堀込征雄

ほりごめいくお



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堀込征雄の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○堀込分科員 先ほど、オウム真理教問題について、山梨県清里の問題に関連して横内先生から質問があったと思いますが、私も、長野県北御牧村の問題に関連をしまして、オウム真理教の質問をさせていただきます。  まず、現在のオウム真理教の活動実態でございますが、それぞれ、在家、出家信徒数、...全文を見る
○堀込分科員 つまり、依然として危険な教義を維持しながら、むしろ活動が活発化している、こういうことでありますが、御存じのように、周辺住民と大変な紛争が起きているわけであります。  長野県北御牧村でも、施設をめぐっての住民との紛争がありまして、実は、昨年末から村民が交代で二十四時...全文を見る
○堀込分科員 同じ質問を実は警察庁にも申し上げたいわけでありますが、私は、国家に不当な外国の侵略から国を守る自衛権が本来的に存在するし、また個人にも不正な暴力や攻撃に対して正当防衛を初め権利があると同じように、地方自治体にも村の平和を守るための自衛権といいますか、そういう権利とい...全文を見る
○堀込分科員 ぜひそのようにお願いをしたいと思います。  そこで、問題は現行法制の問題であります。公安調査庁はオウム真理教を調査対象団体に指定している、警察庁もいろいろな調査を継続しているというふうに伺っておりますが、北御牧村初め全国各地で起こっている施設をめぐるトラブル、施設...全文を見る
○堀込分科員 そこで、日本における組織犯罪対策、あるいは言葉をかえて言いますと、テロ対策法というような法整備、こういうものが問題視されなければならない、極めて不十分だというふうに思うわけでありますが、組織犯罪対策にかかわる法整備につきましては、団体規制が一つはあるのだろうし、二つ...全文を見る
○堀込分科員 そういう法律も議論をされている。しかし、やはり何といっても、破防法というものを議論しないわけにはいかぬだろうというふうに思うのです。  そこでまず、破防法の政府の認識について伺っておきたいわけであります。  オウム真理教の破防法の請求棄却の決定がなされたわけであ...全文を見る
○堀込分科員 ぜひ早期に積極的に検討を進めてほしいと思うのです。  その際、日本的なといいますか、いろいろな検討も結構でありますが、諸外国のテロ対策法等をやはり十分しんしゃくし、そして、国際社会の中で通用するといいますか、そういう常識やルールに沿った法検討がなされるべきであろう...全文を見る
○堀込分科員 その指示を受けた事務当局、いかがですか。
○堀込分科員 ぜひ急いで検討を進めてほしいと思います。  そこで、最後の質問になりますが、公安審査委員会は、破防法の請求棄却決定の中で、危険性を減少させるため、信徒の社会復帰を助長することが肝要だ、こういうふうに指摘しているのであります。しかし、冒頭に申し上げましたとおり、実際...全文を見る
○堀込分科員 ぜひ前向きな取り組みをお願いして、質問を終わります。
03月10日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○堀込委員 参考人の皆様、きょうは本当にありがとうございます。民主党の堀込でございます。各先生方に、それぞれ質問をさせていただきたいと思います。  最初に、北参考人にお尋ねをいたします。  先ほどお話がございましたように、この法改正、国内対策強化の三条件がクリアされなければ反...全文を見る
○堀込委員 ありがとうございました。  続いて、高野参考人にお尋ねをいたします。  きょうはどうしてもお聞きをしなければならないことがあるわけでありますが、その第一点は、平成五年の全中、全国農政協の抗議声明であります。  細川総理の決定は全国の農業者にいわれなき犠牲を強い、...全文を見る
○堀込委員 ありがとうございました。  今村参考人にお尋ねをいたします。  WTO交渉が既に始まっている、そのとおりでありまして、その一部としてこの法律の早期成立が必要だ、こういう話でございました。ある意味で、そのとおりだと思います。しかし一方、私は、米の関税化決定を急がなけ...全文を見る
○堀込委員 済みません。  最後に、伊藤参考人にお尋ねをいたします。  非常に参考になる御意見をいただきました。消費者から見まして、行政のあり方ですが、つまり、生産者中心でいろいろきていますねというお話がありまして、私もそのとおりだと思います。農水省だけじゃなくて各省みんな。...全文を見る
○堀込委員 ありがとうございました。終わります。
03月16日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○堀込委員 特例措置から関税化への切りかえにつきまして、きょうまでさまざまな議論がされてきたわけでありますが、私ども民主党、現状で関税化への移行のやむを得ない事情というのは理解をしつつも、しかしこの関税化移行に対して、過去の総括がきちんと行われてきたのかどうか。あるいはまた、将来...全文を見る
○堀込委員 当時の事情からすればやむを得ない選択だ、そういう意味では、私自身も非常に反省しているわけであります。しかし、政治家は、何が農民の利益か、国際交渉も見通した上で、あるときはやはり勇気を持ってきちんと言うべきことは言う、そして農家や農協からどんなに批判を受けても、この方が...全文を見る
○堀込委員 関税化反対の熱を冷ますのに三年間ぐらい要ったのだということなので、私は、そこは、この関税化受け入れに当たって、もう少しやはり正直にきちんと農家に説明すべきではないかと思うのです。  例えばこの冊子、悪く言えば、これは何か、銀行か証券会社か投資信託会社のセールスではあ...全文を見る
○堀込委員 議院内閣制の話はよくわかるのですけれども、農協を含めて三者合意したものをこの委員会で通してくれ、こういう話に実は姿形としてはなっておるわけでありまして、なかなか私どもとすれば、そこのところをきちんとしないと認めがたいという問題があるわけであります。  政官業癒着とい...全文を見る
○堀込委員 ほぼその大臣の答弁でいいと私は思うんですね。つまり、三者合意というのは公式なものではない、しかし秘密にすべきものでもない、そういうことだと思うのです。  ただ、この冊子を見ますと、内閣総理大臣の談話から何から全部三者合意でやります、これからの農政改革大綱も三者でやっ...全文を見る
○堀込委員 そこで、前回交渉の結果、特別措置を受け入れることになったわけでありまして、そのために、国内農業を守るために、いわゆるラウンド対策費六兆百億円という予算を実は平成六年の十月に、これは自社さ政権になって対策を打ち出したわけであります。一年に一兆円使って、次期ラウンドまでに...全文を見る
○堀込委員 私は、この予算というのは当初からまやかし的な部分がかなりあったと思うわけであります。  その一つは、まず六兆百億円という事業費ですね。つまり、このうち国費は二兆八千億でありまして、もともと六兆百億のうち、三兆五千五百億を実は公共の事業とした。したがって、ここには、地...全文を見る
○堀込委員 そこで、これは構造改善事業全体にわたる話でありますが、今までは、実は、予算と執行額の差、あるいは繰越額というのは非常にふえている。これは補正で措置しますから、市町村段階で繰り越しを措置せざるを得なかったという事情はよくわかるんです。しかし、よく見てみますと、繰越額がふ...全文を見る
○堀込委員 それでは、WTO次期交渉の状況について、外務省にちょっとお尋ねをしたいと思います。  一つは、この全体交渉でありますが、水面下でいろいろな交渉が始まっておるはずでありますが、当然のことながら、前回、WTO設置を決めた交渉結果を受けて、物とサービスのより自由な枠組みを...全文を見る
○堀込委員 もう二点、ちょっと説明をいただきたいのですが、交渉方式の問題であります。  これは一部報道でありますが、与謝野通産大臣、一月、ブラッセルで、ブリタン欧州委員会副委員長との間で、一括合意を目指す包括方式とすることで、実は日本とEUが一致した、こういう報道が一部にありま...全文を見る
○堀込委員 私、今の状況説明を受けて、やはりWTO交渉を早期に開き妥結をさせる、そして自由貿易のルールを確立していく、そして日本の産業界の市場アクセスをふやしていく、これはある意味で、日本の国家戦略として、国益の問題として処理されなければならないと思うわけです。そのためには、今の...全文を見る
○堀込委員 終わります。
04月22日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○堀込委員 民主党の堀込です。私は、きょうは、森林開発公団法改正案を中心に質問をさせていただきます。  この法案はそもそも、言うまでもありませんが、行財政改革の一環としての特殊法人の改革を受けて農用地整備公団の廃止、森林開発公団の緑資源公団への名称変更、こういう中身になっている...全文を見る
○堀込委員 そこで、この法案では農用地整備公団を廃止することになっているわけであります、これは閣議決定でそういうことになっていますから。つまり、私はこの法案の前提に、農用地整備公団の行ってきた事業の主たる事業については、国で扱う役割は終わった、あるいは国でやる必要性はなくなった、...全文を見る
○堀込委員 その調査中のものは、どのぐらい事業費を想定していますか。それから、完成予定までどのぐらいかかると想定していますか。
○堀込委員 私は、この残事業を継承することの理由も、それはそれであると思うんです。ただし、廃止する公団があって、調査中のものまで何で承継しなければならないか。これはやはり行革の趣旨なり閣議決定の趣旨に合うのかどうかということについて、非常に疑問を持つわけであります。  農用地整...全文を見る
○堀込委員 その点は、少し私は見解が違いますけれども、後ほどまた議論させてもらうことにして、もう一つ。  特殊法人の何が問題になってきたかと申しますと、官による事業あるいは官による規制が、今や日本経済の相当桎梏となっている、発展の阻害要因になっているという面があるわけです。政府...全文を見る
○堀込委員 大臣、わかるんですが、基本問題調査会の答申もわかりますし、閣議決定の趣旨もわかるわけであります。新しい農業基本法に基づいていろいろな事業を、改めて日本の農林業の展開をしなければならない、こういうことはよくわかるんでありますが、なぜその新規事業を公団がやらなきゃいけない...全文を見る
○堀込委員 よく理解できないのですね。  公団の方が能率的で機動的だというのですが、国民から見ましたら林野庁も構造改善局もやはり農林省でありまして、そういう仕事はきちんとやってくれると思っているんです。  農林一体の整備につきましては、今までも農林地一体開発整備パイロット事業...全文を見る
○堀込委員 よくわかりませんが、有機的な連携だとか事業というふうにおっしゃいました。また来週、我が党の鉢呂議員が質問いたしますが、つまり、農用地整備公団を廃止じゃなくて、これは合併法案ですよね、今の答弁を聞くと。全部合併させて、また新しい事業をやりますよという法案なんですよ。そう...全文を見る
○堀込委員 今答弁のとおり、森林開発公団の大規模林業圏開発林道事業、八区間を調査して、継続四区間、計画変更一、休止二、中止一、つまり、半分は計画変更か中止か休止、こういう結論になったのですね。つまり、費用対効果、少ない事業を一生懸命やってきたということが言えるわけであります。 ...全文を見る
○堀込委員 二割しかできなかったけれども、都道府県の負担金も受益者の賦課金もいただきますよ、こういう話なのですね。  次の質問に移ります。  農用地整備公団の出資金、これは廃止されるのですが、本則は、法律では二億になっているのですが、今、十億。それから、八郎潟の方で四億の出資...全文を見る
○堀込委員 資本金の面でも、これは廃止じゃないのですね。本当は返納するべきなのですが、新しい公団へ引き継いでいく。ですから私は、合併法案だ、こう言っているのです。  次に、農用地整備公団の本社、四支社、北海道、東北、西部、九州、これはどうなりますか。森林開発公団の今の六支所、八...全文を見る
○堀込委員 これは、ここで法案は通しますけれども、平成十四年、そのときに事務所の整備をやると。  次に、役員ですが、これは、確かに足して十二人になりますから、この法律で八人、当面九人というのは、合理化といえば言えないことはないのですが、本当は、行革の趣旨からいうと、現行森林公団...全文を見る
○堀込委員 ぜひ、きちんと身分の安定を保障しながら対応をしていただきたいということを要望しておきます。  今、質問してまいりましたが、結局、この法案、特殊法人を廃止して緑公団にするわけですが、一方で、継続残事業が十年以上もいく、新規事業まで始める、役員も、森林公団のときより三人...全文を見る
○堀込委員 終わります。
05月07日第145回国会 衆議院 本会議 第27号
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○堀込征雄君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました食料・農業・農村基本法案について質問いたします。  本法案を読んでみますと、多面的機能の発揮や食料自給率目標の設定などが盛り込まれ、確かに現行の基本法とは異なる新機軸を打ち出しているように見えます。しかし、全...全文を見る
05月19日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○堀込委員 この提案されています農業基本法の論議に、私は、本会議でも質問させていただきましたが、委員会できょうの皮切りを務めさせていただきます。  まず、総論的な質問をさせていただくわけでありますが、きのうも我が党の鉢呂議員から、この基本法については、現在の農業基本法をやってき...全文を見る
○堀込委員 そういう基本法の総括が今大臣からなされたように、状況の劇的な変化が確かにありまして、よくわかるわけであります。しかし、もう一つやはりそういう状況の変化、相当私どもが想定し得ないような劇的な変化があったわけでありますが、そういうものも先取りをしてきちんとやってくる、行政...全文を見る
○堀込委員 少し中身に入って質問させていただきます。  この法案のキーワードは、食料は国民生活にとって欠くことのできない基礎的物資である。農村は、公益的で多面的な機能を発揮しており、国民全体にとって大切なものだ。したがって、今度の改正案は、食料も農業も農村も、国民にとって、ある...全文を見る
○堀込委員 二十一条、二十二条で、望ましい農業構造の確立、専ら農業を営む者等による農業経営の展開、そして今の答弁で、ずっとそういう体制をつくり上げていくと。  そうなりますと、私は、問題は一つありまして、実は、兼業農家の生産には期待しないのかと。この法律は、その辺は、改めて農村...全文を見る
○堀込委員 そこで、新しい基本法を決めることはいいのですが、これは財政の裏打ちがないと実際には進まないわけでありまして、農林予算あるいは農業予算の関係について少しお伺いをしてまいります。  実は、農林水産予算は相対的にも絶対的にも減少が続いているわけであります。一九八二年が実は...全文を見る
○堀込委員 さてそこで、今度は農業予算の中身の問題であります。  農業予算の推移をずっと見てみますと、実は、七〇年代は価格、所得対策関係予算が大体半分を占めていた。これが、現在は一〇%そこそこになってしまった。逆に、当時二〇%そこそこだった農業農村整備費が五〇%に近い。こういう...全文を見る
○堀込委員 私は、この基本法農政を進めるに当たって、それは財源なり予算に裏打ちされなければならない。しかし、今までの手法ではなかなか立ち行かないのではないか、そこのところをどういうふうにこれから打開していきますかということを申し上げて、今答弁があったわけなんです。  もう一つ問...全文を見る
○堀込委員 新しい基本法を決めるわけでありまして、その財政なり予算の裏打ちを、今までの仕組みとは違って、どう図っていくかということについても適切な対処をいただきたいと思うわけであります。  次に、食料の安定供給という問題があるわけでありまして、将来にわたって良質な食料が合理的な...全文を見る
○堀込委員 そこで、やや理念的な質問になるわけであります。  多面的機能ということが強調されているわけであります。これはどういう思想で、どういう手法で対応するかということでありますが、関連して、中山間地域への直接支払いとか構造改善事業の見直しによって、これは大綱やプログラムにあ...全文を見る
○堀込委員 多面的機能発揮のために、実は中山間地域、条件不利地域、平成十二年度から直接支払いを取り入れるんだということが大綱に書かれておるわけであります。これは新聞報道でいろいろ見るんですが、農水省も、一月二十九日からですか検討会を開いておるようでございますが、概要はどんな進行状...全文を見る
○堀込委員 そういう具体的ないろいろな問題が議論されているんですが、実はこの農業基本法の議論が始まる前から、農業団体初め非常に期待が高いといいますか、ある意味では過大な期待といいますか、この基本法が通れば直接支払いが行われて、中山間地の方へはどんとお金が来るんだよみたいな期待感が...全文を見る
○堀込委員 全体的に非常に過大な期待が膨らんでいまして心配をしているわけで、適切な対応をお願いしたいと思います。  後で構造改善事業に触れますので、この法案のWTOとの関係を伺っておきたいと思います。  この法案は、一方で、次期WTO交渉をにらんで、我が国の交渉戦略上どうして...全文を見る
○堀込委員 次に、この法案の地方公共団体の責務ということについて伺っておきたいと思うわけであります。  今度の法案では、国の責務、地方公共団体の責務、農業者の努力、こういうふうに書かれているわけでありますが、現行法では「地方公共団体は、国の施策に準じて施策を講ずるように努めなけ...全文を見る
○堀込委員 それでは、農業者等の自主的努力ということについて質問をいたします。  十一条関連でございます。国及び地方公共団体は、食料、農業、農村に関する施策を講ずるに当たっては、農業者等がする自主的な努力を支援する、こうなっているわけであります。つまり、今までは保護と規制で手と...全文を見る
○堀込委員 ぜひそういうことでやってほしいと思うのですね。特に基本問題調査会では、生産調整が、農家に強制感を伴うものではなくて農業者の選択で行うものだ、農業者、農業団体がみずからの問題として取り組むべき問題だ、こう言っているわけでありますから、余りこの発想でいきますと行政の支援が...全文を見る
○堀込委員 ちょっと意地の悪い質問になるかもしれませんが、行政組織の整備、行政運営の効率化、透明性の向上、こうあるわけですね。やはりこう書く以上は、どこかに組織のむだがあって整備が必要であり、非効率で効率化が必要と思われる仕組みがあると思うのですが、どんなところといいますか、どう...全文を見る
○堀込委員 関連して大臣に一点伺っておきたいのですが、省庁再編の問題で、農水省は官房と四局、それから食糧、林野、水産の三庁ですか、こういうことになるわけであります。一方で、新聞報道で恐縮なのですが、官房長官が、林野庁の分離、環境省への移管賛成だという趣旨の発言をされたと報道された...全文を見る
○堀込委員 次に、きのうから繰り返し各委員から議論をされております食料自給率の数値目標の表現の問題であります。  第十五条の基本計画で、自給率の目標を義務づけておるわけであります。この委員会が始まって以来、ここに一番議論が集中している、こういうふうに思うのであります。  繰り...全文を見る
○堀込委員 要するに、法律のでき上がりぐあいといいますか、基本法であるから理念法であり、法制局とも詰めたけれども具体的な数値を書くのはまずい、したがって十五条で食料自給率の目標と書いたということですね。その目標とは、下を向く目標はない、上を向く目標だ、こういうふうに今答弁があった...全文を見る
○堀込委員 私は、食品産業を育てるというのは非常に重要なことだと思っているのです。ある意味で、日本の食料自給率、いろいろ議論があるのですが、そこに関連する、自給率を引き上げる話になると思うのですね。  言うまでもありませんが、日本農業は今、後継者がいない、そして農業が産業として...全文を見る
○堀込委員 きょうは、法律を読んでいろいろわからない点があるものですから、総花的な質問になって恐縮であります。  次に、農業生産法人の見直しの問題であります。  これは大綱でも触れているわけでありますが、農業生産法人については、農地法上の許可時における厳正な審査が必要だ、許可...全文を見る
○堀込委員 それでは次に、第三十八条、団体の再編整備ということについて伺ってまいります。  まず、農協組織でありますが、御存じのように戦前の農業会を引き継ぐ形で戦後の農協法ということで、農協が設立をされ今日に至っている。今、農協、JA関係は大型合併の推進、二段階化の推進だとか必...全文を見る
○堀込委員 次に、農業委員会制度であります。  今選挙委員、選任委員、合わせて全国で農業委員さんが六万一千人ぐらいいるんです。大体有権者百人に一人ぐらい。これに県の農業会議だとか全国段階の農業会議所があるわけであります。これは少し多いのじゃないかという議論が一つあります。それか...全文を見る
○堀込委員 あと団体の関係で、農災制度そして土地改良区についての考え方も伺っておきたいと思います。  農業共済団体でありますが、たしかこの前の法律のときにこの委員会で局長から私が答弁をいただいたんですが、アメリカ型の収入保険制度を導入して将来の体制を考えたらどうかと言ったら、技...全文を見る
○堀込委員 最後に、これは地方分権推進計画と中央省庁改革関連法案との関連で質問させていただきます。  つまり、ここで私ども農基法を決めるわけでありますが、この農基法を覆うさらに大きな流れというのは、実は地方分権推進とかいろいろな法律や推進計画ができてそこに出てくる。  第二次...全文を見る
○堀込委員 補助事業、統合補助金ができて、箇所づけしないとなると大変な改革なんだろうと思います。  そこで、中央省庁改革関連法案というのがきのうから審議が始まって、それに基づいてといいますか表裏一体の形で方針が決められております。この方針を見ますと、公共事業について、地方の出先...全文を見る
○堀込委員 時間が来たから終わりますが、基本法は、法文だけではなくて、そういう中央省庁改革関連とか地方分権とか大きな法律がかかっていますので、やはりそういう中でいかにこの基本法の精神を生かしていくかということが大事なんだろうというふうに思います。  後でまた同僚議員の質問がござ...全文を見る
07月28日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
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○堀込委員 農業者年金基金法の法律に入る前に、若干の質問をさせていただきます。  と申しますのは、農業構造改善事業に関する調査委員会の調査結果の中間報告というものが出ておりますので、法案に入る前にこの問題に触れさせていただきます。  この問題は、構造改善事業、そして山村振興事...全文を見る
○堀込委員 投書が発端になって調査委員会を設置していろいろ調べた。あり得べしと思ったから調査委員会を設置したのか、あるいは、まあそんなことはないだろうけれども調査してみようということで調査をしたのか、両方あるのだろうと思いますが、これは二月十九日に中間報告がなされているのですが、...全文を見る
○堀込委員 その点は了解をいたします。  それで、調査委員会の調査結果を見ますと、例えば地区認定の予算決定前の事前連絡の問題についてでありますが、聞き取り調査の結果では、事実を主張したのは一名のみである、それ以外、大多数は、そういう事実はなかった、こういうふうに結論づけて調査結...全文を見る
○堀込委員 この調査結果を見ますと、なかなか役所の中のことでわかりにくいことが多いのですけれども、恣意的な新規採択及び予算配分の問題、これについては特定の者の意向が強く働いていた、こういう証言もあった。また、班長行政と言われるように、担当課長補佐の意向が強く働いていたという指摘が...全文を見る
○堀込委員 それから、コンサルタントのあっせんの問題も書かれているのです。あるいはさらには公益法人のコンサルタント活動についても指摘をされておりまして、ぜひ透明、公正な行政を行ってほしいと思うわけであります。  もう一点、執行体制の問題に触れておりまして、構造改善事業に携わる職...全文を見る
○堀込委員 まあ、そういう問題が起こる素地が今までの中にはあった、したがって人事交流をしたりいろいろな対応を講じたところである、こういうことであります。  先ほども、大臣から行政の公開について決意といいますかそういう姿勢が述べられて安心はしているわけでありますが、この調査委員会...全文を見る
○堀込委員 この問題ばかり触れているわけにいきませんが、最後に大臣にちょっと伺っておきたいのですが、私は、意外と根っこの深い根本的な問題を含んでいるんだろうと思うわけです。  と申しますのは、よく政官業の癒着とかいろいろ言われますけれども、今、この調査委員会の中間報告にあるよう...全文を見る
○堀込委員 ぜひひとつそういう方向で努力をいただきたいと思います。  本論の法案の方の、農業者年金基金法の質問に入らせていただきます。  今回の法案は、平成十二、十三年度の保険料を平成十一年度の保険料に据え置く、同額とするものでありまして、これにつきましては、厚生年金等の保険...全文を見る
○堀込委員 そういうことなんでしょうが、私ども、あるいは加入者もそうでありましょうが、農業者年金というのは本当に維持していけるんだろうかという不安を持っていることは事実であります。日本の社会保障制度は、今年金の話もありますが、医療制度を含めて抜本改革を迫られておりますし、世代間の...全文を見る
○堀込委員 私が申し上げましたのは、この我が国の農業者年金制度導入のときに、実は、ドイツやフランスの農業者基金制度が参考とされた。  例えば、八九年、九二年、相前後して、フランスの農業者年金制度では、農業構造改善や農産物の過剰対策を目的として、無拠出で全額国庫補助の政策年金制度...全文を見る
○堀込委員 農業者年金制度は、再三答弁ございましたように、農業経営の若返りだとか、農地等の細分化の防止だとか、経営規模の拡大、優秀な農業経営者の確保という構造政策の推進に資するための政策年金の側面があるんだ、そして二つ目には農業者に対する社会保障年金という、二つの目的を持った制度...全文を見る
○堀込委員 そういうわけで、平成七年の再計算の見通しがもうほとんど難しくなっている、こういう答弁があったわけであります。  そこで、財政問題、少し今回の法改正を含めてただしておきたいわけであります。  後継者の減少によって被保険者数が減少している、あるいは、高齢化の進展によっ...全文を見る
○堀込委員 非常に大変な事態になっているという認識が示されたわけでありまして、抜本的な対応が必要だということであります。  そこで、政策年金としての農業者年金、つまり経営移譲年金という制度があるわけでありまして、この評価は、今までの答弁では、ちゃんとした役割を果たしてきたんだ、...全文を見る
○堀込委員 いろいろ検討しなきゃならぬことはあるんですが、今の経営移譲率の低下の問題ですね。私は、経営移譲が円滑に行われる、そして、日本の農業構造がさらに改革をされて後継者にきちんと渡されていく、規模拡大が図られていく、そういう政策があって、農業者年金の果たす役割が果たされて初め...全文を見る
○堀込委員 実態はそうだと思うんですね。相手先がなかったり、まだ働きたい、こういう意欲があるために経営移譲がなかなか進まない、こういう実態がある、そのとおりだと思います。  それから、経営移譲の相手方を見ますと、サラリーマン後継者への移譲が過半数を超えているわけですね。これもや...全文を見る
○堀込委員 要するに、経営移譲をして国庫補助を行っていかなきゃこの制度はもたない、その国庫補助を行う場合に、国民的な同意、賛同を得ていかなければならない。要するに、私は、政策年金としての農業者年金、政策目的というものをきちんと国民に理解されるように立てなきゃならぬというふうに思う...全文を見る
○堀込委員 ちょっとここで、制度の見直しに関連して、補完事業のことについても伺っておきたいわけであります。  いろいろ農業者年金も補完事業をやっているわけでありますが、耕作目的の農地の権利移動に占める農業者年金関連の割合ですか、これは、第三者経営移譲と離農給付金による経営移譲を...全文を見る
○堀込委員 次に、加入者とか新規加入者が減少しているわけでありまして、この問題について質問したいと思います。  新規加入者は、昭和五十九年を境に一貫して減少傾向が続いているわけであります。これも実は、前回の財政再計算の前年に総務庁が行政監察に基づく勧告を行っているわけでありまし...全文を見る
○堀込委員 なかなか深刻な事態だということがわかるわけであります。  それで、これはどうなんでしょうか、そういう努力はする、そして研究会の結果を含めて制度も手直しをしていくということがあるんですが、そうはいっても、今後の加入見通しなり政策の目標というのは一体どういうことになって...全文を見る
○堀込委員 次に、未加入者の問題でありますが、さっきもちょっと、農業団体等にも努力してもらいながら加入促進してまいりたいという答弁があったんですが、実は、加入資格者三十六万四千人のうち七万人ぐらいが未加入だ。これも、平成八年に会計検査院の決算監査で、長期未加入者が相当数あることを...全文を見る
○堀込委員 それで、そういう問題があるわけでありますから、一つは、加入者をふやすために、例えば加入要件の緩和というようなことが検討できないのだろうか。  例えば経営移譲要件、幾つかあるわけでありますが、こういうことを緩和して少し入れる要件を広げる。あるいは二十年という受給期間、...全文を見る
○堀込委員 もう一つ、支給停止要件というのが幾つかあるわけでありまして、この問題について、実は支給停止者が年々増加をしている。今、九万二千人ぐらいですかに達しているわけでありまして、受給権者の一三・七%に上っているという実態があるわけであります。  実は、この支給停止要件の緩和...全文を見る
○堀込委員 確かに、加入者数をふやさなければいけない、しかし一方では、政策年金として社会的に理解の得られるものにしなければならぬということで、難しいことはよくわかりますが、ぜひ検討をいただきたいと思うわけであります。  女性加入者の問題、先ほども質問があったようでありますが、平...全文を見る
○堀込委員 保険料の収納率の低下の問題でありますが、収納率が非常に低下していて、平成十年度、単年度収納率が七七・四%、累積収納率が八八%に落ち込んでいるわけであります。  これは、平成八年の会計検査院決算検査報告で、二十六道府県二百八十八農協のうち、二百七十一農協で長期未納者五...全文を見る
○堀込委員 農業者年金、法案の質問は以上にさせていただきます。  経済局長、お見えですね。  ちょっと法案とは離れますが、今、年金改正法案が閣議決定され、国会審議の段階になろうとしているわけでありまして、農林年金の方の法改正の問題、当然これと並んで提案をされる、こういうことに...全文を見る
○堀込委員 終わります。
08月12日第145回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○堀込委員 民主党の堀込でございます。  あす会期末を控えてこの法案の審議という事態になっているわけでありまして、しかし、この法案の取り扱いについて、実はここまで、まだどうするのかという結論が見出せない中での審議であります。  私は、この取り扱いについては、一にも二にも、提案...全文を見る
○堀込委員 あと三十何時間というお話もございました。  そこで、提案者井上先生にお尋ねをしたいわけでありますが、政権離脱といいますか連立解消といいますか、小沢党首に一任をされているということが報道されているようであります。つまり、この法案の取り扱いによってはそういうこともあり得...全文を見る
○堀込委員 そこで、もう一点伺っておきたいわけでありますが、ここで出されている法案は、今の並立制を維持して比例定数五十を削減するという法案でありまして、そういう意味では、中選挙区制、これについては自由党としては絶対受け入れられないものなのか。  つまり、私がお聞きしたいのは、こ...全文を見る
○堀込委員 そうしますと、調整が行われるべき事項ということになりますと、やはりこれは国民はどう受け取るかといいますと、この国会ではこの法案はここまでだね、あとはまた三党で調整をして出直しだねというふうに実は受け取らざるを得なくなるわけですね。  同じ質問をちょっと自民党さんにし...全文を見る
○堀込委員 私は、実は今、自自合意に基づく比例定数五十というこの法案をきょう、あす、三十何時間努力してやりたい、こう言っているんです。一方で、これから公明党さんと政権協議をして政権をつくろうとしている。その相手の公明党さんの考え方は、選挙制度についてはそういう案ではなくて、中選挙...全文を見る
○堀込委員 要するに、両方に理解をしながら、顔を立てながらやってきた、玉虫色でこれからも決着しようとするところがあるというふうに聞こえるわけでありまして、それがやはり今日、会期末に来てこの問題を引き起こしているんではないか。  私は、日の丸・君が代法案にも最後は賛成しましたが、...全文を見る
○堀込委員 なかなか納得できる、国民が今の答弁を聞いて、はいわかりましたという話ではないと思うんであります。  やはり政権の維持がどうなって、そしてこれから政権がどうなるかということが絡んで、この問題の取り扱い、処理が行われてきたところに根本的な問題が存在するのではないか、こう...全文を見る
○堀込委員 そこで、これも自民、自由両党にお聞きをしたいわけであります。  政治資金規正法の改正で、改正といいますか、前回、政治改革法案の審議の際に、実は企業・団体献金につきまして、政治資金規正法の附則の第九条、資金管理団体に対する五十万円の寄附について、実は五年を経過した場合...全文を見る
○堀込委員 これは議論とかなんとかという話じゃなくて、あれだけ議論をして、法律に書き込んで、もうやろうという話で、これから政党助成法がどうだとか何だとかという話だとか、各党さんどうですかという話じゃなくて、自民党さん、おやりになるつもりなんですか。秋には法案を出しますかどうか、ち...全文を見る
○堀込委員 出さない場合もあり得るということでありますが、これはまさに、もうあのとき全党挙げて国民に約束した事項でありますから、私どもは既に法案を出しておりますが、ぜひ実現を進めていただきたいと思います。  時間が終わったようでありますが、いずれにしても、私は、この定数削減の公...全文を見る
11月24日第146回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○堀込委員 民主党の堀込征雄でございます。  提案されております農林年金共済組合法の法律案について質問してまいります。  年金制度の危機が言われて大変久しいわけでありますが、しかし、相変わらず国民の間に、年金は大丈夫だろうか、こういう不安が広がっているわけであります。  厚...全文を見る
○堀込委員 法案を提出しているから、そういうふうに言わざるを得ないと思うのですが、しかし、私は、やはり制度の根幹、もう少し抜本的な改革なり、あるいは基礎年金を含めていろいろなことをしないと、この改正だけで将来とも安定した制度の仕組みが得られるかというと、どうもそうではないような気...全文を見る
○堀込委員 銀行の公的資金は、確かに経営が回復すればそれは一部返済がなされるわけでありますが、年金も、そういう意味ではやはり安定した仕組み、こういうことがあれば、個人消費に寄与しますし、いろいろな形で経済発展に寄与するものだろう、こういうふうに思います。  最初の答弁で大臣は、...全文を見る
○堀込委員 将来それで安定するという答弁を繰り返しておるわけであります。  それでは、基礎年金のあり方について伺っておきたいのであります。  基礎年金の公費負担を三分の一から二分の一に引き上げる、これは前回改正時において国会で決議をされたことなんですね。ところが、今回のこの法...全文を見る
○堀込委員 というように、基礎年金を含めて問題を先送りしているんですよね。先ほど答弁されたように、この法案が通れば将来にわたる安定した制度ができるんだ、まだそういう法律ではない、やはり当面の措置をしておかなければ、将来、年金が大変だからということで今回の法改正が提案をされているん...全文を見る
○堀込委員 ちょっと申しわけない、もう一点確認をさせてもらいます。  そうすると、二十三万円という設計があった、これは、今度の改正で実は給付を減らすいろいろな措置、例えば五%削減とかありますが、変わりませんという設計でいく、こういうことですか。
○堀込委員 どうぞ、厚生省結構です。  それでは、農林年金の場合、四十年加入、標準報酬月額二十八万六千円という計算例がたしかあるはずであります。この標準的ケースの場合、定額部分、厚生年金相当部分、職域年金を加えて二百三十三万ですか、というモデルの設計があると思うんですが、これは...全文を見る
○堀込委員 それで、今度の法案で、平成十二年度以降、新たに決定される年金の額の算定に用いられる給与比例部分の給付乗率を五%下げる、こうなっているわけでありますね。農林年金の給付金が、平成十一年三月の資料で三千七百七億円という資料を私いただいておるのですが、この給付額というのはどの...全文を見る
○堀込委員 そこで、この改正が通っても、今までもらっている人は年金は下がりませんよという宣伝を一生懸命やっているのですけれども、つまり従前保障額の適用というのはいつまでやるのですか。
○堀込委員 つまり、新規適用者はいつまでという話はちょっとわかりませんよという話なのですね。  そこで、支給開始年齢の問題でありますが、平成六年改正に引き続いて、今度は、退職共済年金の支給開始年齢を平成二十五年、二〇一三年から、平成三十七年、二〇二五年にかけて、三年に一歳ずつ上...全文を見る
○堀込委員 一方で五万人削減して、さらに高齢者雇用をやるという話ですから、言葉どおりにいかないんだろうと思って私は非常に心配をしているわけです。  ちょっと経済局長、事務的なことをお伺いしておきたいんですが、この支給開始年齢の引き上げに伴って老齢退職年金の繰り上げ支給制度が創設...全文を見る
○堀込委員 つまり、明らかになっていないんですよね、何%減らすか。だから、私は、この法案は当座しのぎの法案だ、抜本的な法案ではない、こういうふうに指摘せざるを得ないのであります。  もう一点、在職支給制度について伺います。  昭和六十年改正で在職支給の仕組みがつくられた、そし...全文を見る
○堀込委員 これは厚生委員会でやらないとしようがない話ですから。  そこで、総給与制の導入の話でありますけれども、平成六年改正で、実は賞与等についてその一%を特別掛金として徴収する制度が導入されています。今回は、賞与等を掛金の賦課対象とするのだ、給付に反映する仕組みをあわせてつ...全文を見る
○堀込委員 そこで、今回の改正で見送られた掛金率の問題でありますが、平成六年改正で、五年ごとの財政再計算期に、実は二・五%ずつ引き上げるのだ、二九・八%まで保険料率を引き上げる、こういうことになっていたのであります。そしてまた、国民年金掛金も、毎年度五百円ずつ、二万一千七百円まで...全文を見る
○堀込委員 つまり、今回見送ったが、また近い将来今回の分も上げなければならぬ、こういうことなんですよ。そういうことを明らかにしておきたいと思います。  もう一つ、法案の中にある育児休業中の掛金の団体負担分の免除、これもありますが、我が国の出生率が低下をして、いろいろな手だてを講...全文を見る
○堀込委員 農林年金の財政の危機が言われているわけでありますが、いずれにしても、組合員数が減って受給者数がふえていく、ここに問題があるわけであります。  今農林年金は、保険料収入では足りないため、積立金の運用収入を充てている、こういう状況にあるわけであります。しかも、その額は、...全文を見る
○堀込委員 続きまして、厚生年金との統合の問題について、まず大臣に基本的な考え方を伺っておきたいのであります。  政府が、公的年金制度の一元化に関する懇談会の設置を進めてきた。そして、今日までJR、JT、NTTなどの厚生年金への統合が図られてきた経過があるわけであります。  ...全文を見る
○堀込委員 基本的に統合を後押ししていく、進めていく、こういうことであります。  ところが、この統合には厳しい世論の批判があるわけですね。農林年金の厚生年金への統合、例えば、九八年七月に、日経新聞、朝日新聞、相次いで社説を掲載しています、厳しい論調で。  その要旨は、五九年に...全文を見る
○堀込委員 なかなかはっきりおっしゃれないんでしょうが、やはり私は、今度の年金統合、農業団体の将来を見据えた対応が基本的に遅かったんだろう。それがかなりここへ来て非常にせっぱ詰まった対応を余儀なくされている、こういう事情を見なければならない、こう思うわけであります。  そこで、...全文を見る
○堀込委員 そこで、移換に伴う、当然必要な額の積立金……
○堀込委員 早期統合を要請している、こういうことであります。  移換に伴って、当然、必要な額の積立金の移換が行われなければならない、必要になる。農林団体の要請を見ますと、基礎年金の拠出で、給与が低いにもかかわらず、しっかりやっていますよ、それから制度間調整事業へも考慮して適正な...全文を見る
○堀込委員 そこで、団体側は、この統合に伴って基金を設立したい、そして特例年金制度をつくりたい、こう言っているわけでありますが、職域年金部分を中心に引き継ぐわけでありますから、給付の均衡を図るためにはある程度必要かなということは私もわかるんですが、今の一兆九千七百三十七億円の積立...全文を見る
○堀込委員 多分、遺族年金制度はなくなるんではないかと私は思うんですね。  そこで、JAの経営と社会保険料の負担の問題であります。  基金の話は別にして、統合がおくれると移換金がふえる、一年おくれると五百ないし六百億円ふえるんだ、こう言われています。基金設立の場合は設立準備金...全文を見る
○堀込委員 そこで、この法律についていろいろな心配事があるのであります。そういう意味で、JAの経営とその先行きの心配、いろいろ経営の改善を求めると今答弁があったのですけれども、JAは最近、この数年間、単協の大型合併を進める、そして県連、全国連を統合して二段階にする、こういう路線を...全文を見る
○堀込委員 終わります。
12月14日第146回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○堀込議員 ただいま議題となりました政治資金規正法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその内容、考え方の概略を御説明申し上げます。  政治資金規正法改正附則第九条に基づき、会社、労働組合その他の団体の資金管理団体に対してする寄附が禁止されることを受け、企業・団体献金...全文を見る
○堀込議員 企業・団体献金につきましては、五年前のあの政治改革国会の中で、本当に長時間にわたる議論が行われました。そして、政治家個人については五年に限ってとりあえず認めて、そして五年たったらそれは禁止しよう。そしてまた、附則十条においては、全体の企業献金の禁止をどうするか、そのこ...全文を見る
○堀込議員 今、中谷委員から御指摘ございましたように、近代民主主義にとって、政党あるいは政党政治はまさに基本だというふうに思っております。  日本が明治以来、議会制民主主義をとって以来、ずっと政党政治が行われてきたわけでありまして、この政党政治が育つか育たないか、まさに民主主義...全文を見る
○堀込議員 現行法でも政党支部は地域単位ということになっておりますことはまず御承知をいただきたいと思います。  ただ、今は地域支部の中でも制限がないわけでありまして、私ども今度、企業・団体献金は、資金管理団体を禁止して政党への寄附になるわけでありますが、その際、今実態を見ますと...全文を見る
○堀込議員 前提として、私どもは、企業・団体献金をなるべく中央も地方も少なくして個人献金の世界を広げなきゃならない、こういう基本的な立場を持っておるわけでございまして、そういう意味では、地方政治に携わる皆さんもできるだけ企業・団体から個人献金に切りかえてもらう、こういう努力をそれ...全文を見る
○堀込議員 この五年間の九条による政治家個人への企業・団体献金の額は年間五十万円、こういうことになるわけであります。したがいまして、政党支部についてこの個別制限を設けなければ、資金管理団体は五十万円だったけれども、今度は上限がありませんよという姿になるわけでありまして、私どもはや...全文を見る