堀込征雄
ほりごめいくお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
04月03日 | 第142回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号 議事録を見る | ○堀込議員 前段の問題意識は、私は今大臣答弁を聞いておりましたが、東中委員と全く同じでございまして、名簿届け出政党、候補者届け出政党の小選挙区のことも、片方でできれば片方も周知できる、こういうふうに思っておりますし、現にこの間も、昨年もこの委員会で海外の皆さんと接触をしてまいりま...全文を見る |
04月08日 | 第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号 議事録を見る | ○堀込委員 堀込でございます。法案の質問をさせていただきます。 まず、この法案を私、拝見をいたしまして、率直に言って、二つほどの感想を持ったわけであります。そういう意味で、なぜ今HACCP法を臨時措置法として定めるかという点について、まず見解を伺っておきたいわけであります。 ...全文を見る |
○堀込委員 わかりました。そういうことだろうと思うのです。 そこで、法案に入る前に、世界の貿易ルールなどの問題、特に農産物貿易、食品流通の貿易ルールの問題について二、三点質問させていただくわけであります。 御存じのように、WTO体制になりまして自由貿易体制がより強化をされ...全文を見る | ||
○堀込委員 そういう見解なんだろうというふうには思います。 ただ、例えば、今WTOの紛争処理委員会、パネルで日本の植物防疫制度などが議論をされているわけでありまして、アメリカの対応としては、自分では査察できる権限をやっておきながら、一方では、日本の植物防疫制度はおかしいよ、こ...全文を見る | ||
○堀込委員 理屈をいろいろつけられているのでしょうけれども、私は、これは植物防疫制度そのものというよりは、アメリカのねらいは、やはり日本に「ふじ」を輸出したいというところに戦略的なねらいがあるのだろうということでありまして、きちんとした対応をぜひお願いをしておきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○堀込委員 そこで、この法案の中身といいますか状況について少し質問をさせていただきます。 このHACCP方式の導入について一番危惧されるのは、中小零細企業への影響という点が一つあるのだろうというふうに思います。そこで、特に製造業の中でも食品製造業は極めて中小企業の比率が高いわ...全文を見る | ||
○堀込委員 わかりました。 そこで、我が国の問題であります。我が国はこのコーデックス委員会でも発言をされているよう でありますが、どのような主張をされたかということをお尋ねをしたいわけであります。 コーデックス委員会の食品衛生部会ですか、報告の概要を見ますと、小規模企業...全文を見る | ||
○堀込委員 そこで、コーデックス委員会におけるいろいろな議論の中で、このディスカッションペーパーの改定作業について議論が進んでいるというふうにお聞きをしておるわけであります。今答弁ございましたように、中小企業にとって負担となる危害分析、記録、検証などについての政府によるトレーニン...全文を見る | ||
○堀込委員 状況は大体わかりました。 そこで、このHACCP手法の発祥の地と言われるアメリカにおける状況をお尋ねしておきたいわけであります。 いろいろな雑誌などを見ますと、アメリカにおいて、食品流通業界がこの手法を導入した承認製造業者としか取引しないとか、あるいは排他的チ...全文を見る | ||
○堀込委員 アメリカにおいても、そのように規模別、段階的に中小零細企業に配慮をされて導入された、水産は別ですが、そういう経過はよくわかりました。 そこで、我が日本において、中小零細企業対策をどういうふうにするかという問題になるわけでありますが、農林水産省が昨年七月に食品関係の...全文を見る | ||
○堀込委員 非常にきめ細かい支援策を考えておるようですが、ぜひそういう対応をお願いしたいと思います。 そこで、このHACCP手法導入の促進を図る前提としてGMPの整備、確立が必要だ、こういうふうに言われているわけであります。これは国内では都道府県知事が定め推進をしているようで...全文を見る | ||
○堀込委員 そこで、このHACCP手法を導入する、食品製造業界の皆さんがこの手法の利点を認めながら導入をする努力をされるわけでありますが、そこで一番心配されるのは、恐らくコストアップにつながるのではないかという心配なのではないかというふうに想像するわけであります。この手法を取り入...全文を見る | ||
○堀込委員 いろいろな手法を通じてぜひ御努力をいただきたいと思います。 そこで、法案の内容について少しく質問をさせていただきます。 一つは、指定認定機関の指定の問題であります。 この法案では、高度化基準の作成あるいは高度化計画の認定を行おうとする事業者団体を食品の種類...全文を見る | ||
○堀込委員 ちょっと今の答弁で、技術的能力と経理的基礎を有する、これはわからぬわけではないのでありますが、役員、構成員の構成が高度化基準の作成、高度化計画の認定の業務の公正な実施に支障を及ぼすおそれというのは、具体的にはどんなことなのでしょうか。 それから、高度化基準の作成な...全文を見る | ||
○堀込委員 よくわかったようなわからぬような話でありますが、それはそれとしておきます。 そこで、事業者団体、業界団体の取り組みの問題であります。 一応この法律は、国が直接関与するのは基本方針の策定と公表だ、事業者団体を指定することだと。そして、指定認定機関が作成する高度化...全文を見る | ||
○堀込委員 そこで、この法案は、そういう業務を通じながら金融、税制面を中心に支援措置を講ずる、こういうことになっております。しかし一方で、日本の食品製造業界、あるいは流通業界もそうなんでありましょうが、ダイナミックな再編といいますか、そういうものに対する支援策も求められているので...全文を見る | ||
○堀込委員 どちらかというと縦割り行政みたいな、農水省だけの縦ではなくて局ごとの縦割りみたいなことがありますので、総合的にぜひよく連携をとって対応していただきたい、こういうふうに思います。 そこで、それでは、この法案通過後一体どういう事態になっていくのかというようなことについ...全文を見る | ||
○堀込委員 水耕栽培はそういうことなんだろうと思います。 さらに、例えば牛乳の問題を考えますと、各工場の原乳の受け入ればどうなるのだろうか、あるいは、最近量販店では肉のみならず米や青果物まで、例えばカット野菜、もやしなどの工場野菜を対象にしておるところもふえているというふうに...全文を見る | ||
○堀込委員 時間が来ましたので、最後に一点だけ、簡潔にお聞きをします。 例えば、EUにおいて、例の製造物責任法、PL法の一次産品への拡大の議論が進んでおるというふうに聞いていますし、それから食品表示の問題、HACCP食品の表示というような方向に進むのかどうか、あるいはJAS法...全文を見る | ||
○堀込委員 終わります。 | ||
04月09日 | 第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号 議事録を見る | ○堀込委員 参考人の方々、本当にきょうはありがとうございます。大変また、いろいろ教えていただきまして、勉強になりました。二、三点質問をさせていただきたいと思います。 最初に、片桐参考人、大変勉強になる御意見をいただきました。つまり、HACCPのためのHACCPじゃないよ、私ど...全文を見る |
○堀込委員 最後に非常にいい言葉を聞かせていただきました。やはりその点が心配でありまして、しかも、これは官でやると全国画一、しかも各県の保健所を初め、いろいろな指導が行われていくわけでありますが、そういう意味では、民間的手法をどういうふうに取り入れながらこの制度の普及を図るかとい...全文を見る | ||
○堀込委員 もう一つ、そこでこの指定基準の尺度について、この法律で、技術的能力や経理的基礎の問題だとか、あるいは役員の問題だとか、高度化計画の指定業務の公正さの問題だとか、いろいろなことが法律に書いてありますが、この指定基準の尺度について、さっき官の話もありましたが、法律ですから...全文を見る | ||
○堀込委員 それで、先ほど協会のお話もお聞きをしておりまして、ガイドラインをつくって、ガイドブックをつくって理解、なじみの段階だということでありますが、なかなかこれは、五年の法律でこれは大変だなという感じを実は受けておりまして、一層の御努力をいただきたいと思います。 そこで、...全文を見る | ||
○堀込委員 先ほどのお話で、もう一点だけ伺うておきたいわけであります。 要するに、施設整備が増改築の際非常に、そのときにこの発想を入れてきちんとやっておかないともう大変だよというお話がございました。これは、やはり資金も相当要るし、今度の制度、五年間の臨時措置で、金融と税制の措...全文を見る | ||
○堀込委員 済みません、もう一点お願いします。 HACCP導入で、この導入にかかわらず、大手の量販店さんやあるいは生協さん、隣にいらっしゃいますが、最近、非常に要望が強くなっておるのだろうと思うわけであります。この辺の要望というのは、何といいますか、それによって、できるだけこ...全文を見る | ||
○堀込委員 最後に、片桐参考人にもう一点だけお尋ねしたいのですが、要するに消費者側のコスト意識ですね。例えば、食品衛生にかかわってこういう方式を導入するよと、多少商品が高くなつてもそこは理解できるのだよという、あるいは、それは企業努力でやるべきだよというようなことになるのか、その...全文を見る | ||
○堀込委員 終わります。 | ||
04月16日 | 第142回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号 議事録を見る | ○堀込委員 農地法の質問に入る前に、ちょっと一点だけ、例のインドネシアヘの米支援の問題であります。 外務省筋の発言が新聞報道されたりいろいろされていますが、きょうは正式な委員会の場でありますので、この問題について最初に、援助方式あるいは財政方式などについての検討状況をまず食糧...全文を見る |
○堀込委員 ありがとうございました。 それでは、きょうの農地法の関連の質問に入ります。戦後農政というか、少し幅広く議論をさせていただきたいし、また御指導もいただきたいと思いますので、お許しをいただきたいと思います。 この法案が提出をされた背景、農村社会の変化だとか、あるい...全文を見る | ||
○堀込委員 私は、この農地法の議論をする場合に、農地法が一体どういう役割を果たしてきたのだろうか、そして、これからどういう役割を果たしていくべきであろうかという議論が大切だと思うわけでありまして、そういう意味では、今申し上げたような総括的な議論というのを深める必要があるのだろうと...全文を見る | ||
○堀込委員 ちょっと質問と少し何かずれていたような気もしますけれども、いずれにしても、そういう農地法の社会的規制法としての性格というものをきちんと踏まえながら今後対応をいただきたいなというふうに思います。 そこで、農水省は、一生懸命この構造政策ということで、農地の集積、大規模...全文を見る | ||
○堀込委員 いろいろ努力をして構造政策を進められているわけであります。しかし現実には、高齢化、そして後継者不足、農作物価格が低迷をして、あるいは輸入食糧増大によって農業者は将来展望を喪失しておる、耕地利用率が低下をし、遊休、耕作放棄地が拡大をしておる、結果として食糧自給率が低下を...全文を見る | ||
○堀込委員 よくわかるのですが、ただ、私は何か、日本の農業経営がだめになったから、だから法人経営にしよう、そしてそれに合う法律に変えていこうみたいなところが少しあるのではないか、やはりそこのところをきちんとしておかなければいけないのじゃないかということで、日本の農業経営のスタイル...全文を見る | ||
○堀込委員 少し議論したいのですが、時間の関係もありますから。 そこで、先ほども出ましたが、規制緩和、要するに株式会社の農地取得の問題であります。いろいろな議論があるわけでありますが、できれば少し農水省も明確な意見を表明いただきたいわけであります。 農地法の規制が新規参入...全文を見る | ||
○堀込委員 私は、これは農地法の存立の根幹の問題になってくるのではないかという懸念をしているわけでありまして、議論の過程で、またぜひそういう点も踏まえて深めていただきたいというふうに思います。 そこで、少し角度を変えますが、結局、農地の問題というのは、国としての土地政策全体の...全文を見る | ||
○堀込委員 少し角度を変えて質問させていただきます。 いわゆる地方分権議論というのがあるわけであります。今度の法案も多少そういうものを受けて、地方分権の考え方が取り入れられているというふうに思うわけであります。一体、地方分権というのはいかなるものなのだろうか。本質的議論 と...全文を見る | ||
○堀込委員 そこで、そういう分権の流れと農地政策という問題であります。 私は、この農地法というのは国家権力を究極の根拠として転用統制を図っている、そして自治体の土地利用計画というのはこれはまた自治体が決めているわけでありまして、権限的にもこの二つというのは一体化できるものでは...全文を見る | ||
○堀込委員 いろいろ議論してまいりましたが、そうは申しましても、農業者側の変化、特に農業者の土地に対する意識の多様化、あるいは農村社会の混住化が物すごく進んでしまっている、こういうことを考えますと、農地法のあり方なり農地政策のあり方は極めて難しい局面に立っているなという感じもする...全文を見る | ||
○堀込委員 やはりこの農地問題に対する規制緩和委員会なり地方分権推進委員会、いろいろな議論が出てくると思うのですね。それを受けて議論することもいいのですが、農業サイドもそういう状況になっている、あるいはさまざまな多くの問題を抱えてしまっていることも事実でありますから、むしろ農業者...全文を見る | ||
○堀込委員 閣議決定で規制緩和推進計画、あるいは去年の十一月十八日、経済対策閣僚会議では、二十一世紀を切りひらく緊急経済対策、四ヘクタール以下のものは早急に都道府県知事に移管する、こういう決定をしてありますが、今の特別条項というのはこの閣議決定には違反しませんか。趣旨に反しません...全文を見る | ||
○堀込委員 それで、もう一つ。その当分の間というのはどの程度のことを想定しているのですか。 | ||
○堀込委員 何かよくわからぬけれども、無期限もあり得るということですな。 そこで、もう一つ。知事と大臣の協議が調わない場合、こういうケースはどういうふうになるのですか。 | ||
○堀込委員 要するに、大臣に権限が残っているのですね、移していないのですよ、これ。そういうことなんでありまして、よくわかりました。わかりましたというか、あれですが。 そこで、転用許可基準の法定化の問題であります。これは事務の明確化を図るという御説明でございますが、何か今までの...全文を見る | ||
○堀込委員 実際の行政の運用の問題、運用といいますか、ちょっと具体的な質問をさせていただきます。 農業委員会の事務処理の迅速化というようなことをよく言われておりまして、総務庁の行政監察も平成七年七月に公共用地の関係で監察結果を出しております。施行規則にない隣接農地所有者の同意...全文を見る | ||
○堀込委員 最後に、農業委員会の問題について質問させていただきます。 農協なんかも今二段階議論で事業改革が進められております。この農業委員会、それぞれ選挙委員、選任委員が選ばれておるのであります。都府県では十アール以上、北海道三十アール以上の耕作者、しかもその同居の配偶者、親...全文を見る | ||
○堀込委員 終わります。 |