前田雄吉

まえだゆうきち



当選回数回

前田雄吉の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○前田分科員 民主党の前田雄吉です。  きょうは、外務省に対して厳しい質問をさせていただかなければなりません。中国残留孤児を情報収集活動に利用したという案件であります。  初めに、事実関係から少し御説明させていただきます。  今回の対象になります原博文氏、四十歳、都内在住、...全文を見る
○前田分科員 ありがとうございます。  では、そうした帰国後の方々の生活支援はどのようになっているか、厚生労働省、再びお願いします。
○前田分科員 数々の残留孤児の皆さんが帰国後の生活支援をよく厚生労働省はされています。  そこで、もう一つ厚生労働省に大事な質問をさせていただきます。  原博文さんは日本人ですか。
○前田分科員 今、大臣、本当にきちんとお答えいただいた。原さんがこの証言の中で、一番日本政府にしてほしいこと、何を挙げたと思われますか。これは、日本人であることを認めてほしい。今、外務大臣のお答えで、きちんとこれは原さんに伝わると私は思います。  そこで、原さんは三年前に日本に...全文を見る
○前田分科員 今、警察の方からしっかりした御答弁をいただきました。原氏の日本政府に要求したい内容の一つに、敵対的勢力の悪意ある圧力ということを受けている、この敵対的勢力というのは日本だけではなくて、中国の情報収集活動をしたということで、在日の中国人の皆さんからも非常な脅威を覚えて...全文を見る
○前田分科員 その折に、どういう対応をなさいましたか。どういうことをアドバイスされましたか。
○前田分科員 一つ抜け落ちていますね。日本語もたどたどしい方ですので、生活に非常に困っておられる。どのようにしたらいいのかといって御本人がお尋ねされました。そうしたら、ちゃんとここに証言をとってありますけれども、御本人はどういうことを外務省の省員に言われたか。いや、それは市役所の...全文を見る
○前田分科員 そういういいかげんなことをしているから、いつまでたっても日本の外交というのは海外からばかにされるんですよ。  先ほど外務大臣は、予算で苦労しておられたという話をされましたけれども、もっと本当に真剣に、この日本の外交のためだったら幾ら使ってもいいじゃないですか。だけ...全文を見る
○前田分科員 いや、何かいい逃げの答弁ですね。  実際に、原さんがこの証言で書いてくれました。情報交換をだれとしたか。国際情報局分析第二課石塚英樹氏、そして次がS氏、これは先ほど申しました、川口大臣時代に少女買春で逮捕されたということであえて名前を伏せました、そしてその次の方が...全文を見る
○前田分科員 やはり本当に、それだったらば、きちんと約束したことを守りなさい。外交ルートを通じて釈放してやるから安心しろ、ちゃんと補償してやるから安心して収集活動を続けろ、そういうことを言っておきながら、実際に彼が七年間、中国の北京の寒い収監施設の中で暮らしたわけです。  確か...全文を見る
○前田分科員 ですから、先ほどから言っています、外交ルートを通して釈放してあげるからと約束されたんでしょう。そして、補償をしてやるからと言われて、今、外務省はこの方に対して補償していますか。全く何の補償もしていない。やはりこれではだめですよ。  日本政府に対して何を要求したいか...全文を見る
○前田分科員 あなたたちは中国のために外交をやっているんじゃないんですよ、日本のためにやっているんですよ。だったら、この委員会が終わった後できちんと記者会見を開いて、あの報道は間違っているということを正しなさい、あなた、いいですか。私は、彼の補償を求めて、彼を連れて外務省を訪れま...全文を見る
○前田分科員 十万円以上の報酬の場合は局長決裁だということも聞いております。ということは、今外務大臣が言われた、報酬に関することですので、外務省がきちんと出しておられる。だったら、外務省がちゃんと統括されていることであります。きちんと約束されたことを遵守されるべきだと私は思います...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○前田分科員 民主党の前田雄吉です。  二階大臣におかれましては、中国からお帰りでお疲れのところ、恐縮でございますけれども、三十分いただきまして、御質問させていただきます。  私も、中国から先週末行ってまいりまして帰ってきて、唐山の人民政府のお招きで、投資環境視察団の団長で行...全文を見る
○前田分科員 昨年も同じ数字を出されましたね。経済産業省、やはり私はしっかりとお調べいただきたいと思います。現状をまず把握することなしに何の立法政策もできないわけでありますので、きちんとまず現状把握、また来年も私は同じ質問をこの時期にさせていただきますので、きちんと調査して調べて...全文を見る
○前田分科員 私がまた同じ質問をするからといって慌ててこんなことをやられるんじゃなくて、本当に、宣言しますけれども、また来年同じ質問しますからね、きちんとお答えください。  それから、お願いしておきたいんですけれども、そうした調査をせっかく税金を投入してされるわけですので、結果...全文を見る
○前田分科員 もちろん個人情報を出せというわけではありませんので、それ以外の全体的な数字がつかめるもの、このネットワークビジネスにかかわる数字がつかめるものについてはきちんと開示していただきたいと思います。これはどうですか。
○前田分科員 そうですね。ぜひこの点、まず、基礎的な数字がなければ何も議論できないわけですから、何年も何年もほったらかしであってはいけないと思います。きちんとやってください。  では、私は、このネットワークビジネス、先ほど申しましたように、非常に、我が国に入ってきて以来、誤解、...全文を見る
○前田分科員 それで、この取り締まり実績として何億円挙がったわけですか、お聞きします、再び。
○前田分科員 確認申し上げました。  ですから、先ほど私は、この業態というのは六兆円で八百万人の産業だというふうに申し上げました。これは別に根拠がないわけではないんです。その中で、今警察が取り締まられたのはそれだけであると、ごくわずかでありますので。確かに、私は、警察としては取...全文を見る
○前田分科員 やはり、まず、定義いかんによっては悪質な事業者とみなすべき業態も大きく変わってくるわけでありますので、きちんともう一度この定義を見直していただいて、悪質なものは取り締まる、そうでないものはきちんと評価して育てるというのは、私は産業政策の基本であると思っております。 ...全文を見る
○前田分科員 まさしく本当にそのとおりで、きちんと遵法の精神でやっていただきたいというのは当たり前の話です。  私は、昨年、国民消費生活センター、これの苦情件数のカウントの仕方についてお尋ね申し上げました。そのときに、クーリングオフはどのようにしたらいいですかという問い合わせが...全文を見る
○前田分科員 そのように、単なる問い合わせが苦情にならないように、そうすると、また基礎的な数字が誤るわけですので、きちんと集計していただきたい。相談件数二万件ということですので、これもどのような内容になっているのか、この根拠にもかかわる重要な問題ですので、基準の方、きちんとしてい...全文を見る
○前田分科員 もう本当に、それは副大臣が言われるとおり、法を破る方に対しては、やはり厳格に取り締まるというのが基本です。遵法精神が十分な方、法を守る方については、私は、保護、育成する、その形が必要であると思います。保護、育成すべき基本法がこの業態には必要であるというふうに私は思っ...全文を見る
○前田分科員 今、ネットワークビジネスについて、口頭でそんなものはない、金融庁はそんなものは指導していないという言質をきちんと得させていただきました。ありがとうございます。  今、ネットワークビジネスの話をずっとしてきましたけれども、やはり、世界で認知されている二大ビジネスであ...全文を見る
○前田分科員 ありがとうございます。  若い方たちの夢です。そして、この前受け金、きちんと保全されますようにお願い申し上げまして、私の質問を終わります。  どうもありがとうございました。
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  まず冒頭に、国民の皆さんにとってわかりやすい、極めて、もう本当にあいた口がふさがらない、あきれる税金の無駄遣い、二点挙げさせていただこうかと思います。  行革の意味は、行政機関をスリム化して、そして税金の無駄遣いを一円たりともさせない、こ...全文を見る
○前田委員 それだったら、これは公邸です、大使館じゃありませんよ、まず。それから、温水プールである必要はないでしょう、水を使うんだったら。外務大臣には、学校の教室の中で十人に一人は給食費が払えない、そうした子供たちの気持ちがわかるんですか。こんな税金の無駄遣いを許していたら、本当...全文を見る
○前田委員 では、総理はこの温水プールを容認するわけですか、認めるわけですか。  私は、国民意識として、この苦しい不況の中、例えばタクシーの運転手さんで二百万円の収入がない方もみえるんですよ。そんな方たちから見て、苦しい生活をしてこられて、一握りのスーパーリッチで、八割以上が、...全文を見る
○前田委員 これは、明らかに質問からの逃げじゃありませんか。  でしたら、次の独立行政法人の無駄遣いについて一つ提示させていただきたいと思います。安倍官房長官、一言、独立行政法人は官ですか民ですか。
○前田委員 非常に官よりは自由度が高い、先ほどの質疑にもありましたけれども。  そこの中に、私は、税金の無駄遣いのもう一つの例、NEDO、独立行政法人新エネルギー・産業技術開発機構の研修センター、ここへ行って写真を撮ってきました。  ちょっとごらんいただけますか。これですけれ...全文を見る
○前田委員 独立行政法人の私は税金の無駄遣いだと思いますけれども、テレビをごらんの多くの国民の皆さんも、これは税金の無駄遣いだと思いますよ。  これから、この行革法案の中身に入っていきます。  国際協力銀行、JBIC、これはこの行革法案の後に国際金融等業務が新しい政府金融機関...全文を見る
○前田委員 ということは、このJBICの政府系金融機関に統合される方は、拡大、肥大化されることはないということですね。確認いたします。
○前田委員 それでは、先ほど例に挙げましたマレーシアのODA、パハン・セランゴール導水事業ですけれども、実は、これは昨年末に私ども決算委員会が視察で参りまして、現地の取水口まで見てまいりました。  これは報告書がこうありまして、クアラルンプールが水不足だと。それで、現地にゴム林...全文を見る
○前田委員 ありがとうございます。きちんと開示していただきたい。  つけ加えて申しますけれども、同意書については、もう既にJBICに渡してある。マレーシアの経済企画院の副院長が、副長官が説明していただいていますので、これはJBICが速やかに開示していただきたいと思います。  ...全文を見る
○前田委員 もちろん、もちろん。それで、援助についての説明責任を果たしていただきたいということです。  いろいろ質問してまいりましたけれども、これでJICA、国際協力機構と統合される。JBICさんも、立派な環境ガイドライン、実際に援助したその内容が相手国の社会環境に悪影響を及ぼ...全文を見る
○前田委員 今ちょうど、どちらも差がないよと言われたんですけれども、私は、JBICの異議申し立て制度についてちょっと触れますけれども、これほど間違ったものはないと思いますね。締約後しか異議申し立てができないと言っているんですよ。つまり、例えば、家を買ってからしかその家に対して苦情...全文を見る
○前田委員 これは明らかに官僚たちの抵抗に遭って援助庁ができることがなくなった。援助庁が、また一つ箱物つくって、すぐ、ふやしちゃいかぬ、そういう話じゃなくて、私は、きちっとそれは精査すべきで、先ほど小泉さん言われましたけれども、そうした援助の形を求めて、私の質問を終わらせていただ...全文を見る
○前田委員 時間ですので。
04月14日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  きょうは、財務当局に、国の決算、予算にかかわる重大な大枠の指摘を何点かさせていただきたいと思っております。  行政改革特別委員会でもやっておりますけれども、初めに特別会計について伺いたいと思っております。  今後五年間で、現在三十一ある...全文を見る
○前田委員 私は、本当に大臣の言われるとおり、この特会改革というのは、行政の無駄を省くことで非常に大事な改革であると思っております。そこで私は、先ほどお聞きしたのは、勘定をそのまま残したら、本当に、見せかけの看板だけ一つにかえましたよ、あとは全部そのまま特会と同じように、例えば、...全文を見る
○前田委員 ぜひ、もう本当に看板だけ一枚にしたというふうにならないように、勘定まできちんと一体化して、財政というのはとにかく一覧性が私は重要であると思っておりますので、一目で、一つの会計で、一つの勘定でしっかりわかるように明らかにしていただきたいと思っております。  先ほど大臣...全文を見る
○前田委員 本当に深く、真摯に御議論いただいて、ありがとうございます。  私は、大臣がそうした一覧性の担保ということをしっかりしていただければ、この五割から七割強という非常に一般会計からの繰り入れが多い特会については、明らかな形でこれからも改革していただけるものと信じております...全文を見る
○前田委員 今、重大な発言をされました。弾力的な運用と言われたんですけれども、それは、そんないいかげんな話はないんじゃないですか。これはやはり、サラリーマンの皆さんは、この一月からの定率減税の縮減で実質上増税でありますよ。これで苦しんでおられる。税金が上がる、負担がふえている。そ...全文を見る
○前田委員 時間が来ましたが、とにかく、弾力的に運用するんだったら、予備費もあるわけですよ。それで弾力的な運用も可能であると思いますので、私は、納税者の前にこうした渡し切り金、これもしっかりとぜひこれから明らかにしていっていただきたいというふうに思っております。  以上で私の質...全文を見る
05月30日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。  本日は、当委員会の趣旨、国民の皆さんからいただいた血税をどのように使われているか、あるいは行政がきちんと機能しているかどうか、これをしっかりと監視するのが当委員会の趣旨でございますので、その観点に即して、社会保障関係あるいは公共投資...全文を見る
○前田委員 もっともらしい答えで納得してしまいそうなんですけれども、現状は本当にそうじゃありませんか。実際に、お金がないから払えない方が出てきているんじゃありませんか。今、地域間での格差を原因だとか、あるいは背景にはさまざまな理由があると言われましたけれども、今までとられた負担の...全文を見る
○前田委員 今、七十歳以上の高齢者の医療負担があり、高齢者の長期療養者が未払いだ、多くがそうであるというお話がありましたけれども、今回の医療制度改革法案の中に、この七十歳以上の長期入院患者の食費、居住費を自己負担にするということがありまして、これは一般世帯の方で月額五万二千円ぐら...全文を見る
○前田委員 これは地方の都道府県あるいは公共団体に押しつけにならないように、きちんとした施策をとられて、この未加入問題、ぜひ解決していただきたいと思います。  次は、保険の免責制度、これについて伺いたいと思います。  谷垣大臣、五月の二十三日の閣議後の記者会見で、この保険の免...全文を見る
○前田委員 ぜひ、これは参議院においても医療制度改革法案のまだ審議中でありますので、しっかりと御議論をいただいて、その対象であるということを今確認させていただきます。  また、私は、制度を変えることは混乱を招くということもあると思うんですね。保険免責制度の導入になれば、病院で診...全文を見る
○前田委員 このコンタクトレンズの件は、私は、制度の改変によっていかに混乱するかという例で挙げさせていただいたわけで、保険の免責制度の導入があれば、これはまた非常に現場が混乱すると思いますので、先ほど財務大臣が言われたように、きちんとした議論の中で、十分な審議の時間の中で、私はこ...全文を見る
○前田委員 我々民主党は、国、地方公共団体の責務を定めた、がん対策の基本的な枠組みを定めるがん基本法の制定を早くから強く求めてきているものでございます。そして、患者、家族の立場になって、積極的に患者の求める情報を提供し、患者が納得できる治療体制を構築することが大切であるというふう...全文を見る
○前田委員 とにかく、一刻も急ぎましょう。そうでないと、今苦しんでおられる患者の皆さんや家族の皆さんが大変です。それをお願い申し上げておきます。  次に、若年雇用と若年者間の格差の問題について伺いたいと思います。  最近は、企業の求人も活発化してきまして、ようやく新卒者の採用...全文を見る
○前田委員 今御説明あったように、本当になお厳しい現状にあるということです。平成十六年度でさえ、フリーターは二百十三万人、ニートは六十四万人、合わせて二百八十万人近い数字に上がっているわけであります。  これまで十年間、二十歳代をフリーターやニートで過ごした人の中には、正社員と...全文を見る
○前田委員 私は、今まで若者の雇用あるいは待遇の格差が出てきてしまっている、これはこういう政策を進めてきたことに非常に責任があるというふうに重ねて発言をしておきますけれども、是正すべき措置はぜひきちんととっていただきたい。やはり、こういった非常に厳しい時代は、小さな命の子供さんと...全文を見る
○前田委員 ぜひ若者の皆さんにとって意欲ある働き場所がしっかりと見つかるように御支援いただきたいと思います。  次に、公共投資関係について思うところを質問させていただきます。入札制度の見直しであります。  橋梁建設工事に続いて、今度は防衛施設庁の発注工事でも談合が発覚するなど...全文を見る
○前田委員 理由はいろいろ述べてこられましたけれども、とにかく、いいことは早くやりましょう。それが国民の皆さんの希望です。いいですか。  次に、小中学校の耐震化の話をお伺いしたいと思っております。  小中学校の校舎や体育館の耐震化が非常におくれている。耐震性が確認されているの...全文を見る
○前田委員 今、耐震化率の進捗の見込みの数字もきちんと挙げていただきましたので、ぜひそれを実現していただきたいと思います。  最後の質問になります。道路財源の一般財源化の話であります。  公共事業予算の抑制が続く中で、道路整備がピークを越えて、十八年度中には道路財源から払って...全文を見る
○前田委員 時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、この問題、また議論させてください。  どうもありがとうございました。
06月05日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○前田主査代理 これにて藤野真紀子君の質疑は終了いたしました。  次に、鈴木馨祐君。
○前田主査代理 これにて鈴木馨祐君の質疑は終了いたしました。  次に、佐々木隆博君。
○前田主査代理 これにて福田昭夫君の質疑は終了いたしました。     —————————————
○前田主査代理 これより皇室費について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。風岡宮内庁次長。
○前田主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院諸澤第一局長。
○前田主査代理 以上をもちまして皇室費についての説明は終わりました。  これより質疑に入るのでありますが、その申し出がありませんので、皇室費については終了いたしました。     —————————————
○前田主査代理 これより裁判所所管について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。竹崎最高裁判所事務総長。
○前田主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院諸澤第一局長。
○前田主査代理 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。竹崎最高裁判所事務総長。
○前田主査代理 以上をもちまして裁判所所管についての説明は終わりました。  これより質疑に入るのでありますが、その申し出がありませんので、裁判所所管については終了いたしました。  次回は、明六日午前十時から本分科会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    ...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○前田主査代理 これにて津村啓介君の質疑は終了いたしました。  次に、上田勇君。
○前田主査代理 これにて上田勇君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして内閣府所管中内閣本府及び沖縄振興開発金融公庫についての質疑は終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。     午後零時十九分休憩      ――――◇―――――     午後一時十六...全文を見る
○前田主査代理 これより国会所管について審査を行います。  まず、国会主管歳入決算及び衆議院関係決算の概要説明を聴取いたします。駒崎衆議院事務総長。
○前田主査代理 次に、国立国会図書館関係決算の概要説明を聴取いたします。黒澤国立国会図書館長。
○前田主査代理 次に、裁判官弾劾裁判所関係決算の概要説明を聴取いたします。阿部裁判官弾劾裁判所事務局長。
○前田主査代理 次に、裁判官訴追委員会関係決算の概要説明を聴取いたします。白井裁判官訴追委員会事務局長。
○前田主査代理 この際、お諮りいたします。  参議院関係決算の概要説明につきましては、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○前田主査代理 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     ―――――――――――――
○前田主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院諸澤第一局長。
○前田主査代理 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。駒崎衆議院事務総長。
○前田主査代理 以上をもちまして国会所管についての説明は終わりました。     ―――――――――――――
○前田主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。古本伸一郎君。
○前田主査代理 これにて山井和則君の質疑は終了いたしました。  次に、とかしきなおみ君。
○前田主査代理 これにてとかしきなおみ君の質疑は終了いたしました。  次に、安井潤一郎君。
○前田主査代理 これにて安井潤一郎君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして環境省所管についての質疑は終了いたしました。     〔前田主査代理退席、主査着席〕     ―――――――――――――
06月08日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  きょうは、まず初めに、証券市場の開放について伺いたいと思います。  日本の証券市場は、昨今、いろいろな問題点が指摘されています。私は、余りにも日本の証券市場が保守的で閉鎖的である、そういうように思います。  こうした問題点がいろいろ発覚...全文を見る
○前田委員 私も、企業会計の透明性が公的に担保されればという条件のもとで、多くの企業、いろいろな業種の企業の上場が望まれればいいというふうに思っております。  所轄の、今度は警察庁に伺いたいと思います。  一部のパチンコホール業が上場できない理由が、風俗営業法、風営法の中で管...全文を見る
○前田委員 私の地元の名古屋はパチンコの発祥の地でありますので、多くの皆さんが楽しまれています。ですから私は、先ほど申し上げたように、企業会計の透明性が公的に担保されればという、投資家を保護する観点からはこれは当然の話だというふうに思っております。一大国民産業にも市場が開放される...全文を見る
○前田委員 でしたら、そうした監査法人にきちんと監査していただいた上で、こうした業態が上場にチャレンジされるというのは、私はいいことだと思います。ありがとうございました。  次に、今皆様にお配りした資料がございます。「計算証明規則に基づく証拠書類の提出」というものであります。こ...全文を見る
○前田委員 これは年間三百五十万ですね、日当でもらえるわけで、本給以外に月三十万円ですよ。家を借りるにも、こんな莫大な費用は必要ないわけです。  皆さん、これは、国土交通省だけでこの月に十人がこの日当をもらっております。そうすると、全省庁を合わせればどれぐらいになるか。私は、本...全文を見る
○前田委員 では、私は思いますけれども、確かに引っ越しの最中に御飯を食べる、お昼御飯で日当が要るという話でしょうけれども、実際に本給をもらっているわけですね。引っ越ししなくても御飯食べるわけですよ。だから、私はこうしたばかげた手当はなくすべきじゃないか。  二〇一一年、プライマ...全文を見る
○前田委員 私もキャンベラに留学しておりましたけれども、一日に使うお金が千円未満でした。ですから、よく御研究いただいて、歳出削減の十兆円、いや、それ以上に、十五兆円、十七兆円必要かもしれませんので、やはり、汗して働く皆さんがおかしいと思われることがないような手当の制度にぜひしてい...全文を見る
06月15日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  まず、この米軍の再編のテーマに入る前に、私は前から少し考えていることがありまして、イラクからなぜ制服を着たままでこの日本に帰ってこられないかということについて、お考えをお聞きしたいなというふうに思っております。  ひげの隊長ことイラクの復...全文を見る
○前田委員 全く私も同感でありまして、この質問を契機に、皆さんも、また国民の皆さんも、ぜひお考えいただけたらと思います。  それでは、早速米軍の再編についての質問をさせていただきます。  その前に、前提としてありますのが、平成十八年五月一日の再編実施のための日米ロードマップ、...全文を見る
○前田委員 今長官がおっしゃられたように、単年度のものではありません、中期防は。現行の中期防は二〇〇五年から二〇〇九年を対象としており、必要に応じて二〇〇七年度に残り二年分を見直すという規定も含んでいるわけでありまして、財務省の方は、その一方で、この中期防の即時の見直しを求めてい...全文を見る
○前田委員 とにかく、現場の皆さんは、これは恐らく大規模な予算の削減になると思いますので、混乱を来すと思います。いち早く、その時期についてきちんと明示していただきたいと私は思います。  前中期防は、平成十三年から十七年を対象としておりましたけれども、新たな安全保障環境の変化やB...全文を見る
○前田委員 今、できるだけ早くという話でありますけれども、それは明示されない。  せんだっての、十二日の日の決算委員会締めくくり総括で、長官は、決議文がありまして、決議の趣旨を踏まえ、防衛庁としては、米軍再編について国民に十分説明するとともに、その関連経費につきましては、これか...全文を見る
○前田委員 では、やはり、そうした二〇〇七年の三月という期限もあるわけですので、そうすると、逆算すれば、当然次の、秋の臨時国会までには米軍再編の経費の算定の作業をされなければいけないと思いますけれども、その辺いかがでございますか。
○前田委員 ぜひ、やはり、後ろが詰まっているわけでありますので、臨時国会までにこの作業を終えていただいて、国民の皆さんに今度の臨時国会ではきちんと御説明いただいて、また、この安保委員会でも討議できるようにしていただきたいと思います。  長官は、このグアムの移転経費、国内の米軍基...全文を見る
○前田委員 次に、内閣府にお尋ねしたいと思います。  二〇一一年、プライマリーバランスを均衡化させる、あるいはそれ以降に黒字化させるというふうに政府は公約されて、この十二日の官邸での財政・経済一体改革会議での実務者協議で、与謝野経済財政担当相が税の不足分を二十兆円から十七兆円に...全文を見る
○前田委員 名目成長率の伸びで十七兆円と算出した、個別の案件は含んでいないという御答弁でありました。ということは、二〇一一年のプライマリーバランスの均衡には十七兆円ではなくてプラス三兆円、これはこの部分が幾らになるかまだ算出されていないということでありますけれども、二十兆円近い税...全文を見る
○前田委員 単年度とおっしゃいますけれども、ことしから、二〇〇六年から一一年まで五年間あるわけですよ。当然単年度に割っても合計して入ってくるわけで、ということは、今言われている三兆円という数字は、移転経費というのはこの十七兆に入っていないということで、私はそういうふうに今の御答弁...全文を見る
○前田委員 では、外務大臣にお尋ねしますけれども、日米両国が今対応しなければいけない懸案の中にイランの核開発への対応があると思うんですけれども、この月曜日もライス長官と電話会談をされたということですが、五月一日に開催された2プラス2で、日米間において、イランのウラン濃縮活動の停止...全文を見る
○前田委員 時間が来ましたのでこれで私の質問を終わりますけれども、これはエネルギー問題を抱えた我が国の非常に重要な案件であると思いますので、ぜひ御対処いただきますようにお願い申し上げまして、終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
10月17日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  私は、先週の日曜日、十五日、私の自宅から十分の距離にあります、木曽川を渡りまして岐阜県の各務原、ここの航空ショーを見させていただきました。本当に久しぶりに航空自衛隊の皆さんの練度の高い曲技飛行を見せていただきまして、私は、そうした有事に備え...全文を見る
○前田委員 今、政府としての、正式にどこが核実験場所であったかという特定をされたと思いますけれども、それでは、今度は、その核実験の認定作業についてであります。  政府は、放射能対策連絡会議が行われて核実験と断定されていくわけでありますけれども、これに当たってどのような、今、T4...全文を見る
○前田委員 でしたら、これはちょっと通告にありませんけれども、実際にすべてのこれからの行動のもとになるわけでありますので、大体いつぐらいまでに、なかなか難しいかもしれませんけれども、認定あるいは断定の作業を終了される予定でありますか。
○前田委員 文科省が各都道府県に放射能測定の要請を出しているわけでありますけれども、各都道府県にどのようにこの実験に関しての情報収集を要請されているのか、伺いたいと思います。
○前田委員 ぜひまた早くやっていただきたいと思いますね。  それでは、先ほど外務大臣も少しお話しになりましたけれども、この実験の成否ですね。既にこの十五日、福井市内での討論会で、谷内外務次官が失敗ではなかったかという発言をなさっております。これは本当に、北の発表では地下核実験は...全文を見る
○前田委員 これまた本当に、その成否についても非常に難しい判定を下さなければいけない、実際にそうしたものをもとにして今度の国連決議ができたわけで。  そこで、今度、先ほど来出ていますけれども、周辺事態と認定することの可否、要件、判断基準というものについて伺いたいと思います。 ...全文を見る
○前田委員 それに対して、麻生大臣は十五日のテレビで周辺事態の認定について、法的に不可能ではない、あとは政治決断だと述べておられます。  政府部内で認定について慎重な考えも多いわけでありますけれども、意見の一致がなかなか難しいようであります。これに対して麻生大臣はどのようにお答...全文を見る
○前田委員 では、現行の船舶検査活動法、これに基づく自衛隊の船舶検査について伺いたいと思います。  十六人が一組になって相手の船舶に乗り込む。そして武器使用は、警察官職務執行法の準用ということで、正当防衛あるいは緊急避難の場合、これに限られる。停船させるための警告射撃が認められ...全文を見る
○前田委員 政府が周辺事態と認定された場合の話を、緊張が高まってきて、国民の皆さんも多くが周辺事態だと思うという場合について、この船舶検査自体は行わずに、周辺事態安全確保法に基づく後方支援を行うという報道もあります。  しかしながら、まさに我が国が直面している北朝鮮問題に係る危...全文を見る
○前田委員 これは与野党共通の認識の上に立っていただいた発言であると思い、感謝します。  これから、決議後の金融制裁について伺いたいと思います。  この国連の対北制裁決議ですけれども、国連憲章第七章下での経済制裁ですけれども、過去としては、九〇年八月の、クウェートに侵攻したフ...全文を見る
○前田委員 では、今度は財務省に伺いたいと思います。  財務省もこの金融制裁の対象を、これまでの十五団体、一個人から拡大を検討されているということです。また、昨日の記者会見で藤井事務次官は、安保理の制裁委員会で新たな規制対象者が指定されれば日本の資金移転防止措置の対象に追加する...全文を見る
○前田委員 今金融制裁について伺いましたけれども、今度は、この核の拡散という状況に当たって、外交上どのように核の抑止体制を世界で構築されていくか、日本がどのようにこの体制を築いていくかということを伺いたいと思います。  先ほど来私は、米中の協力のもとでの非常にバンデージが太い、...全文を見る
○前田委員 最後の質問に当たりますけれども、北朝鮮の我が国への攻撃の類型は私は三つぐらいと思うんですね。一つはミサイル攻撃、もう一つは通常兵器であります空軍による攻撃、もう一つは我が国の重要施設へのゲリラ・コマンドー、発電所とかそういうところですね、その三つ。それらについて、NB...全文を見る
○前田委員 時間が来ましたのでこれでやめます。ありがとうございました。
11月01日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  きょうは、談合問題の集中審議ということなんですけれども、その前に、これは通告しておりませんですけれども、我が国の安全保障にかかわる、根幹にかかわる重大な発言が昨日二つありましたので、これについての長官のお考えをお聞きしたいと思います。  ...全文を見る
○前田委員 ということは、この九条の改正に当たっても、時代おくれだということで、同じお考えで久間長官もおられるんでしょうか。
○前田委員 もう一つ、塩崎官房長官、三十一日の閣議後の記者会見で、核兵器の保有に関する憲法解釈について述べられております。法理論的には憲法が定める必要最小限の自衛のための実力に技術的に核兵器も入るかもしれないとの認識を示されておられます。  もちろん非核三原則の堅持を前提で言わ...全文を見る
○前田委員 本当に憲法解釈上の、理論上の話をされていると思うので、非常に難しい点はありますけれども、私は、ぜひ当委員会にも塩崎官房長官お越しになって、あるいは補佐官の皆さんもみえますので、どのようにお考えなのかというのをまた別の日に伺いたいと思っております。  それでは、きょう...全文を見る
○前田委員 今回のこの防衛施設庁における官製談合は、一職員が談合に関与していたというものではなくて、歴代の防衛施設庁の技官のトップでもある技術審議官が関与していた。トップが関与していた。こういう組織的な犯罪がこれまで発覚しなかったというのは、長官は、一体どのようなことが原因である...全文を見る
○前田委員 この六月十五日の事実調査報告書の内容について、ポイントを絞って簡潔に、今、事務方で結構ですから御答弁いただきたいと思います。特に、談合に関して割り当てリストが作成されていたと聞きますけれども、これは、一体いつからだれを頂点として組織的になされていたのか、事務方で結構で...全文を見る
○前田委員 私は、具体的にいつからだれを頂点にして始めていたかということを伺っているんですよ。もちろん、過去の方でなかなか言いづらいところもあるかもしれませんけれども、ここは集中審議ですから、具体的な名前を出して言ってください。
○前田委員 いや、ここは集中審議の場なんですから。国民の皆さんに、きちんとどういうことがあったかを開示する場所なんですから。ですから、だれから始まったんですか、具体的な名前で言ってください。
○前田委員 ですから、私の聞いていることに対して全く答えていただいていない。きちんと調査をされたんだったら、だれから始まったかわかりますでしょう。具体的な名前を出して、そこから始まっているんだということをきちんと答えていただきたいわけですよ。  もしお答えにならなかったら、ちょ...全文を見る
○前田委員 調査の枠組みを理解してくれという。調査の枠組みを理解してどうするんですか。それだけで済みますか。調査をしているんだったら、具体的に言わなきゃだめですよ。これをきちんと説明していただけるまで、私は質問しません。
○前田委員 これは、今ずっと伺っておりましたけれども、長官が助け船を出されたと思うんです。やはりこれは、委員の皆さんも、各位、聞かれてわかりますように、この委員会の場で具体的に、本当に明らかにしなければ、集中審議をやっている意味がないんですよ。  だったら、わかっている方はだれ...全文を見る
○前田委員 北原長官、やはり何事も具体的に、五十年代の半ばだと言われるんだったら、人が限られてくるじゃありませんか。だれかわかるじゃありませんか。どうしてこの名前をきちんと言えないんですか。もう一度長官、お願いします。
○前田委員 この民主主義社会においては、国民の皆さんが主役なんですよ。役人の皆さんは公僕ですよ。どうして氏名を明かすことを差し控えさせていただくなんという答えが出てくるんですか。きれいにきちんと出していただくまでは、やはりこれは納得できません。
○前田委員 今、本当に私がお聞きしていることに対して誠実に答えていただいていない。確かに、先輩方をかばいたいという気持ちがあるでしょう。でも、ここでかばったりしたら、これから何にも変わりませんよ。この報告書の意味が何にもなくなりますよ。だから、きちんと、もう既に公判中の皆さんの名...全文を見る
○前田委員 同じ答弁を堂々めぐりで話してもらっても、何にも進まないんですよ。やはり具体的に、どこが、どこから悪くなったのかという調査をされたんでしょう、調査をきちんと。だったら、それを明らかにしようじゃありませんか、国民の皆さんの前で。もう一度北原長官、お願いします。
○前田委員 だから、何名かの皆さんの証言で五十年代半ばとわかったわけですよね。だったら、皆さんが証言されているときに具体名は出てこないんですか。長官、またもう一度答弁ください。
○前田委員 これは、枠組みとして、枠組みとしてと言われるけれども、では、具体的な調査はやっていないという証拠じゃありませんか。具体的に名前が出て、具体的にいつから始まったんだ、全くそれがこれには触れていないわけですよ。これでは調査報告書の意味がないじゃないですか。やはり、そんな枠...全文を見る
○前田委員 これは本当にわかるところから、具体的にいつで、だれから始まったかというところからされないと、これは国民の皆さんが聞かれたら、全く何の疑惑も解決されていない、明らかになっていない。  そして、やはりこれからせっかく防衛庁を防衛省にするというんだったら、厳格に、厳粛にこ...全文を見る
○前田委員 これは、もし五十年代半ばと言われるんだったら、この五十年代半ばの方を調査されればいいじゃないですか。それをされたんですか。北原長官、もう一度。
○前田委員 その結果、さかのぼれる人は具体名でどなただったんですか、北原長官。
○前田委員 五十年代半ばということは、今、北原長官、何度も言われています。明らかになったと言われていました。  だったら、この五十年代半ばの方に関して、どういう調査をされて、どなたから証言を得たのか、その結果どうだったのかという資料を出す意思はありますか、北原長官。
○前田委員 今久間長官が本当にくしくもおっしゃられましたけれども、やはり多くの皆さんの御協力をいただいてこの報告書ができたわけでありますので、私はその成果は認めます。  そして、やはり出た調査報告書が正しいものである、その根拠を示すためにも、では氏名は隠してでもいいですよ、こう...全文を見る
○前田委員 やはり、これ以上出さないというのは非常におかしい。これは、理事会でまた強く要求したいと思います。  そして、やはりこれは具体的なことを示さない限り、名前を隠してでもいいですよ、この調査報告書の根拠が示されないんですよ。ですから、きちんとこれからこの根拠の証言を開示し...全文を見る
11月02日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  昨日に続きまして、防衛施設庁の談合問題について伺いたいと思います。  冒頭に当たりまして、やはり我が国の安全保障にとって、その最前線で一生懸命汗を流して精進している隊員の皆さんがいるわけでありますので、こういう隊員の皆さんに長官から一言お...全文を見る
○前田委員 今も長官がお話しになりましたように、隊員の皆さんが本当に最前線で頑張られているわけであります。それに対して、施設庁の幹部が、防衛庁高級官僚がこうした官製談合を行っていたということは、私は、憎むべき事実であると思います。ですから、これを厳格に、当委員会でしっかりと話をし...全文を見る
○前田委員 今、これは任意で、これからのことを考えると協力してもらえなくなるから今回も開示しないんだ、あるいは個人情報保護法で出せないんだというお答えでしたけれども、それもよくわかります。もちろんそうであります。  でしたら、これは内部できちんと特定をされているんですか。私はき...全文を見る
○前田委員 今こうやってお聞きすれば、個人は特定されない限りでお答えになるじゃないですか。どうして出さないんですか、それを。それでも結構ですよ。  私は、この二問目の話でもそうですけれども、私がきのう請求しました、一月十六日に証拠隠滅が明らかになったときより、二月二十二日の予算...全文を見る
○前田委員 こんなA4の紙半分のものをつくるのに、三十分もかかりませんよ。そして、内容はこの調査報告書以下じゃありませんか。これをもっと簡単にしたものじゃありませんか、これは。  それで、先ほど我が党の神風委員が質問をしましたら、北原長官御自身がしっかり答えてみえるじゃないです...全文を見る
○前田委員 この資料は一体どなたがつくったんですか、具体的に。
○前田委員 ということは、このいいかげんなA4の紙半分の資料の責任は北原長官にあるということですね、もう一度。
○前田委員 これは、党としても一回厳重に抗議を申し上げたいと思っております。  そして、先ほどおかしなことを言われた。それは、国会の審議があって、それと違わない形でこれを出させてもらったという言い方をされました。きょう、これが出た後で我が神風委員の質問があって、この一月十六日の...全文を見る
○前田委員 本当にこれは、例えばサラリーマンの皆さんが給料から天引きされていく税金、そしてその税金が集まって全体の国家予算があるわけです。  安倍総理も、額に汗するすべての国民の皆さんのために政治をしたいというふうに言われています。そうしたら、本当に国民の皆さんに、私はもう政治...全文を見る
○前田委員 こういう自分のところの不祥事のことに対しては資料は出さないわ、反対に、自分のことにだけはどんどんこういうパンフレットを出すわでは、国民の皆さんは理解できませんよ。  一体、これは幾らかかっているんですか。今、事前の通告なく聞いていますので、答えられなかったら後でも結...全文を見る
○前田委員 これは五百万円でできるんですか。そんなに配っていないんですか。
○前田委員 そうですか。それぐらいの予算にしろ、私が言いたいのは、こうした……(発言する者あり)非常に安価につくってみえるので、そこで私の印刷物もつくっていただきたいと思いますけれどもね。  こういうものだけ、六月九日の法案提出、省への昇格法案提出以前にばんばん出しておいて、い...全文を見る
○前田委員 反対の、予定価格の漏えいを認めなかった人たち、いや、私はそんなことはやっていないんだと言っていた人たちもあると思うんですけれども、いかがですか。
○前田委員 ということは、他の皆さんは、いや、そんなことはしていなかったと言われたわけでありますね。いかがですか。
○前田委員 六月十五日に、これは八十四名の処分がなされているわけであります。二名については四月だということでありますので、この六月に入ってからは八十二名だということですよね。  この皆さんというのはどうやって特定していったわけですか。結局二人しか認める人がいなくて、でも、ほかの...全文を見る
○前田委員 今、るる処分の内容を御説明いただきました。私は、先ほど冒頭に申し上げましたように、こうした処分が、たとえ刑事罰じゃなくても、これは税金の無駄遣いがあったわけですから、一番損をしたのは国民の皆さんなんですよ。だったら、こうした処分を受けた皆さんは特に、私は、社会的な非難...全文を見る
○前田委員 今、結局部内だけのこうした処分で、本当に国民の皆さんは納得されますかということなんですよ。御自身の出された、本当に汗水垂らして働いて、給料から天引きされていく。例えば、毎日毎日働いている、満員電車に乗っていかれる、そうしたサラリーマンの皆さん、今や本当に毎日のお小遣い...全文を見る
○前田委員 甘いんですよ。一言で言えば甘いんですよ。だから、幾らでもこうした官製談合は続くんです。  今言われました、既に退職してしまった方に関して、退職金の自主返納とかそういうことは求められていると思いますけれども、そうした人は取り得なんですか、結局、簡単に言えば。こうやって...全文を見る
○前田委員 それは必要な場合だけじゃないですよ。いいですか。これは本当に、結局はOBの皆さんは逃げ得じゃありませんか、はっきり言えば。こういう談合男たちを許したら、国民の皆さんは納税意識を失いますよ。もう一度しっかり、こうした退職者に対してどういうことをされるのか、言っていただけ...全文を見る
○前田委員 それははっきり、退職者は逃げ得だということですね、もう一度。
○前田委員 だから甘いんですよ。直らないんですよ。退職していったら何も処罰も受けない。だから営々と続いたわけでしょう、この官製談合が。どういうふうにこの官製談合が続いていったと思いますか、その指示がずっと続いていったと思いますか。  やはりこうした、今私が申し上げたように、退職...全文を見る
○前田委員 退職者は逃げ得、厳しい処分といってもそんな程度、だから官製談合は続くんです。  先ほど私が要求しました資料、御対応をいただけるということなので、それを確認して、私の質問を終わりたいと思いますが、また、一月十六日近辺のこの証拠隠滅についての神風委員が要求しました資料も...全文を見る
○前田委員 そして、この一月十六日近辺の、同じものでありますけれども、きちんと理事会で協議していただきたいと思います。
○前田委員 終わります。
11月24日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  きょうから、我が党も、防衛庁の省への昇格法案を審議させていただきますけれども、私は、こうした議論の中にも大前提がある。その一つには施設庁の談合問題へのけじめ、そして、あと安全保障政策についての統一性をいかに担保するかということであると思って...全文を見る
○前田委員 今、開示の方法に当たっての法律を述べていただきましたけれども、具体的に五十年代に始まる談合事案についての部分が前回のヒアリング結果で六行の部分が出ておりましたけれども、きょう実際に資料を見せていただきまして、一つ目のファイルの中にきちんとこれもありました。「それは、ず...全文を見る
○前田委員 今お話にありましたように、七月十四日に具体的には渡っているということなものですから、この調査報告書が出た時点においては、きちんと全部資料があったということでよろしいんでしょうか。
○前田委員 それでは、内容の方に少し入りたいと思います。  北原施設庁長官に伺いたいと思いますけれども、政治家の氏名が実はこの中にあったんではないか、あったという内部告発が私どもに参りました。実際に政治家の名前があったんでしょうか。北原長官、お願いします。
○前田委員 政治家の名前があったというふうに証言していただきました。  きょう午前中に見て、私もそれについての質問なものですから、質問通告ができずにおりますけれども、そこの中に、きょう私が見ました資料の二冊目のファイルの中にこんな質問がありました。今回の事案に対してどのように思...全文を見る
○前田委員 では、いつになったらこういうことは教えていただけるんでしょうか。
○前田委員 この練習潜水艦でありますけれども、ソナーで周辺の船舶を探知するということでありますけれども、通例、この「あさしお」ですと大体どのぐらいの範囲をソナーで船として探知できるんでしょうか。
○前田委員 さっきから、何も明らかになっていない状況だけが明らかになって、私は、こうしたことこそ、自衛隊の規律、それから、これからどうやって省をつくっていくかということの非常に大事な部分であると思いますね。ですから、きちんと私は御答弁いただきたいと思います。  どうですか、そう...全文を見る
○前田委員 今長官がおっしゃったように、やはり技術的な面でもこれから御検討いただかなきゃいけないことだと私は思います。  それから、過去にも、数名の命が亡くなった「なだしお」の海難事案等ありますので、私は、この十一月二十一日の練習潜水艦の「あさしお」と貨物船との接触事案について...全文を見る
○前田委員 今、長官にハワイ沖との比較もしていただきまして、私は、やはりこうしたことを二度と起こしちゃいけない事案であると思いますので、ぜひ詳しくお調べいただきたいと思います。  そして、今回の練習潜水艦の「あさしお」と貨物船との接触事案についてのこれからの解決策、これは事務方...全文を見る
○前田委員 これは、国家の税金を使っていく、国民の税金を使っていくことであると思いますので、慎重にやっていただきたいと思います。実際には、調査報告が出てから、また御質問したいと思いますので。  次に、安全保障政策の我が国における一貫性について伺いたいと思います。  ミサイル防...全文を見る
○前田委員 非常に現実的な話であると思いますので、わずか十分のうちにどう対応するかといったら、それは非常に難しい話なものですからね。もう少し米国へは長いかもしれませんけれどもね。  では、これから少し技術的なことを御確認したいことが何点かあります。長官は、この迎撃の可能性につい...全文を見る
○前田委員 ぜひこうした課題を解決すべく共同研究なりに力を入れていただきたいというふうに思います。  そこで、実際にミサイルが我が国に飛来した、特に今のところ私は北朝鮮のノドンであると思いますけれども、これも事務方でこちらは結構ですので、北朝鮮のノドンミサイル着弾の場合、どのよ...全文を見る
○前田委員 今初めて、この被害想定について公式に委員会で答えていただきましたので、そうした対応は、僕は非常に評価したいと思います。  そして、さらにこの迎撃の能力を上げるために、これはアメリカだと、ジャンボジェットにレーダーを搭載して、発射直後、つまりブースト段階での迎撃をねら...全文を見る
○前田委員 敵地攻撃能力の話に私も少し移りたいなと思ったんですけれども、長官に先にふたをされましたので、できません。  もう一つ、では、この発射直後の、いわゆるブースト段階での迎撃の場合、まだこれはどこを目指して飛んでいくかわからない、判断がつきにくいわけでありますけれども、こ...全文を見る
○前田委員 これは冷徹に、やはり安全保障政策でありますので、お考えいただければというふうに思います。  そして、これまた事務方で結構です。  次世代型のSM3であるKEI、キネティック弾頭、この場合、高度一千キロ以上を飛ぶ北朝鮮のテポドン2の迎撃は可能であるというふうにお考え...全文を見る
○前田委員 では、昨今、日本版NSC設置の話が報道されているわけでありますけれども、防衛の任に責任ある機関として防衛庁が防衛省になろうとしているこの時期に、官邸がこれからできる防衛省と別に国の安全保障について検討する新たな機関を設けるということは、私は、このMDの議論と同じように...全文を見る
○前田委員 とにかく、この集団安全保障の議論は議論でいいわけでありますけれども、具体的に、やはり北朝鮮の弾道ミサイルが飛来すれば十分で着弾ということでありますので、そのときに慌てなくてもいいように、きちんとそうした道筋の整理はつけていただきたいと思います。  具体的な話、今の現...全文を見る
○前田委員 ぜひ、そうした鳥取等の事例があるわけでありますので、またそれも共有の経験になりますように、広く国民の皆さんにお知らせいただきたいと思います。  実際に、今危惧する点、ミサイル防衛、これからまた長島委員もミサイル防衛について質問だということなものですから、そちらに譲り...全文を見る
○前田委員 最後の質問になりますけれども、省への昇格で、周辺諸国に不安を抱かせないようにということも配慮しなければなりません。  そこで、最後に、これは整理しておきたい点ですけれども、安倍内閣は、非核三原則堅持と言っていて、先般来、中川政調会長、麻生大臣等の核保有発言を容認する...全文を見る
○前田委員 議論したいんですけれども、時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。
11月28日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  私は、この省への昇格法案、この前も申し上げましたように、審議の大前提に、官製談合のけじめをきちんとつける、そして防衛政策の一貫性をきちんと担保するということがあると思います。  これは通告しておりませんので、大まかなお考えで結構ですので、...全文を見る
○前田委員 突然の質問で恐縮でございました。  次に、核搭載艦船の我が国の領海の通過について伺いたいと思います。  久間長官が民放のCS番組において、これは十六日であったわけですけれども、核搭載艦船が我が国をかすめるように領海を航行することを容認するような発言をしたと報じられ...全文を見る
○前田委員 アメリカについては、これは日米安保条約で、七四年の宮沢喜一外相答弁で、すべて事前協議が必要であるというふうになっておりますけれども、では、それ以外の核保有国について伺いたいと思います。  当然、九六年の橋本龍太郎首相答弁がありますけれども、国籍にかかわらず核搭載船の...全文を見る
○前田委員 今長官がくしくもおっしゃったように、実際に中国原潜が入ってきたわけでありますので、潜水艦司令をしておられた方が指揮をとられた、佐世保からその原潜の追尾をしたということですけれども、私は、やはりこうした場合もケースとして考えていかなきゃいけない。安倍内閣は、そうしたいろ...全文を見る
○前田委員 しかし、現実に中国原潜が入ってきているわけですので、こうした考えはやはり僕はケースとして考えるべきじゃないかと思うんですけれども、いかがですか。
○前田委員 次に、弾道ミサイル防衛と集団的自衛権の関係について伺いたいと思います。  先ほど石破元長官が質問に立たれましたので当然この質問をされると私は思ったんですけれども、違った質問をされましたので、私が伺いたいと思います。  二十四日の当委員会における私の、第三国に向かっ...全文を見る
○前田委員 今、長官がくしくもこれまた述べられましたけれども、集団的自衛権の行使に関して、個別的自衛権と集団的自衛権の区別は非常に疑問があるというふうにおっしゃっておられますけれども、アメリカを標的とする弾道ミサイルの迎撃というのは、ではもう一回整理されて、集団的自衛権に当たるの...全文を見る
○前田委員 先ほど、報道二〇〇一において石破元長官が、米国を標的とする弾道ミサイルの迎撃は集団的自衛権の問題に触れざるを得ない、その場合、憲法を改正する必要はなく、行使に歯どめをかける安全保障基本法の制定で対応できる、こういうふうに言われております、繰り返しますけれども。  集...全文を見る
○前田委員 では次に、ことし、十八年三月二十日の、私はこれは談合であると断定するに足る事案であると思いますが、そのことについて伺いたいと思います。  今、委員会にこの資料を配付させていただきました。これは、平成十七年度決算検査報告の七百三十六ページ、七百三十七ページをコピーした...全文を見る
○前田委員 つまり、まず防衛施設庁が仕事を発注するときに計画書をつくるわけですね。その計画書に、正しい方は、消火ポンプ、火を消すポンプと書いてあったのに、誤って、物を消化するその消化のポンプと書いたわけですね。水石けん入れ、個数で書いてあったものを組と書いたわけです。それから、給...全文を見る
○前田委員 次に、施設庁長官に伺いたいです。  この平成十八年三月というのは、前年度末より官製談合事案の処理の過程の中で一体どういう時期に当たるのか、御説明いただきたいと思います。まさにこの官製談合防止策を策定しているさなかではありませんか。北原長官、説明いただきたい。
○前田委員 今北原長官が言われなかったから私が言いますけれども、一月三十日に談合容疑で防衛施設庁の職員逮捕、これは今言われました。二月には入札契約を一時停止しているわけですね。そして三月に入って入札を再開しているわけであります。  それで、一時停止して再開する、再開したときに、...全文を見る
○前田委員 今、百八十一社の過去に談合の疑いのある業者を排除されたということですけれども、また、今度施設庁OBの在籍企業は入札から排除しているということも聞いておりますけれども、これは本当ですか。
○前田委員 ということは、三月二十日のこの事案に関する九社というのは、すべて施設庁OBの天下りはないということですね。
○前田委員 はっきり天下りはないと言ったらどうですか、該当はないとか紛らわしい言い方ではなくて。  ということは、九社のうち六社が同じ間違いをしていたわけですよ。これはだれから見ても談合そのものではありませんか。北原長官、どうですか。
○前田委員 私は、これは談合であると認定されるかどうかということだけを伺っているんですよ。長々と御答弁いただきましたけれども、納税者の前に、間違っていることは間違っていると認めたらどうですか、北原長官。
○前田委員 私は、この事案を談合かどうか、認めるかどうかということを聞いているんですよ。納税者の前にしっかり、誤ったことは誤っていると言ったらどうですか。もう一回、北原長官。
○前田委員 また北原長官は、今の答弁の中で談合という言葉を一回も使っていないでしょう。私は、談合かどうかということを聞いているんですよ。もう一度。
○前田委員 しかし、今、もしこれを国民の皆さんが聞いてみえたら、はっきりと認めたらどうですか、談合事案だったら談合事案と。そういうことがないから、施設庁は今まで、五十年代から繰り返してきたわけでしょう。どうしてはっきり言えないんですか、談合だと。もう一回。
○前田委員 これは幾ら聞いていても国民の皆さんは納得しないと思いますよ。施設庁に対して納税者の皆さんは納税意欲をなくしますよ。そういうことですよ。そんな考えしかないから、悪いものは悪いと認めない、そういう姿勢があるから何も変わってこないんですよ。  では、少し話をかえますけれど...全文を見る
○前田委員 この六社は、引き続いて本年度は入札に参加しているんですか、これ以降。どうですか。
○前田委員 そんなことすら明らかにしていない。当然、疑わしきものがあったら一切それをストップさせるのがあなたの仕事でしょう。そうしたこともしていないからけじめがつかないんですよ、いつまでたっても。  さらに私は伺いますけれども、会計検査院からこの談合事案について指摘を受けて、再...全文を見る
○前田委員 この百三十一件すべてについて通報しているんですか、確認します。
○前田委員 そして、施設庁庁内で、この百三十一件にかかわった職員の皆さんに対してはどのような対応をされていますか。
○前田委員 今まで、結局、内部調査をされて、三百五人の証言記録をとって、六月十五日にこの調査報告書を出されていますよね。それを組み立てておいて、今また、会計検査院の指摘を受けて庁内を調べて、いろいろな事案が出てきた。  では、今、その内部的なものに関して、これの教訓をどうやって...全文を見る
○前田委員 だから、聞き取り調査をされたんですか。
○前田委員 談合の成立か否かということは、落札率によっても非常にわかってくるわけであります。  私はきのう、三月二十日以降の本年度の工事の入札について資料を出してくれと言いました。私のところにレクに来た事務官の皆さんはそれを持っていました。しかし、これは上司に聞かなければお見せ...全文を見る
○前田委員 では、私も確認しますよ、各工事について落札率がどうであったか。平均じゃありませんよ。平均はその場で答えていただきましたよ。では、後ほどこれは私は確認しましょう。  皆さん、今、非常にこの三月二十日の事案が重大なものであるということがおわかりになったと私は思います。誓...全文を見る
○前田委員 では、この財団法人防衛施設技術協会、これと同様に、天下りの待機要員になっているのではないかという疑いが強い他の防衛庁の所管の外郭団体、これについてはどのようにされるのかを伺いたいと思います。
○前田委員 では次に、談合の継承について伺いたいと思います。  与党理事と私ども、理事会等でもませていただいて、あるいは国対も入って資料の開示をしていただきました。千二百ページ、三百五人分の証言記録ですね。それによっても、五十年代半ばで官製談合が成立したと言われているわけですけ...全文を見る
○前田委員 私は発生の経緯を伺ったわけで、これは、施設庁側から持ちかけて官製談合ができたのか、あるいは業者さんの方から話が来てできたのかといった点について、どのような印象をお持ちですか。
○前田委員 では、この官製談合が継承されていったことについて、人事の変更後も業務として残されていったわけでありますけれども、これはどういった理由によるものか、それから、省への昇格によって、この施設庁は省に吸収されるわけでありますけれども、こうした談合の伝承を断つ、この防止策を具体...全文を見る
○前田委員 午前中の時間が来ましたので、まず、これで終わります。ありがとうございました。
○前田委員 民主党の前田雄吉です。  午前中に引き続きまして御質問したいと思います。午後は、省への移行についての質問をさせていただきたいと思います。  防衛庁の省移行に係る防衛庁の広報パンフレット「防衛庁を省に」の中に、「庁のままだと何が困るのですか?」という問いに対して、次...全文を見る
○前田委員 次に、防衛庁が内閣府の外局から外れることにより支障が出るんではないかと。内閣府は、内閣の補助部局として、これは総合調整の権限を有しておるわけですね。内閣府にある方がそういう調整業務がしやすいんではないかという議論もありますが、この点はいかがでしょうか。
○前田委員 それから、国民の皆さんにとっては、シビリアンコントロールはきちんと担保できるのかといった議論があります。今までも当委員会で出てきたわけでありますけれども、もう一度大臣の口から整理してお話しいただきたいと思います。
○前田委員 次に、本来任務化の意義について伺いたいと思います。  今般の改正案では、自衛隊法に新たに第三条の二項が追加されて、周辺事態における後方支援などとともに、国際平和協力活動が本来任務化することになりますが、しかし、新たな自衛隊法第三条二項に「別に法律で定めるところにより...全文を見る
○前田委員 任務に関しては後ほども述べますけれども、本当にこれは、隊員の皆さんにとっても、惑うところなく、わかりやすいものでなくてはいけないというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  また、特に午前中の遠藤委員の御質問にもありましたけれども、改正後の防衛...全文を見る
○前田委員 これは技術論ですけれども、反対に禁止事項、これをやってはいけないというふうに書かれるやり方もあるとは思いますけれども、それもひとつまた御検討いただければと思います。  それから、テロ対策措置法に基づく自衛隊派遣のように、長期間にわたる業務で、国際平和協力活動で、我が...全文を見る
○前田委員 ぜひ、一人の隊員の方に余り負担がかからないような形で、全体の防衛力の質の向上に当たられるようにしていただけたらというふうに思います。  私の最後の質問になりますけれども、私は、先般来、規律ある自衛隊、この維持のためには隊員が従うべき服務の明確化が必要であるというふう...全文を見る
○前田委員 今、確かに隊員の皆さんが従うべき服務の宣誓ですので、省への昇格以降に、前後で変わるということになれば混乱を生ずるのは当たり前の話で、変えないという答えが私も正しいとは思います。  とにかく、省への昇格に当たって、国民の皆さんの不安が払拭できて、納税者にきちんと説明が...全文を見る
○前田委員 ありがとうございます。  これで私の質問を終わります。ありがとうございました。
12月08日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第13号
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○前田委員 おはようございます。民主党の前田雄吉です。  きょうは、防衛庁職員の給与法の改正について質問させていただきます。  私は、省への昇格に当たって、防衛庁職員の皆さんの給与も、一般職に準ずるというものではなくて、独自の給与法の体系をつくられた方がいいんではないかという...全文を見る
○前田委員 では、事務方で結構ですので、六十キロ、三百キロの根拠を教えていただきたいと思います。
○前田委員 とにかく、なかなかそうした人事院等の組織をつくるのも大変だということで一般職に準ずるという長官の御答弁でしたけれども、それにも増して、やはり自衛官の皆さんは日夜危険な任務に当たっているわけでありますので危険手当的なものが加算されているということであると思いますけれども...全文を見る
○前田委員 もちろん、先ほど申し上げたように、談合にかかわったOBですので。この表の、後でまたお話ししますけれども、きょう資料でお配りしたような、談合にかかわったOB、こうした人たちについてです。もちろん、私も身の回りで小牧基地がありますので、隊を除隊されて、やめられてからなかな...全文を見る
○前田委員 僕は、反対に、このときを逃したらなかなか言いにくいんではないかというふうにも思いますけれども、ぜひ、多くの自衛官の皆さんの気持ちを主張できるような場にしていただきたいと思います。  そして、少子化社会における自衛官の確保に話題を移させていただきます。  近年、我が...全文を見る
○前田委員 本当に我が国の安全保障にかかわる話でありますので、この少子化対策もぜひ取り組んでいただきたいと思います。  そして、今長官のお話の中にもあったように、自衛官は、危険な任務に当たっておるということで、その分手当が加算されているわけでありますけれども、去る十一月十七日の...全文を見る
○前田委員 今申し上げました配置手当なんですけれども、航空自衛隊の航空手当、海上自衛隊の乗組手当、陸上自衛隊の落下傘隊員手当等がありますね。実際には航空機や護衛艦に乗り込まなくても支給されるんですね。ですから、私は先ほどから、手当でこういうふうにするんじゃなくて、もともと危険手当...全文を見る
○前田委員 私は、ぜひこの機会に検討会で給与の制度設計をしていただきたいと思います。それが隊員の皆さんのやる気にもつながると思いますし、また募集にもつながると思いますので。  私は、きょうここでこれだけは申し上げたいというものがありまして、それは自衛隊生徒制度の見直しであります...全文を見る
○前田委員 ぜひ、私は、こうした若い力が自衛隊を理解して、しかも技術を身につけられるような、そんな道は必ず残していただきたいというふうに思っております。  さらに話を続けさせていただきますけれども、先ほど来挙がっております若年定年制であります。  八月八日に額賀前長官が明らか...全文を見る
○前田委員 若年定年制でありますけれども、もともとが、制服の隊員の皆さんの隊の精強さを保つためということでつくられておるわけであります。当然体力がもたないということで早くに退職される、それに即した制度であったと思いますけれども、これがどうも、事務職の再就職のフォローに利用されたの...全文を見る
○前田委員 国民の血税でありますので、ぜひ厳格に調査していただきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。