堀込征雄

ほりごめいくお



当選回数回

堀込征雄の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○堀込委員 林野庁長官おいでですから、ちょっと関連的に林野問題を質問させていただきます。  今お話ございましたように、昨年森林二法それぞれ議論をしてまいったわけでありまして、特に国有林野事業改善特別措置法改正から一年が経過したわけであります。この改善計画が順調に進んでいるのかど...全文を見る
○堀込委員 今の御説明で努力をされていることもわかるし、それからこれからいろいろな方策を講じていくという姿勢もわかりました。  ただ、私が心配をしますのは、単純に、予算書を見せていただきまして、経常事業部門の方の支出がおおむね三千八百億円ぐらいある。しかし、事業収入の方は大体二...全文を見る
○堀込委員 一般会計の繰り入れをできるだけふやして大切な国有林を守るべく、そして改善計面に沿って改善が進行できるように、ぜひ大臣を初め御努力をいただきたいと思います。  もう一つ、累積債務の方でありますが、これも大変な債務を消していかなければならぬということであるわけであります...全文を見る
○堀込委員 そこで、今答弁ございましたように、累積債務の方も最大の収入予定であった国有林野財産の売り払い実績が半減をしている、これはバブル経済がはじけたとかいろいろな事情があると思いますけれども、一応そういうことになっているわけであります。  それで、今年度末、平成四年度末の累...全文を見る
○堀込委員 大変な事態でありますが、改善計画に沿って御努力をされている様子もわかりました。一層御努力をいただきたいと思います。林野庁、ありがとうございました。  ちょっとガット関係で二、三点質問させていただきます。  きのう来の質問で、要するに国境措置にかかわる関税化にかかわ...全文を見る
○堀込委員 それでは確認をいたしますが、一昨年十月に出した国別表及びオファーとの関連でございますが、数字は当然変わるでしょうけれども、大体品目のくくり方は同じだ、こういうふうに考えてよろしゅうございますか。このときはPSEが計算されて、我が国で生産されている十品目を対象として小麦...全文を見る
○堀込委員 そこで、穀物セクターとして小麦、大麦、米をくくって削減計画を出す、こういうことですね。例えばその場合、転作奨励金あるいは良質米奨励金、これは数字の積み上げの中に入るのでございましょうか、いかがでしょうか。
○堀込委員 そこで、何がグリーンボックスに入るのか、何が境目ということなのですか。今の数字の積み上げの中に、例えば良質米奨励金は計算の基礎として入れざるを得ないわけですね。いかがですか。
○堀込委員 したがいまして、私は、ガット問題は国境措置問題が中心に議論をされてきた、そして米の自由化を何としても阻止をするのだ、こういうことで我々も一丸となってやってきたわけでありますが、この国内支持の削減も我が国米作に極めて影響が大きい、良質米奨励金の削減を来週にも予定されるリ...全文を見る
○堀込委員 答弁が非常に不明確でございまして、私の質問は、もし例外なき関税化を受け入れた場合、食管法は改正の必要がある、こういう答弁が予算委員会以来なされている。きのうもこの委員会でなされた。その場合に、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の十三条、十四条は明らかに食管法と同じ数量...全文を見る
○堀込委員 それではそういうふうに確認をさせていただきます。例外なき関税化、仮にそういう事態になった場合は、この法十三条、十四条の改正が必要だ、こういうことの答弁として受けとめます。  それでは、青果物の流通関係について質問を移させていただきます。  農水省で、卸売市場の取引...全文を見る
○堀込委員 大体考え方はわかりました。  そこで、果樹もそうですが、特に野菜生産ですね。この十年間くらいで全国で一万九千ヘクタールぐらい減少しているという数字が出ています。しかも、産地が北海道だとか東北だとか四国だとか九州にだんだん追いやられていっている、つまり南北端の方に産地...全文を見る
○堀込委員 そこで、ちょっと取引問題について質問させていただきます。  今の取引は、競りが非常に後退をしたといいますか競り取引が少し減ってきて、先取りの取引だとか相対取引が非常にふえてきておるわけですね。これはいろいろ原因があるわけでありまして、私はやむを得ない傾向かな、ある程...全文を見る
○堀込委員 今の先取りは、生産サイドへは非常にたくさんのしわ寄せが行っているわけであります。特に産地の方は、収穫時間とか出荷調整作業時間なんか非常に早まったり非常に問題が出ているわけでありまして、あるいは消費者ニーズという名前で、そういう名目で大型店から品物の規格を極めて細分化し...全文を見る
○堀込委員 今の答弁で大体、全面的に今ある問題点をどう解決するかということで検討しているということはわかりました。  いずれにしても生産者側の意見が、今の状態は全面無条件委託という方式になっているわけでありまして、これではやはり産地の方はだんだん過重な労働も強いられますし、いろ...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういう考え方で取り組みを一層進めていただきたいと思います。  それでは次に、ちょっと食管問題について質問させていただきます。  私の地元から発生した問題でございますのでまた恐縮でございますが、例のアサヒ通商・飯塚米穀事件が二月四日新潟地裁で第二回公判が行われ...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういうふうにお願いします。  それから、この事件でもう一つ私はゆゆしき問題があるというふうに思っているのです。業界トップの大阪第一食糧、それから山種産業という代表的な業者がこれはかかわっていたわけですね、にせ米の流通に。そして大阪第一は、にせ米であることがわか...全文を見る
○堀込委員 今、一つのにせ米という事件があって法廷で裁かれている、こういう事態がございます。それから、例の富山県の川崎商店事件がありまして、これは食糧庁非常に御苦労いただきまして、業務停止あるいは行政処分措置などを講じながら今やっていただいている。しかしこれも、やはりその周辺業者...全文を見る
○堀込委員 終わります。
03月06日第123回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
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○堀込委員 ただいま御提案がございました国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案についてお伺いをしてまいりたいと思います。  ただいま御説明ございましたように、この法案は、国会議員の選挙等の選挙公営に関する部分、特に選挙管理委員会の事務の負担についてそ...全文を見る
○堀込委員 いずれにしても、今選挙については大変お金がかかる、それを何とかしなければいかぬ、そしてあわせて政治の腐敗を正していかなければならない、こういうことでそれぞれ各党あるいはこの委員会等々で議論されてまいったわけでありますけれども、そうした意味からできる限り公費の負担分野、...全文を見る
○堀込委員 ぜひ選挙公営の公費部分を拡大していくことについても、これから前向きに取り組んでほしいというふうに思います。  もう一つ質問させていただきますが、今度の改正で選挙に関する諸経費の引き上げ幅にかかわる根拠は大体説明でわかるわけであります。しかし、積算の根拠というのがどう...全文を見る
○堀込委員 例えばポスター掲示場費、これは第八条の二にございますけれども、今度の法案を見ますと大体おおむね千円ずつ引き上げになっているわけであります。これは労務賃なり物件費のアップを勘案したという説明でございます。ところが、これを実際に請け負ってやる地方の業者の皆さん、建設業の皆...全文を見る
○堀込委員 そういうことでありますけれども、実態としてはかなり、余りこれはありがたくない仕事だという声もございます。ぜひまた市町村の皆さんと、よく御意見を聞いて検討いただきたいと思います。  次に、こうした選挙公営の部分を含めて法定選挙費用についてお尋ねをいたしたいと思います。...全文を見る
○堀込委員 そこで、その前にお尋ねしておきたいことがございます。  法定選挙費用は、制限額が、人数割額掛ける選挙人名簿数を議員定数で割ったものに固定額を足した、こういう金額になっておるのです。これは自治省の方でお答えいただきたいのですが、直近の衆議院選挙、平成二年ですか、これの...全文を見る
○堀込委員 千百四十万円当選、政務次官、これで選挙をやってきたというふうに、実態に近づけながらやっていらしたというふうにお答えでございましたが、そのうち、ビラ、ポスターはこの選挙費用の報告に、公営部分でございますけれども、含めることになっておりますね。これは全国平均で大体どのくら...全文を見る
○堀込委員 今御説明がございましたように、この前の衆議院選挙で収支報告をいただいた選挙費用は千百四十万円であった。そのうち、公費負担部分として記入しなければならないビラ、ポスター代が百七十万円入っていた。つまり、私ども衆議院議員は平均一千万円弱で選挙をやってきた、こういう届け出に...全文を見る
○堀込委員 どう見ても、一千万円弱で衆議院選挙をやるというのはもう考えられないわけですね。ちょっと集会をやっても何百万円と要る実態でございますし、これはもう抜本的に考え直すべきではないか。しかも、法律ではこれに対して、出納責任者が法定選挙額を超えた場合は罰せられ、そして連座制まで...全文を見る
○堀込委員 私が今、公職選挙法に基づく法定選挙費用が実態からかけ離れているのではないか、実際にはほとんど守られていないのではないかということを申し上げたのは、実は選挙費用もそういうことでございますが、政治団体の政治資金費用の報告届け出も現実に自治省に対して行われているわけでありま...全文を見る
○堀込委員 そこで、宮澤総理は政治改革二段階論というようなことで、当面すぐやること、特に政治腐敗の防止と政治資金の透明性の確保あるいは定数の是正などについて、これは直ちにやらなければいけない、そして本格的、抜本的政治改革については十一月をめどに努力をしていくのだ、こういうことをお...全文を見る
○堀込委員 今四項目について当面すぐやる改革、こういうふうにおっしゃいました。まだ、私ども予算委員会の論議やあるいはさまざまな報道を聞いておっても、当面の改革とは何と何をやるのかという点が極めて不明確でございまして、なかなか理解できないのですね。宮澤総理は、例えば二十四日の予算委...全文を見る
○堀込委員 党内の議論はわかりますけれども、総理が予算委員会で答弁をして政治資金規正法の改正を約束されているわけでありますから、やはり自治大臣としてもそれは受けて、この程度はやるべきだということは詰めていただきたいというふうに思うのです。  そこで、総理が言った四項目の一つに定...全文を見る
○堀込委員 要するに、国民の目からしますと、今抜本改革と言っているけれども、三月までに緊急的にやるんだ、ある程度やるんだというふうに言っていますけれども、一体何ができるのかということが非常に問題だと思います。  定数是正は非常に論議のあるところでございますし、複雑な問題を抱えて...全文を見る
○堀込委員 各党間の話し合いもわかりますが、去年、法律も政府案を出しているわけでありまして、政治資金規正法に対する考え方もある程度政府側として出しているわけでありますから、そういう考え方に沿って大いに行政側としても発言すべきはしていくべきではないかと思うのです。今国民はそこのとこ...全文を見る
○堀込委員 今政治倫理の問題、そして政治資金の問題、御答弁ございましたが、大体野党各党の案は考え方が出そろっているわけでありまして、問題は、政府・自民党さんがどの分野に踏み込んで今の政治資金の透明性を確保することができるかという決断にかかっている。あるいは、きのうも政治倫理部会で...全文を見る
○堀込委員 時間が参りました。終わりますけれども、各党間協議、そして党の方の協議は結構でございますけれども、ぜひ総理及び自治大臣は今の政治に対する国民の不信を踏まえて、強いリーダーシップでこの政治の資金の透明性だとかお金の透明性だとか、制度の改革に向かって御努力をぜひ賜りたいとい...全文を見る
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○堀込分科員 私は、きょうは厚生省の国立病院・療養所の再編成の計画についてお伺いをしてまいりたいと思います。  この計画は、昭和六十一年に基本方針が決定をされて、それに基づいて実行されておる、こういうことでございます。昭和六十一年からおおむね十年聞の計画で、今全国二百三十九ある...全文を見る
○堀込分科員 厚生省では医療法の改正も提案をされておるわけでありまして、これは特定機能病院だとか療養型病床群など医療提供施設間の機能分担、業務提携、こういう考え方を出されておるわけであります。この国立病院・療養所、今の御答弁で、いわば連動した考え方で進めていらっしゃるというふうに...全文を見る
○堀込分科員 わかりました。  そこで、この再編成計画の実施ぐあいでございますけれども、国立病院は百を移譲する、統合後六十九にする、それから国立療養所の方は百二十九を九十六にする、こういう十カ年計画を立てられたわけでございます。現在六年目という状況でございますが、進みぐあいはい...全文を見る
○堀込分科員 着実に計画を実行されているという判断でございますが、そうはいっても、そういうふうに進んでいるところ、あるいは今の答弁にもありましたが、手のついていないところといいますか、全然進んでいないところもあるわけでございます。この進んでいないところについての、いろいろケースは...全文を見る
○堀込分科員 そこで、今の国立病院・療養所、そうはいっても今の地域住民にとってなくてはならない存在として、頼りにされているという事実も一方にあるわけであります。ですから、地域としてもなかなか厚生省で計画を発表されても踏み切れない、こういう住民感情もあるし、また自治体の市町村長の皆...全文を見る
○堀込分科員 それでは、この再編成計画がありながら地元と話し合いがうまくいかない、したがって、なかなか進められない、こういう現行の国立の病院・療養所につきましては、例えば新しい機器類の導入だとかあるいは施設投資などを認めない、やはりそれは統合が先ですよという姿勢でおやりになるのか...全文を見る
○堀込分科員 そこで、その話はそういう厚生省の姿勢としてはわかりますけれども、この十カ年の中でもう六年が経過しているわけでありますから、私が見ても、地元との調整を急ピッチに進めたとしても、最終的に難しいところが出るのではないかというふうにも思うわけであります。その復そういう病院に...全文を見る
○堀込分科員 何が何でも再編成、統廃合、進むしかない、そのためにあらゆる努力をする、必要手段を講じるということははっきりしたわけであります。  そこで、具体例で恐縮でございますが、長野県の国立長野病院それから東信病院のケース、これについての進捗状況及び県及び市町村の対応状況、ち...全文を見る
○堀込分科員 わかりました。  そこで、この両病院とも実は地域医療に大変重要な役割を果たしております。したがって、地域の人々の思い入れも非常に強いわけであります。したがいまして、この再編成計画につきましては大変な不安もあるし、心配もあるわけであります。住民の切なる願いとしては、...全文を見る
○堀込分科員 これも仮にの話でございますが、長野、東信のケース、それから全国にも、ほかにもあると思うのですけれども、双方で話し合ってもなかなか住民感情でうまく話し合いがつかない。それじゃその中間地点に新しい土地を取得して、新しい病院をつくってくれというようなケースが出るのではない...全文を見る
○堀込分科員 現実的でないということは、不可能だという判断をしているというふうに受けとめたいと思います。  そこで、今まで統合が終わったあるいは再編成が終わったいろいろなケースがございます。特に鹿児島の阿久根のケースなんかが参考になろうかと思いますけれども、これは後医療などは住...全文を見る
○堀込分科員 それでは最後に大臣、この統合問題、再編成問題、やはり何といいますか、市町村ごとの対立が起こったり、あるいは県会の中でも地域ごとに県議さん方がいろいろな意見を言うとか、非常に問題が出やすい課題なんですね。ですから、よく話し合ってうまく理解を求めないと、今後の厚生行政に...全文を見る
○堀込分科員 ありがとうございました。終わります。
03月24日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○堀込委員 午前中の鉢呂議員の質問の中で、加工原料乳の乳価決定に当たって、算定要素はいろいろな経済事情をしんしゃくをして決めるのでその都度変わることがあり得る、過去にもそういうことがあった、こういう答弁がございました。私も、この乳価だけではなしに、米価やいろいろなときに一夜にして...全文を見る
○堀込委員 それでは国際交渉もありますからそのことはともかくとしまして、乳製品の関税化あるいは米の関税化、こういうものについては受け入れられない、無記入にした、こういう答弁が先日の委員会でございました。例外なき関税化については、特に乳製品の場合は加工原料乳生産者補給金等暫定措置法...全文を見る
○堀込委員 ただ、牛肉の関税については七〇%、六〇%、そして五〇%という経過を踏みながら自由化を受け入れたという経過がございますから、今答弁できないということでございますけれども、これをさらに削減をしていくというような方向で出しているとすれば、これはやはり問題ではないか、こういう...全文を見る
○堀込委員 しかし、今例えば加工原料乳の価格の問題を議論しているわけであります。トータルのAMSでしますと、国際価格との比較がございますから必ずしも明確ではありません。しかし、補給金単価の面で見ますと、例えば八六年は十八円三銭、八七年十五円八銭、八八年十三円三十二銭。したがって、...全文を見る
○堀込委員 私は、要するにこの数カ年の乳価の歴史を見まして、今国際環境の問題も、その他の経済事情を考慮をしてということでガットの情勢も念頭に置いてという発言がございましたから、しかし、そういうことを念頭に置いたとしても、この間、国際約束のできる二〇%の削減は十分済んでいるのではな...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういうことで修正努力のために第四トラックの開催を展望する必要があるんではないか、こういうふうに思います。  それで、価格の政策決定の問題でありますが、今、来年度予算案が衆議院を通過いたしまして参議院で予算委員会が開かれているわけであります。そこでお伺いをいたし...全文を見る
○堀込委員 要するに、衆議院を通過した予算案の中には単価十一円三十五銭、限度数量二百四十万トンの予算を計上してある、こういうことでございますね。加工原料乳不足払い等の予算額およそ二百七十億ですか、これに事務費がプラスされて、そして事業団の補給金勘定充当額からこれは補てんするという...全文を見る
○堀込委員 ありがとうございました。つまり、加工原料乳価格を引き上げても予算上は大丈夫だ。それから、国際関係を考慮するといいますが、二〇%の国際約束の削減率は大体クリアしてきているのではないか、こういうことが明らかになってきたというふうに解釈いたします。したがいまして、ことしのい...全文を見る
○堀込委員 きょうの答弁としては仕方がない面があろうかと思います。しかし朝からこれだけ農水委員会の審議をして、各議員の方々が、やはりことしは生産費も上がっているし上げるべきだという趣旨の質問をいたしました。したがって、私は、きょう大切な一日をみんなで演説会をやっているわけではない...全文を見る
○堀込委員 ぜひ、具体的な施策を通じながら、養豚の問題についても配慮をお願いしたいと思います。  それでは、あと時間がありませんから、養蚕の問題に移らせてもらいます。  いずれにしても、先ほどもちょっとございましたが、明治以来日本の発展を支えてきた養蚕、製糸が今大変危機的な状...全文を見る
○堀込委員 それで、輸入の増大、急増しているということと需要の低迷、こういうことがある。今ありましたように、輸出国の中国が二〇%近く値下げをしたというようなこともあって輸入が増大をしている、こういう問題があることはわかりました。適切な対処をいただきたいと思います。  もう一つ、...全文を見る
○堀込委員 そこで、農林水産省も後押しをしまして繭、生糸取引の新システムの導入というようなことを検討して、この低迷する糸価、何とか引き上げようということで関連団体が努力をした経過がございました。結果的にこれは失敗に終わったというふうに報道されているわけでありますけれども、このシス...全文を見る
○堀込委員 昨年の委員会の私の質問で、農水省は当時、安定上位価格と安定基準価格の中心価格のちょっと上の、昨年の今ごろの相場が一万三千三百円程度であって、これが非常に望ましい水準で、大体安定水準だ、繭の価格にすると二千円程度で、これも農水省としては望ましい水準だ、こういうふうに答弁...全文を見る
○堀込委員 終わります。
03月26日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○堀込委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党及び進歩民主連合を代表して、松くい虫被害対策特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読申し上げます。     松くい虫被害対策特別措置法の一部を...全文を見る
04月22日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○堀込委員 私は、今度の農協法改正は極めて大改正でありますし、しかも時代的な背景を見ますと、戦後日本の農政の曲がり角という意味で非常に大きなエポックを画す法改正ではないかと思うわけであります。  と申しますのは、戦後日本の農業、一つは農地法による自作農主義、こういうもので、食糧...全文を見る
○堀込委員 そこで、前段確認をさせていただくわけでありますが、今回は、農協法改正と農協合併助成法あわせて提案をされているわけであります。先ほども御指摘ございましたけれども、系統農協の方では一千農協構想というものを打ち出して、これを推進しようと言っているわけであります。農協合併、特...全文を見る
○堀込委員 また後で具体的に触れさせていただきますけれども、もう一つ、合併に伴って今までの系統農協の組織方式あるいは事業方式を見直そう、こういうことが進められているわけであります。つまり、事業二段・組織二段、こういうことで、連合会整備もあわせて進めようという方向が今打ち出されてお...全文を見る
○堀込委員 それでは、具体的な問題に入らせていただきます。  まず、先ほどももう御質問ございましたが、受託農業経営事業の連合会への業務能力の付与という問題があるわけでありまして、今回の法改正で盛られているわけであります。これは、具体的なケースにつきまして先ほど御質問ありまして、...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういうことで調整をいただきたいと思います。  次に、農事組合法人の設立と事業運営についての要件緩和の問題でございます。今後の農協経営の活性化のためにぜひとも必要な措置であろう、そしてまた、期待もされているところであります。  実は最近、非常に荒廃地などもふえ...全文を見る
○堀込委員 具体的にこれから検討されるでありましょうけれども、いずれにしても、設立や事業運営に農協がさらに力を入れる体制をぜひ検討をいただきたいというふうに思います。  次に、今度の法改正の中で老人福祉事業の明確化がうたわれているわけでありまして、極めて適切な措置だというふうに...全文を見る
○堀込委員 そういうことで対応いただきたいと思いますが、ちょっと答弁ひっかかったのですけれども、別に農協が希望してやる事業ではないというのはちょっとひっかかるのですけれども、やはり高齢化社会の中で、協同組合でございますから、組合員の健康と福祉のためにやるというのは、これはやはり希...全文を見る
○堀込委員 次に、経営執行体制の強化、整備についての問題であります。  理事会権限の明記、そして代表理事制の法定化を今回うたったわけでございます。業務の適正な運営を確保するという意味で極めて大切なことでありますが、これは農協法三十一条との関連はどうなるのでございましょうか。つま...全文を見る
○堀込委員 わかりました。そうすると、理事会で一つの融資なら融資に反対をすればその理事は免責になる、こういうことでございますね。  そこで、先ほども御質問ございましたが、広域合併農協になりますとどうしても員外理事枠といいますか、学経理事の登用というものがどうしても大切だというふ...全文を見る
○堀込委員 次に、事業譲渡規定についてお伺いをいたします。  事業二段・組織二段、これは今系統農協の中で討議をされている取り組みに対して対応されて出されたわけでございます。まず法的な面について伺います。  信用事業、共済事業については総会の決議によって事業譲渡ができる、経済事...全文を見る
○堀込委員 それでは、以下当面している農協の問題について御質問させていただきます。  一つは、農協における人材面の問題でございます。広域農協合併によって、例えば預金量が一千億とか場合によれば二千億というような農協すらちらほら出てきているという現状がございます。そうしますと、余裕...全文を見る
○堀込委員 実は広域合併あるいは組織整備によって、人事管理といいますか人材の面で不安になる点は、そういうこととあわせてもう一つは、具体的に農協と農家をつないでいるのは今農協職員だ、そこのところが非常に薄くなるのではないかということが心配をされるわけであります。今の農協は、実態を見...全文を見る
○堀込委員 もう一つ、人事面では重要な問題が起こっているわけであります。その肝心な農協職員が農協離れをするというか、中途退職をするケースが非常にふえているわけであります。平成二年の、農協の労研というところがございますが、そこの資料によりますと、退職者が一万五千五百九十六人ですね。...全文を見る
○堀込委員 ぜひ対策を進めていただきたいと思います。  そこで、事業譲渡に関連をしまして心配をしている点もございますので、まず信用事業からお伺いをいたしたいと思います。  信用事業につきまして、系統組織再編を進める場合に、私は幾つかの心配の点がございます。一つは、農林中金の資...全文を見る
○堀込委員 もう一点、経済事業の関係についてお伺いをいたします。  今のに関連をして、広域合併農協になる、そして組織二段・事業二段ということが想定をされますと、率直に言って、これだけ産地間競争が激しくなっているわけでございまして、特に販売事業について一体どういうことになるだろう...全文を見る
○堀込委員 もう一点だけ、実は私質問の冒頭に、農協法と農地法と食管制度ということを申し上げました。例えば系統二段階になった場合、もう一つの柱である食管法問題、これは指定法人とか卸の問題とか県段階の問題があります。ごく簡単で結構ですが、どういう姿を描かなければならないのでございまし...全文を見る
○堀込委員 最後に、農協の大変な改革をやるわけであります。着実な歩みができるように、それぞれ農水省としてもバックアップをいただきたい。  七〇年代から八〇年代にかけて、特に西ヨーロッパ、オランダ、ベルギー、フランス、ドイツ、あるいはカナダ、アメリカなどにおいて生協が相次いで倒産...全文を見る
○堀込委員 終わります。
04月23日第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○堀込委員 参考人の皆様には、大変お忙しいところ、ありがとうございます。なおまた、先ほどは大変参考になる陳述をいただきまして、心から感謝を申し上げると同時に、日ごろ農協の運動に大変御努力をされていることに心から感謝を申し上げながら、幾つかの点について御質問させていただきます。 ...全文を見る
○堀込委員 ありがとうございました。  それでは、松旭参考人にお尋ねをいたします。  先ほど御説明の中で、特に今の経営管理体制なり農協の事業機能の拡大なり、そして農協組織内の総書の答申に触れまして、できるところから可及的速やかにという決意もお示しになりました。  そこで、事...全文を見る
○堀込委員 ありがとうございました。  それでは氣賀澤参考人にお伺いをいたします。  一つは今の問題でございますけれども、今全国連、県連からお考え方ございまして、それぞれの立場から組織整備を進めたいということがございました。単協の立場からいたしまして、一つは広域合併をする、そ...全文を見る
○堀込委員 ありがとうございました。終わります。
○堀込委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党及び進歩民主連合を代表して、農業協同組合法の一部を改正する法律案及び農業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     ...全文を見る
05月13日第123回国会 衆議院 建設委員会 第9号
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○堀込委員 私は、都市計画法の改正、それから、それに対する対案が出されているわけでありますが、今、小川委員の質問の最後にありましたように、突き詰めてみれば、これからの建設行政を従来どおりの建設省を中心としたそういうことで進めるのか、あるいは地方分権を進めながら、市町村の末端の意向...全文を見る
○堀込委員 それでは、そういう考え方でぜひお進めをいただきたいと思います。  そこで、今国会冒頭に宮澤総理が施政方針演説をやったわけでありまして、そのうちの一つの柱が生活大国づくり、こういうことでございました。生活大国という場合は、やはり国民の、生活者の現場の生活条件をどう改善...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういうことで努力をいただきたいと思うのです。  そこで、社会党、社民連提案の対案がございます。本当にスタッフのいない中で御努力をいただいたことを、敬意を表したいと思います。  しかもその発想が、根本的な思想として、地方分権の時代、生活者中心の時代というものを...全文を見る
○堀込委員 大変ありがとうございました。ぜひそういう発想でまたこの法案についても与野党の御理解をいただくように御協力をいただきたいと思います。  そこで、これからの都市計画、都市政策について、どうしても地方自治体なり住民の意をくみ上げたものでなければならない。そういうことになり...全文を見る
○堀込委員 そうなりますと、大都市圏の十一都府県の、東京都の区部を一市として計算しますと百九十六市、この生産緑地申請率がおおむね三分の一、三三%である。約五万二千ヘクタール弱の市街化区域内農地の大体三分の一でありますから一万六千ヘクタール余り、これが生産緑地、残りの三万五千ヘクタ...全文を見る
○堀込委員 こだわって恐縮でありますが、今度の申請を検討してみると、幾つか問題があるわけであります。  今転用される農地四万一千ヘクタールのうち一万六千ヘクタール、そのうち公共用地を引いて一万三千ヘクタールしか実は宅地の期待がないという答弁があったわけでありますが、一つは、私は...全文を見る
○堀込委員 そこで私は、そういう方向に向かうことはいいわけでありますが、この生産緑地法によってせっかく新たな生産緑地以外の地区がうまく計画的に宅地化しないで乱開発に向かうのではないかということを非常におそれるわけであります。  農家の意向調査、例えば先ほどの全国農協中央会の調査...全文を見る
○堀込委員 実は今答弁ございましたように、主として税制の面で、保全すべき農地と、農家の資産的土地保有をなくしながら三大都市圏の勤労者の住宅建設の欲求にもこたえていこうというところに趣旨があったというふうに理解をしているわけであります。この申請は個人の選択、個人の申請によってなされ...全文を見る
○堀込委員 せっかくの制度でございますから、乱開発につながらないように、計画的な宅地化が進むような指導をぜひいただきたいと思います。生産緑地法はそういうことで、都市計画上三大都市圏の問題として一つの事例としてあったわけであります。  そこで、三大都市圏以外の市街化区域内農地とい...全文を見る
○堀込委員 そこで、国土庁が実は平成二年に「大都市居住者の郊外・地方移住に関する調査」というのをやられております。首都圏の居住者を中心に調査を行っていますが、仕事をかわっても地方に移転して地方で働きたい人だとか、退職後地方で暮らしたい人だとか、あるいは今働いている企業が地方に移転...全文を見る
○堀込委員 そこで、建設省の方はそういう見解でございますが、農水省お見えだと思いますのでお尋ねをするわけでありますが、どうしてもこれからの都市計画は、今申し上げましたように、農業などの混住化社会、農村社会がそうなっているということを含めまして、農村計画制度などとあわせて考えていく...全文を見る
○堀込委員 日本の都市はよく、諸外国の都市と比べでどうも雑然としている、どこの都市へ行ってもかなり画一的で特徴がないとかいろいろ言われていますし、ゆったりとした風土がないのではないかというようなことも言われるわけであります。生活大国づくりと言われていますし、あるいは、経済大国だと...全文を見る
○堀込委員 時間が来ましたので終わりたいと思いますが、ぜひそういう方向で、いずれにしましても地方自治体を主体にしながら住民参加の計画法になるように、今の菅先生の答弁のとおりに、しかも都市と農村の問題を含めて解決できるような都市政策が進められるように要望して、質問を終わりたいと思い...全文を見る
06月03日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
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○堀込委員 私は、今回の金融一括法の中で、特に農協法関連を中心にお伺いをしてまいります。  最初に、今回の法案にはバックグラウンドとして自由化、国際化というものがあり、それに対して一連の法改正がなされているわけでありますけれども、一時に、地域金融機関につきましても、地域の活性化...全文を見る
○堀込委員 そういう立場で地域金融機関の育成について御努力を賜りたいと思います。  さて、具体的な改正内容について幾つかお伺いをしてまいります。  農協系統の金融は、今回の法改正で、単協は本体での一部信託業務、それから信連、県連につきましては証券子会社、そして一部は土地信託と...全文を見る
○堀込委員 次に、証券子会社それから信託銀行の子会社の設立に当たっては大蔵大臣の免許が必要だ、そしてまた本体での信託業務の取り扱いについては行政庁の認可を必要としている、こうなっておるわけであります。この場合の条件につきまして、特に系統金融の場合、具体的にどのようなものを想定をし...全文を見る
○堀込委員 そこで、今回の法改正で今答弁ございましたように業務範囲の拡大がなされるわけでありますが、これまで特に農協系統の信用事業につきましては、法律なり政省令なりあるいは運用通達などでさまざまな制約があったわけであります。これが今日まで組合員の高度化あるいは多様化するニーズに十...全文を見る
○堀込委員 そこで、問題はこういうふうにいろいろな規制緩和が進む、しかし受ける側の農協側にその体制の確立がどう図られているかという問題があるわけであります。  例えば、一つはトップマネジメントの問題があるわけでありますが、農協の理事さんの選出は、御存じのように各地域から民主的な...全文を見る
○堀込委員 ぜひきめ細かい指導を賜りたいというふうに思います。  さて、次に自己資本比率規制の問題でありますけれども、御存じのように今自己資本比率、農協の場合、単協で平均六・三%、信連で三・八%という大変低い実態にあるわけでありまして、これは、農協における自己資本の調達手段が組...全文を見る
○堀込委員 早急に対応いただきたいと思います。  次に、公衆向けの経営開示、ディスクロージャーの問題でありますが、今度農協法でこれが盛り込まれたわけであります。ところが、農協の事業は御存じのように総合事業でございますから、金融、共済、販売、購買、いろいろな事業を総合して決算書を...全文を見る
○堀込委員 そこで、農協系統の信用事業を概括的に見ますと、非常に預金量も順調に伸びているのでありますが、問題点は、やはり貯貸率が非常に低い、それから自己資本比率が低い、それから高度な金融情勢に対応できる自己体制の確立がおくれている、こういう問題点があるわけであります。  今単協...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういうことで指導強化をいただきたいと思います。とりわけ各種制度資金、特に農業近代化資金などについて非常に公庫資金が細かく入っておるわけでありまして、こういうこともできれば再調整をしていただきまして、農協資金の活国策を大いに拡大をいただきたいということを要望してお...全文を見る
○堀込委員 地域金融機関は地域経済にとって非常に重要な役割を果たしています。特別な対応策を要望いたしまして、質問を終わりたいと思います。
12月01日第125回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○堀込委員 公職選挙法の一部を改正する法律案、政治資金規正法の一部を改正する法律案、特に公職選挙法を中心に質問をさせていただきます。  きのう来議論が大分実は煮詰まってまいりまして、したがいまして、きのう来の議論の中で不明確なところ、あるいは私自身が議論を聞いて気になったところ...全文を見る
○堀込委員 そういうことで抜本改革がある。この九増十減は当面、最高裁判決で言っている、いわば三倍以内が一般的に合理性を有する、それに合致するための当面改革だ、こういう提案だというふうにきのう来の答弁を聞いていますと解釈できるわけであります。  そこで、今度のこの九増十減は、御存...全文を見る
○堀込委員 そこで、今自由民主党では抜本改革について党内議論をされている。そして、宮澤総理も不退転の決意で抜本改革に臨む、こういうことを何度もおっしゃっておられます。  実はきのうの答弁で、梶山先生、風邪で大丈夫でしょうか、きのうちょっと気になった答弁があったんです。私の勘から...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういう意欲で取り組まれたいと思います。  政治資金の問題についてお伺いをいたします。  実は、きのうの議論の中で企業献金問題、随分論議がございました。昭和四十五年六月の例の八幡製鉄の政治献金事件の最高裁判決があって、いわば「会社は、自然人たる国民と同様、国や...全文を見る
○堀込委員 私はちょっと考え方が違いまして、先ほど申し上げましたように、日本の今の企業社会、法人社会の支配力を見ると、企業献金は極めて問題を将来にも残すであろうというふうにも思いますし、しかも、損金算入制度やあるいはまた使途不明金の規制などの問題もございますし、最近の事件の頻発を...全文を見る
○堀込委員 ルールに外れたものはやはりなくしていくという考え方であるとすれば、私は、今度の十八項目プラスアルファの与野党協議の場で、政治改革協議会の場で、例えば指定団体を一つにするとか二つにするとか、そういうことはどうしても必要な措置だと思うのですね。もうこれ、提案の先生方、幾つ...全文を見る
○堀込委員 終わります。
○堀込委員 委員長より提案のありました公職選挙法及び政治資金規正法の一部改正案について、日本社会党・護憲民主連合を代表して、意見を表明いたします。  今臨時国会の任務は、佐川急便事件などで国民の政治不信、国会に対する不信がかつてなく高まっている折、事件の徹底究明を図ること、二度...全文を見る