舛添要一

ますぞえよういち



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舛添要一の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第156回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○舛添要一君 社会保障関連の質問をいたしたいと思いますけれども、まず総理、一昨年の夏の参議院、私も総理の下に参戦して戦いまして、総理の人気もあって大勝を博しました。  しかし、そのときに、介護の問題、特に高齢化社会対応、これを全国、我々、訴えてきた、総理も訴えてきた、そして多く...全文を見る
○舛添要一君 平成十三年度予算、これは森内閣の下で策定されましたけれども、それを現実に施行なさったのは小泉内閣でありますけれども、十三年度予算では重要四分野の中に高齢化対応が入っている。それから、平成十四年度の予算編成でも、これに科学技術の振興などの三分野を加えまして、少子高齢化...全文を見る
○舛添要一君 そういう御決意を賜りまして、この平成十三年度の予算執行を厳しくチェックいたしましたけれども、幾つか非常にこれは困った問題がございます。  小泉内閣発足して直後に判明しましたけれども、東京都西東京市の社会福祉法人西原樹林会というのがありますけれども、これが特別養護老...全文を見る
○舛添要一君 その方針を是非厳しく徹底してもらわないと、これ、総理、厚生大臣御経験者でございますのでお分かりのように、特養ホームを作るときにその施設建設者に対して国が二分の一補助をする、それから都が四分の一、これ合計で四分の三でしょう。それから、土地の購入費に対しても東京都の場合...全文を見る
○舛添要一君 総理、総理の構造改革の一つの大きな柱は交付金とか補助金とか、こういうのを見直そうということですから、これ当然来年度の、十五年度間に合いませんから、十六年度予算のときには当然この問題は内閣として補助金比率どうするのかと、これは検討するということをお約束していただけます...全文を見る
○舛添要一君 今、そうおっしゃいましたので、後ほどこれは構造改革特区でその問題の議論をもう少し深めたいと思いますが、その前に、厚生労働大臣、老健の施設整備補助費が基本額二千五百万円プラス各種加算という定額補助方式になっている。それから、療養型病床群については新規補助にかかわる整備...全文を見る
○舛添要一君 その問題を提起しましたのは、悠長なことは言っておれないんですよ。介護をされる側もする家族の側も、私は経験あるから言うんですけれども、例えば、特養入るといったって、東京だって私の里の北九州市だって三年待てと。三年待ったらうちの母親死んじゃいますよ。それで、特養に入れな...全文を見る
○舛添要一君 それは私は若干見解が違うんで、在宅であったって、介護する方が疲れたら一週間ショートステイに行きたいとか、在宅と施設を上手に組み合わせることができないと本当の介護はできないんですよ。そこで、施設が足りなきゃ、しようがなくて在宅している場合もあるんで、そこはお考えいただ...全文を見る
○舛添要一君 今、介護保険の利用者総数が二百五十四万人いるんですけれども、そのうちの二八%、七十万人が施設サービスですね。在宅が七二%。ところが、在宅の方には四割しか金行ってなくて、六割は施設の方に行っているんです。  だから、片山大臣、要するに何で施設が嫌かといったら、作りま...全文を見る
○舛添要一君 総理とそれから財務大臣、やっぱり決算委員会はこの時期じゃなくて、秋、十二月に開かぬと駄目ですよ。  それ、理由言いますと、会計検査院も来ていますね。あなた方がちゃんと調べた交付金の無駄に使われているのがあるのに、平成十五年度の厚生省の予算にそのまますっぱり補助金出...全文を見る
○舛添要一君 いや、それは分かっていますよ。
○舛添要一君 いや、そんなことはおっしゃらなくても調べているから分かっているんで、要するに、元は国が出した補助金ですよ。それを介護報酬が入るまでのつなぎ資金や赤字の穴埋め、施設の改善や改装などに限定して使うように国が指示しているから使えないんじゃないですか。  だからそれは、そ...全文を見る
○舛添要一君 要するに、さっき申し上げましたけれども、もうかっているんですよ、介護保険が入ってから。そんな甘やかすことないじゃないですか、もうかっているのを。片一方で株式会社入っちゃいけないなんて言いながら、社会福祉法人というのはそんないい加減な在り方でいいんですか。  まず、...全文を見る
○舛添要一君 総理、やっぱり補助金の問題を含めて社会福祉法人の在り方も特殊法人を含めてこれはやっぱり見直さないと、福祉の上にあぐらかいていちゃ駄目ですよ。  それともう一つ、今言った、十六年度予算でこの問題、ケーススタディーですよ。こういうことも、千億円の話がちゃんとできないよ...全文を見る
○舛添要一君 全力を挙げてやるというふうに理解をいたしましたので、よろしくお願いいたします。  それで、これは会計検査院の結果で、平成十三年度ではない一年前の十二年度なんですけれども、特養に対する国庫補助が余分にやり過ぎている。具体的に言いますと、三件で不当金額が、不当に支払っ...全文を見る
○舛添要一君 是非我々もその結果をずっとフォローして見ていきたいというふうに思いますので、これは片山大臣、是非市町村の方にもそのことを御指示いただきたいと思います。  それで、先ほどなかなか自治体の方で特養を作りたくないというような声もあるという議論をしましたけれども、もう一つ...全文を見る
○舛添要一君 そういう話がありますから、これは調査するなりして、そういうことがあればいけないわけですから、今あえてこういう場で御指摘申し上げた。  それで、ついでに言いますと、先ほど補助金比率が、要するに建設業者が寄附しないようにということでとどめを刺されたということですけれど...全文を見る
○舛添要一君 やろうと思ったらスカート踏ん付けているやつがいると言って辞めた大臣がおられますけれども、この件については、総理大臣、どうですか。
○舛添要一君 ただ、もうちょっと総理が頑張っていただいて鴻池大臣を支えていただかないと、霞が関の役人の数だって、厚生労働省三千人ですよ。鴻池さんは三十人。百分の一の手下しかいないんですね、手下というか部下しかいない。  そうすると、やっぱり総理が相当頑張らないと駄目で、やっぱり...全文を見る
○舛添要一君 いや、遠山文部大臣おられますけれども、NPO立の学校作るとか、特区の中でも文部省、結構倒れているんですよね、既得権益側がね。だけれども、厚生労働省、なかなかしぶとい。だから、そこがなかなか、やっぱり総理が厚生労働大臣出身者だから、やらぬと駄目ですよ、しっかりと。 ...全文を見る
○舛添要一君 そういう総理の謙譲の美徳を私も学びたいと思いますが、しかし、そうしていたらまた丸投げと言われるわけですよ。だから、やっぱり国民の大衆は何とかしてくれといって日々、介護で、要するに毎日どこかで自殺していますよ、親の介護に疲れたといって。これもう報道されないぐらい自殺が...全文を見る
○舛添要一君 厚生労働大臣が日本医師会の方だけを向いていないということが分かりましたので安心いたしましたけれども、ただ、まあ委員長、歯医者さんおられますけれども、歯はどこに行ったって混合、自由と、混合診療やっているじゃないですか。  総理、歯を治したときに保険でやりましたか、混...全文を見る
○舛添要一君 総理だけの声で足りなければ総合規制改革会議であるとか経済財政諮問会議、私もたくさんこれ資料持っていますけれども、医療、福祉についての要するに民間参入に対する反論のまた反論をちゃんとやっているんですよね。だけれども、何か最近こういう会議が色あせてきたというか、本来の機...全文を見る
○舛添要一君 是非その方向で頑張っていただきたいと思いますけれども、あと少し、介護保険をめぐる問題で幾つか質問したいと思います。  先ほど来、厚生労働大臣、特養の話をしていますけれども、結局、特養のなかなか認可が下りない。そうすると、比較的簡単にできるのはグループホームで、これ...全文を見る
○舛添要一君 その外部監査の調査実績というのはまだ全然出ていませんか。
○舛添要一君 それで、その中身はどうだったんですか。良かったんですか、悪かったんですか。
○舛添要一君 介護保険絡みのお話を続けますけれども、総理、ドイツでは介護する家族に現金給付というシステムを残してあります。これは導入のときに相当議論がありましたけれども、介護保険が入りましてヘルパーさんが増えたりで相当良くはなりました。しかし、このキャッシュを介護する家族に支給す...全文を見る
○舛添要一君 基本的に介護はプロに任せて、家族は愛情だけをというのが我々が介護をやるときの基本でやっているんですけれども、ただ現実を見ますと、嫁にあんたやれというようなことになって、結局、現金給付しようがしまいが特にお嫁さんの負担というのは減らなくて、女性が非常に苦しんでいるんで...全文を見る
○舛添要一君 もう一つ別の問題ですけれども、今、被保険者は四十歳以上になっています、介護保険。これは財務大臣、ドイツは大人になったらみんな入って、四十という、四十歳以上と、四十で切る合理的な理由はほとんどない。だから、成人になったらみんなで支えるという、こういう制度にした方が介護...全文を見る
○舛添要一君 二十代でも、祖父、祖母、じいさん、ばあさんの介護をやった体験のある人たちが増えています。それから、今、社会福祉の道へ行こう、ヘルパーになろうということで、いろんな研修を受けたり、そういう学校に通っている若者も増えていますのでだんだん理解は深まっていくと、そういうふう...全文を見る
○舛添要一君 ただ、三年間歳出カットを頑張ってやっても、三年間引き上げないでも何とかやれるもう一つの条件は、経済を回復させる、景気が良くなるということですけれども、もうそろそろ最初の予定だと良くなっているはずだったんですが、何か「改革と展望」でも、あと二年、二年とこう先延ばしして...全文を見る
○舛添要一君 竹中大臣のおっしゃることも分かるんですけれども、しかし総理の方針は方針として、やっぱりセーフティーネットの構築ということもこの大きな役割の一つですから、どうしてももう少し経済回復を加速化させないととてもじゃないけれども無理だと思いますけれども、それは加速化させる自信...全文を見る
○舛添要一君 塩川財務大臣にお伺いしますけれども、今、総理、そういう答弁をなさいました。竹中大臣も別の形で答弁なさいました。  財政を預かる立場として、この消費税論議どういうふうに見ておられるか、そして福祉目的税化するという案についてどういうふうにお考えか、お示し願いたいと思い...全文を見る
○舛添要一君 今日の議論を是非平成十六年度予算の作成に当たって生かしていただきたいということを再びお願いいたしまして、終わります。  ありがとうございました。(拍手)
03月25日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○舛添要一君 まず、イラク情勢についてお伺いいたしますけれども、この戦争の現状につきましてはあらゆるマスコミが時々刻々報道しているところでございますけれども、外務省にお伺いしたいんですけれども、サダム・フセイン大統領の処遇をどうするかということについて、今でもまだ亡命の可能性を探...全文を見る
○舛添要一君 外務大臣として、そのほか今後の展開について判断するポイントとしてこういう点はどうだというのは、外交当局として何かお考えあればお述べいただきたいと思います。
○舛添要一君 防衛庁長官にも今の点を改めて再確認のつもりでお伺いしますけれども、防衛庁として何か今後の軍事情勢の展開を探る上で把握なさっていることで、しかもこういう場で説明して構わないことがございますでしょうか。
○舛添要一君 次に、日本の対応についてお伺いしたいと思います。  先般、三月二十日にイラク問題に対する対処方針という閣議決定がございますけれども、まず第一にテロ対策についてお伺いしたいんですけれども、閣議決定の第二に、国内重要施設、在日米軍施設、各国公館の警戒警備等、国内におけ...全文を見る
○舛添要一君 是非ほかの省庁との関連というのはしっかりやってテロ対策やっていただきたいと思いますけれども、このイラクの問題は、イラクのミサイルが日本に届くわけではないんで、基本的にはそれに関連するテロということを最も警戒しないといけない。特に戦争が長期化すればその可能性は高まると...全文を見る
○舛添要一君 地下鉄サリン事件のときも私は現場にいたんですけれども、化学防護隊が来るのが遅い、それから阪神の大震災のときも緊急車両動けない、サイレンも赤ランプも付いていない、こういう状況をずっとこれまで指摘してまいりましたけれども、少しは改善されましたか。  国民が、そのVXガ...全文を見る
○舛添要一君 三月二十日の閣議決定では原油の安定供給ということをうたっていますけれども、先にこの安定供給について経済産業省、資源エネルギー庁の方にお伺いいたしますけれども、国民生活にとって一番の心配はちゃんと石油が供給されるんだろうかと。それから、既にこの数か月、例えばガソリンの...全文を見る
○舛添要一君 戦争が半年近くまで長引いたら、バレル当たり八十ドルというような数字もいろんな研究機関で出ていますけれども、資源エネルギー庁長官としては、ちょっとそういう数字というのはやっぱり誇張されているとお思いですか。
○舛添要一君 この原油の安定供給にも大きくかかわりますのは、今タンカー七十一隻こちらに向かっているということですけれども、これが仮にテロリストを含めて攻撃を受ければその分喪失されるわけですので、閣議決定、三月二十日の閣議決定には、我が国関係船舶の航行の安全を確保するため所要の措置...全文を見る
○舛添要一君 非常に、ペルシャ湾、インド洋、要するに中東地域から日本におけるシーレーン非常に長いわけですけれども、例えばペルシャ湾を航行中の船舶が非常に危険にさらされたんで護衛してくれと海上保安庁に要請がありましたら、海上保安庁の船はそこまで行くんですか。
○舛添要一君 ということはまだシナリオがないということなんですけれども、石破防衛庁長官、海上自衛隊含めての、要するに自衛隊は今の船舶の護衛が法的に可能なのか、また能力的に可能なのか、お答え願いたいと思います。
○舛添要一君 具体的なシナリオとして、ペルシャ湾、インド洋近海でそういう危険に遭遇するという可能性があったときに、今テロ特措法に基づいてインド洋上で補給をしている船がいる、日本の自衛隊。それを護衛している護衛艦がいる。この護衛艦をそういう場合、緊急に振り向けると、タンカー護衛のた...全文を見る
○舛添要一君 次に、戦後復興についてお伺いします。  なるべく早く戦争が終結することを祈っていますけれども、まず、日本は戦争には参加しない、後方支援含めてそれはやらない。しかし、戦後復興に力を発揮するということを既に何度も総理、外務大臣はおっしゃっていますけれども、新たな国連の...全文を見る
○舛添要一君 正にその戦況の状況次第なんですけれども、私はカンボジア和平のときのUNTAC、これはかなりうまくいったと思っていますし、国連軍に参加する形で自衛隊も活動して大変感謝されたと。  そこで、防衛庁長官にお伺いいたしたいんですが、UNTACのような形で出れれば一番いいん...全文を見る
○舛添要一君 我々もいろんなケースを想定して検討を、どういう立法ができるかを検討いたしますけれども、是非、外務省、防衛庁、政府におかれましてもいろんなシナリオライティングをやって、間際になって慌てないでできるようにシナリオA、B、Cぐらいは作っておやりになっていただきたいと思いま...全文を見る
○舛添要一君 次に、北朝鮮との関連についてお伺いしたいというふうに思います。  これはもう政府もつかんでおられるように、北朝鮮、金正日総書記は、次は自分の、サダム・フセインの次は自分の番だということで非常に警戒をしているということで、昨日、外務省報道官、北朝鮮は、アメリカはイラ...全文を見る
○舛添要一君 外務大臣にお伺いいたしますけれども、金正日総書記、今までに例がない四十日間動静が分からないということでありますし、先ほどのサダム・フセインの次は自分だと恐らく思っているんだと思いますけれども、それとともに、やっぱり拉致問題を含めての日朝交渉が再開されないと国民として...全文を見る
○舛添要一君 特に、北朝鮮は正に今そこにある危機なんで、非常に私は心配しているわけですけれども。  内閣にお伺いいたしますけれども、そういう意味からも、国民の生命と財産を守るために有事法制というのを一日も早く制定して国民に安心感与える必要があると思いますけれども、これは我々立法...全文を見る
○舛添要一君 今後のイラクでの戦局がどう動いていくかによりけりで、まだ非常に未確定な部分がありますけれども、それに伴うテロ、これをどう対処するか、それから、特に北朝鮮、これについて政府が全力を挙げて抜かりないように対応していただくことをお願いいたしまして、私の質問を終わります。 ...全文を見る
04月16日第156回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○舛添要一君 私は、憲法上の権利と義務とのバランス、それから公共の福祉との関連について話をしたいと思います。  日本国憲法をいろいろ考察してみますと、私が今言ったポイントにつきまして、二つの点で新たな検討が必要かと思います。  第一は、新しい義務規定が必要ではないかと思います...全文を見る
05月07日第156回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○舛添要一君 皆さん、御苦労さまでございました。  最初に、渡辺参考人にお伺いします。  今お伺いしていまして、要するに、第二次大戦が終わった後、日本の再軍事大国化を避けるというその起草者の意思についてお述べになりましたけれども、日本国民の意思というものが全然見えてこないんで...全文を見る
○舛添要一君 次に西参考人にお伺いいたしますけれども、今、渡辺参考人と西参考人の間で芦田修正、ケーディスさんのいろんな言葉ですね、それの解釈が違っております。  この点、まず、西参考人、どういうふうに解釈なさいますか。つまり、あれは、芦田修正は後で取って付けたものだという意見で...全文を見る
○舛添要一君 是非、この憲法調査会でも、こういうその成立の経緯について皆さん方の御意見もいろいろ拝聴しながら研究を重ねることが非常に重要だと思いますので、その点、まず申し上げておきたいと思います。  それから、再びちょっと渡辺参考人にお伺いしますけれども、先ほどのお話で非常に印...全文を見る
○舛添要一君 上田参考人に次にお伺いします。  憲法の前文と第九条との関係ですけれども、正に理想と現実とのギャップということで、前文の方では、「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」と。で、「...全文を見る
○舛添要一君 第九条の第一項、第二項、これ、それぞれ解釈はあり得ますけれども、私自身は、「国際紛争を解決する手段としては、」というふうに書いてあるわけですし、この成文規定がなくても、基本的にこれ、今質問を上田参考人、引き続きですけれども、基本的に自衛のための権利というのは固有の権...全文を見る
○舛添要一君 ちょっと今の件、今度渡辺参考人にお伺いしますけれども、私は、基本的に主権国家は、自分の生存を不当な侵略ないし暴力から守る権利を有すると。それは、一人一人の人間が正当防衛、緊急避難の権利があるというのと同じだと思いますけれども、いかがお考えですか。
○舛添要一君 それから、憲法九条でもう一つ、起草者が想定していなかったことがあると思います。これは、国際社会、例えば国際連合のようなものと協調して平和を守ると。いろんな手段があると思いますけれども、経済制裁から始まって、武力も使う。特に、国際連盟の失敗を反省して、国際連合は武力の...全文を見る
○舛添要一君 次に、再び上田参考人にお伺いいたしますけれども、私は国際政治学者として戦後の国際政治を見ていると、やっぱり米ソ冷戦の終えんまでは核の恐怖の均衡によって平和が保たれていた側面、非常に大きいというふうに思っていますが、これをどういうふうに戦後の国際政治を上田参考人はごら...全文を見る
○舛添要一君 時間が来ましたので、最後の質問を渡辺参考人にお話しします。  この日本国憲法は基本的に主権国家の間の関係を律する、特に憲法九条、前文もそうです、前文も。しかし、現実に今行われているのは主権国家を超えるテロリズム、これとの戦いということになって新しい事態がある意味で...全文を見る
○舛添要一君 はい、これで終わりたいと思います。  どうも皆さん、ありがとうございました。
05月14日第156回国会 参議院 憲法調査会 第7号
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○舛添要一君 まず第一に、憲法九条の改正については、憲法九条の二項、これを改正すべきであると考えます。  具体的には、自衛のため及び国際協力のための実力部隊を保持することができると、それを積極的に明言すべきだというふうに思います。  それから次に、第二点として申し上げたいのは...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
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○舛添要一君 まず私は、今回のこの法案、衆議院で九割の賛成を得て通過したというのは、大変喜ばしいことだというように思っています。こういう非常に国の根幹にかかわる重要な法律を与党だけでは通すべきではないと思っていましたので、特に野党第一党の民主党の皆さん方の御努力に大変敬意を表しま...全文を見る
○舛添要一君 国連の機能及び機能不全について、私はやっぱり今回のイラク戦争を見て、これは十分機能しているとは思えない。そして、安全保障理事会、いろんな制約が我が国にとってはございます。つまり、先ほど、十分前にミサイル撃たれたらという話をしましたけれども、じゃ、だれがどういう形で、...全文を見る
○舛添要一君 日本が安保理の常任理事国になるという方向での努力はやるということですか、やらないということですか。
○舛添要一君 私はやるべきだと思いますけれども、やるための前提として、普通の国家が持っているべきしかるべき制度を持っていなければ、そんなものは幾ら手を挙げたって常任理事国なんかだれも相手にしない。ジュネーブ条約四条、捕虜の人道的扱いについての規約も何にもないんです。だれも戦争をや...全文を見る
○舛添要一君 外務省の今後の努力に期待したいと思いますが、さてそこで、国民の立場に立って見たときに、何から我々の生命、財産を守るかといったときに、この国は非常に天然災害が多いですね。地震もあれば風水害もあります。そういうことからも守らないといけないし、先ほど阪神大震災の例を挙げま...全文を見る
○舛添要一君 防衛庁。
○舛添要一君 それは後で質問します。
○舛添要一君 この前の不審船の事案の反省で是非そういうことをやっていただかないと、今、だって、小学生の子供だってカメラ機能付きの携帯電話で即座にメールで送れるのに。だから、小学生の子供一人乗せておけばあのとき送れたはずですよ、皮肉を言うと。ですから、重装備も結構なんだけれども、こ...全文を見る
○舛添要一君 警察の方が、省庁の縄張でもったいぶって、自衛隊ごときにサイレンや赤ランプをそう簡単に上げてたまるかと、そういうような意識はまだありますか。
○舛添要一君 是非、その言葉だけではなくて、行動で示していただきたいと思います。  さて、そこで、私は実を言うと自民党の中でもむしろ民主党案に近い方で、これは党のいろんな委員会でずっと申し上げてきたことですが、それは、国民の立場から立ってみますと、自然災害であれテロであれ武力攻...全文を見る
○舛添要一君 大変よく分かりました。  ただ、災害救助法や災害対策基本法は今おっしゃいました、それから大規模地震対策特別措置法もございます、それから今回の自衛隊法の百三条の改正と、これ何とか一つにできないかなというときに、これは久間議員でも防衛庁長官でもいいんですけれども、いわ...全文を見る
○舛添要一君 今度は前原議員の方にお伺いします。  あれだけ多様な意見をお持ちの民主党がここまでまとまって歩み寄られたということには大変な敬意を表しますけれども、特に基本的人権との絡みを非常に強調なさいましたけれども、私は、もちろん公共の福祉という制限がありますけれども、日本国...全文を見る
○舛添要一君 その絡みでもう一点前原議員にお伺いしたいんですけれども、やっぱり憲法の前文で国際協調主義を高らかにうたっているんですが、憲法の中に国際協調という条項がないんですね。私は章立てで国際協調というようなことをあってもいいと思って、その中で例えば自衛隊を含めて我々が持ってい...全文を見る
○舛添要一君 さて、これから国民保護法制を一年以内に作っていかないといけない、それから米軍支援法制についても考えないといけない。  今後の課題に移りたいと思いますけれども、まず、防衛庁長官、国民保護法制というときに、かつての有事法制研究では第一分類、第二分類、第三分類という言い...全文を見る
○舛添要一君 さて、そこで国民保護法制ですけれども、私は民間防衛ということを少し真剣に考えるべきだなと。もっと別の言い方をすると、民間防衛という視点を通じてこの問題にアプローチするのが非常に生産的かというふうに思います。  御承知のように、スイスという国がこれは非常に盛んであり...全文を見る
○舛添要一君 これは私の感想だと思って聞いておいていただきたいんですけれども、元旦から正月にかけて初もうでする人が一杯いるということで、鉄道会社は全部ダイヤ、そっちに振り替えるわけですね。日本国民の生命と財産が危うくなったときに組み替えないと。どっちがおかしいのか、どっちが国際的...全文を見る
○舛添要一君 官房長官、お帰りになりましたんで、早速で恐縮でございますけれども、ちょっと質問し残した部分をお話ししたいと思います。  国会の関与に関する件でございますけれども、私、やっぱり本来的にはこういう大事なとき、武力攻撃事態も予想事態も含めて、できれば国会の事前の承認とい...全文を見る
○舛添要一君 実は、このテロ特措法も周辺事態法もPKOも、それから今回の有事法制も、議論をしていてどうしても神学論争的になりがちな面があるし、それはなぜそういうことになるのかといって、やっぱり憲法の問題に行き着くというふうに思います。  私は、先ほど前原さんに申し上げたように、...全文を見る
○舛添要一君 民主党の明日の内閣の安全保障担当大臣がそういう明確なお答えをいただくということは大変頼もしいことでありまして、今後とも協力、協調していきながら国民的な合意の形成を図りたいと、そういうふうに考えています。  続いて、防衛庁長官及び福田官房長官にお伺いいたしますけれど...全文を見る
○舛添要一君 防衛庁長官、それはあくまでこの有事法制の続きとしてですね。続きというか、有事法制との絡みでですね。──はい。  そこで、お伺いしたいんですが、なかなか具体的なケースで言うのはお答えにくいと思いますが、仮に北朝鮮がノドンミサイルに核弾頭ないし何らかの通常弾頭を積んで...全文を見る
○舛添要一君 防衛計画の大綱以来、日本の防衛政策というのは、当たり前のことですけれども、小規模限定的な攻撃に対しては自らの力でこれを撃退するが、それが不可能な場合には米軍の来援をもって行うということになっているわけですね。そうしますと、そのことが日本国の安全保障の根幹で、日本人の...全文を見る
○舛添要一君 つまり、有事法制できたらできたで、そういうこともやらないといけないけれども、本来は有事法制なんかなくたってやっておかないといけないはずですよね。昔、その議論で番犬様議論があったけれども、やっぱり番犬様にはえさぐらいやらないと駄目でしょう。当たり前じゃないですか、そん...全文を見る
○舛添要一君 最後に、やっぱり日本国民にとって、北朝鮮からミサイルが飛んでくる、それが一番の今の頭の痛い、頭痛の種であります。アメリカとの間でのミサイルディフェンス研究、どこまで進んでいますか、防衛庁長官。
○舛添要一君 終わります。  ありがとうございました。
06月10日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○舛添要一君 おはようございます。今日は二つの条約につきまして御質問申し上げたいと思います。  まず、放射性廃棄物等安全条約に関連しまして、日本の原子力政策との関連で御質問を申し上げたいと思います。  最初に、原子力保安院にお伺いいたしますが、現在、この六ケ所村、青森県六ケ所...全文を見る
○舛添要一君 皆様に今資料を配付いたしましたけれども、私の書いたものの中から百二十一ページの図をごらんいただきながら議論を聞いていただけるとこの放射性廃棄物のことがよく分かるというふうに思います。  そこで、今日、原子力委員会委員長、おいでくださいましてありがとうございます。な...全文を見る
○舛添要一君 今、話にもありましたけれども、ロシアの核兵器の解体及びそれに対して日本が援助している。ところが、日ロ関係が外務省のいろんなごたごたで一時的に希薄化したようなこともありまして、今この状況で、外務大臣にお伺いしますけれども、ロシアの核兵器解体及びそれへの日本の援助、どう...全文を見る
○舛添要一君 希望の星という名前に負けないように頑張っていただきたいと思います。  そこで、ロシア絡みですけれども、この高レベル廃棄物の処理って最終的に一万年ぐらい掛かっちゃうものですから、どうしても、先ほどの藤家委員長の話にもありましたけれども、中間貯蔵の場所にしても難しい。...全文を見る
○舛添要一君 しかし、私は、やっぱり国際管理ということを、冷戦も終わりましたからもう少しお考えになっていいんではないかと、委員長の立場よく分かりますけれども、それを申し上げておきます。  さあ、そこで、この原子力発電所、特に東京電力止まってしまっている。我々委員の中にも委員長を...全文を見る
○舛添要一君 国民の原発に対する不信感がいろんな意味で深まっていますし、是非これは政府だけではなくて東京電力のその経営陣ももっとしっかりやっていただきたいと思います。  そこで、せっかく原子力委員長おいでになっていますから、簡単に一言で結構ですが、「もんじゅ」の再開、プルトニウ...全文を見る
○舛添要一君 是非、今後とも努力を続けていただいて、国民の信頼のない原子力発電所は動かないということで頑張っていただきたいと思います。  大変お忙しいところいらしていただきまして、ありがとうございました。原子力委員長は御退席願って結構でございます。  そこで次に、特定通常兵器...全文を見る
○舛添要一君 今、スリランカ、昨日から外務大臣、東京でスリランカ復興開発に関する東京会議が行われています。日本外交の努力でこういうところまで持っていけて大変スリランカの方々にも感謝されていると思いますが、現状のスリランカ紛争の展望、特にLTTE、分離・独立運動をやっているわけです...全文を見る
○舛添要一君 昨日の会議で議論になった暫定統治機構の設置というようなことは、これは実現性、ございますでしょうか。
○舛添要一君 防衛庁にお伺いしますが、分かっている範囲で、このスリランカ内戦で特定通常兵器使用禁止条約の対象になる兵器の使用例というのはございますか。地雷ですか。
○舛添要一君 続いて、先ほどの放射性廃棄物等安全条約のところでもお伺いしたかったんですけれども、今まとめてお伺いしますけれども、北朝鮮の問題についてですけれども、まず外務大臣、このIAEAの査察を含める監視体制をやっぱりしっかり確立するということが北朝鮮の核開発にストップを掛ける...全文を見る
○舛添要一君 昨日、我々は盧武鉉韓国大統領の演説を国会でお聞きいたしました。それとともに、昨日、万景峰号が新潟港に入ってこない、そういう決定を北朝鮮が行いました。  この一連の動きの中で、核問題、拉致問題を含めて、北朝鮮に対する日本国外務省の政策、何か変化があったか。それから、...全文を見る
○舛添要一君 政策の決定過程ということを少し政府も考えていただきたいんですけれども、これは質問通告していませんけれども、イラク新法を今度やると。防衛局長、外務大臣、中身全部知っていましたか。だれがどこでどういうふうに作ったんですか。我々、外交防衛委員会、要するに新聞で見る方が先で...全文を見る
07月07日第156回国会 参議院 本会議 第37号
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○舛添要一君 私は、自由民主党・保守新党を代表して、ただいま議題となりましたイラク復興支援特別措置法案につきまして、内閣総理大臣に質問をいたします。  私は、六月二十日から五日間にわたりまして、与党イラク調査団の一員として現地の状況をつぶさに視察してまいりましたが、それを踏まえ...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○舛添要一君 おはようございます。  イラクの状況について、まず内閣及び外務省にお伺いしたいと思います。  御承知のように、七月の十三日に統治評議会が発足いたしました。ただ、これで新しいイラクの政権がすぐできるかというと、いろんな問題があると思います。  まず、外務省として...全文を見る
○舛添要一君 ただ、二十五人の構成メンバーの中身を見ますと、イスラム教のシーア派が十三人、スンニ派が五人、それからクルド人が五人、キリスト教徒一人、トルクメン人一人というような、宗教、宗派別、民族別構成になっていますけれども、確かに反サダム・フセインという色彩はあるんですが、しか...全文を見る
○舛添要一君 日本が第二次世界大戦で敗れた後、マッカーサーを中心として占領軍が来た。結局、新憲法制定まで二、三年掛かる。それから、占領軍がいなくなって独立するまでに七年掛かっていますね。例えば、マッカーサーの指令なんというものは、それはまあ例えば吉田茂という受皿があったにせよ、か...全文を見る
○舛添要一君 日本の例を私出しましたのは、マッカーサーの指令がありますと、例えば吉田内閣でそれを実行します。けしからぬじゃないか、親米的な内閣でという形で例えば吉田茂を暗殺しようとか、そういうことは起こりませんでした、少なくとも。しかし今、昨日もそうですけれども、バグダッド北西二...全文を見る
○舛添要一君 現地を見まして、アメリカ軍とイギリス軍の違い、例えばバグダッド、バスラ、かなり旧官僚機構をイギリスは登用している、したがって比較的安定しているという面が言えると思います。サダム・フセインの体制は社会主義体制で、全就業者の七割ぐらいが軍隊とか警察とかいわゆる公務員であ...全文を見る
○舛添要一君 実は、今問題にしました治安状況で、これ官房長官もおっしゃいましたけれども、いわゆる主要な戦闘は確かに終わっています。しかし、散発的なゲリラ戦のようなことを旧サダム陣営が今でもやっていると。  そこで、バグダッド市内でも昨日そういうことが起こっている、それからファル...全文を見る
○舛添要一君 やっぱり極めてこの死者の数が多いことを留意しないと、危険だから民間人じゃなくて自衛隊員が行くというそういう論理ですけれども、相当派遣隊員の安全確保を考えないといけない。  それで、防衛庁長官、私は陸上輸送については反対というか必要もないという立場です、基本的に。つ...全文を見る
○舛添要一君 今、ヨルダンに行っている二機ですか、これはちゃんと付いていますか、付いていませんか。
○舛添要一君 じゃ、今度イラクに行くときは付いているやつと替えるんですか。
○舛添要一君 石破長官ね、こういうふうに個々新しい事件というのが起こると、相当な武器が残っているんですね、イラクに。刀狩りやっていますけれども、そんなにうまくいっていないと私は判断しています。したがって今のような問題が出てくる。  そこで、しかし三機しかなくて、三機、イージス艦...全文を見る
○舛添要一君 いや、だから十七条の解釈で言うと、その安全守るわけでしょう。そうすると、危機管理の原則ですけれども、戦車持っていって戦争するためにやるんじゃなくて、戦車があれば、一段上の兵器を持っていれば物すごい抑止効果が利いて相手が来ないんですよ。そういう発想を入れないで、国会で...全文を見る
○舛添要一君 守屋局長ね、今日実施命令が出てチャフ、フレア全C130に付けろと言ったら、二か月ぐらいでできますか。金は別ですよ。金はどこからか持ってくればいいんで。やれと言われたら。
○舛添要一君 じゃ、十一月に間に合わないということですね。  そうすると、官房長官、例えばこういう問題についてアメリカ政府と日本政府で交渉して、あなたたちの協力に対して行くんだから前倒しでパーチェスさせてくれというようなことが言えるだろうし、それから千人も隊員やって、あの中たし...全文を見る
○舛添要一君 法律では事後承認になっていますけれども、防衛庁長官、今日のような話で、こういう計画でいきますよということは、例えばこの委員会でちゃんと御説明していただけますね。
○舛添要一君 だから、軍事機密に当たるところは、それはもう隠さないといけないかもしれませんが、こういう大事なことについては、どういう武器を持っていく、どういう装備をしていく、ただ陸上自衛隊のトラック持っていきゃいい話じゃなくて、それに対する警護ということを考えておかないといけない...全文を見る
○舛添要一君 私は、基本的にいろんな、今の事件は報道に基づいて申し上げましたけれども、政府として、向こうにCPAがありますが、例えばバグダッドの空港で昨日起こったようなC130に対するロケット弾による攻撃、具体的にどうだったのか、どういう兵器を相手が使ってきたのか、どういうふうに...全文を見る
○舛添要一君 ちょっと、話題を少し全世界的な規模に変えたいと思いますけれども、九・一一のテロ以来、何もかも国際政治というのはテロとの戦い、アメリカの方針で動いているような感じがしてならない。そして、その悪の枢軸という話をして、イラク、イラン、北朝鮮ですね、今度イランの核開発疑惑と...全文を見る
○舛添要一君 交渉もそうなんですけれども、この油田の開発で契約方式、バイバック方式の問題点であるとか操業期間の長短、それぞれプラス、マイナスあると思います。こういう点については、資源エネルギー庁はどういう判断、つまり、アメリカとの圧力というようなのはちょっと横に置いておいて、純粋...全文を見る
○舛添要一君 操業期間の長短は。
○舛添要一君 資源エネルギー庁、つまり政府としては、この油田について引き続き交渉して、続けていくという決意ですね。
○舛添要一君 外務大臣、外務省としてはどういう要請がアメリカから来ているのか、そしてIAEA含めてイランの核査察の問題は現状どうなっているのか、御説明願いたいと思います。
○舛添要一君 官房長官はお時間がおありでしょうから、お立ちになる前に、今、外務大臣、しっかりと対応していくとおっしゃいましたが、どうしっかり政府はやるんですか。その幾つかの要求、これを首相官邸としてどうまとめていかれるんですか。
○舛添要一君 官房長官、どうぞ御退席ください。  通告していませんけれども、防衛庁長官、防衛担当者として見て、まあ後ほど北朝鮮の問題はお話ししますけれども、世界全体の核拡散というふうなことを考えたときに、非常に今アメリカがイランを懸念していますけれども、日本の防衛当局としてはど...全文を見る
○舛添要一君 アメリカの政策ということを私、冒頭に申し上げましたけれども、悪の枢軸、イラクときて、イランときて、北朝鮮。当然、イラクの背後にはビンラディン含めてのその九・一一のテロ対策はあるわけですけれども、同時に中東和平の問題もあります。どうもイラン、イラク、北朝鮮に対する政策...全文を見る
○舛添要一君 非常に危険な瀬戸際外交ゲームを北朝鮮はやっているというふうに私は判断しています。  そして、今までの北朝鮮の外交交渉タイプというのをずっと分析していくと、結局、対外的な窓口をアメリカに限定したいということをやってきているわけですね。つまり、我々は隣国であって大きな...全文を見る
○舛添要一君 韓国の盧武鉉政権の対北朝鮮アプローチと、若干我が国のアプローチはニュアンスの違いがあると思いますけれども、その点はいかがですか。そして、もしあるとすれば、どう調整しますか。
○舛添要一君 防衛庁長官にちょっと軍事的な側面についてお伺いしますけれども、このここ数週間のいろんな発表や北朝鮮のステートメントを聞いていますと、具体的にどれぐらいの核爆弾を持っているのか。それから、ウラン濃縮型の、いわゆる広島型の爆弾をやっているということを言ったんですけれども...全文を見る
○舛添要一君 そこで、今のような軍事情勢も含めた上で、外務大臣、最後に、日本の今後の対応、今もう既におっしゃいましたけれども、一つは、国連の安保理をどういうふうに絡ませるのかと、このことについて日本外務省としてはどういうふうにお考えか。それから、先ほど私申し上げましたけれども、最...全文を見る
○舛添要一君 これから秋に向けて非常に重要な外交日程がメジロ押しでありますし、特に平壌宣言から一周年を迎える九月十七日、しかし、その三日後には自民党総裁選というような予定も入ってきそうですし、外交というのは、国内の政局がどうであれ、というのは世界はそんなことに関係なく動いています...全文を見る
10月07日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○舛添要一君 自民党の舛添要一です。  初めに申し上げたいことは、このテロ特措法延長の今審議をやっているんですけれども、我が立法府として、特にこの第二院、良識の府である参議院として、きちんとやっぱり政府のこの今までの活動実績というのを検証して、延長するに値するかどうかと、これを...全文を見る
○舛添要一君 C130。
○舛添要一君 今おっしゃったように、補給艦三隻ですね。  例えば、これ、防衛白書の、今年のを見ますと、「とわだ」、これ見ますと、十三年の十一月二十五日に派遣して四月の二十五日に帰ってきている。また七月二十四日に派遣して一月三日に帰ってきている。その後、また七月十五日に派遣されて...全文を見る
○舛添要一君 そこでお伺いしたいのは、現場の隊員は十分な士気、モラールを保っておりますか。保っていなければ、幾ら我々が決めたって、もうこんな任務嫌だと。それから、今、防衛庁長官おっしゃったことにもう一つ付け加えますと、外に補給艦出たら日本に残っている補給艦だって仕事忙しくなるんで...全文を見る
○舛添要一君 隊員の処遇についてお伺いしますけれども、今、これは人事教育局長で構わないですが、ちゃんとその任務に見合うだけの海外任務の特別手当をちゃんと出しているのか、それから、そういうことがあっちゃいけませんけれども、万が一の場合に、今朝の外交防衛委員会でも同僚の議員の質問あり...全文を見る
○舛添要一君 防衛庁長官、警察官や消防士の殉職の場合よりも、場合と同じですか、命の値段はどっちが高いんですか。
○舛添要一君 そういうことを、私は命の値段という言葉をあえてどぎつく使ったんですけれども、一番危険なところに行って、過酷なところで仕事をする、そういう人に対して、国として、国民としてしかるべき尊敬と名誉を与えないと、それが金額、具体的には金額ということですけれども、それをやらない...全文を見る
○舛添要一君 是非、これで例えば二年間延長されて、その間何の検証もしないんではなくて、節目節目で検証してコストと効果ということを考えていただきたいと思いますが、その効果の一つの検証材料として、外務大臣、この我々の自衛隊の諸君が現場で頑張っていることに対して、国際的にはどういう評価...全文を見る
○舛添要一君 そういう評価をいただいているのは大変結構だと思いますが、ただ、この今度の法案を二年延期すると、法律を二年延期して更に活動を続けるときに、基本的には日本国民の支持がなければ駄目なんですよ、理解がなければ駄目なんです。  我々は、例えば海上自衛隊のビデオを見せていただ...全文を見る
○舛添要一君 一点申し上げますとホームページに、インターネットのホームページに載せたら済むとか防衛白書に書いたら済むという問題ではなくて、あんなもの見ないですよ。ですから、人が見る手段に載せないと自己満足でエクスキューズになっちゃいますので、是非、それは私も協力いたしますので、火...全文を見る
○舛添要一君 防衛庁長官、このインド洋上のオペレーション、それからC130による救援、被災民の救援活動、このテロ特措法に基づく活動と、イラク新法ができまして、今から条件が整えばイラクへ自衛隊を派遣すると。この二つのことは別のことなんですけれども、要するに、じゃなぜこういうことをや...全文を見る
○舛添要一君 そのときに、要するに二つは別のもので、片一方で主として海上自衛隊がこのテロ特措法に基づいてインド洋で活動している。まあいつになるか分かりません。自衛隊が、陸上自衛隊が今度は行ってイラクで活動します。  そうすると、要するに全く別なものだけれども、人によっては、なか...全文を見る
○舛添要一君 外務大臣にお伺いしますけれども、大変残念なことに、イラクの状況というのはかつての、つまり旧ソ連軍が入っていって泥沼化したアフガンに非常に似てきている面がございます。そして、アルカイーダを含めて世界各国のテロリストはシリアやその他の国境からイラクに入っている。そして、...全文を見る
○舛添要一君 官房長官、お帰りになりましたので、早速で恐縮でございますけれども、今までこの期間を二年延長することが本当に必要なのかどうなのか、ちゃんとした検証の上でやるべきだということを申し上げまして、現場の隊員の処遇、ローテーションその他について今お伺いしていたところなんですけ...全文を見る
○舛添要一君 今おっしゃったことを、私も大賛成でございますので、とりわけ中東情勢、これの安定がない限りテロの根絶ないと思いますので、我が政府としてそれにも取り組んでいただくことをお願いいたしまして、終わります。  ありがとうございました。