堀込征雄

ほりごめいくお



当選回数回

堀込征雄の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月11日第136回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○堀込委員 今度の三法案、上流における林業のいろいろな困難な状況一これは生産面からもあるいは労働力の面からも非常に困難な状況を抱えている、あるいは下流の方の木材産業の方も、零細・小規模の工場が多い、あるいは生産性が低いというような現状を何とか解決をしていこう、いわば川上から川下ま...全文を見る
○堀込委員 ぜひみんなでそんなような思い切ったことを考えていかなきゃならぬときなのではないか、こういうふうに思うわけであります。  そこで、先ほど申し上げましたように、戦後の林政、諸先輩にいろいろ努力をいただきまして、今日まで成果を上げてこられたというふうに思います。しかし、今...全文を見る
○堀込委員 そういうことで御努力いただくことは、ある意味で了解をいたしますし理解もいたします。  私は、ただ、総則などの関連を見ましてどうしても、経済成長に見合って林業や経営体を強化していこうという趣旨でございまして、国を挙げて我が国が、二十一世紀も二十二世紀もきちんと林業なり...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういう方向で御努力いただきたいと思います。  もう一つ、中央省庁はそういうことでありますが、やはり具体的に日常山に接している地方公共団体あるいは地方のいろいろな組織みたいなものが常に山に関心を持ち、森林・林業に対していろいろな事業に参加してもらう、こういう方策...全文を見る
○堀込委員 ぜひ御努力をいただきたいと思います。  私の希望や思いなどを込めて今まで質問してまいりました。  そこで、今回、林業改善資金助成法等、三法でございます。  林地を取得をして経営規模を拡大するんだ、それから、伐期の長期化を図ったり、特用林産物との複合経営を進めるん...全文を見る
○堀込委員 ぜひお願いしたいと思います。  それで、これは一つ要望しておきますが、キノコの世界なんというのは、私も今度調べてみたら、生産の方は、何か農林省の中でもキノコの世界だけは統計から何から林野庁でやられているというようなこと、末端の方も、これは販売や何かは農協とか、県も農...全文を見る
○堀込委員 労働力の問題というのは非常に大事でございますので、ぜひ日々の地道な御努力をいただきながら対応をいただきたい、こういうふうに思います。  そこで、経済局はいらっしゃいますか。  実は、今度の法律で林業改善資金だとか林業等振興資金、いずれも農林漁業金融公庫の資金が使わ...全文を見る
○堀込委員 うまくこう仕分けができているといいますか、分担できているんだというお話でございましたが、私、住専問題で二、三の信連に意見を聞きますと、しかしまだまだそういう声が実際にはあります。局長のところまで届いていないかもわかりませんから、ぜひまた現場の声も聞きながら、農協金融の...全文を見る
○堀込委員 説明としてはわかるわけでありますが、いずれにしてもこの国有林の問題は一昭和五十三年に特別措置法が制定をされて、五十九年に一次改正、六十二年の二次改正、そして平成三年ですか、今の計画を進めていこう、こういうことになっておりまして、今長官からございましたように機構の統廃合...全文を見る
○堀込委員 これ、長官としてはそういうふうに言わざるを得ないというふうに思うのですが、財務状況を見ますと、平成六年の収入五千六百十九億円ですか、そのうちの三千百三十六億が借入金ですよね。支出五千九百二十九億円、そのうち二千六百五十九億円というのは長期借入金利子・償還金だ。こういう...全文を見る
○堀込委員 答弁、わかることはわかるのです。しかし一方で、深刻な事態になっているなという感じがする。例えば、累積債務三兆一千億余りですか、これは、林野土地の資産売却収入、それから平成十二年以降は経常収支がバランスするので、そこから利益をつぎ込んで平成二十二年度までに解消するのだ、...全文を見る
○堀込委員 今、決意を聞きました。これは日本の大切な問題ですから、力を合わせてやらなきゃいかぬなというふうに思いますので、ぜひリーダーシップを発揮をされて対応をいただくようにお願いをして、時間ですので終わります。  ありがとうございました。
06月17日第136回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○衆議院議員(堀込征雄君) 先生御指摘の政党演説会の話でございますが、基本的に制限はございません。今度入れたのは、同時開催を制限するわけであります。  そこで、私ども党内でもそうですし与党各党もそうでございますが、この同時開催制限なしたと例えば立て札、看板も町じゆうにずっと掲げ...全文を見る
11月28日第138回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○堀込委員 きょう米審に諮問がなされた米価並びに米の生産調整、需給などについて質問させていただきます。  私はまず、きょうも実はここへ生産及び出荷の指針の農林省の資料をいただいておるわけであります。あるいはまた、農林省は基本計画を立てて、いろいろな米の生産、消費の計画を立てられ...全文を見る
○堀込委員 けさ未明に決着をしたというふうに伝えられている内容ですと、生産調整面積は据え置く、昨年並みとするということでございます。現場から見ますと、これ以上の生産調整はとても無理なので妥当な決着かなというふうには思っております。  そこで、農家側からの感情としますと、米づくり...全文を見る
○堀込委員 つまり、余り米はとれないで作況一〇〇でおさまってほしいという計画になっているわけですよ、言葉をかえて言えば、悪いんだけれ ども。とれ過ぎでは困る、消費が減っては困る、暑い夏じゃ困るんだ、やはりそれなりに平年並みの気温で、米の消費も適切にあるような気候であってほしい、...全文を見る
○堀込委員 生産調整の実効性を確保するためにいろいろな方策がとられておる。奨励金もある。それから、補助事業の、何といいますか、優先配慮措置というようなこともなされています。これはさっき藤田議員から御質問があって、答弁がありましたので、ちょっと飛ばさせていただきます。  そのよう...全文を見る
○堀込委員 これはまた別な機会にいろいろな質問があると思いますから、先へ移らせていただきます。予算編成期でございまして、各知事、市町村長さんも農水省へ、次官を初めいろいろ陳情に行くと思いますから、そういう意味でぜひ配慮をいただきたいというふうに思います。ゆゆしき問題だというふうに...全文を見る
○堀込委員 終わります。
12月12日第139回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
議事録を見る
○堀込委員 初めての選挙でいろいろ問題点はあっただろうと思います。ただ、この議論をするときに、政治の腐敗の問題だとか、いろいろあったのですが、それ以上に、今橋本総理も五つの改革ということを言い出しているわけでありますが、戦後システムを変えなければいけないということで、それには政治...全文を見る
12月12日第139回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
議事録を見る
○堀込委員 三人の参考人の方々、きょうはどうも御苦労さまでございます。ありがとうございます。限られた時間でございますが、二、三点、御指導をいただきたいと存じます。  先ほども金田委員から御質問がございましたが、まず松旭参考人にお尋ねを申し上げます。  住専問題、非常に大きな問...全文を見る
○堀込委員 岩原先生にお伺いをしたいのです。  私は今なぜそういう質問をしたかというと、この法案は通す、しかし問題は、農協事業を担い、農協運動を担っている農協役職員の皆さんが、一体、そういう危機感を末端までお持ちになって、さあやろうかという気になっているかどうかということが、や...全文を見る
○堀込委員 もう一点だけ松旭参考人にお尋ねを申し上げたいのですが、そういう状況の中で、農協、JAの中でもいろいろな議論がされておるというふうにお聞きをしております。何か大型合併すればいいんだよ、あるいは二段階こそこの経営の危機を突破できる方策なんだよ、こういう議論がある一方、そう...全文を見る
○堀込委員 それでは、金融問題について田中参考人に二、三点お尋ねをさせていただきます。  一つは、この二段階にすることによって、中金、信連の合併、事業譲渡、両方の方式があるわけでありますが、行われまして、単協のJAの預金が、信連である程度運用して今は中金へ来ているわけであります...全文を見る
○堀込委員 ありがとうございました。終わります。
○堀込委員 二法案の質問をさせていただきます。  最初に、今の質問で、実は住専なんかの反省ではなくして系統がやってきた改革の中でこの法案が出されたんだという、おおむねそのとおりだという大臣の答弁がございました。  しかし私は、やはり今度の法案は、一つは、金融制度調査会で日本の...全文を見る
○堀込委員 そういうことだろうというふうに思います。  そこで、先ほども、私、参考人質疑で系統農協の方々に質問をしたわけでありますが、住専問題というのを総括をしてこの法案を出す以上、やはり新しい出発をしなければいけないのじゃないか。つまり、あのときは、一体だれが悪いのだ、母体行...全文を見る
○堀込委員 そこで、行政の検査・監督の問題について一点だけお伺いをしておきたいわけでありますが、金融健全化法案以来、大蔵省改革という議論が起こってまいりました。そして、検査・監督を分離すべきではないかという議論が今盛んにいろいろな場所でされているわけであります。  そこで、この...全文を見る
○堀込委員 この辺は多少前の国会でも金融関係で議論があったところなのでございまして、今御説明があったとおり、共管というのは確かにそのとおりだろうというふうに思うのです。問題は、いろいろな、住専みたいな事件が起きたときに、これは検査・監督上、大蔵省の責任は一体どこまでで、農水省の責...全文を見る
○堀込委員 今議論をされている中で今のような問題をぜひ消化をいただきたいな、こういうふうに思います。  そこで、先ほど以来議論をされていますJAの経営あるいは農協金融の経営というのは大丈夫なのかというのは、やはり国民的に関心のある方、非常に心配をされている面があるわけでありまし...全文を見る
○堀込委員 そこで、この法案を出された背景というのはさっきも御説明ございました。いずれにしても、農協がいろいろな面で危機に陥っているのではないか、危機的な大変な壁にぶつかっているときなのではないか、これをやはり支援しなければならないという背景であろうと私は思うのです。いろいろな数...全文を見る
○堀込委員 そういう意味で、私は、この法案、系統の二段階、そして広域合併もやらなければならないという立場で、なおかつ心配をしながら申し上げたいのであります。  一つは、大型合併農協、既に幾つかあるわけでありますが、経営状態を見ると、まだ、未合併といいますか中堅のJAと比べて、そ...全文を見る
○堀込委員 そういうことで進行してほしいなというふうに思うわけであります。  何か広域合併してもなかなか合理化が進まない、だから職員の数も何となく減っていないとか、経営もうまくなっていない、あるわけであります。一方で、員外理事制度、員外理事なんかもなかなか進んでいかないわけです...全文を見る
○堀込委員 それで大体わかったのでありますが、最後に、事業譲渡の方が多いだろう、こういうふうに言われたわけであります。そうすると、農政審答申では、譲渡後の都道府県信連は電算、為替等のみを行うんだ、原則として貸し出し、預金は行わない、こういうふうに答申では表現をしておるわけでありま...全文を見る
○堀込委員 そこで、主務大臣の認可基準の、信連の地区内における農業者その他の信用事業の利用者の利便に支障を生じないこと、これは多分、言っていることはよくわかるわけです。私どもが心配するのは、今信連が果たしているいろいろな役割、これ本当に中金さんでできるのかねというのは、ちょっと心...全文を見る
○堀込委員 そこで、もう一点だけ、農政審答申でも、決して経営の悪い信連の赤字救済ではない、こういうふうに言っているのですが、しかし、どうなんでしょうか。答弁として言いにくいかもしれませんけれども、現実に救済を必要としている、あるいは想定しなければならないというようなところもあるの...全文を見る
○堀込委員 そういう心配やら、今申し上げましたように、果たして中金が、今信連が果たしている為替だとか現送だとか、いろいろな問題に対応できるだろうかという心配やら、実はいろいろあるわけであります。もう一つ心配があるわけでありますが、今信連から三十兆弱、二十八兆ちょっとですか、信連か...全文を見る
○堀込委員 そういう点の心配やら、もう一つは、利ざやが縮小して経営の危機、経営の難しさが非常に進んでいるという問題があるわけであります。しかし、現実に今JA、単協経営は、県連からの奨励金とかいろいろなもので帯を結んでいるという面が実際には相当あるわけです。  私も、あちこち資料...全文を見る
○堀込委員 そういう答弁しかやはりできないのだろうというふうに思います。ただ、これは単協の経営にとっては死活問題になるわけでありまして、したがいまして、その辺は行政面からの適切な指導もいただきたいなということを要望させていただきたいと思います。  次に、監査関係の問題に入らせて...全文を見る
○堀込委員 今答弁ございましたが、中央会監査を外部監査と同等のものとみなしてということであります。農政審答申で、「外部監査については、信用金庫・信用組合・労働金庫等、他の金融業態と同等の措置を講ずることが必要である。」よくいろいろな解釈をなされるのですが、私はやはり、中央会監査と...全文を見る
○堀込委員 レベルを上げた上でという条件つきなんですよ、今の答弁は。レベルが上がるかどうかわからないですよ。何で外部監査、ここだけやったかというのは、今の答弁、説得力ないのですよね。やはりここも、農政審答申では「同等の措置」と言っている。いや、同等の措置なんですよとおっしゃるけれ...全文を見る
○堀込委員 そうすると、中央会に嘱託がなんかで来るかしれませんけれども、来られるであろう公認会計士が、信連と一定規模以上の農協、この監査はやらなければならないという意味ですか。
○堀込委員 そうするとあれですか、これから全中を指導して、やるのだけれども、中央会と契約するであろう、中央会に必置される公認会計士の目が届くような手法を考える、こういうことなのですよね。そうすると、必置される公認会計士の監査は、一定規模以上の農協であっても必要ない、全部行かれない...全文を見る
○堀込委員 農協金融がこれだけ世間の注目を集め、しかもJAによっては幾つか不祥事も起きていることも事実でございまして、そういう意味では、きちんとした体制をつくることの方が将来のJAにとっていいのではないかという立場で、今申し上げているのです。  大蔵省、お見えでございますか。—...全文を見る
○堀込委員 大蔵省、もう一つお願いします。  一定規模以上の信用金庫、員外預金比率以上の労働金庫、信組、農林中金は、この公認会計士または監査法人の監査でなければならない。まあ中金も入っているんですけれども。一定規模以上の信連、JAは、そういう条件さえあれば中央会でよいとするその...全文を見る
○堀込委員 よくわかりました。大蔵省としては、監査の質の確保、あるいは中央会とJAの緊張関係とか、そういうものが担保された上で、この中央会の監査も容認した。こういうことですね、早く言えば。つまり、大蔵省としては外部監査の方がいいんだけれども、しかし農林省の方で何かあって、まあこれ...全文を見る
○堀込委員 そのとおりなんですよね。大蔵省としては、他の金融機関と同じく監査法人の監査を受ければそれでいいです、こう言っているわけですよ。だから、中央会監査のここの規定につきましては、この法律はやはり欠陥を持っているわけですよ。会計監査人もしくは中央会監査を受けなければならない、...全文を見る
○堀込委員 そこはやはり物事が逆でして、本来、他の金融機関並みの厳しい外部監査を入れるのですよ。これがあって、しかし系統農協には中央会監査というものが歴史的にあるから、これを生かしてもいいよという法律にすべきなのですよ。  だから、今の答弁は、そこは系統農協の全体の合意というこ...全文を見る
○堀込委員 また議論をさせていただくことにして、時間が来たので終わります。