堀利和

ほりとしかず



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堀利和の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。よろしくお願いします。    〔委員長退席、理事中島眞人君着席〕  本年は障害者にとって大変重要な年でございます。昨年の十二月に、二十四日ですね、閣議決定されました新しい基本計画、あわせて五か年の重点施策ということでの新プラン...全文を見る
○堀利和君 厚生労働省としても、STSの充実に向けて諸施策が取られているということで伺いました。  併せてお伺いしたいんですけれども、その場合に、いわゆるNPO等による移送サービスを行っている運転者が、現状では一種の免許による運行というのも結構あるわけなんですけれども、安全性か...全文を見る
○堀利和君 確かに言われるように、助成を受けて二種免許を取ったらもうそれを辞めて、自分で正に営業の方に回ってしまうということになればこれは大変なことなので、なかなか悩ましい問題かなというふうにも承ったわけでございますけれども。  とにかく安全運転、スキルの問題からいって、二種免...全文を見る
○堀利和君 第二種免許を基本とするということが一般に広がった中で、正にNPO等でSTS、こういった移送サービスをやっている方々から一種免許でやっているんだということでの心配がありまして、恐らく国土交通省の方にもいろいろな意見、申入れがあったと思いますけれども、この辺の状況について...全文を見る
○堀利和君 そうしますと、基本は二種免許であると。しかし、構造改革特区では一種免許でも可能だというふうにも、今後の検討でしょうけれども、あるわけですね。構造改革特区というのは、基本政策、既存の制度があって、これを経済的な規制緩和のために更に広げていこうということでの特区というのが...全文を見る
○堀利和君 同じ文章三回聞きまして、私がポイント聞きたいのは、特区は特区なのですが、その経済の規制緩和という前向きでやっていくものではないように私は思えるものですから、いずれ特区というのがなくなってといいますか、一種免許ではもうこの先は無理だというふうになってしまうのかどうか、こ...全文を見る
○堀利和君 現段階では確かにどうするというふうには、まだこれからの検討でもありますから、なかなかはっきりした答弁はむしろ無理かなと思いますので、STS、NPO等によるこういったサービスは本当にやむにやまれずといいますか、本来公共交通の方で担っておればよかったんですけれども、現実に...全文を見る
○堀利和君 よろしくお願いしたいと思います。  そこで、大臣に基本的な認識、お伺いしたいんですけれども、在宅福祉と施設福祉のかかわりについてでございますが、施設から在宅へという方針が示されていると思います。  障害者の基本計画、新しい基本計画でも、生活支援のところの基本方針で...全文を見る
○堀利和君 大変力強い御見解を伺いまして、ありがとうございます。  もちろん、私も施設をあしたなくせとか、なくなるというふうには思っておりません。去年もイタリアに行きましたら、精神病院をなくす、廃止する法律ができて、二十年掛かってようやくなくなったというのが二〇〇〇年だというふ...全文を見る
○堀利和君 全く私も同感でございます。  今度の新プランの中では施設についての数値目標がありません。これまでの七か年戦略では数値目標がありまして、おおむね九十数%ぐらいの達成率なんですけれども、これはもはや適正水準に達したというふうな御認識なんでしょうか、どうなんでしょうか。
○堀利和君 次、大臣にお伺いしたいんですが、施設から在宅へということですので、先ほど大臣の御見解も聞いた上で支援費制度と基本方針との関係で伺うわけですが、支援費制度というのは利用者本人がサービスを選択、選ぶわけです。ですから、ある種競争原理に基づいて、悪いサービスの提供施設は障害...全文を見る
○堀利和君 大変力強い御見解を聞きまして、是非この大臣のお考えを厚生労働省としてきちんとしっかり着実に進めていくようにお願いしておきたいと思います。  次に、国庫補助事業について伺いますけれども、この国庫補助事業につきましては政府全体が一般財源化するという方針を立てているわけで...全文を見る
○堀利和君 今年度がたまたまそうなのか分かりませんけれども、非常に一般財源に、まあ吐き出されたと言うとちょっと語弊がありますけれども、障害者関係が多いんですよね。そういう意味で、大変私は心配しております。  今お話しになりましたように、地域支援事業、療育事業が一般財源化されたわ...全文を見る
○堀利和君 今の説明は確かに正論なんですね。正論が正論となるように具体的にしっかりやっていただきたいと思います。  時間がありませんので先に進ませていただきますが、昨年から今年一月にかけてホームヘルプサービスにかかわり混乱がございました。そのことを踏まえて、今後、検討会を設置す...全文を見る
○堀利和君 時間がありませんので、次に二問、残った二問をちょっと是非やらせていただきたいんですが。  半年前から支援費の支給申請が始まり、決定がなされていると思うんですが、その市町村、自治体にサービス提供がなければ、申請においてその利用者本人がサービスを求めてもそれは現実には不...全文を見る
○堀利和君 一つお願いしたいんですけれども、大臣に、簡単にというのは失礼ですけれども、御見解を伺いたいし、お願いしたいんですが。  支給申請をした段階というのは、もう既に相談も含めて何のサービスが欲しいかということを、どういう提供があるかといういろいろな調整した結果として正式に...全文を見る
○堀利和君 終わります。
05月27日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。  今日は、柔道整復師の施術に係る療養費の支給について取り上げさせていただきます。  私の知り合いには、はり、きゅう、マッサージの治療院をやっている方が多いわけです。仲間と話していても、どうもうちの治療院に来るべきお年寄りの患...全文を見る
○堀利和君 単純には比較できないと言いつつも、国民生活の基礎調査である以上、正確なといいますか、しっかりした調査をやっているはずなんですね。その調査結果がどうもはっきりしないというのでは何のために調査しているか分からないと思うんですね。  一昨年、柔道整復師の療養費の請求は九十...全文を見る
○堀利和君 いや、ですから、答弁された内容では、今も私が申し上げたように、数字として患者数なり柔整師が療養費を請求する分の、九十五万人分の、一昨年から見てもとても数字が合わないんですよね。そんなものを、国民生活基礎調査で信頼のないものを出してきているのか。それは、患者さんが主観的...全文を見る
○堀利和君 時間がありませんので、これはまた次の機会にはっきりさせたいと思いますけれども。  申し上げておきたいのは、それでは整骨院、接骨院に患者さんが最も気になる、今度は最も気にならない症状であり、あるいは主観的に判断して、今申し上げた接骨院に行けば百人が百人、場合によっては...全文を見る
○堀利和君 打撲、捻挫が九九%、ほとんどそうなんですね。  重ねて聞きますけれども、骨折、脱臼は医師の同意が必要なんですね、たしか。打撲、捻挫は医師の同意が要らないで柔整師が判断できるということになっていると思うんですが、確認したいんですが、そうでしょうか。
○堀利和君 そうなんですね。打撲、捻挫というのは非常に柔道整復師の判断一つなんですね。  副大臣、木村副大臣にお聞きしますけれども、平成七年に医療保険審議会の柔道整復等療養費部会で、捻挫、打撲について負傷原因を明確に記載すべきであると、されていないんですけれども、すべきであると...全文を見る
○堀利和君 関係団体はどこですか。調わなかった理由は何ですか。
○堀利和君 その団体に、この負傷原因を書くのと書かないのとどちらが有利なんですか、その団体にとって。
○堀利和君 私は一概に言えると思うんですけれども。
○堀利和君 負傷原因を明確に記載することがそんなに厄介なことでしょうかね、施術するのに。普通、病院ですと病名、もちろん難しい病気は別にしても、大抵分かりますよね。これを記載することでだれが不都合になるか。その団体の方が不都合になるのか、書くことの方がその団体の方々に有利なのか、ど...全文を見る
○堀利和君 もうこれ以上繰り返しませんけれども、また機会があるときにしますけれども、木村副大臣、国会でしばしば、何といいますか、いわゆる疑惑と言ったらちょっと言い過ぎですが、いろいろ指摘されているわけですね。  そこで、打撲、捻挫について、負傷原因とか負傷場所、年月日、あるいは...全文を見る
○堀利和君 一月三十一日の答弁書を見ましても、確かにそれが余りにもきれい過ぎて、読んでいて私は気持ち悪かったんですよね。そのことだけ御指摘させていただきます。  それで、柔道整復、打撲、捻挫で施術をしたとして療養費の支給を申請されている患者の数は、国民生活基礎調査、先ほどから問...全文を見る
○堀利和君 私の持ち時間は終わりましたけれども、少しいただいて。  大臣、勘違いされているんじゃないでしょうか。私は、先ほど少し示したように、平成二年の柔道整復師は二万二千九百四人なんです。ごめんなさい、二万二千九百ですね。それから、平成十二年には三万八百三十人なんです。つまり...全文を見る
○堀利和君 委員長、一言だけ言わせてください。  二年前にある区の担当された方が、やはりおかしいということで調査したんですね。そうしまして、整骨院に行きまして、おばあさんで、捻挫をされた、ベランダで捻挫したということで、そのおばあさんの御自宅に行ったそうなんです。そうしたら、そ...全文を見る
06月12日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。  今日は、障害者、外国人労働者の問題を取り上げたいと思います。  言うまでもなく、憲法第二十七条二項では勤労に関する基準について法律で定めるとなっております。したがいまして、審議されております労働基準法始め最低賃金法、労働災...全文を見る
○堀利和君 先日、川崎造船の関連子会社二社が、国の外国人研修・技能実習制度で受け入れましたフィリピン人実習生の給与を言わばピンはねしていたという事件が報道されました。  そこで、まず、この外国人研修・技能実習制度につきましての概要をお伺いしたいと思います。
○堀利和君 そこで、具体的な事例になるわけですけれども、この川崎造船の子会社二社が、言わばこの制度で受け入れたフィリピン人の実習生の給与をピンはねしていたと。こういう具体的なことですから答弁はしにくいかと思いますけれども、この件について、またこうした事例についてどのような行政指導...全文を見る
○堀利和君 私は、こういう事件というのは大変残念でありますし、一人の日本人としても非常に恥ずかしいなと、そう思う限りでございます。  そこで、同様の事例が、こうした企業が実は多くあるのではないかなと思いまして、国際研修協力機構、この機構の調査、巡回指導結果でこうしたことが明らか...全文を見る
○堀利和君 パーセントで言われてどの程度かということも分かりにくいと思いますけれども、こうした違反事例というのは百数社だったり何百社という、大変多くの企業が言わば川崎造船の関連子会社と同様のことを行っていると。私は本当に残念でならないわけでございます。  こうした今の調査結果を...全文を見る
○堀利和君 大臣がいみじくも言われました、これは単なる数字ではないと。私はそこが非常に重要だと思うんですね。こうした数字を聞いてしまいますと、それで数字だけで流れてしまいますけれども、この数字の中にはといいますか、下に基本的な人権の侵害というのが悲惨と言われるほど深刻なものがある...全文を見る
○堀利和君 偶然というか何といいますか、ちょうど同じころに茨城県の、水戸事件とも言っておりますけれども、アカス紙器株式会社で同様に知的障害者が監禁にも近い状態で働かされて虐待を受けると、こういう事件が起きて、裁判もまだ続いておりますけれども、結局、後ほど述べたいと思いますけれども...全文を見る
○堀利和君 私は、一つのある意味での政治的な決断だろうと思いますし、坂口大臣であればこそそのような方針を出されたんだというふうに思っております。大変あるいは深刻な問題でありますので、二度と、本当にこういうものは二度と起こしてはならないと私は思います。  ただ、そのためには、一つ...全文を見る
○堀利和君 健常者に比べたら恐らく就業している方はパーセントとしても少ないだろうなと、失業率というのはなかなか正確には出し切れないんですけれども、失業率も高いだろうなということは十分予測されるかと思いますけれども。  そこで、文部科学省の方にいらっしゃっていただいていると思いま...全文を見る
○堀利和君 今お聞きしましても、盲・聾・養護学校を出ておおむね二割の方が就職していると。もちろん、その他の方が必ずしも就職を希望したのか望んだのか、それは分かりません。しかし、私が考えるには、働きたい、就職したい、でも自分が働くところもないということで例えば小規模作業所に行く、授...全文を見る
○堀利和君 そろそろ時間が来ましたけれども、文科省の方は一生懸命やっているよという、そういうことを訴えていることはよく分かりました。  この場合、雇用促進という入口と就職後のフォローアップ、実態がどうなっているかということに尽きると思うんですが、厚生労働省としましても職業生活支...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございました。
07月03日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。  次世代育成支援対策推進法、児童福祉法、そして議員立法として少子化対策基本法が国会終盤、この時期に集中的に審議されるわけですが、それは言うまでもなく少子化対策にどう対応するか、対処するかということだと思います。  先ほどにも...全文を見る
○堀利和君 確かに、子供を生み育てたい、こういう環境作りをどうするかというのは、先ほど来からありますように、一つの対策で解決するものではない、大変多面的、複雑な状況にあるなと私も思うわけでございます。  しかも、先ほどのように、専業主婦の場合に子供に対しての虐待がある。これは、...全文を見る
○堀利和君 是非積極的に取り組まれることを要望しておきたいと思います。  次に、いわゆる子供を産みたくない、産めない、こういう社会であってはならないわけですけれども、その大きな原因というのは、やはり雇用との関係、生活の安定ということが強いと思うんですね。  私のような年齢から...全文を見る
○堀利和君 そこで、大臣に御認識をお伺いしたいと思いますが、雇用不安が直接イコール子供を産まない、育てたくないとは言いませんけれども、しかし子供を生み育てたいというそういうことに対して、将来の不安、雇用がどうなるか分からない、リストラ、あるいは働いていても家を買ったローンが返せる...全文を見る
○堀利和君 時間の関係で児童虐待の問題に移らせていただきますが、児童虐待の全般的な状況をまず伺いたいと思います。  死亡などの重症件数、立入調査、法九条の問題ですけれども、あるいは警察官援助、これは十条に当たりますけれども、この件数、そういった傾向と分析についてまずお伺いしたい...全文を見る
○堀利和君 児童虐待というのは本当に、ニュースで聞いて心痛める本当に深刻な問題だなと私自身思うんですね。もちろん、こういった児童虐待そのものを発生させない、そういった環境を取り除く、そういう事態がある場合には早く発見する、もちろんプライバシーというものを尊重しなければなりませんけ...全文を見る
○堀利和君 是非その辺も積極的にお願いしたいと思います。  虐待を受けてしまった子供が、これは本当に悲惨なことだと思いますけれども、虐待を受けてしまった以上は親と切り離すしかないわけでございまして、こういった場合の長期のケアという施設、ここもやはり重要だと思います。  大臣に...全文を見る
○堀利和君 終わります。
07月09日第156回国会 参議院 憲法調査会 第8号
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○堀利和君 民主党・新緑風会の堀利和でございます。よろしくお願いします。  三人の参考人の先生方、大変貴重な御意見、ありがとうございます。時間の制約もありますので、早速質問に入らせていただきます。  まず、三人の参考人に伺いたいと思います。  米ソ対立の冷戦時代、これが終え...全文を見る
○堀利和君 それでは、植村参考人にお伺いしたいと思います。  冷戦後、自衛隊はむしろ海外派遣が頻繁に行われるようになりました。しかし、自衛隊法第八章の雑則の百条では、五項までは土木工事や教育訓練の受託あるいは南極観測への協力と、こういうことが規定されておりまして、六項から国際協...全文を見る
○堀利和君 続けて、植村参考人にもう一問お伺いしたいんですけれども、自衛権、自衛隊、防衛政策に対して我が国固有の政策、歯止めといいますか、専守防衛、海外派兵禁止、防衛費GDP一%枠、非核三原則なり武器輸出禁止、こういう歯止め策についてどういう評価をなさっているか改めてもう一度お伺...全文を見る
○堀利和君 次に、志方、渡辺両参考人にお伺いしたいと思います。  自衛隊の海外派遣には二つの考え方が私はあると思うんですね。一つは、直接的に国際社会の一員として国際平和を安寧して国際秩序を守るということで海外派遣するということがあると思います。もう一つは、我が国の独立と国民の生...全文を見る
○堀利和君 ありがとうございました。