堀利和
ほりとしかず
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月19日 | 第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号 議事録を見る | ○堀利和君 日本社会党の堀利和でございます。 本日はお忙しい中、公聴会に公述人として御参画願いまして本当にありがとうございます。心から御礼申し上げたいと思います。 そこでまず、十一月十八日に衆議院から政治改革法案が送られてきまして既に六十日を経過いたしました。いよいよ大詰...全文を見る |
○堀利和君 次に、勝本公述人にお聞きしたいと思います。 国民の声をお聞きしますと、政治改革は求めるにしましても、一番やはり大きな声というのは確かに腐敗防止というのもあります。ロッキードから始まってリクルート、佐川、ゼネコンと、こういうことで大きなスキャンダルが続いてきたわけで...全文を見る | ||
○堀利和君 それでは渡辺公述人に次にお聞きしたいと思います。 私は腐敗防止と政権交代というのは非常に密接に関連していると思うんです。本当に国民のためのきれいな、そして国民の豊かな暮らしをつくっていく責任を持って政治を行うためには、この腐敗防止と政権交代のシステムをつくるという...全文を見る | ||
○堀利和君 加藤公述人に最後にお聞きしたいと思います。 この並立制はもちろん小選挙区を含んでいるわけです。そうしますと、この並立制に反対する声の中には小選挙区は民主主義的でないという声があるわけですけれども、この点についてはどのようにお考えでしょうか。 | ||
○堀利和君 ありがとうございました。終わります。 | ||
04月01日 | 第129回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号 議事録を見る | ○堀利和君 田中先生と松岡先生にまずお伺いしたいんですけれども、これは私の体験も含めて質問といいますか、お伺いします。 日本企業が海外に出ていったときに、私もよく聞くんですが、現地の方々を雇うときに障害者を雇わないというような現地からの御批判を聞くんです。もちろん、我が国では...全文を見る |
05月30日 | 第129回国会 参議院 決算委員会 第2号 議事録を見る | ○堀利和君 私は、柔道整復師の保険請求の不正についてお伺いしたいと思います。 以前、厚生委員会で、私は視覚障害を持つ鍼灸師の立場で実はこの問題について指摘させていただいたわけです。といいますのは、視覚障害者が鍼灸の業を看板を上げてやっておりましても、はり治療というのはなかなか...全文を見る |
○堀利和君 そこで、厚生省にお願いしたいんですけれども、こういった不正の請求についてはきちんとやはり取り締まっていただきたい。具体的な対応策をお願いしたいわけです。制度の欠陥を悪用したこういう不正についてきちんとしていただきたいと同時に、制度の限界といいますか、そういう観点から、...全文を見る | ||
○堀利和君 ぜひよろしくお願いいたします。 次に、日本商事という会社が昨年九月に新薬として発売しましたソリブジンという帯状疱疹治療のための抗ウイルス剤でございますけれども、これが発売一カ月余のうちに十五名の方が亡くなるということが起きたわけです。これはFU系抗がん剤との相互作...全文を見る | ||
○堀利和君 大分、発売後あるいは発売に当たっての問題点が御指摘されたわけですけれども、私の方でもいろいろ調べますと、このソリブジンは、八六年に臨床の試験段階に入ってから、第三相治験の八九年に実は動物実験がされているんですね。臨床に入る前も当然動物実験をするんですが、臨床に入ってか...全文を見る | ||
○堀利和君 この八九年の動物実験についてのデータは当然厚生省の手元にあろうかと思うんですが、それを提出いただけないということで大変に不満に思います。 そこで、この八九年の動物実験では、三月から五月に予備実験を行っているんです。その後にいわば本実験として二種類の実験を行っていま...全文を見る | ||
○堀利和君 私は、大変そこが問題だろうと思うんです。臨床中に改めて動物実験をしてすべてのラットが死んだという、非常に大変な実験結果について知らせなかったというのは私は大きな問題であると思うんです。 あわせて、京都府立医大で行われた八七年の第二相治験で五十四歳の女性の方が当時原...全文を見る | ||
○堀利和君 そうしますと、日本商事の側としては、このベルギーの論文なり動物実験の結果なり、あるいは八七年に行われた京都府立医大の治験で亡くなられた女性の方のことについて、当然中薬審に申請の審査をお願いしているわけですので、今言ったような一連のデータというのが出されておると思うんで...全文を見る | ||
○堀利和君 確かに、昨年の七月に認可された際の添付資料の注意書きに、先ほど来言われているように「併用投与を避けること」とあります。この「避けること」というのがどの程度のものか。そのことを伝える側の意思が現場のソリブジンを使用する医師なりにどの程度きちんと伝わっているのかということ...全文を見る | ||
○堀利和君 ありがとうございます。これで終わります。 | ||
06月03日 | 第129回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号 議事録を見る | ○堀利和君 調査会のメンバーでありながら、きちんとした資料も十分読めないまま、あるいは資料をみずから努力して準備しての発言ではありませんので、言ってみればかなり枠を広げたような意見になろうかと思います。 私が特に関心があるのは、企業の社会貢献という問題であります。私なりに大き...全文を見る |
○堀利和君 もちろん、企業というのが利潤の追求であり、効率性を高め国際競争にも打ちかっていかなきゃいけないというのは当然だと思うんです。先ほど来からのお話の中でも、それはもう当然なことだと思うんです。 ただ、企業行動としての雇用の問題で一言意見を申し上げたいんですが、先ほど高...全文を見る | ||
06月06日 | 第129回国会 参議院 運輸委員会 第4号 議事録を見る | ○堀利和君 大臣、御就任おめでとうございます。 まず、大臣にお伺いしたいと思います。 消費者、生活者重視の政治が今求められておりまして、そういう声に政治がどうこたえるかということが大きな課題であろうと思います。当然、運輸行政としてもそうした声にこたえなければならないわけで...全文を見る |
○堀利和君 ありがとうございます。 そこで、平成六年度の運輸省の予算を見ますと、駅舎に障害者向け、高齢者向けのエレベーター、エスカレーターを設置する整備の予算がついておりまして、これが運輸省における予算の一つの目玉かなと思うわけです。その中で、仮称でございますけれども、交通ア...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで、現状をまずお伺いしたいんですけれども、駅舎におけるエレベーターあるいはエスカレーターの設置率がどうなっているのか、さらには今回のこの支援策によってその設置率をどの程度上げる見通しでいるのか、お伺いしたいと思います。 | ||
○堀利和君 そこで、実は昨年の十一月に参議院の本会議で成立しまして十二月三日に公布されました障害者基本法というのがございます。これは今から二十四年ほど前に議員立法として心身障害者対策基本法として制定されて、まあ言うなれば初めての大改正だったわけです。 今回の改正において、第二...全文を見る | ||
○堀利和君 ただいま大臣の基本認識を伺いまして、大変心強く思います。 そこで、もう時間も大分なくなってきましたので、今回の財団の創設の問題と、近い将来といいますかこれからのことを考えたときには、やはり何といってもこの問題に関連しまして新しい法律が制定されるべきではないだろうか...全文を見る | ||
06月07日 | 第129回国会 参議院 運輸委員会 第5号 議事録を見る | ○堀利和君 私は、ただいま可決されました船員法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議、日本共産党及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 船員法の一部を改正する法律案に対...全文を見る |
06月07日 | 第129回国会 参議院 労働委員会 第3号 議事録を見る | ○堀利和君 今回の法改正について審議する前に、資料を配付していただけますか。 〔資料配付〕 |
○堀利和君 今お手元に配付させていただきますが、グラフの表が二枚ありまして、三枚目には障害者の雇用促進法の改正の内容を簡潔にまとめたもの、三枚であります。ごらんいただきたいと思います。 実は、昭和三十五年、一九六〇年に今回のこの法律の産声が上がったわけでございまして、障害者雇...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで、大臣にも同様な御質問なんですけれども、やはり障害者雇用制度の政策の充実という重要性が非常に理解されると思いますし、国民への理解、啓発、普及というのが大変重要だなと感じます。 そういう点を含めて、大臣の障害者の雇用に関する基本的なお考えをお聞きしたいと思いま...全文を見る | ||
○堀利和君 今回の法改正によって、一人でも多くの障害者が一般雇用につけるようにということを期待してやまないわけであります。 そこで、先ほどの質疑の中でも説明がありましたので、その辺は割愛させていただきながら、今回の法改正についてお伺いしたいと思います。 地域障害者雇用推進...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで、雇用支援センターの指導員が巡回して、福祉関係の施設なりを訪問して、いわゆる一般雇用になじむ障害者を見つけ出すといいますか結びつける形でお話しするんでしょうけれども、広域的であっても、幾つかの市でありますから、福祉関係の施設なり障害者の施設というのもそう多くある...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで、きょうは、厚生省に来ていただいてないんですけれども、やはり今思い起こし感じるところは、例えば、授産所でいわゆる措置されている障害者が今回の法改正で一般雇用に結びついていくというのは大変いいことなんです。ただ、仮に一般雇用が失敗した場合に授産所にまた戻れるのかど...全文を見る | ||
○堀利和君 その際、その事業主の側、いわゆる精神障害者、精神障害回復者を雇用する、受け入れる側の精神障害者に対する認識というのは大変重要だと思うんです。何か事件が起きると、ニュースでは、精神病院に通っていたとかそういういわば経歴を、要らぬニュースを流すわけです。それによって国民に...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで、視覚障害者の立場から、私の希望も入れてお伺いしたいんですけれども、今のヘルスキーパーの雇用促進ということで、労働省には大変御努力をいただいているわけでして、私事で言いますと、今からもう二十五年余前になりますが、盲学校の高等部にいたころ、先輩がそこの理療科、専攻...全文を見る | ||
○堀利和君 時間もありませんので早く終わりたいとは思いますが、文部省に来ていただいております。 実は青森県の盲学校の工藤さんという方が、上越教育大学大学院の修士論文に、「ヘルスキーパーの雇用拡大のための指導のあり方に関する研究」、副題としては「文書処理の実態を通して」というこ...全文を見る | ||
○堀利和君 時間がありませんが、最後に大臣に一言決意をお伺いしたいんですけれども、先ほど来言いましたように、ヘルスキーパーというのは、言うなれば、我々盲学校で育った者から見ると、いわゆる一流大学、一流企業というのは全くの夢でして、そういう一流の会社に就職するということはほとんどで...全文を見る | ||
○堀利和君 以上です。 | ||
06月20日 | 第129回国会 参議院 運輸委員会 第8号 議事録を見る | ○堀利和君 航空法改正案の質疑に入る前に、本法案と深く関連します答申が先日出されましたので、航空審議会の答申についてまず運輸省としての御見解をお伺いしたいと思います。 我が国の航空行政については、昭和四十五年、四十七年に航空企業の運営体制が決定されまして、以後、昭和六十年にま...全文を見る |
○堀利和君 私も答申を読みまして、当然我が国航空企業も国際競争力をつけて、我々利用者に十分なサービスということも期待するわけです。 このままいきますと競争力が弱まってしまう。我が国の利用者も必ずしも日本の、我が国の航空会社の飛行機を利用するというふうには限らないで、他の外国の...全文を見る | ||
○堀利和君 ぜひ御努力をお願いしたいと思います。 次に、答申で大変気になるところは国内線の問題なんです。そこで、ぜひこの点については大臣に御所見をお伺いしたいわけですけれども、国内線で事業運営の基盤の強化のために不採算路線については利用者の負担もお願いするんだ、強化するんだ、...全文を見る | ||
○堀利和君 ぜひそこのところは大臣にお願いしたいと思います。 私なりに意見を申し上げたいと思うんですけれども、やはり不採算路線だという、一つの路線を見ただけでは確かに赤字かもしれませんけれども、大手航空会社からすれば国内線全体を見たときに言うなれば黒字であればいいわけでして、...全文を見る | ||
○堀利和君 六五%という達成値が果たして高いのか低いのか、そこはいろいろな立場によって違うと思いますけれども、そこでもう一度環境庁と運輸省の方にもお伺いしたいんですけれども、この達成状況を見てそれぞれどういうふうにお考えなのかお伺いしたいと思うんです。 環境基本法の十六条の四...全文を見る | ||
○堀利和君 まさに今回の法改正も騒音対策の一つということで、旧騒音基準適合機の制限ということが指摘されているわけですけれども、航空機騒音対策の体系には、今申し上げましたような発生源、飛行機そのものからの騒音といいますか音ですけれども、発生源対策そして空港構造の改良、あわせて空港周...全文を見る | ||
○堀利和君 ぜひその辺のところは全力を尽くして対策に当たっていただきたいと思います。やはり空港周辺に住んでいらっしゃる方々というのは音に日々悩まされているわけですから、我々が利用する際にはその辺も余り意識しないで利用させていただいているわけですけれども、片方で私たちが安心してかつ...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで、特に私たちが飛行機に乗るというときに一番頼むよと信頼を置きたいのがパイロットの腕です。もちろん整備ということも重要なんですけれども、やはりパイロットの腕というのは大変気になるわけです。 そこで、当然パイロットとしての技能証明、資格を取っているわけですけれど...全文を見る | ||
○堀利和君 そこら辺が十分されているということで安心して乗れるわけですけれども、技能証明の際の実地試験について、今お話にもありましたようにシミュレーターを使って行うという記事が新聞にも先日載っておりましたけれども、私のような素人から見ますと、実際の実機を使ってやらないでシミュレー...全文を見る | ||
○堀利和君 その辺のところはぜひよろしくお願いいたしたいと思います。 次に、規制緩和の観点ですけれども、軽微な定例整備を今後修理・改造認定事業場でも行うようになるということでございますけれども、この辺についても私のような素人から見ますとどうなんだろうかなというふうに思います。...全文を見る | ||
○堀利和君 私のような素人ですと、それはもう運輸省を信頼するしかない。といいますか、信頼しておりますが、なかなか技術面のところになりますと、規制緩和等をして本当に大丈夫なのかどうなのかというのは不安になるといいますか心配にもなるんです。 ここはぜひ大臣に御所見を伺いたいんです...全文を見る | ||
○堀利和君 時間が大分迫ってまいりましたので、まだまだお聞きしたいこともありますが、簡潔にちょっと御質問したいと思います。 割引運賃のことなんですけれども、身体障害者割引などは公共政策的割引ということであります。今回、営業政策的割引ということが導入されるわけですけれども、この...全文を見る | ||
○堀利和君 一つだけ御指摘させていただきたいんですけれども、今局長の御説明のように、営業政策的割引というのは増収、収益を上げるためのものであって、片や公共政策的な割引というのは、収入減も含めて公共的福祉的な観点から行うと、そのとおりだと思うんです。むしろ、目的が違うからこそ収益を...全文を見る | ||
09月01日 | 第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号 議事録を見る | ○堀利和君 私は文部省に、身体障害者のための筑波技術短期大学につきましてお伺いしたいと思います。 この短期大学は、身体障害者、具体的には聴覚障害者と視覚障害者でありますけれども、障害者のために高等教育機関を設立したものであります。聴覚障害者に対してもう既に四年、視覚障害者に対...全文を見る |
○堀利和君 そこで、やはり視覚障害者にとっては、はり、きゅう、マッサージというのが今なお厳しい環境の中でもほとんど唯一の職業ということでございますので、特にこの鍼灸学科についてお伺いしたいと思います。 この鐵灸学科は、一期生がこの三月に卒業したわけですけれども、入学者が十七名...全文を見る | ||
○堀利和君 試験が厳しいということもあるのか、あるいは学年を上がるにも厳しいというふうにいろいろあるのかと思いますけれども、見る限りでは非常にいろいろ問題があるんではないかというふうに思われます。 そして、特にここ二年、はり、きゅう、あんまについては国家試験ということになった...全文を見る | ||
○堀利和君 さらに、鐵灸学科と情報処理学科の進路を見ますと、鐵灸学科の方では就職された方が五名、そのうちせっかく鐵灸を勉学されながら事務職に一名が就職し、また出身盲学校の紹介でどうやら就職をするという方が二名、その他。こういうふうな形でわずか五名の方が就職というような事態であるわ...全文を見る | ||
○堀利和君 さらに、創設のときに文部省がお考えになっていた大学設置法の法案審議の中でも答弁がございましたけれども、この短期大学については重度の障害を持つ方を対象としてスタートするんだということであったわけですけれども、やはり私なりに得たこのデータを見ますと、視覚障害者にしても視力...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで、この短大の設置について法案の審議がなされて、そのときに衆参の両院で附帯決議がつけられたわけです。 参議院の附帯決議で関係ある箇所について読ませていただきますと、「盲・聾学校高等部専攻科について、同短期大学の実績をみっつ、短期大学、専修学校等への転換も含めそ...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで大臣、質問通告では申し上げていなかったんですけれども、次の質問の大きなものに移るのにちょっと時間がありませんので、もう少しこの短期大学について大臣のお考えを伺いたいわけです。 それは、先ほどデータも含めて現状を示したように、非常に困難な状況に私は置かれている...全文を見る | ||
○堀利和君 広く関係者の意見を聞くようなぜひ深い検討をお願いしたいと思います。 以上でございます。 | ||
09月16日 | 第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号 議事録を見る | ○堀利和君 障害者施策推進についてお伺いしたいと思います。 まず、五十嵐官房長官にお尋ねしますが、昨年、法律の題名も変えまして障害者基本法として改正されたわけですが、改正された法律によりまして地方障害者計画というものを全国の市町村が策定する努力規定が定められたわけでございます...全文を見る |
○堀利和君 そこで、来年度に向けて新ゴールドプランあるいはエンゼルプランの策定、実施に向けて厚生省でもあるいは連立与党の私どもの方でも検討しているわけですけれども、どうも障害者の方が置き去りになるのではないかと大分私自身心配もしております。私は、そういう点で、ゴールドプランのよう...全文を見る | ||
○堀利和君 前向きなところを本当にありがとうございます。省内に推進本部を設けてということでございますから、今後具体的なプランが練られていくんだろうと思うわけです。 そこで、こういった具体的なプランを策定するに当たりましても、現在は障害別に三局三課に障害者関係の担当部署が分かれ...全文を見る | ||
○堀利和君 やはり障害者の施策を進める上では一本化が望ましいだろうと思うんですね。といいますのも、三局三課が分かれていることによりまして、つまり子供と大人とが分かれているんですね。障害別に言えば、身体障害、精神薄弱、精神障害というふうにも分かれています。今やもう地域福祉ですけれど...全文を見る | ||
○堀利和君 ありがとうございます。ぜひ前向きに御努力いただきたいということをお願いしたいと思います。 次に、ソリブジンの薬害についてお伺いしたいと思います。私も当決算委員会で取り上げた関係もあり、ソリブジンによる副作用に関する調査結果が出ましたので、それも読みまして御質問させ...全文を見る | ||
○堀利和君 いろいろ改善のための意欲というのも感じるわけですけれども、ことし一月三十一日に総務庁の行政監察局から薬事に関する行政監察結果に基づく勧告というのが出ております。その中でも臨床試験の段階で被験者に対して十分なインフォームドコンセント、特に同意については書面による同意書を...全文を見る | ||
○堀利和君 ぜひ第二相、第三相の方にも書面による同意書を徹底させていただきたいというふうに思います。 次に、今申し上げた治験の第一相から第三相までの制度でも、我が国では届け出制になっているんですが、米国の場合には許可制になっているんですね。そういう点でも、ぜひこの臨床試験の第...全文を見る | ||
○堀利和君 そうであれば、やはり我が国は我が国にふさわしいやり方ということでぜひお願いしたいと思います。 関連して、今の米国のFDAの審査の状況を見ましても、我が国の中薬審のスタッフを見ましても、聞くところによると米国のFDAの審査スタッフは三十倍ぐらいいるというふうにも聞い...全文を見る | ||
○堀利和君 こういう薬に関しては特に人の健康、命にかかわることですから、スタッフをふやしていただきたいと言っても厚生省一存でできるのかどうかということは、大変これ政府全体の問題にもなります。 そこで、総務庁長官にお伺いしたいと思いますけれども、昨今、規制緩和、行政改革というこ...全文を見る | ||
○堀利和君 政府全体としてそのような観点から規制緩和あるいは行革というものをぜひ進めていただきたいことを要望したいと思います。 次に、柔整の保険請求の不正問題については五月三十日の当委員会でも取り上げまして、その際、医療保険審議会において専門部会を設けてこの問題を早急に取り上...全文を見る | ||
○堀利和君 その際、療養費専門部会において、あんま、マッサージ、指圧、はり、きゅうあるいは柔整、いろいろな当事者の関係の団体の方をやはり代表としてメンバーに加えるべきではないかというふうにも私は思っておりますが、大臣、その辺の御検討はいかがでしょうか。 | ||
○堀利和君 よろしくお願いします。 それでは次に、文部大臣に基本的なお考えをお伺いしたいと思います。 お手元に配付させていただきました資料でございます。これは昨年の十二月二十日に国連総会において採択されたものでございますけれども、障害者の機会均等化に関する基準規則というも...全文を見る | ||
○堀利和君 私なりに申し上げますと、原則と言うときには例外というものを想定しているんですね。例外なき原則はないといいますか、そういうようなものというのは確かにそのとおりだと思うんです。大臣が言われたように、原則は原則ということでこの内容をお読みになっていただいたわけですけれども、...全文を見る | ||
○堀利和君 時間がありませんので終わりますが、最後に九のところで、要するに例外という形で固定してもやむを得ないといいますか、その方がいいかもしれないという価値判断をしているのが、聾者あるいは盲聾者の教育についてはその方がいいかもしれないというふうに、そういう意味で九のところにこう...全文を見る | ||
10月17日 | 第131回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○堀利和君 ただいま新ゴールドプランについて厚生大臣から御説明ありました。私は、これはもう必ず実施しなければならない問題だと思います。そういう点で厚生大臣の決意をお伺いしたいんですけれども、武村大蔵大臣に聞こえるようにぜひ決意をお願いします。 |
○堀利和君 大蔵大臣、新ゴールドプランはこれはもう国民に対してのお約束だと思うんですね。 先週、私は大蔵省から出ているこのリーフレットを読ませていただきました。この中では、全国の老人保健福祉計画を集計した数値、この社会保障対策の中の上積みという表の中では、ホームヘルパーが七万...全文を見る | ||
○堀利和君 実は、新ゴールドの場合、国レベルだけでも三千三百億必要だということでございます。 それで、政府として、総理大臣の決意をお伺いしたいんですが、この新ゴールドあるいは子育て支援のエンゼルプランの達成、その後はやはり障害者のためのプランとして、私はノーマライゼーションプ...全文を見る | ||
○堀利和君 一、二年後以内に障害者のプランというのを策定する予定で厚生省も動いておりますけれども、当然そうなると財源措置、予算措置というのがあるんですけれども、大蔵大臣、その予算措置が必要であるということを今、頭の中にインプットしていただけますか。 | ||
○堀利和君 そこで、また総理にお伺いしたいと思いますけれども、本来ですと今回の税制改革の中で福祉ビジョンを示さなければならなかったわけですけれども、与党の福祉プロジェクトの一員としてもそれができなかったということで大変反省もしております。 そこで、福祉ビジョンということについ...全文を見る | ||
○堀利和君 障害者のことについてもお触れになりましたけれども、私は高齢福祉政策の基本的なところは障害者の問題だというふうに思っています。私自身が障害者だからというわけではありませんけれども、やはり年をとってくれば目は近くなり耳は遠くなり、体はなかなか不自由になるということを考えて...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで、やはり町づくりということも大変大きな課題になろうかと思いますけれども、七三年には福祉元年と言われました。私は九四年を福祉の町づくり元年というふうに呼んでいるわけですけれども、政府としてもかなり取り組んでいただいていると思います。 そこで、まず建設大臣に、そ...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで、当然町の中心というのは駅、鉄道駅とかの駅というのは重要だと思うんですね。文明が発展するには大きな川沿いにあったわけですけれども、やはり町の中心というのは大体駅舎ということになるわけですけれども、この交通の問題で運輸大臣に、その取り組み、決意をお伺いしたいと思う...全文を見る | ||
○堀利和君 当然ソフト面の改善ということも重要なんですけれども、やはり町が本当に住みやすくなければ、移動が自由にそして安全に行われなければ、障害者はもちろんですけれども、これからの高齢社会に対応するということも非常にやはり困難だろうと思うんです。 そこで、総理にお伺いしたいと...全文を見る | ||
○堀利和君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。 それで、ハードの町づくりという観点はもう当然なことだと思いますけれども、同時にこれから二十一世紀は高度情報通信社会、ニューメディアあるいはマルチメディア時代とも言われるわけです。アメリカでもクリントン政権では情報スーパーハイウ...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで、やはり私がどうしても気になるところは、この高度情報社会というのは、先ほど言いましたように、高齢社会であるわけです。ですから、お年寄りになるとなかなかメカに弱くなるといいますか、技術がどんどん進歩する中で置いてきぼりを食うといいますか、特に情報障害者といいまして...全文を見る | ||
○堀利和君 時間が来ましたので、最後に総理大臣にお伺いしたいと思いますけれども、高度情報通信社会、マルチメディアの時代において、やはり視覚障害者の場合、独力で情報にアクセスできない場合、変換をしてそれを送るというようなセンターも必要だろうと思うんですね。関西文化学術研究都市という...全文を見る | ||
○堀利和君 お願いします。 以上です。(拍手) | ||
11月01日 | 第131回国会 参議院 厚生委員会 第6号 議事録を見る | ○堀利和君 昨日そして午前中の審議を聞いておりまして、私の質問を組み立てる上でも重複する内容も出てきますけれども、その点はお許しいただきたいと思います。 まず、大臣にお伺いしたいと思いますが、各国の年金制度、それぞれ歴史を持ち、それぞれの制度があるわけですけれども、大まかに言...全文を見る |
○堀利和君 私は個人としては、やはり我が国の年金制度はそれなりに三十年の歴史も持っての皆年金制度でありますから、急にその枠組みを、また柱立てを変えるというわけにはいかないとは思いますけれども、保険方式と税方式を見れば、確かにそれぞれのよさ、それぞれの欠落、欠点というのもあろうかと...全文を見る | ||
○堀利和君 人口構成の観点からいっても、戦後のベビーブームに生まれたいわゆる団塊の世代が年金を受給する年代に入るということで二〇一〇年代前半というようにも理解できるわけですけれども、ただ、六十五歳になるときは生まれた方がちょうど一九四九年であるわけですね。私は五〇年ですので、もう...全文を見る | ||
○堀利和君 私ども団塊の世代にとっては六十歳が引退なんだという意識から、いや、六十五歳までが現役であるといういわば意識変革をしなきゃいかぬだろうなというふうに思ってもおります。ただ、そのためにも、政府としてはこれからの金融政策なり経済政策そして雇用対策ということについてはやはり万...全文を見る | ||
○堀利和君 精神障害者の施策については、他の障害と比較しますと大変おくれているというふうに思いますので、ぜひ全力を挙げていただきたいと思います。 同時に、手帳についても、身体障害者手帳が交付されるころもそうだったんですが、今で言えば精神障害者に対する偏見、差別というのがやはり...全文を見る | ||
○堀利和君 この問題は今後の課題ということにさせていただきたいと思います。精神障害者の施策についてはどうしても他の障害者の施策に比べておくれているし、いろいろなやはり複雑な特徴を備えた問題でもあると思うんですね。 次に、無年金の障害者の問題について伺いたいと思いますけれども、...全文を見る | ||
○堀利和君 特に在日の朝鮮人、韓国人あるいは中国人の障害者について無年金の方々には、多くの自治体が無年金であるということで手当を創設していると、こういうありがたい現状があるわけです。手当ですから額からいってもそう高いものではないわけです。 この衆議院の附帯決議の中では、「所得...全文を見る | ||
○堀利和君 次に、大臣にお伺いしますけれども、この無年金の問題を取り上げておりますと、いつも戻ってくる答えが社会保険方式である、加入していない者が年金を受けることはできないんだということでもう答えはわかってしまっているんですが、しかし私は、それはそれとして百歩譲って、言ってみれば...全文を見る | ||
○堀利和君 ぜひそこは前向きに、そして無年金の障害者たちが期待を持って迎えられるような内容をぜひ検討されて実現していただきたいと思います。 次に、無拠出の障害基礎年金受給者に対しての子の加算について伺いたいと思います。 昭和六十年の改正で、障害基礎年金を受ける方については...全文を見る | ||
○堀利和君 ぜひそこのところを十分踏まえていただきたいと思います。 そこで、質問を続けますが、昭和六十年改正時に子の加算の件数と直近の子供の加算の件数はどういうふうになっていますでしょうか。 | ||
○堀利和君 把握していないということですから数字をもって論議することはできないわけですけれども、理論的にあるいは実態的に考えますと、二十のときに無拠出の障害基礎年金を受給するわけで、この受給権発生時の要件をもってはかるわけですね。したがって、二十前に子供があれば子供の加算がつくけ...全文を見る | ||
○堀利和君 そこで大臣、これは年金受給権発生時の要件というのは本当にわかるんですが、今申し上げたように、せっかく子供を養育するためにつくられた子の加算が二〇〇四年になればおおよそ事実上実態としてはなくなってくるということは非常に残念なんですね。 そういう点で、何とか次期改正時...全文を見る | ||
○堀利和君 大臣が言われるように理屈の上では難しいんですね。難しいんですが、先ほど言いましたように、二〇〇四年になったら制度は残ったけれどもほとんどそれを受ける者がいないという非常に奇妙な話になりますので、ぜひ前向きにお願いしたいと思います。 次に、障害者の雇用と年金、あるい...全文を見る | ||
○堀利和君 そうしますと、四十歳代、五十歳代になって障害者で雇用されている人が多くなるというのは、途中で障害を負った方々が継続されて雇用になっているというふうに理解できるのかと思うんですけれども、その点はどんなふうにお考えでしょうか。 | ||
○堀利和君 そこで、年金局長にお伺いしますけれども、これはちょっと難しいかと思いますが、雇用されている障害者の年金状態の分類といいますか、この辺はわかるでしょうか。 | ||
○堀利和君 昨日の審議の中で前島議員が、障害者で障害によってはかなり老化が進む場合もあるんだと。私たちの周辺でも、目いっぱい働くことが非常に困難だといって途中で退職されるとか、年金に入っていたんだけれどもいわゆる掛け捨てになってしまったとかいろいろ聞くこともあるんですが、今回、四...全文を見る |