前川清成
まえかわきよしげ
比例代表(近畿)選出
日本維新の会
当選回数1(参2)回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月16日 | 第164回国会 参議院 財政金融委員会 第7号 議事録を見る | ○前川清成君 民主党の前川清成でございます。 今日は、財政金融委員会の皆さん方の御好意でこの委員会で質問をさしていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、昭和五十六年から五十七年にかけてサラ金地獄という言葉が人口に膾炙をいたしました。夜逃げ、自殺、無理心中、...全文を見る |
○前川清成君 大臣、今、私、時間を省略させていただきたいと思って私の方から趣旨を申し上げたんです。私の申し上げたことと大臣のお答えになったことは同じとお聞きしていいですね。大臣は資金需要者と分かりにくい日本語をお使いになられましたけれども、これはお金を借りる人、消費者、消費者を守...全文を見る | ||
○前川清成君 今大臣がおっしゃった、苦情や相談には様々な種類のものがあると、こうおっしゃいました。それはどういう御趣旨ですか。 | ||
○前川清成君 大臣ともう少し実りある議論ができるかなと思って今日は楽しみにしてたんですけど、ちょっとその紙頼みではですね。 大臣、その一万八千件のうちに、実質的な苦情や相談でないのがあると、こうおっしゃいました、今。どれぐらいあるんですか。そこもおっしゃっていただかないと、一...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、是非、私、一年生議員でして、今日は大臣に教えを請うつもりで質問をさせていただいておるんです。大臣が一万八千件のうち三千件は無登録の業者に関する苦情だったと。 | ||
○前川清成君 七千件。七千件が無登録の業者に関する相談だったと、こうおっしゃいました。七千件が無登録の業者だったら、どうして処分が少なくなるのか。それは確かに行政処分は少なくなります。そこから先、金融庁が国民を守るためにどのような御尽力をされているのか、この点について全然言及され...全文を見る | ||
○前川清成君 取立てに当たって債務者を殴ると、そのような明らかな不法行為が行われたにもかかわらず、どうして行政処分を行わないのか、貸金業規制法二十一条の解釈としてお答えいただきたいと思います。 | ||
○前川清成君 ですから、私は、貸金業規制法二十一条の解釈をお答えいただきたいと、こういうふうに申し上げています。貸金業規制法の二十一条の一項は、取立てに当たって人を威迫しあるいは私生活若しくは業務の平穏を害するような言動があったときは、登録取消し等の行政処分を科すると、このように...全文を見る | ||
○前川清成君 ライブドアがニッポン放送株を時間外で大量に取得しました。そのときに当時の伊藤大臣はわざわざ、裁判官でもないのに、これは適法ですというふうにコメントされました。ライブドアという個別の当事者に関して、ニッポン放送株の購入という具体的な取引に関して適法、違法という判断を当...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、質問にお答えいただいてません。 | ||
○前川清成君 いや、大臣、そうじゃなくて、今、大臣自らおっしゃいました。伊藤大臣の答弁を精査してみたら、それは個別的な案件についてコメントしたのではなく一般論を述べたにすぎないんだと、だから構わないんだと、今大臣おっしゃいました。だから、私は、個別事件というのはどういう事件を言う...全文を見る | ||
○前川清成君 私たちの生活というのは個々のささいな出来事の積み重ねですので、この国会の議論も個別具体論はやらないというふうにやってしまったら非常に味気ない抽象的な空中戦になってしまうと思うんです。しかし、ここは時間がありませんので、大臣と水掛け論をやっても仕方ありませんので、是非...全文を見る | ||
○前川清成君 私が冒頭わざわざ昭和五十六年から五十七年にかけてのサラ金三悪について言及したのは、意味のないことではなかったんですね。銀行法で、あるいは銀行業法で、銀行員は取立てに当たって債務者を殴ってはあきませんと、こんなことわざわざ触れてないですよね。でも、貸金業規制法二十一条...全文を見る | ||
○前川清成君 その消費者金融連絡会というのはどういう団体なのか、大臣、御存じだと思いますけど、ただ一点、抗議しておきます。 昨日の夕方の質問取りの段階で、調べてないっておっしゃったんでしょう。だから、僕はそのことを前提に今日の質問構成したんですよ。調べておられるんなら幾らです...全文を見る | ||
○前川清成君 私は大臣にそこを答えてくれと言ってるんじゃなくて、昨日の四時三十分の段階で、いや、申し訳ありませんと、そんなん調べてません、統計ありませんとおっしゃったでしょう。奈良井さん、今いてるの、言うたでしょう。それを一晩明けて、質問者である私に何の通告もなく、やり方汚いです...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣は、今、サラ金の調達金利がどの程度か御存じでしょうか。今大臣がおっしゃった消費者金融連絡会のホームページによりますと、アコムは一・六一%、アイフルは一・六七%、プロミスは一・七四%、この調達金利で融資資金を調達してきます。それを二九・二%で貸す。その差額が粗利に...全文を見る | ||
○前川清成君 私も大臣のおっしゃるとおり、この上限を設けておくというのは極めて大事なことだと思っています。 一部自由論者の方は、自由にすれば競争によってどんどん金利は下がっていくんだと、こういうふうにおっしゃいます。しかし、今金利は幾ら下げるのは自由なんですね。下限については...全文を見る | ||
○前川清成君 実は、今やみ金と言われている業者もほとんどは登録業者なんです。なぜ登録業者か。金融庁に監督してほしいからじゃなくて、登録がないとスポーツ新聞等に広告が載せられないから。ですから、やみ金を無登録で捕まえることはできないというのが実態なんですね。 上限金利の規制を仮...全文を見る | ||
○前川清成君 韓国の経緯については今大臣がお答えいただいたとおりなんですけども、私は賢明な大臣に是非御認識いただきたかったのは、IMFの指導に従って金利の上限を撤廃した結果、韓国の庶民がどういう目に遭ったか。高利貸しが合法的に許された、それによってどのような違法な取立てが行われた...全文を見る | ||
○前川清成君 当面、信組や信金の倒産はないというふうに承ってよろしいでしょうか。 | ||
○前川清成君 それで、郵便局が民営化をされました。民営化されました結果、例えば郵便局が住宅ローンでありますとか年金の受取とか、あるいは中小零細事業者に対する事業資金の貸付けとか、これまで信組や信金が担っていた業務に進出するんじゃないかなと、そうなると信組や信金の経営を圧迫するんじ...全文を見る | ||
○前川清成君 投資サービス法、いわゆる金融商品取引法がこの国会に提出されるに至りました。技術的な事項ではなくて、基本的な考え方について大臣に一、二点お伺いしたいと思っているんです。まずは最初、不招請勧誘についてです。 不招請勧誘という言葉をお聞きになって、恐らく、私もそうでし...全文を見る | ||
○前川清成君 非常にいい大臣を持って私たち国民は幸せだと思います。大臣のところにそういう勧誘の電話が掛かってくるだろうとは思ってもいませんでした。 それで、要は、今大臣にお答えいただきました。何の断りもなく、こちらの都合も聞かず突然電話を掛けてくると。で、言葉巧みに金融商品を...全文を見る | ||
○前川清成君 今の大臣の御発言は、今回提出された三十八条の三号は政令で定めるとなっているんですね、不招請勧誘はしたら駄目ですよと。どういうものかは政令で定めるとなっているんですが、大臣、今のお答えは政令で広く適用範囲をお決めいただくということでしょうか。 | ||
○前川清成君 アメリカでは、ブッシュ大統領の英断で不招請勧誘が広く法制度として採用されるに至りました。ドゥー・ノット・コールといいまして、私のところには勧誘の電話を掛けないでくださいねと、こういうふうに届け出ておきますと、業者は電話を掛けてはいけない。もし掛けると、それは罰金を取...全文を見る | ||
○前川清成君 最後に、もう一点だけお尋ねをさせていただきます。 今度の金融商品取引法の二条二十四項の四号では、先物取引がこの金融商品取引法の適用範囲から除外されることになります。その金融商品取引法の提出の理由としては、横断的にあらゆる金融商品について同等の保護を与えるためにこ...全文を見る | ||
○前川清成君 終わります。 ありがとうございました。 | ||
03月22日 | 第164回国会 参議院 法務委員会 第3号 議事録を見る | ○前川清成君 民主党の前川清成でございます。 杉浦大臣とは初めて議論させていただきますが、今日は、裁判員制度ですとか、法テラスですとか、あるいは犯罪者の更生プログラム、さらには出資法の上限金利の引下げ、いろんな点について大臣のお考えを承りたいと思っておりますので、どうぞ簡潔で...全文を見る |
○前川清成君 ありがとうございました。 それでは次に、最高裁にお伺いしたいんですが、裁判員制度、これはいつから始まるのか、時期をお答えください。 | ||
○前川清成君 最高裁の広報を見ますと、裁判員制度が二十一年五月までに始まりますというふうな宣伝を大々的になさっています。日本語としては普通、始まるの場合にはいついつから始まるというのが普通の日本語だと思うんですね。この点、まだ時期が確定できないんでしょうか。後でも申し上げますが、...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、ごめんなさい。通告してないんですけれども、最高裁が今のような答えですのでお伺いしたいんですが、法務省としては確定時期を当面定める予定はないんでしょうか。 | ||
○前川清成君 最近、奈良の地裁が新築されまして、裁判員のその専用法廷もできたというふうに新聞で拝見をいたしました。 裁判員制度を実施するためにどのような設備をこれから建設していかなければならないのか、あるいは準備していかなければならないのか、その点をお答えいただきたい。 | ||
○前川清成君 裁判所内の接見室を増設する必要はないんでしょうか。 | ||
○前川清成君 裁判所の接見室について検討をするということですが、それはいつまでになさるんでしょうか。 | ||
○前川清成君 大谷さん、だから聞いているんですよ。二十一年五月までに実施するんでしょう。だから、それに先立って接見室が増設する必要があるかどうか検討して、それから後、建設する。で、二十一年五月を迎えるわけでしょう。だから、そのタイムスケジュールの問題で、いつまでに検討していつまで...全文を見る | ||
○前川清成君 大谷さんがおっしゃったように連日開廷になるわけですから、その点十分御配慮いただかないと、裁判所の設備の都合で裁判員制度がとんざしてしまうと、こういうことになりますので、よろしくお願いいたします。 それで、裁判所は今年度予算では十三億五千二百万円、裁判員制度の広報...全文を見る | ||
○前川清成君 もう少し具体的にお答えいただきたかったんです。例えば、これは今月五日の朝日新聞ですけれども、こういうふうに最高裁で全面広告が出ています。あるいは各種雑誌で広告が出たり、これも最高裁からいただいたんですが、こういうふうなのが出たりしています。 どういうことをお考え...全文を見る | ||
○前川清成君 大谷さんのおっしゃっていること、よく分かりますし、それに反対するつもりは全然ないんです。また、最高裁としては慣れないお仕事で御苦労されていると思うんです。ただ、全体として、ただ思い付きでされているのか、大きな戦略があってなさっているのか、そこを教えていただきたいのと...全文を見る | ||
○前川清成君 最初の質問。最初の質問。 | ||
○前川清成君 そうしたら、その六億円で広告代理店に丸投げしてるんで、例えばこれ一本幾ら掛かっているとかは御存じないという、こういうお答えですか。 | ||
○前川清成君 いや、例えば新聞の全面広告を一本出せば相場で何ぼとかあるでしょう。何々という雑誌にこういう広告を出したら相場で何ぼとかあるでしょう。で、その六億円出して、合計でこれだけの広告してもらいましたと、それ合わせて損か得なのか、それぐらいの計算はされてるでしょう。 | ||
○前川清成君 いや、大谷さん、はぐらかさないでください。分かっておられるでしょう、僕の聞いている意味は。十八年度で三億何ぼ出すんでしょう。三億何ぼで新聞広告は何ぼ出るんですか、何本。で、普通、新聞広告はこれぐらいの量を出せばこれぐらいって決まってるでしょう、相場が。それと比べて損...全文を見る | ||
○前川清成君 これ、通告してますよ。 | ||
○前川清成君 いや、通告してます。 | ||
○前川清成君 もういいって、もう一度は言わなくて。ちょっと、委員長、これ速記止めていただけません。 | ||
○前川清成君 五紙に二回ずつ全面広告ですか、それで五億円──三億円、三億四千万円。それは相場に比べて得なんですか損なんですか。 | ||
○前川清成君 大谷さんが今適正な価格だと明言をされました。適正な価格だという根拠を述べてください。 | ||
○前川清成君 それは手続の問題でしょう。そうじゃなくて、金額が適当であるかどうか。手続が適正じゃなくて、金額が適当かどうか。もっとはっきり言うと、ぼったくられてないか。国民の税金の使い道としてきっちり検討しているのかどうか、そこを答えてください。 | ||
○前川清成君 今のお答え、理解できません。 | ||
○前川清成君 税金を使って、十三億もの税金を使ってこれだけの大々的な広告をなさるわけですから、言葉悪いけれども、最高裁が広告について素人だとよく分かりますよ。だからといって広告代理店に丸投げするんじゃなくて、新聞広告一本出したら大体どれぐらいが相場なのかって朝日新聞に電話一本掛け...全文を見る | ||
○前川清成君 十八年度予算で二億、最高裁ですけれども、二億四千百六十二万一千円を使って広報用映画を作成されるそうです。どういう映画を作るかというと、有名な、著名な俳優に出演してもらうと、こういうことだそうです。 二億四千万ものお金を掛けて著名な俳優に出てもらうということですが...全文を見る | ||
○前川清成君 どういう効果が期待できるか。 | ||
○前川清成君 大臣、島耕作さんという方を御存じですかね。これは実は漫画の主人公の名前なんですけれども、最高裁はこの漫画の、島耕作という漫画に裁判員制度を登場させたりとかですね、あるいはこれは奈良の裁判所で配っているんですけれども、こういうカレンダーの裏に裁判員制度が始まりますと、...全文を見る | ||
○前川清成君 私も、今おっしゃったように、一つ何かやればいいというんじゃなくて、様々な方法を考えていかなければならないんだろうと思っているんです。ただ、社会保険庁のパンフレットのようにならないようにだけは御注意いただけたらと、こんなふうに思っています。 それで、法務省、法務大...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣がおっしゃったように、国民の皆さんに参加していただくためには、やはり裁判の在り方自体も考えていかなければならないんじゃないかなと思っているんです。裁判員制度になって国民の皆さんに毎日毎日来ていただくのに、裁判が五年も十年も掛かっていたら皆さんお困りになります。裁...全文を見る | ||
○前川清成君 それで、大臣ね、裁判員制度が始まると、裁判の期間、これはどう考えればいいんでしょうか。どれぐらい、今のように五年も十年も掛かるという裁判はもうあり得ないと思うんです。じゃ三か月、四か月、これも困ると思うんです。二、三日で終わるのか、一週間程度掛かるのか、この辺の見込...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、私も一応二〇〇四年七月まで弁護士をしておりましたので、よく分かっているんです。覚せい剤とか業過とかはほとんど一回で結審しています。ただ、それは裁判員制度の対象になりませんので、お伺いしているんです。 それで、二〇〇五年の十月一日に福岡市で裁判員制度全国フォ...全文を見る | ||
○前川清成君 例えば、あのサリン事件のように被害者がたくさんいて、その被害者それぞれの証拠調べをしなければならないと、これは必然的に長くなるんですけれども、やっぱり長くなるのは自白の任意性が争われる場合じゃないんですかね。いかがですか。 | ||
○前川清成君 今のお答え分からなかったんですけれども、自白の任意性では特に裁判は長期化しませんというお答えですか。そういうことですか。 | ||
○前川清成君 被害者の数が多いとか訴因がたくさんあるとか、これはちょっと私も今直ちに何かいい工夫があるかというのは思い浮かばないんですけれども、大臣、自白の任意性については、これは制度次第で、裁判員制度の裁判の席上、争点から除外するということが可能だと思うんです。 具体的にい...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、慎重にというのがちょっと今気に掛かるんですが、いずれにしても大臣、大臣お分かりいただけると思うんですけど、裁判員を毎日毎日裁判所に呼び出しておいて、延々言うた言わぬ、言うた言わぬの話を何か月も続けるわけにいきません。そんなことしたら、裁判員制度なんて吹っ飛んで...全文を見る | ||
○前川清成君 ちょっと時間の都合もありますので次の質問に移らせていただきたいんですが、二〇〇七年の一月に出資法の上限金利の見直し時期を迎えます。その見直しに必要な準備というのは法務省で行いますというふうに当時、十七年三月八日当時、予算委員会で南野法務大臣にお答えいただいたんですが...全文を見る | ||
○前川清成君 年末以来、グレーゾーンに関する最高裁の判決が相次ぎました。これを受けて与謝野金融担当大臣からはグレーゾーンを見直したいというような御発言もありましたし、また先日の財政金融委員会では出資法の上限金利は社会政策的に重要な規制だと、こういうふうな御発言がありました。 ...全文を見る | ||
○前川清成君 ちょっと私、今聞き違いだったらいいと思うんですが、今大臣が需要があるとおっしゃったのは、出資法の上限金利を超えて、それでも借りたいという需要があると、こういうふうにおっしゃったんですか。 | ||
○前川清成君 大臣、それよく考えて、今の御発言、大変失礼ですけれども、今大臣がおっしゃっているのは犯罪ですよ、二九・二%以上の金利で金を貸すというのは犯罪ですよ。犯罪について需要があると、そうおっしゃっているんですよ。今のは大問題じゃないですか。 大臣、よく考えてください。大...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、よく考えてください。だれが借りたくて二九・二%を超える金利の金に手を出すんですか。そんな人、世の中にいますか。いたら御紹介ください。 | ||
○前川清成君 大臣、金利が低ければいいって、そんなの当たり前なんですよ。だれもが低い金利で借りたいんです。でも、せっぱ詰まったとき、金利について自由競争は働きますか。ともかく今日の手形を落としたいんですよ、そうでなかったら倒産するんですよ。そんなときに、ここの金利は六パーだけれど...全文を見る | ||
○前川清成君 出資法の二九・二%という上限金利を引き下げれば、それ以上の金利で金を貸すことは犯罪でしょう。犯罪であれば、それを取り締まる責任者は杉浦大臣、あなたじゃないんですか。それをなくなりますかと言われたら困りますよね。大臣替わっていただけるんでしたら、僕、なくなりますという...全文を見る | ||
○前川清成君 私が誤解しているというふうにおっしゃいますので、大臣、じゃ三度目に、三回目お尋ねいたします。 大臣、先ほどの御答弁で二九・二%を超える金利での貸金についても需要があると、こういうふうにおっしゃいました。 ちょっと法務省の役人、後ろちょこちょこすんな。大臣と話...全文を見る | ||
○前川清成君 被害に遭うというのと需要があるというのは全く別ですよ。大臣、先ほど需要があると、だから二九・二%の金利の引下げについても慎重でなければならないと、そういうコンテクストでおっしゃったんですよ。被害に遭うというのと、そういうコンテクストでは全然おっしゃっていない。需要が...全文を見る | ||
○前川清成君 じゃ、大臣、お聞きします。 そのやみ金融の被害に遭う方がある。だから、どうするんですか、この二九・二%とグレーゾーンの問題。 | ||
○前川清成君 ちょっと時間の都合もありますので、一点御指摘したいんです。 大臣が今検討するとおっしゃったのは、地元でまじめに頑張っている高利貸しもある、そういう人たちのことも十分考えなきゃいけないんだと、こういう御趣旨ですよね。違います。 大臣、大臣、でもね、大臣の口から...全文を見る | ||
○前川清成君 ちょっと今の、刑事政策とは次元が異なって政治が考えなきゃならない、ちょっと理解できなかったんですが、まああんまり言葉のどうこう言うつもりはありません。ただ、大臣にお考えいただきたいのは、事業者側、業界団体だけを見る従来の自民党政治じゃなくて、声を出せない消費者の皆さ...全文を見る | ||
○前川清成君 河野副大臣、今の点いかがですか。政治としてのリーダーシップ、果たすべき必要はないですか。大方の理解と言ってたら百年河清を待つがごとし、これは政治のリーダーシップの問題だと私は思っております。副大臣、いかがですか。 | ||
○前川清成君 今日は、本来はもう少し、開かれた裁判所の在り方ですとか、あるいは犯罪者の更生プログラムについても質問をさせていただきたいと思っていました。その関係で警察庁にもお越しいただいているんですが、誠に申し訳ありませんが、予定の時間が来てしまいました。これで質問を終わらせてい...全文を見る | ||
03月30日 | 第164回国会 参議院 法務委員会 第6号 議事録を見る | ○前川清成君 民主党の前川清成でございます。 先ほど来、日ごろ敬愛する谷川先生の御質問を、私と同じ問題意識を持ってお尋ねいただいているのではないか、そう思って拝聴させていただいておりました。国民の安全を守る、この点については与党も野党もない、国民の安全と安心を守ることこそ今政...全文を見る |
○前川清成君 それで、大臣、本題に入る前に少し余分なことをお尋ねいたしたいと思います。 今月二十七日に、東京高等裁判所が松本智津夫被告に対する控訴を棄却しました。このまま一審の死刑判決が確定すると、こういうふうな公算が大きいというふうに報道されておりますが、大臣在任中の死刑執...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣は、その就任時の会見で、トルコのような回教国ですらEUに入るため死刑制度を廃止したんですと、文明論的に言えば、方向とすれば、長いスパンを取れば廃止の方向に向かうのではないかという感じもすると、こういうふうに御発言になっているというふうに報道されています。 こ...全文を見る | ||
○前川清成君 光市で母子の殺人事件が起こりまして、その御遺族の御主人がずっと、加害者である当時十八歳であった少年に対して死刑を求めています。 法務大臣としては、そのような被害者あるいは御遺族の心情、こういったものは十分お考えいただいている、御理解いただいていると、こうお聞きし...全文を見る | ||
○前川清成君 続いて、犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案についてお尋ねしたいんですが、この犯罪者予防更生法の十六条一項、十六条一項は、「委員三人で構成する合議体で、その権限を行う。」と、こういうふうに書かれています。どうしてこの三人の合議体で権限を行うのか、その点、御答弁いた...全文を見る | ||
○前川清成君 合議体で慎重に審理をする必要があるんだと、こういうお答えでした。 ただ、今回の御提案ですが、委員の上限を十二名から十四名に引き上げると。これは、具体的に指摘させていただければ、関東地方更生保護委員会の委員の人数が現在十二人、それを十四名にすると、こういうことなん...全文を見る | ||
○前川清成君 この二名の増員でかなり緩和されるかどうか、この点については、大臣、また後で詳しく御意見をお伺いしたいと思っているんですが、その前に、予算定員の問題を今おっしゃっていただきました。私たちちょっと野党なのでよく分からないところが正直なんですが、今、十四名しか予算定員認め...全文を見る | ||
○前川清成君 今のあと一人、あと二人という話はちょっと私たち野党なんでよく分からないんですけれどもね、正直言って。 ただ、昨年、惨敗しました衆議院選挙で、私たち民主党は、税金の使い道をコンクリートから人に変えたいと、こういうふうに訴えました。選挙の結果はともかく、あの訴え自体...全文を見る | ||
○前川清成君 それで、地方更生保護委員の、今までから二つの合議体にまたがって仕事をしているんだというふうな大臣の御説明ありましたので、その点ちょっと御確認をさせていただきたいと思います。 これ恐らく、東北地方更生保護委員会の十七年度の定数が五人ですから、これは一合議体で余り二...全文を見る | ||
○前川清成君 手続のこととか細かなことは大臣、気にしていただかなくて結構でございます。それはそんなことを大臣に知っていただこうなどということは思っておりませんので。 ただ、大臣、この白表紙に添付されております地方更生保護委員会別の仮釈放申請受理件数、委員一人当たりの事件数とい...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、私は委員の方々がそれぞれ熱意を持って仕事をしていただいていると思います。それを否定するつもりはないんです。ただ、人間の能力の限界もあります。既にそのシステムの堪え得る限界を超えた事件数が今地方更生保護委員会にかかっているのではないか、だから抜本的な見直しが必要...全文を見る | ||
○前川清成君 もう少し、ちょっとシステムが限界に達しているのではないかということで大臣の御見解を伺いたいんですが、地方更生保護委員の委員は現在五十三名ですが、そのうち四十三名が保護観察官の御出身だそうです。今大臣おっしゃったように、事前に、その審理に先立って、地方更生保護委員会の...全文を見る | ||
○前川清成君 一つの考え方としては、保護観察官が保護観察官的な専門的知識や経験に基づいて事前調査をするのであれば、今度は別の視点で、一般教養といいますか、スペシャリストに対してゼネラリストが審査をする、そういう制度の立て方もあるのではないかと。専門家の間違いを広く教養に基づいて審...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣が、おおむねよくやっているし、皆さんよくやっていただいていると、こういうふうに御発言になるのは、やはり法務省のトップというお立場になられたゆえの御発言かなと。しかし、この中間報告書の方は、法務省のトップという視点ではなく国民の目から見た視点で書かれていますので、...全文を見る | ||
○前川清成君 私もあの安城市の事件は大変衝撃を受けました。ちょうどあの三か月ほど前に、私や荒井先生は奈良県選挙区から来ているんですけれども、富雄北小学校で小学校一年生の女の子が殺されてしまうという事件があって、それからおよそ二、三か月後にこの事件が起こりましたので、私は当時、予算...全文を見る | ||
○前川清成君 是非それは三ッ林先生の御検討を期待したいとは思うんですが、大臣、私が実は申し上げたかったのは、地方更生保護委員会の人数の問題で、人数が足らなかったから氏家容疑者が発生してしまったのではなくて、システムの問題を見直す必要があるのではないかと、このことをお尋ねしたかった...全文を見る | ||
○前川清成君 今現在進行中の氏家容疑者に対する刑事事件ですので仮定的なことを申し上げるべきではないのかもしれませんが、青山翔馬君の頭に刺さったナイフは取っ手まで刺さっていたと、で、下あごまでナイフ、刃渡りの先の部分が達していたと、こういうふうな事件だそうなんです。しかも、いきなり...全文を見る | ||
○前川清成君 処遇プログラムの問題は、大臣、後で是非詳しくまたお教えいただきたいと思っているんですが、私は、今の氏家容疑者の場合は処遇の問題ではないと思っています。氏家容疑者が、例えばですけれども、殺人で服役していたと、で、刑務所内の処遇プログラムがうまくいかなくて、出て、また人...全文を見る | ||
○前川清成君 通告していないので誠に恐縮なんですが、三ッ林政務官、先ほどから何回も何回もお名前が出ております。その刑務所の、今私が申し上げた刑務所の問題ですね、特に、この氏家事件を再び起こさないということで刑務所の在り方、この点も今政務官のところの検討課題に入っているのか入ってい...全文を見る | ||
○前川清成君 是非、この氏家事件について詳細に検討をお願いしたいと思います。 更生委員たちの、地方更生委員の三人のミスだったのかと、保護観察官の見直しだったのかと、あるいは刑務所が悪かったのか。翔馬君の無念さ、あるいは御遺族の感情、これだけの問題ではなくて、再び同じ事件を起こ...全文を見る | ||
○前川清成君 この処遇困難者ですが、満期になるとどうなるのか、お尋ねいたします。 | ||
○前川清成君 要するに、刑務官でさえ対応できない。朝から晩まで一室に閉じ込められて、わあわあわあわあ言うてはる。私たちから見たら非常に怖い、いつ殴り掛かられるかも分からない、場合によっては命を奪われるかもしれない、そういう処遇困難者が九百八十六名、あるいは千百五十八名もいらっしゃ...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、私、ちょっとここ区別して是非御理解いただきたいんですが、刑務所から出ましたと、でも仕事がない、だからまた犯罪を犯してしまったと。そういう方は、例えば人を殺してはいけないとか他人の物を取ってはいけないという社会のルールを理解できますよね、理解できる。その人たちに...全文を見る | ||
○前川清成君 隔離まではいかずとも、少なくとも治療あるいは保護、そういったものが必要ではないかなと私はそう思っています。 それで、仮出獄の要件について保護観察に絡んでお尋ねしたいんですが、仮出獄が認められるのは、先ほども申し上げましたが、刑法二十八条で改悛の状あるときと。すな...全文を見る | ||
○前川清成君 確かに難しい問題だと思います。その刑期が終わって、本来自由の身になったにもかかわらず何らかの制約を課すというわけですから、これまでの刑法の理論とは違ったまた新しい考え方も必要だと思うんですけれども。ただ、本人のためにも、本人の立ち直りをサポートすると、そんなような視...全文を見る | ||
○前川清成君 先ほど谷川先生の御質問の中にもあったと思うんですが、七日間の旅行を、七日間以上の旅行について許可制にしたからといって、本当に所在不明者がいなくなる、少なくなるのか。所在不明者についてだれが捜しにいくのか。どのように把握するのか。悪いですけれども、例えば人を殺してはい...全文を見る | ||
○前川清成君 河野大臣は安上がりの方法でということで抑止力を選択されたのかもしれませんし、九十八名という実績を今強調なさいました。九十八名が、所在不明者が見付かったということですが、そもそも所在不明者が何人いるか、副大臣、認識しておられるでしょうか。 | ||
○前川清成君 中間報告ではもう少し人数が増えていまして、そのまま読みますと、現状において約六万人の保護観察対象者のうち、所在不明になっている者は成人のみでも千五百人、少年も含めたら二千人と、こういうふうに書かれています。二千人のうちで九十八人が見付かったということですから、余り大...全文を見る | ||
○前川清成君 今回、七日間以上の旅行については保護観察所長の許可を要すると、こういうふうになりましたが、保護観察所の人員でありますとか体制でありますとか予算からして、この七日間以上の旅行についてすべて許可を与える、そういう判断をする、そのことが物理的に可能なんでしょうか。 | ||
○前川清成君 先ほども、地方更生保護委員会のときにも申し上げました、一生懸命やるんだけれども人間の能力を超えてしまう。それだったら、もうただ単に書類が目の前を素通りしていってしまうだけ、それではどうなのかな、こんなふうに私は思って、今の質問をさせていただきました。 また、今回...全文を見る | ||
○前川清成君 先ほど保護観察官の人数というのが、あちらこちらにいらっしゃる方もあるので、実働は六百三十人だというようなお話がありました。これに対して、中間報告書にあるんですが、保護観察官が対応する仮出獄の申請受理件数が一万八千幾ら、保護観察の対象事件が六万八千幾ら、環境調整事件が...全文を見る | ||
○前川清成君 その常時百件が可能かどうかと。私も弁護士のころは百件ぐらい常時事件を処理していましたので、それは仕事の内容というか、によっては可能なんだろうと思うんですが、ただ、この中間報告書の中でも、保護観察官は本来果たすべき仕事を果たしてないんじゃないか、そのケースワーカーであ...全文を見る | ||
○前川清成君 是非、この点についても、また三ッ林政務官のチームで御検討いただくのかもしれませんが。──はい、大臣。 | ||
○前川清成君 要するに、私が今申し上げたように、保護司さんとは別に保護観察官という専門職が付いているわけですから、保護司さんの係長で保護観察官があるわけではありませんので、その保護観察官の専門的な知識あるいは経験等が生かされるような執務体制が整っていなければ、保護観察官という職を...全文を見る | ||
○前川清成君 今の副大臣の御答弁にもありましたが、要するに、保護観察官というのはその専門、専用の試験で採用されてきているわけではないということなんですね。 大臣が家庭裁判所の調査官になぞらえて先ほど来御答弁していただいています。家庭裁判所の調査官であれば、調査官の試験を受けて...全文を見る | ||
○前川清成君 本当はこの更生プログラムについてもっと詳しくお教えいただきたかったんですが、残念ながら時間も来てしまいました。 ただ、最後に、私たち民主党、今は野党ですが、この安全の問題、これは本当に政治の最も大きな課題だと思っています。そのために、是非、建設的な議論をこれから...全文を見る | ||
05月10日 | 第164回国会 参議院 決算委員会 第9号 議事録を見る | ○前川清成君 二〇〇四年七月の選挙で奈良県選挙区から当選させていただきました前川でございます。今日は決算委員会で初めての質問に立たせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 さて、一九七二年、昭和四十七年に高松塚古墳が発掘され、その石室から極彩色の壁画が発見されました...全文を見る |
○前川清成君 いろいろお尋ねしたいことがありますので、答弁者は聞かれたことだけ答えるように御注意願えませんでしょうか。 それで、私は今、当事者の名前が分かっているのか分かっていないのか、この質問をしました。それについて加茂川さんからは、はいかいいえをお答えください。 | ||
○前川清成君 だれが泥を塗ってごまかすよう指示したのか、その名前も分かっていますよね。 | ||
○前川清成君 今のは分かっていないというお答えですか、はっきり答えてください。 | ||
○前川清成君 どうして調査委員会を立ち上げたら国会の決算委員会では答えられないんですか、その理由を答えてください。 | ||
○前川清成君 問われたことに正面から答えてください。 今のは、だれが泥を塗ったのか、だれが高松塚古墳の壁画に泥を塗ってごまかせと指示したのか。今日時点において文化庁は分かっているのかいないのか、分かっているなら氏名を答えてもらいたい、分からないなら分からないと答えてください。 | ||
○前川清成君 仮に、加茂川さん、今の答えがうそだったらば、すなわち高松塚古墳の壁画の傷にだれが泥を塗ってごまかせというふうに指示したのか、加茂川さん、あなたが知っているにもかかわらず、今、国会でうその答弁をしたというのならば、あなたの責任問題は生じますね。 | ||
○前川清成君 だれが泥を塗れと指示したのか、その人は分からないという答えですか。 | ||
○前川清成君 それじゃ、加茂川さん、最後に確認しておきます。 もし今、分からないという今の答えがうそだった場合、あなた個人の責任は生じますよね。どういう責任を取るのかだけ答えておいてください。 | ||
○前川清成君 私は、ここで加茂川さんにお聞きしたいことは、調査委員会の結論、結果は出ていないという今御答弁でした。しかしながら、当時の作業日報等から、文化庁においては一定程度の情報を持っておられます。なぜその一定程度の情報を、私が提出した質問主意書に対して答えないのか、今調査中だ...全文を見る | ||
○前川清成君 役所に、役所が調査委員会を設置しました、そうしたら質問主意書に対して答えなくても構わない、そんなことがまかり通ったならば質問主意書の制度なんか吹っ飛んでしまうし、そもそも国会なんか要らなくなってしまう。役所にとって都合悪いことができたら全部調査委員会をつくったらいい...全文を見る | ||
○前川清成君 所定の手続に沿って答弁したから合法だとおっしゃるのであれば、その所定の手続について法律上の根拠をはっきりとおっしゃってください。 | ||
○前川清成君 そんなこと聞いてない。条文。 | ||
○前川清成君 条文答えてください。 | ||
○前川清成君 通告していますから、答えられないのであれば速記を止めてください。委員長、速記を止めてください。 | ||
○前川清成君 今の国会法七十五条の解釈は明らかに間違っていますが、素人相手にこんな議論しても仕方ありませんので前に進めさせていただきたいと思います。 それで、高松塚古墳壁画は国宝であります。すなわち国民の財産であります。それを文化庁が預かっていた、国民から預かっていたわけです...全文を見る | ||
○前川清成君 高松塚古墳は、先ほども申し上げましたように、国民にも研究者にも公開されておりませんでした。ただ文化庁のみが観察することができた状態にありました。 そんな状況の中、文化庁の河合長官は、平成十六年三月に出版されました国宝高松塚壁画という書籍の序文の中で、幸い三十年を...全文を見る | ||
○前川清成君 加茂川さん、今のようなことをこじつけって言うんですよ、日本語でね。 それで、恐らく河合さんは悪意でうその説明をしたのではないと私は思っています。むしろ、河合さんはだれかによってうそを書かされた。河合長官はうその説明を聞いて、それに基づいて、幸い三十年を経ても壁画...全文を見る | ||
○前川清成君 そうしたら、河合さんは承知の上でこう書いたと、こういうことですか。 | ||
○前川清成君 質問したことに答えてくださいね。 今の答えは、河合さんも知った上で、高松塚壁画がカビだらけになっているのも知った上で先ほど読んだような序文を書いたと、こういうことですね。 それで、次の質問に移りますが、石室、高松塚古墳の石室は解体すると、こういうふうに平成十...全文を見る | ||
○前川清成君 そんなこと質問していないよ。 | ||
○前川清成君 委員長、私は今、石室が解体しなければならない状態にあるなんてことは一言も言っていません。検討委員会が解体を決定したと、そういうふうに言っただけなんです。 今の加茂川さんの発言、速記録から削除していただけませんでしょうか。 | ||
○前川清成君 高松塚の失態を見ていますと、そもそも文化庁は貴重な税金を使う能力を有しているのかどうか、私は大変疑問に思っています。 そんな中、今、平城京では大極殿の復原工事が行われています。その予算は百九十五億円というふうに説明を受けています。 去年、ブッシュ大統領と小泉...全文を見る | ||
○前川清成君 聞かれたことだけ答えてください、時間ないから。 | ||
○前川清成君 大極殿が奈良時代のとおり造られているというのも知っていますし、木造建築だというのも見たら分かるんです。 なぜ百九十五億円もの巨費が掛かるのかと、京都迎賓館の二百億円に比べてお金が掛かり過ぎるんじゃないですかという質問です。その質問に答えてください。 | ||
○前川清成君 ごまかそうとするな。 | ||
○前川清成君 百九十五億円の六割ですから、およそ百億円以上ヒノキを買わなあかんと。どんだけの量を買うんですか。 今の、ちょっと明らかにおかしいと思いますので、委員長、なぜ百九十五億円も掛かるのか、詳細な資料をこの委員会に提出していただくよう要求いたします。 | ||
○前川清成君 次に、何のために百九十五億円も掛けて復原するのか、復原後はどのように利用するのか、この点お伺いします。 | ||
○前川清成君 じゃ、今のお答えは遷都千三百年祭にこの大極殿の建物、復原された大極殿を利用させると、こういうことですね。 | ||
○前川清成君 同僚議員の皆さん、聞いていただきたいんです。百九十五億円もお金を掛けて大極殿を造りますと。で、何に使うか決めていませんと。こんな税金の使い方あるんですか。むちゃむちゃじゃないですか、今のは。文化庁というのはそもそも税金を使う責任がない、責任感がないんじゃないですか。...全文を見る | ||
○前川清成君 金融庁が貸金業に関する懇談会というのを立ち上げましたが、先日、その中間報告書が提出されました。この貸金業に関する懇談会に関して、以前、昨年三月八日の予算委員会でも伊藤大臣にお答えいただいていますが、この貸金業に関する懇談会は幅広い観点からの勉強のため立ち上げたと、こ...全文を見る | ||
○前川清成君 勉強のための懇談会ですが、座長や委員、オブザーバーには、その都度日当は支払われているんでしょうか。これまで日当や資料のコピー代あるいは委員の交通費等、どれだけのお金が合計使われたのか、金額をお答えください。 | ||
○前川清成君 この貸金業に関する懇談会にはオブザーバーとしてサラ金の社長や貸金業協会の会長も含まれています。どうしてオブザーバーにサラ金の社長が含まれているんですか。 | ||
○前川清成君 貸金業の実態を知るには、貸手であるサラ金から事情を聴くのであれば、借り手である消費者からも事情を聴かなければならない、それが公正な態度だと思うんです。国の税金を六百六十万って今おっしゃいましたか、六百四十万、六百四十万も使っていると。中間報告ですから、これから一千万...全文を見る | ||
○前川清成君 畑中さん、今僕にうその説明をしましたよね。知らないと思ってだまそうとしても駄目ですよ。今だったらいいですよ、今うそをつきましたと言ってください。 | ||
○前川清成君 畑中さんも、じゃ、だまされているんだと思いますけど、この貸金業に関する懇談会というのは十七年の三月三十日から始まっているんです。宇都宮さんが出たのは十五回と十六回、今年になって、しかも中間報告がまとめられる直前になってです。 畑中さん、あなたがうそをついたのかど...全文を見る | ||
○前川清成君 そうしたら、あなた、都合のいいことだけ答えて、都合の悪いこと隠したけど、第二回のときに、去年の四月、日弁連の消費者委員会もサラ金の社長がオブザーバーに入っているんだったら我々も入れろと、その正当な要求を握りつぶしたその理由。畑中さん。 | ||
○前川清成君 畑中さん、僕にうそついてもあかんて。上柳さんは金融庁からの一本釣りでしょう。日弁の消費者委員会から推薦して出したのと違うじゃない。何でそんなうそをつくの。よっぽど隠したいことがある。 アコムの社長は、オブザーバーとはいいながら四月十八日の懇談会において、(発言す...全文を見る | ||
○前川清成君 今、答えてないよ、理由に。久保利弁護士がこうしました、ああしましたと言っただけやん。どうして商工ファンドの顧問弁護士が金融庁の、言うたらね、分かるかな、泥棒と警察があって、泥棒の弁護士がいつの間にか警察の弁護士になりましたということですよ。監督する側とされる側が一つ...全文を見る | ||
○前川清成君 行政処分を行わなかったら答弁しないというのは、それはどういう理屈なんですか。 | ||
○前川清成君 そうしたら、金融庁のお考えは、おれたちは裏でつながっているから、あるいは不正なことをやっているから、あるいは公正にやっているのかもしれない、いずれにしてもおれたちのやることについて国会は口出しするなと、おれたちは聖域に守られているんだと、そういうことですよね。 | ||
○前川清成君 今日は、今日の議事録は、我々、政権取ったとき必ず取り出すよ。うそばっかりやないか。谷口さん、何が関係者に対するヒアリングを行ってんの。アイフルに殴られた債務者からヒアリングした。してないでしょう。我々弁護団からした。してないでしょう。あなた方がやった関係者というのは...全文を見る | ||
○前川清成君 昨日、法務省が質問取りに来まして、またこのこと聞くんですかと、非常に嫌そうな顔をされました。 私は、性格的に、良く言えば粘り強いと、悪く言えばしつこいですから、これはまたまた、もちろん金融庁と高松塚のことは忘れませんし、それで、この問題も是非、大臣、テロ対策と並...全文を見る | ||
○前川清成君 はい、委員長御指摘のとおり、残念ながら時間が来てしまいました。 ただ、今日の議論を通じて、文化庁は怪しいと、何でもかんでも隠しているということがお分かりいただけたと思います。 金融庁はうさん臭い。貸金業者と裏でつながっている。その例が、オブザーバーにサラ金の...全文を見る | ||
05月18日 | 第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○前川清成君 二〇〇四年七月の選挙で奈良県選挙区からこの参議院に送っていただきました前川清成と申します。 九月に退任される、そういうふうに伺っております小泉総理と議論をさせていただく機会があろうかと思ってもおりませんでしたが、理事始め同僚議員の皆様方の御好意でこの席に立たせて...全文を見る |
○前川清成君 私も今の、総理に目指しておられた理想の社会というか政治の形をお伺いしたいと、こういう思いで質問をさせていただきました。私たちが理想とするべき社会、どんな社会がいいのか。これを一言、例えば尭舜の時代というふうに一言で表現するのはなかなか難しいと思います。 総理は昨...全文を見る | ||
○前川清成君 ただ、総理、具体的に申し上げますと、今御紹介申し上げたように、国立大学であっても一年間に八十万円も授業料が掛かってしまうわけです。いい悪いは別として、小学生の間から子供たちが塾に行っています。例えばですけれども、学校の先生の数を増やす、で、三十人学級ぐらいにしたら、...全文を見る | ||
○前川清成君 私も一般論としては総理と同じように考えているんです。何も大学へ行くからその人が幸せで、あるいは大企業に勤めるからその人が幸せだと思っておりません。また、塾に行くからいいとか悪いとか、そんなのも思っていません。 ただ、総理、現実の問題として、今いわゆる私立高校、い...全文を見る | ||
○前川清成君 御丁寧に大臣、ありがとうございました。 親の財布の重さで子供たちの未来に差が付かないように是非お願いいたしたいと思います。 それで、担当大臣にお尋ねいたします。 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案の第二条に基本理念が書かれてい...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、後半のお答えはまだお尋ねしておりませんです。 それで、今大臣の御答弁の中で、簡素で効率的な政府を実現するためには透明性が大事なんだと、こういうことがありました。しかし、そもそも簡素で効率的な政府の実現という目的がなかったとしても、先ほど大塚委員の御答弁にも...全文を見る | ||
○前川清成君 今お答えいただいたような広い趣旨での透明性を確保する、そのための制度的にどのような制度があるのか。先ほどの大塚委員の議論の中でも、公務員がうそをつき放題なのかというようなところもありました。透明性を確保するためには、じゃ、基本理念としてはお書きいただきました。それを...全文を見る | ||
○前川清成君 私は、政府がお題目として透明性をおっしゃるのではなくて本気で情報公開をおっしゃるのならば、この法律の中に明文で情報公開に資するような条文を入れなければならなかったのではないかな、そんなふうに思っています。 それで、今御説明いただきました透明性という視点から、金融...全文を見る | ||
○前川清成君 総理、二点、実は総理に申し上げたいと思います。 まず、やみ金がはびこる、これはどうしようもないじゃないかという御意見でございますけれども、やみ金というのは犯罪なんですよね。犯罪ですから、やっぱりこの国のトップリーダーとして、やみ金も、犯罪もしようがない、そうおっ...全文を見る | ||
○前川清成君 総理、くどいようですが、高い金利でも手を出さざるを得ない、そんな立場の人たちをなくす、そういう努力が私は政治には必要だと思っているんです。そんな立場にある人たち、高利でも金を借りざるを得ない人たちがあると、だから高利貸しの高金利を許す。それは、私は、今の痛みに耐えて...全文を見る | ||
○前川清成君 今総理の方から、借り手にとって金利は低ければ低い方がいいんだ、そしてまた、いいお話がありました。またこれは、貸手、業者にとっては金利は高ければ高い方がいいんだろうと、そんなふうに思います。 ですから、適正な金利、法律で罰する適正金利、出資法の上限金利を決めるに当...全文を見る | ||
○前川清成君 何という方ですか。 | ||
○前川清成君 私は、与謝野大臣のお人柄を敬愛していますので、与謝野大臣が今あえてうその答弁をなさったとは思っていません。与謝野大臣は恐らく正確な説明を受けておられないんだろうと思います。 まず、この懇談会は完全にオープンなんだからオブザーバーとしてサラ金の社長が加わってもいい...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、それ、お答えになってないじゃないですか。 じゃ、お尋ねします。 消費者の代表として、平成十七年四月二十七日、日弁連の消費者委員会推薦の四名の弁護士から自分たちもオブザーバーに加えてくれとはっきりした申込みがありました。これに対して金融庁が断ったのはどう...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、僕が申し上げているのは、宇都宮弁護士がオブザーバーだったという金融庁の答弁がうそでないのならば、なぜメンバー表に名前が出てないんですか。出席者というのとオブザーバーというのは違うでしょう。オブザーバーだったら最初から最後まで出るじゃないですか。一回ずつ臨時雇い...全文を見る | ||
○前川清成君 だから金融庁というのは信用できない。たまたま上柳弁護士が御都合が悪かったら、そのときに限って臨時でただ一人の弁護士をオブザーバーとしてお願いするだけ。ところが、高利貸しの代表は七人も出ているじゃないですか。明らかにアンバランスですよね。 仮に今の大臣の御説明がす...全文を見る | ||
○前川清成君 利益相反があるかないかですが、あるんじゃないんですか。二万件も苦情があって八件しか処分しない。おかしいと思いませんか。 それと、この話は、おっしゃったので、与謝野大臣には一度聞いていただいたことがあると思いますが、総理には初めてですので申し上げます。 その昔...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、また後で考えて、時間もなくなってきましたので、考えていただきたいんですが、私は、公正らしさがあれば公正でなくても構わないと、そういうコンテクストで申し上げたんじゃさらさらないんです。公正であるのは当たり前なんです。さらに、国民の皆さん方から見て公正だと信じてい...全文を見る | ||
○前川清成君 私は、文化庁の組織というのがちょっとよく分からないんです。一体、文化庁長官というのは北条執権の下における鎌倉将軍のものなのかどうなのか。ちょっと、どういう役割をしていただいて、どういう責任の取り方になっているのかと。もしかしたら役人たちの責任逃れの隠れみのに文化庁長...全文を見る | ||
○前川清成君 時間が参りましたのでこれで終わりにさしてもらいますが、小坂大臣にお願いしたいのは、私は今のような弁解を聞きたくてお尋ねしたのではなくて、河合長官に加茂川次長たち役人が責任を今押し付けようとしているんじゃないかと、それであればけしからぬことですよと、政治家である大臣が...全文を見る | ||
05月23日 | 第164回国会 参議院 法務委員会 第19号 議事録を見る | ○前川清成君 おはようございます。 荒井先生に引き続いて質問をさせていただきます。 荒井先生は二〇〇一年、そして私は二〇〇四年、いずれも奈良県選挙区からこの国会に送っていただいておりますが、私が二〇〇四年の七月に国会に送っていただいて、その直後、二〇〇四年の十一月十七日に...全文を見る |
○前川清成君 私、質問取りの際に、質問に答えていただいたらそれで結構ですからと、こういうふうに申し上げました。 私は今、効果が現れていないのではないですか、こういう質問をいたしましたところ、これまでの政策を今反復、オウム返しなさいました。私はそんなことは聞いてなくて、効果が現...全文を見る | ||
○前川清成君 まず質問に答えるように委員長の方から御注意を願えませんでしょうか。 | ||
○前川清成君 私は、今、効果が表れているかどうかをお尋ねいたしました。それに対するお答えがありませんでした。現実に秋田県でこのような悲劇が起こっています。文部科学省の取られてきた政策では十分ではなかったと、まずはこの点をお認めいただかなければならないのではないかと思います。 ...全文を見る | ||
○前川清成君 今のお答えは、従来から万全を期していた、その従来というのは平成十七年十二月六日からですと、こういうお答えですね。 | ||
○前川清成君 先ほど西阪さんの方から、秋田の事件については発生したばかりでまだ詳細を把握していないと、こういうような御答弁でありました。しかしながら、奈良市の事件からはもう二年近くが経過しております。一年半前には栃木県でやはり小学生の女の子が通学途中に、帰宅途中に殺されています。...全文を見る | ||
○前川清成君 西阪さんは何か隠したいことがあるんですか。どうして質問に対して正面からお答えになろうとしないんですか。秋田県の事件が悲しい事件だ、みんな認めてますよ、ここにいる人。何でそんなことをオウム返しにおっしゃるんですか。何が答えたいんですか、あるいは国会をばかにしておられる...全文を見る | ||
○前川清成君 去年、広島市ではやっぱり女子が、女児が殺されてしまうという事件がありました。これ、報道によりますと、その犯人はペルーで性犯罪の前科を持っているというふうになっています。これが事実かどうか私には分かりません。もちろん、人権やあるいは外国人との共生という視点も必要ではあ...全文を見る | ||
○前川清成君 佐賀県では、交通事故の加害者が事故を隠匿するべく被害者の小学生を山中に運び遺棄した、こんな事件が今般発生をいたしました。この点については私、今朝インターネットで読みましたので、申し訳ないんですが、夕べの質問通告のときに通告していないんですが、インターネットのニュース...全文を見る | ||
○前川清成君 どうかよろしくお願いいたします。 私も、今二人の子供の子育ての真っ最中でありますが、小学校五年生と中学校二年生の二人の子供がいます。今、子供を持つ親にとって一番の心配は、子供が犯罪に巻き込まれてしまうんじゃないかということであります。朝元気に出掛けていってくれた...全文を見る | ||
○前川清成君 どうかよろしくお願いいたします。 法務大臣にお伺いしたいんですが、法務大臣は、国会議員になられるまで何年間ほど弁護士をなさっていたんでしょうか。 | ||
○前川清成君 弁護士出身の大臣が、今般法務大臣におなりになったと、そのことに対する何か感慨みたいなものはあるんでしょうか。特に、弁護士の時代に取り組んできたこととか、何かについて今回実現してみたいと、そのような思いを大臣はお持ちになっておられますでしょうか。 | ||
○前川清成君 大臣が一弁の副会長までなさったとは存じ上げませんでしたが、私も平成二年に登録をさせていただいたんですが、たしかその当時でも、やっぱり日弁連、前の古い建物も、あるいは大阪の会館でも、拘禁二法反対、代用監獄反対という垂れ幕が常に掛かっていたように思います。それが、今回こ...全文を見る | ||
○前川清成君 今大臣は先生のおっしゃるとおりというふうなまくら言葉を付けていただきましたけれども、私は、ちょっと残念ながらまだ全国の拘置所が改善されたと言うほどの経験もありませんし、認識もございません。 ただ、代用監獄が自白強要の温床になるということが日弁連が代用監獄に反対し...全文を見る | ||
○前川清成君 その自白の強要の点について少し議論をさせていただきたいと思います。 確かに、捜査官が仕事の熱心さの余り行き過ぎた捜査があるというようなことは、これは絶対に私はこの世の中からなくならないだろうと、そんなふうに思っています。ですから今、大臣もおっしゃったように様々な...全文を見る | ||
○前川清成君 私は、裁判所は逮捕の必要性、すなわち逃亡のおそれもない、あるいは罪証隠滅のおそれもないのに警察あるいは検察庁から出される逮捕状の請求あるいは勾留状の請求、これを黙認し続けてきたと、そう思っています。 また、裁判所にとっても、自白事件の方が判決を書くのが楽なので、...全文を見る | ||
○前川清成君 それでは、痴漢事件、痴漢冤罪事件を例にして、裁判所が令状主義をどのように考えているのか、この点について議論をさせていただきたいと思います。 昨日の質問取りの際に何例かの新聞記事をお示ししています。二〇〇〇年十月十九日に大阪地裁で四十二歳の専門学校教員に対して痴漢...全文を見る | ||
○前川清成君 突然じゃないよ、予告、通告しているよ。後ろで手挙げてはる。 | ||
○前川清成君 今お答えいただいたんは安藤官房長でしたか、安藤さんですかね、ちょっと今の。 | ||
○前川清成君 縄田刑事局長ですか。出てこられたんが安藤さんですか。 | ||
○前川清成君 竹花さん。ちょっとその辺、横の連絡をよろしくお願いいたします。 それで、今の縄田さんのお答えがちょっとよく分からなかったんですが、縄田さんでよかったですね。 物証は特にないというお答えでいいんですかね。 | ||
○前川清成君 痴漢事件で、痴漢事件で物証って、例えば何かあるんですか。 | ||
○前川清成君 ちょっと今の答えがはっきり分からなかったんですが、私の方で解説いたしますと、要するに、女性の、女性もいらっしゃる前で誠に恐縮ですが、女性の下着の中にまで手を入れて触った、そういうようなケースでは犯人の手に付着物があることもあるでしょうと。そうでなければ、衣類の上から...全文を見る | ||
○前川清成君 竹花さん、話の腰を折らないでくださいよ。今、わざとこれ、時間の妨害違うの。今、趣旨分かっているでしょう。仮に、犯人の手に衣類の糸くずが付いていました、それを四か月半勾留する理由になるんですか。四か月半手に付けたまま歩いている人がいてるんですか。何を言いたいの。 ...全文を見る | ||
○前川清成君 大谷さん、個別事件についてはコメントしないと言いながら、今都合のいいことだけ言い出したんですから、この後個別事件についてはコメントしないなんて禁句ですよ。大谷さん、僕も分かっていますよ。 例えば、証人威迫についても罪証隠滅のおそれがある、そうしたら保釈の条件で接...全文を見る | ||
○前川清成君 この点についてはもう少し議論もしたいし、平成十四年の十二月五日の判決については判例時報にも詳しく載っていますので、これについてもお尋ねしたいと思っていたんですが、私の持ち時間が残り八分になりましたので、次の質問に移らせていただこうと思います。 そこで、法務省にお...全文を見る | ||
○前川清成君 今の河野副大臣の、しかしながら以下を大切に聞きたいと思います。 それで、今副大臣の方から法務省の決意を聞かしていただきました。ただ、副大臣もおっしゃったように、刑事施設の人的なスタッフの問題もあるんです、だから十分にはこたえられないんです、こういうお答えでした。...全文を見る | ||
○前川清成君 そうしたら、今、必要な予算は、松元さんは今の副大臣の答弁は聞いてなかった。聞いてた。河野副大臣がおっしゃったように、夜間、休日の接見体制を充実させなければならないわけです。そのための人員、財務省はどう考えているのか、お答えください。 | ||
○前川清成君 松元さん、今読む原稿を間違っておられるんじゃないですか。今、刑事施設の中の、拘置所の中の予算についてお伺いしたのに、何で裁判所の意見を聞きながらってなるんですか。この法律で、拘置所の、刑事施設の管理権は裁判所に移ったんですか。もういいです。時間ないから。 いずれ...全文を見る | ||
05月30日 | 第164回国会 参議院 財政金融委員会 第17号 議事録を見る | ○前川清成君 民主党の前川清成でございます。 今日は、同僚議員の御配慮により、この財政金融委員会で質問させていただきますことをまずもって感謝申し上げます。ありがとうございます。 さて、与謝野大臣にまずお伺いしたいんですが、五月十八日の行政改革特別委員会で、私はサラ金の金利...全文を見る |
○前川清成君 それで、大臣も今の五千億円の営業収益ということはよく御理解いただいていると思いますので、大臣にそもそもの質問をさせていただきたいと思います。 今回の提案理由にも、貯蓄から投資に向けて市場機能の確保と、こういうふうに明記されています。この政府の進める貯蓄から投資と...全文を見る | ||
○前川清成君 私は、貯蓄から投資というこの政策が必ずしも正しいというふうに思っていません。なぜならば、投資家保護、消費者保護が余りにも不十分な今の法制度のまま貯蓄を取り崩して投資に振り向けたならば、老後の蓄えさえ、あるいは子供のために残そうとした教育資金さえ取り崩してしまう、失っ...全文を見る | ||
○前川清成君 今のお答えは、商品先物取引も政府の政策で言う貯蓄から投資という場合の投資に当たる、こういうお答えですか。 | ||
○前川清成君 私は、今お答えいただいたようなことは聞いてないんです。政府の政策として貯蓄から投資へ振り向けていこうというのがある。商品先物取引は貯蓄には当たらないだろう。そうしたら、商品先物取引は投資と考えていいのですか。いや、投資ではない、別のカテゴリーなんだ、そうお考えなのか...全文を見る | ||
○前川清成君 今、大臣があえて答えを逃げておられる。それは、商品先物取引が非常に危険だ、投資とは言えないような代物だということを認識されてのことだろうと思います。そうですよね、大臣。 | ||
○前川清成君 今、私は個人の投資家に限定してお聞きしているので、個人の投資家が自分の貯金を取り崩して商品先物をやるとき、それは投資ですかどうですかという質問でした。それを大臣、今答えを逃げておられる。 今、大臣がお答えになったのは、先日の我が党の櫻井議員の本会議での質問に対し...全文を見る | ||
○前川清成君 私が前提とした数字は私が調べたのではなく、青木さんという政府参考人がおっしゃったことを前提にしていますので、それも踏まえて是非議論をお願いしたいと思います。 また、私は今はっきりと、青木さんは我が国の商品先物取引についての数字をおっしゃいますというふうに言いまし...全文を見る | ||
○前川清成君 趣旨だけでいいです。 | ||
○前川清成君 順番に聞きます。 | ||
○前川清成君 副大臣、私、聞かれたことにまずお答えいただきたいんです。 今、なぜ不招請勧誘という制度を今回設けたんですか、こうお尋ねいたしました。それに対して今副大臣の答えは投資家保護と、漢字五文字しかありませんでした。投資家保護と言われたらもっといろいろあります。断定的判断...全文を見る | ||
○前川清成君 副大臣、今のお答えは答えになってませんよ、被害はほかにも一杯あるわけですから。なぜ不招請勧誘が必要なのか、その理由。 | ||
○前川清成君 結局分かってないじゃないですか。副大臣、分かっておられないでしょう。どうして適合性原則がおよそ期待できないような場合には不招請勧誘が必要になるんですか。不招請勧誘を設けた理由を聞いているんです。カンニングペーパー丸読みだったら答弁にならないんです。 だから、これ...全文を見る | ||
○前川清成君 分かりました。今の、もうあえて聞きません。 大臣、私は今、今回政令で禁止する範囲について、不招請勧誘を禁止する範囲についてどうですかと聞いて、今金融商品全般です、こういうふうにおっしゃったので、それを前提に進めさせていただきます。 ちょっと、ちょろちょろしな...全文を見る | ||
○前川清成君 今日、皆さん方のお手元に、日本弁護士連合会の消費者問題対策委員会がまとめました、先物被害白書二〇〇五年版をお配りさせていただいております。 これをちょっと見ていただきたいんですが、一番上、アイメックスという会社があります。アイメックスの期首の委託者数は千四百十八...全文を見る | ||
○前川清成君 厳密なルールで動かなければならないのは当然なんです。ただね、大臣、今私が時間を掛けて御説明したとおり、毎年およそ十万人の方が新規で商品先物に参加しておられる。農水省、経産省が認めるところでもその八割の人が損をしている。毎年八万人の人が損をしておられるんです。 こ...全文を見る | ||
○前川清成君 私は、今日金融庁から頼まれて、是非是非経産省、農水省の政府委員登録してくれと言うから登録したんですよ。今みたいに聞かれてないことで時間つぶされるんだったら、もう一切政府委員認めないよ。今の答えに不招請勧誘のフもないじゃない。僕、そんなしようもない話、してないよ。 ...全文を見る | ||
○前川清成君 いや、それは大臣、そういう縦割りじゃなくて、せっかく今回提案理由で横断的な消費者保護の規制をつくりますと、こういうふうにおっしゃったわけですから、商品先物は農水、経産ですじゃなくて、金融大臣の御決意ですぐに済むことじゃないかと私は思うんです。 それで、もう一度、...全文を見る | ||
○前川清成君 よくそんな白々しいことを言いますよね。明らかな虚偽の答弁でしょう。 ここに「先物取引被害研究」という雑誌を持ってきています。これはこんな薄いんですが、一冊三千円もする本です。この本を経済産業省は公費で購入しておられます。私が今手元に持っているのは最新版、二〇〇五...全文を見る | ||
○前川清成君 今お尋ねしたことと同じことをもう一度お聞きします。 金融商品取引法の三十九条の一項一号で、損失が生じるとき、利益が生じないとき、損失を補てんしてはなりませんと、こう書いています。これはどういう趣旨なのか、損害賠償とはどういう関係にあるのか、この損失補てんの概念に...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣の今のお答えは、業者の側に違法行為があって、あるいは故意又は過失があって、その場合に損害の賠償を求める場合には三十九条一項一号に言う損失補てんには当たりませんと、こういうことでお聞きしてよろしいですね。 | ||
○前川清成君 ちょっと今大臣のお答えが変わったように思うんですけど、故意又は過失がある、業者の側に、あるいは違法行為がある、その場合には三十九条一項一号に言う損失補てんには当たらないんですね。 だから、例えば業者の違法行為によって損害を受けた消費者の側が、個人投資家が業者に対...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣のお答えが私も分からないから本当に聞いているんです。しかも、これは大臣、金融商品取引法にありますので、農水省や経産省のテリトリーじゃないと思うんです。今大臣のお答えがちょっとぶれたんですけど、業者の側に違法行為があると、だから損失を求める。それについて、例えば裁...全文を見る | ||
○前川清成君 もうこれ以上時間の都合もありますから議論しませんが、今大臣がおっしゃった確定した判決、裁判上の和解、協会の仲裁、これだけだったら狭過ぎるんですって。国民生活センターでやっている年間七千件の相談が全部犯罪になってしまうんですよ。あるいは、弁護士のところに相談に行ったら...全文を見る | ||
○前川清成君 前の三年間はおよそ三千万円で、この三年間は約一千万円で、金額はがくっと減っているんですかね。 これ以上お聞きしません。ちょっと時間の都合もありますので、最後に一問聞かせていただきます。 今るる商品先物取引がまさしく消費者被害をばらまいているというようなことを...全文を見る | ||
○前川清成君 終わります。 ───────────── | ||
06月02日 | 第164回国会 参議院 財政金融委員会 第19号 議事録を見る | ○前川清成君 民主党の前川清成でございます。 参考人の三名の方々、どうも御苦労さまでございます。 冒頭、お願いがございます。限られた時間でございますので、どうか、私がお尋ねしたことにまずお答えいただきたいと思います。追加して理由の御説明等をいただきたい場合にはまた改めてお...全文を見る |
○前川清成君 委員長にお願い、そして委員部の皆さんに抗議させていただきたいことがあります。 私、今日の参考人質疑に先立って資料をちょうだいしましたが、坂井参考人についてだけ経歴がなかったんです。それで、もしかして天下りの方かなと思いましたら、案の定、天下りの方でした。これ、役...全文を見る | ||
○前川清成君 常勤は坂井さんと、坂井さんが副会長、そして山口さん、この方が専務理事、お二人かと思いますが、山口さんもやはり天下りの方でしょうか。 | ||
○前川清成君 山崎参考人にお尋ねをいたします。 先日のこの委員会の質疑で与謝野大臣が、損失補てんについてお尋ねしたいんですが、この委員会の議論で与謝野大臣は、損害賠償というのは、やはり相手方がなすべきことをなさないで被害を受けたという場合、損害賠償は当然できて、これは損失補て...全文を見る | ||
○前川清成君 坂井参考人にお伺いをいたしたいと思います。 先ほど、坂井参考人御本人からもお話がありましたが、私もまとめさせていただきましたところ、二〇〇五年の、これは日弁連が出しております先物被害白書をまとめたんですが、期首の委託者数が十万八千二百六十四名、ざっと参考人おっし...全文を見る | ||
○前川清成君 今、委託者の方がなかなか継続できなかったと、こういうふうに御答弁されましたが、それは委託者の方々が損をされたと、こういうことでよろしいですね。 | ||
○前川清成君 外務員さんの数についてお伺いしたいんですが、やはり日弁の先物被害白書によりますと、二〇〇五年ですが、期首の外務員数が一万三千四百十四人、新規で四千八百三十九人が登録をされたけれども四千五百五十三人が登録を抹消されたと、こういうふうになっています。 全体で一万三千...全文を見る | ||
○前川清成君 次の質問に移らさせていただきたいんですが、先ほど中川委員の方から、与野党ともこの不招請勧誘禁止がこの委員会の流れになっているという大変力強いお言葉を賜ってうれしく思っているんですが、それに対するちょっと坂井参考人の御答弁が分かりにくかったんです。 るる述べておら...全文を見る | ||
○前川清成君 先ほどのお言葉の中で、厳しく指導しているというのは何を厳しく指導しておられるのか、お答えください。 | ||
○前川清成君 指導の内容だけでいいですよ。 | ||
○前川清成君 今のお答えは、法令遵守について会社や外務員を厳しく指導しているけれども、それぞれ会社や外務員にこれまでのやり方があってなかなか法令を遵守していないと、ついては厳しく処罰せざるを得ない場合もあります、処分をせざるを得ない場合もあります、こういうお答えですね。 | ||
○前川清成君 どういうことなの、じゃ。 | ||
○前川清成君 坂井さん、役人だから分かっていると思うけど、法令を守るのは指導しなくても守らなあかぬ、法律はできたら守らなあかぬのですわ。それを守らないから厳しく何回も何回も何回も指導しているというのは、法律を違反してます違反してます違反してますということでしょう。そんなうその答弁...全文を見る | ||
○前川清成君 たかだか外務員一万五千人の団体で人数が多いから法律を守れない、そんな理屈はないんです。日本の人口は一億二千万人ですけれども、人を殺してはならないという法律あればみんな守っていますから。 あなたと議論しても仕方ないので次に進めますが、先ほど、中川委員の質問に対して...全文を見る | ||
○前川清成君 先日のこの質疑で、与謝野大臣自身が商品先物取引というのはゼロサムなんだと、得をする人があれば必ず損をすると、こういうお話をされていました。 何十年もなさっているプロと、いきなり電話で勧誘されてやってきた全くの赤の素人、けんかをしてプロが負けることなんてあるんでし...全文を見る | ||
○前川清成君 例えばですけれども、あらかじめ個人投資家の方が、私は勧誘しないでくださいと、私は商品先物取引の電話は掛けてこないでくださいというふうに申し出ておられて、その人たちのリストがあるとする。そのリストに名前が載せられた人たちに対しては電話をしないんだと、こういう制度を設け...全文を見る | ||
○前川清成君 今おっしゃる再勧誘というのはどういう状態を指すのでしょうか。 | ||
○前川清成君 その一つの会社じゃなくて、せっかく業界団体もあるわけですから、百五十何社しかないわけですから、その団体でデータを共有するようにしたらいかがかと、こういうふうに申し上げているんですが、いかがですか。 | ||
○前川清成君 時間の都合で最後になりますが、坂井参考人もいらっしゃった経産省、そして専務理事もいらっしゃった農水省がまとめた資料によりますと、この商品先物取引に参加した投資家の八割は損をしていると、こういうふうに報告されています。先ほどどなたかが件数は減ったと、こういうふうにおっ...全文を見る | ||
○前川清成君 時間です。残念です。 | ||
10月25日 | 第165回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号 議事録を見る | ○前川清成君 民主党の前川ですが、先ほどの蓮舫さんの質問に関連して、児童虐待における児童相談所の役割についてお伺いしたいと思っています。 今回の京都のケースでも、児童相談所はあらかじめ認識し得る状態にあったにもかかわらず死亡という最悪の結果を回避することができませんでした。こ...全文を見る |
○前川清成君 私がお尋ねしたのは、例えば、二年ぐらい前ですけれども、岸和田でああいうケースがありました。それを受けて、これまで政府がどういう取組をなさったのかをお尋ねしたんです。 | ||
11月22日 | 第165回国会 参議院 本会議 第13号 議事録を見る | ○前川清成君 民主党・新緑風会の前川清成です。 まず冒頭、私たち参議院で教育基本法の特別委員会での審議が始まったこの日に当たり、私たちの国の教育が抱える問題に関して文部科学大臣にお尋ねをいたします。 現行教育基本法は、新憲法の制定を受けて昭和二十二年に成立しました。前文に...全文を見る |
11月30日 | 第165回国会 参議院 法務委員会 第4号 議事録を見る | ○前川清成君 おはようございます。民主党の前川清成でございます。 今日は、簗瀬理事始め先輩、同僚議員の皆様方の御好意によりまして二時間の質疑時間をちょうだいすることができました。この点も本当に感謝申し上げます。 まず、今日は初めて大臣の御指導を賜るわけでございますが、冒頭...全文を見る |
○前川清成君 報道が正確になされていないのであれば、それで結構なんですが、およそ憲法を持つ国において人権が法律に優先することは当然であります。 これは、私の独自の見解じゃなくて、世界じゅうだれもがそう考えていることでございますので、また、先日の江田議員の質問に対して、法の支配...全文を見る | ||
○前川清成君 それじゃ、刑事局長からで結構ですから、もう少し政府全体の取組、あるいは法務省としての取組をお聞かせいただけるでしょうか。 | ||
○前川清成君 今の御説明のあった、少し処遇プログラムに関してお尋ねをしたいと、こう思っています。 今までの刑務所の中の取組というのが、受刑者の大半は懲役刑ですから、労役を課せられることになります。労役というのが、刑務所の中の工場と呼ばれる施設で働くことが更生にとって何らかの意...全文を見る | ||
○前川清成君 私も、大臣が今御答弁されたとおり、例えば働く癖のない、それで泥棒、窃盗を繰り返してしまう、そういう受刑者にとっては、刑務所の中で勤労の習慣を付ける、あるいは働く意欲を身に付けさせる、これが更生にとって重要な意味を持つのかなと、こういうふうには考えてきました。 と...全文を見る | ||
○前川清成君 それで、その奈良市の事件に戻らせていただいて、性犯罪の処遇プログラムを順次お尋ねしていきたいんですが、これも平成十六年度の犯罪白書ですけれども、十三歳未満の子供を対象とする暴力的性犯罪、全検挙人数が四百六十六人、このうち性犯罪の前科前歴を有する者が百二十人、率にして...全文を見る | ||
○前川清成君 そういうことを前提にして、今度法務省で認知行動療法というのを基礎とする更生プログラムを採用されたわけですけれども、これがどのようなプログラムなのか、そしてそれが性犯罪者の更生にどう役立って、どのようにして子供たちを守っていけるのかと、この辺お伺いいたしたいと思います...全文を見る | ||
○前川清成君 小貫局長で結構ですので、もう少し分かりやすく御説明を願えたらと思うんですが。 要するに、その認知のゆがみに気付かせるんだということなんですけれども、その前提として、じゃ性犯罪、特に子供を対象とする性犯罪については、認知のゆがみがそもそも犯罪の原因だというふうに考...全文を見る | ||
○前川清成君 ちょっと私もなかなか分かりにくい御説明だったんですが、早く信託に入らないといけませんので、このぐらい、また別の機会にさせていただいて。 ただ、ちょっと今日は警察庁にも来ていただいていますんで、もう一つだけ、子供たちを守るという観点で法務省そして警察のお取組をお聞...全文を見る | ||
○前川清成君 最後に、この問題については最後になりますが、私は、実は富雄も管轄する奈良西警察署管内に暮らしています。富雄北小学校の事件があってから、妻が、携帯の電話のメールで登録をしておきますと、警察からどこどこで変な男の人が小学生に声を掛けましたとかそういうメールが届くようにな...全文を見る | ||
○前川清成君 ありがとうございました。 警察庁に対する質問は以上ですので、どうぞお引き取りいただいて結構でございます。 それでは、信託の問題に入っていきたいんですが、寺田局長にお尋ねします。 福祉型信託という言葉がありますが、法律上の用語でないということは承知しており...全文を見る | ||
○前川清成君 先ほど岡田委員も触れておられましたけれども、平成十六年の信託業法の改正に当たりまして、衆議院でもそして私たち参議院でもこの福祉型信託に関する附帯決議がありました。この附帯決議がどのような趣旨であって、それを政府としてどのように受け止めておられるのか。さらには、今回の...全文を見る | ||
○前川清成君 平成十六年の衆参の附帯決議ですが、次期法改正に際してはと、こう書いてありまして、今回、正に信託業法も改正されるんですが、今回も次期改正に当たるのではないかと、こういうふうにお尋ねするのは意地悪なんでしょうかね。 この点は、もしお答えいただくならお答えいただくにし...全文を見る | ||
○前川清成君 いやいや、そういうことじゃなくて、もっと何というか、生々しく当事者の立場になって考えていただいたら分かるけれども、例えば、障害を持つお子さんを持っているお父さん、お母さんにとっては、自分が死んだ後この子供がどうなるのやろと、それが御心配なわけです。財産は残せるけれど...全文を見る | ||
○前川清成君 よく分かりました。 それで、その九九・四%ですかね、九九・四%を占める信託銀行ですけれども、この福祉型信託においてはどのような役割を果たしているんでしょうか。 | ||
○前川清成君 今の寺田局長の御説明によると、自己信託の必要性とかというのはなくなってしまうんじゃないですか。 | ||
○前川清成君 今日はなぜか寺田局長は業界の肩を持つのであれですけれども。 これは法務省からいただいた信託法見直しのポイントという資料です。この何枚目かに自己信託のことについて説明していただいてます。例が挙げてあります。身体障害や知的障害を抱える者の生活をサポートする場合を例に...全文を見る | ||
○前川清成君 それで、福祉型信託の担い手の話をさせていただきたいんです。 実は、私自身が弁護士ですので、こういう話をするのは何か言いづらいんですが、その福祉型信託の担い手として例えば弁護士などの法律専門職、あるいはNPO法人等が期待されているというような議論があります。たしか...全文を見る | ||
○前川清成君 それじゃ畑中さん、畑中さん、弁護士が株式会社を設立するに当たって許可を取らなければいけませんよね。どこの許可を取らなければならないのか、その許可は取れるのかどうか。御存じだったら答えてください。分からないんだったら余計なこと言わんといてください。答えてください。 | ||
○前川清成君 そうしたら、弁護士が株式会社をつくって社長になるって、どないやったらできますの。今あなたが言ったことよ、あなたが言ったことだから、説明してください。 | ||
○前川清成君 そこから先。僕もこんな意地悪なこと言いたくないけど、あなたが陰険なこと言ってくるから確認せざるを得ないじゃない。分からないんだったら分からないと言って、余計なこと言わんかったらええでしょう。時間。 委員長、答えないんだったらちょっと一回速記止めていただけませんか...全文を見る | ||
○前川清成君 どうなるっていうの。どうするの。 じゃ、僕はこれから、今から大阪弁護士会いったら会社の社長になれるんですか。畑中さん、答えてください。答えられないなら答えられないでいいよ。 | ||
○前川清成君 こんなことで時間を使いたくありませんので、いったん速記を止めていただいて、その上で、畑中さんが先ほどの発言を取り消すということで再開していただいてはどうかと思うんですが、委員長、いかがですか。 | ||
○前川清成君 別に金融庁の畑中さんにその弁護士法上の細かな手続についてどうこう申し上げるつもりはもとより当初からございません。 ただ、私は、先ほど福祉型信託の必要性についてお尋ねをいたしましたときに、畑中さんがやはり作文をお読みになりました。それに対して私は、実際に障害を持つ...全文を見る | ||
○前川清成君 確認ですが、ですからこの信託業法の改正案の二条の括弧書きによって、例えばNPO法人や弁護士が福祉型信託の受託が可能になるというわけではありませんね。 | ||
○前川清成君 それで、実は今回の信託法の改正に当たって、私は感想のようなものが一つあります。 一点は、本会議でも申し上げましたけれども、受託者の義務の合理化という名前で、どんどんその受託者の義務を軽減することが可能になっています。先ほどもお答えがありましたように、受託の九九・...全文を見る | ||
○前川清成君 それでは、ちょっと別の論点に移らせていただきたいと思うんですが、今回、信託法案の三十七条で、受託者に対する帳簿作成義務が課されています。 この三十七条の趣旨についてお答えをいただけますでしょうか。これは局長でも結構です。 | ||
○前川清成君 今の点に付言して申し上げれば、三十八条で受益者の帳簿の閲覧、謄写請求権というのを認めておられて、受託者に帳簿を作成させるのと同時に、受益者に帳簿を閲覧、謄写させて、要するに受託者の業務の執行の在り方、信託事務の執行の在り方を監督すると、こういう手段の一つということで...全文を見る | ||
○前川清成君 そこでお伺いしたいんですが、何度も繰り返しますように、受託者のほとんどが信託銀行であります。そこで、そのプロである信託銀行が、例えばですけれども、あってはならないことですが、帳簿にうそを書いてしまう、すると信託の利用者である委託者や受益者の方は素人ですから、そのうそ...全文を見る | ||
○前川清成君 いや、ほかの法律とのバランスというのももちろん分かるんですが、違法性の大きさが違うんじゃないか、実際にうそを書かれてしまったときの被害の大きさが違うんじゃないでしょうかというようなことを申し上げているんです。 この過ち料だけで本当に帳簿に関する真実の記載というの...全文を見る | ||
○前川清成君 寺田局長の御意見もよく分かります。信託業法と相まって真実性を担保したいと、こういう御趣旨かと思います。 それでしたら、この点、そういうお答えを昨日聞いていませんでしたので通告していませんが、寺田局長でもあるいは金融庁でもどちらでも結構ですが、今、寺田局長がおっし...全文を見る | ||
○前川清成君 違うんです。私の質問聞いていただきました、その質問について。 | ||
○前川清成君 それでは、ちょっと自己信託に関して議論をしていきたいと思うんですが。 もう一度、この自己信託の必要性、今回自己信託が新たに認められましたけれども、この自己信託の必要性についてもう一度確認をさせていただきたい。 | ||
○前川清成君 そういう自己信託の必要性というのは私も分からないわけではないんですが、ただ、その信託法案の第四条が、信託の効力発生要件として、自己信託に関しては公正証書あるいは確定日付を要求しています。この点、午前中の岡田委員の質問に対しても、強制執行の免脱を防止する意味からバック...全文を見る | ||
○前川清成君 公証人をかませることが定型的に安全な措置、安全を図る措置なのかという点についてはちょっとこの後しつこくお尋ねしてみたいと、こういうふうに思っているんですが、実は昨日、公正証書を作成する費用が一体どれぐらい掛かるのかというふうに思いましてインターネットをあちこち調べて...全文を見る | ||
○前川清成君 例えば、行政書士の方とか司法書士の方とか、今名前が出ましたので申し上げましたけれども、そういう士業の方々が公正証書作成の準備行為に携われるということはこれは当然のことですし、むしろ市民の方々の公正証書利用の利便に資するものですから、それは私は結構ではないかと思います...全文を見る | ||
○前川清成君 寺田さんのちゅうちょは大変よく分かりました。 それで、実は本会議の際に、今回自己信託について公正証書の作成あるいは確定日付の取得というのを効力発生要件にしているのは、公証人の仕事を増やす、失礼な言い方ですが、法務省にとって唯一の天下り先である公証人の仕事を増やす...全文を見る | ||
○前川清成君 今、寺田局長がおっしゃるような国民の期待、ニーズがあるということはそのとおりだと思います。 ちょうどいい具合に御答弁いただいたと思うんですが、じゃ、その国民の期待、ニーズに公証人が十分こたえているのかということをこれから少し確認をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○前川清成君 是非、平成十六年も平成十七年も、この公証人役場検閲結果報告というのがなされているはずですので、それがあれば是非、報告だけでもせめてお受けいただきたいと思うんですが、大臣、言葉じりをとらえるつもりはありませんが、決して少ない数字じゃないんです。公証人の十人のうち六人は...全文を見る | ||
○前川清成君 それで、ちょっと確認させていただきたいんですが、広島地裁の、昭和六十三年は第一三七号事件というのがあります。これは法務大臣が、法務大臣というか、国の代表者としての法務大臣が被告になって公証人の違法行為について国賠訴訟が提起された事件だと思いますが、この事件で、国は公...全文を見る | ||
○前川清成君 国自身が公証人への指導監督を強めるというふうな和解をしておられるわけですから、国自身、やはり公証人の資質について問題があるということを前提で和解をされたのではないかなと、私はそう思います。公証人制度をそもそもなくせとか、そんな乱暴なことを言っているわけでは決してあり...全文を見る | ||
○前川清成君 今、難しく説明されましたけれども、要は、署名される本人が知らないところで委任状を取りましたと、しかもそれは白紙の委任状でしたと、しかもそれは契約で定められた限度額以上の公正証書を作りましたと、この三つに間違いがありましたと、こういうことですね。そうでいいんですよね。 | ||
○前川清成君 それで、今のケース、限度額を超えるとか、あるいは白紙の委任状、もちろんそこもけしからぬのですが、委任状、カーボンで委任状取った点について、実は法務省にお尋ねしたいと思います。 今のケース、お聞きいただいたら分かると思いますが、確かに業者、これはけしからぬわけです...全文を見る | ||
○前川清成君 寺田さん、僕今お尋ねしたのは、お尋ねした質問は、例えばカーボンとかで取られているわけでしょう、それを公証人は気付かなかったんですかと。その当該公証人に対して聞き取り調査等はなさらなかったんですか、どんな言い訳をしているんですか、どんな弁解をしているんですかという質問...全文を見る | ||
○前川清成君 いや、この場ではっておっしゃるけれども、これは昨日通知してますよ。通告してますよ。僕はわざわざ、口頭で言ったんじゃなくて文書で出してますよ。その通告書の中に、公正証書を作成した公証人は気付かなかったのですかって書いてますよ。 通告しているんですから答えてください...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、今のやり取りを聞いていただいてましたでしょうか。大臣に対しては、公証人制度を改革していますと。この後、公募の話もさせていただきますが、いろんな説明が入っていると思いますけれども。業務停止が出た事件で公証人本人がカーボンだと認めている。認めてたって何もしてないん...全文を見る | ||
○前川清成君 そのカーボンで正確に委任意思があるなんてことはおよそあり得ないと思うんです。なぜならば、嘱託者はSFCG、私わざわざ固有名詞まで出している。商工ファンドですよ。あの商工ローン国会の日栄とともに中心になった悪徳業者。そこが七十五通も公正証書を作らせている。普通の常識を...全文を見る | ||
○前川清成君 最後のお答えはそのとおりでございます。 それで、今年の十八年四月に裁判官給与法というのが改正をされました。そのときに法務省からいただいた資料ですが、最高裁判事の年収は二千八百六十三万七千四百二十四円であります。公証人の年収ですが、これについては平成十七年の三月二...全文を見る | ||
○前川清成君 だから、大臣、今お答えいただいたとおりで、公募していますと、改革しています、改善していますと言うけれども、京都の司法書士さんが、京都の田辺かどっかですかね、南の方の司法書士さんが公募に応じて舞鶴の公証人におなりになっていると、この一名だけなんだと。 蛇足ついでに...全文を見る | ||
○前川清成君 与党の御議論を受けて、本当に必要だということで二年六か月先延ばしすると。それを私たちがとやかく言うつもりは全然ありませんが、これもまた余計なおせっかいかもしれません。与党の皆さんからいろいろ言われたと、それをごまかすために一年先送りしたというんだったら、与党の皆さん...全文を見る | ||
○前川清成君 時間ですので終わります。 ありがとうございました。 | ||
12月05日 | 第165回国会 参議院 財政金融委員会 第7号 議事録を見る | ○前川清成君 おはようございます。民主党の前川清成でございます。 私たち参議院の財政金融委員会でこの貸金業法の審議が始まりましたこの日に、民主党の質疑者のトップバッターとして質疑に立たせていただきますことを、財政金融委員会の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございます。 ...全文を見る |
○前川清成君 大臣は就任時のインタビューで、特に毎日新聞のインタビューにおいて、特例金利が必要だということを明言しておられます。その理由としては、例えば子供の入学金の手当てのため次のボーナスまで借りたいという人もいるんだ、だから特例金利、すなわち高金利を温存させなければならないと...全文を見る | ||
○前川清成君 はい、よく分かりました。要するに、小細工はせずに思い切って金利を下げる、これがベストなんだと、こういう御選択ですね。 それで、山本大臣は安倍内閣の目玉政策でもある再チャレンジも担当しておられます。安倍内閣の主要閣僚のお一人かと存じますが、その点で一点気掛かりなの...全文を見る | ||
○前川清成君 大臣、私はむしろいい例を引き合いに出されたのではないかなと、こんなふうに思っています。ここは財政金融委員会ですのでまあ指摘だけにとどめさせていただいて、これ以上の議論はいたしませんが、格差がどんどん大きくなっていく中で、教育費にお金が掛かっていく。で、高所得の御家庭...全文を見る | ||
○前川清成君 ちょっと、今の御答弁がいろいろなファクターをお挙げになったので分かりにくかったんですが、貸金業者の利益が少なくなった、それは利限法や出資法の上限金利を引き上げる理由になるんですか、ならないんですか。 | ||
○前川清成君 もしかすると、私と副大臣とでは向いている方向が違うのでちょっと議論がうまくかみ合わないのかなと、こういうふうに思っています。私は、先ほど、まだまだ不十分な点があるというふうに申し上げました。それは、例えばですけれども、利息制限法の二〇、一八、一五という金利、これも実...全文を見る | ||
○前川清成君 さすが副大臣、政治家として立派な理念をお示しいただいたと思うんですが、ただ肝心かなめのところははぐらかされたような気がいたします。 私は今、原価プラス適正利潤で適正価格だ、こういうような視点で金利の問題を考えたらどうかというふうに御提案申し上げました。で、原価と...全文を見る | ||
○前川清成君 利息制限法は、ある人は金利の憲法だと、こういうふうに言う方もありますので、そういう点で今、副大臣は利息制限法は改正しづらいとおっしゃったのかもしれませんが、副大臣が何よりもよく御存じのとおり金利というのは常々変動するものですから、昭和二十九年に決めた法律を未来永劫手...全文を見る | ||
○前川清成君 是非、高知の四万十川の流域に住んでおられる方も、奈良県の十津川村や野迫川村や上北山村や下北山村に住んでおられる方も、あまねく法の正義の光が浴びるような、そういう体制を考えていかなければならないのではないかと、そう思っています。 ちょっと雑談をさせていただきますと...全文を見る | ||
○前川清成君 まず、そのどういうような体制をつくり上げていくかという前提で、多重債務者が今どれぐらいの人数いるかという御紹介をさせていただきたいと思います。 全情連という、これはサラ金系の信用情報機関があります。これは正しいかどうか分からないんですが、国会図書館から私の秘書が...全文を見る | ||
○前川清成君 私はこの五千二百億円という計算を考えたら、政策として、このクレジットカウンセリング協会方式といいますか、これを広めていくことはできないんじゃないかなと思っています。 今、大臣の御答弁にもありましたので御紹介させていただきますと、この秋に奈良県でも「奈良若草の会」...全文を見る | ||
○前川清成君 私、別に裁判所に頼まれたわけでもありませんけれども、その分の予算とか人員等も含めて考えていかなければならないんじゃないかなと思うんです。 ただ、これもまた雑談をさせていただくと、毎年法務委員会で三月か四月に裁判官の定員の議論をするんですね。あるいは予算の議論もす...全文を見る | ||
○前川清成君 良き連鎖ということで、私、先ほど被害者の会の活用等の御検討をお願いしたところでございます。また、今大臣がおっしゃったとおり、予算を増やしても人間を増やしてもそれだけでは解決しないというのは、正に御指摘のとおりでして、その点に関連して一つの判決を御紹介させていただきた...全文を見る | ||
○前川清成君 最後の微妙な一点ですね、五分の一。この点は民事再生法の二百三十一条の二項四号に書かれているわけです。個人再生手続を取ると五分の一で済む、そうでなかったら全額払わなければならない。 一方においては、わざわざ裁判所で民事再生手続を取った人とそうでない人と差があっても...全文を見る | ||
○前川清成君 今の貸金業協会ではないということは確認としてよろしいわけですね。 | ||
○前川清成君 それで、衆議院の方でも実際に紹介があったと思いますので議論はせずに紹介だけにとどめさせていただきたいと思うんですが、愛媛県の貸金業協会、これが、なぜか今日は四国の登場人物が多いわけですけれども、今治、松山、宇和島の各支部で任意整理をやっていたと。それも、利息制限法の...全文を見る | ||
○前川清成君 ですから、確認したいんですけれども、今の法案の中には、利息制限法への引き直し計算はしないとか、過払いになっていても隠すとか、自己破産などのメニューは説明しない、手続の主宰者は当該相談者に対して貸金を有する者だというようなアンフェアな点を排除する、そういう手だては講じ...全文を見る | ||
○前川清成君 ありがとうございます。 言わずもがなですが、そもそも貸金業者と借主というのは食うか食われるかの関係にあります。自己破産をして債権が返ってこなかったら、サラ金は損をします。債務者は再スタートが可能になります。逆に、利息制限法の引き直しをしなければ、あるいは過払い金...全文を見る | ||
○前川清成君 そうだとすると、私が次に気になるのは、貸金業協会を公正に運用する、運営する、あるいはカウンセリング体制を充実させるというような名目で金融庁からの天下りがどんどん行くんじゃないかなというのを心配するわけです。 ちょろちょろするなよ、おい。今ちょっと政務官に話してい...全文を見る | ||
○前川清成君 いや、続けます。もう一度最初からしなくてもよろしいですね、もしあれだったら。 要は、政務官、今申し上げていたのは、政務官もおっしゃったとおり、今の貸金業協会で十分な相談や助言ができない、人的に、スタッフ的にできないということであれば、じゃきっちりとした運営をやり...全文を見る | ||
○前川清成君 顧問弁護士の点なんですけれども、前に、違う委員会だったかもしれませんが、金融庁と話をしたら、顧問弁護士ではありませんと、顧問なんですと言うんです。弁護士と顧問でしたら顧問弁護士でしょと、私はそう思っているんです。 要するに、SFCGの代表者の方が前、国会で証人喚...全文を見る | ||
○前川清成君 今思い出しました。行政改革特別委員会で与謝野前大臣と話したと思います。そのときに、失礼ながら与謝野大臣は公正らしさというのと公正というのの区別をどうも御理解いただけなかったみたいで、公正らしいだけでは駄目ですと、公正でなければなりませんというような御答弁をなさいまし...全文を見る | ||
○前川清成君 時間が参りましたので、残念ながらこれで終わらせていただきます。 本日は本当にありがとうございました。 |