前田雄吉

まえだゆうきち



当選回数回

前田雄吉の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月09日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  きょうは、当決算委員会、これは、すべての税の使い方に、本当に納税者に納得していただけるものかどうかを問う場であるというふうに思っております。  私は、本日、ODAについて伺いたいと思います。私は、マレーシアのパハン・セランゴール導水事業に...全文を見る
○前田委員 突然の質問で恐縮でしたけれども、今大臣の決意を伺いました。こうしたことは納税者に対して、きちんとやはり説明できるようにしなければいけないというふうに私も思っております。  それで、本日の内容に入りますけれども、マレーシアのパハン・セランゴール導水事業、これは小泉構造...全文を見る
○前田委員 これは先ほど来申し上げていますけれども、非常に大きな援助である。でしたら、私は、きちんと日本の国民に説明責任を果たすべきではないか、その上でやられるんだったら、水不足で困られているマレーシア国民にも喜んでいただけるような援助ができるのではないか、そう思います。  で...全文を見る
○前田委員 今、大臣がおっしゃられたように、二国間関係を大事にする、それでマレーシアへの援助供与が必要だということでありますけれども、それだったら、日本国民、納税者に対して、これは正しい必要な援助であるということをきちんと納得させてもらえるような状況をつくらなければいけないと私は...全文を見る
○前田委員 現地でリム・ケンヤク・エネルギー・水・通信大臣、マレーシア政権のナンバーツーですけれども、この方と私どもと、現地で実情調査団のときに議論をさせていただきました。このときに、私がこの事業の推進に当たって提案をさせていただきました三つのことがあります。一つは、十分な情報開...全文を見る
○前田委員 今の答弁は、川口大臣時代と何も変わっていませんよ。この委員会、我々のこの決算委員会の出した調査報告書をしっかり読んでいらっしゃいますか、外務省当局は。納税者に対して説明責任をきちんと果たす、そのレベルをきちんと上げてくださいよ。何にも変わっていない。四年間、何にもして...全文を見る
○前田委員 では、外務省事務方はこの報告書をきちんと読んでいらっしゃいますか。お答えください。
○前田委員 だったら、平成十七年からですと三年ですけれども、三年間のうちにきちんと対応されたらどうですか。いや、どんどん申し入れている、でも現状は何も変わらないんです、でももう来年から実施したいんです、何とかしてください。それで成り立ちますか。私は、そうした形である限り、やはりこ...全文を見る
○前田委員 JBICはいかがですか。本当ですか。調査していませんか。
○前田委員 でしたら、マレーシア政府の方がきちんと事業をこうやって縮小されているということがありますので、日本の方もきちんと、もう一度、水需要、これはすべての事業の基礎になるものですから、僕はやるべきだというふうに思います。  次に、現地ではこの計画がどのように理解されているか...全文を見る
○前田委員 では、本当にこれがオランアスリの皆さん、三百二十五名の皆さんが本当に移転を希望しているかどうかということが私は問題になると思いますね。ちゃんとわかって同意書にサインされたかどうか。もしわかって同意書にサインされたとするならば、これは皆さん、現地で何もそうしたオランアス...全文を見る
○前田委員 JBICは真剣にやっていただきたい。これはやはり現地での訴訟事が起きている。  そして、今、八十二世帯がサインされたと言われましたけれども、私は現地で、オランアスリの専門家のコリン博士、ドクター・コリンに直接インタビューしました。そうしたら、現地のオランアスリの皆さ...全文を見る
○前田委員 時間が来ましたのでこれでやめますけれども、JBICは人ごとのように言わないでいただきたい。日本の国民の血税を使うんですよ。ぜひこの点をしっかりと認識して、これからこの業務に当たっていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
04月21日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○前田主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  主査が所用のため、その指名により、私が主査の職務を行います。  これより環境省所管について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。鴨下環境大臣。
○前田主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院平川審議官。
○前田主査代理 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。鴨下環境大臣。
○前田主査代理 この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○前田主査代理 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○前田主査代理 以上をもちまして環境省所管についての説明は終わりました。     —————————————
○前田主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。笠浩史君。
○前田主査代理 発言は挙手にて求めてください。  西尾政策局長。
○前田主査代理 大臣御指名ですが。大臣、お願いします。
○前田主査代理 これにて笠浩史君の質疑は終了いたしました。  次に、川内博史君。
○前田主査代理 農林水産省平尾総合食料局次長。失礼しました。環境省白石……(川内分科員「農水省が答えるんじゃなかったの。東京都の、今の土壌汚染調査の状況については」と呼ぶ)そうです。農林水産省平尾総合食料局次長。
○前田主査代理 簡潔にお答えください。
○前田主査代理 申し合わせの時間が経過しておりますので、御協力をお願いします。
○前田主査代理 これにて川内博史君の質疑は終了いたしました。     —————————————
○前田主査代理 これより外務省所管について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。高村外務大臣。
○前田主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院諸澤第一局長。
○前田主査代理 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。高村外務大臣。
○前田主査代理 この際、お諮りいたします。  お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○前田主査代理 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○前田主査代理 以上をもちまして外務省所管についての説明は終わりました。     —————————————
○前田主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。薗浦健太郎君。
○前田主査代理 これにて薗浦健太郎君の質疑は終了いたしました。  次に、末松義規君。
○前田主査代理 発言は挙手の上でお願い申し上げます。高村外務大臣。
○前田主査代理 これにて末松義規君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして外務省所管についての質疑は終了いたしました。     —————————————
○前田主査代理 これより内閣府所管中金融庁について審査を行います。  まず、概要説明を聴取いたします。渡辺金融担当大臣。
○前田主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院諸澤第一局長。
○前田主査代理 ただいまの会計検査院の指摘に基づき講じた措置について説明を聴取いたします。渡辺金融担当大臣。
○前田主査代理 以上をもちまして内閣府所管中金融庁についての説明は終わりました。     —————————————
○前田主査代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。福田昭夫君。
○前田主査代理 申し合わせの時間が経過しておりますので、御協力をお願いします。
○前田主査代理 これにて福田昭夫君の質疑は終了いたしました。     —————————————
○前田主査代理 次に、内閣府所管中警察庁について審査を行います。  質疑の申し出がありますので、これを許します。高木美智代君。
○前田主査代理 これにて高木美智代君の質疑は終了いたしました。  次回は、明二十二日午前九時三十分から本分科会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時十八分散会
04月22日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○前田主査代理 これにて篠原孝君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして内閣所管についての質疑は終了いたしました。     —————————————
○前田主査代理 昨日に引き続き環境省所管について審査を行います。  質疑の申し出がありますので、これを許します。藤井勇治君。
○前田主査代理 これにて藤井勇治君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして環境省所管についての質疑は終了いたしました。  午後二時三十分から本分科会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午前十時三十二分休憩      ————◇—————     ...全文を見る
04月22日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○前田分科員 民主党の前田雄吉です。  昨今、医療費の増大によって、セルフメディケーション、予防医学という考え方がしきりに使われるようになりました。また、健康21プロジェクトのように、政府、行政の方も、みずからが個人の健康維持に関して積極的に啓蒙を進めている、そうした現状が今あ...全文を見る
○前田分科員 ぜひ、この保険適用についても簡単にできるようにしてください。とにかく、国民の皆さんが本当に多く使っていらっしゃると思うんですね。ですから、ぜひそれを副大臣にお願いしていきたいと思います。  また、老人保健法の制定の折に、高齢者などの鍼灸治療が現実として広くある現状...全文を見る
○前田分科員 ぜひ、西川副大臣に、国民が使いやすいような鍼灸治療、この制度を目指していただきたいと思います。  さて、今、西川副大臣も言われましたように、厚生労働省は予防医学にシフトされているということでございますけれども、今、国民の過半数がいわゆる健康食品をとられている。これ...全文を見る
○前田分科員 実際に私が数件調べただけでも何千万円、何億の被害が出ておりますので、今、岸副大臣が言われたように、本当に民間でももちろんそういう被害が出ている現状がありますので、一度これは調査していただいて、私はこれはきちんと、その通達は撤回されたものですから、誤った裁量行政がなさ...全文を見る
○前田分科員 私が聞いているのは、人の時間を無駄に使わないでほしいね。実際に被害が出ているんだから、これをきちんと調査すべきですよ。その上でどういう対応をしていただけるか。撤回していないと言うんだったら、どうするんですか、この出た被害は。  だから、まず現状を一回きちんとつかん...全文を見る
○前田分科員 ありがとうございます。  今、民間のこうした健康食品をつくる産業の皆さんがどういう苦労をなさっているかというのを、ぜひ現状を調べていただきたいと思います。いいお答えをいただいたと思います。  それで、どんどん進めたいと思いますけれども、今、政府委員の方から問題の...全文を見る
○前田分科員 聞き方が悪かった感じがしているんですけれども、我が国の現状を聞きたかったんですけれども、まあいいです。  今、健康食品については、いわゆる健康食品、こういうふうな言われ方をしているわけですね。先ほどの大川専門官は、いわゆる健康食品はないなんて豪語していたようですけ...全文を見る
○前田分科員 と去年もお答えいただきました。  アメリカでは、一九九四年、栄養補助食品健康教育法、これが議員立法によって成立しまして、今のクリントンさんのだんなさんが署名したという法律でございますけれども、ここには、ただし食品を除くの定義があるんですね。十年以上前にできた法律で...全文を見る
○前田分科員 私は、今、藤崎部長が言われた、いわゆるエビデンスの立証への懸念というのがあると思います。これは確かにあると思います。ですから、そうしたものは産学の協同体によって、例えば地域の中核の大学院の研究室にそれをお願いするとか、エビデンスを立証できるような形も含めた上でサプリ...全文を見る
○前田分科員 今、副大臣が言われたように、やはりこれは規制する、監督する方が監督を受ける側に天下るという現況は絶対よくない。ですから、これは厳しく見守っていただきたいと思います。  急でしたので、よく調べなかったというところもあると思いますので、また改めてもう少し資料請求をさせ...全文を見る
05月14日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  きょう十四日と二十三日は、平成十八年度の決算、そして予備費の審査ということでありますので、本日は、まず予備費のところから私は入らせていただきたいと思っております。  そして、きょうは重点審査ということでありますので、我が国の農業の再生につ...全文を見る
○前田委員 今、大臣がおっしゃったとおり、予見しがたいものの支出に充てる、これが予備費であるというふうに思っております。  ちなみに、平成十八年度の予備費の内訳で最高額は、九十三億円のテロ対策。そして、二位がインフルエンザ対策ですね。これは七十二億円。この年は、ちょうど橋本総理...全文を見る
○前田委員 これも、見込めるところ、見込めないところということは、見込めない部分が結局予備費だということですけれども、これは金額のバランスを見れば、もっと見込める部分がきちんとあってもいいんじゃないか、予備費で扱う部分が少なくてもよかったんじゃないかというふうに私は思います。です...全文を見る
○前田委員 ぜひ、予備費という予見しがたいような支出ではなくて、きちんと措置をして、今副大臣がお答えいただきましたような対策を講じていただきたいというふうに思っております。  それでは、ちょうど今、このインフルエンザにもつながるわけでありますけれども、鳥インフルエンザ、これは今...全文を見る
○前田委員 これはまだ人への感染は、我が国は出ておりませんのでいいですけれども、隣の韓国では鳥インフルエンザが大流行しております。ですから、中国、韓国からの飛来を考えれば、私は非常に今恐ろしい状態にあるなというふうに、危機的な状況にあるなというふうには思います。  また、皆さん...全文を見る
○前田委員 近代養鶏は非常に大規模でありまして、ここで、例えば防鳥ネット、鳥を防ぐネットで野鳥が飛んでこないようにするとか、それでは防ぎ切れないものがあります。ですから、常時のサーベイランスはしっかりとやっていただいて、特に、隣の韓国では、先ほど申しましたように、鳥インフルエンザ...全文を見る
○前田委員 今大臣から御説明がありましたように、私は、この多収穫米というのは、これから日本農業にとって非常に意味のあるものだと思いますので、ぜひ力を入れていただきたいと思います。  そして、今現在、養鶏あるいは畜産農家は、例えばアメリカのトウモロコシの高騰によりまして、バイオエ...全文を見る
○前田委員 ぜひ、若林大臣が今おっしゃったようなコーディネーション、そしてこの多収穫米のもみの研究等、そちらにも、品種改良等、力を入れていただいて、米づくりで米価を維持しながら、この多収穫米を用いながら、日本農業が再生するようにぜひお願いしたいと思います。  これで農水大臣への...全文を見る
○前田委員 今詳しく説明していただいたんですね。なかなか皆さんわかりにくかったかもしれませんけれども、要は項、目を一致させるということだと思いますので、きちんと、予算で立てられた項、目が決算でどういうふうに生きているかということがはっきりとわかるようになると思います。ぜひこれを実...全文を見る
○前田委員 予算の方で細かくというのはいいんですけれども、私が言っているのは、決算の方できちんと細かく出していただきたい。だったら、入り口もわかって出口もはっきりわかっているわけですよ。先ほど、より柔軟にという、そのより柔軟にが無駄遣いを生んでいるわけで、ぜひ決算にも各目明細をつ...全文を見る
○前田委員 ぜひ、今大臣がおっしゃったように、技術革新の促進・環境整備、この項のところには事前評価書というのが、これは私もネット上で当たりまして、やはりこれは、実際には経済産業省さんが財務省さんに予算要求される、予算獲得のための説明資料だったと私は思うんですけれども、ぜひ、これを...全文を見る
○前田委員 ぜひ、企業では当たり前のことなんですよ、財務諸表を出すというのは。決算書、一年に一回計算出しますけれども、各企業当たり前にやっていることでは、国もきちんとやっていただきたいと思います。  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。     ———...全文を見る
06月03日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○前田委員 民主党の前田雄吉です。  きょうは五十分私にお時間をいただきまして、預金保険機構並びにRCCについての質問を行わせていただきます。本当にありがとうございます。  昨日、私が整理回収機構、RCCの社長を当委員会に呼んでいただきたい、こう申し上げましたところ、きょうは...全文を見る
○前田委員 預金保険機構理事長として、RCCの社長を、あなたは出るべきだ、やっていることを国会で明らかにすべきだと言う意思はございますかという質問ですよ。国会が決めることじゃありませんよ。  実際に、大蔵委員会の時代ですけれども、この整理回収機構社長は数多く来ていらっしゃるんで...全文を見る
○前田委員 反対をすべきことではないと言うんですけれども、では、あなたは行くべきだとはっきり言う意思があるかどうか答えてくださいよ、そんな消極的な答えじゃなくて。
○前田委員 もちろん、決めるのは国会であります。(発言する者あり)
○前田委員 重ねて私は質問します。  これを決めるのは私たちこの国会であります。預金保険機構理事長として、一〇〇%子会社のRCC社長がこの委員会の場で、国会の場で答弁するように言う意思がございますか。
○前田委員 二〇一一年に旧住専債権についての回収期限が参ります。私は非常に重要な時期だと思いますので、もしそこで完全回収ができなければ、国の税金が再投入されるように住専法で書かれております。  ですから、委員長、私は、整理回収機構社長の本委員会への参考人出席を求めたいと思います...全文を見る
○前田委員 続けさせていただきます。  私は、RCCの、債権者として債権を回収するその姿勢について伺いたいと思います。  このRCCの弁護士がある債務者に対してこういうことを言いました。債務者には余剰資産を残さない、これがRCCの回収方針である。つまり、余じんを残すな、ちりも...全文を見る
○前田委員 私は、このRCCの弁護士に対して、今言われた適切な指導、勧告を行うべきであるというふうに思います。実際に、本当にそうやって言っているんですよ。余じんも残すな、余剰資産を残すな、全部取り立てろ。これは過酷な取り立て人じゃありませんか。やはり債務者にも人権があります。私は...全文を見る
○前田委員 この弁護士については、実は私のところにも電話をかけてきました。個別の案件でありますけれども、なかなか整理回収機構で解決されない案件に関して私が説明を求めました。同じ弁護士でした、進まない債権回収事案について説明を求めたところ、あなたが回収機構に出向きなさい、こう言った...全文を見る
○前田委員 私は、二度と我が国税をこの弁護士に使わせるべきではない、不適格である。余じんを残さない、余剰資産を残さないと発言し、これがRCCの回収方針だと言ってはばからない、そして、おまえが出てこい、説明にも行けないと言うこんな傲慢な人間が回収しているから、RCCの代理人をやって...全文を見る
○前田委員 朝八時に八十六歳のおばあちゃんのところに乗り込んでいって、いや、人権を重視している、そんなことはないでしょう。やはり明らかにこの事案は行き過ぎである、私はそういうふうに思います。  預金保険機構がこの預金保険法附則七条五号、同十四条の二で立入調査権などの権限を付与さ...全文を見る
○前田委員 今お答えいただいたのが、旧住専法の十七条の財産調査権に由来することであると思っております。国民の血税からの損失の補てんを最小限にするため、財産を隠匿したり悪質な債務者に対しては、徹底的に財産調査して債権を回収することがねらいであるということだと思います。全く同じことだ...全文を見る
○前田委員 預金保険機構において決めると言われていますけれども、では、具体的にどの部署で、担当官はだれですか。だれがこの調査を可とする決定をなされるんですか。
○前田委員 先ほどの、八十六歳のおばあちゃんの自宅に朝八時に乗り込んでいって、細々と質問をして、このおばあちゃんが寝込まれちゃう、こんなような行き過ぎのないように、この立入調査権の濫用がないようにぜひしていただきたい。でなければ、これはもう債務者の皆さんは、本当に人権をじゅうりん...全文を見る
○前田委員 前のケースは、預金保険機構が、債務者が悪質であるからということで立入調査をするわけですね。悪質な債務者だから立入調査をして、財産がどこかに隠ぺいされているんじゃないかということを調査するわけです。  私は、ここで基準を明らかにすべきではないかと思うんですよ。どういっ...全文を見る
○前田委員 今お聞きしましたけれども、私は全然わかりません。  悪質な債務者であることの基準を、わかりやすい言葉でもう一度御答弁ください。
○前田委員 すごくあいまいな基準であるというふうに思います。それでいきなり立入調査を行われては、債務者はやはり人権をじゅうりんされる。よほど私は慎重にこの立入調査をやっていただきたいと思います、やるんでしたらね。  では、今まで、実際どのぐらい預金保険機構はこの預金保険法に基づ...全文を見る
○前田委員 債務者、連帯保証人一体であるということはどういうことですか。私はちょっと理解に苦しみます。どういう意味かちょっと説明してください。
○前田委員 いや、連帯保証人が何人もいるから一つの事案として扱っていると言われるんですけれども、その辺をよく御精査いただいてこの数字をとっていただかないと、回収の実態が明らかにならない。例えば先ほどのおばあちゃんでしたら、何でもありませんよ、ただ債務者の親御さんだっただけだ。そう...全文を見る
○前田委員 これ、今後に支障を来すからと、きちんとあるにはあるんですね。でしたら、どういう形、手順でこの立入調査が行われるのかを明らかにする意味からも、この預金保険機構の立入調査に対してチェックをするのは国会でしかないんですよ。私は、そのマニュアルをぜひこの当委員会に御提出いただ...全文を見る
○前田委員 債権者は往々にして、債務者の財産状況がわかるような資料をとにかく出せ、開示しろ、こう要求されるわけです。債権者の立場は常に上、私はそんなことはないと思いますけれども、債務者も債権者に対して、今自分がどういう状態にあるのか、情報の開示、それを要求しても私はしかるべきでは...全文を見る
○前田委員 本当にこの事案は非常にひどいものがある。これは本当に、破産申し立てによる企業再生スキームがどういうように検討されていったか、この検討の経緯もよくわからない。RCCは、新破産法には切れ味があるなんて言って、この温泉ホテルだけじゃなくて、ほかの業種にも使おうとしているわけ...全文を見る
○前田委員 ちょっと別の角度から見ますけれども、RCC、整理回収機構は、今、非常に倫理観に欠如した組織になってしまったというふうに私は思っているんですよ。  初代の中坊社長が詐欺事件の容疑者として刑事告発されたことは、それはまたそれで別格としまして、二代目の鬼追社長も、双方代理...全文を見る
○前田委員 いや、RCC、整理回収機構奥野社長みずから、先ほどのこの柏屋ホテルの事業譲渡に関して、奥野社長の顧問先がその柏屋ホテルの事業譲渡を受けております。これは問題じゃありませんか。これについて預金保険機構は調査されていますか。
○前田委員 これは問題ですよ。実際、一〇〇%の預金保険機構の子会社のRCC、ここの社長が顧問をしているところ、そこに誘導したんじゃありませんか、利益が上がるように事業譲渡を。この疑惑は絶対消えませんよ。きちんと調査されますか、預金保険機構理事長。
○前田委員 ここの今の柏屋さんの事業譲渡案件については、宇都宮地裁、三人の正規裁判官のほかに同地裁の園尾所長が裁判に介入しました。四人の裁判官が裁判をしたことで有名になりました。その結果、東京高裁からも、園尾所長だけでなくて、裁判長は厳重注意処分を受けております。しかも、事業譲渡...全文を見る
○前田委員 もう時間が来ましたのでこれでやめなければいけませんけれども、調査するかどうかを私は聞いているんですよ。その意思があるかだけ答えてください。
○前田委員 しておりますじゃなくて、まだこれは何も疑惑が明らかになっていないわけですから、これから調査をしてください。  以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月06日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○前田委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成十八年度決算を議決案のとおり決するに反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、平成十八年度予算は、国民の間の格差拡大を推し進める予算であったことであります。  平成十八年度予算は、小泉内閣最後の予算でありました。小泉総...全文を見る