舛添要一

ますぞえよういち



当選回数回

舛添要一の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第142回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○舛添公述人 どうも皆さん、おはようございます。  テレビというメディアは、御承知のように、余り緻密な議論に向いていない、それから途中で発言を途切られるというようなことがありますので、きょう、二十分間もしゃべってよろしいということなので、日ごろ申し上げられないことも含めてお話し...全文を見る
○舛添公述人 議員おっしゃるとおりでありまして、一番の問題は、これはマスコミの責任かもしれませんけれども、政治家の威信というかプレステージというか、これが極めて低くなっているということが問題です。要するに国のかじ取りをおやりになる方々ですから、船でいえば船長さんなので、船長さんに...全文を見る
○舛添公述人 今の不況の問題は、先ほど申し上げましたように、政策不況の側面が非常に大きい、特に資産デフレ、不良債権処理についてのおくれというのは非常に大きいと思っています。  それから、予算案の評価ですけれども、構造改革的な側面が非常に少ない。ですから、先ほど私が申し上げました...全文を見る
○舛添公述人 私も東大法学部出身なので、同輩、後輩、先輩含めて、不祥事を起こす連中が出てくると非常に残念なのですけれども、圧倒的多数の役人諸君はまじめに仕事をしていると思います。ですから、最終的には、一私企業のために奉仕するというのではなくて、国民、国家全体のために奉仕するという...全文を見る
○舛添公述人 財革法案をフレキシブルに運用するというのは大変結構だと思いますので、アメリカの例なんかを参考にしていただきたいと思います。  ただ、基本的には、それをやると同時に、構造改革ということを忘れてはならないと思いますし、先ほど申し上げましたような高齢化社会に対する明るい...全文を見る
○舛添公述人 先ほど申し上げましたように、政府に対する国民の信頼、それから金融機関に対する信頼というのは完全に失墜してしまっている。それを取り戻す手段というのは、私は情報を自信を持って開示することであろうと思います。それは非常にマイナスな情報も含めてでありますので、官だけではなく...全文を見る
○舛添公述人 相続税の問題は、資産課税というものを所得課税それから消費課税との兼ね合いでどうするかというようなことの前提の中で必要だと思いますが、バブルが生じてバブルが崩壊するという過程で非常な弊害が多かった。これは見直すべきだと思います。  それから、先ほどの江戸との関連でい...全文を見る
○舛添公述人 ミャンマーに対する援助の再開は、大変結構だと思います。遅きに失した。  私も何度も足を運んでいますけれども、要するに、独裁政権であれ何であれ、国民が潤うということはやらないといけない。アメリカ追随の悪い点でもありますけれども、アメリカだって二枚舌、我が国だってダブ...全文を見る
○舛添公述人 公共支出、先ほども申しましたように、例えば無用な農道空港をつくるならば、福祉に使うべきだというふうに思います。  福祉、これは北九州市でもシミュレーションをやりましたけれども、むだと言われているような公共投資よりも福祉に使うことの方がはるかにGNPを上げる効果があ...全文を見る
○舛添公述人 不良資産の額が、最初二十兆と言って、それから六十兆に上がってくる、こういう状況であれば、国民は信用しないと思います。ですから、私は、恐らく百兆円を超えているのではないかなと。だれにもわからない。しかし、調査する能力は大蔵省にあるわけですから、ぜひそれは開示していただ...全文を見る