前畑幸子

まえはたさちこ



当選回数回

前畑幸子の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第120回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○前畑幸子君 私も、昨年の内外価格差問題からこの調査会に入れていただいて、一番時を得た勉強をさせていただいたわけですけれども、ここ数カ月に私が体験したことを通しまして、今国民生活の向上そして労働者の時短問題、ゆとりある生活ということで一生懸命頑張っているんですけれども、その反面、...全文を見る
03月06日第120回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
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○前畑幸子君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました法律案に対し、反対討論を行うものであります。  今回の湾岸戦争勃発はイラクの武力によるクウェート併合に最大の原因がありますが、これに対する多国籍軍の拙速きわまる武力行使にも一因があったことは紛れもない事...全文を見る
03月26日第120回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
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○前畑幸子君 ただいま御説明のありました租税特別措置法の一部を改正する法律案の提案について、社会党・護憲共同を代表して質問させていただきます。  まずその前に、三月十九日の新聞報道によりますと、やっと平成二年分の所得税の確定申告が三月十五日に終了いたしました。そして、「バブル崩...全文を見る
○前畑幸子君 下半期数カ月が大変落ち込んだわけですので、去年の税収にはそんなに響かないかとも思いますけれども。  次は、今度のこの租税特別措置法の見直し状況についてちょっとお聞きしたいと思います。  平成二年の七月二十八日の新聞報道によりますと、平成三年度税制改正には企業の優...全文を見る
○前畑幸子君 今回の改正の最も大きなものとして土地税制改革がありますけれども、この土地税制改革の考え方についてお聞きしたいと思います。  数年来の土地の異常な高騰というものは、社会経済に非常に深刻な問題を投げかけております。この土地の問題解決が我が国の最も緊急で最大の課題である...全文を見る
○前畑幸子君 今おっしゃったように、土地税制改革の役割とその効果、目的を、私たちが願っているように、税負担の公平ということと、それからほかの資産を持っているよりも土地を持っていれば有利であるというようなことではいけないわけで、土地が将来必ず上がるというものであってはならないと私も...全文を見る
○前畑幸子君 土地が大都市を中心にして近郊都市でも非常にはね上がったというのはこの買いかえが原因だということも言われているわけですので、大幅に縮減したり廃止されたり見直しが行われるということは私どもとしてはいいと思いますけれども、今お聞きしたように、長期所有土地等から減価償却資産...全文を見る
○前畑幸子君 今御説明にあった、企業がいいときに値打ちな土地を買っておいた遊休土地であったものを売って償却資産にかえた場合のこと、これは私は廃止になっていいと思うんですけれども、私は愛知県の一宮というところがすぐそばでございますので、戦後、機屋さんが大変だだっ広い二階建てなり平家...全文を見る
○前畑幸子君 もう一つは、対象となる譲渡資産について、その範囲を事務所等の用途に供する建物及びその敷地に限ることとするとなっていますけれども、この「事務所等」の「等」にはどういうものが入るのでしょうか。福利厚生施設とか店舗とか駐車場なども入るわけですか。その辺をお伺いしたいと思い...全文を見る
○前畑幸子君 そうしますと、福利厚生施設とか駐車場というものも、これを営業に使っていた場合はどうなるんでしょうか。福利厚生施設というものは営業ということには見られないわけなんですね。
○前畑幸子君 わかりました。  それから国土庁の方にここでお聞きしたいんですけれども、こうして税制上はとにかく土地の値を下げるという方に努力をしているわけですけれども、国土庁におかれましても、規制監視区域というものができまして、私ども名古屋でも随分下がった金額で取引を指導されて...全文を見る
○前畑幸子君 最初は、そういう不正があった場合には名前を公開する、そしてその取引に立ち会った取引業者、不動産業者をも名前を挙げて罰するということを聞いておりましたけれども、現実にはそういうことを私どもまだ聞いておりません。  ところが、私はもう三件ほど事例を見ております。市の指...全文を見る
○前畑幸子君 現実に契約をして、その後のお尋ねがあったこともないですし、それから税務署への申告に雑所得として申告してありますが、これは同じ年度に調べに来ればすぐわかるわけで、どうしてこれだけの多額の金額が一時所得として上がっているかということは、申告状況を見れば土地代金に類したも...全文を見る
○前畑幸子君 土地譲渡に絡む脱税が今ワーストツーということで、大変悲しいことなんですけれども、そうした陰にそういう取引があるのではないかなという気がいたします。土地の単価を直すということはできないわけですので、脱税行為の温床となるものがあるのではないかなという気がいたしますけれど...全文を見る
○前畑幸子君 私は名古屋市名東区というところに住んでいるわけですけれども、名古屋市で一番二束三文の土地と言っては言い方は悪いんですけれども、その土地が大変に上昇した。そこはインターチェンジも控えておりますので、大変に大企業が求める地域で、そうしたことが往々に、実際にされているとこ...全文を見る
○前畑幸子君 今、土地を持っていても建築費が大変高くなりまして、一つマンションを建てますと三億、五億という時代になってきましたので、その利回りを考えますと、金利の安いときはいいんですけれども、今のように金利が高くなりますとマンション経営も余りメリットがなくなって、最近建てる人が少...全文を見る
○前畑幸子君 農地を放出していただいて、そういう公共的なものに貸すなり住宅を建てるということにどんどん使っていただくように指導していただきたいと思います。  そして、ここに「この特例の適用を受ける農地に係る農業収入等に関する書類の提出を求める。」ということが書いてありますけれど...全文を見る
○前畑幸子君 今でも農業所得というのを申告しておられますけれども、ことしのあなたの純所得金額はこれだけですよというのを、名古屋市近郊の場合は農協が数字を出して証明してくれるわけです。それによって青色申告なり白色申告なりほかの所得と通算して申告をされているんですけれども、本人が記帳...全文を見る
○前畑幸子君 ちょっと細かいことをお聞きして申しわけないんですけれども、実は申告者がそういう農業所得の明細書を持ってくることがあるんですね。例えば名古屋市の中村区と名のつくところでも千坪から千二百坪ぐらいの土地で、例えば今申し上げたような十万四千二百円とかという所得金額を持ってく...全文を見る
○前畑幸子君 そうしますと、これは地方税の固定資産税も絡んできますので、そんなに甘いものではないと思います。  それからもう一つ、今回商法の一部改正に伴いまして、平成三年四月一日から五年間、八年の三月三十一日までに株式会社の利益または利益準備金の資本組み入れという問題が出てくる...全文を見る
○前畑幸子君 はい。
○前畑幸子君 そうしますと、株式会社をやめるという解散も、一千万にできないからという理由があれば全部これはできるということですね。
○前畑幸子君 ありがとうございました。  もう法になって全部歩いている税制をお聞きするので、何かもう変えることができない税制ばかりのような気がいたしますけれども、今度の長期譲渡の税率を段階的に引き上げていって将来的に長期、短期の区分をなくすというような案も一時あったようですね。...全文を見る
○前畑幸子君 もう一つ、特定市街化区域の農地を譲渡した場合の特例がありましたんですが、これが五年から廃止になるわけですけれども、これはどういうお考えからでしょうか。
○前畑幸子君 長期営農として認めたもの、二十年の営農で十年以上過ぎているものは、今は続いて認められるわけなんですね。そうしますと、それも今後は、十年たったものはみんなだめになるということですね。今回、例えば営農二十年の許可を受けていて今十年たったものに対しては、そのまま認めていく...全文を見る
○前畑幸子君 ちょっと私も勘違いしていました。地方税じゃなくて、相続税の方のものを受けている土地のことを思ったんですけれども、ちょっと私も自信がありませんので、ありがとうございます。  今回の税制改革では住宅地の供給を促進するというために大変厳しい土地に対する措置が講じられてい...全文を見る
○前畑幸子君 ありがとうございました。
04月09日第120回国会 参議院 大蔵委員会 第8号
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○前畑幸子君 きょうは三総裁がおいでということで、金融自由化時代に入ってまいりましたけれども、そうした中でこれからの公的金融機関のあり方についてもいろいろと重要な検討をされるべき課題があると思いますが、こうした金融自由化の流れの中で公的金融機関としての国民金融公庫、日本開発銀行、...全文を見る
○前畑幸子君 これから一番大事な世界に向けて需要の多くなる輸出入銀行におかれて、大変だと思いますが頑張っていただきたいと思います。  国民金融公庫は、私の個人的なこれは物の言い方でいけないんですけれども、十年ぐらい前には私ども中小企業、零細企業は大変頼りにしていた公庫なんですね...全文を見る
○前畑幸子君 借りる方が少ないという原因の一つに、金融緩和をしていたときですけれども、大体都市銀行と一%ぐらい金利が違うんですね。ですから、中小企業のためということなんですが、政府の公的金融機関としては金利がちょっと高かったような気がいたします。これから銀行がどの程度下がってくる...全文を見る
○前畑幸子君 これからも中小企業、零細企業に一生懸命融資をお願い申し上げたいと思います。  次に、三総裁にもう一度お聞きしたいんですけれども、今、環境問題に対応するための各金融機関の取り組みがありますけれども、地球規模でのこうした環境問題に対する積極的な取り組みが今後日本におい...全文を見る
○前畑幸子君 日本開発銀行さんにお聞きします。  こちらの方も国民生活改善のうちの公害防止、公害予防ということでお貸しになっていると思いますけれども、こちらの方は公害予防で三百七億円、公害防止で二百九十三億円、工場環境整備で七億、合計六百六億ということで、中にはフロン放出抑制型...全文を見る
○前畑幸子君 次に、日本輸出入銀行にお聞きしたいと思います。  おたくの場合は専ら開発途上国の経済開発に対する金融援助というのが重点だと思いますけれども、各国の相互依存が強まってまいりまして、一国の環境問題が即世界共通の環境問題というふうになっていくことは、東欧を中心とする環境...全文を見る
○前畑幸子君 もう一つ輸出入銀行さんにお聞きしたいんですけれども、先日三月十六日の新聞に「ポーランドの公的債務 実質五〇%帳消し」という記事が出ておりますけれども、このように先日のパリ・クラブにおいてポーランドの二百九十億ドルの公的債務の五〇%削減が基本的に合意されたということで...全文を見る
○前畑幸子君 大蔵大臣にお聞きします。  大蔵省は、元本の削減は認めず、金利の減免と返済期間の繰り延べで実質五〇%の削減を行っていきたいということのようですけれども、今言われたように今後追随してくるほかの国もあるわけですし、債務国が新規に資金を要請するよりも債務削減要望を優先す...全文を見る
○前畑幸子君 湾岸援助の問題もありますし、いろいろ入り用が多いわけですので、こうした債務交渉の波乱がどんどん起こってくることも考えられますけれども、きちっと日本としての対応を進めていっていただきたいと思います。  時間がなくなってしまいましたので、私はここで終わらしていただきま...全文を見る
04月23日第120回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
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○前畑幸子君 今回また消費税に続いて地価税という一律に公平にという土地に対する税が導入されるわけですけれども、これは土地保有の有無による経済力の格差とか土地への投機、あるいは地価の抑制、住宅地の供給などを税制から対策を求めようとすることから始まったと思います。しかし、当初の案から...全文を見る
○前畑幸子君 税制調査会基本答申のポイントには、土地全部の基本的な問題として、土地保有税の創設、そして固定資産税の見直し、譲渡所得税の強化、相続税の強化、それから農地課税の特例措置の是正など、増税項目がずっとあるわけですけれども、税収をいかに土地政策に活用するかということがはっき...全文を見る
○前畑幸子君 政府税調の新土地税制改革答申の中の新土地保有税、つまり地価税ですけれども、この地価税が自民党税調の段階で腰砕けになってしまって、政府税調土地税制小委員長もコメントを出していらっしゃいました。地価税は持たざる者の視点から持てる人に応分の負担をしてもらおうということでつ...全文を見る
○前畑幸子君 国民の思っている意見を反映していただきたいと思います。  地価税は基礎控除額が大変高くて非課税の範囲もかなり広くなっているわけです。それで、当初の納税義務者というのが五万人程度とお聞きしておりますけれども、法人の数とか個人ではどのぐらいの割合といいますか、おのおの...全文を見る
○前畑幸子君 今国税庁から自治省の御協力が得られないという苦しいお言葉がありますけれども、こういう新税をつくる場合にはもう少し各省庁が最初から協力体制をもってやっていただきたいなと思います。固定資産税との兼ね合いがあっていろいろ足並みが乱れたということはわかりますけれども、そうい...全文を見る
○前畑幸子君 ちょっと特殊な場合かと思いますけれども、ゴルフ場というのは山林評価がたくさんあると思います。これでいきますと岐阜の山奥なんかですと大変評価が低いですけれども、実際に取引される会員権というのは金額で見積もると大変な金額なんですけれども、このゴルフ場などの控除というのは...全文を見る
○前畑幸子君 わかりました。  大きい法人の場合は十億、ほかは全部十五億という基礎控除があるわけです。しかし、例えば一つの税が入りますとその抜け道を考えるのが人間の常だと思うんですけれども、会社を分割することによって基礎控除が二倍使えるということになるわけですね。一個人当たり、...全文を見る
○前畑幸子君 子会社に土地を渡すというのは昔から持っていた土地の場合は大変不利になるということは私もわかりますけれども、同族会社の場合の借地権をつけるという問題は、これから十年後を見通した場合にはまんざらだめな場合ばかりではないような気がいたしますし、考えられる方も多いような気が...全文を見る
○前畑幸子君 今おっしゃったように、長期的に眺めたときの効果としては地方分散、大都市集中から多極分散への効果は徐々にあらわれてくるのではないかなと思います。例えば新しく工場用地などを求めようとする場合に、地価の評価の安いところへ進出していくことによって企業が地方へ進出するわけです...全文を見る
○前畑幸子君 私は中小零細企業ばっかり見ているわけですので、ひがむわけじゃないんですけれども、今青色申告者でも、女房が一生懸命朝から晩まで働いて青色専従者給与を取る場合に、あなたがよその企業へ働きに行ったら二十万ももらえぬでしょう、十五万もらえるのがせいぜいじゃないか、三十万もら...全文を見る
○前畑幸子君 わかりました。ありがとうございます。  土地を保有するときにかかる税金にもう一つ固定資産税、都市計画税というものがありますけれども、これは土地や建物を保有することに対する税金、それから都市計画法による区域内の土地建物に特定の目的のために特定の地域で課税される税金で...全文を見る
○前畑幸子君 固定資産税、都市計画税のほかにもう一つ事業所税というのが大きい企業のスーパーとかデパートにはかかっていると思いますけれども、これは建物を建てているところだけにかかると思います。こうしたものの負担割合が今後上昇していくという可能性もあるわけですけれども、そうしたときに...全文を見る
○前畑幸子君 固定資産税の負担割合が今後上昇していくと思います。そういう方向になるように私はとらえているんですけれども、そうした場合に地価税の意義というものがなくなることはないでしょうか。
○前畑幸子君 自治省の方にお聞きすればよかったんですが、どうも済みませんでした。  そうしたら、自治省の方にちょっとお聞きしたいんですが、私たちが知っているのに既に施行されている法律で特別土地保有税というのがありますね。これは大規模な土地を取得したときにかかる税金だと思います。...全文を見る
○前畑幸子君 そうしますと、その特別土地保有税の中に、もう一つ厳しい遊休地に対する特別課税というのが都市計画に決定された区域内の千平米以上の未使用土地に適用されるということがありますが、特別土地保有税とまたもう一つ別にかかるんでしょうか。
○前畑幸子君 そうしますと、例えば時価が一番高いとしますと、時価に税率を掛けて、そこから固定資産税、特別土地保有税を引くということですね。ですけれども、納めるところは一緒ですから、遊休地の特別課税だけを納めれば特別土地保有税も固定資産税も全部納まったことになるんではないんでしょう...全文を見る
○前畑幸子君 そうしますと、これと地価税とは重複しませんでしょうか。
○前畑幸子君 そうしますと、要するに未利用の遊休地というものは大変な税負担がかかってくるように思われますので、最初から言っていました基礎控除的なものを抜きにして、市町村に対しても大変な税の負担をしなければならないようになってくるわけで、私たちにとっては土地がここで吐き出されてくる...全文を見る
05月24日第120回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 閉会後第1号
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○前畑幸子君 先日、国土庁からことしの土地政策の方針という小冊をいただきましたけれども、その中で要するに、遅きにという感じもいたしますけれども、土地神話を打破する、それから適正な地価水準を実現していく、それから適正かつ合理的な土地利用の確保に向かって頑張るというような三点を挙げて...全文を見る
○前畑幸子君 そういうことで始められてこういうふうに公表されたと思いますけれども、先ほど谷畑委員が御指摘になりました国土庁のされております土地の監視区域についてちょっとお聞きしたいと思います。  私も要するに高騰真っただ中の愛知県名古屋市に住んでおりますけれども、この監視区域に...全文を見る
○前畑幸子君 要するに、路線価も上がりますし、公示価格も上がっていくのが当然でございます。ですから、そういうものを基礎にして監視区域の指導価格を調整されるということは、何ら私たちの意図している価格にはならないと思いますね。  ですから、やはり取引価格というものを前提にするという...全文を見る
○前畑幸子君 確かにこの監視区域というのは値上がりを抑える意味で取り組まれた制度ですから、下がっていくのに対しては、今後いろいろなそれぞれの施策を踏まえながら対応していただきたいと思います。  それから、今回の土地政策の大きな目玉というんでしょうか、私たちが待ちに待った農地に対...全文を見る
○前畑幸子君 そうしますと、市街化農地の宅地への転換に対するのは、要するにその農家が賃貸住宅を建てることに重点を置くという今のお答えのようでございましたが、そうなりますと、やはり農協を中心にしてそういう対象者に、今おっしゃったように、固定資産税が減免されるとか、それから新築取得に...全文を見る
○前畑幸子君 長期、短期というのは元来原則の十年に戻すべきだというのが私の意見でございますけれども、今回五年になっているわけですけれども、他の所得課税との公平性を確保するという意味とか、それから土地を資産として持っていたら有利だということを減殺するという観点から見ますと、重課にす...全文を見る
○前畑幸子君 土地が出てくるのは税制だけではないことは私も承知しておりますけれども、供給促進政策としての譲渡益課税の軽かったということが土地投機と法人が土地所有をすることを安易にしたということではないかと私は考えております。だから、譲渡益に対するかなり累進的な課税が実効性のある施...全文を見る
08月27日第121回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○前畑幸子君 まず、さきの百二十国会でやっとの思いで通すことのできました育児休業法について質問をさせていただきます。  民間部門における育児休業法が成立いたしまして、平成四年四月一日より施行されることになりました。それにあわせて公務員に対すみ育児休業法については四月一日人事院よ...全文を見る
○前畑幸子君 ありがとうございます。大変心強いお返事をいただきましたので、平成四年四月一日一斉にスタートということになりますようお願いを申し上げたいと思います。  次に、不動産コンサルタント制度というものについて建設省にお聞きしたいと思います。この創設についての目的を御説明いた...全文を見る
○前畑幸子君 不動産コンサルタント制度研究会というものを設置して審議していらっしゃるということでございますけれども、そのメンバーはどんなところが入っておられますか。
○前畑幸子君 もう少し個別にはわかりませんか。
○前畑幸子君 これは国家資格ですか、資格のあり方はどういうあり方ですか。
○前畑幸子君 この不動産コンサルティングの相談内容というもののアンケート結果によりますと、税務関係の相談が四三%、建設関係が二三%、法律関係が二〇%、金融が一一%、経済に関係してが三%と、税務関係の相談が大半を占めているということでございます。大半の分野で税務が関連しているという...全文を見る
○前畑幸子君 まだこれからということのようですが、来年四月をめどにということも聞いているわけですけれども、それでいいでしょうか。
○前畑幸子君 そうしましたら、このコンサルタントというものに関しまして一言申し上げたいんですけれども、全般にわたって税務が大半含まれているということから考えますと、租税制度とか税務行政に与える影響も大変大きいのではないかと思うわけです。不動産業界だけの視点で社会的な有用性をとらえ...全文を見る
○前畑幸子君 税務にかかわることも含まれるわけですけれども、まだそこまでの段階に進んでいないということでとらえていいんでしょうか。
○前畑幸子君 ありがとうございました。  次に、ことしは開戦五十周年に当たり、アジアの戦後補償についてお聞きしたいと思います。  十二月八日を目前にいたしまして、韓国を中心に日本の侵略と戦争行為によって被害を受けたアジアの人々が日本政府に謝罪と補償を求めて裁判に提訴するという...全文を見る
○前畑幸子君 前向きな日韓関係を一層進めていただきたいと思います。  ここで、続きまして清水委員から関連質問をさせていただきます。
○前畑幸子君 改めて調査するのではなく、日本に最も近い韓国、朝鮮のことを一番最初に考えて政治というものに取り組んでいただきたいと思います。  次に、大蔵省に証券問題についてお聞きしたいと思います。  今、企業に対する損失補てんについては先輩たちがたくさんお尋ねになりましたけれ...全文を見る
○前畑幸子君 特にお年寄りとか少々のお金を持った人たちがひっかかる率が多いわけでございますけれども、投資家をどのようにだまして手数料を稼ぐのかという「それによって自分の成績を上げるというところにセールスマンの営業姿勢があるわけですので、特にその辺の指導をお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○前畑幸子君 一番弱い個人投資家に特に気を使った監視機関をつくっていただきたいと思います。  それにつけても、どうしてもそういう状態にならざるを得ないのは、手数料を稼がなければ証券会社が成り立たないというところに原因があるわけです。それで、固定手数料制度のあり方について少しお聞...全文を見る
○前畑幸子君 株式売買手数料は法的に固定されているわけですけれども、もう一つ証券発行手数料というものも固定されているのですか。
○前畑幸子君 普通社債の引受手数料も大口取引に対して超過利潤を保証しているということですが、そのとおりですか。
○前畑幸子君 そうしますと、株式売買の委託手数料も同じようなケースですから、この手数料というのは売買ロットが大きくなると低くなっていくわけですが、ここにも超過利潤が発生するわけですか。
○前畑幸子君 そうしますと、手数料体系が逓減的であっても、大口売買取引が何回も頻繁に行われればかなり巨額の手数料が得られるということになるわけですね。
○前畑幸子君 そうしますと、今問題になっている損失補てんというものは、こうした反対給付の一つの手段ではないでしょうか。
○前畑幸子君 損失補てんというのは、代表者の私たちは知らなかったと言われる答えが出てきているところもありますけれども、それは担当の係において慣例として保証をするという暗黙の了解のもとになされているケースが多いと思うんです。この超過利潤が目に見えて存在している以上、損失補てんという...全文を見る
○前畑幸子君 そこで、私は思うんですけれども、この際、手数料の自由化ということを考えられてはどうかと思うんです。手数料の自由化には反対論もあると思いますけれども、それは小口取引者に対しては不利になるということ、確かに平均的に上昇して小口取引に不利になることは考えられますけれども、...全文を見る
○前畑幸子君 損失補てんの防止には、やはり規制強化をするばかりではなくて、手数料の自由化ということも考えられてはどうかと思います。それによって多少の弊害もあるかもしれませんけれども、先々の国際的な金融の面での手数料の自由化ということの必要性を考えたいと思います。  次に、取引所...全文を見る
○前畑幸子君 野村証券が、例の注目銘柄として東急株を取り上げて株価の急騰をあおりましたけれども、そうした事実が取引所の責任者である理事長として、プロとしてわからないはずはないと思いますが、いかがでしょうか。
○前畑幸子君 取引所の中にも異常な株の動きをチェックする機関があるのではないですか。
○前畑幸子君 そうしもすと、異常な動きを把握して監督官庁に報告する義務があったんではないでしょうか。
○前畑幸子君 そうしますと、投資家保護を唱えている取引所が、大手証券の不当な相場形成の動きを見まして黙認していたということになるのではないでしょうか。
○前畑幸子君 今回の不祥事の原因の一つがそういうところに大きな原因を持っているわけです。  もう一つ大蔵省と業界との癒着の関係が挙げられているわけですけれども、この証券取引所の理事長は現実に大蔵次官で続いているという状況のようですが、そのとおりですか。
○前畑幸子君 午前中に取引所の責任のあり方についてお聞きしたわけですけれども、先ほど大蔵大臣のお答えの中で、大蔵省次官、現在はお名前が長岡實さんという方で、七四年から八二年、八二年から八八年も同じく大蔵省次官、そして、その前二期が日本銀行の副総裁と日本銀行総裁ということで、五期に...全文を見る
○前畑幸子君 私は、大蔵省からそこに就職してはいけないということを言っているわけではないんですけれども、後の対応の仕方が余りにも癒着が考えられる、なれ合いになり過ぎるということをやはり考えていただかなければ正常に戻ることはできないんではないか、証券業界浄化のためにどうしても取引所...全文を見る
○前畑幸子君 ノンバンク上位三百社を対象に実施した調査によりますと、平成三年の三月末の融資残高が六十六兆六千百五十二億円に上ったということですけれども、大変な増加のようです。特にこのノンバンクというのは、今金融スキャンダルの中で騒がれているように、不正な貸し方、借りにくい方が借り...全文を見る
○前畑幸子君 よくテレビに出ておりますリースマンション大手のマルコーというのが今月二十三日までに、取引機関である三菱信託銀行、日本長期信用銀行などとか、それからノンバンクに対して借入金の利子の減免を申し出ているわけですけれども、こうしたノンバンクで借りている企業は不動産業者、ゴル...全文を見る
○前畑幸子君 土地の価格が急激に下がったわけですので、担保力がみんなないと思います。まして、ノンバンクから借りる場合はほかの銀行にも担保に入っているわけです。二番手、三番手になるわけですので、ノンバンクが倒産した場合には、その危険性というものは銀行にも波及して連鎖的な厳しい状況が...全文を見る
○前畑幸子君 そういうことでわかりました。  預金証書のような換金性の高いもの、担保性の高いものに関しましては、恐らく銀行も自分の銀行で融資をされるわけです。他行に依頼するというのは、とりわけ金利の高いノンバンクに行くということは、要するに借りにくいからあそこへ行ぐということで...全文を見る
○前畑幸子君 途中ですが、済みません。ありがとうございました。
09月05日第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号
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○前畑幸子君 私は社会党の前畑幸子でございます。きょうは御苦労さまでございます。  私が大学を卒業したころにはなかなか就職が難しく、女性では就職ができなかったわけでございますけれども、私の友人も日本興業銀行に就職が決まって、私はそのときのことを思い起こしますと、本当にいい銀行く...全文を見る
○前畑幸子君 それから、最初十億円を買われたときにはどこの銀行の小切手であったか。もし振り込みでしたら送金先、そして河口に入ってきたか。十億一本であったということはあり得ないと思うんですが、幾らずつであったかということをお聞きしたいと思います。
○前畑幸子君 それがお聞きしたいんですが、言えないとおっしゃるんでしたら、先ほども御説明があったように、逆ざやで安い金利のワリコーを買っていただいて、そして高い金利で借りていただく、大変大口の優等な顧客であったということは思われるんですけれども、この原資、最初十億、そして二カ月の...全文を見る
○前畑幸子君 黒澤さんと私の経済レベルというものほかなり隔たりがありますので、私のレベルで申し上げますと、それだけの金額が入ってきた、私の学歴までもお調べになっているのに、その女性の今までの生活、そしてそこでお店を開かれたいきさつ、そして御近所のおつき合いのある方たちにその女性の...全文を見る
○前畑幸子君 今おっしゃった優良納税者だということは、税務署ではなくてちょっとこれは県税の管轄でございますので、遊興飲食税の関係だと思います。  それから、納税証明を見て多額納税者であるということを判断したとおっしゃいました。それには、税務署の受領印が押してあった申告書だという...全文を見る
○前畑幸子君 といいますことは、おたくの銀行ではお金を借りたときに、この尾上さん以外が借りても所得証明、納税証明というものは必要ないんでしょうか。  それともう一つ、債券を担保に貸したとおっしゃいますが、私の銀行では自分の定期を担保にしても出さなきゃいけないと思います。
○前畑幸子君 天下の日本の一番の銀行を私が指導するなんてことは思ってもいませんでした。私は先日、ある友人に自分の定期を担保にお金を借りて少し融資がしたかったんですけれども、その資金の使途を執拗に銀行から問われたわけですね。それですから、それは自分のものを持っていたからといっても、...全文を見る
○前畑幸子君 そうしますと、私の心配することには当たらないかもしれません。といいますのは、そのときの融資額の残高をお聞きして、そういう場合に巨額の融資というものは株主に対する不法な経済的な便宜供与ではないかという心配をしたわけですが、そういうことはなかったわけですね。
○前畑幸子君 意識ではなくて、要するに供与には当てはまらないということですね、この時期では。
○前畑幸子君 それからもう一つ、私ども庶民の感覚では大変不思議なことがあるのでございます。天下の日本興業銀行に信用金庫の証券を、他行の証書を持っていって、それを担保にしてお金が借りられるということができるんでしょうか。
○前畑幸子君 ちょっとわからないんですが、何と何を差しかえられたんですか、担保は。
○前畑幸子君 これを認められたのはどなたですか。
○前畑幸子君 今、大阪支店の部長とおっしゃいましたけれども、こういう担保の差しかえとか他行の証書を入れる場合は最も異例なことでありまして、普通では考えられないことです。規定外担保ということも絡みますので、本店の許可が要るんではないんでしょうか、私はそう聞いているんですが。
○前畑幸子君 先ほど、そのワリコーを会計事務所に見せなければならないのでということなんですが、会計事務所は、私も十何年やっているんですけれども、そんな人の定期とかそういうのは調査の段階以外に見たことはないわけでして、ましてや銀行の担保に入っているものを持ってきて見せろなんというこ...全文を見る
○前畑幸子君 税理士事務所もそういうものを持ってこいということは絶対にあり得ませんので、国民の皆さんが、これはそういうことがあり得るのかなと今後思われますと税理士の職業についている者として大変困りますので、きちっとしていただきたいと思います。  そして先ほどから、暴力団とのかか...全文を見る
○前畑幸子君 尾上さんからそういう雰囲気を感じられて引きつつある、そして自粛しつつあるということはわかりました。  もう一つ、おたくの関連会社で日本ハウジングローン株式会社というのがあると思います。ここと大阪でかの有名なる末野興産とのかかわりは、興銀さんがかかわっていらっしゃる...全文を見る
○前畑幸子君 大阪市西区立売堀というんですかね、ちょっと地名でよくわかりませんが、そこに末野興産が買われた南本町天神ビル二号というのがあります。そこを買われたときのいきさつというか、貸し付けの件でお聞きしたいと思います。  そのときの借入先は、日本興業銀行か十億、日本ハウジング...全文を見る
○前畑幸子君 お貸しをしていることの確認をさせていただけばいいんです。  それと同じように、東京のエイズ、大阪のフォーカスというのだそうでございまして、その中の一つが末野興産、そしてもう一つ富士住建、朝日住建というのがあるわけです。この日本ハウジングローンの役員、代表者がおたく...全文を見る
○前畑幸子君 私は、異常があるないはまた次の問題でして、この末野興産というのは代表者が不法建築で逮捕され、そして後ろには黒いうわさも大変多い企業と聞いております。そういうところに日本興業銀行を中心にした関連会社が多額の融資をされているということは、先ほどから尾上さんに対する貸し付...全文を見る
09月25日第121回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○前畑幸子君 社会党の前畑幸子でございます。  きょうはお忙しいところ御苦労さまでございます。連合の皆さんにおかれましては、今一番先頭に立ってこれからの労働者がどうあるべきか、そしてそのためにば日本の国の経済がどうあるべきか、一生懸命頭脳集団で勉強をされているということで大変心...全文を見る
○前畑幸子君 そのとおりだと思います。この価格差というものは、流通を合理化することによって多少緩和されると思います。  それから、いろいろな公的規制の緩和も問題だと思います。流通の合理化をするにはどうするかといいますと、今言う取引の回数が日本の場合は大変何段階か多段階あるわけで...全文を見る
○前畑幸子君 そのように今おっしゃったとおり、やはり先にビジョンを挙げて、そしてお互いに消費者の立場というものにひとつ物が変わればなるわけですから、していくことは大事なことだと思います。  先ほどから言われるように、流通の合理化の中には午前中にもちょっとお聞きしたんですけれども...全文を見る
○前畑幸子君 経済大国日本という言葉を聞いて久しいのですけれども、その反面働く者たちが今、余り豊かさ、ゆとりというものを感じないでいるという現状の根本がどこにあるかということをきちっと見きわめる中で、税というものの負担もそれから社会保険に対する負担も、今御説明のあったように、給料...全文を見る
○前畑幸子君 ありがとうございました。
12月03日第122回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
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○前畑幸子君 きょうは、羽田新大蔵大臣の所信表明をお聞きしまして、私の先輩の本岡議員からも頑張っていただきたいという声ですけれども、私も、このバブルのはじけた後の、大変税収も下がってきた、厳しい時代を迎えておりますが、大事なときの大蔵大臣として、大変ですけれども国民の期待にこたえ...全文を見る
○前畑幸子君 ここ数年来、非常に景気がよくて自然増収が多額にあったときには、財政再建を優先するということで減税は数年余り行われずに来たと思います。それで、個人のサラリーマンにおきましては、大変税の負担、そしてまた社会保険等の負担というものも随分伸びてきているような気がいたしますけ...全文を見る
○前畑幸子君 安心していいのか、大臣のお言葉ですけれども、宮澤首相から、先ほどの答えじゃないですけれども、要するにきちっとした確約はとれていないし、大蔵大臣もきちっとしたことはおっしゃらないということは、大蔵省としては赤字国債発行に追い込まれるような事態になる前にはやはり消費税の...全文を見る
○前畑幸子君 ここに、週刊ダイヤモンドに、九二年度に入ると米開放に伴う農家補償措置や六月の国連環境開発会議のための地球環境資金を捻出しなければならない、それからカンボジア復興資金、また対ソ金融支援、要するに日本の国際貢献に伴う資金需要がこれからどんどんと出てくると思われるわけです...全文を見る
○前畑幸子君 税制と同時に、財政再建も長期で考えていただくべき大変大事なテーマだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  金融政策で、最近金利が下がっているわけですけれども、これも金融政策にのみ景気政策を任せていくということもどうかと思いますが、金融政策に依存した財政...全文を見る
○前畑幸子君 次に、株のことをちょっとお聞きしたいんですけれども、昨日の二日の月曜日の日経新聞に「株価低迷打つ手なし」という本当に大変厳しい株の世界が書かれております。バブルが崩壊して、証券不祥事、そういうものから証券市場の低迷がずっと続いてきたわけですけれども、この冷え込んだ状...全文を見る
○前畑幸子君 そうしますと、大蔵省が財源の一つとして考えていらっしゃいましたJR株とかNTT株の売却の問題が大変厳しい状況にあると思うんです。JR株の上場は見送りとなったようですし、それからNTT株の方はどのような取り扱いになるのか御説明をいただきたいと思うんです。  今年は五...全文を見る
○前畑幸子君 JR株の上場は見送りということですけれども、これも今後の方針といいますか、売却方針についてもしありましたら御説明いただきたい。  たばこ産業は、鈴木和美先生が心配されておりますけれども、こちらの方ももしわかったら御説明いただきたいと思います。
○前畑幸子君 ありがとうございました。  次に、BIS規制についてちょっとお聞きしたいと思います。  現在、銀行というのはこのBIS規制の達成に大変苦慮しているわけです。新規貸し出しどころではないというような現状も考えられるわけですけれども、銀行の経営にとって自己資本比率とい...全文を見る
○前畑幸子君 そうしますと、我が国として規制の基準の内容を見直すという意向は今ありませんか。
○前畑幸子君 十一月二十八日の日経に、「財投九千億円上積み」ということで、大蔵省の方針で開銀、輸銀などを対象に出すということが新聞に載っておりますけれども、その政府系金融に対する融資をしていただくという期待が日本の中でも大変高まってきていると思うんです。そうしたのは、要するに、銀...全文を見る
○前畑幸子君 私の狭い範囲の判断ですけれども、今要するに市中銀行か非常に貸し出しを渋っているのでこうした政府系金融機関に頼らざるを得ないということで融資の依頼がふえていることは確かですけれども、政府系の金融機関というのは今の時点ですと銀行より金利は少々高いと思います。国民金融公庫...全文を見る
○前畑幸子君 今後は融資枠を拡大されていく方針でいられるんでしょうか。
○前畑幸子君 私の場合は開銀とか大きいところではなくて国民金融公庫にお頼りしたい場合が多いわけですけれども、これからもお願いしたいと思います。  それから、不動産融資総量規制の解除についてお聞きしたいと思います。  四月に先輩の和田議員が質問されたときにお答えをいただいたので...全文を見る
○前畑幸子君 要するに、まだ規制がかかってから半年ぐらいだと思うんです。私は名古屋でございますけれども、この平成三年度の二月、三月ごろに中心で三千万ぐらいの坪単価のところが、今一千五百万でも銀行の貸し出しか厳しいので買えない、売れないという状況にあるわけですけれども、融資が急増し...全文を見る
○前畑幸子君 恐らく大臣も依頼をされていると思いますけれども、今不動産業界、建築業界、そして生命保険業界、いろいろなところから、要するに不動産に対する総量規制を解除してほしい、緩めてほしいという声が多いことは確かだと思いますけれども、これによって金融機関の貸し渋りが少なくなると判...全文を見る
○前畑幸子君 しっかりとその再発動の条件を厳しくチェックしていただいて、二度と再発のないように取り組みをしていただきたいということをお願いしたい。もちろん、土地というものは金融政策だけで抑えることができないことはわかりますけれども、どうしても今までの状態を見ますと、土地が投機的な...全文を見る