保利耕輔

ほりこうすけ



当選回数回

保利耕輔の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○保利政府委員 このたび農林水産政務次官を拝命いたしました保利耕輔でございます。  我が国の農林水産行政は幾多の困難な課題を抱えておりますが、羽田大臣を誠心誠意補佐いたしまして、全力を傾けてこの難局に当たりたいと存じております。  委員各位の御支援のほどをお願いを申し上げまし...全文を見る
○保利政府委員 お答えを申し上げます。  自給率と自給力というのは、先生御案内のとおり率と力の違いでございまして、文字どおりでございます。  したがいまして、率の場合はパーセントであらわす、あくまでも数字の問題であろうかと思います。力の方はなかなか数字ではあらわしにくいけれど...全文を見る
○保利政府委員 自給率の中にも、私の承知しておるところでは統計上三つ自給率を出しておると思います。先生御指摘の自給率の低い部分、三二%というのはいわゆる穀物の自給率でございまして飼料を含んでおるものでございますが、主食用の穀物の自給率は約七〇%ちょっと超えたところだと思います。し...全文を見る
○保利政府委員 木材の需要を拡大するということは、山を守るという意味からも非常に大切であることは先生御指摘のとおりでございます。  木材需要については、林野庁としても農林水産省としてもその拡大に一生懸命努力をしておるところでございまして、細かい点につきましては、林野庁長官がおり...全文を見る
○保利政府委員 魚は日本人にとっては昔から食べている大変大事なたんぱく源でございまして、これを確保するということは今後とも必要でございます。そしてまた、日本人は魚をとることが昔からうまいということもございます。  そうした漁業者の生活その他も考えて、今長官からお話がございました...全文を見る
○保利政府委員 漁業交渉の状況については今佐野長官から御説明のとおりでございますが、日本の遠洋漁業をこれからも守っていくということは非常に大事でございますので、ここで安易な妥協をすることは将来にとって禍根を残すのではないか、こういうふうに考える次第でございます。しばらくの間、時間...全文を見る
○保利政府委員 農産物の市場開放問題にどう取り組むかという大臣に対する御質問でございますけれども、かわりましてお答え申し上げたいと存じます。  我が国は、その国際的な立場から、一層均衡のとれた国際経済関係の形成に努めていくことが現在非常に重要な課題となっておるわけでございます。...全文を見る
○保利政府委員 このたび大臣のもとで政務次官を務めさせていただいて、農政についてさらに勉強させていただくという大変いい機会を与えられまして、私もありがたく存じておるところでございます。  今、羽田大臣からお話がありましたように、柔軟な頭をもって農政に対応していかなければいけない...全文を見る
03月27日第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○保利政府委員 乳製品の価格につきましては、先生御承知のように、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法、通称不足払い法と申しておりますが、これに基づいて価格を決定いたしておるところでございます。  今、先生からお話がございましたように、昭和六十一年度の加工原料乳の保証価格につきまし...全文を見る
○保利政府委員 過去の例につきましては後ほど事務当局からお答えを申し上げたいと思いますが、農家に対しまして愛情のある措置を講ずるべきではないかという先生の御指摘はごもっともでございまして、十分にその考え方を胸に入れまして、総合的に勘案をして決定してまいりたい、このように考えており...全文を見る
○保利政府委員 農協を通じて牛乳の需要拡大をしなければならないということは十分私も承知をいたしておりますし、また農協側もよく理解をしているところだと私は考えております。したがいまして、先生から今御指摘のありました点につきましては十分に私どもでも研究をしてまいりたい、このように思っ...全文を見る
○保利政府委員 農林水産省といたしましては、畜産物価格につきましては、法律に基づきまして再生産が可能な価格ということで算定をいたしましてこれを諮問したものでございまして、撤回をする気持ちはございません。
○保利政府委員 ただいま島田先生からの大変貴重な御意見をいろいろ伺わせていただいておりますけれども、酪農の将来像がまさに先生御指摘ございましたようになかなか難しい、大変だということは私もよく理解をしたところでございます。  ただいまお話がありましたように、今回の諮問価格に関連を...全文を見る
○保利政府委員 ただいま先生から御指摘のございました数々の負債の深刻化の問題につきましては、私どももかねてからよく聞いておるところでございますけれども、なおこの上とも調査をしまして、大臣にもお話があったという先生からの御指摘がありましたので、血の通った負債整理対策というものを今後...全文を見る
○保利政府委員 畜産物価格、私ども法律に基づきまして諮問価格を出させていただきまして、計算の問題でございますが、適正なものだと考えておるわけでございますけれども、日本の農家が今後とも畜産関係に力が入れられるように、私どもは価格のみでなく、ほかの政策からも手助けをいたしまして畜産政...全文を見る
○保利政府委員 大臣にかわりまして御答弁をさせていただきます。  先生御指摘の飼料作物の育種の問題でございますが、大変重要な問題だと私どもも考えております。我が国畜産業の今後の発展を図りますためにはどうしましても大家畜の飼料生産基盤の強化が必要である、このように考えておりまして...全文を見る
○保利政府委員 畜産物、とりわけ肉、それから牛乳、先生今御指摘は牛乳の方だったと思いますが、国内で生産可能なものはできるだけ国内で生産をしていくというのが大原則であろうかと思います。  輸入をするという発想は、これは私自身いつも思いますが、外貨があって初めて輸入ができるというこ...全文を見る
○保利政府委員 先生から御指摘のとおり、酪農の作業は大変拘束性も高い、あるいは、いろいろ機械設備等がそろってきた昨今では技術性も高いということは、私もそのとおりだと思います。
○保利政府委員 先生から御指摘をいただきました数々の点につきましては、十分に考えまして、そして、将来の酪農民が希望を持てるようにやっいきたいと思っておりますが、当面、審議会に提出いたしました諮問価格につきましては、これはそのとおりにさせていただきたい、このことを御理解をいただきた...全文を見る
○保利政府委員 牛の異常産につきましては私も大変気にかかっているところでございまして、先生から今いろいろと御指摘いただきました点については重大に受けとめておるわけでございます。  私どもとしては、一刻も早くこの病原体と申しますか、ウイルスであればウイルス、ほかの原因であればほか...全文を見る
○保利政府委員 日ソ漁業交渉の問題は、先生御承知のとおり大変難航いたしておりますし、ある意味では国難とも言えるような状況でございますので、いつの日か大臣が参りまして、いつの日かと申しますとちょっと長いような感じがいたしますけれども、時を選び、そして事務当局の折衝の状況を見ながら、...全文を見る
○保利政府委員 先般八項目のお申し入れを大臣にされたことに対しましてお答え申し上げたいと思います。  農家が再生産を確保できるようなレベルの価格を設定すべきであるという御意見が主体であろうかと思います。  御承知のように、畜産物の価格につきましては、畜産物の価格安定等に関する...全文を見る
○保利政府委員 先生御指摘の法律につきましては私も六法全書で見ておるところでございまして、その目的に沿った答申案であるかどうかという御質問かと思います。  私ども法律を執行する立場にございますので、当然この法律に基づいた計算を重ね、でき得る限りの資料を集めましてこの価格を決定い...全文を見る
○保利政府委員 今回の諮問案は、不足払い法の定めるところによりまして政府で計算をいたしまして作成したわけでございますが、いろいろな条件、えさの価格が下がった、あるいはいわゆる生乳の生産条件あるいは需給事情あるいは経済事情などいろいろ勘案をいたしました上で、再生産が可能であるという...全文を見る
○保利政府委員 いろいろな計算の要素を重ね合わせまして引き下げという数字になってしまったわけでございますが、これは再生産が可能であるという数字になるようにつくられたものだと考えておりまして、十分に再生産は可能だと考えております。
○保利政府委員 御引用いただきました大臣の抱負はまさにそのとおりだろうと思います。私自身もそういうつもりで農政に取り組んでおるわけでございます。  それで、今回の加工原料乳の保証価格引き下げ諮問が果たしてそういうものにつながるのかどうか、そういった明るい農政につながっていくのか...全文を見る
○保利政府委員 ただいまの御意見につきましては、本日も委員各位から種々御議論をいただいたところであります。  現在、畜産振興審議会酪農部会におきまして、諮問を申し上げて御審議をいただいているところでもございますので、この答申を踏まえまして、速やかに適正な価格決定を行うなど、適切...全文を見る
04月08日第104回国会 衆議院 大蔵委員会文教委員会農林水産委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○保利政府委員 農業の基盤整備は、効率あるそして生産性の高い農業をやっていくためには大変重要なことだと思います。先ほど先生御指摘がございました受益者負担がある、経済の波及効果が大きい、事業費に占める労務費の割合がほかの公共事業と比べて最高に高い、あるいはいわゆる一億円未満の資本金...全文を見る
○保利政府委員 市場開放の問題についてでございますが、今農産物の十二品目について、これまで昨年の十二月四日並びにことし三月十八日、二回にわたりまして事務ベースでの協議を重ねてまいったところでございます。御存じのように、協議におきまして米側は、いわゆる自由化、輸入制限を撤廃すべきで...全文を見る
○保利政府委員 御承知のように、六十一年度の予算編成に当たりましては、厳しい財政状況のもとで国、地方を通ずる行財政改革を推進するということが必要だということでございまして、補助金の整理合理化を進めなければならないということが課題とされていることは先生もよく御承知のとおりでございま...全文を見る
○保利政府委員 一億二千万人の日本の国民に対して、いついかなるときにも安定をして食糧を供給するということは、国にとって大切な事業であると考えております。その農業をさらに近代的なそして効率のよい、生産性の高いものにしていくためには、農業の基盤整備事業というものは国として大いに進めて...全文を見る
○保利政府委員 先生よく御承知のとおり、我が国の農業は自然条件に非常に左右をされておりまして、規模が零細で収益性も低いという特性がございます。また、作目が非常に多様でございまして、そういった特質を持っております。これらの特質を踏まえまして、農政推進上、補助金というものが非常に大事...全文を見る
○保利政府委員 今回の補助金の削減処置につきましては、土地改良事業の円滑な推進を確保するために、昨年と同様、国庫補助負担割合の削減分が受益者の負担増とならないように配慮いたしまして、都道府県を主体とする地方公共団体において削減分の全額を負担するものといたしまして、所要の指導を行う...全文を見る
○保利政府委員 先生御指摘の須川地区は、当初三十一億円ほどの予算規模があって、その後、六十一年時点におきましては予算規模としては百十七億円程度に上昇をいたしております。したがいまして、十アール当たりの年償還額が七千円から二万九千円に上昇してきておるということは事実でございます。大...全文を見る
04月09日第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○保利政府委員 御承知のように競馬は古くから世界各国で行われておりまして、競馬で走る馬の強いものをつくろうという動きがあるわけでございます。したがいまして、世界各国には先生御存じのようにすばらしい馬がございますが、日本におきましても特に日高地方におきまして、地域産業ともいうべき、...全文を見る
○保利政府委員 先生御承知のとおり、競馬会から国庫へ納付するものは法律によりまして第一国庫納付金と第二国庫納付金がございまして、例えば六十年度でございますと第一国庫納付金は千六百四十五億、それから第二国庫納付金は三百二十六億の納付をしておるという形で国家財政には寄与をいたしておる...全文を見る
○保利政府委員 競馬は世界各国でかなり古くから行われておりまして、日本におきましても、国民の健全な娯楽として定着をしておるところでございます。今後とも安定的に競馬が運営されてまいりますためには、まず、先生御指摘のようにファンというものを大事にしなければいけないということ、そして生...全文を見る
○保利政府委員 先生が大変競馬の発展について尽くされたことに対して、心から敬意を表する次第でございます。  ただいま法の改正の必要性についてお話がございましたが、他の公営競技との兼ね合いでございますとかいろいろなことを考えながら、そして先生から御指摘をいただきましたことを十分念...全文を見る
○保利政府委員 先生からの御質問は、軽種馬農家の経営が非常に苦しい、何か今まで農水省として施策を講じてきたかという御質問かと存じます。  軽種馬生産の振興と軽種馬生産農家の経営安定を図るために、農林水産省といたしましては、従来から軽種馬生産農家に対する農林漁業金融公庫資金の融通...全文を見る
05月08日第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○保利政府委員 政務次官として大臣を補佐をするというのが私の役目だと心得ております。先生御承知のとおりまだ十分とは申せませんけれども、できる限り誠心誠意お答えを申し上げるということが大臣をお助けすることだと思いますので、そういう意味ででき得る限りお答えを努めてまいりたい、このよう...全文を見る
○保利政府委員 御承知のとおり、サミットは終了いたしまして、極めて成功裏に各国の首脳が話し合いを行ったと存じます。その中で、先生御指摘の農業の問題についても経済宣言の中で指摘をされたところでございますが、現在、農業をめぐる世界の情勢は、単に日本の問題としてだけではなくて、アメリカ...全文を見る
○保利政府委員 衆議院も参議院も院の独自性というのを持っておりまして、その関係で、どちらが上どちらが下ということは全くないものと私は了解をいたしております。
○保利政府委員 日ソ漁業交渉の結果によりましてできましたことから派生してまいりますいろいろな問題に対する対策というものは、国が日ソ漁業交渉をやってまいりましたのでありますから、国が責任を持ってこれに対処していくということは必要なことであろう、このように私は存じております。漁業交渉...全文を見る
○保利政府委員 食管制度は国民の主食でございます米を政府が責任を持って管理をする、そしてその需給及び価格の調整、流通の規制を行うことによりまして、生産者に対してはその再生産を確保し、また消費者に対しては家計の安定を図るという重要な役割があるわけでございまして、先生御指摘の流通の分...全文を見る
○保利政府委員 今、日ソ交渉、日米交渉から来るところのいろいろな問題、私どもとしましては遠洋漁業が非常に大きな転換点に差しかかっておるというふうに認識をいたします。そしてまた、日本人が伝統的に食べてまいりました魚、それによって補給してきたところのたんぱく、こういったものを将来の子...全文を見る
○保利政府委員 農林水産行政は、いついかなるときでも、どういう事態があっても、国民に対して食糧を安定的に供給をするということを一つの目的にしておると思います。  その食糧を生産する生産基盤を整備するということが、構造改善局が中心になって行っておりますこの基盤整備事業であると思い...全文を見る
05月21日第104回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○保利政府委員 食糧の安全保障の問題について先生お触れをいただいたわけでございますけれども、今回のチェルノブイル発電所の事故は、大変不幸な事故でございまして、このような事故は二度とあってはならないことだと私は考えておりますし、また、日本の原子力政策は安全の上にも安全に力を入れてい...全文を見る
○保利政府委員 食糧の自給力を確保せよというお話でございます。当然だろうと思っておりますし、また私が先ほど御答弁の中で申し上げましたように、いついかなることがあっても国民に安定的に食糧を供給するというのが農政の基本であらなければいけないという考え方を持っておるわけでございます。こ...全文を見る
08月05日第106回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○保利委員長代理 辻一彦君。
10月21日第107回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○保利委員 加藤大臣には、羽田前農林大臣からお引き継ぎになられまして約三カ月でございますが、この間、御就任早々米価の問題にお取り組みになって、あるいは漁業の面では北洋漁業の減船対策に奔走される。林業におきましても、いわゆる国有林野の大きな問題が控えておるわけでございますが、こうい...全文を見る
○保利委員 今、大臣のお言葉の中にも、山の問題についてちょっとお触れをいただいたわけでございます。今、森林・河川緊急整備税というものが検討されておるわけでございますが、これは農林省の中では林野庁が主体になっていろいろな案をつくっていただいております。私は、日本の経済発展というもの...全文を見る
○保利委員 大臣、ありがとうございました。税制のベテラン、そしてエキスパートであります大臣でございますので、大きな御活躍をお祈り申し上げ、我々も一生懸命この実現に邁進をしてまいりたい、このように思います。  さて、今年度のてん菜、大豆、畑作物生産者価格は既に決定をされておりまし...全文を見る
○保利委員 そこで、今週はサトウキビの値段を決めなければならないわけでございます。沖縄の基幹作物はサトウキビ、あるいはパイナップルというようなものもございますけれども、何といっても沖縄においてはサトウキビである。しかし、なかなか生産性が上がらないわけでございますが、サトウキビの生...全文を見る
○保利委員 さらに、バレイショあるいはカンショ、これに伴うところのでん粉も決まっておるわけでございますけれども、御承知のとおり、でん粉はアメリカ側が自由化を要求している十二品目の中の一品目でございまして、この十二品目の交渉いかんによっては、北海道あるいは鹿児島といったようなところ...全文を見る
○保利委員 一段の御努力をお願い申し上げたいと存じます。  さて、大変大事な項目なんですが、時間がなくなってしまいましたので、一括して大豆の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  これは大臣に後で御感想をちょっと伺いたいと思っておるわけでございますが、非常に難しい問題で...全文を見る
○保利委員 いずれにいたしましても、大豆の問題は大変大事な問題でございますので、これからの施策について論議を十分深めていただきたいと考える次第でございます。  今の局長の御答弁の中で、聞き違いかもしれませんけれども、四十二万ヘクタールというお話がございましたが、四十二万トンでは...全文を見る
○保利委員 いよいよ時間がなくなりました。あと一問だけお願いを申し上げておきます。  昨今の大変大きな話題は、アメリカの精米業者協会、いわゆるRMAがUSTRに対して、日本の食管制度は不公正であるということで提訴をいたしまして、アメリカ側として大統領が対抗処置をとるようにという...全文を見る
○保利委員 時間が参りましたので、これで終わらせていただきますが、ただ、最後に、生産者、消費者を含めた国民のための新しい農政の展開について、加藤大臣の御活躍を心からお祈り申し上げたいと存じます。よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
12月11日第107回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○保利委員長代理 吉浦忠治君。
○保利委員長代理 木下敬之助君。