保利耕輔

ほりこうすけ



当選回数回

保利耕輔の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第147回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○保利国務大臣 昨年来、高度情報通信化社会の問題として、この住民基本台帳、地方行政委員会でもいろいろと御論議をいただきましたし、また、臨時国会の予算委員会でもちょっと出たような経過がございました。  現在、住民基本台帳は、御協力を得まして、ネットワークシステム構築に向けて着々と...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘の住民投票の問題につきましては、現在、総理の諮問機関であります第二十六次の地方制度調査会で、自己決定、自己責任の原則を踏まえた地方分権時代の住民自治制度というテーマで幅広く御審議をいただいております。住民投票につきましても、今後この調査会の中で御検討いただく...全文を見る
02月09日第147回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(保利耕輔君) 平成十二年度地方財政計画の概要並びに地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、平成十二年度の地方財政計画の策定方針について御説明申し上げます。  平成十二年度においては、依然と...全文を見る
02月10日第147回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(保利耕輔君) 平成十二年度地方財政計画の概要並びに地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の趣旨について御説明申し上げます。  まず、平成十二年度の地方財政計画の策定方針について御説明申し上げます。  平成十二年度においては、依然と...全文を見る
02月14日第147回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○保利国務大臣 自治省に届け出られております収支報告書から計算をいたしますと、平成十年末で七十三億四千万円となっております。
○保利国務大臣 事実関係だけ、簡単に申し上げます。  平成八年末の借金残高が百十一億六千万円でありまして、平成九年が九十一億四千万円、それから平成十年が七十三億四千万円、これは返済が行われているということを示していると考えております。
02月15日第147回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○保利国務大臣 御指摘の三条市におきます事件というのは大変痛ましい事件だと私も思っております。ちょうど私も小学校に行っております女の孫を持っておりますものですから、もし自分の孫がそういう状態で十年近くも監禁をされたときの心情たるやいかなるものかというようなことを考えるにつけ、今ま...全文を見る
○保利国務大臣 この事件につきましては、監察官室長を長といたします特別調査チームによる調査を開始したのであります。その後、警察庁としては、早急に事実関係を解明して厳正に対処するという指導を行い、これを受けまして、同県警内に刑事部長以下三十名による刑事部特別捜査班を発足させて、十一...全文を見る
○保利国務大臣 寄附ということと、それからパーティーというのは分けて考えなければならない性格のものだと思います。  パーティーの場合には、対価の支払いという性格を持っておりますので、公益法人が政治資金パーティーの対価の支払いをすることについては、公益法人によるための制限はない、...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘の恵山会、恵友会、恵和会、国際政治経済研究会、そういったものは実際存在をいたしますし、さらに、政治資金規正法に基づきまして収支報告書が提出をされております。それを自治省は受理をし、管理をし、閲覧に供するという仕事をいたしております。  その実態等について、...全文を見る
○保利国務大臣 委員がそのようにお考えになることは御自由だろうと思います。しかし、法律を管轄いたしております自治省の立場から申し上げますれば、特段の違法性はない。  それからもう一つ、経費の面については、これは推定になりますけれども、恐らくは手弁当ないしはボランティア活動に基づ...全文を見る
○保利国務大臣 ここは非常に大事な問題でございまして、政治活動の自由をできるだけ阻害をしないという立場に立っているのが自治省でございますから、届け出要件が満たされておればそれを受理し、そして、言葉を忘れましたが、閲覧に供するということをいたしておるということであります。
○保利国務大臣 それは、国会で政治資金規正法ができましたときに、政治家といろいろな経済団体との癒着関係が生じないように一定の限度を設けた、そういうふうに理解をいたしております。
○保利国務大臣 先ほどからお答えを申し上げておりますとおり、自治省といたしましては、政治家の政治活動の自由を束縛してはならない、そういう精神にのっとってやっておりますので、届け出が適正であればそれを受理しているということでございまして、それ以上のコメントを自治省の立場で申し上げる...全文を見る
○保利国務大臣 政治団体から政治団体へ寄附をするということについては、法に反しておりません。
○保利国務大臣 一つの政治団体に対して百五十万を超えてはならない、これが政治資金規正法の規定であります。
○保利国務大臣 自治省は政治資金に関する収支報告書を受け付けておりまして、それに形式上問題がなければ、それで私どもは受理をいたしております。そして、それを閲覧に供しているというところでございまして、違法であるとかあるいは間違いであるとかというようなことを私の方から申し上げることは...全文を見る
○保利国務大臣 委員の解釈は解釈といたしまして、自治省としては、形式上整っていればその書類を受け付けるということでございまして、その先のコメントはいたさないことにいたしております。
○保利国務大臣 再三お答えをいたしておりますとおり、違法性はございません。したがいまして、それ以上のコメントは自治省としてはいたしません。
○保利国務大臣 国会の御審議を得てつくられました政治資金規正法に違反はしていないということでありますれば、それ以上のコメントを自治省としてはいたしません。  仮にいろいろなことを申し上げますとすれば、いろいろな団体について調べなきゃならないということになります。それは不当な政治...全文を見る
02月15日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○国務大臣(保利耕輔君) 御質問をいただきましたとおり、国民年金法の改正で、附則で平成十六年までの間に現行の三分の一、三分の一、三分の一を二分の一、四分の一、四分の一にするということがなされる可能性が高いということであります。これに対して財源措置は大丈夫かということでございます。...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方公務員共済の問題につきましても、基本的には今、林政務次官から御答弁がありましたとおりでございまして、そういったものとの整合性を考えながら今後検討していかなければならない事項だと考えております。  なお、私自身も厚生年金の受給者になりましてお金が出て...全文を見る
02月16日第147回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○保利国務大臣 突然のお尋ねでございますので私見だけで申し上げますが、政治で、いろいろ政策を出したということを選挙民がどう評価するかということは確かにあるだろうと思います。それが直ちに、予算を組んで国で使ったからそれが票に結びついたんだという考え方は、私はしておりません。そういう...全文を見る
○保利国務大臣 まず、外形標準課税の問題については、私、就任以来いろいろ質問を受けておりますが、基本的な方向性としては、地方における安定的な財源を確保するために外形標準課税の導入というのを考えておるということであります。  ただし、そのやり方、時期等については慎重に税制調査会等...全文を見る
○保利国務大臣 そういう点を十分に踏まえまして、今諸問題について当局同士で話をさせておるということであります。
○保利国務大臣 私もこのニュースに、報道に接しましたときに、非常にびっくりいたしましたのと、今までの犯罪史上余り例を見ないような、ある意味では大変残酷な事件であったというふうに認識をいたしております。  なお、この事態については国家公安委員会としても重大に受けとめておりますし、...全文を見る
○保利国務大臣 具体の問題につきましては、警察庁の田中長官が参っておりますので、そちらの方から具体的な問題については述べさせたいと思いますけれども、今後こういった事件が万一仮に起こったとしても早期解決を図るように、私どもとしてはこの件を教訓にいたしまして、今後のいろいろな捜査に十...全文を見る
○保利国務大臣 保健所から警察に対して連絡があったということは事実でありますが、両者の認識が若干違っているというような問題があると私は聞いております。  この具体の問題については、やはり田中長官から答えていただきたいと思います。
○保利国務大臣 警察は、もとより御承知のとおり、国家の治安を守るという重大な、ある意味では崇高な役割を持っていると思います。大部分の警察官は、大変犯罪の種類もふえてまいりました中で、人員も十分ではないという中でいろいろな各種の犯罪に真剣に対応しているということは事実でございますが...全文を見る
02月17日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○保利国務大臣 委員長、理事、委員各位におかれましては、平素から地方行政及び警察行政の推進に格段の御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  この機会に、所管行政の当面する諸問題につきまして所信の一端を申し上げ、皆様の深い御理解と格段の御協力を賜りたいと存じます。  さて、...全文を見る
02月18日第147回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○保利国務大臣 大変恐縮でございますが、少し時間をいただきまして、いろいろお話を申し上げてみたいと思うのであります。  現在、日本の治安が昔と比べて乱れてきた。いろいろな原因が考えられるのでありますけれども、昔から言いならわされた言葉でありますが、「浜の真砂は尽きるとも世に盗人...全文を見る
02月21日第147回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○保利国務大臣 今御指摘の服務規律等については、私からも、これは持っているというだけではなくて、十分にこれをそしゃくして、その精神を理解して職務に当たってもらいたいというようなことを言っております。言うだけではだめでありまして、やはり、現場の警察官の皆様方がそういう精神を実行に移...全文を見る
○保利国務大臣 今御指摘の点については、警察庁内部あるいは公安委員会で随分議論をさせていただきました。  地方行政委員会におきましても御答弁をしたように記憶をいたしておりますけれども、警察という一つの命令組織で動いて犯罪を取り締まるという組織体の中にあって、その組織体がきちんと...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘のとおり、本部長がまずいことをするという前提に立っていない今の警察制度でありますし、先ほど申し上げましたとおり、本部長は最高、最終の責任者であるというふうに県警制度の中では考えております。  その本部長をただすべきはやはり公安委員会であろう、公安委員会が常...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘の点は非常に微妙な点であるわけでありますが、今回の新潟県警におきます虚偽の記者会見と思われるものについては、現在調査をしているということは長官からもお答えを申し上げたわけでありますが、まず、これが重大な事件に結びつく、あるいは重大な事柄に結びつくことであった...全文を見る
○保利国務大臣 委員御指摘のとおりだと思います。  それで、やや言いわけがましくなりますけれども、先日も答弁をさせていただいた中で、犯罪が非常にふえてきている。それで、片方、警察官の人員をふやすことができない、そういうしにくい情勢にある。やはり、日本の経済だとか、いろいろな治安...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘のように、欧米では憲法等にきちんと規定をしているという例がございます。その細かい点については私もまだ不勉強でありますけれども、そういう事例があるということはよく承知をしているわけであります。  現在、御承知のように、第二十六次の地方制度調査会というのがござ...全文を見る
○保利国務大臣 私自身は、日本の国家のあり方として、憲法前文の一番最初に間接民主主義の事項について書いてある事項がございます。それが日本の国の一つのあり方を規定しているものだなと思っております。  ただ、住民投票といえども、例えば町名変更のような、本当に住民にかかわるようなわか...全文を見る
○保利国務大臣 私は、徳島の市民の皆様方の御要請によって市議会において条例をおつくりになり、それによって投票をおやりになったわけでありますから、それについて否定するつもりは全くありません。  しかしながら、こういう多分に技術的な問題を含んでいる問題について、あの投票で、やり方で...全文を見る
○保利国務大臣 私は、先ほども御答弁申し上げましたが、例外を除いては間接民主主義を立てるべきだという考え方を持っておりますので、いわゆる吉野川の問題というのは議会の議決を経ていると私は理解をしておりますが、徳島県全体としての意思が決まっているというふうに考えておりまして、国側とし...全文を見る
○保利国務大臣 今御指摘の新潟の件等については、先ほども御答弁申し上げておるところでありますが、非常に深刻に受けとめております。特に、委員が御指摘になっておられます人格障害等に基づく警察の関与ということでありますけれども、ここは非常に難しい問題を提起していると思うのであります。 ...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○保利国務大臣 外形標準課税についてはいろいろ問題もあるところでございまして、ただ、自治省の立場といたしましては、地方分権、それから地方における安定的な財源の確保という意味から、できるだけ早くこれを入れたいということで、暮れの税制調査会にも私はたしか二度出向きまして、お願いを申し...全文を見る
○保利国務大臣 この問題につきましては、政府の税制調査会も、これを受けて今週中に会議をしていただくというふうに漏れ承っております。また、党税調でもこの問題についての議論をしていただくということで、方向性は次第に定まってくるんではないかと私は見ておりますが、いろいろ検討すべき事項も...全文を見る
○保利国務大臣 御案内のように、四月からこの制度が発足いたしますが、御指摘の必要な職員につきましては、平成十年度から計画的に増員をしてまいりました。十二年度におきましても、地方財政計画上、五千七十名を増員するという計画をしております。  また、要介護認定事務費交付金の市町村負担...全文を見る
○保利国務大臣 五百億円の内容につきましては、介護保険制度の広報啓発に百億円程度、それから介護サービスの基盤整備、これはソフトの関係でありますが、これが百億円程度、それから介護保険事務体制整備につきましては二百億円程度、それから高齢者生きがい交流支援事業に対しましては百億円程度、...全文を見る
○保利国務大臣 国際組織犯罪の件につきましては、世界各国、とりわけG8の各国も高い関心を持っておりまして、G8の国際犯罪対策上級専門家会合、いわゆるリヨン・グループというのを持っております。そのリヨン・グループの議長国は、本年は日本が務めておるということで、世界各国と連携をとりな...全文を見る
○保利国務大臣 予算委員会でも何度か御答弁を申し上げておるのでありますが、御指摘の埼玉県につきましては、いろいろお話を聞く中で、一人当たり七百八十九人の市民を守らなければならないという、日本一の警察官の割合で少ない方だということになっております。  実は、警察といえども人員の抑...全文を見る
○保利国務大臣 週に一回、国家公安委員会が木曜日の十時から開かれておりまして、その場で警察庁からいろいろ報告もあり、私どもが指摘をいたしておるところでありますが、昨今の警察における不祥事につきましては、私ども、本当に遺憾に思っております。特に、今回の新潟県におきます事件等につきま...全文を見る
○保利国務大臣 一般論として申し上げますれば、地方自治体の財源を安定的に確保するということは非常に大事なことだと思います。  地方自治体の安定税源としては固定資産税がございますが、それと並ぶ法人事業税、これは景気の変動を受けまして、今は利益に対して課税をするという形になっており...全文を見る
○保利国務大臣 私は昨日、都知事にお目にかかりまして、都知事の方向性については一定の理解をいたしておりますということを申し上げました。それで、その上で、六つの懸念を表明させていただいたわけであります。その後、官房長官にも御報告をいたしまして、知事の御決意は非常にかたいというお話を...全文を見る
○保利国務大臣 高金利の借入金を繰り上げ返済するという問題につきましては、これはもう自治体も大変大きな問題として抱えているわけでありますが、実際、中小企業でありますとかあるいは農業者でありますとか、そこら辺も非常に大きなものを抱えているという問題がございまして、それに対処すべく、...全文を見る
○保利国務大臣 建設大臣の御発言について私からコメントすることにつきましては、差し控えさせていただきたいと思うのでありますが、私自身は、やはり、徳島市において条例を制定し、そしてその条例に基づいて正当に行われた選挙で、その結果というのは御承知のような結果が出ているということで、そ...全文を見る
○保利国務大臣 報道を引いてのお尋ねでございますが、あれはたしか、予算委員会で私が発言をした中に、いろいろ御質問がございまして、住民投票というのが全く自由にやられるということがいいのかどうかという論調の中で、法の制定についてどう考えるかという御質問でありました。  そこで私は、...全文を見る
○保利国務大臣 私もにわかには思いつかないのでありますが、例えば、一つの町の名前を変更するというようなものは、最も住民投票にふさわしいことではないだろうか。仮に執行部が幾つかの案を提示して、それからどれを選びますかという方式でもよろしいと思います。そういうことが一番なじみやすいも...全文を見る
○保利国務大臣 私は、公共事業というのはいろいろな面があると思います。  現在、政府が予算を組みまして公共事業を補正予算あるいは本予算等でやっているということにつきましては、一つは景気対策ということで、公共事業に力を入れ、それによって民間の投資を促進していく、そういう役割を持っ...全文を見る
○保利国務大臣 かつて行った公共事業の更新期に入ってきているというのは、私もいろいろな例を承知いたしております。  それから、住民の安全等については、例えば、道路に歩道を設けてくれという学校周辺の皆様方の強い要望もある。そういったものに適切に投資をしていくということは、私は必要...全文を見る
○保利国務大臣 外形標準課税の問題は、当委員会におきましても、また予算委員会におきましても、随分前からいろいろ議論をされておりました。  私は就任早々から、外形標準課税については自治省としては前向きに取り組みたい、こう申し上げておりまして、暮れの政府税制調査会等に対して、私から...全文を見る
○保利国務大臣 先ほども申しましたとおり、前向きな形で、慎重かつ速やかにと申しておるんですが、これが実現するように努力をしたい、こういうのが私の気持ちであります。  と申しますのは、地方財政が非常に苦しくなってきている。その一因は、やはり法人事業税が非常に減収の傾向にある。ひと...全文を見る
○保利国務大臣 先週の木曜日に国家公安委員会というのがございまして、現在、予算委員会開催中でなかなか出席が難しいのでありますけれども、たまたま先週の木曜日は私に御指名がございませんで、国家公安委員会そのものに出席をいたしました。  その席上で、この新潟の問題についての御報告もご...全文を見る
○保利国務大臣 まず、今回の件については私も非常に遺憾に思っていることは申し上げたとおりであります。特に、先週の木曜日に私自身が出席した国家公安委員会におきまして、そういう事実があるんだからもっと厳正に調べなさいという大きな声を張り上げたことは事実でありまして、その後、実は県警の...全文を見る
○保利国務大臣 家庭内暴力の問題に触れます前に、先ほど委員から質問がありました部分で、キャリア、ノンキャリアの問題について簡単に触れさせていただきます。  私は、やはり県警本部長あるいは県警の幹部というのはすぐれた人材でなければならぬ、最終、最高の責任者、判断者だと申し上げた。...全文を見る
○保利国務大臣 この永住外国人に対する参政権問題は、御党からの法案、さらにまた自由党さんと公明党さんでお出しをいただいているものがあると承知しております。  それに対する対応を今自民党の方でもいろいろ検討をしておりまして、私は、議員提案にかかわることでありますから、政府として意...全文を見る
○保利国務大臣 この問題については、各省の政務次官が今御答弁なさいましたように、いろいろな問題点を抱えておるということを私も承知をいたしております。  ただ、中川委員の御指摘の点というのもよくわかるわけでありまして、今後どういうふうな形でこの問題について一定の結論を得ていくかと...全文を見る
○保利国務大臣 今申し上げましたように、非常に微妙な問題でもありますし、しかし、国家戦略としては非常に大事な問題だという観点から、やはり私は、内閣官房が全体の省を掌握しながら最終的な結論を得ていくべき問題だ、そのように思っております。
○保利国務大臣 ホームページをつくったのはつい最近でございまして、恐らく第一回目のことであったと思いますので、いろいろそうしたことに対して、一般の方々の目に触れるというのに、保利が怒ったというような形でセンセーショナルに報道をするというのが、必ずしもこれは当たっているとは思えない...全文を見る
○保利国務大臣 できるだけそういう姿勢はとってまいりたいと思いますが、御承知のように、国家公安委員会というのは、極めて重要な、あるいは捜査過程その他の問題もありますし、外部に出さない場合があります。その点の制約があることを御承知おきいただきまして、できるだけ広報には努めてまいると...全文を見る
○保利国務大臣 そもそも、国家公安委員長に任命をされましたときから、私もいろいろ国家公安委員会のあり方というのは考えてみました。  国家公安委員会ができたときのいきさつというのがいろいろございまして、前にもこの委員会でお話を申し上げましたとおり、警察という組織が外に向かって、昔...全文を見る
○保利国務大臣 せっかくの御意見でありますから、しっかり頭に入れておきたいと思います。  ただ、その上で、私としては、木曜日に出てまいります、恐らく出てくるでしょう新潟における事案の報告書等について目を通して、私の気づくことは厳しく指摘をしてまいりたいと思っております。
○保利国務大臣 徳島の住民投票につきましては、徳島市議会において条例が可決されて、その条例に基づいて投票されたということでありますから、それは厳粛な事実として受けとめていかなきゃならぬだろう、私はそのことは思っております。  ただ、この問題というのは、恐らく私は、相当根が深いも...全文を見る
○保利国務大臣 先ほど私が推定的に申し上げた過去の経緯がもし正しいとすれば、私は、間接民主主義の建前というのは、住民投票も一つの御意見として頭に入れながらも、機関で決定したものが重さがあるというふうに見ませんと、間接民主主義の姿が崩れてしまう、私はそんなふうに感じております。
○保利国務大臣 どちらにウエートがあるかというお問い合わせでございましたから、私は私の考えを申し上げたわけでございますが、吉野川の問題と町のリコール、これを重ね合わせての議論は少々無理じゃないかと私は思います。
○保利国務大臣 私は、住民投票の結果を無視するというようなことを言ったつもりはありません。これはこれで、重く受けとめなければいけないのだろうと思います。  しかし、その地域の意思決定はどういうふうな経過で行われ、それは生きているのか死んでいるのかという問題もあります。そして、こ...全文を見る
○保利国務大臣 私は、この事件を初めて耳にいたしましたときに、非常に残酷な事件だな、場合によっては殺人よりもひどいことをしているのではないか、そういう印象を受けておりまして、この事件そのものが大変大きな事件だというふうに認識をいたしておりました。     〔滝委員長代理退席、委...全文を見る
○保利国務大臣 遅くはなったのですが、申しわけありませんということで陳謝をされたということ自体は、私はいたし方ないと思うのでありますけれども、ちょっとタイミングが、もうちょっと早くやってくれればいいのになというのが率直な私の感想であります。
○保利国務大臣 事実関係につきましては、警察庁長官もおいででございますから、そちらの方から詳しく内容はお聞きいただきたいと思うのですが、私も、それは大変だという事実は知っておりましたけれども、虚偽の事実であるとかそういうことは後から出てまいりまして、ちょっとその当時、私自身が虚偽...全文を見る
○保利国務大臣 私は、事件の重大性ということに頭が非常にいっておりましたから、この報道そのものが虚偽であるとか虚偽でないとかということよりも、むしろ、この事件をどういうふうに始末するのかというところに頭がありましたから、虚偽の報道がいつで、それに対してどうしてということよりも、む...全文を見る
○保利国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたとおり、まれに見る残酷な事件だ。したがって、あの報道があった直後から、全国民は恐らくこの事件の様子というのを、真相を知りたいと思っておっただろうし、それから、いろいろな感想を持たれたと思うのです。  本部長の姿勢を見てみますというと、そ...全文を見る
○保利国務大臣 公開の問題については、委員からも御指摘のように、いろいろな問題は含んでおりますが、できるだけ前向きに、広報をするように努めるように指導をしたいと思います。  それから、監察官の問題は、現在私の立場で申し上げれば、国家公安委員会あるいは県の公安委員会と県警本部長と...全文を見る
○保利国務大臣 地方分権は今後やはり本格的な段階に入っていくわけでありますから、委員御指摘のような、組織を延長する、あるいは新しい組織をつくり直すというような措置は必要だろうと思います。  ただ、延長の場合ですと、延長法案をつくらなければなりませんし、また、新しい組織をつくる場...全文を見る
○保利国務大臣 地方の財源を強化して地方の経営を滑らかにするということは大変大事なことでありまして、その一つの方策として、法人事業税に対する外形標準課税の導入ということについては、自治省は今までも前向きに取り組んでまいりました。政府税制調査会等に対しましてもそういう働きかけをして...全文を見る
○保利国務大臣 本日は、地方行政委員会の委員長並びに委員の皆様方には、夜遅くまで御審議を賜りまして、まことにありがとうございました。政府の一員として、厚く御礼を申し上げたいと思います。  それでは、ただいま議題になりました平成十二年度の地方財政計画の概要について御説明を申し上げ...全文を見る
○保利国務大臣 ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその趣旨について御説明申し上げます。  まず、地方税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨につきまして御説明申し上げます。  最近における社会経...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○保利国務大臣 昨日午後六時ごろ、石原東京都知事にお会いいたしまして、今回の東京都の外形標準課税導入の意思表明についていろいろ意見を交換させていただきました。  私の方からは、東京都が非常に財政事情が苦しくなってきている、したがって、外形標準課税を入れることについての一定の理解...全文を見る
○保利国務大臣 御承知のように、今回の銀行に特定をした部分についての過去の徴税実績を見てみますというと、最高時には約二千億、そして平成十一年度の税収見込みは大体三十四億というふうに激減をいたしております。  そこをどう解釈するかということでございますが、東京都の御主張によります...全文を見る
○保利国務大臣 それは、今度の決定は、急に税金の額が上がってまいりますから、その部分について、七十二条の二十二の九項の規定とあわせて考えたときに、果たして妥当性があるのかどうかということで疑問を投げかけたという形でございます。
○保利国務大臣 法律上、自主的な課税権は認められておりますから、この御決定というか意思といいますか、それについては、法律上違反するものではない。したがって、断固たる意思をもっておやりになるということであれば、それはなかなか違法性は問えないということであろうかと思います。  一方...全文を見る
○保利国務大臣 閣議におきます口頭了解には、「国としては、東京都案は、下記の問題を孕むものであると認識するものであり、東京都において慎重な対応を求めたい。」ということになっております。したがいまして、これは東京都の執行部並びに議会に対して慎重な対応を求めるというのが私どもの立場で...全文を見る
○保利国務大臣 現在のところ、特段の検討を予定いたしておりません。
○保利国務大臣 大変恐縮でございますが、二百四十五条の件について……(石垣委員「現在は二百四十五条で、変わったら二百四十六条になりますね、今度は。将来変わりますね」と呼ぶ)進言ないしは勧告となっておりますが、そこまで踏み込むということについては、現在頭にありません。
○保利国務大臣 地方分権の建前からいきまして、是正措置まで含めた強い勧告といいますか、そこまでは考えてはおりません。
○保利国務大臣 お任せするというところまで、完全にお任せしてしまいますよという感じではございません。何か疑問とか疑念とかがございましたらば、政府としては意見を申し上げるという立場は続けなければならないと思っております。
○保利国務大臣 これは、以前から全国知事会は税制改正要望の中できちんと書き込まれておられまして、そして、私が就任してからもその御要望は年末にも受けているところでございます。同じような要望を改めて、またもう一度お受けをいたしておりまして、東京都を含めての全国知事会の要望はそういう要...全文を見る
○保利国務大臣 この点は、東京都で御判断をされ、いろいろ法律的な事項を検討されて御意思を決められたということでありまして、私どもの方からは、それはまずいからやめておけという強い物の言い方は、地方自治の観点からいきましてもできない。また、法律上それが許されておるというふうに解釈をい...全文を見る
○保利国務大臣 地方分権を進めてまいります上では、当然、委員御指摘のとおりだと思います。やがて将来に向かっては課税自主権というものを拡大していかなければならぬという方向性は、私どもと同じであります。
○保利国務大臣 少子化対策は国民的な大きな課題でありますから、各自治体においても、それぞれ地域の実情に応じていろいろな施策をやっていくということは非常に必要なことだと思います。今お尋ねの、交付金は二千億出たんだが、なかなかいろいろな制約があってやりにくい面があるじゃないか、その点...全文を見る
○保利国務大臣 地方分権の建前から申しまして、地方自治体が独自の発想に基づいて独自のことをおやりになるということ、方向性は、私はそれは今後進めていくべき方向性だと考えております。その上で、全国一律の基準をつくってほしいという逆の面もありますものですから、そういった面の調整というの...全文を見る
○保利国務大臣 確かに、私も勉強してみますと、介護予防・生活支援事業というのはメニュー化されていて、委員御指摘のとおり、ある一定のことに使っていく。それは、補助金という名前がついておりますれば当然そういうことが起こり得る。  しかし、地域の工夫によってこういうことをしたいという...全文を見る
○保利国務大臣 委員のお話を伺っておって、これは当然起こってくる問題かなという印象を非常に強く受けました。  この制度は、負担については個人本位ということになっておりまして、それが給付のときに、家族を中心にした給付になっていくのか個人かという問題だろうと思います。そこら辺は、今...全文を見る
○保利国務大臣 原子力災害時、この間のジェー・シー・オーの場合もそうでございますけれども、第一報は消防関係に入ってくるわけでありまして、前回のときもそのとおりであります。  そこで、消防関係につきましては、原子力の施設所在及び周辺の消防本部において、放射線関係の防護資材について...全文を見る
○保利国務大臣 これは、非常に大きな教訓を残した問題でありますが、結論から申して、このときは防護服を着ていっておりません。消防隊員三人が若干の被曝をいたしております。しかし、いろいろ調査の結果、水戸国立病院で、血液検査あるいは白血球、リンパ球とも異常はないという結果が、幸いにして...全文を見る
02月23日第147回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○保利国務大臣 正確を期しますためにちょっと議事録を参照してみたいのでありますが、せんだって、菅直人議員から御質問がありました件につきまして、その後開かれました予算委員会におきまして、「確認しますが、この千八百四十八万は返却されたのですね。」という御質問に対して、「そのとおりでご...全文を見る
○保利国務大臣 再三この委員会の場でも御答弁申し上げておりますが、自治省は、収支報告書をお受けして、それを管理し、閲覧に供している、そういう仕事をしております。一方、行政が政治に対して余り関与をしてはならない、余りというか、ある意味では絶対に関与してはならないという観点から、でき...全文を見る
○保利国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたとおり、政治の問題に行政が関与をしてはならないという観点から、できるだけ政治活動の自由を保障しようということで、私どもは幅広く解釈をしておるわけであります。  政治の問題でありますから、行政が関与できないとなれば、政治、つまり議会の中...全文を見る
○保利国務大臣 今委員がお読み上げになりました中に警視庁というのがありましたが、警察庁だと思いますので、御訂正をいたします。  その上で、先週の木曜日に国家公安委員会がございまして、予算委員会が開かれておりましたが、私はたまたま出席を要請されておりませんでしたから、国家公安委員...全文を見る
○保利国務大臣 責任を考えます場合には、まず事実関係を正確に把握をした上で考えていかなければならないことだと私は思っております。  そういう意味で、警察庁は、先週日曜日に新潟県警に参りまして、実情聴取をいろいろいたしております。その報告書は、明日が公安委員会の定例日でございます...全文を見る
02月24日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○保利国務大臣 御指摘のように、平成十一年度では十九兆三千億、そして平成十二年度では十八兆五千億に数字の上ではなっております。しかし、最近の状況から見ますと、地方税源の減収等によりまして、どうしても事業量そのものが落ちてきておりまして、この計画数字と実績との乖離がどうも目立つとい...全文を見る
○保利国務大臣 答弁に先立ちまして、先ほど国家公安委員会の件について御懸念をいただきまして、またそのレポートが出てくるというお話もございました。国家公安委員長としてはまだこのレポートを見ておりませんものですから、私が見て、そして警察庁にオーケーを出して国会に提出したい、こう思って...全文を見る
○保利国務大臣 平成十二年度で、今申し上げましたような固定資産税の税制改正をいたしましたが、その税制改正の減収を見込んだ上で地方財政計画を策定いたしておりますから、減収分は地方財政計画に織り込み済みとお考えをいただきたいのであります。  その上で、交付税額、これはどうしても必要...全文を見る
○保利国務大臣 私も石原知事とは昔から面識がございますし、いろいろお話もしたことがございまして、大変尊敬できる方だなと思っておりました。  今回の御決断というのに対しては、地方自治の観点でありますとか、あるいは課税自主権でありますとか、そういう点について、私はこの点を強調したい...全文を見る
○保利国務大臣 私、就任以来、この外形標準課税の問題は記者団からも随分質問をされた項目の一つでございまして、その都度、先生余りお好きではないかもしれませんが、前向きという答弁をそれこそしてきたわけであります。  私も余り前向きという抽象的な言葉は好きではありません。特に、サラリ...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘のように、課税自主権を尊重するという立場から、許可制であった法定外普通税については、これは協議をするという文言に変わりました。ただ一方、これは同意を必要とするということになっておりますので、その面はあろうかと思いますが、やはり国民がどこにいても払う税金という...全文を見る
○保利国務大臣 まず、事実関係からちょっと御報告を申し上げれば、平成十一年度におきましては、起債制限比率が一五%以上の団体、公債費負担が特に重い地方団体に限って実施することとした政府資金及び公営企業金融公庫資金の繰り上げ償還の額は、政府資金分が百三十一団体で千七百四十七億円、それ...全文を見る
○保利国務大臣 今の御指摘は、確かにごもっともだと思います。  いろいろこれから先、来年からの状況を踏まえますと、私の立場で申せば郵政大臣も兼ねる、そういう格好になってくるわけでありますね。右手で資金を持って左手で使うという形になってきますから、これは一体どういうふうにやったら...全文を見る
○保利国務大臣 今御指摘のように、私の選挙区の中の市町村からもよくいろいろなパンフレットをちょうだいするのでありますが、それを見ますと、随分長いこと、介護保険のやり方、それから保険料の徴収の仕方等についてPRをしておった、それをがらっと変えなきゃならぬということですから、それは大...全文を見る
○保利国務大臣 教育用のコンピューターの問題につきましては、私が文部大臣をいたしておりました平成二年ぐらいから緒につき始めたと言ってよろしいのではないかと思いますが、急速な展開を示しておりますし、また子供たちも、それによってこの近代的な社会に対応していくように教育を受けているとい...全文を見る
○保利国務大臣 どなたといえども、借金をするということを喜んでする人はいないと思うのであります。そういう意味におきまして、できるだけ借金というのは少なくしていく努力というのを続けていかなければならない。  そういう意味におきまして、御指摘の、交付税特会の借入金が急速に膨らんでき...全文を見る
○保利国務大臣 私は、いろいろな席で大蔵大臣にお目にかかりますし、また、一言二言いろいろお話を申し上げます。  必ず大蔵大臣から出てきますのは、地方財政も大変だねというのを言っていただくのであります。私も、いや大蔵大臣、ありがとうございますということを言いながら、すがりつく思い...全文を見る
○保利国務大臣 二兎を追う者は一兎も得ずという、象徴的にそういうお話をされたんだろうと思いますが、小渕総理の頭の中にも、財政再建という問題、今の財政状況がこれでいいんだという認識は私はないと思うのであります。財政状況が厳しいということを認識しつつも、それを改善する一つのよすがとし...全文を見る
○保利国務大臣 地方財政計画の中では、昨年度十九兆三千億だったと思いますが、それから多少減らしておりまして、十八兆台に落としていることは事実であります。しかし、実績との比較をやってみますというと、地方財政計画上の単独事業と実績との間にはかなり乖離がございまして、いろいろ御努力をい...全文を見る
○保利国務大臣 答弁に先立ちまして、先ほど地方単独事業の数字を十九兆五千億と申し上げたかもしれませんが、十九兆三千億であります。十二年度は十八兆五千億でありますので、つけ加えさせていただきます。  それから、ただいまの御質問でありますが、交付税特会への民間からの借り入れというの...全文を見る
○保利国務大臣 市中金利に対する影響等につきましては、大蔵大臣が、たしか予算委員会であったかと思いますが、答弁をしておられます。この市中金利の問題については、景気の動向等さまざまな要因によって変動するものであって、交付税特別会計の民間借り入れが与える影響についても、一概に申し上げ...全文を見る
○保利国務大臣 先ほど御答弁申し上げましたとおり、大蔵大臣の御答弁がございますが、私といたしましては、直ちに市中金利に大きな影響をもたらすということはないと考えております。
○保利国務大臣 交付税特会の借入金につきましては、大蔵省とも御相談をし、国の負担分、地方の負担分を合わせた借入金の返済計画というのをしっかり立てております。  例えば、平成十三年度におきましては、地方負担分としては一兆を回収しなければならぬとか、あるいは国は八千三百億お返しをし...全文を見る
○保利国務大臣 そろそろ抜本的にこの財源配分について考えたらどうかというお話でありました。先ほども中沢委員に決意を申し上げたところでありますけれども、重ねて、この財源配分の問題その他きちんと論議をしながら、自治省の立場あるいは地方自治体の立場に立って、私どもとしては主張すべきこと...全文を見る
○保利国務大臣 石原知事の御決断というのは、私は先ほどもちょっと感想を申し述べさせていただいたのですが、実は、この決断の裏に緻密な作戦計画があったということでありまして、これなら絶対いけるという判断のもとにおやりになった、半年以上かけておやりになった、そういうところに私は心を打た...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘の法案につきましては、地方公共団体が職員を公益団体、公益法人等に派遣する統一的なルールを設定しなければならない、公益法人等に対する職員派遣の適正化、それから派遣手続等の透明化を図って、地域における人材の有効活用を通しまして、公と民の適切な連携協力による地域の...全文を見る
○保利国務大臣 地方分権の精神というのは、私どもも大事にしていかなければならないと思っております。  今後、七月で分権法が切れまして、推進委員会の役割は一たんそこでピリオドが打たれる形になるわけでありますが、地方分権推進のこの法律を延長するか、あるいは別の形でまた新しい推進組織...全文を見る
○保利国務大臣 いろいろ御指摘も受けましたし、また、おしかりもいただいたわけでありまして、この住民基本台帳ネットワークシステムについては、私もその後、余り時間がないのですけれども、少し勉強させていただきました。そしてまた、担当の方に対しましても大変督励をするようなやかましいことを...全文を見る
○保利国務大臣 今四情報の話がちょっとありまして、確かにそういう答弁をしたことは私覚えておりますし、大変おしかりを受けたのでありますが、今でもそこのところは、全国センターに集積されるのは四情報であるということについては間違いないと私は思っております。  しかし、もし間違って十三...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘を受けまして、私自身もそう感じたものですから、改めてわかりやすいものをつくれということは申しました。
○保利国務大臣 前の資料の上の方の、今お配りになられたものの一番上のところの真ん中のところ、本人確認情報、四情報、氏名、住所、性別、生年月日等、付随情報、これが載っております。
○保利国務大臣 前のはちょっと丁寧ではないところがありますが、ごらんになっておわかりのとおり、そうしたところへ矢印がついておりまして、それで全国センターへ流れていくという印がついております。
○保利国務大臣 これは、センターへ流れていく情報という形で矢印をつけておりますので、こういう形になっていると私は読み取っております。
○保利国務大臣 この資料が十分だとは思いませんが、間違っていると私は思えないのであります。
○保利国務大臣 センターに参りますのは四情報。委員が御心配になっているのは、もし間違えたらばほかの情報も行く可能性があるということはあるのでしょうけれども、そこは技術的にきちんと押さえていくという手だてを講ずるところでございます。
○保利国務大臣 前の資料に基づきまして法律ができ上がっております。でき上がるときにはいろいろ御審議をいただいたわけですから、私は、この資料が間違っているとは申し上げかねるわけでありますが、不十分さといいますか説明不足といいますか、そういうものはあったと、私は前から申し上げていると...全文を見る
○保利国務大臣 重ねてお願いをいたしますが、私自身、委員と役所とのやりとりをしっかり聞いて今後の参考にいたしたいと思いますから、ぜひお許しをいただきたいと思います。
○保利国務大臣 私は、この資料に基づいて法律ができ上がっておりますし、御審議をいただいて成立した法律でありますから、この資料が間違っているとは申し上げられない。しかし、非常にわかりにくい、誤解を生ずるものであるということについては、先ほどからお認めを申し上げておるところであります...全文を見る
○保利国務大臣 お願いを申し上げますが、私、当時審議のときにはここにはおりませんでしたし、よくその詳しい審議のときの状況は存じ上げません。そこで、ぜひ担当から説明をさせることをお許しをいただきたいと思います。
○保利国務大臣 冒頭お話し申し上げましたとおり、住民票には十三ないし十四の項目があるということは申し上げました。それが一たんは回線に入る可能性があるから、システムが間違ったりあるいは犯罪行為があったりしたときには流れていく可能性はあるかもしれませんが、今のこの状況から見れば、少な...全文を見る
○保利国務大臣 この辺は、担当からぜひお話をお聞き取りを願いたいのであります。  しかし、あえて私にと言われるわけでありますので、私から御答弁を申し上げれば、先ほどの十三情報は、一たん専用回線の中には入ると思います。それは、引っ越しでありますとかそういうときには、前も申し上げま...全文を見る
○保利国務大臣 重ねてお願いでありますが、極めて技術的な問題ですので、行政局長ないし担当から説明をさせたいと思います。  しかし、お尋ねでございますから、私なりに申し上げれば、この四つの情報は、この黒い点線にのっとって四つの情報がセンターに行くということを示しておるということで...全文を見る
○保利国務大臣 ぜひこの辺は、技術的な問題として、自治省当局からお聞き取りをいただきたいのであります。
○保利国務大臣 これからこのシステムを構築していこうというところでございますが、今委員御指摘のとおり、十六省庁九十二事務についてはこの資料が使われるということは、今局長から御答弁申し上げたとおりでございます。
○保利国務大臣 国会というところは、いろいろお気づきをいただいたことに対し、行政府に対して御注文をいただく場所でもありますから、委員の御指摘を私はよくそしゃくをさせていただいて、十分に検討した上で、補足をするところがあればこれは補足をしなければならない、こういうふうに感じます。
○保利国務大臣 法案を御審議いただきますときに四百億というような説明をいたしております。それで、その後、同じ項目について指定情報機関によって試算をしていただきましたところ、やはり合計約四百億ということでありました。  しかし、その後、市町村で現在使っています住民基本台帳のコンピ...全文を見る
○保利国務大臣 手紙で世帯単位で出すということで積算をしたのだろうと思いますけれども、なお出し方については、委員からの御指摘もございますから、十分に気をつけて対処していくように、私からも申しておきます。
○保利国務大臣 この問題は、数日来かかわってまいりましたし、先週の国家公安委員会で、私、幸いにして二時間出席をすることができましたので、そのときに、いろいろな話を聞きながら、事実に即してよく調査をせよということを申し上げたことを思い出すのでありますが、その後、一連の行動を警察庁が...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘をいただきました国際問題への波及ということは、私も十分念頭にあります。その上で、十分な調査をさらにお願いしたいと思いますし、正すべきところは正してまいりたい、このように考えておる次第であります。  なお、記者発表があって、それが間違いであったということに気...全文を見る
○保利国務大臣 この問題につきましては、全国の知事会からたびたび要望書が出てきておって、その中で、私は、よく記憶はいたしませんが、この外形標準課税を入れる場合でも、広く薄くということを、しかもそれは全国一律にということで要望があっていたように思います。これが地方自治体、つまり都道...全文を見る
○保利国務大臣 「事業の情況」というところの分析の問題でありますが、東京都の計算によりますと、この法人事業税、現行のままでまいりますと、銀行二十行で三十四億円という推定がなされております。税収見込み、平成十一年度分であります。それに対して、かつては二千億を超える税収があっておった...全文を見る
○保利国務大臣 私は、実はこれは法律に合っているのか合っていないかの判断というのは、日本の三権分立の思想でいきますれば、司法の判断、裁判所の判断ということになるのだろうと思います。したがって、私がここで適法であるというふうに断言することもできませんが、さればとて、直ちにこれが違法...全文を見る
○保利国務大臣 答弁に先立ちまして、大変恐縮でございますが、訂正をさせていただきます。  先ほどの私の言葉の中で、適法とは言えないという言葉があったかもしれません。その点は、直ちに違法とは言えないということのみにさせていただきたいと思うのであります。適法とは言えないと言ってしま...全文を見る
○保利国務大臣 仮に東京都議会におきましてこの条例案が成立することとなりましたならば、そのことは東京都の自己責任に基づいて判断されたものと考えるわけであります。  なお、全国知事会からの要望もいただいておるところでございまして、自治省といたしましては、あくまでも、政府税制調査会...全文を見る
○保利国務大臣 関係はないということではございませんで、大変懸念を持ちましたものですから、私自身も懸念を表明し、さらに政府で見解をつくりまして、そういった問題についての心配な点について、東京都に対しても、また全国知事会に対しても政府としての考え方をお示ししておるということでござい...全文を見る
○保利国務大臣 全く委員御指摘のとおりの心配がございまして、さすればこそ、私からも石原都知事にも申し上げ、そしてまた政府からもいろいろな懸念を表明されました。そしてそれは、大蔵大臣あるいは金融再生委員長あるいは通産大臣、いろいろな立場でお話をされたものを統合した政府見解を出された...全文を見る
○保利国務大臣 各自治体が自分のところの税源を確保するという意味で、法定外普通税、これはもう既に制度化されておりまして、幾つかの町村でこれを取っておるところがございます。それから法定外目的税、これは恐らく工夫がいろいろ今後出てくると思います。こういった工夫のもとに各地区で税源を確...全文を見る
○保利国務大臣 以前にも、この問題については御質問をこの場でちょうだいをいたしたことがあるかと記憶をいたしております。  市町村の国保に対しますこのような状況を踏まえての財政支援につきましては、市町村も要望していたものでございまして、いろいろ一定の効果を出すものと思いますけれど...全文を見る
○保利国務大臣 今御指摘の点は、私どもも同じように頭に入っておりますので、そのことを胸に置きながら、十分に厚生省その他と検討をしてまいりたいと思います。
○保利国務大臣 これは、後から事務当局からもよく補足をさせたいと思いますけれども、私の認識では、固定資産税の掛けている率が非常に低いところがございまして、それは是正をしていかなければならないという考え方がございまして、それにのっとってやったものであります。  一方、商業地等につ...全文を見る
○保利国務大臣 先ほどの中で、大都市の商業地の問題がございましたけれども、私たちがいろいろ要請を伺っておりますのは、大都市の商業地の主として中小企業の皆様方が、ぜひ下げてくれという切なる要望があったということをちょっとつけ加えさせていただきたいと思います。  今の御質問でござい...全文を見る
○保利国務大臣 地方交付税法に基づきます平成十年度から平成十二年度までの三カ年度の制度改正、国、地方のいわゆる折半ルールにつきましては、三年連続して地方交付税法六条の三第二項の規定に該当することとなった平成十年度の対策に際して、国も深刻な状況にございまして、交付税率の引き上げなど...全文を見る
○保利国務大臣 失礼をいたしました。  税制関係全体の大きな見直しということになりますれば、総支出のうち三分の二は地方が主管してやっておるという状況にかんがみまして、現在の税のあり方が国が三分の二、地方が三分の一というのは、大きく是正していかなければならない。地方分権の姿からい...全文を見る
○保利国務大臣 これは先ほど御答弁申し上げましたとおりでありますが、非常に大きな税制上の改革になりますものですから、関係方面とよく協議をしなければいけませんし、大げさに言えば、国のあり方を決めていく議論になろうかと思います。  同時に、これは地方分権という大きな考え方があります...全文を見る
○保利国務大臣 財源不足額がかなり大きくなってまいりまして、これに対しては大蔵省も随分心配をしていただいております。特に宮澤大蔵大臣が私に、地方の財政大変だねということをいつも声をかけていただいております。そのあらわれが、一般会計からの繰り入れということで、五千五百億を七千五百億...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○保利国務大臣 これは韓国で使われているのか使われていたのか、記憶が定かではありませんが、身分証明書のようなものだろう、そう類推をいたしました。
○保利国務大臣 極めて技術的な問題でありまして、電子の中の動きというのは私もよく説明することができないのでありますけれども、再三地方行政委員会の中で御論議をいただきまして、委員からもいろいろ御指摘をいただいておったわけでありますが、いろいろ私も勉強をさせていただきました。  結...全文を見る
○保利国務大臣 極めて技術的な問題なものですから、私が若干口ごもりながら御説明を申し上げている。本当は政府参考人で技術に詳しい方から御説明をいただくのがいいんですけれども、私が今まで勉強してきました知識をもって仮に御説明を申し上げるとすれば、最初に委員がお示しになった古い資料の方...全文を見る
○保利国務大臣 保守の考え方を長々と申し上げれば時間が足りなくなりますから、保守そのものについての議論は避けたいと思いますけれども、私は、保守という字をそのまま考えれば、やはり伝統を重視して、そして個人の尊厳を図りつつ、社会全体が穏やかであるように、ひところは保守と革新と対比され...全文を見る
○保利国務大臣 委員とはもう長いこと議論をしてまいりましたから、改めて申し上げることもないと思うのでございますけれども、自治省がつくりましたのをいろいろ私もその後検証もしましたし、自治省の皆さんとも議論をし、時には大声を立てながら議論もしてみました。  その結果、この古い方のデ...全文を見る
○保利国務大臣 委員の御指摘の問題でありますけれども、そもそも住民基本台帳の中には、各町村でいろいろなデータを持っていらっしゃいます。いろいろな見方をすれば十六というカウントの仕方もありますし、通常十三あるいは十二、こうなるのでありますが、それが、引っ越しのときには、少なくとも隣...全文を見る
○保利国務大臣 民間には使わせないという意味は、この法律の中に、住民票コードは民間に使わせない、こういうことで規定されているところであります。
○保利国務大臣 通産大臣にお尋ねでしたから私から申し上げるのはいかがかと思うんですが、これ、委員から示されましたのは、私の感じでは、これはこういう用途がある、電子メールだとか、あるいは身分証明書カードだとか、交通関係では定期券だとか、いろいろなところにICカードを使い得るというこ...全文を見る
○保利国務大臣 さっき委員がお示しいただいた韓国のカードですね。あの金色の部分はICなのかな、私もよく存じませんが。住民票のカードの中にそういうものをつけることによってより機密性とか、あるいは情報の量がたくさん入りますから、そういう用途で使おうということで、ICカードを住民票のカ...全文を見る
○保利国務大臣 これは自民党の公約で、平成八年の選挙のときにでしょうか、出したものでございますが、その後、この法案ができておりまして、何を応用範囲に含めるかということについて、免許証につきましては本籍を入れる必要がありますので、これは今のシステムからいいまして四情報の中に本籍は入...全文を見る
○保利国務大臣 全国センターにある四情報を利用して、全国でいろいろなことに使うという可能性はあるわけであります。決して、いろいろなそのほかの情報が一般的に広く使われるということではありませんので、そういう法律になっておりますし、またそういう仕組みにしてまいりますから、どうぞひとつ...全文を見る
○保利国務大臣 捜査上の細かいことについて、私は自殺をしたというふうに承知をしておりますけれども、事実関係については、警察庁長官ないし当局が来ておりますから、そこから返事をさせます。
○保利国務大臣 国家公安委員会は、御承知のとおり、毎週木曜日の朝十時から約二時間ほどやっております。いろいろ議論を重ねておりますが、その場にこの報告書が出てまいりました。私は、きのう、地方行政委員会に一日おりましたから、残念ながら公安委員会に出席をできませんでした。しかし、報告書...全文を見る
○保利国務大臣 いろいろな事件が起こりましたときの現場、現場というのは相当混乱もございますが、記者の皆様方は、できるだけ早くこれを国民に知らせたいという意味で、いろいろ記者会見を求めてまいるわけであります。そういう状況の中で会見をいたしましたときに、的確な会見をしていればこれは一...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○保利国務大臣 これは御答弁申し上げれば非常に長いお話になりますけれども、まず処分の問題でありますが、私も、国家公安委員長としても、この報告書そのものにはまだ満足しない点がございます。したがいまして、もう少し詳細に、できるだけ早く調査をしてもらって、その事実の上に立脚して、違法性...全文を見る
○保利国務大臣 私は、十月五日に就任をいたしまして以来、いろいろな事件が起こりましたが、とりわけ神奈川の事件が非常に大きくて、これは神奈川県警ぐるみの問題で、昨日初めて第一回公判が開かれたわけでありますけれども、その不始末といいますか、一生懸命それの対策も講じなければいけない、警...全文を見る
○保利国務大臣 今、にわかに思いつきませんけれども、先ほど坂上委員から御指摘がございました、なぜファイルがなくなったか、これはファイルがないというふうに書いてあるわけですね、報告では。それだけではやはり不足であります。なぜなくなったのか、どういう状態になったのか、それがどういうこ...全文を見る
○保利国務大臣 組織ぐるみであるかどうかというのは、私もこの調査が進んでみませんとわかりませんけれども、そういう観点もあり得るかなという感想です。  ただしかし、それはあくまでも、現場の方々の名誉のために申し上げなきゃいかぬが、あらかじめこれは組織ぐるみだということを決めつけて...全文を見る
○保利国務大臣 私も、現場の規律というのについては、就任以来、大変深い関心がございまして、それで、国家公安委員会としてホームページを開設したことは御存じだと思います。  ホームページには既にもういろいろ御意見が寄せられておりまして、今委員が御指摘のような、いろいろ交通事故に関す...全文を見る
○保利国務大臣 私は、政治家になる前にはサラリーマンをずっとやっておりまして、本当に一庶民でおりましたから、その気持ちを忘れないように、ちょっと答弁の趣旨が違うかもしれませんけれども、政治家になりましてからも電車で通っておりました。そういうのは、やはり庶民の気持ちを政治家は知るべ...全文を見る
○保利国務大臣 委員は、近くでございますから、警視庁においでになったことはございましょうか、よくわかりませんけれども。警視庁の中に一一〇番の受付の、ちょうどこのくらいの部屋にたくさん人がいらっしゃって、一一〇番でかかってくる電話を受けている方がいらっしゃいます。そういう人の話を私...全文を見る
○保利国務大臣 先ほど、新聞を見るのも嫌だというふうに申し上げたんですが、私自身は、性格もおとなしいんですけれども、本当につらい思いをしております、毎日。こんなことでいいんだろうか、僕の責任がきちんと果たされているんだろうかということは、毎日反省をしながらやっておりますので、その...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○保利国務大臣 少々答弁が長くなりますが、お許しをいただきたいと思います。  今度の件は、非常に国民の皆様に御心配をいただきました。とりわけ被害者の方、あるいは被害者の御家族あるいは御親族の皆様方に大変な御心配をおかけしておりますことを、私、国家公安委員長として、本当に申しわけ...全文を見る
○保利国務大臣 神奈川県の事件というのが起こりまして、私もその対応に当たりまして、その後、本当に警察の秩序回復ということで一生懸命努力をしてまいったところへこの問題でありますから、私自身非常なショックを受けておりますけれども、ある意味でいえば、一月二十八日にあの女性発見というニュ...全文を見る
○保利国務大臣 私は、小渕総理が二兎を追う者一兎をも得ずという表現をしておられることについては、よくその趣旨を理解するところであります。しかし、私は、ニュアンスとしてちょっと違う受け取り方をしております。  つまり、景気対策をしっかりやるということは財政再建につながってくるので...全文を見る
○保利国務大臣 借入金残高の先々までの返済額というのが、自治省の方で計算したものがありますけれども、そういうのを見ますと、ああ、ツケが随分回ってくるな、これが本当の実感であります。  ツケを返していきますためには、やはり黒字を生じていかなければならぬ。収入をふやして支出を減らせ...全文を見る
○保利国務大臣 いろいろな問題があるのでありますが、まず、ちょっと本題と外れるかもしれませんけれども、国家公安委員会というのは木曜日の十時から始められておりまして、国会が始まりますと私はほとんど出席ができないという状態にありまして、これは大変残念だなと思っておりますが、国会が非常...全文を見る
○保利国務大臣 警察に従事いたします二十六万に及びます皆さん方が、本当に真剣に、まじめに取り組んで、日本の犯罪防止のために仕事をしておられる、日夜苦労しておられる姿、私もいろいろなところで拝見するのでありますが、本当に頭の下がる思いがあります。特に最近は、いろいろな犯罪がふえてき...全文を見る
○保利国務大臣 中田局長の人事権は警察庁長官にあります。それで、警察庁長官がああいう処置をとられたということは私も承知をいたしております。  ただ、一般論的に言って、あの件については、監察に行った者がとる態度ではないだろうということは、私も随分警察庁長官に申し上げました。まこと...全文を見る
○保利国務大臣 国家公安委員会といたしましても、また都道府県の公安委員会も、これは警察の中ではありませんで、外であります。その外の人間が警察ぐるみになってしまってはいけない、警察に対する鋭い批判の目というのは、いつも公安委員会というのは備えていなければならないというふうに認識をい...全文を見る
○保利国務大臣 一年限りというものを翌年もやったではないかということについては、私は具体的な例は思い当たりませんけれども、財政の世界あるいは政治の世界では時々起こるかなという感触は持っております。
○保利国務大臣 詳細は平林政務次官からまたお話があると思いますけれども、この問題は、私は予算のときに、一年限りという約束があるのかもしれないけれども、自治省の姿勢の問題として、大蔵省と、もう当たって砕けてもいいから、とにかく当たれということを非常にしつこく言いました。これは恐らく...全文を見る
○保利国務大臣 東京都の石原知事には前にもお目にかかったことがありますし、今回もお目にかかったのですが、そのときに、東京都の知事として自分はこう考えるということをおっしゃっておったことがあります。それは、唯一の不交付団体として、東京都が交付税を受けるというような状態というのは、日...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○保利国務大臣 自動車教習所業については、仰せのとおり、警察庁が所管をしております。いろいろ経営上の問題その他たくさんありますし、最近では大変競争も激しくなって、教習者の獲得その他で随分いろいろ問題があると承知をしております。  ただ、交通安全的な観点から申し上げますと、この自...全文を見る
○保利国務大臣 私が国家公安委員長に就任をいたしましてから、その後、神奈川県における事件が表に出てまいりまして、それをいろいろ国会でもお取り上げをいただきましたし、さらに私自身この処理に一生懸命当たってまいりました。  警察というものはやはり内部の秩序維持ということが非常に大事...全文を見る
○保利国務大臣 国家の治安を維持するというのは、国家を正常に営んでいきます場合に大変重要な要素であって、治安が乱れて経済の発展を期する、そういうことはできないと思っております。そういう意味で、委員御指摘のとおり、治安維持に対しては、やはり国を挙げてその充実に努めていかなければなら...全文を見る
○保利国務大臣 就任以来、麻薬の問題というのは私も非常に気がかりになっておりまして、今、約二トンのものを昨年押収したということでありますが、委員御指摘のとおり、価格が上がらないということは、密輸が成功している部分がかなりあるという認識を強く持たなきゃならぬということで、生活安全部...全文を見る
○保利国務大臣 この問題につきまして、会見ぶりその他私はつぶさには承知をしておりませんけれども、私が一番新しい事実関係を承知いたしましたのは二十四日の木曜日の夜中のことでありました。私ども国家公安委員会、警察庁といたしましては、本部長をたびたび招集し、個別にも、また全体でもいろい...全文を見る
○保利国務大臣 どのような会見をしたかということは、田中長官の方でお調べをいただくということになります。  それから、私は、実はきょう夜、地方行政委員会があって、九時まで委員会なんですけれども、その間を縫いまして国家公安委員会を招集することにいたしております。こうした議題につい...全文を見る
○保利国務大臣 私は、生まれてこの方マージャンというのを、会社員のときに一、二度、そこにおれという形で参加したことはありますが、マージャンというのはやったことがありません。したがいまして、どういう形で行われるのかよく知りません。  私は碁をやりますけれども、碁の方ではかけるとい...全文を見る
○保利国務大臣 抜本的対策ということがどういうことを意味するのかということを十分私自身も考えてみなきゃいけませんが、まず私は、あれだけの問題が神奈川県警で起き、その後、その反省に立っていろいろな会議もし、御本人も出席をして、こういうことが二度とないようにしようよということを誓い合...全文を見る
○保利国務大臣 この問題については枝野委員がずっと追っていらっしゃるという経過については、大体書類等を読ませていただきました。  その後、いろいろ聞いてみましたらば、野田大臣の御答弁と、それからあわせて、その後、会計検査院が、この問題についてあのフライデーの記事を念頭に置いて厳...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○保利国務大臣 平成十二年度の自治省関係予算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、平成十二年度一般会計予算でありますが、中央省庁等改革に伴う新体制移行を反映させたものとなっており、自治省所管に計上いたしました予算額は、十四兆九十二億五千八百万円でありまして、新体制移...全文を見る
○保利国務大臣 今委員御指摘のとおり、消防団員の皆さんは、暑いときも寒いときも、どういう事態があっても、住民の生命財産を守るために努力をしておられる。位置づけといたしましては、非常勤の地方公務員という形で位置づけられていまして、地域における消防防災の中核としていろいろな災害に相対...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘の点は大変ごもっともだと思います。それで、私も、就任いたしましたときに、今後の消防庁の活動というのは新しい災害にも備えなければいけないということを申したわけでありますけれども、市町村の機関が持っております、消防士を抱える正式の消防活動をやっているグループ、そ...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘の、土地開発公社の保有しております土地は、先ほど委員が御指摘のとおりの数字でありますが、全体といたしましては八兆七千八百五十四億円、三万四千四百七十六ヘクタールとなっておるわけでありまして、これは大変大きな数字だなという印象を持っております。  この土地開...全文を見る
○保利国務大臣 第三セクターの問題につきましては、昨今の経済状態を反映して、経営状況については非常に厳しいものがあるという認識をいたしております。  昨年の十二月、ついこの間でありますが、取りまとめた結果によりますると、商法法人の形態をとっております第三セクターにつきましては、...全文を見る
○保利国務大臣 この問題は、御指摘のとおり、事実関係におきましては、石川県の鳥屋町、現在もまだ鳥屋町職員退職勧奨制度実施要綱というのが残っておりまして、男子五十八歳、女子四十八歳という規定がございますし、そのほかの規定も若干、もう一つぐらい差がついているのがございます。  そう...全文を見る
02月29日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○保利国務大臣 法律案を御可決いただきまして、まことにありがとうございました。  ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重し、善処してまいりたいと存じます。     —————————————
○保利国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を尊重し、善処してまいりたいと存じます。
02月29日第147回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○保利国務大臣 今回の新潟におきます一連の事案については、委員から御指摘のとおり、大変公務員として、警察官としてあるまじき態度であったということについては、もうくどく申し上げる必要はないと思います。国民の皆様方に大変御心配をおかけし、被害者、また御家族、そして御親族の皆様方にも大...全文を見る
○保利国務大臣 地方財政の窮状というものは委員よく御承知のとおりであります。この地方財政の安定化を図りますためには、どうしても税収の安定化を図っていかなきゃならぬ。そういうことから、自治省といたしましては、外形標準課税を導入するのは前向きでずっと取り組んでまいりました。しかし、全...全文を見る
○保利国務大臣 処分を決めた後に新たな事実が出てきたという国家公安委員会の認識はございません。それで、全部の事案、特にマージャンをやっていたということを念頭に入れて、それで御議論をいただいて結論を得たものであります。
○保利国務大臣 事実関係といたしましては、小渕恵三氏を支援している団体というふうに承知をしております。
○保利国務大臣 政治資金規正法の第三条に法律の規定がございます。  「この法律において「政治団体」とは、次に掲げる団体をいう。」「政治上の主義若しくは施策を推進し、支持し、又はこれに反対することを本来の目的とする団体」「特定の公職の候補者を推薦し、支持し、又はこれに反対すること...全文を見る
○保利国務大臣 解釈上はそういうことになりますけれども、その当該団体がどういう政治活動をしているかということは、自治省としては承知をいたしておりません。
○保利国務大臣 自治省といたしましては、その当該団体がいかなる政治活動をしているかということを承知いたしておりませんので、私からコメントすることは差し控えさせていただきます。
○保利国務大臣 どのような御調査をなさったか、私もつぶさには存じませんが、御調査をされたということは、まことに御苦労さまと申し上げましたら大変失礼ですが、そういうことをされたということは、御党の立場としてあるいは大事なことかもしれません。  ただ、自治省といたしましては、先ほど...全文を見る
○保利国務大臣 委員が御指摘の点は、事実上ということなのではないかと思いますが、形式審査権を持っております自治省としては、違法行為はないというふうに考えております。
○保利国務大臣 自治省では、政治資金の収支報告書を管理して閲覧に供しておりますので、それをお調べの上の数字でありましょうから、数字としては自治省の閲覧で得られたものだろうと私は推定をいたしますが、先ほどから申しておりますとおり、仮に恵山会なりから集まったものが未来産業研究会に流れ...全文を見る
○保利国務大臣 お一人の方がまとめてそこへ献金をするという意図を持っておられたかということは、私どもでは承知をいたしておりません。
○保利国務大臣 事実具体の問題につきましては、警察庁長官から答弁をいたさせます。  私、この事件に接しましたときに、昨年からの神奈川県警におきます不祥事、それの対応に当たってまいりました者として、大変寂しい、何か裏切られたような気持ちがいたしました。どうぞその心境についてはお察...全文を見る
○保利国務大臣 国家公安委員長として小林本部長に対する処分の決定をいたしました時点では、すべてのその時点での小林さんの行動については全部説明を受けた上での判断だ、私はそのように理解をいたしております。これは国家公安委員会としての判断であります。
○保利国務大臣 廃棄そのものの事実関係については私も詳細を存じませんが、一般的に言えば、委員御指摘のような、故意のいろいろな隠し立てというようなことはあってはならないことだと私は思っております。  今後、私は、そういう御指摘等もあることを踏まえながら、警察の秩序維持、内部体制の...全文を見る
○保利国務大臣 神奈川県警察の中まで国家公安委員長が細かくやるということはできません。警察庁がどうお考えになるかということを私は報告を受けたいと思います。
03月01日第147回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員長として御答弁を申し上げたいと存じます。  お尋ねの二月の二十八日でありますが、私は衆議院の予算委員会等で答弁にずっと立っておりましたが、時間のあいたときがございまして、そのときを見計らいまして、五時から緊急の国家公安委員会を招集いたしまし...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御答弁に先立ちまして、この件につきましては、被害者それから御家族の皆様、御親族の皆様に大変御心配をおかけいたしておりまして、心から私はおわびを申し上げなければならないと思います。そのことだけを述べさせていただきます。  その上で、私も、実は神奈川県警の...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 直接の任命権者は国家公安委員会であります。国家公安委員会の決するところによりその人事処分は決まると承知をいたしております。
○国務大臣(保利耕輔君) ここのところが、先ほど申し上げましたように、非常に微妙なところであります。国家公安委員会を代表いたしますが表決権がないということから考えますと、それはいかに考えたらいいのかということは私自身も思い悩んでいるところでございます。  もし、おまえが責任者だ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) だれが判断をするのか、だれが最終責任をとるのかということは、国家公安委員会全体であろうかと思います。
○国務大臣(保利耕輔君) その点はいろいろ私も思い悩んでおりますし、国家公安委員会の性格というのは警察法五条で規定されておるわけであります。私は、就任以来この警察法五条についてはいろいろ読んでみておりますけれども、どう解釈していいのかというのはまだ私の中でも整理がし切れていない部...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御納得いただくためには、私が責任者であると断言してしまわなければなりませんけれども、そこには警察法五条の解釈の問題がございますので、これはその点を立法府として十分お考えをいただきたい、そのように思います。法律の若干のあいまいさがあるのではないかと、私はそ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 責任の問題ということで、だれが責任者だということをはっきりしろと、それでないと質問が続けられないということでありますれば、私が責任者だと、こう言えばいいんでしょうけれども、そういう法解釈がなかなかできないものですから、今そのような御返事を申し上げておるわ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、国家公安委員会に出席をしております都度、国会でのいろいろな論議については立場上御報告をいたしております。きょうこのような御指摘があることは、明日十時から国家公安委員会が開かれます、そこで私自身から説明をしたいのでありますが、明日は総括質疑で私はここ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 時間の変更は、私は、ちょっと今の時点では難しいと思いますけれども、ただ休憩をして再開するという、そういうことはできるわけでありますから、そういう手だては、先生方がそれぞれ職業を持っておられてお忙しい方ばかりですけれども、そういうことができるならばやってみ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私自身がそういう気持ちを持っておりますから、その線に向かって努力をいたします。
○国務大臣(保利耕輔君) 事務局は便宜警察庁がやっております。
○国務大臣(保利耕輔君) これは国会承認人事でありますから、国会で御承認をいただいた者が委員を務めております。  なお、委員の現在の名簿等については、国家公安委員会としてのホームページの中に記載をしてございます。
○国務大臣(保利耕輔君) 私が就任した時点で一人の欠員がございました。その欠員の候補につきましては、警察庁長官と前大臣とで相談をされてお決めになって、現在渡邊氏がそれに就任をしておられます。
○国務大臣(保利耕輔君) 今、警察庁長官からお答えを申し上げましたとおり、相談にはあずかっていると思います。いろいろその世界のことについて詳しい人事をいろいろ承知の事務局がやはり参考意見としては申し述べるでありましょう。しかし、この国会に同意人事として提出するのは内閣でありますか...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私が接しております国家公安委員の皆様方は、それぞれ立派な方々でありまして、学界、それから法曹界、さらにマスコミ、それから経済界というような各方面からの有識者で、それぞれ見識のある方々が選ばれておると、私はそう思っております。  なお、外からの情報につき...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 関東軍であるかどうかということは、私もよく承知をいたしませんけれども、しかし今回の件は、体質というものが一つ露呈をしたという感じを私自身は受けております。この体質というものがほかに病巣がないかどうかということについては、十分に検証していくということについ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、このやりとりについて、厳しい御意見等について、実はもうビデオをお見せしてでもお知らせをしたいぐらいの気持ちであります。同時にまた、これは全国の警察関係者にこういったやりとりについてはきちんとお見せをしたいという気持ちを持っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 再考についての御意見がありましたことは、私から正確にお伝えをいたします。ただ、その上での国家公安委員会としての判断はどうなるかということについては、今私は申し上げられません。
○国務大臣(保利耕輔君) 特段の予定はございませんけれども、委員の皆様方から御質問があれば当然やはり警察庁がお答えをすることになろうかと思います。  ただ、引責辞職でありますので、自己都合退職でありますから、通常のものよりか大幅に減額をされているということは私も承知をしておりま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) ただいま警察庁と言われましたが、これは警視庁の誤りであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 今回の件、またさきの神奈川の件等、国民の皆様に御心配をおかけしておりますことを心からおわび申し上げたいと存じます。また、被害者の皆様、御親族の皆様方に対しても心からおわびを申し上げたいと存ずる次第でございます。  その上に立って、国民の安定した生活を守...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) せんだって私、昨年でございましたか、フランスに参りましたときに、パリの日本文化館で縄文という展示会をやっておりまして、大変私感激をしたのでありますが、数千年前に住んでいた日本人があんなに立派なものをつくっておった、それが綿々と伝わってきて我々のところへ伝...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 午前中の質疑の中で、明日の定例の国家公安委員会において国会での御審議の状況について私から御報告をするということを申し上げました。その段取りで今準備を進めておりまして、なお、国会での報告でありますから、私自身が出席をした方がいいと思いますので、定例の会議を...全文を見る
03月02日第147回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(保利耕輔君) 昨日もいろいろと御答弁をさせていただいたわけでありますが、今回の件は、私が着任以来、神奈川県警におきますいろいろな一連の不祥事に対してあらゆる対策を警察組織挙げてやろうということで、私自身も中に入っていろいろ手を打ってきているそのさなかに、警察の新たな問...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、昨日の電話のままでありますけれども、両名からおおむねこのような、次のような意思の表明があったと連絡を受けました。  このたびは、私どもの極めて不適切な行動により、国民の皆様や日夜地道に活動している警察職員の皆様、そして信頼回復のため必死に努力をさ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この点は、国会での御論議、それから国民からのいろいろな御批判、国家公安委員会が設けましたホームページにももう数百通の御意見が寄せられております。そうしたことを背景に、警察庁の方から、こういう国民の声があるよということを両名に伝えて、その結果、両名から自発...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 大変微妙なポイントだと思います。  私自身は警察庁を督励する立場にありますから、常にいろいろなことについて国民の声あるいは議会の声、政府の考え方を反映させるべく平素努力をいたしております。  しかし、国家公安委員会の中は、御承知のように五人の委員と私...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 総理という言葉の意味、よくわからないと申しましたが、私は、公安委員会の取り仕切りをやるのが私だと思っております。したがいまして、国家公安委員会の先生方の御意見をよく伺ったわけであります。(「どういう発言をしたのか」と呼ぶ者あり)公安委員会の中では、この問...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 公安委員会の中におきまして、私は、概括的に国民の声が公安委員会のホームページあるいは世論等で起こっておるから十分にそのことをわきまえて対処してほしいということを、前からも申し上げておりましたし、公安委員会の中ではそのことについて触れております。
○国務大臣(保利耕輔君) 国民の声は、今のようにホームページその他を新たに設置しました。私になってから設置しました。そして伺うようにしております。それを警察庁は十分に見ております。そういう形で、国家公安委員会が集めた国民の声を警察の行政に反映させるように私自身努力をしておるわけで...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この問題につきましては、先ほどから申し上げていますとおり、国家公安委員会の中では法並びに規則にのっとって冷静な判断をすべきであるという御意見のもとにこの決定をいたしております。  もとより、国民の厳しい声は承知の上でございますが、一たんこれで決めており...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まず、冒頭、委員からお話のございました被害者の方、さらに御家族、御親族の皆様方、心からおわびを申し上げ、お見舞いを申し上げたいと思います。  私の率直な気持ちを申し上げさせていただければ、しばらくそっとしておいてさしあげたいという気持ちでありまして、手...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この事件の捜査、それから全体、ほかにもまだいろいろございました、神奈川の問題その他。これはやはり警察組織挙げて反省すべきことだと思っております。  これを監督するあるいは警察庁をして督励をして秩序維持を図るべき国家公安委員会並びに国家公安委員長は、この...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今回の件については、監察に十三名の人が行っておりますが、その監察結果等については後ほど私ども見なければならないと思っております。  今度の事件そのものについての責任ということでありますが、現在、調査を警察庁でやっておると思います。その調査の結果を待って...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 当初、国家公安委員会制度が成立をいたしましたときは、国務大臣は入っておりませんでした。二十九年の改正によって国務大臣が入るようになったわけでありますが、それは、政府には日本の治安を維持する義務がある。治安を担当する警察と治安維持の義務を持っている政府との...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員長には国務大臣を充てるという規定が、私ちょっと忘れましたけれども、法律にあると承知をしております。
○国務大臣(保利耕輔君) 国務大臣が国家公安委員会に入っているということは、警察法第六条「委員長は、国務大臣をもつて充てる。」ということが書いてありまして、「委員長は、会務を総理し、国家公安委員会を代表する。」とも書いてございます。そのことを私も承知をいたしております。
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会に国務大臣が加わることによりまして、政府の治安に対する国家的な考え方が、国家公安委員会の中正な判断によってろ過された上、警察運営の上に具現されるように任命されているものと承知をしております。
○国務大臣(保利耕輔君) 警察法六条の規定によりまして小渕総理が私を国家公安委員長に任命しているものと承知をしております。
○国務大臣(保利耕輔君) この問題が大変大きな姿として出てまいりましたのは、監察に行った者が夜マージャンをやっていたという非常にショックの大きい問題から発生をいたしました。それが私が耳にいたしましたのが二月二十四日の夜中のことであります。  それ以来、警察庁については実情を十分...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 表決権がないのは事実だと思います。  ただ、政治的な観点から、私が国務大臣として公安委員会に出席をしております以上、やはりそのことについては公安委員会の皆様方にもいろいろお話を申し上げなければならないと思います。  また、公安委員会以外の別の場所では...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、国家公安委員会の中での経験が浅いですから、今までどういうふうな議決の方法をしたかは知りません。  しかし、投票をやったということは聞いておりません。もし投票が行われる場合に、五人おりますから可否同数ということはないんでございましょうけれども、例え...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) ただいまの警察庁長官の御発言につきましては、私が夕刻開かれます国家公安委員会におきまして、こういう御発言があったということを紹介し、国家公安委員会の委員の皆様方の御意見をよく承りたいと思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 事実関係でありますから警察庁からお答えをいただこうかと思いましたが、せっかくお尋ねでございます。  国家公安委員会は、御承知のように、俸給を特別職の職員の給与に関する法律で定められておりまして、委員会の性格でありますとか委員会の責務等を総合的に勘案して...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 詳細については事務方からお答えをさせたいのでありますけれども、先ほど申しましたように、公安委員会の俸給につきましては特別職給与法で定められております。  そういった関係で、全体といたしましては国家公務員の給与体系に基づくものでございまして、私どもの方で...全文を見る
03月03日第147回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(保利耕輔君) このたびの事案につきましては大変国民の皆様方に御心配をおかけしておりまして、心からおわびを申し上げたいと存じます。  昨日、国家公安委員会は十時に開催をされましたが、一たん中断をいたしまして五時から再開をいたしまして、まず国会におきます審議のありさまに...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 特別監察という神奈川県警の事件を受けての非常に重い監察の中でああした行為が行われた、またそういう監察のあり方を監督することができなかったということで、その行為自体に対しての監督責任を問うたものであります。  そのほかの件につきましては、概括的に警察内部...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この部分についても、話題としては、もちろん国会で取り上げられたことでありますから、それを報告しております以上、いろいろ議論が出ました。  ただ、警察庁長官が行いました中田管区警察局長に対する処分については、これは長官の行ったことを了とするという前の発表...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 国会の御指摘並びに世論の厳しさというのは十分に承知をいたしておりますけれども、法と規則に照らしてこの処置でいいということが決定づけられております。それは、御承知のように、長官から御説明をさせますけれども、引責辞職をしておる、これは公務員にとっては大きな、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 繰り返しになりますけれども、国会からのいろいろな御指摘等は委員に十分伝わった上で御議論をいただいて、国家公安委員会の中で、それは私も論議に入っておりますけれども、この決定を了とするということを覆すに至っておりません。
○国務大臣(保利耕輔君) 私が代表し総理をしております国家公安委員会の決定でありますから、私はそれは正しかったと思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 気持ちはよく理解をいたすところでありますが、国家公安委員会の中でのいろいろなやりとりからいいまして、この手続は間違っていない、決定は間違っていないと私は思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 再三御答弁をいたしておりますが、国家公安委員会制度ができました、終戦直後のことでありますけれども、その時点では、警察の組織体制の中に目を向けるという前提ではこの国家公安委員制度はできていなかったと思います。そして、警察が外に向かって行う行動、つまり戦前の...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会が現在やっております役割は、警察行政に対する大綱方針を定め、そしてまた警察行政の運営がその大綱方針に即して行われるように指揮監督をすることである。さらにまた、事務の個々の具体的な執行について立ち入った指揮監督を行うものではないと私どもも考え...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今の御指摘は、新潟の問題にかかわっては、小林本部長に対する処分につきましては国家公安委員会処分でございました。これについては国家公安委員会が処分を決めております。  それで、あと中田氏に対する人事権は警察庁長官にございまして、その警察庁長官の行う処分、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この点については公安委員会の中でもいろいろ御協議をいただきまして、その上で、世論については十分に承知をしておる、しかし警察庁長官の行った判断についてはこれを了とするということでは全会一致しております。  世論を受けてどう考えるかということでありますが、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この問題が大きくなりましたきっかけは、中田氏がみずから自分の不始末について警察庁に申し出をしてまいりまして、こういう不始末を生じました、いたしましたということを言ってきております。そこから発生をいたしまして、この事件が大きく広がって報道もされ、また国会で...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、国会の都合がつき、お許しがいただける限りにおいては全部出ております。これは自信を持って申し上げることができると思います。  ちょうど昨年は臨時国会もございました。さらにまた、ことしに入りましてからは予算委員会がずっと開かれておりまして、そういう意...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御承知のとおり、中田さんに対する人事権は警察庁長官が持っております。警察庁長官がこの中田氏に対する処置として減給等をしないということについてのお尋ねだと思いますけれども、その点につきましては中田氏がみずから申し入れてきたこともあり、またさらに辞任という大...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 引責辞職を求め、引責辞職をしたということでありまして、その件については国家公安委員会としては妥当、こういう判断をいたしておりますので、その分は含まれておりません。
○国務大臣(保利耕輔君) 今の雪見酒というふうにおっしゃられた、その部分の行為をした、そういうけしからぬ行為をしたということに対する監督責任は問われております。  ただし、それについての処分については、いろいろなことが起こりまして、引責辞職を求めてそれを受けたと。つまり、引責辞...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) ですから、再三申し上げておりますとおり、そういった行為をしたということに対する監督責任は十分に問われております。
○国務大臣(保利耕輔君) これは、警察庁長官が判断をしたことを国家公安委員会が是としておるということであります。その判断については警察庁長官からお聞き取りをいただきたいと思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 警察庁長官に対するこのたびの処置については国家公安委員会として決めたことでありますが、国家公安委員会としても警察庁長官の監督責任というのは重大であるという認識のもとにこの処置が行われたということであります。(「みずからの管理責任は」と呼ぶ者あり)みずから...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 警察組織全体がこのようなことをしたということについて大変申しわけなく思っております。  時に、その一月二十八日という日が長年拘束状態にあった女性が発見されたという日でもあり、そういう意味も重なりまして大変申しわけなく思っているということであります。
○国務大臣(保利耕輔君) そこに書き落としていると言われればそのとおりかもしれませんが、今御答弁申し上げておりますとおり、そのような責任を感ずればこそ、田中長官に対する厳正な処置をしたということであります。これは国家公安委員会全体の意思であります。
○国務大臣(保利耕輔君) 二月二十四日はたしか木曜日であったと思いますが、衆議院の地方行政委員会がずっとございまして、それが終わりまして一たんうちに帰り、そして深夜、その次の日の予算委員会に備えるべくホテルに泊まりました。そこで田中長官に会いまして、田中長官から驚くべき、私にとっ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 中田さんが申し出をしてきたと、そして実はあの特別監察の日に、夜、県警本部長も交えての食事があり、さらにその後マージャンをやったということを中田氏自身が自分のところへ知らせてきたというお話を聞きました。  私は、ちょうど神奈川県警の問題、委員も御承知のと...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) これは、中田局長に関する人事権は、先ほどから申し上げているとおり長官にございますから、辞任をするということをその時点で認めたかどうか、私は記憶が定かではありません。
○国務大臣(保利耕輔君) 二月二十五日、翌日でありますが、夕方長官から小林本部長が辞任を表明した旨の報告を受け、速やかに更迭、処分をした方がいいということを申し上げました。
○国務大臣(保利耕輔君) ちょっと違います。
○国務大臣(保利耕輔君) 辞表を提出したというのではなくて、辞意を、小林さんが辞意を表明したという報告を受けたのであります。
○国務大臣(保利耕輔君) そこの事実関係については警察庁長官から答弁いたさせます。
○国務大臣(保利耕輔君) それは、新潟県議会が開催中でありまして、それに対して的確な対応を新しい本部長のもとでやらなければならないと思ったからであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 先ほども申しましたように、ふたをするという意思はございませんが、その時点では、小林さんの辞意が既に表明をされておったということもありまして、県議会に対する対応をきちんとしなければいけないということもありましたので、早く新しい方に着任してもらわなきゃならぬ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 二十八日はたしか衆議院で予算委員会をやっておりまして、その合間を見て官房長官にお目にかかったことは事実であります。そして、以後、厳正に警察内部を運営するように、努力をするようにという御指示をいただいたと思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、私が呼ばれましたので、私自身一人でたしか青木長官にお目にかかったと思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 正確には覚えておりませんけれども、記者の皆さんもいっぱいいらっしゃいました。秘書官はついてきたかどうか記憶がありませんが、青木長官の部屋の中には入っておりません。
○国務大臣(保利耕輔君) あのときの記憶、予算委員会もやっておりますし地方行政委員会もやっておりますし、いろいろこの警察のことでもお尋ねがありまして、私も頭の中が整理できておりませんが、青木長官のお部屋に入って、そしてお話をしたのは私一人と断言してよろしゅうございます。
○国務大臣(保利耕輔君) 発言することはできます。会を総理するという立場では発言をしなければ総理ができません。
○国務大臣(保利耕輔君) 大変恐縮でありますが、きのうの委員会とおっしゃられたんですが、きのうの委員会でということでありますか。
○国務大臣(保利耕輔君) それは、国会での御報告等をしておりますから当然話題としてはありましたけれども、事実に即したようないろいろな審議をするという意味での発言はありません。(「二十八日の公安委員会だよ」と呼ぶ者あり)二十八日ですか。失礼しました。ちょっと取り違えておりました。 ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 二十八日の、改めて正確に申し上げますが、私からは冒頭に、冒頭のごあいさつをするのでありますが、冒頭に、今回の処分について国民的批判は非常に強いものである、政府の中でも論議されている旨を各委員に申し上げた上で各委員の御意見を伺うということはいたしております...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、この国家公安委員長に就任して以来ずっと国家公安委員会には出ておりますし、国会に支障がない限りは出ておりますが、国会での動きというのをお伝えするのは私の立場であると認識いたしまして、国会でのいろいろなやりとり、または審議の模様等については国家公安委員...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) そういう問題提起は、総理をする立場としては申し上げました。それで各委員の皆様方の御意見は伺いました。伺いましたところ、それは了とするということでございまして、私は、そういうことはやりましたということを改めて申し上げます。
○国務大臣(保利耕輔君) もとよりこの問題については非常に難しい問題でありますので、私はこの職にとどまり、そして警察の秩序維持のために全力を尽くしていくということが私の責任だと思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会の本来の業務というのを私は考えるのでありますが、例えば、大変大きな緊急事態が発生した、国の存続にかかわるような大きな問題、例えばミサイルが飛んできたとか、そういうときに緊急に対処するための警察力の動員その他についてやはり協議をする機関が必要...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 具体的には私もまだどういう形にするかという御相談はございませんけれども、そういう方向づけが内閣の中にあることは承知をいたしております。  そういうところで、いろいろこれからの警察行政のあり方その他についてよく検討しなければなりませんが、期するべきは、や...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) その発言の事実関係は存じませんが、公式発言ということでは私はないのではないかと思います。  恐らく、いろいろな思いが頭の中にぐるぐるしておりますときに例えば記者団から突如として聞かれて、その頭の中の思いがすっとつぶやきで出たというのをとらえられたのでは...全文を見る
03月06日第147回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(保利耕輔君) お答えを申し上げます。  最近、薬物事犯の特徴的な傾向といたしましては、海外からの密輸ルートが多様化いたしておりまして、個々密輸入事件が大型化しておりますし、また国内における薬物販売に依然として組織暴力集団が深くかかわっていることなどが指摘できるものと...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御答弁を申し上げます前に、一つ先生からも御指摘をいただいているんですが、三月二日に私が照屋先生に御答弁を申し上げました中で、速記録によりますと、非常に読みにくいのでありますけれども、何か二十五日に国家公安委員会の中で論議があったというような言い方をしてお...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) その点は、小林元本部長が新潟県に在籍をして、いろいろな場で仕事をし続けなければならないという状態は一日も早く解消すべきであるという判断をいたしましたので、そのような取り計らいをいたしました。
○国務大臣(保利耕輔君) 御指摘の点につきましては、二十八日に緊急の委員会を招集したのは私でございますけれども、この処分がバランスがとれていないという御指摘かと存じますが、公安委員の先生方は全員が高い見識をお持ちでございますが、そのような処分でよろしいという御判断をいただいたと、...全文を見る
03月07日第147回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(保利耕輔君) 今回の件につきまして私の耳に入りましたのは、再三御答弁を申し上げておりますとおり、二月二十四日の夜中のことでありました。これは、田中長官から私のところへ連絡があり、お話がありました。私は田中長官に対して、早く処分をし、早く更迭をすべきであるという旨を申し...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御承知のように、警察組織の中に生活安全局というのができましたのは平成六年だったと思います。警察庁の刑事局保安部を警察庁生活安全局に改編をいたしまして、個人の権利と自由の保護という観点から市民生活の安全と平穏を確保するための活動を行うことが警察の極めて重要...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、現在の法律上では、民事問題であるからといって警察がこれに関与しない、関与することを禁止するという法制度はないものと承知をいたしております。  警察はその責務の範囲内で民事に関与することができるのでございまして、現実に契約等が詐欺に当たるときなど犯...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 警察は、警察法第二条によりまして、個人の生命、身体、財産の保護などを責務としております。  個々の事案に応じて、刑罰法令に抵触する場合には適切な捜査をし、抵触しない場合であっても行為者に対する指導、警告などの適切な処置を講ずることなど犯罪等による被害の...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 我が国におきましての住民投票のあり方等を考えます場合に、幾つかのやはり委員御指摘のような問題点があるかと思います。  第一は、やはり今御指摘の間接民主主義との関係、これをどう整理するかということ、それからもう一つは、住民投票になじむのは何か、なじまない...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私が不在のときの代理は、現在は那須委員であります。
○国務大臣(保利耕輔君) 小林元本部長につきましては、警察庁で原案をつくりました。私がそれを見ております。
○国務大臣(保利耕輔君) 先ほど御答弁申し上げましたが、その昼に委員四人の方がお集まりになりまして、処分の基本的方向については意見の一致を見ておるということでございましたので、その案を私が見、先生方の意見を、国家公安委員の意見がよろしければこれでもって御決裁をいただいてこいという...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 基本的には会議の場で決していくのが基本だと思います。ただ、緊急の場合にそのような持ち回りという形で決裁することは許されると私は考えております。
○国務大臣(保利耕輔君) 招集権は私でございます。
○国務大臣(保利耕輔君) 午前中の御論議の中で基本的方向を認めていただいておりますので、具体的な処分案ができて私も見ているから、それで先生方の決裁をいただいてこいと言ったのは私でございます。
○国務大臣(保利耕輔君) その日の会議は国家公安委員会ではございませんので、この事実関係については警察庁長官から答弁をさせます。
○国務大臣(保利耕輔君) せんだっての答弁の中で、論議をしたということを照屋委員の御質問に対してお答えをしたことがあります。それは私の完全に思い違いでございまして、二十八日にこれは私が招集をしました委員会の中で議論をしたのと取り違えておりましたので、謹んでおわびを申し上げ、訂正を...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、誠心誠意お答えを申し上げ、虚偽のお話を申し上げたというつもりはございません。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、この事案の判断には緊急性を要したという事態がございまして、それで持ち回りということでこれを決めるようにという処置をとったことについて、これは今でも緊急性にかんがみやむを得なかったことだというふうに思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 御承知のとおり、二十四日の夜中に私は報告を受けております。そして、事実確認が完全にできたのが二十五日、これは警察庁長官にお聞きをいただいても結構かと思いますが、事実確認ができましたのが二十五日でございました。それで、二十六日が土曜日、二十七日が日曜日とい...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) これは、ちょうど新潟の県議会が開かれておりまして、県議会開会最中にこのような不祥事を起こした本部長がそのまま在職するということについては適当でない、できるだけ早い機会にこれは処分をしなければならない、あるいはやめていただかなきゃならない、更迭をしなければ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 公安委員会の事務局をいたしております警察庁から御答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) いろいろな形がございましたが、公安委員会としての最終決定は良識ある委員の皆様方の御判断によりされております。  総理大臣の管轄下にあることはもちろんでありますが、そこの責任については総理大臣がどうお考えになるかということにおゆだねしなければならないと思...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、発令日が一月二十九日ということになっておりましたから、一月二十八日の夕刻に国家公安委員会を緊急、これは緊急でございますが……(「二月」と呼ぶ者あり)失礼いたしました、訂正いたします。二月二十八日の五時だったと記憶をいたしますが、緊急に招集をいたしま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、国家公安委員会を代表し、また総理する立場であります。  しかしながら、言いわけになってしまいますので余り言いたくありませんけれども、最後の表決をするときは私は意思表示をいたしません。そして、五人の委員がそろって意思表示をされたものは取りまとめ、そ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 責任は、代表する立場、総理する立場として十分に認識をいたしております。
○国務大臣(保利耕輔君) まず、国家公安委員長として警察の対応等について御答弁を申し上げます。  一番大きな問題は道路上の放置車両をどういうふうにするかということでありまして、これがありますと緊急自動車が通るのも通りにくいということもございまして、災害対策基本法の改正をいたしま...全文を見る
03月08日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○保利国務大臣 国家公安委員長の保利耕輔でございます。  本日は、新潟県警察をめぐる一連の事案について御報告をいたします。  本年一月二十八日、新潟県柏崎市において、九年二カ月にわたり監禁されていた女性が発見・保護されました。被疑者の男性は逮捕されましたが、この事件をめぐり、...全文を見る
○保利国務大臣 今回の大変な事態を初めて耳にいたしましたのは、二月の二十四日の夜中のことでありました。それが事実としたら大変な問題だということを、連絡に来ました田中長官に申し上げて、事実関係をまずしっかり調査をしてくださいと申し上げたことを覚えております。  翌日、この問題につ...全文を見る
○保利国務大臣 私は、任命権者から、国家の治安を維持するという目的を持って国家公安委員長として任命をされております。その信頼にこたえるべく、国の治安の維持あるいは警察内部の綱紀の粛正等について懸命の努力をしていきたい、このように思っておるわけであります。  三月の四日、土曜日で...全文を見る
○保利国務大臣 このようなことが行われるということ自体が、私にとっては極めて腹立たしいことであり、国民の皆様に申しわけない事態を警察が引き起こしているという気持ちを強く持っております。  そのことは、委員御承知のとおり、私も、神奈川県警の問題発生以来、警察内部の問題について取り...全文を見る
○保利国務大臣 私は、この事件の知らせを受けましたときに、本当にやるせないというか何といいますか、私も娘が二人おりますし、孫娘も二人おりますから、その子供たちがもし捕まって九年間も閉じ込められるというような状態になったときのことを想像いたしますと、これはある意味では、人殺しよりも...全文を見る
○保利国務大臣 神奈川県警におきます不祥事件が起こり、その対策について立案し実行をしておった過程で起こった事件、それに対する監督責任を問うたものであります。  三月二日に国家公安委員会を招集いたしまして、この問題について、全員の御出席のもとに検討をさせていただきました。その結果...全文を見る
○保利国務大臣 数々の御指摘、身にしみて感じております。  私は、任命権者から任命をされ、そして任命権者からしっかり頑張れと言われております限りにおきましては、この職責を全うすることが責任であると、いろいろ御意見があろうかと思いますが、そのように感じております。そして、警察の秩...全文を見る
○保利国務大臣 個人的な気持ちは、もう今委員から御指摘のとおりであります。  しかし、今私が新潟に参りまして、おわびを申し上げたい気持ちはいっぱいでありますけれども、それが果たしてその被害者の女性にとっていいことなのかどうか、今すべきことなのかどうか。お見舞い、おわびの気持ちは...全文を見る
○保利国務大臣 小林前本部長に対する懲戒処分につきましては、警察庁長官からの申し立てを受けまして、懲戒審査会の設置及び審査の要求を行ったところ、懲戒審査会は二月の二十五日に開かれ、同日答申を受けているということであります。
○保利国務大臣 私は、公安委員何々という方にそういうことをお願いした記憶はありません。
○保利国務大臣 警察法の第四十二条第三項に、委員は、政党その他の政治的団体の役員となり、または積極的に政治活動をしてはならないと規定されておりまして、公安委員には政治的中立性が要求されているものと承知をしております。
○保利国務大臣 森議員の三十周年パーティーというのは、私もちょっとこのところ議会忙しゅうございまして、いつ、どういうふうにやられたか、詳細をよく承知いたしておりません。
○保利国務大臣 公安委員は、その職責を認識されて、良識ある言動をなされるべきだと思います。
○保利国務大臣 そのいきさつについてはよく承知をいたしませんので、どういういきさつであったか、森議員に聞いてみたいと思います。
○保利国務大臣 岩男委員の発言につきましては、いろいろな思いがあって御発言になられたのだろうと思いますが、非常に注目されている中で誤解を与えるような発言というのは、私もふさわしくないと思いますし、私自身、自分の感情等についてはできるだけ、できるだけといいますか、もうほぼ、絶対に言...全文を見る
○保利国務大臣 先ほどから申し上げておりますとおり、私に課せられた任務は警察の秩序回復とさらにまた日本の治安の維持でありますので、その面で自分の責任を全うしてまいりたい、このように思っております。
○保利国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、森議員にまず、私自身もそのいきさつ等について話を聞いてみたいと思います。さらに、全国の公安委員の皆様方、それぞれ御活躍でございますが、中立性については維持をなさるように、私の方から注意を喚起いたしたいと存じます。
○保利国務大臣 国家公安委員会のあり方につきましては、私も随分いろいろ考えてきたのでありますが、特に事務局を今警察庁がやっているというところが、指摘をいただく点のポイントであろうかと思います。その事務局体制を別個整えるということにするかどうかというところが、一つの大きな問題点であ...全文を見る
○保利国務大臣 公安委員会の機能の強化でありますが、今度の警察法改正でも御提案申し上げているところでありますけれども、警察組織内部からの監査を、報告を、もっと頻度も多く、密度も濃くするという形を要求いたしております。ただ、それだけでいいのかということになれば、まだ私もやることがあ...全文を見る
○保利国務大臣 せんだって、三月の四日に全国本部長会議をやりまして、そこの分科会に私もずっと出席をして、各警察本部長からいろいろな御意見が出るのを伺っておりました。大変参考になったのでありますが、今先生が言われました、人を慈しむ心というようなお話でありましたが、その会議の中で出て...全文を見る
○保利国務大臣 持ち回りについての直接の規定はございませんが、私は、緊急の場合はこれが認められるという解釈のもとに、私がそのような指示をいたしたものであります。  以上であります。
○保利国務大臣 規則上はございませんけれども、緊急の場合にはそういう手も講じ得ると私は解釈をして、このような処置をとったものであります。
○保利国務大臣 先ほどから御答弁申し上げているとおりでございますけれども、私の判断でございますが、それについては、国家公安委員会の事務局をやっております事務方から御説明をさせます。
○保利国務大臣 全容は両名がきちんと警察庁長官に話をしたと、それでそのことを警察庁長官が確認をしておりますので、このぐあいの悪い事件につきましての全容は基本的に解明されていると私は考えております。
○保利国務大臣 中田前局長が監察官としてあるまじき行為をしたということは確認をしておりますから、それに基づいております。
○保利国務大臣 二十八日の時点では、もうそのときに既に、国民からのいろいろな声がホームページにも入っておりましたし、そういうことをよくつぶさに読むなりして、そして検討をするために、確認をするために集まったというふうに私は記者会見で申し上げました。
○保利国務大臣 ホームページの中身といいますよりは、監察に行った人間が監察の後、監察官としてあるまじき行為をしたということが議論の中心であります。このことは前の時点からわかっておりましたが、改めていろいろな声がありましたから、お集まりを願ったというのが実情であります。
○保利国務大臣 御承知のように、中田前管区警察局長の人事権は警察庁長官にございます。したがいまして、警察庁長官の判断、それにかかってくるというふうに私どもは認識をしております。  また、そのことが報告をされ、そして全体で議論をしました結果、了とするということであります。これは決...全文を見る
○保利国務大臣 国家公安委員長は、国家公安委員会を総理し、かつ代表するという責務を負っておることは御承知のとおりであります。でありますから、国家公安委員の五人の委員の方々が了としたということについては、私が責任を持って取りまとめましたけれども、その評決には私は入っていないわけでご...全文を見る
○保利国務大臣 まず、私から御答弁をさせていただきます。  九年二カ月にわたりまして女性が監禁状態にあったということ、しかも極めて狭いところで、環境の悪いところで長いこと捕らえられていたということは、残酷きわまりない気持ちでありまして、私の孫娘ぐらいの年代に捕まって、もう少し私...全文を見る
○保利国務大臣 いろいろ御指摘をいただいて、まことにありがとうございました。真摯に受けとめさせていただきたいと思います。  そしてさらに、公安委員会制度の基本の問題は、やはり事務局体制だという御指摘もございました。事務局体制をどういうふうにするのか、そして、事務局はやはり警察行...全文を見る
03月08日第147回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(保利耕輔君) 二月の二十五日のお話だと思いますが、二月二十五日と二月二十八日が非常に接近をしておりましたために、確かに二月二十八日にはいろんな論議がなされておりました。そのところが、私は少々人間ができておりませんのか、混乱を生じまして、二月二十八日には確かに論議をして...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 二十五日は予算委員会等がございまして私は招集ができなかったわけでございますけれども、二十四日の晩にこの話を私聞きまして、早く処分をしなければいけない、新潟県議会との関係もございましたので早く処分をして交代をさせるようにということがございました。二十五日に...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、そのように確かに勘違いをいたしておりますが、そのことは申しわけないと思っておりますが、大変御心配をおかけ申し上げましたことはおわびを申し上げたいと思います。  しかしながら、私は、任命権者から言われておりません以上、私の責任は、この職責を全うして...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) その当時、既に当人から辞意が表明されておりますし、それからこういうような行為をした本部長を新潟で本部長の職にとどめておくことは適当でないということもございまして、辞任承認の時期をいつかということで探りましたところ、二十九日が適当ということになりました。 ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今、委員御指摘の一回目の部分というのは国家公安委員会ではございません。これは再三警察庁長官からも御答弁を申し上げておりますとおり、四人がたまたま集まる機会があった、別の会合がございました。そこへ田中長官から処分の基本方針についてお諮りをし、御了承をいただ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 一回目は持ち回りではないと思います。基本的な方向について御説明を申し上げたということでありまして、その内容等につきましては警察庁長官から御答弁をさせます。
○国務大臣(保利耕輔君) 二十四日の夜中でありますが、私が田中長官からの訪問を受け、そこで今度の不祥事に絡まることについての報告を初めて受けました。そしてそこで、神奈川県警の問題をいろいろやっているときに、それに基づく対策等についていろいろ対策を講じているさなかにそういうことをや...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) それは二十四日であります。
○国務大臣(保利耕輔君) 基本方向については、処分とそれから辞職を求めるということであります。一日も早く、この方が職にとどまるということについては、早く職を引かせるべきであるということを申しました。
○国務大臣(保利耕輔君) 二十五日には、基本方向について警察庁長官からその四人の方々に御説明を申し上げた。基本方向というのは、一刻も早くやめさせるべしということと、それから交代をさせなければいけない、そういう意味でございますが、それと、処分を早くしましょうということについての意思...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 事実関係をはっきりさせて、そして委員の皆さんに御相談をし、早く処分をすべきであるということについては意思決定をされておったと。そこのところの合意は完全にできておったということでありまして、そういう意味で後は持ち回り決裁という形にしたわけであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 二十四日の晩はそういう話を聞きました。それで、私は私の考えを長官に申しました。そして、事実関係をなおよく調べろということを申したのが二十四日の時点であります。
○国務大臣(保利耕輔君) 十一条は、出席をして合議をして決めるということが書いてございます。ただ、緊急の場合は持ち回りをするということは許されていると私は考えております。
○国務大臣(保利耕輔君) 緊急の場合にはそのようなことが許されておりますし、また許されると私は信じておりますので、そのとおりいたしたわけであります。  詳細は事務当局から返事させます。
○国務大臣(保利耕輔君) 長い国家公安委員会の歴史でございますので、事実関係については長官から答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) 早く処置を決めなければいけないという観点から私はそのような処置をいたしました。そのことについては、私はやむを得なかったものと思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 私、ただいままでいろいろ答弁をしてまいりました。緊急性がありましたので持ち回りということで議を決したわけでございますが、そのことについて私はやむを得なかったものと、そう思っております。  ただ、この判断が間違っている、あるいは法的にぐあいが悪いというこ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今、委員から詳細な御質問があり、また警察庁からも答弁をさせましたけれども、なお十分に、食い違い等もあり、これは調査を要すべき事項というふうに私自身も思います。  また、御質問のありましたことにつきましては、明日が国家公安委員会でありますので、御質問の内...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) これは警察の窓口でございますから、直接には県警の中でおやりになる、そして各警察署でそういうものを設けていくということになりませんと、市民が相談しに行きにくくなりますから、管轄としては県警本部の中で各警察署にそういうものを配置するように努めていくということ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方分権の問題は、私が自治大臣に就任いたしまして最初から私自身も気になっておりましたし、また記者団からもこの点についてはいろいろ質問がございまして、現在進めております地方分権、そういった政策をいろいろ進めているところでございます。  ずっと考えてまいり...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 昼に四人の方がお集まりのところで長官から状況について説明をし、そこで大筋の方向というものが了承されておったということですから、事実上の合意形成はそこでされておったということもありまして持ち回りの措置をとったものであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 公安委員の皆様方の御日程その他については事務局で調整をいたしておりますが、その状況については事務局から御答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) 委員の皆様方には昼のそのお集まりの中で合意形成ができていると私は判断をいたしたものであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 私が承知しておりますのは、お昼のそのお集まりというのは遊園地ではないと承知をしております。そこの場に御説明に上がって基本的合意を形成されたということでありますが、お尋ねのなぜ時間的余裕がなかったのかということについては、時間を調整いたします事務当局から御...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 昨日といいきょうといい、大変不始末をしでかしまして大変恐縮でございました。心から私はおわびを申し上げたいと思います。  そしてまた、本人には昨日も、この委員会全体の雰囲気をよく知っておくようにということで厳しく私の部屋に呼びまして申しつけたわけでありま...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第1号
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○国務大臣(保利耕輔君) 委員長、理事、委員各位におかれましては、平素から地方行政及び警察行政の推進に格段の御尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。  この機会に、所管行政の当面する諸問題につきまして所信の一端を申し上げ、皆様の深い御理解と格段の御協力を賜りたいと存じます。 ...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(保利耕輔君) 大変筋道を立てての御論議でございましたので、私も謹んで拝聴をさせていただきました。  私は、今回、この案件について持ち回りでやりましたということについては私が責任を負うものでありますけれども、この処分についてもう一度再検討をしたいということで国家公安委...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会の委員の皆様方の合意があれば、これは有効であると私は思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会の権限行使は、会議におきます議決というのは、委員御指摘のとおり、これは原則でございまして、警察法第十一条第一項によります。例えば、委員の間で既に実質的な合意が形成されておりまして、かつ緊急を要するといった場合におきましては、会議を開くことな...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 会議録を作成いたしております事務当局から御答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会の委員の給与につきましては、特別職の職員の給与に関する法律に基づきまして、給与の場合には俸給月額百三十四万六千円、手当の場合には一日につき七万一千八百円を支給すると決められておりますので、それに基づいているものであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会の委員は、国家公務員法上特別職の国家公務員とされておりまして、一般職の国家公務員とはその扱いを異にするものと承知をいたしております。  例えば、一般職の国家公務員の給与につきましては一般職の職員の給与に関する法律が適用されることとなります...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 常勤のありさまにつきましては、事務局から御答弁をさせます。
○国務大臣(保利耕輔君) 県警の最高幹部に置いておく者として不適切であり一刻も早く更迭する必要がありましたが、折から開会中の県議会の谷間に当たります二十九日付で更迭するためには、諸準備の都合上、二十五日中に意思決定することが必要であったことがございます。その日の昼、四人の委員が集...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 既に合意が形成されておりましたので、改めて集まる必要はないと考えたものであります。
○国務大臣(保利耕輔君) そのとおりであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 御指摘の点が事実であるとするならば、極めて遺憾なことであります。私は国家公安委員長として、警察庁をしてこの事実調査をさせたいと存じます。
○国務大臣(保利耕輔君) 持ち回りにつきましては、私がそれでよろしいと申しました。
○国務大臣(保利耕輔君) 正確に申しますれば、私が持ち回りをしろと申しました。
○国務大臣(保利耕輔君) 最後の結論は持ち回りにしろと私が申しました。
○国務大臣(保利耕輔君) 私も報告を受けておりますが、今、長官から御答弁いたしましたように国家公安委員会として下命をしたということになります。  私はずっと衆議院の予算委員会に張りついておりましたから、報告は受けておりました、概略の報告は受けておりました。
○国務大臣(保利耕輔君) 二十五日の時点で国家公安委員全員の意思の確認ができているということでございましたから、私はそれを開かず、持ち回りでやることについて私から許可をいたしました。そのことの責任は私にあります。
○国務大臣(保利耕輔君) 持ち回りにつきましては、月曜日の二十八日にこれはさらに確認をいたしておりまして、全く異論なく国家公安委員全員がこれでよいと認めていただいておりますので、このことについては成立をしていると私は考えております。  また、責任のとり方云々と言われましたけれど...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方分権につきましては、私は積極的に推進していく立場の仕事を与えられていると存じております。  今お尋ねの今後の方向性でありますが、私はそういう立場に立ちまして、今後官邸ともよく協議をいたしまして、どういう体制が望ましいかということも含めましてよく協議...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) そのとおりであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 正確を期するために、事務局であります警察庁長官から御答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) 合意形成につきましては田中長官がやっておりますので、田中長官から御答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、二十五日は国会に呼ばれておりまして、その四人の会合には出ておりませんので、それに当たりました田中長官から御答弁いたさせます。
○国務大臣(保利耕輔君) 原則、会議を開いて決めることが、それは当然であります。ただ、私は緊急性にかんがみまして、持ち回りで決裁をすることを指示いたしました。
○国務大臣(保利耕輔君) 警察の最高幹部に置いておく者として不適切でございまして、一刻も早く更迭をする必要がございましたが、折から開会中の県議会の谷間に当たります二十九日付で更迭するためには、諸準備の都合上、二十五日中に意思決定する必要があったのであります。その日の昼、四人の委員...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) おっしゃるとおりかもしれませんけれども、私はそのときにはその必要はなしと判断をいたしました。その責任は私にございます。
○国務大臣(保利耕輔君) その責任は、私が責任を持ってやったわけでありますから。  それで、この責任について任命権者から問われれば別でありますけれども、そうでなければ、私はこの任務を遂行していくことが現在の私の責任だと存じております。
○国務大臣(保利耕輔君) 先ほど委員から年寄りと言われたわけでありますが、私は極めて見識の高い皆さんである、そのように存じておりまして、尊敬をいたしております五人の方々が国家公安委員会として名を連ねております。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は軽べつはいたしておりません。
○国務大臣(保利耕輔君) 私の判断は間違えていなかったと思います。それで、念のために二十八日に国家公安委員会を招集いたしまして、この間持ち回りでお願いをした件についてはいかがでございますかということは、全く御意見なし、全員そのとおりでよろしいという御判断をいただいております。
○国務大臣(保利耕輔君) 持ち回りを指示した責任であります。
03月10日第147回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(保利耕輔君) 地方公共団体の負担の軽減措置についてのお尋ねであります。  自治省では、現在、地方公共団体が交通事業者に対して鉄道駅のバリアフリー施設の整備経費やノンステップバスの購入経費を補助する際等に、地方交付税措置を講じております。バリアフリー化の円滑な実施を図...全文を見る
03月10日第147回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(保利耕輔君) 一つはやはり警察内部の士気の低下あるいは秩序の低下ということが考えられると思います。同時にまた、監察によりましてこうした者について発見をしながら処分をしていったということがあろうかと思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 御承知のように、警察制度は県警の制度をとっておりますし、またそれを管理しております警察庁、この二重の形になっております。  しかし、一般論的に申し上げれば、今御指摘のようにそれぞれの処分基準というのを少なくともつくる努力をしていくということは、私も今後...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私も就任してまだ日が浅いものですから、この点につきましては、一般論的には国家公安委員会の中でも話題が出ております。  そして、事務局体制をいかにするかということでございますが、現在の事務局は警察庁がやっておりますけれども、ホームページの対応でありますと...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 詳細な検討までは至っておりませんけれども、概括的な検討、これをどういうふうな方向に持っていくかというようなことについての議論はいたしております。
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会の事務局をやっております警察庁から具体的に御答弁をいたさせます。
○国務大臣(保利耕輔君) 御承知のように、那須委員はお仕事を持っておられますので七万一千八百円の形で支給されております。  ほかの方々のお仕事につきましては、事務局から御返事をさせます。
○国務大臣(保利耕輔君) 公安委員の皆様方、公安委員会そのものに御出席をいただくのは今申しているような形でありますが、これも例えば昨日の例でございますと、朝の九時に始めまして、そして午前中いろいろ報告を受け、御議論をされ、そこには私も頭だけ出られましたが、私が帰ってきてからまたや...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御指摘の事件につきましては、当時の神奈川県警察におきます内部調査の結果におきましては、神奈川県警察が組織として関与したことがなく、職務命令も発しておらず、また警察官個人の関与については確認できなかったとの報告を私は受けております。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、警察を信頼しておりますから、認めます。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、警察当局からそのような報告を受けておりますので、それを認めるという立場に立っております。
○国務大臣(保利耕輔君) どの事象を指して言語道断ということなのか定義をしなきゃ……
○国務大臣(保利耕輔君) 新潟県警が虚偽の報道をしたということについては、私は極めて遺憾に思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) いろいろ厳しい御指摘については真摯に受けとめさせていただきますが、私は、任命権者から特段のお話がない限り、私に与えられた職責を全うすることが私の責任である、そして日本の治安の維持のために、警察内部の規律の維持のために努力をしていくということが私の責任であ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この事案の詳細については私は存じませんが、お話を初めて伺ったんですが、一般論でいえば、利益誘導は好ましくないと存じます。
○国務大臣(保利耕輔君) 確かに、神奈川の事案が発生をいたしましてから、特別監察をしろということを国家公安委員会からも話をしまして、特別監察をあちこちやらせました。  その中でああいう事件が起こったんですが、新潟に参りましたのは、御承知のとおり十三人で参りました。あの中田局長は...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 内部で監察をした結果を公安委員会がきちんとチェックをする、そういうことを考えております。
○国務大臣(保利耕輔君) 監察においてトップであった者が極めて不適切な行動をいたしましたので、そういうふうな国民からのいろいろなお怒りがあったと思うのでありますが、そのやり方そのものは、あのときの警察局長がしっかりしていれば、そして指揮をとっていれば、決して私は間違った方向ではな...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会にもホームページを最近私になってから設けたのでありますが、大変多くの国民の声が寄せられていることを私はよく承知いたしております。そうした声を真摯に受けとめながら、今後しっかり運営をやっていかなきゃならぬ、このように思っておるわけであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 御承知のように、旧警察法は昭和二十三年から施行されておりますし、大きな改正がありましたのは昭和二十九年であります。それ以降改正は若干ございましたけれども、今度提案をしております警察法の改正というのは非常に大きい。そこはどこが違うかというと、国家公安委員会...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、今の制度にこだわるつもりはございません。いろいろ御意見がありますので、大きな転換点でありますから、警察が中立性を守り民主的に運営されるように、そして日本の治安が維持されるようにどうしたらいいかということをやはりみんなで考えていく時代に来ている、そう...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) それは、ある面で委員御指摘のとおりだと思います。そういう体質を今後是正していくために私たちが頑張らなきゃならぬ、こう思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 国会での御議論あるいは国民の声、そういうものをよく伺い、また有識者の御意見等もよく伺いながら、今度新しい国家公安委員会、これは名前には私はこだわりませんけれども、そういうものをきちんと改組していくということが頑張るの一つの点だと私は思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 御主張は御主張で真摯に受けとめさせていただきます。  しかし、私も神奈川県警の事案にタッチをしておりまして、一生懸命に努力をして新しい規律のある警察をつくろうと思っていたところにこの新潟の事件が発生をいたしまして、大変な危機感を持っております。このまま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 最初に、委員から長い御経歴に基づきます警察を愛する心からの御発言をいただきまして、大変感銘を受けました。  このたびの責任の問題については、いろいろ繰り返し御答弁をさせていただいております。私がやめまして警察がすぐ立ち直っていくということならば、それは...全文を見る
03月13日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○保利国務大臣 この問題は、かたいことを申し上げれば、憲法の六十八条一項の規定によりまして内閣総理大臣が行うことでございますので、私からこのことについて触れる立場にはないのでありますけれども、昨今の警察におきますいろいろな問題、さらにはこれから起こってくるであろう、起こってはいけ...全文を見る
○保利国務大臣 常勤的性格でございますし、これからまた警察の問題、いろいろ起こってまいりますから、これから先は常勤的なお仕事ぶりになっていくだろうと私は思っております。そういう位置づけからして、現在の国家公安委員会でそのままいいかどうかということは大変心配であります。  今、警...全文を見る
○保利国務大臣 これは、私は常設の機関とは考えておりません。したがって、法律的な位置づけ等については、これは法律の上では何もございませんので、法律を出すということになれば国会の御審議をいただかなければならない事項だと思います。ただ、この警察の事態にかんがみまして、経験を持っておら...全文を見る
○保利国務大臣 経験豊富な方がお集まりになっていらっしゃいますので、今後の運営等については、先々まで残す残さないも含めて、会合の中でお取り決めをいただきたいと思っております。
○保利国務大臣 いろいろ貴重な御意見をちょうだいいたしまして、ありがたく拝聴をさせていただきました。  私が委員のお話を承りまして感じますことは、民事警察と刑事警察は分けた方がいいのではないかというふうな印象で私は受け取りました。確かに、警察行政というものをやる民事的なものはそ...全文を見る
○保利国務大臣 地域の、関東管区警察局というのは、やはり県をまたがる広域的な犯罪についてどこかで調整をする機関が必要ですから、そういう役割を一つ持っていると思います。同時にまた、監察を各警察についてやる、そういう役割も持っております。  ただ、今度の事件で非常に不都合なことがご...全文を見る
○保利国務大臣 夕方でしたか、夕方か夜でしたけれども、処分案というのが示されまして、これで持ち回りしていいかというお話がありました。  私は、その当時予算委員会等でずっと張りつけになっておりましてなかなか動けない状態にもございましたし、それから、二十六日の処分を決定いたしますの...全文を見る
○保利国務大臣 事実上、合意が形成されておりまして、あとは署名をいただくというところでございますから、そこは持ち回りをさせることを私は了承し、指示をしたものであります。
○保利国務大臣 持ち回りの結果、お昼の基本的合意がございますので、委員の間からは全く異論がなく、持ち回りの決裁の御署名をいただいた、このように承知をしております。
○保利国務大臣 先生の御質問に対して初めてお答えをいたしますが、先生が先ほど仰せになりました被害者に対するお見舞い、さらにまた、御両親それから親族の皆様方に対して、私は、このたびの警察の不始末につきましては、心からおわびを申し上げたいという気持ちは先生と一緒であります。その上で、...全文を見る
○保利国務大臣 詳細な時間関係については、私ももういろいろなところでお尋ねをいただいて、この件については私も頭の中に正確には刻まれておりませんけれども、いずれにしても、県警本部から出てマージャンをやったということ自体が本当に許しがたいという気持ちでいっぱいでございまして、そこまで...全文を見る
○保利国務大臣 二十五日の時点で、県警本部に長いこといないでほかの場所へ行ったということについては、私は承知をしておりました。それはまことにけしからぬことであると思っておりました。それもありますが、それよりも、まずお酒の席にいて、そしてまた食事をし、そしてマージャンをやったという...全文を見る
○保利国務大臣 二十八日の緊急の国家公安委員会は私が招集をいたしました。御承知のように、小林本部長に対する処分は国家公安委員会が既に持ち回りで決定をいたしておりますので、これについて、こういうことをいたしましたということに御意見がございますかということを私は問うてみましたところ、...全文を見る
○保利国務大臣 監察が短かったという事実であります。
○保利国務大臣 今委員が二十五日に発表したとおっしゃいましたが、発表はしておりません。  処分案が田中長官から私に示されました。これで全部の委員が問題なく了承するのであればよろしいと私は言って、持ち回りを指示したのであります。
○保利国務大臣 今、私の心の中のことを申し上げることは控えさせていただきます。
○保利国務大臣 二十五日中に決裁をつけなければいけないということがございましたから、そこまで細かく考えるゆとりはなかったと思っております。
○保利国務大臣 他の委員会の性格と、この国家公安委員会の性格は、これは法律論争になると思いますけれども、多少違うと思っております。その意味で、私は、今お話しのような持ち回りが不当であったという御意見については真摯に承らせていただきますが、私自身はやむを得なかったという判断をした、...全文を見る
○保利国務大臣 それは、神奈川の事案の反省の上に立っていろいろと対策を講じてきた、その中で起こった事案でありますし、たまたま新潟で長いこと監禁状態にあった方が見出されたというそのときでありますし、それが重なっておりまして、大変重要な大事な事件であったという認識は、私は人一倍持って...全文を見る
○保利国務大臣 決裁書は厳然として残っております。決裁書があります限り、私は有効だと考えております。
○保利国務大臣 委員会の中でどなたがどのような発言をされたかにつきましては、審議の具体的内容が公にされることになりますと会議におきます率直な意見の交換が阻害されまして、公安委員会の意思決定の中立性が損なわれるということがございますので、明らかにすることについては差し控えさせていた...全文を見る
○保利国務大臣 どのくらいの時間協議したかは私も記憶が定かではありませんけれども、いろいろ、警察組織刷新会議、仮称ですが、これについてはどういう位置づけになるんだとかいうようなお話はかなりございまして、少し時間をとって協議をいたしました。
○保利国務大臣 この組織は、国家公安委員会を監督するというような位置づけではございません。国家公安委員会の方からいろいろお話を伺わせていただくという場でございますので、そこのところはお含みをいただきたいのであります。  その上で、人選等につきましては、今お話しのとおりであります...全文を見る
03月13日第147回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(保利耕輔君) 私は、きょうは予算委員会にずっと出席をしておりましたので、委員が予算委員会の部屋においでになっているのは遠くの方から見ておりましたけれども、どういうお話がされたかということについては承知をいたしておりません。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は国務大臣として、政治の場と申しますか、議会あるいは政府と国家公安委員会との連絡役を持っていると思います。そういう意味におきまして、私が代表して議会には対応しなければならない、このように考えております。
○国務大臣(保利耕輔君) そこはできるだけ議会の中で御調整をいただいて、私が両方に出られるように、きょうのような御配慮をいただきますと大変ありがたいわけでありますが、国家公安委員会が議会の場に参りましていろいろお話を申し上げる、審議に加えていただくということについては私は適切でな...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私が申し上げたいのは、国家公安委員はそれぞれ独立して御判断になる、そういう立場の方だと思っております。その方々はいろいろな御意見等もあるということはお耳にはされるんでしょうけれども、御自身の良心に基づいて御判断をされるという方々であります。  委員御承...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 法律の専門家の江田委員のお話でありますから私は真摯に拝聴させていただいております。ただ私は、やはり独立して判断をなさる国家公安委員の方はできるだけ外では物を言わないようにお願いをしたいと思っているのでありますが、そういう独立性を私は尊重したいと考えており...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) ちょっとお許しをいただきまして、国家公安委員会のあり方について先ほどちょっと江田委員からお話がございましたので、私が思っていることをまず申し上げさせていただいてその後の御答弁をさせていただきます。非常に重要なことだと思っております。  私、国家公安委員...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 法律の専門家の江田委員とこういう議論をするのは私は非常につろうございますけれども、私は特段の違法はなかったと、そのように判断をいたしております。  なぜならば、基本的な合意というのは既にその時点で五人の委員がつくり上げておりますし、それに基づいて処分案...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 基本的合意の問題につきましては田中長官からお話を私は受けております。また、処分案についても田中長官から示されております。私は、この処分案でいいという判断をするものは、まず最初が各委員の皆様方の御判断があって、その上で代表し総理する立場から最終的にはいいと...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私はその会議に出ておりませんので田中長官をして答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) この場合は二十六日に処分をするという方針が決まっておりましたから、二十五日中にこの決裁をしなければならないという緊急性がございましてそういう形がとられたのであります。ただ、私はそれが全く正当であったというふうに言い張るつもりはありません。しかし、やむを得...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この処分案が最後に示されましたのは夕方のことでありました。私は、予算委員会分科会、これは衆議院の方でございましたけれども、そういうところに出席をしておりまして、これは委員の先生方の御意思はほぼ決まっているという判断から、持ち回りで委員の先生方が文句なく、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) それは私自身最終的にはサインをしておりますから当然存在いたします。ただ、これを従来お出ししていたのかどうかについては、一般的に懲戒処分等に係る決裁文書につきましては職員の身分取り扱いという個人のプライバシーにかかわるものでございますから、公表するというこ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 二十五日は金曜日でございまして、定例日ではございません。したがいまして、公安委員会が開かれたという記録はございません。
○国務大臣(保利耕輔君) そのとおりであります。私が招集をいたしました。
○国務大臣(保利耕輔君) 二十八日は、二十六日に処分を田中長官が記者発表しております、これは夕刻だったと思います、それに対していろいろな世論等がございました、それをどういうふうに国家公安委員会としては受けとめようかということで小林本部長に対する処分、さらにまた中田局長に対する処分...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) ただいまのことにつきましては、私の代になりましてから国家公安委員会としてのホームページを開いております。多数の御意見が寄せられておりますが、やがていろいろな形で市民からの御要望というのが寄せられると思います。そういったものを真摯に受けとめて、私どもとして...全文を見る
03月13日第147回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(保利耕輔君) 今回、委員御指摘の桶川の件については、私も議論を、また委員の御質問、答え等を聞いておりまして、極めて遺憾に存じております。まことに事実とすれば申しわけない事態である、このように感じております。  今後、こういった組織の立て直し、また、たがを締め直すとい...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 長官から御答弁を申し上げておりますが、まず事実関係について公安委員会としても十分に聴取をして、その上で、それが事実であるということが判明いたした場合には厳正な処分をするように警察庁を督励してまいります。
○国務大臣(保利耕輔君) 失礼をいたしました。  御家族の皆様方には大変御心配をおかけし、御迷惑をおかけしているのではないかと、私は今時点、そのような気持ちでおりますけれども、事実関係が明白になりました段階でもう一度、陳謝をするあるいはおわびを申し上げるという発言をどこかの場で...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 過去のことは私はつまびらかにいたしておりませんけれども、私が就任して以来、国家公安委員会では緊急の集会も行いましたし、またいろいろな場で、国家公安委員会の場ではない場でも学者との間の意見交換とかそういうことをいたしておりまして、不十分だと言われれば反省し...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 細部は田中長官からお答えをさせたいと存じますが、今の国家公安委員会の任期の一覧表をずっと見てみますと、すだれ式になっております。一人ずつ任期が切れるような形になっておりまして、そうすると、大体各界の代表が出ておりますから、その代表の後にはやはりその界を代...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、まだ人選に具体の例として携わったことがないものですから、やや抽象論的に申し上げなければならないと思いますが、やはり人格、識見、社会的な判断力というようなものかなと思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 私も記憶をしておりますが、二月十七日というのは二月になって初めて私が公安委員会に出席ができた日であります。二月は、御承知のように衆議院の方で予算委員会が開かれておりましてずっと出席ができなかったんですが、そのときは私が出席することができました。  そこ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 現在は私はそのように努めております。また、公安委員会を私の出席できる時間に変更するようにいたしております。
○国務大臣(保利耕輔君) 通例は木曜日の十時ということになっておりますものですから、それを例会としてやる慣例がございまして、大きな案件がなければそこは委員長の代理で仕切っていただきまして会議を進めます。それで、その会議のありさまについては私が事後報告を受けるという形で運営をしてま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私が鮮明に記憶をいたしておりますのは、一月二十八日の夕方招集をいたしております。
○国務大臣(保利耕輔君) 大変失礼をいたしました。  国家公安委員会が現在の姿でいいのかどうかということについては、国会からの御指摘、それから各界各層の御意見、また国民の意見等を加えながらこれは改善をしていかなければならないと思っております。  まず第一の論点としては、私は事...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 農林水産省内部の事情、いかなる事情があったかについては私はお答えしにくいところでございますけれども、この案件は東京にあります警視庁の取り扱いということになります。  私どもとしては、都道府県警察の特別の人事について申し上げる立場にございませんで、都道府...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 警視庁において今捜査をいたしております。個別の事件の捜査状況につきましては、私から答弁はこの場では差し控えさせていただきますが、一般論として申し上げますれば、警察は刑事事件として取り上げるべきものがあれば法と証拠に基づきまして厳正に対処するというのが基本...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) その異動のことにつきましては、細部にわたりますので田中長官から御答弁をさせたいと存じます。
○国務大臣(保利耕輔君) 事実は十分に調査し、違法があればこれは厳重に処分をしていかなければならない問題だと、そのように思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 委員お尋ねの件は東京警視庁の件だろうと思いますので、私から直接のコメントをすることについてはその立場にございませんけれども、東京警視庁を監督いたしております警察庁を督励して、そういうことのないように私からも厳重に申しつけておきたいと存じます。
○国務大臣(保利耕輔君) 御指摘の点は、真摯にそのお言葉を受けとめさせていただきます。  私は、再三申し上げておりますとおり、任命権者から特段のお話がない限りは任にとどまって、警察の立て直しのために、また日本の治安維持のために努力をしていくのが私に課せられた責任である、その責任...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 報告は田中長官からいただいておりますが、私は、基本的合意は成立しておる、そういう認定をいたしました。
○国務大臣(保利耕輔君) 二十五日の夕刻と思いますが、私は国会内にずっとおりましたから、国会内で伺いました。
○国務大臣(保利耕輔君) その点につきましては、警察庁長官から答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) 総体として、全員の方が合意をしたということを聞いております。
○国務大臣(保利耕輔君) 総体として、全員そのような処置で結構であるということを伺っております。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、警察庁長官から今のようなお話を伺いまして、それで合意が形成されたと見て、同時に示されました処分案について、これで持ち回りでお許しをいただいてこいと、こう指示をいたしました。
○国務大臣(保利耕輔君) うのみということではございませんが、私は、その警察からの報告については信頼をいたしまして判断をしたものであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会の委員の選任の方法についてはもう繰り返してお話を申し上げることはいたしませんけれども、御指摘の第三者機関でどうだろうという点につきまして、今ほかの行政委員会の推薦の方法とかそういうことを全部あわせて考えていかなければならないのではないかと思...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、公安委員の年齢にこだわるつもりはございません。若いお方でも豊富な経験と高い見識を有していらっしゃる方であれば、それはもうなっていただくということは結構だと思います。  なお、現在の公安委員は七十代がお二人と六十代が三人、こういう構成になっておりま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 先生御指摘のとおり、また私もそう思っておりますが、国家公安委員会はまさに警察の外部の機関でございます。ただ、事務局体制は警察がサポートしておりますので何か警察の言いなりになっているというような印象を与える場合がございますけれども、その辺はよく注意して今後...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 公安委員会のもとにこの警察組織刷新会議という、仮称でございますけれども、発足をさせるということではございませんで、そういう方々に御参集をいただいて、経験の豊富な皆様方から今の警察のあり方について忌憚のない御意見を御披露していただこう、そういう趣旨で人選を...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○国務大臣(保利耕輔君) 退職金辞退の報に接しましたのはたしか三月の初めだったと思います。三月二日に、予算委員会の総括質疑の二日目の冒頭だったと思いますが、私からその旨を予算委員会に御報告をしたことがございまして、そういう形でございましたが、先ほど政治的な圧力というお話でございま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 組織の内部を弾力的に運用しなければならないというのは、これは御趣旨としてよくわかりますし、また一部はそういう形を取り入れながらやっているものと思っておりますけれども、実際、ここで考えます場合に、これは私は長いこと会社員をやっておりましたから会社の中の組織...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まず最初に、国民のための警察という観点から、署長さんのところへなかなか情報が上がっていかないという、そういうシステムのお話を伺いまして、私は自分のことと照らし合わせてみまして、やはり選挙で選ばれてきた人間の感覚と、それから辞令一本で上の地位につくという、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方分権につきましては、私も自治大臣に就任しまして以来これは積極的に進めていかなければならないという立場であるということを深く認識いたしておりますし、地方分権一括法が四月から円滑に施行されることによって、地域の行政はできるだけ身近な行政機関でやっていただ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方分権推進委員会の果たした役割というのは委員御指摘のとおり非常に大きかったと思っております。あれだけのことをよくまとめたなと思うのでありますが、これが期限が来まして終わるということに一応法律上ではなっております。しかし、私の気持ちとしては、今の本格的地...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 憲法の第八章は九十二条から九十五条まで四条にわたりまして地方自治の精神を書いておりますし、また具体的な方法もある程度書いております。  しかし、一番の大事な文言といいますかキーワードと申しますのは、「地方自治の本旨に基いて、」というところがございます。...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 市町村合併はそれぞれ動きが出てきておりますが、十分かといえば、まだ、委員御指摘のとおり、非常に燃え盛る火のようにはまだなっていないという感じがいたしております。  細部につきましては、地方自治で現場を体験してきておられます平林政務次官から御答弁をしてい...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 小渕内閣としては、委員御承知のとおり、景気対策に万全を期していくというのを最初のテーマに挙げてやっております。そのために公共事業等を盛んにやるということについての方向性が出されておりますけれども、この公共事業に対する地方負担分につきましては所要額を毎年の...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 東京都知事が去る二月二十九日の議会で御答弁をなさっておられるわけでございますが、法律改正があった場合には基本的にその内容を尊重する姿勢には変わりありません、最終的には法律の具体的改正内容を見た上で判断することになるでしょうという御答弁をなさっていらっしゃ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方主権の確立をという委員の御指摘、私もこの言葉は真摯に受けとめなければいけないと思っております。  ただ、言葉だけではなくて、現実にどういうふうに進めていくかということになりますと、いろいろな問題を我々は我々なりに考えながら具体的な方法を進めていかな...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 二十五日のことを述べました中で、御論議がありましてというところの議事録が大変予算委員会で問題になりまして、私はおわびを申し上げ、訂正をさせていただいたのであります。  一般的に言えば、警察庁長官が事情説明に、四人の委員の方々にお話しになったときにそれは...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 再三御答弁を申し上げておりますが、警察法が旧警察法として施行されたのが昭和二十三年でありまして、その後昭和二十九年に大きな改正がございました。それから逐次改正がございましたが、昭和二十九年の改正というのは国家公安委員長に国務大臣をもって充てるという大改正...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まさにそういう問題が恐らく各党各会派で御意見が闘わされるんだろうと思います。私は、この警察法改正案が閣議決定して出されておりますのでそういうふうに申し上げたのでありますが、いろいろ御論議をいただいて、今委員御指摘のような観点から修正等が加えられるというこ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 警察法の改正を提出いたしておりますのでよろしくという意味には、非常に幅の広い意味がございます。いろいろ御論議を賜りたいという意味もございますし、そこのところは、これをぜひこのまま通してくださいというような状況ではないのかなというのは私の個人的な考え方でご...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 四月からこの法律施行されるという状態でございますが、地方公共団体におきましては、条例や規則の制定、改廃の作業などに鋭意取り組んでいらっしゃると私は伺っております。  また、政府におきましても、こうした作業に資するためといいますか、そのための指針等をつく...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 先ほど政省令のところで少し舌足らずのところがあったかと思いますが、地方の自治体が条例等の整備をしていくのに必要な政省令の改正は全部終了した、そういうふうに御理解をいただきたいと思います。  それから、今の地方分権推進委員会の存置その他につきましては、私...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、やはり市町村合併につきましては、まず数字ありきという形で走ることはいかがかなと思っております。  御承知のように、各県知事に対してそれぞれその県の実情を踏まえた町村合併の可能性といいますか、それを勉強していただいて報告書を出していただくように今な...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この法人事業税への外形標準課税の導入につきましては、まず第一に、やはり地方の財源を安定させるという、そういう大きな役割があると承知をしております。それから、応益課税とよく言われますが、行政サービスを受けておりますからそれに対する対価としての課税ということ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まず、特別監察に参りましてその現場を離れ、さらに夜、監察を受ける側と食事をしマージャンをするということ自体、これは私は許しがたい事項であったと、このように認識をしているわけであります。  なお監察は、私の承知しておるところでは、十二名の監察に当たる人が...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、今お話を申し上げました観点からいって、局長は監察に行ったという目的を達していないと思います。最後まで見届けるのが指揮官としての立場だろうと思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 監察は私は十二名の者が残って間違いなく行われたと承知をしております。
○国務大臣(保利耕輔君) それはもう全体としてまことに不適切、不見識な行動であるという認識は、私自身、この報告を受けましたときにびっくりするほどショックを受けまして、ちょうど神奈川県の問題でいろいろ綱紀粛正等について協議も私もしました、それから県警本部長の会合で私もいろいろお話を...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、全体としてこれはけしからぬ行為だというふうに申し上げております。今、一々御指摘にございましたいろいろ法律を読んでみましても、これはこれに該当するものである、要するに違反をしているというふうに思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 先ほど御答弁申し上げたとおりであります。
○国務大臣(保利耕輔君) この問題については、私は行為はまことにけしからぬ行為であるというふうに承知をしておりますが、国家公安委員会として各メンバーがこの問題を決裁するという立場ではございませんで、聴取をして判断をした結果、これは長官の説明が妥当であるという御判断を五人の委員がそ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、五人の国家公安委員の皆さん方がそれぞれ妥当という結論を出された上では、言葉は申しません。取りまとめをするというのが、総理をするという立場から、そのように私は理解をしております。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は国務大臣国家公安委員長でありますので、五人の委員がそろって意思表示をされれば、その意思表示で取りまとめを行うというのが私の責任だと承知をしております。
○国務大臣(保利耕輔君) 私はそれですから、二十八日に緊急の国家公安委員会を召集いたしまして、再度改めて長官からの御説明を伺って、これでよろしいのですかということで五人の委員の方々の意見を聴しましたところ、最終的にはこの長官の報告を了とするという結論を得たのであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会はそのような長官の判断を最終的には了として決定をしたものであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 御主張は真摯に承ります。  しかし、私は、任命権者からやめろと言われればやめたいんだとか、そんなことを言うたことはありません。任命権者から特段のお話がない限りは、私は、この職を全うするのが私の責任だ、こう申しております。
○国務大臣(保利耕輔君) 同じ意味であるかどうかについてはそちらにお任せをいたします。
○国務大臣(保利耕輔君) 今回の事件は神奈川の問題と絡みまして大変大きな問題で、国民の皆様に大変御心配をおかけしているということ、大変恐縮に、またおわびを申し上げなきゃならないことだと思っております。  そういう中で、やはり警察のあるべき組織というのを大きくここで変えていく必要...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公安委員会の中を改めるということについてはいろいろ御論議もありますし、私もその責任を負って、国家公安委員会のあり方の改善、特に事務局体制の整備、そういったものに全力を挙げていきたいと思っておるわけであります。  なお、国家公安委員会につきましては、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今、委員から御指摘のとおり、現場の警察官が大変苦労をしながら極めてまじめに市民のために働いているということは、私もよく承知をいたしております。せんだっての中目黒の電車事故のときにも、数百名の警官がすぐに駆けつけまして交通整理でありますとかいろいろな面で活...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 全く委員仰せのとおりだと思います。  今度の特別監察にいたしましても、神奈川県警事件の反省の上に立ってきちんとした業務が遂行されているかどうかということについて監察をする、そういうことで特別監察チームを組んで新潟に向かわせたというところまではよかったの...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 先生からはいろいろな場で大変貴重な御指摘をちょうだいいたしておりまして、身にしみて感じております。  今お触れの件につきましては、予算委員会でお話がございました。  私は、三月九日の定例の国家公安委員会で、私が出席が十時の時点ではできなかったものです...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 現在、大変恐縮でございますが、正確にお答えを申し上げる資料を持っておりません。  後日きちんと調べて御報告を申し上げたいと思いますが、公安委員は政治的にも中立でなければならないというその立場を尊重するということと会社の寄附の自由というのがどうせめぎ合う...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第3号
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○国務大臣(保利耕輔君) 平成十二年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  平成十二年度においては、依然として極めて厳しい地方財政の現状等を踏まえて、歳出面においては、経費全般について徹底した節減合理化を推進する一方、経済新生への対応、地域福祉施策の充実等当面の重...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  まず、地方税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  最近における...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 委員御指摘のとおり、現在の地方財政は最近の日本の経済情勢を反映いたしまして大変厳しい大幅な財源不足が続いております。借入金が百八十七兆円に今年度末で到達するという姿が示されておりますが、極めて厳しい状況にあると私は認識をいたしております。  したがいま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 都道府県ベースで見ますと、十七年ぶりに都道府県ベースで赤字が発生をしている、それが平成十年の姿でありますが、そういう認識をいたしております。これは、税収等が極めて大きく落ち込んでおりまして、私の記憶いたしますところでは例えば法人事業税についてはひところ六...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 町村合併につきましては、私自身の考えは、やはり自発的な、自主的な取り組みを期待するというのが一番大きな眼目であろうかと私は思っております。それは、例えばごみの処理でありますとかあるいは広く広域行政、そういうものが行われて緩い形の行政連合体が既にその姿をあ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方財源を安定させなければならないということにつきましては、これは東京都のみならず全国の自治体の関心事項でございました。したがいまして、私も記者会見等でいろいろ意見を聞かれたのでありますが、外形標準課税は地方財源を安定化に導くためにぜひこれは導入をしてい...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 一般的に歳出予算を抑制しなければならないということで、厳しいシーリングのもとで予算編成に当たってきております。その中で、消防補助金の約六割を占めますその他の補助金については引き続いて一〇%の削減をしなければならないという状況でございました。そういう状況で...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今後の各地域におきます消防防災体制の整備に対しましては、消防補助金をしっかり確保いたしまして、さらにまた、地方財政措置の充実に努めまして、そしてハード、ソフト両面にわたりまして積極的な支援を行ってまいる所存でございます。  特に来年度につきましては、既...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私が就任以来考え続けましたことは、昭和二十三年にこの旧警察法が施行されて国家公安委員制度ができた、そのときは国務大臣はこの国家公安委員会には入っていなかったというところは非常に大事なポイントじゃないかなと思っているわけであります。  したがいまして、片...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) これは警察法上、事務局は警察庁が行うことになっておりますので、現在の状況はそういう状況である。しかし、私はお願いをいたしまして、監察官に、警察庁の人間ではありますが国家公安委員会の専任でお願いをしたいということで、その専任体制は現在はとれておりますが、人...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 警察という一つの捜査機関を監察するというのは、例えば株式会社の経理状態が正しいかどうかというのを監察するというのと少し意味が違うかなという感じがいたしております。  この場合、例えば神奈川、新潟と相続きます不祥事について、きちんとした体制で仕事をしてい...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 世の中の監察というのがどういうふうに行われているのか、私はそういう仕事をしたことがないのでよくはわかりませんけれども、例えば、こういう資料をつくっておけ、ああいう資料をつくっておけと事前に予告をしてやるというよりも、やはり監察の基本というのはある日突然に...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この問題は私も余り精通をしていないのでありますけれども、最近テレビ等でこういうものがはやり始めているということをよく承知しております。  こういう問題に限らず、あらゆるハイテク面からの犯罪というのをどう追いかけていくかというのは、体制整備が後手後手に回...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今御指摘の点は十分に真摯に受けとめさせていただいて、大蔵大臣そのものになりますかどうかわかりませんが、関係当局ともよく連絡をとりたいと思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 御指摘の抜本的な改正の問題でありますが、その前に、法定外普通税の状況というのは、私も事務局からお話を聞いておりまして、平成十年度で二十団体、二百七億程度のものだというふうに承知をいたしております。目的税の方は、住民の目的、ここを処理するための税金をいただ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 外形標準課税という問題は、私就任以来いろいろあちこちで聞かれまして、私自身も勉強をし、そして税収の安定性を図るという意味から法人事業税について外形標準課税という道があるんだということはよく承知をしておりましたし、また税収の安定性を図るという観点からこれを...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まず、他の自治体に対してどういう影響があるのかということについては、私も数字をよく覚えておりませんが、たしか二百十億程度の影響があるだろうというお話を衆議院の方でさせていただいたことがあります。その計算の根拠については後ほど事務方から明確にお答えをさせな...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 景気景気ということで、私も景気のことについては申し上げておりました。その心は、やはり所得による課税という現在やっておりますものとある程度均衡したものでなければならぬということもございましたから、景気が上向いてきて法人事業税に対する税収が上がってくることを...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 国務大臣の任命につきましては、御承知のように憲法の規定によりまして内閣総理大臣がこれを決定することになり、内閣総理大臣が任命権者になっておられますので、私からこれを専任にすべきとかいうような具体的なことを申し上げる立場にはございません。  しかし、今、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 当然私の仕事でありますが、中田局長の処分については、人事権者は長官であるというところは非常に大きな差が小林本部長の場合とはあると思います。  そして、全体として、食事をしマージャンをした、そのことは極めて不届きであるということは私も認識がございましたし...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 最後の部分についての御答弁は私はもう繰り返したくありませんが、特段のお話がない限り私はこの仕事を続けさせていただいて、先ほどから御答弁をしておりますような線に沿って警察の改革のために努力をしてまいりたい、こういうふうに思っておるわけであります。  なお...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私の頭の中にありますのも、ハイテク犯罪をどう予防するかということについて非常に大きなものが頭の中にあります。特に、昨年十月にモスクワに参りましてG8の治安関係閣僚会議をやりましたときに各国からやはりこの問題は提起をされておりまして、今後国際的にも連携をと...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今、平林総括政務次官からお答えをいたしましたように、過去いろいろな議論が道州制をめぐりまして、あるいは連邦制と言ったらよろしいんでしょうか、出ております。古くは昭和三十二年の第四次地方制度調査会でも議論をされておりまして、全国を七から九のブロックに区分し...全文を見る
03月16日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第11号
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○国務大臣(保利耕輔君) ただいま委員御指摘のとおり、現在の基礎年金に対する負担割合というのは、掛金が三分の一、それから事業主負担が三分の一、さらにまた公的負担が三分の一ということになっております。公的負担と事業主負担というのは、これは地方自治体が負担をしているという格好になりま...全文を見る
03月16日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第4号
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○国務大臣(保利耕輔君) 委員からいろいろ御指摘をいただきまして、真剣に拝聴させていただきました。  最初に地方分権の点について触れられたわけでありますが、地方分権の考え方の中にはやはり大きな要素として自己決定権と自己責任という二つの原則があるだろうと思います。そういったものを...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 委員からは予算委員会におきましても大変いろいろと御指摘をいただきましたことを私どもとしては真摯に承らせていただいております。  いろいろな過程がございまして御審議を賜った次第でございますけれども、今委員仰せのとおり私は自分に課せられた責務が今後の警察行...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 委員御指摘のとおり、最近の経済情勢等の厳しい状況を反映いたしまして大幅な財源不足が続いておりますし、税収入の低迷あるいは累次の景気対策のための公共事業の追加あるいは減税の実施などによりまして借入金が残念ながら急増しているところは私も認識をいたしております...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 委員御指摘のとおり、平成十年度の都道府県決算では十七年ぶりに東京都、神奈川県、愛知県、大阪府といったところが赤字決算となりました。十一年度はどうなるということについてはまだ確たることを言える段階にはございませんけれども、今申しました四都府県を初めとする大...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この問題は私、自治省に参りましてから随分議論をさせていただきました。それで、どうしても役所と役所との関係でいきますとまあ大体こんなところかなとかいうような形で話がされるのが通例であります。  しかし、私は自治省の旗振り役としてはそれではいけないだろう。...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今委員御指摘のとおり、平成十七年度までは地方財政法の定めによりまして地方債の許可制度を維持するということになっておるのでありますが、平成十二年度以降どういう運用をするかということのお尋ねだと思いますが、地方公共団体の自主性を尊重するというその協議制移行の...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) どの程度消化されるかということであろうかと思いますが、なかなか債券の技術的な問題でございまして非常に難しい問題ですから、まず局長から答弁させまして、私から感想を申し述べさせていただきたいと思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 基本的には初めて、初めてかどうかわかりませんが最近では、この制度を導入するということに踏み切るかどうかということでございますが、大体今局長から御答弁申し上げましたとおりある程度踏み切らさせていただく、その状況を見ながら今後の方向性を考えていく、そういう段...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この格付の問題については、私が承知をしておりますのは、平成十一年の三月でございますが、ある投資情報センターが東京都でありますとかあるいは北海道でありますとか神奈川県、あるいは札幌市、大阪市というようなところについての格付を、今局長の御答弁では勝手格付と申...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私も二十一年会社で勤めてまいりまして、ある時期子会社の社長もやっておりまして、バランスシートというのは非常に重要だということを承知しております。また、バランスシートを時系列的に整理してみることによってその会社の動向というのがよくわかるという性質のものだと...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 具体の数字についてはまた財政局長から御答弁させてもよろしいのでありますが、この問題は私自身も、今局長から答弁をいたしましたように、就任早々、今度の予算のときにはこういう形になりますと言ったが、それはいけない、絶対だめだと言って私は了承しなかったのでありま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この統合補助金の問題につきましては、中央省庁の改革基本法の中でも公共事業の見直しの中で、第四十六条でしたか、触れられております。  私もやはり委員と同じように、地域の問題については地域で自主的に決定してやっていくという方向へ持っていかなければいけないだ...全文を見る
03月17日第147回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(保利耕輔君) 昨年起こりました神奈川県の事案の反省の上に立ちまして、各警察関係者がきちんとそういった反省の上に立って仕事をしているかどうかということについて監察をするという目的で特別監察をすることを決めたものであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 神奈川の事案についての反省に立ってきちんとした監察をしなければならないということは申しました。  実行いたしましたのは警察庁長官以下でございますので、警察庁長官以下から御答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) 新潟に対します監察は十三名の者でいたしましたが、そのうちの一人が、これは指揮官に相当する人間でありますが、非常に不適切な行動をしたということで大変残念、また無念に思っておるところであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 残念無念というのは私の気持ちでありますが、周囲から見ましてもこれは極めて不適切であると思います。
○国務大臣(保利耕輔君) そのような事態に相なりましたことはまことに申しわけない、このように思います。
○国務大臣(保利耕輔君) この件につきましては、警察庁長官に指示をいたしまして特別監察をやったということ、そしてその監察行為が不適切であったということで、国家公安委員会として、警察庁長官の指揮について責任を問いまして、処分をいたしたところであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 私の威令と申しますか……
○国務大臣(保利耕輔君) 命令が行き届かなかったことに対しては極めて遺憾に思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) せんだってもこの委員会であったと思いますが、お答えを申し上げたとおり、過去に二つの例がございました。そして、今回が三回目ということでございますが、内容については警察庁長官から御答弁をさせますけれども、私は、処分の緊急性にかんがみ、また国家公安委員の先生方...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は決して平然とやったつもりはございません。事情をいろいろ聴取いたしまして、やむを得ぬ処置であるということで持ち回りを指示したわけであります。その指示をした責任は私にございます。
○国務大臣(保利耕輔君) 詳細は国家公安委員会の事務局をやっております警察庁から御答弁をさせますが、私の記憶では、私は昨年の十月五日に就任をいたしておりますが、それ以来六件の処分を決定いたしております。  詳細は警察庁長官から御答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) これは公安委員の先生方の御判断でありますが、処分を起案いたします警察庁の案を変えたという記憶は私はございません。
○国務大臣(保利耕輔君) それはそういうことではありませんで、いろいろな事案について状況等を聴取してみますと、当然そこへ処分の案が収れんをしていくということでありますから、それを勘案いたしまして、そして検討の上了承をするという形でございますので、決して言いなりということではござい...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 秋田の場合は、既に合意が各委員の間で形成をされておりまして、それで形の上での決裁を後ほど持ち回りでいただいたというケースであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 手元に私資料を持ちませんので、警察庁長官から答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、二十五日じゅうにこの処分の判断をしなければならないという状況を承知いたしておりましたので、その線に沿い、大方のといいますか、全員の国家公安委員の合意形成ができている、そういう判断をいたしまして、そして処分案が出てきたところで、これを持ち回りをして御...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 外見上を見ますと確かに違うことは違います。
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、会議を開いて論議をしたということを言うたことはございません。ただ、御論議がありましたという点については謹んでおわびを申し上げたのであります。  しかし、よく考えてみますと、公安委員の皆様方の間では御論議があったであろうと、そう推定されますが、推定...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) ですから、その点は訂正をさせていただいたわけであります。
○国務大臣(保利耕輔君) 事実関係でございます。私からお答えを申し上げたいと思います。  未来産業研究会に対する献金といたしまして、会社から平成九年分で、あるいは八年分、九年分をお受けしているという事実はございます。  ただし、これは県の公安委員に御就任以前の出来事でございま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) その前に、ただいまの総理に対する御質問の中でありますが、この方は平成九年に献金をしておられますが、それは就任前の事実でございます。  それから、会社のお尋ねでございますが、会社といたしましては三つございます。しょうゆの関係の会社、あと詳しくはわかりませ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 届け出書に書いてございますのは、正田醤油株式会社、それから株式会社クヨウ、それからサンデン株式会社、これはお二人の委員に係りまして、上の二つがお一人の委員、それからもう一つのはお一人の委員ということでございます。お二人で三つの会社ということでございます。
○国務大臣(保利耕輔君) 事実関係だけ申し上げます。  まず、お一人の方が公安委員に御就任になりましたのが平成九年七月一日でございますが、寄附をされましたのは平成九年の六月六日付と、このようになっております。
○国務大臣(保利耕輔君) あとお二人は、これは個人としてはございません。  会社としてやられましたのは、正田醤油株式会社は平成八年の九月三十日付で三十万円、それから九年の十月三十一日付で三十万円、それからもう一方、サンデン株式会社につきましては、八年が九月二十五日付三十万円、そ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 恐縮でございますが、総理の御答弁に補足をさせていただきます。  県の公安委員会は、県議会の同意を得て知事が任命するものでございます。
○国務大臣(保利耕輔君) 地方分権と財源の問題、委員からも大変いろいろな場で御指摘をいただいております。  私は、地方分権を本格的に進めていく場合には、委員が言われておりますように財源を伴ってやらなければならない、これは当然のことだと思います。  今度の四月一日からの分権一括...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 一月二十八日に特別監察に参りました者が大変不適切なことをやったと、みずから名乗り出てきたということがございました。そこで、二十四日の夜、私は警察庁長官から報告を受けまして、できるだけ速やかに実情を調査せよ、そしてその上、もし真実であれば厳重な処分をしなけ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) そこは物の考え方でありますが、指示という形ではありません。そういうことをやるべきであるというアドバイスというふうに言っておいてよろしいんじゃないかと思うんです。それを受けて警察庁長官が特別監察チームを派遣した、こういうふうにお考えをいただければと存じます...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まずもって特別監察の指揮官たるものが現場を離れ、さらに県警本部長は監察を受ける側と食事をともにした、しかも事もあろうにマージャンをして夜を過ごしたということ、そのこと一つとってもこれは重大なことであるという認識を非常に強く持ちました。  しかるがゆえに...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この特別監察につきましては、先ほどから申しておりますとおり、実際の実行者はこれは個別具体的な監察行為でありますから、警察庁長官以下のところでおやりになったということでございます。  それに対して国家公安委員会は、この特別監察が行われたやり方が非常にまず...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 事実関係については長官が聞いておりますし、また長官の部下が聞いておりますから、そちらから具体的に御答弁をさせますが、私は、そういう監督と申しますか、監察の責任者がとるべき行為からもう極めて逸脱をした行為をしておるということが極めてけしからぬ行為だというこ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私自身は、父親の遺言もありましてマージャンというのは一切やったことありませんし、数え方も並べ方も知らない男であります。ですから、今、委員の御質問の意味がちょっとよくわからないのでありますけれども、かけというのは一体何なのか私はわかりませんが、何か図書券が...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 何人かお集まりのところで報告が警察庁の方から行っておりますから、多少のやりとりはあったであろう、こう推察をいたしております。
○国務大臣(保利耕輔君) それは、人が集まりまして報告を申し上げ、そして、ただ黙って受け取るということは私は余り常識的ではないと思いますから、どうなっていたのかというようなお話はあっただろうと思って、今もそう思っております。
○国務大臣(保利耕輔君) それは、今も申し上げましたとおり、田中長官が委員にお話しになれば、少なくともその二人の間では論議はあったであろうと推測されましたので、そう申し上げたのであります。  四人が集まっているかどうかという問題につきましては、田中長官から答弁させます。
○国務大臣(保利耕輔君) 通常でございますれば、警察法の規定並びに国家公安委員会の規則に基づいて会議を行うというのが通常であるということは私もはっきり認識をしております。その上で今回の件はやむを得ずそういう処置をとったということで御理解をいただきたいと存じます。
○国務大臣(保利耕輔君) 会議をすることの重要性をどう認識しているかということでございます。それは重要性はあると認識しております。
○国務大臣(保利耕輔君) それは御指摘のとおりだと思います。  ただ、この場合は、国家公安委員の全員の皆さん方の意見が一致しているということを私は認識してこの処置をとったということであります。
○国務大臣(保利耕輔君) この件は、江田委員から御要請があったということは私もその委員会に出ておりましたから承知をいたしております。  なお、この問題については、行政監視委員会の中で御論議をいただくというものと承知をいたしております。
○国務大臣(保利耕輔君) 決裁資料の保管者である警察庁から答弁をさせます。
○国務大臣(保利耕輔君) 基本的に委員の皆様方のお考えが一致しておりますから、臨時会議、臨時公安委員会を開くということは私は自分の責任でやりませんでした。それについてはいろいろ御批判もあろうかと思いますが、その件は私の責任であります。
○国務大臣(保利耕輔君) まず、数字からお答えをさせていただきます。  東京都の平成十一年度の当初予算は六兆二千九百八十億円でございまして、地方債充当が五千七百二十九億円、九・一%の地方債を出しております。補正を行いまして、最終補正で総額が六兆六千八十一億円、それに対して地方債...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まず、処分権者が違うということが一つございました。  一つは、県警本部長に対しましては国家公安委員会が処分をしなければならない。それからもう一人の中田前局長については警察庁長官がやるというその違いがございまして、警察庁長官がやった処分、つまり引責辞職を...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まさにそのとおりでございまして、地方自治体の自主性にこれからゆだねていくということでございますので、地方自治体のお考えによってそういった措置が今後とられていくであろうということを私どもは考えております。
○国務大臣(保利耕輔君) 御答弁の前に、委員が障害を持つ皆様方に対して大変いろいろ御配慮をいただいて仕事をしておられることを心から敬意を表したいと思います。  その上で、この点字によります選挙公報の問題というのは、大分長く研究をしておりますが、点字化というのがなかなか難しい問題...全文を見る
03月21日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第5号
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○国務大臣(保利耕輔君) 私は国会の運営は委員会等にゆだねられていることだと思いますので、運営の問題について私の方からいろいろ申し上げることは差し控えさせていただきたいと思います。  ただ、今お話がございました中で、切り離してというのも御趣旨はよくわかるのでありますけれども、地...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方自治法の第一条の二というのは地方公共団体の役割と国の役割、こういったものを規定しておりまして、非常に明確に国と地方の役割分担というのをあらわしている条文であろうかと思います。「地方公共団体は、」というところから始まる文章、自主的、総合的にその役割を演...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 国の中の支出の状況を見てみますと国が三分の一地方が三分の二を負担しているという状況で、そういう意味でいいますと税は逆転をしておりますから、そこをできるだけ直していかなきゃならない。ただ同時に、交付税が持っておりますいわゆる富の均衡化というようなことに果た...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今御指摘のとおり、借入金のグラフを見ておりますと本当に頭が痛いのでございまして、いろいろそのときそのとき努力をしながら地方財政を運営してきている姿というのはあるのでありますけれども、まずやっぱりこれは一番大きい影響は不況から来ておるという感じを私持ってお...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 外形標準課税の現在の状況その他については後ほど自治省から答弁をさせたいと存じますが、昨年の税制調査会には私たしか二度要請に参りまして、大勢いらっしゃるところで外形標準課税の具体的導入について御検討いただくように熱心に要請をしたところでございました。その結...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 東京都がこのたび導入を考えました背景というのは、やはり地方財源の充実を図っていかなければならぬということで工夫に工夫を重ねて、法律をよく勉強されてそういう方向をお出しになったんだというふうに理解をいたしておりますけれども、財源を確保するというそういう意欲...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 七十二条の十九というのは事業税の課税標準の特例ということが書いてありまして、「所得及び清算所得によらないで、資本金額、売上金額、家屋の床面積若しくは価格、土地の地積若しくは価格、従業員数等を課税標準とし、」、こういうことでありまして、その枠の中で課税自主...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) けさ九時から閣議がございまして、その席上、総務庁長官から御発言がございまして、地方分権推進法の延長について、五年間の現在の時限立法であり本年七月にその期限が到来しますが、これを一年延長することとし、そのための法案を今国会に追加提出することといたしました、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 民間からの借り入れの理由は、やはり資金運用部の原資が非常に厳しい状況になってくる、これは郵貯の問題との絡みでございますが、したがいまして入札によってこの民間資金を調達するという方向に踏み切ったわけでございますが、これは直接的には大蔵省、財政当局がおやりに...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今、財政局長から御答弁いたしましたように、郵貯で満期になっている資金が出ていく。今、設備投資等についても余り強い資金需要がないというようなことから調達といいますか入札は円滑裏に行われるであろうということを期待しておりますが、もし万一というような場合には、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今後、市町村が住民サービスの一環として適用促進事務に関連する事務を行うこと自体は否定をされるものではないと思いますけれども、この事務を実施するかどうかはあくまでも市町村の自主的な判断によらなきゃならない、こう思いますので、委員御指摘のとおりあいまいな部分...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 以前にも富樫委員からそういった点について御指摘があったと思います。もとより公共事業についてはむだがあってはいけませんから、それは厳しくチェックをしなければいけませんし、また監査等も適切に行われなければいけないと思っております。  ただ、私どもは、やはり...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 確かに六百三十兆というお話は前にもあっておりましたが、日々の業務のやり方を見てみますと、やはり地域からの御要請があり、それを受けた形で公共事業が仕組まれているというのが私は基本的な形であろうかと思っております。これによって地域の利便性その他が確保されるわ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方財源を充実していかなければならないという考え方は私は変わりはありません。しかし実態がそうではないではないかというのは、いろいろな事情があって減税措置を行って景気対策に資するという考え方から減税が行われたということでございます。そういうことはございます...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 景気の状況が今やっと日差しが出始めたというような感じのところでございますし、私は、やはり日本の企業というのがしっかりした形で日本の中に根づいているということが日本の総体としての国としての経済力を示す上で非常に大事なことだろうと思います。  内部留保蓄積...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 総体といたしましては、私どもも決して地方財政を悪くしようとして仕事をしているわけではございませんから、いろんな形での努力はさせていただいているわけでございます。また、通常の収支でいきますと五千億程度の改善をしておりますし、そういった努力を積み重ねながら、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今までも答弁をさせていただいておりましたが、やはりそういう時代にだんだんなってきておりまして、基本的なといいますか、根っこからの税財源の移譲というのを考えていくべき時期に来ておる。先ほども申しましたとおり、そのためには我々として一体どういう旗印を掲げて要...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) これはやはり国の中の経済力の偏在というところから一つは原因が来ているかなという感じがいたします。山奥の小さな村に参りましても企業がないとか、したがって税源がないとかということでありますから、やはり一つの考え方としては、国土の均衡ある発展という形でどこでも...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まさにそのとおりだと思います。  それで、税財源を移譲してもらう、あるいは移譲するというようなことを政府全体として決めてまいります場合に、それでは地方が本当にやる仕事はどういうものであろうか、どういう仕事を国からとってそれに財源をつけていくのかというこ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 昨年、地方分権一括法が成立いたしまして一つの形が整ったのかなと理解をいたしておりますが、私自身は本格的な地方分権はこれからだと思っております。  やはり自分たちの住んでいる町や村が自己決定、自己責任の行政システムで動いていくということが地方分権の基本的...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 東京都のこのたびの案が発表されましたのが二月七日の日でございまして、それまで自治省も事前には承知をしていなかったようであります。内容を伺ってみますといろいろ問題点があるなということで、自治省の税務当局とそれから東京都といろいろ話し合いをしていただいており...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今度の東京都の案によりますれば、大体銀行三十社で一千百億ぐらいの税収が見込まれるということになっております。ところで最近の実績は百億を割っておりまして、平成十一年度では上位二十行で三十四億程度ということでございますので数十億というところが大体の概算の最近...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) これは、私どももこれが、これは条文がございますけれども、それに完全に違反しているということが論証し切れない、つまり違法とは断じ得ないという立場でございますものですから、もし違法であれば、これは差しとめをしなければならないわけでございますけれども、今日の状...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) ほかへの影響というのは非常に多角的な連鎖反応を起こすものですから非常に複雑な計算をしているようでございまして、その複雑な計算の結果おおよそ二百十億と私は理解しておりますが、その計算の過程等については税務局長から御答弁をさせます。
○国務大臣(保利耕輔君) 詳細については税務局長の方から御答弁させたいと思いますけれども、環境の問題というのは今の日本の社会にとって非常に大きな問題でありまして、平成十二年度の税制改正のときもいろんな形で環境関係の税制が検討され、特に自動車関係のグリーン化などで大きくクローズアッ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) けさの新聞かと思いますが、「「自治体倒産」の危機を乗り切る道」ということで書いてございます。特に「地方の自立性を高めよ」という記事がございまして、「四月から実施の地方分権一括法でも、目ぼしい財源面の改革はない。都が独自課税に走ったのも、改革の遅れにしびれ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御提案については、去年もたしか野田大臣も御答弁なさっている一つの方向性かと思って私も少し勉強させていただきました。御趣旨はよく理解をするところでございます。特に基礎年金とかそういうところでは事業主負担というようなものがございますので、その部分を引き下げ、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御趣旨よくわかりますし、また通産大臣からも中小企業対策は十分に配慮してやってもらいたいというお話があっております。そこをどう整合性を持たせていくかということは我々の研究課題だと思っております。  同時に、広く国民の皆様方に御理解をいただかなきゃならない...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方財政の基本論みたいなお話でございますので、謹んで拝聴させていただきました。今後とも私どもとしては十二分に先生のお考えを伺いながら頑張ってまいりたいと思っております。  地方分権がどんどん進展してまいりますので、少しでも多くの団体が国からの財源に依存...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まず、今回の件で二人おやめになったわけですが、まず小林本部長につきましては、御承知のように百分の二十減給という事務局案ができまして、その前にたまたま国家公安委員の皆様方が別の機会で集まられることがあり、また個別にもお話しを申し上げて、でき得る限りの処分を...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) それは中田局長を処分するとはね返って国家公安委員会に来るのではないかという、国家公安委員会もそういうのを了としているという一たん判断を示しておりますから、さかのぼってくるのではないかという御判断をされた委員の皆さん方はいらっしゃいませんでした。そして、公...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 国会での御議論につきましては私の責任で、国家公安委員会の中でビデオ等をお見せするなどしてできるだけ正確にお伝えをして、今後のいろいろの物の考え方の中に反映させていただくように今努力をいたしておるところでございます。  なお、刷新会議が今後どういう形で運...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 臭い物にはふたという言葉もありますし、それから捜査機関であるがゆえにほおかむりをすればだれも暴く者がいないというような言葉もあります。いろいろな言葉がありまして、そういう体質というものをやはり我々はどうやったら除去していくことができるかということを真剣に...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私も長いこと組織の中で仕事をしてきましたので、組織のあり方というのは大変難しいと思っておりますし、また、いわゆるキャリアというものの果たすべき役割あるいはキャリアの人柄といいますか、そういうものが組織の中でどういうふうな影響をするかというのは、私なりにい...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重し善処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(保利耕輔君) ただいま御決議のありました事項につきましては、その御趣旨を尊重し善処してまいりたいと存じます。
03月24日第147回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(保利耕輔君) 省庁再編後の郵貯資金の地方公共団体貸し付けについてのお尋ねでございますけれども、当該貸し付けにつきましては、地方債計画において地方債資金としての計画を明らかにするとともに、地方債の発行見込み額等を含む地方財政計画を国会に提出することといたしております。 ...全文を見る
03月28日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第7号
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○国務大臣(保利耕輔君) ただいま議題となりました二案について御説明申し上げます。  まず、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  地方公共団体においては、公民の適切な連携協力により効率的かつ効果的に地方公共団...全文を見る
03月30日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第8号
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○国務大臣(保利耕輔君) 委員は長いことこのお仕事に携わってきておられますので釈迦に説法のような形になるのでありますが、地方公務員制度は制度が制定されてから五十年が経過しようとしておりまして、地方分権の進展また規制緩和など官民の役割分担の変化あるいは民間における雇用形態の多様化な...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 第三セクターを含みます公益法人等に対しましては、専門的な知識を地方公務員が持っておられますので、その活用をして円滑な第三セクターないし公益法人の事業を推進しようという目的が一つございます。もう一つは、地方公共団体の各種行政施策との調整、つまりその公益法人...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今御指摘のとおり、現在は、例えば職務命令でありますとか休職あるいは職務専念義務の免除など制度の運用による職員の派遣につきましては、それぞれ制度本来の目的との整合性ほか、職員の処遇等の面で不十分であるなどの問題点が指摘をされておるわけでございます。  こ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今申し上げましたように、公益法人への職員の派遣のいろいろな実情がございますので、今回の法案におきましては大体四つのことを考えております。  第一は、職員の派遣に関しましては、統一的なルールを整備してより適正な職員派遣を確保するということが第一番目であり...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 国家公務員には今度御提案を申し上げている制度はないと私は承知をいたしておりますが、地方公共団体におきましてはその担当する事務の性格が国と異なっておりまして、住民により密接した身近なサービスを提供していくという事務がほとんどを占めておるわけでございます。行...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 結論から申しまして、今回の最高裁判所の判決の内容を十分に踏まえた制度とするように配慮をしてこの法案ができております。これは結論から申しましてそういうことでございます。  そこで、平成十年四月二十四日に最高裁判所で判決が出ましたのは、破棄・差し戻しという...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 詳細については公務員部長から御説明を申し上げたいと思いますが、私は、これの給与の持ち方の問題についての御判断というふうに感じておる次第でございます。  詳細は公務員部長から御説明をさせます。
○国務大臣(保利耕輔君) 委員御指摘の点はよく理解をするところでございますが、地方公務員が持っております資質を公共のサービスのためにさらに磨きをかけるという意味での研修ということと、今度の場合のように公益法人等に出てそこで仕事をしていただくという場合はやはり分けて考えるべきだと、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方公務員を第三セクターを含みます公益法人等に派遣するについては、やはり十分に検討がなされる必要があるという認識に立つものでございまして、地方公共団体がその事業面でありますとか財務面でありますとかあるいは人材面で公益法人にどういうかかわりを持つのかという...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 詳細については公務員部長からまた補足をしていただこうと思いますけれども、公益法人あるいは利益を追求する法人、それの出し方についても、人材を派遣するについても、やはりきちんとしたルールのもとに考え方を統一して出していくということについては変わりがないんでは...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) やはり私たちが第一義的に考えますのは、地方分権の時代において地域の振興をどう図るかということを深く考えていかなければならないのではないかと思うわけでございます。もちろん、地域の振興には財源というのが必要でございますし、また地域に持っております人材をどう活...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) これは前に文教政策の一環として、国立大学の先生等がいろいろな試験研究機関に行って働くことについてかなり自由化をする形がとられたわけでございますけれども、地方におきます公設の試験研究機関においてもそういった形のものを実現して、研究の活性化、地域の振興に役立...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今回の法案では職員の派遣に関します統一的なルールを確立いたしまして、職員派遣の適正化と手続の透明性を確保しようとするものでございます。  また、職員の派遣に関します条例制定の過程におきましては派遣の必要性等について十分な論議が地方の議会においてなされる...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この制度で想定されますのは、民間から研究者に来ていただくということもございますが、主として国公立の大学等から著名な学者に来ていただいて研究に携わっていただき一定の成果を上げていただく、そういうことを期待しておりまして、そうすると、高名な学者に来ていただく...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 派遣対象を地方公共団体の事務事業と密接な関連を有する公益的な活動を行う団体に今度の法律では限定をしておりまして、また、派遣される職員が従事する業務についても地方公共団体の事務事業と密接な関連を有する場合等に限定するというようなことなど派遣の公益性を確保す...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 補足を公務員部長にさせたいと思いますけれども、専ら営利目的の方が非常に大きいという団体に地方公務員が派遣をされていく、そしてその給料が仮に地方公共団体から出されるということになれば、これはやはり納税者の立場からいえば問題があるなと、こういう意識になるのは...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) そこは、第三セクターもいろいろな形のものがありますし公共性の高いものもありますから、一概に、線を引いて第三セクターは全部だめというわけには私はいかないだろうと思います。  第三セクターは、御承知のように、地方公共団体を含む出資者が自主的に、そしてまた主...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まず、裁判所が幾つか出しております判例については、やはり重く受けとめなければいけないことだ、そのように思います。そして、今度の法律の目的が、営利法人でも公益法人でもどんどん人を出すという目的でつくっておるわけではございませんで、出す場合の統一ルール、そし...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地域の産業を活性化させる今御指摘のありました川口市の問題等、これは日本各地でいろいろな研究がなされていることは私も承知をいたしております。私の県でもやっております。  そういう中にありまして、やはり研究というのはあるときには刺激というのが必要である。そ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 退職派遣におきましては、勤務条件とか派遣期間あるいは従事します業務等を定めた取り決めに明示した上で任命権者が職員に退職を要請いたしまして、あくまでも本人の意思に基づきまして、その要請に応じて退職するものでございまして、御指摘のように退職の強要がなされると...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今まで第三セクターでいろいろなことをやってまいりました。新しく今度はPFI方式というのを出したわけでございますが、これは今、委員お話しのように、民間の力をかりていろいろな事業をやっていこうということでございますが、このPFIで特徴的なことを申し上げれば、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は仰せのとおりだと思います。  今回の法律におきましても地方公共団体におゆだねをする部分がかなり多いわけでございまして、基本的に言えば、国つまり自治省は地方の行政について根本基準については法律で定める。しかし、できるだけ地方の自主的な取り組みによって...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私も自治省でお世話になるようになりましてから地方自治法を初めといたします地方自治法の関係の六法全書をぱらぱらめくって見ておりまして、随分細かいことを決めてあるなという感じがいたしております。そして、さらに法律ができれば政令ができる、さらにまた省令に落とす...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 第三セクターのかなりの部分が赤字であるということの御指摘を受けておるわけでありまして、これについては自治省もいろいろ調査をし、また手を打っていかなければならない、私もそのように考えております。  ところで、第三セクターの成功している例というのはいろいろ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方公務員の状況、勤務状況その他どういうふうに考えるかということでありますが、昇進の管理ということだけではないと思いますけれども、昇進の管理のあり方については平成十一年の四月に、一年前ですけれども、地方公務員制度調査研究会報告というのが出ておりまして、次...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 日本の形というのがどういうふうに将来なっていくか、またどういう形に持っていかなければならないか。地方分権ということが言われ、さらに予算委員会でもお答えをいたしましたように遠くの方には道州制というのも一つの考え方としてにらみながら今後の方向を見ていかなきゃ...全文を見る
03月31日第147回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(保利耕輔君) お尋ねの統合補助金は、中央省庁等改革基本法や第二次地方分権推進計画に基づき、平成十二年度予算において創設されたものであります。この統合補助金は、具体的な事業箇所、内容について地方公共団体が裁量的に施行できることとするなど、地方公共団体の自主性、自立性を高...全文を見る
04月03日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○保利国務大臣 今回の、新潟県の監査委員が実施しました随時監査については私も報告を受けております。今回の監査結果につきましては、新潟県警察においてしかるべき対応がなされるものと考えておりますけれども、国家公安委員会としても重大な関心を持っております。  また、その内容等について...全文を見る
○保利国務大臣 この監査結果につきましては、私も文書で知らされております。その中の、「措置すべき事項」として御指摘をいただきました幾つかの事項がございますが、こうしたことに対して新潟県警で適正な対応がされるように、私どもも十分監視をしてまいりたいと思っておりますし、さらに、協力拒...全文を見る
○保利国務大臣 当然、そういう非違行為がありましたときには、私ども国家公安委員会としても重大な関心を寄せながら、そして厳しい処分をしてもらうように私どもとしては臨みたいところでございます。  お尋ねの、留置場における非違行為というのは非常にデリケートなところがございまして、警察...全文を見る
○保利国務大臣 この件についてのいろいろな長い間のいきさつがあるようでございまして、私も詳しくは知らないのでありますけれども、そういう中で、当事者間で話がされ、それでいいという形でそういう示談金の受け渡しがあったのではないか、こういうふうに考えますので、あくまでもこれは当事者間の...全文を見る
○保利国務大臣 通信傍受法につきましては、私どもも、成立をしました以上、執行機関として、十分注意を払いながら執行していかなければならないと思っております。  とりわけ、最近の密輸、特に麻薬関係の密輸、そういったものが非常にふえてきているということにかんがみまして、この法律の運用...全文を見る
04月03日第147回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(保利耕輔君) 今御指摘のとおり、警察におきましては数々のいろいろな不祥事が起こっておりまして、私も非常に悩んでおるところでございます。  しかし、今、北海道で噴火をしております有珠山周辺には千名を超える警察官が動員されて交通整理に当たり、あるいは地域の住民の方々のい...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 本件につきましては、先週三月三十日の国家公安委員会でこの件の報告がございました。  今、長官から答弁がありましたように、警察庁が指示をいたしまして千葉県警において調査を進めているということを私どもも伺っております。私ども、これは非常に重要なことだと考え...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 警察の方からの説明を七年で受けておりましたが、今、五年と訂正がございましたので、謹んで訂正させていただきます。
○国務大臣(保利耕輔君) 今回の事案は私どもも非常に心配しておりまして、三月二十三日の国家公安委員会でこの問題が取り上げられまして、いろいろ御議論があったところでございます。私からも発言をさせていただきまして、こうした不正行為が望ましくは物理的にできないようにしなければならない、...全文を見る
04月10日第147回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(保利耕輔君) 枝野議員お尋ねの桶川事件におきます警察の対応につきましては、まことに遺憾に存じておるところでございます。被害者とその御遺族に対し、埼玉県警察本部長が直接おわび申し上げましたほか、私も、過日の閣議後の記者会見におきまして、心からおわびの気持ちを申し上げたと...全文を見る
04月11日第147回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(保利耕輔君) 本岡議員にお答えいたします。  今次、森内閣の発足に伴い、総理大臣から国家公安委員長に任命されました以上、神奈川、新潟などもろもろの不祥事案に対する反省の上に立ち、警察の規律を正すとともに、国会や各党、さらには警察刷新会議などにおける御論議や御提案を踏...全文を見る
04月13日第147回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○保利国務大臣 パソコン等が普及をいたしまして、インターネットもひところでは考えられないような大変な普及をしておるわけでございます。  選挙とインターネットとのかかわりについての御質問でございますけれども、公職選挙法で言っております文書図画というのは、文字もしくはこれにかわるべ...全文を見る
○保利国務大臣 委員御指摘のとおり、平成十二年五月一日以降に公示または告示される国政選挙から実施される在外投票を円滑に実施するために、今現在、有権者への制度の周知を図り、これはパンフレットなんかをつくっておりますが、在外選挙人名簿への登録の促進を図りますとともに、在外選挙の執行体...全文を見る
○保利国務大臣 今もろもろの御指摘の点、伺わせていただきました。長いこと選挙制度の問題に取り組んでこられた堀込議員に対して、心から敬意を表したいと存じます。  この二十人削減についてはいろいろな議論があったと承知をいたしておりますけれども、とりわけ、最初五十人削減ということで話...全文を見る
○保利国務大臣 確かに、十年ほど前に八次の選挙制度審議会がございまして、小林会長を中心に大変精力的に御議論をいただいて、一つの御答申をいただいておるのであります。  しかし、現在当面しておりますいろいろな選挙制度の問題については、やはり国会がイニシアチブをとって物を決めていくと...全文を見る
○保利国務大臣 確かに、一票の格差というのは非常に重要な問題であるというふうに認識をいたしておりますし、また憲法上の規定もございます。  ただ、この問題については、御承知のように、衆議院議員選挙区画定審議会設置法第三条一項で、最大人口格差が二倍にならないようにすることを基本とす...全文を見る
○保利国務大臣 いろいろとお話はよく理解するところでございます。  ただ、政府の立場といたしましては、国会でおつくりをいただきました法律に基づいて、それを執行していくという立場でございますから、この法律そのものについてコメントをすることについては差し控えさせていただきたいのであ...全文を見る
○保利国務大臣 細部の点については選挙部長からお答えをさせたいと思いますが、今いろいろお話を承っておりまして、大変いろいろ考えていらっしゃるということで、私も感銘深く話を伺わせていただきました。  いろいろお話があったんでありますけれども、小選挙区制度というのは、私どもも学生時...全文を見る
○保利国務大臣 今お尋ねのお話は、アメリカの憲法の解釈論の御質問と私は承りますが……(島委員「法律解釈」と呼ぶ)解釈そのものというのは、やはりその法律ができたときの原点に立ち返って、なぜこの法律ができたのかということで、解釈のもとの意味といいますか、第一義を決めていくのが、これは...全文を見る
○保利国務大臣 選挙運動におきまして、文書あるいは図画をどんどん配布していくということになりますと、その配布能力あるいは製造能力を持った者が勝つ、いわゆる紙爆弾とよく世上言われておりますが、そういうものが余り横行してはならぬ、そういう趣旨で、所定のものは許されるわけでございますが...全文を見る
○保利国務大臣 遠回しに言えばそういうことになるのかもしれませんが、どんどん紙をつくれる者が当選に結びついていくということが果たしていいのだろうかということから、一定の制限を設けられたものと考えます。
○保利国務大臣 現実の選挙においても、電話作戦というのは随分行われておりますし、また、それは法律上も許されることだと承知しております。
○保利国務大臣 随分世の中が進歩したものだなと思います。携帯電話というのは、私が子供の時代は夢のものでありましたけれども、現実のものとなって、今や普通の電話よりも多くなってきた、そういう社会情勢があるということは私もよく認識をいたしております。  ただ、選挙法の問題からいいます...全文を見る
○保利国務大臣 文字や象形にあらわれたものは文書である、そういう解釈であります。
○保利国務大臣 人の視覚に訴えるものを文書図画としてとらえておりまして、したがって、御指摘のような音声を録音したテープレコーダーのテープは、これは文書図画には該当しない。  しかし、一方で、御指摘のような音声によるホームページにつきましては、あわせて文字等による記載あるいは人の...全文を見る
○保利国務大臣 チャットという言葉は、私も余り詳しくはないんですが、パソコン用語辞典なんかから調べてみると、「パソコン通信サービス上でリアルタイムにメッセージをやり取りし、おしゃべりすること。一対一のもの、多人数でできるものなどがある。手元のキーボードから打ち込んだ文字が相手のデ...全文を見る
○保利国務大臣 大変恐縮ですが、多少年代の差を感じる。  私どもの解釈からいきますと、そういうディスプレーの上に文字あるいは象形があらわれれば、それは文書図画であるというふうに判断をいたしております。
○保利国務大臣 御承知のように、衆議院選挙の運動期間は十二日間であります。  選挙公報は、届け出の日に、集まった原稿を取りまとめて、そして印刷にかけるという、それでしかも順序とかいろいろな難しい手だてを講じながらやっていくわけでございまして、少し時間がかかるのは御承知のとおりで...全文を見る
○保利国務大臣 海外の方々の投票は、今回の場合、比例代表の、政党に対する選挙の投票だけでございます。  それにつきましては、NHKの国際放送でありますとか、あるいは新聞等を通じて、どの党が立候補の届け出をしたか、これは比例の届け出でございますが、それを知るという形で、海外の方に...全文を見る
○保利国務大臣 選挙公報は所轄の選挙管理委員会が中心になってつくるものでありますから、いわば公的な文書でありまして、個人の候補者がやります文書とはちょっと違うだろうと思います。そこは分けて考えなきゃいけないのだろうと思います。  ただ、インターネットに選挙公報をつくるという作業...全文を見る
○保利国務大臣 大変恐縮でございます、私はどちらが安いか存じません。
○保利国務大臣 時代の流れというのは私も痛切に感じておりますし、私のところの事務所でも若い秘書がインターネットを使っております。ですから、そういうのがこれから先ずっと進んできて、いわゆるIT革命が起こり、そしてそれが極めて一般化する姿になってくる時代が来るのかなという予感はいたし...全文を見る
○保利国務大臣 委員は海外の御経験がございますし、外務省にずっとお勤めでございますので、海外にいる者が投票したいという気持ちを持っておられるということをよくつかんでおられるだろうと思います。私もまた、二十数年前でありますが、フランスに五年ほどおりまして、父親が政治家であったことか...全文を見る
○保利国務大臣 選管のホームページに選挙公報等を載せるということについては、先ほどもお答えを申し上げたのでありますが、選挙公報は、公職の候補者などの政見などを当該公職の候補者などが申請した原文のまま掲載するというものでございまして、選挙公報がどのようなものになるかは選挙運動にかか...全文を見る
○保利国務大臣 公職選挙法では、およそ人の視覚に訴えるものはすべて文書図画ととらえております。したがいまして、Eメールのように携帯電話やコンピューターのディスプレーに表示される画面は、公職選挙法上の文書図画に当たるものと解されておりまして、音声を伝達する電話とは異なるという解釈を...全文を見る
○保利国務大臣 確かに、平成六年の改正の附則第十条では、前段は略しますけれども、「会社、労働組合その他の団体の政党及び政治資金団体に対してする寄附のあり方について見直しを行うものとする。」こう記載をされております。これは、平成五年九月に細川内閣が第百二十八回の国会に提出した政治資...全文を見る
○保利国務大臣 この見直しの問題については、各党間それぞれいろいろお考えもあるだろうと思います。まさに政治のコストをどうあがなうかという極めて政治的な問題でありますから、自治省からここのところをどういうふうに見直していくかということを申し上げますよりは、やはり各党間でお話し合いを...全文を見る
○保利国務大臣 政党支部も政党の一部でありまして、本部と一体となって政治活動を行うものでございます。そして、公職の候補者の資金管理団体や後援会とはそもそも人格を異にいたすということであります。  それから、政党がその支部をどのように構成し、政党活動をいかなる形で展開するかは政党...全文を見る
○保利国務大臣 法律の詳細にわたりますので、選挙部長からお答えをさせます。
○保利国務大臣 委員のお話は承っておりましたが、何か看板を右から左に移しかえて、今まで資金管理団体だったものを政党の支部に看板をかえればすぐお金が集まってくるというようなお話は、私はちょっと納得できないのであります。  やはり政党支部であります以上、その支部に属します党員がおり...全文を見る
○保利国務大臣 私は白々しいことを申し上げたわけではありませんで、実際、政党の活動というのはいかにあるべきかということからお話を申し上げたのでありますので、どうぞよろしく御理解を賜りたいと思います。
○保利国務大臣 二十議席比例定数削減ということでのお話だと思います。  ただ、これは憲法四十一条ですか、「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」その「国の唯一の立法機関」がお決めになったことを実行に移していく、執行していくというのが政府の役割だということを...全文を見る
○保利国務大臣 確かに、細川内閣、そして我が党は河野総裁だったと思いますが、お話し合いの上、これは成立をした、いわゆる三百、二百でいったということは、歴史的な経過としてございました。  ただ、今回この根幹のところの修正を行うということについては、議員提案でなされ、議会としての決...全文を見る
○保利国務大臣 細部につきましては選挙部長からお答えをさせますけれども、代議制についてのお尋ねがございましたが、私は、これは人類が生み出した大変重要な知恵であっただろうと思っております。直接民主主義をやるという考え方もないわけではありませんし、小さいコミュニティー等については、直...全文を見る
○保利国務大臣 小選挙区比例代表並立制につきましては、御指摘の点を含めましてさまざまな角度から長期間にわたる論議を重ねました結果、政権の選択についての国民の意思が明確な形で示される小選挙区制と、多様な民意を反映する比例代表制とを並立的に組み合わせたものである、こういうふうに認識を...全文を見る
○保利国務大臣 これはもう再三同じような御答弁を繰り返して大変恐縮なのでありますが、やはり国の議会政治の根幹をなします選挙制度のあり方というのは国会でお決めをいただく、そしてでき上がった選挙法に基づいてその執行を行います役所がこの法律を取り仕切っていくというのが建前であろうかと思...全文を見る
○保利国務大臣 政治家といたしまして、政治倫理について厳しく受けとめていくのは当然のことだと思いますし、私自身、そのことは心がけているつもりでございます。  その上に立ちまして、御指摘の点につきましては、現在、国会議員の地位利用収賄等の処罰に関する法律案ということで、民主党、公...全文を見る
04月13日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号
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○保利国務大臣 このたび、自治大臣・国家公安委員長を再び命ぜられました保利耕輔でございます。  地方行政委員会の委員各位には、かねてから、地方自治行政並びに警察行政の推進に格段の御尽力を賜り、また格別の御指導、御鞭撻を賜り、厚く御礼を申し上げます。  通常国会開会以来、当委員会で...全文を見る
○保利国務大臣 ただいま議題となりました二案について御説明申し上げます。  まず、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  地方公共団体においては、公民の適切な連携協力により効率的かつ効果的に地方公共団体の諸施策の推...全文を見る
04月13日第147回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(保利耕輔君) 奥田議員のお尋ねの桶川事件におきます警察の対応につきましては、まことに遺憾に存じております。被害に遭われた方に心からおわびを申し上げたく存ずる次第でございます。  また、御指摘の愛知県警あるいは兵庫県警の事案につきましては、現在、鋭意調査中であると承知...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 倉田議員にお答えいたします。  犯罪被害を警察に申告しなかった理由については、御指摘の法務総合研究所の調査によりますと、被害がそれほど重大ではないことが最も多く、次は、残念ながら、警察は何もできない、あるいは証拠がないことであると承知をいたしております...全文を見る
04月14日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○保利国務大臣 御指摘のユニバーサルデザインというのは、一九九〇年に最初の考え方が示されたという比較的新しい考え方のように私は理解しておりますが、そういういわば高齢者あるいは身体障害者と一般の方とが共用できるような考え方というのは非常に評価すべきものであると考えております。以降、...全文を見る
○保利国務大臣 こうしたバリアフリー化が進められることは、実は私も高齢者の一人になっておりますもので、大変自分のこととしてもありがたいことだと感じておりますし、特に高齢者、身障者の皆様方の、こうした整備が行われることによって社会に参加をするということが促進されていくというふうに認...全文を見る
○保利国務大臣 市町村がつくります基本構想は、法案の中にも書き込んであるわけでありますけれども、この基本構想をつくるに当たりましては、やはり高齢者、それから身体障害者の皆様方からいろいろと御意見を承る中で、その意見を反映させるような基本構想づくり、これに取り組むことによって、高齢...全文を見る
○保利国務大臣 バリアフリー化を進めていきます際に、施設整備等のいわゆるハード面の整備と同時に、十分な情報を高齢者あるいは身障者に差し上げるというような意味でのソフト面での整備というのが非常に大事だと思っております。  実際に各地で見られます福祉のまちづくり条例等におきましても...全文を見る
○保利国務大臣 御質問の趣旨を私がきちんととらえているかどうか確信はございませんけれども、自治省では、バリアフリー事業の円滑な実施が図られますように、平成三年から、地方公共団体が実施するバリアフリー化のための施設改良に対しましては地域総合整備事業債というのをもちまして、事業費ベー...全文を見る
○保利国務大臣 このバリアフリー化を推進するにつきましての地方自治体の持つべき三分の一の負担分につきましては、交付税におきます基準財政需要額の中に算入をしていただいて、それで自治省としては交付税措置をするという考え方でおります。  それから、この法案は随分自治体のことをいろいろ...全文を見る
○保利国務大臣 お考えの点はよくわかりますし、ばらばらなやり方をやっているということが決して望ましいということではないと思います。  ただ、これはいろいろ過去の経過、いきさつ等がございまして、いろいろな形で導入をされてきたということがございまして、現在、実際に利用しておられる方...全文を見る
○保利国務大臣 委員御指摘のとおり、視覚障害者用の付加装置につきましては、全体で約一万ぐらいありますが、そのうち八百三十八基というのが現在の数字と思っております。  そういう意味でいきますと、この鳴き交わし方式というのは、御指摘のように非常に合理的であります。私は幸いにして目は...全文を見る
04月17日第147回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○国務大臣(保利耕輔君) このたび、小渕前総理が急に入院されたという知らせは、実は私は土曜日、日曜日、少し風邪で熱を出しておりまして家で薬を飲んで寝ておりまして、二日の夜中の十一時半の青木官房長官の記者会見は見ておりませんでした。で、朝、目が覚めましたときに、私は二階で休んでおり...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は宿舎を持っておりませんで、川崎市にございます自宅でございます。そこの二階に休んでおりまして、下で家内が朝御飯を用意しておりまして、そこから駆け上がってきて、新聞を見てびっくりして飛んできたというのが実態でございます。
○国務大臣(保利耕輔君) 警察庁長官御自身というよりは秘書官から電話がございました。
○国務大臣(保利耕輔君) 危機管理の場合は、官邸とすぐ連絡をとる形になっておりますので、総理の動静は直接関係なしに官邸を通じて総理のお耳に入れるという形になっておりますから、危機管理上は特段の問題は今回の場合もなかったと思っております。  しかし、幸いにして大きな事件が起こらな...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 過日、参議院の予算委員会におきまして桶川事件について委員から御指摘をいただいたことを糧にいたしまして、国家公安委員会でも取り上げ、そして警察庁に調査を命じ、そして調査を完了し、そしてまた適正な処分をしていったと。ああいうようなやり方を以前のこの問題でやっ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) これまでストーキングというのはあってはならないというか、国民の中に隠れた形で存在をしていたのでありますが、最近の事案等を見ますにつけ、それが表に出てきて犯罪の形を取り始めている、あるいは犯罪の予備的な形を取り始めているということを考えるにつけ、何らかの抑...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○保利国務大臣 先日、提案理由の中でも御説明を申し上げたのでありますが、現在、公益法人等へ職員を地方自治体から派遣することは行われておるわけでございますけれども、そのやり方が、例えば休職扱いにしたり、あるいは職務専念義務の免除というようなやり方をしておりまして、やや不安定なところ...全文を見る
○保利国務大臣 今回御提案申し上げております任期付研究員制度というのは、各都道府県それぞれ研究機関を持っております。私の県でも二十幾つかの研究機関がございますが、そこでの研究を活性化させるとか、あるいは競争的な研究開発環境を実現していこうとかいうようないろいろな目的を持って、外部...全文を見る
○保利国務大臣 不祥事案につきましては、国家公安委員会が開かれますたびに、いろいろ報告を受けながら私どもも意見を言っておりますが、その意見の中心をなすのは、この事案についてどういう反省を具体的にするのか、そして、どういう点が問題であったのかということをきちんとはっきりしなきゃいけ...全文を見る
○保利国務大臣 四月三日月曜日の十二時四十分から開かれました臨時閣議の席上、青木官房長官から、閣僚全員そろっているところで御説明があったのが正式の通知でございます。  ただ、そのときのお話では、午前九時に臨時代理に就任をすることに決めたとおっしゃっておられまして、たしか十一時の...全文を見る
○保利国務大臣 過般の衆議院本会議におきましても官房長官からお話があっておりますけれども、大臣には通知をすぐにはしなかったという旨のお話がございました。  私がこの情報に接し得ましたのは四月三日の朝六時半ごろ、私、ちょうど土曜日、日曜日、風邪を引いて熱を出して、薬を飲んで寝てい...全文を見る
○保利国務大臣 中田前局長に対する処分というのは、今警察庁長官から説明いたしましたように、警察庁長官の人事ということでおやりになった。  それで、あれはたしか二月の二十八日だったと思いますが、緊急で国家公安委員会を招集して、再度、長官のとった処置について国家公安委員会として事情...全文を見る
○保利国務大臣 この件については、先ほども御答弁申し上げましたとおり、国家公安委員会の中で再度議論をいたしまして、その結果、五人の委員が全員了とするという意見を出しておりますので、国家公安委員会としては、長官の処置を了とするという結論を出しておるということでございます。  した...全文を見る
○保利国務大臣 いろいろ警察庁長官からお話を伺いまして、国家公安委員会の方々がそれぞれに御意見を言われました。私は、取り仕切りをするいわば司会の立場、委員長あるいは議長の立場でありますから、意見は申さず、そして最終的に意見が出尽くしたところで五人の皆様方の御判断を徴しましたところ...全文を見る
○保利国務大臣 表決あるいは表決に準ずるものの場合には、私は中立の立場を守っていかなければならないと思っておりますが、そうでない場合の意見、例えば一般的に、テロ対策をどうするかとか、あるいは麻薬対策をどうするかとかいうようなことについては、私は十分に国家公安委員会の中で発言をいた...全文を見る
○保利国務大臣 もろもろのお話、よく承りまして、私も日本の治安維持のために一生懸命努力をしていかなきゃならぬ、そういう立場におるんだということを強く認識いたしております。  警察というのは、いろいろな役割がありますけれども、第一義的には、やはり凶悪犯罪に対していかに立ち向かうか...全文を見る
○保利国務大臣 国家の危機管理というものに対して責任を持っている立場は、私も認識を十二分にいたしております。したがいまして、仮に、二日の早暁、小渕前総理が御入院をなされましたことを知らなかったといたしましても、仮に二日の朝方ハイジャック事件が発生をしたという場合には、これは仮の話...全文を見る
○保利国務大臣 その前に、先ごろの本会議におきまして、青木内閣官房長官から、このように病状がわからない段階であったので、正式に病状を見きわめてから発表、連絡すべきとの私の判断のもと、検査結果が出るまで見守っていたところでありまして、各閣僚にお伝えしなかったことは事実でありますとい...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘の科学技術基本法とか、あるいは科学技術基本計画におきましては、国の責務として科学技術振興施策を策定していくということが述べられておりますが、同時に、地方公共団体の責務でもある、こういうふうにされておりまして、地方公共団体でもこうした科学技術振興についての独自...全文を見る
○保利国務大臣 現在国会に提出申し上げております警察法の改正案は、神奈川の事案を対象にして考えたものでありますので、十分かと問われれば、いろいろ問題もあろうかと思います。  そういう意味で、その後起こりました新潟の事案、その後のいろいろな問題について問題点を明らかにし、そして法...全文を見る
○保利国務大臣 第一回の刷新会議が行われましたときに私が申し上げましたのは、これは私がごあいさつの中で申し上げさせていただいたのですが、不祥事案を根絶する方策、二番目が監察制度のあり方、第三がキャリア制度、それから第四が公安委員会のあり方、それから第五は、これは大事なことだと思い...全文を見る
○保利国務大臣 法案を提出しております以上、その扱いについては責任もございますし、また、第一義的にはそれは国会の中での御論議でございますけれども、私どもとしては、こういった現下の情勢に対応するような法律をつくっていくというのは任務であるというふうに理解をしているところであります。
○保利国務大臣 いろいろな事案がございましたものですから、あるいは考え方がありましたものですから、国家公安委員会としては、警察刷新会議を国家公安委員会につくりまして、それで根源的な議論をしていただいているわけでございますが、大変見識の高い先生方がたくさんお集まりでいらっしゃいまし...全文を見る
○保利国務大臣 情報公開につきましては、今官房長から御答弁申し上げましたとおり、これは進めていかなければならない事項だと考えております。ただ、警察という特殊な仕事でありますから、そこの部分について情報公開になじまない点があるということについては、国民の間に御理解を賜らなければなら...全文を見る
○保利国務大臣 委員が御熱心に第三セクターの問題についてお調べをいただいておりまして、実態は非常に厳しい赤字の累積等がありまして、経営が悪化しているというのは事実でございます。  こうしたものに対しましては、委員御指摘のとおり、昨年の五月に第三セクターに関する指針というのを出し...全文を見る
○保利国務大臣 今御懸念の点につきましては、法文上にも同意ということをきつく入れておりますし、また、そういった同意が条件ということを私どもとしては重く受けとめて、地方自治体に対してその線に沿った指導をしていかなければならない、このように感じております。
○保利国務大臣 幾つかお答えを申し上げたいと思うのであります。  まず、冒頭お話しになりました新潟県警の交通違反もみ消し事案、これについては、三月二十三日の国家公安委員会で議題にいたしまして、かなり突っ込んだ意見の交換をいたしました。そのときに、人間がやっていることだから場合に...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘のように、地方公務員法におきましては身分と職は一体のものと考えられております。特定の職につけることが任用である、こういうふうに理解をされておりまして、それによって地方公務員のあり方が規定されている、このように思っております。
○保利国務大臣 地方公共団体からの御要請もありまして、派遣についての統一的なルールをぜひ確立してほしいということで今回の法案を用意したわけでございます。  この考え方は、手続の透明性を確保しようという考え方に立っておりますので、派遣の増加に直接結びつくというようなことではないと...全文を見る
○保利国務大臣 私の気持ちといたしましては、現在のこういう状況を考えますと、国家公安委員長として専任で警察を督励したいという気持ちを非常に強く持っております。しかし、国家全体として決めました行政改革の中でも、それから、今までやってまいりました形が、自治大臣と国家公安委員長が、これ...全文を見る
○保利国務大臣 委員御指摘の桶川の問題、それから愛知の問題、さらにはまた兵庫の問題、それぞれ非常に痛ましいことでありますし、あってはならないことだと私も承知をいたしております。胸の痛くなるような思いがいたす次第でございます。  そこで、先ほどからお答えを申し上げておりますとおり...全文を見る
04月19日第147回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(保利耕輔君) 御質問のございました順序にのっとりましてお答えを申し上げたいと思います。  まず最初に、公共交通機関のバリアフリー化における地方公共団体の責務について自治大臣へのお尋ねでございます。  バリアフリー化につきましては、かねてより住民に身近な地方公共団体...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 清水議員にお答えを申し上げます。  市町村におきます当事者の声を反映させる仕組みについてのお尋ねでございますが、バリアフリー化に関しましては、かねてから地方公共団体が積極的に推進をしてきたところでございまして、具体的な取り組みに当たっては、これまでも高...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○保利国務大臣 自治省所管の決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、平成八年度でございます。  一般会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額は、当初予算額十三兆七千九十五億七千八百十七万円余、予算補正追加額三千四百二十六億一千八百六万円、予算補正修正減少額七億...全文を見る
○保利国務大臣 ただいま説明がありました決算検査報告につきましては、まず、平成八年度において掲記されております処置済み事項につきましては、会計検査院の御指摘に基づき、平成九年十一月に都道府県に通達を発するなどして、最低制限価格を設定する必要性の有無について検討し、競争利益を十分生...全文を見る
○保利国務大臣 地方分権一括法がこの四月一日から施行されまして、分権改革がいよいよ現実の歩みを始めたところでございます。今後とも、真の分権社会実現のために全力を尽くしてまいりたいと思っております。  地方分権の成果を十分に生かしていくためには地方公共団体の行政対応能力を高めると...全文を見る
○保利国務大臣 平成八年度及び平成九年度の警察庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成八年度の歳出予算現額は二千五百二十億五千八百十四万円余でありまして、支出済み歳出額は二千四百三十八億九千七百七十一万円余であります。  この差額八十一億六千...全文を見る
○保利国務大臣 今のお話は、私も詳しく存じておりませんが、事故が関係しているものかどうかというようなこととか、なぜガラスが割れていたんだとか、そういった点でややわかりにくい点があるかもしれません。そういった点は、長官の答弁は答弁といたしまして、私自身警察庁からよく事情を聞いてみた...全文を見る
○保利国務大臣 御指摘のように、全国で不祥事が続発をいたしておりまして、国民の信頼が大きく揺らいでいるということは国家公安委員長として極めて残念でありますし、また、厳しく、重く受けとめているところでございます。  こうした不祥事案のいろいろな姿を見ていますと、さまざまな様相があ...全文を見る
○保利国務大臣 詳細な部分につきましては後ほど官房長からお答えをさせたいと思いますけれども、今委員御指摘のようないわゆる窓口の不親切さといいますか、ある意味でいえば、言葉はちょっと激しいですけれども、怠慢というようなものは市民に対して大変御迷惑をおかけするということで、私、国家公...全文を見る
○保利国務大臣 お仕事柄からの御指摘でございます。私も会社勤めを二十一年やっておりまして、そういった会計処理その他が厳正であることについて、またダブルチェックの必要性、それから私ども若いころは、最後の一銭まで合うまでそろばんと対峙をしておったというようなこともありまして、適正に処...全文を見る
○保利国務大臣 いわゆるクロスチェックみたいな形のものだろうと思いますが、どういう方法が考えられるのか、私自身まだ想像がつきませんけれども、仕事が漏れなく行われるというシステムのあり方については、私自身、問題を提起して、警察庁に準備をさせてみたい、こんな気持ちでおります。
○保利国務大臣 一番プリミティブなやり方として、私どもが会社時代にやっておりましたことは、事件に対して一連番号を付して、その一連番号に対して、そのとおり書けるかどうかは別として件名を付して、そして件名の一覧表を、例えば警察署長でありますとかそういった方々が持っておられて、この案件...全文を見る
○保利国務大臣 御質問の御趣旨につきましては、埼玉県の知事からも強い要請を受けておりますし、またその実態等についてもいろいろお聞かせをいただいております。また、委員も今御指摘のとおりでございまして、埼玉県が全国で一番警察官の数が少ない、あるいは、逆に言えば担当人口が多いという姿に...全文を見る
○保利国務大臣 先日、石井先生が会長をしておられるグループでおいでをいただきまして、六項目にわたる御丁重な御陳情をちょうだいいたしております。そこで、国家公安委員会に対しては、こういう御陳情がありましたということについては御報告を申し上げております。  そこで、それの対応につい...全文を見る
○保利国務大臣 せんだって皆さんでおいでをいただいて、幽霊診療所という言葉を聞いて私はびっくりしたのでありますが、今考えてみますと、パチンコの業界というのは随分競争が激しいんだなということをつくづく思いましたし、その中には、営業妨害をしようということで意識的に診療所をつくってしま...全文を見る
○保利国務大臣 取り調べ室という非常に密室の中でございますから、どういうことがありましても、後ではわけがわからなくなってしまうというのは想像がつきます。ただ、取り調べ室の中で、けん銃を被疑者に、渡したのかとったのか、とにかく手に渡るというような事態というのは、常識ではちょっと想像...全文を見る
○保利国務大臣 報道のあり方とその対応については、そのケース、ケースがありますから一概にはこうだということは言い切れませんけれども、今のことは、各社が全部そういうふうに書いているのだとすれば一つの共通項というのはあるわけですから、そういったことはやはり考えて対応すべきことではない...全文を見る
04月24日第147回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○保利国務大臣 この事件については、大変大きな問題として国家公安委員会の中でも取り上げ、詳細について調査をさせ、反省点を抽出していくというつもりで措置をいたしております。  この問題については、学校と警察との関係ということがありますので、学校警察連絡会というのが既に設置されてお...全文を見る
○保利国務大臣 御指名をいただきましたので、発言をさせていただきたいと思います。  先ほどの総理の御答弁に補足をさせていただきたいと思いますが、単なる先送りといいますよりか、これはきちんと、国家公安委員会のあり方でありますとか、あるいは監察制度のあり方でありますとか、そういうと...全文を見る
04月25日第147回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(保利耕輔君) 七十一条は、「内閣総理大臣は、大規模な災害又は騒乱その他の緊急事態に際して、治安の維持のため特に必要があると認めるときは、国家公安委員会の勧告に基き、全国又は一部の区域について緊急事態の布告を発することができる。」、「前項の布告には、その区域、事態の概要...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 事件の件数その他についての具体の数字を今ちょっと持ち合わせがございませんが、この神奈川におきます誘拐事件、四月二十日に発生をいたしましてから、逐次警察庁から報告が私のところに来ておりました。早く解決してくれればいいがなと私も念じておったわけでありますが、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 簡潔に御答弁申し上げたいと思いますが、御指摘のとおり、第三次覚せい剤乱用期になっております。委員がいろいろ御努力をいただいていることに対しては感謝を申し上げたいと思います。  なお、このような状況に対処いたしますために、平成十年の五月に薬物乱用対策推進...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 石川県の公安委員は、加納さんと米谷さんと木地さんでございます。この御三方の総理の資金管理団体であります春風会に対しての個人の献金は、平成八年から十年分の収支報告書には記載されておりません、個人名はございません。  ただ、団体名といたしましては、加納さん...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) これは法的な解釈の問題になろうかと思いますが、公安委員であるがゆえをもって政治資金を寄附するということが許されないということはないと思っております。同時に、それがまた公安委員が関係いたします会社が政治的な寄附をするということも、これは法律上は許されている...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 橘政務次官、今は政務次官でありますが、当時、橘議員が法律にのっとって寄附をしたということでございますので、それ以上のコメントは私からはできません。ただ、政治家というのは常に襟を正して政治に対処しなければならないというのは私自身強く思っております。
04月26日第147回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(保利耕輔君) 千葉議員にお答えを申し上げます。  まず、被害者対策に関する教育についてのお尋ねでございますが、警察では、捜査を行うに当たっては、被害者またはその親族の心情を理解し、その人格を尊重しなければならないという犯罪捜査規範に規定する基本原則を第一線の警察官に...全文を見る
04月27日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第9号
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○国務大臣(保利耕輔君) 選挙活動ができるだけ自由であるべきであるという基本原則は、私は間違っていないと思うのであります。  ただ、いろんな考え方から、一定の制約を受けて、ルールを設けましょうということで法律が私はできていると思いますし、それがもし不足であるならば、現状に合わせ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 先ほども申し上げましたとおり、選挙活動はできるだけ自由というのがそれはいいだろうと私も思います。しかし、それでは今言われている戸別訪問の禁止を解除したりなんかしていいかどうか、いろんな問題点が出てくると思うんです。それで、やっぱり一定のルールのもとに選挙...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 選挙運動そのものはやはり自由であるべきだ、できるだけ自由であるべきだということでありますが、先ほどからの御答弁の繰り返しになって大変恐縮なんですが、やっぱりその中でも一定のルールがあるだろう。行き過ぎたことがあってはいけないとか、あるいはお金がかかり過ぎ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私もヨーロッパにしばらくおりましたので、あちらでの選挙のありさまというのを、当時は会社員ですから専門的に見たわけではありませんけれども、大きなポスターを張るというのが一つありました。大統領選挙のときでも畳で二畳以上の大きなポスターが張られております。それ...全文を見る
05月10日第147回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(保利耕輔君) ただいま総務庁長官から御答弁がございましたように、今後検討すべき課題というのはいろいろあるわけでございますが、特に財源配分を考えます場合にはどういう権限をさらに移譲していくかということもきちんと考えなければいけない、極めて大きな問題が残っていると私は認識...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 総務庁長官からお答えのように、やはり時限を切って、そしてきちんとした結論を得るように努力をしていただくというのが私どもの基本的な考えでありまして、時間がやや短いではないかという御指摘は私どもも理解するところでございますけれども、一応のゴールをつくって、そ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御指摘の権限、財源、人間、三ゲンというお話、大変私も興味深く伺っておりますし、非常に重要な御指摘だと思います。  今度施行されました地方分権一括法におきましては、森林法を初め三十五の個別の法律を改正いたしまして、国の権限を都道府県あるいはその都道府県の...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方自治を行ってまいります場合の財源の確保というのは非常に大事でありますが、御承知のように安定的な財源としては固定資産税がございまして、これは景気の変動にかかわりなく、そう大きな変動なく入って安定的な収入財源になっておる。  しかし、一方の法人事業税に...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今御指摘の点でございますけれども、基本的な考え方、方針というものは、私は変更があったとは認識をいたしておりません。  なお、中間報告というのは、今も御答弁ありましたように、その後の調査審議の、これは原文のままですが、踏み台とするために広く各界各層の意見...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私も就任後諸井委員長とお会いをいたしましていろいろお話を伺わさせていただきました。極めて自由闊達な議論をいたしておりますと、また政府からいろいろ意見を聞きますが、やはり推進委員会は推進委員会としての独自性のもとに仕事をしていきたいということでございまして...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 政治はある意味で現実のものでありますから、いろいろな意見を聴取しながら一つの文章をつくっていくということは、これは現実の問題としてあり得ることだ、私はそう思います。  それで、今後の問題でありますが、法定受託事務を自治事務の方へ移していくことが可能かど...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 地方の行革その他地方分権に絡みますいろいろな仕事につきましては、地方自治体が自主的そしてまた主体的に取り組んでいくということが求められているところだと、私はそのように理解をいたしております。  なお、いろいろな形で指針等を示しておりますけれども、地方分...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御指摘の市町村合併の推進についての要綱で知事さん方にケーススタディーとしてお願いをいたしております。  市町村合併というのは、頭の中で描いたということよりも、むしろ現実的な姿がどういうものであろうか、それをやはり地方自治体の方からお示しをいただく方がよ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 自治大臣の立場から申しますれば、当然そのことは要請していかなければならないということは私自身が考えていることでございますので、よく頭に入れて対処したいと思います。
○国務大臣(保利耕輔君) 補助金と負担金でございますけれども、負担金の方は御指摘のとおり法定されている国の持つべき費用でございますので、これは性格が非常にはっきりしております。それから、補助金の方は非常に種類が多うございまして、また金額も大きい。したがって、そこをよく整理して統合...全文を見る
05月11日第147回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(保利耕輔君) 佐々木議員お尋ねの、愛知県下で発生いたしました少年による恐喝事件につきましては、厳しい御指摘をいただきましたけれども、相談を受けた警察署において不適切な対応が見られ、まことに遺憾に存じております。  この事件につきましては、具体的な反省事項を抽出し、全...全文を見る
05月16日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第10号
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○国務大臣(保利耕輔君) まず最初に、ストーカー、最近社会問題になっておりますけれども、これに参議院でお取り組みになられて、各党各会派いろいろお話し合いの上成案を得て、こういうストーカーの法案が提出をされたということに対して、私は心から敬意を表したいと存じます。  今御指摘の点...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 最近ストーカーから発生し殺人に至るというような事件も出ておりまして、そういった問題が今後社会的に蔓延していかないようにやはり予防的な措置を講ずるという意味で、この法律の持っている意味は非常に大きいと思います。どうしてこのストーカーの行為が多くなってきたか...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第11号
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○国務大臣(保利耕輔君) 国の治安を維持するために警察力を整備していかなければならない、同時にまたそこで働く皆様方の待遇も十分考えていかなければならないという委員の御指摘もごもっともでございまして、私もそのことは大変気にいたしております。  ちょっと長くなりますけれども、私も一...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私は、政治家として仕事をしてまいります場合に、第一義的に考えるのは、憲法を尊重し擁護するという憲法九十九条の規定、いわば遵守義務といいますか、これを第一義に考えて、憲法を基点にしていろいろなものを考えるというのが必要であるというのが私自身の考え方でありま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 刷新会議をお願いいたしまして、警察制度の基本的な問題についていろいろ御議論をいただいていることは御承知のとおりであります。  三月二十三日に第一回の会合をやりまして、それから既に六回開催されました。五月十三日には大阪で地方公聴会をおやりになったと。今後...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 今度の一連の警察の不祥事等を私どももとらえまして、国家公安委員会の中におきます論議も非常に活性化をいたしております。活性化という言葉がいいかどうか、ちょっと私も思い悩みますが、非常に激しい議論がされておりまして、警察に対していろいろな注文が出ておりますの...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) まさに御指摘の点が刷新会議の討議の中心的な問題になっております。  そこで、全く独立した事務局を設けて国家公安委員会が監察機能を持つかどうかということでございますが、御党で提案をされておられますのは独立した事務局を設けてという形と理解をいたしておるので...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 困り事相談というようなことにつきましては、国家公安委員会といたしましても大分前にホームページを開いて、いろいろな御注文を最近は承るようになってまいりました。ひところはクレームが非常に多かったのでありますが、最近は積極的な提案その他もいただいておりますし、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 情報公開につきましては、御指摘のとおり全県で情報公開条例が設定されておりますけれども、九県だけは警察のものについても情報公開条例がございますけれども、ほかはないという状態でございます。  おいおい進んでくるんだろうと思いますけれども、ここのところはまさ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御指摘のとおり、地方自治法の百三十八条の四に「但し、政令で定める執行機関については、この限りでない。」と。それで、「政令で」というのは地方自治法施行令の中で、その例外となる執行機関は公安委員会とする、こう書いてありますから、これが情報公開審査会を公安委員...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) おかげさまで、ストーカー法は、けさ委員長にも御足労を願いまして、衆議院の地方行政委員会で可決をいたしまして、先ほどの衆議院の本会議で緊急上程をして法案が成立をいたしました。ありがとうございました。  今お尋ねの女性警察官の件でありますけれども、今警察に...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 日本人、外国人問わず、やはり被疑者から十分に供述を得るということは非常に大事なことであります。とりわけ外国人が外国語しかわからないという場合には、十分にその人権に配慮して通訳を充実させながら被疑者側の申し立てをよく聞くということはやはり必要なことであろう...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 警察刷新会議の皆様にいろいろな検討をお願いいたします際に、私どもはどういうテーマをお願いするかとかあるいはどういうやり方をするかとかというようなことについて枠はめをすべきでないという観点に立っておりました。したがいまして、私もあいさつの中で五項目について...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 被害者の声、現場の声を大事にする、職務について忠実に行う、それから誠実な対応をする、それはもうまさにそのとおりだろうと思います。そういうことを徹底していくために私どもはこれからも努力を続けていかなければならない、まず基本的にはそういうふうに申し上げておき...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 先ほど自治省からのお答えを申し上げましたとおり、違法と言い切れないというところがございますものですから、現在このようなものが違法の形ということの認定はしがたいものであります。  しかしながら、こうした御指摘、いろいろ具体的な例を引いての御指摘でございま...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 警察刷新会議におきますどの委員の方々も、現在の警察の不祥事にかかわるいろいろな問題については大変な危機意識を持っておいででございます。特に、国民の皆様方に御納得をいただけるような改革をしないといけないのではないかという意識は非常に強く持っておられまして、...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 警察刷新会議の中におきます議論につきましては、氏家氏が代表いたしまして記者会見をその都度やっております。その振りつけについては私どもは全く関与せず、警察刷新会議の皆様が複数出席をしておやりになっていらっしゃるということであります。  しかしながら、議論...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) その点については私からお答えするのが適当かどうかわかりませんけれども、最初のときに御議論がございまして、この会は、異論があれば全会一致といいますかみんなの意見が一緒になるまで議論を闘わせて一つの結論を得ていくようにしたいと思うと。多数決で決めるというのは...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 中間答申になりますか最終答申になりますか、そこの中でどういう表現になっていくのかということでありますが、その御意向を尊重して、政府といいますか、警察庁が責任を持って一つの改革案をつくり上げていくということになりますから、その後の調整だろうと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 確かに市民のための窓口である困り事相談室というようなものあるいは相談の係というようなものを置いてやるということは、それだけに人員も食うことでもありますし、また手間暇もかかることでありますから、その面についてはむしろ政治の場でいろいろ配慮をして、そういった...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 私がこの場で刷新会議の中のことについて詳しく御報告をするのが適当なのかどうかわかりませんが、今のPCCGというイギリスでとっております制度については議論が出たことは確かであります。記者会見でもそこの点が随分強く御質問があったようでございまして、新聞によっ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 詳細については平林政務次官から御答弁をいただきますが、最近の動きを私の方からちょっと申し上げておきますと、平成十二年四月二十一日、つい先日でございますけれども、建設省の建設経済局長と自治大臣官房総務審議官との連名の通知を各自治体に出しておりまして、土地開...全文を見る
05月22日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○保利国務大臣 警察といたしましては、被害者女性の人権保護のために種々の方策を講じて、人権を擁護するためにいろいろな配慮をいたしておるところでございます。詳しくは警察庁長官からお答えをさせたいと存じます。  なお、自治省といたしまして現在把握をいたしておりますのは、新潟県におき...全文を見る
○保利国務大臣 私も、この幹事を今辞任するつもりはございません。  私もいろいろな議員連盟に入っておりまして、神道のみならず仏教関係の議員連盟にも入っておりまして、いろいろなところから、国民各界各層からいろいろな御意見を伺うというのは私ども国会議員の役割じゃないかと思っておりま...全文を見る
○保利国務大臣 ただいま御決議のありました不祥事案の再発防止につきましては、御趣旨を体し、国家公安委員会として、警察内部の規律の厳正化、困り事相談の受理体制の整備、適正な留置管理の徹底など、不祥事案を防止し、国民の警察に対する信頼を回復するための諸施策が全国警察に徹底され得るよう...全文を見る
05月22日第147回国会 参議院 行政監視委員会 第9号
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○国務大臣(保利耕輔君) 今度ストーカーの対策法をつくっていただいたのは委員の最初の質問がきっかけになっていると思いますので、そしてまた参議院でこの法案をおまとめいただいたことに対して心から敬意を表したいと思います。  それで、今の窓口のお話でございますが、警察の刷新をいろいろ...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) 御指摘のとおりでございまして、最初から丁寧に対応するということがやはりこの種の事件の非常に大事なところだと私も認識をいたしております。そういう点において、今回の事件は対応が大変に不行き届きであったというふうに私自身も反省をいたしております。  ただ、御...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) この兵庫の件は、非常にいろんな意味がございまして、私もマスコミで出ているものをちょっと読ませていただきましたが、両方の立場があるようでございまして、非常に微妙なところがありますから取り扱いには注意をしながらやらなければならないという問題の一つだと思います...全文を見る
○国務大臣(保利耕輔君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を踏まえ、国家公安委員会として、情報の公開、困り事相談の受理体制の整備、サイバーテロなどハイテク犯罪対策の推進、監察体制の整備、人事・教育制度の見直しなど、不祥事案の防止と警察に対する国民の信頼を回復し、その期待...全文を見る
05月23日第147回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○保利国務大臣 小渕総理が、一昨年十月八日、日韓首脳会談の席上で述べられておりますことは、私どもよく承知をいたしております。本件は、国民主権、地方自治体のあり方、国と地方公共団体との関係等、基本的な事項とも関連する問題であるが、全国の地方公共団体の議会においても数多く促進の議決も...全文を見る
○保利国務大臣 当時の小渕総理また野中氏、あるいは野田前自治大臣の言葉、いろいろな言葉については私も承知をいたしておるところであります。現在の時点で三つの法案が既に議会に提出され、こうしていろいろ御論議をいただいているその中で、自治省としての考えを申し上げるということについては、...全文を見る
○保利国務大臣 大変恐縮でございますが、私は自治大臣としてここに呼ばれておりますものですから、自治省としての立場でしかお答えができない。自分の考えを今ここで申し上げるということについては、適当ではないと考えます。
10月12日第150回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○保利委員 本日は、曽野参考人には大変お忙しい中、こうして私どもの調査会にお出ましをいただきまして、ただいまは、大変示唆に富んだ、そしてある意味では宗教観に根づく、さらにまた、私どもがなかなか行けないような外国での経験を交えていろいろなお話をしていただきまして、私も大変感銘深く承...全文を見る
○保利委員 大変ありがたいお言葉でございまして、私どもも宣伝が少し足りないと思っております。こうしたことについては、やはり私ども政治家が責任を持って国民の皆様にPRをしていくべきことだと思っておりますので、著名な文学者からそういうお話をいただいたことを私ども肝に銘じて、今後活動し...全文を見る
○保利委員 いろいろお話しいただきまして、作文の大事さというのは私自身も感じております。学校で国語を勉強いたしますが、恐らく子供さんに対するインパクトというものはテレビの番組の方が大きいような気がいたします。特に民放のコマーシャルなんかでは、いかがかなと思うような日本語に時々ぶつ...全文を見る
○保利委員 憲法の前文は、法律的要素というよりも、むしろ文学的要素の方が強いような感じがいたします。それですから、やはり、高邁な思想を正しい国語で表現していただく、あるいは我々がするように努力をしてみるということは必要なんじゃないかと思います。  それから、教育の権利のことにつ...全文を見る
○保利委員 もう時間が参りました。まだまだ続いてお話を承りたいと思っておりますが、また別の機会にどこかでお話をお聞かせいただければありがたいと思っております。  きょうは、野党の皆さんが出てきておられませんで、大変残念でありますが、恐らく館内テレビでごらんになっていらっしゃるの...全文を見る