堀江正夫

ほりえまさお



当選回数回

堀江正夫の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第104回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号
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○堀江正夫君 昨年十一月に開催された米ソ首脳会談において、世界の平和と軍縮に向け話し合いのスタートが切られたことはまことに有意義であったと考える。しかしながら、世界の現実は、ソ連による核及び通常戦力両面にわたる一貫した軍事力増強と、これを背景とする周辺諸国及び第三世界への勢力拡張...全文を見る
04月15日第104回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○堀江正夫君 私はまず恩給に関連した問題について三点ほど御質問したいと思います。  その第一点は、昭和六十一年度の恩給等の国家補償にかかわる改善措置が従来の慣例を破って当初の大蔵原案で計上されたことを多として、政府の国家補償としての認識に基づく姿勢を明確にされたものと、これを高...全文を見る
○堀江正夫君 来年度以降もことしの慣例を踏襲する御決意と、このように拝聴したわけでございまして、ぜひそのように来年度以降もしていただきたい、重ねて申し上げておきます。  次は、恩給と公的年金のバランスの問題でございます。これにつきましては、午前野田委員からも御質問がありまして、...全文を見る
○堀江正夫君 今、今後の検討の具体的な方向というものについて一部お話しいただいたわけでありますが、今後の具体的なそういった検討の中で、恩給等についての国家補償の基本を絶対に崩すことのないように重ねて強く要望させていただきます。  次に、湘桂作戦等の戦務加算の問題についてお尋ねを...全文を見る
○堀江正夫君 今、長官及び恩給局長から大変難しい状況をいろいろとお話しいただきました。それはそれなりに私も十分わかった上で何度もいろいろとお願いをしておるわけであります。  こんなことを申し上げるのは釈迦に説法でございますが、戦後の自由民主主義社会の中で政治が特に国民の意思を重...全文を見る
○堀江正夫君 単に事務的じゃなくて、ぜひとも政治的に大所高所から御判断いただいて御処理いただきたいということを重ねてお願いしまして、次は総理府、内閣に主として関連する問題についてお尋ねしたいと思います。  その第一は、いわゆる台湾兵の問題でございます。これについては今年度検討費...全文を見る
○堀江正夫君 今、本年度のこれからの検討につきまして、三者合意に基づく今後の進め方について具体的にお話しをいただいたわけでございますが、もう言うまでもございませんが、この問題、提起されて本当に長い問題でございまして、しかもこの問題は日本人の道義心が問われている問題でございます。実...全文を見る
○堀江正夫君 それじゃ次は靖国神社の公式参拝の問題に移らせていただきます。  これについては午前野田委員からも問題提起があったわけでございますが、A級からC級までのいわゆる戦犯処刑者、これは国内犯とは違うという認識に立って寸昭和二十八年から三十年にかけて、国会で議員立法によって...全文を見る
○堀江正夫君 それはもう後から質問しますから、そういうことであれば。
○堀江正夫君 今、恩給局長から政府の見解として、少なくもこの人たちは旧軍人として復権をしたんだ、刑死者も公務死として認定をされたんだ、そしてもう既に三十年それによって措置されてきておるわけですね。こういう事実の上に立って靖国神社は、国会の決定、政府の関係法令の適用実施、これを見届...全文を見る
04月23日第104回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第2号
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○堀江正夫君 ただいまの委員長の趣旨に基づきまして、安全保障の基本にかかわる問題の中で、時間の関係上三点に絞って総理の御見解を承りたいと思います。  持ち時間が二十五分でございますので、私は各項目ごとに初めにまとめて申し上げ、それに対して総理のお答えを賜りたい、このように思いま...全文を見る
○堀江正夫君 ぜひとも、極めて厳しい情勢下を総理の御見識とリーダーシップによって対処していただきたい、このように願ってやみません。  次に、我が防衛政策の基本であります専守防衛について若干お伺いしたいと思います。  この用語は、総理が防衛庁長官のときつくられたものであります。...全文を見る
○堀江正夫君 よくおっしゃる意味はわかるわけであります。ただ、私が申し上げましたことは、当然憲法の精神に基づいてやるわけでありますが、これは国の存亡をかけた事態におけるところの武力の行使でございます。これに当たりまして、ただ憲法の観念論だけで部隊行動の軍事的な原則というものが没却...全文を見る
05月10日第104回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○堀江正夫君 私は、きょうは宮内庁に対して、質問というよりは、最近感じていることの一端を申し上げてみたいと思います。  国民統合の象徴であられます天皇陛下が、本年御在位六十年をお迎えになって、加えて八十五歳の御長寿で現在なおお元気であられますことは、これは国民にとって最大の喜び...全文を見る
○堀江正夫君 終わります。
05月16日第104回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○堀江正夫君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、昭和五十八年度決算外二件に対して、これを是認するとともに、委員長提案の警告案に対しても賛成するものであります。  昭和五十八年度の我が国の経済は、五十八年二月を底に戦後最大の不況と言われた第二次石油ショックの後遺症から回復...全文を見る
11月27日第107回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○堀江正夫君 私は、防衛庁に対する質問に先立って、SDIの研究参加と安全保障室について御質問いたしたいと思います。  まず、SDIの研究参加の問題でありますが、私も二点だけお尋ねいたします。  その第一点は、現在いろいろの観点から、かちっとした枠組みの中でなるべく早く民間の研...全文を見る
○堀江正夫君 今のような状況でございますと、まだ先走っておるかもしれませんが、いよいよ民間が研究に参加するということになった場合、そこには、午前中も論議が行われましたが、軍事技術の問題も当然出てくるでありましょうし、また、汎用技術については民間相互と言われておりますけれども、両者...全文を見る
○堀江正夫君 少なくとも民間が出てきた問題をどこに行って相談したらいいんだ、あそこにも行け、ここにも行けというようなことにならないようにちゃんとした態勢をとるべきじゃないかなと、このように思うわけでして、十分に御検討いただきたいと思います。  次は、安全保障室についてであります...全文を見る
○堀江正夫君 今申されましたいわゆる平常段階における危機管理、危機対処、こういう問題と同時に、いわゆる有事法制の第三分類に属する問題があると思います。これについては先般、同僚の飯田委員から国民の避難、交通機関の統制を内閣が一体となって取り組むべきだといった発言もございました。また...全文を見る
○堀江正夫君 ぜひ今のお考えに基づいてこの種の検討、さらに整備に向かって御努力願いたい、こう思うわけですが、今いろいろお話ありましたような問題を処理するとしますと、安全保障室の現状は、仄聞しますと人員の点においても施設の点においても予算の点においても、さらにその運用の面においても...全文を見る
○堀江正夫君 危機対応という本来の第一義的な任務からしますと、ことしも防衛二法でも中央指揮所の二十四時間勤務体制をとるための人員要求が出ておるわけですが、安全保障室も常時勤務できるだけの最小限の人員というのは必要じゃないか。そうしなければいざというときに機能しないじゃないかと、こ...全文を見る
○堀江正夫君 今のような人員体制だと私は大変だと思いますね。来年度どうしても人員増ができないとするならば、関係各省の協力を得て、やはり最小限の二十四時間勤務体制をとるような努力が必要じゃないかなと私は思いますので、あえて申し上げておきます。  これからは防衛庁関係についてお尋ね...全文を見る
○堀江正夫君 今私は、私の理解を申し上げたわけでありますが、長官の申されたのは基盤的防衛力構想の中の重要な一部面ではありますけれども、先ほど申し上げましたように、そのほかに平時あるいは間接侵略に対応するところの防衛体制という面もありますし、また、新しい情勢に移行できるような防衛力...全文を見る
○堀江正夫君 今のお考えには若干私は異見もございますけれども、次に移らしていただきます。  次は、総理からもまた防衛庁からも、この変更は当然だという意味の発言のあります別表の問題であります。  私は、もちろん防衛力は基本的に対処力を持たなければならない、それでなければ抑止力も...全文を見る
○堀江正夫君 私はその考え方は同意でございます。ひとつそういう柔軟な考え方で実のある防衛力をつくるように御努力願いたい、こう思います。  次に、きのうの本会議で総理は、大綱の見直しは大綱達成時、そのときの内閣が考うべきもの、こういう見解を示されました。また、本日の朝刊では、記者...全文を見る
○堀江正夫君 今大綱策定当時の極東における軍事情勢についてのお話がございましたが、やはり大綱の前提になる基盤的防衛力構想をつくったときの考え方というのは、国際的な配慮はもちろんあるわけですね、枠組みもあるわけです。しかし、主に国内的な政治的な問題からの要素の方が強かったんじゃない...全文を見る
○堀江正夫君 今申されたように、大変難しいいろんなファクターがあるわけですが、これはやはり防衛庁でしか研究できないことてして、防衛庁でしかこれは準備できないことですから、ぜひとも精力的に、計画的にこの検討を進めていただきたい。こういうことを重ねて申し上げておきます。  次は、大...全文を見る
○堀江正夫君 もうまさに長官のおっしゃったとおりでございまして、現在は防衛計画大綱の水準を達成する、こういう一点に絞ってひとつやっていただく必要があると思います。また、一%の問題は、私はやはり防衛というのは責任当局がリーダーシップを発揮しなければ国民は理解しないと思いますね。いつ...全文を見る
○堀江正夫君 今長官から実態を的確に把握された御言明がございましたが、実は、申し上げるまでもないことでありますけれども、第一次防から四次防までを振り返ってみますと、毎次常に正面も積み残して目標の達成ができなかった。特に後方に至ってはほとんど顧みられることはなかった。防衛計画大綱に...全文を見る
○堀江正夫君 FSXの決定の問題は、大変防衛庁でも苦心をしておられることだと思いますが、全般情勢上いつまでも延ばすというわけにはいかない問題ではないかと思っております。一体いつごろまでに決定をしようとしておられるのか、この点をお伺いします。
○堀江正夫君 私はF1の現状から見ますと、いずれにせよ、来年度中にいろいろなことを具体的に手をつけていかなければならないといったようなことになるんじゃないかなと、こう思うわけでございます。そういうような観点からいたしますと、十二月の政府予算案の決定の中で、概算要求の中身を一部組み...全文を見る
○堀江正夫君 次に、即応態勢の問題につきまして、海空の定員増であるとか、陸の充足率の問題であるとか、レーダーサイトの直接防空力を強化するための短SAM等の陣地の用地取得の問題であるとか、いろいろお聞きしようと思いましたが、一点だけ、陸の充足率についてお尋ねをしておきます。  陸...全文を見る
○堀江正夫君 実は、先ほど長官が申されましたが、中防の第二年で正面防衛力と同時に後方をうんとやりたい、私もまさにそうだと思っておりまして、練度の向上の問題であるとか、あるいは隊員施策の問題、いろいろと御質問もし、意見も申 し上げようと思いましたが、時間がもう参りましたので、最後...全文を見る