堀込征雄

ほりごめいくお



当選回数回

堀込征雄の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月17日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○堀込委員 ただいま議題となりました林業・森林関係の法案について、質問させていただきます。  大臣御就任で、法案審議初めてなので、大枠の質問だけ大臣にさせていただきますので、ひとつ御答弁をいただきたいと思います。あとは、ちょっと細かい質問に入りますので、質問をお聞きいただきなが...全文を見る
○堀込委員 大臣の基本的な所見をお伺いしました。  それでは、少しく法案の内容に質問を移らせていただきます。  政府は、森林・林業政策を、木材の生産を主体とした政策から、森林の多面的機能の持続的発展ですか、これを図るために政策を転換して、平成十三年に森林・林業基本法を制定した...全文を見る
○堀込委員 要すれば、無利子資金ではあるんですけれども、これは林家からすれば、借りたお金は返さなきゃならぬわけですよ。そういう意味では、経済情勢いろいろあるんですけれども、つまりは、木材販売の利益も一方で見込めない限り、これはやはり借りることにならぬわけですよね。借りたい気持ちに...全文を見る
○堀込委員 いわば、先駆的取り組みをしている木材業者があるので、そういうことにも資金需要、対応することが必要だという答弁があったわけであります。やはり、今度の林業改善資金の貸付対象も木材業者まで広げているんです。なぜそこまで広げたのか、あるいはなぜそこでとどめたのかというところが...全文を見る
○堀込委員 やじも飛んでいるようでありますが、今、日本の林業で木材産業のところが一番問題があるんだ、だからそこへ貸していくんだ、そういうふうにしたんだという話はあるんですけれども、しかし、別にそこに限定しなくも、やはり日本の森林・林業の発展を思うと、もう少し、この卸売とか市場とか...全文を見る
○堀込委員 政策目的があるから限定したという話でありますが、やはり家具だとか木工業者だとか、まあ住宅はかなり広いんですけれども、それぞれいろいろな道を開いた方が私は、森林・林業等の今の政策目標を達成するためにもより効果を発揮するのではないか、こういう印象を持っています。  そこ...全文を見る
○堀込委員 都道府県判断ということになる、ガイドラインに基づいてやるということでございます。  そこで、今回の法律案では、林業・木材改善資金について、都道府県が直接貸す方式と、融資機関が代行して貸し付ける方式、これを追加することにしているわけであります。これは、県に審査機能がな...全文を見る
○堀込委員 今、債務保証のお話がたまたま出たのでございますが、農林漁業信用基金による債務の保証措置がとられることになるわけでありまして、保証料はどのぐらいになるんでしょうか。また、金融機関の手数料とか事務費というのは一体どういうことになるのか。これは県が負担するんでしょうか。 ...全文を見る
○堀込委員 低金利時代ですから、借りる方からすると保証料も結構大きなものになると思うので、また適切に対応をいただきたいと思います。  これは林業改善資金法の最後でございますが、一つ留意をして確認をしておきたいんですけれども、実は、政治資金規正法の二十二条の三に、国から補助金、負...全文を見る
○堀込委員 総務省でやっていることはわかっているので、それを質問するならきょう総務大臣を呼んでいるんだけれども。今度は具体的に木材産業の会社に融資をするわけですから、そのときは、やはりそういう注意事項がありますよぐらいのことはやっておいた方がいいんじゃないか、老婆心ながらこういう...全文を見る
○堀込委員 大臣、答弁いただきました。  要するに、国土交通省は、九本の公共事業の長期計画を一本化して社会資本整備重点化計画を制定する。今度の法案を見ますと私は、農水省としては、治山治水緊急措置法で治山治水を一体でやってきたけれども、国土交通省から治山が仲間外れにされた、だから...全文を見る
○堀込委員 各省庁と連絡をとって基本法の理念に基づいてそれぞれやるという答弁、それなりに言葉としては理解できるんですが、具体的にどう連携をとるのか。  例えば、今ちょうど副大臣、下水道の話が出ました。公共下水道、農林省がやっている集落排水、これをどうするのか。国道と、隣に農道が...全文を見る
○堀込委員 実際には、役所、結構出先まで縦割りになっていますから、ぜひ出先まで徹底して、より効率的な政策が展開できるように希望しておきたいと思います。  次に、やはり公共事業の話なんですけれども、農林予算が全体として三兆一千億弱ある。公共事業は約一兆五千億強で、約半分なんですね...全文を見る
○堀込委員 よくわかりました。うまく理屈をつければ非公共でもどんどんできるという話ですから、かなりできますね。  そこで、平成十四年六月二十五日、小泉内閣の骨太の方針第二弾の中で公共事業の見直しを求めているわけでありまして、公共事業計画が予算獲得の手段になっている、分野別配分の...全文を見る
○堀込委員 成果目標を入れながらやる、こういうことでございます。  そこで、公共事業というのは、林野に限らず、国民に強い批判なり改善要望があって見直しが現在進められているわけであります。むだが多い、単価が高い、ずさんな会計処理があるではないかというような指摘が絶えないわけであり...全文を見る
○堀込委員 答弁はそういうことなんでしょうけれども、森林・林業問題は大臣初め我々もみんなで一生懸命国民の理解を得ながらやっていこうとしているわけでありまして、こういう事例が一つ出ると途端に国民の批判を浴びて、一体どうなっているんだという話になりますから、ここは手厳しく、ひとつきち...全文を見る
○堀込委員 それでは、法案の質疑はそれぐらいにして、国有林野事業特別会計の財務状況について、これから伺ってまいります。  まず、概況でございますが、平成十五年予算を見る限り、歳入歳出とも大体三千四百億円規模だ。歳入の内訳、事業収入約六百九十億円。といっても中身は、事業収入は三百...全文を見る
○堀込委員 今、長官全部言いました。だんだん質問しますからね。  国有林の特別会計、そもそもこれは企業特会として発足したんですね。戦後一時期は結構稼いで、一般会計繰り入れもあったんですね。そういう時期もあったんです。しかし、私は、一般会計からの繰り入れは、十年の改正、十三年の森...全文を見る
○堀込委員 一般会計からのある程度の受け入れというのは、確かに国民合意の中で新しい法律で決めたわけであります。平成十年の特別措置法で、約二兆八千億、三兆円弱を、実はこの債務を一般会計に移したわけですね。つまり、言葉をかえますと、今までの累積赤字を国民の皆さんの負担につけかえしても...全文を見る
○堀込委員 時間が来ていますけれども、今田議員に御了解をいただきながら、ちょっと。  平成二十五年になれば伐期の来る木がたくさんあるので、これを売れば大丈夫だ、こういう話なんですね。今まで何回も繰り返してきた話なんですよね。あなたは前は長官じゃなかったから。前の改善計画の法律の...全文を見る
○堀込委員 集中改革期間が終わって、一兆円は返しますと。返す計画を来年度からどんどん、平成二十五年と言ったね、二十五年からだんだん返しますと。  この二千億はいつから返すんですか。
○堀込委員 後というのは五十年後ということですね。その後になるということですね。——いや、いいですよ、細かいことは。時間が来ましたので。  つまり、私は、過去何度も改善計画の法案が出されて、さっきも申し上げました、歴代大臣、歴代林野庁長官が、この法律を通してもらえば何とかなるよ...全文を見る
○堀込委員 私は、非常に深刻な問題になっていると思うんですね。だから、将来またツケ回しで先に延ばすよりは、きちんとやはりある程度の処方せんを、やるときはやった方がいいと思っています。みんな林業、森林、これは大事だと思っていますから意見を申し上げているので、お互いに知恵を出し合いな...全文を見る
05月15日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○堀込委員 私は、主として農林水産省の設置法改正案についてきょうは質疑をさせていただきます。  食品安全に関心が高まって、この設置法自身が、実は食品安全基本法の一関連法案というような位置づけで今度この国会に改正案が提案されているわけであります。私は、これは甚だちょっと遺憾だとい...全文を見る
○堀込委員 まあ、そういう答弁になるんだろうけれども、要するに、食料・農業・農村基本法があって、設置法は、この基本法を実現するためにどうやるかという基本的な法律なんですよ。これを食品安全基本法の一番端っこの一つの法律にして、しかも、食糧庁廃止で新しい米の政策を転換するというような...全文を見る
○堀込委員 今答弁ございましたように、もう何回も指摘されているのですけれども、欧米のリスク管理、リスク評価を行う省庁組織に比べて、今度の食品安全委員会の体制は、五十四名でしたか、極めて弱体だということも指摘をされているわけであります。かわりに、厚生労働省と農水省は既存の権限を結構...全文を見る
○堀込委員 産業振興部門から独立した食品安全の行政を主としてつかさどるのが消費・安全局、設置されるそこだということですね。ただし、私は、今も申し上げましたように、横並びの組織でと、やはり検査部とかあるいは会社でいえば監査委員会がどこか横並びの部であるような話であって、やはり、ある...全文を見る
○堀込委員 何かよくわからぬ答弁なんですよね。生産振興部門であるけれども、消費・安全局へやったんだと。中身の仕事が何だかんだと言っていましたけれども、よくわからぬ。要するに、適当におっつけたという感じがするわけです。  もう一つ意地の悪い質問をしておきますが、今まで農村振興局と...全文を見る
○堀込委員 そのくらいにしておきます、次長の話。  そこで、今度食糧庁組織の廃止に伴って、この食糧庁の定員を向こう十年以内に三千人減らす、主要食糧部門を三分の一に削減する、こう言っています。今現在、八千八百四十三名いる定員を、つまり五千八百人ないし六千人に減らす、十年後ですか、...全文を見る
○堀込委員 この食品安全行政につきまして、今まで食糧事務所があったから、食品安全も、地方農政局の下にさらに地方農政事務所をつくって地方の出先までやろう、こういう法律になっているんですよ。一体そこまでやることが必要なのかどうかという議論をしなきゃいかぬ。そこで大臣にお伺いしたいんで...全文を見る
○堀込委員 多分これは、大臣就任前に、官房長を中心に、きっと総務省と詰めながらつくった法律だと思いますから、今の答弁に関連して、私は、例えば雇用問題というのは真剣にしっかりやらなきゃならないと思うんですよ、それなりの対応を。  しかし、将来の姿まで、出先の機関をつくって国家公務...全文を見る
○堀込委員 つまり、県と市町村と連携をとって同じ仕事をやる。国は広域な事業者をやるというような話ですな。同じ食品安全検査を現場でやるんだけれども、ジャスコとか全国展開するところは国が、地方農政事務所がやって、魚屋さんと肉屋さんは県や市町村がやる、こういう話ですか。何だかこれは、国...全文を見る
○堀込委員 要するに、役所の機構改革というのは時間がかかるんですよね、これは。経済事業をやっていないから。  まあ、いいんですけれども、この統計事務所も、かつて食料窮乏時代に正確な食料生産高を把握しようということで、供出制度の不公平感をなくすとか、そういうことを維持する必要があ...全文を見る
○堀込委員 いろいろあったんですが、国民から見て、要するに二百六十六カ所の出先と五千人の国家公務員を抱えてやる統計調査というのはこれからも必要ですかということに納得できる答弁にはならないですね。やはり、そういうことは地方に任せるとか民間に任せるとかをできるだけやっていくという姿が...全文を見る
○堀込委員 終わります。
05月21日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○堀込委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。     公職選挙法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   本法の施行に当たり、政府は、次の事項について善処...全文を見る
05月28日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○堀込委員 新しい米政策、そしてこの法案が提案をされているわけであります。そこで、私はまず、今までの米政策の経過、そういうものをどういうふうに総括しながらここに至ったか、ここから質問をしたいわけであります。  もちろん日本の米というのは、最近また弥生時代が、何か日本の米はさらに...全文を見る
○堀込委員 大臣の見解はわかりました。  ちょっと通告していないので申しわけないんですが、きょう、局長、長官おそろいですので、実はきのう朝日新聞の社説で、お読みになったと思いますが、農水官僚の皆さん志を取り戻してやれという、私もそうだと思うんですが、石原長官に聞きましょうか。 ...全文を見る
○堀込委員 そこで、今度の米政策大綱あるいはこの法改正を、なぜ、どういう動機で出してきたかという点であります。  研究会の最終報告では、「我が国の水田農業政策と米政策は、関係者の度重なる努力にも関わらず、今日一段と混迷の度を深め、もはや放置できない状況を呈している。とりわけ供給...全文を見る
○堀込委員 行き詰まり感というか閉塞感から、結局、中央政府が生産調整から手を引いた方がそういう閉塞感もなくなるよと。中央政府としては後ろから後方支援をやるんだ、予算措置とか関連施策で。その方が閉塞感がなくなるんじゃないか、もう少し自己責任みたいな世界になってうまくいくんではないか...全文を見る
○堀込委員 後ほどまたちょっとその責任論のところはあると思うんです。それにしても、最終的な責任、第一義的な責任は生産者団体あるいは農家が負うという仕組みにはなっているわけです。  そこで、そちらの生産者団体などが、これからの米生産につきまして、特に消費者重視あるいは市場重視の米...全文を見る
○堀込委員 そこで、今後の需給見通しについてちょっと見解をただしておきたいと思うんです。  今までも、さっき私は三年に一度いろいろなことをやってきたということを言ったんですけれども、従来の米政策の歴史を見ますと、特に米余りの現象が出てからの政策を見ると、確かに米は天候で豊作もあ...全文を見る
○堀込委員 これはこれから決めるという話で、一方で生産者にしますと、例えば土地改良などを進めて、何十年も借金を返していかなければならぬという状況がある。一方で、このままいくと米価もそう遠くない近い将来に下落する市場があって、これをどうするかという話になるわけですね。つまり、市場は...全文を見る
○堀込委員 御議論いただくはいいんですけれども、やはり中央政策官庁としてある程度、十年単位ぐらいの需給見通しといいますか、こういう想定もあり得るということはちゃんと出しながら議論させる必要があるのではないかと思います。  そこで、あと簡単に行きますけれども、今度は担い手対策なん...全文を見る
○堀込委員 局長、今度の政策で、集落段階の話し合いで担い手を決める、明確化するというふうになっているわけですが、これは具体的にどうやるんですか。選挙でやるわけにもいかないでしょう。現場はどういうことになるんでしょうか。
○堀込委員 もう一つ、集落型経営体というのを今度位置づけるわけですね。この要件は、さっきの質問にもございましたが、ちょっと明確に、何と何と何と何があるのか。そのうち、例えば面積要件について今全国的にいろいろな弾力的な運用の要請が出ていますが、今後の課題としてどう考えているか、その...全文を見る
○堀込委員 先ほども西日本の話も出たんですけれども、弾力的な運用を要望しておきたいと思います。  そこで、米政策の改革で、私一つ危惧をしている点がございます。つまり、農村社会は集落社会でございまして、確かに主業農家もある、兼業農家もあるんですけれども、一戸や二戸で日本の稲作が保...全文を見る
○堀込委員 多分農水省の枠を超えた話だと思いますので、また特に北村副大臣、ぜひ総務省などとも相談をしながら対応いただきたい。  ちょっと法律事項を簡単に答弁いただきたいのですが、第一条の「計画的な」を削除し「適正かつ円滑な」、これはなぜこういうふうになったのか。それから、基本指...全文を見る
○堀込委員 終わります。
07月15日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○堀込委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。     選挙権行使の機会の拡充に関する件(案)   本委員会は、公職選挙法の一部を改正する法律案を提出することに決した。...全文を見る
07月23日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号
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○堀込議員 ただいま議題となりました民主党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合の四会派共同提出の政治資金規正法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概略を御説明申し上げます。  昨今、政治と金をめぐる問題が数多く起きており、政治に対する国民の信頼...全文を見る