堀込征雄

ほりごめいくお



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開催日 会議名 発言
03月22日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○堀込委員 足腰の強い農業、そして農村地域の 活性化を目指すということで、今回農林漁業金融公庫法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律が提案をされたわけでありますが、幾つかの点について質問させていただきます。  まず、今回の法改正が金融面から農業構造の改善を図り、地域農業...全文を見る
○堀込委員 そこで、今度の法改正で土地利用型農業の資金それから中山間地域の農林漁業振興を図るための資金が創設をされるわけでありますが、前段の石橋委員の質問と重複をしますけれども、あえて質問をさせていただきます。  特に、今大臣の御答弁にもございましたが、中山間地域の所得の問題が...全文を見る
○堀込委員 生産と切り離した政策はいかがかというお話でございますが、所得保障政策は、先ほど石橋委員もECの例をとって説明しましたように、決して生産と切り離したものではないわけでありまして、中山間地域における農業生産に対する所得をどう保障するかという考え方でございます。したがって、...全文を見る
○堀込委員 そこで、中山間地域、百六十億円、今度の枠になっているわけでありますが、具体的に残る系統資金と民間資金の中身、それから民間資金の場合の金利、償還期限、具体的に差異を設けているのかどうか、ありましたら説明をしていただきたいと思います。
○堀込委員 今の質問ですが、具体的に公庫と民間機関と金利、償還期限等で差がつくのでございましょうか。
○堀込委員 そこで今、金利差も事業によってあるということでございますので、地方自治団体の金利差助成などが異なるわけでございますね。ぜひそういう指導をお願いしたいと思います。  そこで、今回の公庫法の改正で、第十八条一明を改正をしながら貸付対象者の範囲の拡大、そして特定農業部門の...全文を見る
○堀込委員 今、系統金融機関との業務の関係で考え方の披瀝がございました。私は、今回の法律で第三セクター、民間事業者に対象の範囲が広がる、こういうことでございまして、この分野については現実に系統機関を初めとする一般の金融機関が既に相当入っているのではないか、こう思うのです。改めて公...全文を見る
○堀込委員 それでは、この法律は目的に沿って、趣旨に沿って運用されるとそれなりに効果を発揮すると思いますので、運用についてぜひ誤りなきを期されるよう要望しておきます。  最後に農業信用保証保険法の改正、先ほど大原委員が質問されてその回答があったとおりであります。そこで、今度の農...全文を見る
○堀込委員 終わります。
○堀込委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党及び進歩民主連合を代表して、農林漁業金融公庫法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農林漁業金...全文を見る
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○堀込分科員 私は、日本の国が今大変な経済大国になった、そして世界から非常に注視をされるような大国になって、世界に責任を果たしていかなければならない、そういうことになったわけでありますが、しかし人権の面から見ますと非常にいろいろな問題点がまだあるのではないか、たくさん正していかな...全文を見る
○堀込分科員 今認識が示されたわけでありますけれども、同和行政、同対審答申が出されてからそれぞれ努力をなされてきた。答申にもありますように、「社会的、経済的、文化的に同和地区の生活水準の向上をはかり、」あるいは「一般地区との格差をなくす」、そしてまた「地区住民に対する差別的偏見を...全文を見る
○堀込分科員 そこで、先ほど残事業について二年内に、残された期間にやり抜きたい、こういう決意といいますか表明がございましたけれども、今この厚生省関係の残事業についての処理の状況、それから全国的な進行状況、それから今後残された期間、先ほどの説明ではおおむねいける、こういうお答えでご...全文を見る
○堀込分科員 そこで、次は生活保護問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  今、生活保護の受給世帯数、そのパーセント及び同和地区における受給世帯数、どのぐらいなのかお聞かせをいただきたいと思うのですが、全国的な調査の数字がおありなのかどうか、もしなければ一定地域に限られ...全文を見る
○堀込分科員 今、数字がありますが、私の想定では、今説明がありましたように、全体としての生活保護世帯は徐々に減っている。しかし、同和地区における生活保護の世帯率はやはり圧倒的に高いという数字が出ているというふうに思うのです。もう少し全体的な、具体的な調査をいただきますと、そういう...全文を見る
○堀込分科員 ただいま答弁ありましたように、非常に幾つかの原因が重なって同和地区における生活保護の受給率が高い。そしてその推移を見ると、余り減っていないという、つまり改善されていない、長期受給世帯が非常に多いということが明らかになったと思うのです。私は、つまり部落の実態的差別の解...全文を見る
○堀込分科員 ぜひそういうことで御努力をいただきたいと思います。  なお、解放同盟という全国的に有力な団体もございますから、団体などとよく協議をされて、実効ある施策の展開を望んでおきたいと思います。  続いて、きょうの質問の流れからちょっと外れるわけでございますが、お許しをい...全文を見る
○堀込分科員 わかりました。わかりましたというのは理解したという意味ではなくて、議論はまた別な機会に譲らしていただきます。  そこで、さまざまな年金問題があるわけでありますが、今日に至るもまだ無年金者というものが国民の中に相当あるのではないか。それは、例えば年金に加入せず保険料...全文を見る
○堀込分科員 個別の数字はありませんけれども、同和地域において非常に高いのではないか、私どもはこう思います。  最後に、こうした今申し上げてきたような観点に立って再確認をさせていただきますけれども、同対審答申でうたった部落の解放についてはまだ非常に課題が多い、政府、関係省庁、地...全文を見る
○堀込分科員 終わります。
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○堀込分科員 私は、きょうはウルグアイ・ラウンド貿易交渉の中で、特に農業交渉の分野について、とりわけ米の問題を中心に質問させていただきたいというふうに思います。  外務大臣、つい先ごろ関税貿易一般協定、つまりガットのウルグアイ・ラウンド推進のためにメキシコで開かれました非公式の...全文を見る
○堀込分科員 わかりました。平たく言うと、具体的な合意事項はなかった。しかし、このままではいけないので、七月に開かれるジュネーブでの会議までに各国が議論をして少し中身を詰めてこよう、こういうことで合意をされた、意思統一をした、こういうことで確認をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○堀込分科員 今の説明で、あるいは大臣の経過の説明でおおむね非公式の閣僚会議の経過がわかったわけでありますが、それにしても七月末までに少し詰めていこうという国際的な雰囲気がございますし、今否定がございましたけれども、関税化案でアメリカとECの間がかなり議論が進んでいるという状況が...全文を見る
○堀込分科員 そういう立場で安心をするわけでありますが、そこで、米問題、重要でありますから、農林省おいででございますので、米の需給事情、情勢などについて若干質問をさせていただきます。  今度の交渉あるいはいろいろな日米貿易交渉の中で、特にアメリカはスーパー三〇一条という法律を盾...全文を見る
○堀込分科員 今御説明がありましたように、中短粒種で大体百三十万トンちょっと、そしてそれはほとんど国内消費向けでアメリカ国内で消費されておる、こういうことでございますから、仮にこの米を日本が輸入するというようなことになっても、今の生産力ではアメリカには全然輸出余力はない、こう考え...全文を見る
○堀込分科員 よく理解ができないわけでありますが、理解できないというのはアメリカの立場がよく理解できないわけでありますが、輸出機会の拡大あるいはEC対策上どうも日本の米がねらわれているのではないか、こういう感がするわけであります。  いずれにしても、アメリカの今の生産力からいっ...全文を見る
○堀込分科員 それでは次に、価格の方から米の問題を若干質問させていただきます。  日本米、これは政府米、標準価格米、自主流通米、いろいろございますが、これと比較して、実際にアメリカで流通をしている同質程度の米の価格は実際にはどのぐらいの消費価格で売られているのでございましょうか...全文を見る
○堀込分科員 そうしますと、日本の米の価格はアメリカの国内消費価格の大体二倍から三倍ぐらいということがわかったわけであります。十倍とか説明されていたのがいかにでたらめかということがわかったわけでございますが、労賃の安いタイ米などは別にして、大体アメリカの米の価格の実態はわかりまし...全文を見る
○堀込分科員 それでは、大体米の事情はわかりましたから、次の質問に移らせてもらいます。  一月十八日、衆議院選挙の前に、御存じのように、松永前通産大臣の米輸入容認論とも受け取れる発言がございましたけれども、閣議で否定をされて、海部総理から厳重注意を受ける、こういう事態があったわ...全文を見る
○堀込分科員 時間が来たから終わります。  いずれにしても、日本の農民、大変な中で日本農業を展開しています。外務大臣、改めて今決意の表明がありましたけれども、国際交渉、苦しいわけでありますけれども、日本の農民が後ろ盾についている、こういうことでぜひ頑張っていただきたい、要望を申...全文を見る
05月24日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○堀込委員 最初に農林水産大臣から所信表明がございました。特に困難な情勢にある農林漁業政策について、みんなで力を合わせてやっていこう、そうすれば必ず二十一世紀に展望は開けていくのだ、困難ではあるけれども展望は開けるのだという意味の決意表明を込めた意思表明がございました。私もそのと...全文を見る
○堀込委員 それでは、私はきょう、食管制度、特に自主流通米の価格形成の場の問題について集中的にお伺いをします。  これも農政審議会の答申を受けて検討会をつくって進められた、こういうことになっています。先ほど遠藤議員の答弁の中で、食管法の法的な根拠は食糧庁としては問題はない、こう...全文を見る
○堀込委員 とにかくこれだけ大変な問題、実際に日本の米の大部分を占める自主流通米の問題、大影響が出る問題を、法的に問題はない、それから予算上問題はないということでありますが、しかしそれにしても、先ほどの大臣の所信表明もございましたが、これは国会にはある程度相談をしてもいいのではな...全文を見る
○堀込委員 長官、時間が限られていますから簡潔に。しかも、国会にはどういう相談をかけますかという質問をしたのです。必要がないかどうか。今後ぜひ質問に対して答弁を的確にお願いをしたいと思うのです。  しかし、この経過を見ますと、これは自民党の皆さんに随分苦労いただいて、農林部会や...全文を見る
○堀込委員 答弁、ちょっと納得できないのですが、先に進めます。  検討会は有識者の集まりで、値決めのことについて決めた、こうありますが、特に四月二十七日、これ、自民党さんにうんと頑張ってもらって、検討会の中身あるいは食糧庁、団体等の話し合い決着の場になっていますね。つまり、検討...全文を見る
○堀込委員 私は、実際には四月二十七日に中身は随分よくなったというふうに思うのです。  私がもう一つ言いたいのは、この検討会のメンバーの皆さんですね、私ども、日ごろ食糧関係、米関係などに多少でも興味を持って書物などに目を通す人間にとっては、このメンバーの皆さん、それは新聞社から...全文を見る
○堀込委員 最適か否かは後でも触れます。検討会は隠れみので、どうも食糧庁の意見を通すためにつくったというふうに思えて仕方がないのですね。先へ進めます。  価格形成の場をつくる理由、根拠を説明してください、必然性といいますか。
○堀込委員 検討会報告には、自主流通米の価格が不透明、不公正、こういうふうに書いてあるのですね。さっきも遠藤議員言いましたが、不透明、不公正を感じているのは食糧庁なり一部業界なり一部学者の皆さんじゃないかと私は思うのですね。これは、そういうことで国民の声だなんて言い方はやめてほし...全文を見る
○堀込委員 非常に意図的な感じをどうしても受けざるを得ないのですね。冒頭大臣の所信表明ございましたように、一部の人の意見で国民の意見だなんてことのないように、ぜひ生産者、消費者の意見、そして国会の意見、これは農水委員会にかけなくとも各党の理事の皆さんいらっしゃいますから、こういう...全文を見る
○堀込委員 今の答弁はちょっと納得できないのですが、やはり高く売れるところはどんどんつくれという意味じゃないのですか。市場原理が働いてきますとそういうところはどんどんつくる。今各県、現場で苦労して減反をやってもらっている、こういうところはどうなるかと聞いているのですよ。高く売れる...全文を見る
○堀込委員 大変重要な答弁が今ございまして、減反についてはまた別なところで決める、こういうことであります。つまりこれ、価格形成の場で良質米地帯の米はどんどん売れた、高値がついた、そういうところはどんどんつくっていくこともあり得る、価格形成の場で売れない地帯のところは減反面積を今の...全文を見る
○堀込委員 不透明、不公正な問題納得できぬとありますが、例えば消費者の方では透明性の確保という問題がありますと。これは例えば卸から小売、小売から消費者という段階でも幾つかあるわけですね。例えば混米、実際にされていますね。大変出回っておる。こういう問題も手をつけられていない。消費者...全文を見る
○堀込委員 それでは、この検討会どおりに行えるとしたら、例えば入札の量百万トン、四百万トン自主流通米が流通している、そのうち大体三分の一は自県産流通で、大変な量だと思うのですけれども、事実上これは指標価格ではなくて値決めになってしまう、こういう問題があります。それから入札の回数、...全文を見る
○堀込委員 時間が来ましたので最後にちょっと要望もしておきます。  第三者機関というのがございますが、ぜひひとつ、さっきの検討会メンバーじゃありませんが、どこから見ても公平だというような形のものをつくり上げてもらいたいということを一つは要望しておきます。  そこで、最後に取引...全文を見る
○堀込委員 時間が来ましたので質問を終わります。まだ納得できる内容ではありませんので、三十日、同僚議員による質問によってさらに問題点を明らかにしたいと思います。  ありがとうございました。
05月30日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○堀込委員 私は関連質問ということで、価格形成の場について食糧庁長官にお尋ねをいたします。  先日来答弁を聞いていますが、食糧庁のねらいが何だかだんだんよくわからなくなってくるのですね。例えば減反問題一つございますが、先日の質問で、価格形成の場は減反政策とは別の問題だというふう...全文を見る
○堀込委員 そこで、現行の自主流通制度は弾力性に欠ける、公平性に欠ける、透明性に欠ける、こういうふうに言っているわけですね。しかし、消費者にとってこれが不透明、不公平あるいは不公正だというふうに見えるのは、これは卸、小売の段階にかなりあるのじゃないですか。例えば混米比率がどうなっ...全文を見る
○堀込委員 価格形成の場で決まる一つの値決めですね、新潟のコシヒカリが幾ら、宮城のササニシキが幾ら。これは小売段階で混米をされて実際に売るという事態になりますと、混米の表示をさせる、そういうことでいいのですね。
○堀込委員 それでは、次の質問に移ります。  前回も申し上げましたように、弱い生産者が汗水垂らして米を生産する、落ち穂拾いをして米を集める、それを農協へ集める、そして各県経済連へ集める、一銭でも高く有利販売をするために全農へ結集する。これは全国の農家の気持ちとして、あるいは行為...全文を見る
○堀込委員 検討会の場の結論もわかりましたし、指定法人ということもわかるのですが、私は、食糧庁がこれから米行政をやっていく上でなぜ全農を排除しなければならないかということで食糧庁の考え方がわからないのです。こんなことをしなくも自主流通協議会で現にやっておるので、不透明な点があれば...全文を見る
○堀込委員 答申の中身わかりましたが、時間がありませんから、きょうはそれ以上申し上げられません。実際は、今申し上げましたように、系統組織、系統購買、系統の一元集荷、多元販売という理念があるわけですね。それを崩すようなことをここで僕はやってもらいたくないし、それは農家、農民の期待に...全文を見る
○堀込委員 終わります。
06月21日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○堀込委員 ただいま日野委員から御質問ございましたけれども、私も引き続いて米問題を中心に質問させていただきます。きょうは大臣大変お忙しいようですから、最初に、今日野委員から御質問がございました大変重要な自主流通米の価格形成の場の問題であります。  今も長官答弁をしていましたけれ...全文を見る
○堀込委員 具体論に入る前に、少しく基本的な食糧庁なり農政の考え方をまずお尋ねをしておきます。  私は、実は新人議員としてこの国会初めて農水委員会に所属をさせていただきまして、いろいろな勉強をさせていただきました。大臣初め農水省、非常に頑張ってやってくれているなという感じを持っ...全文を見る
○堀込委員 一種兼、二種兼、それぞれ役割があるんだから大事にしていく、こういうことでございました。私は、これから決まろうとしている生産者米価、諮問案をこれからつくっていくわけですが、これを質問させていただきたいと思うのです。今、私に言わせれば非常に紋切り型のといいますか、兼業農家...全文を見る
○堀込委員 私は、米審から担い手農家を中心にした稲作農家を算定基準にすべきだという議論じゃなくて、それでは一・五町歩以下の農家はどうするのですか、切り捨てるのですか、こういうことを質問したわけであります。それは、やはりそういうことになるのですよね。ですから私は、かかった生産費とい...全文を見る
○堀込委員 歴史の重みと米価審議会の蓄積という話はよくわかるのですけれども、私が今言ったのは、米価審議会の諮問前に算定値の数字が変わることがしょっちゅうあったのじゃないですか、もともと諮問はそういう権威のないものじゃないですかと言っているのですよ。そういうことは過去ありましたね、...全文を見る
○堀込委員 それでは、一・五ヘクタール以上の算定方式の問題であります。これと食管法の関連でございます。  食管法三条では「基本計画ニ依リ政府ノ管理スベキモノトセラレタル米穀ノ数量ヲ基礎トシテ」「政府ノ買入ノ価裕ハ」「生産費及物価其ノ他ノ経済事情ヲ参酌シ米穀ノ再生産ヲ確保スルコト...全文を見る
○堀込委員 長い答弁は要りませんから、食管法三条を解釈すると六百六十三万トンを対象に米価をしんしゃくして決めなければならない、勘案して決めなければならない、こういう解釈になりますね。そこはどうですか。
○堀込委員 どうもすっきりしないのですが、つまり六百六十三万トンを基準に米価を決めなければならない、こういうふうに法律に書いてある。これはいいですね。
○堀込委員 ぜひこの法律を基礎にしながら政府諮問案を作成してほしいと思います。特に、ことしは生産費、労賃や金利や家族労働費、資本利子、地代、非常に米価の大部分を占める費目がそれぞれ上がっていると私は思いますので、多少単収水準の問題はありますけれども、生産費は上がると思います。ぜひ...全文を見る
○堀込委員 良質米奨励金は、今長官から答弁がございましたように米価の一部になっておる。そしてこの奨励金は、過去をさかのぼりますと、食糧庁を初め政府が一生懸命奨励してきた、良質米をつくろうということで奨励をしてきたものでありますから、そういう経過からしてもぜひ継続するよう要望してお...全文を見る
○堀込委員 そこで、先ほど日野委員からも御質問ございました代金決済機能の問題であります。  系統関係でいいますと、今まで農協が集荷をし、経済連そして全農が代金決済を行ってきた。つまり、リスクをしょってきたわけでありますね。今度は第三者機関がしょうのか、しょわないのか。今の答弁で...全文を見る
○堀込委員 はい、わかりました。それでは、次に質問をさせていただきます。  取引参加者の問題であります。指定法人の参加、これがまだ非常に不透明なんですね。支障のない場合参加を認める、こうなっておるのです。食糧庁のプロジェクトチームの内部討議では大分詰まってきていると思うのですが...全文を見る
○堀込委員 それでは、もう一つの取引参加者、各県経済連など二次集荷業者並びに一次集荷業者の問題ですが、この参加の意思というのはどの程度尊重されるのか。東京、大阪に価格形成の場をつくる。今全国的に流通している主要銘柄、主要産地が参加をしないなどといえば、これは価格形成の場は機能しな...全文を見る
○堀込委員 そういうことだろうというふうに思うのです。  ただ、二次集荷業者は、これは一次集荷業者もそうなんですが、取引の場に参加するには非常に準備が大変だというふうに思うのです。やはり直接参加するとなると、代金決済のための資金を準備しなければならない。それなりにノーハウを持っ...全文を見る
○堀込委員 そういうことでぜひ負担をかけないように、しかも今まで仮渡金などはそれによって全量集荷がかなりの成果を挙げてきたという問題もございますので、適切な対応をお願いしておきます。  そこで、もう一方の取引参加者、つまり卸の方であります。ここもちょっと不透明なことが幾つかある...全文を見る
○堀込委員 生産調整との関連について質問をさせていただきます。  これはわかりやすく答えてほしいのですが、産地品種銘柄ごとの需給動向、品質評価が価格へ的確に反映をされる、需要に応じた生産が誘導される、こうあるわけであります。つまり生産が誘導される。価格形成の場で人気が出た産地銘...全文を見る
○堀込委員 時間が来ましたので最後の質問をさせてもらいます。  今長官の答弁ありましたように、これから検討していくということなんですが、しかし答弁の中に、三年後の生産調整の配分、これはやはりいろいろな米の需要に応じた、それぞれの産地の特色を生かしながらやっていくんだという、聞き...全文を見る
○堀込委員 終わります。
07月04日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○堀込委員 けさ以来、きょうの諮問の中身について論議があるわけであります。私も、米価の算定を主として御質問をいたします。  きょう諮問案を見せてもらって、あるいは先日二十九日の算定についての議論をいろいろお伺いしてまいったわけであります。米価水準も一万六千五百円ですから五十一年...全文を見る
○堀込委員 生産費所得補償方式で一貫してやった、その都度改善工夫を重ねてきたという御答弁でございますが、米価を下げるためにその都度改善工夫されてきたのです、これは。合わせてきたのです。どう見てもそういうふうにしか見えないわけでございまして、歴史の事実が証明している。私は、こうした...全文を見る
○堀込委員 ここで適切でなかったとは言えないと思いますけれども、とにかく下げるために一生懸命算定値を操作してきたことは国民の目にも明らかでありますから、先ほども消費者の理解という話がありましたが、ぜひ消費者にもわかりやすいように、きちっとした算定値な出していくことがこれから必要で...全文を見る
○堀込委員 兼業農家にも大変期待をしてこれはやっていくということですが、肝心の稲作の算定から外されては困ると私は思うのですね。生産性の高い農家を対象として米価算定を行うことは地域の実質的な担い手に焦点を当てた考え方だ、こういうことでおっしゃっているわけであります。  しかし、私...全文を見る
○堀込委員 その辺はもう少し実態調査もしてほしいと思うのです。今度の算定で、生産性の低い、高いといろいろあるのですけれども、ある意味では、生産性は低いけれども非常に手をかけ、土づくりを含めて稲作をよくやっている農家が外れて、どちらかというと手を抜いて粗放農業をやっている農家が入っ...全文を見る
○堀込委員 私は、重要だという考え方はわからないわけではありませんけれども、やはりもう少し日本の農村の実態などを、あるいは農家の意識などを詳細に酌みながら、日本の稲作の方向を、ただ規模拡大、低米価政策でいいかどうかということについてはもう少し国民的な議論を踏まえてやるべきだ、こう...全文を見る
○堀込委員 私は、今現実の政治のお話をお聞きしておるわけじゃなくて、第三条を素直に法解釈をいたしますと、今、次長から御答弁ありましたように、六百六十三万トンの農家を対象にしなければいけない。不幸なことに今度の算定で農水省から見放された農家も、生産した米は政府に売り渡さなければなら...全文を見る
○堀込委員 私は、米価をどう決めるかというのはまた別途にしまして、この法の第一項、二項を素直に解釈してまた厳密に読みますと、今度の算定方式はやはり食管法第三条に違反するのじゃないかというふうに思うのです。やはり算定は、まず農家は全量を売り渡さなければならない。そして第二項では、政...全文を見る
○堀込委員 私、法解釈をお聞きしているのでして、今度の算定で販売数量の六〇%、農家数の四四%をカバーしたから非常にいい算定方式だ、こう食糧庁はおっしゃっているのです。ところが、三条を見ますと、このことは法律に書いていないのじゃないか。米価をどう決めるか別にしましても、算定は全農家...全文を見る
○堀込委員 どうも農水省と私の農業六法は違うことが書いてあるようですが、基本計画により政府の管理すべきものとせられたる数量を基礎として、第一項にそういうふうに書いてあるのですね。それをもとに生産費所得補償方式で決めなさい、こういうふうに二項に書いてあるのです。今説明ありましたけれ...全文を見る
○堀込委員 その答弁で、六百六十三万トンの農家のピックアップでやらなければいけない、したがって販売数量の六〇%、農家数の四四%をカバーしたものはいけませんよということが、逆に言えば法律に書いてあるということになりませんか、どうですか。
○堀込委員 時間が来たから終わりますが、それにしても第二項で、前項の場合における穀物の買い入れは、こう書いてあるのですから、ぜひこれは食管法に沿ってやってもらいたいし、もし将来そういうことが必要ないなら食管法の改正を提起すべきだというふうに思います。価格形成の場でもそうですけれど...全文を見る
08月07日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○堀込委員 ただいま大臣の方から、七月二十九日から三十一日までアイルランドでの五カ国農相会議の御報告がございました。大変御苦労さまでございました。国民の世論の期待を背負って一生懸命奮闘された大臣に心から敬意を表する次第でございます。  さて、しかし、さまざまな報道やあるいは議員...全文を見る
○堀込委員 今大臣の答弁で、これは日米確認済みだ、こういうことでございますので、引き続きウルグアイ・ラウンドの中で私どもの立場を正々堂々主張していただきたいと思います。  そこで、この農相会議で山本大臣は唯一の輸入国として大変な御努力をされた、また正々堂々と論陣を張られた、こう...全文を見る
○堀込委員 ただいま御説明がございましたように、アメリカが国内農業保護をうたった九〇年農業法案を上院、下院で成立をさせた。そしてまた、ECはこの交渉のさなかに脱粉、バターなどの乳製品の輸出補助金を引き上げる、つまり各国とも厳しい交渉をやっているけれども、一方では自分の国の農業だけ...全文を見る
○堀込委員 そういうことで、大変力強い決意をいただきました。  もう一つだけ心配がございます。ドンケル・ガット事務局長が示したリストとオファーの問題であります。十月一日と十五日と迫っているわけでございますけれども、これは私どもとしては、米は当然でありますが、脱粉、でん粉、これに...全文を見る
○堀込委員 それでは、ガット関係の質問は以上にさせていただきまして、続いて、自主流通米の価格形成の場についてお伺いをいたしたいと思います。  これはこの場でも何度も取り上げられてまいりました。そしてまた、先日は理事懇でかなり具体的な議論もしてまいったところでございますので、私の...全文を見る
○堀込委員 運営委員会の構成についてただいま説明がありました。この第三者機関をつくっていくわけでございますが、従来、米は、検討会報告にもございましたように全農が九五%集荷して力を持っていた、そのよしあしの論議をこの委員会でもやったわけでありますが、しかしそういう力があったおかげで...全文を見る
○堀込委員 それでは、取引の回数についての考え方をお伺いします。  検討会報告では「定期的に相当な回数」、つまり月一回程度ということを表現しているわけです。しかし、年一作の米でありますから生産者にも安定した価格が必要でありますし、消費者にもまた主食という性格上安定した価格が必要...全文を見る
○堀込委員 四つの節目という話がございました。  次に、数量の問題を御質問いたします。  検討会報告で百万トン程度というふうになっているわけでございます。これは大変な量でございまして、先ごろの理事懇談会で長官の方から御説明がございましたのは、一万トン以上流通している銘柄で一定...全文を見る
○堀込委員 時間がなくなりましたので、あと箇条書き的に何点かちょっと簡潔に質問させていただきますので、答弁をいただきたいと思います。  一つは仮渡金問題です。今までは自主流通米の実勢価格に近いところで、取引価格に非常に近い値段で農家に仮渡金が払われてきた、こういうことがあるわけ...全文を見る
○堀込委員 終わります。
11月21日第119回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○堀込委員 それでは、何点か御質問申し上げます。  最初に、ただいま大原先生から御質問がございましておおむね大臣の姿勢もわかったわけでありますが、いずれにしても、ウルグアイ・ラウンド交渉もいよいよ大詰めを迎えたわけでございます。十二月三日から閣僚会議が開かれる、こういうことでご...全文を見る
○堀込委員 十二月三日から大変な局面を迎えるわけでございますが、御奮闘を期待したいと思います。  もう一点だけ大臣にお伺いをしたい点がございます。  林業、山の問題、特に国有林の問題でございますが、御存じのように八月二十四日に林政審の中間報告が出されたわけでございます。いよい...全文を見る
○堀込委員 それでは、もう一点だけ林野庁の方にお伺いをいたします。  実は、今大臣の答弁で非常に心強い答弁をいただきました。心を砕いておる様子もよくわかったわけであります。私の手元にも長野県の地元の方のほとんどの市町村長の皆さんから、実は森林・林業の活性化、あるいは国有林野事業...全文を見る
○堀込委員 重要な段階でございますので、ぜひ全力を挙げて取り組んでいただくことを要望します。  次に、食糧庁の方にお伺いをいたします。  自主流通米の価格形成機構が発足をして、第一回の取引が先ごろ東京と大阪で行われました。初入札の結果ほぼ順調であった、こういうふうに報道されて...全文を見る
○堀込委員 そこで、今度の入札で、例えば上質米、新潟のコシヒカリなどが五%上限に張りつきました。そして一方では、北海道のきらら三九七など三銘柄もやはり五%上限に張りついた、こういう結果がございます。つまり、上質米と比較的価格の低い米が人気を呼んだという結果が出ておるわけであります...全文を見る
○堀込委員 ぜひ努力をいただきたいと思うのです。  そこで、小売段階で消費者米価の問題を質問しておきたいのですが、例年ですと十二月に消費者米審が行われる、こういうことになります。この諮問案をそろそろつくられていると思うのですけれども、この間、生産者米価はここ数年で一〇%以上ずっ...全文を見る
○堀込委員 そういう答弁でちょっと了解できない点があるわけでありますけれども、やはり生産者の努力が一つは消費者に反映をされないと、日本の米の価格はいつまでも高いという批判がございます。  それから、今の集荷環境ですね。例えばことし政府米の集荷見通し、非常に昨年まで苦労されて、こ...全文を見る
○堀込委員 ぜひその点を勘案して、適切な消費者米価決定に向けて努力をいただきたいと思います。  それでは次に、税制、土地税制の見直しが行われているわけでございます。この関係についての質問に移らせていただきます。既に税制調査会の答申も出されておるわけでありまして、この考え方につい...全文を見る
○堀込委員 ちょっと私は見解が違いまして、都市サラリーマンの期待や希望があることも事実でございましょうけれども、都市計画上のいろいろな期待があることも事実でありましょうけれども、都市計画自体にもっとやはり農業者、農水省が発言をしながら、農業のある町づくりというようなことを強調すべ...全文を見る
○堀込委員 まとまった農地だとか生産緑地法の話が出たわけであります。しかし、農水省は御存じだと思うのですけれども、都市農業は非常に散らばった農地を集めて、そして何軒かの農地を借りたり、あるいは点在する農地を集めて一軒の農家が農業経営をしているというケースが非常にたくさんございます...全文を見る
○堀込委員 ぜひ努力をいただきたい、都市農家を守るために努力をいただきたいと思います。  そこで、建設省に伺いたいわけであります。  この都市計画なり都市政策の基本についてはいろいろ議論がございます。しかし、今の税制論議になっている土地の暴騰が、これは決して都市農業があったか...全文を見る
○堀込委員 今大体の考え方を出されました。しかし今、一種生産緑地一ヘクタール、二種〇・二ヘクタールの面積要件がございます。あるいは、第二種生産緑地につきましては、十年後一回に限って十年間の延長しか認められない、こういう問題がございます。さまざまな条件がつけられておりまして、農家が...全文を見る
○堀込委員 時間がありませんからあれですけれども、緑地空間という発想だけではなしに、やはりそこで農業で生活をし、営農をしている皆さんがいることをぜひ考慮しながら対応していただきたいと思います。  時間がありませんから、次に大蔵省にお伺いをいたします。  一つは、相続税の猶予制...全文を見る
○堀込委員 せっかく大蔵省に来ていただきましたのでもう一点だけ、新土地保有税の創設に関して考え方をお伺いをいたします。  事の是非については後ほど議論したいと思いますが、この税制、基本的に導入をするということで各方面へ今働きかけをしている、こういうことでありますが、時間がござい...全文を見る
○堀込委員 それでは農林水産省の方にお伺いいたします。  今建設省、大蔵省から説明のあったとおりでありまして、長期営農継続制度の問題、そしてまた相続税納税猶予制度が外される、もう大変都市農家の皆さんの負担が多くなるという大変な状況にあるわけであります。そこへ、今大蔵省から説明が...全文を見る
○堀込委員 今申し上げましたように具体的にもうたくさんの問題があって、しかも都市農業をやっている皆さんには三重苦、四重苦の問題が今かかりつつあるわけでありますから、ぜひこれは守るように対応いただきたいと思います。  それでは、時間がありませんので最後の質問に移ります。  先ほ...全文を見る
○堀込委員 時間が来たので、終わります。