前田雄吉

まえだゆうきち



当選回数回

前田雄吉の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○前田分科員 民主党の前田雄吉でございます。  本日は、主として三つの外交課題について御質問をいたしたいと思います。第一に、いわゆる機密費の問題でございます。第二に、環境外交に関する問題でございます。第三に、中東欧に対する投資の支援策、この三点について伺いたいと思いますので、よ...全文を見る
○前田分科員 もし、この外交機密費の官房への流用ということの事実があれば、これは財政法違反であり、非常に大変な問題であると思いますので、明言しておきたいと思います。  さて、一九八九年以来の平成不況という厳しい状況下で、国民の皆さんは血税を徴収されまして、その一部はもちろん機密...全文を見る
○前田分科員 それでは、そのチェックの体制ということで、昨日、二月二十八日の外務委員会で荒木副大臣が御答弁になられました。いわゆる元室長からの供応接待に関するアンケートでございますけれども、荒木副大臣はこの調査委員会の委員長であるということで御答弁なさったわけですけれども、荒木副...全文を見る
○前田分科員 では、荒木副大臣がこの調査委員会の委員長ということであるならば、松尾元室長から直接荒木副大臣がお聞きになって、どのようなものかというふうに調査されたことはありますか。
○前田分科員 では、報償費のことにつきましてはこれぐらいにさせていただきます。  次に、環境外交の問題についてお尋ねいたします。  私は、二十世紀は戦争や貧困からの自由を求めた時代であると思います。二十一世紀は、個の時代、一人一人を大切にしていく、人間としての人を大切にしてい...全文を見る
○前田分科員 今大臣に御説明いただきましたように、ODA全体に占める環境ODAの割合も、中国において非常に高まってきているわけでございます。  私は、いいものはいいと申し上げますので、その中で大変評価すべきものが日中の環境協力の中にはあると思います。具体例として、日中環境開発モ...全文を見る
○前田分科員 次に、こうした環境外交を推進する人材育成について伺いたいと思います。  中国においては、一九九六年五月に日中友好環境保全センターが設立されて、公害の防止技術の研究に当たる人材育成に努められているということでございますけれども、今度はこの日本の中で、例えばアメリカの...全文を見る
○前田分科員 よろしくお願いいたします。  次に、これは最後の質問ですけれども、中東欧に対する投資の支援策について伺います。  米国経済に急ブレーキがかかって、日本経済ももたついている中で、欧州経済の健闘が目立ってきております。その中で、EU加盟を直前に控えられていますポーラ...全文を見る
○前田分科員 最後の質問でございますけれども、今挙がっておりますJICAがポーランドにおきましてなされましたポーランド日本情報工科大学、この支援プロジェクトがございます。  このプロジェクトは、残念ながらこの三月で終了だということでございますけれども、せっかく、ポーランド現地も...全文を見る
○前田分科員 本日は、どうもありがとうございました。  やはり、削るものは削らなきゃいけない、大切な予算は大切な予算で伸ばさなければいけないということでございます。ひとつよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
議事録を見る
○前田分科員 民主党の前田雄吉でございます。  私の地元は、東海豪雨の最大の被害地であります西枇杷島を含みますところでございます。きょうは、こうした観点から、まず第一に災害の被災地における公園復旧について、これは枇杷島を取り上げまして御質問いたします。そして第二に、公共事業の削...全文を見る
○前田分科員 大臣、ありがとうございます。  今、大臣の今現在のお言葉をいただいたわけですけれども、では、具体的に、これまでに被災から復旧をなされるまで、特にこの公園に関して、国としてどんな対処策をとられてきたのか。御当局の方から伺いたいと思いますけれども、順次どのような段階を...全文を見る
○前田分科員 ありがとうございます。  では次に、こうした被災地の公園復旧に対して国からどのような御援助がなされるのか。できれば、例として枇杷島を挙げていただいて、具体的な数字等を伺えればと思います。
○前田分科員 ありがとうございます。  今、枇杷島を取り上げておりますけれども、これは、これからいつどんなときに災害がどこで起きるかもわからない、そこでの公園復旧ということで伺っております。今いろいろと伺いましたが、豪雨などの災害後の公園復旧をできるだけ早期に、短期間にできるよ...全文を見る
○前田分科員 大臣、ありがとうございました。本当に、今まで大臣にやっていただいたことは、私ども枇杷島の人も感謝しております。これからも、いつどこで災害があろうとも、早急に御対応いただければと思います。  では次に、公共事業の削減の問題と、私どもの国道百五十五号小牧春日井バイパス...全文を見る
○前田分科員 ありがとうございます。  削減をして、また新たな公共事業に着手する、そうなれば、当然それは財政構造改革に有効であったというわけではないと思います。何とか子供たちへの将来のツケ回しが少なくなるようにお願いしたいと思います。  私は、この公共事業というものに関して私...全文を見る
○前田分科員 私は、実際に現地も歩いてみまして、着工状況を見てまいりました。今おっしゃられましたように、この小牧春日井バイパス、全長九・八キロ、春日井の土地区画整理事業待ちの一・六キロを除けば八・二キロ、その中で供用済みが五・七キロですから、供用済みはもう七〇%あります。それから...全文を見る
○前田分科員 どうもいろいろ御答弁ありがとうございました。扇長官におかれましては、また災害地への対応あるいはこうした一般国道への御配慮のほどをよろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。
03月08日第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。  私は、きょう、東海豪雨における水災防止の問題及びフロンの回収の問題について御質問いたします。  去る平成十二年九月十一日に起こりました東海豪雨、私の地元が最大の被害地でありましたが、そこの生の声を十月五日の災害特別委員会で扇大臣に...全文を見る
○前田委員 ありがとうございます。  次に、水災防止という観点から、国として今回の東海豪雨を教訓にいかなる方策をこれまでとってこられたのか、御説明ください。
○前田委員 緊急提言及び水災防止のあり方についての答申等をいただきまして、急ピッチに水災防止の施策が進んでいるということがわかりました。  そこで、私どもとしましては、まず水災時の情報提供について御質問いたしたいと思います。  まず第一に、これは事前の情報提供が非常に重要であ...全文を見る
○前田委員 まず、水防法の一部改正に至るということですけれども、ぜひこれを強力に推し進めていただいて、事前に危険情報を住民に知らせ、少しでも水災が低減するように御努力いただきたいと思います。  次に、情報の収集体制及び住民防災機関によります情報の共有化ということについて御質問し...全文を見る
○前田委員 消防の関係ではいかがでございますか。情報の共有化等ですね。
○前田委員 ありがとうございます。  先ほど水防法の一部改正に触れられましたが、現在、国が管理されております水系が百九ございます。この大部分が洪水予報指定河川ということでございまして、気象庁の情報が災害時にリアルタイムに入ってくるということでございます。私は、ぜひこの洪水予報指...全文を見る
○前田委員 ハードの面での水災防止も大切ですけれども、こうしたソフトの面での水災防止もぜひ行っていただきたいと思います。  あと、私の残余の問題ですけれども、フロンの回収の問題でございます。  十月五日のこの災害特別委員会で私は質問いたしましたけれども、枇杷島、新川そして名古...全文を見る
○前田委員 今、私が聞いているのは、確かに職員の方は派遣されたかもしれないけれども、環境省としての報告書はこちらに上がってきていないわけであります、何も仕事をしていないわけであります。しっかりとやっていただきたいと思います。  この点についていかがですか。
○前田委員 次回、災害特別委員会におきましては、環境担当大臣のこの五カ月間何もしてこなかったことについての責任をどうされるのか、そして報告書を必ず提出いただく旨、御答弁願いたいと思います。  私の質問を終わります。ありがとうございました。
04月04日第151回国会 衆議院 外務委員会 第7号
議事録を見る
○前田委員 おはようございます。民主党の前田雄吉でございます。  私は、本日、日米関係でスターリンクの問題、そして日ロ関係で北方領土交渉の問題について取り上げさせていただこうかと思っております。  まず、日米関係のスターリンクの問題でございますけれども、アレルゲンとなります毒...全文を見る
○前田委員 今御答弁いただいたわけですけれども、やはりこれからこうした食の安全保障の問題がクローズアップされる時代になってくると思いますので、ぜひこれからもしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  このスターリンク種ですけれども、Cry9Cは非常に恐ろしいアレルゲンでござ...全文を見る
○前田委員 ぜひ日本でも早くこうした危険な食物に対しての取り組み、ルールづくりをしていただきたいと思います。  かつての食管法上、食糧検査官というのがございまして、今八千五百名みえるそうです。私は、こうした八千五百名を今度国際食糧検査官として海外各地に派遣して、日本に入ってくる...全文を見る
○前田委員 御丁寧な御答弁で非常にありがたい次第ですけれども、東郷局長がその人事を申し出られて、そこで調整されたということなものですから、その調整についてまた私は継続して伺いたい。  きょうは東郷局長が見えないものですからまた次回の機会に譲ります。何か東郷局長は大使に御栄転され...全文を見る
○前田委員 これからイルクーツクの会談の本題に入っていこうかと思いますけれども、十一月そして一月に河野外相が訪ロをされた。私は、一月に河野外相はよく頑張っていただいたというふうに思っております。四島返還を強く主張されたということで、私は、やはりこの外務大臣の御功績をたたえる次第で...全文を見る
○前田委員 ありがとうございます。  では、このイルクーツクの声明ですけれども、これは五六年の日ソ共同宣言を明記した、文書上しっかりと認めたということで成果があるというふうに日本政府の方は主張されておりますけれども、これはせんだって当委員会で河野外相が御説明いただいたように、も...全文を見る
○前田委員 今外相もおっしゃられたように、本当に歴々たる交渉の経緯があるわけでございます。兵藤長雄元欧亜局長は、これを、忍耐強く息長く粘る正攻法とおっしゃられておりました。私もまさしくそうであると思います。  そして、そうした四十五年の交渉の成果を踏まえるならば、私は、今回のこ...全文を見る
○前田委員 御答弁ありがとうございます。  私は、今余りにも日本外交はロシアに対して譲歩のカードを切り過ぎているのではないか、こう思います。今は一たん引いて、国内世論が四島返還であるということを強く主張すべき時期ではないかと私は思うのです。  川奈の提案にしましても、領土問題...全文を見る
○前田委員 時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、外相が進められている共同文献の改定とか、日ロ両国の世論の喚起ということは非常に大事だと思いますので、日本の世論が強く四島の返還を求めているということを主張させていただきまして、質問を終えさせていただきます。ありがとうございま...全文を見る
05月24日第151回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
議事録を見る
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。  去る五月十九日午前十一時三十三分、名古屋空港管制内で、三重県の桑名市播磨上空でヘリコプターと軽飛行機が衝突いたしました。乗員が六名死亡しました。これは人災ではございますけれども、緊急事態への対応ということで、当委員会で質問させていた...全文を見る
○前田委員 ありがとうございます。ぜひ実現していただきたいと思います。  あと、当事故で言えるのは、桑名市の水谷市長が言っておりますように、住宅の密集地域の上空が訓練空域に使われているという、狭い日本の空の特殊事情が遠因になっていると思います。  この訓練空域の一の一という今...全文を見る
○前田委員 それでは、事故が十九日に発生しまして、すぐに国土交通省の航空事故調査委員会が現地に入られたわけでございます。この調査委員会の進捗状況というのはいかがなものでございましょうか。  ちょうど、九七年八月二十一日の陸上自衛隊のヘリと小型機の衝突事故の折は、調査結果として、...全文を見る
○前田委員 コリジョンコースに入っていたとか、そういう判断はまだできないということでございますね。それはまだ数日しかたっていませんので、これからしっかりとした調査をお願いいたします。  一般に航空業界で、こうした事故の防止戦略にはコスメティックコンプライアンス、つまりやったふり...全文を見る
○前田委員 時間が来ましたのでこれでやめますけれども、とにかく、地域の市町村の皆さんあるいは住民の皆さんの生活の安全を守るためにも、今後よろしくお願いしたいと思います。  どうもありがとうございました。
06月06日第151回国会 衆議院 外務委員会 第12号
議事録を見る
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。  私は、本日六十分お時間をいただきまして、まず大まかなことについて伺い、それから外務省改革、あるいは田中眞紀子外交について伺っていきたいと思います。  私は、昨年当選させていただきましてこちらに参りました一年生でございます。一年生で...全文を見る
○前田委員 今述べられたこと、私も同感するところが数々ございますけれども。まず初めのころにロシア課長を呼び戻されるとか、あるいは大きく人事のことにさわられるというのは、私ども民主党としましても共感するところが非常にありました。しかし、これも余りにも長く、私もこの一カ月を振り返って...全文を見る
○前田委員 では、こうした事態を引き起こした、諸外国にやはり御迷惑をかけておるわけでございます。これに対して外務大臣は、その責任というのはどうお考えでございますか。
○前田委員 そういうお考えをもしお持ちでしたら、これから改革にかける熱意ということでお示しいただきたいと思います。  先に進みますけれども、外務省の改革について伺います。  一カ月前にフリーズした人事について伺いたいと思います。  初めに、外務大臣は十八人の大使人事を含む外...全文を見る
○前田委員 官房長、言いにくいかもしれませんけれども、私はこの委員会で、今まで外務大臣と外務官僚との、いわゆる不毛の戦いだと私は思いますけれども、それが続いているわけであります。公平に、今のは外務大臣の御意見で、外務官僚の御意見も私は伺ってみたいと思います。
○前田委員 私は、とにかく外務大臣はお声が大きい人で、本当に官僚の皆さんも萎縮しちゃっているかもしれないという思いで、お互いに公平にこういう場できちんと御発言いただけば、国民の皆さんも御理解いただけることだと思うのですよ。  今大臣の言われたことに関して、官房長はまたどういうふ...全文を見る
○前田委員 つまびらかにという言葉、ちょっとはっきりわかりませんので、もっとわかりやすい言葉で言ってください。
○前田委員 よくわからないところがあるということですね。でしたら、これも次回の委員会でしっかりとまた御報告いただきたいと思います。  とにかく、私は思うのですけれども、人の目に当たらないところでいろいろな議論がされていても、あるいはいろいろな対立があっても、これはわからない。も...全文を見る
○前田委員 外務官僚の皆さんも堂々とこういう公の場で言っていただければ、私たちも、正しいことは正しいと言って支援します。田中外務大臣間違っています、こうはっきりと申し上げます。ですから、なかなか言いにくいかもしれないですけれども、こういう場でぜひ言って、やっていただきたいと思いま...全文を見る
○前田委員 じゃ、その資料を今は大臣のところに出しているわけですね、官僚の皆さんが。それによって、大臣が一番、機密費のことについてわかったことで、今これだけは許せないということをちょっと言っていただけますか。
○前田委員 進行形ですからというお答えは、私は、これは答弁を逃げているというふうに思えて仕方がありません。例えば、こういうことがあるという、概略でも結構です、この点についてやはり許せないところがあるというふうな発言はできませんか。
○前田委員 わかりました。いろいろな場面場面で言えないということがたまたま出てきますけれども、先にどんどん進めさせていただきます。  今外務省の改革について話を伺っているわけでございますけれども、確かに外務大臣は、例えば、新聞に外の外相との会談内容が載ったりしますと、それは一体...全文を見る
○前田委員 では、外務省の機能改革会議の外務省改革案に基づく要綱を、きょう、先ほど私どもいただいたわけですけれども、総理が機能改革会議の最初の改革案に対して一部修正を言われたという報道がなされました。どの点を直せという御指示があったのか、それで、これについて具体的にどのように変わ...全文を見る
○前田委員 大臣です。
○前田委員 この要綱の事前に伝わった内容によりますと、機密費の二割削減が内容に入っていたと思います。これについて、今度この要綱では、まだまだ含まれていない、非常にトーンダウンした形になっていると思うんです。この点について、どういうふうに御説明いただけるんでしょうか。
○前田委員 わかりました。  次の質問に行きますけれども、改革会議の中で議題に上がった問題で、外務省の高官、これは主に大使等を指しておられると思うんですけれども、そのわがままというものを問題点として挙げられたところがあると思うんです。一番外務省高官のわがままというものを問題点と...全文を見る
○前田委員 とにかく、今、そういう事実はないというお話ですけれども、では報道が間違っているということですね。  先へ進めます。今ずっと機能改革の話を続けさせていただきましたけれども、本当に、外務省の中を改革されるに当たって、すごい強いリーダーの田中外務大臣がいて、これは私は恐怖...全文を見る
○前田委員 よくわかりました。  今外務省の改革についていろいろ伺っている中で、今度、日本の外交について外務大臣の基本姿勢を伺っていきたいと思うのです。  日本のとるべき外交戦略は、第一に対米重視、第二に中国の孤立意識の除去であると私は思うのです。外務大臣がこの一カ月間やられ...全文を見る
○前田委員 今、この一カ月を振り返りますと、果たしてその対米重視の姿勢かどうかという点に問題があると私は思うのです。  パウエル国務長官との電話会談が、日本側の事情により日時がずれ込んだことからパウエル長官の怒りを買って、十五分程度の予定だったのが三分で終わってしまった、これが...全文を見る
○前田委員 いろいろ物議を醸している外相会談の内容が外に伝わってしまっているということなんですけれども、その内容が本当かどうか、それは間違っていると言われるのだったら、私は外務省に昨日資料要求をしましたけれども、会談の内容を非公開の理事会にでも、もしメモがあれば出していただきたい...全文を見る
○前田委員 今度、ダウナー外相との話があったときに、それが伝わった日に、六月四日午前の福田官房長官の記者会見において、事実の確認がなされた、外務大臣はアメリカに対してしっかりと説明すべきだという内容がありました。午後の記者会見では、要は、こういう会談は一人一人のことなので私はよく...全文を見る
○前田委員 私はきのう官房の方に、実際の記者会見の模様を正確にあらわした文章をいただきたいというふうに要請しました。そうしましたら、そんなものはないというお答えが返ってきました。  一九六〇年にケネディ大統領がしゃべったプレスコンファレンスは一字一句きちっと四十年も前でも出てい...全文を見る
○前田委員 六月四日の午前中の記者会見の中にありました、橋本元総理に事実を確認したということが載っておりました。きょうの新聞報道で、橋本元総理はアメリカに伝えぬようにダウナーさんに言ったというところはなかったとされておりますけれども、その会談内容自体には触れられておりません。 ...全文を見る
○前田委員 きのう外務大臣は記者会見で、こういう発言が出てくる背景には何か政治的な動きがあるのだと言われておりますけれども、こうした内容、あるいはいろいろ見ますと、非常にごちゃごちゃとしたものがあって、国民から見ると何が何だかわからないというところであると思うのです。  外務大...全文を見る
○前田委員 では今度は、先ほど官房副長官に六月四日の模様を伺っているわけでありますけれども、やはりこの件に関してちょっと伺いますが、外務大臣は昨日、橋本さんがどうしてそう発言なさったのか不思議だとおっしゃいました。もう少し詳しくこの件について伺いたいと思います。
○前田委員 ということは、全く外務大臣としては不可解だ、この会談内容とかそういったものについては間違っていると思われるのですか、外務大臣。
○前田委員 一連の発言を伺っていますと、これは今アメリカにとっても非常に大事な時期にある。この十六日にスロベニアでブッシュ・プーチン米ロ首脳会談が行われるわけですね。そこでロシア側が、これは田中さんはないと言われているのですけれども、いわゆる田中発言を利用してアメリカの孤立化を図...全文を見る
○前田委員 では、昨日出てきたフィッシャー・ドイツ外相との会談の内容について伺いますけれども、ここで外務大臣は、いわゆる安保体制から自立をということを言われたということになっておりますけれども、この辺はいかがですか。
○前田委員 重要な点になるとなかなか御発言いただけないわけですけれども、これは本当にアメリカ側にとっては非常に重要なことだと思うのです。  この一連の発言の中で、例えば、アメリカはどう思われているか。朝日の文章の中に、六月五日、これは戦略国際問題研究所の副所長のカート・キャンベ...全文を見る
○前田委員 では、これで質問を終わります。ありがとうございました。
11月09日第153回国会 衆議院 外務委員会 第3号
議事録を見る
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。  本日は、貿易と我が国の海外投資に関する外交政策について伺います。  論点は三点ございまして、一つは、WTO協定の譲許表に関するもの、そして、モンゴル、パキスタン投資協定に関するもの、そして第三点に、EUの東方拡大に伴う我が国の投資...全文を見る
○前田委員 次に、日本とモンゴル、日本とパキスタン投資協定について伺います。  この二つの投資協定の今回の条文を比べますと、次の二点の疑問点が発生します。  まず第一に、モンゴルとの協定では、十四条におきまして、投資家が相手国の法令を速やかに入手できる、そうした保障がなされて...全文を見る
○前田委員 それでは確認させていただきますけれども、相手国の法令、パキスタンについても入手が保障されている、そして投資の阻害要件の禁止もなされているわけでございますね。確認いたします。
○前田委員 では次に、EUの東方拡大に伴う我が国の投資とのあつれきについて御質問いたします。  コソボ紛争が一九九九年三月から六月にあった以降、このEUの東方拡大という方向性はだんだん明らかなものになってきました。特に中東欧におきまして、我が国の投資もどんどん拡大されていきまし...全文を見る
○前田委員 私が調査いたしましたら、トヨタが進出しております経済特区のバウブチェフ、ここの市長が、二〇〇一年については税金は取らない、ただ二〇〇二年についてはまだ不透明であるということなものですから、ここは二〇〇二年、非常に不安なわけでございますね。  そしてもう一つ、クラコフ...全文を見る
○前田委員 今、欧州局長の御説明の中で、情報を収集しておられるとか、それから現地の上田大使が一生懸命やられているという話はよくわかりましたけれども、やはり私は、現地の声をいろいろメール等で伺いますと、とにかく孤軍奮闘。経済産業省から行かれている方もそうです。そして、ジェトロの皆さ...全文を見る
○前田委員 田中大臣が、積極的な御意見をいただいて、交流を進めたいということもおっしゃられたので非常に安心できます。  もう一つ、私は思うんですけれども、今回のような事案が出てきた場合に、なぜEUの日本代表部がこれを扱わないのか。私は驚きましたけれども、中東欧のまとめ役がウィー...全文を見る
○前田委員 最後に、先ほど申し上げたこのポーランドの経済特区における免税措置の撤廃に対して、日本企業は心配しておりますので、ぜひ外務省本省の積極的な御対応をお願いします。  そして、ミレル新首相と、先進七カ国の要人の中でまだこちらから対応していないのは日本だけでございます。ぜひ...全文を見る
○前田委員 では、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月20日第153回国会 衆議院 環境委員会 第3号
議事録を見る
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。  先般のCOP7におきまして、地球温暖化対策として、京都議定書の実施に係るルールの決定がなされました。私どもの身に翻ってみれば、地球温暖化対策として、燃費のいいディーゼルもまだまだ有効な部分があるのではないか、そう思う一方で、発がん物...全文を見る
○前田委員 私は、地元でいろいろな運送業種の皆さんにお会いするたびに口をそろえて言われることは、経営の危機だということを言われるわけであります。このNOx・PM法を遵守する、法を遵守するならば、大半のディーゼルのトラックを買いかえなければいけない。そうしますと、天文学的な借金がか...全文を見る
○前田委員 もともと、この環境に配慮した規制が的確に実施されるということについて、いい案というのは、いい燃料をつくること、そして、例えば今のトラックがそのまま使えるというふうになるためには、後づけのNOx、PMの除去装置、これがあれば一番いいわけでございます。この開発状況を環境省...全文を見る
○前田委員 これは、先ほど申しましたように三菱総研の数字を挙げますならば、二万人の失業者が出るかもしれない、この不況の中、非常にまたそうした不安をあおるような結果になりはしないかというふうに危惧しております。メーカー任せにするのではなくて、ぜひそうした新しい、NOx、PM両方除去...全文を見る
○前田委員 本当にどうもありがとうございます。  これまで日本経済を支えてきたのは中小企業だと私は考えております。この中小企業がつぶれずに済む、何とか活力がそのまま維持できる対策を、激変緩和措置をお願いいたして、また、環境基準は守らなければいけないことは、これは大原則であります...全文を見る