堀利和

ほりとしかず



当選回数回

堀利和の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月24日第143回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○堀利和君 堀利和でございます。  再びこうして国会の場で仕事をさせていただくことになりました。よろしくお願いしたいと思います。  ただいま平田委員の大変緊迫した質疑を横で聞きながら、この空気の重さを感じながらの、また角度を変えた各論にも似た質疑になりますけれども、その点はま...全文を見る
○堀利和君 ぜひ力強い対策を組んでいただきたいと思います。  そして一方で、もちろん雇用対策という観点からやると同時に、やはり仕事そのものを、あるいは職業開発ということも私は重要なテーマだろうと思っております。  そこで、通産大臣にもお聞きしたいんですけれども、これからの産業...全文を見る
○堀利和君 ぜひ前向きにお願いしたいと思います。  次に、働くことが困難な重度の場合、やはり地域生活をいかに送るかということがまた重要な課題でありまして、そういう意味では介護の問題というのは大変大きいわけです。  この二〇〇〇年、平成十二年から介護保険制度がスタートするわけで...全文を見る
○堀利和君 同様に、この介護保険制度と現在生活保護における他人介護料という介護に関しての制度がありますけれども、これがまたどうなるかというのがよくわからないので、そこら辺もちょっと御説明願いたいと思います。
○堀利和君 いずれにしましても、地方自治体が単独で行っている介護事業にしろ生活保護における他人介護料にしても、介護保険制度導入によって障害者が現在受けている介護サービスの水準が下がらないように、これ大変心配ですので、大臣、ここについて全国の障害者が安心できるような明確な御見解を示...全文を見る
○堀利和君 それでは、次に総理府の障害者推進本部から先般、障害者施策に関する計画の策定等の状況というのが発表になりました。  これは、障害者基本法の七条に基づいて障害者計画の策定というのがございます。この実施状況なんですけれども、それを見ますと、都道府県では計画はすべてつくって...全文を見る
○堀利和君 さらに、総理にお伺いしたいんですけれども、小渕内閣としての人権政策がいかがなものかということなんです。  この基本法にぜひ障害者の人権にかかわる条文をつくりたいと私は思っております。といいますのも、知的障害者の雇用企業や福祉施設において今なお人権侵害にかかわる事件が...全文を見る
○堀利和君 この基本法は議員立法ですから、むしろ我々国会の方の仕事になると思います。  もう時間も参りましたので最後にお伺いしますけれども、この法律では障害者の社会参加全般にかかわりますので各省庁にまたがる政策がいっぱいあります。もちろん、保健福祉ということが中心になりますと厚...全文を見る
○堀利和君 終わります。  どうもありがとうございました。
09月17日第143回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号
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○堀利和君 午前、精神薄弱者の用語の関係の法律が採決されました。実は、平成二年に私は当時の社会労働委員会で、精神薄弱という言葉は余りにも耳ざわりが悪いし、非常に差別偏見に思える用語だから言いかえたらどうかということで取り上げたわけです。当時、厚生省としては、その問題意識はあるけれ...全文を見る
○堀利和君 大変前向きに受けとめていただいているところで大変ありがたく思います。  次に、やはり同じく障害者プランの中で無年金障害者の問題についても提起されているわけです。  これは、前回の国民年金法の改正の際に、無年金である障害者の所得保障について大変論議になりまして、衆参...全文を見る
○堀利和君 この問題は、二十一世紀に宿題として残さないようにぜひお願いしたいと思うんです。自治体の中には百数十ぐらい、もちろんこれは無年金になった事由にもよりますけれども、国が所得保障、年金などの手だてがないために、かわって自治体がやるということでやっておりますので、そういう意味...全文を見る
○堀利和君 私は、こういう人権侵害の事件が施設なりそういう民間の事業所で起きるという背景には、ある意味で構造的に問題と感じるのは、例えばお客さんなり他人が我が家に来るとなれば、多少散らかっているものを片づけたり見ばえも含めて整理整とんするわけですね。そういう意味で、施設なり事業所...全文を見る
○堀利和君 ぜひきめ細かな対策を講じていただきたいと思いますけれども、どうも私としては障害者の一一〇番にしろ、不十分だなというのを実際感じるわけです。  私は、先般予算委員会でも取り上げさせてもらいましたけれども、障害者基本法は議員立法ですから私どもの問題なんですが、障害者基本...全文を見る
○堀利和君 より具体的な、しかも施設なり地域で暮らしている障害者がその制度をみずからの立場で活用できるような具体的な対策をぜひ講じていただきたいことを重ねてお願いしたいと思います。  次に、少し話題、質問が変わりますけれども、私自身視覚障害者でございまして、最近、我々視覚障害者...全文を見る
○堀利和君 国民の側からすれば、質の高い充実した施術、サービスというのを当然受けるようにしなきゃなりませんけれども、やはりそういった質の高いサービスを提供する側の立場をきちんとすることがまたそういう質の向上につながると思います。  そこで、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう...全文を見る
○堀利和君 そこで、大臣にぜひともお伺いしたいんですけれども、以上のやりとりをお聞きした上で、つまりあんま、マッサージ、指圧等の施術、技術の質の向上、維持、そして視覚障害者のいわば唯一の職業を生業として守っていかなきゃならぬ、こういうことを踏まえて、今後この政策運営についての前向...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございました。大変前向きな御答弁をいただいたので、大変勇気を持って今後も、一方では技術の向上、そして他方ではいわば視覚障害者の生業を守るということでまた私も頑張っていきたいと思います。  次に、介護保険法との関係で、特別養護老人ホームに働くマッサージ師の身...全文を見る
○堀利和君 いずれにしても、保険料のアップなりあるいは税による手だてなり、そういう意味ではそれなりに道は選択としてあるんだというふうに理解したわけですけれども、保険が導入されたからこれまでやってきた自治体の上乗せ部分、単独事業がなくなってサービスが低下した、結果的に保険が導入され...全文を見る
○堀利和君 私はやむを得ない措置というだけでは済まされないと思うんですね。機能回復訓練指導を少なくとも有資格者の兼務といえども看護婦さんなりあんまマッサージ指圧師がやるんじゃなくて寮母さんがやるというのは私はゆゆしき事態だなと思います。  そこで、私はこの新制度へ移行する際には...全文を見る
○堀利和君 確かに現行のサービス水準を前提に、しかも保険ですから、いわば全国公平、公正に実施されなきゃいけない、確かにそうなんですね。しかし、私は現行の制度においてすら問題を感じているわけですから、やはり介護保険に対する期待のある中で一歩進めていただきたいというのが私の気持ちであ...全文を見る
○堀利和君 以上で終わります。
12月03日第144回国会 参議院 国民福祉委員会 第1号
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○堀利和君 新潟県の国立療養所犀潟病院で五月十五日に患者さんが亡くなった事故についてお伺いしたいと思います。本件は大変私は重要だと思いまして、これまでにも厚生省の方から説明は受けたんですが、ぜひ当委員会で改めて取り上げさせていただきたいと思います。  亡くなった患者さんは措置入...全文を見る
○堀利和君 そこで大臣、これだけの事故が起きた。私は大変なことだと思うんです。法律に基づいてこうした隔離なり身体拘束をする、ぎりぎりのところで認めているわけです。その法律を守らずに、いわばずさんな治療をしていたのかなということで大変残念に思うんです。また、国立病院等の実態の報告を...全文を見る
○堀利和君 こういう事態が起こる前に院内の環境なり処遇改善に対して、実は処遇改善請求という制度がございます。患者さんなり御家族の方々が都道府県の精神医療審査会に申し入れするわけです。平成八年の数字を見ますと、それが四十八件なんです。私は非常に少ないと思っています。つまり、入院患者...全文を見る
○堀利和君 この請求制度がやっぱりきちんと働かにゃいかぬと思っております。  それで、非常に私は人権擁護についてこだわるんですが、昨日、我が党の厚生部会で厚生省の方から第三次補正予算案の厚生省枠をお聞きしたわけです。その中で、障害者施策の推進というところがございまして、障害者の...全文を見る
○堀利和君 時間がございませんが、一つだけ。   最後にまた大臣にお伺いしたいんですが、精神病院以外の、例えば老人病院などでも痴呆性老人に対して身体拘束という事実、実態があります。そういう意味で、この事態を私は放置したままでいいのかどうかと思っているんですが、その点に関しては大...全文を見る
○堀利和君 以上で終わります。