堀込征雄

ほりごめいくお



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開催日 会議名 発言
02月14日第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○堀込委員 それでは、大臣から所信表明がございましたが、席を外されるようでございますので、どうぞ。  最初に林業問題から質問をさせていただきます。  特に今回の所信表明、林業の振興について強調されたわけであります。私は、特に国有林問題についてまず質問をさせていただきます。 ...全文を見る
○堀込委員 ただいま説明ありましたとおり、大変な決意で進まれるということになるわけであります。いずれにしても国有林野事業の再建という大変な課題を背負って、これから関係者が総力を挙げて取り組みを進める、こういうことになるわけでありますが、その際幾つかの点について留意をしなければなら...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういう方向で、話し合いを基調としながら林野庁一体の姿をつくってもらうように努力をいただきたいと思います。  先ほど大臣の所信表明の中で、農業については、担い手なり後継者対策の育成確保について大変強調された決意表明があったわけであります。林業もまたそういう意味で...全文を見る
○堀込委員 まあそういうことで、大変な事態になっていますが、ひとつぜひ精いっぱい頑張ってほしいと思いますし、また法案が出た段階でこの問題についてはいろいろ質疑をさせていただきたいというふうに思います。  それでは次に、米の問題について質問をさせていただきます。  一つは、平成...全文を見る
○堀込委員 今歯どめがかかっているのではないかというふうな答弁がございました。いずれにしても政府米の集荷は極めてピンチの状態に立たされているというふうに思うのです。このまま推移しますと、私は適正在庫と言われる百万トンという数字が極めてあやしくなるのではないか、下回る危険性があるの...全文を見る
○堀込委員 そういう答弁で、しかし私はこの自主流通米価格形成機構がひとり歩きすることによって、実は食管制度の枠内で発足をしたこの価格形成機構、今申し上げましたような価格の上下によって食管法の枠を超えてしまうような事態が発生するのではないかという点を大変危惧するわけであります。ある...全文を見る
○堀込委員 今答弁ございましたが、そうは申しましても、その自主米市場の動向が、これからだんだん生産農家はそのことを配慮をしながら生産をしなければならない。良質米志向あるいは売れる米をつくっていく、こういうことになるわけでありまして、だんだんこの市場の動向が生産段階まで縛ってくると...全文を見る
○堀込委員 そこで、もう一つ問題があるわけであります。  この自主流通米市場の開設に当たって政府がしきりに強調されたのは、米の流通の透明感を出すんだということを何度も言われました。確かに、入札の実施によってある程度卸の段階での透明度が出てきたというふうに表現できるかもしれません...全文を見る
○堀込委員 それでは、これまた事態の推移を見ながら、対応方法について改めてまた議論をさせていただきたいと思います。  続いて、土地税制の問題に入らせていただきます。昨年十一月の委員会で私も質問をしたわけでありますが、市街化区域内農地の問題でございます。  御存じのように、この...全文を見る
○堀込委員 そこで、生産緑地法が今回建設省の方から提案をされて法改正がされる、こういうことになっているわけであります。建設省所管だからといって農水省に手を引かれてしまっては困ると思います。どうしても農家を守るという立場で、この法案についても積極的な応援をしてもらわなければいけない...全文を見る
○堀込委員 そこでお伺いいたします。あらかじめ建設省の方へ積極的に働きかけておいてほしい、こういう立場からお伺いをするわけであります。  建設省の今度の生産緑地法に対する考え方は、従来の第一種生産緑地、第二種生産緑地の面積要件、それぞれ一ヘクタール以上、〇・二ヘクタール以上、こ...全文を見る
○堀込委員 今の最後の点は、私は納得できない点でございまして、今現にやっている農家があるわけですから、追い出して、どこかに行って農業やれというやり方はいかがかと思うのですよ。これはぜひ検討してほしいと思います。  もう一つ、この法律の施行に当たってぜひ農水省に努力していただきた...全文を見る
○堀込委員 予算委員会が延びていまして大臣がおいでになりませんが、次官がいらっしゃるのでガット問題について質問させていただきます。  けさ以来、新ラウンドの交渉経過、見通しなどについてそれぞれ説明がございました。私は、いろいろな議論がありますけれども、どうもアメリカの態度につい...全文を見る
○堀込委員 そこで、もう一点ガットの問題について質問させていただきます。  私ども非常に不安に思うのは、仮にアメリカ、ECの妥協が成立をする、お互いの輸出補助金が何とかなるというような事態になってくる、あるいはアメリカのウエーバー条項も一定の結論が出てくるという事態になった場合...全文を見る
○堀込委員 そういうことで、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  時間が来たのですけれども、私、一つだけどうしてもきょうの大臣の所信表明について議論をし、質問をしておきたい事項がございますので、お許しをいただきたいと思います。  午前中、日野委員から構造政策問題に触れました...全文を見る
○堀込委員 終わります。
03月07日第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○堀込委員 私は、特は国有林野事業改善特別措置法の方から主として質問をさせていただきます。  この再建問題につきましては、既に本会議やあるいは予算委員会等でも議論をされてまいりましたし、そして林政審議会の議論を経て、その間、労使協議などもあった。そして林野庁内部でもさまざまな努...全文を見る
○堀込委員 今、土地、林野それぞれについて考え方が出されたわけであります。それにしても、二十年間で一兆二千億円という大変な資産を売却して収入にしなければならない、こういう状況があるわけであります。しかし、これからいろいろ環境問題が起きてくる。さまざまな開発規制の動きも例えば林野の...全文を見る
○堀込委員 今答弁を聞きまして、林野、土地の売り払い収入というものはこれから非常に大きな比重を占めるわけですが、今のところ、確かな価格でこういう土地を予定しているのだという確かなものはない。ある意味では、そういうものを予定をして、努力目標にしてこれから処分をしていくんだ、こういう...全文を見る
○堀込委員 その点、先ほど大臣の決意もございましたので、一層努力をいただきたいと思います。  いずれにしても、累積債務が二兆三千億あるわけです。ちょっと私、わかりにくいので質問をさせていただきたいのですけれども、これが計画どおりいったとしますが、経常収支の方も実は改めて一千億円...全文を見る
○堀込委員 ちょっと明確でないので、いずれにしても現在の債務は二兆三千億ある、累積債務処理のために借入金を充てながらやっていく、あるいは借りかえたりいろいろしていくわけですから、そこにまた利息が生まれる、こうなりますね。私、単純に計算しますと、そういうものを含めて返す額というのは...全文を見る
○堀込委員 努力、決意は結構でありますけれども、現実の数字が私はそうなっているというふうに思うので、国有林野事業、これは民間会社じゃありませんから、普通なら管財人を置いて、だれかが債権処理をやるということになるわけであります。もし私が管財人であれば、そういう状態だということを明確...全文を見る
○堀込委員 午後にいたします。
○堀込委員 午前中、累積債務処理の方法、それから経常事業部門の業務収入の関連についてお伺いいたしました。  そこで、午前中石橋委員からも、分収育林とかその他の収入などもさらに努力をしてもらわなければならぬ、こういうことを申し上げましたので、経常事業部門の収入、自己収入の方でござ...全文を見る
○堀込委員 今答弁がございまして、いろいろ合理化を進める、事務部門、事業部門両方進める、こういうことでございますね。例えば機械化を進める、OA化を進める、事務部門は結構であります。あるいは事業部門では請負化を進める、こういうことになるわけであります。そうしたことで業務収入の約二千...全文を見る
○堀込委員 それでは要員問題についてお尋ねをいたします。  昭和五十三年に六万五千人あった要員規模が現在三万四千人、そしてこれを平成五年度末に二万人にする、こうなっているわけですね。これはどう見ても財政再建の考え方だけがどうも先行している、そのことが先に来ているのではないかとい...全文を見る
○堀込委員 事業収入の確保のできるところは人は減らさない、そうでないところで人を減らして何とか二万人に持っていく、今こういう答弁だったと思います。  そこで、今ちょっとよくわからないのですけれども、今の要員について別の角度からもう少し伺いたいと思います。  林野庁の年齢構成を...全文を見る
○堀込委員 それは、高年齢層に偏っていることはわかるけれども、この改善計画でいって二万人にすると言っているのでしょう。そしてそのために、平成五年に二万人にするんだ、それまでは退職勧奨をやってまでやっていくということを林野庁は言っているのだけれども、そんなことをしなくても十年後には...全文を見る
○堀込委員 今三万四千人で事業をやっている、二万人にする、なおかつ二千五百億円の事業収入を確保していく、その答弁については、事業収入に直接かかわっている人は減らさないんだ、そして二万人にするんだ、こう言うんですね。これは可能かどうかという疑問を私は一つ持つんですよ。  もう一つ...全文を見る
○堀込委員 確かに平成五年に二万人にすると、自然にはなりませんね。しかし、平成六年、七年、そう遠くない将来に、退職金を上積みして退職勧奨をやらなくても自然になっていくわけですね。むしろその先はどんどん減っていってしまう。大変な事態になっているんですよ。だから、問題の根源的解決は、...全文を見る
○堀込委員 説明は必ずしも納得する中身ではないのでありますが、いずれにしても経常収支の収支の方も新たな借入金がさらに債務を呼んでいくというような状況があるわけでありまして、しかしこの借金を経常事業部門に入れたことによって、ある程度人員を削減したり、事業収入はそうかといって現行を確...全文を見る
○堀込委員 時間が来たので、終わります。
03月11日第120回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○堀込分科員 それでは私は、中小企業対策、とりわけ通産行政の中の同和対策事業について質問させていただきます。  現行の地対財特法の期限切れが来年三月三十一日に迫っているわけであります。総務庁を中心にしながら、地域改善対策協議会、地対協も一年半ぶりに再開をされてきた。法期限後の対...全文を見る
○堀込分科員 今認識が示されました。確かにそういうことで三千億円強の投資、それから実態把握をされながらいろいろな努力をされてきたという点は私ども認めるわけであります。しかし、今までの事業は、設備近代化資金等の貸し付け等によって企業の共同化だとか協業化だとか、通産行政としてはそうい...全文を見る
○堀込分科員 もう一つ、同対審答申が出されて全国的にいろいろな事業をやられてきたわけでありますが、約一千地区に上ると言われています事業の未実施地区があるわけですね。私も群馬県で一カ所見せていただいたことがありますけれども、当時のままの姿で非常に悲惨な状態をとどめているところがある...全文を見る
○堀込分科員 そういうことで今特に未指定地区の問題は認識が示されたわけでありますけれども、そういう実態が全国に現にある、しかもその判決も出ているという中では、やはりこの同対審 答申の趣旨からいってもきちっとした対策が講じられていかなければならない、私はこういうふうに思いますし、...全文を見る
○堀込分科員 そこで私は、今通産省の認識を示されてきましたが、きょう主として同和対策事業の質問をしているわけであります。私は、この問題はこれからの日本の政治のあり方にかかわる問題だというふうに思うわけであります。つまり日本の経済、これは海部総理も何度も今度の国会で演説をしています...全文を見る
○堀込分科員 大臣から大変力強い答弁をいただいて意を強くしているわけです。  そこで、もう一点だけ。  今まで通産省として、四十年の例の同対審の答申に基づいていろいろな施策を講じられてまいりました。特に四十一年から、先ほど答弁ありましたように経営指導員だとかそういうものを置き...全文を見る
○堀込分科員 時間が来ましたので、最後の質問をさせていただきます。  今まで質問してまいりましたけれども、非常に同和行政進めてこられた、しかしまだまだ残事業もある。特にこの未指定地区などという大きな困難な問題がまだ残っている。こうした実情を踏まえると、現行法の期限切れになる三月...全文を見る
○堀込分科員 終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第3号
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○堀込分科員 私もこれから、特に長野県の問題について質問させていただきますが、その前に建設省、国民生活に密着をした大変有益な事業、大切な事業を今まで進めてこられた。道路にしろ治山治水にしろそのほかの事業にしろ、特に国民生活に密着をしているわけでありまして、大変努力をされてこられた...全文を見る
○堀込分科員 そこで、そうは申しましても全国至るところ問題が起きていることも事実でございまして、例えば代表的には長良川河口せき問題などがあるわけであります。建設省として、治水あるいは利水両面からどうしても必要だという立場をおとりになっていまして、これに対して反対運動もあるというの...全文を見る
○堀込分科員 そこで私の主題、きょうは長野県の千曲川上流ダム計画について御質問させていただきます。  このダム計画は、建設省北陸地方建設局の千曲川工事事務所が担当されているというふうに思います。そこでパンフレットも出して、計画の概要は大体わかるわけでありますが、そこでこの千曲川...全文を見る
○堀込分科員 ただいま説明ありまして、建設省側の論理といいますかあるいは地元の下流の方の論理といいますか、治水、利水両面から必要だという御説明ございましたし、関係市町村あるいは県からも要望が出ている、だからということでございます。しかし、このダムは相当前から関係方面で検討されてい...全文を見る
○堀込分科員 今答弁ございましたように、計画の段階で広瀬ダムはつぶれた。答弁の中にもありましたが、昭和四十二年建設省が計画をする三年前に、つまり昭和三十九年にももう一つのダム計画があった。東京都水道局を中心にしながら構想されて、当時の新聞を見ますと、東京電力と電源開発公社を主体と...全文を見る
○堀込分科員 しかし地元の皆さんは、先ほど申し上げましたように三十九年、四十二年とそういう経過がございました。それで、いろいろ建設省は説明をされていますけれども、しかしうまいこと言ってまたダムをつくって、東京へ実際は水を持っていくのではないか、こういう疑念がまだ消えないわけですね...全文を見る
○堀込分科員 今五十七年九月の例を出して、かなり洪水調整能力があるという答弁がございました。これは雨の降り方、あるいは集中豪雨の降り方ですね。例えばあの条件と違う地籍に降ったりして、いろいろなケースが出ると思うので、あるいは風向きとかいろいろな自然条件はあると思うのです。そういう...全文を見る
○堀込分科員 時間が参りましたので、最後に、先ほど答弁ございましたが、六十年度予算で一たん一億円の予算、調査費をつけた、しかし関係市町村の予算取り下げ要求なんかもあって、実質上取り下げをした経過がある。その後、先ほど答弁ございましたように、村と市あるいは県を含めて十八回も真摯な話...全文を見る
○堀込分科員 時間ですので、終わります。
03月19日第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○堀込委員 それでは、まず、午前中の議論もございましたが、二十二日からワシントンで日米協議が開かれる乳製品の情勢からお尋ねをいたします。  私どもとすれば、八八年二月のガット理事会における十二品目問題のクロ裁定があった、これについては日本としては不服である、こういう立場でいるわ...全文を見る
○堀込委員 そこで、対するアメリカ側の対応でございますけれども、アメリカ自身さまざまな国境保護措置をとっておるわけですね。しかも非常に多品目にわたっている。例えば食肉については食肉輸入法で規制をしているという事実がありますし、酪農品を見ますとウエーバー品目ということで、しかもクォ...全文を見る
○堀込委員 そういうことで、私ども、どう見てもアメリカの主張というのは理解できないわけであります。  そこで、ちょっと話を先へ進めますけれども、我が国が昨年のガット交渉の中でオファーリストを提出しているわけであります。この中で牛乳・乳製品に関しましては、八六年を基点にして十年間...全文を見る
○堀込委員 そうしますと、九〇年から九六年までに八・六%削減を一応オファーリストとして提出しているけれども、それは現在交渉中であって、とりあえずことしの保証価格については生産費その他の経済事情をしんしゃくして決める、こういう立場であることを今確認をいただきました。  そこで、加...全文を見る
○堀込委員 午前中、鉢呂議員から御質問しましたように、畜産振興審議会の意見を聞いて決める、こう今答弁がございましたように、十五日の審議会に出した畜産局長報告ですね。これも、例えば一ページは、去年の報告に比べると、本年四月に実施される牛肉輸入枠が、去年のものは「来年」になっていただ...全文を見る
○堀込委員 長期的に見れば収益は好調に推移している、だから報告に書いたんだ、こういうことですが、やはり審議会に局長報告をやるわけでありますから、しかし直近はこうなっていますよ、一頭当たりの乳量もそうふえていませんし、酪農経営の困難な面も出ていますよということをきちんとやってもらわ...全文を見る
○堀込委員 それでは牛肉の関係に移ります。  四月から自由化を控えてさまざまな危惧を生産者の方も持っているわけであります。畜安法三条に基づく安定価格が決められるという時期になっておるわけであります。  枝肉価格が六月以降かなり下がっているという事情もございますし、あるいは飼料...全文を見る
○堀込委員 適正に決定されることは結構であります。  ちょっと具体的な質問に入ります。  肉用子牛の保証基準価格と合理化目標価格でありますが、特に自由化初年度ということで、農家の生産意欲を高めながらこの肉用牛の生産振興を図っていかなければならない、そういう観点から決めていかな...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういうことで対策をお進めいただきたいと思います。  豚肉の関係でございますが、一点御質問させていただきます。  この価格安定制度は、畜産振興事業団の需給操作等を通じてやっているということです。それで、御存じのように畜産物の価格安定等に関する法律、つまり畜安法...全文を見る
○堀込委員 季節変動とかいろいろあるでしょうけれども、やはりこれは、事業団、農水省の方では価格が下がっても様子見をしていたというふうに思うのですね、また上がるだろうとか。やはりそういうことではせっかくの制度が生産者の期待するものにならないというわけでございますから、三カ月ぐらい様...全文を見る
○堀込委員 そうしますと、四百六十八件の検査が行われた、そのほか農薬等の三十二件の調査が行われたということであります。つまり、大部分は、これは相手国の検査証明書で実際には輸入が行われている、つまり無検査で出回っている、こういう実態ですね。  そうしますと、輸入牛肉の安全性という...全文を見る
○堀込委員 今、五項目の農薬をモニタリングによって検査をしている、こういうことであります。  私は、この残留農薬の発がん性という問題については、現にそのアメリカの報告もございまして、やはり何らかの対策を講じるべきだというふうに思います。現実に、消費者は毎日スーパーや肉屋さんから...全文を見る
○堀込委員 ぜひ、こういうものは問題が起きたから対応するのではなしに、ひとつ今から、いろいろなデータも出ているわけでありますので、前向きに対応いただきたいと思います。  それで、養蚕関係について質問させていただきます。  まず、最近の生糸の需給について、あるいは生産、輸入、消...全文を見る
○堀込委員 もう少し農水省としての認識の評価をいただきたいわけでありますが、在庫水準の二万六千というのは適切だということでしょうか。  それから、今の上位価格と基準価格の間にあって、しかも大体一万三千円ちょっと上のところで推移している、これについては農水省としてはほぼ適切な水準...全文を見る
○堀込委員 そこで、まず、生糸に関する輸入問題でございます。  最大の輸入先は中国であるわけでありますが、中国の生糸は非常に生産振興があって、今極めて生産量があるという状況にございます。しかし、中国はガット未加盟国でございますので、二国問交渉でこれは詰めるということになると思う...全文を見る
○堀込委員 そこで、中国のほかに北朝鮮、ブラジル、こういう生糸輸出国があるわけでございますが、これらにつきましても何らかの形で交渉しながら輸入抑制をしないと国内需給のバランスが崩れてくる、こういう問題がございます。そういう意味で、ぜひ中国とあわせてこれらの国との交渉についても適切...全文を見る
○堀込委員 そこで、繭糸の価格についてお尋ねをいたします。  先ほど、糸価はおおむね安定した水準にある、農水省からいえば望ましい価格帯の中に安定している、こういう認識が示されました。しかし、繭の生産費調査では三千六百十一円、うち物財費が千二百二十七円、こうなっています。そして、...全文を見る
○堀込委員 今認識が示されまして、大体、選ばれた優秀農家はこれから一生懸命、農水省としても努力をして、技術革新をしたり低コスト養蚕をやっていこうという気持ちはわかるのです。しかし大部分の、規模が小さい、機械化が進まない、高齢化が進んでいる、こういう養蚕農家は全国にまだ五万二千戸ぐ...全文を見る
○堀込委員 最後に、政務次官、ぜひ要望しておきます。  肉も乳価もそして繭糸も価格が決まっていくわけでありますが、政策価格、最近非常に生産性向上とか農水省言われますけれども、政治としてこういう規模に焦点を当てて、こういう農家はこういうふうにやっていくということを、やはり農家自身...全文を見る
04月09日第120回国会 衆議院 建設委員会 第7号
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○堀込委員 まず、基本的な点をお伺いいたします。今度の法案は、税制改革全体の議論の中で、地価税法案、今提案されていますけれども、そういうものとの絡みで出されてきた、そういう意味から、まず大臣に土地住宅政策の基本についてお伺いをするわけであります。  昨年末、総合雑誌「世界」の十...全文を見る
○堀込委員 もう一点、今の答弁でおおよそ言い尽くされているわけでありますけれども、やはり同じ「世界」の中で、大臣、今も御答弁ございましたが、自治体こそが町づくりの主体で、自治体が住民合意の上で計画的に宅地化を進める方策を考えるべきだ、こういうこともおっしゃっているわけであります。...全文を見る
○堀込委員 もう一点基本的なことをお尋ねしておきますが、今度のこの法案の改正で、農地を都市計画上明確に位置づけた、これは初めてなわけでありまして、その適正な保全を国及び地方公共団体に義務づけた、こういうことは大変前進だというふうに評価をするわけであります。ただ、農家側から見ますと...全文を見る
○堀込委員 そこで、今答弁でいみじくも面積要件の五百平米の問題が出されたわけであります。今の答弁で、五百平米以下の土地であるけれども営農継続を希望する農家への対応については、市町村や農業委員会などと相談をしながら対応する、そういうことで、ある程度私どもも了解をできるわけであります...全文を見る
○堀込委員 しかし、そうはおっしゃいますけれども、例えば都市計画法三十三条の開発許可基準に関連する建設省令、五ヘクタール以上の開発行為の場合一カ所三百平米以上ということもございますし、いろいろ考えますと、今の答弁、けさ以来聞いておりまして、いろいろ議論はあったけれどもまあ五百平米...全文を見る
○堀込委員 ちょっと答弁が、さっき小川議員も質問しましたけれども、弾力的運用という表現を使うとそれはきちっといかないという面で今の答弁はわかりますけれども、現実に五百平米以下の農地を合わせて例えば専業農家で一定の営農をしているという農家はあるわけですね。これは、さっき私申し上げま...全文を見る
○堀込委員 まあ法律でそういうふうに定義をしているわけですから、答弁はそういうことだと思うのです。しかし、先ほど申し上げましたように、現実に何筆か合わせて、四百平米の土地も二筆ぐらい持って営農しているという農家が中にはあるわけでありますから。これは、先ほどの答弁ですと、ほかに土地...全文を見る
○堀込委員 そこで、今度の法案で新たに買い取り申し出のできる事由に、当該農林漁業に一定割合以上従事している者の死亡等の場合を加える、こういうことになっておるわけでございます。それはそれで私は一つの考え方だろうというふうに思うし、加えてもらわなければ困るわけでありますが、もう一つ、...全文を見る
○堀込委員 よく、この法の運用に当たってその辺は政省令までに検討をしてやっていただきたいと思います。  あと、時間が来ましたので要望だけ申し上げておきますが、今度の税制改正で長期営農継続制度、それから相続税納税猶予制度が廃止されて、生産緑地法の指定以外の農地は宅地並み課税、こう...全文を見る
04月24日第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○堀込委員 私は、まず、今まで長年にわたって進めてきました土地改良事業の反省といいますか、総括の視点の認識、その点からお伺いをいたします。  今度の提案理由の説明にございますように、土地改良事業が農業生産性の向上だとかあるいは農業構造の改善に大きな役割を果たしてきた、これは衆目...全文を見る
○堀込委員 そういうことで指導はあるのでしょうけれども、実際にはなかなかそうなっていないので、もう少し日ごろのそういう協議会などを通じた人的交流などを含めた、あるいは頻度のある話し合いなどをぜひ指導してほしいと思います。  もう一点、土地改良事業の総括という意味でお伺いをいたし...全文を見る
○堀込委員 午前中来の議論で考え方はわかるわけです。しかし、例えば徳島県の吉野川、ここでは各町村非常に苦しんでいるわけですね。今度の法案でも市町村負担の明確化、こういうことを言っているわけでありますが、ここでは既に大きな問題になって、例えば吉野町では未給水地区へ町の一般財源から補...全文を見る
○堀込委員 そういうことで、私は、土地改良事業は今大きな転換点を迎えていると思いますから、生産の問題、負担金の問題、そういった問題を、ぜひ今までの土地改良事業、長年のものを総括していただいて、やはり欠点は直すという方向で新しい事業展開をしていただきたいと思うのです。  次に、事...全文を見る
○堀込委員 ちょっと角度を変えさせてもらいますが、そういうニーズにこたえた事業をやっていくということになりますけれども、公共事業予算はしっかり土地改良事業に配分をいただかないとできないわけであります。平成二年度まで農業農村整備事業のシェアは、総体の公共事業予算の中で大体一四・一%...全文を見る
○堀込委員 大臣の決意を伺って気を強くするわけであります。いずれにしても、公共投資計画があって、これは日米経済構造協議があるまでもなくこれから生活関連を重視していく、こういう時代になるだろうというふうに思います。  その意味で私はきょうちょっと質問したいのは、そうしたらその生活...全文を見る
○堀込委員 大変心強い答弁をいただいたわけであります。私は、今回の土地改良法の改正、非常に参考になるのは、さっきも佐々木議員から出されましたけれども、実は西ドイツの農地整備法が大変参考になるのではないか。  西ドイツではやはり、一九七五年に、今の私どもの土地改良法のような農業生...全文を見る
○堀込委員 こだわって恐縮でございますけれども、現行の法律で圃場整備から排水改良までできる、あるいは集落排水から道路、何でもできるという法律になっている。ところが、今大臣から見解をお聞きしたから結構でございますけれども、この法律自体はどうしても事業法であり団体法だ、こういう制約が...全文を見る
○堀込委員 もうその答弁で結構でございますが、ちょっとだけお聞きをしておきたいことがあります。つまり、今もございましたが、いわばそういう発想でそういう議論がかなり古くから農水省内部でもなされてきたと思うのです。  こだわって質問しますけれども、五十八年九月十四日付で農村計画制度...全文を見る
○堀込委員 そういうことで、大臣からもお話がございましたように、せっかくすばらしい研究会報告が出ているわけでありますから、それは今いろいろな法律で対応したとおっしゃいますけれども、実はあの報告に出ている総体の思想というのは具体化されていないと思うので、ぜひ省を挙げてこういうものに...全文を見る
○堀込委員 できれば職員の事務費補助などについても検討いただきながら、これから土地改良区の人材確保の面で少しくやはり考える必要があるのではないか、こういうふうに思います。  次に、先ほども質問がございましたけれども、中山間地域の土地改良事業、大変今小規模のものが進んでおる。これ...全文を見る
○堀込委員 それでは最後に、先ほどもちょっと申し上げましたが、この土地改良事業、将来は恐らく農村全体のソフト面をどうするか、農村づくりをどうするか、しかもそれはコンクリート農法ではない新しい心和むような農村をつくっていくかということになっていくであろう、こういうふうに思うのです。...全文を見る
○堀込委員 終わります。
○堀込委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党及び進歩民主連合を代表いたしまして、土地改良法等の一部を改正する法律案の政府原案に賛成し、日本共産党から提出された土地改良施設の更新事業の実施手続の整備等に係る改正規定を削除する等の修正案に反対の立場から...全文を見る
07月04日第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○堀込委員 私は、けさ行われました諮問米価を中心にお尋ねをしてまいります。  けさ六十キロ当たり一万六千三百九十二円、前年比百八円下げろと諮問がなされました。ことしの農林省の生産費調査によりますと、十アール当たりの第二次生産費は十七万四千八百九十一円、前年比〇・八%増、六十キロ...全文を見る
○堀込委員 今の説明で、生産性向上分はある程度消費者の理解を得られるように消費者にも配分をしていかなければいけない、こういう答弁でありました。  今、米価水準、御存じのとおり、よく五十一年水準だ、こう言われております。政府米価が一番高かったのは昭和五十九年から六十一年、実に一万...全文を見る
○堀込委員 どうも私の質問をよく御理解いただいてないと思うのです。ちょっと後でまた触れますから、再質問させてもらいます。  そこで、一万六千三百九十二円、百八円下げた。この水準は、午前中も答弁がございましたが、農水省の今度の生産費調査の階層別のデータによると、四ヘクタールから五...全文を見る
○堀込委員 そこで、生産費以下の農家はこれから構造政策やいろいろで対応を考えている、こういう答弁であります。今度の算定方式は、全国九ブロックの平均生産費以下の農家を対象として、今次長から答弁があったとおりであります。これによって対象農家四三%をカバーし、販売数量で五六%カバーして...全文を見る
○堀込委員 理解と納得の得られる努力をしていく、こういうことでありますからやってもらいたいのですけれども、これはやはり米価の算定方式を変えるといいますか、見直さなければならない時期に来ているのではないか。算定方式は、農林省の、食糧庁の皆さんは専門家でありますからもう御存じでありま...全文を見る
○堀込委員 そのときどきの経済事情を考慮して適切に決められてきたというふうにおっしゃいますが、私が先ほど申し上げましたように、これはもうどう見ても数字のつじつま合わせをやってきたのですよ。ですから、これはここへ来てまたあれでしょう、全国九ブロックの平均生産費以下の農家を対象にする...全文を見る
○堀込委員 政府米の減少に歯どめがかかったという認識がありましたけれども、これは私はちょっと認識違うんですね。必死になって食糧庁がおやりになったけれども、最後この十万トンを自主流通米から回したりして、やはり何とか政府米の不足をしのいだというのが実績じゃないでしょうか。  つまり...全文を見る
○堀込委員 時間がありませんから簡潔に申し上げますが、農家消費がふえているということはないのですよ。農家人口は減っていますし、それから、農家の消費量も減っているのですよ。これはどう見ても自由米がふえているのです。そうじゃありませんか。今、自由米の流通が、堂々と取引をされて、そのこ...全文を見る
○堀込委員 いずれにしてもそういう実態になっていますので、真剣な対応をお願いしたい。価格政策、算定値、米穀政策はいろいろな歴史的な曲がり角に来ていると思うのですね。真剣に取り組んでいただきたいということをお願いして、時間が来ましたので質問を終わります。
09月25日第121回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○堀込委員 私は、きょうは今度のにせコシヒカリ事件を中心にお尋ねをしてまいりたいと思います。  そこで、まず警察庁の方へ捜査状況についてお尋ねをさせていただきます。  九月十九日に新潟県警の捜査本部が、米袋を偽造した長野県上田市の飯塚米穀の飯塚社長ら四人を逮捕し、二十一日に新...全文を見る
○堀込委員 その飯塚米穀のにせ米の流通でございますが、これは報道によりますと、第一段階は、五、六年前から既に新潟県内で農家や農協などから使用済みの空き袋を利用して、収集をして、違う米を入れて販売をしていた、そういう時期があった。第二段階では、六十キログラムの麻袋のにせ票せん、米穀...全文を見る
○堀込委員 そこで、捜査が進行しているということでありますから、当然拡大をしているというふうに解釈をするわけでありますが、山種商事の関連でございますが、アサヒ通商を通じて飯塚米穀からにせ米を購入し、そして山種産業を通じて東京、埼玉の小売店に売却をされた、こうなっているわけでありま...全文を見る
○堀込委員 もう一点だけ警察庁にお尋ねをいたします。  そこで、これからのポイントでありますけれども、新潟県塩沢町農協が紙袋の出荷を行ってなくてフレコン袋だけで行っていた、こういうことは業界の常識になっておりまして、アサヒ通商、山種ルートの偽造米袋が流れているわけでありますが、...全文を見る
○堀込委員 そこで、これは消費者からもぜひ明らかにしてほしいという世論があるわけでありまして、全容解明に御努力をいただきたいというふうに思います。  そこで、食糧庁の方へお尋ねを申し上げます。一つは、にせ米に関連をしているという問題がございます。第二点目は、この不正規流通米をど...全文を見る
○堀込委員 そこで、新潟食糧事務所が刑法上の有印公文書偽造、同行使で告発をしたわけであります。あるいは塩沢町農協そのほかのところでも私文書偽造、行使あるいは不正競争防止法違反で告訴がされているわけであります。  私が不審に思いますのは、にもかかわらず食糧庁がなぜ食管法違反で告訴...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういうことで、実態の解明を進めてほしいと思います。  実は私も今度の事件、いろいろな調査をしたのですが、米の流通というのはこんなに複雑になっているのか、大変不正規流通が横行しているのかということで実はびっくりいたしました。例えば不正規の流通で、新潟県の十日町農...全文を見る
○堀込委員 そこで、もう一点問題は、米穀の管理計画の問題があるというふうに私は思うのです。  この基本計画、「米穀の管理に関する基本計画」ですね、平成三年産米は、政府管理計画としては六百六十三万トン、政府米が二百十万トンで、自主流通米が四百五十三万トン、生産数量九百八十五万トン...全文を見る
○堀込委員 時間が来ましたので、最後に大臣、一言でございますが、今、大臣の新潟と私の長野を主舞台にしながら、にせ米事件はやはり徹底追及するということを、それから第二に、不正規流通は食管法に即して正していくことが必要だと思いますが、今後の米の流通、食管法の問題について大臣の決意をお...全文を見る
○堀込委員 終わります。
11月22日第122回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○堀込委員 けさ以来いろいろ議論されてきて、私も答弁をずっと聞かせていただきました。それから新聞報道もいろいろなされているという中でありますが、どうもまだ交渉の現状、実態というのが明確にといいますかしっかり私どもとしても把握できない点がありますので、先に交渉の現状についてもう少し...全文を見る
○堀込委員 一般的な答弁でございまして、輸出補助金の出されているペーパーのベースについて後でお尋ねいたしますが、今の答弁でほぼ例外なき関税化が含まれ、そういうものをたたき台にしながら議論をされている、こういうふうに理解をせざるを得ないというふうに思いますが、一応再確認したいのです...全文を見る
○堀込委員 なかなか言いにくいことはわかりますけれども、いずれにしても、今私ども日本の立場からそういう問題が総合的に議論されるべきだという答弁だというふうに受けとめざるを得ないわけですね。しかし、今の状況としては、午前中以来のいろいろな答弁をお聞きして、今の非公式会談ではどうやら...全文を見る
○堀込委員 もう少しお尋ねをいたします。  その中で、アメリカのスーパー二〇一条についての交渉の問題でありますが、一応けさなどの新聞によりますと、スーパー三〇一条の復活法案がアメリカ下院商業委員会を通過したという報道があるわけでございまして、今自由貿易のルールを決めるガット交渉...全文を見る
○堀込委員 そういうことで、いずれにしても、世界の最大の大国であるアメリカがリーダー役を果たしながら、ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉をやっている。にもかかわらず、そのアメリカ自身がこのスーパー二〇一条復活法案を今、国会で審議をしているというような異常な事態にあることでありますか...全文を見る
○堀込委員 ちょっと再確認をさせていただきますが、そのときアメリカ・ECのトップ会談で、農業交渉分野で国境措置は関税化をし、六年間で三五%削減をするのだという報道がなされましたが、これは私が常識的に考えましても、トップ会談でそういう数字を議論をし、まとめるということにはならぬだろ...全文を見る
○堀込委員 大体、交渉の現状、いろいろな情報が錯綜しているわけで、いろいろな場面で交渉が展開をされているから無理もない点もあるかと思いますが、およそわかってきたというふうに思います。いろいろな情勢を総合しますと、かなりアメリカ、ECの接近が図られでいるということで、かなり私どもも...全文を見る
○堀込委員 もう少し背景についてお尋ねをしたいわけでありますが、今そういう情勢、昨年末にまとまらなかった交渉がここへ来てかなり急速に進展しつつある。これを考えますと、まあECはECなりに来年統合だとか、アメリカは大統領選挙を控えておるとか、そういう国内情勢が一つはある。もう一つは...全文を見る
○堀込委員 それでは輸出補助金について御質問いたします。  アメリカの輸出補助金、これは輸出奨励計画、EEPと言われるもの、それから特定輸出助成計画、TEAPというようなものでかなり膨大な額が支出されている。ECも輸出払戻金等々大変な輸出補助金を支出しているわけであります。午前...全文を見る
○堀込委員 今答弁ありましたように、しかも輸出補助金というのは今アメリカ、ECで行っている。特にアメリカの制度は特定の国、地域をねらい撃ちできるようなそういう輸出補助金の制度になっているわけでありまして、これを三〇%削減というようなあいまいなことでまとめられるということについては...全文を見る
○堀込委員 確認をいたしますが、アメリカの提案している輸出補助金、合意をされたという報道をされています輸出補助金、八六年―八八年を基準年にして、五年間で三〇%減らしていくという輸出補助金の、アメリカ、ECで五年間で三〇%減らすという案が仮に合意をしていたとすれば、アメリカの輸出補...全文を見る
○堀込委員 そこで、輸出補助金問題をもう一つ整理をしておきたいのでありますが、つまりアメリカは、ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉が始まった八六年から輸出補助金を削減するんだ、そしてそのために今日本などは米を自由化しろ、国境措置については関税化しろ、こう言っているわけでありますが、...全文を見る
○堀込委員 今の答弁で明らかになってきたというふうに思います。つまり、アメリカ、ECとも輸出補助金、ある程度減らそうという、まだ余り接近していないという今の答弁もございましたけれども、しかしその基準年のとり方、あるいは額、量の減らし方、あるいは補助単価ではやらないというようなとこ...全文を見る
○堀込委員 そこで、ウエーバー品目の中にいろいろな品目があるわけでありますが、日本の現在の米のいろいろな製品輸入だとか、そういう五万トン前後の日本の米の輸入量よりも低い品目がアメリカにもECにもたくさんございます。例えば落花生などについては日本にもかつて随分自由化をアメリカ自身迫...全文を見る
○堀込委員 国境措置については、そういうことで非常に私どもとしてもアメリカ事情、EC事情を考えると理解のできない主張がなされているというふうに思わざるを得ないわけであります。  それと、ミニマムアクセス部分で、例えば今度一部報道で合意をされたとするミニマムアクセス部分の関税相当...全文を見る
○堀込委員 それでは国内支持について一、二お伺いをいたします。  要するに今まで輸出補助金でも国境措置問題でも何かこう一方的に、私どもが見る限り自分だけ都合のいい提案をされ、もし伝えられるような合意があるとすれば、非常にそういう一方的なアメリカ、ECの大国による都合のよい合意が...全文を見る
○堀込委員 そこで、この日本の米、麦それから牛肉や加工原料乳の不足払い制度ですね、これは黄色になるのか青になるのかという問題があるわけでありますが、どういう態度で今交渉に当たってますでしょうか。
○堀込委員 そういう意味で実際にはAMSでやる、こういうことでありますが、水田にかかわる転作奨励金あるいは自主流通米の助成金などなどもこれは議論になるというところだろうというふうに思いますが、そういうものをひっくるめて全体でこういう削減を議論していく、こういうことになるというふう...全文を見る
○堀込委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  それからもう一点だけ。ガット十一条二項(C)の強化を主張しているわけでありまして、アメリカはこれは廃止を主張している。しかし、実際に擬装乳製品が入ったり、いろいろな問題が出ているわけであります。この点について、現段階の交渉、そ...全文を見る
○堀込委員 生乳が入らなくてもほかの加工でいろいろ入ったり、擬装乳製品がいろいろ入ったりというような状況がございます。ぜひこの点は明確化するように交渉の中で頑張っていただきたいというふうに思います。  そこで、午前中以来いろいろな議論がございました。自由貿易体制、ガット体制、こ...全文を見る
○堀込委員 そういうことで頑張っていただいていることはよくわかるのです。しかし、いろいろな発言が出ていますし、私ども心配をするのはそういうことでありまして、国会決議も三回行われている。しかも五十九年の七月二十日の衆議院本会議、国会決議、提案者は、今問題発言のあった小沢一郎代議士が...全文を見る
○堀込委員 食管法の問題に関連して、もう一つだけ最後にお尋ねをしたいと思うのですけれども、食管法がなし崩しになっている。今のようないろいろなことがございます。それからもう一つは、生産者米価が下がってきている、消費者米価がそう下がらない、こういう問題。これがやはり不正規流通を生んで...全文を見る
○堀込委員 終わります。