前川清成

まえかわきよしげ

比例代表(近畿)選出
日本維新の会
当選回数1(参2)回

前川清成の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月16日第171回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○前川清成君 民主党の前川清成でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、行財政改革の前提として、財政に関して総理の御所見をお伺いしたいと思っています。  来年度の基礎的財政収支の赤字は十三兆円あります。国と地方合わせて八百兆円の借金があって、一億二千五百万人、昨...全文を見る
○前川清成君 私も申し上げたとおり、今二〇二五年に何%ということをフィックスすることはできないと思うんです。ただ、考え方の筋道として、今の国の財政規模をこのまま維持して、国の今の行政の量をこのまま維持して、足らない分を税金で補っていくのか、あるいは税金を上げるにはもう限界があるか...全文を見る
○前川清成君 先ほど御紹介した坂本厚生労働省職業能力開発局長の当時の答弁によりますと、私のしごと館は運営が通年化した場合には約四十万人ほどに御利用いただきたいと見込んでおりますと、こういうことでした。  ボードを見ていただいたらと思うんですが、平成十七年、四十万人には達しており...全文を見る
○前川清成君 私は、厚生労働行政の一端としてこの私のしごと館について議論をさせていただきたいのではなくて、当初申し上げました、これから消費税をどこまで上げていかなければならないのか、それに対して政府のサイズをどのようにしていくのか、政府のサイズを小さくするに当たって無駄遣いをどの...全文を見る
○前川清成君 もちろん、これが一般会計ではなく特別会計だというのも承知した上なんです。ただ、私たち民主党は、一般会計だけの議論ではなくて、特別会計も全部合わせて国の無駄を徹底的になくす、総歳出を見直していく、すると社会保障に必要な財源もきっと見付かるんじゃないかと、そんなスタンス...全文を見る
○前川清成君 今大臣の御答弁にもございましたけれども、実現可能性について、要するに、トンネルは掘れるかとか橋が造れるとか、そういう工事の前提となる調査はされていて、むしろ私はやるべきことは需要の調査でなかったんじゃないかなと。もうそんなの別に毎年一億円も掛けずに、四十一億円も掛け...全文を見る
○前川清成君 国家公務員の皆さん方が六十歳だとかあるいは五十七、八歳だとかでお辞めになっているという実態があります。しかし、その方々が仮に六十歳まで、公務員法で定められた定年まで、あるいは仮に総理が今おっしゃったような六十五歳までお勤めになったとしても、その人件費と天下り先に流れ...全文を見る
○前川清成君 一括購入などなどでどのように安く仕入れるか、工夫をされているというのは分かるんですが。  私が今このグラフでお示しをしたかったのは、陸上自衛隊に、およそ八百両ですか、戦車がありますと。それが本当に今の時代にも必要な装備かどうか。今、今度はTK―Xですか、次期主力戦...全文を見る
○前川清成君 積み上げ方式でやってくる結果が、別に防衛省に限らず各省庁がすべて前年からの積み上げ、積み上げでやってくる、予算編成が硬直化してしまう、だから、その結果、無駄も生まれるしお金も足らなくなると。そこを一から見直さなければならないのではないかと思っています。  戦車につ...全文を見る
○前川清成君 いや、私がお尋ねしたのは、十一か所自衛隊員専用の病院があるんです。それはなぜ必要なんですか。  専用病院として運営している結果、平成二十年度は二百十七億円の赤字で、病床の利用率は二八%しかありません。七割以上が空いている状態にあるんです。ここは私は抜本的に見直して...全文を見る
○前川清成君 ちょっと結論のはっきりしない御答弁でございましたけれども、是非これは赤字の解消も含めて御検討をお願いしたいと思います。  それで次に、経済緊急対策予備費について質問をさせていただきたいと思います。  国会の事前の議決を経ない上に税金の無駄遣いにつながりやすいとい...全文を見る
○前川清成君 財務大臣が席を外しておられたので少し補足をさせていただきますけれども、今、主計局長がおっしゃったのは、予備費は国会の開会中は原則として使用しないという平成元年の閣議決定についてお話をいただきました。  平成十一年の七月十五日の衆議院の予算委員会、これは当時は小渕内...全文を見る
○前川清成君 与謝野大臣、よく聞いてくださいね。予備費を開会中は一切使ってはなりませんと、そんな閣議決定があるなんて言ってないんですよ。私が今丁寧に補足までさせていただいたのは、災害だとか義務的な経費だとか、比較的軽微な経費に限って開会中は予備費を使いますと、開会中は、それ以上の...全文を見る
○前川清成君 それでは、官房長官にお尋ねをいたしますけれども、先ほど御案内申し上げました平成元年の閣議決定、これは変更されたのでしょうか。変更されたのでありましたら、いつ変更されたのか、お答えいただきたいと思います。
○前川清成君 総理、今官房長官は、平成元年の閣議決定は変更されていないと、こうおっしゃいました。しかし、与謝野大臣は、平成元年の閣議決定と違って、原則予備費はいつでも使っていいんだと、こうおっしゃいました。  与謝野大臣の御答弁は閣議決定違反なんでしょうか、総理。
○前川清成君 私は今、使うことについて、何々に使いますという閣議決定をお尋ねしているんじゃなくて、使い方のルールとして、冒頭申し上げました、国民の皆さんからお預かりした税金は国会であらかじめ何に幾ら使うか議決をさせていただいてその後執行するというのが財政民主主義で議会制民主主義の...全文を見る
○前川清成君 与謝野大臣の御答弁がこれまで安定的だなというふうな評価もあったんですが、私は今日の御答弁は少しむちゃむちゃなように思うんです。  それともう一つ、三月十日、もう一点、私たち民主党の郡司委員の質問に対して与謝野大臣の御答弁はひどかったと私は思うんです。憲法は予備費の...全文を見る
○前川清成君 この承認というのは政治的な責任ですよね、事後的な承認ですから。法的な責任のように承認しなかったら取り返しにいくというわけにいかへんのですから。政治的な責任を政権が替わっても次の政権で負わせる。そうしたら、自公連立内閣で予備費をむちゃむちゃに使って、民主党政権のときに...全文を見る
○前川清成君 官房長官、ちょっとこの機会に、閣議決定とはどういうもので、どのように保存してあるのかということをちょっとお尋ねをしておきたいと思うんですが、例えば法律ですと六法につづられていて後になっても確認することができますが、私も今回、国会図書館などなどにお願いをして調べてみた...全文を見る
○前川清成君 それでしたら、例えば私たちでありますとかあるいは研究者の皆さんであるとかマスコミの皆さんがその閣議決定を調べたいということになると、閲覧したり謄写したりすることは可能なんですか。
○前川清成君 私が今お尋ねしているのは、閣議決定を変更したか変更していないか問題となっている平成元年の閣議決定です。これはまだ三十年たっていませんよね。この平成元年の閣議決定があるのかないのか、その後変更したのかしていないのか。これはどのように確かめることができるんですか。
○前川清成君 ですから、もうくどくど言いませんけれども、この何分間かは時間の無駄になったんですよ、私が最初からその閣議決定を言っているんですから。  それと、もう時間の都合がありますので最後に一点だけお尋ねしておきたいんですが、国会の開会中は原則として予備費は使わないということ...全文を見る
○前川清成君 残念ながら時間が参りました。  司法制度改革について森大臣あるいは佐藤大臣、さらには消費者庁について野田大臣にお越しいただいたにもかかわらず、お尋ねできなかったことをおわび申し上げまして、福山政審会長にお譲りをいたします。  どうもありがとうございました。
03月24日第171回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○前川清成君 前川清成でございます。おはようございます。よろしくお願いいたします。  まず、最高裁にお尋ねしますけれども、司法制度改革とはどういうものだったのか、お答えいただけますでしょうか。
○前川清成君 一言で理念みたいなものをおっしゃっていただくと、どうなるんですか。
○前川清成君 それなら、行財政改革とはどう異なるんでしょうか。
○前川清成君 聞いて答えてくださいね。行政についてとお尋ねしたんじゃなくて、司法改革と行財政改革は理念においてどう違うんですかとお聞きしたんです。もう一度。
○前川清成君 それでは、最高裁の御見解としては、行財政改革も司法改革も、いずれも国民にとって身近な司法、国民にとって身近な行政を実現するという意味でほとんど一緒と、こういうことですか。
○前川清成君 時間の無駄ですのでもう私の方から正解を言いますけれども、行財政改革というのは、財政の問題も含めて、より効率的な行政システムをつくっていく、お金を掛けずに国民にいいサービスを提供する、小さな行政を実現するというのが行財政改革で、司法改革というのはそれと逆で、社会の片隅...全文を見る
○前川清成君 司法の機能については、それこそ戦後六十年一貫して御努力をされていたんじゃないかなと私なんかは思っているんです。司法制度改革が始まる一九九九年まで努力していなかったと、こういうことなんですかね。まあそういう嫌みはいいんですが、いずれにしても、司法の容量の問題があるから...全文を見る
○前川清成君 司法制度改革が始まる前の平成十四年の裁判所予算は三千百七十一億円。来年度予算は幾らですか。
○前川清成君 ですから、この裁判所予算というのが司法改革という大騒ぎをやっているにもかかわらず全然変わっていないということは明らかだと思うんです。  ちなみに、今年の予備費、幾らか御存じですか。
○前川清成君 一兆三千五百億円。もう少し裁判所の予算についてお考えいただいたらなと思うんですが、この点に関連して、裁判所予算というのはどのような手順で決まっていくんでしょうか。
○前川清成君 ですから、その同様の手順を御説明ください。これ、通告していますよ、全部。
○前川清成君 今、ほかの省庁と同じですがというのを二度三度お使いになったんですが、裁判所法の八十三条一項に「裁判所の経費は、独立して、国の予算にこれを計上しなければならない。」とこう書いてあるんですが、これはなぜこのような条文が置かれているのか、まず御説明ください。
○前川清成君 三権の分立というのは、司法の独立という憲法上の要請でよろしいでしょうか。
○前川清成君 それでは、裁判所予算というのはどのように独立して計上されているんでしょうか。
○前川清成君 いや、私がお尋ねしているのは、どのような形で独立して計上されているんですかと形式の問題をお尋ねしているんです。
○前川清成君 裁判所予算は独立して計上しなければならないというふうに裁判所法にあるんです。  ここにも、例えば来年度予算の一般会計の明細書をお持ちしました。確かに形として別の冊子になっていますけれども、例えば法務省予算も別の冊子になっていますし、あるいは国会予算も別の冊子になっ...全文を見る
○前川清成君 御理解になってあえてお答えを避けておられるのか全く御理解しておられないのか私には分かりかねますけれども。  要するに、例えば文部科学省の予算と裁判所の予算とどこが違うんですか。文部科学省設置法というのは見ていませんが、文部科学省は独立して予算を計上しなければならな...全文を見る
○前川清成君 ちょっと今日は警察庁とか文部科学省とか国交省も来ていただいているのでこの問題だけで終わるわけにはいきませんし、まだ、せっかく大臣がお越しなのに一言もおしゃべりいただいていないんですが、ちょっと今の答えでは、ああ、そうですかと前へ進むわけにはいかないわけです。  私...全文を見る
○前川清成君 その最後が分からないんですけれども、実質も形式も同じなんですか。実質も形式も同じだったら、じゃ国土交通省の予算と裁判所の予算とは変わりがないということでしょう。今何か言い訳のようにおっしゃったけれども、裁判官会議に基づいた意見を財務省に言いますと、こう言うけれども、...全文を見る
○前川清成君 なるほど、よく分かりました。  今のは、最高裁の裁判官会議で裁判所予算については最終決定できるんだと、こういう意味ですね。もう財務省が何言おうが、何が何言おうが、予算は自分たちで決めることができるんだと、そこが法務省や国土交通省や文部省とは違うところですと、こうい...全文を見る
○前川清成君 予算要求というのはどこの役所でもなさいますよ。裁判所だけが予算要求しているんじゃないから。そんなことを胸張って言うべきじゃないと思うんですが。  もうくどくど言いませんから、結論だけ言ってください。相違点はどこなんですか。違う点だけ言ってください、僕ちょっと理解で...全文を見る
○前川清成君 これはまた、じゃ引き続きとことんやっていきたいと思っています。  大臣、済みません、お待たせしました。ちょっともう司法改革予算については、時間の都合もあるので、大臣にはお尋ねせずに、次のちょっと論点からお尋ねしていきたいと思うんですが。  前回、所信の質疑で、お...全文を見る
○前川清成君 人権については定義が様々ありますので、どれが人権侵害かという定義の問題でお考えになっていたのかなと思っていました。人権侵害の主体が国家権力に限るというような伝統的な考え方もありますので、グーグルは民間ですから、その辺でどうなのかなと思ってお尋ねしたいと思っていました...全文を見る
○前川清成君 国土交通省も、例えば道路を造ったりとかいろいろ土地を購入されると思うんですが、やはり同様の、今文部科学省がお答えになったのと同様の手続を踏んでおられるんでしょうか。
○前川清成君 今それぞれお答えの中でおっしゃっていただきましたけれども、この図で言いますと、国が不動産を買い上げる場合には、甲が登記を移して、そして担保権を抹消して、その後ようやく甲は乙に対して、国に対して代金を請求することができるという手順で行われています。  それについて私...全文を見る
○前川清成君 この図で御覧いただきますと、例えば甲さんがまだローンが残っているというようなケース。これで銀行の抵当権を消そうとすると、自分のローンを全額銀行に対して返済しなければ当然銀行は消さないわけです。これもし消してしまったら、銀行はそれこそ背任になってしまう。  すると、...全文を見る
○前川清成君 その前金払いという制度を活用するというのも是非お願いして、また引き続きどこかでお尋ねしたいと思うんですが。  普通は、このケースでいいますと、甲さん、そして銀行、そして乙、買主ですね、乙が例えば銀行からお金を借りて甲に代金を払うのであれば、新しい銀行、乙が金を借り...全文を見る
○前川清成君 ですから、国が同時決済をやらない理由として挙げておられる万が一にもというのは起こり得ないんです。起こり得ないにもかかわらず、頼んで土地を買っているのに、頼んでこちらから土地を買っているのに、無理難題を国の方は売主さんに言っている。売主さんはどうするのか知りませんが、...全文を見る
○前川清成君 これで終わりますが、私たちがマイホームを買うときも、それこそ一生に一度の買物だと。税金は無駄遣いしてもまた赤字国債をすることができるのかもしれませんが、私たちはもう二度と買えませんので、それこそ私たちもとらの子のお金を使って、それで同時決済という方法でやっているんで...全文を見る
03月30日第171回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○前川清成君 前川でございます。先週に引き続いて質問させていただきますこと、同僚議員の皆さん方に感謝申し上げたいと思います。  それで、本題に入る前に一つお聞きをしておかなければならないことがありまして、大野刑事局長の予算委員会締めくくり総括での御発言についてなんですが、その前...全文を見る
○前川清成君 大臣、いつものように一つ一つお伺いしていきたいと思いますので、まずお尋ねしたことをお答えいただいたらと、こういうふうに思っています。  後段部分について、今、大野局長にお尋ねしようと思っていたんですが、大臣がお答えいただいたので、それでは今日は変更して大臣にお尋ね...全文を見る
○前川清成君 三月二十七日の委員会で大野刑事局長がお答えになられたこと、今大臣からも繰り返していただきました。  検察が現に動いている個別事件に関してマスコミなどに節目節目で説明する、これは今おっしゃったような説明責任を果たすその一態様というふうに考えていいんでしょうか、大臣。
○前川清成君 説明は節目節目と伺ったんですが、節目節目とはいつでしょうか。
○前川清成君 逮捕のときと起訴のときだけが節目節目なんでしょうか。
○前川清成君 それでは、逮捕、起訴、逮捕時あるいは起訴時以外のときにも記者、マスコミ等に説明をしているということでよろしいんですね。
○前川清成君 大久保秘書が起訴されたときは東京地検特捜部は記者会見をお開きになったようですけれども、今大臣あるいは刑事局長がおっしゃったマスコミに対する説明というのは記者会見を指すのでしょうか、あるいはそれ以外の説明の仕方もあるのでしょうか。
○前川清成君 基本的にはというのはどういうことですか。
○前川清成君 記者会見のときに記者から質問が出て、それにお答えするのは記者会見です。ですから、記者会見以外にも説明する機会、時間はあるということですか。
○前川清成君 どうして詳細は承知しておられないんですか。
○前川清成君 三月二十七日の予算委員会の締めくくり総括質疑の際、社民党の福島委員の質問に対して大野刑事局長は、マスメディアというのは広く深く取材活動をしている、こういうふうにお述べになられました。  どうして詳細を御存じないのに、マスコミは広く深く取材活動をしているというふうに...全文を見る
○前川清成君 質問にお答えください。  私は新聞で見聞きしたことをお尋ねしているのではなくて、大野局長、あなたの答弁について、一方においては詳しく知らないとおっしゃって、他方においては詳しく知っているとおっしゃる。供述が矛盾しているんじゃないですか。
○前川清成君 今の御答弁は、個々の捜査官が、個々の捜査官が記者会見以外の場で個別に新聞記者やあるいはテレビ関係者から取材を受けることもあるだろうと、しかし、それについてどのように対応しているか私は詳しくは知らないと、こういうお答えですか。
○前川清成君 委員長、ちょっと答弁を整理していただけませんかね。  今のように、個々の検察官は会わないとおっしゃったり、あるいは会うのか会わないのか知らないとおっしゃったり、お答えが、答え、答え、答えによって違うんですよ。これでは質問を続けられません。答えを統一させてください。
○前川清成君 それでは、大野刑事局長にお伺いしたいんですが、今、個別に質問の受ける受けないかは知らない、こういうふうにおっしゃいましたですよね。次席や特捜部長は個別に質問を受けるのか受けないのか知らない、そうおっしゃいました。まだ舌の根は乾いていません。しかしながら、三月二十七日...全文を見る
○前川清成君 大野さんは今巧みに形式の話と実質の話を混同してお答えになって、ごまかそうとしておられるんじゃないですか。プライバシーに配慮しなければならないとか、その後の公判維持にどうこうとか、中身の話は私してないですよ。  今、個別に質問を受けるか受けないか詳細は知らない、こう...全文を見る
○前川清成君 これは大変失礼。何か著書をお書きになっていませんでしたっけ。まあ、いいですけれども。  それじゃ、大野局長、お尋ねしますけれども、これ最後にしますが、三月二十六日の朝日新聞の夕刊で、大久保秘書が違法献金を認める供述をしたと、こういうような報道がなされています。しか...全文を見る
○前川清成君 それでは、少し時間が押しましたので、裁判官の人数の話をさせていただきたいんですが、一週間前に裁判所予算の話をさせていただきました。来年度予算で裁判所が三千二百四十七億円、これは予備費の一兆三千五百億円に比べて余りにも少ないんじゃないかというお話をさせてもらいました。...全文を見る
○前川清成君 当事者が裁判官を選ぶことはできないのは当然でして、それは弁護士もそうなんですよね、弁護士も選ぶことはできない。検察官だって選ぶことはできない。  ところが、裁判所だけは適当な人間がいない、いないということをおっしゃり続ける。そうであれば、最高裁はこの法曹人口の増加...全文を見る
○前川清成君 後段。
○前川清成君 司法制度改革というのは、社会の片隅にあって本来裁判所が役割を果たすべき法的紛争の二割しか裁判所はかかわっていないんじゃないかという二割司法に対して、もっと裁判所、司法の容量を大きくしようと、場当たり的な裁量的な不透明な解決ではなくて、あらかじめ定められた法という公正...全文を見る
○前川清成君 ですから、何点何点でもなくても、じゃ優良可でもいいですが、判決の中身で裁判官の人事評価は決まるんですか。
○前川清成君 それでは、どういう裁判官はいい人事評価をもらえて、どういう裁判官はいい人事評価をもらえないんですか。
○前川清成君 ですから、私はそこをお聞きしているんですけれども、裁判官としてふさわしい資質とか、信頼にこたえる資質、それは何によって判断しているんですか。判断材料。
○前川清成君 様々とおっしゃっても、例えば大阪地裁の所長が、あの裁判官はいいとか悪いとか、私らに聞いてくれたことは一回もないですよ。また、そんなんで人事評価されたら怖いでしょう。弁護士の評判で裁判官が出世するかせえへんか決まるんですか。そんなはずないですよ。あるいは、だれが信頼に...全文を見る
○前川清成君 もちろん、これは大変我々にとっても残念なことですし、最終的には個人がなさったことで、最高裁が組織として指示されたなんかつめから先も思っていませんよ。しかし、そういう裁判官が続いているということは、やはり裁判官の職務環境であるとかその他の部分を見直さないといけないので...全文を見る
○前川清成君 揚げ足を取るわけではありませんが、職務外の出来事ですか。そのストーカーについては支部長が、自分の支部の職員でしょう、被害者になったのは。それと、痴漢の件は、単身赴任の裁判官が勤務地に戻るときか勤務地から帰るときかどっちかですよ。民法七百十五条の使用者責任の外形標準説...全文を見る
○前川清成君 大臣、今の議論をお聞きいただいていたと思うんですけれども、要するに四月から十二月までですから八か月ぐらいですけれども、八か月間裁判しなくても給料は全額払われるんだと。それについて、今、憲法八十条の二項の、下級裁判所の裁判官の報酬は在任中これを減額することができないと...全文を見る
○前川清成君 それでは、法務省でも最高裁でもどちらでも結構ですが、裁判官の報酬に関する法律、いわゆる裁判官給与法、これは法務省の管轄なんですか、最高裁の管轄なんですか。
○前川清成君 法務省の管轄であれば、犯罪を犯して自宅待機を命ぜられた、あるいは裁判官弾劾法に基づいておまえは働くなと言われた裁判官に対しても給料を満額支払い続ける今のシステム、この辺りで見直すべきだとお考えになりませんか。
○前川清成君 今年痴漢をして逮捕された裁判官なんですが、この裁判官の任期はいつまでになっているんでしょうか。
○前川清成君 憲法の規定で裁判官の任期は十年ですよね。この方は四十期か四十一期で、今年の四月でその十年の満期が来ると、こういうことですか。
○前川清成君 そうなりますと、訴追が間に合わないということになりますが、訴追が間に合わなかったら、裁判官の任期が終わって裁判官でなくなりましたで済んでしまうんでしょうか。
○前川清成君 ちょっと時間の関係もありますから私の方で申し上げますけれども、弾劾裁判を受けて罷免されますと法曹資格がなくなります。それは弁護士法などなどにも書いているんです。これは大変遺憾なことですけれども、痴漢をしたということですから、普通であれば弾劾の判決を受けるべき事案だと...全文を見る
○前川清成君 これ、通告してないんですが、余りにも不思議なのでお聞きしたいんですが、なぜ準備書面に五十四人も指定代理人が名前を連ねていて、しかも全部スズキさんという人の代印なんです。代印だというのは、例えばサイトウさんという人がこの場にいないから代わりにスズキさんが判こを押した、...全文を見る
○前川清成君 五十四人が寄ってたかってこのお粗末な準備書面を書いているということですか。しかし、これだけ大勢の方がいらっしゃるというのは、原告に対して金銭的にも迷惑を掛けているということは法務省としては当然認識しておられますよね。どういう迷惑が掛かっているか、おっしゃってください...全文を見る
○前川清成君 金銭的な迷惑を掛けてますよねという質問です。分からなければ分からないと答えてください。
○前川清成君 指定代理人の代理権限が消滅したときは裁判所の手続としてどうしなければならないのか、それについて送達の郵券はだれの負担になっているのか、もう少し実務の原告の御負担も考えて、こういうむちゃむちゃなことをされたらどうかなと思うわけですが。  この準備書面を見て私がびっく...全文を見る
○前川清成君 そしたらこれは、その意味は大臣はお分かりですよね。やかましいから飛行機もうちょっと静かにしてください、せめて八時以降飛ばんといてくださいと。中身は私知りませんが、大阪空港訴訟だったらそうでした。八時以降の飛行の差止めとか、九時以降はやめといてと、そういう裁判です、性...全文を見る
04月09日第171回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○前川清成君 民主党の前川清成でございます。同僚議員の皆さん方の御配慮で、四週連続質問に立たせていただけますことを本当に感謝いたしております。ありがとうございます。  さて、今日は裁判員裁判の集中審議ということで、私も本当に山のようにお尋ねしたいことがあるんですが、その前にどう...全文を見る
○前川清成君 特別に在留を許可すべき事情について。
○前川清成君 はい。
○前川清成君 大臣、そのガイドラインもちょうだいしておりますので十分承知した上でお尋ねしているんですが、今大臣がおっしゃったように、事案ごとに諸般の事情を勘案すると、こうおっしゃっていただいても、もちろん大臣が恣意的に御判断されているとは思いませんが、思いませんが、ある一定の広い...全文を見る
○前川清成君 今大臣が結論に至るプロセスを御説明いただきましたけれども、そのお話を聞く限りでは、この法律の五十条一項四号の条文というのは、余り判断基準になっていないなというふうに思うんです。  それで、当然、この判断に至る場合には、日本国の法務大臣でいらっしゃいますので、日本の...全文を見る
○前川清成君 ただ、大臣、そうはおっしゃっても、日本で生まれ育って、フィリピンの言葉も話せない中学校二年生の女の子が一緒に帰るというのは事実上できないわけであって、例えば、今回の三月二十七日の東京地裁の判決がありまして、大臣も御存じかと思いますけれども、日本で前科前歴もなく平穏な...全文を見る
○前川清成君 今のちょっとお答えがよく分からなかったんですが。  それでは、公判前整理手続のことについてもお聞きしておきたいんですけれども、弁護側の準備として、これまでの書証中心の立証であれば、あらかじめ書証を閲覧しておくことによって何が書いてあるか分かりますので、反証を準備す...全文を見る
○前川清成君 今の点で、警察庁、お越しをいただいていまして、何度か通告だけしてお尋ねできなくて申し訳ないと思っているんですが、裁判員裁判が始まっても、これまでの捜査体制といいますか、捜査の方法という、今までの調書を作ることが中心だった捜査のやり方は変わらない、こうお聞きしてよろし...全文を見る
○前川清成君 体制というのは、捜査員が何人とかという意味でお聞きしているのではなくて、私が今お聞きしたかったのは、ちょっとお聞きになっていなかったかどうかあれですけれども、裁判員裁判になりますと、調書を、今までの裁判のように調書を山のようにぼおんと出して裁判官がそれを家に持ち帰っ...全文を見る
○前川清成君 またちょっと是非警察の中でも御検討をお願いしたいと思うんですが、何度も言いますが、裁判員裁判では調書は本当のわき役になります。今最高裁がお答えになったように、もしかしたら、調書の役割としては、あらかじめ弁護側が、この証人何言うねやろうという予告編みたいな形でしか利用...全文を見る
○前川清成君 前段は全く余計なことをおっしゃったんであって、どの事件でも立証はあるわけですから。後段のことをお聞きしたかったんです。その類似の事案というのは裁判所の中である程度サンプルというか資料としてストックされていて、それをそれぞれの裁判官が自分の判断材料の一つとして閲覧して...全文を見る
○前川清成君 今度、生まれて初めて裁く裁判員の方々が出てくるわけで、類似の事案と、こう言われても全然分かりません。そこで、そういう皆さん方に、言葉は悪いですが、同種の事案の相場的なもの、量刑の平均値的なものをどのような形でお示ししたりするんでしょうか。
○前川清成君 その検索システムというのはいつごろから稼働しているんですか。
○前川清成君 先ほど私の質問に対して、裁判員が始まる前、現職の職業裁判官の皆さん方が類似の事案に対してその量刑がどの辺りに分布しているのだろうか、調べることができるんですか、参考資料とすることができるんですかというお尋ねに対して、できますとお答えになりました。今、できますというお...全文を見る
○前川清成君 すると、職業裁判官のためだけのもの、これはどんなもので、それはどうなるんですか。
○前川清成君 ちょっと時間がないので急ぎますけれども、私はその量刑のシステム自身、これは恐らく最高裁は公表することとかは予定しておられないだろうと思うんですけれども、それは公表する必要があるんじゃないかなと私は思っています。そうでなければ、第三者が、最高裁が、裁判官が裁判員の皆さ...全文を見る
○前川清成君 ただ、それならばもう全く中身はブラックボックスで、最高裁が出した結果だけを信じてくださいねということになってしまうので、私は問題ではないかなと思います。  それで、ちょっと時間がありません。大臣、最後になりますけれども、裁判員法の附則の第九条で、政府はこの法律の施...全文を見る
○前川清成君 時間ですので終わりますが、私は守秘義務の規定をなくせと言っているんじゃ全然ないんです。この検証に当たってだけその守秘義務を免除するとか、そういう制度、そういうシステムをお考えになったらどうでしょうかということを申し上げていますので、その点誤解のないようにお願いを申し...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○前川清成君 おはようございます。  可視化に関しては、私たちは二つの意味で必要だろうと思っています。一つは、今ありましたが、冤罪をなくすというために必要、もう一つは裁判員制度の基礎的な前提条件として必要だと考えています。  お尋ねの無罪推定の関係を申し上げれば、被疑者は、当...全文を見る
○前川清成君 可視化によって裁判員に関するすべての国民の皆さん方の不安を取り除けるものではないと思います。  一昨日、和歌山のカレー事件の最高裁判決がございました。これによって、ここ数日は、裁判員の皆さん方が死刑判決を下さなければならない、このことに関する不安が指摘されておりま...全文を見る
○前川清成君 前回の法務委員会で少し、私、米田刑事局長と議論をさせていただいたんですが、そもそも、可視化を待たずとも、裁判員制度がスタートすることによって警察の捜査の在り方というのは大きく変わらざるを得ないのではないかと、私はそう思っています。  司法制度改革の一環として裁判員...全文を見る
○前川清成君 済みません、少し補足をさせていただきたいと思うんです。  私たちは、取調べが重要でないとか、そんなことは一切考えておりません。先ほど例としてお示しになったように、捜査官が、おまえやったのか、いいえ、やっていません、ああそうですかと、これで捜査が終わるとも思っていま...全文を見る
○前川清成君 もう何度も繰り返しておりますので簡単に申し上げますが、今、仁比委員が御指摘になられたように、捜査を適正化する、それをもって冤罪をなくすという意味でも大変必要ですし、来月二十一日から始まる裁判員制度において、任意性の判断で裁判が長期化してしまい裁判員の皆さん方に過大な...全文を見る
○前川清成君 事例的には仁比委員のおっしゃるとおりですし、事例として一つ付け加えるのであれば、あの免田事件においては三日三晩寝かせずに取調べを続けたということもあったと思います。  本質的なことを申し上げれば、やはり刑事手続、捜査も含めた刑事手続というのは、私たちの社会に対して...全文を見る
05月22日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○前川清成君 今日は差し替えで質問をさせていただきます。理事の皆さんや同僚議員の皆さん方の御配慮に感謝申し上げます。ありがとうございます。そして、冒頭、私からも、この消費者庁設置に向けて今日まで御尽力いただいた皆さん方に感謝を申し上げたいと思います。  繰り返されたことだと思い...全文を見る
○前川清成君 私は、もし今時代の要請で大きな役所、そしてたくさんの人数が消費者庁に必要であれば、それはそれで国民の皆さん方のお許しを得て頑張って予算も付けていただいたらいいと思うんです。その代わり、やはり時代の変化で、社会の変化で不要不急になった事業や役所、これをやっぱり切り込ん...全文を見る
○前川清成君 消費者庁の是非積極的な役割を御期待申し上げたいと思うんですが、その一つの具体的な例として保険金の未払の問題を私は取り上げさせていただきたいと思います。  二〇〇五年以降に生保各社の保険金の不払が発覚をいたしました。件数にして百三十五万件、金額にして九百七十三億円で...全文を見る
○前川清成君 私は、今の質問を通して、消費者庁が取り組むべき課題や事案、仮にそれを消費者問題と定義するのであれば、この法律の基礎として、理念として、どういう問題を消費者問題として把握しておられるのかと、そういうことをお聞きしたかったんです。  結局は、保険業法については、あるい...全文を見る
○前川清成君 消費者庁というのは新しい役所ですので、ちょっと後ろの方、ちょろちょろしないでね、消費者庁というのは新しい役所ですので、きっと既存の官庁からの、まあいじめとは言いませんが、権限を守ろうとする力があって大変だとは思いますが、今大臣おっしゃったとおり、二十九だけが消費者問...全文を見る
○前川清成君 いやいや、金融庁とはさんざんやりましたし、これは所管は法務省です。法務省呼んでいません。  大臣、私が聞きたいのは、大臣のようなインテリジェンスの高い人で、相当な期間と言われたら何日間か判断できますか、できませんかという質問です。大臣、お答えになれますか。
○前川清成君 さすが野田大臣は正直な方だろうと思います。  実は、この条文案ができたときに最高裁判所も、これでは裁判のルールになりませんという意見書を出しているんです。法務委員会の議論の中でも、倉吉法務省民事局長も、何日であるかは答えられないと、こう言っているわけです。要するに...全文を見る
○前川清成君 実は、その措置要求も今のままでは余り当てにならないというお話をこれから順番にさせていただこうと思うんですが。  大臣、大臣でさえ相当な期間が何日間か分からない。ですが、このお母さんを、保険金を早くもらいたいな、そのお母さんを守る簡単な方法が一つだけあります。明確な...全文を見る
○前川清成君 ちょうどいいタイミングに与謝野大臣、お越しいただきました。いろいろ予算審議等もあってお疲れのところ、御苦労さまでございます。  今、野田大臣に、保険の不払、二百万人の被害者が出て千五百億円の被害金額が出た保険の不払に関連して、金融庁がどのような基準で保険の約款を指...全文を見る
○前川清成君 そもそも一般のお母さんは、民法九十条の公序良俗違反で三十年後の契約が無効になると、そんな常識を持ち合わせておられません。だから、役所が一律的に御指導いただきたいというのが私の去年の質疑だったわけです。  今、四月に、おっしゃっていただいた五日、三十日、その指導基準...全文を見る
○前川清成君 だから、今のを一言で言うと、個人が金を借りた場合だけ消費者庁の権限が発生しますよと、会社が金を借りても、会社がやみ金から取立てを受けても消費者庁は知りませんよと、こういうことですよね。大臣。
○前川清成君 高利貸しによる消費者被害というのは個人だけが被るんですか。大臣。
○前川清成君 私、先ほどその消費者問題をどのように理念として理解するのかがよく分からないというお話をしましたが、今の問題に関連しても、例えば、日栄や商工ファンドという高利貸しがありました。今はロプロあるいはSFCGというふうに名前を変えていますが、十年前に大きな社会問題になりまし...全文を見る
○前川清成君 違うんですよ。私が言っているのは、そもそもここの安全法に書いてある消費者の定義が間違っているんじゃないですかということです。  大臣があちらこちらでおっしゃっていますよね、なぜ消費者問題に取り組まなければならないのか。事業者と消費者との間では情報格差があります、資...全文を見る
○前川清成君 ちょっとせっかくの仙谷先生の御答弁でございますけど、余りにも概念法学的かなと。ただ、法律のスタートとしてこれでやむを得ないのではないかなとも少し思わなくもありませんが。  それでは、与謝野大臣、今のように、お父さんとお母さん、二人でやっておられる八百屋さんが高利貸...全文を見る
○前川清成君 大臣、私、具体的な事案についてお尋ねしているのではなくて、私がお尋ねしているのは、消費者庁ができたら金融庁は専ら業界目線で業界の保護だけをやっていく役所になるんですかと。いやいやそうじゃなくて、業界も保護するけれども消費者目線も持ちますよと、そういう役所なんですかと...全文を見る
○前川清成君 私も、金融庁は消費者目線を持ち続けてほしいなと、こう思っているわけです。しかし、私の金融庁に対する期待が大き過ぎるのか、どうも、金融庁しっかりしてよと、金融庁は本当に消費者目線なのかな、専ら業界団体擁護ではないかなと、そう思わざるを得ないことが多いんです。  少し...全文を見る
○前川清成君 今日は参考人の方々にお越しいただいています。  全然通告はさせていただいてないんですが、佐野さん、今のお話を聞いていただいていましたでしょうか。要するに、違法な取立てをした会社があって、それをかばった弁護士が今違法、不当な業者を取り締まらなければならない金融庁の顧...全文を見る
○前川清成君 私、以前も与謝野大臣に申し上げました。弁護士の仕事というのは、公正であるのは当たり前なんです。さらに、公正らしさも求められる。公正らしかったら、不公正なことをやったらええという意味違いますよ。公正でなければならないことももちろんなんですけれども、外形上もだれからもあ...全文を見る
○前川清成君 残念ながら時間ですのでこれで終わりますが、与謝野大臣のお答えの前半部分、弁護士に対して公正らしさを求めない、これは私は大変失礼な御発言ではないかと思います。日弁連からも来ておられますので、是非このことはお持ち帰りいただきたいと思います。  それと、後半の問題につい...全文を見る
06月25日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○委員以外の議員(前川清成君) 児童扶養手当法のまず沿革を申し上げたいんですが、昭和三十四年に国民年金法が制定されまして、その中で無拠出の福祉型年金として、死別母子家庭に対する母子福祉年金が創設をされました。しかし、一方において、死別でも離婚という生き別れであっても母子家庭の社会...全文を見る
○委員以外の議員(前川清成君) 今、簡単に申し上げましたけれども、なぜ児童扶養手当法が制定されたのか。その立法目的は、母子家庭という一人親世帯、これはお母さんが一方において子育てを頑張りながら、他方においては生計を担うために一生懸命働かなければならない、一人二役をこなすと。そうい...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○前川清成君 おはようございます。前川清成でございます。  私も政権交代後初めて質問に立たせていただきます。与党として初めて質問いたしますので慣れない点もあろうかと思いますけれども、その点御寛容をお願い申し上げたいと思います。  今日、千葉大臣や加藤副大臣、中村政務官を拝見し...全文を見る
○前川清成君 ありがとうございました。  今日は様々にお聞きしたいと思っておりまして、通告もさせていただきましたけれども、今、松岡理事の方から可視化の問題を中心に御議論がありましたので、私もちょっと順序を変えさせていただいて、まず可視化について大臣にお尋ねしたいと思います。 ...全文を見る
○前川清成君 それで、可視化に関して、大臣、政権が替わりまして民主党内の従前の法務部門会議というのがなくなりました。法務省政策会議というのと、それと法務委員会質問研究会、この会議が今二本立てになっているんです。その最初の法務委員会質問研究会におきまして可視化の議論をいたしました。...全文を見る
○前川清成君 ありがとうございます。  釈迦に説法で申し上げますが、平成二十年九月というのはどういう時期かと申しますと、平成十九年の二月の二十三日に志布志事件で鹿児島地裁で無罪判決がございました。十九年十月十日に氷見事件で再審無罪判決がありました。ちょうど取調べの在り方が議論さ...全文を見る
○前川清成君 菅家さんが朝日新聞社からこの「冤罪」という本を出しておられます。これを読みますと、任意で同行を求められた菅家さんが、任意で同行を求められたときから十三時間後に、その日のうちに自白をしてしまっておられるんですね。その後に逮捕状が執行されている。  ですから、例えばこ...全文を見る
○前川清成君 それで、大臣も交えて可視化の法案を練り上げた際に、その種反対論に対して、もしそのような具体的な事実が本当にあるのであればどう対応すればいいか、そこも検討させていただきました。そのときの私たちの結論は、憲法の八十二条の二項に、「裁判所が、裁判官の全員一致で、公の秩序又...全文を見る
○前川清成君 御期待申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。  次に、司法制度改革、とりわけ司法試験改革に関してお尋ねをしたいんですが、大臣が所信の中で三千人、当初の閣議決定あるいは司法制度改革審議会の意見書等々によると、来年三千人の目標達成年数が来るわけですが、そのこと...全文を見る
○前川清成君 私は、司法改革というのは、司法の容量を増やす、それによって泣き寝入りする人、それを防ぎたいし、何というんですか、力が強い、あるいは暴力を持っている、なあなあ、まあまあ、それで済んできた、それをやめて、法と正義が社会の隅々にまで行き渡る、そのための改革であったと思って...全文を見る
○前川清成君 私も今回与党の一員でございますので余り追及的なことは申し上げたくないんですが、ただ大臣、二〇一〇年というのは来年なんですね、来年なんです。だから、もうすぐそろそろ願書を提出するころになってしまうわけですので、余り悠長に構えることはできないのではないか、そういうふうに...全文を見る
○前川清成君 時間が残り少なくなってまいりました。山のように通告しながらと先生に怒られてもいけませんので。本当はもう少し突っ込んでやりたいんですが。  次に、公訴時効の問題なんです。  十月二十三日の会見で凶悪重大犯罪の公訴時効の在り方を見直す必要があるのではないかと、そうい...全文を見る
○前川清成君 残念ですが、時間が参りましたのでこれで終わらせていただきたいと思います。  千葉先生、どうぞお体に御留意いただいて頑張っていただくようにお願い申し上げます。  ありがとうございました。