保利耕輔

ほりこうすけ



当選回数回

保利耕輔の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第129回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○保利委員 既に多くの議員の皆さんが御質問されておりますから、一部重複する質問があろうかと思います。お許しをいただきたいと思います。また、通告をしていない質問が時として出るかもしれませんが、それについてもお許しをいただいて、しっかり御答弁をいただきたいと思います。  質問に先立...全文を見る
○保利委員 なぜリレハンメルのことを冒頭に持ってきたかと申しますと、実は、リレハンメルで日本選手団が活躍をしております一つの助けとなったものに、御承知のように、スポーツ振興基金というのがございます。平成二年に補正予算で政府の予算二百五十億を組んで、このスポーツ振興基金をつくったわ...全文を見る
○保利委員 国民の皆さんが選挙の今度の改正について一番関心をお持ちなのは、いろいろな点がもちろんありますけれども、選挙の区割りがどうなるんだということについて私なんかも非常に多く質問を受けるわけであります。しかし、この小選挙区の区割りが確定しますまではかなり時間がかかるだろうと思...全文を見る
○保利委員 私が財政法第二十九条を読んでみた感じは、今篠沢主計局長がお答えになったとおりであります。したがって、第二次補正予算が成立した後に起こった緊要な事由に基づいて今度の予算編成が行われているかどうか、その点についてお答えをいただきたいのでありますが、いかがでしょうか。これは...全文を見る
○保利委員 我が党は、第二次補正予算のときに組み替えの要求をいたしまして、追加要求をいたしましたが、これは見事にはねのけられてしまったわけであります。それからほとんど日にちがたっていないのに追加予算をされた。事由があるんだろうかという気がいたします。これは後ほどまた同僚議員からも...全文を見る
○保利委員 二十九条に言うところの「特に緊要となった経費の支出」、しかも「予算作成後に生じた」、第二次補正予算が成立後にできた「事由」というふうにはとても考えにくいわけであります。したがって、非常に多く問題点を持っているな、やっていただくことは結構なんですけれども、問題点を持って...全文を見る
○保利委員 農林水産大臣の御答弁は、今回の予算はあくまでも景気対策が主眼である、ウルグアイ・ラウンド対策はまた別途本格的にやるよ、こういうふうに受けとめさせていただいてよろしゅうございますか。
○保利委員 なかなかつじつま合わせ、難しいところだろうと思います。  第三次補正予算の件につきましてはそこまでにさせていただきますが、次に、このほど平成六年度予算をお決めになられました。その中で、それに関連いたしまして、政府の長期計画をお決めになっていらっしゃいます。  これ...全文を見る
○保利委員 農林水産大臣は、長期計画について大蔵省から査定を受けて不満だというふうに御表現になったわけであります。不満であるという意味合いにおいてとかいうふうなお話であったと思うんですが、ちょっと意味がわからないのですけれども、いずれにしても余りおもしろくない、三兆四千億通しても...全文を見る
○保利委員 それでは、大蔵省に値切られた結果の三兆を達成をしていくためには、現在の漁港予算を年率何%伸ばしていかなければなりませんか。これは事務局からでも結構です。
○保利委員 今大蔵大臣がお答えになった事業費ベースで六%伸ばしていくということと、財政審の答申で抑制的にこれを決めていくということはどういうふうな整合性を持っておりますか、お答えください。
○保利委員 そうしますと、大蔵省は三兆四千億の要求を三兆に値切った。大蔵大臣としては、財政事情が厳しいから、三兆四千億上げたいけれども三兆にした。しからば三兆円は、これは六年間でキープしてくださるか、確保してくださるかどうか、御確約をお願いをしたいのですが。
○保利委員 ここにちょっと問題があるんです。長期計画というのは、この漁港の問題は特に国会承認事項なんですね。これから始まる農林水産委員会でも恐らくこの審議が始まると思うんですよ。そうすると、大蔵省は一たん値切っておいて、値切ったものについてもそのときの財政事情でどうなるかわからぬ...全文を見る
○保利委員 努力をするということで、例えば九五%達成すればそれでいいか、そういうことではないと思うんですね。国会で審議をして三兆認めるということになるならば、やはり大蔵省はありとあらゆる手段を使って三兆を確保していただきたいというのが我々の希望であるし、そうあるべきだと思うんです...全文を見る
○保利委員 これ以上御答弁を求めませんけれども、つまり、国会に承認を求めるような重要な長期計画、それを、努力はするけれども確保について約束することはできないということは、閣議決定をし、国会承認を求めるこの長期計画というものの権威にかかわってくる問題だろうと思います。だから、この点...全文を見る
○保利委員 環境庁もバックアップしてくださるそうですから、農林水産大臣、頑張ってこの沿岸漁場整備計画を進めていただきたい、こういうふうに思うわけであります。  そこで、環境の問題については官房長官が非常に関心が高いわけでありまして、最近「小さくともキラリと光る国・日本」という本...全文を見る
○保利委員 まあ、感謝されちゃって、私も何かちょっとこう面映ゆいような感じがいたしますけれども、やっぱり環境は非常に大事だ。で、余り大きな予算ではないんですけれども、沿岸漁場整備計画というのは大事だ。これもまた大蔵省が値切っちゃった。値切って、これもまた閣議で決定しなきゃならぬ、...全文を見る
○保利委員 総理大臣が、ということでございましょうか程度のものではなくて、国民の祝日に関する法律というのできちんと定められておるんです。その中には、「建国をしのび、国を愛する心を養う。」こう書いてあるのです。そういうことを意識する日なんですよ。ノルウェーで、ノルウェーの旗をたくさ...全文を見る
○保利委員 今の文部大臣のお答えでは、恐らく子供は納得しないだろうと思うのです。  なぜ二月十一日が建国記念日で、その日はお休みで、国を愛する心を養うのか。これに対しては、だれが聞かれてもやはり難しい問題ではあるんです。私がその席にいても、今ちょっと、やはり答えるのに口がもごも...全文を見る
○保利委員 人に会う、数字を伝える、考え方を伝える、結構です。大いにやっていただきたいと思うが、立派なこういうようなPRにもつと努めるべきじゃないか。選挙のPR、十八億円もいいですよ。しかし、日本の立場をアメリカに向かってPRするのには、十八億円、惜しくない。そういうものが対策に...全文を見る
○保利委員 実は、この問題は、先日終了しましたウルグアイ・ラウンドの交渉なんかとも関係があります。これは、外務省がおやりになったのか、「政府広報:外務省」と書いてあるから外務省が主としておやりになったんだろうと思うが、羽田外務大臣のにこやかな写真が出ておって、「ウルグァイ・ラウン...全文を見る
○保利委員 努力をする、努力をするということで結構であります。それを、具体的に努力の成果があらわれるように努力をしていただきたいと思います。  外務大臣がこの対談の中でも強調しておられるのは、自由貿易ということなんです。ところが自由貿易ということについては、国民はもう少しさめた...全文を見る
○保利委員 今大臣のお答えのニュアンスでは、全中側が要請して大臣に来ていただいたような感じが出ておるが、実は大臣の方から、全中で説明させてくれ、説明させてくれと再三くどくお願いをしたんじゃありませんか。それはどうですか。
○保利委員 私がもし農林水産大臣の立場にありましても同じ発想は持っただろうと思うのです。団体に対して説明をしたい、御相談もしたい、こういう気持ちを持っただろうと思うのです。  ただ、私は農林大臣がお忘れになっている非常に重要な事柄を指摘せざるを得ないのであります。それは、ウルグ...全文を見る
○保利委員 今農林水産大臣が御答弁になりましたことは十二月十五日以前のことなんですね、主として。十二月十五日に交渉は妥結したんです。  それで、総理はこの間、包括協議で日米首脳会談をおやりになって、その後いち早く国会の本会議で御報告になっていらっしゃるんですね。それに対してやり...全文を見る
○保利委員 今外務大臣がお話しになりましたのは、例えば署名をするのは四月の十五日にマラケシュでおやりになるということが大体決まっておるようですが、それまでは文書がきちんと整わないから報告はしないんだ、こういう意味に聞こえますけれども、どうでしょうか。それ以前に、実質的にはこういう...全文を見る
○保利委員 私が申し上げたいのは、そのお答えではだめだと僕は思います。やっぱり委員会の場できちんと国会に対して報告すべし、これが私の注文でありますから、さようお心得願いたいと思います。  ところで、なぜそこまで言うかというと、いろいろありまして、ウルグアイ・ラウンドが事実上決着...全文を見る
○保利委員 米の開放か決断か、そのことばかりが走って、ウェーバーについてはどういう処置になっているのかというような研究が不足をしておったんじゃないか。  総理、今、席を立っておられるときに非常に大事な問題を指摘しました。ウエーバー条項が残るんではないか、審査を経て延長することが...全文を見る
○保利委員 御答弁、わからないではないが、アメリカの通商代表部代表が議会で制約を受けないとはっきり言っている、それをどう受けとめるかということなんですね。通商代表部代表が間違えているのか、それともそうではないのか、局長、もう一回答弁してください。
○保利委員 ちょっと聞き取りづらかったんですけれども、つまり、カンター通商代表部の解釈は間違いだというふうに解釈して、いや、あなたの御発言をそう解釈していいですか。
○保利委員 確かにそうらしいんですね、ガットを通さなければならないものはふえるかもしれないけれども、しかし結論部分が大事なんですよ。三〇一条の基本的な手続や効力に一切変化がない、そこまで言い切っちゃっているのです。  もうこれは後ほどに議論を譲りますけれども、というようないろい...全文を見る
○保利委員 義務にならざるを得ないということと。それは大臣、はっきり言ってもらいたいのですけれども、義務である、なぜこういうふうにはっきり言えませんか。
○保利委員 今農林水産大臣が御答弁されたこと、これは、内閣全体の長であります細川総理大臣にこれを裏打ちをしていただきたいと思います。
○保利委員 義務であるとは申していただけない、言っていただけない。私は、そこに何かあるのかなと思うのです。これ以上議論しても仕方ありませんからここまでにいたしますけれども、国家貿易のもとでは義務になる、どうも今までの議論の過程ではもうそういうふうに感じるのですね。また、そう受けと...全文を見る
○保利委員 時間が迫りましたのでこれ以上議論は続けませんけれども、また農林水産委員会その他の場で議論をさせていただきます。  私が申し上げたいことは、国家貿易、アメリカはこんな自由貿易に反するものはだめだといって、最初はもうけっ飛ばしにけっ飛ばしていたのです。それがぱっと変わっ...全文を見る
05月25日第129回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○保利委員 やっと平成六年度の予算の審議に入りました。連日、閣僚の皆様方御苦労さまでございます。同時にまた、予算委員の先生方、本当に御苦労さまでございます。長時間でお疲れだと思いますが、きょうは午前中二時間、私が質問をさせていただきます。  質問に先立ちまして、まず総理大臣に申...全文を見る
○保利委員 ありがとうございました。非常に難しい問題ですね。これは私も文部大臣当時、在日朝鮮人の問題についてはいろいろ問題を意識をいたしました。総理御自身のいろいろの御判断でこれから進めていかれることも多いと思いますが、そういった民衆の声を聞くというか、それはぜひお続けをいただき...全文を見る
○保利委員 まあ、個人的なお休みの時間まで伺うというのは大変失礼なことだろうと思います。しかし、クリントンさんからお電話があった、から電話があったということは、非常に大きな意味があるだろうと思います。このことは後ほど御質問をさせていただきます。  実は今、幾ら寝たかということに...全文を見る
○保利委員 わかりやすい言葉で中身のある御答弁をいただければ、これはもうベストであります。私はそう思う。  で、わかりやすい言葉というのは、この投書の表題にもありますが、「その「軽さ」が少しさびしい」というのが表題になっております。わかりやすいということは、逆に軽さにも通じるん...全文を見る
○保利委員 大変重い御回答をいただきましてありがとうございました。  私はこのことをなぜ言いたかったかというと、自由民主党という党は自由なる論議のもとに民主的な手続によって合意を得ていく政党である、このことを申し上げたかったからこのことを申し上げた。ちょっと前置きが長くなりまし...全文を見る
○保利委員 クリントンさんから電話があったというところに私は非常に大きな意味がある。アメリカ側から日本の総理大臣に対して電話があった、そして話し合っていこうよということでありますから、非常に大事な意味を持っていると思います。  そこで、きょうの新聞を見ますと、日米の包括協議再開...全文を見る
○保利委員 外務大臣の御答弁、極めて明瞭でありまして、わかりやすいわけでありますけれども、やはり客観基準の中の定量という問題になると、将来のことについて全く述べないでアメリカ側は満足をするんだろうか、こういう疑念があるんですけれども、その点はどうですか。
○保利委員 私は、どうもまだ何となくもやもやしているなと思うのですよ。というのは、開放度の度合いをはかるんですから、これからどのくらい開放していくかという度合いをはかるのに定量という言葉が入っていて、先のところは数字はありません、何もありません、それは物差しにはならないですね。ど...全文を見る
○保利委員 必ずしも私はまだ十分のみ込んではおりませんが、そういうふうにならないように努力をしていくと。  例えば一つ過去に例があるのですね。ウルグァイ・ラウンドの非常に重要なドゥニー調整案の中で、六年後に再交渉をするときに、アディッショナルな、アクセプタブルな条件をのまなけれ...全文を見る
○保利委員 我々は、この問題をしっかり注視していかなきゃならぬと思います。それでむちゃくちゃに買わされるというようなことがあってはならない。  それは、なぜ私がここまで心配するかというと、きょうの同じ新聞に「協議物別れなら「三〇一条」検討示唆 カンター代表」という見出しで出てい...全文を見る
○保利委員 こうしたカンターさんとかブリタンさんに接触をされて今の貿易問題等について十分御協議をなさる、これは総理大臣の指名をお受けになる直前においでになっていらっしゃるということですから、大変なことだったと思うのですね。しかし、私は行かれてよかったと思うのです。もしあのときに行...全文を見る
○保利委員 これは民間の方を起用されてもいいと思うのですね。それで、やはり実際商売をなさった経験のおありになる方とか、商売上の交渉というかトラブルの交渉とかそういうものをおやりになった方、そういういわば外国の方とちょうちょうはっしとやり合った方がなるべきだと僕は思うのです。こうい...全文を見る
○保利委員 最終文書に署名をした。この署名の意味はどういうことでしょうか。外務省からいろいろ御連絡をいただいたところによりますと、最終文書には附属書がいっぱいついているのですね。何々に関する協定とか、いろいろあります。これ、内容を細かくここで申し上げるのもちょっと時間がありません...全文を見る
○保利委員 総理大臣の非常に重要な御発言がございました。国会の御承認をいただいた後、確定をするということであります。それは憲法七十三条の規定によるものだろうと思うんです。  そこで、これは外務省にお伺いをいたしたいんですが、最終文書に添付された文書として御説明をいただいておりま...全文を見る
○保利委員 今の御答弁、私ちょっとわかりにくいところがありました。最後に言われました、金融サービスに関する約束に関する了解事項というのは別の柱になっておりませんか。
○保利委員 外務省から御説明を受けましたのとちょっと違います。閣僚決定、宣言の中に金融サービスに関する約束に関する了解事項が入っているのではなくて、金融サービスだけは別に出ていると私は理解しております。後でも結構ですから、そこのところは確認しておいてください。  そうすると、こ...全文を見る
○保利委員 これはウルグアイ・ラウンドの中の最終文書の中の一つをなしておりますが、協定あるいは条約というような形できちんと完結するような了解事項になっておりますか。それともペンディングマターを含んでおりますか。
○保利委員 私がお尋ねしているのはちょっと趣旨が違いまして、ウルグアイ・ラウンドの協定ということで国会の承認を求める、これは最終文書の中の一つになっているわけですね。これは明確なんだ。どういう解釈をしても、これは最終文書の中の一つになっている。これはやがて訳文ができて、そして国会...全文を見る
○保利委員 この問題は、またウルグアイ・ラウンドの国会批准の中でやがて問題になってくることであろうと思います。  したがいまして、きょうはこれ以上申し上げませんが、別の角度からいいますと、附属書がいろいろあるとか、あるいは協定だとか決定だとか了解事項だとか、いろいろなものを含ん...全文を見る
○保利委員 そうすると、確認をしたいんですけれども、ウルグアイ・ラウンドの批准国会に提出されるべき文書は、最終文書に附属をされております世界貿易機関を設立する協定、WTOを設立する協定の附属書一、附属書二、附属書三、そこまでを一括して国会に提出する、こういう意味と解してよろしゅう...全文を見る
○保利委員 そうすると、どうも最終文書の中にはいろんなものが入っている。それで、外務大臣がこれは間違いありませんと言ってサインをされた。しかし、国会に承認を求めてくるのは、今申し上げましたように、附属書一から三までを束ねて、その上にWTOの設立に関する協定というのが乗っかって、そ...全文を見る
○保利委員 それでは、今度のウルグアイ・ラウンドの国会では、今私が申しましたような範囲で政府は承認を求めてくる、こういうふうに確認をさせていただきます。  そして、実はもう一つ伺いたいことがあります。それは、先ほど総理大臣から御答弁をいただいたんですが、政府調達に関する協定とい...全文を見る
○保利委員 今のことでちょっともう一つ伺いたいのですが、なぜ四月十五日に署名をしなければならなかったのか。署名をしなければならなかったとだけおっしゃったのですが、なぜ四月十五日に署名をしなきゃならなかったのか、それを御説明願いたいと思います。
○保利委員 これはまだ議論をしたいのです。例えば、これが国会で批准できなかったらその署名の意味というのは一体どういうふうになるのか、この辺もちょっとわかりにくいのです。  それから、実はこの際、憲法七十三条を引用いたしましたので法制局長官にもお伺いをしておきたい。  この憲法...全文を見る
○保利委員 法制局長官から御答弁がございましたけれども、これは後ほどやはり議事録に載りまして、この時期の法制局長官の御答弁として、条約というものの解釈と、それから原則事前であるということと、それが後々の例として残ることになる、そういうふうに重く受けとめさせていただきます。  ち...全文を見る
○保利委員 全く関係のないという御答弁でありますが、何かそういう感じがいたします。それは主観の違いになりますので、これ以上言いません。  次に、このウルグアイ・ラウンド、これだけ今お話を申し上げた大きな協定が、これは前に総理が外務大臣当時に、私が、これをまだ国会に報告をしていな...全文を見る
○保利委員 報告をできるだけ早く、それはマラケシュで最終文書確認をされてからもう一カ月以上たっているわけですから、そして概要の説明というのはいろいろな場でされているわけですから、国会できちんと報告をされるというのは、これは必要であると思います。  そして、これだけ多岐にわたる協...全文を見る
○保利委員 今のお話は、これは後へ続きますので、非常に大事なことなんであります。  その前に、これは畑英次郎当時の農林水産大臣と随分やり合い、また細川総理大臣からも御答弁をいただいておる点でありますが、今度のウルグアイ・ラウンド協定、ドゥニー調整案の中で示されたミニマムアクセス...全文を見る
○保利委員 非常に重要な御答弁だと思います。  もし、例えば米の生産国において干ばつが出ちゃって輸出能力ありませんといったときは買わなくていい、こういうふうに聞こえましたけれども、それでよろしいですか。
○保利委員 それは、「いわゆる国家貿易という立場にございましては義務を生ずると、かように受けとめております。」という畑農林水産大臣の御答弁とちょっと違いますね。場合によっては輸入しなくてもいい、こういうふうに聞こえますが、それでよろしゅうございますか。
○保利委員 国際価格が高くなったり、あるいは物が本当になかったり、あるいは世界じゅうが協定してもっと飢餓で苦しんでいる国々に回すべきだという議論になったとき、そういうようなときにはミニマムアクセスの義務は免れる。これは外務省、条約を結んだ係としてはこれでよろしいですか。
○保利委員 義務を免れるということについて基準というのははっきりしているのでしょうか。そこはどうなっていますか。はっきりしているのですか、してないのですか。
○保利委員 それはもともとの、ダンケルさんのペーパーの大もとのもとなんですよね。それは前にも議論したのです、ここで。そして、当時の畑農林水産大臣からその辺はしっかり御答弁をいただいております。細川総理もそこのところは本会議で御答弁になっていらっしゃるのです。どういうふうに言ってい...全文を見る
○保利委員 このポイントは、実は非常に重要なポイントですから、農林水産委員会等でしっかりした政府の統一見解を出していただきたいんです。これは、国民は買わなきゃならないと思っていますからね、この間の答弁で。どんなに余っていても、日本がどんなに余っていても、世界じゅうがどんなに飢えに...全文を見る
○保利委員 非常に大事なことですから、統一見解をしっかり見せていただきまして、それでまたいろいろな場で御質問申し上げるということはあり得べしというふうに申し上げておきます。  次に、ことしはお米が随分、ことしというか去年ですか、不作になりまして、その結果、緊急輸入がありました。...全文を見る
○保利委員 二百二十万ヘクタール作付いたしまして、こちらから申し上げれば、千五十八万トンというのが食糧庁がこの間発表しておった数字でありますね。ことしの予想生産、平年作であれば千五十八万トン、こういう数字を発表しておられました。  そこで、加藤大臣が先ほど、生産調整は強化いたし...全文を見る
○保利委員 そうすると、先ほど輸入の義務云々ということを申し上げたのですが、ウルグアイ・ラウンドの協定である文書によりますと、一九九五年は三十七万九千トンの外米を輸入する。義務じゃないとおっしゃったのですけれども、私どもは一応義務ととっておったのですが、三十七万九千トンの外米を輸...全文を見る
○保利委員 関税化の特例措置として、そのくらいの数量を輸入するということを国際約束をしておる、今そういうことでした。義務条項については、また後ほど議論させていただきますが。  そういうことでありますと、年々年々ふえていきまして、そして西暦二〇〇〇年には七十五万八千トン、精米ベー...全文を見る
○保利委員 これはもうそうならざるを得ないのです、今までのお答えをずっと積み重ねていくと。しかし、これは国家にとっては大問題である。  かつて余剰米を始末するのに三兆円使ったことがありますね。一兆円と二兆円合わせて三兆円使ったことがある。それで全中の豊田会長が羽田総理大臣のとこ...全文を見る
○保利委員 実は、日本ではここ数年のうちに、平年作が続いていけば、完全に過剰基調になるということは、今の、私ずっと議論を重ねてきましたその過程でもおわかりいただけたと思うのです。  ところで、世界の人口というのは、今たしか五十六億人ぐらいだと思います。このことについては総理府が...全文を見る
○保利委員 しかも、一年間に一億人ぐらいずつふえていっておる、刻々大変なスピードでふえていっていることは事実であります。やがて百億を超し百二十億ぐらいまでいっちゃうだろうと、この間新聞にも出ておりました。  その中で問題は、五十六億の中で食糧不足に悩んでいる人口がどのくらいある...全文を見る
○保利委員 五十六億のうち約八億が飢えに苦しんでおられるというこの地球上の実態であります。片一方、日本はウルグアイ・ラウンド協定によって必要のないものも買わなきゃならないという事態になりそうであります。買っていかなければならないという事態になりそうであります。よっぽどの場合は義務...全文を見る
○保利委員 私たちも、このウルグアイ・ラウンドで約束したこういう事項が、このままほっておくとえらいことになるんだ。飢えに苦しんでいる人たちがありながら、そのことはわかっていながら、我々がむだな買い物をしていくということは、これは許されないんじゃないか。どうも、やはり自由貿易万能の...全文を見る
○保利委員 ポイントは、人類に対して罪を犯したくない、そこなんです。そのことをよく総理の頭の中に入れておいていただいて、御発言をいただきたい、このように強く要望を申し上げる次第であります。  さて、時間が迫ってまいりましたが、ウルグアイ・ラウンドの対策というようなことが盛んに言...全文を見る
○保利委員 国際競争力をつけるということ、そのために規模拡大していくということ、まあいろいろと言葉は並ぶのです。しかし、私どもも農政に携わってきて、総理ももうずっと御苦心なさってきたわけですけれども、その言葉の意味をもう少しやはり深く突っ込んで農林水産大臣御自身もお考えをいただき...全文を見る
○保利委員 運輸大臣、手を挙げておられたように思うのですが、海上保安庁関係ではこの対策は何か特別にとっておられますか。
○保利委員 警察庁にしても海上保安庁にしても大変御苦労さまでございます。  そこで、警察庁にもちょっと伺っておきたいのですけれども、不法入国に成功した人たちというのは、いる可能性というのは否定できないと思うのですが、いかがですか。
○保利委員 暗数という言葉を使われたわけですね。私もその辺が非常に心配です。それが、捕まった方々、不幸にして捕まったのはちょうど都会で駐車違反で捕まったのと同じぐらいで、ほかに駐車違反を見逃されている方は随分ある、そのくらいの割合があるんじゃないかと私は懸念をいたしております。 ...全文を見る
○保利委員 法務省というのは割と応援団が少ないんですよね、本当に。ですから、刑務所の施設の改良とか、そういうことで私も随分お手伝いをしたことがあるんですけれども、法務省自身も緊急性とか重要性とか訴えて、そういった施設を充実、充実するのは好ましいことかどうかわかりませんけれども、や...全文を見る
○保利委員 長い時間ありがとうございました。  きょうはまだまだいろいろなことについて御質問申し上げようと思いましたけれども、私の不手際でちょっと御答弁いただけなかった大臣もございましたが、大変失礼をいたしました。  最後に、きょうは羽田総理がきちんとわかりやすい言葉で重く御...全文を見る
06月03日第129回国会 衆議院 本会議 第23号
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○保利耕輔君 私は、自由民主党を代表し、ただいまの政府報告に対し質問をいたします。  まず初めに、先ほども我が党橋本議員からも申し上げましたが、国会への結果報告が半年近くもおくれたことはまことに遺憾であり、連立政権のこの問題に対する緊張感のなさ、ルーズさを重ねて指摘せざるを得な...全文を見る
10月13日第131回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○保利委員 やがて審議日程に上がってまいりますWTOの問題について、大変短い時間でございますが、御質問をさせていただきます。質問の機会を与えていただいてありがとうございました。  WTOの協定につきましては、私どもとしても、現在でも疑問をいろいろ持っております。例えば、輸出国に...全文を見る
○保利委員 ただいまのはまことに重要な御答弁かと思います。つまり、国会の承認が得られた後でも、各国が、主要国が締結手続に入らない限りは我が国も締結手続には入らないと、こういう内閣総理大臣、内閣を代表しての御意思の表明と受けとめさせていただきます。  そのとおりでよろしゅうござい...全文を見る
○保利委員 これは関係各大臣にいろいろ伺いたいところでありますが、時間の制約もございますので、もう一つの問題に入らせていただきます。  それは対策の問題でありますが、御承知のように昨年の十二月十四日、細川内閣において農業交渉の調整案の受け入れを表明をされ、直ちに十二月十七日には...全文を見る
○保利委員 御答弁では「漁」が入りましたので、全国の「漁」の皆様、特に村山総理、御関心あろうかと思いますが、御安心をいただかなければならないかと思います。  そこで、その対策でありますが、十月四日付で対策大綱骨子を発表された。ここに日本農業新聞がありますが、「国内対策大綱骨子を...全文を見る
○保利委員 これは、もう時間が来てしまいましたので、私、大蔵大臣にはお伺いができないので残念ですが、大蔵大臣、決意のほどをひとつ述べてください。お願いします。
○保利委員 まあ抽象的な御返事で、まことに私としては不満でありますが、この点は参議院の方でまた我が党の同僚が控えておりますから、しっかり勉強していただいて、対策本部として十分な対策をとるんだという形を天下に示す中で、このWTO協定の国会承認に向けて我々も動いていきたいと思いますし...全文を見る