛庁からも総理に報告をされたということが報ぜられております。私は、この防衛研究の成果に関連をしまして、特に即...全文を見る
○堀江正夫君 いろいろおっしゃいましたが、もう一度重ねてお尋ねしますが、この前、衆議院ですか、御回答になりました、端的に言いますと、八五年ごろというものが大変危険じゃないかというお考えはお変わりないと、こう考えていいのですね。
○堀江正夫君 もう一つ、さらに重ねてお聞きしますと、全般的に言うと、現在はもう本当に緊急の事態じゃないかという御認識はどうでございますか。
○堀江正夫君 防衛研究の中でいろいろやっておられることをいろいろな委員会での質問の中で答えておられますが、いま私が申しました即応態勢の確保という問題につきましてながめてみますと、恐らく警戒態勢区分なんかもそのうちへ入ると思います。あるいは防衛準備ということをやられたということもそ...全文を見る
○堀江正夫君 私は、研究をされてみると、現在いかに平時から有事に備えるための国家体制や法令等ができていないか、あるいは具体的な防衛準備が各般にわたってできていないかと、こういうことを恐らく痛感されたと思うわけなんですね。それで、本当はこういうものができた上で情勢の緊迫に従って所要...全文を見る
○堀江正夫君 いや、八六%が幾ら上がるかということですよ。
○堀江正夫君 防衛研究で、恐らく準備の中に人員充足というようなこともやらなければいけないというような問題が当然起きたろうと、こう私は思うわけですね。  そこで、たとえば人員充足をとりあえずやらなきゃいかぬということになると、いま八六%しかない。その中には学生もいますね、新隊員教...全文を見る
○堀江正夫君 ずいぶんのんびりしていますね。計画制度の訓令によりますと、統合中期は九月までにつくれ、それから各幕の中期はその年の年度末までにつくれ、こういうことになっていますよ。まだ長官指示を出すか出さないか、そのままやらすかどうか、それも決まっていないのですか。こんなことでは本...全文を見る
04月21日第94回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○堀江正夫君 私は、五十六年度の恩給改善及び目症の問題につきまして、何項目かにわたって政府の見解をお聞きいたしたいと、このように思います。私の時間はきわめて限られておりますので、お答えの方は特に簡明にお願いをいたしたいと、こう思います。  まず、五十六年度の恩給改善の問題であり...全文を見る
○堀江正夫君 そのとおりです。
○堀江正夫君 いまの点、私も十分わかるわけでありますが、基本的にはやはり同じ時期にやるという、特に公務扶助料なり傷病恩給の性格からしまして、今後も御努力を願いたいと、このように思うわけであります。  二番目は、普通恩給の最低保障額が物価の上昇率に見合って改善を勘案をされておりま...全文を見る
○堀江正夫君 そのような配慮がなされておることについては私も承知をしておりますし、その配慮を十分に認めておるわけでありますが、この問題につきましてもやはり物価上昇率が改善額の中に含まれておると、しかし、そもそも初めから概算要求のときには同じように含めてやったわけですから、その分が...全文を見る
○堀江正夫君 範囲を拡大をするために遺族加算という制度でやっておられるということについては高く評価をし、妥当だと思うわけでありますが、この公務扶助料や三号扶助料、これがその基本的な精神からしてほかとは基本額が違っておる、優遇されておる、これは当然だと思うわけでありますが、この精神...全文を見る
○堀江正夫君 制度上のそういう考え方は十分わかるわけですが、結果として出てきた数字が、やはり必ずしも基本的な精神に沿わないような結果になるというのはどうも納得できないじゃないかというのが私の言おうとするところでありますから、御理解いただけると思います。  その次は、特例扶助料と...全文を見る
○堀江正夫君 最後は何ですか、もう一回言ってください。
○堀江正夫君 御了解だけですか。もちろんよく理解はするわけです、私は。理解はするわけですが、八〇%ならばそれじゃ妥当かどうかという問題があると思いますよ、私は。一歩も二歩も下がった場合においても、その辺の妥当性の問題についても今後私は十分に検討していただかなきゃならぬのではないか...全文を見る
○堀江正夫君 次に、目症の問題につきましていろいろとお尋ねしたいと思います。  まず第一は、戦前は一目から二目までそれぞれ障害の程度が規定をされておったわけであります。現在もこの障害の程度については一目から四目まで戦前と同じだというふうに理解をしておりますが、一時金の支給の問題...全文を見る
○堀江正夫君 ところが、その後労災保険あるいは国家公務員の災害補償制度等がだんだんと確立をされてきております。もちろん厚生年金、公務員の共済年金制度もいろいろと整備されておるわけですが、この目症と特に労災保険及び国家公務員の災害補償制度との比較を見てみますとどうも不均衡がある、こ...全文を見る
○堀江正夫君 言われる意味がわからぬではございません。わからぬではございませんが、現実的に同じ症状だと。片方は召されて戦地へ行って負傷した症状が何の処遇も受けないというのは、制度上のいろんな問題解釈あるにしても、やっぱりどうも納得できないと思いますね。  この点は、たとえば国家...全文を見る
○堀江正夫君 いま研究をしていきたいと、こうおっしゃったわけですが、そこで五十五年度の調査研究費が五百十何万かあるように私承知しておりますが、その中でいろんな研究調査をやっておられる。この目症の問題について五十五年度ははっきりした内容について調査研究をしておられるのかどうか。もし...全文を見る
○堀江正夫君 まあ余りいろいろ言うのもどうかと思いますから、このくらいにしょうかなと思いますけれども、調査研究、目症も含めてやっておるとおっしゃいますけれども、やっておるといえばやっておる、やっておらぬといえばやっておらぬと、こういうところが本当じゃないかなと、善意に善意に解釈し...全文を見る
○堀江正夫君 まさにいまおっしゃったように、目症以外にも問題があるんですね。私もいささか勉強してみたわけです。恩給と共済組合年金及び国家公務員災害補償の適用を受けておる人について受給額をいろいろ比較してみますと、どうも不均衡がありますね。むしろ恩給の方が少ないものが多いわけですよ...全文を見る
○堀江正夫君 前向きに長官が言っていただいたんですから、大変ありがとうございました。局長、ひとつそういう長官の意図を十分にくんでやっていただきたい、こう思います。  これで私は終わります。
04月27日第94回国会 参議院 安全保障特別委員会 第4号
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○堀江正夫君 きょうは外務大臣、防衛庁長官大変お忙しいところを本委員会に出席していただきまして、大変御苦労に存じます。私は日米首脳会談に関連した諸問題、それから五六中業作成の問題、最後に有事法制の問題の三つについて御質問をいたしたい、このように思います。例によりましてきわめて限ら...全文を見る
○堀江正夫君 私は、防衛庁がそういう認識を持っておられることについてはそう疑いを持っておらないわけですが、従来そういう問題について政府間で本当に意思の統一を図られておったのかという疑念を提起したわけであります。さらに、明日もそういったような問題がやはりまず諮られなければ問題という...全文を見る
○堀江正夫君 当然この自由陣営の外交政策としては、広範な立場から緊張の緩和をする方向に努力するということも必要であることは言うまでもございませんが、基本は厳しさというものをまともに受けとめることがやはり基本だということについては同じ御認識のようでございます。  そこで次は、けさ...全文を見る
○堀江正夫君 外務大臣のそういうお考えは、私自身も理解できないわけではございませんけれども、現在、結局置かれている国際情勢に対する認識の問題に返ってくると思うのですね。いかにして自由陣営が力を合わせながら歯どめをしていくか、抑止的な効果を発揮していくか、こういう観点からの施策とい...全文を見る
○堀江正夫君 少なくとも外務大臣のお考え方の中に、日本のこの不安定な状況をより改善するために自衛力を増強するという問題、これはもう当然のことであって、こんなことと経済協力の問題をてんびんにかけているわけじゃない、こういう御見解だと確認をする次第でございます。  次に、日米首脳会...全文を見る
○堀江正夫君 これも新聞報道でございますが、外務大臣がこの二十四日に、総理に対しまして防衛計画大綱の六十二年度達成という具体的な話は首脳会談では持ち出さない方がよいのだと御進言になったということが報道をされております。それにつきまして、一般論だけでいけるということなのか、だとする...全文を見る
○堀江正夫君 そうしますと、先ほどの質問の中の一つでありました外務大臣御自身が少なくも防衛計画の大綱の水準に六十二年度までに達成しようというそのこと自体についてはいかがでございますか。
○堀江正夫君 大変慎重なお考えですが、もうあしたはこの問題が国防会議に出されるわけでありまして、少なくとも日米外交関係の責任者でいらっしゃる外務大臣でいらっしゃいますから、この問題の扱いといいますか、日本の防衛力の整備に対する努力、これを少なくとも具体的にはっきりさしておかなけれ...全文を見る
○堀江正夫君 私は現在の情勢を踏まえて考えますと、昭和六十二年度に五十一年の平和の時期につくった大綱の水準を達成する、本当にそんなことでいいとは思っておりません。けれども、いろいろな関係がある。少なくもこの問題を首脳会談で、外務大臣がおっしゃいますように、言うか言わないか別であり...全文を見る
○堀江正夫君 各幕僚長に対して示すと言いますが、この計画作成の訓令によりますと、長官指示を出される。そうなりますと、それに基づいてまず統合中期見積もりをやる、そして統合中期見積もりを参考として各幕僚監部の中期見積もりをつくる、これをつくるのが来年の三月までである、こういうふうにな...全文を見る
○堀江正夫君 いまおっしゃいましたこの継戦能力、抗堪性あるいは即応能力の確保といったような問題は、これは五三中業でも重視をするというふうに言われていますけれども、これはもう全く刺身のつま程度でございましてほとんど中身がない、これが実態でございます。やはりこういうものをあわせてやら...全文を見る
○堀江正夫君 時間がございませんので、最後に有事法制の問題に触れたいと思います。  防衛庁としてもう四年近くになるわけでございますね。今日まで検討された結果を先ほど中間報告をされたばかりでございます。したがいまして、細部の具体的内容について質疑をすることは後日に私は譲りたい、こ...全文を見る
07月28日第94回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○堀江正夫君 与えられた時間が三十分だけでございますから、率直に私は個々の問題につきまして御質問します。お答えの方もそのように簡明にしていただきたい、こう思います。  まず第一でございますが、それは野田議員も御質問になりました現在の情勢認識に関連をした問題であります。  こと...全文を見る
○堀江正夫君 いまの問題につきましても、私自身はもっとはっきりしたいと思いますけれども、聞きたいことはたくさんありますからそのくらいにしておきましょう。  次は、もう一つ現状認識について承りますが、防衛体制を整備をする時期的な目標ですね、これについての認識の問題なんです。  ...全文を見る
○堀江正夫君 すでに参事官会議等で来年度の概算要求の主要事項についてはいろいろと検討をされておる段階だと思います。あるいはもう主要なものは一応終わったんじゃないかと思いますけれども、そこで当面五十七年度の概算要求の問題につきましてお伺いしてみようと思います。  その第一は、すで...全文を見る
○堀江正夫君 いまの段階じゃなかなか言いにくいことだと思いますが、私の試算では、どんなに大きく見積もってみても二百五十億を超えることはないんじゃないかなと、こう思うんですが、いかがですか。
○堀江正夫君 私があえてそういうことを言いますのは、やはりこの共同声明以降の一連の日米会談を受けた後の、しかも現在の情勢下における来年度予算でございまして、その中にはやはりいろんな重要な問題を含めなきゃならないと。それを含める上において、当然その大枠というものが一つの規制要素にな...全文を見る
○堀江正夫君 先ほど山崎議員からその充足率の問題が出ました。さらに先ほどは防衛局長から、米側が提言した四項目、その中で即応態勢の強化という問題が第一に提示をされたと、このように承りました。しかし、いま長官が申された中には即応態勢の即の字も申しておられないような気がしました。私の聞...全文を見る
○堀江正夫君 ああ、そうですか。それは失礼しました。それなら結構なんです。  それでは、大体やはり現情勢に対する認識が一致している。したがって、アメリカが提言したいろんな項目、この重要性についても認識をしておる、こういうことだろうと思いますね、いまの長官の御返事は。そうなります...全文を見る
○堀江正夫君 いま御説明がありました人と物の面からの即応態勢の強化、これはもうもっともだと思います。  それで、いままで私は何度も他の委員会でも特に陸の人の充足の問題、きょうは本当に初めて山崎先生が同じような観点から、増強をやれという意味じゃないと言われるけれども、はっきり現場...全文を見る
○堀江正夫君 この即応態勢をなるべく早くやればいい。ただ、でき上がり分の一じゃ困ると思うんですね、私は、国民としても、国としても。少なくとも即応態勢については五十七、五十八両年度ぐらいにはまず心配ないところまで持っていくんだ、こういうぐらいのひとつ計画のもとで五十七年度取りかかっ...全文を見る
○堀江正夫君 もう一つ、次は、やはり重点項目の第四でございます。装備の近代化と、それから特に海空の量的な増強の問題でございます。各新聞にいろんな計画が出ております。二十一日の朝日には、たとえばP3C、F15なんかについて五十九年度発注分を繰り上げてやるんだと、防衛庁御自身も少なく...全文を見る
○堀江正夫君 いままで私が重点項目として質問をしました項目は、必ずしも重点項目全部を集約しているとは思いません。思いませんが、少なくともいままでの質問とそれに対するお答えによりますと、先ほどもちょっと触れたんですが、「五十七年度業務計画の作成に際して指針とすべき事項に関する長官指...全文を見る
○堀江正夫君 それはちょっと強弁だと私は思いますね。私もいままで長官指示をいただいて実際作業をしてきた体験が何回もあるわけですが、どう考えてみても、そういうものを全部含んでおるとこうおっしゃいますけれども、そういう思想はここには流れておりませんですよ、長官、そうお思いになりません...全文を見る
○堀江正夫君 それじゃ終わります。
09月03日第94回国会 参議院 安全保障特別委員会 閉会後第1号
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○堀江正夫君 ただいま外務大臣から米国の原子力潜水艦事故の米側の最終報告の内容及びそれに対応する日本政府の姿勢についての御報告がございました。アメリカの誠意ある態度、これを十分にくんで、これをもって政治決着を図ろうという政府の態度に対しては、日米関係の重要性から考えまして私は至極...全文を見る
○堀江正夫君 いまの問題につきまして、まだお聞きしたい点もあるわけですが、次に移りたいと思います。  やはりきのうの外務委員会で、韓国の経済援助の問題が出されております。いろいろと大臣からも御見解が発表されておりますが、私はこの問題、基本的には全く大臣の考えと同じでございます。...全文を見る
○堀江正夫君 ひとついまのお考えをしっかりと貫いていただく必要が日本の安全のためにあるんだと重ねて私は申し上げておきたいと思います。  次は、五月の日米首脳会談後揺れ動いた、国民を心配させた日米関係は一応鎮静化しておる、少なくとも表面的にはその関係の修復ができたというふうに一般...全文を見る
○堀江正夫君 国防副長官の来日、一部の報道でも九月末というふうになっております。この点は具体的に進んでおるんですか。あるいは前にホールドリッジ国務次官補が下田会議で来日をするんだということを私、訪米したときに聞いたんですが、今度来ているのかどうか、私確認していませんが、来ておると...全文を見る
○堀江正夫君 私はこの八月の初め訪米したわけです。いろんな方とも幅広くお会いしました。表面、日米関係は非常に鎮静化し、修復されていると思います。しかし、根はそんな浅いものじゃないという印象を非常に深くしてまいりました。ひとつ外務、防衛両当局、積極的にやはりこの問題について今後も具...全文を見る
○堀江正夫君 一部に政府決定によりますところの防衛費の増加要求、この問題を取り上げまして意図的に疑問を投げかけておる、こういったような向きもあるわけでありますが、ひとつ防衛庁は確信を持って積極的に政府の先頭に立って、この問題についても国民に理解を求める、こういったようないろいろな...全文を見る
○堀江正夫君 次に移りたいと思いますが、私はもちろん防衛といえども決して行革下の聖域ではあり得ない、そのようにいつも思っております。防衛庁も政府の行革の精神に沿っていろいろと工夫、努力をして効率化を図っていくのはあたりまえだと、こう思います。  そこで来年度ですね、防衛庁あるい...全文を見る
○堀江正夫君 いろいろと防衛庁も努力しておられると思いますが、さらに広範囲にわたって効率化できるものは今後進めるという努力はぜひともお願いしたいと、このように思います。  次に、三十一日に提出された概算要求の問題についてお尋ねしたいと思いますが、まず初めに、来年度の経済成長率、...全文を見る
○堀江正夫君 いまのある政府の中期経済見通しで、それでは来年度GNPは幾らだってわかっているじゃないですか。それを教えてくれと言うんですが、これは拒否された。その意味はわかりませんが、少なくもこれは数字で計算すればすぐわかるわけなんですね、〇・八七。ことしの〇・九〇二六を下回る、...全文を見る
○堀江正夫君 いろんな今後政治的な経過はあると思いますけれども、国の安全を守るための最小限の概算要求、これを達成することによって私はその目的の緒につくことができるんだと思います。ひとつ、いまおっしゃったようなお考え、これでもって貫き通していただきたいと思います。  この要求予算...全文を見る
○堀江正夫君 次に、この予算要求の内容、重点事項につきまして承りたいわけですが、時間がございません。  それで、即応態勢の向上の問題について承りたいと思います。これについてもいろんな問題があるわけです、各般にわたって。ございますが、ハワイの事務レベル会談でも大きな問題点になった...全文を見る
○堀江正夫君 ぜひともかたい決意でこの問題はやっていただかなきゃならぬ問題だと、心底私は思っております。  これに関連して、来年度は定年延長もございますから、募集人員は充足アップをし、あるいは海空の定員増をやったとしてもそうふえないわけですが、近い将来やはり募集人員の増加という...全文を見る
11月13日第95回国会 参議院 安全保障特別委員会 第2号
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○堀江正夫君 私はまず最初に、五十七年度の防衛庁の要求予算の問題に関連しまして二つの点を御質問したいと、このように思います。  その第一は、後年度負担の均等化の問題でございます。総理が均等化について防衛庁に検討を指示されておるようでございますが、その総理の御指示の内容をまず承り...全文を見る
○堀江正夫君 いまの御返事を承りますと、どうもやはりちょっとはっきりしておらないんですが、総理の基本的なお考えの中には、現在防衛庁が要求をしておる事業規模、これを縮小するという考え方は、私は基本的にはないんじゃないか、こう思うんですが、その点はいかがでございますか。
○堀江正夫君 問題になっていますのは、そうしますと、五十七年度の概算要求の後年度負担で、特に五十八年度が一兆七百億円というふうに突出しておる、こういうことに問題がしぼられるわけでございますが、突出をした原因は何でございましょうか。これをひとつお聞きしたいと思います。
○堀江正夫君 いま御返事いただきましたが、特に私はよくわかりませんけれども、どうも航空機関係が隔年ぐらいに占めるウエートが高くなっておる。ちょうどことしはそういう年度に当たったということもあるんだろうと思いますが、ことしの要求段階ではそういうことだけれども、いままでの過去の後年度...全文を見る
○堀江正夫君 現段階ではそれ以上は言えないんだろうと思いますけれども、相手というのはいろんな相手があるわけでして、そう簡単に話のつく相手ばっかりではない、国内だけだと私はいろいろ協力を求められると思いますけれども。そうなりますから、やはり相当早くから検討しなきゃならないんで、恐ら...全文を見る
○堀江正夫君 次は、五十六年度のベースアップ分の来年度予算における取り扱いについて若干お尋ねしたいと思います。  五十六年度の公務員のベースアップがどうなるか、もちろんこれは結論が出ておらないわけでありますから全く不明でございますが、仮に人事院勧告のアップ率で計算しますと、防衛...全文を見る
○堀江正夫君 現段階で防衛庁としては、そういう優等生の答弁しかできないんだろうと思いますが、私、もう少しこの面について具体的に意見も申し述べてみたいと思っておるんです。  防衛予算を構成する要素の一番大きいシェアは人件費、糧食費である。全部のことしも四五%ぐらいかと思います。こ...全文を見る
○堀江正夫君 五十七年度の予算要求に関連する問題はこの程度にとどめたいと思いますが、ただ一つ、もう一度重ねて申し上げておきますけれども、少なくも維持費関係であるとか、基地対策の防音工事であるとか、そういったような面に影響力を及ぼさない、これだけはもうぜひともやっていただきたい。こ...全文を見る
○堀江正夫君 そこで次は、東海地震で予想される被害、この被害の態様と程度をどのように予測をされておるのか、これを聞きたいと思います。
○堀江正夫君 いろんな種類の被害が相当程度起きるということを予測をして、いろいろ予防措置を事前にやっておられる。同時に、仮に起きるということが予知されるという段階において、さらに対策を講ずる。単に起きた場合におけるところの方法も講じておられるんだろうと思いますが、そういった具体的...全文を見る
○堀江正夫君 国土庁からいろいろと東海地震対策について具体的に承ったわけでありますが、今度防衛庁の方に承りたいと思います。  防衛庁に承りたいのは、戦争被害の問題でございます。そこで第一は、過去の戦争等における軍人と非軍人との損害の対比、今後の予測、こういったような面につきまし...全文を見る
○堀江正夫君 現在置かれておる世界情勢あるいは日本をめぐる情勢、これについてはいろんなことが言われておるわけであります。すでに危機の状態にあるんだと、戦争はいつ起こってもおかしくないんだと、こういうふうな言われ方もしております。あるいは米ソの軍事アンバランスというものは八五年ごろ...全文を見る
○堀江正夫君 防衛計画の大綱を決めたその当時とは情勢が大変変わっている。これはもうどう言おうとも変わっておる。これは世界じゅうが認めておるところであると思います。認めざるを得ない状況になっていると思います。したがって、防衛庁も五三中業の一年繰り上げもやりたい、防衛計画の大綱の水準...全文を見る
○堀江正夫君 少なくも言えることは、現在の航空機の能力等から考えますと、全国土にわたって航空攻撃というものが行われる可能性だってあるんだと。したがって、その損害を受ける範囲というのは局限されたところじゃないんだ、非常に広い地域になる。それから、地上侵略を受けるということになると、...全文を見る
○堀江正夫君 そうなりますと、政府機関のどこかがやらなきゃならないということになるだろうと思うわけであります。  そこで、これは各省それぞれ関係があるわけですが、きょうは実は自治省においでいただいております。自治省の管轄される範囲で、あるいは警報であるとか消防であるとかあるいは...全文を見る
○堀江正夫君 近い将来発生の可能性のある東海地震に対しては、先ほど国土庁から御説明がありましたように、あらゆる角度からの検討が行われ、あらゆる対策が講ぜられておる。これは政治の本来の目的からいって当然のことだと思うわけであります。  一方、だんだん厳しくなっておる、いつ事が起き...全文を見る
○堀江正夫君 いまそれぞれ関係のここへおいでいただいております各省庁の御見解を承りましたが、総理府が言われました慎重にというのはどういうことですか。慎重にといえば慎重にということかもしれませんが、いまのような全般状況でいつまで慎重にやるつもりなんだ。国民世論、こう言われますけれど...全文を見る
○堀江正夫君 そうしますと、いまの御返事では、結局基本的に近くやることは決まっている。しかし、やる時期が決まってない、その時期を決めるのは新しい内閣だと、こういうことでございますか。
○堀江正夫君 そうしますと、この間の在日米軍司令官の記者会見でも一月と、こういうのはうそですか。
○堀江正夫君 うそというのはちょっとはしたない言葉であったわけですが、そうしますと、一月というのもいま話し合いの中では出ておるんだと、ただ新しい内閣になってみないと、外交日程その他の関係ではっきりしないということなんですね。
○堀江正夫君 早くやらなきゃだめでしょう、それはもう。日米関係いま考えた場合に、こんな問題でもたもたいつまでもしているということは国益に合わないですよ。まあそれ以上は言いません。  極東有事研究の問題につきましてお聞きしたいんですけれども、現在のこの問題に対する開催についての検...全文を見る
○堀江正夫君 この問題は五十三年に決めたガイドラインに基づく研究でございます。もうあれから三年たったわけであります。現在の情勢下で、日米信頼関係をどう確保していくのかということは、あらゆる面で考えなきゃならぬ問題だ。そういう面から見て、この問題を早急に具体的に積極的に進めるのは、...全文を見る
○堀江正夫君 それじゃ前と同じじゃないですか。いまの質問に対するお答えにはなっていませんが、まあいいでしょう。