舛添要一

ますぞえよういち



当選回数回

舛添要一の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○舛添要一君 自民党を代表しまして質問いたします舛添要一です。  先週、大変残念なことに、衆議院での審議というのがちょっと問題があったと思います。これは与野党含めて反省すべき点が多々あると思いますけれども、政府におかれましても、私は猛省していただかないといけない点がたくさんある...全文を見る
○舛添要一君 是非言葉だけじゃなくて、しっかり体制を立て直していただきたいと思います。  それから、外務大臣にお伺いしますけれども、外務省としてもこの件は調査中だと思いますが、仮に外務省の職員が特定の意図を持って情報を部外に漏えいすると、そういうことがあるとすれば、これ一般論と...全文を見る
○舛添要一君 我々も、自民党も一生懸命チームを組んで外務省をどう改革するか、何とか改革の緒に就いたと思っていますやさきにこういう不祥事が、本当のことであれば大変残念に思いますので、引き続き、外務大臣以下省員、気を引き締めて事に当たっていただきたいと要望しておきます。  官房長官...全文を見る
○舛添要一君 この件について総理からも一言お願いしたいんですが、先ほど私申し上げましたように、遠く離れたイラクで自衛官が一生懸命頑張っておられる、国民がそれを一生懸命支えている。そのときに政府が緊張感を欠けるというような印象を与えると、これは国民の支持も得られなくなりますので、総...全文を見る
○舛添要一君 今、総理のお言葉にもありましたように、是非しっかりとした対応をお願いしたいと思いますが。  そこでもう一つ、次の問題、報道機関との関係、これはいろんな問題点がございます。今総理おっしゃったように、私は全部公開すべきじゃなくて、見ていて、むしろ秘匿すべきところまで公...全文を見る
○舛添要一君 防衛庁、官房長おられますかね。  今長官言われたことを具体的に省としておやりになっていますか。やっていればそのことを簡単に説明してください。
○舛添要一君 是非そのルール作りをやっていただきたいのは、私もずっとテレビにおりましたから、やっぱりよその局よりも早くスクープを出したい、よその局と一味違ったことをやりたい、自衛隊こんなに不祥事やっているじゃないか、こんな危ないところがサマワだったじゃないかってやりたがるんですね...全文を見る
○舛添要一君 今、私がその問題を出しましたのは、もう二か月前になりますけれども、奥、井ノ上、二人の大変優秀な外交官、非業の死を遂げられた。もう少し情報があれば、私の感覚で言えばですよ、たった二人で一台の車でティクリートに行くなんていうのはもうほとんど自殺行為だというような気がする...全文を見る
○舛添要一君 被弾した被害車両、これをもっと詳しく調べればもっと分かる可能性があると思いますが、外務大臣にお伺いすればいいんでしょうか、これは外交ルートを通じて近々日本に搬送するというような御予定はございますか。
○舛添要一君 総理、是非政府を挙げて真相解明ということで努力していただきたいということを申し上げておきたいと思います。  さて、次に防衛庁長官にお伺いしますけれども、現実に自衛隊員、本隊が出発なさった。やっぱり御家族それから国民みんな、本当に無事に任務を遂行して帰っていただきた...全文を見る
○舛添要一君 今自信を持って長官おっしゃいましたのでそのように信じたいと思いますが、是非この隊員の安全ということ、それで、もし状況に応じてROEを変えるような必要があれば、それはちゅうちょなくやっていただきたいと。これは公表できない内容ですから結構ですけれども、お願いいたします。...全文を見る
○舛添要一君 こういう議論をしていきますと、総理ね、やっぱり自衛隊が国外で国際協力業務を行うということが大きな仕事になってきた。私は、やっぱり自衛隊法の改正、あれ雑則にしか入っていませんから、そういうことも念頭に置かないといけないし、これはもう総理も集団的自衛権、これを考えるとい...全文を見る
○舛添要一君 次に、サマワ市の状況についていろいろお伺いをしたいと思いますけれども、まず、昨日入りましたニュースで、防衛庁長官、宿営予定地で地雷が発見されたということですが、これまた国民見ていると、ああそんな物騒なところかというイメージをお持ちになるかもしれませんが、どういう地雷...全文を見る
○舛添要一君 今後いろんな、しょっちゅう戦争やってきたところですから、地雷や何か出てくると思いますけれども、そのたびに遅滞なくこれは、国民に公表すべきことはやっていただきたいと総理にお願いしておきます。  それから、外務大臣、極めて簡潔で構いませんので、一番新しいサマワ市の状況...全文を見る
○舛添要一君 テレビの映像を通じて先遣隊の皆さんが大変御苦労なさっているのを見ています。私、実はヨーロッパにおるときにイスラム研究をやっていたもので、非常にこれうまくいくんじゃないか、大変すばらしいことをやっているなと。  例えば、イスラムの義務の一つにザカート、施しを与えると...全文を見る
○舛添要一君 今は退避勧告が出ているような状況ですけれども、是非、役所だけじゃなくて、NPOの諸君も大変頑張っておりますので、それとの連携、そして総理、是非NPOに対しても予算措置をしっかりしていただいて、日本の若者が本当に現場で頑張って、今一時的に退避していますけれども、少し安...全文を見る
○舛添要一君 悲観的な側面だけじゃなくて、明るい側面もやはりこのイラク復興については見ていかないといけないと思いますけれども、外務大臣、私は、もう調査団の派遣により国連の関与がほぼ決まったと思っています。これの力をかりながら、何とかスケジュールどおりイラク人による政府を六月ぐらい...全文を見る
○舛添要一君 最後に、総理にお伺いいたしますけれども、九・一一、あのおぞましいテロリズムがありました。私の国際情勢認識は、言わば、言葉がいいかどうかは別として、ある意味で我々人類は第三次世界大戦に突入したと。その何との戦いか、テロとの戦いだと。このテロとの戦いに対して絶対に中立と...全文を見る
○舛添要一君 終わります。どうもありがとうございました。
02月25日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○舛添要一君 おはようございます。自民党の舛添要一です。  今、外務省、防衛庁からいただきました御報告に対する質問の前に、前回、二月の五日、この委員会において私が質問した件につきまして、そのフォローアップをちょっといたしたいと思います。  最初に、二名の外交官及び一名のイラク...全文を見る
○舛添要一君 そうすると、外務大臣、その月末までに到着させるということを、これは外務省、公表というかお約束したわけですけれども、それも定かでないと。今まだ現地のバグダッドの日本大使館の敷地内にまだあるという状況ですか。
○舛添要一君 おっしゃった非常な困難な状況は分かりますけれども、一応やっぱり日本国政府が月末までに搬送するということを、これNHKのテレビで我々の委員会の翌日の七時のニュースで流れました。それで、そうならないということは、これは約束を破ったことになるんですね。政府のクレディビリテ...全文を見る
○舛添要一君 とにかく全力を挙げてやっていただきたいということと、警察の方にちょっとお伺いしますけれども、そういう証拠物件だからちゃんと保全しないといけないですよというふうなことはさっさと防衛、外務省に言っておけば、そのコンテナの手配だって要るし、こういうコンテナでなければ警察と...全文を見る
○舛添要一君 写真がこの前、若林委員でしたか、三枚ぐらい出されましたけれども、もっとたくさん、十一枚撮られているということで、八枚出していないという。これは、だってそれなら、あと何日掛かるか分からないけれども、被害車両来れば、私が見てもいいんですね、見せてくれと言えば、とにかく。...全文を見る
○舛添要一君 ただ、どの写真を見せてどの写真を見せないということは、私は、捜査上云々というのは非常に疑問に感じるということだけを申し上げておきたいと思います。  それで、外務大臣、こういうことを、我々がこういう不信を持つというのは、最初の米軍からの情報が二転三転していて、店屋で...全文を見る
○舛添要一君 米軍及びイラク人専門家の報告がどうだったかということについても、今のお答えだと要するに本当に公開しているのかと思っちゃいますので、今後更にちょっとできるだけの情報を公開するという立場を堅持していただきたいと思います。  それから、時間の関係がありますから先に進みま...全文を見る
○舛添要一君 その捜査は第一義的には警務隊がやりますか。
○舛添要一君 いや、だから、今の外務大臣と防衛庁長官の答弁聞いていると、同じ政府でしょう、片一方輸送能力持っている、片一方関係ないみたいな話になっちゃうんですよ。だから、これは国民の理解を得られないと言っているんですよ。だから、我々の税金ですから、政府を維持しているのは。そうした...全文を見る
○舛添要一君 そうですね。  そうすると、自衛隊法もあれば、刑法の三十五、三十六条の正当防衛の要件もあれば、イラク特措法で言いますと十七条、これは武器使用を認めたんです。そして、ROEは公表できないですが、中身は知りません。しかし、例えば向こうからトラックが猛スピードで走ってき...全文を見る
○舛添要一君 いや、ただその誤想防衛であってもその中身が実は問題で、じゃその誤想防衛だったら犯罪は構成するのか、犯罪構成要件になるのかならないのか。
○舛添要一君 ちょっと、今の答弁だとこの前と同じことになっちゃうんです。だから、ちょっと私が言いますよ、それで正しいかどうか。  つまり、向こうからトラックが来ているとしますね。撃ちましたと。そのときの判断は、まず警務隊がやるわけですね。自衛隊の警務隊というのは警察官と同じです...全文を見る
○舛添要一君 それを最初に言うべきだったんですね。それを最初に言うべきで、司法の判断に行政が入るわけに、介入するわけにいきませんけれども。ですから、私が言ったように、ほとんどもう、ほとんどの場合不問に付されるので、ただ誤想防衛であったって、こんなのプロフェッショナルで間違うはずな...全文を見る
○舛添要一君 私もアラブの国で、例えばじゅうたん買ったりするときに相当まけろとかまけないというやり取りやりましたけれども、これは、だってまだ賃貸契約結べなくて造っちゃっているわけでしょう。それで結局、嫌だと言われたら困るわけですよ。だから、こちらも相当したたかにアラブ流の交渉術、...全文を見る
○舛添要一君 外務省の方からはサマワの母子病院の医療機材提供と、これはまあ保育器なんかだと思いますけれども、それがあっているんですけれども、このサマワの総合病院とはまた別の病院だと思いますが。是非この自衛隊の調査とこの外務省の方針というのはよく突き合わせて連係プレーを取っていただ...全文を見る
○舛添要一君 我々の身近な経験でもそうですけれども、自分の命を救ってもらった、家族の命を救ってもらった、これが一番やっぱり有り難いんですね。そのときに、病院の建物とか注射針にありがとうとは言わないんです。看護婦さんとかお医者さんにありがとうと言うんです。したがって、物だけではなく...全文を見る
○舛添要一君 是非、その安全確保ということを怠りないようにやっていただきたいと。これは防衛庁長官にもお願いしておきたいと思います。  それから、外務大臣、やっぱりサマワの状況で、やっぱり部族間の対立があったり宗派、シーア派の中でもいろんな細かい対立があったりする、こういうことが...全文を見る
○舛添要一君 自衛隊の中にアラビア語をしゃべれる人もそんなに多くないでしょうから、これは外務省としても是非、政府一体となって、言葉の面を含めてサポートしていただいて、各部族とあつれきを起こさないような工夫が必要だと思います。  さて、それで、先ほどの外務省からの報告の中にありま...全文を見る
○舛添要一君 例えば住民台帳なんか全然できていないんで、こういうものを整備するようなことにも日本も手伝いできると思いますから、全力を挙げてこのプロセスを早めていただきたいと思います。  時間ですけれども、終わりますが、やっぱり国会は国権の最高機関であり、我々は国民に正当に選ばれ...全文を見る
02月25日第159回国会 参議院 憲法調査会 第2号
議事録を見る
○舛添要一君 どうもお三方ありがとうございました。  これはお三方に共通した質問でございますけれども、私もずっと国際関係の歴史を勉強してきた者として、先ほど本間参考人おっしゃったように、この集団的自衛権という概念はたかだか五、六十年のもので、つまり国連憲章五十一条以外にはなかっ...全文を見る
○舛添要一君 そうです。
○舛添要一君 今、本間参考人の意見との比較が出ましたけれども、本間参考人にお伺いしますけれども、そうすると、今の森本参考人おっしゃったようなアフガンの例なんかを見ましても、冷戦は終わったんですけれども、国連憲章第五十三条のこの地域的取決めと強制行動、これ事実上、有名無実って、これ...全文を見る
○舛添要一君 続けて本間参考人にお伺いしますけれども、やっぱりそこで、そのアライアンスというか同盟とは大体何だろうかということが問題になってくると思いますけれども、五十一条、五十二条、五十三条、国連憲章、この辺りはリージョナルアレンジメント、地域的取決めということを言っているわけ...全文を見る
○舛添要一君 そうしますと、結局は、歴史的考察、法理論的考察はあるんですけれども、現実的な政策判断でいろんなことを、新しい政策や同盟関係を結ぶことはできるということになるわけで、そうしますと、例えばそれを憲法改正という方向に持っていくときのハードルが高いのか低いのか非常に分かりに...全文を見る
○舛添要一君 森本参考人にお伺いいたしますけれども、仮に憲法改正をしなくても、解釈を、政府の解釈を変えて、日本国が集団的自衛権を保有しかつそれを行使する権利があるというふうに変えた上で、要するに、これまでPKOとか周辺事態法、それからイラク特措法と次々と個別的な法律で対応してきま...全文を見る
○舛添要一君 最後に、豊下参考人にお伺いいたします。  先ほど予防戦争論を、予防戦争的になっているんじゃないかと、自衛権がブッシュ・ドクトリンで非常に拡大されたんじゃないかとおっしゃった。八一年のイスラエルのイラク原発攻撃の例も出されましたけれども、やっぱりこれは二〇〇一年の九...全文を見る
○舛添要一君 終わります。ありがとうございました。
03月10日第159回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○舛添要一君 舛添要一です。  総理、それから官房長官、今の尾辻先生と役所のやり取りを聞いてどう思われますか。あきれた顔して聞いている。  それで、私の感想をまず一つ言います。  やっぱり彼らの先輩がやったことであれ、国でやったことで誤った政策だったら、訴訟中であったって政...全文を見る
○舛添要一君 それがやっぱりリーダーシップを持った政治家の言葉だと思いますので、大変有り難い言葉だと思います。是非しっかりやっていただきたいと思います。  それからもう一点、これ、言うまいと思ったんですけれども、どうですか、このやり取りを見て、緊張感のなさ。資料はすぐ出てこない...全文を見る
○舛添要一君 お言葉ですけれども、役人の人みんな知っていますけれども、私は一番早く質問通告出すんです、役人が夜なべしてやるようなことは駄目だと思っていますから。二日半前に出していますよ。昨日一日空いていますよ。  尾辻先生だって、報告なかったというけれども、昨日来てやればいいじ...全文を見る
○舛添要一君 この部分は言うつもりはなかったんですけれども、目に余りますから申し上げておきますので、総理大臣以下、各政府においてしっかり対応していただきたいと思います。  質問に入りますけれども、まず警察の方に聞きますけれども、先般、イラクの外交官殺害事件の被害車両が到着しまし...全文を見る
○舛添要一君 なぜ一月も掛かるんでしょうか。
○舛添要一君 我々は、この委員会もありますし、外交防衛委員会もあるし、またイラク特もございますので、結果が出次第、いずれかの委員会、国会で公表していただきますので、その準備をよろしくお願いします。いいですか。
○舛添要一君 総理にも一言お願いいたしますけれども、この問題、私ずっと追及しているのは、いろんな揣摩憶測があって、米軍の誤射じゃないかとか、いろいろあります。こういうことを打ち消すためにもなるべく早く捜査をして、政府一丸となって真相を明らかにすると、この姿勢が欲しいと思いますので...全文を見る
○舛添要一君 警察に続いてお伺いいたしますけれども、国民の一番大きな不安の中の一つに、身近な治安というのが非常に悪くなっている。データを見ますと、検挙率も下がっているし、外国人犯罪が増えていたり、子供がいたずらされたり、ピッキング強盗のようなのが非常に増えています。  こういう...全文を見る
○舛添要一君 空き交番解消の問題は総理もおっしゃっていたことですけれども、統廃合で解消するのはいいんだけれども、交番がなくなる地域があるんですね。そういうところからも苦情が出ていますから、それの対応もよく考えていただきたいと思います。  それからもう一つ、最近の外国人犯罪の実態...全文を見る
○舛添要一君 国籍別のデータがありますか、犯罪者の。
○舛添要一君 非常にこの外国人犯罪目立っていますので、法務大臣、入管の方の水際作戦というのはきっちりやっていただいておりますか。
○舛添要一君 外務大臣にお伺いします。  今、外国人犯罪の問題を取り上げていますけれども、中国始めアジア諸国、犯罪者が来ている国、こういう国と外交交渉をやるときに、そのたびにこの問題を言って、その犯罪に対するちゃんとした手だてを、例えば中国やらないなら日中関係駄目になりますよと...全文を見る
○舛添要一君 我々も議員外交の場でもこの問題は提起していきたいと思っていますので、政府としても是非外交ルートでもよろしくお願いしたいと思います。  ただ、そこで、小野国家公安委員長、警察が非常に身近な安全を守ってくれるということで助かっているんですけれども、それで、予算も非常に...全文を見る
○舛添要一君 総理、我々も自民党の中で治安対策特別委員会を作ってこういう問題を検討していますけれども、先般、インベスト・ジャパンという総理の観光案内というかビデオを見ましたけれども、今まで日本は、世界に売り込むときは、世界一安全な国です、真夜中女性一人歩いていても大丈夫ですよ、や...全文を見る
○舛添要一君 次に、経済問題の議論に移りたいと思います。  日銀総裁、今御帰国中の飛行機の中でございますので、日銀総裁欠けたところで、仕方ありませんので、竹中大臣、谷垣大臣とちょっと越境するかもしれませんですが議論したいと思います。  まず、竹中大臣、今の景気の判断を示してく...全文を見る
○舛添要一君 成長の主たる貢献をやっているのは設備投資、輸出、それでいいですか。
○舛添要一君 今おっしゃられたとおりなんですけれども、やっぱり本当に景気が良くなっているかという実感がまだまだわいてこない。別の言い方すると二極化している面もある。そこで、どういう道具を使ってこれからデフレ対策をやっていくのかと。  私は、もう過去三年間同じことを言い続けている...全文を見る
○舛添要一君 過去二か月はどうですか。
○舛添要一君 局長、渡辺局長でもいいですよ。
○舛添要一君 物すごい巨額な介入をやっているんですけれども、これのちょっと意味をお伺いしたいんですけれども、その前に、外為特会の今のその状況について簡単に説明してください。
○舛添要一君 今、そうすると積立金は十一兆ぐらいですね。で、評価損は八兆ですね。その範囲内には入っていますけれども、これ、逆に円高に振れたときにマイナスが増える分岐点というのは何円ぐらいになりますか。  これは局長でも構わない。
○舛添要一君 巨額の介入のそのプラス・マイナス、これをもっと議論しないといけないですけれども、グリーンスパンFRBの議長とかスノー財務長官も一日前に、ちょっとやり過ぎじゃないかというような感想を述べられていますけれども、これはどういうふうにお聞きになりましたか。
○舛添要一君 私も余り気にすべき発言ではないと思いますけれども、ただ非常に、二十兆、十兆というオーダーで来ていますからインパクトが大きいということで、それでこれは本来、日銀総裁と議論すべきことですけれども、竹中大臣、ちょっと議論のために申し上げたいんですけれども、二年半前に私が参...全文を見る
○舛添要一君 今の不胎化、非不胎化の問題も何年前から議論があっているんですけれども、要するに、私が問題にしたいのは、政府と日銀が一体となってデフレ対策をやり景気対策をやるという方向に行っているのか、それとも一部の論者が言うように、円高介入やりますと、しかし、それに見合っただけの日...全文を見る
○舛添要一君 日にちを改めまして、日銀総裁お帰りになったらまたこれは議論したいと思いますけれども、その前に円高介入の問題について一言、谷垣大臣の御答弁をいただきたいんですけれども、これだけの巨額介入して基本的に外為特会、為替リスクにさらされないという判断でよろしゅうございますか。
○舛添要一君 だんだん難しくなってくると思いますけれども、是非そのかじ取りを間違えないように、為替の問題よろしくお願いしたいと思います。  そこで、今、竹中大臣からありましたように、金融の現状についてなんですけれども、市中銀行と日銀の間でお金と債券が行ったり来たり、国債が行った...全文を見る
○舛添要一君 ということは、やっぱり過去の政策で反省し見直さないといけないところがあったということをお認めになったんだと思いますけれども、それはおっしゃりにくいと思いますけれども。  私流に言うと、三十八度以上熱がないと、あなたは風邪じゃない、一切治療も何もしませんと切っていた...全文を見る
○舛添要一君 来年からいよいよペイオフ、全面的にやるかどうかと。一応そう決まっていますが、現段階で今のような予防的な措置とかいろんなことをやっていますから、ペイオフを実行してもほぼ大丈夫なような環境を整えつつあるのかなという感じがしますけれども、大臣、今段階でペイオフ全面解禁はど...全文を見る
○舛添要一君 大なたを振るう改革をやろうとして、ビッグバン含めてそうなんですけれども、しかし今のような一連の流れは、要するに、批判的に言うと裁量行政への後戻り、もっと言うと護送船団方式の復活じゃないかと、こういう批判もありますが、それはどうお答えになりますか。
○舛添要一君 総理、五百兆のGDPのうちの六割の三百兆は、これは個人消費でありまして、最終的にはやっぱりみんなが喜んでお金を使うという状況にならない限り、本当の景気の回復感というのは心理的にも出てこないと思います。そのためにも、さっきの治安、夜ゆっくりどこでも遊びに行けないとそれ...全文を見る
○舛添要一君 そういう国民の社会的不安の一つの大きな原因が年金問題であります。一部の報道で、もう今国会あきらめたみたいな報道が今朝も、昨日からずっとなされていますが、もう一遍総理のお言葉から、お言葉でこの年金問題についての取組をお願いします。
○舛添要一君 年金問題についてはもうさんざん議論がありましたけれども、ちょっと余り取り上げられてない問題を今日は坂口大臣にお伺いしたいと思います。  一つは高齢者の雇用と年金の問題、もう一つはアルバイトの年金の問題です。高齢者の問題は、私、いろんな有権者から御意見を賜るんですけ...全文を見る
○舛添要一君 これは負担と給付の問題ですから、給付のやっぱり制限ということをやらないともっていかないと思いますけれども、そこで公的年金等所得控除、それから老年控除、こういうことについて見直すお考えはございますか。
○舛添要一君 ですから、相当バランスが取れてきているとは思いますけれども、最終的にいわゆるフレキシブルリタイアメントというか、働きたいときまで働いて辞めると、そういうことに対応するような年金が非常に理想だと思いますけれども、何かそういうことに対応できる年金制度についてのお考えござ...全文を見る
○舛添要一君 年金問題は我が自民党の中でもさんざん議論をし、年金制度調査会・厚生労働部会で私も参画して行いましたけれども、私の意見は、今から申し上げる意見は少数派でございまして、採用されませんでした。  どういうことかというと、私は、短時間労働者、フリーターとかアルバイターとか...全文を見る
○舛添要一君 経団連を含めて企業にこういう話をすると、企業の負担が非常に重くなって大変だということを言うんですが、私申し上げたいのは、じゃ企業の社会的責任は何にもないんですかと。  ヨーロッパ先進国の企業というのはどれぐらい負担していますか。
○舛添要一君 総理、どうしても選挙がありますと、やっぱり負けるわけにいきませんから、いろんな配慮を働かせることは分かりますけれども、しかし、国家百年の大計を考えたときに、例えば年金問題で少々耳障りのする言葉を言ったり、それから良薬を飲ませたり、口に苦い、けれども飲ませる、痛みを伴...全文を見る
○舛添要一君 是非、我々も含めて長期的な観点から検討を続けたいと思います。  最後に、余り予算委員会で取り上げられないテーマで、今日はちょっと国家百年の大計ということで、森林、森、日本の緑、こういうことをお話し申し上げたいと思います。  実は、私のライフワークは森林の保護で、...全文を見る
○舛添要一君 私は福岡県の生まれなんだけれども、何で岐阜県でやっているかというと、これ岐阜県の梶原知事がスタートの時点で手伝ってくれたもので、今もう完全に手弁当で自前ですけれども、最初は地元の森林組合とかいろいろ手伝ってもらって発足したんです。それで、越境して、小泉総理それから亀...全文を見る
○舛添要一君 それから、まあ我々も一生懸命お手伝いしますけれども、やっぱり跡取りというか、森林を後を継ぐ人たちがいなくなってきているんですね。だから、いろんな相続税の問題や何かで是非ちゃんと後継者が育つ方向でやっていただきたいと思いますが、何かお考えございますか。
○舛添要一君 総理、各省庁だとこれなかなか言えないと思いますし、総理の口からもおっしゃりにくいと思いますけれども、私は、都会の人たちが水飲めているのはやっぱり山のおかげなんですね。そうすると、水源税のようなもの、例えば一人が一年に百円払ってくれれば百二十億円のお金が出てくるわけで...全文を見る
○舛添要一君 今総理から雇用の問題出ましたけれども、厚生労働大臣、緑の緊急雇用やりましたですね、森林。これ、成果とその後の反省点、お願いします。
○舛添要一君 亀井大臣、緑の雇用の方はどうなっていますか。
○舛添要一君 我々が子供のころは村の鎮守の祭りというのがあって、里山が後ろにあって、そういう文化の中で育ってきた。ところが、河村文部大臣、今、子供にカブトムシどこで捕るかといったらデパートで買うんですね。だから、この学校教育の中で森林教育とか環境教育、それからやっぱり現実に子供を...全文を見る
○舛添要一君 我々は石の文化と違って木の文化、法隆寺以来ですね。木は非常にいろんないい機能、今いやしということをおっしゃいましたけれども、持っているので、できれば、そしてその土地で育った材木が一番そこに合うんです。だから、国産材を使って木の家をたくさん造るようなことをやりたいと思...全文を見る
○舛添要一君 私もいろいろデータ調べましたけれども、木の家と、まあコンクリートが悪いと言わないけれども、木の家に住んでいるのとそうじゃないのに比べると、精神の鎮静効果とか殺菌効果とかいろいろありまして、自殺率だって木の家に住んでいる方が低いんですね。だから、非常にいい効果、アロマ...全文を見る
03月16日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
議事録を見る
○舛添要一君 おはようございます。自民党の舛添要一です。  両大臣の所信をお伺いしましたが、お触れになりました点、できるだけ多く今日は取り上げたいと思いますので、御答弁の方、時間限られておりますので簡潔にお願い申し上げたいと思います。  まず、テロ対策絡みの話ですけれども、皆...全文を見る
○舛添要一君 バスク祖国と自由、ETAの犯行であるという一つの根拠は、彼らがブルゴーニュから盗んだ、ブルゴーニュ革命軍とともに盗んだダイナマイトが使われている、これが非常に大きな根拠であります。一方、アルカイダなら自爆テロをやる、それから、この犯行声明を出しましたアブハフス・アル...全文を見る
○舛添要一君 新幹線なんかの保線というのはかなりできると思いますけれども、マドリードのああいう通勤列車、これは東京でもたくさんあります。踏切ありますから非常に難しいので、地域住民との連携ということも警察は是非お考えいただきたいと思います。  防衛庁に一言お伺いしますけれども、北...全文を見る
○舛添要一君 今国会で有事法制の続きの国民保護法制を我々は審議して、これを成立させたいと思っていますけれども、その前提として、防衛庁、警察、外務省、政府一体となってテロ対策に取り組んでいるんだという姿勢がないとなかなか国民の理解は得られないと思いますので、どうかよろしくお願い申し...全文を見る
○舛添要一君 先般、イラクからアッバーディ通信大臣がお見えになりまして、これは外務大臣もお会いになったと思います。我々もイラク特での理事が、会でお会いしました。  それで、手元にございます資料、これはその通信大臣、イラクの通信大臣との議論のときに提示されたものですけれども、交換...全文を見る
○舛添要一君 今大臣おっしゃったように、よくイラク政府と相談の上、プライオリティー、どの援助にどういう優先順位を付けるかということをしっかりこれ政府で検討していただきたいということを申し上げておきたいと思います。  続きまして、防衛庁にお伺いしますけれども、我々が今サマーワでど...全文を見る
○舛添要一君 現地の情勢、サマーワの方はかなり安定していると聞いています。それから、しかしまだバグダッド、これは非常に危険な状況がまだ続いている。  在外公館の警備についてお伺いしたいんですけれども、本来的にはそこに政府あればその政府の治安機関がやらないと、警備しないといけない...全文を見る
○舛添要一君 石破長官。
○舛添要一君 この問題は、是非、政府それから我々も一緒になって議論したいと思います。  続きまして、北朝鮮問題についてお伺いします。  外務大臣にお伺いしますけれども、先般、韓国で盧泰愚大統領弾劾が採決される。失礼、盧武鉉。失礼しました。元へ。盧武鉉大統領の弾劾が採決、国会で...全文を見る
○舛添要一君 四月中旬の選挙、韓国での総選挙以降でないと進まないかなという危惧を私は抱いていますので、是非外務当局としても、関係諸国と緊密に連絡取りながら、この六者協議に向けての準備を怠りないように進めていただきたいと思います。  それから、拉致問題について、一部の報道では日朝...全文を見る
○舛添要一君 続きまして、FTAについて議論したいと思います。  先般、メキシコとFTAが結ばれましたけれども、これの内容について、農林水産省及び経済産業省、それぞれどう評価し、残された課題が何があるかということを簡潔にお述べ願いたいと思います。
○舛添要一君 今回、本当にうまくいったと思いますので、関係省庁、政府の御努力を多といたしたいと思います。  今、田中部長からありましたように、今度はアジアとの話になると人の問題が入ってきたりして、これ今度厚生労働省も入ってくる。そこで、やっぱり政府一体となってやる必要があるので...全文を見る
○舛添要一君 我が党としても、特命委員会を額賀政調会長の下に設けまして全力を挙げてバックアップしたいと思いますので、国益のために頑張ってFTA交渉を進めていただきたいと思います。  もう一つお伺いします。国連改革についてです。  先般の大臣の所信表明の中に、「安保理改革が実現...全文を見る
○舛添要一君 最近、この安保理改革に対する熱意が十分ではないんではないかと、今の内閣は。先般の総裁選でもそういうことがテーマになりましたけれども、具体的になかなかこれはやっぱり数の問題を含めて、今までの経緯見ても難しい。  フルフレッジドという、日本語で何と言うか、完璧な拒否権...全文を見る
○舛添要一君 最後に申し上げておきたいのは、国連安保理の常任理事国に日本の国家目標として入るんだということを大きく掲げますと、憲法改正の問題も自衛隊の海外での国際任務の問題も全部連動して話ができるんで、そういう大きな旗を掲げないと、今のP5にしたってみんな核兵器持っている、プロジ...全文を見る
03月17日第159回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○舛添要一君 ただいま福島委員の方から日ロ関係、いみじくも出ましたけれども、外務大臣にお伺いします。  先般、ロシア、圧倒的な多数でプーチン大統領再選されました。この意味というのをどういうようにお考えでしょうか。
○舛添要一君 私も、ロシアに参って、この日ロ関係の再構築というのを考えないといけないと思って、いろいろ接触もしました。  例の一連の鈴木宗男代議士をめぐる事柄などを理由にして、若干日ロ関係が停滞している。しかし、プーチンさんが再選されるということは大体もう相当前から分かっていた...全文を見る
○舛添要一君 このプーチンさんというのは、新しいツァーというか、ツァー、皇帝という、非常に絶対的な権力を持っていまして、やっぱりプーチンさんが動けば動くんだと思うんですね。  ところが、私の見るところ、残念ながら、日ロ関係のプライオリティーが非常に低い。チェチェンの問題があった...全文を見る
○舛添要一君 今の問題について私が申し上げたかったのは、認識低い、プーチンさんが日本についてどういう認識を持っているかということではなくて、プーチンさんの政策の優先順位の中で日本が相対的に低い地位にある、これを上げる必要があるんだというように思いますので、そのことを強調しておきた...全文を見る
○舛添要一君 イランの国内政治状況ですけれども、保守派が少し選挙なんかをめぐってイニシアチブを取るような側面がございますけれども、こういうことは国際協調にどういう影響を及ぼすかというのは外務省はどういうふうに分析なさっていますか。
○舛添要一君 我が国とイランとの関係は非常に緊密でありますし、アメリカにできないことを我が国ができる面があると思いますので、是非この日・イラン関係というのを今後とも発展させるという方向で努力していただきたいと思います。  で、外務大臣に対して最後の質問でございますけれども、やが...全文を見る
○舛添要一君 我が党の外交部会やりまして、この問題取り上げますと、もう中国に対してやめろという声ばっかりですね。だから、与党の中をちゃんとまとめられなくて国民全体に納得させられるんですかということでございますので。私も今すぐやめろとは言いません。ただ、カードとして非常に重要ですか...全文を見る
○舛添要一君 これで外務省に対する質問は終わります。  続きまして、日銀総裁に御質問申し上げます。  先般、谷垣財務大臣それから竹中大臣にはお話し申し上げたときに、たまたま御出張中でございましたので御質問できませんでしたので、その補足ということでお話しいたしたいと思いますけれ...全文を見る
○舛添要一君 福井総裁とこの予算委員会で議論をいたしますのは初めてでございまして、その前任者の速水総裁とも私はかなり激論を交わしました。隔世の感があるなという気がしますが、皆さん、ちょっと資料をごらんいただきたいと思いますけれども、日銀の当座預金残高、私が参議院に当選したころはま...全文を見る
○舛添要一君 非常にやっぱり品位のある、お伺いの、お答えをいただきましたけれども。  ただ、それをおっしゃるなら、やっぱりゼロ金利に解除したというのは、私は日銀の金融政策上大失敗だと思うんですね。だけれども、それを認めた上でおやりになるんだけれども、私は竹中大臣にも申し上げたん...全文を見る
○舛添要一君 私もこの予算委員会で速水総裁と議論したときに、まさかその二年半後に三十二兆から三十五兆になると思っていなかったので、我々が理論的な問題提示したときに、やっぱりマネタリストの仲間を含めて、何か異端者扱いされましたけれども、これはやっぱり結局事実で証明されたと思いますの...全文を見る
○舛添要一君 まあ今、量的緩和政策の効果について御説明いただいたんですけれども、皆さん方、お手元に配りました資料の三ページ、ベースマネーの伸びとマネーサプライの推移が書いてございます。これは先ほど福島委員も問題にした点でございますけれども、ちょっとやっぱり、この量的緩和の今おっし...全文を見る
○舛添要一君 先ほど長期国債の買入れのグラフを一ページ目でお見せしましたけれども、まあ三倍に増えた。しかし、一般的な言葉で言うと、日銀と市中銀行の間をマネーとボンドが行ったり来たりしているという状況で、本当に困ったところにまで資金需要、資金が流れていかないということなんで、私の一...全文を見る
○舛添要一君 この後また別の角度から理論的な問題をやりたいと思いますので、ちょっとこれ、お答えが相当時間掛かると思いますので、一応委員長のお許しいただけばここで午前中やめたいと思いますが。
○舛添要一君 午前に引き続き討議をしたいと思います。  今日は、金融政策についてこの過去二、三年検証してみようと。これは、私自身もいろんな理論的なことを述べて、現実にそれが正しかったかどうか検証したい。日銀総裁の立場でもやっぱり同じことが言えると思いますので、ともに協力して何と...全文を見る
○舛添要一君 総裁、その点は若干私違いまして、例えば一年前だったら、非常に異常な状態ですけれども、この劇薬のようなものが効いたんではないかなと思っていますが、これは現実で検証されていませんですから、私は依然としてそういう考え方を持っているということを申し述べておきたいと思います。...全文を見る
○舛添要一君 あえて不動産の問題を出しましたけれども、必ず、その非伝統的手段について言うと、国民の資産を劣化させるんではないかと、こういう議論があって、それは正しいと思うんですね。だから、正にバランスの問題で、私はもう今これぐらい景気の回復の芽が出てくれば余りリスクを取らなくてい...全文を見る
○舛添要一君 私もその判断は大体同じでございますけれども、株購入、どれぐらいの株、金額にして御購入なさっていますか。
○舛添要一君 それにつきましても、本当に時代変わったなと。もう非常に短い時間で変わっているので、例えばこれ半年前、一年前だったら、そんなのは二階から目薬差すぐらいで何にもならないという議論がありました。我々も若干そこにくみするところもあったんですけれども、その議論も実はほとんどな...全文を見る
○舛添要一君 先ほど、クレジットマーケットの整備のためにも非伝統的手段の活用ということをおっしゃったんですけれども、やっぱり銀行が持ち合い株を持つような形の金融システムというのは、日本的良さもありますけれども、改革という視点からやっぱり変えないといけないというふうに思います。 ...全文を見る
○舛添要一君 我々も、どこまで改善できるか、どこまで改革進むかというのを見ながら、我が党としても財政金融部会などでこのペイオフに対する態度を決めたいと、そういうふうに思っていますが、私はできれば完全実施できる条件を早く整えたいと思っています。  さあ、そこで、私は、福井総裁の前...全文を見る
○舛添要一君 政府、日銀、それぞれその守備範囲が異なりますけれども、越境して、お互い境界を越えてやるぐらいのつもりで日本経済を引き上げていただきたいと思います。  それで、そういう観点から少し金融政策プロパーより議論を広げたいと思いますけれども、午前中の福島委員との議論でも福井...全文を見る
○舛添要一君 CPI。
○舛添要一君 今、需給ギャップのお話をされましたけれども、この景気回復への道筋を探るため、まず、需要の側面からいきますと、これ我々も責任あるんですけれども、やっぱり心理的側面が、心理的な側面が非常に多い。年金どうなるんだろうかと、失業したらどうだろうか、介護必要になったらどうだろ...全文を見る
○舛添要一君 需給の、今度、供給の側面について、まあこれも金融政策とは直接かかわりありませんけれども、少し議論したいと思いますと、先ほど外務大臣に私は中国について質問をいたしました。やっぱりどうしてもODA絡みでも中国に対する反感というか、日本国民が持ってくるのは、あれだけ安価な...全文を見る
○舛添要一君 中国の問題に関して、もう一つ為替レートの問題がございます。  中国の通貨、元、ユアン、これの引上げをやるべきではないか。理論的に言えば、それを実行すればかなりのインバランスというのは解消できるだろうと思いますが、しかしまた、そのための条件、いろんな金融インフラ含め...全文を見る
○舛添要一君 午前中の福島委員との議論でも円の押し下げ介入、今年で十兆、昨年二十兆、この問題は竹中大臣とも、それから谷垣大臣とも前回御議論申し上げましたけれども、日銀に対する一つの批判というか、先ほどの量的緩和の問題に絡めて、要するに日銀が介入資金を供給しているんじゃないか、それ...全文を見る
○舛添要一君 今日は竹中大臣、谷垣大臣もおられますし、それから日銀総裁おられます。是非、政府と日銀と一体となって、政策の整合性ということを図りながら一刻も早くデフレから脱却する、そういう努力を展開していただきたいと思いますし、我々もまた批判すべきは批判する、しかし非常にポジティブ...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
議事録を見る
○舛添要一君 おはようございます。自民党の舛添要一です。  まず、外務大臣にお伺いしたいと思いますけれども、この日米租税条約、三十年ぶりの改定、私は、非常にこれはメリットがある改正でありますので大賛成でございますけれども、まずこういう改正をするに至った背景が何なのか、それから今...全文を見る
○舛添要一君 今幾つか具体的な例もお挙げいただきましたけれども、一つの背景は、例えば特許使用料の推移なんというのを見てみると、大幅な日本にとって赤字であったのが、支払超過であったものが、相当日本の知的財産権についてもこれは稼げるようになったということだと思いますけれども、ここのと...全文を見る
○舛添要一君 源泉徴収の問題をめぐって今のまま、つまり改正する、ままの現行状況でも一定規模は控除の対象になるわけなんで、企業によっては結果的に見れば余り変わらない。しかし、控除のための諸手続をやるための事務的な非常な負担があったわけですから、これがなくなるという点も、結果として金...全文を見る
○舛添要一君 アメリカ系の企業であって、いろいろ支店を、支店というかフランチャイズで日本の支社があると、それもやっぱり本社に対してはパテント料を払っていたわけですから、これは相当軽減されることになるんでしょうか。
○舛添要一君 そういうメリットがありますから、なるべく早くこれは我々としても承認して、できれば七月一日から実施できるようにと思っています。  そこで、これだけメリットのあるこの租税条約の改正というのをアメリカだけとではなくて、同じような条約は世界で今四十四か国と締結しております...全文を見る
○舛添要一君 私が先ほど指摘した日米関係と全く逆の関係にアジアとの関係についてはあるというこの点について、つまり進めていこうという決意は結構なんですけれども、どういう障害があるのか、特に我が国よりも相手国の方で、いやうちは改正したくないよ、もっと守りたいよという、つまり過去三十年...全文を見る
○舛添要一君 今、FTAを世界各国とも結ぼうということで、この前メキシコとの間で結ばれましたけれども、そういう側面と租税の側面もある面で密接に関連していますので、細かい配慮ということをやっていただきたいと思います。  それから、やがてこの委員会で日米、日韓については社会保障につ...全文を見る
○舛添要一君 日蘭、オランダとの間の日蘭租税条約については、今審議官おっしゃいましたけれども、オランダ側も我が国と同じような問題認識というのは持っておられるわけでしょうか。
○舛添要一君 経済界の方々と議論をしたりしますと、自由競争の世の中だと。悪い言葉で言うとジャングルの法則と言いますけれども、そうするといろんな条約とか法のカバーするところをうまくくぐり抜けて利益を上げるのは、それは企業家として当然であると。たまたま今私が申し上げました新生銀行、リ...全文を見る
○舛添要一君 タックスヘーブンの問題は租税回避ですから、今おっしゃるとおりだと思うんですけれども、国内見ていますと、日本国内の税制改正論議を見ていますと、それは簡素、公平、中立って言っているけれども、中立をどうするんだという。もうたくさん租税特別措置を作って、極めて有効に利く政策...全文を見る
○舛添要一君 加藤審議官、財務省の立場から見て、今門司審議官にかなり詳しく御説明願ったわけですけれども、私はマーストリヒトをやるときに、ずっとヨーロッパだったものですからEUの動き研究者としても見てきたんですけれども、まあ通貨統合までやれるのかなと。理論的に、経済学的に言うとこれ...全文を見る
○舛添要一君 外務大臣、この租税条約のような、の改正問題のようなことも、実は世界を自由にして繁栄させる、世界経済をもっともっと回復軌道に乗せる。そして、人との交流、企業の間の交流、こういうことを進めてボーダーレスな社会を、国際社会を作るために非常に重要でありまして、長期的には安全...全文を見る
○舛添要一君 大臣は、通産省で長い経歴がございますので釈迦に説法だったかもしれませんけれども、是非頑張っておやりいただきたいと思います。  質問を終わります。
○理事(舛添要一君) どなた答えられますか。
04月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○舛添要一君 御報告ありがとうございました。  外務省及び防衛庁の報告に対しての質問を行います前に、昨年十一月二十九日に起きました、日本の外交官二人、そしてイラク人の運転手殺害事件について、その後の捜査の状況について警察にお伺いしたいと思いますけれども。  特に、一月前、三月...全文を見る
○舛添要一君 大変な詳細な御報告、ありがとうございました。  我々は、どの角度から撃たれたのかということは非常に興味があるんですが、今だとほとんど水平、下から、上から下というのは二か所ぐらいしかないということなんですけれども、それはあれですか、角度というのは測れるんですか。どう...全文を見る
○舛添要一君 大体七十七・八センチから百・九センチって数字さっきおっしゃったんで、一生懸命メモ取ったんで正確じゃないかもしれないですが、ということは、一メーター、これぐらいですね、私の腰ぐらいでしょうか、もうちょっと上かな、この辺ですね。ということは、そこから撃つということは乗用...全文を見る
○舛添要一君 先般、若林議員が、同僚の若林議員がパネル、写真を見せまして、正面、ボンネットとかフロントガラスに弾痕ありましたね。あれは、まず入ってきた角度、ちょっとさっき早口だったんで全部私聞き取れていないんですが、あれの角度は分かったんですか。
○舛添要一君 フロントガラスは何で分からないんですか、角度が。割れちゃって分からないのか。それは非常に重要なポイントなんで、米軍が誤射したんじゃないかというのは、あれ、我々一見して見ると、横は真横からと分かるけれども、上から撃ったような感じがするんですね。だから質問しているんです...全文を見る
○舛添要一君 下から十六・……
○舛添要一君 もうはっきり言って米軍が、ハンビーって上に銃座が付いていますね、あそこから撃ったんじゃないかという要するに推測もあり得るんですが、あれはどれぐらいの高さなんですか、そのハンビーの銃座というのは。石破さんの方がよく知っているかな。
○舛添要一君 そうすると、警察の捜査の結果からは、今のハンビーのような高い銃座から撃ったという可能性は否定されるということですか。
○舛添要一君 時間がだんだんなくなりますので、次に、先ほどの金属の成分についての分析、これも随分時間掛かったなと思って我々いらいらして見ていたんですが、普通常識で考えれば、ちっちゃな破片でもそれ分析すれば、先ほど八九%か九〇%、細かい鉛とかアンチモンとかおっしゃいましたけれども、...全文を見る
○舛添要一君 時間がだんだんなくなっていますんで、さっき恐らく回収、外務省として回収されたものの中にパソコンとかデジカメとかいろいろあると思いますが、それは今継続して捜査ということなんですけれども、最後に、まだいろいろ疑問もありますけれども、また後ほど同僚議員も質問に立たれると思...全文を見る
○舛添要一君 是非、警察の威信に懸けて、持てる全力を使ってこの真相解明していただきたいと思います。また、機会がありまして、新たな結果が出たらこの場で公表していただいて、こういう質疑を行いたいと思います。  続きまして、先ほど防衛庁及び外務省から御報告いただきましたイラクの情勢に...全文を見る
○舛添要一君 御承知のように、先ほど御報告ありましたように、ナジャブでも昨日シーア派のデモがあったりして、治安情勢が安定的でないと。そういう中で、是非、このイラク人による政府を作ることをやらないといけないと思いますが、やっぱり国連がもっと積極的に関与するということが問題の解決に大...全文を見る
○舛添要一君 正に、その人道復興支援の中身でございますけれども、先ほどの報告で、三月二十六日、保健、医療、電力、水・衛生等の分野で五件の対イラク緊急無償資金協力の実施を決定したということでありますが、先般、私は外交防衛委員会におきまして、通信インフラの整備について、こういうものを...全文を見る
○舛添要一君 外務大臣、是非この援助については非常に柔軟性を持って、いろんなニーズが出てきている。先ほどありましたけれども、急に洪水、水害だと。これはやっぱりやっていかないといけないので、柔軟性を持っていただきたいということをお願い申し上げまして、次に防衛庁長官にお伺いします。 ...全文を見る
○舛添要一君 先般テレビで見ていると、テレビ電話のようなものを使って家族と十分間ぐらいですか、話している。これ非常に重要なんで、隊員のモラールというか、それを高く保つためにそういう心遣いというのは非常に大事なんで、これ特別に質問通告もしてないんですけれども、どれぐらい、隊員一人当...全文を見る
○舛添要一君 是非そういう努力は続けていただきたいと思いますが、本当は一番いいのは自衛隊が一日も早く帰ってくることであります。だから、政府を挙げてイラク人が自分で統治できるようにして一日も早く帰ってくる、あとは民間の人間が行く、陸上自衛隊じゃなくてゼネコンがやると、こういうやり方...全文を見る
○舛添要一君 是非彼女たちの仕事に期待したいと思いますが、今たまたま先崎陸幕長の訪問の話出ましたけれども、何か相当な報道管制をしいたみたいで、私は、あなたが行かれるときと総理が行かれるときはトップシークレットで管制していいと思います。だけれども、陸幕長行かれるときはもうちょっと報...全文を見る
○舛添要一君 だました……
○舛添要一君 終わります。ありがとうございました。
04月13日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
議事録を見る
○舛添要一君 自民党の舛添要一です。  最初に、阿部外務副大臣にお伺いいたします。  副大臣はずっと厚生行政の立場におられたわけですけれども、今回、この日米、日韓で社会保障協定結ばれた、大変私は画期的なことだと思いますし、高く評価をしたいと思いますけれども、副大臣の立場から、...全文を見る
○舛添要一君 副大臣、アメリカの場合に、自分の国の保険料収入が余り確保できないときには渋っていた、今何とか確保できそうだということでなんですけれども、こういうアメリカの態度については、ある程度政府の方で早くしろというふうなことはおっしゃったんですか。そこのところ、場合によっては年...全文を見る
○舛添要一君 次に、吉武局長にお伺いしたいんですけれども、日本と韓国の間の協定ではいわゆる保険期間の通算ということの規定がないんですね。これは、基本的に社会保障協定の場合、基本的にはこれないといけないと思いますが、どういう事情で韓国との間でないのか、できなかったのか。そしてまた、...全文を見る
○舛添要一君 こういう協定、今、韓国についての問題点のクリアをどうするかということもおっしゃられたんですけれども、先進諸国の協定の締結状況を見てますと、日本はまだ二か国ということで、例えば、アメリカ二十か国、イギリス三十六か国、ドイツ三十八か国、フランス五十一か国、カナダ四十五か...全文を見る
○舛添要一君 実は、その人的交流の実態を見ますと、我が日本人が行っている海外の国で一番多いのがアメリカです。二番目が中国。全体の割合でアメリカが三七・四%、二十一万人弱。中国には六万人近く行っていまして、全体の一一%を占めます。ところが、日本にいる外国人のトップは中国人で、三十三...全文を見る
○舛添要一君 これは吉武局長に申し上げますけれども、今、日本で年金の議論が非常に盛んになっています。それで、民主党は基本的にはスウェーデン方式ですね。だけれども、結局、これを我が国の国際戦略から見たときに、こういう制度という日本的なシステムを外に今度は輸出していくんだと。日本の年...全文を見る
○舛添要一君 人質の解放についての新たな情報はありませんか。
○舛添要一君 あとは、要するに外務省、これは交渉中であったりして秘密にしないといけないところが多々あると思いますから、人質の救出というのは最大の目的ですから、そこは触れられないところは触れなくて構いませんが、要するに、どういう分析をなさっているかという一端でもお伺いできればという...全文を見る
○舛添要一君 それと、もう一つしっかり分析しないといけないことは、各国民間人が拉致された、カナダ人でありイギリス人でありアメリカ人であり、それから中国人、韓国の牧師。ただ、その中で、あれだけ明確に犯行声明を出し、映像まで送り付け、自らの名前、何とか戦士だというような、ムジャヒディ...全文を見る
○舛添要一君 私が申し上げたようなことはいろいろな角度から分析していると思いますし、外務省の総力を挙げて情報収集ということをやっていただきたいと思います。  防衛庁長官、お見えになりましたから、ちょっと最後に防衛庁にもお伺いいたしたいと思いますが、今イラク情勢、特に人質の救出に...全文を見る
○舛添要一君 メディアの人にとってもいい時代が来たなと思いますよ、皮肉を言うとね。新しい法律ができて、自己とともにいる人は助けていいことに、自衛隊が助けていいことになっちゃったわけですよ。  私はジャーナリズムの世界にもいましたから、カンボジアに行ったときなんて自衛隊なんか来や...全文を見る
04月14日第159回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号
議事録を見る
○舛添要一君 皆さん、どうもありがとうございました。  私もかつてはそちらの側にいて、大学で教えていた同僚の皆さん方の話聞きまして、実は蒲島教授なんかとはよく議論するんですが、現実に私がこの参議院に入ってもう三年目になります。学者の立場で研究していたときに気が付かなかったことが...全文を見る
○舛添要一君 今、いみじくも岩井先生おっしゃったんですけれども、その衆参の役割分担ということを考えたときに、権威の院とか権力の院とかいろんな分け方もございますし、大石先生がおっしゃったように、私はやっぱり間接選挙でもいいし、直接選挙でも、そのアメリカ上院みたいに平等の原則要らない...全文を見る
○舛添要一君 あと、細かい点御質問申し上げますけれども、大石先生、五番目におっしゃった両院の権限関係と両院制の運用の問題ですけれども、内閣総理大臣指名権は衆議院のみにしようと。そうしなくても憲法には内閣総理大臣は国会議員と書いてあるわけですけれども、憲法解釈によってはこれは衆議院...全文を見る
○舛添要一君 それとの関連で、不信任案というのはこれは衆議院ですけれども、我々問責の決議案を出す。どうしてもその重みが軽くなってしまうんですけれども、この点は、どなたでも結構ですけれども、どういうようにお考えでしょうか。今のままでいいか、何らかの改革の方法があるか。
○舛添要一君 それから、現場で見ていて、これは、会期の問題を私が提起したのは、時間との闘いでございまして、例えば今イラクで人質の事件が起こっている、我々も政府に問いただしたい、衆議院も問いただしたい、大臣の取り合いになっちゃうわけです。そうすると、同時に開くことが、例えばイラク特...全文を見る
○舛添要一君 あと、参議院の組織の問題、選挙の問題ですけれども、仮にフランスのように間接選挙制を取るとすれば、具体的に、日本の場合というのはどういうパターンが考えられるかというのは現実にシミュレーションなさったり想定なさったことございますか。
○舛添要一君 はい。  先ほど蒲島先生ですか、おっしゃったように、最終的には政党が吸収して、政党制の下での参議院というのはこうならざるを得ないかなという感じがしているんで、賢くて強いということになるとどうしても政党制との絡みが出てくるんで、それで私、冒頭申し上げたように、政党の...全文を見る
05月26日第159回国会 参議院 本会議 第24号
議事録を見る
○舛添要一君 私は、自由民主党を代表して、ただいま報告のありました訪朝報告について、総理に対して質問を行います。  膠着状態に陥っていました日朝関係を打開すべく、二十二日、総理は政治的リスクを顧みず北朝鮮に赴かれ、金正日国防委員長とのトップ会談に臨まれました。私は、このたびの総...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○舛添要一君 自由民主党の舛添要一です。  細かい質疑に入る前に、一言この国の在り方ということで申し述べたいと思いますけれども、私はこの日本というのは非常に異常な国である意味では戦後あったと思います。それは、危機管理ということを忘れてきた。最近のいろんな事案でやっとまともな国に...全文を見る
○舛添要一君 是非、野党も含めた形で、これ自民党だけや与党だけでやる話ではありませんで、広く議論を国民とともにやっていきたいということを申し上げておきたいと思います。  それから、その関連でもう一つ、やっぱり少し首相官邸、内閣総理大臣の機能というか権限というかリーダーシップとい...全文を見る
○舛添要一君 是非、官邸のリーダーシップというのを強めていただきたいと重ねてお願いしておきます。  これから後は各項目、法案について御質問をいたしますけれども、最初に国民保護関連なんですけれども、私は日本と対極的なスイスにいたもので、例えば「民間防衛」という本は電話帳とともにあ...全文を見る
○舛添要一君 次に、国と地方の行政機関との関係ですけれども、やっぱり現場で指揮を取られる都知事さんとか市町村長さんは、この前の修正で財政面は国の手当てというのがはっきり決まりましたけれども、やっぱりいろんな意味で負担が大き過ぎるんじゃないかとか、本当にやれるんだろうかとか、本当に...全文を見る
○舛添要一君 是非、国民の保護に十全を来たすように、地方の機関とも更なる連携を取っていただきたいと思います。  続きまして、米軍の行動との関係、特定公共施設の利用などについて御質問申し上げます。  武力攻撃事態で米軍がいろいろ協力してくれるというのは、これは不可欠であります。...全文を見る
○舛添要一君 次に、ACSA協定の改定に関連してでございますけれども、何か日本の自衛隊がとにかく米軍にいろんなものを提供して、こっちは何の見返りもないんじゃないかみたいな、そういうイメージが流れているんですけれども、実を言うと、私、このACSAに基づく提供実績の数字をちょっと調べ...全文を見る
○舛添要一君 これ申し上げましたのは、日本だけでやっぱり危機に対処できませんから、そのための日米安全保障条約であり、ガイドライン含めて、ずうっとこの日米安保条約の実効性を高めるための努力をやってきているわけですから、そういう中の一環であるという位置付け、特に我々、憲法九条もありま...全文を見る
○舛添要一君 余り法律の解釈云々はやりたくないんですけれども、結果として武力攻撃事態でしたら、それに至る危険性のある事態でちゃんとこの海上自衛隊や我が政府が対応を取って危機に至らなければ一番いいわけですよ、言葉は臨検、拿捕使うかどうかは別として。  そうすると、自衛権の行使とし...全文を見る
○舛添要一君 交戦権の行使に伴ういわゆる国際法上の臨検、拿捕の場合は、周辺海域とか公海を更に越えて敵の海域においてもこれは行うことができると。我が国、今長官おっしゃったように、自衛権の範囲ですから周辺海域と公海しかできませんね。そこはそうですか。
○舛添要一君 喜んで敵の海域に入れということじゃないですけれども予防、危機を予防するという範囲から、私は、できたら敵の海域であってもそういう疑いがあればできた方がはるかに実効性が伴うというように思っていますけれども、憲法がございますから致し方ないと思います。  同じ観点から、武...全文を見る
○舛添要一君 停船させて、運搬しているいろんな武器弾薬含めて、例えばこれを没収することは可能ですか。そして、没収した後、これは審判に掛けたりいろいろ手続あると思いますけれども、その後はどういう手続をお取りになりますか。
○舛添要一君 憲法の制約がありますし、今の長官の説明はよく分かります。しかし、現実に武力攻撃ないしそれが予想される事態において、予測される事態において、今の形だと十分じゃないことになり得る可能性は十分あるんです。  だから、私はやっぱり、冒頭総理に申し上げましたように、やっぱり...全文を見る
○舛添要一君 自由な民主主義の国ですから、いろんな議論をタブーなくやりたいと。ですから、これ、マスコミの皆さん方にもお願いしておきたいんですけれども、ついこんなことを言うと、また軍国主義に戻るような反応をなさるマスコミが一部ございますけれども、そうじゃなくて、今総理がおっしゃった...全文を見る
○舛添要一君 終わります。ありがとうございました。
06月11日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
議事録を見る
○舛添要一君 私は今日は、我が日本、海洋国家日本の海洋権益をいかに守るかという点について集中して質問いたしたいと思います。  こういう問題もちゃんとやらないで有事法制やってもどうしようもないんで、国益を守らない、自分の領土、領海をちゃんと守れないような国は諸外国から侮られるわけ...全文を見る
○舛添要一君 私は、これ国連海洋法七十四条の三項、つまり、「最終的な合意への到達を危うくし又は妨げないためにあらゆる努力を払う。」というので、努力していないですね。こういうことをちゃんと問いただしましたか。
○舛添要一君 相手が調査をやっているのにこっちが何にもしない。相手が試掘しているのをこちらが何もしない。中国見ているわけですよ。何やっても日本というのはぼけっとしてやらないな、それでどんどんやっちゃえと。もうここでわざわざ地図を示しませんけれども、どれだけの調査をやり、どれだけの...全文を見る
○舛添要一君 まあ、あなたの立場だとそこまでしか言えないと思いますけれども、権利の上に眠っていたらこちらの権利が主張できないんですよ。だから、日本の資源、どんどん中国が持っていくだけになりますから、我々は党の中で海洋権益を守るワーキングチームを作って提言まとめました。これ政府に持...全文を見る
○舛添要一君 まあ、能力はあると思いますけれども、あなたたちに十分な権能が与えられてないと思うんです。平成八年のガイドライン、平成十年のガイドライン、中身はもう時間ないんで言いませんけれども、恐らく現場はこれでは動けないと思っていると思いますが、どうですか。
○舛添要一君 しっかりやっていただきたいと思いますけれども、防衛庁長官、先般のあの北朝鮮の不審船のときに、海保がロケット弾を撃たれてやっているときに海上自衛隊後ろにいないと。スピードの違いもあるけれども、ああいうことが起こっちゃいけないんで、こういう海保がそこで現場でやるときに、...全文を見る
○舛添要一君 防衛庁長官、私が心配している、そして国民が心配しているのは、例の不審船のときにP3Cで写真を撮ったけれども、あなたたち、その現像もできない、東京まで持ってこないとカメラでできないという、こんなばかなことをやっていたわけですね。間に合いませんね。こういうことをちゃんと...全文を見る
○舛添要一君 もちろん、備えあれば憂いなしということでちゃんとやれということを言っているんですが、かといって、私は別に日中関係を悪化させろとかそういう意図で言っているんではないんですね。隣の国であります。中国と友好的な関係を結んでいい関係を保つということは、これは当然のことです。...全文を見る
○舛添要一君 例えば中国の石油の精製を日本の民間企業の精製会社がやると、そういうビジネス、ビジネスのいい関係もあるわけです。それから、春暁のガス田の、この問題になっている、にしましても、どこにあるかといったら、日本と中国比べて中国側に近いんですね。しかし、開発して、例えば十あるキ...全文を見る
○舛添要一君 いや、そこまででいいです。そこまでで結構です。  あなたが読んでないところがあるんで、その前に、「専ら平和的目的で、かつ、すべての人類の利益のために海洋環境に関する科学的知識を増進させる目的で実施する海洋の科学的調査の計画については、」ということがあるんで、要する...全文を見る
○舛添要一君 我々はちゃんと内閣に対して党の、党としてこのことをちゃんとやれということを申し上げ、そして対策本部をどういう形であれ、関係閣僚会議であれ何であれ作ってやってもらうということでありますので、今の御答弁は官房長官の意思だということで承ります。  そこで、最後に私申し上...全文を見る
08月05日第160回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○舛添要一君 おはようございます。  ただいま政府からの御報告を受けましたが、それに関連しまして、幾つかの点、明らかにしたいと思います。  まず、イラクの政治プロセスでございますけれども、今の御報告にもありましたように、私は、これからイラクに安定した民主主義体制を作るため、少...全文を見る
○舛添要一君 主たる治安の責任は英米軍にあるわけですから、政府としても、もうちょっとしっかり治安を守ること、それは部隊の増強をやってもいいんですけれども、是非そういう点については英米に対して厳しく注文付けると。我が自衛隊にそういう任務がないわけですから、それをお願いしておきたいと...全文を見る
○舛添要一君 局長が補足があるんだと思いますけれども、その前に、今外務大臣がおっしゃったことに更に加えまして、国民会議開催の見通しなんかについて、これはサドル師が先ほどの報告にあったように参加拒否するというようなこともあるんで、どういう条件整えばこれ動き出すことができるのか。それ...全文を見る
○舛添要一君 この政治プロセスについていろんな批判があります。例えば今の暫定評議会、これは亡命していた人たちが中心になってやっているんでイラクの国民の総意を反映していないとか、いろんな意見ありますけれども、結論的に言うと失敗しては絶対駄目なんで、批判は簡単です。じゃ、あなたは別に...全文を見る
○舛添要一君 先般、柔道の、イラクの柔道選手来られて、オリンピック出るということでいろいろ我々も激励をするということなんですが、まずこのオリンピックに参加するイラクの選手のために何か我々が、日本政府が援助、支援していればそれについてお述べいただきたいとともに、イラクの人たちは非常...全文を見る
○舛添要一君 今おっしゃいましたように、土曜日の、これは相手中国で、しかも北京ですから、これできちんと中国がやれるかどうか、これが世界じゅうが注視していると思いますので、引き続き日本政府としても万が一にも不祥事がないようにお伝えいただきたいと思います。そして、済南において重慶に比...全文を見る
○舛添要一君 次に、石破防衛庁長官、先ほど私が紹介しましたムサンナ州のアハメド・マルゾク州評議会議長にあなたはどういうふうに反論しますか。
○舛添要一君 阿部副大臣とともに私も、その五十度のバスラ、イギリス軍訪れたときは五十度こんなものかというのを体験していますから、いかに自衛隊の諸君は大変かというのはよく分かっています。  しかし、長官、問題は、マスコミがというか、日本国民が慣れてきて、ほかのPKOなんかに行って...全文を見る
○舛添要一君 その問題との関連で、私はやっぱりいろんな無理がある。で、一つは、保有するのに行使できないような権利なんてのはないんですから、集団的自衛権保有しているのならば行使すべきであると思います。  したがって、小泉内閣として、今総理大臣おられませんけれども、小泉内閣として今...全文を見る
○舛添要一君 そういう政治プロセスの進展とともに、石破防衛庁長官、海上自衛隊どうするのか。つまり、派遣するのも非常に大変ですけれども、撤退させる時期を見極めて撤退、任務が終了したなら撤退させるべきだと思いますが、政治プロセスが進むのに並行して、具体的に海上自衛隊の展開、どういうふ...全文を見る
○舛添要一君 最後に警察にお伺いいたします。  今、ニューヨークはテロ予告で厳戒態勢に入っております。それから、アテネ・オリンピック絡みでも世界じゅうが非常に警備を強化しております。我々もやっぱり非常な不安を持っています。  ただ一方では、例えば東北新幹線に乗ると新幹線の中に...全文を見る
○舛添要一君 さっきの東北新幹線の例ですけれども、警察の、警察との協力によりという、こう字幕が出るんですね、英文でもね。それでアラート態勢にあるんだと。事業者だけだとやっぱり重みがないんです。ですから、警察という存在というのははっきり出して私は構わないと思いますからね。その点はい...全文を見る
○舛添要一君 暑い夏がまだ続きますけれども、気を引き締めて政府一丸となって、日本国民の生命と財産を守ると、そういう気持ちで頑張っていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
10月20日第161回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○舛添要一君 私は、参議院自由民主党を代表しまして、外交、防衛に特化して今日は質問いたしたいと思います。  まず第一に国連改革ですけれども、先般の国連総会におきまして総理は、国連改革、とりわけ我が国の安全保障理事会常任国入りを要求されました。今なぜそれが必要なのか、そして常任理...全文を見る
○舛添要一君 私の記憶が正しければ、数年前は総理はむしろこの常任理事国入り、相対的にですよ、消極的だったような記憶がございますが、なぜ政策をお変えになったか。どういう変化ですか、それは。
○舛添要一君 その主張はよく分かります。しかし、イラクに行っているのは自衛隊です。武力行使はしなくても、武力を持ったものは行かないといけない。安全保障理事会であって、文化や経済の話をするところではありません。  私は、やっぱり行使はしなくても武装部隊ということが必要だと思います...全文を見る
○舛添要一君 我々は、常任理事国入りするかどうかで憲法改正の中身を変えたいと思っています。ちなみに、この私の考えと全く同じのが総理の補佐官である山崎拓さんであります。いかがですか。
○舛添要一君 拒否権についてお伺いします。  総理は、日本国が拒否権を持った形で常任理事国入りするのか、なくてもいいのか、どちらですか。
○舛添要一君 常任理事国の中で差を設けるべきではないということは私も全くそのとおりだと考えますが、そのときに、そうすると二つ方法がある。我々新しく入る国が持つ、ないしは今既に持っている五大国、これの拒否権を外す、どっちの方向を取られますか。
○舛添要一君 後ほど対中外交について問いただしますけれども、中国が拒否権を発動したら一切通りません。そのことは認識しておられますか。
○舛添要一君 次に、外務大臣にお伺いしますが、その前に尾辻厚生労働大臣、ドミニカ移民について厳しい批判を外務省に投げ付けられました。大臣になられてもその態度は変わりませんか。
○舛添要一君 尾辻大臣の立場で、どういうところが外務省欠陥があって、どういうふうに変えるべきだとお考えですか。
○舛添要一君 次いで、我が参議院から副大臣になりました谷川秀善先生にお伺いいたします。  外務副大臣になられて、この組織に入られて、すばらしい職場に来たとお考えか、えらいところ連れてこられたなとお考えか、いずれですか。
○舛添要一君 さすがすばらしい答弁、ありがとうございました。  さて、町村さん、あなたと私は学生時代以来、私が大変尊敬する先輩であり友人である町村さん、外務大臣になられたので、あえて我が同僚二人の参議院議員の声をお聞かせいたしました。大変皆さんの期待が町村外務大臣に掛かっていま...全文を見る
○舛添要一君 早速それでは御質問申し上げますけれども、イラク情勢について最近報道の量が減って、もうあそこで事件が起こるのは当たり前のようなことになっている。どうなんですか、今の情勢は。簡潔に御説明願います。
○舛添要一君 次に、防衛庁長官にお伺いします。  自衛隊の活動についても報道の量が減っています。今どういう活動をどういうふうにやっているんですか。
○舛添要一君 来年の春にはオランダの部隊も撤収する、それから幾つかの部隊も撤収するという状況ですけれども、我が自衛隊の安全を確保するための今後の見通しというのはどういうふうにお考えですか。
○舛添要一君 総理がASEMに行かれている前後、私はヨーロッパとアジアと回っていました。フィリピンに行ってまいりましたけれども、アロヨ大統領が、まあわずかな数、元々数少ないんですけれども、フィリピン軍を撤退させた。アジアの仲間でこういう国があることについて総理はどういうふうにお考...全文を見る
○舛添要一君 イラクの話を先ほどいたしましたが、インド洋にも我が海上自衛隊が補給活動に出たままです。やっぱり自衛隊出したら、いつ帰すのかと、そういう見通しをある程度持たないと。これエンドレスにいるんですか。十一月一日にインド洋については基本計画の期限切れます。これどうするのか。イ...全文を見る
○舛添要一君 私がその質問をいたしましたのは、今度最新型の「ましゅう」という補給艦が入りますから、大分ローテーション、インド洋、楽になりますけれども、水兵さん、かなわぬですよ。もうローテーション、帰ったと思ったらまたすぐ行かないといけない。やっぱり自衛官のこと、もうちょっと考えて...全文を見る
○舛添要一君 次に、アジア外交についてお伺いいたしますけれども、先般ハノイで行われましたASEM、これはアジアとヨーロッパ一堂に会する大変意義のある外交舞台でございますけれども、総理、出席なさってどういう成果が日本外交にとってはおありだったのか、またどういう感想を持たれたのか、お...全文を見る
○舛添要一君 総理、アメリカはこのASEM、どういうふうに眺めていると思われますか。
○舛添要一君 先ほどの総理の話にありましたけれども、町村外務大臣、今、キン・ニュン首相拘束というようなニュースが流れています。大変緊迫した状況にミャンマーなっています。外務省、最新情報をお伝えください。
○舛添要一君 私がミャンマーの名前出す前に総理自らおっしゃいましたね。ということは、非常にアウン・サン・スー・チーさんの問題含めて、ヨーロッパとアジア、特にASEANの間でミャンマー問題非常に難しい。私は、この人権問題も大事だけれども、インドと中国の間にあって非常に戦略的に重要な...全文を見る
○舛添要一君 そこが我が国の情報能力の欠陥だと思います。みんな、これいつ来るかという、周りで話をしている。外務省、在外公館何やっていたのか。駐在武官だって防衛駐在官だっているんですよ、ミャンマー。ちゃんと報告上がっていなかったんですか。これは前から、タン・シュエ議長。  それで...全文を見る
○舛添要一君 そのときに異なった情報が複数来た方がいいんです。したがって、我が自民党、努力しまして、今は防衛駐在官が直接防衛庁に電報を送れるようになりました。この前までそれできなかったんですよ。全部外務省を通じないと駄目。外務省と違う意見述べたらそこでつぶれていたと。是非、総理、...全文を見る
○舛添要一君 次に、中国外交についてお伺いします。  三年余にわたって首脳会談が行われていない、日中。これはやっぱり、経済は非常に良くなっています、関係は。しかし、政治が冷たいと言われている。もちろん靖国の問題、いろんな問題あると思いますけれども、日本側のイニシアチブで打開する...全文を見る
○舛添要一君 ASEANは、我が国が自衛隊出そうともうそれは大歓迎、それから総理の一々の行動についても何もあげつらうことはしない。こういう関係に日中もなるべきだし、まあいろんなサッカーとかその「冬のソナタ」とか、韓流ということで韓国ともだんだん良くなっている。  しかし、やっぱ...全文を見る
○舛添要一君 中曽根元総理は、委員長のお父様でありますけれども、A級戦犯の分祀というアイデアをお出しになった。それから、国立公園墓地という考え方を出される方もおられる。これについてどうお考えですか。
○舛添要一君 国立公園墓地。
○舛添要一君 引き続き日中関係についてお伺いしますけれども、海洋権益の問題です。  中川経済産業大臣、中国側は、春暁油田だけじゃなくてEEZ、我が国の排他的経済水域の日本の側の中においても鉱区を設定するという情報が入っていますが、これは本当ですか。それに対してどういう対応を政府...全文を見る
○舛添要一君 その外務省と連携を取りながらとおっしゃったけれども、町村外務大臣、今まで外務省の腰が据わっていなかったからこういうことになる。我が自民党では海洋権益に関するワーキングチームを作って提案をいたしました。それで、総理、官邸に閣僚会議を作ってちゃんとやってくれと言ったのに...全文を見る
○舛添要一君 我が党でも、ワーキングチームを今回、政調の委員会として、武見敬三君を委員長として海洋権益の委員会を立ち上げます。  総理、是非政府の方も、全部我々の要求を受け入れられないかもしれないけれども、少なくとも政治レベルの決着が必要なんですから、関係閣僚会議ぐらい作ってい...全文を見る
○舛添要一君 是非、その言葉どおり実施していただきたいと思います。  続いて、北朝鮮の問題についてお話しいたします。  拉致問題、この前、千葉県で加瀬テル子さんという、一九六二年に誘拐された人がまた出てきた。これ、外務大臣、どうするんですか、この拉致問題。よもや政府はこの段階...全文を見る
○舛添要一君 総理、それに加えて、核問題がございます。細田長官、明言されたように、核がある。拉致問題、核問題の解決。我が党は、武部幹事長を始めとして、あめとむち、対話と圧力、必要であれば経済制裁も辞さないと、それぐらいの覚悟で臨むんだと。我が自由民主党はそういう決意でございます。...全文を見る
○舛添要一君 続いて、米軍のトランスフォーメーション、再編成、再配置についてお伺いいたします。  まず最初に、我が党の中でもみんないきり立っているのは、一切与党である我々に説明がない、この国会でもほとんどない、片っ端からどの基地がどうなるという話が出てくる。みんな有権者抱えて選...全文を見る
○舛添要一君 これまた我が党も額賀さんをヘッドにして、国防部会、外交部会、その他の部会、新しいタスクフォースを作って、我々としてこれどうするのか、党でまとめます。党に負けないように政府もしっかりやっていただきたいんですが、そこでまず、自分の国は自分で守るというのは基本だと思います...全文を見る
○舛添要一君 その基本の上に立って、これは仮の理論的なことですから誤解がないようにということを前提にしておきますけれども、自らの国を自らの国、つまり、日本が日本だけで我が国を守ろうとすれば、近隣諸国に核兵器を持った国がございます。核の選択をやるしかないと私は思いますけれども、総理...全文を見る
○舛添要一君 総理は私の質問にお答えになっていません。  我が国が我が国だけで守ると理論的に、仮想ですが、仮定したら、核兵器の選択しかないと私は思います。しかし、私も核兵器を持つべきではないと思うので、ならば、核を持った国が近くにたくさんありますから、核の抑止力が必要なので、そ...全文を見る
○舛添要一君 それはそういうことでいいですが、なぜそういう質問をしたかというと、日米同盟が空気や水のように当たり前のように思っているから間違いだということを言いたいんですよ。  日英同盟が当たり前だと思って、あのころはゴッド・セーブ・ザ・クイーンというイギリスの国歌を村の小学校...全文を見る
○舛添要一君 その認識で大変結構だと思います。  しかし、その日米安保条約を円滑に動かすために沖縄の方々が大変御苦労をなさっている。  夏休み中であったということは分かるんですけれども、普天間のヘリコプター事故以降の政府の対応、非常に後れ取ったと思いますが、その点、反省すべき...全文を見る
○舛添要一君 米軍のトランスフォーメーションとのかかわりで、沖縄の米軍基地含めて日本の米軍基地どうするのかと、非常に絶好の考えるタイミングだと思います。  そこで、普天間基地についてお伺いいたしますけれども、これは防衛庁長官でもどなたでも構いません。  辺野古の沖にSACOの...全文を見る
○舛添要一君 我が党としてもいろんなアイデアを出しますけれども、少なくともこのトランスフォーメーションとの絡みにおいて、例えば今のアメリカの海兵隊、沖縄にいる海兵隊、そんなに要るんだろうか、半分でいいんじゃないか、グアムとどういうふうにして統合できるんだろうか、こういう案を防衛構...全文を見る
○舛添要一君 米軍の再編というのは、恐らく第二次大戦後、最も大きな変化だと思いますので、SACOを結んだときと状況が全く違います。状況が変われば柔軟に変えていくというのが政治のその責任だと思いますので、私の提案として申し上げておきたいと思います。  それから、地位協定の問題です...全文を見る
○舛添要一君 米軍再編絡みで、座間にワシントン州シアトルのアメリカの第一軍団司令部が移るんじゃないかという報道もなされています。  これとの絡みで、極東条項に背反するんじゃないかという批判も出ておりますけれども、防衛庁長官、極東条項についての政府の統一見解をお示しください。
○舛添要一君 防衛局長、三十五年二月二十六日の見解を述べてください。文章で言ってください。──通告してあるぞ。何のために事前レクやっているんだ。
○舛添要一君 それはどこでも、全員一緒にやっているよ。
○舛添要一君 緊張感持ってやれ、緊張感持って。
○舛添要一君 是非緊張感を持って、政府、やっていただきたいですよ。ちゃんと全員集めて、そうして、その日にちまで言ってあるんだよ。だから、そういうことをちゃんとやらなきゃ駄目ですよ。それは委員長からちゃんと御注意願いたいと思います。  そこで、今の見解があるとすれば、やはり座間に...全文を見る
○舛添要一君 脅威の質がいろいろ変わってきて、グローバルなレベルで日米で対応しないといけない。日米同盟というのは世界で最も重要な同盟であって、日本の平和と安全だけではなくて、国際社会の平和と安全と繁栄のために寄与すべきであると。  したがって、今言ったような形での、個人的見解と...全文を見る
○舛添要一君 我が党としても同じ取りまとめを今からやるところでございますんで、政府と協力していい方向に持っていきたいと思います。  郵政の改革、三位一体の改革も大変重要でございますけれども、外交、安全保障についてかじ取りを誤れば国が滅びます。そのことをしっかりと肝に銘じて、総理...全文を見る
10月27日第161回国会 参議院 憲法調査会 第2号
議事録を見る
○舛添要一君 我が国の現憲法では、地方自治、第八章九十二、九十三、九十四、九十五と四条にしかなっていない。このことについて、先ほど森元委員からもありましたように、ある意味であいまいであるし、いろんな解釈を許す。したがって、私が今から述べることは、憲法に書くべきことではないですけれ...全文を見る
○舛添要一君 先ほどの住民投票の議論に一つだけ付け加えさしていただきます。  私がその法的な枠組みにおいて住民投票をどう位置付けるかという問題を提起をしたんですけれども、実を言うと、公職選挙法の厳しい規定の下において我々の選良たちは選ばれます。しかし、住民投票は一切、そういう公...全文を見る
○舛添要一君 まず第一点は、予算単年度主義でございます。三月末になったら無駄なのに道路を掘り返していると、こういう風景に象徴されるように、とにかく予算を消化しないといけないと。これで相当な無駄があると思いますんで、これは単年度主義のある意味で弊害ですから、複数年度主義を認める形を...全文を見る
○舛添要一君 舛添です。  今の松井さんおっしゃったことは、これは英語で言うとインクレメンタリズムという現象ですけれども、私は実は、これは憲法上の規定で片付けられる問題ではなくて、政権交代がないからだというふうに思っていますんで、野党の諸君、是非頑張っていただきたいと思います。
11月02日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
議事録を見る
○舛添要一君 自民党の舛添要一です。  昨日、新しいお札が出まして、まあこれはなかなか偽造ができないいい物だと思いますし、これの発行を機に、日本経済ぐっと上向きになってもらいたいと、みんなもそういう願いを持っていると思います。  それで、最初、お札の経済学のような話をお伺いし...全文を見る
○舛添要一君 この新札発行を機にたんす預金が外に出て少し世の中の金巡りがよくなるんじゃないか、そういう意味でマネーサプライ増えるんじゃないかと、こういうふうに期待していますけれども、そういうことはございませんかね。
○舛添要一君 それと、この新しいお札はサイズは前のと同じなんで、自動販売機なんかを総取替えということはないと思いますけれども、少なくともソフトを替えないといけない。そうすると、この内需拡大効果というのは、総裁、どれぐらいになると見通しておられますか。これも難しい質問ですが、お見通...全文を見る
○舛添要一君 多く見れば九千億ぐらいというような数字も出たり、一兆円規模なればこれも内需拡大効果があると思いますので、そういう点も期待したいと思います。  今ちょうどそのお金の話が出ましたので、マネーサプライのことをちょっとお伺いしたいんですけれども、私自身、マネーサプライ見て...全文を見る
○舛添要一君 今の総裁の御答弁にもありましたけれども、銀行貸出し自体が九月でマイナス一・二%ぐらい、前年比、であると思いますが、この減少幅がだんだん、つまり貸出し態度が緩和してきているという、この傾向は続くというふうにお考えでしょうか。
○舛添要一君 次に、景気の見通しについてお伺いいたしますけれども、一部の論者、それから私も幾つかの指標を見ますと、景気が場合によっては後退、下降局面に入っているんではないかなと。例えば、株価を見ました場合に、一万円、一千に行かない、なかなか一万二千円というところまで行かない。これ...全文を見る
○舛添要一君 そこで、先ほど申し上げましたけれども、最大の問題は原油高、五十ドルをバレル当たり超えるような状況になって、先行きがちょっと不明でありますし、これから寒い時期に入りますと需要が増してくる。これが日本経済に与える影響というのはどういうふうに日銀としてはお考えでしょうか。
○舛添要一君 今の日本経済の好調ぶりは、一つは輸出主導、輸出が非常に好調である、設備投資含めてですね。そうすると、それは、受皿は中国経済、年率九%の成長、それからアメリカ経済も非常に好調である。  そこで、この二つの国の動向についてお伺いいたしますけれども、先般、中国が〇・二七...全文を見る
○舛添要一君 アメリカ経済についてですけれども、正に今日、アメリカ大統領選挙ということでありますが、ブッシュさん勝利の場合は、これは基本的な政策、継続すると思っていいんでしょうが、ケリーさんになった場合に、例えば最悪のシナリオを描きますと、ドル安に意図的に持っていく、したがって日...全文を見る
○舛添要一君 次に、デフレをどう克服するかということについて議論したいと思いますけれども、この点に関しては、日銀もいつどこでと、これ明確に言えない状況だと思いますし、依然としてデフレは続いていると思います。  そして、その政策手段として、これは私どもがずっと日銀を批判してきたこ...全文を見る
○舛添要一君 三年前、私が参議院議員になったときは、日銀当座預金残高、たしか四兆円ぐらいだったと思います。これが三十から三十五兆円、金曜日の政策決定会合でも維持されると。それから、買いオペも四千億だったのが今一兆二千億円ですか。だから、相当我々の提案をお聞きいただいたなというふう...全文を見る
○舛添要一君 完全にデフレから脱却するまで、これは政府も日銀も、それから我々も一生懸命協力していい政策を考え出さないといけないと思いますけれども、私、先般、総裁のお話で少し頭に残っているのは、その市場にとって財政赤字というか、それが一つの阻害要因になり得るのかなというようなことを...全文を見る
○舛添要一君 二〇〇〇年八月のゼロ金利解除のようなミスを二度と繰り返さない形でデフレの克服に努力をしていただいて、慎重に出口をお探りいただきたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月05日第161回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号
議事録を見る
○小委員長(舛添要一君) ただいまから憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび小委員長に選任されました舛添要一でございます。  小委員会の運営に当たりましては、小委員の皆様方の御指導と御協力を賜...全文を見る
○小委員長(舛添要一君) 二院制と参議院の在り方に関する件を議題といたします。  本日は、選挙制度を中心とした参議院の在り方について、慶應義塾大学法学部教授小林良彰参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、...全文を見る
○小委員長(舛添要一君) ありがとうございました。  以上で参考人の意見陳述は終了いたしました。  これより参考人に対する質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。  また、時間が限られておりますので、質疑、答弁とも簡潔に願います。  山下英利君。
○小委員長(舛添要一君) 富岡由紀夫君。
○小委員長(舛添要一君) 山下栄一君。
○小委員長(舛添要一君) 吉川春子君。
○小委員長(舛添要一君) 田英夫君。
○小委員長(舛添要一君) 以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  この際、一言申し上げます。  参考人におかれましては、大変貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。小委員会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。(拍手)  速記を止めてくだ...全文を見る
○小委員長(舛添要一君) 速記を起こしてください。  ただいまの参考人質疑を踏まえて、四十分程度、小委員相互間の意見交換を行いたいと存じます。  小委員の一回の発言時間は五分程度でお願いいたします。  なお、御発言は着席のままで結構でございます。  それでは、御意見のある...全文を見る
○小委員長(舛添要一君) 郡司彰君。
○小委員長(舛添要一君) 富岡由紀夫君。
○小委員長(舛添要一君) 荒井正吾君。
○小委員長(舛添要一君) 松井孝治君。
○小委員長(舛添要一君) 藤野公孝君。
○小委員長(舛添要一君) 吉川春子君。
○小委員長(舛添要一君) 武見敬三君。
○小委員長(舛添要一君) 簗瀬会長代理。
○小委員長(舛添要一君) 他に御発言はございませんか。田英夫君。
○小委員長(舛添要一君) 他に御発言はございませんか。他に御発言もないようですから、本日の意見交換はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時二十八分散会
11月10日第161回国会 参議院 憲法調査会 第3号
議事録を見る
○舛添要一君 自民党の舛添要一です。  今日は、第九条と憲法前文について意見を申し述べます。  まず、第九条ですけれども、戦後のずっと時代の流れを考えてきたときに、そこにある理想は理想として、やはり明確にこれを改正すべきであるというふうに思います。そのポイントが二点ございまし...全文を見る
○舛添要一君 まず申し上げたいのは、今非常に抽象的な概念として平和ということを語っていますけれども、平和というのは極めて具体的なものであるということを再確認したいと思います。  私自身、カンボジアに参りました、このイラクにも参りました。カンボジアで殺された中田君という大阪の青年...全文を見る
○舛添要一君 三分間、発言の機会をお与えください。
○舛添要一君 今の富岡議員にちょっと反論をさせていただきたいと思います。  理想は理想として非常に結構でございますし、今おっしゃったことは、私が予算委員会で小泉総理に御質問したら、小泉総理も同じようなことでおっしゃいました。しかし、この国際連盟、国際連合というのは歴史をしっかり...全文を見る
11月17日第161回国会 参議院 憲法調査会 第4号
議事録を見る
○舛添要一君 ありがとうございます。  自民党の憲法調査会の議論も踏まえて、幾つか論点整理のつもりでお話しいたします。  最初に、新しい権利については、新しい人権としてプライバシー権、それから今議論ありました知る権利、これを付け加えることには賛成でございます。さらに、それに付...全文を見る
○舛添要一君 今、結社の自由、二十一条についてありましたんで、これは憲法と異なる、憲法と直接関係ないかもしれませんですけれども、こういう問題が政治家にはございますよということを提起さしていただきたい。  二十一条は、これ非常に重い。それは、田委員も先ほどおっしゃったように、非常...全文を見る
11月19日第161回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号
議事録を見る
○小委員長(舛添要一君) ただいまから憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会を開会いたします。  二院制と参議院の在り方に関する件を議題といたします。  本日は、参議院と衆議院の役割分担について、二時間程度、小委員相互間の意見交換を行います。  まず初めに、各会派...全文を見る
○小委員長(舛添要一君) 松井孝治君。
○小委員長(舛添要一君) 山下栄一君。
○小委員長(舛添要一君) 吉川春子君。
○小委員長(舛添要一君) 田英夫君。
○小委員長(舛添要一君) 以上で各会派一巡いたしましたので、これより自由に意見交換を行います。  小委員の一回の発言時間は五分程度でお願いいたします。  なお、御発言は着席のままで結構でございます。  それでは、御意見のある方は挙手をお願いいたします。  愛知治郎君。
○小委員長(舛添要一君) 鈴木寛君。
○小委員長(舛添要一君) 松井孝治君。
○小委員長(舛添要一君) 森元恒雄君。
○小委員長(舛添要一君) 藤野公孝君。
○小委員長(舛添要一君) 山下英利君。
○小委員長(舛添要一君) 吉川春子君。
○小委員長(舛添要一君) 荒井正吾君。
○小委員長(舛添要一君) 郡司彰君。
○小委員長(舛添要一君) 富岡由紀夫君。
○小委員長(舛添要一君) 簗瀬会長代理。
○小委員長(舛添要一君) 愛知治郎君。
○小委員長(舛添要一君) 松井孝治君。
○小委員長(舛添要一君) 田英夫君。
○小委員長(舛添要一君) 関谷会長。
○小委員長(舛添要一君) 他に御発言はございませんか。他に御発言もないようですから、本日の意見交換はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時三十三分散会
11月24日第161回国会 参議院 憲法調査会 第5号
議事録を見る
○舛添要一君 自由民主党の舛添要一でございます。  まず、司法全体について申し上げますと、今非常に裁判に時間が掛かる、これは私は大変問題であろうというふうに思いますので、裁判は迅速に行う、迅速でない裁判は裁判ではないと、そういうプログラム規定を述べるべきであって、被害者が亡くな...全文を見る
○舛添要一君 今御質問がありましたので、先ほど時間の制約でその効力についてお話しできませんでしたので申し上げますと、第一カテゴリーの具体的な規範統制については、もし憲法裁判所が違憲の判決をしたときは、その係争事件に関しては何人もこの違憲の判決に拘束されるということです。  それ...全文を見る
○舛添要一君 会長。今の。
○舛添要一君 今、吉川先生からお話しありましたけれども、私は、政治的に介入して報酬を減額することができるためにそれを置くのではなくて、正にこのデフレという経済状況において、例えば、ほかの公務員がみんな報酬をカットされているときに裁判官だけ、そういう意味での物価調整というか物価スラ...全文を見る
11月30日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
議事録を見る
○舛添要一君 自由民主党の舛添要一です。  九月にシティバンク東京支店が金融庁から厳しい処分を受けました。これは重大な法令違反と不適切な取引慣行ということでありますけれども、こういう不正をあなたのところの従業員が法律違反だということを知ってやっていたのか、それとも知っていなかっ...全文を見る
○舛添要一君 先ほどの私の質問にお答えください。
○舛添要一君 コンプライアンスのマニュアルを全行員に配置してありましたか。そして、そのコンプライアンスのマニュアルどおりに仕事をやるということを監督するコンプライアンス監督部門というのはちゃんと機能していたんですか。
○舛添要一君 問題は、そのマニュアルを配付されていても守らなければしようがないんで、先ほどおっしゃったように、アグレッシブなビジネスをやることに、つまりプロフィットを上げることに、利益を上げることに全力を集中して、会社全体としてコンプライアンスを守らせる体制がしっかりできていなか...全文を見る
○舛添要一君 次に、顧客に対するハイリスク商品への十分な説明がなかったという点でありますけれども、デュアルカレンシー債、つまりプレミアムデポジットとかパワーリバース、こういう商品について十分な説明をしないまま勧めていったと、こういう点については改善されたんでしょうか。
○舛添要一君 ニューヨークの本部は日本でこういう不正が行われたことを知っていたんじゃないですか。知っていて黙認していたのではありませんか。
○舛添要一君 時間が来ましたので、最後に一言言って終わります。  東京支店、シティバンク東京支店は金融庁の検査に協力的でなかったと聞いております。我々はアメリカの占領国ではありませんので。日本においては何をやってもいい、そういうおごりが見えてなりません。しかし、我々独立国であり...全文を見る
12月01日第161回国会 参議院 憲法調査会 第6号
議事録を見る
○舛添要一君 二院制と参議院の在り方に関する小委員会・小委員長報告(論点整理)、平成十六年十二月一日。  二院制と参議院の在り方に関する小委員会の経過について御報告申し上げます。  二院制と参議院の在り方については、従前より参議院憲法調査会が責任を持って調査検討を行うべきとい...全文を見る
○舛添要一君 小委員長として、ちょっと先ほどの報告、私の説明が悪かったかと思いますので、今の松井委員に対して補足説明をいたしたいと思います。  ペーパーの三ページ、会期制の問題でございます。ペーパーの三ページお開けください。ここに、「行政監視、政策評価」ということで書いておりま...全文を見る