野村哲郎
のむらてつろう
選挙区(鹿児島県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月12日 | 第174回国会 参議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 私は、時間がありませんので、農政問題について、それを中心に御質問をさせていただきたいと存じます。 まず、私は、昨年の十一月十九日の農林水産委員会で赤松大臣に対しまして、二十二年度から実施されます戸別補償制度について質問をい...全文を見る |
○野村哲郎君 今回つくられた制度が大変すばらしいという評価をいただいておられるということでありますが、まさしく自画自賛です。 私は、そのときも申し上げたんですけれども、政治主導、政治主導で役所で三役でいろいろ御検討いただいた、それには私は敬意を表する次第ですけど、民主党の中に...全文を見る | ||
○野村哲郎君 時間がありませんので端的な答弁をお願いしたいと思いますが。 今、赤松大臣がおっしゃっておられるのは、確かに今年の需給は引き締まるかもしれません。それは、開けてみなけりゃ分かりませんよ。ただ、いつも大潟村、大潟村って秋田県のことばっかりおっしゃっておるんですけど、...全文を見る | ||
○野村哲郎君 ということは、過剰米が出たら国で買い上げて備蓄をする、そういうふうな御答弁だと私は理解しましたから。──いや、ちょっともう、今おっしゃったのはそういう意味だったんじゃないかと思うんです。(発言する者あり) | ||
○野村哲郎君 最後に、あと一つあります。 総理、民主党は、今までこのマニフェストの問題、いろいろ取り上げられました。総理は国民との契約だともおっしゃいました。 ローカルマニフェストがあることを御存じですか。 | ||
○野村哲郎君 実は、資料を配付させていただきましたけれども、これが「奄美群島の皆様に対する民主党の約束」ということなんです。これは赤松大臣も十分御認識だと思います。覚えておられると思います。昨年の選挙の八月の十五日、私ども鹿児島県の奄美大島へ遊説に来られました。民主党県連が記者会...全文を見る | ||
○野村哲郎君 ほかの省庁にもかかわる話ですけれども、少なくてもこの四番目については、赤松大臣、絶対に実現してくださいよ。あなたは、党でこれは了承いただいた話ですということですから、もしこれが実現できなかったら、赤松大臣じゃなくてお粗末大臣と言われてしまうんですよということを申し上...全文を見る | ||
05月13日 | 第174回国会 参議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○野村哲郎君 事前通告にはないんですが、先ほど地元から電話が来ましたので、大臣、副大臣に報告があっているのかどうか分かりませんが、役所の方でお答えいただいても結構でありますが、えびの市で四例目が出たと。非常に具体的な内容であります。島内という場所で、二十四頭に子牛が入って全部で四...全文を見る |
○野村哲郎君 これは、今検体中であって、結果はじゃいつ出るんですか。 | ||
○野村哲郎君 先ほどの話じゃありませんが、非常に情報が交錯しているんですね。 それで、今私が申し上げたのは、いろんな、それは検体に出したとか出さなかったとかはいっぱいありますよ。白だった、ああよかったとか、黒だったとかという話あるんですが、これは、えびのの四例目というのはもう...全文を見る | ||
○野村哲郎君 後ろに控えている役所の皆さん方はその事実関係を御存じかどうか、ちょっと大臣、後ろに聞いてみてください。 | ||
○野村哲郎君 先ほど来言いますように、私はそこのところを求めているんじゃなかったんです。非常にもうこれは、何人かの人がえびのでついに四例目が出たというのを、ただ検体に出したからどうのこうのの話じゃないんです、それはもう幾らでも検体に出しているところはありますから。だけど、そういっ...全文を見る | ||
○野村哲郎君 なぜ冒頭にこの話を切り出したかといいますと、私は、先ほど外山委員からもお話がありました、地元の皆さん方が明日は我が身だという思いで毎日を暮らしておられるんです。 川南とそれからえびのはちょっと状況は違うと思うんです。特に、えびの市においては今三例まで出ました。最...全文を見る | ||
○野村哲郎君 私は、国家権力で牛豚を殺せと言っているわけじゃないです。農家の皆さんも関係機関の皆さんも、そういうことをしてくれないかと。それは法律がどうのこうのと今おっしゃいました。法律はあっても、これを今やらなければ、じゃ拡大してもいいとおっしゃるんですか。それをどうにかして緩...全文を見る | ||
○野村哲郎君 だから、その効果というのをあなたは見てきたんですか。 | ||
○野村哲郎君 ちょっと待ってください。今、赤松大臣は大変大事なことをおっしゃったんですよ、効果がないと。 でも、日本と韓国と同じ条件でやっているんですか。ですから、専門的な角度からそういうことを検討して、韓国はこうだったから日本ではやっぱりやれないと。やっても、あるいはさっき...全文を見る | ||
○野村哲郎君 鹿児島とか宮崎には畜産の専門家の先生方がおられます。 じゃ、今から言いますよ。鹿児島大学の岡本教授、これは公衆衛生の専門の先生です。やはり、これはもう予防的な殺処分をしないと感染の拡大を止められない、こうおっしゃっているんです。それから、宮崎大学の末吉教授、この...全文を見る | ||
○野村哲郎君 先ほど同僚の松下委員が話をしましたが、大臣の御認識というのは法を守る、そういうことですか。非常事態なんですよ。このときに、このときに役所の皆さんが言うならまだ分かりますよ、それは法律を守っていかなきゃいけませんから。あなた方は政治家ですよ。政治主導を言っておられるじ...全文を見る | ||
○野村哲郎君 そこのところは、だから、非常事態の状況なんですよ。今、宮崎の状況を、一昨日の衆議院の委員会、そしてまた、先ほど外山委員あるいは松下委員が話しておられるように、非常に臨場感あふれるような話があるわけですよ。そういうことを考えたときに、これは非常事態じゃないんですか、ど...全文を見る | ||
○野村哲郎君 同じようなことで、堂々巡りであります。これは役所にも同じようなことを今までも私どもも言ってきたし、自由民主党として私はそのことを皆さん方にも要望しているわけです、まだ回答をいただいておりませんけれども。 ですから、ここのところは、本当に与野党問わずという、大臣の...全文を見る | ||
○野村哲郎君 私は、だから先ほど来言いますように、日本の畜産を守るために、鹿児島、宮崎だけじゃないですよ、もうみんな、これが鹿児島まで入ってきたら、もう関門海峡を閉鎖して全部九州の畜産をつぶさないとこれはもう大変なことになるというところまでみんな言っているわけですよ。ですから、今...全文を見る | ||
○野村哲郎君 今朝からこの問題で電話が鳴りっ放しなんですが、今、多分いろんなところを打診されたんだろうと思うんですよ。高千穂らしいとか、あるいはもう一つ、西米良だとか、それからもう一つ、三か所ぐらい言ってきました。 それで、今日のアサヒ・ドット・コムではもう出ているんですよ。...全文を見る | ||
○野村哲郎君 まだここが、事実関係を今大臣からは御説明ありましたけど、もう松下議員はさっきお礼まで言っちゃったんですよね。そのぐらい事は、いや、私は何を言いたかったかというと、非常に、十日に行かれて十三日、これはもう私は、迅速性をおもんぱかって皆さん方がすぐ手早くやっていただいた...全文を見る | ||
○野村哲郎君 終わります。 | ||
09月07日 | 第175回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 今日、閉会中審査を開いていただきました委員長始め皆さんに心から御礼申し上げますが、ただ、私どもは大臣の所信を一回も聞いたことありません。そして、通常国会が終わった後も、閉会中審査の手続も経ずして、そして国会を閉じてしまった。こ...全文を見る |
○野村哲郎君 まだそういう状況なんですか、大臣。この内閣は遅いですよ。口蹄疫の初動対応も遅れたということは再三指摘されたんですよ。そして、いよいよ復興に向けて、さあ宮崎県、鹿児島県、熊本県、みんな行政も団体も農家も一緒になってやろうじゃないか、あるいは地域の産業も一緒になってやろ...全文を見る | ||
○野村哲郎君 私どもは役所の皆さんも呼んでいろいろ聞きましたよ。そうすると、この事務局は今農水省にあるんでしょう、基金の窓口は。内閣じゃないですよ。今日来てないですか、担当課長が。 内閣も呼んで私どもは話をしましたよ。みんなお互いに、この基金は内閣官房の問題だ、内閣官房は、い...全文を見る | ||
○野村哲郎君 こういう形で大臣と意見交換するのは本当に残念なことです。 私どもは、もう少し役所がスピード感を持ってやってもらわなければ、現場の皆さん方がどれほど困窮しているか、あの現場を見たのは山田大臣とそれから篠原副大臣だと思いますよ。早く復興させなきゃいけない、そういう思...全文を見る | ||
○野村哲郎君 大臣、私は、何もかにもという話ではないんですよ。先ほど来質問いたしておりますように、この平均の出荷日数プラス三十日というのはどういう根拠でと質問しましたら、いや、一か月、毎月開かれるところもあれば二か月に一遍開くところがある、その三県の多分平均を取られた。役所の説明...全文を見る | ||
○野村哲郎君 いや、山田大臣は牛のことは十分お詳しいと私どもは聞いておりました。 先ほど言うように、農家が自主的にいつ出すかというのは決めるわけじゃないですよ。これは、競り名簿は五月十四日にできているんですよ、十四日の分ですよ。これが今度の八月八日にも使われたんですよ。 | ||
○野村哲郎君 ちょっと待ってください、これは購買者にも全部送るわけですよ。出てこないとか出てくるとかというのは農家の判断だとおっしゃった。そんなことはありませんよ。みんなこの名簿どおりに出てくるんですよ。それは確かに自家保留したのが出てこないのが何頭かおりました。だけど、ほとんど...全文を見る | ||
○野村哲郎君 私は、ずっと金額も、大臣、体重と金額をずっと競りのたびに書きましたよ。今大臣は、大きくなればなるほど価格は上がるとおっしゃった。逆ですよ。 肥育農家の購買者の皆さん方は、大体二百七十日齢で三百キロですよ、二百七十日で三百。それが四百キロも四百五十キロも、これはも...全文を見る | ||
○野村哲郎君 いや、私が言いたかったのは、何で平均の日数とプラス三十日で、こういう算式で、農家にせっかくもう一遍再興してくださいよという意味で、もう一遍再建してくださいよという意味で国から手厚い私は支援があるとみんな農家の皆さんは思っているわけですよ。それがこういったような算式で...全文を見る | ||
○野村哲郎君 何らかの検討をするということを今おっしゃいました。そういう私は答弁をいただきたかったんです。来年からもう全部すべての養豚農家は直接申請だよといいますと、申請書類だ、あるいは契約書だ、出荷証明書だ何だって、もう大変複雑になります、煩雑になります。それは企業経営をされて...全文を見る | ||
○野村哲郎君 制度を導入するときには、税対策まで考えて何でやっていないんですか。だったら今年は、来年の申告のときには税金を納めなきゃいかぬですよ。何でこういうことを、最初導入されたときに私どももあっと驚きましたよ。ああ、私は六年間、この養豚のセーフティーネットをつくってほしいとい...全文を見る | ||
○野村哲郎君 来年の一月の確定申告のときには、養豚農家の皆さん方にはそのことはきちっと私どもは申し上げておきます。 税金の対策もなしにこの制度を導入した。何でそこまで詰め切ったものでないものを、私どもは二月か三月ですか、この仕組みを聞いてびっくりしました。おお、いいことをやっ...全文を見る | ||
○野村哲郎君 もう時間をオーバーしましたので終わりますけれども、またこれは明日の衆議院でも同じようなこの赤潮問題が出ると思いますので、きちっとした答弁を、明確な答弁をお願い申し上げまして、質問を終わります。 | ||
10月21日 | 第176回国会 参議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○野村哲郎君 自由民主党の野村哲郎でございます。 鹿野大臣とは初めて議論をさせていただきますが、昨日も私どもの漁港漁場漁村整備促進議員連盟で御要望にお伺いしましたところ、お会いできましたことを心から御礼を申し上げます。 私ども与党時代に、鹿野大臣は農水大臣を平成元年にお務...全文を見る |
○野村哲郎君 今回のように参議院からゼロというのは、そういう意図的に参議院を軽視されたものではないということだろうと思いますが、たまたま人事でこういうことになったんだろうと思いますけれども、ただ、是非、大臣、我々参議院のメンバー、特に民主党の委員の皆さん方にはすばらしい人材がおら...全文を見る | ||
○野村哲郎君 大臣がそういうふうに断言されるのであれば、何を根拠にもってそういうような御答弁をされたかお聞かせください。 | ||
○野村哲郎君 いろいろ役所の方でもこの下落した要因を並べられております。確かにデフレの要因も一つあるだろうと思います。 そしてまた、よく皆さん方が調査された結果、農協の概算金がどうも低かったのではないかと、こういうことも言われておりますが、私どもも地元を持っておりますから農協...全文を見る | ||
○野村哲郎君 皆さん方がマニフェストで国民の皆さんやあるいは農家の皆さん方にお約束されたこれは政策ですよね。ですから、これが米価下落の要因にはなっていないと、まあ要因になっているというふうにはお認めにならない気持ちは分かりますけれども、実態は、やっぱりこの戸別所得補償制度のこのモ...全文を見る | ||
○野村哲郎君 まさしく大臣が御答弁されたとおりであります。 石破大臣が、どうしてもやっぱり生産調整に参加している農家あるいはその不参加の農家、この不平等感がどうも拡大しているのではないかと、であったならば、もう少し農家の自由度を高める、そういう意味で選択制ということを提唱をさ...全文を見る | ||
○野村哲郎君 大臣が非常に、失礼な言い方かもしれませんけれども、素直なというか、本当に正面からの向かい合って御答弁をいただいたことに私は感謝いたします。 ところで、篠原副大臣に同じ御質問申し上げます。 私は、篠原副大臣が、今度また後で出てきますTPPの問題もありますけれど...全文を見る | ||
○野村哲郎君 今お答えいただきましたけれども、確かにこの政策を進めていかれる三役の皆さん、あるいは役所の皆さんもそうあるべきだろうということは分かっていますけれども、実態、現実としてこういうことが、性善説でお考えになったものが悪用されている、運用でどうにかそこをやっぱり是正してい...全文を見る | ||
○野村哲郎君 よくこういう委員会では解釈の問題とか取り方の問題というのは議論になるんですけれども、私は鹿野大臣はそこにお気付きになっていたのかいないのか、役所がある程度の下書きはして大臣に出されたんだろうと思うんですけれども、あえて検証を抜いたのではないかと、こういう思いがしてな...全文を見る | ||
○野村哲郎君 状況を踏まえるのは当然でありますけれども、今申し上げました本当に日本の主食である米の政策を大転換された、だったならば、この一年間のモデル事業をやってみたらどうだったんだというところを生産者にも、そして我々国会議員にも是非教えていただかなければ、これはこれから先非常に...全文を見る | ||
○野村哲郎君 ですから、米だけの問題じゃなくて、予算を、傾斜配分をこのモデル事業にやった、その結果、今から申し上げる農業農村整備事業等々の大幅カットなんです。これでどんな影響が出てきたか、その辺についても是非これは検証の対象にしていただかないと。今から具体的な話も申し上げたいとい...全文を見る | ||
○野村哲郎君 確かにこれだけの予算を大幅にカットしたら必ず遅延していくというのは、これはもうみんな分かっていたはずなんですね。 ですから、何十年も進めてきたこの畑かん事業が、いや、二十二年度にはでき上がるだろう、二十三年度にはでき上がるだろう、水が通ったならば。島ですから水が...全文を見る | ||
○野村哲郎君 この問題、非常にこれは全国的にも、今日は紙委員もおられますが、北海道なんかも基盤整備事業が滞っていると思います。日本全国に大きな影響があるんです。私は一鹿児島の地域のことだけで言ったんじゃない。具体的なお話をしないと声が届かないといかぬと思って言っただけです。 ...全文を見る |