堀利和

ほりとしかず



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堀利和の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第151回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。よろしくお願いいたします。  ITとデジタルデバイドの関連でまず質問させていただきます。  IT革命という言葉も大分耳なれてまいりました。森内閣の新生日本の柱にもなっているITであります。しかし、どうも聞けば聞くほどといいます...全文を見る
○堀利和君 ぜひ全国展開している講習会に障害者が同じく講習できるようにしていただきたいと思うんです。私の知る限りでは、大分県あるいは千葉、東京でも障害者向けの講習会を事業化しておりまして、ぜひ北海道から九州までそのようになるように、厚生労働大臣あるいは総務大臣、ぜひよろしくお願い...全文を見る
○堀利和君 現状については、率直に申し上げて非常に私自身不満を持っております。中でも、日本がアメリカに追いつけということでのIT戦略を持つのであれば、アメリカはリハビリテーション法五百八条というのが八六年に加えられまして、いろいろ見直ししながらようやくことしの六月に施行されるわけ...全文を見る
○堀利和君 それは、九八年の金融再生法なり活性化法という金融安定化システムができたからだと思うんですね。  当時、何かよくわからないブリッジ方式とかというのを出してきたんですけれども、この辺についての反省、御認識はどうなんですか。
○堀利和君 ブリッジ方式。
○堀利和君 大丈夫だと思いますよ。それはやはりさっきも言いましたように、九八年のいわゆるブリッジ方式というわけのわからないようなものに対して、民主党初め野党で再生化法というものを出して、それを言うなれば小渕内閣ががぶ飲みしたわけなんですね。それがあったからこそ、今こういう形で危機...全文を見る
○堀利和君 私は、失礼ですけれども、どうも景気循環論的な教科書で物事を見ているのではないかと。先ほど峰崎委員も言ったように、二九年の恐慌の話のように歴史に学ぶといえば、今は決して単純な景気循環論ではないわけですし、そのうち消費は上がるだろうと、私はどうもそこが心配でならないわけな...全文を見る
○堀利和君 プライバシーというのは大切なことですから、それはもう慎重にやらなきゃいけないと思いますけれども、ただ、受ける側の個人にとっては効率よく有効にサービスを受けたいというのがございますので、そういう意味での検討をお願いしたいと思います。  次に、森総理が施政方針演説の中で...全文を見る
○堀利和君 経済戦略会議の報告でも、一階は公的、税で年金をやろうと、今のいわゆる二階部分はもう個人、私的にやろうということが出まして、厚生省は、恐らくこれ、かなり何といいますか受け入れがたい姿勢をとったと思うんです。私もそこは同感なんですね。あくまでも、やはり共助というところが中...全文を見る
○堀利和君 社会保障を根本的に改革しようとすると、どうしてもこれは避けて通れないなと私は思うんですね。サラリーマングループからしますと、そこが非常に不公平感があって、前に進まないということがございます。  次に、健康保険組合の財政についてお伺いしますけれども、健保組合が赤字予算...全文を見る
○堀利和君 確かに、GDP成長率より社会保障の自然増といいますか高齢者医療費の方が伸びが高い、こういうことが原因であることは確かなんですが、十二年度に抜本改革する、そして老人医療費の削減ということは、当時厚生省が公約したんですね。これをとんざさせて、こういう状況の一つの原因でもあ...全文を見る
○堀利和君 まさしく十二年度やるべきことをやらなかった、その原因がやはりこういう事態をつくり出しているというふうにぜひ認識していただきたいと思います。  高齢者の医療費の問題ですけれども、昨年、臨時国会で健康保険法が改正されました。高齢者にも負担していただこうということで、かつ...全文を見る
○堀利和君 次に、介護保険制度についてお伺いします。  もういよいよ、失礼、いよいよじゃないですね、もう一年になろうということなんですけれども、この状況を見ますと、まず一つは在宅サービスがどうも伸び悩みかなというように思うんですけれども、この辺についてどのように見ておられるのか...全文を見る
○堀利和君 在宅介護、それほどでもないというお話でしたけれども、この在宅サービスを充実するために多様な事業者の参入というのがあったと思うんですが、これの全般的な展開がどうなっているのか。  在宅サービスについての十分な、納得いかないところがあるんですけれども、それは介護報酬のあ...全文を見る
○堀利和君 介護保険についてはまだまだお聞きしたいこともあるんですが、時間が大分、もうほとんどないものですから、最低賃金法と知的障害者の年金について質問も用意したんですけれども、これもちょっとまた次の機会にさせていただきます。  最後に、坂口厚生労働大臣にお願いなんですけれども...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございました。
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。  先日、時間の関係で残しました最低賃金法と障害者の基礎年金の問題について質問させていただきます。  本年一月六日から厚生省と労働省が一つになりまして一大政策巨大官庁が誕生したわけでございます。中の機構、組織を見ますと、残念な...全文を見る
○堀利和君 要するに、目的は幾つかあろうかと思いますけれども、そのうちの一つに、賃金の最低額を保障することにより労働者の生活の安定を図るということがこれまた重要だと思うんです。  ところが、本法の八条には最低賃金の適用除外が規定されております。そのうち、障害による労働能力の低い...全文を見る
○堀利和君 本来ならすべての労働者に最低賃金を保障すべきだということがこの法律の基本目的だろうと思うんですね。しかし、今の御説明ですと、障害によって、障害が原因で労働能力がない者が最低賃金を要求するととても支払うことができないから雇わないよ、雇えないよと。つまり、雇用を優先するた...全文を見る
○堀利和君 全体で四千五十人ということで、この内訳を見ますと、精神あるいは知的障害の方が大分多くて、九割ぐらいを占めているんでしょうかね。私は、先ほど、その法律運用に恐らく何の落ち度もないと、むしろ労働の市場原理からいっても合理的だというふうにおっしゃるんだと思うんですね。  ...全文を見る
○堀利和君 厚生労働省となった限りは、当然、私はそこの年金の給付も含めた生活全般についての実態調査が必要だと思うんですけれども、それについてはどのようにお考えでしょうか。
○堀利和君 最賃の適用除外になった方が年金も受けられないという実態があるんですね。  そこで、知的障害者のこの基礎年金の給付を受けるための申請、そしてまた裁定、こういう手続等がどういうふうになっているか、お聞きしたいと思います。
○堀利和君 私は医師のみで判定されるというのは問題があると思うんですね。したがいまして、福祉や労働関係の方々のケースワーク、相談あるいは本人の面接や聴聞ということも必要だと思うんですけれども、これについてはどうお考えでしょうか。
○堀利和君 時間も参りましたので最後に大臣にお伺いしたいんですけれども、政府の行政改革大綱の障害者の福祉と雇用施策の一体化ということを踏まえまして、私としては、厚生、労働、これ一つになったわけなんですね。つまり、あなたは労働能力が低いから最低賃金は上げませんよ、あなたは労働能力が...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございました。
04月04日第151回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。よろしくお願いいたします。  江橋参考人にまずお伺いしたいと思います。  君主主権、国民主権、人民あるいは民主主権と言ってもいいと思いますけれども、私はこの流れについても賛成といいますか、同じ考えだと思います。  そこで、や...全文を見る
○堀利和君 そこで、最近、地球市民という言葉も使われてもおりますし、EUの統合という壮大なる実験を見ましても、国民主権なり国民国家というまさに国境を越えて主権というものも変わりつつある。特に二十一世紀は情報社会、国際社会でもありますから、そういう意味で、今御説明になったように日本...全文を見る
○堀利和君 そうしますと、市民という概念をめぐって少しお話をさせていただいているわけですけれども、国民という一つの概念に対して市民という概念が想定されると思いますが、そこの想定のところでは、ある意味で非常に分権化と、地域という意味での市民という、自立した市民というのがあると思うん...全文を見る
○堀利和君 御案内だと思うんですけれども、NPO法の制定の過程で、当初、市民活動ということで市民という文言が法律の題名なりで使われたわけですけれども、参議院に来てから、市民というのはふさわしくないということで非営利活動ということで変わったわけなんですね。私の感覚では市民でいいんじ...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございます。  そこで、少し話を、話題を変えますけれども、国民主権、国の機構というテーマでございまして、そういう観点からいいますと、先ほど戦後補償の問題も出ましたけれども、歴史的に見ましても、まさに市民参加の政治といいますか、国づくりというふうに考えたとき...全文を見る
○堀利和君 それでは、渡部参考人にお伺いしたいと思いますけれども、憲法二十九条、三十条の私有財産の問題、納税の問題、お話をお聞きしまして、二つ質問させていただきます。あわせてお答えといいますか、御意見を伺いたいと思います。  一つは、税というものを通して国民の所得配分という機能...全文を見る
○堀利和君 この二十一世紀、民主主義社会、民主主義において、ヒトラーの再来とかそういうやっぱり御心配はされるんでしょうか。
○堀利和君 以上です。
04月05日第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。  早速、内閣府推進本部の方からお伺いしますけれども、平成七年に策定された障害者プランの中に四つの障壁が記されております。それは、物理的な障壁であり、情報の障壁であり、意識の障壁、そして今回がまさしく制度の障壁でございますけれど...全文を見る
○堀利和君 そこで、六十三制度なんですけれども、この全体的な見直しの状況はいかがなものでしょうか、現段階で。
○堀利和君 厚生労働大臣にお伺いします。  実は、先ほど障害者プランに制度の障壁が示されていると申し上げましたけれども、九三年の新長期計画には既にこの障壁を見直すようにと、社会参加のために見直すということが示されているわけなんですね。そういう点からいいまして、私自身は遅きに失し...全文を見る
○堀利和君 ようやくここまで来たという意味でも、確かに私も多くの方々の、そしてお役所の方々の努力を高く評価したいと思ってもおります。  そこで、具体的な審議に入りますけれども、実は医療関係者審議会の最終の議事録を見まして感ずるところがございました。というのは、もちろんこの障害欠...全文を見る
○堀利和君 今の御答弁がそうなんですね。実際上ということだと思うんですね。  そこで、文部科学省にお聞きしたいんですけれども、法令の条文で、絶対的、今度は相対的になりますけれども、欠格条項、事由がある。これと同じように、教育養成機関の入り口、入学時の、あるいは受験もそうですけれ...全文を見る
○堀利和君 ぜひその辺は強くお願い申し上げたいと思います。  次に、先ほどの審議会の議事録を見ておりまして、できる部分を高く評価、生かして、免許付与業務に際して、現場において、プロフェッション団体の現場、個人の自立、そういうところに事をゆだねてやるべきだという意見もあり、あるい...全文を見る
○堀利和君 わかりました。ありがとうございます。  次に、平成十一年八月に推進本部から対処方針が出されました。これを受けて各省庁が見直しに入っているわけですけれども、その対処方針では「心身の故障」と表現されていたんです。つまり、「心身の故障のため業務に支障があると認められる」云...全文を見る
○堀利和君 確かに故障と言う方が幅広だろうと思うんです。ですから、そこをむしろ幅広くしないで、ある意味で狭く限定することで門戸が広くなる、これも一つの理屈だろうと思うんです。  ただ、今回は絶対的から相対的に変えるわけですから、絶対的であれば幅が広ければ広いほど困るわけですけれ...全文を見る
○堀利和君 いや、言わんとするというか、それはわかるんです。広げてはいかぬ、限定した方がいい、確かにそれはわかるんです。ただ、絶対的から相対的に変わったんですから、故障という幅広く設けても、個別を見るんですから構わないんですね。ドイツが絶対的欠格事由なんですよ。日本の医学はドイツ...全文を見る
○堀利和君 であるならば、私は、話がもとに戻りますが、養成教育課程でわかるんですよね、臨床実習・研修、そしてカリキュラムを取得する際にその本人の状態が。であれば、その課程を終えて、試験で欠格条項を設ける必要はないんじゃないかというように思うんですけれども、いかがお考えでしょうか。
○堀利和君 時間がありませんので、先に進めさせていただきたいと思います。  そこで、今早急に検討しろというのは無理かと思うんですけれども、例えば医師免許の場合も、御案内のようにそれぞれの科目に分かれるにしても、全体、オールマイティーでなきゃならない。これはもう現制度では当然なん...全文を見る
○堀利和君 確かにいろいろな考え方があろうかと思うんですね。私も、視覚障害者の働く機会をということで雇用の促進の運動もした経験がありますけれども、公務員の採用ということでやりましても、公務員はあらゆる部署であらゆる仕事をこなせて初めて一人前の公務員なんで、ここの部署、分野だけでき...全文を見る
○堀利和君 万全な体制を整えながら、私もむしろ一日も早く施行していただきたいということを思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、大臣にお伺いしたいと思いますけれども、この欠格条項に係る改正の根拠にもなるわけですけれども、障害の機能を補完する科学技術の水準だ...全文を見る
○堀利和君 若干審議の内容が行ったり来たりすることで申しわけないんですけれども、今回の改正の内容を見ますと、現行の絶対的欠格事由が相対的になるんですけれども、これがおおむね横滑りのパターンなんですね。そうしますと、業務の本質的な部分としての必要不可欠な心身の機能の具体的な内容と個...全文を見る
○堀利和君 ぜひそのような前向きな方向で検討されていってほしいと思います。  次に、改正試案の中に、当該者が現に利用している障害を補う手段、治療等という書きぶりがございます。この中に投薬は含まれるのかどうか、お聞きしたいと思うんです。
○堀利和君 次に、資格試験を受ける場合に、これは診断書の提出は必須かどうかお聞きしたいと思うんです。それで、当該者が現に利用している障害を補う手段や能力等を把握する際に診断書だけで果たして可能なのかどうかなというふうに私は疑問に思うんですけれども、この辺についてはどのようにお考え...全文を見る
○堀利和君 そこで、改正試案などを見ましても身体と精神が違って書かれているといいますか、何といいますか、つまり今の診断書等を含めた判断を行う際に専門家の意見を聞くというのは、精神の方はあるんですけれども、身体の方にないんですけれども、これは全く同じ扱いだというふうに理解していいん...全文を見る
○堀利和君 そこで、医療関係者審議会のやはり議事録を見させていただきながら、行政内部ではなくて別の機関でその辺のところをやるんだというような意見もあったんですけれども、なぜか厚生労働省、行政内部にそれが行われるというふうに変わっているんですけれども、これはなぜそのように変わったか...全文を見る
○堀利和君 わかりました。ありがとうございました。
○堀利和君 時間がありませんので、一つだけ。午後にあとは回しますけれども、免許付与の可否決定は最終的にどこで行われるのか。医師免許であれば医道審議会でしょうか、また看護婦の場合の免許は保助看部会なんでしょうか。最終的にはどこなんでしょうか。
○堀利和君 申しわけありませんでした。終わります。
○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。  きょうはありがとうございます。時間も余りありませんので、早速お伺いしたいと思います。  精神科医としての専門家の金子参考人にお聞きしますけれども、乱暴な言い方をすれば、私自身視覚障害者ですけれども、身体障害者の場合にはそれ...全文を見る
○堀利和君 次に、金参考人にお聞きしたいんですが、職務を的確に遂行するのは当然だと思うんです。それはもう金参考人もそのとおりに思われていると思います。障害者だから患者の安全を損なっていいというふうには、これは絶対になるわけがないですから、当然前提は患者の安全が前提なんですね。 ...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございました。
○堀利和君 午前中に引き続きまして質問させていただきます。    〔委員長退席、理事亀谷博昭君着席〕  補助的手段と言われておりますこの補助的手段とは具体的にどのようなものか、お伺いしたいと思います。  先ほどの参考人の方からも、医行為、医療補助行為、本来業務そのものをもち...全文を見る
○堀利和君 次に、精神機能障害の関連でお聞きしますけれども、認知、判断、意思疎通、こうした形での適切にできるかどうかということについての個別判断に際しまして、その判断基準というものが当然必要になるわけですけれども、それが具体的にどういうものかについて御説明願いたいと思います。
○堀利和君 次に、意見聴取の件についてお伺いしますけれども、求めに応じて本人の意見聴取が行われるわけですけれども、その際に、意見聴取は本人だけなのかどうか。先ほどの参考人質疑の中でも、特に精神機能障害の方については、その病歴、さまざまな環境がありますから、主治医がやはりきちんと説...全文を見る
○堀利和君 次に、教育養成機関についてお伺いします。  文部科学省の担当者の方にお願いしたいんですけれども、せっかく絶対的事由から相対的事由に一歩でも前進したわけですから、これまでのように試験を受けるところまでたどり着けなかった、教育養成機関の受験、入り口で結局はじき出されてし...全文を見る
○堀利和君 次に、坂口大臣にお伺いしますけれども、障害によっては、私もそうですけれども、当然試験を受けるには点字で受けなきゃならない。午前中にもこのことが取り上げられましたけれども、そういう意味で、形式的な、機械的な平等でやるのではなくて、本当の意味の実質的な平等、優遇しろという...全文を見る
○堀利和君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  引き続き坂口大臣にお伺いしたいと思いますけれども、今回、主に医療職種の関係の資格を取得する際の試験においての欠格条項の見直しということなんですが、例えば医療職種とは別に、福祉関係の職種においても当然さまざまな資格がございますし...全文を見る
○堀利和君 試験はもとより、実際に職務を遂行する上で、その本来業務との関係で障害がどのような形で受け入れられるのか、そういう内容に踏み込んだところでも御検討願って、職種、職場によってはチームで行うということもあり得ることでしょうから、そういう意味で、一人でもやはり夢がかなうような...全文を見る
○堀利和君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  このように、支援機器、技術によって社会参加、仕事ができるというふうになると思うんですね。片方で、先ほどからも言っていますように、人的支援ということも期待されるわけです。障害者雇用促進法の制度でも職場介助者制度というのがございま...全文を見る
○堀利和君 では最後に、内閣府の推進本部の関係でお伺いしたいと思いますけれども、来年度で新長期計画が、そして同時に障害者プランが終わるわけですけれども、これの完全実施をきちんとやっていただきたいことと、その後、これでおしまいということには私はならないかと思いますので、総合的な、そ...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございました。  終わります。
05月24日第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。  小泉内閣は改革を前面に出しております。先ほどお話聞きながら、改革というのはスピードと既存の前提、枠組み、条件を壊していくといいますか、そして新たにつくっていく、こういうことだろうと思うんですね。カメとウサギの話も出ましたけれ...全文を見る
○堀利和君 大変ありがとうございます。  私たち国会議員も立法府の責任というのがございまして、そういう意味では大変一人一人の議員が恐らく苦しんだんだろうと思います。いずれにしましても、政治決断をしていただいたということで、これから少しは前に物事が進んでいくんだろうと思います。 ...全文を見る
○堀利和君 ぜひ前向きによろしくお願いしたいと思います。  そこで、この間の歴史を見ましても、本当に言葉にならない非常な苦しみをハンセン病患者、元患者の皆さんに与えたと思います。そこで、国会の動きを、あるいは当時の厚生省の動きを見まして、いろいろ考えさせられます。  昭和二十...全文を見る
○堀利和君 そこで、社会的環境としては確かに当時は難しかったなとは思います。ただ、熊本地裁の判決では、国家賠償法の限界から直接的には違法とは認定できないけれども、患者の完全収容隔離政策、無らい県、県内にらいがないというような運動や国辱論、そういうものを、厚生省の絶対隔離、絶滅政策...全文を見る
○堀利和君 これは法律論になるのでなかなか難しいと思いますけれども、平成八年、九六年、らい予防法が廃止されるわけですけれども、この一月十八日に当時の菅直人厚生大臣が患者さん代表者の方々と直接お会いしまして謝罪しております。今回の訴訟過程において、答弁書にもその辺のところが示されて...全文を見る
○堀利和君 過去というものは戻ってはきません。しかし、過去に学ぶことで本当に未来が開けるんだと思いますので、ぜひ政治主導、政治決断に基づいて前向きの施策を十分講じていただきたいことをお願いしておきたいと思います。  そこで、やはり同じように人権侵害、制限を受けている、特に知的障...全文を見る
○堀利和君 医療上なかなか難しいところも、原則的にいえば医療機関ですから、そういう観点から難しいところはあるかと思いますけれども、先ほど申し上げたように、残念ながら長期入院、したがってそこが生活の場にもなってしまっているわけですので、ぜひその辺は前向きにお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○堀利和君 今後、利用契約制度になることでもありますから、ぜひそこのところは厳格にといいますか、利用する側が泣くことのないようにお願いしたいと思います。  次に、これも不祥事の問題ですけれども、特別養護老人ホームの建設をめぐっては、補助金の不正受給が後を絶たないわけでございます...全文を見る
○堀利和君 そこで、質問をちょっと時間も気になりますので一つ飛ばして、今の大臣の御答弁に関連してお伺いしたいと思います。  それは、共同募金の指定寄附制度についてでございます。これは厳正に運営をすると、運営の確保と言いつつも存続しております。  これはどういうことかといいます...全文を見る
○堀利和君 何事もそうですけれども、こういう福祉関係事業についてはやはり世間からの信頼というのが重要ですから、こういうことが決してあってはならないというように思いますので、その辺は厳格に厚生労働省として対策、あるいは見守っていただきたいと思います。  次に、介護保険制度と障害者...全文を見る
○堀利和君 この問題は、第一義的に厚生労働省に責任があるわけではありませんで、やはり制度としては市町村保険者、窓口としての障害福祉課が責任を持つべきだというふうに思いますけれども、ぜひその辺、しかしバックアップをよろしくお願いしたいと思います。  次に、この問題もちょっと難しい...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございます。なかなか制度としては難しいなと私も思いますが、現実は現実、そういう問題を抱えている方がいらっしゃいますので、何とかいい方向が見出せればと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、利用制度なり介護保険制度スタートということで、地域福...全文を見る
○堀利和君 ぜひよろしくお願いいたします。  介護保険の場合、それがいいかどうか私わかりませんけれども、かなり広域圏における連合体をつくって制度を運用していますけれども、障害者に目を移しますと、小さな村、人口の少ないところで単独で障害者施策、サービスを提供できるだけの体制がある...全文を見る
○堀利和君 最後に、私どもの仲間の方々が大変期待と心配をしていることについてお伺いしたいと思います。  昨今の不況の中で、経済構造の改革ということでリストラ、自発的・非自発的失業者がふえているわけですけれども、視覚障害者の方で、人生の途中で二十代、三十代、四十代、家族を抱えて働...全文を見る
○堀利和君 終わります。
06月07日第151回国会 参議院 環境委員会 第14号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和と申します。  本日は、大変お忙しいところ、貴重な御意見を伺うことができまして、本当にありがとうございました。  私のような素人ですと不安だけが先立つということがございまして、その意味では、専門家の方々の御意見を十分お聞きしたいということが...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございます。  時間も少ないものですから全員の方にお聞きすると時間がちょっと心配なんですけれども、今回のPCBの特別措置法では、五年間でプラント、処理施設を整えて、その後十年間で処理するということなんですけれども、今回、化学的処理によることも含めて、果たし...全文を見る
○堀利和君 今後の参考のためにもお伺いしたいんですけれども、これは時間がありませんので簡単に四人の方にお伺いしたいんですけれども、当然化学物質については人体、生物に対しての悪影響がございますけれども、こういう毒性なり長期残留、そして環境に対しての温暖化ということで、さまざまな結果...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございました。
06月14日第151回国会 参議院 環境委員会 第15号
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○堀利和君 おはようございます。民主党・新緑風会の堀利和でございます。  PCBといいますと、まずカネミ油症事件、これがすぐ頭に浮かぶわけですけれども、それほど戦後最大級、大きな食品公害事件でありました。それだけに、PCBといいますともう過去の問題かなというように思ってしまうと...全文を見る
○堀利和君 そこで、POPs条約の十二の化学物質になるわけですけれども、PCBにつきましては二〇二五年までに使用停止、二八年までに処理するということになっておりまして、今回の法案審議の中では、我が国は二〇一五年までに処理するということになるわけですね。  そこで、PCBよりもダ...全文を見る
○堀利和君 コプラナPCB、ダイオキシン類、やはりそういう点では、国民としてはそれを聞くだけで不安になりますので、むしろそういうことも含めてきちんとした対応をお願いしておきたいと思います。  そこで、昨年秋、集中的に千葉、東京、岐阜などの学校で蛍光灯の安定器、微量ではありますけ...全文を見る
○堀利和君 こういう事故があってはならないわけですけれども、しかしあってはならないといっても実際起きてしまうということも、これは仕方がないところがあるわけですね。その場合に、やはり対応というのは国民にとって大変重要な安心、不安を与えないということだろうと思います。  そこで、昨...全文を見る
○堀利和君 ぜひその辺、よろしくお願いしたいと思います。  冒頭申し上げましたように、カネミ油症事件というのは戦後最大級の食品公害でありました。被害を受けた患者さんたち、本当に今なお恐らく苦しんでいらっしゃると思うんです。  そこで、厚生労働省の中にカネミ油症研究班が既に設置...全文を見る
○堀利和君 私もそうですけれども、素人といいますか専門的な知識に乏しい者にとっては、やはりこういういわゆる有害の化学物質と聞いただけで非常に不安になるわけです。ですから、今はそれなりに大丈夫かな、しかし将来どうなるんだろうという不安もありますし、そういう点ではもともと有害の化学物...全文を見る
○堀利和君 私は、PCB使用製品の耐用年数がそろそろ来るということであるわけですけれども、やっぱりこれを使用している保有者、事業者に対して早期に使用をやめるというところまで含めた計画づくりというのを義務づけて、そしてそれを受けて、行政として全体的にどういうふうに処理まで運用してい...全文を見る
○堀利和君 こればかりは予算がないから適当にというふうにもならないわけですから、それはもうぜひ政府として、国として、完全に安心のできるところまで処理するようにお願いしたいと思います。  次に、今回の特措法で定められている環境事業団等が化学処理する、あるいは保有している大手会社、...全文を見る
○堀利和君 その他、汚染土壌なりヘドロという形で環境中に出てしまったというものもあるわけで、それがまたどこにあるのかわからぬという状況でもあろうかと思いますけれども、やはり非常に深刻な汚染状況だなというふうに感じております。これも、どういうふうに調査し処理するかということ自体難し...全文を見る
○堀利和君 ここでつまずくと本当にこの先計画が立たないわけですので、もちろん自治体、地元住民には十分な理解、合意、安心というものを得なけりゃいけないわけですが、そこはぜひ慎重にお願いしたいと思います。  次に、PCB廃棄物処理基金を創設するわけですけれども、十三年度、今年度の予...全文を見る
○堀利和君 これだけの処分、処理をするとなれば、当然それに見合う費用がかかるわけで、その意味ではこの基金というものも大切なものだというふうに思います。民間にもお願いするわけですので、ぜひそれは国としても政府としても積極的に進めていただきたいと思います。  そこで、今日のいわゆる...全文を見る
○堀利和君 なかなかこれは悩ましいところかなと私自身も思うわけです。行政改革は進めなければいけない、民ができることは民にする、地方でやることは地方に任せるという中での法案審議ですから、本当に悩ましいかなと思っています。  参考のために、PFI手法について塩川財務大臣もこれを積極...全文を見る
○堀利和君 いみじくも大臣が今言われましたように、国の責任、関与が重要だと言われたわけですけれども、環境事業団に一義的に責任があると思うんですね。  例えば、化学処理する過程で事故が起こってしまったと。もちろん起こらないことが前提であり、起こらないことを望むんですが、絶対に起こ...全文を見る
○堀利和君 いずれにしましても、行政改革としての特殊法人のあり方が問われているわけで、実際、政治の一つの課題にもなっております。まさにそこの国の責任とは何ぞや。PFIの手法導入についての御見解も伺いましたけれども、まさにこの国の責任とは何ぞやということが、どこまで国民の皆さんなり...全文を見る
○堀利和君 終わります。
10月18日第153回国会 参議院 環境委員会 第1号
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○委員長(堀利和君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  議事に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。  去る九月二十七日の本会議におきまして、環境委員長に就任いたしました堀利和でございます。  公正かつ円満な委員会運営に努めることはもちろんですけれども、私自身視覚...全文を見る
○委員長(堀利和君) 委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、片山虎之助君、沓掛哲男君、橋本聖子さん、松山政司君、森元恒雄君、吉田博美君、今泉昭君、藤井俊男君及び岡崎トミ子さんが委員を辞任され、その補欠として大野つや子さん、佐藤昭郎君、愛知治郎君、小泉顕雄君、山東昭...全文を見る
○委員長(堀利和君) 理事の選任を行います。  去る八月八日の本委員会におきまして、二名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に大野つや子さん及び佐藤昭郎君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(堀利和君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「...全文を見る
○委員長(堀利和君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に江本孟紀君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(堀利和君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、環境及び公害問題に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(堀利和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(堀利和君) 川口環境大臣から発言を求められておりますので、これを許します。川口環境大臣。
○委員長(堀利和君) この際、委員長から委員の皆様方にお願いを申し上げたいと思います。  本委員会におきましては、従来より委員会室及び理事会室における禁煙を実施してまいりましたが、各会派の合意に基づきまして、引き続き委員会室及び理事会室における喫煙を御遠慮願いたいと存じますので...全文を見る
10月30日第153回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○委員長(堀利和君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  環境及び公害問題に関する調査のため、本日の委員会に内閣府沖縄振興局長武田宗高君、防衛施設庁施設部長大古和雄君、文部科学大臣官房審議官加茂川幸夫君、文部...全文を見る
○委員長(堀利和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(堀利和君) 環境及び公害問題に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(堀利和君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十五分まで休憩いたします。    午後零時一分休憩      ─────・─────    午後一時十六分開会
○委員長(堀利和君) ただいまから環境委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、環境及び公害問題に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(堀利和君) 時間が参りました。
○委員長(堀利和君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時十二分散会
11月22日第153回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○委員長(堀利和君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、小宮山洋子さんが委員を辞任され、その補欠として川橋幸子さんが選任されました。     ─────────────
○委員長(堀利和君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  環境及び公害問題に関する調査のため、本日の委員会に内閣府沖縄振興局長武田宗高君、外務省総合外交政策局国際社会協力部長高橋恒一君、文部科学省初等中等教育局長矢野重典君、文部科学省スポーツ・青少年局長...全文を見る
○委員長(堀利和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(堀利和君) 環境及び公害問題に関する調査のうち、気候変動に関する国際連合枠組条約第七回締約国会議に関する件を議題といたします。  川口環境大臣から報告を聴取いたします。川口環境大臣。
○委員長(堀利和君) 以上で報告の聴取は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(堀利和君) もう持ち時間終わっています。
○委員長(堀利和君) 渡辺長官、簡潔にお願いします。
○委員長(堀利和君) 指名をしてから御答弁をお願いしたいんですが。
○委員長(堀利和君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十九分休憩      ─────・─────    午後一時三十分開会
○委員長(堀利和君) ただいまから環境委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、川橋幸子さんが委員を辞任され、その補欠として小宮山洋子さんが選任されました。     ─────────────
○委員長(堀利和君) 休憩前に引き続き、環境及び公害問題に関する調査のうち、気候変動に関する国際連合枠組条約第七回締約国会議に関する件を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(堀利和君) 簡潔にお願いします。
○委員長(堀利和君) 簡潔にお願いいたします。
○委員長(堀利和君) 武田局長、簡潔にお願いします。時間が来ましたので。
○委員長(堀利和君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時三分散会
12月06日第153回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○委員長(堀利和君) ただいまから環境委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第三九七号調査研究費の拡充等環境ホルモン対策の早急な実施に関する請願外二十三件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございま...全文を見る
○委員長(堀利和君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
○委員長(堀利和君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  環境及び公害問題に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(堀利和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(堀利和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(堀利和君) 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  環境及び公害問題に関する調査のため、閉会中に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(堀利和君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(堀利和君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二分散会