前田武志

まえだたけし



当選回数回

前田武志の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第163回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第2号
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○前田武志君 前田武志でございます。  お二方、そのマンション及びホテル、大変な被害に遭われた、ある意味では御本人たちに明確なそんな責任なんというのを感じ得ない誠に不条理な、しかもこれが人為的な誠にけしからぬだましのようなことで被害に遭っておられる。心から御同情を申し上げます。...全文を見る
○前田武志君 前田武志でございます。  お三方の先生方に非常にそれぞれの御専門、現場を踏まえてのお話、分かりやすく何か理解が進んだような感じがいたします。  そこで、私の方からは、一つは、先ほど榊原先生が触れておられた構造物の基礎の信頼性みたいなことについて一点御質問をしたい...全文を見る
○前田武志君 関連してはございませんか。
○前田武志君 それ、ちょっと待ってください。恐縮です。  それでは、保険の関係についてお聞きしたいのは、この制度を導入したときに保険をどういうふうにこの制度の担保として入れるかと、この制度というのは民間に建築確認をまあ認可する、こういう制度をつくったときにね、というふうなことを...全文を見る
02月01日第164回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○前田武志君 民主党、前田武志でございます。民主党・新緑風会を代表して総括質疑をさせていただきます。  まず、ここ一両日、報道等で一番事件として問題になっている防衛施設庁の問題でございます。  施設庁のトップクラスの幹部三人が逮捕されたということでございますが、まず額賀防衛庁...全文を見る
○前田武志君 この防衛施設庁というお役所でございますが、一般国民にとっては余りなじみのないお役所だと思うんですね。防衛施設庁というのはどういうことをやっているお役所なのか、分かりやすく御説明を願います。
○前田武志君 施設庁の仕事、今御説明ありましたように、米軍の基地関係というようなことで我々承知しておりますのは、今、日米の安全保障関係において一番大きな課題になっている普天間基地の移設の問題、こういったことも現地の、あるいは施設局というんですか、沖縄防衛施設局というんでしょうか、...全文を見る
○前田武志君 答えはいつもこういうことになるわけでございますが、随分万般の対応を取ってきたというふうに聞こえるわけですね。  ところで、長官にとっては痛恨事のことだと思いますが、あれは九八年だったですか、額賀長官が前に防衛庁長官になられたころに、あの当時は旧の調達実施本部と言い...全文を見る
○前田武志君 事態がもう少し明らかになるにつれて、また我が党からもこの問題掘り下げていきたい。官と業との癒着の典型的なケースですから、これは内閣を挙げて取り組んでおられるまさしく改革の一つの大きなテーマだろうと思います。  さて、官製談合防止法というのが二〇〇二年七月にできて三...全文を見る
○前田武志君 この分野については、我が民主党、随分前から取り組んでおりまして、もう非常にいい対案も出しているんですよ。丸のみにするぐらいの気持ちで与野党協議をして、いいものに仕上げていただきたい。  次に、BSE問題、食べ物の安全の問題に移ります。  牛肉のいわゆる輸入、BS...全文を見る
○前田武志君 というようなことで、スーパーに牛肉を買いに行くその車で事故に遭う確率の方がはるかに輸入牛肉のBSEの確率よりも高いという、そういうような発言だったと思うんですね。今、それで日本の消費者の感情と、こう言いましたが、感情の問題じゃないんですよね、私がさっき指摘したのは。...全文を見る
○前田武志君 アメリカをそうやってしっかりと注意を発していただいたというのはそれで結構なんですが、私が特に言いたいのは、そういう文化の違いの下に、米国の輸出担当部局であったり生産者等への理解を深めるような働き掛けというのは、何もこの安全委員会の結論が出る前にもできるわけです、外交...全文を見る
○前田武志君 このBSE問題について、私どもの同僚議員が議会を通じて提出した質問主意書ですか、これの実際の取扱いが、その閣議決定を経て出てきた答弁の結果と実際の扱いが違っていた、この問題について衆議院で相当混乱があったわけですね。最終的には内閣において取りまとめられて、安倍官房長...全文を見る
○前田武志君 いや、取りまとめて。
○前田武志君 要は、内閣で閣議決定したこと、これについて忠実に守らなかったということであり、そしてまた国会、立法府の軽視というようなところもあるわけです。  要は、こういったことを小さな問題だと言ってこのような形で片付けるのではなしに、やはり内閣においてもっとその辺のところをき...全文を見る
○前田武志君 次に、証券市場の問題に行きます。  東京証券取引所をめぐっては、昨年末来、ジェイコム事件というんですか、システム障害を起こしてパンクしただとか、あるいはライブドア事件に関連して何かこの取引の高が余り多くなり過ぎて売買停止なんかが起きたわけです。  この資本取引市...全文を見る
○前田武志君 今の金融相の御説明に関連して、東証が来てくださっておりますが、東証にお聞きいたします。  なぜこうやって何度も取引ストップだとかシステムダウンしたのか、取引の処理能力等を含めて御説明をください。
○前田武志君 今、東証の御説明でございますが、東京証券取引所というのは、金融あるいはこの資本市場の、資本市場というまあグラウンドを受け持っている役割なんだろうと私なりに理解をしているんですね。そして、プレーヤーというのが日本の個人投資家であり、あるいは投資家、世界の投資家であり、...全文を見る
○前田武志君 実は、私は平成九年にこの金融庁をつくる行革特別委員会で審議をしたんですね、法案を。そのときの委員でございまして、附帯決議を全部書いたんですよ。その中で一番問題になったのは、大蔵省から出向していく、人事が交流する、結局はプロが育たなくなるんではないかと。したがって、そ...全文を見る
○前田武志君 私は権限とかそういう問題について言っているわけではございませんでして、その辺ではおっしゃるとおりでございます。  例えば、この一年間ずっとこの証券等で、あるいは政治の上でも大いににぎわしたそのホリエモン、堀江元社長、ニッポン放送の買占め問題のときなんか、あれは今か...全文を見る
○前田武志君 そこで、竹中大臣にお聞きをするわけでございますが、私とホリエモンさんと小泉さんと三人で改革をやる、これはもう放映ずっとされているわけですが、と言った責任は非常に大きいと、竹中氏がホリエモンを政府保証したみたいな形になったと、自民党の加藤紘一元幹事長がこのように言って...全文を見る
○前田武志君 株価の動き、このパネルは株価の動きなんですが、やはりこの記者会見の前後に株価が上がってきているんですね。(資料提示)  そこで、私は専門家でないので、この竹中さんの専門家の答弁に対して精緻に議論をする能力を持っておりません。  しかし、まあここで私が非常にいろい...全文を見る
○前田武志君 残余の質疑は同僚議員に譲ることにいたしますが、最後に総理にお聞きしたいんです。  三点について議論をしてまいりましたが、やはりこの政治の結果はもう政治が責任を持つ以外にないというふうに思います。もう総理も全くそのとおりだと思います。  どうしても、政治がある政策...全文を見る
○前田武志君 終わります。
02月08日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○前田武志君 前田武志でございます。  サウジアラビア大使をたしか岡崎大使、やられましたですよね。せっかくそういう御体験をされている大使なんで、まずイランでああやって原理主義に近いような政権ができ、それからパレスチナもそうですね。一方で非常に統制力を強めているプーチン・ロシア、...全文を見る
○前田武志君 ベースには。
02月22日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○前田武志君 民主党・新緑風会の前田武志でございます。  小川先生、津上先生、それぞれの専門分野、しかも御体験、御経験を踏まえてのお話、非常に分かりやすく、かつ刺激に富むお話をしていただいてありがとうございました。  私どもは暮れに、西田会長を団長として、先ほど御紹介ありまし...全文を見る
03月01日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○前田武志君 稲田先生に、人間の安全保障ですか、実態はコミュニティー開発であり、そしてガバナンスであり、あるいはエンパワーメントですか、日本の場合、この分野というのは、先ほどのお話でも御指摘のように、無償援助の分野ですよね。むしろ、お金の方よりも、いかに人材とそしてノウハウでもっ...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○前田武志君 民主党の前田武志でございます。  まず、地球温暖化対策等について議論をしたいと思います。  このところ、毎年のサミットで小泉総理は非常に地球環境、温暖化対策について熱心かつ積極的に取り組んでおられます。昨年のグレンイーグルズ・サミットですか、地球温暖化に関する行...全文を見る
○前田武志君 今の御報告聞いておりますと、非常に具体的かつ積極的な取組をやるということになったのだと思います。  実は、この本予算委員会が開かれている途中だったんですが、二月の二十四日にロンドンでGLOBEという、これ地球環境国際議員連盟というんでしょうか、のアドバイザリーミー...全文を見る
○前田武志君 たしかおととしのサミットで地球環境に取り組むその教育の十か年とかいう提案があったと思うんですが、日本においても非常に熱心に取り組んでいる小学校等があります。そんな例を私も一つ御紹介したような次第でありました。  ところで、この会議で排出量取引というのが非常に熱心に...全文を見る
○前田武志君 そこで、実際のこの排出権取引、日本でどういうふうになっているのか、そしてまた今政務官御説明の京都メカニズムというんですか、発展途上国との間の取引だとかというようなことについて具体的にどういうふうに進めようとしているのか。ここは実際の分野を担当されている、実力分野であ...全文を見る
○前田武志君 このグレンイーグルの合意文書の中では今後の長期的な傾向、どのくらいなんでしょうか、五十年先ぐらいなんでしょうか、どの程度のエネルギー消費量がアップするのか、そして、本当に地球環境を何とか最低限悪化させないためには温度上昇をどの範囲ぐらいに長期目標としてとどめるべきか...全文を見る
○前田武志君 昨今来の、今年の豪雪もありますし、台風あるいは洪水、いろんなことを含めて、日本国民のみならず世界の人々が確かに地球環境危機が迫ってきたということを実感し始めていると思うんですね。  そういう中で、今政務官からも御紹介ありましたように、もう非常に世界はまさしく日本が...全文を見る
○前田武志君 このグレンイーグルズ・サミットでも議題になったわけでございますが、排出量を削減するだけの対応ではなしに、再生可能なエネルギーというものを大幅に開発し、導入していく必要があるという指摘があります。この面についての大臣の御所見、そしてまた環境政務次官の考え方をお聞きいた...全文を見る
○前田武志君 はい。
○前田武志君 そこで、再生エネルギーを導入を促進するためにRPS法というのがあるわけですが、EU等に比べるとまだまだそのインセンティブが弱い、もっと飛躍的にという今の御答弁ですが、そのために、資源エネルギー庁、どういうふうに今取組をしておられるのか、お答えをください。
○前田武志君 そこで、再生可能エネルギーの一つとして、今お触れになったバイオマスエネルギー、サミットにおいてもこのバイオマスエネルギーについて議論がなされたと承知していますが、その内容について農林省、お願いいたします。
○前田武志君 バイオマスエネルギー、要は太陽エネルギーを固定するのは、これはバイオマスしか、特に植物系のバイオマスしかないわけでございます。私はかねて、この日本の緑を守り木の文化を発展させるという意味においてこのバイオマス利用促進を後押ししているわけでございますが、そこで中川農林...全文を見る
○前田武志君 農林省にお聞きいたしますが、木質チップを瞬時に工業ガス化する技術が開発された、何か農林二号だとか三号とかいって、すばらしいそのガス化技術、これを直ちに、発電にも使えるし、もちろん工業原料にもあるいは燃料電池にも使えるというようなお話聞きましたが、現状評価、今後の方向...全文を見る
○前田武志君 日本の国土の約七割が森林なわけでございますが、今、農山村、大変な疲弊をしております。しかし、日本の環境を支え、環境立国の将来の一番の大きなフロンティアになっていくわけであります。  そういう意味において、最後に、前の経産大臣をやられた中川農林大臣、そしてまた、我々...全文を見る
○前田武志君 実は、このバイオマス利用というのは農山村再生の決め手になると思っているんですね。そこで、このバイオマスエネルギーというのは、元々はやっぱり農林省が主管としてやってきた。エネルギーの主管である経産省においては、バイオマスは割と後発なんですよ。だから、今熱心に取り組んで...全文を見る
○前田武志君 次に、違法伐採のことを議題といたします。  G8においてこの違法伐採が大きな課題になったと承知しておりますが、その内容はどういうことであったか、農林大臣から御説明を願います。
○前田武志君 日本の木材需要のもう大半が、ほぼ八割ぐらいが輸入木材だと、こう聞いているわけなんですが、この違法伐採を起源とする木材というのは大体どの程度あるんですか。
○前田武志君 ということで、私もこの間からニューギニア、インドネシア、それからロシアの違法伐採、NGOなんかの報告を聞いたことがあります。  今朝、たまたまテレビをひねっていると、中国、ロシアの国境地帯、中国東北地帯が非常に二国の状況が良くなってきて発展をしております。テレビで...全文を見る
○前田武志君 次に、林野庁、国有林の話題をいたします。  まず、平成十年だったですか、独立会計から大きく転換したきっかけがありましたが、その政策の大きな転換について御説明を願います。
○前田武志君 かつて屋久島の国有林が、屋久杉が切られてというシーンがあったわけですが、そういうのを、今度はむしろ日本の大きな天然資源、後世に残すべき生態系というようなことで、政策転換にも伴って残していく一つのシンボルだろうと思うんですが。  ここにお配りしているこの写真、これは...全文を見る
○前田武志君 林野庁にお伺いしますが、国有林の今、伐採量ですね、どういうことになっているのか、そして、おおよその市場価格、市場に出すんでしょうから、年間どのぐらいの売上げがあるのか、教えてください。
○前田武志君 まあ、もちろん、特別会計で経営努力もということなんでしょうが、スズメの涙にもならぬですね、これじゃ。  ここの二ページ目に、これは樹齢三百年を超える天然秋田杉、ブナの大きなこの原生木の横で伐採したような、こう書いてあるんですが、私が思うに、例えばこの奈良の社寺なん...全文を見る
○前田武志君 行政改革の中で、今、林野庁もその行政改革の当然対象になっていると思いますが、どういうような議論がされているんですか。大臣にお伺いいたします。
○前田武志君 この辺の議論は財務大臣にも聞いておいてほしいんですが、この国有林が持っているすばらしさというかすごさというのは、確かに私ももう各所で実感しているんですね。逆に言うと、この独立会計でやっていた時代、我が地元の大台ケ原なんかも、民有林のところは一生懸命維持するんですが、...全文を見る
○前田武志君 そこで、国土交通大臣、お疲れのようでございますが出番でございまして、この木の文化をしっかり支えていく一番の力持ちは、やっぱり下流の国民がいかに木を使うかですよね。まずは住宅です。  住生活基本法を提出されようとしておりますが、この日本の国の木をこの住宅基本法の中に...全文を見る
○前田武志君 残りの時間を高松塚古墳等、文化財の保存について議論をいたします。  ここに写真集を持ってまいりましたが、(資料提示)皆さん御存じの、これは高松塚古墳の、あの昭和四十七年に発見されたすばらしい飛鳥美人なんですね。あのときとはちょっと違うんです、これ。あの美女が今や傷...全文を見る
○前田武志君 次長は専門家だと思いますので、この高松塚古墳のこの壁画の美術的な評価、そして歴史的な評価を端的に述べてください。
○前田武志君 文化財保護法の四条に公開規定が載っていると思いますが、説明してください。簡単でいいですから、公開の部分。
○前田武志君 四十七年の発掘の直後に応急対策調査会を発足させたと、こう言っておられましたが、そこに発見者である明日香村、そして奈良県、橿原考古学研究所ですね、その専門家が入っていたか、そしてカビの専門家が入っていたか、端的にお答えください。
○前田武志君 今までのお答えを聞いていると、できるだけのことは対応してきたというお答えなんですよ。だけど、これを見ていただいたら分かるように、この写真を初めてデジタルで撮ってこの写真集を出版したのが、これが昭和六十二年だったですか、違う、(発言する者あり)平成十六年だ、平成十六年...全文を見る
○前田武志君 終わります。
05月23日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○前田武志君 民主党の前田武志でございます。  中心市街地の活性化についての議論でございますが、いよいよ最終場面になってまいりまして、今の藤末議員のお話なんかも聞きながら、そのやり取りを聞きながら、まあかなりのところ煮詰まってきたなという感じがいたします。ここにいます、ずっと議...全文を見る
○前田武志君 随分といろんな施策もやってきたということでございますが、とにかく、過去のことは言いませんから、先に向けてしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  今指摘した、議論したことは、企業者、商店主、そういった中心市街地の主役の方々に対する出資、融資の話でございますが...全文を見る
○前田武志君 先ほどの個人事業者、そして今の施設関係、公共的なもの、そしてその間にいよいよまちづくりのパブリックな役割も背負った民間の会社であったり企業活動であったり、そういうものが入ってくると思います。まあTMOなんというのもそういうところに位置付けされるのかなと思ったりもする...全文を見る
○前田武志君 かなり手厚い施策も打ってあるように思うんですが、なかなか難しい。  そこで、政投銀行さんが来てくれていると思いますが、一年前のここの都市再生の議論でも政投銀行さんとも議論をさしていただいたわけですが。というのは、やはりこの都市再生というものについて、旧の開発銀行時...全文を見る
○前田武志君 そこで、このまとめとして大臣にいろいろお聞きをしたいわけなんですが、今のお話のように、確かに政投銀行は政投銀行なりに市街地、まちづくりのオルガナイザーあるいはコーディネーター、しかもその融資、出資をという実力、パワーを持って今までやってきたわけですね。もちろん、まち...全文を見る
○前田武志君 それでは次に、この維持管理、要するに今のこの法改正というのは、やはり中心市街地に公共施設、インフラ等をもうむしろ集中して、そういう時代になってきたということでありますが、今までの都市開発といいますか、地域の事情というのはどんどんどんどん拡散していったという、そういう...全文を見る
○前田武志君 大ざっぱに言うと、私の理解では年間、例えば下水道を例に取りますと、一兆円ぐらいの建設費、そして維持管理費が、見方によりますが二兆何千億かで、そのうちの半分ぐらいが確かに利益者負担で取っていると。言ってみれば、建設費と維持管理費というのがセイムオーダーぐらいで何らかの...全文を見る
○前田武志君 ということで、大臣にこの面についてお聞きをいたしますが、まあ確かにこの法改正を基に都市整備の方向という、地方都市の整備の方向というベクトルが変わった。そこには、コンパクトシティーと国交省の方では言っておるようでございますが、そういう思想の背景がある。そして、維持管理...全文を見る
○前田武志君 この面について一つだけ指摘をしておきたいんですが、ヨーロッパの町なんというのは、そういう維持管理の時代というのを既に体験してきているんですね。かつて私も若いころにそういう時代になっていたパリなんかを随分と勉強したことがあるんです。  そこで、国交省において、それ行...全文を見る
○前田武志君 これで終わりますが、こうやって、まちづくりそのものの方向転換、これは戦後初めてでございますが、やはり、それぞれの町があって、そこで活動される人たち、その周辺に住宅地があり農地があり、そしてさらにその中心市街地の言わば商圏ヒンターランドがあるというようなイメージで考え...全文を見る
○前田武志君 終わります。
06月01日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○前田武志君 民主党・新緑風会の前田武志でございます。  議論もそろそろ終局に向かってきたわけでございますが、ずっとこの委員会、議論を私も聞かしていただきながら、やはりこの住宅、しかも住生活ということで基本法を作る。政策の大きな変更というよりも、時代の大きな変化に応じて方向性を...全文を見る
○前田武志君 この変化ということについて申し上げると、一番最初に配ってありますのは、ちょっと見にくい表になっておるんですが、要は、二〇〇〇年と、それから、この住生活基本法ですから相当先を見通してどういうふうに対応していくべきかということでございますから、二〇三〇年の人口、そしてそ...全文を見る
○前田武志君 そこで、今大臣も指摘された住宅ストック、この法律の大きな目標である良質な住宅を確保していく、その中に既存住宅ということを位置付けをされているわけですが、まず住宅ストックの状況が今どういうふうになっているかということを、大くくりの簡単なデータで結構でございますから、分...全文を見る
○前田武志君 今御説明いただいたのは、ちょうど資料をいただいたのを私が配った資料の一番最後に付けてあります。御説明のとおりでございまして、これ見ていてもいろんなことが思い浮かんでくるんですね。持家が二千八百万戸ですか、借家が一千七百万戸。結構借家が多いんですね、私が想像していた以...全文を見る
○前田武志君 せっかく局長さんが木造に触れてくれたので、議論をそっちの方に持っていこうかなと、こう思うんですが、要は、この二千八百万戸の、二千九百万戸の持家、環境的には、子育てをしていたころは、一団地、すばらしい環境だったと思うんですね。子育ての環境はすべて整っている。保育園もあ...全文を見る
○前田武志君 この面でもうちょっと議論をさせていただきたいと思うんですね。せっかくそういうお話が出てまいりました。  ところで、そうやってニュータウンができたときには、そこは非常に担税力のある人たちが、当時多分三十代、それこそ三十代後半から四十代そこそこの方々がかなり広い土地を...全文を見る
○前田武志君 もうちょっと大臣、この議論をさせていただいた上で御感想を聞きます。  私の資料を、ここに一昨日同僚の加藤議員が使った資料を再度使わせていただいております。  図の五というのを、この二枚目だと思いますが、資料でいうと。図の五というのを見てください。住んでいる町の駅...全文を見る
○前田武志君 そこで、今それを現実的に解決していこうとすると、そこで生きてくるのがこの定期借家権なんだろうと思うんですね。  熟年夫婦にしてみても、せっかく子育てをした子供たちはそれぞれの働き場所で、今遠くの方でまた出ていっておられる。しかし、やがてその子供の世代もリタイアする...全文を見る
○前田武志君 比較としてアメリカの例を取って、米国においては、これは貸家とかいうことじゃなしに、中古の住宅の流動化率といいますか、そういうものがどの程度あるんでしょうか。日本においてはこの中古住宅、賃貸というよりも要するに中古住宅、持家そのものが市場で売買されるその戸数といいます...全文を見る
○前田武志君 今の数字を聞いてもお分かりのように、日本の場合には持家既存住宅というものがほとんど資産化していないということだろうと思うんですね。  そこで、先ほど局長の指摘にもありましたかな、耐震対策ですか、耐震改修のお話もあります。こういった二千八百万戸、二千九百万戸という持...全文を見る
○前田武志君 税制の対応もやったし、それから地域住宅交付金ですか、あれの何か二割方ありましたね、自主的に何か提案する、こういったものを組み合わせると同時に、もっとこちらの方に使いやすいふうに政策を進化させていただきたいと、こういうふうに思います。  続いては、そういうことを通じ...全文を見る
○前田武志君 今具体的ないろんな施策について説明がありましたが、そういうことで住宅の、自分の家の価値を高める、高齢化しても住みやすい、それから強度的にも耐震対応ができている、そうなれば、もうオーナー自ら、中の住宅の雰囲気そのものも良くするようにいろいろと改修も進めるでしょう。 ...全文を見る
○前田武志君 ということで、貸せるという、価値が出てきて貸せるということになれば、それはすなわち売買という、中古そのものが家そのものに非常に大きな価値が出てきて、住宅取得層というのが減っていく、高齢者が増えていくという中で中古市場というのが動き始めるんだろうと思うんですね。  ...全文を見る
○前田武志君 そこで、このグリーン調達制度に基づいて、やはり木材の使用ということについては、公共面に限っているわけでございましょうが、国土交通省においては随分と使っていると思うんですね。  国土交通省において、実際にこのグリーン調達制度にのっとってどういうような今対応をされてい...全文を見る
○前田武志君 去年完成したあの官邸、総理官邸、あれは国土交通省営繕部でしょう。予算委員会で聞いておりましたら、時の細田長官が、いやあ、新しいところに入ったら目がちかちかして、何かシックハウス状況にちょっとなったようでございますね。多分、合板だとかそういったものを使っておるはずです...全文を見る
○前田武志君 そこで、違法伐採というよりも、要はこの総理官邸においても、ちょっとこれは私の主観で言っているわけですから余り気になさる必要はないんですが、かなり臭いなと思うんですね。本来ならばそういうところはそれこそ我が吉野杉の白無垢ぐらいで内装なんかをやってもらえばいいんじゃない...全文を見る
○前田武志君 まあその程度でしかしようがないんでしょうが。是非、国土交通省、住宅の立場から林野庁と協力し合って、こういったものの技術開発、何条かに書いてありますよね、流通、情報、そういった面で整備をしてください。  時間が迫ってまいりました。最後の質問としては、一つは……(発言...全文を見る
○前田武志君 終わります。
06月06日第164回国会 参議院 国土交通委員会 第22号
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○前田武志君 民主党・新緑風会の前田武志でございます。  同僚議員の田村議員とのやり取りを聞きながら、我々が今、建築全般に対する危惧、そして建築というのは我々一般の国民にとっては人生の舞台であり、家族の活躍の一番の源泉になるところであり、しかも、それを建てるのは専門家でございま...全文を見る
○前田武志君 あるいはちょっと聞き逃したのかも分かりませんが、これはいつ設計、施工されたのか。それからもう一つは、この設備関係については類設計と、こう言っておられましたが、これは元請のはずで、どういう専門設計事務所にやらせたのか。詳しいことはいいんですよ。要するに、こういう建築基...全文を見る
○前田武志君 ちょっと年月を聞いたのは、前の建築基準法の改正が平成十年、もちろん阪神震災等を受けて七年ぐらいから、もっと前からですか、検討しておるわけですから、そういうものが入ってきたんだろうと思うんですが、いずれにしろ、構造偽造にしろ今回のエレベーター事故にしろ、今の仕組みでは...全文を見る
○前田武志君 今の大臣の御説明で、今回の改正というのは、建築確認体制、その仕組みであったり執行であったり、この方向は間違っていなかったが、その辺にいろいろ穴があったということで強化をしたということで、具体的に第三者機関のチェックを入れるというようなこともお話がありました。  罰...全文を見る
○前田武志君 実は、この建築基準法、そもそも論に立ち返りますと、平成十年の建築基準法の改正というものについても既にあちこちでも議論されているんですが、いろんな疑念がございます。元々、日本のやはり敗戦であったり、その後のとにかく住宅の量を確保するだとか、それから元々伝統的にある日本...全文を見る
○前田武志君 そこで、この指定確認検査機関、今回の事件で処分をしたようですね、幾つかのこの機関。処分の概要と、要は、これからこの規制を強化し、処分も罰則も強化していく、あるいは立入検査をやるというようなことになってくるわけですけれど、その立入検査というようなことも本当にどういうふ...全文を見る
○前田武志君 議論をしながらどうも釈然としないんですね。なかなかうまく表現できないです。  例えば建物、建物はもう我々自分のマイホームであれば、施主である私どもがもう本当にいいものを、安全ないいものを、しかし幾らでも金を注ぐというわけにいかないから、信頼できる建築家であったり棟...全文を見る
○前田武志君 今局長の指摘の中にありましたが、要はやはり専門家である建築士、設計者の責任というのが一番重いんだろうと思うんですよね。したがって、今回の改正の中でどういう位置付けになってきたかというのを、まだ建築士であったり建築士事務所であったりについて二、三質問をするつもりでござ...全文を見る
○前田武志君 そこで、今ピアチェックのお話も出てきたわけですが、局長にお尋ねしますが、このピアチェック、何か中央の方に学者や専門家が入る、そういう何か組織をつくってというようなことも聞いているわけなんですが、実際には、特に構造関係でいうと地震ですから、これは地盤がどうなっているか...全文を見る
○前田武志君 もう時間が大分なくなってきているので。
○前田武志君 最後の議論になりますけれど、戦後の住宅の量の確保というようなところでは建て売り住宅というものがどんどんどんどん建ちまして、建て売り住宅なんというのはもう本当に二十年ももちませんよね。十年かそのぐらいで、また所得も上がってくると建て直しております。日本の住宅文化という...全文を見る
○前田武志君 終わります。
10月10日第165回国会 参議院 国家基本政策委員会 第1号
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○委員長(前田武志君) ただいまから国家基本政策委員会を開会いたします。  議事に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。  去る九月二十八日の本会議におきまして国家基本政策委員会の委員長に選任されました前田武志でございます。  本委員会は、衆議院の委員会と合同審査会を開会し...全文を見る
○委員長(前田武志君) 委員の異動について御報告いたします。  本日、河合常則君が委員を辞任され、その補欠として西島英利君が選任されました。     ─────────────
○委員長(前田武志君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(前田武志君) 御異議なしと認めます。  それでは、理事に木村仁君、小泉顕雄君及び円より子君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(前田武志君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国家の基本政策に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前田武志君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(前田武志君) 次に、合同審査会に関する件についてお諮りいたします。  国家の基本政策に関する調査について、衆議院の国家基本政策委員会と合同審査会を開会することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前田武志君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時四分散会
11月08日第165回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○会長(前田武志君) ただいまから国家基本政策委員会合同審査会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  参議院国家基本政策委員長に就任いたしました前田武志でございます。  衆議院の衛藤委員長とともに、衆参両院の皆様方の御協力を賜って、その職責を全うして...全文を見る
○会長(前田武志君) 以上で小沢一郎君の発言は終了いたしました。  本日の合同審査会はこれにて散会いたします。    午後三時四十七分散会